【高松】「プシプシーナ珈琲」自家焙煎の新鮮コーヒーとかわいらしいアートな店内に癒やされて♪

・自家焙煎カフェ「プシプシーナ珈琲」

「プシプシシーナ珈琲」は、ことでん琴平線・長尾線の片原町から車でおよそ5分、香川県立中央病院や造船所がある高松市の湾岸エリア・朝日町にあります。企業や工場が立ち並ぶエリアの中にポツンと佇むかわいらしい一軒家スタイルのカフェで、焙煎所を併設しています。

焙煎豆の直売店ということもあって、近所のコーヒー好きだけでなく県外から旅行を兼ねてコーヒー豆を買いに訪れる人も少なくないとのこと。こぢんまりとしたかわいらしいカフェスペースもあり、コーヒー用品のほか、ポップなキャラクターの置物や書籍が並ぶ店内。カウンター奥で作業するスタッフの姿を眺めながらのカフェタイムは、不思議と居心地がよく癒やされる空間です。一人客や家族連れのカフェ利用のほか、周辺の病院や会社で働く人がテイクアウトする姿も見られます。

・こだわり派も納得のコーヒー各種

『ホットコーヒー』400円

「本日のコーヒー」メニューの中から取材時に選んだのは、中深煎(い)りの“ニカラグア”。低温下での嫌気性発酵(アナエロビック)という最新鋭の精製法を施すことにより、コーヒーがいかにフルーティーで甘みを有した飲み物であるかということを認識させてくれる一杯です。メニューには深入りや中深煎(い)りなどの焙煎度合いのほか、コーヒー豆の産地や農園名まで記載されているものもあり、遠い異国の地に思いをはせながらカフェタイムを楽しむのもいいですね。

イートインでコーヒーを頼むと、北欧の童話のキャラクター“ムーミン”のカップで提供されます。店名は、店主の登尾(のぼりお)さんと店主のお母さんが大好きだという作者“トーベ・ヤンソン”の愛猫「プシプシーナ」から取ったのだそう。

カウンターからは、タイミングさえ合えば、不良な豆を選別し手作業で取り除く「ハンドピッキング」の工程を見られることも。毎日必要な分だけローストし、常に鮮度の高いコーヒー豆を提供できることも、丁寧な手仕事を間近で感じられるのも、自家焙煎ならではの強みです。

豆へのこだわりと愛情をぎっしりと詰めこんで焙煎したコーヒーのメニューは常時15種類以上。その中には数量限定や期間限定などもあります。メニューに書かれたコーヒー豆の特徴から、好きなものを選んでハンドドリップしてもらうスタイルです。どの種類を選んでも1杯400円なので、専門店のコーヒーが飲めてワンコインでお釣りが帰ってくるのもうれしいところ。気に入った豆は購入もOK。コーヒーについて詳しくないという人もご安心を。気軽に店主が相談に乗ってくれますよ♪

・イートインで楽しむカフェタイム

『アイスコーヒー』450円

アイスコーヒーは暑い季節にぴったりなしっかりビターテイスト。のんびりカフェ利用はもちろん、「ちょっと冷たいコーヒーが飲みたい」という立ち寄り客にも人気で、スムーズにテイクアウトもできるのが魅力です。ホットコーヒーと同様にコーヒー豆をセレクトしドリップしてもらう『ハンドドリップアイスコーヒー』は550円で利用可能。

『キャラメルモカ』500円

エスプレッソを使用したアレンジコーヒーもセレクトでき、『カフェラテ』や『カフェモカ』のほか、画像の『キャラメルモカ』(各500円)などがあります。濃厚なエスプレッソにもこもこのミルクフォームを合わせ、キャラメルソースをオン。同店のアイコンでもあるプシプシーナ猫ちゃんが描かれたマグカップにも癒やされて♪

『自家製果物ジュース』500円

旬の果物を使用したフルーツジュースも店主のお手製。取材時は桃のジュースで、独自のルートで仕入れた県内産の桃をコンポートし、炭酸で割ったさっぱりとしたジュースでした。もちろんコンポートした桃までまるっとおいしくいただけます。季節によって変わる果物は、桃のほか文旦(ぶんたん)やレモンなどが登場。

炭酸割り以外に、牛乳とコンポートフルーツをミキサーにかけた果物ジュースも注文可能で、子どもからのリクエストが多いといいます。

・店内手作りスイーツも見逃せません

『おはぎ』250円

「コーヒーとあんこってよく合うんですよ」とおすすめされたのは、きなこをたっぷりまぶした自家製の『おはぎ』。きなこの香ばしさとあんこの控えめな甘さが上品で、おはぎだけで味わってもよし、コーヒーと一緒に楽しむのもよし。実際に合わせていただくと、コーヒーとの相性がピッタリという店主の言葉の意味が理解できること間違いなし。

『自家製スコーン』200円

さっくりとしたホロホロ食感の自家製スコーンは、食べ進めるにつれ鼻に抜けるほのかなショウガの香りと白ゴマの香ばしさがクセになるお菓子。同店で人気の『ショウガトウ』の製造過程で抽出されるしぼり汁を使用し、大人味に仕上げたお菓子もやはり根強いファンが多いそう。

『自家製マフィン』300円

ショウガやあんこなど、和風テイストのラインアップが並ぶお茶請け菓子ですが、そんな中で洋菓子を選ぶなら『自家製マフィン』はいかが。しっとりマフィン生地からはふわりとラム酒が香り、砂糖漬けのフルーツの甘みが◎。おはぎ以外の焼き菓子はテイクアウトもできますよ。

多種多様なコーヒー豆を少量ずつローストすることで、常に新鮮なコーヒー豆を購入できる焙煎所兼カフェ「プシプシーナ珈琲」。コーヒーはもちろん、店主をはじめとするスタッフが店内で手作りする焼き菓子や和菓子のほか、手土産としても人気の『ショウガトウ』は、どれも県内外問わず多くのファンに支持されています。丁寧な手仕事からも愛され続ける理由が伝わってきますね。

美術大学を卒業して芸術にも造形の深い店主が作り出すキュートでアーティスティックな店内にも注目を♪

■詳細情報

■DATA

プシプシーナ珈琲

所在地
香川県高松市朝日町2-19-16
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)
※金曜はL.O.14:00

【さぬき】ラジオパーソナリティ4人が織りなす夏の終わりの朗読会「音連れ(おとづれ)」開催!

