親しき仲にも礼儀あり そうでもなければ、なおのこと 嫁VS姑 NGワード

女性たちの永遠のテーマといえば嫁姑問題。うまくいっているようでも、そこはやっぱり義理の仲。特に、帰省などで一緒に過ごす時間が増える年末年始は要注意…ということで、緊急アンケートを実施。「あの言葉で傷ついた」「こんなふうに言われて一触即発の危機に」などなど、決して口にしてはいけないひと言を聞きました。

 

姑→嫁への禁句

第1位「息子や孫の世話をしっかりやって」
第2位「孫はまだできないの?」
第3位「実家の育て方が悪い」

まずは、嫁を対象に姑との関係を聞いてみると、意外にもうまくいっている様子。「とてもうまくいっている」「まあまあうまくいっている」を合わせると8割近くという結果になりました【グラフ1】。
それでも、いろいろとあるようで…。姑から言われてイヤだったことのほとんどは、息子や孫に関するもの。「お総菜を買ってくるなんてだめ。息子たちには手作りを食べさせて」「孫を叱りすぎ」「母乳が足りていないのでは」「私は子どもを病気にしたりしなかった」「息子に家事をさせないで」などなど、息子や孫かわいさの発言も、度が過ぎると嫁にはうっとうしいのです。さらに孫を催促する言葉も嫁にはプレッシャーに。「隣には孫ができたのに…」などは特にNG。中には10年間言われ続けたという声もありました。  ずっとわだかまりが残るのは、実家の悪口。箸の持ち方、料理の味付け、掃除の仕方など、何かにつけて「実家のしつけが…」と言われるのはかなりのストレス。両親や兄弟のことを悪く言われるのは気持ちのいいものではありません。別居の原因になった人もいるようです。
 

嫁に聞きました

姑との関係についてどう感じていますか?

【グラフ1】

 
ほかにもあるある
「長男の嫁でしょう」
「次は男の子を産んでね」
「この刺身は息子に食べさせるために買ってきた」
「孫が息子に似ていない」
「この家のやり方に従って」
「主婦が友達と外でご飯を食べるのはおかしい」
「娘の方の孫はよくできるのに」
「長男の嫁は家柄も頭もいいのに」
「実家にばっかり行って、息子を婿にやった覚えはない」
「仕事が遅くなって、孫かかわいそうと思わないの?」
「うちの息子たちはみんな国立大学卒よ」
「いつ掃除したの?」
「もっと若い嫁が良かった」
「あなたの実家からのお歳暮は安物ね」
 

嫁→姑への禁句

第1位「お義母さんのやり方は古い」
第2位「夫婦のことに干渉しないで」
第3位「夫の育て方が良くない」

同じように、姑に嫁との関係を聞いたアンケートでは、やはり8割近くが「とてもうまくいっている」「まあまあうまくいっている」と回答。ただその内訳を見ると、嫁の「とてもうまくいっている」9%に対し、姑は40.5%。そこに微妙な温度差を感じます【グラフ2】。
最も多かったのは、家事や子育てに関する考え方ややり方が古いと言われること。「子どもに食べ物を与えないで」「抱き癖がつくから、泣いても抱かないで」「家事や育児など、私たちのことに口を出さないで」など、キツイ言葉を投げかけられたことも少なくないとか。それでも言われているうちはまだいい方で、次第に家にも寄りつかなくなったという悲しい訴えもありました。
「夫がだらしないのはお義母さんが甘やかしたせい」「子どもの運動神経が悪いのは夫に似たから」という言葉にも心穏やかではない様子。何歳まで息子の責任を負わなければならないのか、でもいくつになっても息子はかわいい…そんな複雑な母心が感じられます。
 

姑に聞きました

嫁との関係についてどう感じていますか?

【グラフ2】

 
 
まだまだあるある
「介護をするつもりはない」
「専業主婦しかやっていないお義母さんには分からない」
「夫の稼ぎが悪いから、お義母さんからお金を出してもらって当然」
「おかずを持ってこられるのは面倒」
「子どもの将来に口出ししないで」
「夫とは結婚したけれど、家と結婚したわけではない」
「私たち夫婦には私たちの生活がある」
「子どもたちに物を買い与えないで」
「生きている間に財産分与をして」
「家にしょっちゅう来るのはやめて」
 

円満の秘けつは「適度な距離」 キーマンは「夫」

嫁姑関係を円満に保つ秘けつは、嫁、姑ともに、「適度な距離」という回答が圧倒的。干渉しない、深く関わらない、適当に合わせる…といったドライな意見が多い中、感謝をする、ありがとうを口に出して言う、という優しい声もありました。また嫁姑間に何かあったときには夫に相談するという声が、両者ともに多数。聞いてもらうだけでも気分がラクになるそうです。
自分はその気がなくても、知らず知らずに相手を傷つけていることも。思いやりが大切と分かってはいても、やっぱり実の親子とは違って難しい嫁姑問題。とりあえず、今回のアンケート結果を参考に、年末年始を笑顔で過ごしましょう。

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