グルメ

【高松】ボリューム満点「つまさんど」の断面美サンドイッチ♪野菜も愛情もたっぷり!

・オフィス街の人気サンドイッチ店「つまさんど」

高松市美術館からすぐ、オフィスビルが立ち並ぶ裏路地のひときわ目を引く青い立て看板が目印。ご主人が経営するバー「Uni elixirs bar (ウニ エリクサーズ バー)」を間借りして、毎週2日間のお昼限定で、奥さまが手作りするサンドイッチ店「つまさんど」がオープンします。

きっかけは夜遅くまで働くご主人の健康を気遣うために作ったサンドイッチ。たっぷりの野菜や具材が挟まれたインパクト抜群の見た目と、愛情たっぷりの確かな味が瞬く間に話題となり、バーのお昼の顔として多くの人が訪れます。

入り口すぐのバーカウンターにサンドイッチやお弁当がずらりと並びます。オープン前には、目当てのサンドイッチを求めて行列ができることもしばしば。電話やInstagramから予約をすることもできるので、早い時間に店頭に買いに行けない人はぜひ利用してみて。

・目移りしちゃう断面美サンドイッチ

『明太チーズオムレツ&レンコンペペロンチーノサンド』650円

とろ〜りクリームチーズと明太子がオムレツのポケットからあふれ出すサンドイッチ。ガーリックで炒めたレンコンがシャキシャキ食感をプラスしています。店主の気まぐれや季節で変わる具材も楽しみの一つ。過去のラインアップにはラザニアサンドやアスパラドッグ、春キャベツのペペロンチーノなどが登場したことも。メニューはInstagramで確認してみて。

『味玉チャーシューサンド』700円

サンドイッチやおにぎり、お弁当にも登場する味玉は、見とれるほど美しいとろりとした半熟具合で、しょうゆベースの味付けが絶妙。手作りチャーシューの肉感と相まってまろやかで深みのある味わいです。たっぷりレタスとキャロットラペの歯応えがアクセントに。野菜は信頼している仕入れ先から、可能な限り県産のものを取り寄せています。

『海老カツ・アボカドタルタルサンド』650円

店主いわく一番人気の『海老カツ・アボカドタルタルサンド』。プリプリなだけでなくなめらかな食感の海老カツは、アボカド入りの手作りタルタルソースと相性ぴったりで、エビの香りが口の中いっぱいに広がります。衣にまとわせたソースもいい仕事をしています♪ちなみにボリューム満点のサンドイッチの具材を優しく包み込んでいる食パンは、すべて高松市花園町の老舗ベーカリー「パンの木」のものです。

・一緒にコーヒーはいかが?バータイムもお見逃しなく

11:00〜14:00限定のテイクアウト専門店ですが、ランチのお供にドリンクをセットすることができます。ブレンド、アメリカーノ、カフェラテから選べ、ドリンク単品の料金からお得な200円引き!

予約したサンドイッチや惣菜を、ランチタイムではなく仕事帰りに引き取りたい場合は、ご主人のバーがオープンする18:30以降の受け取りも可能。そのままバーでお酒と一緒に楽しむ常連客もいるのだそう。

手間暇かけた“つま弁当”も見逃せない!

『味玉チャーシュー弁当』1,000円

サンドイッチメニューでも登場した味玉とチャーシューの黄金コンビは、白米と合わない訳がありません。甘辛いしょうゆだれがしみ込んだご飯の上に、ボリュームたっぷりのチャーシューがオン。付け合わせの野菜も豊富で満足度の高いお弁当です。味玉おにぎりとヤンニョムチキン弁当や、キーマ&とりから弁当が登場する週も。

『お惣菜BOX』1,200円

小さなオードブルとしても、酒のつまみとしてもぴったりな「つまさんど」の本気が詰まった『お惣菜BOX』。からあげなどの肉料理からラザニアといった洋食おかず、ポテトサラダや季節の野菜を使った和え物まで、彩り豊かな上に一品一品丁寧に盛り付けられた楽しいBOXです。

料理好きな店主が作り出す野菜もおかずも愛情もたっぷり詰め込んだ、食べ応え満点のサンドイッチや惣菜はお腹も心も満たされます。週ごと、季節ごとに変わる内容もお楽しみ。あらかじめメニューが掲載されるInstagramは要チェックです。

■詳細情報

■DATA

つまさんど

所在地
香川県高松市紺屋町2-1
電話番号
087-802-6000
営業時間
木・金曜のみ
11:00〜14:00(なくなり次第終了)

【丸亀】本格手打ち「あやうた製麺」のどかな田園風景の中で地産地消のうどんを堪能!

・麺のコシや風味が進化し続ける「あやうた製麺」

善通寺ICから車で約15分、坂出ICから車で約20分、のどかな田園風景が広がる綾歌町でお店を切り盛りする「あやうた製麵」。うどんに使われる「さぬきの夢」の小麦畑や「讃岐富士」と呼ばれる「飯野山」を目の前に至福の一杯を味わえます。パフォーマーとの二刀流をこなす職人による手打ちうどんは、地元民のみならず観光客にも話題。「粗練り」という工程以外は、一切機械を使用せず、職人の手作業で作り上げています。

築70年の納屋をリノベーションした店内は、田園風景に広がる立地にぴったりの趣のある雰囲気。外で注文した後、店内に入って味わい、味わい尽くした後に会計をします。

お茶やお冷ももちろんセルフ。お茶は、香川のお茶どころ・三豊市「高瀬茶業組合」の「高瀬茶」も用意されています。そば茶のような香ばしさと、後味にくる渋み、甘みがうどんとも相性ぴったり。せっかく訪れた際は、ぜひ「高瀬茶」を。

扉を開くと、鳥取県出身の漫画家・水木しげるさんが描いた「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター「一反もめん」がお迎え。手切りだからこそ生まれる“切れ端うどん”と、“本格手打ちの証”という意味を込めて、オーナーの大竹さんが公式キャラクターに任命したそう。迫力があるだけに、つい驚いてしまうお客さんも。記念に一枚撮ってみては?

景色もごちそうの同店。座敷の窓からは、別名「讃岐富士」と呼ばれる「飯野山」が見えています。田園風景の中でいただく一杯は、まさに至福のひととき。

天気がいい日はテラス席をオープン。石造りのテーブルやベンチなど、ここにも趣のあるインテリアが備えられています。テラス席はペットの同伴もできますよ。

・職人技が光る!本格手打ちの讃岐うどん

20年以上、空港の売店の仕事で全国を飛び回っていたオーナーの大竹さん。先代の経営者の撤退をきっかけに、「あやうた製麺」を切り盛りすることになりました。以後は、先代が紡いできた味も生かしながら、職人や奥さんとともに、「あやうた製麵」独特の麺のコシや出汁(だし)を生み出すために試行錯誤を繰り返してきました。

現在の職人かつ店長を担うのは3代目の森友樹さん。地元テレビ局のリポーターや各種イベントMCなどの活動もしています。うどん職人とパフォーマーとして活躍する“二刀流職人”は、香川でも珍しいそう。そんなユニークな職人による“本格手打ち”の麺は、材料や工程にもこだわりが満載。モッチモチな食感のうどんにするために、小麦粉は地元のうどん用小麦「さぬきの夢」とオーストラリア産小麦粉「ASW」をオリジナルにブレンドしています。

その後は軟水器で作り出した水と塩を「練り機」を使って混ぜ合わせ。この「粗練り」の作業以外は、すべて手作業で「手打ち」「包丁切り」し、うどんを作り上げています。「やっぱり、モッチモチな食感とコシの強さのある麺を作り上げるためには、本格手打ちが一番いいと思いました」と大竹さん。試行錯誤の末に生み出したうどんは、ぷるんと艶があり、やみつきになるような強いコシがあります。森さんによる本格手打ちの様子は下記のYouTube動画で紹介。ぜひチェックしてみて。➡︎YouTube動画「森友樹 香川の二刀流 うどん職人×パフォマー」はこちら

同店の出汁のベースは、地元産の伊吹イリコ、雑節、北海道産昆布。魚介のうま味を十二分に引き出し、よりあっさりとした後味を出すために、高知県産カツオ本節も使っています。

さまざまな試行錯誤を経て、納得のいく素材にたどり着いたという出汁。思わず声が出るほどあっさりした味わいに驚きです。

・地元産黒毛和牛「オリーブ牛」使用!迷ったら贅沢うどんを

『オリーブ牛肉ぶっかけうどん』(1玉)900円、(2玉)1,000円、(3玉)1,100円

迷ったら数量限定の人気メニュー『オリーブ牛肉ぶっかけうどん』のオーダーを。甘めの味付けでじっくり煮込まれた香川県産のブランド黒毛和牛「オリーブ牛」を贅沢にトッピングしています。あっさりした出汁やブランド牛のうま味も相まって、コクのある贅沢うどんに仕上がった絶品。冷たい麺なので、うどんのコシがかなり強いのも魅力です。オーダーでは、「ぶっかけ」のほか、「かけ」「つけ」「しょうゆ」「釜玉」も用意しているので好きなうどんを選択して。