香川の人気ラジオパーソナリティ4人による夏の朗読会が、2年ぶりにカムバック!
8月31日(土)18:30〜、さぬき市の地蔵寺「音連れ(おとづれ)〜夏の終わりの朗読会〜」が開かれます。悪魚伝説からちょっと不思議なお話まで、情感たっぷりの朗読で、非日常に導かれる不思議なひととき。彩り豊かな音の世界に浸りませんか。

境内では射的、かたぬき、かき氷、くじなどの縁日も開催(16:00〜19:30、雨天時は縮小開催)。また、志度生まれの奇才・平賀源内が考案した秋田の“紙風船遊び”をモチーフに制作した角柱の明かり「源内ランタン」でのライトアップも見逃せません。

同日、すぐそばで「志度花火大会」(20:00〜)もあるので、夏の締めくくりに合わせて予定してみては。
朗読会のチケットは専用フォームから。
➡︎「音連れ」チケット予約はこちら

【出演パーソナリティ】
・大津奈美子(おおつ なみこ)
FM香川「Brillante! for SDGs」、読売テレビ「土曜はダメよ!小枝不動産」、ジャンボフェリー艦内放送担当。習性はベビーパウダーでアセモ対策・早起き(夏季限定)。
・岡加依子(おか かよこ)
FM香川「JOY-U CLUB」などのラジオDJ、ナレーター、イベントMC、かがわ里海ガイドとして活動中。愛する作品「シティーハンター」のTシャツをオシャレに着こなした夏がヲワル。
・柏原里砂(かしはら りさ)
FM香川「21st Keynote next」パーソナリティ、ナレーター。その他、ショコラコーディネーター、漫画家としても活動。地蔵寺のおみくじをコンプリートするのがこの夏の目標。
・筒井智子(つつい ともこ)
FM香川「WEEKEND SHUTTLE」パーソナリティ。イベントや結婚式の司会としても活動中。この日の地蔵寺とかけて、みなさんの調子ととく。その心は…どちらもエイ(悪魚)でしょう。

【高松】「KanaTan(カナタアン)」野菜たっぷりのおばんざい定食でヘルシーに満腹に!

・定食屋「KanaTan(カナタアン)」

「KanaTan(カナタアン)」は、ことでん瓦町駅から徒歩約5分、南新町商店街とトキワ新町商店街の間に位置する通称“ぎおん通り”のビル内にあります。周辺は高松屈指の飲み屋街なので、初めて訪れる人はちょっぴりドキドキ。レトロな看板が並ぶ通りを進んでいきます。

テナントビルの前には当日のメニュー看板が出ているので、入店前にチェック!週替わりの肉と魚の定食、パスタの内容が紹介されています。らせん階段か、奥のエレベーターで4階に上がりましょう。

階段、エレベーターからもすぐ近く。店名が書かれた扉が目に飛び込んできます。ドアを開けて、いざ入店!

カウンターやテーブル、合わせて10席ほどのこぢんまりとした店内は、オーナーが1人で営業しているため、お客さん全員に気を配れるサイズ感を目指したそうです。2023年8月のオープン後から徐々に口コミで評判を集め、近所で働く人はもちろん、意外にも海外からの旅行客も珍しくないそう。どこか懐かしさも感じる空間は、海外に来たような独特の空気感が漂います。

オーナーは銀座、六本木で日本料理店の料理長を務めたこともあり、全国をあちこち巡ってイタリアンや韓国料理などジャンル問わず多種多様な料理に携わってきたという経験の持ち主。
同店の周辺では、ご飯を気軽に食べられるお店が少ないということから、野菜を使った体に優しい定食で、リーズナブルにお腹いっぱいになってほしいとお店を始めたそうです。

・旬の野菜を使ったおばんざいがずらり

『KanaTan定食(おばんざい定食)』800円

季節の野菜を使った小鉢がずらりと並ぶ『KanaTan定食』は、その日のおばんざいが5品に、サラダ、野菜スープ、白米または十六穀米から選べるご飯が付いた大満足のボリューム。その時々のサービスで小鉢が追加されることもあり、この値段でいいの?と驚くばかりです。

家庭的な味付けのおばんざいは、野菜不足を解消してくれる心強い味方。この日は、ツルムラサキのおひたし、ワサビ豆腐、カボチャのカステラ、ハスイモと小松菜と薄揚げの和え物、ズッキーニとツナの和え物、トマトのおひたし、ゴーヤとキムチの炊いたん、白ナスの煮物とさまざま。「調理法が気になったら教えます」と気さくなオーナーとの会話を楽しむのもいいかも。
17:00から21:00までの夜営業でも、値段は変わらずオーダーできるので、お酒と一緒に楽しむこともできますよ♪

・メインのおかずが創作的!週替わり定食

『棒棒鶏(お肉定食)』850円

週替わりの肉料理の定食は、メインの肉料理にご飯、スープ、サラダのほかにおばんざいが3品付きます。純和風のおばんざいに対して、週替わりのメイン料理は創作性に富んだメニューが多く、ここでしか味わえないと常連さんも楽しみにしているそう。

取材時の『棒棒鶏(バンバンジー)』は、一般的な鶏肉を細かく割いた形ではなく、ドン!と塊の肉がのせられたインパクト抜群の“KanaTan流”。トウガラシのピリっとした辛さと、まろやかなごまみそダレの味わいが食欲をそそります。
最新の週替わりのメニューは、公式Instagramからチェックしてみて。

『おばんざいカレー』700円

毎日登場する『おばんざいカレー』ですが、具材はその日によって変わります。取材時はじっくり煮込まれたホロホロ食感の鶏肉と、大きな野菜がゴロゴロと入った具だくさんなカレー。家庭的な見た目ながら、継ぎ足して煮込んだルーが複雑なうま味とスパイシーさを生み出しています。トッピングのおばんざいと交互に食べるもよし、ルーに混ぜながら食べてもよし、好みの食べ方を見つけて。

・食後はデザートやドリンクで一息

『チーズケーキ』400円

食後には自家製のデザートも楽しめます。ほっと心が和らぐような、優しい甘さと口溶けは、素朴なチーズケーキならではの味。お客さんにお店の味をまねしてほしいという理由で、家庭でもできるシンプルなレシピにしているそうです。

『オレンジジュース』250円

定食と一緒に、ソフトドリンクやアルコールのオーダーもできます。時間がある時は食後の一杯で大満足の余韻に浸って。

夜は予約をすればコース料理にも対応しています。1人2,000円以上の2人からで、お客さんと相談をしながら、予算に合わせてその日限りの料理が振る舞われるというから期待が膨らみます。

昼も夜も、野菜たっぷりの定食で罪悪感なくお腹いっぱいになれる「KanaTan(カナタアン)」。完全禁煙なので、子ども(18歳未満)連れでの入店も可能です。1人客も大歓迎の雰囲気なので、フラッと仕事帰りに食事や一杯という使い方もできますよ。

■詳細情報

■DATA

KanaTan(カナタアン)

所在地
香川県高松市瓦町1-11-17 クイーンズスクエア2ビル 4階
電話番号
080-7334-1218
営業時間
ランチ/11:00〜15:00
ディナー/17:00~21:00
※支払いは現金、PayPayのみ
※営業時間は変更となる場合あり

