パン

【高松】「bakery LUEUR(リュール)」オープン♪国産小麦のしっとりモチモチパンが勢ぞろい

・さぬき浜街道「bakery LUEUR(リュール)」

2024年3月、さぬき浜街道沿いの高松市香西北町に「bakery LUEUR(リュール)」がオープン!高松駅からは車で約10分、人気のパスタ屋や洋食店が点在するのどかな住宅エリアにパン屋が出店とあって、近隣のファミリー層やご年配方がオープン時間に合わせて買いに訪れる光景を目にします。店名の“LUEUR(リュール)”は「小さい輝き」を意味し、“輝”は店主の名前の一部でもあるそうです。

もともとカフェだった建物のため、窓が多く明るい店内。開店の8:00から12:00ごろにかけて窓辺のカウンターと中央のテーブルには焼きたてのパンがずらりと並びます。奥にはパン工房があり、午前中はパン焼き作業、午後は仕込みをするスタッフの姿が見え、活気を感じる空間です。

入り口やパン棚の周りには、かわいらしい小動物の置物がちょこちょこ顔をのぞかせています。パンを選びながらも動物たちに癒やされ、ほっこりした気分になりますよ。

・毎日食べる“ちょうどいい”パン

店主がコンセプトとして目指すのは、毎日食べるのに“ちょうどいい”パン。「地味でいいんです。毎日食べても飽きのこないシンプルなパンを焼きたい」と話します。食感はハード過ぎず万人に好まれるモチモチ優しい食べ心地で、サイズも少しずつ食べ切れる大きさのパンを種類豊富に提供できるようにと考えています。

レジや商品陳列を担当する奥さま。実はオープン年の2024年に、店主であるご主人と入籍されたばかりだそう。パンだけでないフレッシュさが店全体から感じられるのも当然のこと。お店を手伝うお母さまも含めて、家族で営むアットホームなパン屋さんなのです。

愛犬家の奥さまの夢は、購入したパンを庭で食べられるようなテラス席を作ること。入り口にリードをつなげ、購入したばかりの焼きたてパンをペットと一緒に食べられるというすてきな構想です。犬好き夫婦の楽しい未来図に、来店する愛犬家からの期待もひとしおです。

・朝食やランチにぴったりな惣菜パン

『くるみチーズ』400円

ハードな顔をした『くるみチーズ』はひと手間加えたフランス生地で、パリパリの薄皮の中は意外にも、モッチリしっとりのやわらかさ。チーズの食感に合わせ、クルミはシャクシャクとしたかみ心地に、パン生地自体もモッチリ感を際立たせています。手のひら大のサイズですが、テレビを見ながらつまんでいたらあっという間に食べ切っちゃったという年配客の話も納得です。

『ビーフパストラミフーガス』340円

南フランス発祥の葉っぱ型の平たいパン・フーガス。同店では店主が好物だという“牛肉のパストラミ”を生地に包み込んでいます。刺激的な味のベーコンとは違い、マイルドでコクのある肉の味が口いっぱいに広がります。オリーブオイルと黒コショウでスパイス感もプラスしていますが、子どもからの人気も高いそう。大人にはワインと一緒におつまみとして食べるのが店主のおすすめ。今夜のアテにいかがですか。

工房が隣接するお店のため、焼きたて・揚げたてのパンが手に入るのがうれしい限り。取材時も揚げたてのカレーパンを心待ちにするお客さんの姿が印象的で、できたてパンの香りに店中が包まれていました。

・ひと手間ふた手間加えた菓子パン

『つぶあんチーズ』240円

パン生地に練り込まれた香川の地酒・川鶴大吟醸の酒粕(さけかす)がふわりと香る『つぶあんチーズ』は、女性のリピート率が高い商品だそう。北海道産小豆を使用したあんこと北海道産クリームチーズといった、店主厳選の具材がぎっしり。甘さ控えめなあんこと程よいチーズの塩味が芳醇な日本酒の香りと相まってぜいたくな一品です。

『くりーむパン』180円

自家製のカスタードクリームは、かた過ぎもせずやわらか過ぎもしない絶妙なテクスチャーで心地よい舌触り。バニラビーンズの香りと優しい甘さが口の中いっぱいに広がります。モッチリ生地と自家製カスタードクリームが織りなす唯一無二な『くりーむパン』は試す価値あり。

そのほかゴマを練り込んだ生地にゴマのクリームを挟んだ『ごまくりーむ』(180円)や昔懐かし『ぼうしパン』(180円)、ハーフサイズのユニークな形をした『1/2クロワッサン』(100円)など、種類豊富で手に取りやすい小さめサイズの菓子パンがずらりとラインアップしています。

・高密度リュール食パンは加水率が決め手!

『はるよこい・ゆめちから 乳・卵不使用食パン』700円

バターの代わりに大豆バターと大豆クリームを使用することで、毎日食べても飽きのこないあっさりとしたテイストの食パンです。2種の国産小麦を配合することによってもっちり食感を、高い加水率でしっとりした質感を実現。小麦の比率が高いため、密度が高く食べ応えのある食パンに仕上がっています。家庭で食べるときはトーストして食べてみて。サクッとしたクラスト(外側)ともっちりみずみずしいクラム(中身)のコントラストがこの上なく絶品です♪

2024年春にオープンした「bakery LUEUR(リュール)」のパンは、ご主人が語るように派手ではないけれど毎日食べるのに“ちょうどいい”ものばかり。季節ごとに変わる新しいパンやガーデンテラス席の計画も進行中など、今後も目が離せないお店です。

■詳細情報

■DATA

bakery LUEUR(リュール)

所在地
香川県高松市香西北町375-1
営業時間
8:00〜15:00

【高松】「ブーランジェリー パルフェ」国産小麦で作られた優しい味わいのパンはどれも魅力的♪

・「Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)」

ことでん太田駅から徒歩で17分ほど。国道11号線東バイパスからは塩江街道沿いを南へ進むと、ほどなくして「Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)」が見えてきます。白い壁と青いテントのおしゃれな外観が目印です。フランスパンがデザインされた青い看板を見過ごさないように気をつけて。お店の前の駐車場では、焼きたてのパンを求めるお客さんの車が目まぐるしく入れ替わります。

木の扉を開けると香ばしい小麦の香りと、ずらりと並んだパンが迎えてくれます。パンの種類は60種類ほどで、かわいいデニッシュや旬の野菜を使ったパンなどさまざま。小ぶりで値段も200円前後と手に取りやすいので、ついたくさん買ってしまいそう。

次々と焼き上げられたパンが陳列され、12:00から13:00ごろに一通り全種類が出そろいます。ランチ時に食べられる焼きたての味は格別!

実はオーナーは県外のパン屋で働いていたときに小麦アレルギーを発症。パン作りから離れるしかないと考えた時期があったそうですが、使う材料を見直したところ症状が治まってきたといいます。自身の経験をもとに厳選した素材で作られるパンは、オシャレで洗練されているけど、どこか親しみやすい味わい。まさにオーナーの人柄を表しているようで、オープンして10年たった今もファンの心をつかんでいます。

・国産小麦を使ったリッチな食パン

『パン・ド・ミ』356円

北海道産小麦の「ゆめちから」など、2種類の国産小麦をブレンドし、ホイップクリームや練乳を加えた『パン・ド・ミ』はほのかに甘いリッチな食パンです。まずは焼かずにそのまま食べてもgood。しっとり、やわらかな口溶けは買ってきたその日にしか味わえないおいしさです。トーストすると香ばしい小麦の香りが引き立ち、もっちりとした食感が購入した翌日も味わえますよ。

『パン・ド・ミ』のほか具入り食パンや期間限定食パンの焼き上がりは11:30ごろ。皮のパリッとした食感と、あっさりとした風味のハードトースト(山型食パン)は13:00ごろと焼き上がりの時間が違うのでご注意を。

・具だくさんの贅沢なタルティーヌはどれも絶品!

