カフェ

【高松】「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」愛犬と一緒に至福のランチタイムを

・「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」

JR木太町駅から車で約4分、ハローズ高松春日店から徒歩約3分。高松市春日町の新川がすぐそばに流れる場所に店を構える「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」。

和食の料理人としての経歴を持つ店主が腕を振るうとあって、刺身や天ぷら、海鮮丼というカフェでは珍しいラインアップが味わえます。

テーブル8席、カウンター4席のこぢんまりとした店内は、落ち着いたブラウンと白壁のシックな雰囲気。
奥さんが営むドッグサロンとペットホテルが併設されていて、時折聞こえてくる元気な犬の鳴き声を聞きながら、お客さん同士でペットトークに花が咲くこともあるといいます。

イタリア語で「愛する」という意味をもつ店名は、“お客さんから愛されるお店、そしてお客さんに寄り添うお店”という思いが込められています。その名の通り、人だけでなく動物への愛にもあふれたお店なのです。

カウンターの上には奥さんが選んだおしゃれなカップがずらり。料理が届くまでの時間に眺めて過ごすのもおすすめです。

・鮮度バツグン!人気の魚介ランチ

『お刺身ランチ(ドリンク付き)』1,780円

店主が鮮魚店から仕入れる新鮮な魚を使ったメインの刺身に小鉢3種、茶碗蒸し、みそ汁、ご飯、漬物が付いた『お刺身ランチ』は、同店の人気No.1メニュー。カフェなのに刺身?と驚くお客さんも少なくないそう。

提供するのは旬の魚で、取材日は香川のブランド魚・オリーブハマチ、マダイ、サーモンの3種類がお目見え。どの刺身も驚くほどの厚切りで、魚のうま味をしっかりと味わえます。
九州から取り寄せたしょうゆはまろやかなコクが特徴で、刺身との相性も抜群です♪

『海鮮丼ランチ(ドリンク付き)』1,780円

旬の刺身をふんだんに使ったこちらは、同店人気No.2を誇る愛されメニュー。ご飯の上にはオリーブハマチ、サーモン、マダイ、ネギトロ、イクラという豪華な顔ぶれです。

キラキラと輝くイクラとツヤやかな刺身は写真映え抜群♪すぐにでも食べたい気持ちを抑えてぜひカメラに収めてくださいね。
そのままでも贅沢な一品ですが、ボタンエビとイクラ増量(+880円)という夢のようなプランもスタンバイ。自分へのご褒美や特別な日のランチにオーダーしてみては?

『天ぷらランチ(ドリンク付き)』1,580円

エビ、キスと季節の野菜を使った天ぷらは、揚げたてでサクサク。ビッグサイズのエビは一口食べるとエビの豊かなうま味が口いっぱいに広がります。キスは中がふわっ、外はサクッとした食感が絶妙で、上品な白身の味を存分に堪能できる一品です。取材日の野菜の天ぷらは、カボチャ、ナス、レンコン、大葉の4種類。季節によって素材が変わるので、訪れるたびに新たな出合いがあるかも?

・肉好き必見!週替わりランチ

『お肉ランチ(ドリンク付き)』1,480円

週替わりのメインのおかず、グラタン、フレッシュサラダのセットで、取材日のメインはチキン南蛮。タルタルソースがたっぷりかかったやわらかい肉が満足感のあるひと皿です。週替わりのメインはSNSでお知らせしているので、来店前にはチェックを忘れずに。
➡︎公式Instagramはこちら

ランチメニューはすべてドリンク付きで、コーヒーや紅茶(各Hot/Ice)、リンゴ、カルピス、オレンジの中から選べます。
また、ご飯の量も少・普・多から選択できるので、自分のお腹と相談しながらオーダーを。がっつり食べたい人は、ご飯のおかわり(+110円)もできますよ。

・店主のきまぐれスイーツはいかが?

『デザートSet』ランチ料金+550円

ランチを食べた後は自家製スイーツがおすすめ。取材日は『カボチャシフォンのバニラアイス添え』。都度変わる内容は、来店してみてからのお楽しみ♪

・愛犬と一緒にランチタイムを

店舗の裏のひろ〜いドッグランの横には愛犬と一緒に利用できるテラス席を完備。ランチをいただいた後は、手入れの行き届いた芝生の上でのびのびと過ごすこともできますよ。

カフェでは珍しい、新鮮な海の幸を使ったランチや自家製スイーツがいただける「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」。隣のドッグサロンから聞こえるかわいい鳴き声に耳を傾けながらランチを楽しむもよし、愛犬と一緒に癒やしのひとときを過ごすもよし。穏やかな時間が流れる場所で、心も体もリフレッシュしてみては。

■詳細情報

■DATA

Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)

所在地
香川県高松市春日町871-6
電話番号
087-802-8081
営業時間
平日/11:00〜15:00(L.O.14:00)
土・日曜/10:30〜15:00(L.O.13:30)

【高松】「四国珈琲」創業59年の老舗が提供する自家焙煎のコーヒーで至福のひとときを

・地元で愛される老舗「四国珈琲」

「四国珈琲」は、ことでん木太東口駅から徒歩約5分、高松中央ICから車で約5分。車の行き来が多い長尾街道沿いに面していて、アクセスがしやすいとあって県外から訪れる人も多いそう。真っ白い壁に大きく書かれた“SHIKOKU COFFEE”という文字がおしゃれで、車窓からでも目を引きます。

2024年で創業59年となる「四国珈琲」はオーナーの祖父の代から続く老舗。現在は三代目の河田さんがオーナーを務め、もともとのコーヒー豆卸売専門店としてだけでなく、店舗を利用したカフェやキッチンカーでのイベント出店、ギフト用のオリジナルドリップバッグコーヒー販売など、幅広く展開しています。古くからの常連客も多く、「地元の方に支えていただきながらやっています」と奥さんが笑顔で話してくれました。

入り口に向かって右側にはテラス席を用意。道路側には、千本格子を思わせる木製フェンスが設けられ、優しい目隠しとなっているので、人目を気にせず、ゆっくりと過ごせます。テラス席はペット同伴での利用も可能なので、散歩の途中に立ち寄れるのがうれしいですよね!コーヒーを飲んだ後に一服したいという人は、このスペースに限り喫煙もOKです。

シックな色合いと暖色系の照明で落ち着いた印象の店内には、2人掛けのテーブル席が3つあります。家族経営ならではのアットホームな雰囲気で、カウンター越しに気さくに対応してくれるのは、奥さんとお母さん。どのコーヒー豆にしようか迷った時やギフト選びなども気軽に相談してみて。きっと好みに合ったセレクトをしてくれますよ♪

ブレンドとシングルオリジンを合わせて16種類ものコーヒー豆がずらりと並んだショーケースは、コーヒー好きにはたまらない光景。ケースの一つ一つに豆の名前や値段、原産国、配合、味や香りの特徴などが丁寧に手書きで記されていて、こんなところからもお店のコーヒー愛がひしひしと伝わってきます。コーヒー豆や説明を眺めながら飲む一杯もまた味わい深いものです。

コーヒーは飲みたいけれど、カフェインが気になるという人もご安心を。コーヒー特有の苦みや渋みを抑えたカフェインレスコーヒー豆もちゃんと用意されていますよ。

個人客向けには店頭で100gから量り売りしています。依頼があれば、その場でコーヒー豆を挽(ひ)いてくれるサービスもあるのでお願いしてみて。また、香川県内であれば個人・法人どちらでも500gから無料で配達をしてくれるそうです。県外は2㎏から無料発送。詳しくは公式ホームページで確認を。
➡︎公式ホームページはこちら

同店では大・小2つの焙煎機を使って毎日午前中に焙煎をしています。その日ごとに生豆の状態を見て、焙煎時間や焙煎具合を調整しているそう。焙煎中に店内に漂うコーヒーのいい香りが楽しめるのも、新鮮なコーヒーがその場で味わえるのも、自家焙煎ならではの魅力です。

コーヒーのことをあまり詳しく知らないという人のために、ここで少し豆知識(コーヒーだけに)を。焙煎時間の長さによって「浅煎り」「中煎り」「深煎り」と大きく分けて3種類に分かれます。それぞれに味や香り、見た目の特徴が異なり「浅煎り」は焙煎して初めに形成される酸味が引き立ちます。酸味や苦みのバランスがよく、豆本来の味わいも感じやすいのが「中煎り」。そして、「深煎り」は酸味がなく、苦みと香ばしい香りが特徴です。ショーケースを見ると、豆の色が濃く、独特のツヤ感があるのがわかります。選ぶ際の参考にしてみて。

・コーヒーを味わえるカフェメニュー

『モーニング』400円

『モーニング』は軽く焼き上げたトーストにゆで卵、そして同店で一番人気のオリジナルブレンドが付いて400円とコスパ◎。2021年のオープン時から好評で、このモーニングを目当てに毎日来る常連客も多く、午前中には席が埋まってしまうこともあるといいます。コーヒーはプラス100円でほかのドリンクに変更もできますよ。

「モーニングとは言っているけれど、時間は決まっていないんです」とのことで、営業時間内であればいつでも注文可能。小腹が空いて軽く食事を、という時にちょうどいいボリューム感です。このほか、3種の具材(ハムチーズ・ツナマヨ・小豆)から選べる『ホットサンド・ドリンクセット』(580円)や、スープ付き『エビピラフ』(500円)がフードメニューとして常時スタンバイしています。

