【高松】「ごはんとおやつの店 とんとん」のキュートなクッキーは必見♪手作りランチとスイーツも満足度大

「ごはんとおやつの店 とんとん」

高松市香川町にあるカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」は、ことでん一宮駅から徒歩で約15分、行寺池の土手沿いにあります。県道172号線からアクセスする時は、二本坊バス停がある十字路で看板を見つけたら西へ。

向かって右側の店舗はドッグサロン「マシュリ」で、駐車場は共用になっています。駐車スペースが限られているので、グループで利用する時は乗り合わせての来店に協力を。

店主の希望やイメージが盛り込まれたシャビーシックな味のある内装デザインやインテリアは、香川県内のオシャレカフェを数多く手がける「dragon factory(ドラゴンファクトリー)」によるもの。どこか懐かしく郷愁を誘う雰囲気で、つい長居してしまいそう。

列車のボックス席を彷彿(ほうふつ)とさせる壁際の2人席にはミラーが取り付けられていて、圧迫感を極力抑えているのもさりげない技ありポイント。

どの席に座っても、それぞれ異なる居心地の良さがあります。入り口近くのソファ席は落ち着いた空間でグループ利用にぴったり。

長年、高松市内で飲食店を営んでいたオーナー夫妻。自宅の敷地を建て替えた現在の店舗は2014年にオープン。店名の“とんとん”は、まな板の上で食材を切る音から取ったそうで、調理人ならではの聞きなじみのある音が屋号となっています。

ランチはどれもボリューミーで大満足!

『日替わりランチプレート』1,300円

終日オーダー可能なランチはすべてサラダ、ドリンク、ミニスイーツ付きでどれもボリューミー。人気の『日替わりランチプレート』は、当日のメイン2種類、副菜が約5種類、サラダがワンプレートになっていて、みそ汁とご飯が付きます。ひき肉から手作りする麻婆豆腐とペンネグラタンは、固定ファンもいるレギュラー品。甘みがあって野菜を引き立てるドレッシングも自家製です。

当日のメイン2種類は店頭の黒板をチェック。取材日は、ぷりぷり食感が食べ応えばっちりな“鶏もものハチミツマスタード焼き”と、衣がサクッと中はふっくらな“桜鯛のフライ”でした。レモンの酸味がしっかり効いた手作りのタルタルソースでさっぱりいただけます。過去には、ハンバーグやエビフライ、手羽元の唐揚げなどが登場。

取材日のミニデザートはコーヒーゼリー。ランチの小鉢だけでなく、デザートも含めてちょっとずついろいろ楽しめるのがうれしいですね。

『うめジュース』

どのランチにも付くドリンクは、コーヒー、紅茶、うめジュースから選べます。この中で一際目を引く『うめジュース』は、毎年約130kg分を店主自ら仕込む、梅の甘露煮を使っています。ぜひ果肉も味わって。

『焼きカレーランチ』1,200円

ミニフライパンで熱々のまま提供される『焼きカレーランチ』は、白米の上に奥さまお手製のカレーとチーズがたっぷり。フレッシュトマトがアクセントになって、すっきりしつつ、うま味もバッチリ。

カレーは、ゴロゴロっと食べ応えあるチキンとスパイシーな味わいが食欲をそそります。ほのかに感じられる甘みは、自家製の完熟梅ジャムによる隠し味。

『パスタランチ(もちもちたらこ)』1,300円

取材日の『パスタランチ』は“たらこ”と“もちもちたらこ”の2種類から選べました。どちらもベースは同じで、揚げ餅のトッピングがあるかないかの違いです。奥さまは、餅にタラコと醤油(しょうゆ)を合わせるのが大好きだそうで、それをパスタで表現したのがこちら。以前のお店「トマト」で長年人気だったメニューが引き続き味わえますよ。

トッピングの揚げ餅の食感が良く、バゲットも付いているのでお腹いっぱいに!パスタは過去に、ペペロンチーノやゆずたらこ、冷製トマトなども登場したそう。

スイーツも満足度の高い仕上がり

『おひとりさまシフォンケーキ』650円、『コーヒー』450円

シンプルながらもインパクト大なビジュアルにノックアウトされちゃう『おひとりさまシフォンケーキ』は、インスタ映えするとっておきスイーツ。ホールの形でまるまる独り占めできるなんて、とっても贅沢感がありますね♪センターに鎮座する“とんとんクッキー”は何というかわいらしさでしょう。

ふわふわしつつ密度が高めなシフォン生地の甘さと、自家製の塩バターキャラメルソースの香ばしさ、アーモンドスライスやクルミの風味が絶妙なバランス。ふわふわシフォンなのでペロリと完食できますが、シェアしてもOK。ボリュームといい、ビジュアルといい、控えめに言って“コスパ抜群”です!

『クレープ(チョコレートソース)』950円

自家製塩バターキャラメルソースかチョコレートソースを選べるクレープは、ガレット風の盛り付けで提供されるのが特徴。オーダーが入ってからクレープ生地を焼き上げるので、できたてのおいしさを味わえます。

旬の生フルーツをふんだんに使用していて、見た目も味も満足度の高い一品。しっかり食べ応えのあるクレープ生地にチョコアイスがよく合います。今までに柿やイチジクなども使われたそう。季節のフルーツもお楽しみあれ。

14:00からラストまでの間は、リードを付けて膝の上で抱いていればテラス席で愛犬とカフェ利用OK。犬用のクッキーやケーキといったおやつも販売されています。カボチャやジャガイモなど、体に優しい素材を使い、手間暇かけた手作り品も。犬用ケーキは2週間前までに電話で予約を。

オーナー夫妻の娘さんが経営するペットトリミングサロン「マシュリ」も併設しています。かわいいペットグッズの販売もあるので気になる人はのぞいてみて。

郊外でのんびり落ち着ける癒やしカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」。オシャレで魅力的な空間で、手作りランチとスイーツを味わう大満足の時間を。

■詳細情報

■DATA

ごはんとおやつの店 とんとん

所在地
香川県高松市香川町大野2381-7
電話番号
087-885-3451
営業時間
平日/11:00〜15:30(L.O.15:00)
土・日曜、祝日/11:00〜16:00(L.O.15:30)
1グループ1台での乗り合わせに協力を
予約は11:30までに入店可能な場合のみ電話で受け付け

【小豆島】おすすめカフェ6選!オリーブや醤油を使ったランチで島時間♪アートも楽しんで

1.KOHIRA cafe(コヒラカフェ)<草壁エリア>

400年以上続く小豆島の伝統産業、醤油や佃煮の蔵元が軒を連ねる「醤の郷(ひしおのさと)」エリアにある「KOHIRA cafe(コヒラカフェ)」。築100年以上の古民家を再生した「ジョルジュ・ギャラリー」に併設するミュージアムカフェで、開放的なガーデンデッキが魅力です。風情ある古い町並みやアート鑑賞の途中にほっと一息いかが?

