グルメ

【高松】「KAZMART(カズマート)」で和風の創作料理とフォトジェニックな空間を楽しんで♪

「KAZMART(カズマート)」

ことでん片原町駅から徒歩約3分、片原町西部商店街と高松ライオン通商店街が交差する角に、2023年4月にオープンした「KAZMART(カズマート)」は、和食ベースの創作料理やアルコールが楽しめるキッチン&バー。オープン当初よりも北側のガラス面が大幅に広くなり、より明るい雰囲気になりました。

“海外から見た日本”がコンセプトの店内には、ピンクの照明や障子、鳥カゴの中に飾られた桜など個性豊かな“Japan”要素が随所に散りばめられています。飲食店のイメージと反したインパ クトのある空間は、提供されるこだわりたっぷりの料理とのギャップを狙ったそう。フォトジェニックな面と、店主が腕によりをかけた確かな料理の数々が多くのファンを魅了しています。

ハイチェアーのカウンター席ではスタッフとのトークも楽しんで。グラフィックデザイナーが同店のために描き下ろした巨大なアート作品も要チェック。

店名の「KAZMART(カズマート)」は、店主・和馬(かずま)さんの名前と、“和”食、平“和”にもかけられています。コロナ禍でグループ店も打撃を受け、大変だった中でも多くの人々からの助けがあって料理を作らせていただいているということを再認識し、感謝や平和をたくさん感じた経緯から、平和という意味も店名に込めたと店主は話します。

和食ベースのハイセンスな創作料理

寿司や和食の経験を持つ店主が生み出す料理は、和をベースに家庭では作るのが難しいものや考えつかないものを、身近な食材やなじみのある料理と掛け合わせ、創作性に富んだ料理に仕上げているのが特徴。どれも濃い味ではなく、深みと風味がしっかり感じられつつ上品な味わいです。和の食材を必ず一つは取り入れるこだわりにも注目を♪
通年メニューのほか、手書きのメニューに記載された料理は魅力的な食材が出たタイミングで内容が変わります。平日限定のランチメニュー(1,300円〜)も見逃せませんが、今回は土・日曜・祝日と終日夜メニューとして提供される品々を紹介します。

『スモークハマチの胡椒タタキ』1,780円

ハマチ特有の香りや脂がのった風味は、コショウを身にすり込むことでさっぱりとした味わいに。ヒッコリーの香りを燻(いぶ)して重厚感を、ドライ醤油(しょうゆ)で香りもプラス。エノキを乾燥させ素揚げしたものは、かめばかむほどうま味が出てきます。

炙(あぶ)ったハマチの皮目がパリッと小気味良い食感。盛り付け一つとってもセンスあふれる一品を堪能して。従来のタタキ料理のイメージが覆るかも?

『生ラムのメンチカツ』980円

臭みの少ない新鮮なラム肉を、ブロック肉から筋と脂を取り除き、ミンチにする部位とサイコロ状にカットするといった手間を惜しまぬ工程を経て作られたメンチカツ。ゴロゴロっとした肉の食感も楽しめるよう、サイコロカットをローストしてミンチ肉で包み、ミディアムレア状に揚げます。仏生山で食酢を製造販売する老舗「神崎屋」の「神崎ソース」による奥深いコクと香辛料の風味が、よりラム肉のうま味を引き立てます。

『白味噌(しろみそ)カレーおうどん』850円

うどんメニューも例にもれず魅力的なものばかり。『エビのトマトクリームおうどん』(980円)や『イカ墨釜玉おうどん』(950円)といったパスタ風のものから、『和三盆だしのごぼ天おうどん』(650円)、『和三盆だしの牛しゃぶおうどん』(950円)といった、定番感のあるものもスタンバイ。『白味噌カレーおうどん』は白味噌、スパイス、ペースト状の鶏肉をベースに、魚の出汁(だし)であるフュメ・ド・ポワソンで溶いたスープが決め手のうどんです。計算された平麺の厚みや幅にもご注目あれ。

スープはカレーらしいクミンの香りに、鶏肉のうま味やかつお節の風味が奥行きを生み出しています。ひとひねり、ふたひねりあるうどんにトライしてみて。

スイーツ?酒のアテ?絶妙な塩梅(あんばい)の品々

『季節のフルーツとレバーパテ クルミのチュイール』680円

フランス料理のオードブル的なフィンガーフード『季節のフルーツとレバーパテ クルミのチュイール』も手が込んでいます。大福風にレバーパテを求肥(ぎゅうひ)で包み、シナモンとクルミが効いた薄焼きクッキー“チュイール”でサンド。そして季節のフルーツをオン。それぞれの食感や風味がとても楽しい一品です。

『バスクチーズケーキ』600円

『バスクチーズケーキ』も一筋縄ではいきません。小麦粉を使わずトロトロのテクスチャーに焼き上げた生地が目にもおいしいこちら。ホワイトチョコとバターのコクが感じられつつ、甘さを極力減らしてお酒のアテに仕上げたチーズケーキです。コリっとした食感のマカダミアナッツや、同店ならではの和のアクセントとして、最後に振りかけられるドライ醤油とミカンの皮も入ったスパイシーな七味が上品に香り、スイーツとおかずの中間といった絶妙な立ち位置です。平日ランチの利用時はプラス500円で楽しめますよ。

店名と同じく平和の意味が込められている同店オリジナルキャラ“ピースバニー”は、壁面のアートと同じグラフィックデザイナーの作品で、よく見るとピースした手の形が輪郭のモチーフになっています。 何匹か店内でかくれんぼしているかも?

和を感じるハイセンスな創作料理を楽しむことができる「KAZMART(カズマート)」。ディナーのほか平日限定ランチや、土・日曜・祝日の12:00〜17:00は、スパークリングワインが1杯290円で楽しめるお得なハッピアワーを開催。食事とともに昼飲みも楽しんで。

■詳細情報

■DATA

KAZMART(カズマート)

所在地
香川県高松市片原町9-15
電話番号
087-884-5610
営業時間
平日ランチ/11:30〜14:30
平日ディナー/17:00〜23:00
土・日曜、祝日/12:00〜23:00(最終日は22:00まで)

【高松】「トラットリアたにぐち」でぜいたくランチ♪シェフの本気が満載のイタリアン

・「trattoria(トラットリア)たにぐち」で贅沢イタリアン

ことでん瓦町駅から徒歩約6分、菊池寛通りに佇む「trattoria(トラットリア)たにぐち」は、高松市民のオアシススポットでもある高松市立中央公園や高松中央商店街のアーケードからもすぐ。シェフの谷口さんの名字をそのまま店名にしたのは、イタリアンだけど親しみやすく覚えやすい名前にしたかったそうで「たにぐちさんでも行こうか?」と気軽に利用してほしいと話します。

日中でもダウンライトが映える大人の雰囲気が漂う店内。4席あるカウンターからはキッチンが見え、シェフの料理姿を眺めながら食事をしたり、調理がひと段落した際にはシェフと会話ができたりと人気の座席です。

2018年の移転前の店舗と座席数はほとんど同じですが、テーブルのサイズを大きくし、よりゆったりと快適に食事ができるスペースを確保したのだそう。

奥の個室には4人掛けのテーブル席があります。コース料理などじっくりと時間をかけて食事を楽しめる空間です。予約が優先となるので、希望の人は予約時に相談してみて。

・シェフ入魂のパスタ料理は必食

『イカ墨を練り込んだスパゲティ 天使の海老と季節野菜のトマトクリームソース』2,420円

イカ墨を練り込んだ黒いパスタに、ニューカレドニア産の“天使の海老” がこれでもかと盛られ小松菜やアスパラなど旬の野菜が彩りを添える豪華で食べ応えのある一皿。エビはふっくらやわらかく殻(から)まで食べられそうな勢いで、トマトソースの爽やかな酸味とニンニクの風味をまとったイカ墨パスタは魚介の風味が濃厚で脳天まで痺(しび)れそうなほどうま味たっぷり。

「魚介から出る出汁(だし)や素材が持つうま味を調味することでおいしい料理はできる」と、パスタやピザのソースをはじめ、スープやドレッシングに至るまで化学調味料不使用の食材の良さを生かしたシェフの料理は、コクのあるうま味を持ちながらも体に優しいと評判です。