【高松】古民家ダイニング「KODONA(コドナ)」“まごわやさしい”を取り入れた腸活ランチ♪

・ほっと落ち着く古民家ダイニング「KODONA(コドナ)」

ことでん仏生山駅から車で約8分、仏生山公園からは車で約5分。高松市香川町浅野の住宅街に店を構える「KODONA(コドナ)」は、こだわりの素材で作る腸活ランチが人気の古民家ダイニングです。

コロナ禍を経て免疫力と腸活の大切さに気づいた店主が、栄養バランスが整った7つの食材“まごわやさしい(マメ類、ゴマ、ワカメなどの海藻類、野菜、魚、シイタケなどのキノコ類、イモ類の頭文字をまとめたもの)”を取り入れたダイニングを2023年にオープンしました。

店名の「KODONA」は“こども”と“おとな”を組み合わせた造語で、店主が好きな俳優の言葉だといいます。そこには「大人になっても夢を諦めない。やりたいことを仕事に生きていく」という思いが込められています。

店内は靴を脱いでリラックスできるスタイルで、趣のある和の空間とおしゃれなドライフラワーが相まって、洗練された雰囲気を醸し出しています。

人気の窓際の席では、手入れされた庭を眺めて心が癒やされるひとときを過ごせます。テーブルに飾られた観葉植物やドライフラワーにも和みますね。

・小鉢が充実♪人気のKODONAランチ

『KODONAランチ/チキン南蛮』1,650円

『KODONAランチ』はメイン、ご飯、みそ汁、日替わり小鉢8品の合計11種類がセットになった、食べ応え抜群の人気メニュー。メインはチキン南蛮、煮込み豆腐ハンバーグ、とり塩唐揚げ、豚肉ときのこの柚子胡椒炒め、油淋鶏(ユーリンチー)の5種類の中から好きなものをチョイスして。
チキン南蛮は甘めのタレがしっかり絡んで、ついついご飯が進む一皿。たっぷりかかったタルタルソースは、なんとマヨネーズから手作りなんだそう。

『KODONAランチ/煮込み豆腐ハンバーグ』1,650円

手間暇かけて丁寧に作るヘルシーなハンバーグはふわふわと優しい食感で、キノコ、豆、ミニトマトが入ったかつお出汁(だし)がしっかり効いたタレが体の隅々まで染み渡ります。アクセントのミニトマトの酸味でさっぱりといただけますよ。

『KODONAランチ/とり塩唐揚げ』1,650円

かめばかむほどうま味を感じる唐揚げは、米粉の衣で揚げた食べ応えのある一品。一口頬張るとジューシーな肉汁があふれ、やみつきになること間違いなし。一つひとつのサイズが大きいのでボリュームも満点です。

『KODONAランチ/豚肉ときのこの柚子胡椒炒め』1,650円

クレソンが大盛りのこちらは、ちょっぴりピリ辛の味付けで男性の支持が熱い一品。キノコの風味と食感をしっかり感じられるので、キノコ好きにもイチオシのメニューです。

『KODONAランチ/油淋鶏』1,650円

甘酢あんがたっぷり絡んだ油淋鶏(ユーリンチー)は、食べる手が止まらなくなること請け合いのご飯が進むおかず。たっぷりの白髪ネギとともにいただいて。

『ミニチキン南蛮、ミニとり塩唐揚げ、ミニ油淋鶏』ランチ料金+各300円

プラス300円でメインメニューのミニサイズが味わえるボリュームアップメニューは、『KODONAランチ』をもっと堪能したい人におすすめ。魅力的なメインメニューから一つに選び切れない人は迷わずオーダーを。

・子連れランチはお子さまセットで決まり♪

『お子さまセット』700円

小学生以下の子ども限定メニューの『お子さまセット』は、おにぎり3つ、唐揚げ、ジュース、ゼリーが付いたセットで、大人のランチと同様に唐揚げの衣は米粉を使用。パパやママと同じものをいただけるのもうれしいポイントですね。

・ビジュアル◎テイクアウト専用お弁当

『KODONA弁当』2,160円

季節によって内容が変わる彩り豊かなテイクアウト専用のお弁当も手がけています。注文する場合は2日前までに公式InstagramのDMからオーダーを。
➡︎公式Instagramはこちら
ピクニックや持ち寄りランチなどでの利用はSNS映え抜群ですよ。

・体に優しい米粉パンと焼き菓子

11:00~14:00は、米粉を使った無添加のパンが魅力の店舗を持たないベーカリー「ほしのたね」のパンや焼き菓子が店頭に並びます。日によって提供する種類は変わりますが、豆乳クリームパン、塩パン、黒ゴマパンなどバラエティー豊かなラインアップ。ランチをいただいた後に、こだわり素材の優しいパンや焼き菓子をお土産にいかが?

ゆったり落ち着く雰囲気の中で味わうランチが人気の「KODONA(コドナ)」。体が喜ぶ腸活ランチを求めて、老若男女問わず多くの人が訪れます。ランチのほか、17:00から利用できる居酒屋、お弁当のテイクアウトなどのサービスも充実。スタッフのおもてなしの心にも魅了される同店で、身も心も癒やされてみませんか。

■詳細情報

■DATA

KODONA(コドナ)

所在地
香川県高松市香川町浅野2323-4
営業時間
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜22:30(L.O.22:00)

【高松】「カフェしるく」どこか懐かしいレトロ空間で楽しむ手作りの数々

・レトロな雰囲気満点の「Cafe silk(カフェしるく)」

JR鬼無駅から車で5分。弦打小学校から徒歩3分の静かな住宅街の中にある「Cafe silk(カフェしるく)」。お店の前のオブジェからも分かる通り、昭和の香りが漂うレトロな雰囲気が魅力のカフェ。2017年のオープン以来、ご近所さんや常連客から愛され続けています。

駐車場はよく目立つ看板を目印に。産業道路(県道176号)から1本西の通りですが、月〜土曜の7:30〜8:30は一方通行なので、入る方向にご用心。街中の喧騒(けんそう)から離れてゆったりとした時間を過ごすことができますよ。

「silk(シルク)」という店名の由来は、オーナーご夫妻の名前。2人の名前から一文字ずつ取って並べると「正絹(しょうけん=シルク100%の生地)」となることから、この名前にしたそう。夫婦愛にあふれるすてきなお店ですね。

店の前にはライトを掲げた人形がお店に誘導(?)。お店に入る前から、ワクワクとしますね。

・店内には自慢のコレクションがずらり

昭和のヒットソングが流れる店内には、オーナーご夫妻が共通の趣味で30年以上集めているというコレクションが、所狭しと並んでいます。今まで集めたコレクションは、何と数百点以上にも上る圧巻の数です。

主に大正~昭和時代に販売・使用されていたものを集めているそうで、祖父母のおうちに遊びに来たような懐かしさを感じることができます。

当時のお菓子に付いていた景品や食品メーカーの懸賞品、限定販売されたおもちゃなど、今ではなかなかお目にかかれない貴重な品もあるそうですよ。

同店はもともと納屋だった建物をリノベーションしているとあって、店内の柱などからも温かみを感じます。ちなみに、コレクションは棚や壁だけでなく、天井にも。見上げると、数々のレトロ看板が飾られています。所々さびているのがまた味わい深く、時代を物語っていますね。