手前から時計回りに『フルーツタルト』400円、『コクもろみの醤(ひしお)パック』1,000円、
『紅茶』400円、『コーヒー』400円

テイクアウトスタイルのパックに入ったランチボックスやキッシュ、タルトなどを買って、海や山などで食べるのも◎。『コクもろみの醤(ひしお)パック』は、醤の郷のもろみ味噌(みそ)で味付けした焼き肉がたっぷり(飲み物とセットで100円引き)。

併設の「GEORGES gallery(ジョルジュ・ギャラリー)」は瀬戸内国際芸術祭2019の公式作品。オーナーの祖父母の家に、写真家のジョルジュ・ルースが施したアートが見どころ。ベストポジションから鑑賞すると円に見える金箔(きんぱく)が印象的です。

カフェの裏手にある、約100年前の洋館(旧醤油会館)をリノベーションした「小豆島現代美術館 MOCA HISHIO」も必見!絵画を中心とする現代アートなど約100点が展示されていて見応えたっぷり。シーズンごとに作品が入れ替えされるので、お見逃しなく。

■DATA

KOHIRA cafe(コヒラカフェ)

所在地
香川県小豆郡小豆島町馬木甲881-9
電話番号
080-6725-9494
営業時間
10:00〜16:30

2.SEASiON(シージョン)<草壁エリア>

そうめん工場だった建物をリノベーションした「SEASiON(シージョン)」は、アートギャラリーや体験型ファーム、ホテルを兼ね備える、食と体験の複合実験施設をテーマにした海辺のカフェレストラン。工場時代から活躍するシーリングファンや地元の石を使った存在感のあるカウンターなど、すべての素材が融合して独特の空気感を醸し出しています。

手前から時計回りに『島野菜とオリーブ牛のカレー』1,800円、『島野菜を使ったキッシュ』1,500円、『いちごミルク』600円

同店イチオシの『島野菜とオリーブ牛のカレー』は、カレーのためだけに成形したオリーブ牛のハンバーグを砕いて煮込んでいるのが特徴。辛さのある本格的なスパイシーテイストですが、半熟卵や生野菜と一緒に食べるとマイルドに。ほかにも、醤油の搾りかすに鶏肉を漬け込んだ『ヤマロク醤油の木桶仕込み醤油チキン』(1,500円)など、小豆島らしさと工夫を詰め込んだメニューが光ります。

近々開業予定のコミュニティホテル2階にあるインスタレーションは誰でも鑑賞できます。島で採れた米をレジンで固めたアート作品。

海を望むテラス席はペットも同伴可能。潮風を感じながらのカフェタイムも格別です。ランチ利用は予約がベター。

■DATA

SEASiON (シージョン)

所在地
香川県小豆郡小豆島町安田甲144-237
電話番号
0879-62-9394
営業時間
ランチ/11:30〜13:30
カフェ/15:00〜16:30
※時期により変更あり、インスタグラムで確認を

3.キッチンUCHINKU(ウチンク)<草壁エリア>

「キッチンUCHINKU(ウチンク)」は、島の野菜や魚介を合わせた創作料理を楽しめるカフェレストラン。

そうめん工場をリノベーションした店舗は、自分の家(=うちんく)のようにくつろげる空間です。

『季節のパスタ』1,200円

同店の料理は、イタリアンをベースに醤油や出汁(だし)をプラスしてオリジナルの味を提供。『季節のパスタ』(1,200円)や『UCHINKUのハンバーグ』(1,200円)は大人気です。

『デリカテッセン』1,300円

旬の総菜を盛り合わせた『デリカテッセン』はいろいろ味わえる楽しい一皿。フォトジェニックな彩りにも注目です。添えられるパン、追加で注文もできるデザートもすべて手作り。無添加のオリジナルドレッシングも販売しているので、お土産にいかが?

■DATA

キッチンUCHINKU(ウチンク)

所在地
小豆郡小豆島町安田甲235-6
電話番号
0879-62-8116
営業時間
ランチ/11:30〜15:30
ディナー/18:00〜22:00

4.cafe la mauve(カフェ ラ・モーヴ)<草壁エリア>

「道の駅 小豆島オリーブ公園」に程近いオアシス「cafe la mauve(カフェ ラ・モーヴ)」。小豆島産オリーブで染めた糸や布で作る、手芸品や小物などの雑貨店「オリーブ染め工房 木の花」に併設していて、島野菜たっぷりの手作りのランチやスイーツなどがいただけます。

『かんきつのシフォンサンド』650円、『ハーブティー』各種600円

できる限り無添加で、素材のうま味を感じられるよう心がけて作られる品ばかり。スイーツはオーダーが入ってから組み立てるので、いきいきとしているのが特徴。『かんきつのシフォンサンド』は、てんさい糖の優しい甘さとオーガニックバニラビーンズの風味が上品なシフォンで、純生クリームをサンド。柑橘(かんきつ)類の爽やかさと調和のとれた一品。島内でハーブ栽培から手がける「HONEY&HERB (ハニーアンドハーブ)」の小豆島産無農薬ハーブティーは、発色も美しく、味もクセがなく華やかな風味に癒やされます。

『いちごタルト』680円

『いちごタルト』は、カリッと焼かれたタルト生地の小気味良い食感に、小豆島産のフレッシュなイチゴ“女峰”をたっぷりのせた、満足度の高いフルーツタルト。カスタードのバランスも良く、幸福感を得られること間違いなし!

オリーブ染めの糸や布は、ニュアンスカラーの色合いに味を感じます。「オリーブ染め工房 木の花」でお気に入りのカラー小物を見つけてみて。オーナーが厳選したグルメアイテムもありますよ。

■DATA

cafe la mauve(カフェ ラ・モーヴ)

所在地
香川県小豆郡小豆島町西村甲1843-2
電話番号
0879-82-5991
営業時間
11:00〜16:00
(カフェ ランチL.O.14:00、カフェL.O.15:30)

5.井上誠耕園(せいこうえん)レストラン 忠左衛門<池田エリア>

小豆島で四代続くオリーブ農園「井上誠耕園(せいこうえん)」が運営する「レストラン忠左衛門(ちゅうざえもん)」は、オリーブや島ならではの食材の魅力を発信する農園カフェレストラン。

田港から徒歩約8分。港近くの海を見下ろせる景色もごちそうです。食後はオリーブ畑を散策するのもおすすめ。

『各種パスタ』1,430円〜

小豆島伝統の手延べ製法で作った各種パスタ(1,430円〜)をはじめ、オリーブ牛・オリーブ地鶏を使ったカレー(1,210円~)などを、それぞれの料理に合わせたフレーバーオイルと一緒に楽しめます。お気に入りの味に出合ったら1階のショップで購入できますよ。

■DATA

井上誠耕園(せいこうえん)レストラン 忠左衛門

所在地
香川県小豆郡小豆島町蒲生甲61-4
電話番号
0879-75-1188
営業時間
10:30~15:30(L.O.14:00)
※1階ショップは9:00〜17:00

6.Fine Port Gallery(ファインポートギャラリー)<土庄エリア>

小豆島の人気観光スポット「エンジェルロード」から徒歩約3分の「Fine Port Gallery(ファインポートギャラリー)」は、もともと海苔(のり)倉庫だった建物をリノベーションし、企画展を行うギャラリーを主体とするカフェ。エンジェルロードは夕方の干潮タイミングも見ものなので、それに合わせて閉店時間を季節ごとに調整しています。

『ハニーレモンバタートースト』450円、『コーヒー』450円

『ハニーレモンバタートースト』は、丸ごとシロップ漬けにした小豆島産の無農薬レモンを食パンにのせてトーストしたもの。最後にハチミツで甘さをプラス。レモン自体の酸味は強すぎず、丸みのある爽やかさが、しっとりずっしりした食パンとマッチして、満足度の高い一品です。

『レモンスカッシュ』600円

『レモンスカッシュ』は、晩秋から翌年初夏までが旬の小豆島産の無農薬レモンをそのまま絞り、生きた風味を存分に感じられるドリンク。フレッシュな酸味と爽やかなレモンの風味が◎。シロップ漬けレモンの甘みもバランスが良く、すっきり飲みやすく仕上げられています。

『米粉マフィン』380円〜

ベース生地に米粉が使用されていて、しっとりもっちりとした食感が特徴的なマフィン。具材は都度変わるので、どんな種類に出合えるかはお楽しみ。テイクアウトの場合、食べる直前に少しリベイクすると表面はサクッと、中はふっくらに。

■DATA

Fine Port Gallery(ファインポートギャラリー)

所在地
香川県小豆郡土庄町甲24-96
電話番号
0879-62-2121
営業時間
10:00〜17:00
(エンジェルロードの潮の状況により変動あり)

【高松】さぬきこどもの国で「こどもまつり」開催♪ワークショップやキッチンカーなどワクワク満載

GW後半戦、こどもの日を含めた5月3日(金・祝)~5日(日・祝)は、香川県唯一の大型児童館「さぬきこどもの国」へGO3日は香川県内の児童館が集結する「児童館フェスティバル2024」、4日・5日は遊びのワークショップがめじろ押しの「こどもまつり2024」が開催されます。

「児童館フェスティバル」では、スーパーボール作りさかなつりなど、7種のワークショップがスタンバイ。わくわく児童館1階のこども劇場では、午前中、小・中学生によるミュージックベルの演奏など3つのステージが繰り広げられます。

「こどもまつり」では、「おもちゃ」をテーマとした遊びの体験ブースが多数。4日には森の木の実すくいや、葉っぱのバッジ作りなど、5日にはキューブパズルダンボールカー作り射的など、思わず夢中になるワークショップが盛りだくさん♪
朝から夕方まであっという間に過ぎること間違いなし!

