グルメ

【琴平】「麻心(まごころ)」ココロとカラダに優しい自然派グルメを堪能

・「麻心(まごころ)」

JR琴平駅から徒歩10分、“こんぴらさん”の名で親しまれている「金刀比羅宮」へと続く、こんぴらさん参道入口にある「麻心(まごころ)」。神奈川県・鎌倉市で20年以上続く人気店が、2020年にオープンしました。本店と同様に琴平店でも「麻(あさ)」、通称「ヘンプ」を使った自然派グルメを楽しむことができ、食事からデザート、ドリンクに至るまで、ほとんどのメニューに「麻」が使われています。

店内にはソファ席やカウンター席があり、グループでも1人でもゆったりと過ごせます。こんぴら参りの足休めにもぴったり。参拝や観光で訪れる人でにぎわう通りを眺めながらほっと一息つけそう。

2階はカフェ利用はもちろん、ライブやイベント利用もOK。バンド演奏、映画の上映会など、不定期でさまざまなイベントを実施しています。ランチメニュー付きでの貸し切り利用など、さまざまな用途でスペースを使用することができますよ。

タイミングが合えば、店主の生演奏も聞けるかも?軽快で楽しいボンゴのリズムは必聴です!

店内の一角はセレクトショップになっていて、店主セレクトの麻製品がを使ったアイテムも販売。麻以外の自然栽培の素材で作られた調味料や食器などもそろいます。

店主がネパールから取り寄せた、麻の織物を使った布製品は、軽い素材間で涼しげな印象。

麻紐(あさひも)を使ったガラスのトンボ玉ネックレスも、どれも可愛らしいものばかり。食べるだけではなく、日常的に身に着けられるファッション雑貨は、自分用はもちろんお土産にもぴったりです。お気に入りが見つかるかも?

・ココロとカラダに優しい麻グルメ

同店のコンセプトは「日本人になじみ深い麻を衣食住に取り入れる」こと。麻といえば布製品をれんそうしますが、麻の種子、いわゆる「麻の実」を使った料理を提供しています。

意外にもさまざまな用途ができる「麻の実」。写真の上部が、種から油を搾ったヘンプオイル、下段左がその搾った後のカスを粉にしたヘンプパウダー、そして右が種そのままのヘンプナッツです。麻には良質なタンパク質や鉄、亜鉛、必須脂肪酸などが豊富に含まれていて、食物繊維もたっぷり。近年では、その栄養価の高さからスーパーフードとしても注目されています。

『薬膳麻の実カレー』1,200円

「麻ってどんな味なんだろう?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、食べてみるとビックリ。クセはほとんどなく、良い意味で目立たずどんな料理にも合います。

麻心オリジナル配合のスパイスで作られた薬膳カレーは、ピリリとした辛さの中に深みのある味わい。辛さが選べるので、辛いものが苦手な人も安心です。ヘンプナッツがふんだんにかかっていて、香ばしい風味がアクセントになっています。

たっぷりの旬野菜が煮込まれたルーには、大豆ミートで揚げたからあげや自家製ヴィーガンマヨネーズが添えられ、ボリュームたっぷりなのにカロリーは抑えめ。動物性の油を使用していないルーなのであっさり食べられ、体への気遣いもプラスされています。

『麻の実パスタ(豆乳クリーム)』1,100円

なめらかな豆乳クリームソースのパスタにも、ヘンプナッツと旬野菜がふんだんに使われています。味変の際には、別添えのバジルソースや同店オリジナルの香辛料「麻(ま)バネロ」がおすすめ。「麻バネロ」は麻入りのハバネロソースで、酸味と香ばしさ、辛みをプラスできます。

そしてこのパスタの特徴は、何といっても麺!讃岐うどんの製造・販売を行う「大庄屋」とコラボして作られたオリジナルパスタ麺は、ヘンプパウダーを練り込み、讃岐うどんと同じ製法で作られています。香川県民にもなじみのある、コシのある歯応えでクセはないですが、ほんのり爽やかに麻の香りが。
ちなみに、オリジナルパスタ麺と「麻バネロ」は同店で購入することもできるので、気に入ったらお家でも気軽に食べられるのがうれしいところ♪

・麻ドリンクやスイーツも要チェック!

『麻炭(あさずみ)ラッシー』(プレーン・マンゴー)800円

同店こだわりの麻は、もちろんドリンクやデザートにも。『麻炭(あさずみ)ラッシー』は、麻から作った炭(=麻炭)を粉末にしてヨーグルトに混ぜたドリンクです。

炭と聞くと身構えてしまいますがご安心を。苦みやクセの強さはなく、麻炭が発酵することによって生まれる酸味とラッシーの相性はバツグン。少し時間を置くと、発酵が進んでちょっぴり酸味が増し、味に変化があるのも自然由来の素材ならでは。

『麻の実ジェラート』チョコ、ソイ、イチゴ・各種480円

ヘンプナッツが混ぜられた自家製ジェラートには、香川の縁起菓子・おいりがちょこん。「チョコ」「ソイ(豆乳)」「イチゴ」の3種類から好みの味を選んで。甘さ控えめで、生クリームなどが入っていないのでさっぱり。食後の口直しにもおすすめですよ♪

『豆腐ココアブラウニー』600円

しっとりモチモチのブラウニーは、米粉と豆腐を使ったヘルシーおやつ。濃厚なのに罪悪感なく食べられて満足感も十分です。まぶされたヘンプナッツのカリッとした食感がアクセントになっていて、そのままでも、添えられた自家製ジャムや豆腐クリームを付けても◎。

『麻麦(まばく)』900円

大人にはうれしいアルコールもスタンバイ。丸亀市にあるクラフトビールの醸造所「MIROC BEER (ミロクビール)」とコラボして作られたこちらは、その名の通り麻入りのクラフトビール。お酒にまで麻が入っているなんて、店主の情熱が感じられる徹底ぶりです。

夜営業では、カレーはもちろん、日替わりのおつまみやスパイスを使ったアルコールメニューが豊富に並びます。ランチだけでなく、自然派ディナーも楽しんでみて。

「人間の健康と食はつながっている。健康と直結するからこそ、食に気を遣って体に優しいものを食べてほしい」と、店主の森下さん。「麻心(まごころ)」のメニューやセレクトされた商品に込められているのは、店名の通り店主の“真心(まごころ)”であることが伝わってきます。優しさたっぷりの麻グルメで、心と体に元気をチャージしませんか。

■詳細情報

■DATA

麻心(まごころ)

所在地
香川県仲多度郡琴平町621-9
電話番号
0877-35-9955
営業時間
ランチ/12:00~15:00
カフェタイム/15:00~17:30
バータイム/17:30~22:00(L.O.21:00)

【高松】「アンチヌードル」はラーメンの種類が豊富!具材やサイドメニューもすべて手作り♪

「ANTI NOODLE(アンチヌードル)」

「ANTI NOODLE(アンチヌードル)」は、ことでん林道駅から長尾街道を北西へ徒歩約6分の場所にあるラーメン店。テナントが数軒並ぶ「プラスパ内海」の左から2軒目で、共有駐車場16台分が利用できます。

女性も気軽に入りやすいようにと、外観・店内ともにカフェのような雰囲気をイメージしたそう。入店して右側にある券売機で先に購入し、スタッフに券を手渡して。

店主は若い頃、お笑い芸人を目指して大阪のタレント養成所に入学し、その時にアルバイトしていたのが大阪市内にある「ラーメン人生JET」でした。開業当時は無名だったラーメン店がどんどん有名店へと上り詰めていくさまを見ていた店主は、地元・香川でラーメン店を開業したいという目標が生まれ、弟子入りすることに。そして2022年1月に「ラーメン人生JET」の系譜を受け継ぐ味の店を高松でスタートしました。

「ANTI NOODLE(アンチヌードル)」という店名は“麺嫌い”というニュアンスの意味になりますが、なぜかというと…店主がラーメン店の開業を志した当時は、香川県が“うどん県”とうたい始めた頃。そんな時期に地元・香川でラーメン店を開業するというのは“アンチだな”と思い、店名を「アンチテーゼ」に決めていました。しかしどことなく垢抜けない違和感を感じ、“ヌードル”をくっつけたら音の響きもいいのでは?と、アンチ+ヌードルで現在の店名に落ち着いたそう。確かに、「アンチヌードル」という店名の方が「え?何?」と一瞬で興味を引かれるパワーワードですよね。

外壁や店内に描かれているイラストは、手描き・ペイントアーティストの「MU」さんによるもの。ポップでキュートなキャラクターが随所に散りばめられているので、店内を見回してみて。

ラーメンのバリエーションは10種類以上!