『季節の野菜のタルティーヌ』248円

タルティーヌとは「塗る」という意味で、薄くスライスされたバゲットにトマトソースが塗られ、軽く炒めた野菜をトッピングしたオープンサンドです。具材は季節により変わりますが、取材時はズッキーニ、パプリカ、カボチャ、しめじとボリューム満点。上にかかったチーズソースも、野菜本来のシャキシャキ食感と甘み引き立てています。9:00ごろから並び始めるので、焼きたて目当ての人はお昼前にどうぞ。

タルティーヌはほかにも『チキンとレンコン』『エビとアボカド』『ベーコンとほうれん草』『きんぴら』もスタンバイ。 バゲットは北海道産の小麦を使用し、低い温度で前日から12時間かけて発酵させる「低温長時間発酵」で作られていて、皮はバリッと中はモチッとした食感が伝わります。手間暇かかったバゲットが土台だからこそできるバリエーションの豊富さです。

・あんことパンのコラボレーションに舌鼓

『塩パン(さつまいもあん入り)』194円

女性に人気のサツマイモの味を定番の塩パンにプラス。まろやかなサツマイモの餡(あん)が入った塩パンは、甘みと塩味にじゅわっと広がるバターの風味が折り重なって、後引くうまさがクセになります。お店がオープンする8:00ごろには店頭に並んでいます。

『くるみあんフランス』248円

フランスパンに油分が加わったセミフランス生地で作られた『くるみあんフランス』は、トングで挟んだ瞬間にずっしりと重さが伝わるほど中にこしあんがたっぷり。

断面は圧巻!「いっぱい入っていた方がうれしい」というオーナーのサービス精神も詰まっています。たっぷり入っている分、あんこは甘さ控えめのこしあんを使用。歯切れの良いパンとくるみの食感がいいアクセントになっています。オープンの8:00ごろには店頭に並んでいます。

12:30ごろに並ぶ『あんバターフランス』(237円)はファンも多い人気商品。ほかにはない一工夫されたあんこのパンが作られているのは、オーナー自身もあんこが好きだからというから納得です。和と洋の組み合わせの魅力に気づくことができるので、ぜひ一つチョイスてみて。

・お土産にもぴったりのスイーツも♪

左から『紅茶とオレンジのケーキ』『チョコとクラウンベリーのケーキ』『レモンケーキ』『抹茶とホワイトチョコのケーキ』各259円

手土産にもぴったりのマフィンは重厚で食べ応えがあるサイズ。どれも甘さ控えめであっさりとしている分、ペロリと食べられます。一番人気はレモンピールが練り込まれ生地に、ホワイトチョコがコーティングされた『レモンケーキ』。そして、ビターなチョコに甘酸っぱさが加わった『チョコとクラウンベリーのケーキ』。ティータイムには『紅茶とオレンジのケーキ』。ちょっぴり和風の気分なら『抹茶とホワイトチョコのケーキ』の4種類。箱もあるのでレジでスタッフに声がけを。

パン一つひとつに手間をかけ、食べた人を笑顔にする「Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)」。丁寧に作られたパンはそれだけで心まで満たされます。朝食に、ランチに、おやつタイムに幸せ気分を味わってみて。 パンは取り置きもできますが、電話での問い合わせに限ります。支払いは現金のみ。

■詳細情報

■DATA

Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)

所在地
香川県高松市太田下町1853-10
電話番号
087-814-4099
営業時間
火~金曜/9:00~18:00
土曜/8:00~18:00
日曜/8:00~17:00
※支払いは現金のみ

【高松】「石窯パン工房ぱぱぱーん」讃岐うどんの老舗が生み出す多彩なパンを日常に♪

・うどん店が営む「石窯パン工房ぱぱぱーん」

JR屋島駅から車で約5分、大きな三角の屋根が目印の「石窯パン工房ぱぱぱーん」。“ねてもさめてもうどん”のキャッチコピーでおなじみの讃岐うどんの老舗「さぬき麺業」がプロデュースするベーカリーです。

同店は2022年に前身の「いしうす庵 屋島店」を閉店・改装し、同年にパン屋として新たにスタートしました。
パン事業の始まりは、小麦粉やミックス粉などの製粉を取り扱う「鳥越製粉」からパン作りを教わったことがきっかけ。うどんもパンも原材料が小麦粉という共通点はありながら、うどんとは違う別の世界に衝撃を受けたそう。また、外食が難しいコロナ禍の中、テイクアウトできるパンは喜んでもらえるのではと考え、ベーカリーを立ち上げることになりました。
一度聞いたら忘れないインパクトのある店名は、社長自らが提案。「おいしいパンを作りたい」という熱い意気込みが込められています。

一歩足を踏み入れると、ふわっと小麦の香ばしい香りに包まれます。棚に並ぶパンの種類は常時60~70種類と多彩なラインアップ。来店の狙い目は品ぞろえが豊富な9:00~12:00の時間帯がおすすめ。タイミングが良ければ焼きたてのパンに出合えます。

入り口から入って左側はイートインスペースを併設。大きな窓から光が差し込むナチュラルな空間は居心地抜群♪席と席の間隔が広く、朝食にも昼食にもおやつにも、ゆったりとした時間を過ごせます。

購入したパンをそのまま頂くのはもちろんのこと、温めたり焼いたりして食べたい人のためにオーブントースターをスタンバイ。なんと驚くことに、高松市鶴市町にある珈琲焙煎所&喫茶店「胡桃(くるみ)」のコーヒーが無料で飲めちゃうんです。心のこもったおもてなしに頻繁に通いたくなってしまうかも。

・厳選素材を使った人気のパン・ベスト3

『カレーパン』270円

人気No.1の『カレーパン』は牛肉を特製スパイスに漬け込み、じっくり煮込んだ自家製カレーがたっぷり入っています。薄皮パンを油で揚げ、衣はサックリ、中はもっちりの食感がやみつきになる一品。カレーの辛さが控えめなので、子どもにも好評です。

『塩パン』140円

人気No.2はひと口頬ばるとバターの風味がしっかり感じられる『塩パン』。贅沢に入った北海道よつ葉バターがじゅわっとしみ出てリッチな味わい。ドイツアルプス産のアルペンザルツ岩塩がアクセントになっています。

『サクうまメロンパン』151円

人気No.3は、北海道よつ葉バターを使用したパン生地の上にクッキー生地を覆い焼き上げたメロンパン。オーソドックスだからこそ、老若男女から根強く愛されています。外はサクッ、中はフワッとしたサクうま食感を楽しんで。

・アイデアがキラリと光る技ありパン

『明太フィッセル』324円

フィッセルとはフランスパンに比べて細く小さいバゲットのこと。本場博多の明太子を表面と中に惜しみなく塗っています。もっちりした歯応えの生地は満足感がありますよ♪

『ニューヨークロールピスタチオ』302円

たっぷりのクリームをサクサクのデニッシュ生地で包んだ話題のニューヨークロール。取材時はピスタチオのフレーバーをチョイス。キレイなうぐいす色のピスタチオクリームの優しい甘さと、コーティングされたホワイトチョコレートのパリパリ食感がくせになる一品です。ピスタチオのトッピングがおしゃれで写真映えも◎。

『3びきのこぐま』259円

かわいらしいくまの顔が3つ並んだ、一目見た瞬間心を奪われてしまうビジュアル。パンの中には、カスタード、チョコレート、イチゴジャムの3つのフィリング。一つずつシェアしながら食べてもいいですね♪

『さぬきの夢食パン』324円

讃岐うどんではおなじみの小麦「さぬきの夢」を使用した食パン。ふわっと軽い口当たりでぺろりと食べられるので、朝食にぴったり。そのまま食べてもよし、軽くトーストしてサックリ食感を楽しむもよしの一品です。

選りすぐりの素材でお客さんが喜ぶパンを作る「石窯パン工房ぱぱぱーん」。季節に応じて新製品を開発したり、最近では施設や企業向けに移動販売も開始しています。「自分が楽しむことでおいしいパンになる」をモットーに新しいことにチャレンジし続ける「ぱぱぱーん」から、ますます目が離せません♪

■詳細情報

■DATA

石窯パン工房ぱぱぱーん

所在地
香川県高松市新田町甲2567-1
電話番号
087-841-8881
営業時間
7:00~18:00

【高松】「パンの木」3代目が受け継ぐ老舗ベーカリー!変わらない安心感にファン多し♪

・「パンの木」いつものパンをいつもの場所で

JR栗林駅から徒歩5分。花園小学校や花園公園に近い住宅地の路地の交差点に「パンの木」はあります。道を挟んで8台分の駐車場を備え、市内はもちろん西讃・東讃からはるばるパンを求めにくる人も。

店内は木のぬくもりに包まれ、これぞ日本のパン屋といった懐かしい雰囲気に、ワクワクが止まりません♪入り口横に設置してあるトングとトレーを持って、ぐるりと見て回れるレイアウトです。壁に飾られた訪れた著名人やインフルエンサーのサインが、お店の歴史と人気を物語っています。

・3代目「パンの木」目指すはアットホームなパン屋さん!