壁に飾っているポスターなどは、季節によって入れ替えているとのこと。見たことのない驚きの品にも一期一会で出合えるかもしれません。

テーブルやイスはあえてそろえず、ほとんどがアンティークのものばかり。ひときわ目を引くスーツケースのテーブルは、実際に船旅などで使われていたものなのだそう。

それぞれのテーブルの上にも、コレクションの人形やおもちゃが。一つとして同じものがないので、何度訪れてもいろんな発見がきっとあるはず。食事だけでなく店内を見渡すだけでも楽しめるのが、同店の大きな魅力です。

・彩り豊かな人気のランチメニュー

『ミートライス』1,200円

店主イチオシの人気ランチメニューが、こちらの『ミートライス』。

香川県のブランド牛・オリーブ牛の中でもA5ランクのものを使用し、みそ仕立てで甘辛く味付けしています。日替わりメニューよりも、こちらを選ぶお客さんも多いそう。限定10食の提供なので、日によってはすぐに売り切れてしまうこともあります。自家製ピクルスとスープが付いているから、箸休めをしながら食べられますよ。

野菜もたっぷり盛られて栄養も食べ応えも満点。カラフルな彩りで食欲をそそります。

肉は少し濃いめに味付けされていて、どんどんご飯が進みます。ひと口食べるとすぐにまた口に運んでしまう、クセになる味わいです。

半熟卵を絡めて食べると、濃いめの味がマイルドになって◎。卵と肉を混ぜながら、味変を楽しんで食べ進めるのがおすすめです。

『懐かしオムライス』950円(テイクアウト850円)

こちらは、その名の通り懐かしさ満点のオムライス。しっかりと焼いた薄焼き卵で、ケチャップライスをぎゅぎゅっと包んでいます。ケチャップライスの中にはゴロゴロと玉ネギや鶏肉、グリーンピースが入っていて、これぞ王道。不思議とおばあちゃんが作ってくれたような、懐かしい気分に浸ることができます。

『懐かしオムライス』はイートインのほか、テイクアウトも可能です。彩りに添えられたパセリも存在感があり、赤と黄色と緑のコントラストが食欲をそそりますね。

また、スパイスカレーやローストビーフ丼、グラタンなど日替わりのランチメニューも登場。イートインのランチにはヨーグルトやコーヒーゼリーといったその日のミニデザートも付いています。事前にInstagramで告知をしてくれるので、気になる人はチェックしてみて。

・デザートやモーニングもお楽しみ♪

ランチだけでなく、モーニングやカフェタイムも魅力的なメニューが盛りだくさん。クラシックな模様の食器と一緒に、朝のひとときや昼下がりにゆっくりとレトロカフェグルメを満喫できます。

『クリームソーダ(緑)』650円

昔の純喫茶を彷彿(ほうふつ)とさせる『クリームソーダ』は、こんもり高さのあるアイスの隣に真っ赤なさくらんぼがちょこん。「これこれ!」と思わず声に出してしまうようなTHE定番のルックスです。

『フレンチトースト(アイス添え)』750円

8:30~10:30限定で楽しめるモーニングメニューは、朝からリッチな気分を味わえる『フレンチトースト』がスタンバイ。サラダやヨーグルトが付いているのも、うれしいですね。

大きくカットされたフランスパンはしっとりとした口当たりで、かめばじゅわっと広がる優しい甘さ。バターで焼き上げていて、甘じょっぱさがたまらない一品です。冷たくてあま~いバニラアイスを一緒に頬張れば、さらに幸せな気持ちにさせてくれますよ♪

『ベイクドチーズケーキ(アイス付き)』580円

少し酸味のある甘さ控えめでさっぱりとした味わいのチーズケーキは、前日から丁寧に仕込んで作られている自慢のデザートです。バニラアイスと季節によって変わるフルーツが添えられていて、見た目にも楽しいプレートに。

 

店内のコレクションはもちろん、食器やテーブル、イスまでオーナーご夫婦の愛とこだわりが詰まった店づくりと食事が魅力の「Cafe silk(カフェしるく)」。

レトロなコレクションに囲まれて、モーニングやランチ、スイーツを堪能しながら、日々の慌ただしさを忘れる時間をゆっくりと過ごして。

■詳細情報

■DATA

Cafe silk(カフェしるく)

所在地
香川県高松市鶴市町168
電話番号
080-2991-0469
営業時間
モーニング/8:30~10:30
ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)
※予約の際は、必ず電話で問い合わせを
※最新の営業日はInstagramで確認を

【延期】「第2回台湾フェス・台湾夜市」開催!景品がもらえるスタンプラリーも

※台風10号の影響により、9月21日(土)に延期となりました(出店者も一部変更予定)

香川を代表する観光スポット・こんぴらさんのお膝元が、8月31日(土)は台湾ムードに大変身!江戸時代から続く酒蔵を残し、酒づくりの歴史と文化を今に伝える資料館「金陵の郷(きんりょうのさと)」をメインに、「第2回台湾フェス・台湾夜市in琴平」が開催されます。

メイン会場の金陵の郷では、台湾の定番料理・魯肉飯(ルーローハン)や、台湾カステラ、大根餅などの屋台が出店します。
飲食だけでなく、似顔絵体験や提灯(ちょうちん)の色塗りなどの台湾文化体験ブース、伝統楽器・二胡パフォーマンスもお見逃しなく。

メイン会場以外でも、琴平町内の飲食店11軒による台湾×琴平コラボメニューが登場します。スタンプラリーも行われるので、地図を手に巡ってみて。台湾カステラに狸屋オリジナル涼麺(リャンメン)、大鶏排(ダージーパイ)に台湾パイナップル灸まんなど、この日しか味わえないグルメがめじろ押し。コラボメニューを注文するごとにスタンプを1つゲット、3つ集めると数量限定の景品がもらえますよ。ほかに高松空港復興期成会による抽選会も。なんと一等賞は高松-台北線往復航空券(1人)が当たります。

交友交流締結をしている琴平町と台湾の瑞芳(ずいほう)区。新型コロナウイルスの影響で、お互いの交流が少なくなっていたことから、台湾の魅力が詰まった交流の場を作りたいと開催に至ったこのイベント。琴平町で手軽に本場の空気感を味わってみませんか。

詳しくはインスタグラムでチェックを。
➡︎公式Instagramはこちら

■出店者一例
・サンシャインピクニックデイズ
・奉還町の台湾専門店 好日
・Agon
・台湾ファーストフードサンフー
・長谷川米穀店 スパイスカレー
・BAR KNUT
・KAGAWANI(似顔絵、ワークショップ)