コーヒーは注文を受けてからハンドドリップでゆっくりと丁寧に淹(い)れています。オリジナルブレンドはコロンビア、ブラジル、インドネシア産の豆を配合。苦みや酸味を抑えたバランスのとれた味わいで、すっきり飲みやすく「まず最初に試すなら、こちらがおすすめですよ」と教えてくれました。オリジナルブレンドを飲んでから、苦みや酸味の好みを伝えると、好みに合った豆を選びやすいそうです。オリジナルブレンド単品だと250円で飲めるというから驚き!迷う前にまずは一杯お試しあれ。

ブレンドはシングルオリジンをバランスよく配合したものですが、常連客の中には自身でさらにブレンドして好みの味を作り出しているコーヒー愛飲家もいるそう。いろいろ試して、自分だけのオリジナルブレンドを作れるのも専門店ならではの楽しみ方ですね。

『飲む珈琲ゼリー』450円

こちらは「ストローに通りやすいようにゼリーの固さを何度も調整しました」という、同店イチオシのオリジナル商品。飲んだ瞬間にちゅるんと口の中に入ってくる自家製コーヒーゼリーはとても滑らかな食感で、かまずに飲み込めてしまうほど。「キッチンカー販売でも大人気で、いつも一番に売り切れるんです」とその人気ぶりがうかがえます。ゼリーもドリンクもコーヒーの風味はしっかり感じられますが、苦みはなく、ほんのり甘さもあって大人だけでなく、子どもも飲みやすいのが人気の秘密。店頭では数量限定。残念ながら寒い時期にはいったんメニューから外してしまうそうなので、見かけた際はお早めに!

『カフェオレ(HOT/ICE)』350円

カフェオレには、ミルクと合わせてもコーヒーの味がしっかりと残る、同店の中でも一番深煎りのイタリアンローストで焙煎した豆「カフェオレブレンド」が使われています。ホットとアイスから選べ、店内で飲むこともできるほか、テイクアウトもOKですよ。

『柚子ティー(HOT/ICE)』400円

紅茶派の人にはこちら。ユズの果肉とシロップに紅茶を注いだ『柚子ティー』もホットとアイスから選べます。甘過ぎず、ちょうどいい甘さとユズの爽やかさと紅茶の香りが絶妙なバランスで相まって、さっぱりとした喉越しにごくごく飲み進めてしまいます。こちらも人気商品で、イベントではおかわりをする人も現れるほどファンの多い一杯。果肉がたっぷり入っているので、ストローでしっかりかき混ぜてから召し上がれ♪ストローの下はスプーンになっているので、果肉をすくって最後まで余すことなく飲み切れるのも、うれしいポイントです。

・ギフトにおすすめ!さまざまな用途に使えるオリジナルドリップバッグコーヒー

『似顔絵ドリップバッグ』1袋180円 ※50袋から注文可

同店では、オリジナルパッケージのドリップバッグコーヒーを制作しています。提供した写真を使ったデザインや、写真を元に作成した似顔絵入りのデザイン、ノベルティ用にお店のロゴを入れたデザインなど、要望に応じてオリジナルデザインのパッケージを作ってくれます。

また、『似顔絵ドリップ』は丁寧に手描きされていて、完成後にはデザインデータもプレゼント。結婚式や出産の内祝い、敬老の日、母の日、父の日と、ギフトを贈るさまざまな機会におすすめです。オリジナルのパッケージデザインで喜ばれ、コーヒー専門店の本格的な味でさらに喜んでもらえると好評です。中身のドリップバッグはもちろんのこと、パッキングからデザイン、印刷まで店内で一貫して行っている、同店ならではのうれしいサービスです。注文は公式ホームページ、または店頭で。
➡︎公式ホームページはこちら

『お徳用ドリップバッグコーヒー』白(10袋入り)1,200円/黒(30袋入り)3,600円

ドリップバッグコーヒーの販売を始めたきっかけは、“コーヒー器具を持たない人たちにも、もっと身近に手軽にコーヒーを楽しんでもらいたい”という思いから。「ギフトでもらったコーヒーがおいしかった」「自宅用で気軽に飲みたい」といったお客さんの声を受けて商品化されたのが『お徳用ドリップバッグコーヒー』。オリジナルドリップバッグコーヒーと同じ、ブラジル産とコロンビア産のコーヒー豆をベースにブレンドした中煎りの飲みやすいコーヒーです。ギフトで注文する前に実際に自分で飲んでみたいという人にはこちらがおすすめ。

コーヒーにこだわりありな人から、初心者、カジュアルに楽しみたい人まで、自分に合った一杯が見つかる「四国珈琲」。

取材を通して、コーヒー愛はもとより、商品やサービスからカスタマーファーストな姿勢が感じられました。社名は場所を表すだけでなく「四国=シコク」と「至福=シフク」をかけた言葉遊びが由来で“当社のコーヒーを飲んで、至福のひとときを味わってほしい”という先代の思いがしっかりと受け継がれています。

店内でも自宅でも、同店のコーヒーをお供に至福の時間を過ごして。

■詳細情報

 

■DATA

四国珈琲

所在地
香川県高松市木太町3779
電話番号
087-834-1788
営業時間
9:00~18:00

【高松】「シフォンサンド Mori」定番から旬まで包み込むバラエティー豊富なふわふわスイーツ

・香東川沿い「シフォンサンド Mori(モリ)」

JR予讃線香西駅から車で約5分、高松市鶴市町にある香東川沿いの「フォーレストテニスクラブ」の敷地内に「シフォンサンド Mori(モリ)」はあります。

2階のクラブハウスがカフェと兼用になっていて、大開口の窓から見える緑豊かな景色の中、広々ゆったりとしたレイアウトでソファとテーブルが並び、体と心が休まる空間になっています。

商品の企画と運営を担うオーナーの森さんは、敷地内の「フォーレストテニスクラブ」のコーチとしての顔を持っています。食パンを使用したフルーツサンドの手軽さと、カステラ生地を用いたケーキのふわふわ感、その両方のいいところ取りをしたような“シフォンサンド”。ケーキとは異なり生地にバターを使わず、植物性の油で実現したしっとりふわふわ食感を多くの人に知ってもらい、長く愛されるスイーツを作り出したかったと話します。

パンやスイーツ作りが得意なお母さんやお姉さんの協力のもと、アットホームな雰囲気の中で続々と人気のシフォンサンドのアイデアが湧き出しているそう。お姉さんが焼くふわふわ生地のシフォンケーキにお母さんお手製の絶品生クリームが合わさり、一度味わったらやみつき必至ですよ。

・定番テイストのシフォンケーキ

『あんバターサンド』380円

シフォンサンドが初めての人は、定番の『あんバターサンド』はいかが。国産小豆を使用したあんこは小豆の粒の存在感がしっかり感じられ、北海道産バターの優しい塩気とコクが相まって絶妙なバランスが見事。プレーンのシフォン生地が具材をまろやかに包み込みます。上の写真のように真上から見るとバターが目、あんとクリームが口で、なんともゆるい表情の顔にも見えてかわいいとの声もあるそうですよ。

『チョコバナナサンド』350円

人気を二分する定番商品のもう一つ『チョコバナナサンド』は、バナナと生クリームの具材にココアを混ぜたシフォン生地のフルーツサンド。チョコレートソースも相まってクラシカルでかわいらしいルックスが特徴です。お母さんが作る生クリームは、厳選した生乳を使用しコクがあるのにあっさり。シフォン生地だけでなく、どんなフルーツにもピッタリな同店自慢の生クリームにも注目です。

・旬を味わうフルーツサンド

『小原紅サンド』400円

手軽に旬の味覚を味わうことのできるのがシフォンサンドの良いところ。香川県のオリジナル品種であり濃いオレンジの果皮が特徴の小原紅みかんを大胆に使用した『小原紅サンド』は、小原紅みかん特有の濃厚な甘さとバランスの良い酸味が、生クリーム&シフォン生地に見事にマッチ。ジューシーかつフルーティーなシフォンサンドです。

『モンブランサンド』430円

フランスサバトン社製のマロンペーストを使用したモンブランクリームが主役の『モンブランサンド』。シフォン生地には抹茶を練り込んで焼き上げ、甘いだけではない抹茶本来の苦味や渋みも感じられる大人味に仕上げています。最後に栗の渋皮煮をオン、秋のテイストを全力で感じられる季節限定の商品です。

季節の商品にはこのほか、はざまイチジクやシャインマスカット、さぬきゴールドキウイやさぬきひめイチゴ、白桃や自家栽培のブルーベリーなど多種多様のサンドがラインアップ。どの季節に訪れてもその時々の旬のフルーツサンドが楽しめます。

・お楽しみコラボサンドは見逃せません

『ランスケサンド』430円

坂出市の人気カフェ「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」とコラボしたシフォンサンドは、オーナー同士の人脈によって生まれた幻の商品です。産地や農家を厳選したシングルオリジンのスペシャルティコーヒー豆を極限まで細かく粉砕し、生地と生クリームそれぞれに混ぜ込んでいます。コーヒー風味ではなく、雑味のない高品質なコーヒーのテイストをしっかり味わえるケーキに仕上がっています。アクセントとして鎮座するクッキーからも豊かなコーヒー味が。スイーツ好きだけでなくコーヒー好きも納得の逸品です。