3日間とも、キッチンカーが登場します。
たくさん遊んで心を満たすのと一緒にお腹を満たすこともお忘れなく♪

キッズはもちろん、大人も童心に帰って楽しめるイベントへ、ぜひ訪れてみて。

※5月3日~5日は臨時駐車場(さぬき空港公園アドベンチャーゾーン駐車場)とピストンバス(無料)があります。
※臨時駐車場の利用時間は10:00~18:00

詳細はこちらをチェック!
➡︎「児童館フェスティバル2024」「こどもまつり2024」(PDF)

いつ食べるの?今でしょ!フレッシュ春野菜レシピ3選♪旬のおいしさをいただきましょう

1.メシうま♪菜の花チャプチェ

春の苦みがほろり、甘辛のタレと絡んでご飯が進みます♪
野菜炒めに春雨をプラスすると野菜から出た水分を吸ってくれ、ビチャビチャになりません!

■材料(5人分)
・◇牛肉こま切れ肉……………………280g
・◇清酒…………………………………大さじ1
・◇塩こしょう・おろしにんにく……各少々
・◆砂糖・しょうゆ・清酒……………各大さじ1
・◆オイスターソース……………………大さじ1/2
・ニンジン………………………………6cm
・菜の花…………………………………1パック(150g)
・新玉ネギ………………………………大1/2個
・春雨……………………………………60g
・オリーブ油……………………………大さじ1
・水………………………………………大さじ2~4
・ごま油…………………………………小さじ1
・白ゴマ…………………………………たっぷり

■作り方
1.ビニール袋に◇を入れてよくもみ、肉に下味を付けておく。
2.◆を混ぜ、合わせ調味料を作っておく。
3.ニンジンは4cmの短冊に、菜の花は4cmに切り、玉ネギは串切りにする。
4.フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、[1]をほぐしながら炒める。肉の色が変わったらニンジンを加えて2分、さらに玉ネギを加えて2分炒める。
5.春雨、菜の花、[2]を入れ、水を野菜から出る水分量を見ながら調節して加える。春雨がやわらかくなり、汁気がなくなるまで炒める。
6.ごま油を回しかけ、全体を和えたら器に盛る。ゴマを振りかけたらでき上がり。

【栄養CHECK】(1人分)
・カロリー…290kcal
・野菜量……83g

2.スナップエンドウとこんがりベーコンのフライパン焼き

ビールで乾杯したくなる、シンプルおつまみ。ベーコンから出たうま味のある脂で調理するから、余計な油を加えません。

■材料(2人分)
・スナップエンドウ…1パック(120g)
・ニンニク……………1かけ
・ブロックベーコン…90g
・粗塩…………………少々
・粗びきこしょう……少々

【作り方】
1.スナップエンドウは筋を取る。ニンニクは薄切りにする。
2.ベーコンは5mmの厚さの食べやすい大きさに切る。
3.フライパンに[2]を敷き中火にかけ、両面に好みの焦げ目が付くまでじっくり焼く。
4.[1]を入れてベーコンから出た脂をまとわせながら5分ほど炒めたら火を止め、粗塩を振りかけて全体をザッと混ぜる。
5.器に盛り、粗びきこしょうをかけたらでき上がり。

【栄養CHECK】(1人分)
・カロリー…126kcal
・野菜量……65g

3.春キャベツの花シュウマイ

レンジで簡単!キャベツを大量消費できるメニュー♪シュウマイの皮を使わない分、カロリーを抑えられます。蒸し器で10分ほど蒸してもOK。

■材料(15個分)
・春キャベツ……………1/2玉(500g)
・塩………………………小さじ1/4
・片栗粉A………………大さじ1
・◇豚ひき肉……………300g
・◇卵……………………1個
・◇おろししょうが……適量
・◇清酒・しょうゆ……各大さじ1/2
・◇塩……………………小さじ1/2
・片栗粉B………………適量

【作り方】
1.キャベツは5分の4を千切りにし、ボウルに入れて塩で優しくもむ。水分が出てきたらギュッと絞る。
2.キャベツの5分の1はみじん切りにし、全体に片栗粉Aをまぶす。
3.◇をビニール袋に入れて全体がなじむまでよくもむ。[2]を加えたら空気を含ませて袋を振り、全体をほぐすように混ぜ合わせる。
4.[3]を15等分して丸く成形し、表面に片栗粉Bをまぶす。[1]のキャベツを手に取り、おにぎりを握るように周りに優しく押し付ける。
5.7~8個ずつ耐熱皿に間を空けて並べ、ラップをかけて600Wで6分ほどレンジ加熱する。
6.器に盛り、好みで酢じょうゆとからしを添えたらでき上がり。

【栄養CHECK】(1個分)
・カロリー…61kcal
・野菜量……33g

※レシピ考案(すべて)
管理栄養士・原由紀さん
病院で勤務後、フリーランスとしてメディア・企業へレシピ開発提供とオンライン指導を行う。3児のママとして、忙しくても〝カンタン〟でおいしいレシピを考える日々。

【綾川】「千疋の丘 ~空と風のテラス~」田園風景の中でのどかなカフェ時間♪ドッグエリアも人気

「千疋(せんびき)の丘 ~空と風のテラス~」

高松西ICから車で約13分の場所にある「千疋の丘 ~空と風のテラス~」。地域に根差した交流の拠点として人が集まるコミュニティスペースにもなってほしいという願いも込め、この地域名から店名を取ったそう。最寄りのスポットである高松空港は車で約10分の距離。県道182号線を走っていると進入路が見えてきます。行きと帰りが一方通行になっているのでご注意を。

敷地内の道路を進むと第2駐車場が現れ、そこから一段下がった第1駐車場の先に、カフェの正面玄関とテラス席があります。

芝生上の屋外席とテラス席は愛犬と一緒にカフェ利用OK。天気のいい日はオープンエアの開放的なエリアでのんびりするのもいいですね。約3,000坪を誇る広大な敷地と田園風景に癒やされます。

同店を運営しているのは、店舗や住宅のデザイン、リノベーションなどを行う会社ということもあって、カフェ「風のテラス」のインテリアも見どころ。もともと納屋だった雰囲気を残しつつ、試験的に使用した商材や施工方法、ディスプレイを織り交ぜて改築した建物は、現代的な要素と懐かしさが共存するすてきな空間に仕上がっています。

いわゆる“土間”エリアになるカウンター前と、小上がりのエリアでそれぞれ異なる雰囲気もお楽しみあれ。

半個室タイプのボックス席はゆったり落ち着ける空間です。小上がりの床材と同じもので座席やパーティション部分を作り、統一感を持たせているのが特徴。木材の色味や風合いを共通化し、さりげなく圧迫感を抑えている技はさすがです。

できるだけ地元の農家や施設内農園で採れる野菜、フルーツを使用し、体にうれしい素材、調理法などを大切にしたメニューで構成されているカフェ。カウンターで先に注文と精算を行うセルフスタイルなので、食事後の食器類は返却口へ。

近所の農家から譲り受けたという農具や戸棚がいい味を出しています。ウォールキャビネットと化した食器棚は、レトロでありながら新鮮味のあるインテリアに一役買っている要素の一つ。

