カフェ

【高松】「らふとんびぃ」のふわふわパンケーキで幸せ時間♪豊富なランチはテイクアウトも

・「Laugh ton be(らふとんびぃ)」

ことでん今橋駅から徒歩3分、高松市松福町に店を構える「Laugh ton be(らふとんびぃ)」。
ふわふわのパンケーキをはじめ、フルーツのトッピング、食事系などのパンケーキから、ランチ、テイクアウトまで対応するカフェです。
もともとは高松市丸亀町で営業していたパンケーキ専門店が福岡町に移転。コロナ禍でイートインが難しくなったことがきっかけで、お弁当やサンドイッチを販売する「Honey ton(ハニトン)」としてオープンしました。緊急事態宣言明けにパンケーキ専門店を同所でリニューアルオープンしましたが、オリジナルのパンケーキをメニューに加えたいという夢を叶え、2023年4月に「ラフトゥビィ」として新たにスタート。そして2025年2月に松福町に移転し、さらに生まれ変わりました。

店名はLaugh=笑う、ton=ブタという意味で、「お客さまに食事を通して笑顔と幸せを届けたい」という思いが込められているそう。また、ブタは世界中で幸運を運ぶ動物としても知られていて、同店のキャラクターにもなっています。

店内は白を基調としたインテリアと木のぬくもりが調和した、心安らぐ空間で、リラックスしながら心地よいひとときが過ごせます。

・あま~いパンケーキで幸せ時間

『ふんわりぱんけーき』1,080円

看板メニューのこちらは、その名の通り羽のように軽いふわふわ食感のパンケーキ。しっかりと泡立てたメレンゲの生地をじっくりと蒸し焼きにしています。
焼き上がるまでに20~30分かかるので、時間に余裕を持ってお出かけくださいね。

そのままの状態でもほんのり甘味を感じるこちらのパンケーキには、生クリーム、メープルシロップ、マーガリン付き。一口ごとに違った味わいを楽しんでみて。
冷ましてカットした『ふんわりぱんけーき』をカップに入れて、メープルシロップやチョコレートソースをトッピングした数量限定の『cupメニュー』もありますよ。

『チョコバナナパンケーキ』1,280円

もっちり生地のパンケーキにとろりと濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけ、甘くフレッシュなとバナナが一本贅沢にトッピングされた一皿。

チョコレートソースとバナナが絶妙にマッチした、子どもから大人まで幅広く支持されるメニューです。

・充実のランチメニューが自慢

『タコライス(スープ・ドリンク付き)』980円

スパイシーなタコスミートにたっぷりのサニーレタス、アボカド、トマト、上にチーズと目玉焼きをトッピングした同店の人気メニュー。

『タコライス』と『ミートドリア』(980円)は、平日の11:00~14:00は毎日いただけるので、友達とのランチや女子会、仕事の合間にぜひ訪れて。

『カレーライス(サラダ・スープ・ドリンク付き)』980円

ひと口食べると甘味を感じ、後からピリリとスパイシーな辛さがくる本格カレー。大きめのニンジンのやわらかさに、じっくり煮込まれていることがうかがえます。
日替わりランチメニューで提供されるので、入り口に設置されているメニュー、またはスタッフへ確認を。日替わりランチメニューはこのほか、『とりから』『キーマカレー』『ロコモコ』『ジャンバラヤ』『ナシゴレン』の全6種類。豊富なラインアップに悩んでしまうこと必至です。

ふわふわ、スイーツ、食事系とバラエティー豊かなパンケーキに加え、ランチメニューも手がける「Laugh ton be(らふとんびぃ)」。アットホームな雰囲気の中で、至福の時間を過ごせます。お弁当のテイクアウトは予約すれば店頭に並んでいないメニューもオーダーできるので、問い合わせてみてくださいね。
➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

Laugh ton be(らふとんびぃ)

所在地
香川県高松市松福町1-16-9 今橋マンション1階
電話番号
087-884-5500
営業時間
平日
ランチ/11:00〜14:00(L.O.14:00)
カフェ/11:00〜19:00(L.O.18:30)

土曜
休日限定ランチ/11:00〜14:00(L.O.14:00)
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:30)

日曜・祝日
ランチ/なし
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】「菓子工房 ルーヴ」はケーキからおはぎまで魅力的!地域密着の和洋菓子でほっと一息

・「菓子工房 ルーヴ」

ことでん太田駅から徒歩約16分。空港通りに位置する洋菓子の老舗「菓子工房 ルーヴ」は、ケーキや焼き菓子、パンの販売のほかカフェを併設する高松市鹿角町の空港通り店をはじめ、番町店、「Anniversary Lowe(アニバーサリー ルーヴ) 屋島」、カヌレやマロングラッセなどのヨーロッパの伝統菓子を扱う「GRANDMAISON LÖWE(グランメゾン・ルーヴ)」の4店舗を香川県内で展開。2020年には空港通り店内に、おはぎや大福、ようかんなどの和スイーツを取り扱う新ブランド「あん」もオープンしました。

1978年の創業当時は、まだ生クリームやフルーツを使ったケーキ自体が珍しく、シンプルなバターケーキが主流だったそう。そんな中、高松市内のライオン通商店街で、ドイツ菓子とパンのお店として歩み始めました。間口が3mほどの小さなお店で、店名の「ルーヴ」は場所にちなんでドイツ語のライオンが由来となりました。

町の小さな洋菓子店として、手作りでできるだけ地域の素材を使ったお菓子を提供してきた同店。45年たった今もその精神は変わらず、30周年を迎えた年にはお菓子屋にできる地域貢献をと、原材料を見直し、今では定番になっている材料もひと足早く使用し始めました。

三木町産の朝採れ卵をはじめ、小麦粉や牛乳、ケーキに欠かせないイチゴは香川の県産品でもある女峰(にょほう)を、香川のブランド米・おいでまいの米粉や直島の天日塩、香川大学開発の体に優しい自然由来の甘味料・希少糖アルロース、伝統的な砂糖・和三盆糖など、お菓子づくりに必要不可欠な材料は、どれも地元である香川ゆかりのもの。いずれもパティシエたち自らが生産者との対話を重ね、産地へ足を運び、実際に試作を重ねながら使用しています。
香川愛を感じるエピソードですね。

・ルーヴを代表するお菓子たち

今では同店の看板スイーツともなっている『和三盆手巻』は、2000年に販売をスタート。当時はまだ和食や、上生菓子などの和菓子にしか使われていなかった和三盆糖を、洋菓子にも取り入れた一品です。江戸時代から続く東かがわ市の和三盆の老舗「三谷製糖」の協力で、和三盆製造中に生まれる「白下糖(しろしたとう)」を材料として採用。優しい甘さでありながら、コクがあり上品な味わいが特徴の白下糖は、しっとりやわらかな県産米「おいでまい」米粉や県産小麦「さぬきの夢」小麦粉で仕立てた生地に使用。生クリームには精製された「和三盆糖」が惜しみなく使われていて、口の中でほどける甘さを実現しました。

材料は販売を開始した2000年から少しずつ、時代やニーズに合わせてマイナーチェンジを行っているそうで、“メイドイン香川”の素材にこだわったロールケーキは、全国各地にファンの多い一品です。

香川県産品コンクールでも最優秀賞を受賞した、同じく人気商品『讃岐おんまい』は2009年に「讃の岐三(さぬのきさん)」という名前で発売。同店で初めて商品化された和菓子ですが、和と洋の垣根を越えたスイーツでもあります。これまであんこを炊いたことがなかったという洋菓子職人たちが、何度も研究と試行錯誤を重ねて生み出した特製のミルク餡(あん)を、しっとりやわらかな生地で包み込んでいます。
「おんまい」は香川の方言でお菓子や、おいしいものを意味する言葉。景勝地である屋島の形をイメージしたかわいらしいミルクまんじゅうです。

・熱々ワッフルや生ケーキ、おはぎをイートイン

テイクアウトのお菓子だけでなく、空港通り店ではイートインが可能なカフェ「Cafe die mahne(カフェ ディ メーネ)」を併設。自家製パンのトーストやホットサンドといったモーニングや、季節のキッシュなどの軽食、旬のフルーツを使ったパフェにワッフルなど豊富なラインアップに目移り必至です。


