高松市

【高松】「Drink Drink(ドリンクドリンク)」たっぷりサイズのコーヒーをお供に雑談でも

・「Drink Drink(ドリンクドリンク)」

ことでん伏石駅から徒歩10分ほど。国道11号東バイパスから塩江街道沿いを南へ向かうと見えてくる「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店です。
自転車店だった建物を改装した店舗は、大きなガラスの引き戸はそのままに、赤と白のストライプのテントを掲げ、まるで以前からこの場所にあったような懐かしさを覚えます。

人と話すことが好きというオーナー夫婦は、もともと接客業をしていたそう。二人のお店を持つことが夢だったところ、高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」でコーヒーの魅力に触れ、淹(い)れ方を学んだ後に念願のお店をオープンさせました。

コーヒー以外のドリンクやフードメニューもそろい、すべてテイクアウトOK。平日は10:00から24:00までと長く営業しているので、朝の散歩ついでやディナーの後の夜カフェ使いにもふらりと立ち寄ることができます。

店内はゆったりとした間隔で座席が設けられていて、広々と開放的。通りに面したガラス戸越しに、道行く車や人の様子を眺めていると、自分も町の一部になったよう。一人の時間に浸るカフェというよりは、人との交流を楽しむコーヒースタンドのような空気感が魅力です。

クスッと笑える壁のイラストは、オーナーが家族と一緒に考えたお店のロゴマークを、BLUE SPOON COFFEE ROASTERSの社長がキャラクター風に描いたのだそう。目を引く上に、なんだか元気がもらえますね。

・ゴクゴク飲めるスペシャルティコーヒー

『ドリップコーヒー』682円

飲む機会は多々あれど、意外と深くは知らないコーヒーのこと。よく聞く「ブレンド」とは複数のコーヒー豆を合わせたもので、「シングル」とは1つの産地のみのコーヒー豆のことです。同店ではブレンドと、月ごとに変わる2種のシングルのコーヒー豆が使われています。

3種類のコーヒー豆を、浅煎(い)り、中深煎り、深煎りから選びます。浅煎りはフルーティーで酸味が強く、深煎りは苦味とコクが強めと、焙煎(ばいせん)具合によって風味が変わるので、香りを比べたりお店の人と相談したりしながら、今の気分に合った1杯を選んでみて。

コーヒー豆は鮮度が落ちないように、1杯分ずつオーダーが入ってから粉砕します。一般的に1杯分は10gほどのところを、同店ではたっぷり20gの豆を挽(ひ)き、微粉をふるいにかけます。

微粉をふるうことでフィルターの目詰まりを防ぎ、抽出し過ぎず雑味が少ないスッキリとした味わいになるのだそう。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れられたコーヒーから立ち上る、ふわっとしたアロマに癒やされます。

実はコーヒーが苦手だったというオーナー。この淹れ方を学んでから飲めるようになったそう。クリアですっきりとした味わいは、普段コーヒーを飲まない人もゴクゴクと飲めそうです。他店のラージぐらいはありそうな存在感のあるサイズがうれしいですね。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったらそのまま買って帰ることもできます。

産地直送!旬のフルーツを使ったメニュー

『はつ恋レモネード』605円

コーヒーと並ぶ看板メニューの『はつ恋レモネード』は、三豊市仁尾町のまるく農園で栽培されるブランドレモンの「はつ恋キュンッれもん」が使われています。甘酸っぱいレモンの風味が、シュワっとした炭酸と相まって爽やかな飲み心地
※「はつ恋キュンッれもん」はまるく農園の登録商標です。

生産者から直接仕入れたレモンは、豊かな甘みと新鮮な香りが特長。砂糖とハチミツ漬けにしたレモンのみを使ったシンプルなレモネードだからこそ、素材が要。意外にも国産レモンは冬から春にかけてが旬とのことで、寒い時期にビタミンで元気をチャージするのにぴったりです

『グリークヨーグルト(季節のフルーツ)』1,320円

ヨーグルトの表面にたまっている水分(ホエー)を水切りし、クリーミーでまったりとした食感の『グリークヨーグルト』は近頃話題のデザートです。グラノーラの上に季節のフルーツをたっぷりとのせ、最後にハチミツを加えた贅沢な一皿。

リンゴは果汁をしっかり含んだ、長野県産の秋映(あきばえ)を使用。皮付きのまま薄くカットされているので、シャリッとした食感と豊かな香りを味わえます。
岡山県産の大粒で種なしマスカットの瀬戸ジャイアンツは、皮が薄く口の中でパリッと弾ける食感と、爽やかな甘みが広がります。フルーツは交流のある農家から直接仕入れていて、毎回変化するのもお楽しみ。

・自家製スイーツも必食の価値あり

『チーズケーキ』770円

オーブンではなく、無水鍋を使った奥さまお手製のスイーツもお見逃しなく。
焼き上げてから12時間寝かせた同店の名物スイーツ『チーズケーキ』は、ねっとり濃厚なチーズの風味とタルト生地のサクッとした食感がたまりません。

『シフォンケーキ』550円

やわらかな口溶けの『シフォンケーキ』は、ベーキングパウダー不使用で、しっとりとした食感が際立ちます。素朴で優しい口当たりは、食後でもペロリと食べ切れそうです。

どちらのスイーツもコーヒーとの相性もバッチリ!セットでオーダーして、至福のカフェタイムを楽しんで♪

アットホームな雰囲気が魅力の「Drink Drink(ドリンクドリンク)」では、インスタグラムをフォローすると学生限定で割引になるサービスも。その日のおすすめメニューや、キッチンカーの営業情報もアップしているので、お店に行く前にチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

Drink Drink(ドリンクドリンク)

所在地
香川県高松市太田下町2307-2
営業時間
月~土曜/10:00〜24:00
日曜/10:00~17:00

【高松】「ICHICO(イチコ)」イチゴあめ専門店ならではの甘酸っぱさとパリッと食感を味わって

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」

「ICHICO(イチコ)」は2020年3月に岡山で開業し、東京、大阪、埼玉、福岡、山口、鹿児島など全国に展開しているイチゴあめ専門店です。2023年8月、高松市中心街の複合商業施設「丸亀町グリーン」の東館1階にやってきました。

ガラス張りで中の雰囲気が分かりやすい店内は、広々としていてイートインする場合もゆったりできます。入り口の向こうには「丸亀町グリーン」のけやき広場が望めます。

年間通して味わえる『いちごあめ』はフレッシュな国産イチゴを使用し、あめは当日コーティングしています。冷蔵ショーケース内に入れていても時間がたつとあめの食感が変わってくるので、鮮度管理もしっかり。ツリーのように先細り状態になるようイチゴを大きさごとに順に串に刺すことで、あめのコーティングを薄くしやすいのだそう。

『いちごあめ』は定番のスタイルだけでなく、ショートケーキ、抹茶ケーキ、プリン、チーズケーキ、チョコミント、ティラミス、チョコケーキ、モンブラン、練乳、抹茶など、10種類以上がスタンバイ。ついつい写真を撮りたくなるビジュアルですね。

バリエーション豊富な「いちごあめ」シリーズ

『ノーマル』5粒700円、3粒500円

フルーティーなイチゴの甘酸っぱさと薄いあめのパリッとした小気味良い食感をシンプルに味わうなら『ノーマル』をどうぞ。5粒だと意外とボリューミー!複数のバリエーションを楽しみたい人は3粒ずつ買うのもおすすめです。

