【高松】「高松ミュージックブルーフェス2025」開催♪過去最多の総勢101組が出場!

GW後半戦の5月4日(日・祝)・5日(月・祝)は、街角が音楽に包まれる特別な2日間。2011年に始まり、今回で15回目となる「高松ミュージックブルーフェス2025」が開催されます。JR高松駅前や丸亀町グリーンけやき広場など、高松中心部の計11会場に、県内外から過去最多の総勢101組が出演!

イベントやパーティーなどで活躍する総勢20人の音楽団体や、関西の大型フェスComing Kobe23オーディションに出場・優勝経験のあるシンガーソングライターなど、ここでは紹介しきれないほど魅力的なアーティストが続々。それぞれの音楽に対する熱い思いを直に感じてみて。

5日(月・祝)はサンポート高松多目的広場で、「スローなブギにしてくれ」「モンロー・ウオーク」など数々のシティポップの名曲で知られる南佳孝を含めた計4組のゲストミュージシャンによるステージもお見逃しなく。

音楽は世界共通!コミュニティーや年齢、さらには国も超えて、笑顔あふれる時間を過ごしませんか♪

詳細は公式ホームページを。
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【高松】街中で「パティオ手づくりフリマ」開催♪約15ブースが集まる中からカワイイを見つけて

高松の中心部、南新町・田町・常磐町の3つの商店街と亀井町が交差する4町パティオ広場で、5月10日(土)「第97回パティオ手づくりフリマ」が開催されます!(雨天の場合は田町派出所前のドーム下になる可能性あり)

出店数は約15ブース。開催当初から出店しているベテランの作り手さんから、初めて自分の作品を出品するという人まで、それぞれ違った魅力のある作品が並びます。
過去にはアクセサリーや個性豊かなキーホルダー、ポーチやバックなどが登場。開催するたびにハンドメイドのジャンルや作品が変わるので、何度訪れても新鮮な発見がありますよ。

主催は、有志によるグループ「さぬきアートMOT.(もっと)」。その中心である琴平町の「ヒトツブビーズ店」の店主・三好さんは、ハンドメイド歴30年以上。2010年に香川県にUターンした当時、作家の手づくり作品を直接売れる場がほとんどなかったことから、「じゃあ自分たちでやろう」と企画したそう。翌2011年から第1回をスタートし、今回で97回を数えるまで愛されるイベントになっています。

開催は3月〜7月と9月〜11月の第2土曜、年8回。毎回10〜15ブース程度が出店します。日常を彩るすてきな雑貨を探してみては♪

【高松】「らふとんびぃ」のふわふわパンケーキで幸せ時間♪豊富なランチはテイクアウトも

・「Laugh ton be(らふとんびぃ)」

ことでん今橋駅から徒歩3分、高松市松福町に店を構える「Laugh ton be(らふとんびぃ)」。
ふわふわのパンケーキをはじめ、フルーツのトッピング、食事系などのパンケーキから、ランチ、テイクアウトまで対応するカフェです。
もともとは高松市丸亀町で営業していたパンケーキ専門店が福岡町に移転。コロナ禍でイートインが難しくなったことがきっかけで、お弁当やサンドイッチを販売する「Honey ton(ハニトン)」としてオープンしました。緊急事態宣言明けにパンケーキ専門店を同所でリニューアルオープンしましたが、オリジナルのパンケーキをメニューに加えたいという夢を叶え、2023年4月に「ラフトゥビィ」として新たにスタート。そして2025年2月に松福町に移転し、さらに生まれ変わりました。

店名はLaugh=笑う、ton=ブタという意味で、「お客さまに食事を通して笑顔と幸せを届けたい」という思いが込められているそう。また、ブタは世界中で幸運を運ぶ動物としても知られていて、同店のキャラクターにもなっています。

店内は白を基調としたインテリアと木のぬくもりが調和した、心安らぐ空間で、リラックスしながら心地よいひとときが過ごせます。

・あま~いパンケーキで幸せ時間

『ふんわりぱんけーき』1,080円

看板メニューのこちらは、その名の通り羽のように軽いふわふわ食感のパンケーキ。しっかりと泡立てたメレンゲの生地をじっくりと蒸し焼きにしています。
焼き上がるまでに20~30分かかるので、時間に余裕を持ってお出かけくださいね。

そのままの状態でもほんのり甘味を感じるこちらのパンケーキには、生クリーム、メープルシロップ、マーガリン付き。一口ごとに違った味わいを楽しんでみて。
冷ましてカットした『ふんわりぱんけーき』をカップに入れて、メープルシロップやチョコレートソースをトッピングした数量限定の『cupメニュー』もありますよ。

『チョコバナナパンケーキ』1,280円

もっちり生地のパンケーキにとろりと濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけ、甘くフレッシュなとバナナが一本贅沢にトッピングされた一皿。

チョコレートソースとバナナが絶妙にマッチした、子どもから大人まで幅広く支持されるメニューです。

・充実のランチメニューが自慢

『タコライス(スープ・ドリンク付き)』980円

スパイシーなタコスミートにたっぷりのサニーレタス、アボカド、トマト、上にチーズと目玉焼きをトッピングした同店の人気メニュー。

『タコライス』と『ミートドリア』(980円)は、平日の11:00~14:00は毎日いただけるので、友達とのランチや女子会、仕事の合間にぜひ訪れて。

『カレーライス(サラダ・スープ・ドリンク付き)』980円

ひと口食べると甘味を感じ、後からピリリとスパイシーな辛さがくる本格カレー。大きめのニンジンのやわらかさに、じっくり煮込まれていることがうかがえます。
日替わりランチメニューで提供されるので、入り口に設置されているメニュー、またはスタッフへ確認を。日替わりランチメニューはこのほか、『とりから』『キーマカレー』『ロコモコ』『ジャンバラヤ』『ナシゴレン』の全6種類。豊富なラインアップに悩んでしまうこと必至です。

