ちびと。 「幼稚園デビュー」
何が出来れば困らない?
入園までにやっておきたい身のまわりの準備
4月からいよいよ幼稚園デビュー!楽しみな反面、うちの子は大丈夫?と心配になるお母さんも多いのでは。そこで今回は園生活を楽しくスタートするために、身につけておきたいスキルや心構えについて伺いました。
【教えてくれたのは】
くにとう幼稚園
園長、岡三雅さん
代表主任、滝川陽子さん
ごはん
「コップで飲む」「お箸が使える」などはできる方がベター。でも、できなくても大丈夫。「必要なのは“自分でやろうとする気持ち”」と、岡先生。食べることは楽しい、給食が楽しみ、と思わせる雰囲気づくりを家庭でも心がけて。加えて「好き嫌いを少しでも減らす」と、給食時間をより楽しく迎えられます。
おきがえ
「靴が履ける」「ボタンをとめる」「洋服がたためる」など、自分のことが一人でできるようになるのは、入園のあるなしに関わらず大切。入園しても上靴を履いたり、制服からスモックに着替えたりと、自分でやらなくてはならない状況が生まれます。時間がかかっても、自分でできるよう見守ってあげましょう。
といれ
入園までにオムツを取りたいと焦るお母さんも多いそうですが、「いつかは取れるものなので無理しないでほしい」と、滝川先生。入園後に周りの友達を見て、あっという間にオムツが取れた、ということもよくあるそう。「トイレに行きたいことが伝えられる」ぐらいを目標に、気軽に構えたいものです。
はやねはやおき
生活リズムは一朝一夕に変えられないので、そろそろ取り組みたいもの。特に早寝早起きの習慣は大切です。なかなか起きられず、食欲もないから朝ご飯抜き…では元気に1日を過ごすことができません。早めに起床し、ゆっくり朝ご飯を食べ、登園時間に間に合うよう余裕を持って家を出るために、早めに就寝する習慣を定着させておきましょう。
そのほか(あそびなど)
「指先を使った動きをたくさん経験してほしい」と、滝川先生。折り紙やいろんな色を使ったお絵描き…、入園するとハサミやノリを使う作業も出てくるので、積極的に指先を使う遊びを生活の中に取り入れて、余裕があれば道具を使う練習もしておきましょう。
「入園に向けて、できないことに目を向けがちですが、できることを褒めて、自信を持たせてあげることが一番大切です」と、岡先生。「幼稚園に行ったら、お友達がいっぱいできるよ」「みんなで歌うの楽しいね」など、幼稚園の楽しいイメージを膨らませてあげて。入園準備物を一緒に用意しながら、子どものテンションUPを図りましょう。
また入園は子離れ親離れする一つの機会。意外と親の方が寂しくて門から離れない―なんて話もあるそう。親の不安は子どもに伝わります。親が幼稚園を信頼して、安心して送り出せるよう、自身の心の準備も忘れずに。
時代を超えて伝えたいメッセージ
「父は空 母は大地~インディアンからの手紙~」
寮美千子 編・訳
篠崎正喜 画
パロル社 刊
1700円
※ほか、ロクリン社、JULA出版局からも刊行【販売:宮脇書店】
大地は私たちに属しているのではない。私たちが大地に属しているのだ―。文明が進み、あらゆるものが便利になった現代を「幸せ」と言えるだろうか?人間と自然のあるべき調和を易しい言葉で説いた一冊。
今月の本
紹介者
読み聞かせグループ
「クラムボン」メンバー
高重裕子(ひろこ)さん
読み聞かせ歴40年近く、御年75歳!三木町の自宅で「ぼちぼち文庫」を開設し、親子の交流の場を提供。毎月地元の施設や学校を訪問し、幅広い世代に本の素晴らしさを伝えています。パワーの源は?「子どもたちの素直な反応!」。活気ある読み聞かせを三木町文化交流プラザ(TEL 087(898)9222)で体感してみて。
おとうさんのための読み聞かせ講座
2月25日(土)午後2時~3時
たかまつミライエ 1階 体験学習コーナー(高松市松島町)
2男3女の父親であり、幅広い年代に読み聞かせ活動を行っている諸石正宣さんの読み聞かせ講座。父親目線での絵本の選び方や伝え方など、楽しく聞いて“読みメン”を目指しましょう。簡単な工作遊びもあり。対象は乳幼児~小学生と保護者。当日先着30人。参加無料。
●問い合わせ:TEL 087(833)7727夢みらい図書館
ミズノ運動会必勝塾
3月5日(日)、①午前10時半~正午 ②午後2時~3時半
香川県総合運動公園 多目的広場(高松市生島町)
スタートのコツ、走る姿勢、手の振り方など、ポイントをつかめば「走る力」がぐんとアップ。しっかりマスターして春の運動会に備えましょう。対象は小学生。各回先着20人。参加費500円。2月26日(日)午後5時までに電話で申し込み。
●申し込み・問い合わせ:TEL 087(881)0354同園管理事務所
選べる楽しさがうれしい
パティスリー スミダ南新町店
自身も小麦アレルギーという店主。店内には、県産「おいでまい」の米粉を使った、グルテンフリー(小麦粉不使用)のスイーツが並びます。パンダ・クマ・ウサギなど、動物モチーフのマカロン(248円~)は子どもたちから大人気。軽めの食感に適度な甘さで、マカロンが苦手な人にも好評だそう。一つひとつ表情も違うので、お気に入りを見つけてみて。フルーツやキャラデコなど、バースデーケーキもグルテンフリー。種類も豊富です。
高松市南新町8―30
TEL 087(813)2775
◇営/午前11時~午後8時
◇休/無休
◇P/なし
香川色豊かな逸品
菓子工房ルーヴ空港通り店
県産米「おいでまい」と和三盆糖がコラボした、もっちり食感の和スイーツ「和三盆手巻」(1620円)。「2014年ROLL―1(ロールワン)グランプリ」でも優勝し、不動の人気を誇ります。口どけのよい上品な甘さはさすが讃岐の名糖。特別な日のおもたせにも喜ばれそうです。一口サイズの「ほろほろクッキー」(1080円)やしょうゆが香ばしいサブレ「たべてんまい」(1080円)も米粉を使用。続々と米粉スイーツが登場しています。
高松市鹿角町290―1
フリーダイヤル 0120(869)787
◇営/午前9時半~
午後7時半
◇休/無休
◇P/65台
http://lowe.co.jp