2023年 11月 の投稿一覧

【高松】カフェ「ultrabakeshop&coffee」で天然酵母パンとこだわりコーヒーを

・「ultrabakeshop&coffee」

ことでん瓦町駅から西へ徒歩約4分。“トキワ街”の名でおなじみの高松常磐町商店街の中に「ultrabakeshop&coffee(ウルトラベイクショップ&コーヒー)」があります。白と木を基調としたナチュラルな雰囲気を醸(かも)し出す同店は、11:00のオープンと同時に自慢のパンを目当てに訪れる人や、カフェを楽しむお客さんでいつもにぎわっています。

シンプルを極めた店内はすっきりとしていて居心地抜群。壁際にはカウンター席もあり、一人でも周囲を気にせずゆっくりと食事が楽しめます。

同店の前身は、手仕事を大切にしてものづくりをする「ultrafactory(ウルトラファクトリー)」。ものづくりから食品にジャンルを広げ、天然酵母パンとネルドリップコーヒーが自慢のベーカリーカフェ「ウルトラベイクショップ&コーヒー」を2015年に開きました。

店内に入ってすぐ目の前にある陳列棚には、その日の朝焼き上げたばかりの30種類以上のパンがずらりと並び、お客さんを迎えます。ベーグルから惣菜パン、食パンまで幅広く、ランチやおやつとして買い求めるお客さんはもちろん、翌日の朝食用に複数買う人も少なくありません。

・ふっくらと風味豊かな天然酵母パン

同店で提供しているパンはすべて、ホシノ天然酵母や北海道産小麦粉「春よ恋」、てんさい糖などの体に優しい素材で作った天然酵母パン。天然酵母の中でも酸味が少なく優しい甘みがあるホシノ酵母は、「食べやすい」と老若男女問わず人気があります。

ドライイーストを使った一般的なパンよりも発酵に時間がかかりますが、ふっくらもっちりとした仕上がりは天然酵母の醍醐味。組み合わせる具材も一つひとつ手作りにこだわり、丁寧に毎朝焼き上げています。

『箱パン』各180円

手のひらサイズがかわいらしい『箱パン』は、手ごろな価格とバラエティーの豊富さが魅力。30種類以上あるラインアップの中からその時々で9種類ほどが厳選され、店頭に並びます。

しっとりモチモチの生地の中にはそれぞれのフレーバーのクリームや具がたっぷり!『豆乳クリーム』や『生チョコナッツ』『明太ポテトクリーム』など、甘い系から惣菜系まで幅広く取りそろえています。

『キーマカレー』250円

手作りの具材へのこだわりは『キーマカレー』のカレーにもうかがえます。その味わいはカレー専門店も顔負けの本格派。6~7種類のスパイスがブレンドされたカレーはちょっぴりスパイシーでコクが深く、肉もゴロゴロと入っていて食べ応え満点です。

『あんバターサンド』300円

『あんバターサンド』は、自家製の粒あんをバターで両側から挟むのが“ウルトラベイクショップ&コーヒー流”。温めるとベーグルの内側にバターがじゅわ~っと溶け出て、素朴な小麦の香りがより一層引き立ちます。

・こだわりの詰まったカフェメニューも充実

『週替わりプレート』1,300円

11:00~15:00(L.O.14:30)のカフェタイムには、週替わりパンがメインの『週替わりプレート』を用意しています。具だくさん系orポタージュ系の2種類から選べる「週替わりスープ」と塩グラノーラをトッピングした「塩グラサラダ」が付いて、野菜もしっかり摂れる充実の内容です。

取材日のパンは「ラタトゥイユとチェダーチーズのフォカッチャ」。「『週替わりプレート』を通してパンの食べ方を提案したい」と、このランチでしか味わえない限定のパンを特別に用意。口を大きく開けても入り切らないほどのボリュームが魅力です。

取材日のスープは「マッシュルームのポタージュ」が登場。キノコの香りが口いっぱいに広がる濃厚なポタージュスープは、一口飲んだだけで秋を感じさせるほど風味豊かに仕上がっています。まろやかな口当たりと味わいに、心を和ませて。

『ネルドリップコーヒー』450円

店名にもある通り、コーヒーにもこだわりが満載です。同店のすぐ近くにある自家焙煎コーヒー店「LIMA COFFEE(リマコーヒー)」で特別にブレンドしてもらった「ウルトラブレンド」を、ネルと呼ばれる布のフィルターを使って淹(い)れるのがポイント。角が取れた丸みのある味わいが体中に染み渡る優しい味わいが魅力です。

『エスプレッソトニック』550円

エスプレッソと柑橘フレーバーのトニックウォーターとライムを合わせた『エスプレッソトニック』は、心地よい苦味とシュワッと弾ける炭酸の泡が混じり合い、鼻から香りが抜ける爽やかな一杯です。コーヒーの苦味が少し苦手という人にも好評なんだそう。麗しい見た目も楽しみながら味わって♪

・手土産にうれしいオリジナルグラノーラも

『チョコレートグラノーラ』900円

オーガニックのオートミールを使用したグルテンフリーのグラノーラは、手土産におすすめ!ラインアップは『フルーツグラノーラ』『ナッツグラノーラ』『甘酒グラノーラ』『ハニージンジャーグラノーラ』(各1,000円)『塩グラノーラ』(800円)『チョコグラノーラ』の6種類もあり、ちょっぴり珍しいフレーバーにワクワクします。

ポリポリとおやつ感覚でそのまま食べたり、ヨーグルトに加えたりとアレンジしやすい『チョコレートグラノーラ』は、カカオテイストにココナッツファインとクランベリーをプラスした食感も楽しいフレーバー。甘さ控えめでビターなので、甘党意外の人も意外とはまってしまうかも!?

グラノーラや自家製の焼き菓子は、ギフトボックスに入れてもらうことも可能(別途箱代が必要)です。素材からこだわり手間暇かけて作ったお菓子は、喜んでもらえること間違いなし!予算や内容に応じてオーダーできるので、まずは気軽に相談してみて。

食べるワクワクと体にいいものを、自家製天然酵母パンを通じて日々届ける「ウルトラベイクショップ&コーヒー」。にぎわいあふれるトキワ街のベーカリーカフェで“心と体に優しいひととき”を過ごして。

■詳細情報

■DATA

ultrabakeshop&coffee(ウルトラベイクショップ&コーヒー)

所在地
香川県高松市常磐町1-5-7
電話番号
087-802-3848
営業時間
カフェ/11:00~15:00(L.O.14:30)
テイクアウト/11:00~18:00

【高松】紅茶専門店「エシュロンティーハウス高松」で味わうスイーツ&ムレスナティー

・「Echelon tea house(エシュロンティーハウス)高松」

「Echelon tea house(エシュロンティーハウス)高松」は高松市上天神町交差点の南西エリアにあります。空港通りにある「久本酒店」のすぐ近く、住宅街の中にポツンとあるマンションの1階が店舗になっていて、街中の喧騒を忘れてのんびりとティータイムを楽しめる穴場スポットです。

壁面に並べられた茶葉の缶がオシャレで印象的な店内。スリランカの高品質紅茶ブランド「MLESNA TEA(ムレスナティー)」を取り扱う専門店らしいインテリアです。

紅茶は常時130種類以上のフレーバーをスタンバイ。季節限定品も含めると約200種類という圧巻のバリエーション!中には抹茶アールグレイ、ライチ、レモンコーラティーなど、珍しいフレーバーを探すだけでも楽しめますよ。

専門店ならではの本格紅茶メニュー

『ティーフリー』1,100円

ムレスナティーは茶葉自体に渋みや苦みが少なく、フレーバー紅茶は天然香料を使用しているのが特徴。ブレンドではなく、スリランカ産のピュアセイロンティーというこだわりも注目のブランドです。

そんな高品質の紅茶を存分に楽しめるよう、同店ではすべてのメニューに『ティーフリー』という紅茶飲み放題スタイルが付いています(一部スイーツメニューは単品提供あり)。

130種類以上あるフレーバーティーやブラックティーの中から、店主オススメのフレーバーをランダムで味わえるため、紅茶好きにはたまらないサービスです。時間の許す限り、何杯でも楽しめるので自分のお気に入りの味を見つけて。

『アイスティーwithティーフリー』1,320円

アイスティーは気になる茶葉をリクエスト可能。人気の紅茶は白桃アールグレイ。桃の風味がフルーティーでスッキリ飲みやすいです。作り置きではなく、急冷させるできたてアイスティーなので風味はバツグン!