創業当時はパン作りを行っていた同店、リバイバルとして2022年からパンの製造・販売を再開。当時のレシピを元に作られた自家製パンは、古いお客さんから懐かしむ声も。
カフェのトーストメニューで食べられるほか、1階の店頭にはパンコーナーも常設されているので持ち帰りもできますよ♪


『チョコバナナワッフル』935円

注文を受けてから店内で焼き上げるワッフルはプレーンとチョコバナナ、季節替わりのメニューから選べます。ドリンクを付けると55円オフになるお得なセットも。ブレンドコーヒーやカフェラテ、紅茶などから好きな飲み物を選んで。

アツアツのワッフル生地は軽い口当たりで、カリッ、もちっとした食感。熱で溶けたバニラアイスと生クリーム、バナナと一緒に頬張りましょう。

『季節のケーキ』※ショーケースで確認を

もちろんケーキもいただけますよ♪ カフェ店頭のショーケースのほか、1階のショーケースから好きなケーキを選んで、ドリンクと一緒にカフェタイムを楽しんで。取材時は香川県まんのう町・羽間(はざま)地区の「はざまいちじく」とシャインマスカットのタルトや、プリン・ア・ラ・モード、パッションフルーツを使ったムースケーキなどがずらり。持ち帰りのみの場合は1階でオーダーを。

『こはぎ』183円〜

あんこ好きの社長が発案したこんまい(小さい)おはぎ=「こはぎ」は、『讃岐おんまい』で培ったあんこのノウハウと、パティシエの表現力を生かした一品。オーソドックスな粒あんをはじめ、きなこのほか、バラに見立てたフランボワーズ仕立てのおはぎなどユニークなものも。
取材時にはキャラメリゼしたクルミを混ぜ込んだ「かぼちゃのおはぎ」、スイートポテト餡の「おいもさん」が登場。素材はもちろん、食べるのがもったいないほどキュートなビジュアルにも注目です。
『こはぎ』を提供している「あん」は月・火曜がお休みのためご注意を!

今も昔も変わらずお客さんの“笑顔”のために、進化を続けてきた「菓子工房 ルーヴ」。手土産やギフト、誕生日などの記念日にとどまらず、日常のふとした瞬間に気軽にスイーツを楽しめる街のパティスリーとして、香川に根差したお菓子づくりや地域貢献のみならず、何世代にも渡って愛される洋菓子、和菓子を提供しています。

■詳細情報

■DATA

菓子工房 ルーヴ

所在地
香川県高松市鹿角町290-1(空港通り店)
営業時間
9:30~19:00

「Cafe die mahne」
9:30〜18:30(L.O.17:00)
※番町店、Anniversary Lowe 屋島、GRANDMAISON LÖWEの詳細は公式HPで確認を

【坂出】「サンシャインピクニックデイズ」味もビジュアルも◎!瀬戸大橋ふもとのおしゃれカフェ♪

・「サンシャインピクニックデイズ」

坂出北I.C.から車で約23分、瀬戸大橋記念公園内にある「サンシャインピクニックデイズ」。国内外問わず、食べ歩きと食を愛するオーナーが作るこだわりの料理やスイーツの数々は、フォトジェニックな見た目はもちろん、その味を求めて多くのファンが訪れるほど。

地上108mの高さまで回転しながら上昇する展望室「瀬戸大橋タワー」の2階で営業しているので、遠くからでもすぐに分かります。360度のパノラマビューで瀬戸大橋や瀬戸内海の多島美を眺めたら、カフェへGO!

店内はソファ席や小上がりになった半個室席が用意されていて、眺めのいい席は早い者勝ち。

季節によって変わるフォトスポットにも注目。料理と一緒に撮影したり、友人や家族、恋人と記念に写真を撮る人の姿も多く見られました。

・思い出のナポリタンを再現したイチオシランチ

『元町ナポリタン』1,500円

サラダ、スープ、デザートにミニドリンクが付いたランチメニューの中でも人気のこちら。坂出市の元町にあった喫茶店のナポリタンが大好きだったというオーナー。あの時のように、忘れられない味のオリジナルのナポリタンをと試行錯誤を重ね、メニュー化しました。

熱々のスキレットに薄焼き卵を敷き、ナポリタンの上にはさらに目玉焼きがオン!具材にはウインナーとたっぷりのキノコが使われていて、キノコと卵が好きなオーナーならではのナポリタンに仕上がっています。

また、ランチはオムライスやロコモコのほか、月に2回ほど不定期で小皿ランチも提供。実施のタイミングなど詳しくは公式Instagramで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

デザートには同店で人気の台湾カステラ付き。実際に台湾で本場の味を食べ歩き、何度も試作を重ねた末、納得の味にたどり着いたというカステラは、ふわっしゅわっとした軽い食感で、まるで雲を食べているかのよう。
もちろん単品でもオーダー可能。テイクアウトもできるので、近くの公園で海を眺めながら食べるのもオツなものですよ♪

・カメラをお忘れなく!味と映えの良いとこどりスイーツ

『ぐりぐらパンケーキ』990円

子どもの頃に一度は夢見た、某絵本に登場する大きなパンケーキ。スキレットいっぱいに膨らんだ、ふわふわのパンケーキに、バターがジュワッと染み込んでいくので、カメラに収めたい人は早めに撮影を。やけどには気をつけて温かいうちにどうぞ。焼き上がりに40分ほどかかるため、前後の予定には余裕を持ってオーダーして。

『夕暮れのクリームソーダ』780円

ブルーベリーとマンゴーのソーダが織りなす淡いグラデーションが、その名の通り夕暮れのようなこちらのクリームソーダ。ほかにもブルーハワイを使った『青空のクリームソーダ』やオレンジ味の『太陽のクリームソーダ』、夕日や雲などをイメージしたものが6種類もラインアップ。きれいに渦を巻いたソフトクリームは入道雲のようです。アイスが溶けてしまう前に、こちらも早めに撮影を。

『季節のフルーツパフェ』※メニュー表で確認を

取材時は香川のブランドイチゴ・さぬきひめをたっぷり使ったパフェが登場。過去には秋にシャインマスカットや羽間(はざま)イチジク、冬は小原紅早生(おばらべにわせ)ミカン、初夏には丸亀市の飯南の桃を使うなど香川の食材を使うように心がけているそう。
これでもかと果肉をたっぷり使ったパフェはボリューム満点!最初から最後までフルーツの味を存分に楽しむことができますよ。

食を愛し、お客さんを楽しませたいというサービス精神旺盛なオーナーが生み出す、目にもおいしい料理やスイーツ、ドリンクに目移り必至のカフェ「サンシャインピクニックデイズ」。店内には瀬戸大橋が見える特等席もあり、本州と香川をつなぐ玄関口という立地で、休日には地元客や観光客が多く立ち寄り、幅広い世代の人たちでにぎわっています。

ドリンクやスイーツはテイクアウトも可能なので、坂出エリアにお出かけの際はドライブのお供や瀬戸大橋記念公園でピクニックもおすすめですよ♪

■詳細情報

■DATA

サンシャインピクニックデイズ

所在地
香川県坂出市番の州緑町6-13 瀬戸大橋タワー2階
電話番号
0877-45-2344
営業時間
3月〜10月=11:00〜18:00
11月〜2月ごろ=11:00〜17:00
※夏はサマータイム営業。詳しくは公式Instagramで確認を

【綾川】「プラスアルファ」でパティシエの技が光る目にもおいしいデザートに舌鼓♪

・大人の憩いの場「PLUS ALPHA(プラスアルファ)」

ことでん滝宮駅から徒歩約3分、綾川町滝宮の県道183号沿いに位置するカフェ「PLUS ALPHA(プラスアルファ)」。オーナーの村上さんと広報担当の奥さま・しおりさん、奥さまの兄でパティシエの藤川さんの3人の縁が結びつき、“日常に+α(プラスアルファ)の小さな幸せを”をコンセプトに、2024年12月7日にオープンしました。その名の通り、料理・スイーツ・空間、どれもがちょっとした非日常感を味わえるような憩いの場所になっています。

元はショッピングモールのセントラルキッチンとして使われていたという、プレハブ調の建物を生かしたお店は、グレーを基調とした無機質でスタイリッシュな空間に様変わり。彩り豊かなスイーツたちが映えるよう、あえて色味を抑えてシンプルな内装に仕上げたそう。