前菜の盛り合わせ、自家製フォカッチャ、ドリンクが付いた『Bセット』は550円。アラカルトにある好みのメイン料理にプラスすると満足度もさらにアップ。メイン料理としては、10種類ほどのパスタ・リゾット、6種類のピザ、肉料理は4種類ほどそろい、その日の気分で選ぶことができます。

限られた種類のセットメニューから選ぶのではなく、ランチタイムにもかかわらずアラカルトメニューをフル活用し、その日の気分に合った料理をチョイスできるレストランは貴重な存在です。

季節や仕入れに具合によって内容が変わるという前菜の盛り合わせのうちの1品には、ミニスープがセットイン。裏ごしした旬の野菜を、出汁や生クリームと合わせるという手の込んだ自慢のスープには、カボチャやジャガイモ、カリフラワー、里芋といろんなバリエーションが登場するそう。初夏限定のトウモロコシのスープは人気が高く、これを目当てに来店する常連客もいるほど。盛り合わせにはそのほか、唐辛子の入ったピカンテサラミやオレンジ風味のニンジンサラダと、どれをとっても抜かりがありません。

学生時代にパン屋で働いた経験を生かし、自身の料理に合わせたフォカッチャまで店内で手作りしています。ぱらりと振りかけられた表面の岩塩がアクセントになっていて、水分量を多めに仕上げたフォカッチャは単品で食べてもしっとりふっくら。いくらでも食べられそうなほどの名脇役です。

・高温のオーブンで一気に焼き上げます

『マルゲリータ ドッピオ』1,320円

一枚一枚手作りする“ナポリ風ピッツァ”は直径約24cmと食べ応えも抜群。定番の『マルゲリータ』をはじめ『プロヴォラビアンカ』や『ベーコンといろいろなキノコ・半熟卵のピッツァ』など約5種類がラインアップ。“ドッピオ”とは2倍量のチーズがのったピザで、シェフのお眼鏡にかなったこだわりのチーズがたっぷりオン。通常の『マルゲリータ』(1,100円)と同じくらいオーダーが入る人気メニューだそうです。

前日から仕込んで低温発酵させた生地の上に、自家製のトマトソースをたっぷり塗り広げます。シェフが一人で切り盛りしているとは思えないほど手際の良い調理風景は、丁寧できめ細やかな仕込みの賜物(たまもの)。

近年導入したピザ専用オーブンは480℃まで高温が出せる仕様のため、窯に入れてから1〜2分ほどで生地はさっくりソースとチーズは熱々とろとろに仕上がります。同店で唯一テイクアウト可能な“ピッツァ”、家族や親しい人に持ち帰ると喜んでもらえること間違いなしですよ(別途箱代100円)。

バリッと香ばしい見た目の表面とは裏腹に、生地をかじるとふわふわ食べやすい食感です。「老若男女に好まれる親しみやすいピッツァを目指した」と語る谷口シェフ。ランチにディナー、テイクアウトでも引っぱりだこな本格ピッツァをお試しあれ。パスタやピッツァ以外のアラカルト料理で『鴨胸肉のロースト』や『骨付き仔羊のロースト』など肉料理には、でき上がりまで少し時間を要することもあります。

・食後に外せない自家製ドルチェ

『パンナ・コッタ イタリア風フルーツポンチ添え』700円

ふるふる緩めのテクスチャーが特徴的なパンナコッタは、杏仁豆腐風味のアマレット(アーモンドリキュール)が隠し味。杏仁豆腐の風味がイチジクやブドウなど季節の生フルーツと、たっぷりのったカットフルーツをシロップ漬けしたマチェドニアが目にも美しい一品。華やかな見た目ですが食後にぴったりな優しいフルーツのドルチェです。

『大人のティラミス』700円

手作りのスポンジケーキに染み込んだエスプレッソのパンチと洋酒の風味が効いている自家製ティラミス。店内に設置したCIMBALI社製のエスプレッソマシンで抽出したエスプレッソを使用しているので風味も豊かです。卵黄とマスカルポーネチーズを生クリームと合わせることで甘さとコク、さらにエスプレッソの苦味が大人のドルチェを演出しています。

料理や店内の雰囲気に、シェフの人柄が表れているかのような居心地の良いイタリア料理店「trattoria(トラットリア)たにぐち」。できる限り手作りにこだわった料理で、来店する人々をもてなしたいというシェフのサービス精神があふれた、何度でもリピートしたくなるレストランです。

■詳細情報

■DATA

trattoria(トラットリア)たにぐち

所在地
香川県高松市亀井町8-9 ハウス809 1階
電話番号
087-833-5538
営業時間
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(入店は20:30まで、L.O.21:00)
※日曜・祝日のディナーは21:00まで(L.O.20:00)

【丸亀】「マタタビ饂飩(うどん)店」居酒屋で楽しむ讃岐うどん♪女性の一人飲みにも

・和モダンな雰囲気「マタタビ饂飩店(うどんてん)」

JR丸亀駅から徒歩2分、駅前の飲食店が立ち並ぶ一角にある「マタタビ饂飩店(うどんてん)」は、讃岐うどんを食べられる居酒屋として2024年2月にオープンしました。うどんのほか、おでんやてんぷらといった讃岐うどん店ならおなじみのメニューに加え、おつまみなどお酒に合うラインアップがそろいます。家族連れやご近所さんをはじめ、駅前という立地から会社帰りの人や国内外からの観光客など多くの人が訪れ、いつもにぎやか。

店名の“マタタビ”の由来は「またたびたび訪れてほしい」という思いと、観光客も多いことから「また旅をしてほしい」という思いが込められています。

以前はトンカツ店だったという店舗の和の雰囲気を保ちつつ、和モダンテイストにリノベーション。壁にペンキを塗ったり、テーブルをバーナーで焼いて加工をしたりと、店主と大工さんの2人で作り上げた空間なんだそう。

壁に飾られているのは店主の友人が描いたイラストで、よく見るとうどんやおでんを手に持っているセンスあふれる作品。待ち時間や食事をしながら、おしゃれなアートを探してみて。

一人でも訪れやすいカウンター席は女性の一人飲みに人気。うどんを注文しなくてもOKなので、お酒だけ楽しみたいときにもおすすめです。

海外からの観光客用に英語のメニュー表もスタンバイ。子ども用には絵本を用意するなど随所にホスピタリティーを感じます。居心地の良さに、ついつい長居してしまうかも。

・ひと味違う讃岐うどんが自慢

『肉まるうどん』880円

真っ黒な出汁(だし)が特徴的なこちらは、牛すじ、こんにゃく、タマネギを秘伝のタレでじっくりコトコト煮込んだスープに高知県産のショウガがたっぷり入った一杯。驚くほどやわらかい牛すじは、ひと口食べるとほろほろとほどけます。

麺にもスープがしっかりと絡みつき、満足感抜群♪ショウガ効果で寒い日には体の芯から温めてくれますよ。もちろんお酒との相性も◎。

『ざるうどん』480円

同店のうどんは、讃岐うどんのために開発された香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」と数種類の小麦粉をブレンドして作った自家製麺。その日の気温やコンディションによって、配分、ゆで時間、ゆで上がったうどんを締める水の温度を変え、うどんの風味やコシの強さをベストな状態に保っているといいます。

『ざるうどん』はまずはシンプルにつけ出汁(だし)につけてどうぞ。出汁を楽しむアクセントとして、出汁をとる際に使用したイリコ、かつおぶし、シイタケを粉末状にした「マタタビの粉」をつけ出汁に入れて食べるのが同店ならではのおすすめポイント。ギュッと凝縮されたうま味を心ゆくまで堪能して。

『きつね布団』550円

油あげの布団をしっかりかぶり、ちくわの枕で横になるイリコと、ちょこんと添えられたカイワレ大根がキュートなきつねうどん。運ばれてくると思わず顔がほころぶ癒やしの一杯です。見た目だけでなく、甘めの油あげと出汁のバランスが絶妙です。