そのほかこれまでには、高松市の新進気鋭の茶寮「SABI(サビ)」や地元インフルエンサーとのコラボなどがあり、新商品の情報に目が離せません。

シフォンサンドがメインのカフェですが、以前はパン教室を開催していたお姉さんが焼く食パンも販売しています。購入する場合は電話での予約がベターです。

旬のフルーツや香川県ならではの地場産の良いところをふわっとサンドした「シフォンサンド Mori」のスイーツシフォン。手に持って食べられる手軽さと、色とりどりで見た目のかわいらしさは老若男女の心をくすぐること間違いなし。自分へのご褒美スイーツとしてだけでなく家族や友達へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

■詳細情報

■DATA

シフォンサンド Mori(モリ)

所在地
香川県高松市鶴市町1575-3 FOREST TENNIS SCHOOL クラブハウス2階
電話番号
087-834-5007
営業時間
11:00〜22:00(テニスクラブ営業時間に準ずる)

【高松】「Drink Drink(ドリンクドリンク)」たっぷりサイズのコーヒーをお供に雑談でも

・「Drink Drink(ドリンクドリンク)」

ことでん伏石駅から徒歩10分ほど。国道11号東バイパスから塩江街道沿いを南へ向かうと見えてくる「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店です。
自転車店だった建物を改装した店舗は、大きなガラスの引き戸はそのままに、赤と白のストライプのテントを掲げ、まるで以前からこの場所にあったような懐かしさを覚えます。

人と話すことが好きというオーナー夫婦は、もともと接客業をしていたそう。二人のお店を持つことが夢だったところ、高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」でコーヒーの魅力に触れ、淹(い)れ方を学んだ後に念願のお店をオープンさせました。

コーヒー以外のドリンクやフードメニューもそろい、すべてテイクアウトOK。平日は10:00から24:00までと長く営業しているので、朝の散歩ついでやディナーの後の夜カフェ使いにもふらりと立ち寄ることができます。

店内はゆったりとした間隔で座席が設けられていて、広々と開放的。通りに面したガラス戸越しに、道行く車や人の様子を眺めていると、自分も町の一部になったよう。一人の時間に浸るカフェというよりは、人との交流を楽しむコーヒースタンドのような空気感が魅力です。

クスッと笑える壁のイラストは、オーナーが家族と一緒に考えたお店のロゴマークを、BLUE SPOON COFFEE ROASTERSの社長がキャラクター風に描いたのだそう。目を引く上に、なんだか元気がもらえますね。

・ゴクゴク飲めるスペシャルティコーヒー

『ドリップコーヒー』682円

飲む機会は多々あれど、意外と深くは知らないコーヒーのこと。よく聞く「ブレンド」とは複数のコーヒー豆を合わせたもので、「シングル」とは1つの産地のみのコーヒー豆のことです。同店ではブレンドと、月ごとに変わる2種のシングルのコーヒー豆が使われています。

3種類のコーヒー豆を、浅煎(い)り、中深煎り、深煎りから選びます。浅煎りはフルーティーで酸味が強く、深煎りは苦味とコクが強めと、焙煎(ばいせん)具合によって風味が変わるので、香りを比べたりお店の人と相談したりしながら、今の気分に合った1杯を選んでみて。

コーヒー豆は鮮度が落ちないように、1杯分ずつオーダーが入ってから粉砕します。一般的に1杯分は10gほどのところを、同店ではたっぷり20gの豆を挽(ひ)き、微粉をふるいにかけます。

微粉をふるうことでフィルターの目詰まりを防ぎ、抽出し過ぎず雑味が少ないスッキリとした味わいになるのだそう。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れられたコーヒーから立ち上る、ふわっとしたアロマに癒やされます。

実はコーヒーが苦手だったというオーナー。この淹れ方を学んでから飲めるようになったそう。クリアですっきりとした味わいは、普段コーヒーを飲まない人もゴクゴクと飲めそうです。他店のラージぐらいはありそうな存在感のあるサイズがうれしいですね。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったらそのまま買って帰ることもできます。

産地直送!旬のフルーツを使ったメニュー

『はつ恋レモネード』605円

コーヒーと並ぶ看板メニューの『はつ恋レモネード』は、三豊市仁尾町のまるく農園で栽培されるブランドレモンの「はつ恋キュンッれもん」が使われています。甘酸っぱいレモンの風味が、シュワっとした炭酸と相まって爽やかな飲み心地
※「はつ恋キュンッれもん」はまるく農園の登録商標です。

生産者から直接仕入れたレモンは、豊かな甘みと新鮮な香りが特長。砂糖とハチミツ漬けにしたレモンのみを使ったシンプルなレモネードだからこそ、素材が要。意外にも国産レモンは冬から春にかけてが旬とのことで、寒い時期にビタミンで元気をチャージするのにぴったりです

『グリークヨーグルト(季節のフルーツ)』1,320円

ヨーグルトの表面にたまっている水分(ホエー)を水切りし、クリーミーでまったりとした食感の『グリークヨーグルト』は近頃話題のデザートです。グラノーラの上に季節のフルーツをたっぷりとのせ、最後にハチミツを加えた贅沢な一皿。

リンゴは果汁をしっかり含んだ、長野県産の秋映(あきばえ)を使用。皮付きのまま薄くカットされているので、シャリッとした食感と豊かな香りを味わえます。
岡山県産の大粒で種なしマスカットの瀬戸ジャイアンツは、皮が薄く口の中でパリッと弾ける食感と、爽やかな甘みが広がります。フルーツは交流のある農家から直接仕入れていて、毎回変化するのもお楽しみ。

・自家製スイーツも必食の価値あり

『チーズケーキ』770円

オーブンではなく、無水鍋を使った奥さまお手製のスイーツもお見逃しなく。
焼き上げてから12時間寝かせた同店の名物スイーツ『チーズケーキ』は、ねっとり濃厚なチーズの風味とタルト生地のサクッとした食感がたまりません。

『シフォンケーキ』550円

やわらかな口溶けの『シフォンケーキ』は、ベーキングパウダー不使用で、しっとりとした食感が際立ちます。素朴で優しい口当たりは、食後でもペロリと食べ切れそうです。

どちらのスイーツもコーヒーとの相性もバッチリ!セットでオーダーして、至福のカフェタイムを楽しんで♪

アットホームな雰囲気が魅力の「Drink Drink(ドリンクドリンク)」では、インスタグラムをフォローすると学生限定で割引になるサービスも。その日のおすすめメニューや、キッチンカーの営業情報もアップしているので、お店に行く前にチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

Drink Drink(ドリンクドリンク)

所在地
香川県高松市太田下町2307-2
営業時間
月~土曜/10:00〜24:00
日曜/10:00~17:00

【高松】「ラフ&タフ」厳選コーヒーと手作りランチ&スイーツ!オリジナルのインテリアに癒やされて

・家具製作所内「ラフ&タフ コーヒースタンド」

高松市郷東町、県道33号とJR予讃線が交わる線路沿いにある家具製造所・日美(にちび)の敷地内に佇むリノベカフェ「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。トタン張りの工場の一角にあるカフェの入り口から「こんなところにカフェが?」とワクワク感が高まります。

店内は天井が高く広々としていて、隣接する工場で作られたおしゃれな木製のテーブルやインテリアにほっこりと癒やされます。

猫好きスタッフが集めた猫のイラストや置物が至る所に飾られていて猫好きにとってもたまらない空間。そのほか手作りの服やバッグ、雑貨などが並べられているので、カフェタイムの合間に眺めたり、手に取ったりしてみて。気に入ったものは購入することもできます。

座ったいすやテーブルで気に入ったインテリアがあれば気軽にスタッフに声かけを。家具ブランド「ROUGH & TOUGH」が運営するコーヒースタンドなので、いつでも購入、オーダーすることが可能です。見た目だけじゃなく、実際に使い心地を確かめた上でインテリアを買うことができるのは、製造所併設のカフェならではですね。

・おしゃれな見た目のお手製カフェめし

『ラフタフカレー』900円

5〜6種のスパイスをオリジナルで調合して作る、店名を冠した看板メニュー『ラフタフカレー』は、合い挽(び)き肉やひよこ豆を使った味わい深いルーの中に、ピリッと刺激的な辛さを楽しめる一皿。ターメリックライスや目玉焼きで満足感も◎。店内で漬け込まれた自家製のピクルスも味わって。

ほかに、少し辛さを抑えた『ひよこ豆のキーマカレー』や『タコライス』『ナポリタン』(各800円)などもあり、豊富なメニューに思わず目移りしそう。

フードメニューはどれもオーダーが入ってから一つひとつ丁寧に調理されていて、できたてをいただくことができます。こちらのサンドイッチメニューも、パンはサクッとベーコンは香ばしくジューシーに、目玉焼きもとろとろで熱々と、素材それぞれの魅力を最大限に引き出した状態で登場するから、どれを選んでも間違いなし。

『ラフタフサンド』800円

ベーコン・目玉焼き・チェダーチーズ・レタスを挟んだボリューム満点の『ラフタフサンド』。厚切りのベーコンの食感とうま味を、絶妙な半熟具合の目玉焼きとシャキシャキレタスが引き立て、そこをチェダーチーズがまろやかに包み込みます。食パンはサクサク食感にこだわりイギリス食パンを使用、軽く焼き目をつけて香ばしさをプラス。ドリンクと一緒にオーダーした場合、700円でセットにすることができます。