目にもごちそうな色とりどりのフードメニュー

『もっちりベーグルプレート』1,000円

11:30〜14:00だけ注文できるランチはどれも魅力的。インテリアとともにインスタ映えするフードメニューも要チェックです。ランチは予約だけで完売や休みの場合もあるので、公式インスタグラムで確認を。『週替わりランチ』(1,200円)は、土〜月曜のみ提供。
➡︎公式Instagramはこちら

『もっちりベーグルプレート』は、店内で焼いたもっちり食感のベーグル、フレッシュサラダ、ゆで卵、ベーコンなどがのったプレートと、冷製スープ、ヨーグルトが付いたセット。

たっぷりの新鮮野菜はベーグルに挟んだり、オープンサンドにしたり、サラダとして食べたりとお好みで。キャロットラペはフルーティーなオレンジの味とクミンの香りで本格的。ベーグルは450円で単品販売もしています。

『千疋カレー』1,200円

5種類のスパイスを調合して作るオリジナルカレーも見逃せません。やわらかく煮込んだチキンは、大きめカットで食べ応えばっちり。カレーはトマトの爽やかさで辛過ぎず、まろやかな甘さとうま味が感じられる優しい一品です。香川県産米のターメリックライスと、インドのフレッシュサラダ“カチュンバル”が鮮やか。

キュウリ、トマト、赤タマネギにスパイスとレモンを効かせた“カチュンバル”はシャキシャキとした食感で、カレーの箸休めとしていい役目になっています。『千疋カレー』はプラス100円で大盛りも可能。

『ツナメルトセット』1,200円

『ツナメルトセット』は、チェダーチーズとツナマヨを全粒粉パンでホットサンドにした一品。できたての熱々サクサク状態を味わって。溶けたチーズがいい仕事をしています。

ツナマヨのコクに加えて、全粒粉パンの味も負けず劣らずしっかり。パンに塗られたバターの香りによって奥行きも感じられるホットサンドです。

『照り焼きチキンとたまごのサンド』500円

テイクアウトにピッタリな『照り焼きチキンとたまごのサンド』は、シャキシャキ食感のレタスや、食べ応えあるタマゴとチキンがたっぷり。

『生ハムとクリームチーズのカスクート』500円

『生ハムとクリームチーズのカスクート』はバゲットからあふれんばかりの贅沢なボリューム感が魅力。ハニーマスタードソースの甘みと粒マスタードのピリッとテイストが生ハムにぴったり。クリームチーズのコクも相まって、クセになる味わいです。

気になるスイーツメニューはこちら

甘いものとドリンクでゆったりカフェタイムを過ごしませんか。同店では無添加のスイーツブランド「菓子屋SENBIKI」(不定期)として、地域の食材を使ったお菓子も登場したり、高松市花ノ宮町にある「Aotowa(アオトワ)」のチーズケーキ各種など、テイクアウトも可能なスイーツが終日販売されています。隔週金曜には、店舗を持たない「Le chene pain(ル・シェヌパン)」の無添加食パンや菓子パンも並ぶので、インスタグラムもチェックしてみて。

『千疋レモンケーキ』300円

自家製の『千疋レモンケーキ』は、敷地内にある農園で栽培、収穫したレモンの果汁を使用。フレッシュレモンの爽やかさがふわっと広がる生地と、アイシングの甘さが絶妙にマッチ♪。さっぱりとした風味だからいくらでも食べられそう。

『とろ生シフォンケーキ プレーン』450円

ふわふわ軽いシフォンケーキと、しっとりとした生クリームをカップに詰めたこちら。シフォン生地はプレーンのほかに黒糖とコーヒーもあります。

『マンゴーレアチーズケーキ』500円

レアチーズのさっぱりとした酸味に、マンゴーのフルーティー感が合わさった『マンゴーレアチーズケーキ』は、なめらかなテクスチャもクセになる一品。テラス席でスイーツタイムもオススメです。

『コーヒー』500円

ドリンクメニューは、ソフトドリンクやノンアルコール、アルコールなど20種類以上がスタンバイ。アイスクリームがのったフロート系やホットチョコレート(冬季限定)、クラフトビール、グラスワインなど子どもから大人まで楽しめる豊富なバリエーションです。

ドッグエリアとゲストハウスも要チェック!

全面人工芝のドッグエリア「with Dogs」で、愛犬と一緒に楽しみませんか。料金は1日利用(1,000円)と、1年間いつでも利用できる年間登録(4,000円)の2パターンがあります。各種必要書類や注意事項など、詳しくは公式サイトで確認を。便利なオンライン登録フォームもありますよ。
➡︎公式HPはこちら

テイクアウトの注文や、ドッグエリアの受付などは、テラス前の窓口でどうぞ。同店オリジナルの『わんこのおやつ(不定期)』(各種350円〜)や、委託商品「REVEL(ルベル)」の、無添加&手作り愛犬用おやつ(各種550円〜)も販売しています。

カフェのすぐ隣にある「空の宿」は、グループや家族で利用したくなる1棟貸しのゲストハウスです。愛犬と一緒に宿泊できるよう、ケージなどのアイテムも完備。庭に見えるテントでグランピングも楽しめます。

日常をひととき忘れられるラグジュアリーな空間。帰省した時にファミリーで気兼ねなく過ごす場として活用している人もいるそう。季節によって料金は変動しますが、2泊からの利用で100,000円〜。最大8人まで宿泊可能です。

田園風景の中でのんびり過ごせる「千疋の丘 ~空と風のテラス~」でカフェタイムやドッグエリアを思いっきり楽しんで。

■詳細情報

■DATA

千疋の丘 ~空と風のテラス~

所在地
香川県綾歌郡綾川町千疋2356
電話番号
090-6887-1027
営業時間
10:00〜17:00

【高松】瓦町駅改札前「さくらドーナツ堂」揚げたてモッチリとろける“生ドーナツ”にハマる人続出

・桜色のネオン「さくらドーナツ堂」が目印

瓦町フラッグ2階にある瓦町駅改札前コンコース広場に、2024年3月「さくらドーナツ堂」はオープンしました。ひときわ目を引くドライフラワーと桜色のネオンサインに行き交う人や駅ビルの利用客が足を止め、ドーナツを買いに立ち寄る光景を目にします。

ピンク色ののれんの奥は販売スペースになっていて、和菓子店のような木製のショーケースに、色とりどりのドーナツが並びます。気になる商品を選んで伝えると、スタッフが取ってくれるシステム。店舗前のベンチで買ったばかりのドーナツを笑顔で頬ばる利用客の姿に、思わずホッコリ。

生ドーナツの生地はとてもやわらかく、とろけるようなもちもち食感が特徴です。「この独特の食感を出すために、12時間以上低温で発酵させた生地を使用し、成型や揚げる作業はこの店内で行っています」と語る支配人の櫻井さん。揚げ具合や提供のタイミングまで緻密に計算し、試行錯誤を重ねた結果、ようやく完成したドーナツなのだそう。1日に1度だけ、揚げたてすぐの熱々生ドーナツが食べられるチャンスがあるそうで、日によって時間が前後するため、公式Instagramをフォローして、ストーリーズでのお知らせをチェックしましょう。
➡︎公式Instagramはこちら

・シンプルにフワじゅわ食感を体感しよう

『シンプル』220円

「さくらドーナツ堂」を知るために、まずは『シンプル』な生ドーナツから。もちもちでとろけるような生地は、製法へのこだわりだけでなく、香川特産の和三盆糖を使用することで口当たりを優しく仕上げています。やわらかな甘さともちもちの食感に心躍る一品です。

『瀬戸内レモンのグレーズド』280円

初恋の味とはまさにコレと思わせるような、どこか懐かしく爽やかなテイストのドーナツです。もちもちのシンプル生地に甘酸っぱいレモンのグレーズド(シュガーシロップ)をコーティング。シャリっとしたレモン砂糖の食感とほんのり爽やかな酸味がクセになり、あっという間にたいらげちゃいますよ。