見た目のキュートさに思わず写真に収める人も多いそう。フォトジェニックなきつねうどんをご賞味あれ♪
このほか、『かけうどん』(380円)、『ぶっかけうどん』(430円)、『かしわ天ぶっかけ』(580円)、『醤油(しょうゆ)うどん』(380円)があるので、お気に入りを見つけてみて。

・お酒に合うおつまみメニュー

『伊吹イリコの素揚げ』280円

素揚げにした伊吹イリコにゴマとイリコの粉末を振りかけた、おつまみにピッタリな一品。サクサクとした軽い食感で、食べる手が止まらなくなること請け合いです。リーズナブルな値段もちょい飲みのお供にうれしいですね。

『お出汁の厚揚げ豆腐』380円

揚げ豆腐にぶっかけうどんの出汁をかけたこちらは、一口食べるとふわっと出汁の香りに包まれるほっこり優しい一皿。おでんの豆腐を使用しているので、豆腐自体にもしっかり味が染み込んでいます。

メニューはこのほか、明治40年創業、観音寺市のかまぼこ店「山地蒲鉾」から仕入れているちくわなどの練り物、マタタビオリジナルみそでいただくおでん、出汁の効いたおにぎり『出汁にぎり』(130円)などバラエティー豊か。ついあれもこれもと欲張ってしまうかも。

日中の営業がメインのうどん店が多い中、夜営業がうれしい「マタタビ饂飩店(うどんてん)」。讃岐うどんと一緒にお酒も楽しめる居酒屋スタイルで、店主の遊び心を感じるうどんや、香川県ならではのおつまみメニューの魅力に、“またたびたび”訪れたくなること間違いなし。一日の疲れや旅の疲れをほっと癒やしてくれますよ♪

■詳細情報

■DATA

マタタビ饂飩店(うどんてん)

所在地
香川県丸亀市浜町322
電話番号
090-4935-8980
営業時間
18:00〜22:00(L.O.21:30)
※臨時休業などは公式Instagramで確認を

【高松】「クレープ ドゥ ジラフ」のクレープをお供に商店街をぶらり♪

CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ) 高松店

通称“ジラフクレープ”という名でも親しまれている「CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)」は、全国に20店舗以上展開するクレープ専門店。2020年10月に田町・トキワ街・南新町の3つの商店街が交差する角にオープンしました。トキワ街に面するカウンター窓からはテイクアウトの注文や受け取りができますよ。

ウッディで温かみを感じる空間にはテーブルが2つ、計4席あるのでイートインもOK。商店街散策の合間にスイーツでほっとひと息つくのもいいですね♪

店舗向かいのフラワーショップ「カタリ」によってコーディネートされた植物やドライフラワーのインテリアも雰囲気があってステキです。外のベンチで花を眺めながらクレープを頬ばるのもおすすめ。

店名の“ジラフ”は、独特なクレープ生地の焼き目がキリンの模様に似ているところから名付けられたそう。実際のキリンのように、クレープにも偶然ハートマークの焼き目が現れることも。見つけたらイイことあるかも?!

生地の食感が一般的なクレープとは異なるところが最大の注目ポイント。できたてをかぶりつくとサクサク!そしてもっちりへと変化していく独特なテクスチャー。まだ食べたことがない人は驚くこと間違いなし。

26種類以上の豊富なバリエーション

クレープのバリエーションはプレーン、クリーム、和スイーツ、食事系など、定番が26種類と季節限定が約3種類スタンバイ。どれを選ぶか迷うほど選択肢が豊富です。具材も旬の新鮮な素材を使用し、何度も食べたくなるように計算された仕上がりです。高松店限定メニューが現れることもあるそうなのでお見逃しなく!

生地そのもののおいしさを感じられるのは、何といってもプレーン系メニュー。ホイップクリームやカスタードを使わないので、サクサク食感を存分に味わえます。生地自体のクオリティーが高いので、プレーン系メニューをあえてオーダーするリピーターも多いそう。時間がたつと生地がしっとりしてくるので、その場ですぐに味わって。

『噂の塩キャラメルバター』450円

『噂の塩キャラメルバター』は香ばしいキャラメルソース、ほんのり塩気とバターのコクがクセになります。生地の食感もシンプルに楽しめて味わい深い一品です。

『なめらかクリーム』480円

独自の製法で仕上げた、とろりとしたテクスチャーのホイップクリームをたっぷりと巻き込んだ『なめらかクリーム』は、重たすぎず、程よい甘さですっきりとした味わい。パリパリ生地とエアリーなクリームのコントラストが絶妙です。

『Wクリームキャラメルクリーム』600円

ジラフこだわりの、コクのあるカスタードクリームとなめらかクリームのWクリームに、少し塩味のあるキャラメルソースをプラスした『Wクリームキャラメルクリーム』はリッチな濃厚感。プラス100円でバニラアイスをトッピングするのも◎。

『チョコバナナクリーム』600円

王道の『チョコバナナクリーム』は、たっぷり入ったバナナのフルーティー感にチョコレートソースで安定の組み合わせ。なめらかクリームも入って食べ応えたっぷり!

食べないと損!スイーツじゃない食事系クレープもぜひ

『ベーコンレタストマト』630円

クレープ店というとスイーツ系を選びがちですが、同店のパリパリ生地には食事系の具材も非常によく合います。『ベーコンレタストマト』は、サンドイッチで定番のBLTを巻き込んだもの。爽やかな酸味が特徴的なタルタルソースがアクセント。スモークベーコンがたっぷり入って満足度高めなので、小腹が空いた時の軽食にもおすすめです。

『ブレンド珈琲』350円

コーヒーや紅茶、ジュース、スムージーなどのドリンク類は、クレープとセットで100円引きになるのでお得です。『ブレンド珈琲』はクレープと合う深煎(い)り豆をセレクト。プレーン系のクレープとほろ苦いコーヒーのペアリングもバッチリ!イートインでひと休みしませんか。

「CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)高松店」はクセになるパリパリ食感が特徴のクレープ店。季節限定品や気さくな店主とのトークを楽しめるほか、あま〜いスイーツ系はもちろん、しょっぱい食事系メニューにドリンクメニューもそろうので、商店街での街歩きのお供に、足休めスポットにふらりと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)高松店

所在地
香川県高松市田町14-1
電話番号
087-887-6336
営業時間
12:30〜生地がなくなり次第閉店(最終19:00まで)

【高松】「夢菓房たから」の和スイーツはバリエーション豊富!マストバイはフルーツ大福

香川の老舗和菓子店「夢菓房たから

高松市春日町にある「夢菓房たから」は、ことでん木太東口駅から車で約4分、県道10号(さぬき東街道)沿いにある、高松市民には言わずと知れた和菓子店。広々とした駐車場は裏側からもアクセス可能です。

創業は昭和11年の老舗。高松市東山崎町にあった「たからまんぢう」時代から始まり、平成18年に移転した現在の春日店に至るまで地域の人たちに愛され続けてきました。

店内に並ぶお菓子は生菓子や干菓子、冷凍品など非常にバリエーションが豊富です。あんこはすべて素材の豆から仕入れ、丁寧に炊き上げた完全自家製品。お菓子に合わせて、使用する豆や砂糖の種類や配合を変えています。素材の持つ味わいを最大限に引き出せるよう、上品な甘さに仕上げているのが特徴。

物販スペースの右側には、庭の緑を眺めながらくつろげるイートインスペースも。2階には有料で借りられる多目的スペースを完備。サークル活動やギャラリーなどに利用できますよ。

誰でも自由に利用できる無料のお茶のサービスもうれしいポイント。ガラス張りの作業スペースでは、カキ氷などができ上がる様子も見えます。

奥に鎮座している薪(まき)ストーブは毎年冬になると大活躍。冷えた体を温めてくれます。炎の揺らぎを見つめていると、不思議と気持ちが安らぎますよ。

階段下には子どもが楽しめるキッズスペースがスタンバイ。子連れファミリーに優しい気遣いが伝わります。

季節のフルーツを包んだ大福は定番人気品

大福は、どれを選ぼうか迷うほどバリエーションが豊富です。毎日約10種類がショーケースに並び、季節によってミカン(小原紅みかん、せとか)、サクランボ、スモモ、アップルマンゴー、スイカ、イチジク、柿、梨、ラ・フランス、キウイなど、年間に50種類以上も登場するそう。訪れるたびに新たな発見があるかも。