・うどんの定番トッピング3種盛り!『コンちくうどん』

『コンちくうどん』(1玉)500円、2玉600円、3玉700円

レギュラーメニューの中でも比較的新しい『コンちくうどん』。大ぶりのきつねあげを意味する「コン」と揚げたてのちくわ天、卵という、うどんの定番トッピング3種を豪華に盛り付けたうどんです。「あれもこれもトッピングしたい!」といううどん好きの夢をかなえるために誕生しました。卵は、小豆島産オリーブオイルを加えた飼料で育てられた鶏の「オリーブ卵」を使用。濃厚な黄身に箸をつけてかき混ぜながらご賞味あれ。

・“風変わり”な季節のメニューにも注目

『ブロッコリーしょうゆうどん』(1玉)700円、(2玉)800円、(3玉)900円 ※数量限定

観光客が驚く、季節替わりの一風変わったメニューもお見逃しなく。秋から春にかけては『ブロッコリーしょうゆうどん』が登場しています。香川県産のブロッコリーを、うどんで堪能する新感覚なメニューは、県民の健康と栄養面に配慮して誕生したそう。地産地消も目的といいます。

いただく際は、ガーリックオイルと「うどんしょうゆ」をお好みの量だけかけます。スタッフおすすめの味わい方は、しょうゆを2回りかけた後、ガーリックオイルでブロッコリーや麺とミックス。想像もつかない味ですが、一口味わうとブロッコリーやにんにく、しょうゆの風味が絶妙にマッチしています。野菜嫌いな人にもおすすめ。

うどん以外にも、『とり天』や『こうや豆腐』『ちくわ天』など、天ぷら(各110円)もスタンバイ。すぐに売り切れるため、トッピングなどで天ぷらも味わいたいときは、早めに訪れるのがおすすめです。

・うどん作りができる生地や『半生うどん』の販売も

店内入口付近では、家庭でも本場・讃岐うどんの味を楽しめる「あやうた製麺」の半生うどん、『かけつゆ』(50円)、『つけつゆ』(50円)などが販売されています。ユニークなポイントは、職人手作りの「うどん生地」が密封された『生うどん(生うどん生地6人前)』(1,200円)も受注販売されていること。袋のうどん生地を包丁で切ると本格手打ちうどんの完成です。自宅でも簡単にうどん作りができますよ。

絶景を眺望できるロケーションで、至福の一杯を提供する「あやうた製麺」。あっさりした出汁とコシが強い麺は、数々の著名人が訪れるほどの魅力です。

「あやうた製麺」を運営する「あやうたライフ」は、手打ちうどんやドローン操縦体験も行っています。また、鉄道模型ジオラマ「あやうたレールウェイ」の貸し切り営業も可能です。各体験や利用についての詳細は下記のHPでチェックを。➡︎公式HPはこちら

■詳細情報

■DATA

あやうた製麺

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田西1785
電話番号
0877-86-3993
営業時間
11:00~14:00
※店舗の繁忙期状況により電話に出られない場合があります

【丸亀】讃岐富士を望むセルフうどんの王道店「なかむら」 “とぅるん”としたなめらか麺に舌鼓

・セルフうどんの代表格「なかむら」

坂出ICから約15分、JR丸亀駅から15分ほど車で進んだのどかな風景の中にある「なかむら」。初代から2代目まで続いた、お客さんが裏の畑からネギを採ってきて刻む究極のセルフスタイルは、数々のメディアで取り上げられ、今も語り継がれる伝説。現在もほかのうどん店とは一風変わったセルフスタイルが用意されています。

店舗の外にあるメニュー表を見て、注文したいうどんを決めたら、いざ中へ。入口横のカウンターでうどんをオーダーします。カウンター近くには、自分で麺を温める用の羽釜がスタンバイ。テボに麺を入れて自分好みに温めてみて。

座席数は、店内とテラス席を合わせて約50席。テラスは、小型・大型犬など、ペットの同伴が可能です。大将のおすすめは、店舗裏のテラス席。昔話に出てくるような円錐の“おむすび山”「讃岐富士」を眺めながらうどんを楽しむという、のどかな時間を体感できます。

・伝承し続けられる本格手打ちうどん

「なかむら」の特徴は、ツヤのある細麺で、コシがありつつもやわらかい食感。2024年時点で3代にわたり受け継がれる手打ち技で生まれるうどん は、代替わりごとにアレンジが加わっています。

一糸乱れぬキレイな麺線に整えるため、生地をこねる際の水と塩の加減には神経を研ぎ澄ませます。麺を熟成し、足踏みした後の麺を寝かす時間は、約20時間。妥協のない丁寧な工程により、同店特有の“とぅるん”としたなめらかな麺ができ上がります。「できるだけ太くならないように麺を細くして、コシのあるやわらかい食感になるよう意識しています」と現在の大将。営業時間中は休む間もなく麺を打ち続けています。

『かけうどん』(小・1玉)250円、(大・2玉)350円、(特・3玉)450円

創業当時から変わらない味で愛され続ける『かけうどん』。地元のウルメ、サバ節、薄口しょうゆをブレンドした出汁は、魚介のうま味が十二分に引き出され、なめらかな麺を引き立てます。黄金色の澄み渡る出汁とのコンビが素朴で美しい『かけうどん』は、そのまま素材の味を楽しんでもよし、お好みで薬味を入れて味わってもよし!

『ゆだめうどん』(小・1玉)310円、(大・2玉)410円、(特・3玉)510円

熱々のゆで汁をためたうどんを、つけ汁で味わう『ゆだめうどん』。つけ汁にさっと浸すだけで奥深い味がうどんに染み渡ります。

一口目で豪快にうどんをつけ汁に入れるのが、スタッフおすすめの味わい方。心も体もほっこりする温かい一品です。

『肉ぶっかけうどん』(小・1玉)600円、(大・2玉)700円、(特・3玉)800円 ※平日限定

平日しか味わえない『肉ぶっかけうどん』にも注目を。甘めの出汁がかけられたぶっかけうどんに、じっくりと煮込まれた牛肉をあふれんばかりにのせています。レモンを牛肉に絞ると、酸味も相まってさっぱりした味わいに。ぶっかけなので、ほかのメニューよりもコシと麺の弾力がアップ!

・名物「エビ天」が話題!季節の食材を使った天ぷら

天ぷらは常時20種類ほどがスタンバイ。同店名物の『エビ天』(130円)や『高野豆腐』(140円)、季節の食材を使った天ぷらなどが豊富に並びます。2代目の大将が現役で揚げているというウワサも。

『エビ天』130円

讃岐の特産品『エビ天』は、天ぷら内での人気ナンバーワン。瀬戸内産の小エビを使った練り物で、ふわっとした衣が特徴です。香ばしい味ですが、うどんの出汁にふやかして食べると甘みがプラス!

天ぷらを目的で訪れる人もいるほど、昔から天ぷらにも定評のある同店。薄めの衣でカリッとした揚げたての天ぷらが味わえます。常連さんの中には、好きなうどんの上にそのままトッピングする人もいるそう。

県外では珍しい『高野豆腐』(140円)は、しょうゆなどにつけるよりもそのまま味わうのがおすすめだそう。

ダイナミックに揚げられた『昆布天』も人気。うま味と甘さたっぷりの隠れた人気メニューです。このほか、サヨリやアスパラなど、季節に応じたメニューも用意。うどんにのせて出汁に浸しながら食べると、また違った味わいを楽しめます。

 

・おいしさを丸ごと閉じ込めた麺の販売も

同店では、家庭でも気軽に調理して味わえるよう、『半生うどん』(400円)や特製のしょうゆも販売されています。『小麦粉』や郷土料理の『しょうゆ豆』も持って帰ることができるので、ぜひお家でも「なかむらうどん」を堪能してみて。

3代受け継がれてきた名店「なかむら」。程よいコシとやわらかい細麺を、「讃岐富士」を眺めながらすすったり、ペットと一緒に出かけたり、思い思いの時間を過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

なかむら

所在地
香川県丸亀市飯山町西坂元1373−3
電話番号
0877-98-4818
営業時間
9:00~14:00(うどんがなくなり次第終了)

