えるこプラス〜クールシェアのすすめ〜

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昨年の熱中症による救急搬送者数は全国で5万412人、香川県でも571人に上りました。そのうち352人(61.6%)が65歳以上の高齢者で、室内や夜間でも発生しています。
35度以上の猛暑日が当たり前となった今、もはやエアコンを我慢する時代ではありません。そこでおすすめするのが「クールシェア」の取り組みです。怖い熱中症から身を守りながら、快適な節電生活を目指しませんか。
【取材協力:香川県環境政策課・ 健康福祉総務課】

「クールシェア」とは…

エアコンの使用などで家庭の消費電力が増える夏、みんなが“快適に過ごせる場所に集まる”ことで、家庭の消費電力削減につなげようという取り組みです。同時に、家に引きこもりがちな高齢者の生活の活性化につながる期待も。つまり“地球のため”でもあり“自分のため”でもあるのです。

高齢者が熱中症にかかりやすい理由

「暑さや喉の渇きを感じにくい」「若年者に比べ体内の水分量が少ない」「汗をかきにくい(熱がたまりやすい)」などが挙げられます。 体感ではなく、必ず温度計で室内温度を(できれば湿度も)確認しながらこまめな水分補給を。大量に汗をかいた時は1㍑に1~2㌘の塩を溶かした食塩水が効果的です。

難しく考えないで気楽な気持ちで始めよう!

「クールシェア」のメリット

■ 熱中症の予防
■ 消費電力の削減
■ 家族や近所間の コミュニケーションづくり
■ 気分のリフレッシュ
■ 趣味や交流の広がり

あれもこれも立派な「クールシェア」です

例えば…
● 家族が一つの部屋に集まる
● 順番に友達(ご近所)の家に集まる
● 最寄りの喫茶店やコミュニティセンターでおしゃべり
● 温浴施設でさっぱりした後、休憩室でお昼寝
● 図書館で読書
● 美術館で芸術鑑賞
● 大型商業施設でのんびりウインドーショッピング

「クールシェアかがわ2017」 間もなくスタート

香川県では「クールシェアかがわ2017」(7月15日(土)~9月18日(祝)実施)に向けて協力施設を募集中。昨年は113カ所の登録があり、利用者は施設独自のサービスや涼みスペースの提供を受けることができます。上手に利用して元気に夏を乗り切りましょう。 最寄りのクールシェアスポットの紹介やサービス内容は県HPで確認、または電話で問い合わせを。
問い合わせ:TEL 087(832)3215 香川県環境政策課
HP=http://www.kagawa.sharemap.jp/

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涼やかな酒器で冷酒をさらにおいしく!
さぬき庵治石硝子 酒器シリーズ (酒器5500円~、ちょこ3300円)
ガラス作家・杉山利恵さんの新作は、涼しそうなブルーが特徴の“さぬき庵治石硝子(がらす)”の「酒器シリーズ」。酒器はとっくりと片口の2タイプがあり、どちらも丸みを帯びた優しいデザインです。自分用はもちろん、讃岐の空気をまとったプレゼントやお土産にもぴったり。青いガラスでトータルコーディネートした食卓で、キリッと冷やした冷酒の“家飲み”を楽しんで。販売は「Rie Glass Garden」ほか。
問い合わせ:TEL 090(4782)4681 Rie Glass Garden(高松市松福町2―2―17 ※営業は土・日・月曜の午後3時~7時)
古布小物の手作り初心者を応援
古布 手づくりキット (1200円~)※ポーチは完成見本
古布を集めるのは手間もお金もかかりそう…。そんな初心者も安心して始められるのが「古布 手づくりキット」です。店主が選んだ約20種類の古布をはじめ、ファスナー、作り方説明書など、ポーチ作りに必要なものがすべてセットに!もし途中で行き詰まっても、気軽に相談しながら完成を目指せます。素朴で温かい古布の世界を味わってみませんか。販売は「布あそび希瑠人」。※針、糸などは入っていません
問い合わせ:TEL 087(868)0326 布あそび希瑠人(高松市木太町8区3861―8)

GROUP

時代に沿ったオリジナル作品を上演

劇団「高松さんかく ゆめ一座」

高松市男女共同参画センターで行われた「高松さんかくお笑い一座準備講座」の修了生らが集まり、平成20年に旗揚げした市民劇団。現在は40~70代の約15人の団員が時代に沿った寸劇で、コミュニティセンターや老人施設をボランティア訪問しています。上演する作品はテーマ選びから台本作り、小道具の調達、演出まで、すべて自分たちで手作り。最近では「振り込め詐欺」「防災」「介護」などをテーマに、自らの経験や身近な事例を盛り込んだリアルなストーリーで観客に注意喚起をしています。 個性派ぞろいの団員をまとめるのは、演劇歴30年の同団長・細谷育子さん(77)。「演じること、人に喜んでもらうことが私たちの生きがい。お互いの個性や考えを尊重して、理解し合い、気遣い合い、心の触れ合いを大切に続けてきました」。メンバーの中には手話の指導者が在籍していることから、舞台で手話を取り入れるなど会場を巻き込んだ楽しい演出も。おのおのが自分の得意分野を生かしながら関わっています。「来年で10周年ですが、慣れ合いになることなく、初心に帰るつもりで頑張っていきたい」と、さらなる羽ばたきを目指します。
問い合わせはTEL 087(833)2282高松市男女共同参画センター。
練習スケジュール
■ 日時:月に2回(不定期)
■ 会場:主に市民交流プラザ会議室(高松市常磐町1―3―1瓦町FLAG8階)

どっちDATA

テーマ
飲み水に使っているのは?
(有効回答者数155人)
gurahu
香川県在住の男女155人に調査。手軽なペットボトルと、家庭用浄水器が全体の7割近くを占める結果となりました。「その他」はスーパーなどのイオン水を利用する人が多く、中には水を飲む習慣はないという回答も。水道水は全体の4分の1で、「冷蔵庫で冷やすと普通においしい」「ペットボトルに入れておくと家族は気付かない」など、中身よりアイデアで勝負!

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