通りに面した大きな窓からは暖かな陽光が差し込み、道行く車を眺めながらのんびり過ごすことができます。都会的な店内とは打って変わって、つい通り過ぎてしまいそうな控えめな外観からは、大人の隠れ家のような雰囲気が漂います。
駐車場は店舗南側ではなく、北側の月極駐車場内(17・22・23・32番)の4台なのでご注意を。

周辺には道の駅滝宮やイオンモール綾川、ヤドン公園といったお出かけスポットや、役場や学校、病院なども点在する綾川町の中心部でアクセスも良く、大通りから少し外れた場所柄、静かなランチ&カフェタイムに絶好のスポットです。

・見目麗しいパフェや体験型スイーツに注目

『季節のフルーツパフェ カクテルサイズ(苺)』1,200円

同店ではなんといっても目にもおいしい、美しい創作スイーツたちがめじろ押し。香川と大阪で約15年、パティシエとして腕を振るってきた藤川さんが作るスイーツは、目移り必至のラインアップです。

中でも人気の旬の果物を使った『季節のフルーツパフェ』は、宝石箱のようなキラキラとした見た目と、味や食感の変化にうっとり。2025年から新たに、ランチの後の小腹を満たすのにちょうどいいカクテルサイズのミニパフェが仲間入りしました。

取材時は香川のブランドイチゴ・さぬきひめが主役のキュートな一品が登場。上から果肉、バニラアイス、カスタード入りのミニクッキーシュー、イチゴ味のあめ細工・オパリーヌが華を添え、食べ進めるとフランボワーズのジェラート、甘さ控えめのロゼワインのジュレにプルッと甘い真っ白なブランマンジェ、シロップがたっぷりと染みたスポンジ生地などが層になり、飽きずにペロッと食べられます。

また、パフェを構成するスイーツはどれも、パティシエが一つひとつ丁寧に作り上げたものばかり。職人の技を感じる芸術作品のようです。う〜ん、食べるのがもったいない!

『カヌレ+α』700円

同店ならではのメニューが、お客さん自身が“ひと手間”加えることで完成する体験型スイーツ「+αシリーズ」。『カヌレ+α』はフランスの伝統菓子である通常の「カヌレ・ド・ボルドー」の底に甘さ控えめのチョコレートをディップし、もっちりとしたバニラアイスを冠したビジュアル満点の一品で、人気のスイーツメニューです。

付属のホットチョコレートをかけていただきます。動画必須のフォトジェニックなスイーツなので、カメラを構えるのをお忘れなく♪
オーブンでじっくりと焼き上げたカヌレは外側がカリカリ、中はもっちり。冷たいアイスとチョコレートとの相性も抜群です。
「+αシリーズ」のメニューは今後も増えていく予定とのことなのでお楽しみに!

『バスクチーズケーキ』880円

濃厚なのに重過ぎず甘過ぎず、食後のデザートにぴったりの『バスクチーズケーキ』は、香川ならではの白みそが隠し味。とはいえ白みその味は気にならず、ほのかに気配を感じる程度で食べやすいのが特徴です。添えられたオレンジジュレと一緒に頬張れば爽やかな味わいに。

定番のプレーンのほか、月ごとに期間限定の味を楽しむことができますよ。期間やメニューの詳細は、来店前に公式Instagramでチェック!
➡︎公式Instagramはこちら

『自家製 チャイラテ』ホット/アイス・880円

カップになみなみと注がれたホットの『チャイラテ』は、シナモンやカルダモン、ショウガ、ブラックペッパー、クローブといった自家製ブレンドのスパイスと、アッサムの茶葉の香りが鼻に抜け、心もお腹もポカポカに。見た目もかわいいふわふわのスチームミルクは、口ひげの誕生にご用心♪
気温の高い日には冷た〜いアイスをゴクゴクいただきましょう。

ドリンクはコーヒーやカフェラテ、抹茶ラテのほか、珍しい『ターメリックラテ』(880円)なるものも発見。ウコンとショウガのシロップを使ったラテで、意外にも飲みやすいのが特徴です。どれもテイクアウトOKなので、綾川ドライブのお供にいかが?

・毎週お楽しみの週替わりランチ♪

『週替わりランチ(チーズリゾット)』1,100円〜

注目すべきはスイーツだけにあらず。お昼時には週替わりの自家製ランチをぜひ。これまで具材たっぷりのサンドイッチやグラタン、季節の野菜を使った無水カレーが登場したそう。
取材時はベーコンとキノコのチーズリゾットで、一皿でしっかりお腹がいっぱいになるほど見た目によらず食べ応え◎。同じく具材が週によって変わるスープは、湯むきされたミニトマトや玉ネギ、サニーレタスなど野菜が取れるコンソメスープでした。
今週はどんなフードメニューが食べられるのかな?なんて楽しみも。

パティシエが腕を振るう本格的な創作スイーツがめじろ押しの「PLUS ALPHA(プラスアルファ)」。都会的な雰囲気のカフェですが、オーナー夫妻の温かな接客に肩の力を抜いてくつろぐことができる大人の空間で、街の喧騒(けんそう)や日々の疲れを忘れてランチやカフェタイムを過ごしませんか。

イートインはもちろん、店頭で販売しているカヌレやフィナンシェなどの焼き菓子はテイクアウトも可能なので、手土産にもぴったり。綾川エリアへのお出かけがてら、ふらっと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

PLUS ALPHA(プラスアルファ)

所在地
香川県綾歌郡綾川町滝宮517-5
電話番号
なし
営業時間
11:00〜18:00
※ランチはなくなり次第終了、スイーツはL.O.17:30
※店舗南側は私有地につき駐車禁止

【高松】「三びきの子ぶた」商店街でおなじみフルーツパーラーのジュースやホットサンドで一息

・老舗フルーツパーラー「三びきの子ぶた」

ことでん瓦町駅から徒歩3分。高松常磐町商店街(トキワ街)の一角にある“さんぶた”の通称でおなじみの「三びきの子ぶた」は、果物の老舗が運営する創業40年以上にもなるフルーツパーラーです。創業当時から現在の常磐町商店街の入り口に店を構えていて、商店街のランドマーク的な存在として学生から子ども連れ、年配客まで地元の幅広い世代の人から親しまれています。

「店内の改装は何度かしているので、世代によってさんぶたの店構えのイメージが違う」と言う店長の野澤さんは、祖父の代から同店を引き継いだ3代目。
学生時代に通っていて大人になってから久々に訪れたお客さんの中には、おしゃれになった店内に驚く人もいると言います。市場から直接買い付ける季節のフルーツを使ったメニューは、どの時代も変わらず支持され続けています。

ファーストフード店と同じように、店内ではまずカウンターで注文をしてから好きな席へどうぞ。スイーツはもちろん、気軽にランチやフルーツジュースを味わえるとあって、さまざまなシーンで利用できます。メニューのほかにも、ケーキやフルーツサンドなどのスイーツがショーケースに並び、どれも魅力的で目移りすること間違いなし。

・選べて楽しいできたてが味わえるホットサンド

同店の名物の一つはボリュームたっぷりの「ホットサンド」。ショーケース内に並ぶ10種類の自家製惣菜と、食パン、ライ麦パン、黒ごまパン、チーズパンの4種類のパンから好きな組み合わせでカスタマイズできます。トッピングでベーコンやチーズなどを追加することもできるので、豊富な種類の中から気分に応じて選ぶことができますよ。

『コブサラダ』500円

チキンやベーコン、ゆで卵に加えて、ごろっとした野菜が張ち切れんばかりにサンドされた『コブサラダ』は食べ応え十分。ヘルシーで女性に人気のメニューです。クリーミーでスパイシーなドレッシングで和えられた味わいがクセになる一品です。

野菜はアボカド、トマト、ブロッコリーなど彩りも豊か。一度でこれだけの新鮮な野菜を味わえるのは青果店ならではです。健康志向の人にはライ麦パンとの組み合わせがオススメです。

『クラブハウス』700円

テリヤキチキンと、トマト、ベーコン、チーズを挟んだ『クラブハウス』は、同店で一番人気のテリヤキチキンとB.L.T.(ベーコンレタストマト)が一緒に味わえる欲張りな一品。甘辛いテリヤキソースとタルタルソースのコラボレーションが食欲を倍増させます。