11月ごろからは“冬イチゴ”のいちご大福が現れます。たからの代名詞ともいえる「いちご大福」で、毎年楽しみにしているファンも多い一番人気の商品。

『秋のフルーツミックス大福』490円

フルーツミックス大福は、四季ごとに変わる内容とたっぷりなボリュームが魅力の一品。『秋のフルーツミックス大福』は梨、パイナップル、キウイ、ブルーベリーの4種類に濃厚なクリームチーズを合わせ、贅沢な大福餅に仕上げています。やわらかい羽二重餅を頰ばると、なめらかな白あんの中にみずみずしいフルーツの数々、コクのあるクリームチーズが良いバランスで合わさります。それぞれの食感も楽しんで。

『杵つき栗大福』330円

自家製粒あんと大粒の渋皮栗を丸ごと1粒、コシのある杵(きね)つき餅で包んだ『杵つき栗大福』は味わい深い一品。香川県のオリジナルブランド米“おいでまい”の焙煎(ばいせん)粉を手粉にして包んでいるので香ばしさも◎。もっちりコシのある杵つき餅は、かむたびにうま味が広がります。粒あんは豆の食感と風味も豊かで、栗の存在感が抜群!

手土産にもピッタリなオススメ品はコレ

『五名の玉栗』410円

『五名(ごみょう)の玉栗』は一見「栗羊羹(ようかん)」のように見えますが、栗きんとんの要素が強いリッチテイストが魅力です。東かがわ市五名地区にある農家から毎年新鮮な栗を仕入れ、蒸したてホクホクの“蒸し栗”のうま味をそのままギュッと閉じ込めた本葛粉ベースの栗きんとん羹(かん)に、特大の渋川栗を丸ごと1粒イン。風味がとても豊かで、栗好きにはたまりません!

『讃岐の無花果パイ』390円

日本種の蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれる品種にこだわって栽培されている、香川県まんのう町羽間(はざま)産の“はざまいちじく”は、折り紙付きの味わい。そのイチジクを一つずつ丁寧に皮をむき、甘酸っぱく爽やかなコンポートに仕上げ、丸ごと1個分の量をバター香るパイで包んでじっくりと焼き上げた『讃岐の無花果(いちじく)パイ』も見逃せません。しっとりとしたイチジクコンポートからほんのり鼻に抜けるシナモンの風味も上品。

『旅するお菓子 オルネ あずき/ぽてっと』各170円

『旅するお菓子 オルネ』は、高松駅の商業施設「高松オルネ」にちなんで、新しい高松土産として誕生したお菓子。「夢菓房たから 高松オルネ店」だけでなく、本店でも購入できるのです。香川の素材「さぬきの夢小麦」「和三盆」「醤油(しょうゆ)」「希少糖」「オリーブオイル」を使用した、しっとり香ばしいカステラ生地の小判焼き。
大粒丹波大納言の特製つぶ餡(あん)が入った“あずき”と、オーブンでじっくりと焼き上げる工程から行う鳴門金時に、バター、卵黄、生クリームを合わせた“ぽてっと”の2タイプがあります。日にちがたってもパサつかず、ソフトな食感が続くよう工夫されているのだそう。手頃でありながらもワンランク上の味わいが手土産にぴったり。6個入り(1,160円) や10個入り(1,890円)の箱タイプもスタンバイ。

屋外エリアには四季折々の草花や、石臼、つくばい、石燈籠(とうろう)など風情を感じられる要素もたっぷり。石のテーブルや縁台は憩いのスペースとして活用されています。もちろん買ったものを食べるのもOK。風韻を添える置き石は庵治町の山奥まで探しに行ったそう。

敷地内の西側にある自家農園「たからファーム」では、ブラックビート、ピオーネ、シャインマスカットなどのブドウが栽培されています。収穫したものはぶどう大福に使われたり、量り売りのブドウ狩り体験も行われたりしています。

「夢菓房たから」は、旬のおいしい素材を惜しみなく使用し、いつ訪れても楽しめる魅力的な品がたくさんあります。フルーツ大福は特に必食!手土産に使いやすい品や、プレミアムな逸品などバリエーションが非常に豊富なので、店内をくまなくチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

夢菓房たから

所在地
香川県高松市春日町214
電話番号
087-844-8801
営業時間
8:30〜17:30
※大福など生菓子の予約は午前10時以降の引き取りとなります
※土・日曜や祝日など、予約が多い日には当日予約ができない場合があります
※慶弔菓子は3日前までに要予約

【高松】「*星あかり*」が移転オープン!ネコ型のかわいいお菓子やアクセサリーも♪

お菓子とハンドメイド雑貨の「*星あかり*」

韓国発の進化系マカロン“トゥンカロン”などのスイーツを販売していた国分寺町の「*星あかり*」が、2024年9月9日に檀紙町の国道11号沿いに移転オープン。ネコをモチーフにした焼き菓子やケーキのほか、以前と同じく店主のお手製アクセサリーや厳選した雑貨なども販売しているテイクアウト専門店です。

白を基調とした明るい空間の壁際にはアクセサリーなどの雑貨が並び、手前のテーブルにはバリエーション豊富な焼き菓子がずらり。

高松市内のパティスリーで経験を積んだ店主は、体に優しい素材や香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」、愛媛県産無農薬小麦粉、北海道産のてんさい糖などを積極的に使い、ビジュアルも味も上品で繊細なお菓子を作ります。

店主はお菓子だけでなく、雑貨もこしらえる器用な手先の持ち主。いつもの装いに華を添えてくれるアクセサリー各種(2650円〜)は、ミントグリーン色の特注什器に並んでいるのでチェックしてみて。

厳選素材の奥深い味わいが魅力

『マスカットにゃると』500円

ショーケースに並ぶ生ケーキの中で、小さいながらもキュートなオーラを放っているのが『にゃると』シリーズ。猫の顔を模したオリジナルの型で焼いたタルトに、旬のフルーツをトッピング。取材日は『ももにゃると』(600円)、『ピオーネにゃると』(500円)、『みかんにゃると』(550円)が登場していました。フルーツは季節によって異なりますが、約4種類から選べます。

さぬきの夢を使い、サクッとしっとり食感に仕上げたシュクレ生地と、アーモンドの風味が鼻に抜けるクレームダマンドの土台自体が完成度の高い一品。旬のフルーツがちょこんとのったビジュアルもかわいいですね。

『ねこのバスクチーズケーキ』3,000円

バスクチーズケーキもネコの顔がモチーフになっている型で焼いています。5〜6カットぐらいに分けられるサイズ感のホールケーキ。厳選したクリームチーズと生クリームを使用し、エアリー感もありつつホロッとする絶妙ななめらかテクスチャー。甘さ控えめでチーズのかすかな塩気がアクセント。

『ふわにゃんケーキ』600円

『ふわにゃんケーキ』は、旬のフルーツを使ったショートケーキ。キメの細かいスポンジはてんさい糖でコクとキレのある甘さに。クリームはバタークリーム系のしっかりした風味とテクスチャーで、さっぱりと爽やかなフルーツとバランスが取られています。オリジナルのネコ型ケーキピックが刺さっている点にもご注目あれ。

かわいい焼き菓子も要チェック!

『ねこブレッド』150円

いろんなネコのデザインがあり、ついついたくさん買いたくなる焼き菓子たち。『ねこブレッド』は、いわゆるショートブレッド。卵を使わずサクッカリッとした食感と天然塩によるほんのりとした塩気が特徴。

『ネコランタン』400円

『ネコランタン』は、カリッとしたアーモンドとキャラメルたっぷりのフロランタンです。さぬきの夢を使用したシュクレ生地の甘さとキャラメルの香ばしさが重なり、クセになる焼き菓子。風味豊かなアーモンドやシュクレ生地のホロホロとした繊細な食感も高い水準でまとまっています。

『にゃんパウンドシリーズ』各300円

ネコの形をしたパウンドケーキは、洋酒漬けのオレンジピールやミックスドライフルーツ、チョコレートなどのバリエーションも楽しんで。どれもネコのキュートさに惹(ひ)かれて思わず買いたくなるデザインというだけでなく、味の面でも期待できる焼き菓子がそろっています。

『にゃんこギフトBOX Lサイズ』3,270円

手土産などギフトにぴったりな焼き菓子の詰め合わせ『にゃんこギフトBOX』は、5個入りSサイズ(1,470円)、9個入りMサイズ(2,170円)、13個入りLサイズ(3,270円)の3つがスタンバイ。かわいいビジュアルに喜ばれること間違いなし!