パン工房では、早朝から3代目の現ご主人と先代であるご主人のお父さんが次々とパンを焼き上げる光景が。創業について取材した際には「2015年に50周年を迎えたから、今年で何年目だ?」と顔を見合わせてほほ笑むご家族。このアットホームな雰囲気が、お店を長く続ける秘訣なのかも。店頭販売用以外に業務用のパンの依頼も多いそうで、人気カフェのパンやテイクアウト用のサンドイッチなど、もしかすると知らぬ間にコチラのパンを口にしているかもしれませんね。

ご主人が焼き上げたパンを手際良く並べていく、明るくお話好きの奥さま。「日によって前後しますが、店頭に並ぶパンの種類が豊富なのは12:00ごろ、ピザも焼き上がりますよ」と教えてくれました。奥さまのキャラクターが、店内をさらに明るく温かな雰囲気にしているよう。毎日60〜70種類、500個以上のパンが店頭に並び、焼き上がり時刻には、勝手知ったる近所の常連が次々とパンを買っていきます。

・ほとんどすべてがロングセラー商品

『ピーナツパン』130円

創業時からの人気商品『ピーナツパン』したたり落ちたピーナッツチョコが食欲をそそります。パン生地の上にもつぶつぶピーナッツ、パンと一緒に焼き上げるので香ばしさもプラス。底に流れ出して固まったピーナッツチョコのパリパリ感まで残さず楽しんで。

『さくらもちあんパン』160円

求肥(ぎゅうひ)ではなく、もち米を使った桜餅が丸ごと入った『さくらもちあんパン』。もち米の食感とこしあんのまろやかな甘さの後に、桜の香りがふわり♪春限定の商品だったのですが、お客さんからの強い要望に応え、年間を通して販売されるようになりました。

『マメパン』135円

香川の人にはおなじみの『マメパン』ですが、コチラでは北海道産の金時豆を使用し、店内でご主人が手作りしています。市販のものよりも甘さ控えめで、ほんのり塩味を感じられる絶妙な味付けに。しっとりやわらかいパン生地との相性はバツグンです。

『フランスパン 』大280円、 小75円

「なぜか最近人気出てきてるんだよね、何も変えてないのに」と不思議そうに話すご夫妻。食べてみて分かるのは、さっくり軽くてかたすぎず、万人受けする食べやすいフランスパンだということ。そして小さいフランスパンにおいては、なんと驚きの75円!財布に優しい価格もうれしいポイントです♪

・ほっこり落ち着く定番の惣菜パン

『えびカツサンド』330円、『バジリコチキン』300円

惣菜パンも魅力的なラインアップがずらり!エビの身がゴロゴロ入ったプリプリのカツにたっぷりタルタルソースが絡み、シャキシャキキャベツとの相性が◎の『えびカツサンド』。『バジリコチキン』は、バジルと黒コショウで味付けした、ジューシーでうま味のある大山ハムの鶏の胸肉を使用したコッペパンサンドです。

『ごぼうサラダ』135円

マヨネーズで和えたゴボウの歯応えが、シャキシャキと楽しい『ごぼうサラダ』は、どこか懐かしい安定感のあるテイストの惣菜パンです。生地に練り込んだゴマの風味もアクセント!焼き色を抑えた白いパンはやわらかさが別格です。

コッペパンサンドが並ぶ冷蔵ケースには、定番の『コロッケサンド』に『マスタードドッグ』などがズラリ。冷蔵コーナーは8:00の開店直後から種類が豊富にそろっています。朝食やランチに手軽なサンドイッチはいかがですか?

・季節限定&曜日限定のパン

『ふんわリング』500円

金・土曜限定の『ふんわリング』は、直径約18cmと大きなリングパン。ドーナツのようであり、ケーキのようでもあります。卵がたっぷり入ったブリオッシュ生地で、驚くほどふわふわな食感に感動!焼き上がり予定時間は13:00ごろで、人気な上に焼き数も限られているので予約がオススメ。当日なら電話で、前日までならInstagramのDMでも予約可能です。

大きいとはいえ、5つのブロックを簡単に手でちぎって食べられるので、家族や友人とシェアするのにも適しています。各パーツの中心にはチョコチップが仕込まれていて、そのまま食べるとパリパリ、リベイクして食べるととろり、違ったチョコレートの食感を試してみて。チョコレートのほかに、キャラメルチョコチップもあるので、お好みでチョイスできますよ♪

『ラムレーズンサンド』180円

ラムレーズンとバターのクリームが、メロンパンにサンドされた冬の季節限定の人気パン。通常のメロンパンよりパンの甘さを抑えているので、ラムレーズンの香りとコクがいっそう引き立ちます。通年販売してほしいとの要望が多いそうですが、気温が高い季節はバターが溶けるため、寒い季節のお楽しみパンとして親しまれています。

アットホームで懐かしい雰囲気を残したベーカリー「パンの木」。常連だけでなく新しいお客さんも増えているそうで、昭和・平成・令和、そしてこれからもずっと、私たちの生活の中になくてはならない存在でいてほしい場所です。

■詳細情報

■DATA

パンの木

所在地
香川県高松市花園町3-4-1
電話番号
087-861-7031
営業時間
8:00〜18:00(なくなり次第終了)

【高松】「ベーカリーカフェ ル・レーヴ」はイートインOK!商店街で愛されるお手頃ベーカリー

イートインできる「Bakery Cafe ル・レーヴ」

ことでん瓦町駅から徒歩約7分、南新町商店街の北端にある「Bakery Cafe ル・レーヴ」。田町商店街から2016年4月に移転し、現在の場所でも愛され続けています。

奥行きのある造りの1階は朝からたくさんの焼きたてパンが並び、高松市の中心街という場所柄もあって開店時間からひっきりなしに人が訪れます。パン生地は水、小麦粉、塩、三温糖、脱脂粉乳、ショートニング、生イーストだけというシンプルな作り。北海道産の無農薬小麦による風味を大事にしているのが特徴です。
季節限定品も多数登場し、春は『桜あんぱん』、夏は『アイスメロンパン』、秋は『焼き栗あんぱん』、冬は『あげパン』といった気になる商品がめじろ押し。

店内へ入って左手の階段を上るとイートインスペースが現れ、窓際カウンター席からは、商店街の景色がチラッと楽しめます。1階で買ったパンを電子レンジで温めることも可能なので活用してみて。

1階のレジ手前にはコーヒーマシンも完備。紙コップを110円で購入し、マイルド、アメリカン、ストロングのホットコーヒー3種と、アイスコーヒーの中から好きなものを選んでテイクアウトしたり、2階のイートインスペースで飲んだりできますよ。

菓子パンのおすすめはこちら!

『ル・レーヴ メロンパン』150円

甘い香りが漂う手作りのクッキー生地は、カリッとするほどしっかり焼かれていて小気味良い食感。中の菓子パン生地は歯切れが良く、クッキー生地と親和性のある口溶けバランスがたまりません。

『あん塩バターロール』210円

塩パンシリーズの中でも発売以降、不動の人気No.1を誇るのが『あん塩バターロール』。ベースの塩バターロールはもっちり感があって密度が高く、中には風味豊かな北海道産の粒あんがイン。塩気が引き締め役で食べ応えのある一品です。

『フォンダンショコラ』170円

食べるのをためらってしまうようなキュートな表情のこちらは、ふんわりやわらかな白パンにスイートチョコが仕込まれた『フォンダンショコラ』。手描きの顔に個体差があるので、どの子にしようかなと選ぶ楽しさも♪

中には、なめらかで甘いスイートチョコがたっぷり。レンジで温めるとチョコが少し溶けて、よりフォンダンショコラを食べているかのよう。

日替わりバーガーは軽食にぴったり

エビカツ、メンチカツ、チキン南蛮などフライものをサンドしたバーガーシリーズは毎日約3種類がスタンバイ。日替わりなので、毎日来ても異なるメニューに出合えるかも!?