ふわふわ、スイーツ、食事系とバラエティー豊かなパンケーキに加え、ランチメニューも手がける「Laugh ton be(らふとんびぃ)」。アットホームな雰囲気の中で、至福の時間を過ごせます。お弁当のテイクアウトは予約すれば店頭に並んでいないメニューもオーダーできるので、問い合わせてみてくださいね。
➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

Laugh ton be(らふとんびぃ)

所在地
香川県高松市松福町1-16-9 今橋マンション1階
電話番号
087-884-5500
営業時間
平日
ランチ/11:00〜14:00(L.O.14:00)
カフェ/11:00〜19:00(L.O.18:30)

土曜
休日限定ランチ/11:00〜14:00(L.O.14:00)
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:30)

日曜・祝日
ランチ/なし
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】「第9回ロハスパーク高松」開催!スローフードや雑貨販売、多彩な体験系ブースも♪

“おしゃれでかわいくエコを実践する”関西最大級のイベント「ロハスパーク」が高松に!夏の高松まつりの会場としてもおなじみの「高松市立中央公園」で、4月26日(土)・27日(日)の2日間「第9回ロハスパーク高松」が開催されます。

●2日間で約110ブースが出店
作家の思いがこもったアクセサリーやファッション小物などのハンドメイド雑貨販売や多彩な体験コーナー、子ども向けのキッズパークなど、ファミリーで1日楽しめるブースが盛りだくさん!
「フード・パーク」にはケバブやすだち唐揚げなどのしっかりメニューから、ドライフルーツの量り売りや無添加のこだわりフルーツバターなどオシャレな物販まで、目移り必至のグルメがスタンバイ。ピクニック気分で食事を楽しんで♪

●パフォーマンスショーや体験イベントにも注目
子どもが喜ぶバルーンアートやふれあい動物園のほか、名前入りのオリジナルキーホルダー作り体験や火起こし道具体験など、親子で楽しめるワークショップも多数あります
(※一部無料)。笑顔と元気がもらえること間違いなしのダンスパフォーマンスはタイムテーブルで確認を。

“ロハスパークを通して、手作りの温かみを感じ、物を大切にする心を養ってもらいたい。そして地域のにぎわいにも貢献できれば”との主催者の願いが込められたイベント。家族での楽しいお出かけの機会にぜひ訪れて♪

詳細はイベントチラシをチェック!
➡︎「第9回ロハスパーク高松」チラシはこちら(PDF)

【高松】「おやさい食堂shima」特別じゃないいつもの食事をヴィーガン料理で

・ヴィーガンも気軽に「おやさい食堂shima」


ことでん瓦町駅から徒歩6分。常磐町商店街(トキワ街)と田町商店街の交差点から中央通り側へ広場を進み、最初の小道を左(南)へ曲がると、程なく個人商店の本屋や飲食店が軒を連ね、ノスタルジックな雰囲気が漂うゾーンに。その道に面する建物の2階に「おやさい食堂shima」があります。

「TEN to SEN ゲストハウス高松」の中にあるこちらは、宿泊者はもちろん食事だけの利用も可能です。階段を上った先の扉はゲストハウスと同じですが、ドアをくぐって左側が食堂となっています。

オーナーの杉浦さんいわく、宿泊するお客さんに近くのおすすめレストランの話をする際、肉など動物性由来の食品を食べない、ヴィーガンの人に案内できる店が当時高松では見つからなかったそう。それならばと、ラウンジだった場所をリノベーションして、動物性由来の食材を一切使用せず、地元の野菜をたっぷりと使ったヴィーガンの人も気軽に訪れることができる食堂を、2024年の2月に自らオープンさせました。

木のぬくもりを感じるインテリアは、まるでヨーロッパのアパートメントのよう。窓からは通りの景色が望め、程よい距離で感じる街の気配は、何だか心が落ち着きます。料理が運ばれるまでの間も、慌ただしさから離れ、一息つけるような心地よい時間が流れています。

・野菜を使った丁寧な日常のごはん

『野菜春巻きセット』1,300円

食べ応えがあって人気の『野菜春巻きセット』は、エノキ、シイタケとモヤシ、白ネギ、ニラ、ニンジンをみそや塩麹、米麹などの発酵食品と合わせることでコク深い味を生み出しています。揚げたての春巻きのパリッとした食感と、肉が入っていなくても得られる満足感に、思わず笑みがこぼれます。

セットには旬の物を使った小鉢と、自家製の“タマネギ麹”を使った豆乳みそ汁が付きます。具だくさんな豆乳みそ汁は野菜のうま味が濃縮されたポタージュのようで、これだけでもおかずになりそう。キッチンで一から作られている家庭的な味に、お腹も心も大満足!

『大豆ハンバーグセット』1,300円

近年注目を集めている、インドネシア発祥の大豆発酵食品の“テンペ”を使ったハンバーグ。肉の代わりにフードプロセッサーにかけたテンペと、タマネギ、シイタケが練り込まれています。臭みや粘り気が気になることもなく、さっぱりとした味わいの和風ハンバーグの定食は、タンパク質や食物繊維も豊富でヴィーガンでなくとも食べやすく、興味をそそる一品です。

『選べるおにぎりセット』おにぎりの値段+おかずセット650円 

海外のお客さんにも人気のおにぎりは、大豆ミートのみそ肉そぼろ、梅干し、高菜漬けなど、1個200円または250円の8種類の中から好きな物を選べます。大豆ミートのから揚げ、豆乳みそ汁、小鉢が付いたおかずセットと一緒にお腹の空き具合に合わせてどうぞ。

