絵本「鬼無のももたろう ほんとは鬼とも仲良くしたかった…」

文・鬼無観光協会 絵・タイチ 2200円(ウェブ販売は送料込み2500円)
優しい気持ちになれる地元のオリジナルストーリー
高松市鬼無町は、「桃太郎」発祥の地ともいわれています。その物語は鬼との第2ラウンドがあるのが特徴。鬼ヶ島で退治したはずの鬼が海を渡り攻めてきて、鬼無の地が戦場に。桃太郎軍が勝利するのですが、山のような鬼の屍を、村人と一緒に手厚く葬ったと伝わります。その場所は、鬼のふるさと、鬼ヶ島をきれいに眺められる丘で、鬼ヶ塚と呼ばれています。そんな悲しくも心に染みるストーリーが絵本に。絵を手がけたのは、伊勢丹新宿で毎年個展を開く注目の若きアーティスト、タイチさん。鬼が降参した後、イヌが鬼の手をぺろぺろしていたり、十二支すべてがどこかに隠れていたり、背景に遊び心満載で、何度見返しても楽しい発見が!(ち)
問い合わせ
鬼無観光協会
087-882-0875
販売は宮脇書店各店、kitahama blue stories(高松市北浜町)、アトリエロッタ(高松市番町)、ウェブストアなど
HP:https://kinashikanko.stores.jp
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