店名の「*星あかり*」は、来てくれるお客さんの心に、“星のあかり”のようなほんのり明るい光を灯(とも)せたらいいなという思いで名付けたそう。店名入りのオリジナルボックスは『にゃると』シリーズがそれぞれ2個、4個入るサイズなので、手土産に選ぶのもあり。今後も新しいお菓子や雑貨が登場予定なのでお楽しみに!

■詳細情報

■DATA

*星あかり*

所在地
香川県高松市檀紙町1628-5
営業時間
11:00〜16:00
※問い合わせはインスタグラムDMで

【高松】「ラシカルドーナツ」がハローズ円座店に移転!ふわもちの生ドーナツにチーズケーキも

・生ドーナツとおやつのお店「Lathical donut(ラシカルドーナツ)」

高松市の南新町商店街で幅広い世代から好評の生ドーナツ専門店「Lathical donut(ラシカルドーナツ)」が、国道32号沿いの「ハローズ円座店」の敷地内に、生ドーナツとおやつのお店として2024年8月8日に移転オープンしました。

“ドーナツを通じて世界をまあるくしたい”という思いから、エシカル消費をテーマにフェアトレード制度を導入したエクアドルや南米諸国のカカオ、香川県内で生産されている食材を使用することで、社会や地域への貢献につながることを目指しているそう。

“今までないくらいのジューシー×もっちり”な生ドーナツを作りたいと研究を重ね、さらにパワーアップした同店。
生地の加水率が通常60%ほどのところ、100%にまで上げることで理想の食感を実現し、乳化剤や安定剤を使用しないことで、加水率100%、無添加100%という意味を持つ「One  Hundred donut(ワンハンドレッドドーナツ)」を開発しました。

郊外に場所を移し、より地域の人々が安心して気軽食べてもらえる商品をと、日々ラインアップを変えながらドーナツの製造を行っています。

・都度変わるユニークなラインアップ

生ドーナツには、香川県産のオリーブ卵、さぬきの夢小麦、キビ糖、「坂出の昔塩」を使用。濃厚なコクと自然なうま味が特徴のオリーブ卵は生地のふんわりとした食感を、うどんにも使用されている、さぬきの夢小麦でもちもち感をプラスしています。優しい奄美のキビ糖と、坂出市で作られる自然塩でまろやかで深い味わいをプラスしたこだわりの生地は、どんなフレーバーにもマッチングします。

商品は都度入れ替わるため、訪れるたびに新しいメニューに出合えるのも同店の魅力の一つ。生クリームたっぷりなのにさっぱり食べられる『純生MILK(ミルク)』や、『ピスタチオ』、『瀬戸内レモン』など約10種がラインアップを変えながら店頭に並びます。
お気に入りを見つけたら、なくなる前にゲットしておくのが吉。

『大人の生ショコラ』399円

生地の中にこれでもかとたっぷり詰められたチョコクリームは、カカオ60%と甘さが抑えられているのでぺろりと食べられます。クリームが漏れ出さないよう、気をつけながらかぶりついて♪

『チョコレートナッツ』410円

フェアトレードカカオを使用したリッチなチョコレートの風味に加えて、アーモンドやクルミなどの香ばしいナッツの食感がアクセント。中のカスタードクリームとの相性も抜群ですよ。

『とろ生プリン』429円

カラメルソースの入ったスポイトが添えられたカスタードクリームたっぷりのドーナツ。まずはスポイトをゆっくり抜いて、そのままの味を楽しみましょう。

カラメルソースは上からそのままかけても良し、ドーナツを割って内側にかけても良し、もちろん中に注入しても◎。とろりとしたカスタードクリームと合わさって、飲むプリンのような味わいです。好みの食べ方を見つけてみて。

季節限定品が都度登場予定なので、詳しくは公式Instagramで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

・ドーナツだけじゃない?自家製“おやつ”にもご注目

『究極のバスクチーズケーキ』1990円

専門店から“生ドーナツとおやつのお店”として生まれ変わった同店。ドーナツ以外のスイーツにも注目を。新商品の『究極のバスクチーズケーキ』は一度賞味あれ。

専門店としてのこれまでのノウハウを生かしたユニークで豊富な生ドーナツに新商品が加わり、場所を新たにパワーアップした「Lathical donut(ラシカルドーナツ)」。自分用のおやつはもちろん、ギフトとしても重宝されそうです。

食べるだけで社会や地域に貢献できるのもなんだかうれしいところ。心もドーナツのようにまあるく、ふんわりやわらかくなれそうです♪

■詳細情報

■DATA

Lathical donut(ラシカルドーナツ)

所在地
香川県高松市円座町845-3(ハローズ円座店敷地内)
電話番号
087-880-3125
営業時間
11:00〜売り切れ次第終了

【高松】「スマイリー」でボリュームたっぷりな洋食とタワー盛りキャベツのランチプレートを♪

・おしゃれレトロな洋食店「スマイリー」

ことでん長尾線花園駅から徒歩約4分、瓦町駅からは徒歩約15分。高松市多賀町の住宅街にある「スマイリー」は近所の常連客や県内外から訪れる洋食ファンでにぎわうレストランです。外観は一見するとレトロな古着屋の様相をしていますが、すりガラス越しに食事を楽しむ人たちの姿が見え、思わず引き寄せられそうになります。

雑多なインテリアがセンスよく配置された店内はテーブルごとに異なった雰囲気を味わえ、どの席で食事をするかも楽しみの一つになることでしょう。奥には一人利用でも安心なカウンターテーブルがあり、さまざまなスタイルに合わせて利用が可能です。

・圧巻のキャベツタワーの洗礼を

常連客にはおなじみですが、初めて利用する人はびっくりすること間違いなしのスマイリー名物“キャベツタワー”。脇役どころかハンバーグやエビフライなどのメイン料理と肩を並べるほどの存在感を放つ千切りキャベツは、1日に10玉ほどスライスする日もあるのだそう。食べ切れない…と不安な人も安心して!キャベツは大・中・小と盛りのボリュームを選んで調整することができますよ。

もちろんメインのエビフライやチキン南蛮、から揚げも揚げたてアツアツで提供されます。絶妙な揚げ具合は、長年調理場に立つ店主・増谷(ますたに)さんのなせる技。具材の中心に火が通る頃合いを見極め、中身はジューシー、外側はカリッとサクッと絶妙な揚げ加減に仕上げます。

自家製のソースだってボリュームたっぷり。エビフライには思う存分タルタルソースをまとわせてガブリと頬張ってほしいという店主の粋な計らいからこのダイナミックなルックスになりました。エビフライから滴(したた)り落ちるソースはココットが受け皿に。

さあ、料理の完成です、熱々のうちに召し上がれ♪店主の奥さんを筆頭に、明るく陽気なスタッフが配膳する洋食プレートは、食べ応え満点な上にフォトジェニック。食べる前にパチリとカメラに収めたくなること請け合いです。

・カスタマイズできる洋食プレート

『もっとハンバーグエビフライセット』2,050円

人気メニューの豪華共演『もっとハンバーグエビフライセット』は、タルタルソースたっぷりのエビフライと、ソースが選べる肉感たっぷりのハンバーグがオン。どのソースを選んでも主役の存在感がありますさらに選択できるメニューから取材時はカリじゅわ食感がやみつきになる若鶏のから揚げをチョイス。洋食好きさんもうなずく隙なしコンボです。

このセットにはみそ汁ではなくポタージュスープ付き。名脇役のスープもかわいらしい洋皿にたっぷり注がれて提供されます。主役のフライの口休めに、トロトロと優しいポタージュスープが口の中を中和させ、体に染み渡る気分に♪

キャベツの量が選べるのと同様に、ご飯の量もチョイス可能です。小・中1・中2・大とカウンターにサンプルの茶碗が並んでいるので、お腹の空き具合によってオーダーしてみて。