サンドイッチには、トマト&バジルソースにたっぷりのモッツァレラチーズが濃厚な味わいの『クアトロサンド』(800円)のほか『たまごサンド』(700円)や『BLTサンド』(800円)もラインアップ。

・自家製スイーツがめじろ押し

『ラフタフプレート』ドリンク代に+500円

2種類のケーキがあしらわれたお皿に、カスタードプリンやヌガーグラッセなどの冷たいスイーツとドリンクがセットになった、同店の看板スイーツがそろい踏みの豪華プレートです。ケーキの内容や冷製スイーツは日によって異なるので、気軽に店員に聞いてみて。

冷製スイーツのラインアップのひとつカスタードプリンは、ガラスの器にたっぷりのカラメルをまとったどこか懐かしいフォルム。プリン自体の質感もしっかりめで卵の風味を存分に楽しめる味わいです。

『ヌガーグラッセ』500円

琥珀(こはく)色のガラス製カップに入った『ヌガーグラッセ』は、コーヒーゼリーにラム漬けのドライフルーツとキャラメリゼしたナッツをイタリアンメレンゲと生クリームで仕上げたフランスの冷菓。大人味のコーヒーゼリーが口の中いっぱいに広がる同店自慢のスイーツで、アクセントの動物クッキーも楽しみの一つです。

・一杯で多幸感あふれるドリンク

『ブレンドコーヒー』(400円)

コーヒーも気分によってチョイス可能。ブレンドコーヒーやホットかアイスを選べる『カフェ・オ・レ』(500円)のほか、産地や農園を厳選したスペシャルティコーヒーが日替わりで楽しめる『本日のコーヒー』(600円)もあります。こちらはカップサービスのほかに、2杯弱分のコーヒーが楽しめるコーヒーポット(900円)もあります。

『オーガニック グアテマラ アイスコーヒー』(500円)

一杯のコーヒーでもカフェ時間を十分堪能できる居心地の良いカフェ、ましてや提供されるコーヒーがスペシャルティコーヒーとなればなおさらのこと。アイスコーヒーに至ってはオーガニック豆を使用するこだわりよう。好みのインテリアに身を沈め思い思いのひとときを過ごして。

走る列車を眺めることができる窓辺のカウンター席やおしゃれなテーブル席、どの席もオリジナルインテリアでカフェタイムを満喫できる「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。コーヒーはもちろん、スタッフが手作りするフードやスイーツメニューに、雑貨やキッズスペースなど見どころ満載のカフェです。

■詳細情報

■DATA

ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフ コーヒースタンド)

所在地
香川県高松市郷東町379-1
電話番号
087-882-1776
営業時間
11:00〜17:30

【高松】「菓子 ホクロヤ」人気割烹料理店で味わうかき氷や新感覚のスイーツに注目!

・日本料理店がつくる菓子「菓子ホクロヤ」

ことでん一宮駅から徒歩3分。一宮町の閑静な住宅街に佇む割烹「料理 ほくろ屋」は、地元の旬の食材を味わえる日本料理店です。風情ある和風の店構えで、法要やお祝い事の席などはもちろん、昼時には上質な和のランチを求めて多くの人が訪れます。

そんな同店の由来は、2代目の高砂龍太郎さんの祖父が営んでいた和菓子店から。今は亡き祖父の味を後世に残したいと、2021年に「菓子 ホクロヤ」として日本料理「ほくろ屋」の店内で和洋菓子の販売をスタートさせました。

落ち着いた照明が灯(とも)る店内は、シックで和モダンな印象。入り口付近にはケーキが並ぶショーケースが置かれ、10:00〜18:00の間はいつでもテイクアウトが利用できます。

個室はすべてゆったりとしたテーブル席になっています。子ども用のいすが必要な人はスタッフに声がけを。茶房の利用はランチタイム後の13:00〜16:00ですが、ランチを利用の場合はそのままスイーツのオーダーがOK。食後のデザートまで心置きなく堪能できます。

・日本の魅力が詰まったかき氷

『黒みつ和三盆きな粉あんみつ』1,500円

黒蜜のエスプーマが盛り付けられた『黒みつ和三盆きな粉あんみつ』は、ふわふわの氷を食べ進めると、抹茶豆腐と寒天、求肥(ぎゅうひ)が中からお目見え。食べ始めはかき氷、終わりはあんみつという夢のような一品です。

自家製の粒あんに黒豆やきなこと、存分に和の魅力に浸れます。軽い食感でぺろりと平らげることができる一品ですが、食べ切れるか心配な人にはミニサイズ(800円)もありますよ。

2020年からスタートしたかき氷メニューは、旬の食材を使った四季折々のラインアップで登場から瞬く間に評判となり、週末や夏季などは入店が難しいこともあるほど人気の商品に。11月ごろまで提供されるメニューもあるので、夏の時期に比べると混雑も少ないシーズンは実は狙い目かも!?

かき氷の提供は茶房と同じく13:00〜16:00ですが、こちらもランチ後にそのままデザートとして頼むこともできます。混雑時は提供が遅くなることもあるそうなので時間には余裕を持ってオーダーするのがベター。

・見目麗しいスイーツを店内でもテイクアウトでも

『しぼりたてシューモンブラン』1,200円

カスタードクリームと生クリームを合わせたクレームディプロマットを、注文を受けてからシューに詰め込んだザクザク食感の『クロッカンシュー』。その上にモンブランクリームを贅沢に織り重ねた『しぼりたてシューモンブラン』は、バニラビーンズが香る甘さ控えめのクリームと、和栗の濃厚な風味が重なりあって上品な味わいです。

モンブランクリームはお客さん自身で絞ることもできるそうで、食べる前からワクワクできる体験型のスイーツです。できたてのモンブランで秋の味覚を満喫しましょう♪

『カボチャのエクレア』594円

カスタードとキャラメルクリームのエクレアの上に、カボチャクリームをのせた『カボチャのエクレア』。キャラメリゼしたアーモンドのカリッとした食感がアクセントになっています。

『ホットコーヒー』400円

コーヒーの苦みと酸味がスイーツの甘みを引き立てて、一緒にいただくティータイムは至福のひととき♪かわいい有田焼のカップ&ソーサーで提供されるとなおさら気分も上がります。スイーツとドリンクをセットで注文すると100円引きになるうれしいサービスも。

旬のフルーツをまとったスイーツは宝石のようにどれもきらびやか。ショーケースに並ぶスイーツにプラス500円すると、小さなスイーツとの盛り合わせにできる『デザートプレート』もお見逃しなく!

・伝統と革新が融合した「ネオ和菓子」

『クランチ羊羹(ようかん)』ドライフルーツ324円、黒ごま270円、粒あん270円

和菓子屋を営んでいた祖父の味を後世に残したいと、引き継いだレシピをベースに生まれた『クランチ羊羹』。滑らかな羊羹の下にあるのは、サクッとした食感のクランチチョコレート。日本料理で培った技術と現代のアイデアを組み合わせた新食感のスイーツです。

つぶあん、こしあん、抹茶、黒ごま、ドライフルーツの5種類があります。抹茶の芳醇(ほうじゅん)な香りや、黒ごまの香ばしさやプチプチとした歯触りなど、それぞれの素材の味や異なる食感が合わさり、甘さ控えめながら充実した食べ応え。和菓子を普段食べないという人にもおすすめできるので、箱入りは贈答用にもぴったりです。

17:00〜21:00のディナーは予約のみの営業なのでご注意を。昼と夜は瀬戸内の旬の食材を使った会席料理が堪能できる「料理 ほくろ屋」。カフェタイムは日本料理店ならではの手腕が光る新感覚スイーツをいただける「菓子 ホクロヤ」と、2つの顔を持つ同店。

伝統の味を守りながら、時代の流れとともに進化したネオ和菓子や多彩なかき氷を目当てに、今日も幅広い世代の人がお店を訪れます。

■詳細情報

■DATA

料理 ほくろ屋/菓子 ホクロヤ

所在地
香川県高松市一宮町455-40
電話番号
087-885-3167
営業時間
ランチ/11:30〜14:00(L.O. 13:00)
茶房/13:00〜16:00
ディナー/17:00〜21:00(L.O. 19:00)
テイクアウト/10:00〜18:00(売り切れ次第終了)
※茶房は予約不可、ディナーは予約のみ

【閉店】「cafe りとるの」本当は秘密にしたい!ハイレベルな瀬戸内鮮魚が食べられる店

・鮮魚が自慢「cafe RITORNO(りとるの)」

ことでん長尾線林道駅から車で3分、レインボーロードの側エリア、「ホームランドーム」のすぐ東の道を南に進んだ住宅街の一角、マンションの1階部分にひっそり店を構えるのが「cafe RITORNO(りとるの)」です。イタリア語で「ただいま」や「おかえり」という意味を持つリトルノ。最後に“の”がつく単語は、やわらかく讃岐の方言にも似た響きがあるから店名にしたと店主・藤代さんは話します。

入り口前の軒下には、縦列駐車で4台分の駐車スペースがあります。店内はカウンターとテーブル席のほか、家族やグループなど大人数で利用するのにぴったりな掘りごたつ式のテーブルがあり、カウンターを隔てて一人で手際よく調理する店主の姿をうかがうことができます。

