くらしHOW TO vol.12

“ポタジェ”のある暮らし

自宅に庭がないからガーデニングは無理…なんてあきらめていませんか。大丈夫!“ポタジェ”なら、ベランダなどにちょっとしたスペースがあれば十分楽しめます。
見ても食べても楽しめるポタジェで、生活に潤いを-。

“キレイ&おいしい”を実現するコツは

ポタジェの魅力は何といっても、鑑賞した後、食べられること。部屋に飾った時にオシャレで、さらにおいしい野菜に育てるには、いくつかポイントがあります。

プランターの素材で違いを出す

葉物の野菜を植える場合は浅いプランターでも大丈夫ですが、ツルものや根の張る野菜を植える場合は、深さのあるものを使いましょう。そこをクリアした上で、木箱のコンテナやスチールの鉢など、素材で遊ぶのもオシャレ。大きさは好みで。

野菜の組み合わせを考える

成長の早い野菜と、少し時間のかかる野菜を組み合わせれば、いつでも何か収穫できるポタジェに。西洋ホウレン草や赤水菜など、スーパーで購入できないレアな野菜に挑戦するのもおもしろいかも。

植物同士の相性を考えて相乗効果を

コンパニオンプランツ=相性の良い植物同士を一緒に植えると、良い効果をもたらすといわれています。例えば

  • トマト×バジル -> トマトの味が良くなる
  • トマト×タマネギ -> 丈夫に育つ
  • キャベツ×レタス -> アオムシがつきにくい
  • マリーゴールド×トマト・イモ・豆類 -> 防虫効果

野菜同士、ハーブと野菜など、いろんなコンパニオンプランツがあるので試してみて

置く場所を考えて植物を選ぶ

野菜は、日当たりの良い場所がベスト。そのため、同じプランターに日陰用の植物は入れないようにしましょう。置き場所をコロコロ変えては植物も定植できないので、気をつけて。

野菜や植物の性質に合わせてお手入れを

土が乾いたら水やりをして、肥料は液肥を10日に1度程度を目安にあげましょう。植物の成長を妨げないよう、野菜や花が終わったら摘みます。収穫が終わった野菜は根ごと取り出し、その場所に次の季節の野菜を植えて、少しずつ衣替えするように野菜を変えていきましょう。

ポタジェとは? いざ実践

フランス語で家庭菜園のこと。野菜と花を組み合わせ、実用と鑑賞が同時に楽しめるフランススタイルの家庭菜園。もともと虫よけ効果のある花を野菜と一緒に植えていたのが始まりだとか。

1.まずは苗を選びます

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今回は7種類を使用

  • 野菜:小松菜
  • 野菜:イチゴ
  • 野菜:スイスチャード(西洋ホウレン草)
  • 花:オステオスペルマム
  • 野菜:赤ホウレン草
  • 野菜:赤水菜
  • ハーブ:ローズマリー

植える前に机上でどのような配置にするかを考えます。今回の花は高さがあるので、後ろ側に置くことにしました。低い花の場合は手前に持ってくるのがおすすめ。

2.植えていきます

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根をほぐしながら、一株一株丁寧に植えましょう。一株が大きいものは2~3株に分けて、散らすように植えてみましょう。

3.全部植えたら完成

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「今、植えたばかり」と感じさせないよう、プランター全体に野菜や花をすき間なく植えましょう。多めに入れた方が見た目にも楽しく仕上がります。

教えてもらったのは

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フラワーガーデン花崎
ウォールバスケットデザイナー、ギャザリングアドバイザー、
グリーンアドバイザー・花崎かおりさんリビングカルチャーセンターでも、ポタジェを作る「おしゃれにコンテナ野菜を飾ろう!!」を毎月2回開催中。
4月は15日(金)と18日(月)。
詳細はTEL:087(811)1777リビングカルチャーセンターへ。
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