『エビカツバーガー』360円

エビカツは、すり身とエビの身でシーフードの味がしっかり。タルタルソースの酸味やレタスとキャベツのシャキシャキ食感がアクセントになっています。

『ササミカツバーガー』360円

コッペパンタイプの横長パンに、ササミカツと生野菜をサンドしたバーガー。大葉の香りがフワッと広がり、タルタルに使われている玉ネギの食感や酸味も合わさってまとまりのある味わいです。

シンプルに素材を味わうパン

『天然酵母バタール』420円

米麹由来の天然酵母で発酵させた生地はふんわりもっちりしていてほんのり甘みもあり、小麦の風味を存分に味わえます。クラスト(外側)は割と厚みが薄く歯切れの良い固さで、料理の主食としてもおすすめ。

『くるみスイート』160円

工房で炒(い)った無添加のクルミを混ぜ込んだこちら。鼻に抜けるクルミの香ばしさと独特の風味が絶妙で、ほんのり甘いパン生地とクルミの風味がマッチ。多過ぎず少な過ぎず、クルミの存在感がしっかり際立っているエアリーな食感のパンです。

『全粒粉食パン』1斤420円、半斤230円

食パンはどれもハチミツ、卵不使用。シンプルな食パンだけでなく、玄米、全粒粉を使用したパンもあるので、お気に入りを見つけるのもあり。1斤、半斤と食卓に合わせてサイズを選んで。

3日間じっくり時間をかけて作られるクロワッサンも、工房で粉から作るフルスクラッチ製法です。シンプルな『クロワッサン』(160円)のほかにチョコレートを巻き込んだ『クロワッサンショコラ』(220円)や、フルーツジャムを使用したデニッシュなどもそろいます。濃厚な甘さが魅力の香川県産ミカン“小原紅早生(おばらべにわせ)”のマーマレードとチーズクリームを合わせたデニッシュはリッチな味わい。

丸亀町商店街にも程近い、南新町商店街の北端にある「ベーカリーカフェ ル・レーヴ」。持ち帰りはもちろん、イートインスペース併設でランチ使いや、街歩きで小腹が空いた時にふらっと立ち寄りやすいのも魅力です。親しみやすい定番や日替わりパンなど、自分だけのお気に入りの味を見つけて♪

■詳細情報

■DATA

Bakery Cafe ル・レーヴ

所在地
香川県高松市南新町13-4
電話番号
087-802-2206
営業時間
10:00〜19:00
(イートインスペースは10:00〜17:30)

【綾川】フルーツサンド「纏-matoi-」見た目も味も満点の映えスイーツを楽しんで♪

・フルーツサンド専門店「纏-matoi-」

ことでん陶駅から車で3分、住宅会社の敷地内にある「纏-matoi-」。隣にも2軒続いてテイクアウトのスイーツ店が並んでいるので、甘い物好きにはたまらないエリアとなっています。

キリンやフクロウのオブジェが迎えてくれる、かわいらしい店内。こぢんまりとしていながらも、フルーツサンドは豊富なラインアップ。通年メニューだけでも10種類以上、季節限定や予約限定の商品もあり、何度訪れても飽きずに楽しむことができますよ。

・並ぶサンドは常時10種類以上!おいしさの秘密はクリームとパンの薄さ

「纏(まとい)」のフルーツサンドのおいしさの秘密は、ずばりクリーム。北海道産のクリームチーズを使用し、フルーツに合うようあっさりした甘さに仕上げられています。このクリームだけを楽しむために、フルーツが挟まれていないシンプルなサンドを買う人もいるそう。

商品に使用されている食パンは地元のベーカリーから仕入れ、ちょうどいい幅にカット。厚すぎず薄すぎず、食べやすいように計算されています。しっとりとしつつ軽やかな食感で、重さを感じさせません。

見た目がかわいくても、中身の大半がクリームでガッカリ…なんて心配はご無用!同店のフルーツサンドは断面だけでなく、見えない部分までフルーツがしっかり入っていて、食べ終わるまで具材たっぷり、大満足間違いなし。全体的にあっさりとしているのでぺろりと完食できます。

・手ごろな値段で楽しめるフルーツサンド

『いちご』640円

フルーツサンドというと、少し贅沢・高級なイメージがありませんか?しかしこちらのサンドは、ボリュームの割に手ごろな点が特徴。「お店に長く、何度も来てほしい」という思いから、この値段設定にしているそうです。

人気ナンバーワンは『いちご』。ジューシーなイチゴとクリームは、言わずもがな相性抜群です。どんな新商品が出てもいちごの人気は不動で、休日は午前中で売り切れてしまうこともしばしば。必ず欲しい人は、予約をするか、開店直後が狙い目です。

『5種ミックス』620円

数種類のカラフルなフルーツが挟まれた目にも楽しい『5種ミックス』。入っているフルーツはそれぞれ単品サンドとしても販売されていますが、こちらなら1つでいろんな味を楽しめます。食べ進めるたびに違うフルーツを味わえて、お得感を感じるサンドです。

『ハーフ&ハーフ』600円

いろんな種類を食べたい、でもたくさんは食べられない…という人には『ハーフ&ハーフ』もおススメ。5種類ほどあり、日によって並ぶ種類が変わります。1つが通常のサンドより薄く、1個で2つの味を楽しめます。家族や友達とシェアにも◎。

『コーヒーゼリーサンド』500円

「纏」は徳島県に本店があり、メニューは基本的に本店と共通。でも実は、ここ香川店でしか食べられないオリジナルサンドもいくつかあります。

その中の1つが、その名の通り、コーヒーゼリーを入れちゃったサンド。この商品は香川店でアイデアが生まれ、商品化したものだそう。挟まれているコーヒーゼリーは、元パティシエのスタッフが「纏」のクリームに合うように作っています。

・フルーツサンドだけじゃない♪ショートケーキ缶やクロッフルも

「纏」で食べられるのは、フルーツサンドだけではありません。近年SNSで写真映えするスイーツとして話題になっている『ショートケーキ缶』も、名物の一つ。

並べてみるとかわいらしさが際立ちます。

『いちご×キウイ』1,000円

7種類あるショートケーキ缶(すべて1,000円)の中で特に人気なのは『いちご×キウイ』。自家製クリームときれいなフルーツの断面で彩られた缶を眺めて、それから中身を楽しみましょう。

また、最近のイチオシは『クロッフル』。クロッフルとは、クロワッサン生地をワッフル型で焼いて仕上げたスイーツです。

同店では、食べやすいようにスティック付きで提供。現在は7種類あり、どのクロッフルもトッピングたっぷりでボリューミー。

『ブリュレクロッフル』550円

一番人気は『ブリュレクロッフル』。カリカリのキャラメリゼの下には、あま~いカスタードクリームがオン。モチモチの生地がクリームのボリュームに負けず、満足感でいっぱいになります。

『ミックスベリークロッフル』530円

甘酸っぱいベリーたちとホイップクリームがたっぷりのっていて、ガッツリ甘いものが好き!という人には『ミックスベリークロッフル』もオススメ。

こちらのクロッフルは、フルーツサンドよりも甘さたっぷり。「さっぱりしたフルーツサンドだとスイーツとしてはちょっと物足りない…」「お腹いっぱい甘いものを食べたい!」という人は、ぜひ一度味わってみて。

フルーツサンドは売り切れ次第終了のため、狙いのサンドがある場合は、LINE予約で確保を。季節のフルーツを使った期間限定商品の情報は、Instagramで発信されているので要チェックです。

自分へのご褒美に。喜ばれる手土産に。見た目にも味にもテンションが上がる、綾川町の「纏」へぜひ。

■詳細情報

■DATA

纏-matoi-

所在地
香川県綾歌郡綾川町陶2501-1
営業時間
平日/10:00~17:00
土・日曜/9:00~17:00

【高松】本場の味を伝える「にこりパン」毎日食べても飽きのこない伝統と創造のベーカリー

・好立地のベーカリー「にこりパン」買い物帰りに立ち寄って

大型ショッピングモール「ゆめタウン高松」や「マルナカ栗林南店」から、それぞれ車で約3分の高松市東ハゼ町に「にこりパン」はあります。緑色の外観に、コック帽のキャラクターがかわいらしいロゴマークが目を引きます。駐車場はお店の西側に3台。買い物ついでに、ふらりと立ち寄るのにも便利です。

ガラス張りの扉を開けると、目の前に広がる木目調の商品台に焼きたてパンがずらりと並び、まるでお出迎えしてくれているよう。店内奥には、大きく開放された半仕切りの壁越しに作業場の様子がうかがえます。職人さんの顔だけでなく手元まで見えるので、パン作りに興味がある人には工場見学のようなウキウキ楽しい感覚に。