『いちごチョコレート』300円

かわいらしいピンク色の『いちごチョコレート』。ドーナツと相性の良い、酸味の効いたイチゴチョコレートを表面にコーティングしています。チョコのパリッとした歯触りもアクセントの一つ。晴れやかなピンク色のドーナツが手土産なら、もらった人も喜んでくれそう。

・クリーム入り生ドーナツの満足感

『さくらドーナツ』360円

生ドーナツのもちもち生地の中に、クリームが注入された“クリームあり”シリーズは全5種類。『さくらドーナツ』は、店名の“さくら”を冠した看板商品で、ふんわり鼻を抜ける桜の香りとトッピングされた桜の花の塩味がアクセント♪桜の季節だけでなく、年間を通じて販売されています。

『さくらドーナツ』の中には、これでもかと言わんばかりの桜テイストのホイップクリームが詰め込まれています。ドーナツ生地との相性を計算し、あえて口当たりの軽い植物性ホイップクリームを使用。上品な甘さに仕上げているため、年配の人もペロリと食べられるそうです。

『ティラミス』380円

チーズクリームのコクに負けない濃厚さを出すため、唯一動物性の生クリームを使っている『ティラミス』。ショコラ風味の生地と、甘過ぎずほろ苦い特製チーズクリームが相性抜群の大人味ドーナツです。アクセントのコーヒーフレークのトッピングも◎。

『香川県産の高瀬茶クリーム』380円

香川県三豊市の特産・高瀬茶を使用した高瀬茶クリームがイン。しっかりとお茶の香りとテイストを感じることができる人気商品で、ふんわりとしたクリームの中に高瀬茶の苦味もきちんと再現されていて、後味がとても爽やかです。大人のファンが多いのも納得の一品。

『クーベルチュールのショコラクリーム』380円

そのほか“クリームあり”ドーナツには、クーベルチュールチョコとホイップを合わせた『クーベルチュールのショコラクリーム』と、甘酸っぱい瀬戸内産レモンのカスタードとホイップを合わせた『瀬戸内レモンのクリーム』がラインアップされています。その日の気分に合わせてドーナツを選んでみては?

今後のバリエーションとして、さくらに続く和のテイストできなこやゴマを使ったものや、フルーツの旬に合わせてオレンジのグレーズドのドーナツを検討しているんだそう。メインの8種類のドーナツを制覇した後も楽しみは尽きません。

ことでん瓦町駅コンコース内で、揚げたてもちもちの“生ドーナツ”を提供する「さくらドーナツ堂」。通勤・通学帰りのビジネス客や学生をはじめ、街中で買い物をする利用客でにぎわいを見せる生ドーナツ専門店の今後に、ますます期待と注目が集まりそうです。

■詳細情報

■DATA

さくらドーナツ堂

所在地
香川県高松市常磐町1-3-1 瓦町FLAG 2階コンコース
営業時間
12:00〜19:00(売り切れ次第終了)

【観音寺】銭形砂絵「寛永通宝」の砂ざらえ開催!巨大砂絵を美しく整えて、金運アップ!?

見ると健康で長生きし、お金に不自由しないといわれている観音寺市のシンボル・銭形砂絵「寛永通宝」4月29日(月・祝)は琴弾公園内でその砂絵を整える「砂ざらえ」が行われます。巨大な砂絵の中に入れるのは、毎年春と秋のこの時だけ。

「寛永通宝」は江戸時代に広く流通した銭貨の一つ。白砂に描かれた砂絵の大きさは、東西122m、南北90m、周囲345m、深さは2m以上!江戸時代・寛永の頃に一夜にして造られたとの一説も。

この銭形砂絵内に立ち入り、至近距離で見られるのは砂ざらえ参加者の特権。
体験後に山頂展望台から砂絵を見ると、美しく整った状態に達成感と感動を覚えること間違いなし!

家族や友人と誘い合って、自分の手で歴史ある景観を守ることができる貴重な機会。ボランティア精神で奉仕すれば、なんだか金運が良くなりそうな気も!

※スコップなどの貸し出しあり
※靴に砂が入るため長靴があると便利
※事前申し込み不要
※途中参加や中抜け可能

※画像提供:観音寺市観光協会

【高松】ひだまりかき氷スタンド「喫茶セトウチ」のまんまるホットケーキ♪自家製ソースで召し上がれ

・ひだまりかき氷スタンド「喫茶セトウチ」

ことでん花園駅から徒歩10分、おしゃれリノベに定評のある「ひだまリ不動産」が手がける「ひだまりあぱーとめんと」の一角に「喫茶セトウチ」はあります。夏季だけ営業する「ひだまりかき氷スタンド」が、例年10月から4月までクローズしていたお店を一年中オープンしたいという思いから、新たな店名とメニューで2023年10月にスタート。秋・冬・春だけみんな大好きホットケーキを味わえます。

かわいいイラストが描かれた看板を目印に細い路地裏を進むと、秘密の抜け道のようでわくわく感が高まります。

入り口で足元を見ると、”HELLO”の文字がお迎え。おしゃれなペイントに思わず写真を撮りたくなるスポットです。

店内はナチュラルでおしゃれな空間。壁や棚に飾られたドライフラワーのスワッグやフルーツが入ったビンのインテリアにオーナーのセンスを感じます。カウンター席でインテリアを眺めて部屋づくりのヒントをもらうもよし、窓際で目の前の公園の木々を眺めるもよし。外のテラス席では犬の散歩中に立ち寄った人や子ども連れの姿も見られます。

コンセプトは、瀬戸内の食材にこだわった地産地消。提供するメニューのフルーツ、小麦粉、和三盆など、素材はすべて瀬戸内産のものを使い、瀬戸内の恵みを味わいに幅広い世代の人が訪れます。

・おやつの時間にまぁるいホットケーキが登場

『ホットケーキ』800円

香川県ではおなじみ讃岐うどんのために開発された小麦粉「さぬきの夢」とバターを贅沢に使用した、看板メニューの『ホットケーキ』。厚みのあるホットケーキと上にぽてっとのったバターのビジュアルが抜群にキュートです。
やわらかめの生地をセルクル型に流し込み、じっくりと20分ほど焼くので、時間に余裕を持ってオーダーを。

かき氷にも使用している、フルーツを砂糖と一緒に煮詰めた自家製コンフィチュールをホットケーキに添えていただくスタイル。葉っぱに書かれたメッセージはまるで絵本のような世界観で、思わずキュンとすること間違いなし♪取材日のコンフィチュールはキウイ、レモン、リンゴ、イチゴ、ミカン、和三盆になる前の白下糖(しろしたとう)の6種類。生地そのもののほんのりした甘さを楽しんだり、すべてのコンフィチュールを味わったりと、楽しみ方は十人十色。季節限定のコンフィチュールもあるのでお見逃しなく。

一番人気は白下糖(しろしたとう)。これは香川特産の高級砂糖・和三盆になる前の黒糖の一種です。プラスでレモン果汁を絞るのがイチオシの食べ方で、コクのある優しい白下糖の甘さとレモンの酸味が絶妙にマッチして、食べる手が止まらなくなること請け合いです。おやつの時間はもちろんのこと、分厚いホットケーキが2枚とボリューム満点なのでランチとしてもおすすめ。
5~9月は「ひだまりかき氷スタンド」としてかき氷メインとなり、「喫茶セトウチ」はお休みなので要注意。詳しい情報は公式Instagramをチェック!
➡︎公式Instagramはこちら

・和三盆ラム香る昔ながらの喫茶店プリン

『和三盆プリン』500円

優しい甘さの昔ながらのかためのプリン。上にたっぷりのったクリームは、琴平町の日本酒の蔵元「西野金陵」が手がける和三盆ラム入り。口当たりがまろやかなクリームを口に運ぶと、ふわっとラムの香りを感じます。横にちょこんと添えられたひだまり不動産のキャラクター「うっちゃん」のクッキーのコミカルな表情も楽しんで♪