空腹を刺激するビジュアル満点のサンドで、まろやかなチーズとトマトの酸味が相性抜群!ホットサンドは店内で飲食する場合、食べやすいように半分にカットしてくれるので、家族や友達と別々の種類を頼んでシェアするのも良さそうですね。注文の際は1人1オーダーがマナーです。

注文が入ってから都度焼き上げてもらえるので、いつでもサクッと香ばしいできたてを味わえます。生食パンのサンドイッチが食べたい人のために、注文の際に焼くかどうかを聞いてくれるのもうれしいポイント。

・旬のフルーツを使ったスイーツやドリンクも欠かせません

『イチゴジュース』400円

学校帰りや仕事帰りに、旬のフルーツを使ったフレッシュジュースで元気をチャージしませんか。1月〜5月ごろまで登場する『イチゴジュース』は心待ちにしているファンも多いそう。
酸味と甘味のバランスが良く、粒の食感がしっかりしている“さちのか苺”を、オーダーが入ってから牛乳、砂糖、水と合わせてミキサーにかけます。牛乳よりもイチゴの分量が多く、甘酸っぱい果肉そのものを楽しめるジュースは、全身にフルーツのビタミンが満ちていくような味わいです♪

『幸せ香るの苺のお山パフェ』1,200円

山盛りのイチゴが見た目のインパクト大!およそ9~10個分の“さちのか苺”が入ったパフェには、イチゴのジェラートとバニラのソフトクリームに、クッキーシューが丸々1個入った贅沢な一品。ネーミングはSNSのフォロワーたちと決めたそうで、イチゴだけではなくみんなの“さんぶた愛”もしっかり盛り込まれているんです。

そのほかケーキやタルト、フルーツサンドなどの新鮮なフルーツを使ったスイーツは、どれも大きめサイズ。鮮度抜群のフルーツに合うよう、クリームなども高品質なものが使われていて、まさしく味は高級店で雰囲気は庶民的に。気取らずに誰でもおいしい物を食べてほしいというお店の気持ちが伝わってきます。

・さんぶたの味をどこでも連れて行って♪

イートインはもちろん、テイクアウトもOK!おうちに持ち帰ったり、天気の良い日は外で食べたり、場面によって活用してみて。ホットサンドやジュースなどは、ロゴマークが入った包み紙やカップに入れてくれますよ。

かわいいブタの小箱がキュートなこちらのお弁当は、食べる前からワクワク♪お花見やピクニックなど、行楽シーズンにもぴったり。会議や仕事の合間のランチに活用すれば、会話にも花が咲きそうです。

『サンドイッチ弁当』950円~

中には定番のタマゴサンド、ボリューム満点のチキンカツサンド、フレッシュな野菜が味わえるB.L.T.と鮮やかなサンドイッチが3種類。注文は2個以上で、電話やホームページから2日前まで予約を受け付けています。サンドイッチの種類や個数を増やしたい人は注文時に相談を。

・さんぶたファン必見のグッズも

インバウンドや観光でお店を訪れるお客さんが増え、なにか土産物にできる物をと考えたところ、スタッフが着ているTシャツや包み紙にも活用しているロゴマークでグッズを作ることを思いついたそう。

キーホルダーとして販売したところ、予想以上に地元のお客さんにも好評だそう。中でもドリンク型はカラーバリエーションも豊富で、ジュースと一緒に買い求める人の姿も。ロゴキーホルダーは500円。ドリンク型キーホルダーは700円で、店頭のほかオンラインストアでも販売中です。

今も昔も、商店街に訪れる人の憩いの場所であり続ける「三びきの子ぶた」。久しぶりの人は懐かしい青春時代に思いを馳(は)せながら、初めての人は甘酸っぱいフルーツの味と一緒に、新たな思い出の1ページに“さんぶた”を足してみて。

■詳細情報

■DATA

三びきの子ぶた

所在地
香川県高松市常磐町1-4-9
電話番号
087-861-5353
営業時間
11:00~19:00

【宇多津】「街角珈琲」こだわりコーヒーと王道ナポリタンをゆったり味わおう

・「街角珈琲(まちかどコーヒー)」

国道11号のマルナカ宇多津店の西側から細い道を北に入ってすぐ、ひっそりと佇む「街角珈琲(まちかどコーヒー)」。2023年11月にオープンしたこちらは、オーナー・白川さんの祖父が建てたという築50年の味わいある元倉庫を活用した古民家カフェです。

「せっかく立派な建物だからもったいないと思って」と、オーナーが祖父から受け継いだ倉庫を改装。梁(はり)や壁で古き良き雰囲気は残しながら、店内はスタイリッシュに変身しました。落ち着いた色合いで、窓からは自然の陽光が差し込みます。

グループ席とカウンター席があるので、家族や友人と訪れるもよし、1人でゆったり過ごすもよし。カウンター席では、オーナーとのおしゃべりも楽しめますよ。

オーナーの白川さんは、カフェを開く前はサラリーマンをしていたそう。定年退職後、お客さんと直接話す仕事をしたいと、同店をオープン。第2の人生をカフェのオーナーとして、新たな挑戦を満喫しています。そんな酸いも甘いも知り尽くした(?)オーナーとのおしゃべりを楽しみにしている常連さんも多く、人のぬくもりあふれる、優しい雰囲気のお店です。

・オリジナルブレンドコーヒーは外せない♪

『街角ブレンド珈琲』500円

同店の看板メニューでもあるこちらの「街角ブレンド珈琲」は、苦みと深みが絶妙でありながら、誰でも飲みやすい味のオリジナルブレンド。実は、このブレンドにたどり着くまでには相当な試行錯誤があったというオーナー渾身(こんしん)の一杯です。

コーヒーを注文したら、ウェッジウッドなど、有名メーカーのすてきなカップで提供されるのも魅力のポイント。心地いい空間と上質な器、こだわりの一杯に気分が上がります。どんなカップで提供されるかは、運ばれてくるまでのお楽しみ。

『トースト(ハムマヨ)』800円

10:00から14:00までの間は、コーヒーと一緒にモーニングメニューをいただけます。トーストのほかにホットサンドや朝カレーもあり、すべてコーヒー・サラダ・ヨーグルト付きのお得なセットです。+差額でコーヒー以外のドリンクを選ぶこともできますよ。

厚切り食パンにハムやマヨネーズ、チーズなどがのったボリューム満点なこちらのトーストは、朝から元気になれそうな一品。言わずもがな、コーヒーとの相性は◎ですよ♪

・ランチで大人気!昔懐かしいナポリタンや熱々カレードリア

『昔ながらの街角ナポリタン』900円

同店人気No.1のランチメニューはナポリタン。“昔ながら”という名の通り、喫茶店の王道で懐かしい味付けです。甘みのあるトマトソースとソーセージがポイント。ナポリタンといえばコレ!とうれしくなる、定番の期待を裏切らない味です。

『たっぷりチーズの焼きカレードリア』1,000円

しっかり濃厚なカレーとたっぷりのチーズで仕上げたこちらのドリアも、同店の人気メニュー。辛さはマイルドで、子どもからお年寄りまで万人受け間違いなし。アッツアツなので、食べる際にはやけどに気をつけて。

しっかりとご飯に絡んだカレーが◎。濃いめの味でボリュームもたっぷり。お腹いっぱい楽しめちゃいます♪

・デザートメニューも充実

『白玉だんご 3種盛り』800円

デザートメニューで大人気なのが、『白玉だんご』。一口サイズのプリプリもちもちだんごを、ゆでたての状態で味わえます。「3種盛り」とはだんごにかけるソースのことで、みたらし、あんこ、黒蜜きなこの中から自由に味変をしながらどうぞ。

おすすめはみたらしソース。甘じょっぱい味わいがクセになります。きなこ+あんこや、みたらし+きなこなど、自分でソースを組み合わせてアレンジできるのもいいですね。好みの味を探しながら、あまーいひとときをどうぞ。

飲食やカフェとは全く畑違いの仕事から第2の人生をスタートさせたオーナーの思いやこだわりがたくさん詰まった「街角珈琲(まちかどコーヒー)」。「少し忙し過ぎるくらいかな(笑)」とこぼすオーナーですが、それは同店がお客さんから愛されている証拠です。