【丸亀】「純手打うどん よしや 」“オールハンドメイド”がこだわり!変わり種メニューも充実

・次代の旗手「純手打うどん よしや」

讃岐うどんの有名店が集まる香川屈指のうどんの街・丸亀。その一角に、幼い頃から「一流のうどん職人」に憧れを持ち、修業と試行錯誤の日々を乗り越えて店を開いたという「純手打うどん よしや」があります。

同店のコンセプトは“オールハンドメイド”。日本一うどん店の多い香川県内においても手打ちをうたうお店はあっても手切りまで行っているお店はほとんどない中で、現在も手作業に徹しています。ひと手間もふた手間もかかるこの製法を貫く思いの裏には「地元の伝統文化を受け継いでいきたい」という地域愛とうどん愛にあふれ、その姿勢が評価されてテレビやメディアで何度も紹介されています。

暖簾(のれん)をくぐると厨房から「いらっしゃいませ!」という明るい声が響き、店内は活気にあふれています。大人4人がゆったりと腰を掛けられる広々としたテーブル席が並び、3人以上のグループでも立ち寄りやすい雰囲気。

1人でも気軽に入れるカウンター席や足を伸ばしてくつろげる座敷席も完備。県内のうどん店でも座敷があるのは限られているので、小さな子どもを持つファミリーにとっては訪れやすい貴重なお店です。

注文の際は食券の購入を忘れずに。カウンターのスタッフに食券を渡したら、選んだ天ぷらやおでんを取り、うどんを待ちましょう。

・機械を使わない“手練り・手切り麺”

同店のうどんの魅力は、手切りならではの“いびつさ”にあります。手で一本一本、魂を込めて包丁で切るため、機械切りのように真っすぐな断面や均一な太さにならないのが手切り麺の特徴です。「これこそが手切りの良さ。凸凹させることで麺一本あたりの表面積が広くなり、その出汁がよく絡むんです」と、店主は欠点ではなく強みとして最大限に生かしています。

麺のやわらかなコシも同店のうどんの特徴の一つ。老若男女問わず愛され、特に近くに住む年配の常連客が多いため、“誰でも食べやすい食感や味わい”は何よりも大切にしているのだそう。また、毎日通うお客さんも多いことから、つるっとやわらかくのど越しのいい麺に仕上げています。

・地元素材を取り入れたご当地うどんも

『炙っていいとも!』(小) 650円

秘伝の麺と出汁(だし)に、四国産の素材をかけ合わせたご当地うどんも充実!コクのあるうま味とあっさりとした脂身が特徴の「讃岐もち豚」を使ったメニューは『讃岐もち豚の肉ぶっかけ』『讃岐もち豚の肉うどん』(各650円)『炙っていいとも!』の定番のほか、秋~春限定の『イリコかけ豚』(670円)の4種がラインアップ。

飼料作りから生育環境までとことんこだわり抜き、なるべくストレスを与えないように大切に育てられた豚肉は、驚くほど臭みがなくやわらか。香川県が誇るこのブランド豚肉を、『炙っていいとも!』では軽く下ゆでしてから炙ることで、焦がした脂とともにうま味を肉の中にギュッと閉じ込めています。ほんのり甘めのかけしょうゆとの相性は言わずもがな。ボリュームもあって「最高!」の一言に尽きます。

『イリコかけ豚』(小)670円 ※10~5月限定

10~5月の8カ月間限定で提供している『イリコかけ豚』は、定番の『讃岐もち豚の肉うどん』の上に同店の出汁に使っているものと同じ「伊吹イリコ」をトッピングしたもの。

イリコと豚肉という一見ピンとこない二つの素材をまとめるのは、隠し味の「自家製イリコオイル」。一匹ずつ手作業で腹わたを取り除いたイリコを粉末状にしたものから、うま味や香りを抽出しているそう。このオイルを特製出汁にブレンドすることで、深みのある味わいと「讃岐もち豚」に負けないうま味が生まれます。「味変はぜひ白コショウで」と店主。ちょっぴり懐かしい中華そばのような味わいが楽しめますよ♪

『のり玉うどん』(小) 620円

正月に期間限定で販売するやいなやそのおいしさが話題となり、グランドメニューに仲間入りを果たした『のり玉うどん』にも注目を!瀬戸内海産ののりを、板に敷かずにそのまま焼いて乾燥させた「素干し風焼のり」を麺が見えなくなるまでたっぷり使った贅沢な逸品です。

テーブルに運ばれてきた瞬間、ふわっと香る磯の香りに食欲がそそられます。食べる時はぜひ、うどんを温泉卵の黄身とのりを麺にたっぷり絡ませて召し上がれ!イリコが効いた特製出汁とのりが奏でる上品なハーモニーと磯の香りが広がる、余韻までおいしい一杯です。

『すだちひやひや』550円 ※6~9月限定

夏季は徳島県産のすだちを一面に浮かべたすだちうどんが登場します。毎年この時期がくるのを首を長くして待つファンも多く、季節限定にして名物でもあります。爽やかなすだちの香りに包まれ、夏の涼を感じてみては。

うどんのおいしさを引き立てる自家製の天ぷらも12~13種類ほどそろい、麺からトッピングまで手作りにこだわる「純手打うどん よしや」。曜日を問わず朝からお客さんでにぎわい、早い日はお昼前後に完売してしまうという人気店で、“昔ながらの讃岐うどん麺”を型にはまらない“新しいスタイル”で味わってみませんか。

■詳細情報

■DATA

純手打うどん よしや

所在地
香川県丸亀市飯野町東二343-1
電話番号
0877-21-7523
営業時間
7:00~14:00 ※麺がなくなり次第終了

【丸亀】3代続く製麺所「まえばうどん」香川県産小麦の上品な風味と手打ちの力強いコシが自慢!

・綾歌町のセルフの雄「まえばうどん」

うどんの名店が名を連ねる丸亀市。1960年にこの地で創業し、3代にわたって受け継がれてきた製麺所「まえばうどん」があります。2021年2月に全面改装した外観は真新しい印象ですが、歴史が長く、地元はもちろん、県内外の人から長く愛されてやまない人気店です。

お昼どきにはうどんを目当てに長蛇の列ができますが、麺や出汁、天ぷらを持ち帰りで購入するお客さんの姿も。古き良き讃岐うどんの日常がここにあります。

木を基調とした清潔感あふれる店内は、カウンターとテーブル席がバランスよく配されています。同店はセルフスタイルなので、入店したらまずは受付で好きなうどんを注文して、その場ででき上がりを待ちます。うどんを受け取り、天ぷらやおにぎりを一緒にトレーにのせたら、右手にあるレジで会計を済ませて、後は好きな席で召し上がれ♪

「おいしさには誇りを持っています。麺一本余すことなく味わい尽くしてほしい」と語る店主。製麺にかける情熱はもちろんのこと、セルフスタイルとあれど年配のお客さんには配膳をするといった姿も見かけられ、ホスピタリティあふれる接客にほっと心が温まります。

同店の麺は、うどんに最適とされるオーストラリア産「ASW」や讃岐うどん用に開発された香川県オリジナル品種「さぬきの夢」をはじめとする3種類の国産小麦粉をブレンド。それを先代から引き継いできた技術や知識を駆使してこね上げ、コシのある力強い麺が生まれます。

出汁は、讃岐うどんでは主流なイリコ、だし昆布、かつおの合わせ出汁がベース。イリコの持つ香りを最大限に生かしつつ、臭みを抑えるため、丁寧な下処理を徹底したり、返し出汁※1にしたりと手間をかけることで、甘味が強くクセのない味わいに仕上げているそう。

※1 返し出汁とは…砂糖、みりん、酒などを加え、煮かえした調味しょうゆのこと。

・定番はやっぱり『かけうどん』

『かけうどん』(小)250円

ここに来たらまずは最初に食べてほしいのが定番の『かけうどん』。麺の力強いコシや香り高さ、かけ出汁のうま味をダイレクトに感じることができるのは、このメニューのほかありません。

また、「小(1玉)」250円、「大(2玉)」360円、「ジャンボ(3玉)」540円という手ごろな料金設定もポイント!好きな天ぷらと合わせてアレンジを楽しめるのも、シンプルだからこそです。

同店の『かけうどん』は、ゆで上がった麺に自分で好きなだけ出汁をかけるスタイル。控えめにかけてもたっぷりかけても、値段が変わらないのがファンにはうれしいですね。毎日のように通うリピーターの中には、同店の出汁は“宇宙一”と賞賛する人もいるほどのおいしさで、イリコの甘みがふわっと広がる優しい味わいが魅力です。

『かけうどん』の麺は、ゆでたてを水で締めた後、ゆで釜で再び温めた麺の「あつ」か、ゆでてから一度水で締めた「ひや」が選べるので、麺の違いを食べ比べてみるのも楽しいですよ。