・美しい「鮮魚盛りランチ」がおすすめ

タイ・ヒラメ・カワハギ・アコウ・ハリイカ・セイゴなど、瀬戸内の魚の豪華オンパレード。これがカフェのランチプレートとは思えないほどの贅沢さで、盛り付けの美しさにもうっとりします。「白身の魚が多いんですけど」と切り出した店主。「盛り合わせの定番でもあるマグロやサーモンは瀬戸内海で水揚げされないですからね」とほほ笑みながら話します。天候や季節によって入荷する魚の種類は変わるので、カウンター上のメニューボードまたは店主に気軽に聞いてみて。

『お刺身ランチ』1,300円〜

ご飯に具だくさんみそ汁、サラダに手作りの小鉢が3つと皿数も多く満足度の高い『お刺身ランチ』。お好みで白ごを鯛めし(+100円)に変更も可能です。3種盛り(1,400円)、4種盛り(1,600円)5種盛り(1,800円)6種盛り(2,000円)と、鮮魚の種類数によって値段が変わります。

店主自ら庵治漁港へ出向いて、吟味した魚を仕入れるのが日課で、天候不順や店主のお眼鏡に適(かな)う水揚げがい日は、多種盛りができなかったり、お刺身ランチ自体が提供できない日もあるそう。公式Instagramでも告知しているので要チェックです。
➡︎公式Instagramはこちら

薄紫の花が美しいエディブルフラワー(食べられる花)や薬味の小シソやミョウガ、季節を感じるヒバやモミジ、魚の形に切り抜かれたニンジン、鮮魚と一緒にあしらわれた装飾にも一切手を抜くことがありません。

・鮮魚のイタリアンメニューも人気です

『AJIパッツァ(アクアパッツァ)ランチ』1,400円

お刺身プレートの代わりに鮮魚を使ったアクアパッツァがメインのランチはいかが?ご飯とみそ汁、サラダと小鉢3種がセットになったボリューム満点なメニューで、こちらも+100円で白米を鯛めしに変更可能です。

庵治漁港で取れた新鮮なタイの切り身を中心に、エビやアサリの魚介を使用。ドライトマトの酸味と塩コショウとローズマリーの風味をまとわせ、ココットの中の魚介が躍るほどの強火で調理するアクアパッツァはシンプルに魚介を味わうのにもってこいの調理法です。

ランチにはそのほか、海老カツやチキン南蛮、エビクリームコロッケといったラインアップから、フライがチョイスできるお刺身&フライのコンボランチがあり、店主の気まぐれの『海老チリ』や『ふわふわ鯛味噌焼き』の限定ランチが登場することも。

・食事後はスイーツで一息

『ティラミス』500円

食事のインパクトの強い同店ですが、カフェメニューもしっかり充実しています。店主自ら店内で焼き上げたスポンジを使用する『ティラミス』は、しっかり濃いめのエスプレッソの奥にふわりと香るラム酒がポイント。大人味のスイーツはカフェタイムはもちろん、食後に食べても料理に負けないだけの存在感があります。

『モンブラン』700円

期間限定の『モンブラン』にも手作りスポンジが使われています。ふわふわ生地の上には同店オリジナルの栗の風味豊かなマロンクリームがたっぷり絞りかけられていて食べ応えも◎。スイーツメニューはのほか『クリームブリュレ』や『フォンダンショコラ バニラアイス添え』(各500円)とうれしいラインアップです。

『カフェオレ(ICE)』550円

カフェタイムとしても食後の締めとしてもぴったりなドリンクメニューも豊富にそろいます。 食事インパクトにも負けないだけの深煎(い)り『オリジナルブレンドコーヒー』(500円)や『カフェオレ』、『ウィンナーコーヒー』(550円)のほか、『マンゴージュース』や『グァバジュース』(各550円)などのトロピカルジュースもありますよ

早朝の魚の仕入れからモーニング、昼下がりの時間帯まで利用可能なランチに加え予約制の夜営業まで、店主の惜しみないサービス精神が感じられる「cafe RITORNO(りとるの)」。仲の良い友達や家族にもこっそり教えたいほど本当は独り占めしたいお店です。

ただし、この場所でこの満足度の高いランチを味わえるのは2024年11月30日(土)まで。信頼を置くなじみの漁師が高齢のため廃業することを契機に、いろんな理由が重なったことから、同店も一度区切りをつけることにしたそうです。閉店まで残りわずかの期間、時間を作って食べ納めしてくださいね。

■詳細情報

■DATA

cafe RITORNO (りとるの)

所在地
香川県高松市木太町1153−1
電話番号
087-813-5838
営業時間
ランチ/11:00~18:00(L.O.17:00)
ディナー/18:00〜(要予約)
※閉店しました(2024年12月1日時点の情報)

【丸亀】「mame(マメ)」がオープン!シフォンケーキランチやスイーツが楽しめるカフェ

「mame(マメ)」

「mame(マメ)」は丸亀市飯山町にあるシフォンケーキが看板メニューのカフェ。坂出ICから南東へ車で約10分走ったのどかな田園エリアにあります。店舗前のアスファルト部分は、同敷地内にある工務店「MIYAGAWA(ミヤガワ)」の駐車場なので「mame」を利用の場合はすぐ横の未舗装エリアに、カーポート前への駐車は避けて停めましょう。

元は「MIYAGAWA」の旧本社だった建物をリノベーションし、2024年8月23日にオープン。内装は「MIYAGAWA」が担当し、シンプルで温かみのある空間に仕上げられています。

メゾネットタイプの2階には、横並びに座れるL字のベンチシートと、まるで友達の家に遊びに来たようにくつろげる座敷席があります。隠れ家っぽさもあってワクワクしますね♪

2階から眺める店内もステキな雰囲気。1人での利用に使いやすいカウンターは3席完備。スタッフとのトークも楽しんで。

店主(写真右)は県内の人気カフェで約11年店長とパティシエールを担当していました。もともと好きで作っていたシフォンケーキは、やわらかいテクスチャーで仕上げたいと試行錯誤を重ねた末にたどり着いた独自のレシピ。きび糖、ハチミツ、太白ごま油など、体に優しい素材から作られています。

店名の「mame(マメ)」の由来は、母と娘の名前の一文字ずつを合わせて付けられています。“豆”にもかけられていて、コーヒー豆や小豆のデザートなど、豆を使ったメニューも提供。ショップカードに描かれているインパクト抜群なキャラクターはデザイナーにオーダーしたオリジナル。入り口横の塀にもお客さんを迎えるかのように描かれているので、訪れた時にチェックしてみて。

ランチとスイーツが選べるシフォン

『まめリータ』1,680円

デザートのイメージが強いシフォンケーキですが、とても珍しいランチメニューが10月からスタートしました。年間通して楽しめる予約制のランチは、マルゲリータ風の『まめリータ』(1,680円)、ハーブチーズクリームを絡ませたチキンにメープルライムソースをプラスした『まめぷるライムチキン』(1,780円)、自家製の万能調味料・アドボシーズニングでスパイシーに仕上げた『まめぷるライムチキンスパイシー』(1,830円)の3種類がスタンバイ。そのほか期間限定品も登場予定。当日の台数に限りがあるため予約して。

『まめリータ』は、チーズとブラックペッパーを練り込んだシフォン生地に、ベビーリーフとバジルチーズクリーム、トマトソースの組み合わせがまるでピザの“マルゲリータ”。ホールサイズの大きさにビックリしますが、エアリーなので意外にもペロリと完食できますよ。

バジルの風味が爽やかなクリームチーズはコクがしっかり。ほんのり甘いシフォン生地にピリッとしたブラックペッパーのアクセント、トマトソースの酸味などがバランス良く組み合わさっています。

ランチに付く『ジンジャービネガースープ』はサンラータン風で酸味がアクセント。たっぷりのショウガとビネガー、 オリジナルブレンドのスパイスで、 心も体も温まります。

『ベリーチェリー(ショコラ)』1,540円

スイーツ系シフォンケーキはプレーン生地、ショコラ生地合わせて約10種類から選べますが、その中でもおすすめは『ベリーチェリー(ショコラ)』。ゴージャスな見た目になんだか気分も上々♪プレーン生地の『ベリーチェリー』(1,490円)に50円追加でショコラ生地へチェンジしたバージョンです。

ショコラ生地は優しい甘さの中にほんのり感じるカカオのビターテイストが上品で、ベリー類の爽やかな酸味にマッチしています。オリジナルのシャンティクリームとのバランスも◎。

スイーツ系シフォンケーキを注文すると付いてくる『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は自家製のシーズニングを絡めたスパイシーナッツ。甘くてフワフワのシフォンケーキと対照的な食感と味わいなので、甘味の箸休めがてら交互に食べるとクセになること請け合いです。

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』230円

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は単品でも販売しています。ナッツ好きな人はぜひ。

スイーツやドリンクでおすすめはコレ!