『ホットコンチネンタル ロイヤルミルクティーwithティーフリー』1,540円

ロイヤルミルクティーは、飲むスイーツと言っても過言ではないほどリッチな味わい。通常のホットティーに比べて10倍もの茶葉を贅沢に使用し、ミルクだけで抽出した密度の高さが魅力です。取材時のフレーバーは店主オススメのマロンパリ。豊かなマロンの風味に加え、キャラメルとメープルの甘い香りがアクセントになっています。

イチオシのスイーツはパンケーキ!

同店では、紅茶にベストマッチなスイーツも楽しめます。バウムクーヘン以外は単品でもオーダー可能ですが、プロが淹(い)れるおいしい紅茶とともに味わうと、おいしさ倍増ですよ♪

『ホットケーキセットwithティーフリー』2,090円(単品990円)

ホットケーキは同店イチオシのメニュー。国産小麦と洗双糖(せんそうとう)を使用した生地を専用の銅板でじっくり焼き上げ、表面はサクッと、中はしっとりフワッとした食感に仕上げています。厚みがあってボリューミー!キャラメルの紅茶から作った、ムレスナティーオリジナルのティーソースがよく合います。

『プリンセットwithティーフリー』1,600円(単品500円)

店舗で焼くプリンは、近年注目されているレトロ系。卵の凝固感はしっかりしつつもなめらかで、意外と食べ応えもあります。卵の風味が濃厚。キャラメルから香るアールグレイの風味がアクセント。

『スコーンセット』1,870円(単品770円)

紅茶のお供といえば外せないのがスコーン。本格的なイングリッシュタイプで、ちょうどいい具合に高く膨らんでいます。絶妙な焼き加減で外は香ばしく、中はしっとりふっくら。

スコーンに付けるティーソースは、8種類のベリーの茶葉を使用した『8(エイト)ベリーズ』、白桃フレーバーから生まれた『純白桃』、イチゴとジャスミンのフレーバー『オリエンタルバカンス』から選べます。それぞれ購入もできるので、気になった人は買ってみるのもいいでしょう。

『バウムセットwithティーフリー』1,760円

ムレスナティーの茶葉をふんだんに使用したバウムクーヘンは、『アールグレイ』と『完熟りんご』の2タイプあります。両方味わいたい欲ばりさんは、それぞれ2切れずつ盛り合わせた『アールグレイ&完熟りんご』を選んでみて。ブラックティーのお茶請けとしてもオススメですよ。

ギフトにオススメなアイテム

『キューブボックス(ティーバッグ11個入)』各918円

日本版ムレスナティーのキューブボックスは、フレーバーごとに異なるパッケージと側面に書かれたポエムが注目ポイント。高品質な茶葉と魅力的なフレーバー、インパクトのあるパッケージで相手の心をわしづかみにできるかも?!

キューブボックスのほかに、取っ手が付いたかわいいデザインの詰め合わせボックスなどもギフトにうってつけ。お誕生日用や手土産にいかが?

『カップ&ソーサー』1客4,400円

ムレスナティーオリジナルのカップ&ソーサーは全5色。ついつい全種類そろえたくなるカラフルさが魅力です。おうちカフェを楽しむ人にプレゼントしてみては?

同店では現在ランチメニューとしてホットサンドを2種類(チーズオムレツ、ソーセージエッグ)提供していますが、今後カレーも追加されるそう。香り高い高級紅茶とともにランチやスイーツも堪能して。

 

■詳細情報

■DATA

エシュロンティーハウス高松

所在地
香川県高松市上天神町807-1リオプラティーノ1階
電話番号
087-880-1763
営業時間
11:00〜19:00(L.O.18:00)

【高松】「全国年明けうどん大会2023」開催!10周年を記念して全国のご当地うどんが讃岐に集結!

12月2日(土)・3日(日)は、サンメッセ香川で「全国年明けうどん大会2023 inさぬき」が開催されます。

「年明けうどん」とは、元旦から1月15日までに紅白に彩られたうどんを食べてその年の幸せを願う習慣のこと。同イベントは、香川発祥の食文化をより一層普及させることを目的とし、日本国内、さらには台湾から自慢のご当地うどん店が集結し開催されています。10周年を迎える今年も“讃岐うどん発祥の地”で開催!

今年は、日本三大うどんに数えられる秋田の「稲庭うどん」をはじめ、名古屋名物の海老フライがのった「きしめん」や、台湾からはちょっと変わった「鶏肉トマトうどん」など、個性あふれるうどん店20店が出店予定。新型コロナの影響で中止されていたワークショップやステージイベントが復活し、例年以上の盛り上がりが期待されています。

「年明けうどん大会」や「年明けうどん」にまつわる思い出エピソードを応募すると、抽選で10人に素敵なプレゼントが当たるキャンペーンも実施されます。締切は12月11日(月)まで。詳しくは公式HPをチェックして。➡︎キャンペーンの詳細はこちら

家族や友人の幸せを祈りながら、讃岐うどんを堪能してみては。
➡︎公式HPはこちら

※うどん購入には、各コンビニで販売中の前売りチケット、または当日会場で食券の購入が必要です。

【高松】「カフェ ルルド」“青のカフェ空間”で自慢の濃厚シチューとリコッタパンケーキを♪

・「CAFE LOURDES(ルルド)」

「CAFE LOURDES(カフェ ルルド)」は、総延長が日本最長を誇るアーケード街の内の一つ、兵庫町商店街にあるカフェ。2023年10月に創業12周年を迎え、高松市民に愛され続ける人気店です。青い看板とテントを目印に探してみて。

階段を上がると、異国情緒あふれるすてきなエントランスが。青い扉の横に聖母マリア像や造花が飾られ、どこかヨーロピアンな雰囲気を醸(かも)し出しています。

募るワクワク感を胸に扉を開けると、フランスの聖地「ルルド」をイメージした店内が広がり、青い天井と壁に囲まれた空間を、きらびやかなシャンデリアが空間を華やかに彩っています。神聖な空気をどことなく感じる店内では、ここが高松の中心地ということを忘れてのんびりと過ごせそう。全席壁に沿って配されているので、周囲を気にせずゆっくりと食事や会話が楽しめるのも魅力です。

・具材がゴロゴロ入った濃厚シチュー

『黒毛和牛100%ハンバーグシチュー』1,100円

同店の看板商品はシチューとリコッタパンケーキの2つ。昔からシチューが好きで、食材やテイストの組み合わせを変えていろんなシチューを作っては試していたという店主。中でも定番メニューの『黒毛和牛100%ハンバーグシチュー』『オマール海老と魚介香る 海老と帆立のビスクシチュー』『薩摩黒豚ソーセージトマトシチュー』(1,100円)の3種類は、10年間レシピを変えずに作り続けている店主の自信作です。

『オマール海老と魚介香る 海老と帆立のビスクシチュー』1,200円

『オマール海老と魚介香る 海老と帆立のビスクシチュー』は、もはやカフェではなく三つ星ホテルに出てきそうなほど豪華な食材を使ったリッチな一品。シチューにはオマールエビ風味のソースを、具材にはブラックタイガーやホタテをごろっと入れていて、まさに魚介尽くし!昼どきからちょっぴり贅沢気分を味わいたいときにおすすめです。