業務用の出来合い品は一切使わず、すべて国産の素材、自家製で仕込むというのがこだわり。鶏白湯(パイタン)、鶏清湯(チンタン)、和出汁(だし)の3種類を仕込み、濃厚さやすっきり感など、それぞれの特色を生かしたスープが楽しめます。

併設の“製麺所”で作る自家製麺は、北海道産小麦100%で配合や厚み、カット幅などを変えつつ、細麺、中太麺、平打ち麺の3種類を作り分けています。3種類のスープとの組み合わせで10種類以上のラーメンから選べるという豊富なバリエーションも魅力ポイント。

『和風醤油(しょうゆ)ラーメン』800円

地鶏と和風出汁のダブルスープで仕上げた『和風醤油ラーメン』は、うどん県民にも親しみやすいすっきりとした味わいです。地鶏の鶏清湯スープは、濁(にご)らないようにアクを取りながら弱火でじっくり6時間煮込まれていて、クセがなくうま味がしっかり感じられます。和風出汁は6種類の乾物をブレンドし、煮干しの風味を利かせているのが特徴。その2つをブレンドすることで、上品かつ奥深い味わいに。

『和風醤油ラーメン』には、あっさりとしたスープにぴったりなツルシコのストレート細麺が合わせられています。

『鶏煮込み醤油』800円

こってりとしたラーメンを食べたい時は『鶏煮込み醤油』がおすすめ。朝引きした生の鶏ガラと水のみで約10時間グツグツ煮込んだ鶏白湯スープに、特製のかえしをプラス。超濃厚でありながら、臭みがなくスッキリとしているのが特徴。スープを邪魔せず、存在感たっぷりな低温調理の煮豚も満足度が高めです。

『鶏煮込み醤油』の中太ストレート麺は、トロッとしたスープにベストマッチ。濃厚ながらもツルツルと食べやすい麺です。

『鶏白湯まぜそば』1,000円

特選タレと自慢の鶏白湯を合わせ、濃厚なこってり味に仕上げた『鶏白湯まぜそば』は以前のメニューである『炙(あぶ)り豚まぜそば』から進化した一品。刻んだチャーシューがたっぷり入っていてボリュームタップリ!薬味のニラキムチが少量ながらもしっかりと辛味のアクセントに。

全粒粉の平打ち麺にすべてが絡むよう、しっかり混ぜて食べて。『鶏白湯まぜそば』と『カレーませそば』には“シメごはん”が付くので、あえて具を最後まで残し、タレとご飯と一緒に食べるのも◎。

ご飯などサイドメニューも要チェック!

『腹起きるセット』600円

ラーメン一杯だけでも十分満足度のある量ですが、欲張りさんは『腹起きるセット』をプラスするといいかもしれません。から揚げ3個とご飯1杯のセットで、ご飯は『豚飯(甘醤油)』『豚飯(ネギ塩)』『親鶏飯』の3種類から選べます。

『豚飯(甘醤油)』300円

『豚飯(甘醤油)』は、角切りチャーシューを甘めの醤油で炒めてご飯にのせ、ニラキムチのアクセントを添えた一品。甘辛い味付けとピリ辛のニラキムチでご飯が進みます。

『豚飯(ネギ塩)』300円

角切りチャーシューとネギを、塩ダレとコショウで炒めてご飯にのせた『豚飯(ネギ塩)』は、食欲をそそる香りのチャーシュー丼です。

『親鶏飯』300円

『親鶏飯』は、和風出汁や干しシイタケなどを使わず、朝引きの親鳥のうま味と塩だけで炊き上げた一品。鶏肉だけでなくニンジンやメンマもたくさん入っていて食べ応えたっぷり。

『唐揚げ3個』350円

自家製かえしに漬け込んで揚げた『唐揚げ』は衣がサクサク、中はジューシーに仕上げています。単品として3個(350円)と5個(550円)が選べます。

「ANTI NOODLE(アンチヌードル)」は、すべて手作りという手間暇を惜しまない心意気が魅力のお店。10種類以上あるラーメンのバリエーションは、訪れるたびに異なるものを選べる楽しみも。季節限定メニューは店主のひらめきで登場するので、インスタグラムをチェックしてみて。
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

ANTI NOODLE(アンチヌードル)

所在地
香川県高松市木太町1849
電話番号
087-880-4618
営業時間
11:00〜14:30
18:00〜21:00

【高松】「パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ」ボンボンショコラはまるで宝石!ケーキも豊富♪

パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ

「Patisserie LIEU DE SURPRISE(パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ)」は、ことでん片原町駅から徒歩約2分の高松市丸の内にあるケーキ店。洗練されたケーキだけでなく、ギフトにぴったりな焼き菓子や、県内では珍しい本格的なボンボンショコラも販売しているのが特徴です。

店名の「LIEU DE SURPRISE(リュ ドゥ シュープリーズ)」は、フランス語で“驚きの場所”という意味。香川県であまり見かけないものを提供し、驚きや感動を与えたいという思いで店主が名付けたのだそう。

ショーケースには常時約20種類のプティガトー(生ケーキ)が並びます。土・日曜、祝日限定のミルフィーユや季節限定品など、いつ訪れてもワクワクするケーキに出合えますよ♪

ケーキはどれも上品かつインパクトのある味わい

国産のフルーツや和三盆、さっぱりとした後味が特徴の九州産生クリームなど、厳選された素材から作られる生ケーキはビジュアルにも細心の注意が払われています。味だけでなく目にもご馳走。

『プレジール』644円

『プレジール』は、ヘーゼルナッツのダクワーズ生地の上にサクサクとしたクルスティヤン(焦がしバターとチョコレートを加えた焼きクレープ生地)と濃厚なチョコレートガナッシュをのせ、シャンティーショコラ(チョコレート風味の生クリーム)と薄いビターチョコで印象的なビジュアルに仕上げた一品。

『オペラ・ピスターシュ』648円

アーモンドの生地、チョコレートのガナッシュ、ピスタチオのバタークリームを何層にも重ね、ピスタチオのグラッサージュでつややかにコーティングした『オペラ・ピスターシュ』は、濃厚なピスタチオの風味を存分に味わえます。

『フランス・モンブラン』734円

栗のパンドジェンヌ(焼き菓子)に、マロングラッセを入れたマロンムースをのせ、フランス産のマロンペーストを絞った『フランス・モンブラン』は、すべてのパーツから栗を感じられる一品。モンブランはもう一つ『和栗のモンブラン』(825円)もあるので、風味の違いを食べ比べるのもおすすめです。

『苺のティラミス』693円

ガラス容器“ヴェリーヌ”に入った『苺のティラミス』は、ひときわ目を引く鮮烈なイチゴの赤が美しい一品。コクのあるマスカルポーネチーズクリームと爽やかなイチゴソースに、底に仕込まれたクランブルクッキーの食感が良いアクセント。

まるで宝石!カラフルで種類豊富なボンボンショコラ

生ケーキとは別のショーケースに並ぶチョコレート“ボンボンショコラ”も見逃せません。常時約20種類がずらっと並ぶさまは、宝石のようでうっとりと見とれてしまうほど。見た目で選ぶもよし、内容が書かれたメニューから選ぶもよし。

都内の一流ホテルでの修行時代は、あめ細工が得意で積極的にコンテストへ挑戦していた店主。実は苦手だったというチョコレートも、部門を任されてからは持ち前の探究心と器用さで研さんを積み、今につながる技術を修得しました。勉強熱心な店主は今でも情報収集を怠らないそう。日常生活の中でふと思いつくアイデアはメモに取り、厨房に貼って新商品に取り入れることも。

左から『ビター』346円、『ココ・トロピコー』362円、『ティラミス』362円、
『抹茶・黄金柑』351円、『キャラメル・フィグ』329円

ボンボンショコラはシンプルに素材の風味を楽しめるものから攻めたものまで、選ぶ楽しさのある豊富なバリエーション。

苦味の強いベネズエラ産のシングルビーンズを使用した『ビター』は、パリッと薄いコーティングチョコとなめらかなガナッシュそれぞれキレのあるビターテイストで、シンプルながらも奥深い味わい。

ほんのり感じられるキャラメルの香ばしさに、イチジクの華やかな香りが調和した『キャラメル・フィグ』はビジュアルも印象的な一品。

『ティラミス』は上段にマスカルポーネチーズのガナッシュ、下段にコーヒーガナッシュを仕込み、その名の通り小さい一粒にしっかりとティラミスを表現しています。

鮮やかな黄色の『ココ・トロピコー』は、シャリシャリとしたココナッツファインの食感と風味がしっかり感じられるガナッシュ、とても爽やかなトロピカルフルーツのコンフィチュールがイン。

『抹茶・黄金柑』は、ピールの食感を残した爽やかな黄金柑のコンフィチュールと、力強く青々しい抹茶ガナッシュの香りがとてもマッチしていて、和の要素も感じられます。

ボンボンショコラはその見た目だけでなく断面も非常に美しいのです。かじった時に広がる風味やテクスチャーの良さを重視し、コンフィチュールなど中身の水分量をあえて多めにしているのが特徴。そのため日持ちは2週間程度ですが、鮮度のいいボンボンショコラをぜひ味わって。