気さくでおしゃべり好きなオーナーと、極上のコーヒー。魅力たっぷりな同店で、心温まる時間を過ごして。

※2025年3月下旬~4月ごろに料金改定予定。記事内の料金から変更される場合があります

■詳細情報

■DATA

街角珈琲(まちかどコーヒー)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町東分328
電話番号
0877-41-1077
営業時間
10:00~16:30

【高松】「青春のおそばやさん +-(たすひく)」で野菜たっぷりの茶そば&カフェタイムを

青春のおそばやさん +-(たすひく)

JR栗林公園北口駅から徒歩約5分の「青春のおそばやさん +-(たすひく)」は、2024年9月18日にオープンした茶そばカフェ。小川が流れるすてきな小道の向こうは、国の特別名勝・栗林公園。北門へは徒歩約2分という近さなので、公園散策と合わせて利用しやすい立地です。

店主は、宇多津町にある「青春のおそばやさん」のオーナーともともと友人関係で、開店前から応援していたそう。定年を迎えた高齢者が、もう一度生きがいを感じながら第2の青春を謳歌(おうか)できる場を兼ねたお店の雰囲気を見てすてきだなと思い、フランチャイズとして「青春のおそばやさん +-(たすひく)」をオープンする運びとなりました。店名の“たすひく”は“カラダにもココロにも良いものは足して、余計なものは引いていく”という意味が込められています。

老若男女誰もが気を使わずのんびり過ごせる空間からは、栗林公園の緑や小川のせせらぎといった癒やし要素も楽しめます。店内へのアクセスは、小川側の小道と正面の車道側のどちらからでもOK。

すべてのメニューに共通しているのは、できるだけ香川県産の新鮮な野菜を厳選し、素材の風味を損なわないような火入れを心がけてること。野菜は常に8種類以上、時期によっては10種類ほど使うそう。

注目の茶そばメニュー

『茶そば野菜南蛮』1,200円

『茶そば野菜南蛮』は、温かいつゆのつけ麺メニューです。関東風の濃いめのつゆで仕上げているのが特徴。つけだれには野菜がたくさん入っていてボリューミー。

ツルツルとした喉越しのそばをすすると、お茶の香りがほんのり鼻に抜けます。

『野菜しっぽくそば』1,200円

香川県でおなじみの“しっぽくうどん”のような、寒い時期にぴったりの『野菜しっぽくそば』も要チェック。こちらも関東風の少し濃いめのつゆを使用したかけそばで、野菜の甘みや茶そばの香りなど、調和の取れた一品です。

『かしわおにぎり・ドリンク・お試しトッピングセット』+700円

かしわおにぎり、お試しトッピング(ナッツ、自家製なめ茸、本鷹味噌玉)、ドリンクが付いて、茶そばメニューに+700円というお得なセットも見逃せません。同店のオリジナルトッピングを多くの人に知ってもらいたいという思いから作られたオプションメニューです。味変を楽しみたい時にぴったり。そしてセットドリンクは、コーヒーやビールなどのアルコール、アイスクリームまで幅広く選べるのもうれしいポイントです。

『かしわおにぎり』300円

単品でも販売している『かしわおにぎり』は、個包装になっていてテイクアウトもOK。甘く味付けした鶏肉がゴロゴロとたっぷり入って食べ応えも◎。

『茶そばサラダ』1,200円

定番の『茶そばサラダ』は、茶そばメニューの中で唯一テイクアウトができる一品。そしてヴィーガンつゆに変更も可能なメニューです。通常はかつおだしのつゆ、ヴィーガンつゆは昆布だしで提供。ほんのり甘いつゆと、玉ネギの風味がしっかり感じられるドレッシングが合わさり、さっぱりと爽やかな味わいに。

スイーツやドリンクでカフェ利用も◎

『コーヒー』500円

“おそばやさん”ですが、コーヒーなどのドリンクでカフェ利用するのもOK。栗林公園の散策後に休憩で訪れる人もたくさんいるそう。

『旬の果実のジャムのソーダ割り/お湯割り』600円

旬の果実を丁寧に調理した自家製ジャムを、ソーダまたはお湯で割っていただける爽やかなドリンクはいかが?取材時は「柚と生姜のジャム」が登場。ショウガのシャキシャキ食感とピリッと感の中に、爽やかなユズがほんのりアクセントに。

『畑のアイス』600円

特製の豆乳アイスクリームをベースに、旬の野菜をミックスした『畑のアイス』も注目の一品です。取材時はフルーティーなトマトがプラスされていました。豆乳を使うことで軽くすっきりとしたシャーベット寄りの仕上がりに。柿やキウイなどを使うこともあります。

『オリジナルドレッシング』500円

火を加えていない生のすりおろし玉ネギをたっぷり使ったオリジナルドレッシングは、自宅用として販売もしています。『茶そばサラダ』で気に入った人は購入してみては?

店内では、神奈川県平塚市にある福祉施設のアトリエ「嬉々!!CREATIVE(キキ・クリエイティブ)」による、カラフルでアーティスティックな小物なども販売しています。

栗林公園から程近い「青春のおそばやさん+-(たすひく)」で、野菜たっぷりな茶そばを味わって。カフェメニューでのんびり気ままに過ごすのもアリ。スタンプカードのお得な割引サービスもあるのでお見逃しなく♪

■詳細情報

■DATA

青春のおそばやさん +-(たすひく)

所在地
香川県高松市中野町31-22
電話番号
070-6946-6803
営業時間
10:30〜15:00

【高松】「fragrant(フレグラント)」で植物性の焼き菓子をお供にカフェタイムを♪ 

fragrant(フレグラント)

「fragrant(フレグラント)」は、植物性の焼き菓子のテイクアウトや、ドリンクメニューと一緒にイートインも楽しめるカフェ。2016年秋ごろからイベント出店などを開始し、2020年11月にことでん瓦町駅の東口から東へ徒歩約3分、ローソンの北隣にあるレンガ調のビルの2階に実店舗をオープンしました。

店名の由来は、植物のキンモクセイ(fragrant olive)から来ています。活動を開始したタイミングがキンモクセイの時期だったことや、どこかから香りが漂ってくるだけで少し気分が上がるキンモクセイようなお菓子を作れたらという思いを込めたそう。

イートイン可能な店内はガラス面が広く、開放感たっぷりで居心地のいい空間。ついつい長居したくなるカフェタイムを過ごせます。

同店のお菓子の特徴は、バター、卵、乳製品、白砂糖不使用の“植物性焼き菓子”という点。もともとレシピ本を見ては趣味としてお菓子作りを楽しんでいた店主。バターなどの乳製品や卵、砂糖がたっぷりの印象があるお菓子ですが、それらを使わずに植物性の食材だけで作られたお菓子の存在に衝撃を受け、のめり込んでいったのだそう。素材や植物性のこだわりだけでなく、風味も追求して丁寧に仕上げています。

クッキーはシンプルなものから変わり種まで10種類以上あり、どれを買おうかと選ぶ楽しみもあります。おやつとしてはもちろん、店主はお酒が好きということもあって、中にはワインに合うようなスパイスやハーブを使ったものも。焼き菓子に使う素材は、香川のオリジナルブランド小麦「さぬきの夢」や、特産品の和三盆、小豆島産の塩など、地元の素材が身近で手に入れば積極的に利用するようにしていると話します。

素材の風味を存分に味わえる焼き菓子

『アップルパイ』450円

円形のビジュアルが印象的な『アップルパイ』は、シナモンを利かせたサクサクホロホロ食感のクッキー生地がクセになる季節限定品。

リンゴはほんの少しだけ砂糖をプラスしてコンポートに。かすかに感じられる塩気がアクセントになり、素材そのものの風味を存分に味わえます。絶妙な煮具合と上品な甘さが◎。

『酒かすマーブルマフィン』430円

琴平町の歴史ある蔵元・丸尾本店の日本酒『悦凱陣(よろこびがいじん)』の酒かすが出回る毎年12月上旬から登場するのがこちらの『酒かすマーブルマフィン』。マフィン生地に練り込んだ酒かすはガツンと効いていながらも、どこかフルーティーで甘みを感じられる味わい。お酒好きにはもちろん、そうでない人にも食べてほしい一品。マーブル上に入っているココアクリームのビター感やコクもマッチしています。しっとりとした生地は見た目以上にボリューミー。半年ほど販売予定ですが、酒かすがなくなり次第終了です。