ランチタイム(平日の11:00~15:00)限定で、お値段が変わらずセットドリンクが付くちょっぴりお得なサービスも。ぜひ平日を狙って食べに訪れて♪

・カリッ!ふわっ!がクセになるリコッタパンケーキ

『お花畑のリコッタパンケーキ』1,000円 ※飾りのフルーツは季節による

もう一つの看板商品であるリコッタパンケーキは、店主の奥さんが愛してやまないスイーツ。何度もメレンゲの立て方や配合、焼き方などを試行錯誤し、夫婦二人で完成させたこだわりあふれる一品です。

ほんのり甘いパンケーキは、なにも付けずにそのまま食べるのはもちろん、お好みでメイプルシロップをかけても絶品。季節のフルーツでかわいらしく彩られた『お花畑のリコッタパンケーキ』のように、旬のフルーツと一緒に食べて、ケーキのように食べるのもいいですね。

リコッタパンケーキと聞くとフォークで持つのも難しいほどやわらかい“半熟パンケーキ”を想像しがちですが、同店のものはまったくの別物。ホットケーキのように高さと弾力があり、リコッタパンケーキらしいしっとり感とコクを持ち合わせているのが特徴です。懐かしくも新しい食感に一口で虜(とりこ)になる人が多く、リピーターは数知れず。老若男女問わず人気があります。

・目でも楽しめるインスタ映えスイーツ&ドリンクも♪

『紅茶プリンのアラモード』700円 ※期間限定

店主お手製のフレーバープリンが主役の“創作プリン”も、そのときどきで登場します。取材日は、アールグレイを惜しみなく使った『紅茶プリンのアラモード』がお目見え。ベルガモットの華やかな香りと紅茶の品の良い香りが鼻から抜ける自家製紅茶プリンは、旬のブドウやあっさりとしたホイップと相性抜群です。ちょっぴり食感が固めでレトロな仕上がりもまた良し。五感で楽しみながら味わってみて。

『クリームソーダ(ルルドブルー)』600円

同店のテーマカラーである青をドリンクで再現したクリームソーダも大人気!ブルーキュラソーとライムのシロップを合わせて作った『ルルドブルー』は柑橘系フレーバーの爽やかな一杯で、口の中をさっぱりリセットしてくれます。

このほか、甘酸っぱい『プラム』やライムミント味の『漆黒』(各600円)など、ソーダドリンクが各種スタンバイ。季節限定ドリンクも見逃さないで。

フランスの一角に佇むような異国情緒と“ルルドブルー”に包まれたおしゃれな空間で、おいしい食事やスイーツが楽しめる「CAFE LOURDES」。優雅な昼下がりのひとときをここで過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

CAFE LOURDES(カフェ ルルド)

所在地
香川県高松市兵庫町1-15 富貴ビル2階
電話番号
087-887-7778
営業時間
11:00~18:00(売り切れ次第閉店)

【三豊】海辺の一軒家カフェ「CLASSICOセトウチ珈琲」で絶景を眺めながらカフェタイムを♪

・「CLASSICO(クラシコ)セトウチ珈琲」

高松自動車道さぬき豊中ICから約30分進んだ場所にある「CLASSICOセトウチ珈琲」。コーヒー会社に勤務し長年経験を積んだ店主が、海辺のカフェに憧れてオープンしました。絶景を眺めながら、ラテアートが描かれたコーヒーや、オリジナルのフードメニューを味わえます。

同店では「忙しくても訪れる人、一人一人に真心を込めて対応したい」という思いのもと、レジでの注文後はセルフサービスにしています。

席は、1人でも気兼ねなく過ごせる窓辺のカウンター席や、グループで訪れる人もくつろげるテーブル席を合わせて、20席ほど。窓辺では、絶景もごちそうです。

窓辺のカウンター席横の扉を開くと、徒歩0分で瀬戸内海を見渡せるテラス席へ。鳥の鳴き声や波の音、自然の音を聞きながらゆったりと過ごせます。テラスは、愛犬の同伴もOK。必ずレジでの注文時に同伴の許可を得てから利用を。

異国に訪れた気分を楽しんでほしいと、インテリアにもこだわりが。周りをよく見渡すと、天井から吊り下げられたオーナメントや、木目調のテーブル、アンティーク風の家具など、オシャレなインテリアがあちこちに。どこに座っても異国情緒あふれる空間に癒やされます。

・海辺にぴったり!店主こだわりの一杯を

『カフェラテ』(HOT /ICE )500円

ドリンクは常時20種類がスタンバイ。中でも注目してほしいのが、かわいらしいラテアートが描かれた『カフェラテ』です。リーフ、チューリップ、ハートなど、ランダムで提供されるラテアートにワクワク♪

コーヒー豆は、店主が昔働いていた「ダートコーヒー」から取り寄せています。煎(い)り方やカフェメニューとの味の相性など、試行錯誤して選び抜かれたコーヒーは、まさにこだわりの一杯。幅広い世代に楽しんでもらえるよう、苦味が少なく、軽めのテイストに仕上げられています。

左から『瀬戸内レモンスカッシュ』『メロンクリームソーダ』『アイスストロベリーラテ』各650円

海辺のカフェでインスタ映えを狙うなら、メイソンジャードリンクは必須!『瀬戸内レモンスカッシュ』は、香り豊かな瀬戸内産のレモンを絞って、ソーダで割っています。さっぱりしたレモンの果汁が爽快な気分にしてくれること間違いなし!

昔ながらの懐かしさを感じる『メロンクリームソーダ』にも注目。丸いフォルムのバニラアイスとグリーンの組み合わせにうっとり♪二つを混ぜ合わせるとより濃厚で甘いソーダを楽しめます。

『アイスストロベリーラテ』は、イチゴミルクとカフェラテが二層になったフォトジェニックなオリジナルドリンク。トップの生クリームを一緒に混ぜて飲むとより甘みが増し、甘党にはたまらない一品です。

このほか『木いちごのソーダ』や『カシスオレンジソーダ』(各650円)など、メイソンジャードリンクがバリエーション豊富に用意されています。

海をバックにインスタ映えな一枚を狙ってみては?

・オールタイム注文可能◎フードメニューも人気

『シチリアンライス(サラダ付き)』1,200円 ※ドリンクセットは合計金額から200円引き

昔からイタリアや地中海に憧れを抱いていたという店主。シチリア島からインスピレーションを受けたオリジナル料理『シチリアンライス』は、オーダーストップまでいつでも注文可能です。ほのかな甘みのあるバターライスと、ブラックペッパーやトマトソースで味付けされたローストチキンがマッチ。どんどん食が進む一品です。

『小倉あん&チーズのトーストサンド』500円

開店以来、安定の人気を誇るのは『小倉あん&チーズのトーストサンド』。モーニングにはもちろん、午後の小腹が空いたときにもぴったりです。

サクサクに焼き上げたトーストに小倉あんをこぼれそうなほどトッピング。その上からは、店主が小倉あんとの組み合わせを何十種類も考えた末にたどり着いた、チーズと砂糖を追いがけしています。まずは、そのまま一口頬張り、甘みのある小豆と塩気を帯びたチーズのハーモニーをじっくり味わって。次に甘さ控えめな生クリームをつけて食べると、濃厚な甘みが広がります。

海辺にポツンと佇む一軒家カフェ「CLASSICOセトウチ珈琲」。忙しい日常から離れたいときは、店主こだわりのメニューを頬張りながら、海を眺めて一息ついてみては?