『20個入りBOX』7,600円前後 ※目安

ボンボンショコラはバレンタインや記念日など、大切な人へのプレゼントにぴったりなBOXが、3個入り、5個入り、10個入り、15個入り、20個入りの5タイプ用意されていて、好きな種類を詰められるほか、スタッフにおまかせで詰めてもらうこともできます。また、自分用として無料の袋も選べるので、1粒から気軽に買えるのもうれしいポイント。

『サブレ・ノア』864円

焼き菓子も種類豊富で気になるものばかり。『サブレ・ノア』は、クルミとチョコを練り込んだサクサクッと小気味良い食感のサブレに、3分の2ほどチョコレートのコーティングを施してビター感とコクをプラスした一品。フリーズドライのフランボワーズによる色味と酸味がアクセントになっています。

『マカダミア・ドゥルセ』1,620円

『マカダミア・ドゥルセ』は、ローストしたマカダミアナッツをキャラメリゼし、ブロンドチョコレートとミルクチョコレートをブレンドしたものをコーティング。仕上げにココアパウダーをまぶしています。口溶けのいいチョコレートの後にキャラメリゼのパリッとした薄膜感と甘さ、そしてマカダミアナッツの香ばしい風味が口いっぱいに広がる絶妙な組み合わせがたまりません。

大切な人へのギフトとしても、自分のご褒美スイーツとしても満足度の高い品々がそろう「Patisserie LIEU DE SURPRISE(パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ)」。上品かつ華やかな生ケーキはワンランク上の味わいです。どの商品を食べてもハズレなしのクオリティーですが、まるで宝石のようなビジュアルのボンボンショコラを試したことがない人はぜひトライして。

■詳細情報

■DATA

Patisserie LIEU DE SURPRISE(パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ)

所在地
香川県高松市丸の内12-23
電話番号
087-880-4810
営業時間
10:00〜19:00

【高松】「うどんバカ一代」早朝から夕方まで営業!名物・釜バターうどんは注文必須♪

・「手打ち十段 うどんバカ一代」

ことでん瓦町駅から徒歩7分、ことでん長尾線花園駅からは徒歩5分。高松市の中心部に程近い多賀町で、県道43号の観光通りから北に入った場所にある「手打ち十段 うどんバカ一代」。2004年(平成16年)から営業し、平日は近くで働くビジネスマンやご近所さん、休日は観光客で店前から通りに沿って長蛇の列ができるほど、香川で讃岐うどん巡りをするなら外せないお店です。

早朝6:00からうどん店にしては珍しい夕方18:00まで営業しているのも同店の特徴。昼時や夕飯時には混み合いますが、午前の早い時間帯や夕方前は比較的空いているので狙い目です。

壁一面に著名人のサインがズラリと飾られ、その人気ぶりがうかがえます。席は座敷とテーブルがあるのでお好きな方へ。店内は混み合っているので相席など譲り合ってくださいね♪

・どれにしようかな♪ 20種類もの讃岐うどん!

同店はカウンターでうどんの注文と受け取り、支払いまで済ませてから席につくセルフ式。店内に入ったらまずは列に並びながら、カウンター上の木札に書かれたお品書きをチェックして、何を食べたいか頭の中で思い浮かべましょう。

トレーと水を忘れずに取り、スタッフからメニューを聞かれたら、好きなうどんとサイズ、温かいか冷たいかをオーダーします。その場でうどんを受け取った後はネギやショウガ、天かすなど好みのトッピングを選んでうどんにオン!
お次は天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューコーナー。食べたいものがそろったらレジで会計の上、席に座りましょう。

食べた後は返却口にトレーや器などを返して、ごちそうさまと一声かけて♪

サイズは大(3玉)・中(2玉)・小(1玉)から選べますが、讃岐うどんの特徴として同じ1玉でもお店ごとに麺のボリュームが違うのでご注意を。同店は麺がやや太めでもちもち、小の1玉でも食べ応えが抜群です。
少食な人やこの後もうどん巡りが待っているという人は、まずは小から頼みましょう。

“バカ一”を代表する「釜バター」をはじめ、現在は約20種類ものうどんメニューを提供していますが、オープン当初は定番の「かけ」や「ぶっかけ」など6種類ほどしかなかったそう。
そんな中、当時のお客さんからメニューにはないうどんのオーダーを受けたことや、スタッフのアイデアから今の豊富なラインアップとなりました。

「うどんをとことん突き詰めたい」という思いが店名の由来にもなったほど、良い意味で“うどんバカ”ともいえるオーナーの見谷(みたに)さん。まだ完成していないという麺は、専用の小麦粉を使い、配合を時代とともに少しずつ変えながらいまだ進化を続けているそうです。
イリコメインの出汁(だし)は素材の味を生かし、麺と出汁が一体となるようこだわり抜かれています。

・“バカ一”の人気うどんランキング1位〜3位!

『釜ぶっかけ』小・410円、中・520円、大・630円

まずは人気メニューの3位から紹介。 うどん店でよく見かける「ぶっかけ」は、ゆで上がってすぐ冷水で締めた麺に醤油(しょうゆ)とレモンが付いたものが多いですが、こちらの『釜ぶっかけ』は釜から上げて10分以内の釜あげうどんに「ぶっかけだし」を使用しています。

そもそも釜あげは釜からゆで上がったばかりの麺をゆで汁ごと器に入れ、アツアツの状態で提供されるうどん。冷水で締めないことで、もちっとした食感と麺の表面にぬめりがあるのが特徴です。伸びてしまう前に、レモンを絞って大根おろしを混ぜて、早めにズズッといただくのが吉!

シンプルがゆえに麺そのものの味を楽しみながら、さっぱりと食べられますよ。

『温玉肉ぶっかけ』小・660円、中・780 円、大・920円

2位はこちらの『温玉肉ぶっかけ』。こちらも「ぶっかけ」ですが「だし醤油」ではなく甘辛く煮た牛肉と出汁(だし)が加わります。温玉を割って、甘辛い肉と麺に絡めて食べましょう。肉がたっぷりのっているので、見た目通りの食べ応え抜群な一品です。温・冷から選べますが、お店のおすすめは冷だそうですよ。

『釜バター』小・530円、中・650円、大・810円

そして1位は、同店の代名詞ともいえる『釜バター』が君臨。忙しいスタッフのまかないから生まれたメニューで、バターと粗挽き胡椒(こしょう)、生卵、だし醤油というシンプルな組み合わせは、麺に自信があるからこそできる一品ともいえます。

食べる前には溶けたバターと生卵、だし醤油をしっかり混ぜ合わせて。まるでカルボナーラのような濃厚な味わいの和洋折衷うどんです。

『讃岐うどん(6人前)』1500円、『釜バターうどん用 だし醤油』400円

おうちでも食べたいという人にはお土産用うどんはいかが?遠方に住む人におすすめの半生麺のうどんや、店内でも使われているだし醤油は、おうちでも『釜バター』が楽しめるのでぜひセットでどうぞ。お土産だけ購入する場合は、列に並ばずそのままレジで会計ができますよ。

また、店頭で持ち帰りとして「うどん玉」(1玉・110円)や「かけだし」「つけだし」などの出汁類(各おたま1杯110円)なども販売。取材時も近所に住む年配のお客さんがうどん玉を買って帰るなど、観光客だけでなく地元に根差したうどん店であることが伝わってきました。

“昨日よりもおいしいうどんを提供したい”をコンセプトに、20年近く続く人気店でありながら今もなお進化を続けている「手打ち十段 うどんバカ一代」。街中という立地で早朝から夕方まで営業していることから、うどん巡りのスタート、ゴール地点に欠かせないお店として1日中活気があふれています。自慢のもちもち麺をぶっかけ、かけ、そして『釜バター』で楽しんで。

■詳細情報

■DATA

手打ち十段 うどんバカ一代

所在地
香川県高松市多賀町1-6-7
電話番号
087-862-4705
営業時間
6:00〜18:00
※毎年12月31日は16:00まで 、1月2日は10:00~16:00
※混雑時の路上駐車禁止

【高松】「らぁ麺 すずむし」で無化調の風味豊かなラーメンを♪夜限定メニューも!