『バーチディダーマ』400円

『バーチディダーマ』は、アーモンドプードルを贅沢に使用したクッキーにココアクリームをサンドしたイタリアの伝統菓子。さぬきの夢や米油などでフレグラント流にアレンジしています。アーモンドの風味が豊かな生地は塩が引き締め役となり、ホロホロとして繊細な口溶けがたまらないテクスチャー。

『ホーリーバジルのクッキー』480円

フレグラントといえばコレ!という看板商品である『ホーリーバジルのクッキー』は、ミントのように爽やかな香りのホーリーバジルがアクセント。サクッとしつつ密度のある食べ応え。おつまみ系クッキーかと思いきや、意外にも上品な甘さでスイーツに仕上げられています。

カフェ利用におすすめのドリンク

植物性焼き菓子店を名乗っていますが、牛乳を使用したドリンク提供もしていて、お菓子・ドリンクともにイートインとテイクアウトが可能です。種類によっては豆乳に変更できたり、カフェインレスのドリンクも選べたり、好みのドリンクをどうぞ。

独学でお菓子作りを始める前はカフェ店員をしていた店主。イタリア製のエスプレッソマシン「ラ・マルゾッコ」で淹(い)れる『カフェラテ』(550円)や『エスプレッソトニック』(580円)、フランスを代表するティーメゾンの『クスミティー』(500円)、『いちごのソイスムージー』(680円)など、ドリンクも充実しています。

『カフェラテ』550円

ラテやアメリカーノなどエスプレッソ系のコーヒーは、東京・蔵前のコーヒーロースタリー「コフィノワ」によるシングルオリジンの浅煎(い)り豆を使用。ベリー系を彷彿(ほうふつ)とさせる華やかな風味が特徴です。ハンドドリップコーヒーのみ、同店のオリジナルブレンドも味わえます。ラテは豆乳も選べますが、コーヒーの風味がよく感じられる牛乳がおすすめだそう。

『チャイ ヴィーガン』550円

チャイは“スタンダード”“ヴィーガン”“ディカフェ(カフェインレス)”の3タイプがスタンバイ。“ヴィーガン”はハチミツが使えないのでアガペシロップの甘さがプラスされています。どれも豆乳で作られていてるのが特徴。

チャイ好きの店主が“ベストオブチャイ”と称するオーストラリアのブランド「PRANA CHAI(プラナチャイ)」は、ショウガやブラックペッパーなど、スパイスの風味が鮮烈に広がる華やかさが魅惑的なチャイです。

イートイン用の食器と同じものも販売されているので、実際に使用感を試して気に入ったら購入もOK。テイクアウトした焼き菓子を並べればおうちのカフェタイムがなんだか特別になりそう。

「fragrant(フレグラント)」は、シンプルな素材で味わい深い風味を追求した、バリエーション豊かな植物性焼き菓子が楽しめるお店。駅近で立ち寄りやすい立地でもあることから、デザートや晩酌のお供に持ち帰るもよし。電車の待ち時間をイートインスペースでドリンクを味わいながらゆったり過ごすもよし。思い思いの時間を過ごして。

■詳細情報

■DATA

fragrant(フレグラント)

所在地
香川県高松市塩上町2-9-22 植村ビル2階
営業時間
火・金曜/11:30〜18:00
土曜/10:00〜18:00
※不定期で月曜も15:00ごろから営業

【高松】海沿いカフェ「umie (ウミエ)」心地いい空間で軽食&スイーツを味わって

リノベ倉庫街のカフェ「umie (ウミエ)」

JR高松駅から海沿いを東へ歩いて10分ほど。リノベーションや古民家再生がまだ珍しかった2001年、その先駆けとして誕生した「北浜アリー」。赤さびたトタンや古木が印象的な倉庫街に、19軒のお店やギャラリーなどが軒を並べます。

その中でもオープン当初から20年以上、地元民からも観光客からも愛され続けているのが、居心地抜群のレトロカフェ「umie (ウミエ)」。「こんなところにお店が?」とちょっぴり不安と期待を胸に木の階段を上り、古びた木の扉を開けて奥に進んだところにお店があります。

高い天井に大きな窓、思わず見入ってしまう開放的な空間が広がっています。ヴィンテージ感のあるテーブルやソファは、よく見るとシートごとにすべて異なり、一見バラバラなのに不思議と統一感が漂います。“みんなちがって、みんないい”とは、まさにこのこと。座る席によってお店の印象が違って見えるので、自分だけの特等席を探してみて。

もとはデザイン事務所のミーティングスペースだったこの倉庫。アート・ディレクターの柳沢高文さんがリメイクしただけあって、どこを切り取っても絵になります。“デザインの力を信じてモノづくりをする”という姿勢は今も変わらず、この“懐かしくて新しい”場所に魅了されるアーティストもたくさん。「海辺の音楽会」と題して、不定期にさまざまなライブも開催されています。

新旧洋邦、多彩なジャンルの本が置かれ、読書にふける人の姿も。緩やかな時間の流れに包まれ、本を手に取ったが最後、根が生えて動けなくなるかもしれません。

昼とはまた異なる夜の雰囲気もおすすめ。夕景から夜景に変わる幻想的な時間帯は、ぜひ窓辺の席へ。

“変わらない安心感”がうれしい!定番メニュー3選

『ビーフシチュープレート』1,300円

いくら空間が心地よいといっても、料理がおいしくなければ人気は長く続かないもの。そう、「umie」はメニューにも心をわしづかみにされるんです。

その一つ『ビーフシチュープレート』は、1年中大人気。ほろりと崩れる牛スネ肉に、じっくり炒めたタマネギのコクとうま味が絶妙のハーモニー。甘いニンジンが大きくごろんと入っていて、食べ応えもアリ。なんといってもセットのベーグルを少し浸して食べると、無限に進んでしまいそう。

『フレンチトースト』(10枚)800円

ビーフシチューと同じくオープン当初から愛される『フレンチトースト』。バターとメープルシロップがたっぷり染み込んで、驚くほど濃厚!とはいえバゲットが薄切りだから、ペロリと平らげられるのが「umie」マジック。10枚プレートのほか5枚プレート(500円)もあるので、好きな方を独り占めしてもシェアしても。いつ訪れてもお目当ての定番=変わらない安心感があるってうれしいですね。

『かぼちゃプリン』500円

コロナ禍で誕生した『かぼちゃプリン』は、デザートの新定番。ラム酒がほんのり香るしっとりとした蒸し焼きプリンは、見た目以上の重量感。ギリギリまで焦がしたカラメルソースが、カボチャのコクと甘みを引き立てます。野菜だからと自分に言い聞かせ、ちょっぴりギルティフリーな気持ちになれるオトナのおやつです。

時間に余裕があるなら30分待ちのスコーンを

『プレーンスコーン』1個300円~、『キャラメルチーノ』HOT630円

1個でもオーダーしてから焼いてくれるスコーンも、20年以上愛され続ける看板メニュー。できあがりに30分ほどかかりますが、待つ価値をお約束。外はサクサク、中はふんわり、クリームチーズとマーマレードをたっぷり付けて召し上がれ。

プレーン以外に、香川県産小麦「さぬきの夢」を使い季節の味を届ける『瀬戸内スコーン』(350円)や月替わりのフレーバーも登場します。ふわふわのフォームドミルクがたっぷりの『キャラメルチーノ』(630円)との相性もバッチリです。

スコーンはテイクアウトもOK。コロナ禍を経てオンラインショップでも購入できるようになり、県内外から購入者が絶えません。

『白桃ラッシー』700円

フレッシュな素材を使った爽やかドリンクも目移りするほど魅力的。中でも『白桃ラッシー』は、白桃のシャーベットが入って、あっさり楽しめるヨーグルトドリンクです。

軽食もデザートもドリンクも、手間暇を惜しまない丁寧な仕事でありながら「それを感じさせないようにしたい」という店主。細部までプロ意識の高さを感じます。

もちろんコーヒー(550円~)も本格派。一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。ミルクは豆乳に変更OK。屋島の自家焙煎所「山田屋珈琲店」とコラボしたオリジナルブレンドは、ドリップバッグや豆の購入もできます。