■詳細情報

■DATA

CLASSICO(クラシコ)セトウチ珈琲

所在地
香川県三豊市詫間町積583
電話番号
0875-82-9045
営業時間
11月〜2月末日/10:00〜17:00(L.O.16:30)
3月〜10月末日/10:00〜18:00(L.O.17:30)
※予約不可

【琴平】「cafe 森と山」香川の“ええもん”を集めたこんぴらさん参道のセレクトカフェ

・「cafe 森と山」

古くから「こんぴらさん」の名で親しまれている海の神様「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の参道にある「cafe 森と山」。

「金刀比羅宮」は長い石段を登った先にあり、参道口から御本宮(ごほんぐう)まで実に785段、その先の奥社までとなると1,368段を数えます。

「cafe 森と山」はその参道の入り口付近にあり、長い道のりに備えパワーチャージに立ち寄る人や、参拝を終えてほっと一息つくお客さんでにぎわいます。

店内は「森の中でお食事」がコンセプトのナチュラルな空間。カウンター席もあり、1人でも立ち寄りやすいオープンな雰囲気です。

お隣は系列のセレクトショップ兼ペット預かり「ゲンのいえ」。オーナーは地元香川の魅力をコンパクトかつ最大限に伝えたいと、セレクトショップでは定番の土産物を、カフェでは香川の有名店のオリジナルメニューを提供しています。

うどん屋巡りに、小豆島観光に、こんぴらさん参拝に…そんな欲ばり観光プランの合間にも立ち寄れるスポットです。

・香川の有名店「チンパンジー」のカレー

『チンパンジーのカレーライス』800円 +『サラダ・スープセット』100円

種類豊富なオムライスとカレーで知られる県西部・観音寺市の洋食屋「チンパンジー」。オーナーもそのファンの1人で、縁あって大好きなカレーをここで提供できることに。

見た目はシンプルながら、味はスパイスがピリリと利いた本格派。タマネギやチキンがとろとろに溶けるまで煮込んであり、一口も残すまいとお皿を真っ白にするお客さんばかり。

オムレツやチキンカツ、唐揚げ(各200円)など、トッピングのバリエーションも豊富で、気分に合わせてオリジナルカレーを楽しめるのも旅のワクワク感を高めてくれます。

琴平の老舗「お肉の西山」の牛肉を使った自家製のビーフカレー(1,000円)や日替わりカレー(900円)もスタンバイ。食べるとパワーが出るカレーは、参拝の勝負飯にもぴったりですね。

・小豆島発祥「銀四郎」の手延べそうめん

『銀四郎手延べそうめん(オリーブ)』700円

さっぱりとしたランチを味わいたいときは、手延べそうめんが魅力的。「cafe 森と山」では、そうめんの名産地・小豆島(しょうどしま)創業の「銀四郎麺業」のそうめん3種(プレーン/オリーブ/黒胡麻)を提供しています。

取材日はかがわ県産品コンクール知事賞(最優秀賞)を受賞した「オリーブそうめん」をチョイス。小豆島産オリーブ果肉をふんだんに練り込んだ色鮮やかな麺はもちもちとした弾力がありながらも、喉越しは驚くほどツルツル。思わずもう一口かき込んで、その喉越しの良さを確かめたくなること間違いなしです。

オリーブの風味と生地に練り込まれた塩が小麦の甘みを引き立て、つゆにつけなくても十分なほど味わい深い一品。こんぴらさんから吹く風を感じながら、小豆島の逸品で涼を感じてみて。

・香川ならではのあん餅雑煮でほっと一息

『あんもち雑煮』500円〜

香川県ではあん餅が入った白みそのお雑煮が定番。味噌とあんこの甘じょっぱいハーモニーがなんとも絶妙な一品です。

同店では、こんぴらさんで6代続く「浪花堂餅店」のあん餅を採用しています。明治元年創業の老舗が作る昔ながらのお餅は、お正月に実家のこたつで食べた懐かしの味を思い出させてくれるかも。温かいお雑煮をいただきながら、いつかの思い出にほっこり浸ってみて。

・銘菓観音寺やテイクアウトドリンクも

『観音寺まんじゅうと高瀬一番茶セット(HOT/ICE)』500円

香川銘菓といえば県内外にファンを多数抱える「観音寺まんじゅう」が外せない逸品。地元では「観饅(かんまん)」の呼び名で愛され、定番土産でありながら、基本的には観音寺市でしか手に入らないレア度も人気の秘密です。

その味に惚れ込んだオーナーが直談判で交渉し、一般のカフェでは唯一ここ「cafe 森と山」のみに卸してもらっているそうです。

ほのかな甘い香りにまろやかな風味、しっとりとした黄味あんと洋風生地を合わせたおまんじゅう。しっとりだけど、ほろほろ。甘いけれど、どこか上品。そんな一瞬一瞬の変化を一口ずつゆっくりとかみしめたくなる繊細な味わいです。

銘菓のお供は香川県のお茶どころ・三豊市高瀬町で採れる高瀬茶。八十八夜に摘み取られる高級な一番茶のみを提供しています。程よい渋みとそれに負けないうま味、丸みのある甘さと優しい香りが、まんじゅうの余韻となんともリッチなマリアージュを奏でます。

『フロート(メロンソーダ)』500円、『果肉入りソーダ(グレープフルーツ)』450円

こんぴらさん散策のお供に気軽にテイクアウトできるドリンクも豊富にスタンバイ。お店の入り口が常に開かれていてオープンな雰囲気なので、ドリンク一杯の注文だけでも気軽に立ち寄れます。

朝は和朝食やトーストセット、夜はおつまみやアルコールドリンクなども取りそろえていて、地元の人が多く利用しているそう。琴平観光で近くに泊まる人は、その時間を狙ってローカルな雰囲気を味わうのもいいですね。

香川の“ええもん”をぎゅぎゅっとコンパクトにまとめた「cafe 森と山」。緑あふれるこんぴらさんの麓で、穏やかな香川時間を紡いでみては。

■詳細情報

■DATA

cafe 森と山

所在地
香川県仲多度郡琴平町959-4
電話番号
0877-89-6743
営業時間
モーニング/8:00〜11:00
ランチ・ドリンク/11:00〜19:30(L.O.18:30)

【高松】「パンマルシェ・シェリーラパン」欧州のパンが勢ぞろい♪ヨーロッパ輸入の生地が自慢

・「Pain Marche Cherie La’pain」

JR高松駅から南へ約10分、ことでん片原町駅からは西へ3分ほど歩いたところにある「Pain Marche Cherie La’pain(パンマルシェ・シェリーラパン)」は、2021年にオープンした欧州ベーカリー。「高松三越」のすぐ北側にあり、観光客もよく訪れます。

店内は木のぬくもりあふれるシックな空間にアンティークなアイテムが配され、どこかオールドヨーロッパの世界観を感じさせます。「昔どこかで食べたヨーロッパのパンのおいしさに惹かれ、みるみるうちに虜(とりこ)になった」と話す店主。その時の出合いが、同店を開くきっかけになったそう。空間づくりからもその愛情がひしひしと伝わってきます。

「パンマルシェ」という名の通り、ヨーロッパ各地のパンが毎日40種類以上そろい、見ているだけでワクワク感が止まりません。デニッシュが有名な「デンマーク」、フランスパンでおなじみの「フランス」、ビールと合うような塩気の利いたパンが豊富な「ドイツ」の3カ国を中心にパン生地を輸入し、毎朝店内で焼き上げています。本場の味を焼きたてで味わえるのが同店の魅力です。

・香りや食感の違いを楽しむ5種類のクロワッサン

『AOPフレンチクロワッサン』各160円

ヨーロッパではそれぞれ、自国のバターと小麦粉を使うのが主流。中でもクロワッサンは、その違いをダイレクトに感じられるとあって、常時5種類と豊富に取りそろえています。