“台湾素食(タイワンスーシー)”に対応して、ニンニク、ネギ、タマネギ、ラッキョウ、ニラの“五葷(ごくん)”を除いたメニューもあります。

・自然素材で作る、味わいも大満足なスイーツを♪

『ヴィーガンアイスクリーム』シングル200円、ダブル250円、トリプル300円

甘い物が欲しくなってもご安心あれ。牛乳の代わりに豆乳やココナッツミルクを使用、白砂糖は使わずアガベシロップと甘酒で作られた自家製アイスも用意されています。さっぱりとした軽い口当たりで、食後のデザートにぴったり。バナナ、抹茶、チョコレート、イチゴの4つの味があるので、どれを食べようか悩めるのもうれしいですね♪

『黒蜜きなこごまプリン』400円

ごまの香ばしい風味と、なめらかな口当たりの『黒蜜きなこごまプリン』も、もちろん卵は使っていません。きな粉と黒蜜をかけて上品な和風スイーツをご堪能あれ♪

特別な料理ではなく、地元の野菜を使った日常の食事を楽しめる「おやさい食堂shima」。ヴィーガンでなくとも、「今日は野菜をたっぷりと食べたい!」という気分を優しく満たしてくれます。仕事帰りなどに気軽に寄ってみて。

■詳細情報

■DATA

おやさい食堂shima(シマ)

所在地
香川県高松市田町1-11-2階(TEN to SENゲストハウス高松内)
営業時間
16:00~21:00(L.O.20:30)

【高松】「菓子工房 ルーヴ」はケーキからおはぎまで魅力的!地域密着の和洋菓子でほっと一息

・「菓子工房 ルーヴ」

ことでん太田駅から徒歩約16分。空港通りに位置する洋菓子の老舗「菓子工房 ルーヴ」は、ケーキや焼き菓子、パンの販売のほかカフェを併設する高松市鹿角町の空港通り店をはじめ、番町店、「Anniversary Lowe(アニバーサリー ルーヴ) 屋島」、カヌレやマロングラッセなどのヨーロッパの伝統菓子を扱う「GRANDMAISON LÖWE(グランメゾン・ルーヴ)」の4店舗を香川県内で展開。2020年には空港通り店内に、おはぎや大福、ようかんなどの和スイーツを取り扱う新ブランド「あん」もオープンしました。

1978年の創業当時は、まだ生クリームやフルーツを使ったケーキ自体が珍しく、シンプルなバターケーキが主流だったそう。そんな中、高松市内のライオン通商店街で、ドイツ菓子とパンのお店として歩み始めました。間口が3mほどの小さなお店で、店名の「ルーヴ」は場所にちなんでドイツ語のライオンが由来となりました。

町の小さな洋菓子店として、手作りでできるだけ地域の素材を使ったお菓子を提供してきた同店。45年たった今もその精神は変わらず、30周年を迎えた年にはお菓子屋にできる地域貢献をと、原材料を見直し、今では定番になっている材料もひと足早く使用し始めました。

三木町産の朝採れ卵をはじめ、小麦粉や牛乳、ケーキに欠かせないイチゴは香川の県産品でもある女峰(にょほう)を、香川のブランド米・おいでまいの米粉や直島の天日塩、香川大学開発の体に優しい自然由来の甘味料・希少糖アルロース、伝統的な砂糖・和三盆糖など、お菓子づくりに必要不可欠な材料は、どれも地元である香川ゆかりのもの。いずれもパティシエたち自らが生産者との対話を重ね、産地へ足を運び、実際に試作を重ねながら使用しています。
香川愛を感じるエピソードですね。

・ルーヴを代表するお菓子たち

今では同店の看板スイーツともなっている『和三盆手巻』は、2000年に販売をスタート。当時はまだ和食や、上生菓子などの和菓子にしか使われていなかった和三盆糖を、洋菓子にも取り入れた一品です。江戸時代から続く東かがわ市の和三盆の老舗「三谷製糖」の協力で、和三盆製造中に生まれる「白下糖(しろしたとう)」を材料として採用。優しい甘さでありながら、コクがあり上品な味わいが特徴の白下糖は、しっとりやわらかな県産米「おいでまい」米粉や県産小麦「さぬきの夢」小麦粉で仕立てた生地に使用。生クリームには精製された「和三盆糖」が惜しみなく使われていて、口の中でほどける甘さを実現しました。

材料は販売を開始した2000年から少しずつ、時代やニーズに合わせてマイナーチェンジを行っているそうで、“メイドイン香川”の素材にこだわったロールケーキは、全国各地にファンの多い一品です。

香川県産品コンクールでも最優秀賞を受賞した、同じく人気商品『讃岐おんまい』は2009年に「讃の岐三(さぬのきさん)」という名前で発売。同店で初めて商品化された和菓子ですが、和と洋の垣根を越えたスイーツでもあります。これまであんこを炊いたことがなかったという洋菓子職人たちが、何度も研究と試行錯誤を重ねて生み出した特製のミルク餡(あん)を、しっとりやわらかな生地で包み込んでいます。
「おんまい」は香川の方言でお菓子や、おいしいものを意味する言葉。景勝地である屋島の形をイメージしたかわいらしいミルクまんじゅうです。

・熱々ワッフルや生ケーキ、おはぎをイートイン

テイクアウトのお菓子だけでなく、空港通り店ではイートインが可能なカフェ「Cafe die mahne(カフェ ディ メーネ)」を併設。自家製パンのトーストやホットサンドといったモーニングや、季節のキッシュなどの軽食、旬のフルーツを使ったパフェにワッフルなど豊富なラインアップに目移り必至です。


創業当時はパン作りを行っていた同店、リバイバルとして2022年からパンの製造・販売を再開。当時のレシピを元に作られた自家製パンは、古いお客さんから懐かしむ声も。
カフェのトーストメニューで食べられるほか、1階の店頭にはパンコーナーも常設されているので持ち帰りもできますよ♪


『チョコバナナワッフル』935円

注文を受けてから店内で焼き上げるワッフルはプレーンとチョコバナナ、季節替わりのメニューから選べます。ドリンクを付けると55円オフになるお得なセットも。ブレンドコーヒーやカフェラテ、紅茶などから好きな飲み物を選んで。