「らぁ麺 すずむし」

「らぁ麺すずむし」は、ことでん瓦町駅から徒歩約5分の菊池寛通りに面するラーメン店。南新町交差点から目と鼻の先なので、商店街へお出かけの際にも訪れやすい立地です。

“すずむし”という店名は、開業前に息子さんの中学卒業祝いで訪れた、鳥取県のとある宿の部屋名から来ているそう。その旅行から約1年後にお店をオープンすることになり、店主の頭の中に残っていた“すずむし”という覚えやすいワードが店名に採用されました。

同店のこだわりは、化学調味料や添加物などを使わない、体に優しい素材で作るということ。煮干しベースのスープに使われる素材は、瀬戸内海と外海のカタクチイワシ、アジの3種類の煮干しをブレンドし、まろやかさや香ばしさ、キレ、うま味などを絶妙に調整しています。豚ベースのスープは、飼育肥料にこだわったブランド豚を使うことで臭みの少ないすっきりとした味わいに仕上げていますが、常に味を進化させているため、素材も都度変わるそう。

自然のうま味を存分に味わえる無添加スープ

『煮干し醤油そば』950円

『煮干し醤油そば』はキリッとした煮干しの風味が魅力の一品。煮干しスープをベースに、塩か醤油の2パターンから選べます。トッピングの具材は鶏肉になるなど都度変わりますが、取材日は栗豚の低温調理と炙(あぶ)りチャーシューでした。食感や風味の違う2種類が味わえるのはうれしいですね。

3種類の煮干しをブレンドすることで、より深い味わいに。「とにかく煮干し選びが大事!」と店主は話します。醤油は香りにこだわって、火入れをしていない搾りたてそのままの“生揚(きあ)げ醤油”を数種類ブレンド。

京都で90年以上続く製麺の老舗「麺屋棣鄂(ていがく)」の麺を使用。スープによって麺の太さも若干違うのがポイント。『煮干し醤油そば』には1番細い麺を合わせています。

『貝とブタの塩そば』980円

豚の清湯(チンタン)スープに、大量のアサリを入れてじっくり火を入れて炊いた『貝とブタの塩そば』は塩がおすすめ。こちらのトッピングも『煮干し醤油そば』と同じく都度変わります。

貝のうま味がしっかりと出ているのは、想像以上にアサリをたくさん使用しているから。手間暇かけて自然の素材からこしらえるスープをしっかり味わって。

『貝とブタの塩そば』には、『煮干し醤油そば』の細麺よりも若干太い麺を使用しています。今後、自家製麺をスタートする予定なので、より調和の取れた品々になりそうですね。

『昆布水つけ麺』1,100円

夜限定メニューの『昆布水つけ麺』も見逃せません。しっかりと冷水で締めた平麺に、上品な甘さがある真昆布と香り豊かな羅臼(らうす)昆布の二つを使用した昆布水を合わせたもの。塩か醤油を選べる煮干しスープにつけてツルッと召し上がれ。

ほかのメニューは麺が約130gですが、『昆布水つけ麺』は約190gというボリュームで食べ応えばっちり!冷水で締めたコシのある麺に、昆布特有のフコイダンによるヌルヌルとしたテクスチャーが相乗効果でツルッと感を存分に楽しめます。

サイドメニューのご飯も抜かりなし

麺メニューだけでも満足度たっぷりですが、もう少し食べたいなという時にうれしいご飯メニューも抜かりはありません。

『炙りチャーシューご飯』420円

『炙りチャーシューご飯』は、バーナーで炙った香ばしさと、ほんのり酸味のあるタレが食欲をそそります。薄切りチャーシューなので肉巻きおにぎり風にも。

『日替わり炊き込みご飯 ミニサイズ』160円

奥さま担当の『日替わり炊き込みご飯』は、旬の野菜を中心に、動物性食材を極力使わないスタイルで提供しています。取材日は『しらゆき蓮根と鳴門ワカメのご飯』で、薄切りレンコンのシャキシャキとした食感がアクセント。冷めてもおいしいよう、もち米を少しプラスしているのが特徴。『日替わり炊き込みご飯』は通常のサイズ(300円)とミニサイズ(160円)も選べます。

「らぁ麺すずむし」は化学調味料を使わず、素材そのものの風味を大事に仕上げた、体に優しいラーメンがいただけるお店。小変更が都度行われ、日々進化する味わいも魅力の一つです。春は混ぜそば、夏は冷やしシリーズなど季節限定メニューに加え、1日限定メニューや県外のラーメン店とのコラボ営業なども見逃せませんよ!

■詳細情報

■DATA

らぁ麺 すずむし

所在地
香川県高松市南新町4-11
電話番号
080-4990-0411
営業時間
11:00〜14:00
18:00〜21:00ごろ(第2・4月曜は昼営業のみ)
※未就学児、香水をつけての入店は不可

【三豊】「S*pice(エスパイス)」ピリッとシビれる魅惑のスパイスカレーに舌鼓♪

・スープカレー「S*pice(エスパイス)」

JR高瀬駅から車で約10分、のどかな田園風景が広がる県道23号沿いの川のほとりに現れるのが「SOUP CURRY S*pice (スープカレー エスパイス)」。2021年にオープンしたこちらは、女性を中心に県内外からも本格派スパイスカレーを求める人がやってきます。

緑を基調とした、唐辛子を思わせる看板が目印。さりげない猫のシルエットがキュートです♪

中に入るとすぐにスパイスの香りが漂い、カレーを注文する前から、食欲が刺激されます。店内にはテーブル席とカウンター席があり、グループだけでなく1人気軽に落ち着いて食事ができます。

窓際のカウンターの外には、のどかで穏やかな田園風景が広がります。日常を忘れてのんびりするのにうってつけの立地。

店内には至るところに猫グッズがあります。看板だけでなくお店の中にもいつの間にか猫グッズが増えたといいます。思わずほっこりと和みますね。

・シビれる辛さのトリコに♪魔性のスパイスカレー

看板メニューであるスパイススープカレーは、実は札幌の名店「スリランカ狂我国(きょうわこく)」の系譜。岡山県にあるスープカレーの店「q(キュー)」や「ラマスパイス」などに続いて、その味を受け継ぐ、知る人ぞ知るスパイススープカレーです。

野菜やスパイス、鶏肉をじっくり煮込んで仕上げたスパイススープをベースに、ゴロッと存在感のあるニンジン、ジャガイモなどのさまざまな具材を合わせるスタイルが特徴。

『チキン野菜』1,100円

定番は、ホロホロになった鶏の骨付き肉が1本丸々入った『チキン野菜』。初めて訪れた人は、まずこちらを食べてみて。

程よい辛さとスパイスの香りに食欲を刺激され、一度食べたらやみつきになってしまいます。まさに、魔性のカレー。ライスは白米だけでなく、香川生まれのもち麦・讃岐ダイシモチを配合していて、プチプチとした食感と、スパイスの効いたスープが絶妙にマッチしますよ。

食べ方は自由ですが、ライスをすくってスープにインというスタイルが店主のおすすめ。最もオーソドックスで、食べやすい方法です。ライスがスープに程よく浸り、サラサラと食べられちゃいます。

スープが減ってきたら、具材を崩してスープに絡めてみましょう。たっぷりと時間をかけて煮込まれた鶏肉は、少し力を入れるだけでほろほろとほぐすことができます。ニンジンやジャガイモは、スパイスの辛さで甘みが引き立って◎。人それぞれいろんな楽しみ方ができるのも、スープカレーの魅力です。

・辛さレベル1500まで!? 赤のスパイススープ

『チーズハンバーグ』1,150円

同店最大の特徴は、カレーの辛さが選べること。しかも、特筆すべきはそのレベルが非常に細かいことなんです。何と、選べる辛さは1番から1,500番まで!写真の『チーズハンバーグ』は辛さレベル500番。辛さレベルが上がるごとに、スープの色が赤くなってとろみが出てきます。

左のスープはレベル20番、右のスープは500番。こうして並べてみると、辛さの度合いに応じてスープがより真っ赤なのが分かりますね。

20番のスープは、ピリピリとした辛さでしっかりと出汁(だし)のうま味を感じることができます。辛さは控えめですが、しっかりとスパイスの香りを楽しむことができますよ。

辛いもの好きにはたまらない500番のスープは、まさに脳天に響くような辛さ!後から後から辛さが追いかけてきて、どんどん口の中で増していきます。ですが、辛みの中にはしっかりとうま味を感じられ、思わずもう一口とスプーンを動かす手が止まらなくなるのがポイント。夢中になってしまうのもうなずけます。

ちなみに、初めて訪れた時には20番を注文しても、通ううちにレベルが上がり、1,000番台を食べられるようになる人もいるのだそう。訪れるたびにレベルを上げて、自分の限界にチャレンジしてみては?

