小蓑獅子連(こみのししれん)
中学の同級生グループ「三木男(みきお)」が舞う
獅子が舞う鉦(かね)や太鼓の音は、獅子舞王国・讃岐の秋の風物詩ですよね。中でも獅子舞が盛んな三木町で、後継者不足のため休眠していた小蓑(こみの)地区の獅子連が、昨年11月に復活。代表の池ノ内辰也さんと中学校時代の同級生がメンバーとなり、地域の枠を超えて小蓑の獅子を受け継ぎました。「自分の子どもが獅子が大好き。でも住んでいる地区には獅子はなく、一から獅子連を作りたいけど、お金も道具もなかったところに縁ができた」と池ノ内さん。小さな頃から勢いよく舞う獅子に胸を躍らせ「いつか獅子のおっちゃんになりたい」と夢見ていた彼らが築いた獅子連は、大人13人とその家族で、平均年齢33歳。若いメンバーの獅子はキレのある元気な舞を披露しています。10月27日(日)には、三木町小蓑の熊野神社へ奉納予定。獅子を通して、小蓑の地域活性化にも一役買っています。10月26日(土)にある祭り「獅子たちの里 三木まんで願。」にも出演するそう。見かけたらどうぞ応援してくださいね。(ゆ)
問い合わせ
小蓑獅子連
TEL:080-4370-2944 池ノ内さん