アツアツのワッフル生地は軽い口当たりで、カリッ、もちっとした食感。熱で溶けたバニラアイスと生クリーム、バナナと一緒に頬張りましょう。

『季節のケーキ』※ショーケースで確認を

もちろんケーキもいただけますよ♪ カフェ店頭のショーケースのほか、1階のショーケースから好きなケーキを選んで、ドリンクと一緒にカフェタイムを楽しんで。取材時は香川県まんのう町・羽間(はざま)地区の「はざまいちじく」とシャインマスカットのタルトや、プリン・ア・ラ・モード、パッションフルーツを使ったムースケーキなどがずらり。持ち帰りのみの場合は1階でオーダーを。

『こはぎ』183円〜

あんこ好きの社長が発案したこんまい(小さい)おはぎ=「こはぎ」は、『讃岐おんまい』で培ったあんこのノウハウと、パティシエの表現力を生かした一品。オーソドックスな粒あんをはじめ、きなこのほか、バラに見立てたフランボワーズ仕立てのおはぎなどユニークなものも。
取材時にはキャラメリゼしたクルミを混ぜ込んだ「かぼちゃのおはぎ」、スイートポテト餡の「おいもさん」が登場。素材はもちろん、食べるのがもったいないほどキュートなビジュアルにも注目です。
『こはぎ』を提供している「あん」は月・火曜がお休みのためご注意を!

今も昔も変わらずお客さんの“笑顔”のために、進化を続けてきた「菓子工房 ルーヴ」。手土産やギフト、誕生日などの記念日にとどまらず、日常のふとした瞬間に気軽にスイーツを楽しめる街のパティスリーとして、香川に根差したお菓子づくりや地域貢献のみならず、何世代にも渡って愛される洋菓子、和菓子を提供しています。

■詳細情報

■DATA

菓子工房 ルーヴ

所在地
香川県高松市鹿角町290-1(空港通り店)
営業時間
9:30~19:00

「Cafe die mahne」
9:30〜18:30(L.O.17:00)
※番町店、Anniversary Lowe 屋島、GRANDMAISON LÖWEの詳細は公式HPで確認を

【高松】「海鮮チーズ麺 とろり」チーズ×魚介×麺の新ジャンル!

・「海鮮チーズ麺 とろり」

ことでん仏生山駅から徒歩約15分、2022年1月、高松市出作町にオープンした「海鮮チーズ麺 とろり」。香川といえば讃岐うどんですが、高松発祥のおいしいものを作り出そうと、オーナー兄弟が全国の美味を食べ歩いて研究を重ね、チーズ・魚介・麺を軸に、うどんでもパスタでも、ラーメンでもない新たな名物をと「海鮮チーズ麺」を開発しました。

周辺は讃岐うどん店やそば店が点在する麺激戦区ですが、オープン以来、ほかの麺料理とは一線を画す新ジャンルの麺として多くのファンが足繁く通うお店となっています。


うどんやラーメンというとサッと食べてサッと帰るイメージがありますが、カフェのようにおしゃべりを楽しみながらゆっくり過ごしてほしいと、店内はダウンライトの中に緑があしらわれ、落ち着いた空間となっています。


1人はもちろん友人や家族とも利用しやすく、座席には子ども用のイスも用意されているので小さな子ども連れも安心♪オープンキッチンで作る過程を眺めながらのんびりカウンターでいただくも良し、座席でゆっくり食事するも良しですよ。

・チーズ×魚介×麺のコラボレーション!

『とろり』1,000円

初めて訪れる人は、まずは店名を冠した看板メニュー『とろり』からオーダーを。エビ、カニ、ホタテなどの魚介をベースに豆乳で仕上げたスープは、数種類のチーズを溶け込ませた特製品。具材にはエビ、ブロッコリー、アサリがイン。クラムチャウダーのようですが、隠し味にみそを仕込むことで洋風に偏りすぎず、日本人の味覚にも合う味となっています。

甘めでマイルドなので子どもも食べやすいですよ。中太の縮れたまご麺は、濃厚なスープに絡んで相性バッチリ♪

ちなみに卓上には味変用のトッピングも常備。チーズ感の増す粉チーズ、マイルドな辛さのホワイトペッパー、スパイシーなタバスコの順で食べながら調整していくのがおすすめ。クルトンはカリカリとした食感を楽しめます。


『とろリゾット』200円

せっかくのスープを残すのはもったいないけど、飲み干すのは罪悪感があるということから生まれたこちらのリゾット。アツアツの炙(あぶ)りチーズがのったご飯は高松市西植田町の米農家から仕入れた米を使用。締めの一品として最後にスープを移して、自分でリゾットにすることができます。
麺を食べた後でもペロッと食べられる、ちょうどいいサイズ感です。

・ユニークな限定味をお見逃しなく

『とまとろり』1,000円+『炙りチーズ』トッピング200円

メニューは通常の『とろり』1本!ですが、無料でカスタマイズが可能です。中でも『とまとろり』はトマトソースを+αしたイタリアンな味わいで、濃厚なチーズと爽やかなトマトが絶妙にマッチ。取材時にはおすすめのトッピング『炙りチーズ』をオン。

目の前で炙ってくれるチーズに食欲が刺激されます。ちなみにいずれの麺も+150円で大盛りにすることも可能です。

『グリーンカレーとろり』 1,000円

イタリアンの次はエスニック!?ベースの魚介出汁(だし)だからこそできたというこちらは、ピリッとした唐辛子の辛さとココナッツミルクの風味を感じる本格的なグリーンカレー味。