日本人で見た目も味わいもなじみのあるクロワッサンはフランス式のもの。バターをたっぷりと折り込んでいて、芳香な味わいとサックリとした口当たりが魅力です。特に『AOPフレンチクロワッサン』は、フランスのシャラント・ポワトゥで伝統的な製法で作られた発酵バターがたっぷり使われていて、ミルキーな甘さが余韻まで楽しめます。

『クロワッサン・エリタージュ』360円

『クロワッサン・エリタージュ』は、『AOPフレンチクロワッサン』と同じ発酵バターを使用していながら味わいがより濃厚!パリッと香ばしい焼き色と甘いバターの香りが食欲をそそります。かむたびにジュワ~っと口の中に広がるバターの甘みとコクを心ゆくまで楽しんで。

左から『プレミアム・プレッツェル・クロワッサン』280円、『プレミアムバター・クロワッサン』280円

ドイツのパンは塩気のある味わいと丸みを帯びた三日月型が特徴。『プレミアム・プレッツェル・クロワッサン』はドイツの国民食・プレッツェルの製法とクロワッサンの製法をかけ合わせて作ったパンで、プレッツェル特有の艶のある輝きと香ばしい風味が魅力です。

『プレミアムバター・クロワッサン』は、「ドイツ農業協会DLGコンテスト」で金賞に輝いたこともあるドイツ人お墨付きの一品。甘さが控えめのパン生地が塩気を引き立たせる“甘くないクロワッサン”です。

『五穀の恵みマルチグレイン・クロワッサン』280円

五穀を表面にたっぷりと散らした『五穀の恵みマルチグレイン・クロワッサン』は、香ばしさNo.1!味わいは素朴ながらも口の中でプチプチと五穀が弾けるたびに風味が楽しめ、最後の一口まで飽きのこない一品です。

・“手作りの具材”にこだわった惣菜パンも

『ビーフハンバーグサンド』480円

手作りの具材を組み合わせた自家製サンドイッチは、時間帯を問わず大人気。「なるべくできたての一番おいしいタイミングで味わってほしい」と、少量ずつ作って店頭に並べることができるのは、輸入のパン生地を使って多品種少量のスタイルで焼き上げる同店ならではです。

定番人気の『ビーフハンバーグサンド』は、和牛100%のパテが主役。肉汁がしたたるジューシーなパテには、特製のデミグラスソースがたっぷりと絡んでいます。ふわっとやわらかいブリオッシュ食パンと一緒に、がぶりとかぶりついて召し上がれ♪

『クロックムッシュ』290円

風味豊かな『マルチシリアルブレッド』の間に、厚切りのハムとベシャメルソースを挟んで焼き上げた『クロックムッシュ』もおすすめ。トップにはグリュイエールチーズとエメンタールチーズの2種類のチーズをオン!チーズの芳しい香りととろけるベシャメルソースのハーモニーにうっとりすること間違いなし!

『カリーブルスト・ホットドッグ』530円

注文してから作ってもらえる『カリーブルスト・ホットドッグ』は、岩手豚粗挽きミンチ100%のパリッと肉厚なソーセージとカレー味のキャベツをサンドした食べ応え満点のホットドッグ。ボリュームも味も見た目も、ホットドッグの本場ドイツ顔負けの一品です。

・午後のティータイムにはデニッシュやスコーンを♪

左から『メープル・ピーカン』350円、『シナモン・デニッシュ』320円

午後のティータイムには、デンマークの本格デニッシュはいかが?現地から輸入したデニッシュ生地を発酵させ、丁寧に一つひとつ渦巻き状に巻き込んだり編み込んだりと、ひと手間かけて焼き上げています。

『メープル・ピーカン』は、メープルシロップをデニッシュ生地の中に包み込み、ピーカンナッツを表面に散らしたもの。ナッツの香ばしさとメープルの甘みはまさに黄金コンビです。甘いシナモンの香りがたまらない『シナモン・デニッシュ』とセットで、紅茶と一緒に召し上がれ。

『レモンパイ』280円

手のひらサイズの小さな『レモンパイ』は、小腹が空いたときにぴったり♪サックリ甘いパイ生地の中にはレモン風味のフィリングがたっぷりと入っています。

『スコーン』230円

デンマークの『スコーン』は、ふっくらと愛らしいフォルムが魅力。焼き色は控えめで、中はしっとりやわらか。アメリカンスコーンやブリティッシュスコーンにはないソフトな食感が、老若男女問わず食べやすいと評判です。甘いバニラの香りと優しい食感をお楽しみあれ。

ヨーロッパのパンに魅了された店主がそのおいしさを届けたいという一心で営む「パンマルシェ・シェリーラパン」。パンの食べ比べを楽しみ、ヨーロッパに旅した気分を味わってみてはいかがでしょうか?

■詳細情報

■DATA

Pain Marche Cherie La'pain(パンマルシェ・シェリーラパン)

所在地
香川県高松市内町2-20
電話番号
087-899-2411
営業時間
8:00~20:00 ※売り切れ次第終了

【丸亀】「Dream Banana Cafe」“奇跡のバナナ”スイーツや南国フードに注目

「Dream Banana Cafe(ドリームバナナカフェ)」

ことでん栗熊駅から車で約3分。丸亀市綾歌町に店を構える「Dream Banana Cafe(ドリームバナナカフェ)」は、香川県産の「さぬきドリームバナナ」を育てる農園「ドリームフルーツ」がプロデュースしたカフェです。自家農園のバナナを使ったドリンクやスイーツ、多国籍料理を味わおうと、幅広い年代の人が訪れています。

カフェのテーマは、“アジアンリゾート”。「南国リゾートに遊びに来たかのように、ゆったりと料理を楽しんでほしい」という思いから、大胆にリノベーションしたそう。

店内は、おひとりさまや子連れ、グループで訪れる人などが楽しめるよう、カウンター、テーブル、ソファ席などを用意。小さい子ども連れの人がじっくり注文を決められるよう、モバイルオーダーを採用しています。インテリアデザイナーと話し合って配置されたオシャレなインテリアや植物は、見ているだけで癒やしに。アジアンムード漂う空間に、日本にいることを忘れてしまいそうですね♪

“奇跡のバナナ”香川県産「さぬきドリームバナナ」

同店の自慢は、自家農園で栽培した香川県産の「さぬきドリームバナナ」を贅沢にスイーツやドリンクで楽しめること。「さぬきドリームバナナ」とは、香川生まれ香川育ちの「グロスミッシェル」というバナナの品種。希少価値の高い絶滅危惧種であることから、“奇跡のバナナ”とも呼ばれています。

農園「ドリームフルーツ」では、農薬や化学肥料、防腐剤を一切使用せず、手作業で虫を除去。手間を惜しまず育てたバナナの糖度は、なんと約25度。ねっとりした甘さで皮まで頬張れるのが特徴です。

『さぬきドリームバナナジュース(プレミアムフレッシュ)』1,200円 ※数量限定

そんな愛情たっぷりの“奇跡のバナナ”と牛乳だけで作る『さぬきドリームバナナジュース』は2種類用意。数量限定の『プレミアムフレッシュ』は、完熟を迎えた最も食べごろな「さぬきドリームバナナ」を2本半分まるごとジュースに。

『レギュラーフレッシュ』(830円)は、完熟に近い状態の「さぬきドリームバナナ」をフローズンで加工。どちらも砂糖を使わず、バナナ本来の濃厚な甘さを楽しめます。

旬のフルーツたっぷり!インスタ映えパンケーキ

『ドリームバナナパンケーキ』1,580円

看板商品の「さぬきドリームバナナ」や、多種多様のトッピングで味わえる自家製パンケーキにも注目。生地は、ナイフを入れた瞬間、ふわっ!しゅわっ!と音が聞こえそうなほどふんわり。小麦粉や卵を独自の製法で調理することにより、この食感が生まれているそう。