『ショートケーキ』5粒900円、3粒700円

『ショートケーキ』は、フレッシュイチゴとホイップクリームがトッピングされた人気の品。ショートケーキを彷彿(ほうふつ)とさせる赤と白のコントラストも美しいですね。

『モンブラン』5粒900円、3粒700円

『モンブラン』のクリームには和栗が使われていて、上品な栗の風味とコクが味わえます。サクサクとしたフィユティーヌの食感もアクセントに。串からイチゴやあめが落ちないように装着されているカップには、雑誌やコスメPRなどさまざまなシーンで活躍するイラストレーター・はるちゃーと氏による描き下ろしのブランドイメージキャラクターステッカーがあしらわれています。

『抹茶ケーキ』5粒900円、3粒700円

抹茶クリームと抹茶ソースでしっかりとした和の風味とビター感を出した『抹茶ケーキ』は、色も味もイチゴとマッチした一品。すっきりとしつつコクのある抹茶クリームがアクセントになっています。

『パチパチキャンディー』5粒770円、3粒570円

『パチパチキャンディー』はもともと期間限定品でしたが、好評なのでしばらく続けるそう。幼い頃に駄菓子などで味わったこともある人が多い、口の中で弾ける“パチパチパニック”キャンディーがトッピングされていて、刺激的な食感がクセになるかも?

丸ごと使った「りんごあめ」と「わたがし」も!

『りんごあめ』650円 ※カットは+30円

丸ごと1個のリンゴをあめでコーティングした『りんごあめ』は、お祭り屋台の“りんごあめ”を懐かしんで買う人もいるそう。屋台などでよく見るものよりコーティングのあめを薄くしているので、より食べやすくなっています。+70円でパチパチパニックキャンディーや抹茶、チョコのトッピングもできますよ。

『りんごあめ』は+30円で食べやすくカットしてくれます。リンゴは季節によって仕入れる品種が異なるので、サイズや糖度、酸味などの違いも楽しめます。みずみずしいリンゴのシャリっと感と、あめのパリッと食感がいいバランス。

『わたあめ』500円

2024年10月からスタートした『わたあめ』は自分の好きなカラーで作れるのが特徴。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブルー、グリーン。大きく作りすぎると串が空回りしてしまうので、程よい大きさで2色ぐらいがオススメだそう。ふわふわカラフルなわたあめを手に街歩きや、推しカラーをチョイスするのも楽しそう♪

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」は、国産イチゴのフレッシュな味わいとパリッとしたあめの食感が年中楽しめるお店。現代的にアレンジされたバリエーション豊富なトッピングは、つい写真を撮りたくなるビジュアルです。

■詳細情報

■DATA

strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)

所在地
香川県高松市丸亀町8-23 丸亀町グリーン東館1階
電話番号
070-9278-9201
営業時間
11:00〜20:00

【高松】東かがわの手袋&ファッション小物「アウトレットセール」開催!高品質なアイテムをお得に

日本一の手袋の産地・東かがわ市から、高品質な手袋やファッション小物がお得に届くビッグチャンス。魅惑のアウトレットショップ「Oh!Some shop!2024」が、12月7日(土)~24日(火)の期間限定で、讃岐おもちゃ美術館shop&フリースペースにオープンします。

15の手袋・革小物企業が出店し、レディース、メンズ、キッズの手袋をはじめ、革製のバッグ、財布、小銭入れ、冬らしい小物などをアウトレット価格でラインアップ。職人の繊細な技術や工夫が詰まった使い心地抜群の香川品質を確かめて、大切な人や自分へのプレゼントにしてはいかが?

8日(日)は「手袋のオーダーメイド受注会」、7日(土)・21日(土)は東かがわのヒーロー「てぶくろマン」とじゃんけん大会を開催。大会は小学生以下が対象で、勝てば子ども手袋がもらえますよ。

【期間中のイベント】
・手袋のオーダーメイド受注会
8日(日)12:00~17:00
東かがわ市で産地の技を守り、磨き続けている平田商店の平田哲也さんが来場。何度も採寸を重ねて完成する一双は、驚くほど手にフィットします。

・「てぶくろマン」とじゃんけん大会
7日(土)・21日(土)、11:00~・14:00~
東かがわのヒーロー「てぶくろマン」とじゃんけん対決。対象は小学生以下。勝てば子ども手袋をゲット♪各日各回50双、なくなり次第終了。

【香川県】旬の牡蠣!食べ放題から街中居酒屋までおすすめ8選(2024-2025)

 

1.海鮮立呑 牡蠣スタンド<高松市>

●牡蠣の提供期間:通年

ことでん片原町駅から徒歩2分。片原町商店街から路地に少し入ったところにひっそり佇む「海鮮立呑 牡蠣スタンド」。駅近の立ち飲み屋ということもあり、仕事帰りのサラリーマンや飲み会の0次会にサクッと立ち寄るお客さんが多いそう。
北は北海道の網走から南は長崎県の五島列島まで、全国津々浦々の生牡蠣を年中食べることができます。

『生牡蠣食べ比べセット』※時価

中でも人気なのは、産地の違う牡蠣を生で食べ比べできるセット。季節や仕入れ状況によって変わりますが、岩手、宮城、大分、兵庫など豊洲市場から仕入れる新鮮な生食用の牡蠣が登場するのでお楽しみに。食べ方はレモンを絞っても、テーブルに用意されているポン酢をかけてもGOOD。生ならではの濃厚な牡蠣の風味を堪能できます。生牡蠣は単品注文も可能なので、気に入った味があれば個別に注文できますよ。

ほかにも、自家製タルタルソースでいただく『カキフライ』や『蒸し牡蠣』『牡蠣チャンジャ』など、ついついお酒が進みそうな豊富な牡蠣料理がそろっています。

店内はカウンターのみ。牡蠣以外にもマグロの刺身やあん肝ポン酢などのおつまみメニューも。2、30分程度で軽くつまんで行く人もいれば、2、3時間がっつり牡蠣を堪能していく人など利用の仕方はさまざま。牡蠣の仕入れ状況によってはなくなり次第店じまいすることもあるそうなので、確実に生牡蠣を味わいたい人は早めに来店を。

■DATA

海鮮立呑 牡蠣スタンド

所在地
香川県高松市片原町2−1
電話番号
087-821-2010
営業時間
17:00〜22:30(なくなり次第終了)
※2024年末は12月29日(日)まで、年始は1月7日(火)から営業

2.炉端焼き ごぼうのてっぺん<高松市>

●牡蠣提供期間:通年

片原町商店街からライオン通に入り南へ徒歩約1分の場所にある「炉端焼き ごぼうのてっぺん」は、街中で炉端焼きが楽しめるお店。大きな「炉」の字が描かれたのれんが目印です。

牡蠣をはじめとする、アワビ、サザエ、ハマグリ、ホタテ、アサリなどの豊富な貝類を通年味わうことができ、なんとお通しにもハマグリが登場。鍋に入った出汁(だし)にうま味が染み出しこれだけでもついお酒が進んでしまいそう。

『宮城県女川産カキ バケツ蒸し』2,980円

目の前の厨房で殻付きのまま日本酒で豪快に蒸され、うま味をギュッと閉じ込めた牡蠣の身は、まずは何もつけずにそのままパクリとどうぞ。濃厚な蒸し牡蠣をアテにぐいっと一杯…というのもオツですよ。

また、広島県産のカキフライや、忘新年会にもぴったりな飲み放題コースも。

カウンター席では、目の前で貝が焼き上がる様子を見られて、ライブ感たっぷり!奥にはテーブル席もあるのでのんびり過ごしたい人にもおすすめです。日本酒はブランドを3種、季節などで変わる限定品が5種、牡蠣料理に合うもの、出汁に合うもの、炭火焼きに合うものなどユニークな品ぞろえ。訪れるたびに変わるラインアップも楽しみですね。

■DATA

炉端焼き ごぼうのてっぺん

所在地
香川県高松市御坊町2−1
電話番号
087-802-5999
営業時間
18:00〜24:00(フードL.O.23:00)

3.粋な海鮮酒場 ものっそ<高松市>

●牡蠣の提供期間:通年

ことでん瓦町駅から徒歩4分の「粋な海鮮酒場 ものっそ」は、讃岐弁で「ものすごい」を意味する「ものっそ」が店名の由来。“ものっそ楽しい、ものっそうまい”をテーマに、全国からその土地ごとの旬の食材を仕入れ、貝・魚料理と日本酒、地酒を楽しめる海鮮居酒屋です。

貝は1年を通して8種類以上をスタンバイ。刺身にはホタテやサザエ、赤貝、酒蒸しに牡蠣、アサリ、白ハマグリ、そのほか鹿児島県産の月日貝(つきひがい)など季節限定の貝が登場することもあるのでお見逃しなく!