『バジルとろり』1,000円

こちらはスタッフ考案のメニューで、特製のバジルソースを使った一品。ジェノベーゼのような上品なバジルの香りが鼻に抜けます。取材時にはバジルやグリーンカレーのほか、ごまラー油、ブルダックなどユニークなメニューがずらり。「元はまかないだったものもあります。スタッフのひらめきや食を楽しむ姿勢を大切にしながら、都度新メニューが生まれています」と店主の中川さん。
その時しか出合えない味も登場するので、詳しくは公式インスタグラムで確認を。
➡︎公式インスタグラムはこちらから

高松発祥の新たな麺「海鮮チーズ麺 とろり」。うどんでもラーメンでも、パスタでもない新進気鋭の同店の味を一度は試してみたいところ。ランチにディナーに、五感を刺激されるおしゃれなオープンキッチンで、女性1人からファミリー、幅広い世代の人まで訪れやすいお店です。

■詳細情報

■DATA

海鮮チーズ麺 とろり

所在地
香川県高松市出作町199-2
電話番号
087-804-7191
営業時間
ランチ=11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー=18:00〜21:00(L.O.20:30)

【高松】「おにぎり昔ばなし」で握りたてのほわほわおにぎりを♪具材もバリエーション豊富

おにぎり昔ばなし

「おにぎり昔ばなし」は、2024年10月11日にオープンしたおにぎり専門店。高松市と木田郡三木町をつなぐ県道10号(さぬき東街道)沿いにあります。交通量が多く、スーパーや飲食店などが並ぶエリアの中、ひときわ目立つ大きなおにぎりの看板が目印。

注目ポイントはドライブスルー!一般車はもちろん、4tトラックでも対応可能だそう。7:30から営業しているので、ちょっと早めに家を出て、通勤途中に寄るのもアリ。ゆとりある敷地で駐車もしやすいですよ。

店内にはテーブル7卓とカウンター6席を完備。テイクアウトするもよし、できたてのおにぎりをその場でいただくもよし。

バリエーション豊富な具材のおにぎり

同店は、東かがわ市で「カフェ 第二楽章」を営むオーナーが、カフェでも使用し、地元が誇るブランド米である水主米(みずしまい)の魅力を、よりいろんな人に知ってもらいたいという思いでスタート。お米の風味や食感を損なわないよう、うま味を引き出した炊き方でふっくら仕上げています。そのお米に合うよう厳選した具材や、試行錯誤した手作りのおかずを組み合わせ、約14種類のおにぎりがスタンバイ。できるだけ温かいおにぎりを食べてもらいたいと、作り置きはあまりしないそう。

粒立ったお米は冷めてもしっとりもっちりしていておいしくいただけます。“握る”というより“包む”感じの、ほわほわと空気を多く含んだ繊細なおにぎりです。

『角煮』350円

大人だけでなく子どもにも大人気の『角煮』は、豚のうま味がしっかり感じられ、甘めでやわらかく煮ているのが特徴。ネギとショウガで臭みを取りつつ下ゆでした後、1日置いて調味料とともに煮含めます。程よい味付けでお米とぴったり。

『きんぴらごぼう』250円

『きんぴらごぼう』も、おにぎりに合うように研究したそう。ごぼうは食べやすく細かめにカットする工夫も。甘めな味わいとシャキシャキとした食感が食欲をそそります。

『鶏そぼろ』300円

『鶏そぼろ』は、フワッと香るショウガを利かせた甘辛味でありつつ上品に仕上げています。意外と食べ応えのある一品。

『鯖(さば)』300円

『鯖』は、昆布締めの焼き塩サバに炒りごまの香ばしさをプラス。サバ特有のうま味と塩気がしっかり感じられます。

イートイン限定のメニューも要チェック

『そぼろと卵黄の醤油漬け』480円

おにぎりメニューの大半はテイクアウトできますが、魅力的なイートイン限定品も見逃せません。『そぼろと卵黄の醤油漬け』は、先ほど紹介した『鶏そぼろ』にコクのある卵黄の醤油(しょうゆ)漬けをのせ、焼きのりで巻いたもの。卵黄一つのせるだけで異なる味わいを楽しんで。

『おかずお汁セット』 おにぎりに+250円

だし巻きとウインナー、自家製から揚げ、豆腐汁が付いた『おかずお汁セット』 は、ちょっとしたランチや小腹が空いた時にいかが?おにぎりの値段にプラス250円で選べます。

店内で仕込むから揚げは、ブラックペッパー、ガーリック、ショウガ、しょうゆで下味を付け、しっかりサクサクになるように揚げて、中はジューシーに。冷めてもおいしいよう工夫しているのだそう。1個120円の単品もあります。

豆腐入りみそ汁の『豆腐汁』も200円で単品注文が可能です。そのほか『のり(2枚)』100円のオプションも。今後『卵かけごはん』も登場予定です。

「おにぎり昔ばなし」は、水主米の魅力を気軽に味わってもらいたいとオーナーが始めたおにぎり専門店。イートインはもちろん、おにぎり専門店としては珍しいドライブスルーでテイクアウトしやすいのも注目ポイントです。バリエーション豊富な具材と、ほわほわの繊細なおにぎりのペアリングを楽しんで。

■詳細情報

■DATA

おにぎり昔ばなし

所在地
香川県高松市下田井町579-2
電話番号
087-884-2304
営業時間
7:30〜19:30
※大量注文は1時間ほどの余裕を見てオーダーを

【坂出】「サンシャインピクニックデイズ」味もビジュアルも◎!瀬戸大橋ふもとのおしゃれカフェ♪

・「サンシャインピクニックデイズ」

坂出北I.C.から車で約23分、瀬戸大橋記念公園内にある「サンシャインピクニックデイズ」。国内外問わず、食べ歩きと食を愛するオーナーが作るこだわりの料理やスイーツの数々は、フォトジェニックな見た目はもちろん、その味を求めて多くのファンが訪れるほど。

地上108mの高さまで回転しながら上昇する展望室「瀬戸大橋タワー」の2階で営業しているので、遠くからでもすぐに分かります。360度のパノラマビューで瀬戸大橋や瀬戸内海の多島美を眺めたら、カフェへGO!