『エビフライセット(チキン南蛮)』1,750円

看板メニューの一つエビフライ2本にチキン南蛮をセットし、ご飯とみそ汁、漬物まで付いたコンビネーションプレート。チキン南蛮はさっくり揚げた鶏肉に甘酢だれをくぐらせ、自家製タルタルソースをたっぷりオン。エビフライにはしば漬けを使ったタルタルソースをチョイス。しば漬けのパリパリ食感とピンクの見た目が魅力的な一皿です。

・お店の味をテイクアウト

『いい日だな弁当』1,600円

「スマイリー」の味を自宅でも楽しめるテイクアウト用の洋食弁当はいかが。ハンバーグが2個にチキン南蛮、揚げたてサクサク感をキープするためにエビフライは油紙に包んで提供されます。1個からでも注文可能で、感動したお店の味を家族への手土産にもできるなんてすてきですね。まとまった数量の注文は電話での予約がおすすめ行楽、団体での利用にも喜ばれること間違いなしです。

『赤しそジュース』500円〜

さっぱりヘルシーな『赤しそジュース』は店内で手作りするオリジナル商品。食事と一緒に楽しむことができます。水割りが500円、炭酸割りは600円で、爽やかな風味&喉越しだから食事との相性も抜群。原液パックは250ml入りが800円、350ml入りが1,000円で持ち帰り可能なので、自宅でお酒と割って楽しむのもいいですね

『エガオだよりドレッシング』

プレートのモリモリキャベツがペロリと食べ切れる秘密はこの同店オリジナルドレッシング。オニオン&ゴマのテイストで、合成保存料・合成着色料不使用で手作りしています。こちらも購入可能なので自宅用やプレゼントにもぜひ。サイズは2種類で300mlサイズが670円、200mlサイズは500円になっています。

ガッツリ系本格洋食のイメージが強い「スマイリー」ですが、好みに合わせてメインのフライをカスタマイズできたり、お腹の空き具合に合わせてご飯やキャベツの量が選べたりと、細やかな心配りが随所に見られて、居心地のいい洋食店です。20年近く続く人気の理由は、確かな料理の腕と陽気なスタッフの接客にあり。みんなを笑顔にする「スマイリー」で、日々を乗り切る元気をもらいましょう!

■詳細情報

■DATA

スマイリー

所在地
香川県高松市多賀町2-15-3
電話番号
087-831-9686
営業時間
ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
※木曜のみディナー営業
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:30)

【丸亀】「キッチン オリオン」ボリューム満点な洋食プレートはランチもディナーも大人気♪

・地元民御用達「キッチン オリオン」

JR土讃線金蔵寺駅から車で約7分、丸亀市三条町にある「キッチン オリオン」は、2017年創業の地元民に愛される洋食店です。集合店舗の一角にひときわ目を引く赤い看板、区画内には20台ほどの共同駐車スペースがあり、道路を隔てた所も合わせると40台ほど駐車できるのでご安心。

入り口すぐのカウンターは植栽の緑しの光が明るく天然木とタイルがかわいらしい人気席。テキパキと配膳するスタッフや黙々と料理を進める店主の手元を眺めながら、料理が運ばれてくるのを心待ちにする時間も一興(いっきょう)です。

奥には落ち着いたトーンでまとまったテーブル席があり、カップルや友達同士、ファミリーやグループと利用する人数に合わせてアレンジが可能です。仲間同士料理を囲んで楽しい時間を過ごせそう。

県内外の有名店で料理を学んでたという店主の田中さん。下積み時代の帰り道、ふと見上げた夜空に見えた星座が店名の由来の一つだと話します。ロマンチックな一面もある田中さんが作り出す料理は、繊細かつ豪快でボリューム満点。その満足度にリピーターになる人が続出です。

・アツアツ鉄板のハンバーグ

『ハンバーグ&エビフライ』1,480円

大人の手のひら大はありそうなボリュームたっぷりハンバーグに、全長約20cmほどの大ぶりなエビを使ったお頭付きのエビフライのコンビセットは、サラダとスープのほかご飯またはパンが選べて、洋食店の人気食材が共演しています。メイン食材の味を左右すると言っても過言ではないデミグラスソースとタルタルソースはもちろん自家製。キッチンオリオン初心者にもまずは食べてもらいたい黄金セットです。

オーブンでじっくり焼かれたハンバーグは、アツアツの鉄板にせられ焼き目と香ばしさをプラス。その鉄板の上でデミグラスソースをまといジュージューと音を立てながら客席へ運ばれます。一番おいしい状態のハンバーグをハフハフと頬ばって、口の中いっぱいに広がる幸せをみしめてください。やけどには注意ですよ。

店主が一つ一つ丁寧にこね上げた俵(たわら)型のハンバーグは、食べやすく細かく挽(ひ)かれた国産の合い挽き肉にザク切りタマネギが食感のアクセント。ボリュームもあり食べ応え十分なのに、ふんわりと優しい舌触りで、ペロリと完食しちゃうこと間違いなし♪

・洋食の王道メニューがオンパレード♪

『名物デミオムふわ&エビフライ』1,250円

オムライスの海から跳ね上がったエビは、揚げる前にひと手間加えることでこのようにイキイキとしたフライの形ができ上がるんだそう。オムライスはふわふわを通り越してとろっとろの口けで、飲めてしまうんじゃないかと思うほど。メニュー名に“名物”と冠するだけあって、食べる前にカメラに収めたくなるようなフォルムです。

フワトロな卵の中にはしっかり味付けされたチキンライスがイン。うま味たっぷりなチキンライスはそのまま単品メニューとして成り立ちそうですが、マイルドな風味で優しい食感のオム卵にくるまれることで、満足度が格段にアップしています。

オムライスの卵は、とろとろ食感の“ふわ”と昔ながらの薄く焼かれた“巻き”の2種類があり、メニューによって好みで選べるようになっています。

『チキン南蛮』800円

香ばしく揚げたジューシーな鶏もも肉に甘だれを絡め、自慢の自家製タルタルソースがたっぷりオン。揚げたてのチキンにマイルドなタルタルソースがベストマッチな『チキン南蛮』も人気メニューの一つです。サラダとスープにライスまたはパンを選べて+200円のセットは満足度◎。

そのほかガーリックかデミソースが選べる『ポークソテー』(850円)や『豚のヤミツキ辛みそ』(850円)、自慢のタルタルソースが堪能できる『サーモンフライ』(1,100円)など、メニューの種類は多種多様。訪れるたびに迷ってしまいそう。

・ひんやりスイーツ&ドリンク

『シークワサージュース』400円

食後にさっぱりしたジュースはいかが。南国の香り漂う果汁100%のシークワーサー原液を使用した爽やかなジュースでリフレッシュ。その他アップルジュースやジンジャーエール、ティーソーダがあり、コーヒーや紅茶などもラインアップされています。食事と一緒にオーダーする場合は200円といううれしいサービス。

『アイスクリーム(赤ぶどう)』400円

食事の締めとしてアイスクリームやミニデザートという手もありますよ。ミニデザートには『バナナシェイク』や『プリン』、アイスクリームには『ブラッドオレンジ』や『ラムネ』『いもバニラ』などの珍しいテイストがラインアップしていることもあるので、店内のボードで確認してみて。こちらも食事とセットにすると200円引きで利用できお得です。

一品一品丁寧に作るだけでなく、そのメニューの多さもサービスの一環だと話す田中さん。そんな店主の思いがこもった「キッチン オリオン」は、店主の料理にほれ込んだお客さんたちに愛されて、今日も元気に営業中です。

■詳細情報

■DATA

キッチン オリオン

所在地
香川県丸亀市三条町889−1
電話番号
0877-58-6356
営業時間
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:30)

【高松】「バックヤードガーデン」パスタの賞味期限は12分!?おしゃれ居酒屋で味わう贅沢ランチ

・オトナの居酒屋「Backyard Garden(バックヤードガーデン)」

ことでん林道駅から車で約3分、県道272号沿いに店を構える「Backyard Garden(バックヤードガーデン)」。
可能な限り無農薬の野菜を使い、パンは粉から成形し店内で焼き上げるというこだわりが詰まった料理を提供しています。贅沢な素材を使ったランチや、食後のドリンクやスイーツも抜かりなし。近くで働く人がランチに訪れたり、記念日の食事を楽しんだりと、いろんなシチュエーションで選ばれるファンの多いお店です。