『ドリームバナナパンケーキ』は、同店自慢の「さぬきドリームバナナ」をプレートに盛り付けています。雪崩(なだ)れるようにトッピングされた飴色のバナナは、甘みあふれるバナナをキャラメリゼして香ばしさをプラス。ほろ苦い味わいで、パンケーキや生クリームと一緒に頬張っても相性抜群です。かなりの甘党の人は、上からメープルシロップをかけて召し上がれ。

『トロピカルパンケーキ』1,480円

旬のフルーツをふんだんに使った、インスタ映えな『トロピカルパンケーキ』も魅力的。華やかにトッピングされるフルーツは、地元産のスイカやモモ、ブドウなど、季節によって約7~9種類でアレンジされます。

ふんわり食感のパンケーキには、マンゴーソースと生クリームをオン!みずみずしい果実の風味が常夏気分をアップ。メープルシロップをかけてもフルーツのすっきりした甘さで、ペロリと食べられます。

このほか、自家製プリンとフルーツ、パンケーキが一体となった『ドリバナプリンアラモード』(1,150円)や、季節限定デザートメニューもスタンバイ。訪れた時の気分に合わせてチョイスして。

オリジナルアレンジの多国籍ソウルフードも人気

 『ベジタブルフォー プレート』1,280円

自家製スイーツのみならず、オリジナルの多国籍料理も提供する同店。ランチタイムはこれを目当てにお客さんが押し寄せるそう。

一番人気は、ベトナムのソウルフード「フォー」を日本人向けにアレンジした『ベジタブルフォー プレート』。プリプリのエビや厳選した地元の八百屋の野菜が、麺が見えなくなるほどたっぷり器に盛り付けられています。スープは、あっさりテイストの鶏ガラベース。米粉で作られた麺はやわらかい食感で食べ応え満点。一口目はスープと麺を絡めて味わい、二口目は山椒と柚子コショウを混ぜて麺をすするのが「Dream Banana Cafe」流の食べ方。香り高く、アクセントの効いた風味がやみつきのおいしさです。

『メキシカンタコス プレート』1,480円

ワンハンドで味わえるメキシコの伝統料理「タコス」が2種類付いた『メキシカンタコスプレート』も男女問わず人気。サラダや、鶏がらスープ付きで楽しめます。

1種類目は、お肉好きな人におすすめの『スパイシーサルサミンチ』。ジューシーなひき肉を、ピリ辛なチリソースとチェダーチーズで味付けしています。

もう1種の『エビアボカド』は、シーフード好きの人には一度は味わってほしい一品。サウザンドレッシングと粉チーズを具材に混ぜ込んでいるので、程よい甘みで口当たり爽やかな味わいが特徴です。

多国籍フードメニューは、約8種類のラインアップ。すべて同店オリジナルにアレンジされていることから、“無国籍フード”として注目を集めています。時には、フィリピン、ベトナム、メキシコなど、同店の料理で南国を一周するのも楽しそうですね。

「さぬきドリームバナナ」を使ったメニューのみならず、バラエティー豊かなフードをそろえる「Dream Banana Cafe」。『キッズプレート』(580円/パンケーキ付き750円)など、子どもも楽しめるようなうれしい配慮も。異国情緒あふれる店内で、家族や友人と、もちろん1人でもくつろいでみては?

新メニューなど、最新情報は公式Instagramでチェックして♪➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

Dream Banana Cafe(ドリームバナナカフェ)

所在地
香川県丸亀市綾歌町栗熊東69-1
電話番号
0877-85-8558
営業時間
平日/9:30〜17:00(L.O.16:30)
土日祝/9:00〜18:00(L.O.17:30)

【まんのう】「ウィンターファンタジー」開催!65万球のLED電球が照らす光の洪水へ

11月25日(土)~1月8日(月・祝)の期間中、国営讃岐まんのう公園でイルミネーションイベント「ウィンターファンタジー」が開催されます♪同公園の大自然が幻想的な光に彩られます。今年で18年目となる人気のイベントで“きらめく光の語らい”というテーマのもと、約65万球のLED電球やLEDスポット照明が「人間との語らい、自然・宇宙とのふれあい」を表現します。

エントランスに入って迎えてくれるのが、高さ10mもの「巨大なシンボルツリー」。夢の世界へ迷い込んだかのようなドキドキは、落差9mの「滝のライトアップ」、高さ5mの「シャンパングラスタワー」、そして総面積約3万2,000平方メートルもの大地を彩る「グランドイルミネーション」で感動のクライマックスへ。きらめく光のイルミネーションが、クリスマス&ニューイヤーをロマンチックに彩ります。

家族や友人とお気に入りのスポットを探しながら巡れば、忘れられない思い出になること間違いなし。ここでしか味わえない感動的な体験が待っています♪
➡︎公式HPはこちら

■グランドイルミネーション
“光のカーペット”を敷き詰めたようなLED電球の洪水が、一瞬にして異世界へと誘います。360度見渡す限り、どこから見てもフォトジェニック!恋人や友人と写真撮影を楽しんで♪

■シンボルツリー
高さ10mもの光の塔は、周囲を彩るLED電球もゴージャス。エントランスから期待が高まる幻想的な世界に心が躍りそう!

■シャンパングラスタワー
4,900個のグラスが積まれた巨大タワーにびっくり!思わず、シャンパンを注ぎたくなるかも!?

■滝のライトアップ
落差9mの迫力ある水の音とともにさまざまな色に彩られた滝は、いつまでも眺めていたくなる美しさ!

【高松】まるでパフェ!「川東クレープ本店」魅惑のクレープ&スイーツ

「川東クレープ本店」

「川東クレープ本店」は上福岡町交差点の北東、鰻料理店の裏手にあります。一見すると民家のような外観ですが、よく見ると川東のオシャレなロゴが至るところに散りばめられています。

インテリアはリノベーションを得意とする「ひだまり不動産」によるもの。和のエッセンスが感じられるオシャレな雰囲気です。

天気がいい日にはウッドデッキでクレープと一緒にドリンクはいかが?ドリンクは、木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のコーヒーや、果汁100%のジュース、自家製シロップを使用した杏、梅、生姜サイダーなど約10種類がそろいます。

駐車場も用意されているので、気兼ねなくゆっくり滞在できるのもうれしいですね。

ライブキッチンで魅せるパティシエ

「川東菓子店」は開業10年という節目の2022年12月、「川東クレープ」として生まれ変わりました。形は変わりながらも、中身はパティシエの技術が詰まった、本格的なケーキ風のクレープを堪能できます。

2020年にオープンした「川東クレープ ライオン通り店」でも同じクオリティのクレープが楽しめますが、季節限定メニューは本店でしか味わえません。

ケーキは、作ってからの鮮度が少しずつ落ちてくるという点を気にしていた店主。できたての狙った味を提供したいという思いが、クレープ店としてリスタートするきっかけになったそう。

フォトジェニックでおいしい!ハイレベルなクレープ

同店のクレープはボリュームたっぷり。まるでパフェのような華やかな見た目からは、元ケーキ店ならではの粋が感じられます。香り、食感の変化、全体のバランスが考え抜かれた丁寧な仕事ぶりで、スイーツ好きにも大満足間違いなしですよ。

クレープはガトーショコラ、プリン、生クリームなど、洋菓子の要素を色濃く表現したシリーズの“カワヒガシSPECIAL「GP-生」クレープ”、フルーツを楽しみたい人にオススメの季節感たっぷりなシリーズの“季節・果実を味わうクレープ”、チョコ、抹茶、ベリーなど、シンプルでありながらも食べ応えあるお手ごろシリーズの“気軽に楽しむenjoy!クレープ”の3グレード構成で、常時約10種類から選べます。

『頂クーレプリン』1,000円

カスタードプリンがのったクレープはインパクト大!ついつい写真を撮りたくなるビジュアルで、プリンはレトロ感のある少し固めな食感だから、意外と安定感があって食べやすいです。

以前からメニューにあるプリンクレープはプリンの種類が固定されていましたが、今後は好きなプリンの種類を選べるカスタマイズ方式に変わる予定。より自由度の高い自分好みのクレープを楽しめるようになりますね。

チョコクレープ生地は食べ応えのあるもっちり食感。中には甘さ控えめな純生クリームやチョコムース、チョコソース、カスタードクリーム、プルプルなパンナコッタ、サクサク食感のフィユティーヌ(焼きクレープフレーク)が仕込まれていて、食べ終わりまで飽きない仕掛けばかり。

『三味一体のりんごちゃん』1,000円

ソテーした山形県産の紅玉リンゴが主役の秋限定クレープ。季節限定メニューは毎年フルーツやアレンジが変わるので、来年は新たな味が楽しめるかも?