『かけうどん』(小)250円 + 『自家製きつねあげ』120円

『かけうどん』にトッピングをするなら、自家製のきつねあげは外せません。甘辛い特製出汁が中までしっかりと浸み込んだきつねは、食べるたびに出汁がじゅわり。その甘味とうま味がかけ出汁に溶け込むことで深みが増し、おいしさがさらにアップします。うどんを覆うほど大きなきつねあげを、ぜひ一度ご賞味あれ♪

・店主おすすめの『ざるうどん』や冬季限定『しっぽくうどん』も

『ざるうどん』(小)340円

店主が『かけうどん』と同じくらいおすすめする『ざるうどん』は、出汁としょうゆをしっかり利かせた甘口のつゆでいただきます。麺をゆでてから水で締める分、温かい麺に比べてコシが強いのが特徴。もっちりとした力強い弾力をかみしめながら、つゆとのハーモニーを楽しみます。

近くで見ると、エッジが立つパキッとした断面と艶やかな美しさが一目瞭然。麺一本一本に歯応えがあり、女性なら1玉でもお腹いっぱいになるくらいの満腹感が得られます。お好みでネギやショウガといった薬味を付けて召し上がれ。

『しっぽくうどん』(小)520円 ※12~4月ごろ限定

香川の郷土料理『しっぽくうどん』は、冬の大定番。ダイコンやニンジン、サトイモといった数種類の野菜と油揚げをうどんのかけ出汁で軽く煮込み、麺の上にかければ完成です。同店では香川県産の金時ニンジンなど、地元野菜をなるべく取り入れているそう。特にサトイモはねっとりとした食感を生かすため、近くで採れた新鮮なもの以外は使わないようにしているといいます。

また、一般的な鶏肉ベースのしっぽくうどんとは異なり、同店のものは牛すじ肉を出汁に使うのがこだわり。「鶏肉よりもうま味の強い牛すじを使うことで生まれる深みのある味わいこそが、うちのしっぽくうどんの魅力です」と語ります。麺と同じくらい野菜がたっぷり入っているので、見た目以上にボリュームが満点!これで一杯520円は破格ですね。

・オススメの天ぷらランキングTOP3

第3位『とり天ぷら』140円

常時10種類ほどある自家製の天ぷらの中で「人気爆発!」とおすすめするのが『とり天ぷら』。薄く開いた鶏むね肉に青のり入りの衣をたっぷり絡めて揚げた一品です。この青のりが、イリコを使った同店の出汁と絶妙にマッチ!そのまま食べるのはもちろん、出汁に浸して食べてもGOOD!

第2位『日高こぶ天』120円

うどん出汁を取ったときに出る日高昆布の“出汁ガラ”を甘く炊き、サックリ香ばしく揚げた『日高こぶ天』。香川県では一般的な昆布天ですが、実は全国では珍しく、いわば“ご当地天ぷら”です。衣の中からふわっと広がる甘い昆布の香りは、一度食べるとやみつきに。食感も楽しく、ついつい箸が伸びるおいしさです。

第1位『蒲鉾扇揚げ天』130円

第1位は色鮮やかなかまぼこに切れ目を入れ、扇の形に開くように揚げた『蒲鉾扇揚げ天』。ちょっぴり甘めのかまぼこは、衣を付けて揚げるだけで味が決まる優れもの。どんなうどんにも上にのせるだけでパッと器が華やぎ、食欲もそそられる一品です。

丸亀市綾歌町で60年以上、世代を超えて愛され続けるうどん店「まえばうどん」。受け継がれてきたレシピに納得するのではなく、“おいしいうどん”を求めて「毎日が勉強」と研究を重ねる店主のひたむきな姿勢や愛がこもったうどんを一度食べれば、長年愛される理由が分かるはずです。麺・出汁・天ぷら・接客、すべてに妥協しないアットホームなうどん店で、“手作りの温かさ”を感じてみては。

■詳細情報

■DATA

まえばうどん

所在地
香川県丸亀市綾歌町栗熊東420-2
電話番号
0877-86-2014
営業時間
10:30~14:10 ※麺がなくなり次第終了

【高松】天空カフェ「れいがん茶屋」ロケーション抜群!絶景とランチとスイーツに癒やされて

・屋島山上のカフェ「れいがん茶屋」

JR屋島駅・琴電屋島駅から車で約10分、屋島ドライブウェイ終点の南嶺(なんれい)駐車場から徒歩約8分の場所にある「れいがん茶屋」。絶景を眺めながら食事やスイーツを楽しめる老舗カフェです。屋島山上の休憩所として、長年、老若男女問わず幅広い年齢層の人から愛され、県外や海外からも多くの人が訪れる人気店。

明治時代から建つ同店のリニューアルを手がけたのは、すぐ隣のユニークな形をした屋島山上交流拠点施設「やしまーる」と同様、建築家の周防貴之氏。眼下に広がる景色を最大限に生かすため、床の高さを上げた設計になっています。床の表面は石の粒が浮き出る洗い出し仕上げで、素朴で自然な風合いが魅力。室内にいるのに外にいるような、開放感あふれる気持ちにさせてくれる空間です。

店内は総ガラス張りなので、どの席に座っても海を眺められるのがうれしいポイント。高松の街並みや、瀬戸内海に浮かぶ島々、行き交う船など、つい時間が経つのを忘れてしまうほど穏やかな景色が広がります。瀬戸内国際芸術祭の作品として2022年8月に完成した「やしまーる」も眺めることができますよ。

・たぬきのお腹をイメージ!?ジューシーな手ごねハンバーグ

『れいがん太三郎ハンバーグ 洋風ソース/和風ソース(サラダ・スープ付き)』1,800円

メニューは地元香川で出張料理人として活躍する「La Salute (ラ・サルーテ)」の中野誠司シェフが監修。メニューの名前や見た目からも屋島を感じられる遊び心あるランチやスイーツが楽しめます。

こちらは、ハンバーグ、サラダ、スープがセットになったランチメニュー。ハンバーグの上にのった目玉焼きの✕印は、日本三名狸に数えられている「屋島太三郎狸」のお腹をイメージしています。

国産の牛肉と豚肉の合いびき肉を使用し、肉感たっぷりのジューシーなハンバーグは食べ応え満点。ソースは洋風のデミグラスソースと和風のゆずポン酢ソースの2種類から選べます。ハンバーグの付け合わせとして、取材時はカボチャ、ナス、パプリカ、ズッキーニの素揚げ。旬の野菜を使用し、素材そのものの味と食感を大切にしています。レタス、トマト、ニンジンのシンプルなサラダはドレッシングが自慢。商品化を求める声が絶えないほど、お客さんから好評なのだそう。
また、食器は1,000回落としても割れない素材でできた「ARAS(エイラス)」を使用していて、環境に優しくサステナブルな観点も取り入れています。

・本格エスプレッソのティラミスが絶品

『屋島ティラミス』1,200円

「れいがん茶屋」から見下ろした景色をイメージして作られたユニークなプレート。ティラミスが屋島、バニラアイスは小豆島、キャラメリゼしたバナナは男木島・女木島を表現しています。

ティラミスはほろ苦いエスプレッソとマスカルポーネが絶妙にマッチ!なめらかな口当たりで食べる手が止まらなくなるかも。オリーブオイルがかかったバニラアイスは、意外な組み合わせと思いきや、コクが生まれ甘さが引き立ち、やみつきになること間違いなしの一品です。瀬戸内海を眺めながら、「どの島から食べようかな?」と迷いながら食べるのもおもしろいですね♪

・写真映えするドリンクメニューが人気

『クリームソーダ』650円

ドリンクメニューで人気No.1の『クリームソーダ』は、インスタ映え間違いなし!鮮やかなグリーンが海と空のブルーによく映えます。写真を撮った後は甘いバニラアイスとシュワっと爽やかなソーダのコラボレーションを楽しんで。

『瀬戸内レモネード』600円

すっきり爽やかな味わいの中に、優しい甘みを感じる『瀬戸内レモネード』。輪切りのレモンで飾られているのがキレイで、思わずカメラを向けたくなります。透明感のある写真にチャレンジしてみて♪

・かわいい狸の形をした新名物「やしかま」

『やしまのたぬき(チーズ入り)』350円

れいがん茶屋、熊野かまぼこ、百十四銀行が共同開発したれいがん茶屋限定のかまぼこ。ゆる~い狸の表情に思わず頬がゆるみます。ひと口食べると、弾力のあるかまぼこの中からとろりとしたチーズが。売り切れの場合もあるので、見つけた際はぜひゲットしてみて。3色のかまぼこをまるでお団子のように串に刺した『3色だんご』(350円)も人気です。