帰る時は、レジ横スペースのチェックもお忘れなく。持ち手が特徴的な「umie」のロゴ入りカップや香川らしい雑貨の販売があり、お土産にぴったりです。デザインの秀逸さは言わずもがな。

「北浜アリー」内に姉妹店「さろんぶるー」もあります。心に響く感動空間をはしごして、気持ちがほぐれるひとときを。

■詳細情報

■DATA

umie(ウミエ)

所在地
香川県高松市北浜町3-2
電話番号
087-811-7455
営業時間
11:00~19:00(L.O.18:00)
※土曜は11:00~21:00(L.O.20:00)

【丸亀】「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」ボリューム満点のハンバーガーにかぶりついて♪

・「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」

国道438号沿い、丸亀市の飯野山のふもと近くにある「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」。2022年にオープンしたこちらでは、香川県産ブランド牛・オリーブ牛を使用したボリュームと迫力満点のオリジナルバーガーを楽しむことができます。

店内は木目調でシックな雰囲気。家族や友人はもちろん1人でゆったり過ごしたい人にもぴったりな温かみを感じる空間が広がります。

オープンキッチン型の店内では、鉄板でジュージューと焼かれる肉の良い香りや音に食欲がそそられること間違いなし。テーブルに運ばれるまでの待ち時間もワクワク感が高まります♪

店内の棚には、店主セレクトのコーヒー豆やコーヒーグッズがずらり。「ハンバーガーと同じくらいコーヒーも大好きなんです」と話す店主が、自らこだわって選んだものばかり。もちろん、コーヒーも店内でいただけますよ。

・バーガーだらけの楽しい店内

店内を見渡すと、所々にハンバーガーをモチーフにしたポスターやアイテムがディスプレイされていて、店主の“ハンバーガー愛”が伝わってきますね。

・ビッグなハンバーガーを大きな口で召し上がれ♪

『クレアーレバーガー』(ポテトセット)1,250円

人気ナンバーワンの『クレアーレバーガー』は、初めて同店を訪れた方には食べてほしい一品。オリーブ牛のパティのほか、オーソドックスなトマト、レタスなどの具材を、カリッと焼き上げたバンズで挟んでいます。2種類のチーズをブレンドした、濃ゆ~い自家製チーズソースが味の決め手♪

地産地消にこだわった食材選びが特徴でもある同店。香川県が誇るオリーブ牛を使っているのも「地元の食材の味をいろんな人に知ってほしい」という店主の思いから。オリーブ牛ならではの甘みやうま味をダイレクトに感じてもらいたいと、すべてのハンバーガーのパティにA4ランクのオリーブ牛を使っているというから何ともぜいたく!

バンズも、地元のパン屋に特注で作ってもらっているもの。それだけでなく、県産の「らりるれレタス」を使用したり、期間限定メニューで特産のアスパラガスを使ったりするなど、できる限り地物のエッセンスを加えるようにしているそう。

あまりの大きさに「どうやって食べよう?」と心配になってしまいますが、ご安心を。紙袋がついているので、ピンを外して袋に入れましょう。手で少しつぶすようにして持てば、程よくボリュームを抑えられますよ。

ハンバーガーといえば、大きな口でガブリとかぶりつくのが魅力。この際口元が汚れるのは気にせずに、ぜひ口いっぱいに頬張って。

『和風仕立ての大葉バーガー』(ランチセット)1,680円

季節に合わせて創意工夫を重ねた期間限定メニューも、お試しあれ。こちらはその名の通り、醤油(しょうゆ)と大葉のソース、大葉そのものを一緒にサンドした和洋折衷なハンバーガー。ボリュームはあれどサッパリといただくことができます。
そのほか、トマトをたっぷり使ったトマトバーガー、キノコだらけのキノコバーガーなど、季節の食材を取り入れて個性豊かなハンバーガーが楽しめるので、お気に入りバーガーを探すのもいいですね♪

そして意外な組み合わせかもしれませんが、店主も大好きなコーヒーとハンバーガー相性抜群!ジューシーな肉のうま味に、コーヒーの程よい苦み、渋みがマッチするそう。ドリンクをセットする際は、ぜひオーダーを。

・バーガーだけじゃないクレアーレの魅力♪

『オリーブ牛のキーマカレー』1,460円※ランチ限定5食

オリーブ牛をふんだんに使ったキーマカレーもいかが?こちらは、オリーブ牛の甘みを引き出すようにスパイスの配合が考えられていますが、辛さは控えめです。ランチ限定の5食なので、味わってみたい人は早めにオーダーを。

『クレームブリュレのシフォンサンド』640円

自家製ケーキもお見逃しなく。『クレームブリュレのシフォンサンド』は、甘さ控えめのコーヒー味のシフォンにあま~いカスタードとホイップをサンド。てっぺんをあぶってカラメル風に仕上げ、適度な苦みが甘さを引き立てます。コーヒーとの相性もバッチリですよ♪

『カフェラテ』650円

実は、店主は宇多津町にある「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」で修行していたそう。そんな店主が一杯一杯丁寧に仕上げてくれるラテアートも、同店のひそかなおすすめポイント。タイミングによって出合えるいろんなアートをお楽しみに。

食事だけでなく、カフェとしての利用ももちろん可能です。午後のひとときを、自家製スイーツとオリジナルブレンドのコーヒーでゆったり過ごしてくださいね。

「クレアーレ」はイタリア語で“創造”という意味。「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」では、ハンバーガーとコーヒー、そして香川愛にあふれたこだわりメニューが日々“創造”されています。満足度◎なハンバーガーでランチや早めの夕食を楽しんだり、自家製スイーツやスペシャルティコーヒーでのんびりカフェタイムを過ごしたり、思い思いの時間をどうぞ。

■詳細情報

■DATA

Cafe Creare(カフェ クレアーレ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元148-10
電話番号
0877-89-6290
営業時間
月・水・木曜/9:00~18:00(L.O.17:30)
金~日曜/9:00~19:00(L.O.18:00)

【三豊】「おむすび座」親子でのんびりできる古民家カフェでおむすびランチ

・「おむすび座」

JR比地大駅から車で約4分ほど。静かな住宅街の中を進んでいくと見えてくる瓦屋根の大きな平屋の建物が「おむすび座」です。築100年を超える古民家をリノベーションして2020年4月にオープンしました。

こちらの古民家をリノベーションしたのは、三豊市に本社を構える建築設計会社「しわく堂」。同社は、建築だけでなくインテリアデザインやコンサルティングなど多岐にわたる事業を手がけていて、カフェ「おむすび座」の運営も行っています。

同店のトレードマークは、駐車場や店舗に描かれているキュートな「おむすびくん」。訪れる際の目印にしてみて。駐車場が住宅街の中と店舗から少し離れているので安全運転で進んで。

店内の天井には、古民家ならではの大きな梁(はり)が当時の面影を残しています。ダイナミックな柱や梁をあえてそのままにすることで、古民家としての風情を感じられるようにデザインされています。

店内に入ってすぐのカウンターに並ぶ、かわいらしい「おむすびくん」グッズは、同店スタッフの手作りだそう。子ども用のヘアピンやヘアゴム、バッジなど、思わず目移りしちゃうほどのかわいらしさですよ♪

・目指すのは「子育てをサボれる」スペース

同店のコンセプトは“寝転がれるお座敷ブッフェ”。「日々の子育てに追われている保護者が、ここに来て子育てを『サボれる』ように」というオーナーの思いから、子ども連れの人が安心してくつろげる空間になるよう作られています。

フルフラットの店内には、特注のふかふかとした畳が敷かれているので小さな子どもを寝転ばせることができます。腰を下ろして座ってみると、大人もほっと一息ついてしまう心地よさです。クッションが至るところに置いてあるので、思いっきりもたれてのびのびすることができますよ。

食事スペースには、段差が一つもなく、子どもから大人までどの世代にも優しい設計が特徴。店づくりへの思いが伝わってきます。
テーブルも、座敷に合わせて、置いた物が下に落ちにくいフチありのオリジナルデザイン。同店ならではの気配りです。