「裏庭」という意味を持つ店名は、美しく見映えのする表庭とは違い、気楽に訪れてのんびりと過ごしてほしいという思いが込められています。

同店のコンセプトは「ちょっとおしゃれな居酒屋」。カジュアルさの中にシックで落ち着く雰囲気も兼ね備えた店内は、隣同士がパーテーションやのれんで仕切られたテーブル席が配された、プライベートな空間で食事を楽しめます。

1人でも気軽に来店できるカウンター席も完備。目の前にずらりと並ぶおしゃれなボトルの数々はお酒好きにもうれしいラインアップ♪

・ちょっとリッチなご褒美ランチ

『自然放牧低脂肪牛のステーキ・キャビア添え、贅沢トリュフソースのランチセット』1,950円

オーストラリア産牛肉のステーキ、香川県産コシヒカリのご飯、みそ汁がセットになった贅沢ランチ。オーストラリアの大自然の中で自由放牧され健康的に育った牛は、引き締まった肉質で肉本来の味が楽しめます。ミディアム・レアに焼き上げた上質な赤身肉にキャビア(ランプフィッシュキャビア使用)を添え、トリュフ風味のソースで仕上げた特別感のある一皿です。

『自家製ベーコンの鉄板ナポリタン』1,580円

季節ごとに変わるパスタに、無添加自家製パン、スープ、サラダ、サイドディッシュが付いたこちらは、賞味期限がなんと12分という本生麺のパスタ。同店で提供するパスタはすべて本生麵で、もちもちとした食感がソースによく絡み、やみつきになること間違いなし。しっかりと味わいつつも、なるべく早く召し上がれ♪

・セットでお得な本格スイーツ

『ストロベリーのフレンチトースト』ランチ料金+280円

卵液がジュワッと染み込んだパンの上にバニラアイス、ストロベリーソース、ミックスベリーソースがのったリッチな一品です。このほか、『三温糖のカタラーナ(凍らせブリュレ)』『芳醇レアチーズケーキ』『ジェラート盛合わせ』『カナダ産メープルとクリームのワッフル』『アールグレイのシフォンケーキ』『ガトーショコラ』(各280円 ※夜は638円)と、豊富なラインアップ。シェフ自慢の自家製スイーツはどれもランチとセットでリーズナブルにいただけるのもうれしいですね。

・目移り必至の自家製ドリンク

左から『馬路村の柚子ジュース』『自家製ジンジャエール』各ランチ料金+120円

『馬路村の柚子ジュース』は、高知県の馬路村から直送されたユズを使用した、自然の恵みをそのまま閉じ込めた一杯。ユズの香り豊かな清涼感と、さっぱりとした酸味が特徴です。馬路村の清らかな水と環境で育ったユズだからこそ味わえる素材本来の風味を心ゆくまで堪能して。
『自家製ジンジャエール』は、厳選されたショウガをはじめとする数種類の調味料をバランスよくブレンドした、程よいスパイシーさと自然な甘みを感じる自家製シロップを使用。手間暇かけて手作りしたシロップは炭酸割りはもちろん、ホットジンジャエールとしても楽しめるので、季節や気分に合わせて選べるのも魅力の一つです。

『アサイーラズベリー』ランチ料金+120円

ホットオーガニックハーブティーの『アサイーラズベリー』はテーブルに運ばれて来た瞬間から、甘さの中に爽やかさを感じる香りがふわっと漂います。口いっぱいに広がる甘酸っぱいフルーティーな風味を味わって。ほかに『マヌカハニージンジャー』『カモミールティー』『エルダーフラワーマスカット』『ジャスミンティー』『高麗人参&アガリスク』『ローズティー』の全7種類そろいます。どれにしようかと悩む時間も楽しいですよ。

おしゃれでちょっぴり大人の雰囲気が漂う居酒屋「Backyard Garden(バックヤードガーデン)」。カジュアルなランチから、特別なディナーまでいろんなシーンに対応してくれる頼もしいお店。贅沢なランチや自家製スイーツをいただいて、身も心も癒やされてみては。

■詳細情報

■DATA

Backyard Garden(バックヤードガーデン)

所在地
香川県高松市木太町1132-1
電話番号
087-887-5089
営業時間
ランチ/11:30〜15:00(14:00以降は売り切れ次第終了)
ディナー/18:00〜

【観音寺】「バル クヌート」大人の隠れ家でランチはもちろんディナーにカフェタイムも♪

・「BAR KNUT(バル クヌート)」

さぬき豊中ICから車で約10分、最寄りのJR本山駅からは車で約7分。観音寺市吉岡町、県道237号沿いの家具・インテリア雑貨店「西岡家具」の敷地奥に佇む「BAR KNUT(バルクヌート)」。元は家具店が運営するカフェでしたが、2024年3月にシェフの小原(こはら)さんが運営する“バル”として再スタートしました。

緑あふれるアプローチを進むと見えてくる入り口前には、メニューの書かれた黒板が。どれにしようかと考えながら、店に入るまでの時間も胸が高鳴ります。

カフェ時代から変わらない広々とした店内には、2人〜4人掛けのテーブル席からコンセント付きのカウンター席までそろうので、1人でもグループでも来店しやすいのがうれしいところ。

お店のロゴマークは“たき火”がモチーフになっている同店。ところどころに小原さんの趣味でもあるキャンプ用品が、インテリアとしても華を添えています。ランタンや鍋など、実際に使用しているものを置いているそうなので、キャンプ好きにはたまらないかも?

シェフの小原さんはこの道25年。辻調理師専門学校を卒業後、本場・フランスでのフレンチ修行を経て、関東でビストロやイタリアン、居酒屋などあらゆる飲食の現場を経験してきました。食材に対するこだわりや興味から、肉に関する知識を深めようと精肉店に身を投じたことも。どの経験も楽しそうに語る小原さんからは、“食”への愛情が伝わってきました。

関東で活躍していた中、遠く離れた香川に移住したきっかけは、大好きな“キャンプ”と“地域おこし協力隊”。祖父の地元でもある観音寺市には幼少期時代に度々訪れていたそうで、一度飲食を離れてキャンプに関わる仕事ができたらと一念発起、協力隊員として移住を決意しました。

地域おこし協力隊として活動する中、同店の前身でもある「カフェクヌート」のメニュー考案などコンサルティングを担当していた縁と、周りからの熱烈な後押しもあり、もう一度飲食の世界へ。カフェ店舗と同じ屋号である“クヌート”を引き継ぎ「BAR KNUT(バルクヌート)」として、新たにオープンに至りました。

・ランチはカレーとワンプレートランチどちらにする?

『欧風牛すじカレー』1,400円 ※デザート&コーヒーor紅茶セットは+400円

薄切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクなどが溶け込んだルーに、ホロホロになるまで煮込まれたやわらかい牛すじがイン。「子羊のアニョ オリエンタルソース」から発想を得たこちらのカレーは、トロッとしたまろやかな風味で、ご飯にたっぷり絡めて食べたい一皿。

辛さ控えめなので、もっと刺激が欲しい人は、綾川町・山清の「鬼びっくり金一味唐辛子」をチョイ足しするのがおすすめです。ピリッと爽やかな唐辛子の辛さがカレーにピッタリということで、小原さんがチョイスしたそう。かけ過ぎには要注意ですよ!