「窓からの景色がまるで絵画のように見えるお店」をコンセプトとしてリニューアルした「れいがん茶屋」。店内で過ごしていると、願いを込めてかわら投げをしたり、風景を楽しんだりしている人たちと、思いがけないコミュニケーションが取れることも。ここでしか見られない絶景もごちそうとしてランチタイムやお茶の時間を贅沢に過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

れいがん茶屋

所在地
香川県高松市屋島東町1784
電話番号
087-841-9636
営業時間
カフェ/11:00〜17:00(L.O. 16:30)
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)

【高松】「きまぐれな猫のおひるね」で楽しむミックスジュース&店主とのおしゃべりタイム♪

・ジューススタンド「きまぐれな猫のおひるね」

「きまぐれな猫のおひるね」は、高松市の中心街に程近く、ことでん瓦町駅から徒歩約8分の塩上町エリアにあるジューススタンドです。個性的で印象深い店名は、誰にでも覚えてもらいやすいようにという店主の思いが込められています。閑静な住宅街エリアで、ひときわ目立つグリーン色のドアが目印。かわいい店構えに心がワクワク。

こぢんまりとした隠れ家のような店内は、ドアと同色のビビッドな壁がアクセント。スタッフとの距離感も近く、会話も楽しめる空間です。

ハイテーブルやカウンターでのイートインも可能。壁に貼られているのは来店したお客さんの写真。同店へ訪れた記念に、店主がインスタントカメラで撮影してくれるんだそう。公式Instagramに載ることもあるかも?!

自ら“コミュケーションジューススタンド”とうたっている通り、お客さんとお話しするのが大好きという店主。周辺には学校が多く、下校時間に訪れる学生の悩み相談の場としてもにぎわっています。

看板商品はフルーツミックスジュース

学生も気軽に利用できるよう、できるだけ手頃な値段で提供されている品々。ほとんどのキャッシュレスサービスに対応しているので、現金を持ち歩かない人も利用しやすいですよ。各種フードデリバリーサービスからも注文できます。

左から『ブルーベリーMix』『ストロベリーMix』 各450円

ドリンクメニューのイチオシはミックスジュース。人気の『ストロベリーMix』は、優しい甘さですっきりと飲みやすい仕上がりです。『フルーツMix』や『ブルーベリーMix』、フレッシュバナナを使用した『バナナMix』も見逃せません(各種450円)。季節限定でメロンやマンゴー、パインなどが出ることも。プラス80円でホイップクリームのトッピングも可能です。

『抹茶ミルクフラッペ』500円

マイルドな抹茶感にたっぷりトッピングされたホイップクリームが満足度高めな『抹茶ミルクフラッペ』は、2023年夏からの新商品。寒い時季にはHOTバージョンをどうぞ。

そのほか、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れる『ホットコーヒー』(400円)や、コーヒー風味のホイップクリームがのった『ダルゴナコーヒー』(400円)でホッとひと息つくのもオススメ。仕事終わりにフラッと寄ってちょい飲みを楽しみたい人には瓶ビールもありますよ!

サクッと食感の軽食メニューもやみつき♪

『ライスコロッケ S』350円

揚げたてのフードメニューもスタンバイ。リピート率の高い『ライスコロッケ』は、薄皮のような衣がサクッと小気味よい歯触り。Sサイズ(350円)とLサイズ(680円)から選べます。

ミートソースのリゾット風ライスとチーズのコク感が食欲をそそります。冬は、季節限定のあったかスープ『ミネストローネ』(500円)とともにどうぞ。

『かりかりポテト L』680円

一番人気は『かりかりポテト』。その名の通り、かりっとさくっと食感の定番フライです。Sサイズ(350円)とLサイズ(680円)の2タイプに加えて、オプションのソースもスタンバイ。ミックスジュースとセットになった“甘じょっぱいセット”は、当日のドリンクが何になるかお楽しみに。

『チリ』『タルタル』『トマトガーリック』の3種ソース(各50円)で味変しながら食べるのも楽しいですよ。『トマトガーリック』は、トマトの酸味にガーリックのしっかりとした風味がアクセントになっています。

高松市内のさまざまな店とコラボしたお弁当が、毎週火曜のみ1種類販売されています。取材日の弁当は、香西北町「きまぐれKitchen kiki」のもの。InstagramのDMやTEL、来店時に来週分を予約できます。詳しくは公式Instagramで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

・“きま猫”のクッキー&トレーナーもかわいい!

『きま猫型クッキー 5個入』150円

同店のロゴにもなっているオリジナルキャラ“きま猫”をモチーフにした商品も要チェック。ネコの形をしたキュートなクッキーは人に配るプチお菓子としてぴったり!

『きま猫トレーナー』2,900円

オリジナルグッズのトレーナーは、胸元に刺繍された“きま猫”がワンポイントアクセント。シンプルで普段使いしやすいデザインです。

フレンドリーな店主とのおしゃべりとともに、フルーツミックスジュースや軽食を楽しんでみて!店舗北側のチョークアートを生かして撮影するとフォトジェニックですよ♪

■詳細情報

■DATA

きまぐれな猫のおひるね

所在地
香川県高松市塩上町3-9-1
電話番号
050-8884-3814
営業時間
11:00〜19:00

【高松】クレープ専門店「ジェニーピンククレープ」オープン!POPでキュートな本格クレープを

POPでキュートな「Jenny Pink Crape(ジェニーピンククレープ)」

ことでん片原町駅から徒歩4分、高松ライオン通商店街にある「川東クレープライオン通り店」が、2023年12月18日にリニューアルオープン!ポップでキュートなピンクを基調とするインテリアにガラッと様変わりし、店名も新たに「Jenny Pink Crape(ジェニーピンククレープ)」として再スタートしました。華やかな色合いが目を引きますね!

以前は店先の券売機で注文するスタイルでしたが、リニューアル後は店内での対面注文に。クレープのほか、外から見えるショーケースにはプリンなどの手土産にぴったりなスイーツも並んでいます。

壁面に掛けられた焼き菓子やオリジナルグッズ類もインテリアの一部と化して、よりかわいらしい雰囲気になっています。席数は少ないですが、1階でもイートイン可能。ここにいるだけでなんだか元気がもらえる空間です。

2階のイートインスペースもピンクの壁と市松模様の床にチェンジ。店内のどこを切り取っても映えるクレープ写真を撮りやすくなった、フォトジェニックな店内です。

どれもハズレなし!フルーツやプリンがのったクレープたち

以前訪れたことのある人は、店名と雰囲気の変わりように一瞬戸惑うかもしれませんが、ご安心を。本格的な洋菓子要素たっぷりのクオリティの高い味はそのままです。目の前でクレープが仕上がっていくライブキッチンにも注目を。

左から『ジェニー・バナナ』『ジェニー・ベリー』各600円

『ジェニー・バナナ』と『ジェニー・ベリー』は手頃なフルーツ系メニュー。同店オリジナルデザインの包み紙もキュート。切り取り線のある紙なので食べ進めやすいです。

『ジェニー・バナナ』は、純生クリーム、カスタード、チョコムース、チョコソース、ミルクプリンにバナナを合わせた、安定感のあるクレープ。さまざまな食感と味の変化で最後まで飽きずに食べられるのが同店の特徴です。ピンクのフィユティーヌ(焼きクレープ生地)は隠れオシャレ要素。

『ジェニー・ベリー』は、純生クリーム、カスタード、イチゴムース、イチゴソース、ミルクプリンにフレッシュなイチゴをプラス。イチゴのクレープメニューはもう一つありますが、こちらはつい手が伸びる値段がうれしいバージョン。

『やっぱり王道 さぬきのイチゴ姫』900円

香川のオリジナル品種「さぬきひめ」がそびえ立ち、イチゴクリームの酸味と果肉感のあるイチゴソースがアクセントになった、まさにイチゴ尽くしのクレープ。純生クリームとのバランスもばっちりで、爽やかな後味が特徴です。

『クレープの上で踊る 丸ごとプリン』600円

プリンとクレープが夢のコラボレーション!落としそうな不安要素もありますが、プリンは固めなので意外と安定感があります。カスタードプリンとチョコプリン、あなたはどちら派?好きな方をチョイスして。チョコプリンは引き締め感のあるビターテイストでコクもしっかり。なめらかなテクスチャで満足度高めです。もちもちクレープと相まって食べ応えもバッチリ!

プリンやオリジナルグッズも要チェック!