・充実のサイドメニュー

『ラッシー』各種400円

思わず叫んでしまうようなスパイシーなスープカレーのお供には、ぜひこちらを。まろやかでミルキーな味わいが口の中の刺激を中和してくれて、後味はさっぱりしながらも、フルーツソースの甘さで口の中のヒリヒリが収まります。ラッシーを一口飲んで、またカレーを食べて、またラッシーを飲んで…という無限ループで、大満足間違いなし♪

『揚げたてパン』左からクリームパン・カレーパン・あんパン 各200円

地元の給食にパンを卸している製パン所のパンを使用したこちらも、同店の隠れた名物。注文を受けてから揚げるので、揚げたてを楽しめます。あんパン、クリームパンは程よい甘さで、どこか懐かしい味です。カリッとしたパンの歯応えと、ほこほこと熱い中の餡(あん)やクリームが◎。

カレーパンは、スパイスカレーのルーを使用して、あえて具は何も入れていないのがポイントです。パンを割った瞬間、ブワッとスパイスが香ってきます。具が何も入っていないことで、濃厚なカレールーをたっぷり堪能できますよ。カレーパンだからといってあなどるなかれ、本格的な辛さです。

辛いもの好きな人のためにとことんスパイスと辛さを追求した魔性のスパイススープを楽しめる「S*pice(エスパイス)」。中毒性はピカイチで、一度食べたらその辛さに魅了されること請け合いです。普段は辛いものを我慢している、自分に合った辛さを見つけてみたい…なんて人も、思う存分汗をかきながら、スパイスの刺激を堪能しちゃいましょう♪

■詳細情報

■DATA

SOUP CURRY S*pice(スープカレー エスパイス)

所在地
香川県三豊市高瀬町下麻677−2
電話番号
0875-82-9877
営業時間
11:00~16:00(L.O.15:30)

【香川県】お正月の風物詩「あん餅雑煮」が食べられるお店おすすめ5選!(2024-2025)

1.甘味茶屋 ぶどうの木<高松市>

『讃岐のあんもち雑煮』690円
持ち帰りは1食入り750円、2食入り1,500円、4食箱入り3,100円

ことでん片原町駅から徒歩約3分。ライオン通商店街の一画にある「ぶどうの木」は、お正月に限らず1年を通してあんもち雑煮をいただくことができる街中の甘味処。

オーナーの家庭の味を再現したという同店の雑煮は、あんこがたっぷり詰まった大きな丸餅が特徴。かつおだしを利かせた白みその塩味と、甘過ぎずすっきりとした後味で、ボリュームがありながらもペロッと食べられます。箸休めには、同じく香川の郷土料理・しょうゆ豆をどうぞ。


帰省時のお土産やおうちでお店の味を楽しみたいという人には、持ち帰り用の冷凍販売も。箱詰めされた4食入りは地方発送も可能です。

■DATA

ぶどうの木

所在地
香川県高松市百間町2-1
電話番号
087-822-2042
営業時間
10:00〜17:30
※日曜は5:00まで、12月29日(日)~2025年1月3日(金)は5時半まで

【高松】甘味処「ぶどうの木」で年中食べられる“あんもち雑煮”は讃岐の国のおもてなし♪

2.夢菓房たから<高松市>

『あん餅雑煮』2個入り1,500円、4個入り(進物箱)3,400円

季節のフルーツ大福でおなじみ、高松市春日町にある「夢菓房たから」。2024年には「高松オルネ店」もスタートした老舗和菓子店です。

より食べやすいスタイルにと、リニューアルしたばかりの同店のあんもち雑煮は、1食ずつ小分けにされたカップタイプ。通常の3割増しでこうじを入れ、香川県産コシヒカリの新米を使用した自然な甘さが特徴のみそに、甘さ控えめの丹波大納言小豆をブレンドした粒あん餅、讃岐金時ニンジン、雑煮ダイコンが紅白に彩ります。

電子レンジで温めるだけという気軽さが、家事の手を休めたいお正月にうれしいところ。
好みで青のりやかつお節を用意して添えれば、ちょっと手が込んだ仕上がりに♪
あんこが苦手な人や白餅派にうれしい関西風の『白もち雑煮』もありますよ。

■DATA

夢菓房たから

所在地
香川県高松市春日町214
電話番号
087-844-8801
営業時間
8:30〜17:30
※大福など生菓子の予約は午前10時以降の引き取りとなります
※土・日曜や祝日など、予約が多い日には当日予約ができない場合があります
※慶弔菓子は3日前までに要予約

【高松】「夢菓房たから」の和スイーツはバリエーション豊富!マストバイはフルーツ大福

3.桃太郎茶屋<高松市>

『あん餅雑煮』700円

高松市の観光スポット・屋島山上に位置する創業80年以上の老舗旅館「桃太郎」。同館が営む茶屋では『あん餅雑煮』や『あん餅雑煮うどん』を1年中味わうことができます。

雑煮用の自家製あん餅は1日50~60個作るそうで「旅館か餅屋か分からないの(笑)」と御年80歳を超える大女将の濱田さん。

『あん餅雑煮うどん』 900円

通常の雑煮に加えて、香川らしいうどん入りの雑煮も人気の一品。このほかイイダコのおでんなど郷土料理がそろうので、最近では国内外の観光客が屋島観光ついでに立ち寄る憩いのスポットとなっています。
ちなみに店名の由来は、目の前に鬼ヶ島こと女木島を望むことができるからだそう。年末年始も営業予定なので、初詣やご来光を眺めた後にぜひ。

■DATA

桃太郎茶屋

所在地
香川県高松市屋島東町1821 ※屋島山上
電話番号
087-841-9464
営業時間
11:00~17:00
※年末年始の駐車場の営業状況については「やしまーる」HPで確認を

4.花園亭<高松市>

『あんもち雑煮』 850円

特別名勝・栗林公園内の食事処「花園亭」の「あんもち雑煮」は、初代女将から続く味を守り続け、ポタージュスープを飲んでいるかのような濃さの白みそでおもてなし。金時ニンジンと雑煮ダイコンのほか、縁起が良いとされるサトイモが入って食べ応えも抜群です。

箸休めにはしょうゆ豆のほか、紅白なますなどの酢の物、郷土料理・まんばのけんちゃんといった小鉢が付いて、口直しにもぴったり。単品はもちろん、公園散策でお腹がペコペコという人には『栗林ほっこり膳』(1,800円)がおすすめ。あんもち雑煮におにぎりや野菜の炊き合わせ、天ぷらなどがセットになった御膳で、ランチにちょうどいいボリューム感です。

2023年に初めて提供したという『あんもち雑煮うどん』(1,100円)も好評で、2025年も三が日限定で登場予定。正月に向けてきれいに刈り込まれた松が迎えてくれる園内で、特別な時間を過ごすことができますよ。

■DATA

花園亭

所在地
香川県高松市栗林町1-20-3 栗林公園内
営業時間
8:00~17:00 ※元日・三が日も通常営業

5.餅・赤飯 エビスヤ本店/喫茶 エビスヤ<高松市>

『あん餅雑煮』 750円

明治43年創業、大みそかだけで白餅・あん餅が約1万個も売れる餅専門店「エビスヤ」。併設の「喫茶 エビスヤ」では、専門店の喫茶ならではのつきたてのあん餅雑煮を味わうことができます。淡路島の川のりで香りを添えて。温かい日本茶のサービスもうれしいですね。

同店で作られる杵つき餅は、九州産のひよく餅米を使用し、味も粘りも良く、やわらかいのにギュッと詰まった食感です。あん餅の粒あんは、店内で炊き上げた北海道産の小豆で程よい甘さなので、パクパクと食べられますよ。

店頭で販売している『あん餅』(5個パック・900円)はそのままでももちろん、自宅の雑煮に入れても◎。単体の購入は、12月29日(日)受け取り分まで電話予約を受け付けています。12月30日 (月)・31日(火)は店頭販売のみ、売り切れ次第終了。大みそかは大行列になるので早めの来店が吉ですよ。
喫茶は31日(火)は休みのためご注意を。

■DATA

餅・赤飯 エビスヤ本店/喫茶 エビスヤ

所在地
香川県高松市片原町2-2
電話番号
本店:087-821-4030
喫茶:087-821-0601
営業時間
9:00~16:00 ※喫茶は19:00まで

【高松】「ノッキング キッチン」四国の魅力が詰まったイタリアンを家族みんなで囲んで

・三世代が楽しめるイタリアン「Knocking kitchen」

ことでん瓦町駅から徒歩8分。観光通りから南に入った県道160号の道沿いに店を構える「Knocking kitchen(ノッキングキッチン)」。長年営業していたコーヒー店の跡地を改装し、ライオン通の「アルベッキオ・ドゥオモ」で腕を振るっていた小川翼シェフが2021年の7月にオープンしたイタリアンレストランです。

キッチンから小気味よいリズムが響き、軽やかな手さばきで作られる料理が次々と客席に運ばれていく店内。陽気でエネルギッシュな空気に満ちた空間では、仲間や親子三世代で楽しい食事の時間が過ごせそう。

テーブル席の横の壁にはサッカーのユニフォームが飾られています。北海道出身の小川シェフは、学生時代にいまや強豪の青森山田高校でサッカー漬けの日々を送っていたそう。お店の暖簾(のれん)にチームカラーと同じ緑が使われているのも、リスペクトなのかもしれません。

・未来の食卓のためにレストランが今できること

故郷から遠く離れた四国に魅せられ、生産者の元へ足を運ぶことを大切にしている小川シェフ。食に携わる者として危惧(きぐ)しているのは、20年後の食卓から国産品が消えてしまうこと。今はまだ主流として使われていない次世代の食材を使うことで、生産者と一緒に未来の食文化を盛り上げていこうとしています。

日本のハマチ養殖発祥の地・東かがわ市引田で4代にわたりハマチ養殖業を営む服部水産の「100年はまち」を使ったメニューも並びます。上質な脂と引き締まった身のハマチは、カルパッチョにしても炭火焼きにしても絶品!令和5年度かがわ県産品コンクールで優秀賞を受賞した「百年はまちオイル漬け」は小川シェフの監修です。

・「Knocking Babe(ノッキング ベイベー)」で野菜が主役のランチを

ランチタイムは「Knocking Babe(ノッキング ベイベー)」として奥様の小川マミシェフが腕を振るいます。昼にしか食べられないパスタをお見逃しなく!