『ウインナーコーヒー』680円

「mame」は“豆”にこだわっているということで、店主自ら選んだ豆のコーヒーメニュー(500円〜)も見逃せません。『ウインナーコーヒー』は、別添えのシャンティを自分でコーヒーに浮かべるアクションも楽しい一品。ダブルドリップ製法で抽出したコーヒーは、もちろんしっかりとした濃さでありながら苦すぎず、ほんのりフルーティーな軽やかさも感じられます。

シフォンケーキにも使われているオリジナルのシャンティクリームは、ハチミツの甘さと風味がしっかり感じられます。単なる純生クリームではなく、とある隠し素材が使われていますが、味覚が鋭い人ならかすかな風味で気付くかも?実際にいただいてからのお楽しみですね。しっかりとしたコーヒーの濃さに、シャンティのコクとハチミツの甘さがよく合います。

『ブラッドオレンジジュース』650円

ランチシフォンと相性のいいドリンク。シチリア産のブラッドオレンジを使った濃厚でさっぱりとした味わいのジュースです。色味も鮮やかでシフォンケーキと並べて写真を撮るのにもぴったり。

『マメロン』390円

テイクアウト品として“マカロン”ならぬ『マメロン』も。カラフルでまるで宝石のよう。ついつい買いたくなりますね。スイーツだけでなくランチとしてもシフォンケーキを味わえる「mame(マメ)」は、街なかの喧騒(けんそう)を忘れてのんびりカフェタイムを楽しみたい人にもおすすめです。ランチは予約の上訪れて。

■詳細情報

■DATA

mame(マメ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元2839-5
電話番号
090-7577-5123
営業時間
11:00〜17:30
※ワンドリンク制

【さぬき】「暮らし商店ごんべや」話題の“ウラツダ”で、古道具に囲まれながらいただくほっこり朝ごはん

・古道具と喫茶のお店「暮らし商店ごんべや」

JR讃岐津田駅から徒歩約8分。近年、移住者の増加とともに盛り上がりを見せているさぬき市津田町に、2023年11月に誕生した古道具と喫茶のお店「暮らし商店ごんべや」。海岸沿いの通りからは隠れた、住宅と漁業倉庫が多く立ち並ぶ場所で、早朝から朝食を食べられるとあってオープン当初から地元民の憩いのスポットとなっています。

元は呉服店だった建物を改装し、当時の看板はあえてそのままに。東向きの店舗は、通りに面したガラス窓から朝日が差し込み、店内を明るく照らします。

店主の山畠さんは大阪府出身。自然に囲まれたローカルでの暮らしを求めて、これまで愛知県や長野県などに移り住んだことも。そんな時、2泊3日でのキャンプインストラクター資格取得のため、会場だった香川に初めて訪れたことが転機に。

瀬戸内海に面した穏やかな風土に惹(ひ)かれ、夫婦で香川県高松市に移住。その後は廃品回収や遺品整理などの仕事の傍ら、好きだったナポリタンのイベント出店を行っていたそう。いずれは夫婦の夢である“こぢんまりとした2人のお店”を開きたいと、県内で場所探しをスタート。

移住者同士が多く支え合い、若者の取り組みを地元住民が応援してくれる温かな空気感と、歩いてすぐの場所に海岸が広がる立地が決め手となり、この津田エリアへたどり着きました。

夏には営業終わりにそのまま海に向かい、汗を流すこともあるそうですよ。

念願の夫婦2人のお店ですが、オープンの直前までどんなお店にするかは決まっていなかったそう。廃品回収を通じてたくさんの不用品に触れ、数々の魅力的な“お宝”を見てきたことから「まだ必要としている人がいるんじゃないか」と、モノと人をつなぐ場所づくりとして古道具の販売と買い取りを行うことに。

さらに、朝カフェでの勤務経験を持つ奥さまの発案で、朝食を食べられるカフェも併設することとなり、現在の“古道具と喫茶”の形へと落ち着きました。

店内奥の古道具エリアは、どれも一般家庭に眠っていたものばかり。人気のカゴもの、レトロなおもちゃや食器、書籍など、マニアはもちろん普段使いやインテリアにも使えるアイテムが盛りだくさん。

用途などが書かれたユニークな手書きポップにも注目を。

どこか懐かしさも感じるカフェスペースは、足踏みミシンをリメイクしたテーブル、机やイスなどの家具、使われている食器などもすべて中古品。中央に配置された立派な一枚板の机で広々と朝食を取るもよし、奥のソファ席で静かに読書を楽しみながらお茶するもよし。思い思いの過ごし方ができますよ。

・ごはん派にもトースト派にもうれしいモーニング

おうちで食べる朝ごはんもいいけれど、早起きした日は海辺を散歩ついでにこちらで取るのはいかが?7:00の開店時間から提供している同店のモーニングは、和食セットとトーストメニューから選べます。

『焼きしゃけ定食な朝ごはん』750円

和食メニューにはすべてご飯とみそ汁、自家製の漬け物とのりがセットになっています。古き良き日本の朝を思わせるシンプルな組み合わせに、1日のスタートからちょっといい気分♪全国有数のイリコの産地・香川ならではのイリコと昆布で出汁(だし)をとったみそ汁は、季節によって具材が変わります。程よい塩加減のできたて焼きしゃけはついご飯が進みそう。


奥さまこだわりの香川県産の五分づき米を圧力鍋で炊き上げたご飯は、胚芽を残した精米方法で玄米よりも食べやすく、白米より栄養満点。

『津田産釜揚げしらす丼』1,000円

漁師直送の朝捕れの魚が入った時には、タイやしらすなど季節の地魚が登場することも。こちらは、オープン当初に期間限定で提供した後も多くの人から再登場を求める声が絶えなかった人気メニュー。五分づき米の上にこれでもかとのせられた津田産の旬の釜揚げしらすは、捕れたての新鮮な状態ですぐにゆでているので、まるで空気のようにふわふわ食感。醤油(しょうゆ)を回しかけたら、お好みで卵の黄身を崩していただきましょう。

毎年11月いっぱいまでの期間限定なので、詳細は公式インスタグラムで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

『ベーコンエッグな朝ごはん』900円

「ベーコンエッグって朝ごはんの匂いがするね」。自宅で朝食を作っていた際に不意に出た奥さまのすてきな一言から、メニュー入りを果たしたこちらは、朝から肉を食べたい人にもおすすめ。さぬき市の「かなえ養鶏場」から仕入れる新鮮な卵を使った目玉焼きは、白身のふちがカリッと黄身はやや半熟になるまでしっかり焼かれています。厚切りのベーコンは、オリーブ豚を数種類のハーブと塩で1週間ほど熟成させた自家製。かめばかむほど肉のうま味を感じるので、ご飯のおかわりが欲しくなるかも。
和食セットにはほかに『シンプルな朝ごはん』(550円)もスタンバイ。基本のご飯、みそ汁、漬け物、のりに讃岐藻塩が付いた手ごろなセットです。+100円で卵かけご飯に変更もOK。

ご飯のおかわりは+100円、オプションで生卵、納豆(各100円)、目玉焼き(150円)を付けることもできるので、自分の好きな組み合わせもできますよ。11:00までの朝限定で食事メニューを注文するとドリンクが200円引きに。早起きは三文の徳ですね♪
和食セットは7:00〜14:00のみ提供なのでご注意を。

『はちみつバタートースト』450円

パン派の人はお待たせしました!トーストメニューもしっかりそろえている同店。定番の『バタートースト』(350円)をはじめ、『シナモンバタートースト』(400円)、『はちみつチーズトースト』(550円)など全5種類。使われているパンは、自然栽培や無農薬などの自然食品を販売する高松市の「春日水神市場」の天然酵母を使用した山型食パンで、もっちり感と小麦の香りにほれ込んだそう。
中でも『はちみつバタートースト』は坂出市の小西養蜂場の非加熱ハチミツとバターの甘じょっぱさがクセになる一枚。純度が高くハチミツ本来の風味をダイレクトに味わうことができます。

トーストメニューは終日オーダーできるので、小腹が空いた際の軽食やデザート代わりにも◎。

・海辺散歩のお供にぴったりのドリンク♪

『ジンジャーミルク(ホット/アイス)』各550円

ドリンクメニューはイートインはもちろん、すべてテイクアウトOK。炭酸ではなくミルク?と意外な組み合わせにも思えるこちらのドリンクは、自家製の辛口ジンジャーシロップをミルクで割ったもの。ピリッとスパイシーな生姜とスパイスに、まろやかな牛乳がマッチ。チャイを思わせるほっこりとした味が特徴です。
夏はアイスでスッキリと、冬はホットで体の芯から温まって。

『ベリースムージー』550円

山畠さん夫妻とともに働くスタッフのネッティーこと、あかねさんが考案した『ベリースムージー』は、2種類のベリーを豆乳とミックス。自身がベジタリアンでもあることから、植物性の材料だけを使ったメニューをと生まれました。ベリーの酸味と甘みを生かしたスムージーは、豆乳が苦手な人もゴクゴクと飲みやすい一杯です。

ちなみにネッティーさんは同店との出合いがきっかけで津田に移住。海外留学などを通して食に関わることができればと、元はお客さんとして訪れて、やがてスタッフとなりました。店主とスタッフそれぞれのルーツや食への考え方が、メニュー考案やお店づくりにも生かされていることが伝わってきます。

ドリンクはそのほかコーヒーやミルクティー、レモネード、リンゴジュース、喫茶店好きの店主おすすめの『クリームソーダ』などバリエーション豊か。ミルクを使用したドリンクはすべて豆乳に変更も可能です。マイカップを持参すれば30円引きと財布にも環境にも優しいサービスも♪