店長で職人の間嶋さんは、フランスパンの名店「ビゴの店」で8年、その後、東京の「ネモベーカリー」でも修行し、2015年高松に「にこりパン」を開業しました。両店に共通する“毎日食べても飽きのこない”シンプルで本格的なフランスパン作りの精神は、同店にも脈々と受け継がれています。手先が器用な店長はパン作りだけでなく、陳列用の“すのこ板”や、フランスパンの生地を自然発酵させる木の箱“乾ホイロ”まで手作りするほど。「にこりパン」の生地たちは、すてきな専用ベッドでぐっすり眠り、コンディションが整うというわけですね。

・魅力満載!本場の味・ハード系パン

『バゲット』313円

本場フランスの製法を受け継ぎ、奇をてらうことなく実直に焼き続けられる『バゲット』。小麦粉から製造過程まで、一貫して伝統を守り続けているこちらは、修行の成果が凝縮された「にこりパン」の顔ともいえる商品です。小麦粉・塩・イースト・水という最小限の材料で作るため、発酵に時間がかかるフランスパン。毎朝最初に仕込みが始まり、ゆっくりと生地を休めた後、おいしいバゲットに生まれ変わります。パリッと薄い皮部分(クラスト)と、相対的にもっちりしっとりな内側(クラム)。本格的なフランスパンを、高松でも気軽に食べてほしいという思いがあふれています。

『ショコラカンパーニュ』518円

ライ麦配合の生地にたっぷりのココアを混ぜ込んだ『ショコラカンパーニュ』は、手に取るとずっしりとした重量感。表面のクープ(切れ目)からのぞくココア生地に期待が膨らみます。

ココア生地の中にはチョコチップだけでなく、クランベリーやマカダミアナッツがぎっしり。チョコの甘さだけでなく、クランベリーの爽やかな酸味、ローストされたマカダミアナッツの香ばしさが相まって、豪華なハーモニーを奏でます。表面を別の生地で包んでいることでコントラストが生まれる断面は、まるでチョコ版シュトーレン。甘過ぎない大人のスイーツとも呼べる『ショコラカンパーニュ』は、満足度の高いハードパンです。

・朝食に、ランチに!モットーは毎日食べても飽きない味

『角食パン(ほほえみ)』324円

おすすめは、耳部分までふわふわとやわらかい角型食パン。生地に含ませる水分を多くすることで、このふわふわ食感を出しています。パンの腰が折れやすくなってしまうそうですが、ひねりを入れて生地を成型することで克服したのだそう。隠れた技が集結して、毎日食べても飽きのこない食パンが作られているのですね。

水ではなくミルクを100%使用した山型ブレッド各種も人気。しっとりミルキーな生地に、金時あんやくるみ、厳選した大粒レーズン(モハベレーズン)などが折り込まれたパンは、それぞれ1本売りのほか、半分サイズの1斤売りも可能です。

サンドイッチの具材は、パスタの原材料として有名なデュラム小麦を使用したパン“パーネ・プリエーデ”で挟んであります。イタリア・プーリア地方のパンで、歯切れが良く、サンドイッチの具材と食感の相性が良いのだそう。フランスパンと比べてしっとり、少しミルキーな風味が特徴です。

『サーモンとクリームチーズのサンド』399円

主役の厚みのあるスモークサーモンに、シャキシャキ食感の新鮮レタスとスライスオニオン、アクセントとしてケッパーとクリームチーズが相性抜群の女性人気No.1商品。お客さんに喜んでもらおうと、フィリングを原価計算時より多めに入れてしまう傾向にあると話す店長。買う側にとってはうれしいエピソードですよね。そのほか、パストラミビーフとトマトを挟んだ「パストラミサンド」や自家製のタルタルソースとツナのコッペパンも好評です。

『塩バターメロンパン』226円

菓子パンも種類豊富です。『塩バターメロンパン』は、てっぺんにあられ糖があしらわれた優しい甘さのクッキー生地。土台はやわらかな菓子パン生地ですが、その中央に有塩バターが仕込まれていて、ふわふわ優しいメロンパンだと思って食べ進めていると、塩味を帯びたバターがジュワッと口の中に広がるサプライズが!お試しあれ。

店舗の一角にあるテーブルには2席分のイートインスペースも。レジ横では、パンと一緒に楽しめるコーヒーを販売しています(ホット・アイスともに194円)。気軽に利用してみては。

パンのみにとどまらず、機材も店内装飾品もDIYしちゃう、器用でサービス精神あふれる店主が営む「にこりパン」。駐車場もあるので、買い物がてら、ドライブがてら、ふらりと立ち寄りやすいお店です。

■詳細情報

■DATA

にこりパン

所在地
香川県高松市東ハゼ町9-1-1階
電話番号
087-869-2505
営業時間
平日/8:00〜18:00
土・日曜、祝日/9:00〜18:00
(売り切れ次第終了)

【高松】ベーグル専門店「マコーズベーグル」工場直売が種類豊富でお買い得!

・お買い得!「MACOU’S BAGEL(マコーズベーグル)」工場直売

高松市南部・川部町。空港通りと平行に走る県道44号線(円座香南線)沿いに「MACOU’S BAGEL(マコーズベーグル)」はあります。敷地内にある駐車場は工場スタッフと共用となりますが、工場が休みとなる土曜は10台ほど、平日は3〜5台ほどの空きスペースに駐車可能です(平日も13:00以降はゆとりあり)。

2008年に創業したベーグル店の先駆け的存在でありながら探究心はとどまることなく、現在も新作ベーグルが続々と発表され、地元だけでなく県外からも商品を求めて訪れる人でにぎわっています。

畑と住宅が点在する見通しのよい円座香南線。車を走らせていると“ベーグル工場直売”の大きな立て看板が。初めて訪れる人も、見落として通り過ぎる心配がなく安心ですね。

工場では、通販用のベーグルも製造・販売していますが、店舗に買いに行ける人には朗報!工場直売だと、通販価格より1個につき100円近く安く購入することができるんです。また、工場直売限定商品に出合えることも。何よりできたてのベーグルが食べられるのはうれしい限りですよね。

販売所にあるテーブルには、当日製造したばかりのベーグルが並んでいます。パン屋さんのようにトングで取るセルフ方式ではなく、店員さんに声をかけて目当てのベーグルを取ってもらうスタイルです。希望のベーグルがあるなら電話予約がおすすめ!開店後は来店のお客さんの接客が優先となり、電話に出られない場合もあるので、開店時間(平日12:00、土曜9:00)の1時間前からオープンまでの時間がつながりやすくて◎。日替わり・工場直販限定商品、当日のベーグルサンドの内容は、Instagramでチェックしてみて。

・かみ応え強めなもちもち食感!一貫したNYスタイルのベーグル

ベーグル人気が加速するのに伴い、世にはいろんな食感のベーグルが登場しましたが、同店では創業時からの製法を守り続け、かみ応えのしっかりしたムギュッと密度の高いベーグルが特徴。手間を惜しまず、人の手で丁寧に“ゆでる”ことで、独特の食感を生み出すのだそう。過去には、やわらかい食感のベーグルを製造してほしいとの依頼もあったようですが、NY流のベーグルにこだわり、その信念を現在まで貫き通しています。

プレーン生地を構成する材料は、小麦粉・砂糖・塩・酵母・水のみとシンプル。“おいしいベーグルに不要なものは入れない”という強い理念のもと、できる限り無添加のフィリングを選ぶこと、最終作業工程の焼き印に至るまで丁寧に手作業で行うこと、に重きを置いているそう。

・不動のマコーズ人気ベーグルはコチラ

『プレーンベーグル』170円

まずは食べてみてほしい『プレーンベーグル』は、不要なものを一切使っていないマコーズベーグルの代名詞的存在。小麦の香ばしさ、甘さをダイレクトに味わうのに、もってこいの商品です。もちもちで、かみ応え抜群の食感。おうちで、お好みの具材を挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。

『香ばし五穀ベーグル』170円

かめばかむほど、口の中から鼻に抜ける焙煎黒ゴマの香ばしい香りがたまらないこちら。大豆・黒豆・うるちあわ・大麦などが練り込まれていて、穀物特有のプチプチとした歯応えと味わいが楽しめるベーグルです。ヘルシーなベーグル生地に加え、体にも良いとされる素材がふんだんに使われた人気商品です。

『チョコレートベーグル』170円

ひと口、ふた口、さらにもうひと口…と止まらなくなるスイーツ系ベーグル。2種類のココアパウダーを配合したきめの細かいココア生地に、アクセントとして甘いチョコレートが惜しみなく散りばめられています。デザート感覚で食べても大満足間違いなし!