『週替わりAセット』1,500円

野菜中心のパスタランチが、週替わりで選べるとあって楽しみが膨らみます。基本のAセットはパスタにサラダ、スープ、ドリンク付き。パスタのみ単品の場合は1,100円です。

この日のトマトベースは『天空の太ネギとじゃがいもの香川本鷹アラビアータ』。標高の高い畑で採れた長ネギは甘みが強く、根元から葉先まで味わえるそう。幻のトウガラシと呼ばれる香川本鷹は辛みの中にフルーティーさを感じつつ、フレッシュなトマトと合わさってピリ辛ながらも幅広い人が食べやすいアラビアータです。

白カブのポタージュはカブの風味を楽しめるようシンプルな優しい味付け。サラダにかけられたドレッシングも自家製で、野菜本来の味を引き立てています。

『週替わりCセット』2,200円

一番人気のCセットは、パスタに温冷前菜の盛り付け、スープ、デザート(2種盛り)、ドリンクと野菜を満喫できるコース式のランチです。まずはベジファーストで前菜からいただきましょう。

前菜は旬の野菜を使った7〜8品が盛り付けられます。ポテトサラダのような鳴門金時とクリームチーズのルッサや、紅芯大根(こうしんだいこん)を揚げたフリットなど、一手間かかった品が一度に味わえるのがうれしいポイント。

この日のオイルベースは『まるまる農園のブロッコリーのプーリア風』。プーリア風とはブロッコリーをくたくたに煮詰め、やわらかくソース状にしたパスタのこと。細めのスパゲッティと絡んで、ブロッコリーのうま味をまるごと味わう一皿はくせになりそう。

食後のデザートまで抜かりなし!スイートポテトとパンナコッタは、体も心も喜ぶ野菜ランチの締めにふさわしい優しい甘さです。

週替わりのメニューは「Knocking Babe」のインスタグラムをチェック。パスタ以外が登場することもあり。➡︎公式Instagramはこちら

高松の夜はイタロジャポネーゼで乾杯♪

『白いボロネーゼ自家製麺ラガーネ』1,450円

ディナータイムはオーナーの小川翼シェフによる、日本の食材を使った日本人好みのイタリアン“イタロジャポネーゼ”の魅力に浸って。

オープン当初から人気の『白いボロネーゼ自家製麺ラガーネ』は、塩と小麦粉のみでできた平打ちパスタと四万十ポークを白ワインで煮込んだ一皿です。子どもも一緒に食べられますよ。
写真提供:photo design knote


『熟成キタアカリのチーズオーブン焼き』900円

半年間熟成させて甘みが増したジャガイモ、キタアカリのフライドポテトを、チーズと一緒にオーブン焼きにした一品。ホクホクのジャガイモととろーり濃厚なチーズの風味がワインに合いそう♪
※写真提供:photo design knote

『四万十鶏の炭火焼き』2,200円

炭火の香ばしさをまとわせながら、黄金色になるまでじっくりと焼き上げた四万十鶏は、身はやわらかく皮はパリッと。ジューシーな肉汁が口の中に広がり、ビールがあれば間違いなし!
※写真提供:photo design knote

心のドアをノックして、食べる人と生産者をつなぐレストラン「Knocking kitchen(ノッキング キッチン)」。四国の食材を使った絶品イタリアンをご堪能あれ!

■詳細情報

■DATA

Knocking kitchen/Knocking Babe

所在地
香川県高松市藤塚町3-5-19
電話番号
087-897-8787
営業時間
月・水〜金曜
ランチ/11:00~14:00
ディナー/18:00~23:00
土曜
ランチ/休み
ディナー/18:00~23:00
日曜
ランチ/12:00~14:00
ディナー/17:00~23:00

【高松】「ICHICO(イチコ)」イチゴあめ専門店ならではの甘酸っぱさとパリッと食感を味わって

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」

「ICHICO(イチコ)」は2020年3月に岡山で開業し、東京、大阪、埼玉、福岡、山口、鹿児島など全国に展開しているイチゴあめ専門店です。2023年8月、高松市中心街の複合商業施設「丸亀町グリーン」の東館1階にやってきました。

ガラス張りで中の雰囲気が分かりやすい店内は、広々としていてイートインする場合もゆったりできます。入り口の向こうには「丸亀町グリーン」のけやき広場が望めます。

年間通して味わえる『いちごあめ』はフレッシュな国産イチゴを使用し、あめは当日コーティングしています。冷蔵ショーケース内に入れていても時間がたつとあめの食感が変わってくるので、鮮度管理もしっかり。ツリーのように先細り状態になるようイチゴを大きさごとに順に串に刺すことで、あめのコーティングを薄くしやすいのだそう。

『いちごあめ』は定番のスタイルだけでなく、ショートケーキ、抹茶ケーキ、プリン、チーズケーキ、チョコミント、ティラミス、チョコケーキ、モンブラン、練乳、抹茶など、10種類以上がスタンバイ。ついつい写真を撮りたくなるビジュアルですね。

バリエーション豊富な「いちごあめ」シリーズ

『ノーマル』5粒700円、3粒500円

フルーティーなイチゴの甘酸っぱさと薄いあめのパリッとした小気味良い食感をシンプルに味わうなら『ノーマル』をどうぞ。5粒だと意外とボリューミー!複数のバリエーションを楽しみたい人は3粒ずつ買うのもおすすめです。

『ショートケーキ』5粒900円、3粒700円

『ショートケーキ』は、フレッシュイチゴとホイップクリームがトッピングされた人気の品。ショートケーキを彷彿(ほうふつ)とさせる赤と白のコントラストも美しいですね。

『モンブラン』5粒900円、3粒700円

『モンブラン』のクリームには和栗が使われていて、上品な栗の風味とコクが味わえます。サクサクとしたフィユティーヌの食感もアクセントに。串からイチゴやあめが落ちないように装着されているカップには、雑誌やコスメPRなどさまざまなシーンで活躍するイラストレーター・はるちゃーと氏による描き下ろしのブランドイメージキャラクターステッカーがあしらわれています。

『抹茶ケーキ』5粒900円、3粒700円

抹茶クリームと抹茶ソースでしっかりとした和の風味とビター感を出した『抹茶ケーキ』は、色も味もイチゴとマッチした一品。すっきりとしつつコクのある抹茶クリームがアクセントになっています。

『パチパチキャンディー』5粒770円、3粒570円

『パチパチキャンディー』はもともと期間限定品でしたが、好評なのでしばらく続けるそう。幼い頃に駄菓子などで味わったこともある人が多い、口の中で弾ける“パチパチパニック”キャンディーがトッピングされていて、刺激的な食感がクセになるかも?

丸ごと使った「りんごあめ」と「わたがし」も!

『りんごあめ』650円 ※カットは+30円

丸ごと1個のリンゴをあめでコーティングした『りんごあめ』は、お祭り屋台の“りんごあめ”を懐かしんで買う人もいるそう。屋台などでよく見るものよりコーティングのあめを薄くしているので、より食べやすくなっています。+70円でパチパチパニックキャンディーや抹茶、チョコのトッピングもできますよ。

『りんごあめ』は+30円で食べやすくカットしてくれます。リンゴは季節によって仕入れる品種が異なるので、サイズや糖度、酸味などの違いも楽しめます。みずみずしいリンゴのシャリっと感と、あめのパリッと食感がいいバランス。

『わたあめ』500円

2024年10月からスタートした『わたあめ』は自分の好きなカラーで作れるのが特徴。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブルー、グリーン。大きく作りすぎると串が空回りしてしまうので、程よい大きさで2色ぐらいがオススメだそう。ふわふわカラフルなわたあめを手に街歩きや、推しカラーをチョイスするのも楽しそう♪

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」は、国産イチゴのフレッシュな味わいとパリッとしたあめの食感が年中楽しめるお店。現代的にアレンジされたバリエーション豊富なトッピングは、つい写真を撮りたくなるビジュアルです。

■詳細情報

■DATA

strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)

所在地
香川県高松市丸亀町8-23 丸亀町グリーン東館1階
電話番号
070-9278-9201
営業時間
11:00〜20:00

【香川県】旬の牡蠣!食べ放題から街中居酒屋までおすすめ8選(2024-2025)

 