『プリン(バニラ/チョコ)』各300円

クレープメニューにも使われているプリンはテイクアウトOK。バニラとチョコの2種類。『プリン3個セットBOX』(1,100円)は手土産に◎。

『Hotコーヒー』350円

クレープのお供にホットコーヒーやレモネード、アップルサイダーなどのドリンクもスタンバイ。2階席でゆっくり味わうのもよし、気軽にテイクアウトするのもよし。

『焼き菓子』300円〜

1階の壁面に掛けられた、かわいいパッケージの焼き菓子も見逃せません。クレープの包み紙に入った詰め合わせセットはギフトにピッタリ。ガトーショコラ、マドレーヌ、焼きメレンゲの3品入り。元ケーキ店の店主が作る本格焼き菓子もおすすめです。

『ロングスリーブTシャツ』3,500円

スタッフも着用しているロングスリーブTシャツ(3,500円)や襟付き半袖シャツ(6,000円)などのオリジナルデザインが施されたアパレルグッズも販売されているので、気になった人は購入してみては?

『キーホルダー』500円、『ステッカー3枚入り』500円

ライオン通にちなんだ、同店オリジナルキャラクターのグッズもかわいいですよ。どれでも購入して次回持参すると、なんとクレープメニューが100円引きになるサービスも。本格的なクレープの味はそのまま、装い一新、ポップになった「ジェニーピンククレープ」へぜひ行ってみて!

■詳細情報

■DATA

Jenny Pink Crape(ジェニーピンククレープ)

所在地
香川県高松市大工町2-31
電話番号
070-8484-4419
営業時間
12:00〜18:00

【高松】「SETO rama by shu1」で楽しむオーシャンビューと絶品チーズケーキ

・絶景カフェ「SETO rama by shu1(セトラマ バイ シューイチ)」

高松市大工町にあった「SHU1(シューイチ)」が2022年8月、高松市浜ノ町のインテリアショップ「LIVLOV(リブラブ)」2階へ移転オープン。以前は週1日のみの営業で“シューイチ”という店名でしたが、こちらでは営業日が大幅に増え、より利用しやすくなりました。

装いを新たに店名も「SETO rama by shu1(セトラマ バイ シューイチ)」へチェンジ。“SETO rama”とは、瀬戸のパノラマ風景を縮めた造語。その名の通り、瀬戸内海を望む景色も魅力のカフェです。

できる限り添加物を減らし、地産地消を心がけたランチやスイーツなどのメニューは、素材の風味を生かしつつ、ハイセンスに仕上げられているのが特徴。

スイーツの前にランチを!

『SETO rama スペシャルランチプレート』1,650円

ランチでオススメのメニューは『SETO rama スペシャルランチプレート』。メインや副菜などを少しずついろいろ楽しめる、野菜たっぷりでヘルシーなワンプレートランチです。色味も美しく目にもごちそう!瀬戸内の海に浮かぶ船のようなプレートもこだわりポイントの一つです。

主食は、父母ヶ浜(ちちぶがはま)の塩マフィン、クロッフル、オリーブご飯の中から一つ選べます。平日のみドリンクが無料で付くのは見逃せませんね♪

取材時の内容は、オリーブ豚ハンバーグ、カボチャのキッシュ、カボチャの冷製豆乳スープ、グリーンサラダと坂出金時イモ。ハンバーグはミニサイズですが、しっかりとした味と食感で食べ応えは抜群。

キッシュは旬の野菜をたっぷり使い、野菜自体の優しい甘さを生かした仕上がり。オリーブご飯は、黒米を混ぜて炊いた白米に黒オリーブを合わせています。栄養たっぷりで体に優しいのがうれしいですね。

ちなみに、選べる主食の中の一つであるマフィンは店舗を持たないマフィン専門店「Re Muffin(リーマフィン)」の『父母ヶ浜の塩マフィン』。同店で土日のみ、数量限定でテイクアウト販売もされているので、手土産などにもぜひ。

カボチャの冷製豆乳スープは、カボチャ本来の甘みを感じるすっきりと飲みやすい仕上がり。どの料理も素材の風味を生かすように調理されいて、体にしみ渡るおいしさです。ランチに付くスープは日替わりなので、何が出るかはお楽しみに。

チーズケーキは必食

『SHU1瀬戸内レモンチーズケーキ』880円

ランチも魅力的ですが、同店でぜひとも食べたいのはチーズケーキ!さまざまな種類がある中でも、まず初めにトライしたいのが『SHU1瀬戸内レモンチーズケーキ』。イートイン時には2個分が提供されます。

舌触りがとてもなめらかなテクスチャに、優しい瀬戸内レモン果汁の酸味と爽やかさ、ふわっと広がるトンカ豆の風味がアクセント。ハンガリー産の良質なアカシア生ハチミツをかけると華やかさがプラスされます。香川県産の厳選された旬のフルーツが添えられているのもうれしいポイント。

『バスクチーズケーキ』880円

人気商品の『バスクチーズケーキ』は、焦がし過ぎない絶妙な焼き加減で香ばしさを表現しています。しっかりとチーズの風味を感じられる濃厚でリッチなテイスト。イートイン時にはアイスとフルーツソースがプラスされるので、より満足度の高いスイーツに!

『3種のケーキとアイスのプレート』1,320円

いろいろなケーキを食べたい!というときにオススメなのが『3種のケーキとアイスのプレート』。『SHU1瀬戸内レモンチーズケーキ』、ティラミス風ブラックショコラ、本日のチーズケーキと本日のアイスがプレート盛りになっている、スイーツ好きにはたまらない一皿です。

ティラミス風ブラックショコラに使われている『濃いブラックショコラ』は、カカオマスを使用した本格的なチョコレートチーズケーキ。プレーンのチーズケーキ同様、なめらかなテクスチャに加え、ウイスキーにも合うよう甘さは控えめに仕上げているのが特徴。カカオの風味がグワッと広がり、大人なビターテイストがクセになります。

チーズケーキは、定番のスクエアタイプ3種類やレアチーズケーキ、バスクチーズケーキ、季節限定品など、食べ比べしたくなるものばかり。日によって種類が異なるので、ショーケースやメニューで確認してみて。レアチーズケーキ以外はテイクアウトOK!

素敵な景色を眺めながらのカフェ利用がイチオシですが、おうちでもスイーツを食べたい!手土産用に買いたい!というときも安心ですね。

瀬戸内ならではの爽やかなドリンクも

 

『SHU1風ミックスヂューチュ』880円

ドリンクメニューはコーヒーや紅茶といった定番に加え、瀬戸内の空や夕凪、夜の海をイメージしたスペシャルドリンクもスタンバイ。その中でも人気なのが『SHU1風ミックスヂューチュ』。モモ・ミカン・パイン・バナナを使用し、スムージー風でスッキリ飲みやすいミックスジュースです。

そして『瀬戸内レモンソーダ』(770円)もご当地色が強く、イチオシのドリンク。角切りの五色台レモンがゴロゴロ入っていて、見た目にもインパクト大!レモンは、オーナー自ら旬の時季に五色台へ採りに行き、角切り後に瞬間冷凍したもの。ストックがなくなれば次のシーズンまで出合えないメニューなのです。毎年秋ごろに収穫されるので、夏に売り切れていたらもう少し待ってみて。

同店の商品は精製された白砂糖を極力控え、体に優しいてんさい糖や希少糖を使用しているのも特徴。旬の素材や地産地消にこだわり、シンプルなビジュアルの中にも、香川らしさが垣間見られます。

ちょっと贅沢な特別感が散りばめられている「SETO rama by shu1」で優雅なカフェタイムを過ごして♪

■詳細情報

■DATA

SETO rama by shu1(セトラマ バイ シューイチ)

所在地
香川県高松市浜ノ町49-20 LIVLOV2階
電話番号
087-821-2998
営業時間
11:00〜17:00(L.O.16:00、ランチL.O.14:00)
ワンドリンク制

【高松】エッグタルトのお店「讃岐三白」注目のスイーツをカフェでもテイクアウトでも

・カフェもお土産も「讃岐三白(さぬきさんぱく)」

香川ならではのお土産やスイーツが並ぶ「讃岐三白」は、ことでん瓦町駅から徒歩15分ほど。街中の喧噪から少し外れた、中央公園近くのビルの1階にあります。2階の「cafe389(カフェサンパク)」では、パティシエによるスイーツやドリンクだけでなく、ランチを味わうこともできます。周辺には市役所や学校などが建ち並び、お昼時はたくさんの人でにぎわっています。

看板商品はサクサクのパイ生地に、卵の風味豊かなクリームが詰まった『エッグタルト』。お土産菓子の製造会社「ツジセイ製菓」が運営していて、中でもパイは長年の研究を重ねた自慢の一品。培ってきた熟練の技を生かし、香川ならではのスイーツを作れないかと考案したのが、オープンのきっかけになったそう。

時間がたってもサクサクなエッグタルトを目指し、試行錯誤してオリジナルのパイ生地を開発。テレビや雑誌でも取り上げられるなど、2021年の開店以来人気のスイーツです。

お店に入ってすぐの1階ではお土産物のお菓子や、テイクアウト用のケーキやプリンが並びます。持ち帰りのみの利用の時はこちらのレジへ。店内には工房が併設されていて、パティシエの手によって次々と生まれるできたてスイーツは眺めているだけでワクワク♪カフェ利用の場合は奥のエレベーターから2階へ進みます。

・2階の「cafe389(カフェサンパク)」で店内製造のスイーツをゆっくりと

2階は黒を基調としたモダンなインテリアで落ち着いた雰囲気。大きな窓からは行き交う人々や、季節によって表情を変える街路樹を眺めることができます。メニューは席にあるので、オーダーが決まれば声をかけて。

壁際の席には絵画が飾られていてまるでギャラリーのよう。3階にある絵本の専門店「アトリエロッタ」のイラストや絵本が置かれています。アートに囲まれながらのんびり食事やカフェタイムを過ごすことができますよ。

・看板スイーツ『エッグタルト』はもう食べた?