・瀬戸内のフルーツたっぷり♪人気のふわふわかき氷

『かき氷(和三盆レモン)』900円

まんまるなフォルムがSNS映え間違いなしのかき氷。三豊産レモンの果肉がしっかり入った和三盆レモンは、爽やかな酸味とちょっぴり苦味も感じる風味豊かな味わい。中にヨーグルトソルベが仕込まれていて、甘さと相性抜群です。上にトッピングされているのは、ポリポリ食感が楽しい和三盆糖の粒。

氷を削る様子を目の前で見られるのもうれしいポイント。ふわっふわのかき氷がだんだんとでき上がるライブ感にテンションアップ!まだ削るの!?と思うほどこんもりと大きくなるかき氷にビックリするかも?
5月から9月はかき氷がメインメニューになるので、ひんやりスイーツを堪能して♪

・スイーツと一緒に飲みたいこだわりドリンク

『いちごクリームソーダ』700円

爽快感のあるシュワシュワの炭酸とイチゴの果肉をたっぷり感じるクリームソーダ。上にのっているのは、バニラアイスかと思いきや、甘酸っぱくさっぱりした味わいのヨーグルトソルベ。甘過ぎないので、最後まで飽きずにいただけます。赤色がかわいいイチゴのほか、『レモンクリームソーダ』『キウイクリームソーダ』『ゆずクリームソーダ』(各種700円)と豊富なラインアップ。ソルベをのせない『フルーツスカッシュ』(500円)もありますよ。

『コーヒー』500円

オーダーが入ってから豆を挽(ひ)き、エスプレッソマシンで抽出後、お湯で割って提供するスペシャティコーヒー。豆は東京都渋谷区にある「Brewman Tokyo(ブリューマントーキョー)」のもので、なんとコーヒー抽出の国内競技会「ジャパンブリューワーズカップ2022」で優勝した実力派のお店から仕入れています。コーヒー目当てに訪れたくなるほど、ひと口飲むと虜になりますよ。

夏だけでなく一年中楽しめるようになった、ひだまりかき氷スタンド 「喫茶セトウチ」。瀬戸内の味覚に舌鼓を打ちながら、穏やかな時間が流れる空間で至福のおやつタイムを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

HIDAMARI KAKI-GORI STAND(ヒダマリカキゴオリスタンド)「喫茶セトウチ」

所在地
香川県高松市観光町536 ひだまりあぱーとめんと6号室
営業時間
HIDAMARI KAKI-GORI STAND
11:00〜17:00(L.O.16:30) ※繁忙期は時間変更あり、詳しくはInstagramで確認を

HIDAMARI KAKI-GORI STAND「喫茶セトウチ」
平日/12:00〜17:00(L.O.16:30)
土・日曜、祝日/11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】「ジェラテリア toi toi toi」新鮮なフルーツを使った旬のジェラートを♪

・「ジェラテリア toi toi toi (トイトイトイ)」

ことでん瓦町駅から徒歩3分。「ジェラテリア toi toi toi (ジュラテリア トイトイトイ)」は老舗果物店兼カフェの「三びきの子ぶた」から生まれたジェラート専門店です。市場から仕入れた旬の果物を使ったジェラートを目当てに地元の学生や観光客でにぎわっています。フェリー通りに面した常磐町商店街の入り口に位置し、ポップなカラーの外観が目を引きます。赤い扉を目印に訪れて。

ジェラートのラインアップは定番や季節限定を合わせて16種類ほど。カップまたはコーンに、好きなフレーバーを3種類まで選べます。一種類を存分に味わうも良し、3つの味を食べ比べるも良し。どんな組み合わせでも値段は380円とリーズナブル。どれも無香料、無着色で自然な味と香りが楽しめます。欲張りさんには5つの味が選べるラージカップ(600円)がおすすめ♪

ジェラートを受け取った後は好きな席へ。ビカクシダやコーデックスなど、店主が大切に育てている珍しい観葉植物や香川県在住のイラストレーターが描いた絵の前で、映える写真も狙えます♪ テイクアウトして街歩きをしながら食べたい人には、ゴミが出ないコーンがオススメです。

・旬のフルーツを使った絶品ジェラート

『いちご』380円

果物の一番おいしい時期に合わせて登場するフルーツフレーバーはどれも期間限定商品。出始めと終わりで使う品種を変えることもあり、味の違いを楽しむツウも多いといいます。
取材時の『いちご』は鮮やかな色が出やすく味も濃厚な香川県産のさちのかを使用。かわいい色と甘酸っぱさが乙女心をくすぐります。仕入れによって変わりますが11月ごろから5月の終わりごろまで登場予定です。

『マスクメロン』380円

4月下旬から登場した『マスクメロン』は高知県産のものが贅沢に使われています。高級フルーツも気軽に味わえるのは市場でジェラートに合った果物を仕入れている果物店ならでは。上品な甘みとかぐわしいメロンの香りがリッチな気分にさせてくれます。

『マンゴー』380円

4月下旬に登場した『マンゴー』はメキシコ産とフランス産がブレンドされています。マンゴーの個性である濃厚で複雑な風味はそのままに、青臭さを感じずさっぱりと食べられます。

どのフレーバーもフルーツそのものを味わうようなフレッシュさで、最初の一口目から感動!果汁のほかは砂糖や水のみとシンプルなので、フルーツ本来の香りも生きています。夏ごろには人気のスイカや桃が登場予定で、いつ行っても旬のフルーツフレーバーが楽しめますよ。

・好きな味を組み合わせられるのがうれしい!

『いちご/あまなつみかん/牧場みるく』(3種) 380円

ジェラートは好きな味を3種類まで選べるので、いろいろ味わいたい人にもオススメ。頼む時のコツは一番最初に注文したフレーバーの量が多くなるので、たくさん食べたいものから伝えるのがベター。

あっさりとしてまろやかな『牧場みるく』は香川県産と千葉県産の生乳、北海道と宮崎の生クリームを組み合わせていて、産地によって異なる風味のバランスを見ながらブレンドされています。どのフレーバーと合わせても好相性でお店の人気ナンバーワン。

香川県産の『あまなつみかん』は甘酸っぱさにの中に、ほろ苦さを感じる爽やかな味がアクセントに。柑橘(かんきつ)類は季節に合わせて入れ替わるので何度も訪れて味の違いを楽しむのも良さそう。

・特産品も地元愛もジェラートに詰め込んで

『和三盆』380円

香川県の特産品である高級砂糖を使ったフレーバー『和三盆』は、和三盆糖を作る過程で採れる黒い「和三盆糖蜜」を『牧場みるく』にブレンドすることで、ほかにはないコク深い味になります。和菓子のような上品な甘みで観光客にも人気です。

「観光で来たお客さんにも香川のおいしいものを食べてほしい」という気持ちで、素材はなるべく香川県産を選んでいるそう。おいしいジェラートを通して、地元の生産者を応援しているのも同店の魅力です。

・人との交流が温かい憩いの空間

お客さんの大半が学生というお店の壁には、地元の高校生が描いたジェラートの絵や、活躍が載った新聞が飾られていて、地域に根差したお店であることがうかがえます。若い人も気軽に食べてもらえる値段を維持するため、市場で目利きをがんばっているという点も好感度大!