1.海鮮立呑 牡蠣スタンド<高松市>

●牡蠣の提供期間:通年

ことでん片原町駅から徒歩2分。片原町商店街から路地に少し入ったところにひっそり佇む「海鮮立呑 牡蠣スタンド」。駅近の立ち飲み屋ということもあり、仕事帰りのサラリーマンや飲み会の0次会にサクッと立ち寄るお客さんが多いそう。
北は北海道の網走から南は長崎県の五島列島まで、全国津々浦々の生牡蠣を年中食べることができます。

『生牡蠣食べ比べセット』※時価

中でも人気なのは、産地の違う牡蠣を生で食べ比べできるセット。季節や仕入れ状況によって変わりますが、岩手、宮城、大分、兵庫など豊洲市場から仕入れる新鮮な生食用の牡蠣が登場するのでお楽しみに。食べ方はレモンを絞っても、テーブルに用意されているポン酢をかけてもGOOD。生ならではの濃厚な牡蠣の風味を堪能できます。生牡蠣は単品注文も可能なので、気に入った味があれば個別に注文できますよ。

ほかにも、自家製タルタルソースでいただく『カキフライ』や『蒸し牡蠣』『牡蠣チャンジャ』など、ついついお酒が進みそうな豊富な牡蠣料理がそろっています。

店内はカウンターのみ。牡蠣以外にもマグロの刺身やあん肝ポン酢などのおつまみメニューも。2、30分程度で軽くつまんで行く人もいれば、2、3時間がっつり牡蠣を堪能していく人など利用の仕方はさまざま。牡蠣の仕入れ状況によってはなくなり次第店じまいすることもあるそうなので、確実に生牡蠣を味わいたい人は早めに来店を。

■DATA

海鮮立呑 牡蠣スタンド

所在地
香川県高松市片原町2−1
電話番号
087-821-2010
営業時間
17:00〜22:30(なくなり次第終了)
※2024年末は12月29日(日)まで、年始は1月7日(火)から営業

2.炉端焼き ごぼうのてっぺん<高松市>

●牡蠣提供期間:通年

片原町商店街からライオン通に入り南へ徒歩約1分の場所にある「炉端焼き ごぼうのてっぺん」は、街中で炉端焼きが楽しめるお店。大きな「炉」の字が描かれたのれんが目印です。

牡蠣をはじめとする、アワビ、サザエ、ハマグリ、ホタテ、アサリなどの豊富な貝類を通年味わうことができ、なんとお通しにもハマグリが登場。鍋に入った出汁(だし)にうま味が染み出しこれだけでもついお酒が進んでしまいそう。

『宮城県女川産カキ バケツ蒸し』2,980円

目の前の厨房で殻付きのまま日本酒で豪快に蒸され、うま味をギュッと閉じ込めた牡蠣の身は、まずは何もつけずにそのままパクリとどうぞ。濃厚な蒸し牡蠣をアテにぐいっと一杯…というのもオツですよ。

また、広島県産のカキフライや、忘新年会にもぴったりな飲み放題コースも。

カウンター席では、目の前で貝が焼き上がる様子を見られて、ライブ感たっぷり!奥にはテーブル席もあるのでのんびり過ごしたい人にもおすすめです。日本酒はブランドを3種、季節などで変わる限定品が5種、牡蠣料理に合うもの、出汁に合うもの、炭火焼きに合うものなどユニークな品ぞろえ。訪れるたびに変わるラインアップも楽しみですね。

■DATA

炉端焼き ごぼうのてっぺん

所在地
香川県高松市御坊町2−1
電話番号
087-802-5999
営業時間
18:00〜24:00(フードL.O.23:00)

3.粋な海鮮酒場 ものっそ<高松市>

●牡蠣の提供期間:通年

ことでん瓦町駅から徒歩4分の「粋な海鮮酒場 ものっそ」は、讃岐弁で「ものすごい」を意味する「ものっそ」が店名の由来。“ものっそ楽しい、ものっそうまい”をテーマに、全国からその土地ごとの旬の食材を仕入れ、貝・魚料理と日本酒、地酒を楽しめる海鮮居酒屋です。

貝は1年を通して8種類以上をスタンバイ。刺身にはホタテやサザエ、赤貝、酒蒸しに牡蠣、アサリ、白ハマグリ、そのほか鹿児島県産の月日貝(つきひがい)など季節限定の貝が登場することもあるのでお見逃しなく!

『名物 貝!貝!貝!の豪快蒸し』4人前・2,178円、2人前・1,628円

鮮度抜群の牡蠣、白ハマグリ、アサリの3種を、その名の通り豪快に蒸し上げた同店の名物。水と酒だけで蒸しているため、貝のエキスがたっぷり入った出汁(だし)は滋味深く、そのままスープとして飲んでもいいですが、ぜひ試してもらいたいのは〆の雑炊またはラーメン!
スープをしっかり吸った雑炊、麺に絡む貝のうま味はまた格別ですよ(オプション1人前・418円)。

『焼き牡蠣三種』
焼き牡蠣・418円、チーズ焼き牡蠣/ガーリックマヨ牡蠣・各495円

焼き牡蠣を3種食べ比べできるこちら。牡蠣そのものの味を楽しめるのはもちろん、炙ったチーズの香りが食欲をそそる「チーズ焼き牡蠣」、ガツンと食べ応えのある「ガーリックマヨ牡蠣」と飽きのこないさまざまな味わいを楽しめます。

牡蠣は基本的には広島県産、その時々によって宮城、三重などから仕入れているそう。今シーズンの牡蠣は身が大きいものや小ぶりでもふっくらとしていて、塩味が弱いのが特徴。その年や時季によって違う牡蠣の風味を味わうのも楽しいですよ。

また、リピーターから人気の『しじみ汁』は無料。しかもおかわりOKというから驚きです。お酒を飲む人も飲まない人も、ほっこりとした味わいにお腹も心も癒やされますよ。

2階席にはドリンクバーが用意されていて、コース注文の団体客に限り利用が可能。ビールサーバーに焼酎、酎ハイ、日本酒、ソフトドリンクなど好きな飲み物を選べます。

日本酒は2024年11月現在、フレッシュな搾りたての新酒が登場しているそう。牡蠣料理には牡蠣の風味を生かす、新酒の辛口がおすすめとのことなので日本酒好きの人はぜひ♪

■DATA

粋な海鮮酒場 ものっそ

所在地
香川県高松市福田町9−6
電話番号
087-821-2829
営業時間
17:30〜24:00(L.O.23:00)

4.かき焼き わたなべ<さぬき市>

●牡蠣提供期間:11月〜3月予定

JR志度駅から徒歩10分、高松市中心部から車で約30分。香川の牡蠣焼きといえば外せないのがこちらの「かき焼き わたなべ」。牡蠣の養殖業を始めて約60年以上、牡蠣小屋は30年近くにもなる老舗で、シーズンが始まると同時に平日、休日問わず県内外から多くの人が訪れる人気のお店です。

今シーズンの牡蠣は、まだ小粒ですが身が詰まっていて、味が濃くなっているそう。自ら養殖も行っているので新鮮な牡蠣をいただけるのが魅力です。

『かき焼き食べ放題(120分・終了30分前LO)』4,000円、小学生2,000円、幼児無料

食べ放題は1人20〜30個ほどの牡蠣を50cm四方のカゴに盛って提供。食べられる分だけ鉄板に乗せたら、火傷に気を付けながら自分で焼き上げます。焼き牡蠣を鉄板の上に5個以上残してしまうと追加料金が発生するため量は計画的に!生牡蠣は残しても大丈夫ですよ。2時間制ですが30分や1時間など、少しの間だけ牡蠣焼きを楽しみたいという人にも柔軟に対応してくれるので安心です。

こちらの食べ放題は牡蠣ご飯と味噌汁付き。おかわり牡蠣ご飯が350円、味噌汁は250円と有料ですが大盛りはなんと無料。さらにトッピングと食料の持ち込みOKという自由度の高さも好評です。
食料は肉や野菜などを好きに鉄板で焼くことができ、中にはサツマイモをアルミホイルで巻いて焼き芋を楽しむお客さんもいるそう。牡蠣が苦手な人や子どもも楽しめるよう、牡蠣以外のサイドメニューもそろっているので、みんなで食事を楽しむことができますよ。

備え付けの調味料も豊富でバジルソースやキムチの素、オリーブオイル、ピザソースなど組み合わせが6,700万通りもあるほど。いくら食べても飽きないなんて“牡蠣好き”にはうれしい悩みです。

平日のランチタイムにのみ登場する『カキフライ定食』(1,500円)も人気ですが、限定15食ということもあり予約必須。テイクアウトで牡蠣の煮付けと牡蠣ご飯が付く『カキフライ弁当』(1,300円)は10食限定なのでこちらも早めに予約を。

基本的に飛び込みOKですが、予約しておくのが安心です。人気店のため年内は予約がいっぱいとのことですが、まずは電話で問い合わせを。予約は電話、店頭どちらでも受け付けています。