もっちりクレープの中はいろいろな香りが仕込まれています。爽やかな酸味が特徴的な紅玉リンゴのソテー、青リンゴムース、純生クリーム、カスタードクリームに、ビターテイストの本格キャラメルソースが引き締め役。プルプル食感のラム酒ゼリーが大人な余韻を残します。

クレープをオーダーすると、約6種類のクッキーから1枚、無料でプラスしてくれるサービスも。店主が神社好きということもあり、なんと開運クッキー仕様!取材時は好きなものを選べるスタイルでしたが、今後はサイコロを使い、運試しでどのクッキーが出るかゲーム感覚で楽しめるようになるそう。ちょっとした遊び心が楽しいですね♪

バターサンドやミルクレープも見逃せない!

『クレープ屋のミルクレープ 抹茶』500円

手土産にもぴったりなミルクレープも要チェックです。オススメは抹茶。風味豊かな宇治抹茶の清涼感に、コクのあるフランス産マロンクリームを合わせたメリハリがクセになるおいしさ。そのほかにチョコや季節限定品など、約3種がショーケースに並びます。

『頂ぷりん』抹茶300円・プレーン280円・チョコ300円

クレープのトッピングに使っているプリンは、持ち帰り用として購入も可能。濃厚でふるふるとした食感。安定のおいしさです。

『パワーバターサンド』ラムレーズン300円・ピスタチオ350円・カフェナッツ300円

一般的なバターサンドはクッキーでサンドしていますが、同店ではダクワーズ生地というのが特徴。クッキーよりも歯切れが良く、全体的なまとまり感もgood。

『ラムレーズン』(300円)はバター、ラムレーズン共に風味がしっかりで具だくさん。しっとりとしたダクワーズ生地とも相性バッチリです。

ピスタチオクリームとキルシュ漬けチェリーというフランス菓子の組み合わせをバターサンドにした人気の『ピスタチオ』(350円)は、ピスタチオのコクと風味に加え、チェリーの爽やかさと食感が絶妙です。

『カフェナッツ』(300円)は、クルミの香ばしさと、コーヒー風味がプラスされたバタークリームのビターテイストが大人味。ダクワーズ生地にもナッツが混ぜ込まれていて、存分にナッツ感を味わえる一品です。

自家製ジャム(550円〜)や、焼き菓子(130円〜)などパティシエならではの商品も。ギフトボックスに詰め合わせることもできますよ。

同店は高松市の中心街に「川東クレープライオン通り店」も展開しています。ライオン通り店は、12月に店名を「ジェニーピンククレープ(Jenny Pink Crape)」へと変更予定。店舗限定メニューも登場しますよ!

本店も店内を一部改装し、よりライブキッチン感を楽しめる雰囲気になる予定。両店とも今後の動きが見逃せませんね。

■詳細情報

■DATA

川東クレープ本店

所在地
香川県高松市観光町534-5
電話番号
087-802-3399
営業時間
10:00〜18:00(L.O.17:00)

【高松】「jalak(ジャラク)」ビーン・トゥ・バーのチョコレートとこだわりのコーヒーで一息

・「jalak coffee&cacao(ジャラク コーヒー&カカオ)」

高松市林町にある「jalak coffee&cacao(ジャラク コーヒー&カカオ)」は香川県では珍しいビーン・トゥ・バーのチョコレートとコーヒーの専門店。 国道11号線東バイパス沿いの「ユメックスショールーム」の1階にあります。

入り口付近はショップスペースになっています。コーヒー豆や焼き菓子のほかに、インドネシア産カカオ豆をローストして砕いた「カカオニブ」も販売されていて、専門店ならではの品ぞろえが光ります。

店内は明るくスタイリッシュ。広々としたイートインスペースはオープンカウンターになっていて、コーヒーの良い香りが漂います。メニューを選んで会計を済ませたら、好きな席でゆったりくつろいで。ショーケースの中のスイーツもイートインOKです。

・インドネシアとの縁から始まったビーン・トゥ・バー

すでに製品になったチョコレートを使うのでなく、原料のカカオ豆を焙煎するところから、チョコレートになるまでの製造工程を一貫して行う“ビーン・トゥ・バー”の製法を採用。 以前から交流のあったインドネシアのカカオ豆に注目し、体に良いチョコレートを作ろうと思い立ったのが始まりだそう。カカオ豆はもちろんコーヒー豆もインドネシアから仕入れているそうです。

・カカオ本来のおいしさを味わえるスイーツ

『カカオパフェ』1,100円
※テイクアウトの場合は1,080円

カカオのスイーツを一通り味わえる、ジャラク定番の『カカオパフェ』。カカオの味を存分に堪能できるよう、2023年の6月にリニューアルされました。 トップには濃厚な「ジャラクテリーヌ」とほろ苦いカカオニブでおめかしされたカカオジェラートが鎮座し、クラシックショコラや生チョコ、香り高いチョコレートクリームにカカオゼリーなどが積み重なった、まさにカカオ尽くしな贅沢パフェ。ボリューム満点ですが、甘さ控えめなのでペロリと食べられますよ。層ごとに変化する味や食感をゆっくり味わいたい一品です。

パフェにのっている『ジャラクテリーヌ』『カカオジェラート』『カカオニブキャラメル』は店頭でも販売しているので、気に入った部分をお土産にすることもできますよ。

『フォンダンショコラ』660円

寒い時期になると恋しくなる濃厚な『フォンダンショコラ』は、フルーティーなカカオの香りに驚かされます。テイクアウトも可能ですが、イートインではできたてのチョコレートが付いてくるのがうれしい特典。固まる前に追いチョコを流しかけて、味の変化も楽しんで。甘さよりもカカオの風味を感じながら最後の一口までおいしく食べられます。チョコ好きな人にはぜひ食べてほしい一品です。

『生チョコサンドクッキー』453円

新商品の『生チョコサンドクッキー』は、サクサクのクッキーにやわらかな生チョコと、カリッとキャラメリゼされたカカオニブがたっぷりと挟まれています。程よい甘さで常温でも溶けにくいため手土産としても好評。

『ボンボンショコラ』各356円
※左から『ピスタチオ』『アーモンドキャラメル』『アールグレイ』 

宝石のように美しい『ボンボンショコラ』は口の中でパリッと表面が砕けると、トロッとした中のフィリングの味が広がってその口溶けの良さに感動。素材の風味を感じられる極上の一粒です。コーヒーとのペアリングが楽しめるのも「jalak coffee&cacao」ならでは。

ショーケースに並ぶチョコはどれも魅力的で目移りしてしまいます。味もアールグレイやピスタチオなど豊富にそろうので、その日の気分に合わせてチョイスして。

・豆によって淹(い)れ方が異なる本格コーヒー

『ホットコーヒー』(ショート)432円 ※イートインの場合

コーヒーは豆の焙煎度合いによって抽出の仕方が異なります。香ばしくコクがある深煎りは ハンドドリップ。苦味が少なく、すっきりとした中煎りは サイフォンで淹れられています。