・デザートとともにゆったり楽しむ津田時間

『チーズケーキ』400円

フォークを入れた時のもったりとした重みに反して、軽やかな口当たりが特徴のチーズケーキは、濃厚でなめらかな食感。小麦粉を使わず、純生クリームやきび砂糖を使った自然な甘みが特徴です。添えられたコンフィチュールも季節によって変わるそうなのでお楽しみに。

デザートメニューは紅茶のチーズケーキや、ひと口ラスク、卵と乳製品不使用のスコーンも仲間入り。早起きができなかったという人も、津田へのドライブ目的の人も、ふらっと立ち寄ってカフェタイムを楽しんで。


新たな持ち主を待つ古道具に囲まれながら、地元食材を使った手作りの朝ごはんをいただける「暮らし商店ごんべや」。店主夫妻の温かな人柄はもちろんのこと、古き良きものを大切にしながら、人とモノ、人と人をつなぐ地域の交流拠点として、地元や県内外の人々が今日も朝早くから同店を訪れます。

いつもよりちょっと早起きが楽しみになるような、ゆっくりとした時間が流れる海辺の町・津田で朝食を。

■詳細情報

■DATA

暮らし商店ごんべや

所在地
香川県さぬき市津田町津田1182
電話番号
080-3841-6505
営業時間
7:00〜16:00 ※朝ごはんの和食メニューは14:00まで
※2024年10月時点では駐車場なし

【高松】花屋&カフェ「ビオルネ」で心に潤いチャージ♪色鮮やかな空間でランチを

「VIE.ORNE(ビオルネ)」

「VIE.ORNE(ビオルネ)」は、2020年にオープンした生花やドライフラワーなどを扱うフラワーショップ兼カフェ。ことでん松島二丁目駅から徒歩約2分の松島町交差点にあり、駐車場は北側に2台分完備しています。車や人通りの多い立地で、 店前に置かれたたくさんの植物が、 道行く人の心を癒やしてくれます。

色鮮やかな花々と店主自ら塗ったという、明るいブルーの壁面とのコントラストが印象的な店内。花の配達で留守にしている時もありますが、基本的にスタッフがいる時はいつでもカフェ利用できます。

販売している花は、プロテアやバンクシャなど、なるべく珍しい種類を仕入れるようにしているそう。生花からそのままドライフラワーに移りゆくものが多いので、インテリアとしても長く楽しむことができるのもうれしいところ。

切り花の購入や自宅用はもちろん、ギフトにぴったりのブーケもおすすめ。花を贈りたい相手の雰囲気や予算を伝えると、女性店主がセンスよく花束を作ってくれるので、記念日などに利用する常連さんも多くいます。

カフェスペースにはカウンターやテーブル席がありますが、人気はソファ席。それぞれテイストが異なるイスは、どこに座るか迷ってしまいそう。花のあるエリアとはまた違った雰囲気の壁紙や、ドライフラワーに囲まれて写真映えも抜群なので、自撮りをするお客さんも多く見られます。

人気のフードはタコライスとオムライス

メニューはランチにぴったりなフード系や、スイーツ、コーヒー系、ソフトドリンク、スムージーなど多数取りそろえています。イートインだけでなく、すべてテイクアウトもOK。フード系は砂糖や添加物をなるべく使わないよう心がけています。

『タコライス』1,000円

フード系メニューの中で人気の『タコライス』は、甘めに味付けした合い挽(び)き肉がたっぷり入っていてボリューミーな一品。フレッシュフルーツも付いてくるので食後の口直しにもぴったり。

『デミグラスソース風オムライス』1,200円

『デミグラスソース風オムライス』も定番の一品。タマネギや牛肉などをじっくり煮込んだビーフシチューは、2種類のワインを入れることで深みがしっかり感じられ、オリーブオイルでふわっトロ食感に仕上げた卵との相性もばっちりです。

『ラクレットチーズに溺れるホットドッグ』900円

パン派の人にもうれしい『ラクレットチーズに溺れるホットドッグ』は、その名の通りラクレットチーズがたっぷりかかっていて、軽食ながらも満足度の高さが魅力です。

ハードパンの食べ応えと、ウインナーのうま味、ラクレットチーズのコクが三位一体となったホットドッグ。同じパンを使った3種類のバインミーサンドもお見逃しなく。フード系メニューはレギュラーコーヒーまたは紅茶が選べ、そのほかのドリンクは100円引きに。

フルーツが決め手のスムージー&フレンチトースト

『バインミーフレンチトースト フルーツミックス』1,200円

バインミーとはベトナム語で“パン”という意味。メニューにバインミーサンドイッチがあることから、スイーツメニューのフレンチトーストにも同じ名が使われています。ミックスベリーに季節のフルーツがたっぷりのった『バインミーフレンチトースト フルーツミックス』(1,200円)のほか、メープルストロベリー、チョコバナナ、メープルフルーツ、オレンジメープル、チーズ(各1,000円)も。

ホットドッグやバインミーサンドと同じハード系パンに、アパレイユ(卵液)を直前に浸して焼き上げます。程よい甘さでふわふわエアリーな食感。

『本日のミックススムージー』700円

テイクアウトする人も多いスムージーは、フルーツのみで作るものが5種類、ミルクベースが5種類の合計10種類がスタンバイ。どれも果物の甘さのみで仕上げているのが特徴です。5種類のフルーツが使われる『本日のミックススムージー』は甘めまたはさっぱりを選ぶことができ、そのフルーツによって甘さが調整されます。取材時はパイナップル、グレープフルーツをベースにしたさっぱりめをセレクト。

店名の「VIE.ORNE(ビオルネ)」はフランス語で“生活に彩りを”という意味。色鮮やかな花々をギフトとして贈ったり、インテリアや日常の彩りとして自宅に飾ったり、花を眺めながらカフェで思い思いの時間を過ごすことができる同店。すべてのメニューがテイクアウト可能なので、ふらっと寄ってみては。隣接するパティスリー「ant ant(アントアント)」のケーキも、ワンドリンク注文するとイートインすることができますよ。

■詳細情報

■DATA

VIE.ORNE(ビオルネ)

所在地
香川県高松市松島町2-1-14
電話番号
087-887-3754
営業時間
11:00〜17:00
※配達で不在の場合があるので予約がおすすめ

【高松】「台湾茶専門店ランプ屋 2号店」カジュアルに楽しむ台湾茶と台湾フードがランチで登場!

・「台湾茶専門店ランプ屋 2号店(片原町店)」

ことでん片原町駅から徒歩1分。片原町東部商店街の一角に「台湾茶専門店ランプ屋」の2号店が2024年6月にオープンしました。茶器を使った本格形式の1号店に対し、2号店はティーポットで提供するカジュアルなスタイル。気軽に昼の時間帯に台湾茶を楽しむことができます。

店内はカウンター席が多めで、一人でも気兼ねすることなく時間を過ごせそう。11:00〜14:00の間はランチとして台湾フードが楽しめ、17:00〜21:00は居酒屋メニューも登場。アルコールは終日オーダーOKなので昼飲みもできちゃいますよ。

台湾茶は1号店と同じく、オーナーが現地から直接買い付けた茶葉が使われ『凍頂烏龍茶』や『東方美人』など5種類がそろいます。迷ったときはスタッフにオススメを聞いてみて。

・カジュアルなスタイルで台湾茶が楽しめる

『四季春烏龍茶(水出し)』450円

一般的な烏龍茶のイメージと違い、澄き通った黄緑色の『四季春烏龍茶(しきはるウーロン茶)』は、ほのかな花のような香りと爽やかでサッパリとした飲み口が特徴。一晩かけてじっくりと抽出されているので、冷茶でも華やかな香りを楽しめます。

台湾茶は購入もOK。専用の道具がなくても、急須やティーポットで淹(い)れられるので、自宅でも気軽に台湾気分に浸れます。値段と内容量は種類によって異なり、30gまたは50gで1,150円〜1,650円です。何煎も楽しむのが台湾茶の特徴なので、1杯あたりで考えると意外とリーズナブルかもしれませんね。

・人気の台湾フードがランチで登場!

『ルーロー飯』セット1,200円、単品900円

フードメニューにも注目を。ランチには台湾フードとして人気の高い『ルーロー飯』が週替わりで登場します。昼のランチタイムだけ注文できるお得なセットは、スープ、小鉢3品、水餃子、水出し台湾茶が付いてボリューム満点。

八角が香る甘辛い自家製タレが染み込み、良質な脂だけを残した国産豚バラ肉が口の中でとろけるよう。スパイスが苦手という人も多いので、誰もが満足できるように試作を繰り返した自慢の一品。ルーロー飯を食べたことのない人もお試しあれ!

セットに付く水餃子は、餃子メニューが豊富な高松市の居酒屋「ギョーザベース」の餃子のタネと皮を使い店内で包んだもの。モチッとした肉厚の餃子を、ポン酢かゴマだれを絡めて味わって。オーナー同士の交流がきっかけで、同店でも提供されることになったそう。人気店の一皿がランチで食べられるとあって見逃せませんね!