『名物 貝!貝!貝!の豪快蒸し』4人前・2,178円、2人前・1,628円

鮮度抜群の牡蠣、白ハマグリ、アサリの3種を、その名の通り豪快に蒸し上げた同店の名物。水と酒だけで蒸しているため、貝のエキスがたっぷり入った出汁(だし)は滋味深く、そのままスープとして飲んでもいいですが、ぜひ試してもらいたいのは〆の雑炊またはラーメン!
スープをしっかり吸った雑炊、麺に絡む貝のうま味はまた格別ですよ(オプション1人前・418円)。

『焼き牡蠣三種』
焼き牡蠣・418円、チーズ焼き牡蠣/ガーリックマヨ牡蠣・各495円

焼き牡蠣を3種食べ比べできるこちら。牡蠣そのものの味を楽しめるのはもちろん、炙ったチーズの香りが食欲をそそる「チーズ焼き牡蠣」、ガツンと食べ応えのある「ガーリックマヨ牡蠣」と飽きのこないさまざまな味わいを楽しめます。

牡蠣は基本的には広島県産、その時々によって宮城、三重などから仕入れているそう。今シーズンの牡蠣は身が大きいものや小ぶりでもふっくらとしていて、塩味が弱いのが特徴。その年や時季によって違う牡蠣の風味を味わうのも楽しいですよ。

また、リピーターから人気の『しじみ汁』は無料。しかもおかわりOKというから驚きです。お酒を飲む人も飲まない人も、ほっこりとした味わいにお腹も心も癒やされますよ。

2階席にはドリンクバーが用意されていて、コース注文の団体客に限り利用が可能。ビールサーバーに焼酎、酎ハイ、日本酒、ソフトドリンクなど好きな飲み物を選べます。

日本酒は2024年11月現在、フレッシュな搾りたての新酒が登場しているそう。牡蠣料理には牡蠣の風味を生かす、新酒の辛口がおすすめとのことなので日本酒好きの人はぜひ♪

■DATA

粋な海鮮酒場 ものっそ

所在地
香川県高松市福田町9−6
電話番号
087-821-2829
営業時間
17:30〜24:00(L.O.23:00)

4.かき焼き わたなべ<さぬき市>

●牡蠣提供期間:11月〜3月予定

JR志度駅から徒歩10分、高松市中心部から車で約30分。香川の牡蠣焼きといえば外せないのがこちらの「かき焼き わたなべ」。牡蠣の養殖業を始めて約60年以上、牡蠣小屋は30年近くにもなる老舗で、シーズンが始まると同時に平日、休日問わず県内外から多くの人が訪れる人気のお店です。

今シーズンの牡蠣は、まだ小粒ですが身が詰まっていて、味が濃くなっているそう。自ら養殖も行っているので新鮮な牡蠣をいただけるのが魅力です。

『かき焼き食べ放題(120分・終了30分前LO)』4,000円、小学生2,000円、幼児無料

食べ放題は1人20〜30個ほどの牡蠣を50cm四方のカゴに盛って提供。食べられる分だけ鉄板に乗せたら、火傷に気を付けながら自分で焼き上げます。焼き牡蠣を鉄板の上に5個以上残してしまうと追加料金が発生するため量は計画的に!生牡蠣は残しても大丈夫ですよ。2時間制ですが30分や1時間など、少しの間だけ牡蠣焼きを楽しみたいという人にも柔軟に対応してくれるので安心です。

こちらの食べ放題は牡蠣ご飯と味噌汁付き。おかわり牡蠣ご飯が350円、味噌汁は250円と有料ですが大盛りはなんと無料。さらにトッピングと食料の持ち込みOKという自由度の高さも好評です。
食料は肉や野菜などを好きに鉄板で焼くことができ、中にはサツマイモをアルミホイルで巻いて焼き芋を楽しむお客さんもいるそう。牡蠣が苦手な人や子どもも楽しめるよう、牡蠣以外のサイドメニューもそろっているので、みんなで食事を楽しむことができますよ。

備え付けの調味料も豊富でバジルソースやキムチの素、オリーブオイル、ピザソースなど組み合わせが6,700万通りもあるほど。いくら食べても飽きないなんて“牡蠣好き”にはうれしい悩みです。

平日のランチタイムにのみ登場する『カキフライ定食』(1,500円)も人気ですが、限定15食ということもあり予約必須。テイクアウトで牡蠣の煮付けと牡蠣ご飯が付く『カキフライ弁当』(1,300円)は10食限定なのでこちらも早めに予約を。

基本的に飛び込みOKですが、予約しておくのが安心です。人気店のため年内は予約がいっぱいとのことですが、まずは電話で問い合わせを。予約は電話、店頭どちらでも受け付けています。

■DATA

かき焼き わたなべ

所在地
香川県さぬき市志度5382-47
電話番号
087-894-8676
営業時間
月・水〜金曜/11:00〜15:00、17:00〜21:00
土・日曜、祝日/11:00〜21:00
※11月〜3月の冬季のみ営業
※12月29日は15:00閉店、12月30日~1月3日は休業、1月4日は17:00開店

 

【高松】「ラフ&タフ」厳選コーヒーと手作りランチ&スイーツ!オリジナルのインテリアに癒やされて

・家具製作所内「ラフ&タフ コーヒースタンド」

高松市郷東町、県道33号とJR予讃線が交わる線路沿いにある家具製造所・日美(にちび)の敷地内に佇むリノベカフェ「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。トタン張りの工場の一角にあるカフェの入り口から「こんなところにカフェが?」とワクワク感が高まります。

店内は天井が高く広々としていて、隣接する工場で作られたおしゃれな木製のテーブルやインテリアにほっこりと癒やされます。

猫好きスタッフが集めた猫のイラストや置物が至る所に飾られていて猫好きにとってもたまらない空間。そのほか手作りの服やバッグ、雑貨などが並べられているので、カフェタイムの合間に眺めたり、手に取ったりしてみて。気に入ったものは購入することもできます。

座ったいすやテーブルで気に入ったインテリアがあれば気軽にスタッフに声かけを。家具ブランド「ROUGH & TOUGH」が運営するコーヒースタンドなので、いつでも購入、オーダーすることが可能です。見た目だけじゃなく、実際に使い心地を確かめた上でインテリアを買うことができるのは、製造所併設のカフェならではですね。

・おしゃれな見た目のお手製カフェめし

『ラフタフカレー』900円

5〜6種のスパイスをオリジナルで調合して作る、店名を冠した看板メニュー『ラフタフカレー』は、合い挽(び)き肉やひよこ豆を使った味わい深いルーの中に、ピリッと刺激的な辛さを楽しめる一皿。ターメリックライスや目玉焼きで満足感も◎。店内で漬け込まれた自家製のピクルスも味わって。