店内はソファ席や小上がりになった半個室席が用意されていて、眺めのいい席は早い者勝ち。

季節によって変わるフォトスポットにも注目。料理と一緒に撮影したり、友人や家族、恋人と記念に写真を撮る人の姿も多く見られました。

・思い出のナポリタンを再現したイチオシランチ

『元町ナポリタン』1,500円

サラダ、スープ、デザートにミニドリンクが付いたランチメニューの中でも人気のこちら。坂出市の元町にあった喫茶店のナポリタンが大好きだったというオーナー。あの時のように、忘れられない味のオリジナルのナポリタンをと試行錯誤を重ね、メニュー化しました。

熱々のスキレットに薄焼き卵を敷き、ナポリタンの上にはさらに目玉焼きがオン!具材にはウインナーとたっぷりのキノコが使われていて、キノコと卵が好きなオーナーならではのナポリタンに仕上がっています。

また、ランチはオムライスやロコモコのほか、月に2回ほど不定期で小皿ランチも提供。実施のタイミングなど詳しくは公式Instagramで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

デザートには同店で人気の台湾カステラ付き。実際に台湾で本場の味を食べ歩き、何度も試作を重ねた末、納得の味にたどり着いたというカステラは、ふわっしゅわっとした軽い食感で、まるで雲を食べているかのよう。
もちろん単品でもオーダー可能。テイクアウトもできるので、近くの公園で海を眺めながら食べるのもオツなものですよ♪

・カメラをお忘れなく!味と映えの良いとこどりスイーツ

『ぐりぐらパンケーキ』990円

子どもの頃に一度は夢見た、某絵本に登場する大きなパンケーキ。スキレットいっぱいに膨らんだ、ふわふわのパンケーキに、バターがジュワッと染み込んでいくので、カメラに収めたい人は早めに撮影を。やけどには気をつけて温かいうちにどうぞ。焼き上がりに40分ほどかかるため、前後の予定には余裕を持ってオーダーして。

『夕暮れのクリームソーダ』780円

ブルーベリーとマンゴーのソーダが織りなす淡いグラデーションが、その名の通り夕暮れのようなこちらのクリームソーダ。ほかにもブルーハワイを使った『青空のクリームソーダ』やオレンジ味の『太陽のクリームソーダ』、夕日や雲などをイメージしたものが6種類もラインアップ。きれいに渦を巻いたソフトクリームは入道雲のようです。アイスが溶けてしまう前に、こちらも早めに撮影を。

『季節のフルーツパフェ』※メニュー表で確認を

取材時は香川のブランドイチゴ・さぬきひめをたっぷり使ったパフェが登場。過去には秋にシャインマスカットや羽間(はざま)イチジク、冬は小原紅早生(おばらべにわせ)ミカン、初夏には丸亀市の飯南の桃を使うなど香川の食材を使うように心がけているそう。
これでもかと果肉をたっぷり使ったパフェはボリューム満点!最初から最後までフルーツの味を存分に楽しむことができますよ。

食を愛し、お客さんを楽しませたいというサービス精神旺盛なオーナーが生み出す、目にもおいしい料理やスイーツ、ドリンクに目移り必至のカフェ「サンシャインピクニックデイズ」。店内には瀬戸大橋が見える特等席もあり、本州と香川をつなぐ玄関口という立地で、休日には地元客や観光客が多く立ち寄り、幅広い世代の人たちでにぎわっています。

ドリンクやスイーツはテイクアウトも可能なので、坂出エリアにお出かけの際はドライブのお供や瀬戸大橋記念公園でピクニックもおすすめですよ♪

■詳細情報

■DATA

サンシャインピクニックデイズ

所在地
香川県坂出市番の州緑町6-13 瀬戸大橋タワー2階
電話番号
0877-45-2344
営業時間
3月〜10月=11:00〜18:00
11月〜2月ごろ=11:00〜17:00
※夏はサマータイム営業。詳しくは公式Instagramで確認を

【高松】「春風堂」で朝食もランチも、おやつもゲット♪パンと洋菓子を街歩きのお供に

・パンと洋菓子のお店「春風堂(しゅんぷうどう)」

ことでん瓦町駅から徒歩約5分。高松市の中心部に位置する南新町商店街と田町商店街、常磐町商店街が交差する場所に、パンと洋菓子のお店「春風堂(しゅんぷうどう)」はあります。1948年の創業時は向かいの場所で営業していましたが、商店街の再開発も伴い、50周年の節目でもある2021年に現在の場所に移転オープン。当時はケーキをメインに販売していたそう。


場所も建物も一新、和モダンな外観に様変わりしましたが、店内は以前と同様に約80種類ものパンや焼き菓子、ケーキなどの洋菓子がずらり。7:00〜20:00と朝早くから夜まで営業しているので、朝食がてら通勤途中に立ち寄る社会人や、部活帰りの腹ペコな学生たちがパンを選ぶ姿も多く見られます。


生まれ変わったロゴマークは創業当時に使用していたという包装紙に描かれた梅をモチーフに、小麦のシルエットを添えたシンプルでかわいらしいものに。ちなみに外観をよ〜く見てみると、梅の花をくわえたウグイスのイラストがありますよ♪

・どこか懐かしい優しい味わいのパン

『お花パン』302円

50周年を記念して作られた『お花パン』は、同店のシンボルでもある梅の花をイメージしたちぎりパン。花びらの部分をちぎりながらいただきましょう。ふんわりとした優しい甘さが特徴のシンプルな味わいです。

『あずき生食パン』1本842円

同じく50周年の節目で登場したこちらは、もっちりとした生食パン生地に小豆を練り込んだ和洋折衷な食パン。トーストしてバターをのせればあっという間にあんバター食パンに。小豆のふっくらとした粒感と自然な甘さを感じられ、朝食のほかおやつにもピッタリです。