【高松】五感に栄養♪「Nカフェ&ギャラリー」で食事もアートも楽しむ特別なひとときを

・アートも楽しめる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」

ことでん志度線松島二丁目駅、長尾線花園駅の各駅から徒歩約9分。高校第一中学校の南東に位置する交差点から、「香川時計商会」を左手にして南に進んだところに「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」はあります。高松市多賀町の閑静な住宅街でひときわ目を引く外観は、コンクリート壁、石調タイルの目隠し塀、トタン壁が無機質でインダストリアルな雰囲気を醸(かも)し出しています。真っ赤な丸い看板を目印に。

店の前と少し離れたところにも駐車場があり、12~13台は停められるので、車での来店もOKです!第二駐車場の場所は店前の駐車場に入ってすぐ右手に表示があるので確認を。

店舗はもともとフレンチレストランがあった場所を譲り受けたそう。オーナーの野口さん親子はお母さまがステンドグラスの教室を運営し、息子さんは陶芸家兼デザイナー。兄弟もそれぞれ建築家など、いわゆるアーティスト一家です。モノづくりから派生して“人が集まれる場所をつくりたい”という思いと、それを実現できる場所を得られたこと、息子さんが地元・高松に帰ってきたことなどのさまざまなタイミングが重なり、2015年にギャラリー併設カフェとしてオープンしました。

実は、カフェを運営しているのは同ギャラリーの展示会で作品を出品している作家の皆さん。作家にとっては自身の作品を発表できる場でもあり、接客を通してその反響を肌で感じたり、人脈や作家同士のつながりを得る場にもなっています。店名の“N”には野口さんのイニシャルに加え、そうしたモノづくりの“仲間たち”という意味合いも込められています。

無機質な外観から店内に足を踏み入れると一転、白をベースにした明るく優しい印象に。そこで一役買っているのが、やわらかな光を通すステンドグラス。実はこちら、野口さんのお母さまの作品の一つなんです。カウンタ―に並ぶ食器なども作家の作品です。

通路をそのまま進むと正面に見えてくるのがギャラリーです。ここではおおよそ1カ月をベースに年に16~17回ほど、展示会を開催しているそう。取材時は愛媛県今治市の工芸作家“桑原孝氏の作陶展”が催されていました。作品は購入も可能なので、気になる作品に出合えた時は、気軽にスタッフに声をかけてみて。

ギャラリーの右手にはカフェスペースが広がります。席は4人掛けが4つ、2人掛けが2つあり、天井の高さも相まって、余白を楽しめる開放感のある空間になっています。店内に飾られているステンドグラスのランプや絵画、キリンのオブジェなどはすべて野口さん家族が手掛けた作品。

アート鑑賞で心癒されたり、大きな窓から中庭の景観を眺めながら食事を楽しんだり、なんとも贅沢な時間が過ごせます。庭でひときわ存在感のある立派な松の木は一見の価値あり!遊び心を感じさせる、窓際を歩く黒猫のシルエットも探してみて。

・テーマが変わる!?『おすすめプレート』

『おすすめプレート』1,200円

『おすすめプレート』は約2週間ごとにメニューが変わります。その日のメニューは入り口の黒板に書いてあるので確認を。取材日はショートパスタのボロネーゼ、豆のヨーグルト和え、ゴボウのポタージュ、パン、自家製ピクルス、グリーンサラダ、ミニデザートのほうじ茶寒天、ホットコーヒーでした。

ほとんどのメニューは野口さんのお母さまが考案し、そこにスタッフみんなで意見を出し合って決めているそう。鮮やかな彩りで目にも楽しい『おすすめプレート』は、作家たちが考えたメニューだけあって「色使いは意識しています」と野口さん。こうした料理に使われている食器も実は作品なのでチェックしてみてくださいね。

14:00まで提供のランチメニューは、このほか『シチューオムライス』(1,300円)『いりこ出汁(だし)のカレー』(1,100円)『オムライス』(1,200円)『ビーフシチュー』(1,200円)がスタンバイ。すべてにサラダ、デザート、ホットコーヒーまたは紅茶(オーガニックアールグレイ)が付きます。+50円でドリンクをアイスに変更もできますよ。

イタリアの伝統料理でもあるボロネーゼは、ニンニク、タマネギ、ニンジン、トマトなどの香味野菜と国産の粗挽(び)き肉をじっくり煮込んだ手の込んだ一品。写真の通り、らせん形状のショートパスタはソースが絡みやすく、ボロネーゼのような濃厚ソースにはぴったりです。ゴロっとした肉のうま味と野菜の甘み、そしてバジルの香りを堪能あれ。

サイドメニューも見逃せません。ぜひ食してほしいのが、食物繊維が豊富なゴボウをたっぷり使ったポタージュ。丁寧に裏ごしされたクセのないまろやかな味わいで、素材の風味とコクがしっかり感じられます。ほっとする優しい味に心も癒やされますよ。季節に応じて温・冷と変えてくれるのもうれしいポイントです。

たっぷり盛られたグリーンサラダは、オニオンドレッシングとトッピングされたフライドオニオンを合わせて召し上がれ。ひよこ豆のサラダまで付いていて、栄養バランスは◎。群馬県桐生市のベーカリーから取り寄せている全粒粉パンは軽くトーストされて表面がカリっとした香ばしさ。そのまま食べるのはもちろん、ボロネーゼをのせたり、ポタージュに合わせたり、お好みでどうぞ。

自家製ピクルスはパプリカ、タマネギ、そしてキクラゲというピクルスには珍しい食材も使用。一皿でそれぞれ違った食感が楽しめるのがうれしいですね。味の決め手となる酢は、伝統製法で280余年続く三豊市の醸造米酢「仁尾酢」が使われています。芳醇(ほうじゅん)な香りと深い味わいに納得。ピクルスの食材はその時手に入るもので変わるそうなので、何が出てくるかは当日のお楽しみに♪

“食後の口直しに”と考えられたデザートは、ほうじ茶の寒天に北海道産のあんこをトッピングしたもの。言うまでもなく、組み合わせの相性は抜群!お茶の香りを楽しみながら、あんこの甘さも味わえて、一口で二度おいしい&うれしい一皿です。

・バラエティーに富んだオリジナルスイーツやドリンク

『チェ―』700円

あまり聞きなじみのない『チェ―』はベトナム語でお茶を意味し、日本でいうかき氷やぜんざいのように、暑い日によく食べられているベトナムの伝統的スイーツです。スタッフの一人が旅先で出合い、食べやすいようにアレンジしてメニューの仲間入りをしたそう。6月下旬~9月下旬の季節限定メニューですが、人気は高く、暑くなってくるとお客さんの待ち望む声が聞こえてくるほど。

ココナッツミルクと牛乳を混ぜ合わせた中に入っているのは、ミカンやマンゴーといったフルーツ、ほうじ茶寒天、タピオカ、求肥(ぎゅうひ)、焼き芋、塩で炊いた金時豆など。その上に自家製あんこをトッピングしています。「一体、どんな味?」と気になるところですが、どこか懐かしく感じる、さっぱりとした優しい味で、まさに暑い日に食べたくなる一品です。塩豆のしょっぱさが程良いアクセントになっていて、とても食べやすく、ファンが多いのもうなずけます!