『エッグタルト(わさんぼん)』165円

『エッグタルト』の中でも定番『わさんぼん』は同店の1番人気。ヨード卵の卵黄を使ったアパレイユはバニラビーンズなどが入っておらず、シンプルなだけに卵本来のコクを感じます。香川特産の高級砂糖・和三盆の甘みは、1個だけとはいわずもう一つ…とつい手がのびるおいしさ。幅広い年代の人が親しみやすい素朴なお菓子です。

手土産にピッタリな6個入り(990円)は、箱代はなく中身の値段のみで購入OK。賞味期限は冷蔵で3日。オーブントースターで5~10分リベイクするのがオススメです。

また、イートインならではの焼きたてエッグタルトを、ドリンクと一緒にいただけるのも同店の魅力。タルトの種類は定番の『ドゥーブルショコラ』『とろけるチーズソイミートパイ』のほか、期間限定もあるので訪れるたびに楽しみが。いろんな味が食べたい欲ばりさんは、カフェ限定で1/2にカットされた4種のタルトを一度に味わえる『利きタルトプレート』(ドリンク付き800円)はいかが?

・パティシエが作ったスイーツに舌鼓

『番町プリン』430円

てっぺんにのせられたホイップクリームはまるでリーゼントさながら。ボリューム感のあるサイズで、まさに“番長”の風格。お店の所在地でもある“番町”とかけて名付けられた『番町プリン』は、白たまごと和三盆を使った上品な甘さのプリンです。昭和の喫茶店で出てきそうなレトロ感は、写真映えするだけではなく味も安定のおいしさ。ツルンと弾力があるなめらかな舌触りの虜(とりこ)になること間違いなしですよ。テイクアウトもありますが、クリームとさくらんぼがのったスタイルはカフェ限定です。

『カフェモカ』490円

エスプレッソにホイップクリームとチョコレートソースがかけられた『カフェモカ』は、甘さと苦みの両方を楽しめるホットドリンク。身も心も温まるので寒い日にぜひ飲みたい一品です。これだけでも満足感がありますが、スイーツと一緒だとさらに幸せ気分が増しますよ。ケーキやプリンと一緒に頼めば50円引きに。※その他のドリンクでもセット可、スイーツは300円以上の商品で適用

・ランチで味わえる本格的なカレーにも注目

『じっくり煮込んだビーフカレー』600円

11:00~14:00のランチタイムにはフードメニューとしてカレーが登場。定番の『じっくり煮込んだビーフカレー』はホロホロになった牛肉が口の中でほどけるほどやわらかく、スパイスの奥深い味わいを感じながらも、辛みは少なくマイルド。本格的だけどどんな人でも食べやすい味です。

好きなドリンクとの組み合わせで100円引きになるほか、カレーとドリンクにタルトがつく『サンパクセット』は1,000円とお得にいただけるのもうれしいところ。

・香川ならではのお土産がそろう

『讃岐三白オリジナルクッキー缶』(12種)3,240円

“讃岐富士”をモチーフにしたお店のロゴマークが入ったクッキー缶は、エッグタルトと並ぶ人気商品です。12種類のクッキーがたっぷり65枚入っていて、開けた瞬間びっちりと隙間なく詰まったクッキーの美しさに思わずうっとりしてしまいそう。 贈り物に喜ばれること請け合いです。

左上から和三盆、ナッツが入ったココア、フロランタン、キャラメル味の絞りだし、アイシング、和三盆を使ったメレンゲ菓子、アーモンドの絞りだし、ダージリン紅茶、チョコチップ、発酵バターと藻塩、オレンジピール、黒胡椒とチーズ。バラエティーに富んだクッキーのラインアップで飽きることなく楽しめます。説明のしおりを見ながらお気に入りのクッキーを見つけてみて。

おいしいものを食べたら大切な人にもシェアしたくなるもの。カフェでゆったり時間を過ごした後は、1階の物販エリアで手土産を買っていくのもいいですね。かわいいパッケージのお菓子がずらりと並んでいるので、帰省時や県外の友人などに、香川県ならではのお土産を探している人はぜひ手に取ってみて。

店名の由来である「讃岐三白」とは、讃岐の白色をした特産品3つ「砂糖・塩・綿」をまとめて指す言葉で、香川の人なら一度は耳にしたことがあるはず。そんな地元に愛され、地元を盛り上げるお店になりたいという思いが込められています。

贈られる人の笑顔が浮かぶような「讃岐三白」のお菓子を手土産に、話に花を咲かせてみては?

■詳細情報

■DATA

讃岐三白(さぬきさんぱく)

所在地
香川県高松市番町1-10-51
電話番号
087-880-7200
営業時間
11:00~18:00(L.O.17:30)

【丸亀】クレープ専門店「CRISPY CREPE」80種のクレープやランチメニューも♪

・「CRISPY CREPE(クリスピークレープ)」

「CRISPY CREPE(クリスピークレープ)」は、丸亀市にある話題のクレープ店。坂出丸亀バイパスの高架沿いにある、ブルーとレンガの壁が目を引くおしゃれな外観が目印です。

評判を聞きつけ、地元の人はもちろん、休日は県外からも客足が絶えない人気店。正面の扉から入るとテイクアウト専門のレジ受付、横の「サンジョウビル」の入り口から入るとおしゃれなカフェへと続きます。

「クリスピークレープ」は、「家のような立ち寄りやすくて気兼ねなく過ごせる場所を地元につくりたい」と、丸亀出身の姉妹が二人三脚で営むアットホームなお店。店名はある時、「サクサクとしたクリスピー生地のクレープがおいしいよね」と話すお母さんが命名したそう。内装から看板作り、レシピの研究まで、ゼロから築き上げた同店には、随所に家族の温かさが感じられます。

テイストが異なるテーブルが並べられたカフェ空間は、どこを切り取ってもおしゃれ。ペンダントライトが優しい光をともし、何時間でも過ごしたくなる心地よさと自然と集まりたくなるアットホームさがあります。

天井や床の板張りや電気の配線はお父さん、窓枠を飾る流木はお母さん、生花を乾燥させたドライフラワースワッグは姉妹が担当。家族全員で力を合わせてつくり上げたカフェ空間には、唯一無二の魅力が広がります。

・香川県産小麦「さぬきの夢」で作る80種類以上のクレープ

クレープの命ともいえる生地には、讃岐うどん用に開発された香川県産小麦「さぬきの夢」を使用するのがこだわり。国内外問わずいろんな小麦粉を取り寄せ、ブレンドもいろいろ試したところ、この小麦粉を100%で使うのがベストという答えにたどり着いたそう。讃岐うどん用の粉の特製を生かした「もっちり」のほか、「ノーマル」「クリスピー」「ハードクリスピー」の4つの固さと5種類のフレーバーから選べます。

生地のフレーバーは「ノーマル」のほか、そば粉100%の「ガレット」や「抹茶」「チョコレート」「キャラメリゼ」(ノーマル以外はプラス100円が別途必要)を用意しています。

『ミックスベリーカスタードブリュレ』700円

クレープのラインアップは、なんとレギュラーメニューだけでも80種類以上とバリエーション豊富!目移りするほどの具材のラインアップと選べる生地に加えて、トッピングやソースも自在にカスタマイズすることが可能。何度でもまた訪れたくなります。

イチオシは、自家製のカスタードをのせ、ブリュレしたカリカリの砂糖でクレープにふたをした「クレームドブリュレシリーズ」。中でも『ミックスベリーカスタードブリュレ』が女性客に人気で、クレープ生地の中には甘酸っぱいベリーとベリーソース、クッキー、カスタードがたっぷり入っています。