ほかに、少し辛さを抑えた『ひよこ豆のキーマカレー』や『タコライス』『ナポリタン』(各800円)などもあり、豊富なメニューに思わず目移りしそう。

フードメニューはどれもオーダーが入ってから一つひとつ丁寧に調理されていて、できたてをいただくことができます。こちらのサンドイッチメニューも、パンはサクッとベーコンは香ばしくジューシーに、目玉焼きもとろとろで熱々と、素材それぞれの魅力を最大限に引き出した状態で登場するから、どれを選んでも間違いなし。

『ラフタフサンド』800円

ベーコン・目玉焼き・チェダーチーズ・レタスを挟んだボリューム満点の『ラフタフサンド』。厚切りのベーコンの食感とうま味を、絶妙な半熟具合の目玉焼きとシャキシャキレタスが引き立て、そこをチェダーチーズがまろやかに包み込みます。食パンはサクサク食感にこだわりイギリス食パンを使用、軽く焼き目をつけて香ばしさをプラス。ドリンクと一緒にオーダーした場合、700円でセットにすることができます。

サンドイッチには、トマト&バジルソースにたっぷりのモッツァレラチーズが濃厚な味わいの『クアトロサンド』(800円)のほか『たまごサンド』(700円)や『BLTサンド』(800円)もラインアップ。

・自家製スイーツがめじろ押し

『ラフタフプレート』ドリンク代に+500円

2種類のケーキがあしらわれたお皿に、カスタードプリンやヌガーグラッセなどの冷たいスイーツとドリンクがセットになった、同店の看板スイーツがそろい踏みの豪華プレートです。ケーキの内容や冷製スイーツは日によって異なるので、気軽に店員に聞いてみて。

冷製スイーツのラインアップのひとつカスタードプリンは、ガラスの器にたっぷりのカラメルをまとったどこか懐かしいフォルム。プリン自体の質感もしっかりめで卵の風味を存分に楽しめる味わいです。

『ヌガーグラッセ』500円

琥珀(こはく)色のガラス製カップに入った『ヌガーグラッセ』は、コーヒーゼリーにラム漬けのドライフルーツとキャラメリゼしたナッツをイタリアンメレンゲと生クリームで仕上げたフランスの冷菓。大人味のコーヒーゼリーが口の中いっぱいに広がる同店自慢のスイーツで、アクセントの動物クッキーも楽しみの一つです。

・一杯で多幸感あふれるドリンク

『ブレンドコーヒー』(400円)

コーヒーも気分によってチョイス可能。ブレンドコーヒーやホットかアイスを選べる『カフェ・オ・レ』(500円)のほか、産地や農園を厳選したスペシャルティコーヒーが日替わりで楽しめる『本日のコーヒー』(600円)もあります。こちらはカップサービスのほかに、2杯弱分のコーヒーが楽しめるコーヒーポット(900円)もあります。

『オーガニック グアテマラ アイスコーヒー』(500円)

一杯のコーヒーでもカフェ時間を十分堪能できる居心地の良いカフェ、ましてや提供されるコーヒーがスペシャルティコーヒーとなればなおさらのこと。アイスコーヒーに至ってはオーガニック豆を使用するこだわりよう。好みのインテリアに身を沈め思い思いのひとときを過ごして。

走る列車を眺めることができる窓辺のカウンター席やおしゃれなテーブル席、どの席もオリジナルインテリアでカフェタイムを満喫できる「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。コーヒーはもちろん、スタッフが手作りするフードやスイーツメニューに、雑貨やキッズスペースなど見どころ満載のカフェです。

■詳細情報

■DATA

ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフ コーヒースタンド)

所在地
香川県高松市郷東町379-1
電話番号
087-882-1776
営業時間
11:00〜17:30

【高松】「季節料理どちらいか」炭火で焼く焼き魚と羽釜で炊くご飯で体がよろこぶ贅沢ランチ

・和みのランチ処「季節料理どちらいか」

オフィスビルや商業施設がひしめく高松市の中心街・鍛冶屋町に、瀬戸内の鮮魚に特化したランチが人気の和食処「季節料理どちらいか」はあります。美術館南通り沿い、高松市美術館の南入り口を出ると正面に見えるビルの半地下部分が入り口です。

店内には間仕切りでプライベート空間が保たれたテーブル席と一人利用にもピッタリなカウンター席があります。炭焼きの囲炉裏(いろり)や羽釜などが目の前に並ぶカウンター席も和食処ならではの醍醐味が味わえる席としておすすめです。

料理を担当する店主の西野さんは、長きに渡り和食の世界で経験を積んだ板前でもあります。店名の“どちらいか”は、出身である徳島の方言で「どういたしまして」の意味で、柔らかい響きと懐の深さを感じる意味合いがお店の雰囲気にピッタリです。

・目にも美しい瀬戸内鮮魚の昼定食

『海鮮ちらし定食』1,300円

1日限定5食の『海鮮ちらし定食』は、メインの海鮮丼に小鉢・みそ汁・香の物がセットで付いて、満足感のあるボリューム。確実に食べたい人は、電話での予約がベターです。

毎朝、店主が自ら市場で目利きした鮮魚が約7〜8種盛られた丼は目にもおいしく豪華絢爛(けんらん)。取材時はカツオ・コノシロ・ホタテ・スズキ・マダイ・シマアジ・サーモン・マナガツオに香川のブランド魚・オリーブハマチが酢飯の上に美しく並んでいました。たまにはお昼からこんな贅沢もアリですよね。

『お刺身盛り合わせ定食』1,500円

丼ではなく刺身として新鮮な魚をじっくり味わいたい人は『お刺身盛り合わせ定食』がおすすめ。刺身盛り合わせのほか、白米と小鉢が2品、みそ汁に香の物がセットになった定食です。お店自慢の白米と刺身の相性の良さを堪能できる一品です。

ご飯はすべて羽釜で炊かれたものを提供するというこだわりようで、炊きたての白米はみずみずしく、食べ終わる頃までツヤツヤ感が残る芸術的なルックス。米の一粒一粒が立っていて、外側のハリ感と本来の甘みをかみしめるほどに感じられますよ。

・炭火で焼く焼き魚が絶品

鮮魚な刺身のほかに焼き魚にも注目を。注文が入ってから一切れずつ串刺しにした大ぶりな魚の切り身を炭火で丁寧に焼き上げます。余分な油や水分を落とし、うま味だけが凝縮された焼き魚は絶品。炭火で調理した焼き魚と羽釜で炊いたご飯、同店のランチが人気であり続ける理由がここにあります。

『焼魚定食(サバの塩焼き)』1,200円

「一番人気はサバの塩焼きですね」と店主。切り分けた状態で約200gの大ぶりなサバは、半身ほどありそうなサイズ感です。箸を入れると肉厚でジューシーなプリプリの白身がお目見え。羽釜の炊きたてご飯との相性も言うまでもなく◎。そのほか小鉢・みそ汁・香の物が付け合わせの満足セットです。

『焼魚定食(鮭の塩焼き)』1,200円

朝食のイメージが強いサケの塩焼きも、炭火で焼きたてのものとなると一味も二味も違って箸が止まらなくなる味わいで、昼にもぴったり。サバの塩焼きに負けず劣らず、多く注文されるそう。表面をパリッと焼き上げ、内側には潤いを閉じ込めた絶妙な焼き加減のサケの切り身は、できるだけ熱々のうちにいただくのをおすすめします。