『赤米miniおはぎ』500円

下が見えないほど、たっぷりあんこがかかった赤米のおはぎ。“mini”と書いてあるものの、おはぎが2つ入っていて食べ応えは十分です。もち米と合わせて炊いた赤米は栄養価が高く、食物繊維は白米の約8倍だそう。あんこの上品な甘さが絶妙なので、甘い物が欲しい時にはおすすめです。

お気づきかもしれませんが、同店ではあんこを使ったスイーツが多いです。「大鍋では味が落ちてしまうので、小さい鍋でほぼ毎日のように何度も炊いているんですよ」と手をかけ、時間をかけ、一品一品丁寧に作っている様子が伝わってきます。おうちでも味わいたいというあんこ好きの人には、瓶入りのあんこ(500円)も販売していますよ。

『おからケーキ』450円

オーガニック素材を使った『おからケーキ』はしっとりとした食感。甘さは控えめで飽きのこない素朴な味わいです。添えてあるラムレーズンは一緒に食べるとラム酒の香りが広がり、少し大人な味に。おからが苦手な人や小さい子どもも、ラムレーズンのほか、あんこやリンゴのコンフィチュールといった3種のトッピングから選べるので、食べやすくなっています。

『自家製クラフトコーラ』600円

こちらもスタッフが飲んでおいしかったクラフトコーラを自分たちでも作ってみよう!というところから商品化に至った『自家製クラフトコーラ』。沖縄の黒糖、スダチ、地元のレモン、ネーブルにカルダモンやシナモン、クローブ、ショウガなどのスパイスをたっぷり、オリジナルの配合で丁寧に煮出しています。スパイシーでありながら、軽やかな甘さもあって、さっぱりとした喉越し♪見た目にも爽やかな一杯です。3倍の炭酸水で希釈して飲める『クラフトコーラシロップ 瓶入り』(1,000円)も販売中です。

店づくりや空間演出、提供されるメニューのすべてにクリエイティブな感性が垣間見られる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」。「そういうストーリーが見えてくると興味を持ってもらえて、行ってみようかなと思ってもらえますよね」と野口さん。当初思い描いていた“人が集まる場所”としてのギャラリー併設カフェは、10年目を迎えて理想の形に近づいてきたと言います。

カフェだけ、ギャラリーだけの利用も可能ですが、時間が許すならどちらも合わせて体験するのが同店ならではの過ごし方。好きな作品や作家との出会いもあるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)

所在地
香川県高松市多賀町3-16-14
電話番号
087-813-0676
営業時間
月~水曜/11:30~16:00
土・日曜、祝日/11:30~16:30

【高松】「玉藻あかり物語」開催!史跡高松城跡を10日間幻想的にライトアップ

瀬戸内海国立公園指定90周年を記念して、8月12日(月・振休)〜21日(水)の10日間、玉藻公園が夜間特別開放されます。天守台や石垣、艮櫓(うしとらやぐら)のライトアップ、西門や桜御門のプロジェクションマッピングのほか、かつての高松城天守閣と同じ高さを再現した光り輝くアドバルーン(悪天候の場合は中止)も登場。18日(日)までは二の丸跡でキッズダンスやバンド、よさこい踊りなど、18:00から日替わりで多彩なステージが繰り広げられます。

16日(金)〜18日(日)の3日間は、高松市出身の能楽師、伶以野(れいやー)陽子さんによる能楽演舞を開催。申し込み不要、入園料のみで楽しめるプログラムもあるので気軽に。
園内ガイドツアーや13日(火)の高松まつり花火観覧など、有料イベントは事前申し込みが必要です。夏の思い出に、幻想的な夜を過ごしませんか。詳細は公式サイトを。
➡︎公式サイトはこちら

【二の丸ステージ出演者】18:00〜
・12日(月・振休)…青柳妃姫、STARTEENS、SCARLET CLOWN、サンサン館みきKID’S
・14日(水)…twilight triangle、日光壮大withニコバン、西川ユウヒブラザーズ
・15日(木)…雛月りな、MEiSM、山田翼/Sion
・16日(金)…森弓恵
・17日(土)…さぬき舞人、S.DanceGroup、今尾侑夕
・18日(日)…香川アニメーションソングプロジェクト

【高松】「サンドシェリー」でカジュアルに本格フレンチランチを♪

・フレンチレストラン「Sandwicherie(サンドシェリー)」

高松三越や高松中央郵便局など商店やオフィスビルがひしめく高松の中心地・内町に、フレンチレストラン「Sandwicherie(サンドシェリー)」はあります。本格的なフランス料理がいただけるにもかかわらず、気軽にランチやテイクアウトのサンドイッチや惣菜などを利用できるとあって、ランチタイムには近隣のオフィスワーカーや買い物客でにぎわいを見せます。

店内には外光が優しく差し込み、白い壁に落ち着いたアースカラーで統一されたインテリアは、品を感じさせながらも気取らず食事が楽しめる居心地の良さがあります。オープンキッチンなので、シェフの料理姿を垣間見ながら、美しくも味わい深い料理に舌鼓♪

お客さんとの会話を大切にしているという話好きなオーナーシェフ熊谷さんと、テキパキとシェフをサポートするスタッフの赤尾さん。肩肘張らずにフレンチを楽しんでもらえるようにと、気取らず気さくな接客が印象的です。とはいうものの、熊谷シェフは高松市の老舗フレンチ「ボワ・エ・デュポン」の木場シェフの弟子にあたり、フランスやベルギーなどヨーロッパ4カ国での修行経験を持つ凄腕シェフでもあります。

・気取らず味わえるフレンチランチ

商業エリアに位置するため、多くのオフィスワーカーがランチを目指して来店。可能な限り昼休みの限られた時間の中でランチを楽しんでもらいたいと、本格的な味わいはそのままに、カジュアルで手軽に食べられるランチセットがラインアップされています。

『シェフのきまぐれセット』1,750円

メインのプレートが日替わりで楽しめる『シェフのきまぐれセット』は、パン、スープ、サラダが付いたランチセットです。取材時は、地鶏を香草と一緒にローストしたプレートで、素材のうま味を閉じ込めた焼き具合が絶品。シェフ渾身(こんしん)のソースは、トラディショナルな濃厚なバターのコクとピンクペッパーのアクセントが際立ち、地鶏との相性がピッタリです。日替わりのラインアップには、瀬戸内産の白身魚のポワレや国産ポークのグリエ、ハンバーグなど人気のメニューが入れ替わります。

『キッシュランチ』1,100円

チーズ、エビ、サーモンの3種類のテイストから好きなキッシュを選ぶことのできる『キッシュランチ』は、サラダとスープが仕立てられていて手軽にフレンチを楽しめると人気です。昼の休憩時間がシビアなビジネスマンにとって『キッシュ』(各600円)を単品でテイクアウトできるというのもうれしいポイント。