店名の“toi toi toi (トイトイトイ)”は「今日という日がうまく行きますように」というおまじないの言葉。赤い扉を後にするころには少し元気をもらった気持ちになります。植物の育て方を聞きに来る常連客もいるほど、温かくて気さくなお店。街のオアシスのような『ジェラテリアtoitoitoi』にぜひ訪れてみて。

毎月11日は「トイトイトイの日」として、ジェラートが50円引きになるサービスデーです。

■詳細情報

■DATA

ジェラテリア toi toi toi (トイトイトイ)

所在地
香川県高松市常磐町1-9-3
電話番号
087-861-5353
営業時間
11:11~19:01

【三豊】フラワーパーク浦島で「マーガレット開花シーズン」到来!青と白の絶景をお楽しみに

広大な農地に季節の花が咲く海辺の花畑「フラワーパーク浦島」。4月26日(金)~5月15日(水)は1年の中でも格別に美しい「マーガレットの開花シーズン」です。駐車場に限りがあるため、期間中に車で訪れる人はオンラインでの予約が必要です。※バイクや徒歩の人は予約不要

1ヘクタールもの広さをマーガレットの「ホワイト」が一面に埋め尽くし、空と海の「ブルー」とコントラストを描く光景は圧巻。この時季ならではの自然のパワーを全身に浴びて、エネルギーチャージできそうですね!

駐車代には「マーガレットの花摘み体験」が含まれているほか、生花を思い思いにスポンジへ刺していく「フラワーボール作り」も行えます(有料)。水を吸わせたスポンジを使用するので花が長持ちしますよ♪
※駐車場を利用しない場合の花摘み体験のみの料金は300円

カメラに収めたくなるほどの絶景と花の香りを堪能しにぜひ訪れてみては。
➡︎「フラワーパーク浦島公式サイト」はこちら

【高松】牟礼の「SHIN cafe(シンカフェ)」は鶏肉ランチと自家製スイーツが注目の穴場店

・「SHIN cafe(シンカフェ)」は「とり心」の平日限定カフェ

高松市牟礼町大町にある「SHIN cafe(シンカフェ)」は、居酒屋「大衆やきとり とり心」の昼の顔として、 平日のみ営業。 夜は居酒屋、昼はカフェとして2022年11月にオープンしました。ことでん塩屋駅から徒歩約7分。少し入り組んだ場所にあるので、車の場合は進入ルートに戸惑うかもしれませんが、店舗南側から入ると舗装された駐車場が現れます。

案内板を頼りに、階段を上った先にある2階の扉を開けると店内へ。「大衆やきとり とり心」を利用したことがある人には説明不要ですね。ちなみに店名の「SHIN cafe(シンカフェ)」は“とり心のカフェ”という意味もありつつ、“小さな子ども連れの人も気兼ねなく心からゆっくりできる時間を過ごしてほしい”という思いも込めて“心=シンカフェ”と名付けられました。

外観からは想像できないほど、開放感たっぷりな空間。ソファ席や広々としたテーブル席など、どの席でもゆったりくつろげます。

外のウッドデッキはペット同伴で食事可能。晴れた日は外に出ると気持ちいいですよ。大きなガラス窓から光がたくさん入ってきて明るい雰囲気。

防風林の隙間から志度湾を望めます。喧騒(けんそう)を忘れ、のんびりとカフェタイムを満喫できる穴場スポットです。

新鮮な鶏肉がメインの『週替わりランチ

『週替わりランチ』1,200円

『週替わりランチ』のメインは常に鶏肉ですが、週ごとに異なる調理法でさまざまなバリエーションが楽しめます。鶏肉は卸業者から直接仕入れているので鮮度バツグン。
ランチにはスープとドリンクが付き、追加オプションでデザートも選択可能。ちょっぴりお得な値段で、スイーツメニューのほぼすべてがチョイス対象です!パフェもあるので、お腹に余裕のある人はぜひ。

取材日のメインである『玉ねぎタレチキン』は、ジューシーな鶏肉とさっくり軽い衣のバランスが良いから揚げ。甘めの自家製ダレから新タマネギの香りがふわっと広がります。メインは過去に『ハニーマスタードチキン』『トマトチキン』『油淋鶏(ユーリンチー)』などが登場したことも。

日替わりの副菜は約3種がプレートにのります。ゴロゴロとしたジャガイモが存在感たっぷりなポテサラはクリーミーで酸味が程よいバランス。カボチャの煮物は発色が良く、丁寧に作られていることが垣間見られます。旬の野菜を取り入れる品々はどれも繊細な仕上がり。

また、小学生以下向けの『キッズプレート』(850円)は、ソフトドリンクと選べるデザート付き!『キッズドリンク』(各種100円)や『キッズアイス』(200円)もあるので、子連れファミリーにも優しいお店です。

座敷キッズメニューおむつ替え台
個室離乳食持ち込みベビーカー入店
キッズスペース子ども用食器喫煙
授乳スペース子ども用イス

鮮度の高いコーヒーとともに自家製スイーツを楽しんで

店主はもともとお菓子作りが好きだったということもあって、スイーツメニューは豊富な品ぞろえ。スコーンやプリン、ガトーショコラ、チーズケーキなど定番品に加え、季節限定メニューにも注目です。過去には『バレンタインプレート』『春のいちごプレート』『いちごパフェ』『ショコラパフェ』『キャラメルショコラパフェ』などが登場。イチゴは三木町の農家から直接仕入れているそうですよ。

『SHIN cafe ブレンド』510円

コーヒー豆はすべて、高松市木太町にある「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のもの。鮮度を大切にし、焙煎して1週間以内のものしか使用しないという徹底ぶり。同店オリジナルの『SHIN cafe ブレンド』は、中煎りの豆でスッキリとしたフルーティーな風味が特徴。余計な苦味や雑味を感じず、うま味を引き出しています。デザートの甘みを引き立ててくれる深煎りの『Sweet ブレンド』(510円)もおすすめ。豆自体の販売もしているので、気に入った人は購入してみて。

『ティラミスパフェ』680円

『ティラミスパフェ』は、通年楽しめるリッチなスイーツ。鮮度の高い豆から1杯ずつ抽出したエスプレッソのコーヒーゼリーは、程よいビター感もありつつさっぱりとした口当たり。マスカルポーネクリームとバニラアイスのコクに、サクサクとしたクランブル生地の食感がアクセント。

ゼリーのゼラチンも固過ぎず、するすると食べ進めやすいパフェです。ランチの後でも意外とペロッと完食できるかも!

『焼きたてスコーンプレート』560円

注文を受けてから焼き上げるスコーン各種は、いつでもできたてのおいしさを楽しめます。20〜30分かかるので、早めに注文しておくといいですよ。
『焼きたてスコーンプレート』は黒板から好きなものを2つ、ジャムはイチゴかブルーベリーから選べます。プレートにはクリームやアイスも付いているので、いろいろなトッピングを試してみては。

左から『あんバターサンド』300円、『たっぷりバターのミルフィーユスコーン』320円

スコーンの種類はその日によって異なりますが、約4種類がスタンバイ。『あんバターサンド』は、コロンと丸いこしあんのビジュアルがキュート!プレーンのスコーンはバターミルクパウダーでミルキー感があり、表面カリッサクッと、中はしっとり。

『たっぷりバターのミルフィーユスコーン』は、パイ生地のようにバターとスコーン生地を織り込み、ふっくら焼き上げたもの。バターのコクと生地のさっくり感がより一層味わえます。程よい甘さで素材の風味をシンプルに感じられる一品。

『美味チーズケーキ』500円

『美味チーズケーキ』はベイクドチーズケーキ寄りの方向性でありながら、かなり密度が高めなテリーヌ状のなめらかテクスチャ。チーズの濃厚さを存分に堪能できます。甘さの中にほんのり酸味が現れ、さっぱりとした後味。小ぶりですが、味の存在感と満足感は十分!手土産としてや、外でも食べやすいよう、瓶タイプのチーズケーキも登場予定だそうです。

インテリアにもなっている絵の数々は、画家の作品で販売もしています。アート好きな人は要チェック。

「SHIN cafe(シンカフェ)」は子ども連れも利用しやすい平日のみの穴場カフェ。ケーキ類やスコーンはテイクアウトOK。新鮮な鶏肉ランチや自家製スイーツを味わってみて。

■詳細情報

■DATA

SHIN cafe(シンカフェ)