『日替わり定食』1,100円〜

取材時の献立は『サワラの西京味噌(さいきょうみそ)焼き』で、こちらも根強いファンを持つメニュー。店内で漬け込んだサワラの切り身は、うま味がいっそう凝縮されプリッとした弾力のある食べ応えに。日替わりのため出合ったらついオーダーしたくなる一品ですね。そのほかの日替わりメニューではブリの塩焼きも注文が集中するそう。

厳選した米を羽釜で炊いた白ご飯と、目利きした瀬戸内の鮮魚、炭火でじっくり焼き上げた魚。基本をしっかり抑えた和食の数々は、シンプルゆえに丁寧な仕事ぶりが際立ちます。街中の和食処「季節料理どちらいか」で、ゆったり大人の贅沢ランチを堪能して。18:00からはディナーも利用できますよ。

 

■詳細情報

香川県の紅葉おすすめスポット11選!見ごろやライトアップ情報も(2024)

1.栗林(りつりん)公園<高松市>

“お庭の国宝”とも称される特別名勝「栗林(りつりん)公園」は、香川随一の紅葉スポット。江戸時代に百年余りの歳月をかけて完成した、日本を代表する回遊式の大名庭園です。

紫雲山を背景とする約75haの広大な敷地に、6つの池と13の築山が絶妙に配置され、歩くごとに変化に富んだ景色が広がることから、その美しさは「一歩一景」と評されるほど。写真は南の端、カエデが彩る道「楓岸(ふうがん)」。人がいない時は赤く染まる景色の中で時が止まったような感覚に浸れます。

ライトアップの期間中は、昼間とは異なる幻想的な光景に。水面に映える紅葉と相まって、息をのむほどのすばらしさです。南湖(なんこ)周遊和船(約30分、大人610円・3歳〜中学生310円)から眺めるのもおすすめです。※3歳未満は乗船できません。また、ライトアップ中の乗船は小学生以上に限ります。

飛来峰(ひらいほう)から南湖を望む風景は特筆すべきスポット。ライトアップ期間中は入園時間が延長され、園内の「掬月亭(きくげつてい)」や「ガーデンカフェ栗林」などの店舗ではおいしいお茶や食事が楽しめます。

【見ごろ】11月中旬~12月上旬
【イベント】「和の伝統芸能」2024年11月23日(土・祝)18:30〜・19:30〜=和風殺陣演劇/24日(日)18:00〜・20:00〜=津軽三味線と民謡のコラボ、19:00〜=津軽三味線野外ライブ/12月1日(日)18:00〜・20:00〜=津軽三味線と篠笛のコラボ、19:00〜=津軽三味線野外ライブ/商工奨励館北館(野外ライブは鹿鳴原)
「三好慶子と朱雀会筝曲演奏会」2024年11月30日(土)18:00開演/商工奨励館北館
「オリーブ少年少女合唱団特別公演」2024年12月1日(日) 15:15〜・16:30〜/商工奨励館北館
「風車、和傘のライトアップ」2024年11月22日(金)~12月1日(日)17:00~21:00/鹿鳴原
「讃岐提灯NIGHT」2024年11月23日(土・祝)・24日(日)・30日(土)・12月1日(日)17:00〜20:30/商工奨励館北館ほか ※讃岐提灯展示(商工奨励館北庭ほか)、提灯レンタル(北門券売所前ほか)
【ライトアップ】2024年11月22日(金)~12月1日(日)の17:00~21:00

■DATA

栗林(りつりん)公園

所在地
香川県高松市栗林町1-20-16
電話番号
栗林公園観光事務所:087-833-7411
営業時間
3月/6:30~18:00
4月/5:30~18:30
5月/5:30~18:30
※その他、月によって異なるが、おおむね日の出から日没まで

2.四国村ミウゼアム<高松市>

源平合戦の古戦場・屋島の麓(ふもと)に位置する「四国村ミウゼアム」は、約5万平方メートルの広大な野外博物館。桜や新緑、四季折々の自然に彩られる中でも、紅葉シーズンは格別です。

村内には四国地方を中心に、江戸~大正時代の伝統的な古民家や国指定の重要文化財を含む歴史的建造物33棟を移築・復元。その佇まいが赤いモミジに囲まれてノスタルジック感を増し、タイムスリップしたかのような気分を味わえます。

先人たちの知恵や工夫を感じる道具も展示された建物と色づく樹々が調和する光景や、3分の2スケールで再現した徳島・祖谷(いや)のかずら橋、世界的な建築家・安藤忠雄氏設計の美術館「四国村ギャラリー」周辺など、どこを切り取っても絵になりますよ。

入村しなくても利用できるエントランス棟「おやねさん」や茅葺き古民家の讃岐うどん店「わら家」、神戸から移築した異人館を活用した「四国村カフェ」も併設。これら入口周辺の紅葉も美しいですよ。散策の後は買い物やグルメも楽しんで。

【見ごろ】11月中旬~12月初旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

■DATA

四国村ミウゼアム

所在地
香川県高松市屋島中町91
電話番号
087-843-3111
営業時間
9:30~17:00(受け付けは16:30まで)
※四国村ギャラリーなどの村内施設は16:30閉館

3.岩部八幡神社(いわぶはちまんじんじゃ)<高松市>

静かな山間に位置する高松の奥座敷・塩江エリアは県内でも有数の紅葉スポット。ゲンジボタルの群生地としても有名な香東川を囲むように赤や黄色に色づく山々が続きます。
国道沿いの小高い山上に位置する「岩部八幡神社」では香川県指定の天然記念物にもなっている、樹齢約700年と400年の大イチョウを見ることができます。

鳥居を挟むように2本鎮座する大きなイチョウはどこか神秘的。長い年月を共にするイチョウの木は夫婦円満や、縁結び、親子の守り神として多くの人に親しまれています。

2023年からスタートした紅葉の時期限定の御朱印は、11月1日〜30日の期間中のみ授与(初穂料1,000円)。数量限定なのでお見逃しなく。

【見ごろ】11月中旬〜下旬ごろ
【祭り】なし
【イベント】「ぜんざい・お抹茶のお接待」2024年11月1日(金)〜24日(日) 

■DATA

岩部八幡神社(いわぶはちまんじんじゃ)

所在地
香川県高松市塩江町安原上693-1
電話番号
087-893-0159
営業時間
【授与所】10:00~16:00

4.寒霞渓(かんかけい)<小豆島町>

日本三大渓谷美の一つに数えられる寒霞渓(かんかけい)は、瀬戸内海国立公園の中でも指折りの景勝地。

小豆島最高峰・星ヶ城山の四望頂(しぼうちょう)展望台(標高約570m)からは、海・山・空の四方に感動の眺望が広がります。中でも秋は絶景とあって、多くの人が訪れます。

展望台からの大パノラマもさることながら、寒霞渓の楽しみはロープウェイからの景色にもあり。

約1,300万年前の火山活動で誕生し、200万年の歳月が創り出した奇岩や大岩壁の中を進むスリルと迫力は満点。真っ赤に染まった渓谷の中を5分間の空中散歩で堪能してみて。片道はロープウェイ、片道はハイキングで登り下りするのもおすすめです。

【見ごろ】11月上旬~11月下旬
【祭り】「寒霞渓もみじ茶会」11月3日(日・祝)10:00~15:00
➡︎イベントの詳細はこちら
【ライトアップ】なし

■DATA

寒霞渓(かんかけい)