さっくり焼き上げられたキッシュは、ホウレンソウやコーン、オリーブやズッキーニといった季節の野菜が、チーズとスクランブルエッグのアパレイユをまとって生地の中にぎっしりイン。口の中に広がる素材のハーモニーを堪能してみて♪

・優雅にランチ+αも楽しめます

『本日のデザート(ティラミス)』350円

ランチを食べた人だけがオーダーできる食後のデザートプレートです。日によって変わるデザートにはパウンドケーキやシフォンなどのレパートリーがあり、取材日はティラミスでした。エスプレッソがたっぷりと染み込んだ生地とマスカルポーネチーズの濃厚な味わいのティラミスに、爽やかなフレッシュフルーツとシェフお手製のフルーツソースが彩りを添えます。

『グラスワイン』880円〜

時間にゆとりのある人は、昼からワインという優雅なランチタイムもおすすめですよ。人気のシャルドネ系や香り豊かなソーヴィニヨン系、産地もフランスやチリなどがそろいます。その日のおすすめのグラスワインについては気軽にスタッフに尋ねてみて。

『ノンアルコールシャンパン』1本1,000円

食事とともにワインやシャンパンの雰囲気を楽しみたい人にはこちら!日本で製造されているこのドリンクは、ノンアルコールだけどフルーティー。高貴な香りがするシュワシュワの炭酸ソーダがまるでシャンパンのよう。ランチ時に注文する女性が多いというのも納得です。

熊谷シェフが腕によりをかけて作る料理を気軽に楽しめる小さなフレンチレストラン「Sandwicherie(サンドシェリー)」。ランチやテイクアウトでも存分に堪能できますが、ディナーコースでは活気あふれる昼の雰囲気とは一転、ゆったりとした空気感の中で優雅に本格フレンチを味わえます。親しい人との会食や記念日などにも重宝しますよ。

■詳細情報

■DATA

Sandwicherie(サンドシェリー)

所在地
香川県高松市内町1-1 土居ビル
電話番号
087-813-0606
営業時間
ランチ/11:30〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/18:00〜21:00(L.O.20:00)

【高松】「spice U up(スパイスユーアップ)」で創作スパイス料理とお酒を楽しんで♪

spice U up(スパイスユーアップ)

「spice U up(スパイスユーアップ)」は、2023年1月にオープンした創作スパイス料理店です。高松地方裁判所から徒歩約1分、最寄り駅のことでん片原町駅や高松築港駅からは徒歩約7分。高松三越寄りの兵庫町商店街から一本入った路地でひときわ目立つイエローの外観が目印です。

外装と同じく鮮やかなイエローがアクセントカラーに使われている店内は、“居酒屋”とはまた異なる洗練された空間。オープンキッチンスタイルのカウンター席がメインなので、男女問わず1人で訪れる人も多いそう。

2〜4人で利用しやすいテーブル席も完備。当日のランチメニューや、一品料理の“Uraメニュー”は、壁面の黒板に書いてあるので要チェック!鮮魚や旬の素材を使用した料理は裏メニューというスタイルで提供されています。生もの系以外はほぼテイクアウトできる点も便利。14:00まではランチメニューのみオーダー可能ですが、14:00以降は全メニュー楽しめます。

屋号に使われている“spice up”には、スパイスを加えるという意味のほか、〜に刺激を与える、〜にひと味添える、〜を活気づけるなどの意味があります。料理やお店、そしてお客さんの日常に刺激を与えたいという思いから、この店名になりました。間の“U”は、お客さんの“you”と、スタッフ2人の名前をかけてあるそう。なんだか元気がもらえるかわいい響きがすてきですね。

スパイスが決め手のランチメニュー

『日替わりランチ』1,200円

ランチタイムは日替わりのメニューが味わえます。スパイシーと聞くと辛いイメージがあるかもしれませんが、同店では辛いものが苦手な人や子どもも食べられるような味付けを心がけているのが特徴。スパイスの香りや味の変化を楽しんで。
メインの料理は平日2種類、土日は3種類(1,500円)がスタンバイ。追加料金なしで合いがけや大盛りもOK。雑穀入りの県産米ご飯に副菜5品も付いて盛りだくさんなプレートです。

『ほうれん草ポークカレー』

取材日のランチは、『ほうれん草ポークカレー』と『スパイシーチキン南蛮』でした。『ほうれん草ポークカレー』は、やわらかい厚切り豚肉がたっぷり。ほんのり辛さがありつつもスパイスの奥行きが感じられ、調和の取れた味わいです。『担々カレー』や『ベビーホタテのとろ玉カレー』『豚肉とピーマンのビンダルー』『アサリとキャベツのカレー』などが今までに登場しています。

『スパイシーチキン南蛮』

オリジナルのタルタルソースがたっぷりかけられた『スパイシーチキン南蛮』は、“チキン南蛮の日”である7月8日限定のメニューでした。鶏肉のうま味が感じられ、トッピングのナッツがいいアクセント。季節や行事のタイミングなどによって日替わりメニューを考えているそう。

『カルー』500円〜 ※内容により値段変動あり

開店時間の11:30からアルコールをいただけるので、カレーのルーだけの『カルー』をアテとして注文するのもありです。こちらの内容もその日次第。14:00以降は種類を選べる場合もあるので聞いてみて。

スイーツやドリンクも見逃せない

『カルダモンのアイス』550円

スイーツにもスパイスが使われているのがユニークなポイント。自家製の『カルダモンのアイス』は、カルダモンを牛乳に煮出して香りを移し、種の食感も楽しめます。爽やかで優しい風味が食後にぴったり。ランチを注文した人は、チーズケーキなど約3種類のスイーツやドリンクもオーダーできます。ランチタイムが終わる14:00以降はワンドリンク制でカフェ利用もOK。

『ナチュラルワイン グラス』900円〜

グラスワインはその日のラインアップ数種類から選べます。スパイシーかつ優しい味わいの料理をアテに、厳選したナチュラルワインをどうぞ。

『本日のスパイスサワー』700円

スパイスを漬け込んだアルコールを炭酸で割った『本日のスパイスサワー』も注目のメニュー。スダチと実山椒(みざんしょう)を漬け込んだものやラムレーズンなど、数種類から選べます。

『ハンドドリップコーヒー』ホット450円/アイス550円

コーヒーでまったりカフェタイムもおすすめ。愛媛県のコーヒー焙煎所『Coffee Reberb(コーヒー リバーブ)』から仕入れる豆をオーダーごとに挽(ひ)いて、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れます。深煎(い)りを中心とした3種類の豆から選べて、お茶菓子付き。平日ランチをオーダーした人は100円引きになるサービスも。

「spice U up(スパイスユーアップ)」はランチタイムからディナーまで通し営業なので、昼ご飯や昼飲み、ランチタイムを逃してしまった人、居酒屋感覚でも楽しめる創作スパイス料理店です。メニューはシーズンごとに変わるので、訪れるたびに新しい発見がありますよ!スパイシーなアテでお酒も楽しんで♪

