暮らし HOW TO vol.16

IH&フッ素樹脂加工のフライパンでふわっふわの「だし巻き卵」を作ろう!
ほおばった途端に溶けるような「だし巻き卵」が自宅で作れたら、家族も大喜び間違いなし!
でも、お店のように絶妙な火加減に調節できるガスコンロじゃないし、おいしくできるといわれる銅製の卵焼き器もないし…と諦めている人も多いのでは。
そこで今回は、IHで、そしてどこの家庭にもあるようなフッ素樹脂加工の卵焼き器で、ふわっふわのだし巻き卵を作るコツを教えてもらいました。

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基本のレシピ

材料

  • 卵(Mサイズ) 3個
  • だし 70~90cc
  • 薄口しょうゆ 小さじ1

「追いがつお」と「こす」、このひと手間で、ぐんとおいしく

だしを作る

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(1)おすすめはカツオと昆布の合わせだし。だしの香りをより豊かにするために、だし巻き卵を作る直前に追いがつお(=火を入れただしにさらにかつお節を加えて静かにこす作業)をして、冷まします。

卵液を作る

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(2)ボウルに卵を入れて溶きほぐし、だしと薄口しょうゆを加えて混ぜます。卵液を一度ざるでこすと、余分なカラザや殻が取り除かれ、口当たりもなめらかになります。

「いよいよ本番!「半熟」でも気にせず巻くべし

焼く

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(3)IHの火力を中火に設定し、卵焼き器を温めます。薄く油を引き、箸先で卵液を落としてみてジュッと音がしたら、卵液を4分の1ほど流し入れます。
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(4)空気の泡をつぶしながら卵に火を入れ、半熟の状態で巻き始めます。巻き方は卵焼き器をいったん持ち上げて、奥から手前に。この時、菜箸よりヘラやターナーで返した方がやりやすいのでおすすめです。
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(5)多少ぐちゃっとなっても、後半でリカバリーできるので気にしないでOK。
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(6)巻き終わったら卵を奥に滑らせ、手前に卵液を流し込み、半熟になったら巻きます。この作業を卵液がなくなるまで繰り返したら完成です。

仕上げ

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(7)焼き上がったら、まきすやラップで巻いて、形を整えます。特に形が崩れていないなら、この工程はなくても大丈夫。

どうしても巻きにくい場合は

基本、だしの量が多いと巻くのが難しくなります。巻きにくいと感じたら、だしの量を減らして挑戦してみましょう。上手に巻けるようになったら、少しずつ増やしてみて。また卵液を流し入れた時、その上に海苔(のり)を置き、一緒に巻くと巻きやすくなります。

取材協力

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リーガホテルゼスト高松
リーガダイニング&バー時香 和食料理長 谷澤和博さんだし巻き卵というからには、やはり“だし”の香りとうま味を大切にしたいですね。あと、何と言ってもできたてが一番!熱々を楽しんでください。
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