所在地
【寒霞渓ロープウェイ山頂駅】香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
電話番号
寒霞渓ロープウェイ山頂駅:0879-82-2171
寒霞渓ロープウェイこううん駅:0879-82-0904
営業時間
【寒霞渓ロープウェイ運行時間】
10月21日~11月30日/8:00~17:00
12月1日~12月20日/8:30~17:00
※その他、季節によって多少異なる
※12分間隔で運行、多客時は6分間隔で臨時運行

5.大窪寺(おおくぼじ)<さぬき市>

県内屈指の紅葉の名所として名高い「大窪寺」。四国霊場第88番札所、結願寺(けちがんじ)とあって、お遍路さんはもちろん、普段の参拝も自然と背筋が伸びる思いがします。

境内では「香川の保存木」に指定されている高さ26mの大イチョウから始まり、追ってカエデやイロハモミジなどが色づき、静寂なお寺の佇まいをいっそう美しく見せています。

本堂に向かう二天門前のモミジは多くの写真家が押さえる絶好ポイント。

ちなみに、大師堂の内拝口から地下へ進むと、88カ寺すべての小さな本尊があり、各寺から集めた砂を踏みながらお参りする「お砂踏み」ができます。四国霊場巡りと同じ功徳があるといわれる貴重な体験なので、時間が許す人はぜひ。

門前には紅葉の時季にうれしい体が温まるグルメ販売や、名物打ち込みうどんが有名な「八十八庵(やそばあん)」もあり、こちらも見逃せません。

【見ごろ】10月下旬~12月上旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

画像提供:(一社)さぬき市観光協会

■DATA

大窪寺

所在地
香川県さぬき市多和兼割96
電話番号
0879-56-2278
営業時間
【納経所】8:00~17:00

6.香川用水記念公園<三豊市>

知る人ぞ知る紅葉スポットとして近年注目度急上昇の「香川用水記念公園」。寒暖差の大きい山間部に位置するとあって、鮮やかな紅葉が広い園内全体を秋色に染め上げます。

昔から水不足に悩まされてきた讃岐の国。香川用水が県内に配られる様子を石張りで表現した「記念の広場」には堂々としたモミジバフウがずらり。

大型水車が回る「じゃぶじゃぶ池」には東屋があり、ひと休みも可能です。池につながる「せせらぎの川」沿いや、川にかかる「もみじ橋」「めがね橋」も、モミジに彩られて風情あふれる光景に。いろんな場所を切り取って。

【見ごろ】11月上旬~下旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

■DATA

香川用水記念公園

所在地
香川県三豊市財田町財田中2355
電話番号
0875-67-3760
営業時間
【水の資料館】9:00~17:00(入館は16:30まで)

7.太古の森<三木町>

三木町のシンボルツリー的存在・メタセコイアの巨木と恐竜のオブジェが異彩を放つ、ひと味違う紅葉スポット。

ヒノキ科の落葉樹・メタセコイアは、同町出身の植物学者が1941年にその化石を発見・命名した植物。100万年前、恐竜と同時期に生息していたと考えられる“生きた化石植物”であることにちなんで、「太古の森」と名付けられた憩いの場所です。

約2,700本ものメタセコイアが黄色やオレンジに色づき、ティラノサウルスやトリケラトプスなどのオブジェが点在する光景は、インパクト大!モミジやカエデとは異なる紅葉を写真に収めようと訪れる人も少なくありません。

池にかかる浮き橋「水上アベニュー」を渡ってたどり着くというアクセスもユニーク。悠久の時を超えて、恐竜と森林浴はいかが?

【見ごろ】11月上旬~下旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

■DATA

太古の森

所在地
香川県木田郡三木町上高岡2547-1
電話番号
三木町生涯学習課:087-891-3314

8.虹の滝(こうのたき)<三木町>

県指定の自然記念物「虹の滝(こうのたき)」は、弘法大師空海の伝説が残る雌雄一対の滝。上にある雄滝(おんたき)は高さ11m・幅5m、下にある雌滝(めんたき)は落差8m・幅6m。規模はさほど大きくはなくとも、水量が豊富ですぐ近くまで行くことができるので、見応え抜群です。

付近一帯の渓谷が赤や黄色に染め上げられる秋、モミジが整備された遊歩道は深紅のじゅうたんに。森の静寂に包まれる穴場スポットで、マイナスイオンをたっぷり浴びて。

高松市塩江町方面から国道193号線を進むのが分かりやすくておすすめですが、道中、車が対向できないほど道幅が狭い部分もあるので運転は慎重に。

【見ごろ】11月上旬~中旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

■DATA

虹の滝(こうのたき)

所在地
香川県木田郡三木町小蓑
電話番号
三木町農林課:087-891-3308

9.柏原渓谷<綾川町>

県中部を流れる香川の最長河川・綾川の上流、約7kmにわたって広がる渓谷。林野庁の「水源の森百選」や「さぬきの名水」に選ばれている清流を、クヌギやカエデの紅葉が鮮やかに彩ります。

キャンプ場も人気ですが、渓谷自体の駐車場は整備されていないので、運転には気を付けて。

【見ごろ】11月上旬~下旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

■DATA

柏原渓谷

所在地
香川県綾歌郡綾川町枌所東柏原
電話番号
綾川町経済課:087-876-5282

10.三霞洞渓谷(みかどけいこく)<まんのう町>

春は桜、夏はカジカ、冬は雪と、四季折々異なる趣を楽しめる、県内屈指の景勝地「三霞洞渓谷(みかどけいこく)」。秋の魅力はもちろん紅葉です。

渓谷内には、仙通橋・不及亭・宮岳・夫婦岩・雄淵雌淵・釜瀑布・見返り岩・桜園という8つの景勝があり、「三霞洞八景」と呼ばれています。

奇岩と清流が美しい紺碧の淵と紅葉のコントラストも見どころ。

場所は「道の駅ことなみ」の日帰り温泉「エピアみかど」から徒歩3分ほど下ったところにあります。
香川の偉人にして江戸時代の発明王・平賀源内が絶賛したという「美霞洞(みかど)温泉」と合わせて堪能してみては。

【見ごろ】11月上旬
【祭り】なし
【ライトアップ】なし

■DATA

三霞洞渓谷(みかどけいこく)

所在地
香川県仲多度郡まんのう町川東
電話番号
まんのう町地域振興課:0877-73-0122

11.白峯寺(しろみねじ)<坂出市>

赤峰、黄峰、黒峰、青峰、白峰の5つの山からなる五色台。中でも白峯山の中腹に位置する四国霊場第81番札所「白峯寺」は、春は桜、夏はアジサイ、秋は紅葉が見ごろを迎えます。

特に本堂と鐘楼堂(しょうろうどう)から見えるイロハモミジや頓証寺殿(とうしょうじでん)横の立派な大イチョウ、石階段を囲む紅葉は絶好の撮影スポット。駐車場も時期によってはイチョウの絨毯(じゅうたん)で一面が黄色く染まります。

境内には本堂をはじめ、大師堂(だいしどう)や阿弥陀堂(あみだどう)など国や県の重要文化財が多く点在し、歴史に思いを馳(は)せながら、色づく秋の五色台を楽しむことができますよ。

白峯寺は各お堂に十二支の守り本尊が祀(まつ)られた「えと守り本尊の寺」としても有名で、開運厄除や健康祈願で自身の生まれ年の干支に参拝するのもおすすめ♪

また、毎年11月の第2日曜には「大般若経お加持法要」を実施。伝統的な法要として年に1度開催され、秋の訪れを知らせる行事として地元民や参拝客が多く訪れています。
風光明媚な瀬戸内海国立公園の自然に囲まれた美しい境内をぐるりと回ったら、展望台や五色台スカイラインでドライブするのも鉄板コースですよ。

