暮らしのたしなみ vol10、ごはんのおとも

暮らしのたしなみ vol10　テーマ：【働く女子の職場での悩み】

例えば「洋食のテーブルマナー」のような決まりはないけれど、人間関係をスムーズにしたり、相手を気遣うために覚えておきたい“心得”があるもの。そんな日常にひそむちょっとした疑問についてお答えするコーナーです。今回は女性が抱える職場での悩みについて。
〔取材協力：高松短期大学名誉教授・山野邦子先生〕

Q.01

会社の先輩に、上司や同僚の悪口ばかりを吹き込んでくる人がいて困っています。適当にうなずくと「あの子も言っていた」と周りに言いふらされたりして…。仕事上では教わるべきことも多い優秀な先輩なので、仲たがいは避けたいのですが、どう対処すべきか…。会社に行くのが憂うつです。（28歳女性）

A.01

人の悪口にうなずくことや相づちを打つことは、同調していると思われても仕方がありません。このようなときには逆に、「でも、あの人にはこんな良いところがありますよ」と、あなたが気づいている上司や同僚の良いところをそれとなく話してみましょう。さらにタイミングを見つけて、日ごろから感じている尊敬の気持ちや、先輩の仕事ぶりを見習って成長したいと思っていることなどを率直に伝えます。また、仕事以外の趣味や知識について教えてもらえることも多いはずですから、そのような話題を持ちかけて、悪口を言う機会を作らないようにすることです。近くに同感する人がいなければ、そのうち悪口は恥ずかしいことだと気づいてくれるでしょう。

Q.02

仕事に「やりがい」を見いだせなくて困っています。毎日同じ事務処理の繰り返しで、入社以来、給料も横ばいのまま。これがこの先ずっと続くと思うと、何のために、誰のために、働いているのか分かりません。（26歳女性）

A.02

「やりがい」は会社や上司が与えてくれるものではなく、自分自身で見つけるものではないでしょうか。誰しも同じことの繰り返しではマンネリに陥るものです。そんな時には、まずはこれまでの事務処理の仕方を見直して、少しでも効率よくする方法などを考えてみます。また、与えられた自分の仕事だけでなく周囲や社内にも目を向けて、できることを実践してみましょう。例えば、雑然とした書類の整理や机の拭き掃除、一輪挿しの花瓶に花を飾るなど、許される範囲での社内環境への心配りが気分転換になり、同僚や上司も喜んでくれるはずです。このような小さなことの積み重ねや前向きに取り組む姿勢が、やがては「やりがい」のある仕事や評価につながるのではないでしょうか。余暇を利用して仕事に役立つ資格勉強や、気分転換のためのスポーツや趣味など、自分磨きをしながらリフレッシュすることも大切です。

Q.03

どうして男性や社会は女性の外見にばかり惑わされるのでしょうか？会社の人事においても見た目が優先されている気がします。女性政治家も美人ばかりだし…。もっと女性の内面を見てほしいと思うのは私のヒガミ？（32歳女性）

A.03

見た目の第一印象は大切です。笑顔であれば、たとえ美人でなくても感じよくかわいらしく見えるものです。そこから性格や人柄の良さも感じとることができます。昔から「男は度胸、女は愛きょう」ということわざがあるように、なんといっても女性は表情で勝負です。男性や社会が女性の外見に惑わされているというよりも、実は女性の笑顔の持つ雰囲気の良さや、表情から感じられる内面的なものに魅力を感じているのではないでしょうか。また、全ての女性政治家が美人とは限りません。もし、そうだとしても、個々の努力次第で魅力的に見せる方法はいくらでもある時代です。また、生き生きと活躍する姿が美しく輝いて見えるのも事実です。したがって、ほかの人にはない自分の良さに気付いて自信を持ち、さらに“笑顔美人”を目指してポジティブに生きる-これが何よりも大切なことです。それによって内面が磨かれ、外見にも表われてくるのではないでしょうか。
※暮らしの中で「こんな時どうすればいいの？ということがあれば、〒760–8545高松リビング新聞社「暮らしのたしなみ」係へ。メールでも受け付けています＝tokoton@takalivi.com