■詳細情報

■DATA

spice U up(スパイスユーアップ)

所在地
香川県高松市寿町2-4-12
電話番号
087-813-4643
営業時間
11:30〜20:00最終入店
※ランチタイムは席の予約ができません
※ランチの取り置きは可能

【高松】イオンモール高松で「夏だ!祭だ!縁日だ!」開催♪ワンコインで4種目ぜ〜んぶ遊べます

家族が集まるお盆休みの始まりは、イオンモール高松の縁日へ。8月10日(土)・11日(日・祝)は、夏祭り気分を涼しい屋内空間で楽しめるイベント「夏だ!祭だ!縁日だ!」が開かれます。
縁日の定番「射的」「ヨーヨー釣り」「スーパーボールすくい」「スイカボールたたき」の4種目が、参加費1人500円でぜ〜んぶ遊べる上に、もれなく景品もゲット(各日先着250人)。日焼けや暑さを気にせず、大人も子どもも思わず熱中すること間違いなし。兄弟や友達と競い合ってみては?

浴衣または甚平で参加してくれた各日先着50人にはプチお菓子のプレゼントもあります(1人1回まで)。お祭りはっぴを着たスタッフが会場を盛り上げるので、ぜひ誘い合ってお出かけを。

【“ハズレ”なしの4種目】
・射的…持ち玉「3発」。セットしてから5秒以内に発射し、ヒットした景品は全部持ち帰り。当たらなくても残念賞あり
・ヨーヨー釣り…「こより」は1本。釣れたヨーヨーのうち、好きな柄を2本持ち帰り。釣れなくても1個プレゼント
・スーパーボールすくい…「すくいポイ」は1個。すくえたスーパーボールのうち好きな5個を持ち帰り。すくえなくても3個プレゼント
・スイカボールたたき…目隠しをして、たたき棒を1回のみ振り下ろし。ヒットしたらヒット賞、ノーヒットでも残念賞あり

【高松】「米男JAPAN」は生米から作るグルテンゼロのベーグル&スイーツ専門店

「米男JAPAN」のパンはグルテンゼロ

「米男(こめお)JAPAN」は2023年4月にオープンした、グルテンフリーの上をいく“グルテンゼロ”のベーグル&スイーツ専門店です。レインボーロードと県道43号の間、高松市木太町にある大池のすぐそばの閑静な住宅街に佇むアメリカンな小屋が目印。

こぢんまりとしたアットホームな店内には、毎日16種類ほどのベーグルやシフォンケーキなどが並びます。常連客のリクエストや意見をくみ取って新商品も続々と登場し、トータルバリエーションは50種類にも上るそう。
小麦粉はもちろん米粉までも使わず、香川県産のブランド米「おいでまい」やコシヒカリ、ヒノヒカリのブレンド米を生米から使用。独自の製法でしっとり感、甘み、香りを全面的に出したパンは、驚くほどもっちり!“グルテンゼロ”で、小麦アレルギーの人もそうでない人も一緒の食卓で“おいしく食べられる”をモットーに、手間暇惜しまず作っています。

「米男JAPAN」という店名には、日本よりもグルテンフリー文化が発達している海外にもゆくゆくは進出し、日本の米のおいしさを世界に伝えたいという意気込みも込められています。

パン食が主流だった店主の実家。大病を患ったパン好きの母のために、父が米でパン作りを始めたのが、生米100%パンのきっかけだそう。もともとゼロから何かを作り上げるのが好きな“ビルダー”家系で、店主はアメ車の組み立てなど、さまざまな業種を経験してきましたが、どれも何かを作り上げるようなものばかり。北米へも20年ほど行き来した中で、日本の米のおいしさをより実感していたといいます。とはいえ、なんと父子でパン生地用の発酵機自体から開発してしまったというので驚き!

日本の米農家を元気にしたいという願いもある同店では、米袋を再利用したバッグも販売しています。香川県のうどん店や飲食店で廃棄される小麦袋・米袋をアップサイクルするブランド「Re Bag」によるもの。袋を丁寧に消毒し、シワを伸ばし幾重にも重ねて強度を増し、殺菌・防虫・防腐効果のある柿渋を塗ることで、革のような風合いに仕上げています。店主そっくりなマスコットキャラクターの“米男くん”がアクセント♪

ベーグルはしっとりもっちり感がすごい!

『ベーグル プレーン』370円

米粉ではなく生米100%で作るパンは、しっとり感とふっくらとした食感が段違い。米を浸水させた後、独自の製法で生地に仕上げるそうですが、それは秘密とのこと。看板商品のベーグルはバリエーションが豊富ですが、プレーンは米本来の甘みや香りも伝わりやすいので、初めて訪れる人はトライしてみて。

『ベーグル デーツくるみ』430円

『デーツくるみ』はプレーンの生地をベースに、デーツのしっかりとした甘みと、くるみの香ばしさがクセになる一品。しっとりもっちりとした生地との相性も◎。

『ベーグル プレッツェル』430円

『ベーグル プレッツェル』は、ドイツ発祥の焼き菓子パンである“プレッツェル”をベーグルで表現したもの。プレッツェル独特の風味がほんのり香ばしく、優しい味わいです。

シンプルなパンやシフォンケーキも

『ハードクッペ』350円

バゲットのミニサイズ版であるクッペは、本格的なハードパン。クラスト(外側)が本格的なパリッとした食感で、クラム(中身)はもっちりしっとり。シンプルに素材の風味を味わいたい時や、食事のお供にぴったりです。

『シフォン 抹茶ホワイトチョコ』430円

かなりギリギリの配合で膨らむように調整されたシフォンシリーズも人気です。お米がベースとは思えないほどフワフワな食感。キビ砂糖や米油を使用し、種類によっては豆乳をプラス。『シフォン 抹茶ホワイトチョコ』は、ホワイトチョコの甘さと抹茶のほろ苦さがいいバランスです。『プレーン』のほか、『アールグレイ』『クリームチーズ』『チョコチップ』といったバリエーションも。

グルテンゼロの生地だけでなく、醤油(しょうゆ)もグルテンフリーだったり米油を使用したりと、調味料や具材もこだわっている「米男JAPAN」。生米から独自製法で作り上げる生地は予想以上にふっくら・しっとり・もっちり!満足度の高いパンです。日本の米を題材にした商品の第1弾がパンですが、続々と別の商品も登場予定だそうなので、今後の動向もお楽しみに♪

■詳細情報

■DATA

米男JAPAN(こめおジャパン)

所在地
香川県高松市木太町5109-7
電話番号
087-867-4738
営業時間
11:00〜16:00 ※売り切れ次第終了
※平日はインスタグラムのDMで予約可能(9時にストーリーズ更新)
※土曜は電話で予約を
※DMから冷凍通販も可能