■DATA

かき焼き わたなべ

所在地
香川県さぬき市志度5382-47
電話番号
087-894-8676
営業時間
月・水〜金曜/11:00〜15:00、17:00〜21:00
土・日曜、祝日/11:00〜21:00
※11月〜3月の冬季のみ営業
※12月29日は15:00閉店、12月30日~1月3日は休業、1月4日は17:00開店

 

【高松】「季節料理どちらいか」炭火で焼く焼き魚と羽釜で炊くご飯で体がよろこぶ贅沢ランチ

・和みのランチ処「季節料理どちらいか」

オフィスビルや商業施設がひしめく高松市の中心街・鍛冶屋町に、瀬戸内の鮮魚に特化したランチが人気の和食処「季節料理どちらいか」はあります。美術館南通り沿い、高松市美術館の南入り口を出ると正面に見えるビルの半地下部分が入り口です。

店内には間仕切りでプライベート空間が保たれたテーブル席と一人利用にもピッタリなカウンター席があります。炭焼きの囲炉裏(いろり)や羽釜などが目の前に並ぶカウンター席も和食処ならではの醍醐味が味わえる席としておすすめです。

料理を担当する店主の西野さんは、長きに渡り和食の世界で経験を積んだ板前でもあります。店名の“どちらいか”は、出身である徳島の方言で「どういたしまして」の意味で、柔らかい響きと懐の深さを感じる意味合いがお店の雰囲気にピッタリです。

・目にも美しい瀬戸内鮮魚の昼定食

『海鮮ちらし定食』1,300円

1日限定5食の『海鮮ちらし定食』は、メインの海鮮丼に小鉢・みそ汁・香の物がセットで付いて、満足感のあるボリューム。確実に食べたい人は、電話での予約がベターです。

毎朝、店主が自ら市場で目利きした鮮魚が約7〜8種盛られた丼は目にもおいしく豪華絢爛(けんらん)。取材時はカツオ・コノシロ・ホタテ・スズキ・マダイ・シマアジ・サーモン・マナガツオに香川のブランド魚・オリーブハマチが酢飯の上に美しく並んでいました。たまにはお昼からこんな贅沢もアリですよね。

『お刺身盛り合わせ定食』1,500円

丼ではなく刺身として新鮮な魚をじっくり味わいたい人は『お刺身盛り合わせ定食』がおすすめ。刺身盛り合わせのほか、白米と小鉢が2品、みそ汁に香の物がセットになった定食です。お店自慢の白米と刺身の相性の良さを堪能できる一品です。

ご飯はすべて羽釜で炊かれたものを提供するというこだわりようで、炊きたての白米はみずみずしく、食べ終わる頃までツヤツヤ感が残る芸術的なルックス。米の一粒一粒が立っていて、外側のハリ感と本来の甘みをかみしめるほどに感じられますよ。

・炭火で焼く焼き魚が絶品

鮮魚な刺身のほかに焼き魚にも注目を。注文が入ってから一切れずつ串刺しにした大ぶりな魚の切り身を炭火で丁寧に焼き上げます。余分な油や水分を落とし、うま味だけが凝縮された焼き魚は絶品。炭火で調理した焼き魚と羽釜で炊いたご飯、同店のランチが人気であり続ける理由がここにあります。

『焼魚定食(サバの塩焼き)』1,200円

「一番人気はサバの塩焼きですね」と店主。切り分けた状態で約200gの大ぶりなサバは、半身ほどありそうなサイズ感です。箸を入れると肉厚でジューシーなプリプリの白身がお目見え。羽釜の炊きたてご飯との相性も言うまでもなく◎。そのほか小鉢・みそ汁・香の物が付け合わせの満足セットです。

『焼魚定食(鮭の塩焼き)』1,200円

朝食のイメージが強いサケの塩焼きも、炭火で焼きたてのものとなると一味も二味も違って箸が止まらなくなる味わいで、昼にもぴったり。サバの塩焼きに負けず劣らず、多く注文されるそう。表面をパリッと焼き上げ、内側には潤いを閉じ込めた絶妙な焼き加減のサケの切り身は、できるだけ熱々のうちにいただくのをおすすめします。

『日替わり定食』1,100円〜

取材時の献立は『サワラの西京味噌(さいきょうみそ)焼き』で、こちらも根強いファンを持つメニュー。店内で漬け込んだサワラの切り身は、うま味がいっそう凝縮されプリッとした弾力のある食べ応えに。日替わりのため出合ったらついオーダーしたくなる一品ですね。そのほかの日替わりメニューではブリの塩焼きも注文が集中するそう。

厳選した米を羽釜で炊いた白ご飯と、目利きした瀬戸内の鮮魚、炭火でじっくり焼き上げた魚。基本をしっかり抑えた和食の数々は、シンプルゆえに丁寧な仕事ぶりが際立ちます。街中の和食処「季節料理どちらいか」で、ゆったり大人の贅沢ランチを堪能して。18:00からはディナーも利用できますよ。

 

■詳細情報

【綾川】「リバティアイス」濃厚ソフトが自由な発想で、目移り必至のバリエーション♪

「Liberty ice(リバティアイス)」

ことでん陶駅から徒歩約15分、「イオンモール綾川」から車で約5分の場所にある「Liberty ice(リバティアイス)」は、ソフトクリームスイーツやジェラートが楽しめるアイス専門店。敷地内にある工務店「MR(エムアール)」のオリジナルブランドとして2024年8月5日にオープンしました。駐車スペースは店舗横に7台分のほか、100mほど東側の第2駐車場にも約10台停められるので、混雑時はそちらも利用して。

店内は併設のスイーツ店と共有していて、右半分が「リバティアイス」になります。テイクアウトスタイルなので、注文カウンターとジェラートのショーケースのみ。メニューブックから気になる商品を選べます。

気候の良い時期は外のテラス席で食べるのもアリ。土日などの休日には混雑する場合がありますが、平日は比較的落ち着いているそう。

別棟には屋内イートインスペースが20席分あるので、気温が高い日や寒い日でも快適にスイーツを堪能できますよ♪

バリエーション豊富なソフトクリーム

すべてのソフトクリームメニューには、よつ葉乳業の北海道十勝産100%のソフトクリーム原料を使用しています。純乳脂肪タイプならではのコクやなめらかなテクスチャー、濃縮乳による濃厚なミルク感を味わえます。チョコや抹茶、フルーツ系など約17種類がスタンバイ。

『カスタードブリュレ』580円

『カスタードブリュレ』は、提供直前にキャラメリゼした表面のパリッと食感が心地いい一品。ベースのソフトクリーム自体がミルキーで味わい深く、それにサクサクのコーンフレークや濃厚なカスタードのコク、エアリーなホイップクリームをプラス。ウエハースに付けて食べるのもおすすめです。

『抹茶ロールケーキソフト』750円

ボリューミーな和スイーツが食べたい時は『抹茶ロールケーキソフト』をいかが?ミルキーなソフトクリームと濃い抹茶ソースのコントラストが印象的な一品です。フワフワのロールケーキや、スッキリとした甘さの小倉あん、サクサクのクランチクッキーなど具だくさんでありながら、全体的に味が重たくなり過ぎないよう素材一つひとつのバランスを考慮して作られているので、最後まで飽きずに食べられますよ。

『栗づくしのモンブランソフト』750円

フランス・サバトン社の濃厚でなめらかなマロンペーストやマロングラッセ、マロンシロップをたっぷりトッピングした『栗づくしのモンブランソフト』は、栗好きにうってつけの秋限定品。食べ進めると底にもマロンシロップが仕込まれていて、終始マロンの香りが楽しめますよ。

後味スッキリなジェラートも要チェック

ジェラートは約10種類がスタンバイ。シングルサイズはフレーバーにより値段が異なりますが、『2種盛り』(560円)と『3種盛り』(610円)は固定の値段でお得に楽しめます。もちろんシングルサイズでもボリューミーで食べ応えたっぷり!

『鉄窯焙煎(ばいせん)黒ごま』480円

鉄窯で焙煎し、香ばしさをしっかり引き出した黒ごまは、二度練りによるなめらかさと豊かな風味が特徴です。黒ごまの風味がしっかり感じられつつスッキリとした後味。

『石臼挽(び)き宇治抹茶』530円

抹茶フレーバーは石臼で挽(ひ)いた宇治抹茶のうま味や渋味がしっかり感じられるも、後を引かないスッキリとしたテイスト。このほか期間限定フレーバーとして1〜3月は『4種ミックスの芳醇ベリー』、4〜6月は『たっぷり果肉のストロベリー』、10〜12月は『イタリアンマロン薫るマロングラッセ』(各560円)が登場します。

“自由な発想、スイーツをもっと自由に”という思いを込めて、“自由”を意味する“Liberty”を店名に付けたと店主は話します。「Liberty ice(リバティアイス)」で自由に彩られたバリエーション豊富なソフトクリームを味わって。

■詳細情報

■DATA

Liberty ice(リバティアイス)

所在地
香川県綾歌郡綾川町陶2501-1
電話番号
080-3167-9955
営業時間
10:00~18:00(L.O.17:30)