四国八十八景を巡るフォトトリップの記録(3/5)

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四国八十八景を巡るフォトトリップの記録(3/5)
3、工場と私〜キトクラス、アドリブ〜

 

最近の工場は進化しているらしい

働き方改革、ダブルワーク解禁……
世の中の仕事の流れが変わりつつある昨今、一昔前に隆盛を誇ったレトロな職業は、我々メディアもそうですがなかなか厳しい状況に。

昔ながらの町工場や、素晴らしい技術のある中小企業も例外ではありません。
そんな中、どうやら今回訪ねる2カ所の工場はなにやら変わった点があるそうです。

一体何が待ち受けているのでしょう。

 

ケース1:キトクラス

昭和22年に創業した山一木材は、栗熊の小さな森の中にある木材屋。

  

県道278号を挟んで南側は工場、そして、北側は雑貨店、カフェやギャラリーが広がっています。

 

  

非常にモダンな印象で、美術館のような佇まい。
木の香りのする店内には、工場で作られた木工製品をはじめ、ナチュラルなメニューや、生活に寄り添う素敵な日用品がたくさん。

雑貨店にあった工場で飼っている犬のむくちゃんをモデルにした張子がキュートでした。


工場には、実際に触れて良さを実感できる床材や家具などの展示がありました。

 

 


歩くと音がなるドレミ階段

名前の通り「木と暮らす」ことが楽しくなる空間でした。

 

 

ケース2:アドリブ

もう1つは今回の旅で宿泊先としてお世話になった徳島県美馬市脇町のPLAY & WORKS  AD LIV(アドリブ)。

こちらは印刷工場をリノベーションした多目的施設で、昭和35年に活版印刷会社として創業したナカガワ・アドが、現在は広告代理店へ業態を変更し運営しています。

エントランスからの廊下を進むと、ブワッと大きな吹き抜けのエリアに出ます。
テーブルやバーカウンターのあるイベントスペースのほか、
テントやアウトドアチェアなどオシャレなキャンプグッズが所狭しと並んでいて、テラスハウスに出てきそうな雰囲気でした。

 

折畳みの自転車でのポタリングツアーも開催されているとのこと。
仲の良い友達や家族とワイワイ来たら、一生の思い出になること間違いなしです。
フロア内を探検したり、テントに潜り込んでおしゃべりしたりしているうちにあっという間に夜が更けていきました。

 

 

2段になっているベッドはブースの中で立てる程ゆったり
語り尽くしたあとに、上からみんなの様子をうかがうのも楽しみのひとつだ

 

古くて新しい工場たち

カフェになった工場と宿泊できる工場を訪れ感じたことは、どちらも心は昔と変わらず、形態は時代に合わせて変化をしているのだなということでした。

オシャレで楽しい新しい空間だからこそ、バックグラウンドに広がる長く続いた工場ならではの
懐かしく丁寧な仕事をより強く感じられるのだと思います。

 

口で言うのは簡単ですが、並大抵でない努力があったのだろうと想像するとただただ頭が下がる思いです。

 

この記事で登場した四国八十八景

85番
「木と暮らす」ことを伝える、緑が気持ちの良い空間
眺める場所:キトクラスカフェ
所在地:香川県丸亀市

 

次回予告!3月27日更新

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