能楽師・伶以野(れいやー)陽子さん
私の推し活
ちょっと格式が高くて難しいように感じてしまう、歌舞伎とか能。香川には、金毘羅歌舞伎大芝居がありますよね。ある年、友達4人で見に行ったのですが、同じ演目を見たにもかかわらず、それぞれあらすじすら違っている。ここが、古典芸能のおもしろさ!? この程度の知識しか持ち得ていない私がハマってしまったのは「お能」。高松出身の能楽師・伶以野陽子さんに出会ったのがきっかけです。能は、もの悲しい語りを亡霊などが訴える場面が多く、ミステリアスでスピリチュアルなことがたくさん。伶以野さんの舞のすばらしさには、ため息が出るような美しさを感じています。香川ゆかりの演目も随所で演じてくれていて、能を通じて歴史や自然に触れることができるのも大きな魅力。来年3月20日(祝)にレクザムホール(高松市玉藻町)で行われる「玉藻能2024」で、伶以野さん演じる「葵上」が上演されます(一般5500円)。日本の文化と伶以野さんの魅力に触れてみませんか?(ゆ)
問い合わせ
県民ホールサービスセンター
TEL:087-823-5023
受付時間:午前10時~午後6時