フワフワモコモコかわいい羊毛フェルトに挑戦
ふわふわの羊毛を専用の針でチクチク刺し固め、いろんな形を作り上げる手芸「羊毛フェルト」。作ってみたい、過去に失敗した…というあなたのために、基本の“き”となるフェルトボールの作り方をご紹介。達人による“なるほどポイント”が満載だから、ぜひ参考にしてみて。
準備するもの
- 羊毛
手芸屋で一色から販売。 - ニードル
1本タイプと2本タイプあり。2本だと“時短”になるが、好みで。折れ曲がる可能性があるので、数本準備するのが望ましい。 - マット
専用マットのほか、食器用スポンジでも代用可。布で巻くと使いやすい。
アクセサリーに、インテリア雑貨に、アレンジ自在
基本の「フェルトボール」の作り方
1.まずは“芯”になる最初のボールを作る
【ここでヒト手間】 羊毛フェルトは繊維を絡ませて固めていくもの。最初にフェルトを手で何度か裂くことで、繊維の向きがバラバラになり、針で刺すと絡みやすく、しっかりとした固さに仕上がります。
【ポイント】ニードルは下のマットに達するぐらいまで深めに刺して。芯になるボールを固くしておけば、アクセサリーなどに実用化した場合も型崩れしにくくなります。※ただし、針が刺せなくなるほど固くしてしまわないように、様子を見ながら。
2.最初のボールに羊毛を巻き足す
【ポイント】ニードルを刺した時、“ザクザク”と心地よい音と感触があればちょうど良い固さになっている目安です。ちょっぴり根気が必要な作業だけど頑張って!
3.完成!ちょっぴり応用編
付けたい水玉の色の羊毛を少量ずつ取って、指でクルクル丸めたら、水玉模様になる真ん中を刺してボールに固定します。〇を意識しながら周囲をチクチク(ちょっと難しい…かも?)。水玉表面を刺してなじませれば完成。
白のボールを用意(配色に差し支えがなければ、白以外でもOK)。好きな色を2~3色取って、手で裂きながら色をミックス。ボール全体に巻き付けてチクチクすれば、オリジナル感たっぷりのボールが完成。
基本のフェルトボールを ゴムに通せばヘアゴムに。ストラップやモビールにも!
あなたは買いたい派?作りたい派?
羊毛フェルト雑貨やキットが買えるのはこちら
※価格はいずれも税別
watagumo舎
今回教えてくれた西岡さんの作品が並びます。どれも温かく、優しい風合いで和ませてくれますよ。2月2日(木)~7日(火)はフェルトドールやブローチ、版画や木彫りなど作家19人による「いとしの猫展」を開催。
Moon island(ムーンアイランド)
人なつっこい表情のアニマルが印象的な、癒やし系meimeiさんの作品。うさぎ玉(980円)は年代問わず人気。ちょっとしたプレゼントにいかが?
カーテンとインテリアの専門店布物語
ネパール原産の天然ウールを使用したティーコゼ(3300円)と動物小物入れ(1800円)は、日常に取り入れたいすてきアイテム。
手芸センター ドリーム
羊毛フェルトのキットも充実。「ぴよこっこ」(一般680円)は、ボールを作ってフェルトパーツを貼り付けるだけの初心者さん安心セット。