『台湾まぜそば』900円

ピリ辛の肉みそを歯応えのある太麺にのせた、汁なし麺の『台湾まぜそば』。トッピングされた卵黄、ネギ、ニンニク、きざみ海苔(のり)、粉末状の削りぶしをよくかき混ぜていただきます。

こってりした濃いめの味付けに、卵黄のマイルドさ。それぞれが強い風味を持つ具材たちは、混ぜれば混ぜるほど味に深みが出てきます。しばらく食べ進んだ後には、お好みでこんぶ酢をかけて味変を。辛さでしびれた口の中がリフレッシュしますよ。
プラス100円でご飯付きにもできるので、麺を食べ終えたらシメの追い飯を。どんぶりの底に残ったタレや具材を余すことなく堪能できます。

・豆花(トウファ)や食べる台湾茶アイスも見逃せない

『ミニ豆花(トウファ)』450円

台湾の国民的スイーツの豆花(トウファ)は、豆乳を固めたヘルシーなデザート。同店の『ミニ豆花(トウファ)』は、蜜のような甘い香りが特徴の“蜜香紅茶(みっこうこうちゃ)”を使ったシロップにマンゴー、白玉が入り、パウダー状に削られたナッツが加えられています。つるんとした喉ごしの優しい甘さで、温かい台湾茶と合わせると、口の中で広がる風味と鼻孔を抜ける香りの変化を楽しめ、よりいっそう癒やされます。作れる数に限りがあるため、日によっては売り切れになることも。

『台湾茶アイス』450円

ほうじ茶のような香ばしさとまろやかさが特徴の“鉄観音茶(てっかんのんちゃ)”を使った『台湾茶アイス』は、高松市香南町でジェラートやチーズを販売している「赤松牧場」と開発したコラボ商品です。一口目は優しいミルクの風味が伝わり、食べ進めるごとに台湾茶の香りが口の中いっぱいに広がります。ランチと一緒なら100円引きになるサービスもあるので、食後は食べる台湾茶こと『台湾茶アイス』でシメて最初から最後まで台湾気分にどっぷり浸ってみて♪

・17:00からは居酒屋メニューで一杯♪

『名物ホルモン焼き』700円

同店は17:00から居酒屋メニューも登場します。プリプリのホルモンを濃いめに味付けた『名物ホルモン焼き』は、ご飯やビールが進むこと間違いなし!そのままでもしっかり味が付いていますが、自家製のピリ辛タレにつけてもOK。香ばしいコクと脂のうま味がたまりません。

17:00〜21:00の時間帯も、台湾茶や単品で食事メニューもオーダーできるので、サクッと晩ご飯をいただくも良し、ゆったりお茶とデザートを味わいながら夜カフェ使いするも良し。笑顔がすてきなスタッフが作り出す和やかな雰囲気に、思わず自宅のようにくつろいでしまいそう。

よりカジュアルに台湾茶が楽しめる「台湾茶専門店ランプ屋 2号店」。昼も夜も台湾フードやアルコール、スイーツが楽しめる同店で、高松にいながら台湾旅行気分を味わいませんか♪

■詳細情報

■DATA

台湾茶専門店ランプ屋 2号店

所在地
香川県高松市片原町4-2
営業時間
ランチ/11:00〜14:00
ディナー/17:00〜21:00

【高松】「台湾茶専門店ランプ屋」本格形式の台湾茶とカクテルで週末の夜に癒やしを

・「台湾茶専門店ランプ屋 1号店」

「台湾茶専門店ランプ屋」は、ことでん片原町駅から徒歩5分。フェリー通りの東側に位置する高松市御坊町にあります。道路に出された看板を目印に、ビルの2階へ階段を上がりましょう。

オープンのきっかけは、オーナーが百貨店でバイヤーをしていた頃に出合った台湾茶に衝撃を受け、この感動をみんなに届けたいとマルシェで茶葉を販売したのが始まり。次第にお店もやってほしいという要望に応え、金曜と土曜の夜にだけ営業する“台湾茶Bar”として2023年5月に実店舗が誕生しました。

台湾茶の香りで、日々の疲れや悩みごとが少しでも和らぐように。店名の由来は、暗い心を優しい光でほんのり照らす“ランプ”のような存在でありたいと名付られました。オーナー自身も初めて台湾茶を口にしたとき、なんとも言えない幸せな気持ちになったそう。

ランタンが灯(とも)った店内は、温かみがありながら落ち着いた雰囲気。おすすめはバーカウンター前の席。メニューに記されている12種類の台湾茶は、初めての人も選びやすいよう特徴が書かれているので安心です。アルコールも充実しているので、お酒が飲みたい人と一緒に楽しめるのもうれしいところ。

棚に飾られている台湾茶器も目を引きます。台湾茶用の急須「茶壺(ちゃこ)」やふた付きの湯飲み「飲杯(いんはい)」など、茶器はどれも小ぶりで、ずっと眺めていても飽きない愛らしさ。気に入ったものは購入することもできます。

・一口目でもう感動!本格形式で飲む台湾茶

台湾茶のオーダーが入ると、湯切りができる専用のカウンターで一杯ずつ淹(い)れてくれます。
茶葉を入れた茶壺(ちゃこ)が満杯になるまでお湯を注ぎ、フタを閉めたら茶壺の上からさらにお湯を回しかけて茶葉を蒸らします。注ぎ口から見える水位が少し下がり、茶壺が乾いたらそろそろお茶を注ぐ合図。お茶の濃さを均一にするため、一旦ピッチャーに移します。

聞香杯(もんこうはい)と呼ばれる、縦長の器にお茶が注がれた状態で提供されるので、ゲストはまず隣の飲杯(いんはい)にお茶を移します。聞香杯はその名の通り“香りを聞くための杯”。飲杯に移し終えて空になった器を手に持って確認してみて。やわらかな香水のような、絶妙な良い残り香に驚きます。

『東方美人(とうほうびじん)』850円

台湾茶といえば真っ先に名前が挙がることも多い『東方美人(とうほうびじん)』は、紅茶に近い味わいで、果物や蜜のような甘い香りが特徴の烏龍茶です。澄んだ琥珀色のお茶が、口の中でトロリと広がり、甘く上品な味わいに思わずうっとりします。

『阿里山極品高山烏龍茶(ありさんごくひんこうざんうーろんちゃ)』1,200円

台湾茶の王様と呼ばれるのにふさわしい『阿里山極品高山烏龍茶(ありさんごくひんこうざんうーろんちゃ)』は、緑茶に近い味とフルーツのようなほのかな甘みが特徴です。透明感のあるスッキリとした味わいの後に、花のような鮮やかな甘みが再び戻ってくるようで、一度口にすると虜(とりこ)になる逸品。

良質な台湾茶は、何度も繰り返し飲めるのが醍醐味(だいごみ)で、同店では二煎目まで楽しめます。一般的に一煎目は香りが強く、二煎目は味が濃いといわれ、飲むたびに変化する台湾茶の魅力にはまってしまいそう。

茶葉の話を聞いてから飲むと、お茶への興味が増しておいしさも楽しさもアップ!ころんと丸い形や細長いものなど、種類によって茶葉の形が違うのもおもしろいですね。オーナーが台湾に買い付けに行った後には、メニューにない特別なお茶が飲めることがあるかも?

台湾茶を使ったカクテルにも注目!

同店ではアルコールメニューも充実しています。オーダーが入ってから淹(い)れられた台湾茶を氷で冷やし、冷茶とリキュールを合わせたカクテルは台湾茶専門店ならではの一杯。

『ピーチウーロン鉄観音ブレンド』850円

ほうじ茶に似た香ばしさと、熟した果実のようなふくよかな味わいの『木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)』とピーチリキュールを合わせたカクテル。程よい甘みがフレーバーティーのようで、思わずゴクゴクと流し込んでしまいそうになる飲みやすさ。お酒を飲み慣れていない人にもおすすめです。

『ライチ四季春(ノンアルコール)』800円

ふんわりとまろやかな甘い花のような香りが特徴の『四季春烏龍茶(しきはるウーロン茶)』にライチシロップを合わせた『ライチ四季春』は、みずみずしいライチと緑茶のようなスッキリとした飲み口が人気のノンアルコールカクテルです。

シロップと台湾茶の組み合わせで何通りも楽しめるノンアルコールカクテルは、メニューに載せきれないそう。このほかどんな味を楽しめるのかはスタッフに気軽に相談を。

・スイーツと台湾茶のペアリングに舌鼓

『トロふわプリン』400円

甘さ控えめのやわらかなプリンに『木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)』のまろやかな香ばしさが感じられる『トロふわプリン』。温かい台湾茶と合わせることで、ふわっと甘い香りが口の中に広がります。手作りのデザートはその日によって、登場するものが変わるのでお楽しみに。

本場と同じ形式で茶芸も見られ、台湾茶の奥深い世界に浸れる「台湾茶専門店ランプ屋」。一煎、二煎と変化する台湾茶を一口、また一口と飲むたびに、心も満ちていくように癒やされます。まだ台湾茶を飲んだことがない人も、きっと感動できるはず。

片原町には2号店があり、気軽な形式で台湾茶と台湾フードがランチでも味わえます。異なる楽しみ方ができる2店舗をはしごしてみるのもいいですね♪

■詳細情報

■DATA

台湾茶専門店ランプ屋 1号店

所在地
香川県高松市御坊町4-12 マルショウビル2階
営業時間
19:30〜23:30
※チャージ代700円
※予約はInstagramのDMから