『いちじくベーグル』170円

トルコ産の白イチジクを使用し、ドライイチジクのつぶつぶ感が楽しい『いちじくベーグル』は、濃厚な甘みと食感が楽しめます。女性からの人気が絶大で、通年販売されるようになった商品でもあります。その他、季節のフルーツや野菜を使ったベーグルが登場することも。

・期間限定&工場直売限定商品を狙おう!

『抹茶ホワイトチョコレートベーグル』190円

3カ月ごとに入れ替わる期間限定商品の一つ『抹茶ホワイトチョコレートベーグル』贅沢にも、生地には京都の老舗・小山園の宇治抹茶を混ぜ込んでいます。香り高くほろ苦い抹茶に、甘くとろけるホワイトチョコはお互いを引き立て合う黄金コンビ。相性抜群の組み合わせを口いっぱい頬張って♪夏にはレモンティーベーグル、秋には鳴門金時ベーグルなどもお目見えするそう。

『ラムレーズンマスカルポーネサンド』280円

くるみとレーズンのべーグル生地に、大人の香り漂うラムレーズンをたっぷり混ぜ込んだマスカルポーネチーズをサンドした贅沢な一品。日替わりで登場するサンドには「ブルーベリーマスカルポーネ」「チョコレート&オレンジマスカルポーネ」、変わり種では香川の特産品を使用した「高瀬茶あずき&きなこマスカルポーネ」なども。

「すぐに食べないベーグルは冷凍。食べる前に自然解凍し、ホイルに包んで3〜5分リベイクがおすすめ」と話すベーカリーチーフ。そのまま食べるとムギュッと食感、リベイクして食べると軽いかみ心地に。全く食感が異なるので、両方の食べ方を楽しんでみては。

長年、高松で愛され続けるベーグル専門店「MACOU’S BAGEL(マコーズベーグル)」。変わらぬ味を、お得に味わえる工場直営店舗へレッツゴー!

■詳細情報

■DATA

MACOU'S BAGEL (マコーズベーグル)

所在地
香川県高松市川部町1494-8
電話番号
087-816-0070
営業時間
平日/12:00〜17:00(売り切れ次第終了)
土曜/9:00〜15:00(売り切れ次第終了)

【三木】本格ハード系「ミキパン avenir amuser (アヴニール アミュゼ)」オープン!

・キュートな実力派ベーカリー「ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」

ことでん長尾線農学部前駅から徒歩5分、長尾街道池戸三差路からすぐ。青色の屋根が目印の小さな白い建物が「ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」です。2024年2月に開業したばかりの新進気鋭のベーカリー。正式名称は「avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」なのですが、通称の「ミキパン」で呼ばれることが多いそうです。敷地内には6台ほどの駐車スペースがあり、石畳と植栽の通路には開店時間に行列ができることもしばしば。

白壁で統一された清潔感あふれる店内は、エントランスと作業場の窓から差し込む外光で明るく、焼き上がったパンの香ばしい香りが漂います。トングとトレーを取り、L字のカウンター伝いに商品が選べるシンプルな導線ですが、入店待ちのお客さんが多い日は混雑を避けるため、5組ごとの入店規制をかける日もあるそう。

開店時刻の8:30には約40種類のパンが勢ぞろい。カウンターにはバゲット、カウンター下の冷蔵ケースにはサンドイッチ、壁面のラックには食パン、そして陳列棚には菓子系・惣菜系のパンが所狭しと並び圧巻です。

・実績あるパン職人と家族思いの奥さまが作り出すミキパンワールド

有名店で10年以上職人としてパン作りに専念してきたご主人。2024年2月、満を持して奥さまの地元である三木町にお店を構えました。早朝から訪れるお客様にもたくさんの種類のパンを提供できるようにと、午前1:00から仕込み作業を開始する日もあるのだそう。ハード系のパンを得意とし、確かな技術に裏打ちされたその味は瞬く間に評判になり、県内のみならず、県外からもパンを買い求めに来る人もいるほど。

ニコニコと明るい笑顔の接客が印象的な奥様は、主にフィリングを担当。ご主人がこね上げた生地をかわいらしく、よりおいしいパンへと仕上げていきます。店名の“アヴニール”と“アミュゼ”は、お子さん2人の名前が由来であったり、お店のロゴマークは、ご主人の焼いたパンのシルエットをもとに4人の家族像を表していたりと、家族愛あふれる奥さまの母親としての顔も随所に見受けられます。

・魅惑の菓子パンVS特製おかずパン

『あんバター』259円

控えめな甘さで、有機小豆の粒感もしっかり感じられるあんこに、適度な塩味をまとわせたスライス状のたっぷりバター。ハードパンの歯応えと相まって、両者が醸し出すハーモニーは極上のデザートのようです。糖分と脂質の罪悪感など、一瞬でかすんでしまうくらい見事なバランスに脱帽です。

『濃厚ショコラ』259円

1番人気の『濃厚ショコラ』は、たっぷりのココアを混ぜ込んだ贅沢な生地に、大粒チョコレートを織り込んだハードパンです。濃厚でビターなココア生地とは裏腹に、きちんと甘いブロックチョコレートがアクセントに。口の中でとろける仕掛けに悩殺されて。

『じゃがベーコン』259円

惣菜パンにもこだわりが満載!絶妙なもっちり感をとどめたジャガイモと、イベリコ豚のベーコンを使用した一品。ベーコンのうま味を最大限に味わえるようジャガイモへの調味を控えめにしています。包み込むハードパンと一緒に、かめばかむほど増す素材のうま味を楽しめます。

『チキンサンド』410円

シンプルなリュスティック生地に挟まれた新鮮野菜とチキンのサンドイッチ。奥さまが手作りするハニーマスタードソースが、香ばしく焼き上げたチキンと相まって口の中で多幸感を演出。サンドイッチでは、三木町産の卵を食パンではさんだ『たまごサンド』も人気です。

その他、香り高いデニッシュ生地を使用したシナモンロールや、自家製のピスタチオクリームを挟んだピスタチオサンド、豆パンやミルクパンからシンプルな食パンまで。1度の訪問では全種類制覇できないほどの豊富なラインアップ。お目当てのパンを求めて、何度も訪問することになるかも。

・ミキパンの顔ともいえるバゲット2種はコチラ!

『バゲット』270円

フランス産小麦と自家製酵母を使用したクセの少ない、普段使いにピッタリなバゲット。朝食時にスープやコーヒーに合わせるのもおすすめ。また、ミキパンの多くの菓子・惣菜パンは、このバゲット生地を用いて作られているのだそう。ミキパンの顔ともいえるこちらのバゲット、目印は5本の美しいクープ(切れ目模様)です。

『長時間発酵バゲット』270円

縦1本の長いクープが施されたバゲット。厳選された国産小麦を100%使用し、こね上げ、低温で一晩寝かせた生地を焼き上げたものです。製造開始から驚くほど長い時間を費やして初めて完成する、店主の自信作。発酵を促すイーストなどの使用を最小限に抑えるため、雑味が少なく、小麦本来のうま味を味わうのにもってこいの贅沢バゲットです。

早朝から1,000個以上のパンを焼き上げる腕利きのご主人。店内に並んだハードパンの完成度もさることながら、ご夫妻とスタッフのフレッシュで温かいおもてなしの雰囲気も心地いい「ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」。お気に入りのパンに出合うだけでなく、笑顔に癒されに何度も通いたくなるすてきなお店です。

■詳細情報

■DATA

ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)

所在地
香川県木田郡三木町池戸2980-12
電話番号
080-4039-2540
営業時間
8:30〜(売り切れ次第終了)

【高松】通をもうならせる「ミスターソーアンドソー」のパンで豊かな食卓を

・「BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)」

ことでん仏生山駅から徒歩で10分ほど、赤と白のストライプのテントが目を引く「BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)」。手間暇かけて作られる自家製酵母のパンに根強いファンを持つベーカリーです。

オーナーは「パンは食事の一部なので、料理全体を理解できた方がいい」と考え、関西でイタリアンやフレンチの経験も積んだ後、地元に戻りお店をオープンさせました。
小麦のうま味と力強さを感じるハード系パンに魅了される人も多く、常連には高松在住の欧米人もたくさんいるそうです。