所在地
香川県高松市牟礼町大町971-5-2階
電話番号
090-6286-1020
営業時間
11:00〜16:00

【高松】「カトルカール」は野菜たっぷりランチやボリューム満点パフェなどメニュー豊富なカフェ

居心地の良いカフェ「Quatre Quarts(カトルカール)」

高松市林町にある「Quatre Quarts(カトルカール)」は、高松中央ICバスターミナルから徒歩で約3分のところにあるカフェ。高速道路の高架脇に入った少し奥まっている場所なので道中は少し戸惑うかもしれませんが、店までたどり着くと駐車場は広いのでご安心を。ことでんバスの場合は、高松中央インター北バス停または大池バス停から徒歩約4分。

店名の「Quatre Quarts(カトルカール)」はフランス語で“4分の4”という意味で、「気軽においしい料理とドリンクが楽しめる店」「おしゃれな空間と音楽」「笑顔のおもてなし」「また来たいと思ってもらえる気持ち」の4つが1つになる店を常に目指し頑張っていると店主は言います。

2007年にオープンし、10年後の2017年にリノベーションされた店内。長く愛されている高松の癒やしスポット。レジ前には手芸品などの雑貨も販売されています。

1人でも利用しやすいカウンター席も完備。以前は週末の夜営業もしていたので、バルのような雰囲気も。

のんびりくつろげる板の間席は、赤ちゃん連れのファミリーやママ友ランチ会にぴったり。ついつい長居してしまいそうな空間です。

テラス席はペット同伴可能。愛犬を連れてカフェを楽しめます。肌寒い季節でも、防風カーテンやストーブ、ブランケットが用意されていて至れり尽くせり。半透明の屋根もプラスされたので、雨が降っても安心ですね。

約5人が座れるテーブル席の個室は、家族や友人との集まりにもってこい。来店時に空いていれば予約しなくても利用可能です。ちなみにお店を建てる際、設計士がこだわったポイントはトイレ!広々としたトイレ空間にもご注目あれ。

・ランチプレートはどっちを選ぶ?

『お昼ごはんプレート』1,300円

人気メニューである『お昼ごはんプレート』のメインは、当日黒板に書かれている2パターンから選べるスタイル。メインはそれぞれ2種類ずつ付いてくるので、副菜なども含めていろんな味を少しずつ楽しめるのが特徴です。しかもミニデザートとドリンク付き。プラス350円で自家製ケーキかソフトクリームにバージョンアップできますよ♪

取材日のメイン“サツマイモ照りバーグ”は、ハンバーグのパテにサツマイモがゴロゴロと入っています。フワッと鼻に抜けるナツメグ系のスパイスと、ホクホクとしたサツマイモの食感や甘みがいいバランス。

“菜の花とニンジンの肉巻き”は、彩りとともに春を感じられる一品。野菜にも下味がほんのり付いていて、まとまり感のあるうま味が口いっぱいに広がります。

副菜3種類とだし巻き卵、サラダ、漬け物などもワンプレート内に。切り干し大根はマヨネーズとキュウリを和えてさっぱりとしたサラダスタイル。どれもみそ汁とご飯に合うよう、和を意識した野菜たっぷりな献立となっています。

店名にもなっている“カトルカール”は小麦粉、バター、卵、砂糖の4つを同量ずつ使用するバターケーキ(パウンドケーキ)のフランス名でもあり、同店でも味わうことができます。取材日のプチデザートはチョコバージョンのカトルカールでした。バターと砂糖を丁寧に擦り合わせているのでキメが細かく、舌触りの良いテクスチャに仕上げられています。ランチにちょこっとデザートが付いてくるとうれしいですね。

『スペシャルランチプレート』1,750円

毎日数量限定の『スペシャルランチプレート』は、自家製ローストビーフが魅力的。サラダ、副菜2種類、だし巻き卵、みそ汁とご飯付き。そしてこちらのメニューは、3種類から選べる自家製のケーキまたは、パリパリチョコソースがかかった濃厚ソフトクリームのデザートをチョイス可能。スイーツまでしっかり食べたい人におすすめです。もちろんドリンクも付いていますよ。

肉のうま味がしっかり感じられる満足度の高い自家製ローストビーフは、オニオンソースとも相性バッチリ!お箸が進む味わいです。

季節の野菜を取り入れるキッシュは、パイ生地のバターと表面の焦がしチーズのコク感がしっかり感じられる一品。絶妙な焼き加減による卵の凝固感と、しっとりとしたテクスチャに技を感じます。キッシュの具材も頻繁に変わるのでお楽しみに!

『ご飯ランチBOX』1,000円

2段BOXになっているテイクアウト品の『ご飯ランチBOX』は、3種類のメイン、サラダ、だし巻き卵、副菜3種類を詰め込んだお得な弁当です。メインの中身は、当日のランチメニューからのおまかせ。11:00〜14:00の受け取り時間に合わせて作られるので、温かいものを受け取れます。
取材日のメインは、牛肉と糸コンのチャプチェ、ベーコン入りポテトコロッケのタルタルソースがけ、菜の花とニンジンの肉巻きでした。

みそ汁とミニデザートセットまたは、ドリンクとミニデザートセットもプラス200円で選べます。カツオの出汁(だし)が効いているみそ汁でほっこり落ち着くのもアリ。ちなみにテイクアウトできるメニューは、お弁当とミニパフェのみです。

自家製スイーツでカフェタイム

同店の自家製ケーキは、ロールケーキ、チーズケーキ、タルトケーキの3タイプがスタンバイ。それぞれ季節によって内容が異なります。イチゴの時期は、高松市飯田町のイチゴ農園「スカイファーム」から仕入れる新鮮なイチゴを使用。ケーキはテイクアウトに対応していないので、ぜひ店内で味わって。

ソフトクリームの単品はランチタイムでも注文可能ですが、その他のスイーツメニューはランチが落ち着く14:00からオーダー開始となります。ケーキとドリンクをセット注文すると100円引きになるのでお見逃しなく!

『ロールケーキ』450円

ケーキ類は旬のフルーツがデコレーションされるので、より満足度の高いプレートに。シフォンケーキの生地をアレンジしたロールケーキは、もっちりしっとりしていて絶妙なテクスチャです。ホイップクリームのコクがよく合っています。

『ブレンドコーヒー』480円

深みのあるコクと香りが良い、オリジナルブレンドのコーヒーはケーキにぴったり。その他、カフェラテなどのエスプレッソマシンメニューや、ポットサービスの紅茶なども。

『キャラメルちょこバナナのぱふぇ』900円

ソフトクリームを存分に楽しめる“ぱふぇ”シリーズは、とてもボリューミーでスイーツ好きにはたまりません。シーズンごとに登場する限定ぱふぇを楽しみにしている常連客も多数いるそう。オープン以来ずっと定番人気の『キャラメルちょこバナナのぱふぇ』はキャラメリゼしたバナナやバニラビーンズ入りアイス、ソフトクリームにキャラメルソースとチョコソースがたっぷり!

ソフトクリームは北海道ソフトの濃厚さと、さっぱり系ソフトでバランスが取れるよう、何度も試食をして試行錯誤した独自ブレンド。コクを感じつつ、後を引かないスッキリ感がGOOD。サクサクのコーンフレークが食感のアクセントに。

刺さっているのは、自家製キャラメルクルミのブラウニー。ホロホロとしたしっとりテクスチャがソフトクリームに合います。ランチ後に食べたいけど、量が心配という人は、“miniぱふぇ”という選択肢も。

オーナー夫妻は車好きなので、それぞれお気に入り車種のスケールモデルがインテリアとして置かれています。店内を探してみて。そして同じく車好きな人は奥さまに話かけてみて♪

どの空間も居心地が良い「Quatre Quarts(カトルカール)」は高松で長年愛されているカフェ。ほっこりとランチやスイーツを楽しんでみませんか。行ったことがある人も、新たな味に出合えるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

Quatre Quarts(カトルカール)

所在地
香川県高松市林町2007-1
電話番号
087-865-4727
営業時間
11:00〜16:30(L.O.16:00)