フラスコからお湯が上っていくサイフォンの様子は見入ってしまいます。コーヒーができ上がるのをのんびり待つのも贅沢なひととき。

『チーズトースト』858円

たっぷりとチーズがかかった厚切りのトーストに、カカオ塩をお好みの量で。熱々のチーズとカカオ塩のほろ苦さがシンプルながらクセになるおいしさ。10時から14時までオーダーできるのでモーニングにもランチにも利用できます。イートインではサラダとドリンク、テイクアウトではドリンク付き。コーヒー、アップルジュース、オレンジジュースのほかにも+220円で通常メニューに変更できますよ。

・大切な人に贈りたい特別なチョコレート

ボンボンショコラ』は好きな味を選んで箱に詰めることもできます。ギフト用の箱は1個、3個、6個、9個、15個入りとサズも豊富で、贈り物としても喜ばれること間違いなし。一つひとつ丁寧な手仕事で3日間かけて作られているため数に限りがあり、バレンタインの時期は予約が必須です。

食べる前に冷蔵庫から出して常温に戻すとおいしさが引き立ちます。購入から2週間を目安に食べ切って。コーヒー以外にお酒と合わせるのも良さそうです。

ビーン・トゥ・バーで作り出されるカカオスイーツやこだわりのコーヒーは、幸せを感じるとっておきの味。頑張った自分に、大切なあの人に「jalak coffee&cacao」のスイーツはいかが?

■詳細情報

■DATA

jalak coffee&cacao(ジャラク コーヒー&カカオ)

所在地
香川県高松市林町2537―10 ユメックスショールーム1階
電話番号
087-814-3863
営業時間
10:00~18:00

【丸亀】美術館併設の「カフェMIMOCA(ミモカ)」アートを感じながらランチやスイーツを

「カフェMIMOCA(ミモカ)」

JR丸亀駅から徒歩1分、高松自動車道坂出IC・善通寺ICから約15分車を走らせた場所にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」、略称・MIMOCA (ミモカ)。1991年に丸亀市の市制施行90周年の記念事業の一環で開館し、この地で育った画家・猪熊弦一郎の作品が展示されています。

美術館の外階段を上った3階に佇むのが「カフェMIMOCA」。美術館が2020年6月にリニューアルをしたことをきっかけに、こちらもリオープンしました。

運営するのは、高松市のライフスタイルショップ「まちのシューレ963」。ドイツ語で“学校”を意味する“シューレ”の名前通り、衣食住にまつわる生活雑貨や讃岐の伝統工芸品の販売、季節の食材を使ったランチや自家製ケーキなどを提供するカフェなど、幅広い分野で展開しています。

店内は、黒と白が基調のモダンな雰囲気。カフェスペースの横には、「まちのシューレ963」の物販スペースを併設し、バラエティー豊かな生活雑貨がそろいます。

席は、4人掛けのテーブル席10席を用意。どこに座ってもアートを感じられるように配慮されています。猪熊弦一郎の絵画が飾られていて、美術館の企画展が開催されるごとに、ここに展示される絵画も変わるそう。絵画のほか、自由に読める猪熊画伯の著書や関連本も置かれています。

食事をしながら、絵画を眺めたり、読書にふけったりと、思い思いの時間を過ごしてみては?

 

月に2回替わるこだわりランチ

 『ミモカランチ』(ドリンク付き)1,700円/(ドリンク+ケーキ付き)2,050円

同店の中でも人気なのは、金〜日曜のみ提供される『ミモカランチ』。メイン、小鉢2種、ご飯、サラダ、スープの6種類のセットが運ばれてきます。ラインアップが月の前半と後半で変わるのも魅力。メインだけでなく、ご飯や小鉢、スープなども季節の食材で変わるので、常連さんもお見逃しなく。

取材時のメインは『季節野菜の豚肉巻き ごまソース』。門松のように美しくカットされた肉巻きの中には、秋の味覚・サツマイモやゴボウなどの5種類の野菜がぎっしり。特製のごまソースを付けて召し上がれ。

料理人が腕を振るうランチは、ご飯も季節の具材を取り入れるなど、抜かりがありません。取材時のご飯は「揚げ蓮根のご飯」。パリッと香ばしく揚がったレンコンが食感のアクセントに。程よい塩加減も、炊きたてのご飯と相性抜群です。

地元産の厳選素材や旬の食材をふんだんに使った特製ランチは、味わいや風味がかぶらないように、全体のバランスを見ながら考案しています。アートな空間で、地元産の素材の味が生かされた料理をぜひ味わってみては?

お手製のスイーツでほっこりカフェタイムを

『ミモカのスコーン』550円

美術館の鑑賞後は、自家製スイーツやドリンクをお供にまったりカフェタイムはいかが?

『ミモカのスコーン』は、卵や生クリームを使わず作られた、素朴な味わい。猪熊さんが生前スコーンを好きだったことからメニューに取り入れたそう。「シンプルだけど何度でも食べたくなるように」という思いのもと、スタッフが何度も試作を重ねて完成しました。

スコーンのおいしさをより引き立てるのは、木苺のジャムと生クリーム。ジャムは、季節によって変わり、一から手がけています。2種類をたっぷり付けてリッチな味わいを楽しんで。


『ベイクドチーズケーキ』450円

スイーツメニューの中でも人気なのは、クリームチーズが濃厚な『ベイクドチーズケーキ』。なめらかな口当たりと、ザクザクしたクッキー生地の絶妙なバランスを楽しめます。チーズケーキ好きの「まちのシューレ963」オーナーが太鼓判を押す、ベーシックなチーズケーキをご賞味あれ。

『珈琲 美術館ブレンド』(HOT)450円 /(ICE)500円

高松市の創業30年以上の老舗喫茶店「クラフトマンズファクトリー」が、「カフェMIMOCA」のためにオリジナルブレンドした『珈琲 美術館ブレンド』。さまざまな料理に合うよう、深煎りで酸味が少なく、すっきりした風味に仕上げています。

ドリンクは、『紅茶(和紅茶)』(HOT450円/ICE500円)や三豊市のミカンを使った『さぬき みとよの生搾りみかんジュース』(650円)など種類豊富。コーヒーだけでなく、さまざまなフレーバーを冒険してみては?

「まちのシューレ963」の物販スペースも

店内入口左側と右奥には、カフェを運営する「まちのシューレ963」の生活雑貨類が販売されています。ナチュラルな器や全国各地の食材を使った食品類のほか、美術館の関連グッズなどもスタンバイ。今年10月には、兵庫県の神戸阪急に「まちのシューレKOBE」として県外初出店するなど、注目を集めています。ポップアップストアやフェアも不定期で実施されているので、商品を手に取りながらお気に入りを探して。

『シューレオリジナルブレンドティー(いのくまさんパッケージ)』1,782円

バラエティー豊かな雑貨の中には、猪熊さんの作品とコラボした商品も。『シューレオリジナルブレンドティー いのくまさんパッケージ』は、猪熊さんのデザインをあしらった缶に、「まちのシューレ963」オリジナルのブレンドティーが詰め込まれています。商品に迷ったら、スタッフがおすすめを教えてくれますよ。

現代アートと共存した、非日常感のある「カフェMIMOCA」。芸術鑑賞の前後はもちろん、日常から少し離れてほっと一息つきたいときは、同店の扉を開けてみては。

■詳細情報

■DATA

カフェMIMOCA(ミモカ)

所在地
香川県丸亀市浜町80-1
電話番号
0877-35-9613
営業時間
10:00~18:00(L.O.17:00)
※JR丸亀駅前地下駐車場を利用の場合は2時間無料。美術館1階受付にて駐車券の提示を。