えるこプラス〜高齢者とペット〜

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高齢者とペット

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「年を取ってペットを飼い始めるのは良くない」といわれていますが、
シニア世代がペットを飼うことは、心身の健康維持にいいことがいっぱ
い!最後まで面倒を見られないかも…と頭から否定せず、“高齢者と
ペット”のより良い関係について考えてみましょう。

 

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【取材協力】 松本奈実恵さん

アリスドッグスクール主宰。ジャパンケネルクラブ公認訓練士。オーストラリアでドッグセラピーの勉強を重ね、ドッグセラピー施設訪問を続けている。

動物との触れ合いが人間にもたらす効果については、1970年代に欧米で研究が始まり、以下の効果があることが分かっています。

動物との触れ合いが 高齢者にもたらす効果とは…

生理的身体的効果

動物のご飯を準備したり、遊んであげたり、散歩に連れて行ったりすることで、日常の運動や動作が確実に多くなります。高齢者の一人暮らしだと、気が付いたら1日に一回も声を出していない…なんてことがあるかもしれません。でもペットがいると話しかけることにより、声を出す機会が増えます。

社会性の改善

動物を介しての話題提供や会話の促進など“社会的な潤滑油効果”のことです。知らない人ともペットを介してなら話も弾み、それによって人との輪が広がります。例えばリタイアしたばかりで近所付き合いが希薄な人も、犬友や猫友をきっかけに新しいコミュニティが生まれたりします。

精神的作用

動物は人に対して自尊心、責任感、必要とされている気持ち、自立心、安ど感、笑い、楽しみをもたらし、ストレスや孤独感を和らげる緩衝作用があります。「この子のために元気で長生きしよう」という前向きな意欲につながります。自分の意志だけで毎日歩いたり運動したりは難しくても、「散歩に連れて行ってあげないと」となると多少面倒でも立ち上がれるものです。

大切なのは 周りのサポート

高齢者がペットを飼うにあたって大事なのは、近所や家族のサポート体制。急な入院や旅行などに備えて、安心して預けられる施設や人を話し合って決めておきましょう。日ごろからペットの社会性(他人を怖がらない、トイレのしつけ、かまない、無駄吠えしない…など)をトレーニングで身に付けさせておくと、いざという時の選択肢が広がります。飼い主にしか心を開かないようでは、“ペットを溺愛、心配するあまり引きこもり”ということにもなりかねません。

高齢者のペット選び

【取材協力】 香川県健康福祉部生活衛生課乳肉衛生・動物愛護グループ

 

1.家族の理解

新しい家族が増えることへの家族全員の“賛成”と“協力の約束”が大前提。

2.犬種選び

体力や生活スタイル、過去の飼育歴などを踏まえて選考。体重の重い大型犬や、多くの運動・エネルギー発散を必要とする犬種(牧羊犬や狩猟犬などの血が入った犬種)は避けた方が無難。性質や体格が安定している成犬を、保健所や動物愛護団体から譲渡を受ける方法も。

3.万一の時の準備

元気なうちに将来のことを決めておく。知人、友人をはじめ、民間のペットシッターなど(業者の場合は動物取扱業の登録を確認)に、日ごろから散歩や宿泊を依頼するなどして慣らしておくとより安心。

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「四国の魅力を発掘・発信」

 
kanezaki
東京と実家のある香川県を拠点に、フリーランスの編集者として活躍。おいしいお酒と食のためなら、全国どこへだって飛んでいくバイタリティーの持ち主です。琴平町出身の彼女の父親は、讃岐を代表する酒造メーカーの杜氏でした。「物心ついた時から“酒造り”の現場の空気を身近に感じてきた」という金関さんが、20代の時に初めて手がけた著書が「日本全国うまい焼酎・虎の巻」。若さを武器に体当たりで挑んだ1冊です。「作り手の本音を聞きたくて勧められるがまま飲みに飲んで、最後に動けなくなったことも(笑)。若気の至りですね」。  故郷の魅力を再認識し始めたのは5年ほど前。昨年は四国4県の出身者が中心となって、東京で四国の食と酒を紹介するイベント「Shikoku Sake Trip」を開催しました。「大学で考古学を専攻していたので、掘り起こすことが好きなんです。四国をはじめ、全国のおいしいモノを発掘・発信していきたい」。今後の活躍も楽しみです。
 

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テーマ:今の65歳は“高齢者”だと思う?

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県内在住の20歳以上120人にアンケートを実施。「思わない」と回答したのは全体の67㌫ですが、回答者を65歳以上に限定するとその数字は83㌫に。「自分が70歳になるころには75歳に引き上げられたりして(笑)。いつまでたっても高齢者の仲間入りができないのは、うれしいような悲しいような…」という人も。高齢化社会は高齢者の意識も大きく影響?
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オトナモノ vol.12

初心者へのアフターサービスも万全

宅配ミニ盆栽 (松で2000円台〜)

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四国五葉松をはじめとする「各種松」、花をめでる「サクラ」、色の変化を楽しめる「紅葉」、かんきつ系の実がなる「キンズ」など、100種類もの植物から好みをチョイス。基本はネット販売ですが、電話で希望やイメージを伝えれば選んでもらうこともOK。初心者用道具セット(4200円〜)もあります。女性店主が用途に合わせてアレンジしてくれる贈答用無料ラッピングサービスあり。
bonsai

問い合わせ

TEL087(885)2270 盆栽妙(土・日曜、祝日を除く)
http://www.bonsaimyo.com
 

青森からやってきたニューフェイス

りんごあめスウィーツキット(756円) ※リンゴは別売り
ringoame
 
リンゴの産地・青森県の会社「MACURE(マキュレ)」が開発した、レンジで作るりんご飴キット。子どもたちはもちろん、大人も昔食べた屋台の味を懐かしみながら、おうちで楽しく手作り。かわいいリンゴ(アルプス乙女)をパティシエ考案のあめに絡めて、さぁ召し上がれ。トッピング用発芽玄米パフ付きです。あめが残ったらバナナもイケます。販売はマルヨシセンター国分寺店・松縄店・茜町店ほか。
ringo

問い合わせ

TEL087(831)0570 マルヨシセンター(青果センター)

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