付け合わせのピクルスは自家製。使用する野菜は季節によって変わります。+400円で付いてくるデザート「バニラのブランマンジェ」は、鞘(さや)から使ったバニラビーンズの甘い香りとプルプルとした食感が◎。

ランチタイムはほかに肉料理または魚料理から選べる『ワンプレートランチ』(スープ付き・1,600円)もスタンバイ。ライスにサラダとメインのおかずが一つになったお得なプレートメニューです。詳しくは公式Instagramで確認を。

・パティシエ自慢のケーキもお見逃しなく

『プレミアムチーズケーキ』600円

濃厚なのにさっぱりとした口当たりの『プレミアムチーズケーキ』は、カフェ時代からファンの多いデザートメニュー。バルになった今も、変わらぬ味で提供されています。カフェタイムのほか、ランチ後のデザートや夜カフェとしての利用もOKです。カットケーキはテイクアウトも可。

そのほか、クレームブリュレや香り高い自家製ラテアイスクリームなどもお見逃しなく。

『オーガニックコーヒー』ホットorアイス各500円

コーヒーはカキ三のオーガニックコーヒー豆を使用。アイスはゴクゴクと飲みやすい飲み口で、食後やデザートのお供にどうぞ。紅茶派にうれしいオーガニックティーや、昼飲みにぴったりのクラフト生ビールも提供しています。

・魅力的なディナーに夜カフェ利用もOK

季節によって変わる夜のコースは、シェフの真髄を一番感じられるメニュー。秋田県から直送される「八幡平(はちまんたい)ポーク」のグリルや、アヒージョ、カルパッチョ、サラダ、デザートなどがコース仕立てでいただけます。

コース以外にも日替わりメニューや、注文を受けてから焼き上げるピザはアツアツのうちにいただきたい一品。焼き上がりの食感や食材との相性を考えてセレクトされた生地は、モチッとした生地感が特徴です。定番のマルゲリータや、しらすとモッツアレラチーズ、イベリコサラミと黒オリーブなど6種類から好きな味を選んで。

『PIZZA』1,200円〜

取材時は、その時々手に入る夏野菜を使用したトマトベースのピザをオーダー。ナスとズッキーニ、ベーコン、トマトソースにチーズがたっぷりとろけた一枚です。1人1枚で満足感もありながら、女性もぺろりと平らげるほど軽く食べやすいピザです。

和のイメージがあるしらすと、バジルソースがマッチしたこちらのピザは、しらすの風味と爽やかなバジルの香りがクセになる味わい。つい全種類制覇したくなりますね。

趣味であるキャンプを通して、自然の恵みを体感してきた小原さん。使用する食材もできるだけ無農薬のものを選んでいるほか、協力隊時代に出会った農家や漁師、紹介してもらった人たちとの縁が食材の仕入れにも生かされています。

自然を愛するシェフの腕が光る多彩な料理をいただける「BAR KNUT(バルクヌート)」。シンボルマークでもある“たき火”を囲むように、大切な人との語らいにはもちろん、1人でも気兼ねなく過ごせる同店で、ランチにディナーに夜カフェに、思い思いの時間をゆったりと楽しんで。

■詳細情報

■DATA

BAR KNUT(バル クヌート)

所在地
香川県観音寺市吉岡町770-1 西岡家具敷地内
電話番号
0875-25-6183
営業時間
<月〜土曜>
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(LO.21:00)

<日曜・祝日> ※2024年9月1日(日)〜
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(LO.16:30)
※ディナー営業なし
※2024年9月1日(日)から日曜、祝日はランチ・カフェタイム営業のみ

【高松】「KanaTan(カナタアン)」野菜たっぷりのおばんざい定食でヘルシーに満腹に!

・定食屋「KanaTan(カナタアン)」

「KanaTan(カナタアン)」は、ことでん瓦町駅から徒歩約5分、南新町商店街とトキワ新町商店街の間に位置する通称“ぎおん通り”のビル内にあります。周辺は高松屈指の飲み屋街なので、初めて訪れる人はちょっぴりドキドキ。レトロな看板が並ぶ通りを進んでいきます。

テナントビルの前には当日のメニュー看板が出ているので、入店前にチェック!週替わりの肉と魚の定食、パスタの内容が紹介されています。らせん階段か、奥のエレベーターで4階に上がりましょう。

階段、エレベーターからもすぐ近く。店名が書かれた扉が目に飛び込んできます。ドアを開けて、いざ入店!

カウンターやテーブル、合わせて10席ほどのこぢんまりとした店内は、オーナーが1人で営業しているため、お客さん全員に気を配れるサイズ感を目指したそうです。2023年8月のオープン後から徐々に口コミで評判を集め、近所で働く人はもちろん、意外にも海外からの旅行客も珍しくないそう。どこか懐かしさも感じる空間は、海外に来たような独特の空気感が漂います。

オーナーは銀座、六本木で日本料理店の料理長を務めたこともあり、全国をあちこち巡ってイタリアンや韓国料理などジャンル問わず多種多様な料理に携わってきたという経験の持ち主。
同店の周辺では、ご飯を気軽に食べられるお店が少ないということから、野菜を使った体に優しい定食で、リーズナブルにお腹いっぱいになってほしいとお店を始めたそうです。

・旬の野菜を使ったおばんざいがずらり

『KanaTan定食(おばんざい定食)』800円

季節の野菜を使った小鉢がずらりと並ぶ『KanaTan定食』は、その日のおばんざいが5品に、サラダ、野菜スープ、白米または十六穀米から選べるご飯が付いた大満足のボリューム。その時々のサービスで小鉢が追加されることもあり、この値段でいいの?と驚くばかりです。

家庭的な味付けのおばんざいは、野菜不足を解消してくれる心強い味方。この日は、ツルムラサキのおひたし、ワサビ豆腐、カボチャのカステラ、ハスイモと小松菜と薄揚げの和え物、ズッキーニとツナの和え物、トマトのおひたし、ゴーヤとキムチの炊いたん、白ナスの煮物とさまざま。「調理法が気になったら教えます」と気さくなオーナーとの会話を楽しむのもいいかも。
17:00から21:00までの夜営業でも、値段は変わらずオーダーできるので、お酒と一緒に楽しむこともできますよ♪

・メインのおかずが創作的!週替わり定食

『棒棒鶏(お肉定食)』850円

週替わりの肉料理の定食は、メインの肉料理にご飯、スープ、サラダのほかにおばんざいが3品付きます。純和風のおばんざいに対して、週替わりのメイン料理は創作性に富んだメニューが多く、ここでしか味わえないと常連さんも楽しみにしているそう。

取材時の『棒棒鶏(バンバンジー)』は、一般的な鶏肉を細かく割いた形ではなく、ドン!と塊の肉がのせられたインパクト抜群の“KanaTan流”。トウガラシのピリっとした辛さと、まろやかなごまみそダレの味わいが食欲をそそります。
最新の週替わりのメニューは、公式Instagramからチェックしてみて。

『おばんざいカレー』700円

毎日登場する『おばんざいカレー』ですが、具材はその日によって変わります。取材時はじっくり煮込まれたホロホロ食感の鶏肉と、大きな野菜がゴロゴロと入った具だくさんなカレー。家庭的な見た目ながら、継ぎ足して煮込んだルーが複雑なうま味とスパイシーさを生み出しています。トッピングのおばんざいと交互に食べるもよし、ルーに混ぜながら食べてもよし、好みの食べ方を見つけて。

・食後はデザートやドリンクで一息

『チーズケーキ』400円

食後には自家製のデザートも楽しめます。ほっと心が和らぐような、優しい甘さと口溶けは、素朴なチーズケーキならではの味。お客さんにお店の味をまねしてほしいという理由で、家庭でもできるシンプルなレシピにしているそうです。

『オレンジジュース』250円

定食と一緒に、ソフトドリンクやアルコールのオーダーもできます。時間がある時は食後の一杯で大満足の余韻に浸って。

夜は予約をすればコース料理にも対応しています。1人2,000円以上の2人からで、お客さんと相談をしながら、予算に合わせてその日限りの料理が振る舞われるというから期待が膨らみます。

昼も夜も、野菜たっぷりの定食で罪悪感なくお腹いっぱいになれる「KanaTan(カナタアン)」。完全禁煙なので、子ども(18歳未満)連れでの入店も可能です。1人客も大歓迎の雰囲気なので、フラッと仕事帰りに食事や一杯という使い方もできますよ。

■詳細情報

■DATA

KanaTan(カナタアン)

所在地
香川県高松市瓦町1-11-17 クイーンズスクエア2ビル 4階
電話番号
080-7334-1218
営業時間
ランチ/11:00〜15:00
ディナー/17:00~21:00
※支払いは現金、PayPayのみ
※営業時間は変更となる場合あり