舌の肥えた人たちも納得させるおいしさの秘訣は、手間と時間をかけること。ライ麦からおこした自家製酵母を使った生地は14時間かけて発酵させ、イースト臭がなく小麦本来の香りが伝わってきます。「作るのは大変だけど、その分ちゃんとおいしくなる」とオーナーの愛情がたっぷり込められています。

店舗の奥はオープンキッチンになっていて、手際よくパンが焼かれていく様子を見ることができます。毎朝40~50種類ものパンが並び、日によってはお昼を過ぎると品薄になることもあるため、一番多くそろう11:00〜12:00ごろが来店の狙い目。どのパンも個性が光っているので、説明書きを見ながら普段と違うチョイスを楽しむのも良さそうです。

・食卓に欠かせない!主食としてのパン

『バゲット』390円

県内の人気フランス料理店でも提供されている『バゲット』は、食パンと並ぶ人気ナンバーワン商品。フランス産の小麦粉を5~6種類ブレンドし、小麦の豊かな香りとシンプルなおいしさは、毎日の食卓に欠かせない存在。黄金色をした表面のパリパリと、中のもっちりふわっとした食感に虜(とりこ)になる一品です。
霧吹きで水をかけ、予熱したオーブンでリベイクするのがオススメ。献立の主食としてはもちろん、サンドイッチ作りにチャレンジするのもいいかも。

『食パン』1本 690円

北海道産の小麦粉2種類と香川県産の小麦「さぬきの夢」を湯種にした『食パン』は、ふんわりやわらかく飽きのこない一品。バターではなく米油が使われていることで、味にしつこさがなく時間が経っても良い香りがします。

パンは断面から水分が失われてしまうため、食べる直前に切るのがおいしく食べるコツ。好きな厚さにカットしたトーストを頬張れるのは1本購入した人の特権です♪

お店には山型と角型の両方があり、好みに合わせて選べます。ふわっともっちりとした食感の山型に比べて、角型はぎゅっと中身が詰まってしっとりとした食感。1本の半分の1斤(345円)もありますが、パンが熱々のうちはカットができないので来店の時間にはご注意を。

・イタリアの定番の味はいかが?

『チャバタ』220円

『チャバタ』とはイタリア語で「スリッパ」という意味で、形が似ていることが名前の由来。シンプルな味わいはサンドにしても具材の味を邪魔することがなく、イタリアでは定番のパンなのだそう。パスタでおなじみの「セモリナ粉」が使われ、オリーブオイルと水分をたっぷりと含む生地は歯切れが良くもっちりとしています。

チャバタにはほかに「オリーブ」「トマト」「チーズ」の3種類があります。イタリア気分に浸れる食事はいかが?

・自家製食材を挟んだサンドも人気!

『ジャンボンマヨネーズ』390円

多種多彩なサンドも見逃せません。『ジャンボンマヨネーズ』はプチバゲットに自家製のハムとスライスオニオン、自家製マヨネーズが挟まれています。おいしいものをとことん追求したら具材もすべて手作りになったそう。程よい塩味と爽やかな酸味の優しい味なので、サンドになってもパンの持ち味が生きています。ほかにも定番のたまごやツナ、鯖サンドなどもあり、プチバゲットに限らずチャバタのサンドも登場します。

・一つひとつ個性が光るパンが魅力

『あんこブリオッシュ』280円

一見定番のようなあんぱんですが、卵黄、生クリーム、バターが効いたブリオッシュ生地で作られていて、まさに和洋折衷な一品。小豆は北海道十勝産でえぐみがなく、すっきりとした甘さの自家製粒あんがたっぷりと詰まっています。強過ぎないバターの風味とあんこの組み合わせが鉄板のハーモニーを奏でています。

主食のパンから、軽食やおやつにちょうどいいものまで幅広くそろう「BAKER MR.So&so」。

合間にパパッと食べるのではなく、パンのある食卓を囲みながら幸せな時間を過ごしてほしいとオーナー。どの工程にも妥協せず、手間と愛情が込められたパンは多くの人に愛されています。パンが紡ぐ心まで豊かになるひとときをぜひ。

■詳細情報

■DATA

BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)

所在地
香川県高松市仏生山町甲408
電話番号
087-814-3288
営業時間
9:00〜18:00

【高松】「Boulangerie Esto(ブーランジュリー エスト)」毎日通いたい人気ベーカリー

・かわいいお店「Boulangerie Esto(ブーランジュリー エスト)」

ことでん瓦町駅から徒歩5分、アクセス良好の高松中心部に店を構える「Boulangerie Esto(ブーランジュリー エスト)」。夫婦2人で営む同店は、オープンの9:00になるとお客さんが次から次へと訪れる人気ベーカリーです。
名古屋のベーカリーでアルバイトをしていた際に、パン作りのおもしろさに魅了され、本格的にパン屋で働くことを決意。高松でも経験を積みながら、日に日に自身のお店を持ちたいという気持ちが強まり、ついに夢のお店を実現させました。「また食べたくなるようなおいしいパンを作る」をコンセプトに、日々生地の温度や発酵管理を調整し、手間と愛情をかけて丁寧に作り上げています。

もともと空きアパートだった物件をリノベーションした同店。店名は店主が10代の頃から好きなロックバンド「藍坊主」の曲名「esto」が由来。「esto」は人工的な国際共通語・エスペラント語で「存在」という意味を持ち、店主の「地域に必要とされる存在(パン屋)になりたい」という思いが込められています。
かわいらしい子どもがモチーフのロゴは、当時1歳の息子さんがモデル。お店の壁にかけられた看板や窓、店頭で購入できるトートバッグやピンバッジのデザインにも使用されています。

店内は木のぬくもりを感じるナチュラルな空間で、店を囲むように常時30~40種類の多彩なラインアップがずらりと並びます。来店は、一番種類が豊富なオープンの9:00がおすすめ。

ひときわ目を引く照明は、実際に店舗で焼いたフランスパンをレジン液でコーティングしたもの。天井からつり下げられたドライフラワーもお店の雰囲気にぴったり。パンを選ぶ合間にぜひ上も見上げてみてくださいね。

・フォトジェニックなあま~いスイーツパン

『クリームホーン』310円

ザクザク、バリバリ食感に仕上げたクロワッサン生地に自家製カスタードクリームがたっぷり詰まったクリームホーンは同店でもファンが多いパン。サクっとした心地よい食感と、とろりとしたクリームがやみつきになること請け合いです。クリームホーンにチョコレートをコーティングした季節限定の『チョコがけクリームホーン』(340円)も必食。自分用はもちろんのこと、手土産としてもおすすめですよ。

『パンスイス』320円

パンスイスとは、クロワッサン生地を重ねて層が表面に出るように成形し、きれいなしま模様を作っているパンのこと。同店のパンスイスは美しいフォルムに思わずうっとり。中には自家製キャラメルとアーモンドクリーム、サツマイモの鳴門金時がぎっしり詰まっています。味、食感、香り、音、ビジュアルと五感のすべてを使って堪能して。

・ランチに食べたい!おかずパン

『明太エスト』250円

人気No.1の『明太エスト』は、小麦粉に水を多めに加え、冷蔵庫でゆっくり発酵させたオリジナルの高加水生地「エスト」に、自家製明太子フィリングを表面にも中にも贅沢に塗ったもちもち食感の惣菜パン。食べる前から明太子の香りが食欲をそそります。ピリリと辛い明太子の辛さがくせになる一品です。

『エストドッグ』420円

高加水生地のエストにマッシュポテト、ドイツの塩漬けキャベツ・ザワークラウト、大きなソーセージをどーんとのせたホットドッグ。もっちりしたパンとパリッと皮が弾けるジューシーなソーセージがボリューム満点!ぜひ豪快にかぶりつきましょう。

『炭火焼き鳥ときんぴら蓮根のタルティーヌ』380円

歯切れのいいバゲットの上に炭火の焼き鳥、レンコンのきんぴらをたっぷりのせた食べ応えのある和風なタルティーヌ。ひと口頬張ると炭火の香ばしい香りがふわ~んと口いっぱいに広がります。焼き鳥ときんぴらの相性も絶妙です。

こぢんまりとした店内に絶品のパンが並ぶ「Boulangerie Esto(ブーランジュリー エスト)」。一度食べるとまた食べたい!と思わせる魅力的なパンと、細やかで温かい心遣いに何度も通いたくなるベーカリーです。高松中心部にお出かけの際はこだわりのパンを求めて利用してみては。

■詳細情報

■DATA

Boulangerie Esto(ブーランジュリー エスト)

所在地
香川県高松市塩上町2-17-20 1階
電話番号
087-880-8292
営業時間
9:00〜17:00(売り切れ次第終了)

【高松】「うどんベーカリー空麦(くむぎ)」うどんを練り込んだもちっとパンが魅力!