中央には、絵本やおもちゃなどが並んだ、子どもにはたまらないキッズスペースがあります。店内のどこからでも様子が見られるよう、あえて中央に設置されているので、子どもを遊ばせるのも安心ですね。

キッズスペースにいる「おむすびくん」のぬいぐるみやクッションは、ヘアピンなどと同じくスタッフの手作りだそう!よく見ると一つ一つ風合いが違っていて、愛嬌(あいきょう)のある顔が何ともキュートです。

・優しさと栄養たっぷり♪おむすびブッフェランチ

『おむすび・サラダ食べ放題付きランチプレート』大人(中学生以上)1,800円

同店では、メインプレート1種類+おむすび・サラダ食べ放題のランチを楽しめます。食べ放題の時間は、平日120分、土・日曜、祝日は90分。何と、未就学児は無料と子育て世代にはうれしいサービスも。

メインプレートは、からあげまたはお魚メニューのどちらかを選ぶことができ、旬の野菜を使った小鉢が添えられています。

『キッズプレート』子ども(小学生以下)800円

程よいボリューム感の子ども用のプレートもあるので、小学生以下の子どもにはこちらがおすすめ。大人用プレートと同様、こちらもおむすび・サラダ食べ放題につき、親子で気兼ねなくランチタイムを楽しめますよ。

おむすびであれば子どもも大人も食べやすいというところから、同店の看板メニューでもあるおむすびブッフェは始まりました。地元産のお米にこだわったおむすびの種類は、常時4~6つほど。子どもの小さな手でも親のサポートなしに食べられるよう、一つ一つ小さめに握られています。

同店のおむすびをシンプルに味わうなら、まずは三豊市父母ヶ浜産の塩を使った「塩むすび」を食べてみて。「おむすびくん」の顔を模したノリがかわいくて、子どもたちにも人気。目が合うと食べるのについ気が引けてしまうのが難点?

また、同店では白米のほかに、雑穀米や具だくさんな混ぜご飯をおむすびにしています。子どもの食べぐずりや好き嫌いに悩んでいる人も、「このおむすびを食べたら大丈夫」と思ってもらえるように、栄養バランスやボリュームを日々研究して作っています。

サラダは、その時々の旬によって内容が変わります。ドレッシングは4種類ほどあり、シェアしながら味変を楽しんで食べても◎。自分好みに野菜の組み合わせなどをカスタマイズできるのもブッフェの魅力ですね。

メインプレートのからあげは月に1度ほどのペースで味が変わり、魚もなるべく旬の地物を提供できるよう内容を工夫しています。取材時は甘辛チリソースのからあげをセレクト。どちらのプレートのおかずも、おむすびに合うようしっかりと濃いめの味付けになっていて、食べる手が止まらなくなっちゃいますよ。

ドリンクもフリーなので、オレンジジュースやルイボスティーなど好きな飲み物をどうぞ。目を凝らしてコップを見て見ると、こちらにも隠れおむすびくんを発見!

・親も子も安心できる場所

「おむすび座」の店内には、大きくアレルギー表示のアイコンがあります。食べ放題のおむすびやサラダにも掲示されているこちらは、「子どものアレルギーが気になって食事を楽しめない保護者が安心できるように」という、同店の細やかな配慮です。

「おむすび座は、子育てを頑張る親のために作ったんです」と語ってくれたオーナー。
同店の小さなおむすびには、そんな思いやりと優しさがギュギュッと詰まっています。かわいらしいおむすびと、親子で安心してくつろげる場所。日々の育児や生活に疲れたら、「おむすび座」にぜひ訪れて。

■詳細情報

■DATA

おむすび座

所在地
香川県豊中町比地大1680-4
電話番号
0875-24-8636
営業時間
11:00〜16:00(L.O.14:30) ※食事提供は15:00まで

【高松】「ミツル菓子店」の焼き菓子は無添加で素材の風味しっかり♪カフェ利用もOK

「ミツル菓子店」

2024年9月30日にオープンした「ミツル菓子店」は、ことでん八栗駅から徒歩約7分、R11牟礼交差点のすぐ北側、「牟礼ぐらしMall」と呼ばれる4軒続きの店舗の右から2番目にあります。

ヨーロッパのカフェに迷い込んだかのような洗練された店内には、高松市庵治町のアンティークショップ「 dodo(ドド)」で買いそろえた家具が並びます。世界観にマッチしたドライフラワーは、木太町の花屋「soeur chi-ko(スゥールチーコ)」によるもの。味のある店内の壁は店主自らDIYで仕上げたそうで、落ち着いた空間になっています。


クッキーを中心とする焼き菓子類は、自分用はもちろんギフトにもピッタリ。今後ケーキなども登場するかも?

素材の風味をしっかり感じる無添加クッキー

同店のお菓子やドリンクのすべては、オーガニック、グルテンフリー、無添加の体に優しい素材ばかり。カロテンや不飽和脂肪酸を含むニュージーランド産のグラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛のミルクから作られたバター)、無農薬の米粉、カフェインレスのオーガニックコーヒー豆など、店主が選び抜いたこだわり品は、味も香りも妥協を許しません。

手前から時計回りに『米粉クッキー バター/有機シナモン/有機抹茶/チョコ』各280円

米粉クッキーシリーズは、いずれもニュージーランド産グラスフェッドバターによる口溶けの良さとコク、ココナッツシュガーの優しい甘さ、無農薬の米粉の繊細なホロホロ食感が特徴。

中でも“バター”はキャラメリゼしたような香ばしさとコクがしっかり感じられ、シンプルながらも1番素材の良さを感じられる一品です。そのほか、シナモン特有のスパイシーな香りを楽しめ、かつ上品にまとめられた“有機シナモン”や、コクのあるベースのクッキー生地にカカオパウダーをプラスし、ビター感をしっかり利かせた“チョコ”、街角のお茶屋さんから香ってくる鮮度の高い茶葉のような、鼻に抜ける香りがとても上品で力強い“有機抹茶”など、どれも素材の良さを生かしたものばり。

『米粉クッキー 有機アーモンド  2個入 バター/チョコ』各320円

米粉クッキーの“バター”と“チョコ”をベースに、有機アーモンドをプラスした『米粉クッキー 有機アーモンド』は、粗めにカットされた有機アーモンドの滋味深い風味と食感がアクセント。

『バターサンド バター/チョコ』各320円

米粉クッキーにグラスフェッドバター使用のバタークリームをサンドした『バターサンド』は贅沢な一品。バターが溶けると食感や風味が変わってくるので、冷やした状態で食べるのがオススメ。繊細なクッキーとバターが口の中でスッと溶ける儚(はかな)さがたまりません。

クッキーは『米粉クッキー バター/チョコ』と共通のもの。取材時は丸い形でしたが、現在は長方形に変更されています。味や値段は変わりません。

『パウンドケーキ』価格未定(※2024年12月17日時点)

クッキーだけでなく、パウンドケーキやガトーショコラなども今後登場予定。味に妥協を許さない店主による焼き菓子の数々に期待が膨らみますね。

オーガニックのドリンクでまったりカフェタイム

『オーガニックコーヒー』520円

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶、ストレートジュースなどがあり、すべてオーガニックでカフェインレス。『オーガニックコーヒー』は、ホット・アイスともに中深煎(い)りの豆を使用。ウォータープロセスでカフェインを取り除いた豆ですが、言われないと気づかないぐらい上品で違和感のないコーヒーです。

『バターコーヒー』660円

『オーガニックコーヒー』に、グラスフェッドバターを10g以上入れた『バターコーヒー』は、バターの深みを感じつつも、重さのないすっきりとした味わい。同店ではコーヒー・紅茶用のミルクがない代わりに、ミルク派の人は『バターコーヒー』を選んでみて。ドリンク類はすべて同じ値段でテイクアウトOK。

「ミツル菓子店」は、厳選された無添加の素材をはじめ、味や風味などこだわり抜いた焼き菓子が魅力のお店。食べ終わるのがもったいなく感じるほど、手間を惜しまず作られたスイーツは今もなお進化と変化を続けています。営業日はインスタグラムのカレンダーをチェックして訪れて。
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

ミツル菓子店

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2158牟礼ぐらしMall C
営業時間
11:00〜17:00(変動あり)
問い合わせはインスタグラムのDMから