ネコに合える島観光へ出かけよう

散策していると、すり寄って来たり、集団を見かけたり、時には後をついて来たり…。そんなネコたちに出会える島をピックアップし、ネコ以外の見どこととともに紹介します。
島によって違う、ネコの個性も注目したいポイント。
地元の暮らしの邪魔にならないよう、マナーを守って、撮影や触れ合いを。

仲多度郡多度津町 佐柳(さなぎ)島

南の本浦、北の長崎、2つの集落があり、人口は100人ほど。飲み物などを販売している商店はありますが、食堂などはありません。この島ならではの風景といえるのが、塩飽諸島の風習だった両墓制の墓。かつては土葬で、遺体を埋葬する「埋め墓」と、霊魂を祭る「参り墓」があり、1人につき墓は2つ。中でも佐柳島は、海に面した場所に、まるで賽(さい)の河原のごとく小石を積み上げた集団墓地が特徴です。長崎集落のものは、現存で国内最大規模といわれ、県の有形文化財に指定されています。
もう一つの見どころが、参れば失せ物が出るといわれる大天狗神社。本殿奥には、天狗のように見える石垣もあります。石段は長く、急勾配ですが、上ったかいを実感できる、素晴らしい眺望が広がります。

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墓地から瀬戸内海に見とれていると、「ニィ~、ニィ~」とどこからともなく近づいてくる声。そして現れた三毛&トラ模様
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島内で見られる漁具アートの間から登場。ベしまい忘れてますよ
アクセス 多度津港からフェリーで、佐柳本浦まで約50分、佐柳長崎まで約1時間5分
問い合わせ 0877(33)1113多度津町産業課

高松市 男木島

平地が少ないため、家が密集する集落の間に、くねくねと迷路のように細く続く路地。標識に従い、アートを探しながら歩いていると、出合うネコたち。見どころの多い男木島は、ゆっくり歩いて回りましょう。
今年の注目は、創設120年を迎える男木島灯台。庵治石造りの風合いを生かした、無塗装のかわいい灯台として人気が高く、映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地にもなりました。
また、その周辺では、例年1月下旬から3月上旬にかけて、スイセンが見ごろ。1月31日(日)には、ウオーキングイベント「おいでまぁーせ男木2016 水仙ウォークと海鮮市場」(参加費必要、要予約)が開催されます。同日は、男木島灯台の一般公開も実施(雨天中止)。

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隣には、灯台資料館も
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海を背景に絶好のシャッターチャンス
アクセス 高松港からフェリーで約40分
問い合わせ 観光に関して:087(873)0002高松市男木コミュニティセンター
水仙ウォーク:087(840)9720水仙ウォーク実行委員会
灯台一般公開は:087(821)7012高松海上保安部交通課

岡山県 真鍋島

ちょっと遠出して県外にも
昭和24年の木造校舎が現役の真鍋中学校、弘法大師が開創した円福寺、走り神輿(みこし)など、史跡や伝統的イベントの多さは笠岡諸島の中でも随一。船着き場の2階は、資料館として開放されています。スポットは歩いて回れる距離なので、ネコとの思いがけない出合いを楽しみに散策を。

アクセス 笠岡港から定期船で約45分、または約1時間10分
問い合わせ 問い合わせ=0865(69)2147笠岡市観光連盟課
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