・うどん店併設「うどんベーカリー空麦(くむぎ)」

「うどんベーカリー空麦(くむぎ)」は、高松市香南町にある「讃岐うどん空海房(くうかいぼう)」に併設のベーカリー。高松空港から車で約3分の距離かつ、隣にレンタカー店があるということもあって、香川旅の最後に訪れる旅行客も多いのだそう。

ベーカリー前のテーブル席は、うどんだけでなくパンもイートイン可能です。同時に食べてもOK!その場でパンを食べたい時はスタッフに声をかけてみて。パンのお供にぴったりな『コーヒー』(100円)もスタンバイ。

天然の温泉水“空海の泉”で練り上げた「讃岐うどん空海房」のこだわりうどん。一定時間が経過して麺がやわらかくなると提供できなくなってしまうことから、SDGsの観点からも何かに利用できないかと考えていた店主。当時ハマっていたパン作りから着想を得て、余ったゆで麺を生地に練り込むアイデアが浮かび、試行錯誤を重ねた末に、今のもっちり食感のパンが生まれました。

パン生地はイーストフード、乳化剤、防腐剤、酸化防止剤を使用しておらず、どれもずっしりとしているのが特徴。生地自体の密度が高めな上、具材がたっぷり入っているので食べ応えは抜群。手のひらサイズの『こばこパン』も例にもれず、見た目以上に満足度が高いです。

“讃岐うどんで作ったうどんパン”として、令和5年度かがわ県産品コンクール(菓子・スイーツ部門)の最優秀賞を受賞。冷凍の箱入り贈答用は地方発送も可能です。『こばこパン』『はこパン』は個包装タイプなので手土産にもぴったり。種類ごとにシールが貼られていて、どれを買ったか分かりやすいですよ。

・『こばこパン』は迷っちゃうほどのバリエーション

左から『プレーン』100円、『塩パン』120円、
『カレーうどん』150円、『明太マヨ』140円、『チーズ』130円

手のひらサイズのキュートな『こばこパン』は20種類以上もあるので迷うこと必至!惣菜系、和スイーツ系、洋スイーツ系、チョコ系など、豊富なバリエーションの中でも、生地そのものの味を楽しみたいなら、まずは『プレーン』をどうぞ。しっとり感ともっちり感が高めでほんのり甘みを感じ、リベイクするとより風味高く、甘みも際立ちます。

プレーンのほんのり甘い生地に、バターのコクと塩気をプラスした『塩パン』は、山食タイプでふっくら膨らんだビジュアルが特徴。『カレーうどん』はその名の通りカレーとうどんが入ったユニークなパン。「讃岐うどん空海房」で提供しているカレーうどんとは異なる、スパイスの効いたカレーを使用していて、辛さ控えめで甘みのある万人受けしやすいテイスト。細かいうどんの食感や断面のビジュアルが楽しい一品です。後入れの明太マヨがぎっしり詰まった『明太マヨ』は、もっちりとしたパン生地にピッタリなバターのコク感と明太の風味が食欲をそそります。『チーズ』はたっぷり仕込まれたチーズのコク感とうま味が存分に詰まったパン。小さいながらも満足度高めで、チーズ好きは必食ですよ。

左から『あんバター』150円、『つぶあん』140円、『おさつバター』140円

和スイーツな具材のシリーズも、もっちり食感の生地によく合います。風味しっかりな発酵バターと、綾川町「山清(やませい)」のつぶあんによる甘みがリッチな組み合わせの『あんバター』や、同じく「山清」の粒あんのみを使用したシンプルな『つぶあん』は、しっかりとした小豆の風味と甘さが感じられる一品。徳島県産のサツマイモ「鳴門金時」の甘煮が詰まった『おさつバター』は、追い発酵バターでコク感がプラスされ、大きい『はこパン』サイズはあまりの人気に売り切れることもしばしば。

左から『シュガーナッツ』130円、『クリーム』130円、
『3種レーズンのシュガーバタートップ』120円、『橙ピール』120円

パンでは定番のスイーツ具材も、生地の食感や形によって、また異なる変化を楽しめます。

『シュガーナッツ』は、砂糖で甘くコーティングしたアーモンド、クルミ、カシューナッツがぎっしり。ナッツ好きにはたまらない風味とコリコリ食感がクセになります。『クリーム』は香り高いバニラビーンズ入りのカスタードクリームがイン。甘みのあるレーズンともっちりしっとり生地による組み合わせが安定感たっぷりの『3種レーズンのシュガーバタートップ』や、無農薬栽培の橙(だいだい)の皮で作った、自家製の橙ピールコンポートが練り込まれた『橙ピール』は、橙の爽やかな風味が感じられ、ほんのり甘みのある生地と絶妙なバランス。

左手前から時計回りに『チョコチップメロン』150円、『チョコチップ』120円、
『フォンダンショコラ』160円、『ラズベリーフォンダンショコラ』160円

チョコシリーズも見逃せません。バレンタインの時期限定の『フォンダンショコラ』は、カカオ生地の中に、ビター感強めの本格的なガナッシュがたっぷりと仕込まれた一品。数秒だけ電子レンジで温めると中がトロッとフォンダンショコラに。2月の限定品なのでお見逃しなく。上記の『フォンダンショコラ』に、フルーティーなラズベリーソースがプラスされた『ラズベリーフォンダンショコラ』も2月限定品です。山食の形をしたかわいい『チョコチップメロン』は、表面にのせたサクホロ食感のマカロン生地に、中はチョコチップがたっぷり。『チョコチップ』は所々に現れる焼き込みチョコのビターテイストとコリコリ食感がアクセントになっています。

はこパン、惣菜パンもずっしり具だくさん!

左から『はこパン 抹茶大納言』『はこパン クランベリー&クリームチーズ』各400円

『こばこパン』より大きい『はこパン』シリーズはリピーターに人気です。特に『クランベリー&クリームチーズ』と『さつまいも』はすぐに完売するほど。

『抹茶大納言』は、風味豊かな抹茶を練り込んだ生地に、粒感のある小豆の甘みがぴったり。『クランベリー&クリームチーズ』は、もっちり生地にたっぷり巻き込んだクリームチーズのコク感と、シャキシャキ食感のフルーティーなクランベリーがアクセント。そのままでもおいしくいただけますが、スライスしてトーストするのがおすすめで、『さつまいも』とともに一、二を争う人気だそう。

左から『とり天』『季節のグラタンパン』各300円

常連客からの要望で生まれた惣菜パンは1日3種類、毎日異なるものが並びます。夏野菜カレーやボロネーゼなど、季節の野菜を取り入れたものも注目ポイントです。

「讃岐うどん空海房」でも提供している“とり天”を丸々一個包み込んだ『とり天』は、塩江町特産の柚子胡椒『ばいしん』を合わせた特製マヨをのせて焼いています。一般的な柚子胡椒よりも辛さがかなり強く、インパクト大!しっかり食べ応えを感じる惣菜パンです。『季節のグラタンパン』は、厚切りベーコンとほうれん草を使用し、手作りのベシャメルソースがこれでもかと入ったずっしり感がうれしい一品。少し温めて食べるとベシャメルソースがこぼれ落ちそうになるほどトロットロに。バターのコクがしっかりした濃厚テイストです。

『冷凍 空麦うどんピザ』各種550円

2024年1月から新商品として、冷凍ピザも登場しました。こちらもうどんが練り込まれていますが、パンと作り分けしたオリジナル生地でもっちり感にパリッとさをプラス。

土日はパン工房が休みですが、「讃岐うどん空海房」は開いているので、冷凍ショーケース内のパンは購入可能です。ギフトBOXに好きな『こばこパン』を詰めて、地方発送もできますよ!香川県らしいうどんを練り込んだもっちりパンをぜひ味わってみて。

■詳細情報

■DATA

うどんベーカリー空麦(くむぎ)

所在地
香川県高松市香南町岡199
電話番号
087-879-1403
営業時間
10:00〜18:00(なくなり次第終了)