写真提供:四国カメラ部

今年は「根香寺」とともに初めての夜間特別拝観ライトアップも開催。普段は見ることのできない重要文化財の特別公開も行われるのでお見逃しなく。

【見ごろ】11月中旬〜下旬
【祭り】なし
【ライトアップ】
「四国遍路霊場 夜間特別拝観ライトアップ」
2024年11月22日(金)~24日(日)
<点灯時間>18:00~21:00
<場所>白峯寺(香川県坂出市青海町2635)、根香寺(香川県高松市中山町1506)
<拝観料>前売り券=各寺1,400円・両寺2,300円、当日券=各寺1,500円・両寺2,500円
※小学生以下無料 ※オンラインまたはJR坂出駅構内坂出市観光案内所で販売

➡︎イベントの詳細はこちら

■DATA

白峯寺(しろみねじ)

所在地
香川県坂出市青海町2635
電話番号
0877-47-0305
営業時間
【納経所】8:30~17:00

【高松】「うどん脳万博2024/キッチンカーマルシェ」開催!県内のゆるキャラ&人気グルメが大集合

ゆるキャラグランプリ「ゆるバース2023」で初代グランプリに輝いた「うどん脳」率いるビッグイベント!その名も「~クリスマスだよ!全員集合!~うどん脳万博2024/キッチンカーマルシェ」11月23日(土・祝)・24日(日)、高松シンボルタワーで開催されます。

23日(土・祝)の前夜祭は「クリスマスイルミネーション撮影会」。ゆるキャラならぬツルキャラ・うどん脳2玉が、シンボルタワーのキラキライルミネーションの世界をクリスマス衣装でお散歩♪見つけたら思い出の一枚を撮って、SNSでシェアしてみては?

24日(日)の本祭は、過去最大級規模のキャラクターとキッチンカーの祭典!香川県民が誇る「うどん脳」をはじめ、県内で活躍しているキャラクターを中心に、16ものキャラが大集合。会場を大いに盛り上げます。そのキャラたちに関連する地域の特産品販売や観光PR、キャラクターグッズの販売もありますよ。

また、キャラ好きならずとも、マルシェ&キッチンカーで楽しめること間違いなし。パンダどら焼きでおなじみの「高月堂221」からは「うどん脳どら焼き」が登場するなど、隅々まで見逃せません。
最新情報はX「#うどん脳万博2024」をチェックして。

【出演キャラ・ブース】
・うどん脳/うどん脳Z
・いまばりバリィさん(Daiichi Printing)
・ことちゃん(高松琴平電気鉄道)
・しゅこくん(四国水族館)
・すまいるえきちゃん(JR四国)
・オリーブしまちゃん(パオ・フィール)
・みちしるべぇ(妖怪美術館)
・ティラノザウルス(ティラノレース大作戦)
・サンポくん(高松観光コンベンション・ビューロー)
・てぶくろマン(東かがわ市)
・むぎゅ~ちゃん(善通寺市)
・こんぴーくん(琴平町)※キャラのみ
・銭形くん(観音寺市)
・高松市/プラスワン
・高松市ふるさと納税
・ヤグタウン/油うどん

【マルシェ・キッチンカー】
・高月堂221
・おやつ堂
・…and
・まつむら農園
・ZORA工房
・Friggitoria AL CENTRO
・三豊ジューシースタンド
・ピョルハヌル
・ワゴンタイガー
・丸亀製麺(無料ミニうどん・200杯限定)
・ぜんつうじむぎょっとカー

●主催/うどん脳万博実行委員会
●共催/シンボルタワー開発、高松観光コンベンション・ビューロー
※サンポート高松イベント大募集!2024採択事業

【高松】「K’s bakery(ケーズベーカリー)」ハード系中心の地元に愛されるパン屋さん

・町の小さなパン屋「K’s bakery(ケーズベーカリー)」

ことでん高田駅から車で約7分、高松市立川島小学校のすぐそばに店を構える「K’s bakery(ケーズベーカリー)」は、テラコッタ色の屋根が目印の小さなパン屋。複数のパン屋で修行を積んだ店主が、念願だった「自分のお店を持つ」という夢をかなえ、2018年4月1日にオープンしました。

店舗の玄関周りには色とりどりの花が植えられ、メルヘンチックな雰囲気。店内に入る前から気分が上がります。

店名に入っている「K」は、店主の名前の頭文字であると同時に、お店のある川島や香川の「K」も含まれているそう。店主の生まれ育った地元で、地域とのつながりを大切にしながら、パン作りに情熱を注いでいます。

店内に足を踏み入れると小麦の豊かな香りが広がり、ハード系のパンを中心に、ふんわりとした菓子パンや見た目がかわいらしいキャラクターパンなど、幅広いラインアップが常時40~50種類並びます。
インテリアも魅力の一つで、パリをイメージした小物やエッフェル塔のオブジェのほか、季節ごとに変わるディスプレイに訪れるたびに変化を楽しめますよ。

いろんな種類の中から選びたい人はパンが一番そろう朝8:30ごろが狙い目。焼きたてのパンの香りに包まれながら、お気に入りの一品を見つけて。

・店主自慢のハード系パン

『クルミとイチジク』270円

香ばしいクルミとプチプチとした食感のイチジクを生地に練り込んだフランスパンは、同店の人気商品。表面のメープルシュガーの程よい甘さと深い風味がやみつきになる一品です。クルミのカリッとした食感と、イチジクのジューシーな甘みが絶妙にマッチしていて、食べ応えも抜群♪朝食やおやつの時間にどうぞ。

『Wチーズのフォンデュフランス』248円

真ん中に熱しても固まらないフォンデュ用チーズ、さらに上からプロセスチーズがトッピングされた贅沢なフランスパン。ブラックペッパーがアクセントになっていて、ランチはもちろんワインのお供にもおすすめ。

自宅で温めなおせば、チーズがとろ~り溶けて、手軽にチーズフォンデュを楽しめます。
ウインナーとスライスチーズ、さらにミックスチーズを追加していただく、店主おすすめのアレンジレシピもお試しあれ♪

・ヘルシーな揚げないカレーパン

『カレーパン』237円

同店のカレーパンは、揚げずにオーブンで焼き上げているため、罪悪感なくぺろっと食べられるのが魅力。中には甘口と中辛をブレンドしたちょっぴりピリ辛のビーフカレーがイン。辛さ控えめなので子どもにもおすすめです。外はカリッと、中はふんわりとした食感のコントラストが楽しめ、食べ応えもあるので軽食やランチにぴったりですよ。

・キュートなキャラクターパン

『アザラシくん』226円

ふんわりとしたパン生地の中に、クリーミーなチョコレートクリームがたっぷりと入ったキュートなキャラクターパン。その見た目のかわいらしさから、お孫さんへのお土産として買う年配の人も多いそう。食べるのがもったいないですが、甘さ控えめのチョコレートクリームで、最後まで飽きずに食べられるのもポイント。子どもはもちろん、かわいいもの好きの心をわしづかみにする一品です。

・おやつにぴったり♪キューブ型ラスク

左から『キューブラスクチョコ、キューブラスクシュガー、キューブラスクアールグレイ』各356円

一口サイズのキューブ型ラスクは、おやつにぴったりの軽やかな食感。ザクザクとした食感がクセになり、食べる手が止まらなくなること間違いなし。手土産や差し入れとしても喜ばれますよ。
店頭にはチョコ・シュガー・アールグレイの3種類が並んでいますが、実は知る人ぞ知る「きなこ」のフレーバーもオーダー可能。きなこがパンに吸収されるという性質上、店頭には並んでいませんが、気になる人はカウンターで聞いてみてくださいね。