『あんバターフランス』248円

あんバターといえばこちらも忘れずに。フランスパンにあんこと、バターをサンド。甘さと塩気のバランスが絶妙で、外側はパリッと中はもっちりとしたハード生地との相性も◎。おうちに持ち帰って食べる際は、バターが溶け切らない程度にトースターで少し温めるのがおすすめです♪

・デザートや手土産にぴったりのスイーツ&焼き菓子

『スイートポテト』292円

パンだけでなくお菓子も要チェック!毎年楽しみにしているリピーターもいるほど人気の『スイートポテト』は、季節限定の商品。秋ごろになると店頭にたくさん並びはじめ、次々と手に取られていきます。鳴門金時を使った濃厚なサツマイモの甘みを存分に楽しむことができますよ。


『カヌレ』259円

フランスの伝統菓子『カヌレ』は1個から購入OK。外はカリッと、中はもちっとラム酒の上品な香りがふわりと漂います。


『はるかぜぷりん』左から「やわいぶん」「かたいぶん」各367円

手土産にもぴったりなプリンはかたさの違う2種類を販売。やわらかめが好きな人もかためが好きな人も、好みのプリンを食べられます。香川の方言を感じる商品名は県外から訪れる観光客にも人気。生クリームを使った「やわいぶん」は飲めそうなほどぷるんとなめらかな舌触り、昔ながらの卵をたっぷり使った「かたいぶん」はどこか懐かしさを感じる味わいです。


そのほか店内ではフィナンシェやクッキー、パウンドケーキなどの豊富な焼き菓子もそろい踏み。どれも配りやすい個包装なのでちょっとした手土産や自分用のおやつにもおすすめです。もちろん箱入りで販売もしているので、贈り物にもぴったり♪

商店街を長年見守り続けてきたパンと洋菓子のお店「春風堂(しゅんぷうどう)」。リニューアルしながら、70年以上もの間地域で愛され続けてきた同店は、お客さんのニーズに応えながらもどこかホッとする懐かしさも感じます。学生や社会人、老若男女問わず幅広い世代の人が、春風堂の味を求めて今日も早朝から訪れています。

■詳細情報

■DATA

春風堂(しゅんぷうどう)

所在地
香川県高松市南新町8-30
営業時間
7:00〜20:00(売り切れ次第閉店)

【高松】栗林公園「令和7年春のライトアップ」開催!光と桜のコラボレーションにうっとり♪

国の特別名勝にも指定されている栗林公園(りつりんこうえん)では、春の風物詩でもあるライトアップを開催。2025年3月28日(金)〜4月6日(日)の期間中、園内のソメイヨシノ、ヤマザクラ、エドヒガンなど約300本の桜が、美しく照らされます。

見どころは北湖(ほっこ)を南側から眺める展望台。湖面に映る松のゆらめく姿や、ゆったりと周遊する和船を眺めることができます。西湖湖畔の「脩竹岡(しゅうちくこう)」は、赤壁を背に桶樋滝(おけどいのたき)の水音を聞きながら、花見を楽しむことができたり、講武榭(こうぶしゃ)の赤松は、光が生み出す陰影で、よりいっそう力強く立体感のある姿に様変わりしたり、昼とは違った表情に心躍ります。

趣のある茶室「旧日暮亭(きゅうひぐらしてい)」では、周囲の桜と調和したライティングを実施。
また、ライトアップ期間中はコンサートやワークショップなど、春爛漫(らんまん)の「栗林公園」を満喫できるイベントが盛りだくさん。「ガーデンカフェ栗林」や「花園亭」「かがわ物産館 栗林庵」なども時間を延長して営業しているので、夜の散策ついでに食事やお土産なども購入できますよ。
➡︎イベントの詳細はこちら(公式HP)

●讃岐提灯レンタル(協力:香川大学TERASU)
【日時】3月29日(土)・30日(日)、4月5日 (土)・6日 (日)  18:00~20:30
※雨天、強風等により中止となることがあります
【場所】東門入口、北芝生広場
【定員】なし

●能楽公演(出演:伶似野陽子、木村西葉)
【日時】3月29日(土) ①18:30~ ②19:30~ 各回30分程度
【場所】商工奨励館北館

●箏の演奏(出演:三好慶子)
【日時】3月30日(土) ①18:00~ ②19:00~ 各回30分程度
【場所】商工奨励館北館

●津軽三味線・野外ライブ(出演:筒井茂広)
【日時】 3月30日(日) ①18:30~②19:30~ 各回20分程度
【場所】脩竹岡(しゅうちくこう)※雨天時は商工奨励館本館

●津軽三味線・民謡ライブ(出演:筒井茂広、堀尾泰磨、池田弥生)
【日時】 4月5日(土) ①18:00~②19:30~ 各回30分程度
【場所】商工奨励館北館

●和妻パフォーマンス(出演:マジシャン向井健人)
【日時】4月6日(日) ①18:30~ ②19:30~ 各回20分程度
【場所】商工奨励館北館

【琴平】「Bagel House KOTOHIRA」ヴィーガン専門のベーグル店がこんぴらさんに♪

・「Bagel House KOTOHIRA(ベーグルハウス コトヒラ)」

JR琴平駅・琴電琴平駅から徒歩約5分。2024年10月31日にオープンした「Bagel House KOTOHIRA(ベーグルハウス コトヒラ)」は、先んじてスタートしていた琴平町・新町商店街の再開発プロジェクトによって誕生した複合施設「KOTOVEGAS(コトベガス)」内にあるヴィーガン専門のベーグルショップ。ホテル、日本茶スタンド、ブルワリー、文具店といった幅広い店舗が立ち並び、琴平エリアでも注目のスポットです。