香川発　これさえあれば、何杯だって！ごはんのおとも

新米の季節です。満を持して炊きたてご飯を用意するもよし、小腹がすいた時、炊飯ジャーに残っているご飯でかきこむもよし-。お箸が止まらなくなること必至。お弁当やおにぎりの具にもおすすめ。郷土色豊かにお届けします。

こんぴらにんにく仕込旨み味噌 ガーリック侍　140グラム・630円

ガツンとパンチの効いた辛口
琴平町の農家約70軒が手間暇かけて育てる「こんぴらにんにく」。「独特の強い香りを生かした特産品を」と、琴平町商工会の有志で勉強会を重ね、開発。その風味と辛味を、甘めのみそがまろやかに包み、山椒と青唐辛子が味と食感の両方で絶妙のアクセントに。後を引くおいしさです。
★販売は「machi・kara（まち・から）」「かがわ物産館 栗林庵」など

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机上の食論（くうろん）オリーブ牛肉味噌　80グラム・540円

ぜいたく、そしてほんのりスパイシー
オリーブ牛を、ぜいたくにも肉みそに。ホカホカご飯の上にちょこんとのせて、刻みネギなどをプラスすると、もういくらでも食べられそう！ご飯と炒めてチャーハン風、パンに合わせて肉まん風、ふろふき大根、ジャージャー麺…とアレンジもききそう。
★販売は「四国ショップ88」「かがわ物産館 栗林庵」など

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初摘み　生のり佃煮　100グラム・540円

やわらかく、香り高い初収穫ののりで作る
冬ののり養殖が盛んな小豆島。その年、初収穫の生のりを、小豆島で醸造したしょうゆと天日塩で煮込んだ佃煮。繊維が細いため、とろっと柔らかな食感。さわやかな磯の香りが口いっぱいに広がり、日本人に生まれた幸せを実感できます。着色料など不使用、自然のままの色も魅力。数量限定です。
★販売は「香のもの処 大森屋」「高松三越本館地階香川県産品ショップ」など

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黒川のたくあんきんぴら　200グラム・324円

さぬきの常備食を手軽に
しょうゆ豆で知られる黒川加工食品ですが、創業以来、愛されている隠れた名品。徳島県産のたくあんを水に浸し、時間をかけて塩分とにおいをとり、しょうゆや唐辛子と炒める昔ながらのレシピ。漬け物であり、煮物でもあるこの独特の味、やわらかな食感…。香川県民なら絶対好きでしょ。
★販売は「コープかがわ店舗」「かがわ物産館 栗林庵」など

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鰆とオリーブのふんわりそぼろ　80グラム・800円

多度津の女性たちが開発、製造
瀬戸内海でとれたサワラを甘辛そぼろに。多度津町白方地区の休耕地で栽培されたオリーブの塩漬けの佃煮とオリーブ油が加わり、和風ながらも洗練された味わい。味の決め手は、多度津産の大豆と米を使い、米麹から手作りした甘みそ。魚が苦手な子どもも、きっとおいしく食べられる優しいおいしさです。
★販売は県内道の駅など

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竹の子なめたけ　145グラム・432円

鮮度バツグンだから、素材の味が生きてる！
三豊市財田町で、朝、土の中から収穫し、すぐに蒸し上げた若竹の子を手作業でカット。毎朝仕入れる同市産の大粒エノキダケと、しょうゆで丁寧に煮て、塩分少なめに仕上げた一品。化学調味料などは無添加。かめばシャキシャキの食感、豊かな山の香りが広がります。「本鷹なめたけ」や「梅かつおなめたけ」などとのギフトセットもあります。
★販売は「四国ショップ88」「高松三越本館地階香川県産品ショップ」「まちのシューレ963」など

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