『はちみつしまなみレモンクリーム』490円

愛媛県の「石鎚(いしづち)養蜂」の無農薬国産ハチミツを、トッピングにもレモン漬けにも使ったハチミツ尽くしのクレープも人気!花の香りがふわっと香るハチミツを、甘さ控えめの純生クリームが引き立てる絶妙なバランスがやみつきになります。

クレープの中にもレモンがごろごろと入っているので、上から下までレモンとハチミツのハーモニーが楽しめるのがうれしいポイント!レモンも愛媛県産の「しまなみレモン」を使い、とことん四国の素材にこだわっています。空気をたっぷり含んだエアリーな生クリームから、時折出てくるクッキーのサクサクとした食感がアクセント。最後の一口まで五感を使って楽しんで♪

・ランチには特製ガレットや薬膳カレーを♪

『タコスガレット(スープ付き)』1,000円

ランチは「基本のガレット」「タコス」「キーマカレー」「スモークサーモン」「ソーセージとラタトゥイユ」から具材が選べる『ガレット』と、『週替わりランチ』がスタンバイ。全メニュー、地場野菜を使った日替わりスープ付きなのがうれしいですね。プラス200円~のお得なドリンクセットも用意されています。

生地は、徳島県祖谷(いや)地域の郷土料理「祖谷そば」に使用するそば粉を100%使った十割そばならぬ“十割ガレット”。テーブルに運ばれてくるやいなや周囲を満たす香ばしい香りに、思わず夢中になる一品です。

人気No.1の「タコス」も具材から一つひとつ手作り。クミンで香り付けしたミンチ肉を、レタスや自家製サルサソースと一緒に生地の上にのせ、粉チーズを振りかければ完成です。香辛料が利いた異国的な味わいをほんのり感じる同店のタコスは、日本人の舌にもぴったりです。

『週替わりランチ(スープ付き)』1,000円

『週替わりランチ』は、薬膳師であるお姉さんが一週間ごとに考案する「薬膳カレー」がたびたび登場します。また、毎朝気温や湿度などの微妙な環境の違いから、レシピを微調整しているのもこだわりポイント。カレールーを使わずスパイスから作るカレーは、カレー専門店も顔負けの本格さです。

取材日は「牛すじ肉のスパイスカレーライス」が登場!トマトベースのカレーに豆乳やスパイスを加えたカレーは、ほんのりオレンジに色付き、見た目はバターチキンカレーのよう。その甘そうな見た目にだまされてパクッと一口食べれば、フルーティーな甘さのすぐ後にピリリと刺激的な辛さが後を追います。

牛すじやジャガイモ、ナスなど、具だくさんで野菜もたっぷりなのがうれしいポイント♪食べ応えがあり、彩りも満足度も栄養も満点です。

・季節限定カフェドリンクにも注目!

『マロンラテ』700円 ※提供は10月~2月ごろ

季節限定のカフェドリンクも要チェック♪抽出したてのエスプレッソに温かいミルクを合わせたラテに、ふわふわの生クリームとキャラメルソース、カットした栗をトッピングした『マロンラテ』が秋冬の定番です。ラテの中にもマロンシロップが使われていて、栗とラテのこっくりと甘いハーモニーにうっとり。冷えた心身がゆるりとほぐれる一杯です。

使う材料や製法、お店づくりと、いろんな部分から“地元愛”と“お客さんへの思いやり”が感じられるアットホームな「クリスピークレープ」。クレープを普段あまり食べない人も、生地やトッピングを自在にカスタマイズできる同店なら、きっと好みの味が見つかるはずです。

さくっとテイクアウトするもよし、ゆっくりカフェで味わうもよし、日常の休息を取りにふらりと立ち寄るもよし。思い思いのひとときを、ここで過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

CRISPY CREPE(クリスピークレープ)

所在地
香川県丸亀市原田町2278-1
営業時間
テイクアウト/10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
カフェブース/10:00~16:00
ランチ平日/11:00~16:00(L.O.15:30)
ランチ土曜・祝日/11:00~L.O.13:30

【三木】たまご専門店「danran(ダンラン)」新鮮たまごのランチやスイーツが自慢

・たまご専門店「danran(ダンラン)」

さぬき三木ICから車で約5分の場所にあるたまご専門店「danran(ダンラン)」。四角いスタイリッシュな白い建物と、卵型の黄色い看板が目印です。南隣にある「東山産業」が運営するカフェで、自社一貫生産の卵を使ったランチやスイーツが味わえます。

「東山産業」では、良質な卵を作るため、ヒナの育成から開始し、飼料や飼育環境をトータルに管理しています。愛情たっぷりの卵をたくさんの人に味わってもらいたいという思いが、「danran」オープンのきっかけとなりました。

店内に一歩足を踏み入れると、養鶏場で採れた卵やテイクアウト用のスイーツが並ぶ物販コーナーがお迎え。

奥に併設されているカフェスペースは、大きな窓の外に自然豊かな風景が広がり、開放感のある空間です。席と席の間はゆとりがあり、ゆったりと過ごせますよ。

・土日祝限定!濃厚たまごの卵かけご飯

『danran卵かけご飯(スープ・黄身醤油付き)』605円
※提供は土日祝(10:00~16:00)

生卵と黄身醤油の2種を堪能できる卵好きにはたまらない贅沢な卵かけご飯は、黄身の味わいが濃厚な「オリーブEgg」を使用。このメニューのために作ったオリジナルの卵かけ醤油とともに提供される、こだわりの詰まった一品です。卵かけご飯を半分ほど楽しんだら、スープと薬味をご飯にかけて食べるのがdanran流。薬味の肉味噌は国産のそぼろを味噌でじっくり煮込み、アクセントにアーモンドを加えています。2度3度と楽しめる卵かけご飯をぜひご賞味あれ♪

・新鮮卵のスイーツで至福のカフェタイムを♪

『カスタードパンケーキ』858円

注文が入ってからメレンゲを泡立て、中温でじっくり焼き上げるのがふわふわの秘密。できたてをひと口頬ばると、ふわっシュワッと溶けていくような軽い食感で、思わず食べる手が止まらなくなるかも。同店で人気の『たまごシュークリーム』(200円)と同じカスタードクリームを生地に練り込んでいるので、そのまま食べてもほんのり甘さを感じます。ソースは卵の風味を感じるアングレーズソースと天然100%のカナダ産メープルシロップをスタンバイ。一枚一枚丁寧に焼き上げられたパンケーキを心ゆくまで堪能して。

『プリンパフェ(プレーン/いちご/珈琲ゼリー)』(プレーン)869円、(いちご/珈琲ゼリー)968

同店の『たまごプリン』(260円)が丸々一つ入った贅沢なパフェ。ラスクと焼きドーナツも味わえる盛りだくさんの一品です。一番のポイントは上に飾られた非売品の卵型クッキー。唯一プリンパフェでのみ味わうことができますが、年に一度開催されるイースターイベントで無料配布を行っているそう。Instagramでイベント情報のチェックを忘れずに。
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『ミルクセーキ(HOT/ICE)』539円

『たまごプリン』と国産の牛乳をブレンダーでミックスしたミルクセーキ。ミルクセーキだけを飲みに訪れるお客さんもいるそうで、多くの人から愛されているドリンクです。ひと口飲むと、甘い風味が口いっぱいに広がり幸せな気分に。優しい甘さで子どもにもおすすめです。ほっと一息つきたいときにどうぞ。

・手土産にピッタリ!たまごシュークリーム

『たまごシュークリーム』(200円)

新鮮な卵の黄身をたっぷり使用し、卵本来の風味をしっかりと味わえる贅沢なカスタードクリームが魅力のこちら。シュー生地は時間がたってもサクッとした食感。中には10個、20個とまとめて購入するお客さんもいるほど、手土産やホームパーティーにぴったりの看板商品です。予約も可能なので、たくさん購入する際はお忘れなく。店頭で販売されている『トッピング生クリーム』(216円)と一緒に食べるのもおすすめ。生クリームは同店のロールケーキでも使用されていて、あまりのおいしさに生クリームだけ購入する人も。お気に入りの食べ方を探してみてくださいね。

「だんらんの中心にdanranの商品を届けたい」をコンセプトとした、たまご専門店「danran(ダンラン)」。愛情をたっぷり注いで生産された卵をじっくりと味わいながら、大切な人と楽しい団らんの時間を過ごして。

■詳細情報

■DATA

たまご専門店「danran(ダンラン)」

所在地
香川県木田郡三木町井上820-1
電話番号
087-814-3511
営業時間
10:00〜18:00(土日祝L.O.16:00、平日L.O.15:00)