大きな鴉天狗(からすてんぐ)の面が目印の同店は、モダンにして昔ながらの商店街にもなじむ雰囲気。多くの参拝客でにぎわう“こんぴらさん”こと「金刀比羅宮(ことひらぐう)」も近く、国外からの観光客も多く行き交うこの場所で、四国産の食材をメインに使用しながらベジタリアンやヴィーガンをはじめとする健康志向、食事制限のある人々に配慮されたベーグルを提供しています。

数ある食品の中でもベーグルを選んだのは、パン食になじみの深い海外観光客や“ベーグル”というジャンルを追求するニッチなファンの多さから。また、ヴィーガンに特化したことから、国内外のお客さんの多様なニーズに応えられる専門店となりました。

「台湾などのアジア圏でも粗食といった食文化が根付いています。肉や魚などの動物性の食材に限らず、ネギやニンニクといった香味野菜がNGなことも。一言で菜食といっても、個人の志向や文化によって細分化されているので、奥が深いんですよ」とマネジャーの山内さん。ただ野菜を使うというわけではなく、安心して口にしてもらえるようヴィーガン・ベジタリアンのJAS規格の認証に向けて、食材だけでなく調味料に至るまでこだわって選び抜いたものを使用しているそう。

足を踏み入れた瞬間から気分が上がるかわいらしい店内は、ピンクベージュの壁紙やドライフラワーがあしらわれ、アーチ窓からは製造の光景を見ることもできます。

・丁寧な手仕事を感じるベーグル作り

ベーグルはいずれも店内で具材の仕込みや焼き上げなどを行っています。一つひとつ丁寧に手仕事で作られ、オーブンに入るのを待つコロンとした生地たちは、いとおしさすら覚えます。


具材はサンドではなく、すべて生地の中に包み込んでいるのが特徴。そのため、手を汚したりこぼすことがほとんどなく食べやすい形状になっています。

20種類以上のベーグルが店頭に並び、プレーンはもちろん甘いスイーツ系から、食事にぴったりの惣菜系まで多種多様。季節によっては旬の食材を使った限定品が並ぶことも。


どれにしようか悩んだら中央のテーブルをチェック。定番品やおすすめ品、新メニューが並んでいることが多いそうなのでお見逃しなく!
商品名と合わせて原材料も記載されています。気になる人はこちらも確認しながら選んでみて。

・定番から惣菜系、スイーツまで目移り必至!


『プレーンベーグル』350円

まずはシンプルに生地本来の味を楽しめるプレーンをどうぞ。むぎゅっと詰まった生地は、かめばかむほど小麦の香りとほのかな甘さを感じます。テイクアウトして、おうちで好きな具材を挟んでもGOOD!

『胡麻×きんぴら』400円

同店で人気No.1、また惣菜ベーグルの第一号として誕生した『胡麻×きんぴら』は、何度も試作を重ねた傑作。日本人にとって、つい米と合わせたくなるきんぴらごぼうは、ゴマが練り込まれた香ばしい生地とも相性抜群。

ゴボウ、油あげに加えて丸亀市で有機野菜を栽培している農園「Blue farm」のニンジンを使用したきんぴらごぼうは、通常の味付けだと、生地に包むことで薄く感じてしまうことから調整には苦戦したそう。少し濃いめに仕上げることで、生地とのバランスが取れています。
使用する野菜は農園でその時旬の野菜を仕入れることから、ニンジンが大根に変わる場合も。

左から『全粒粉×ポテサラカレー風味』『胡桃×プレッツェル』400円 ※季節商品のため現在は販売終了
『ブルーベリー×ブルーベリー』400円

和のきんぴらに続いてこちらは洋の惣菜系、カレー風味のポテトサラダを全粒粉生地で包んだ『全粒粉×ポテサラカレー風味』。なんとなくヴィーガン=薄味をイメージしている人も多いかもしれませんが、こちらもしっかりとした味付けで、食べ応えも満足度も◎。子どもにもおすすめのカレー風味で、ランチや小腹が空いた時のおやつにもぴったりです。

ベーグルなのにプレッツェル?もっちりとした食感のイメージがあるベーグルですが『胡桃×プレッツェル』は、カリッと香ばしい外側とクルミが練り込まれた生地の食感がクセになる一品。取材時にはスタッフ人気が高いという話も小耳に挟み、ぜひ一度試してほしい味わいです。※季節商品のため現在は販売を終了しています。

スイーツ系の中でも人気の『ブルーベリー×ブルーベリー』は、甘酸っぱいブルーベリーのコンフィチュールと、豆乳クリームがベストマッチ。まるでクリームチーズのような味わいですが、さっぱりとした豆乳ヨーグルトを使ったクリームは、罪悪感なく甘いものを食べたい時に。

『アールグレイ×レモンピール豆乳クリームピスタチオ』400円

こちらも豆乳クリームを使用したスイーツ系ベーグル。香り高いアールグレイ茶葉を使った生地に甘酸っぱいレモンピールとピスタチオ、そして豆乳クリームがたっぷり包まれています。爽やかで上品な風味が口いっぱいに広がります。

琴平町全体のまちづくりに貢献したいと今もなお発展し続けているヴィーガンベーグル専門店「Bagel House KOTOHIRA(ベーグルハウス コトヒラ)」。食材や調味料への細やかな配慮はもちろん、ビジュアルの美しさや味にもこだわり抜いた魅力的なラインアップに、ヴィーガンやベジタリアンはもちろん、地域の人も朝食やランチにとテイクアウトする様子が多く見られました。
ベーグルをキャンバスに多種多様な味を考案する、マネジャーの山内さんのアイデア力にも注目です。

店舗隣のインパクト大な鬼の面がある「ONI ROOM」では、商品を持ち込んでイートインも可能ですよ。

■詳細情報

■DATA

Bagel House KOTOHIRA(ベーグルハウス コトヒラ)

所在地
香川県仲多度郡琴平町279-2
電話番号
なし
営業時間
10:00〜18:00