購入時に作ることができるポイントカードがいっぱいになると、同店のオリジナルバッグをゲットすることができます。描かれているキャラクターの顔部分はよく見るとクロワッサンの形をしていて、布地も黒、赤、ピンクなど豊富なカラーバリエーションから選ぶことができます。タイミングによっては新しいカラーが登場する場合も。コンプリートを目指して通いたくなること請け合いです。

ハード系を中心にバラエティー豊かなパンを提供する「K’s bakery(ケーズベーカリー)」。近くの小学校の子どもたちや家族連れはもちろん、遠方から訪れるパン好きの人まで、幅広い世代から愛されています。月に1~2回ほど、サンポート高松で開催される「さぬきマルシェ」やさまざまなイベントにも出店しているので、気になる人は公式Instagramをチェックしてみてくださいね。
➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

K's bakery(ケーズベーカリー)

所在地
香川県高松市川島東町219-1
電話番号
087-813-8848
営業時間
8:00~17:00

【高松】「ビストロ ボン」でうま味たっぷりのハンバーグランチを♪手作りスイーツも見逃せない

「Bistro Bon(ビストロ ボン)」

JR栗林駅やことでん栗林公園駅から徒歩約6分の「Bistro Bon(ビストロ ボン)」は、高松市栗林町の住宅街にある洋食店。高松市立栗林小学校の斜め向かいにあり、日中は小学生の登下校でにぎわう通り沿いです。

料理人歴20年以上の店主は、県内の有名ホテル内のレストランで約10年勤務後、「ビストロボン」を2015年9月に開業しました。店名の由来は、ホテル勤務時代の上司から付けられたニックネームから。開業する際に覚えてもらいやすい名前がないかなと模索していたところ、「ボン」がちょうどいいということで名付けたそうです。古民家ならではの温かみを感じられる店内には、1人で利用しやすいカウンター席も完備。

注目のランチメニューはハンバーグ!

『ハンバーグランチ』1,250円

小学校が近いことから、子どもが好きな料理を取り入れようと考えたのがハンバーグでした。開店当時から人気の『ハンバーグランチ』は3種類のソースから選べ、トッピングでチーズ(100円)、目玉焼き(100円)、オムレツ(300円)もプラスできるので、ここぞという日は豪華に仕上げるのもいいですね♪セットにはライスまたはパン、スープ、ワンドリンクが付き、ドリンクは約7種類がスタンバイ。

牛とオリーブ豚の挽(ひ)き肉を、長年かけて生み出した黄金比率でブレンドし、つなぎに生クリームを入れることでコクとなめらかさを出しています。スチームオーブンでゆっくり焼き上げることで肉のうま味をギュッと閉じ込めているのが特徴。基本は150gですが、+50gにつき+150円で増量もできますよ♪

左からジンジャー醤油(しょうゆ)、オニオン、デミグラス

ハンバーグのソースは、『ジンジャー醤油(しょうゆ)』『オニオン』『デミグラス』の3種類から選べます。ショウガとみりんの甘みが合わさった『ジンジャー醤油』や、シャキシャキとしたみじん切りタマネギがたっぷり入った『オニオン』は醤油ベースの和風スタイル。『デミグラス』はビターで奥深いコクが魅力です。どれも手作りで、ディナー用のソースはランチとは異なり、ワインを利かせて大人な味わいに仕上げるこだわりようです。

『鉄板ナポリタンセット』1,200円 ※土日祝は1,100円

ひそかに人気のナポリタンは、ジュウジュウと音を立てて運ばれてくる熱々の鉄板が食欲をそそります。大きめにカットされたタマネギや厚切りベーコンなどたっぷり!平日・休日ともにオーダーできるメニューです。

あえて濃いめに味付けされている理由は、温泉卵と絡めて食べてほしいから。これは店主の好きな食べ方だそうです。卵黄のコクと相まってリッチな味わいに。
週替わりのパスタセット(1200円)はクリーム系、オイル系、トマト系の3種類から選べます。取材日は『ソーセージとキャベツのクリームパスタ』や『サーモンとベーコンのペペ』『サバときのこのトマトソース』がありました。

クオリティーの高い自家製スイーツも要チェック!

『濃厚自家製抹茶フォンダンショコラ』640円 ※ドリンクセットは960円

店主はスイーツにも抜かりはありません。各スイーツは皿盛りでアイスとベリー系のフルーツが付くのがうれしいポイント。『濃厚自家製抹茶フォンダンショコラ』は、ホテル時代のレシピをベースにアレンジを加えた一品。一見小さく思えますが、食べ応えのある食感とコクで十分満足感を得ることができます。中の抹茶ガナッシュが溶け出すよう、温めるのに10分ほどかかるので、少し早めにオーダーして。

『クレームブリュレ』490円 ※ドリンクセットは830円

『クレームブリュレ』というと、かためのプリンのような濃密なカスタードが一般的ですが、同店のものは一口食べると、繊細なフルフルとした食感に驚きます!かなりレア気味の絶妙な火入れ加減で、もう一つおかわりしたくなるほどとろける味わいがクセになります。
このほか『ガトーショコラ』(440円)や『チーズケーキ』(380円)、『ワッフル』(440円)などもスタンバイ。スイーツメニューのドリンクセットはコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。

『アイスコーヒー』450円

ランチセットやケーキセットでも選べる『アイスコーヒー』は、すっきりと飲みやすい味わい。そのほかアルコールメニューなども各種取りそろえています。

「Bistro Bon(ビストロ ボン)」はランチメニューの選択肢が豊富。『大人ランチコース』(2500円)で優雅に食事したり、昼用のおつまみ各種とともに昼から飲んだり、思い思いに過ごして。約30m北側にあるナイスパーキング利用者は100円引きになるので、車で訪れる場合に覚えておくといいですね。

■詳細情報

■DATA

Bistro Bon(ビストロ ボン)

所在地
香川県高松市栗林町2-4-16
電話番号
087-802-1872
営業時間
ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
ディナー/18:00〜 L.O. 21:00

【高松】ハンドメイド雑貨の祭典「カントリーフェスタプレミアム2024」がサンメッセ香川で開催!

ぬくもりあふれるハンドメイド作品で生活に彩りを取り入れ、イキイキとした毎日を過ごせる人を増やしたいという願いから始まったイベント「カントリーフェスタプレミアム」。11月30日(土)・12月1日(日)の2日間サンメッセ香川で開催されます。毎年6月に行われるカントリーフェスタが四国最大級のハンドメイドイベントなのに対し、冬季開催のカントリーフェスタプレミアムは、県内外からえりすぐりのハンドメイド作家が集う特別版です。※入場料300円(小学生以下は無料)

雑貨や衣類にインテリアなど、2日間で各地から約400組の作家が集い、230ものブースが並びます。「オーガニックコットン・布」「革」「木工」など作品のモチーフの素材がブースごとに多種多様なので、おうちの雰囲気や好みに合う素材から選ぶのもおすすめ。個性が光るおしゃれなアクセサリーや、ガーデニングが趣味の人にうれしい、花やグリーンに特化した店も多数登場します。アートにこだわりがある人は、イラスト・造形のブースもチェックしてみて。

そのほか、ウォータードームやステンドグラスアートなどのワークショップも。クリスマスを楽しむための準備にもってこいの飾りやリースなども作れますよ。
毎日の暮らしにときめきを与えてくれるアイテムを探しに出かけてみては♪

出店者など詳細は公式HPを。
➡︎公式HPはこちら

【高松】「キッチンMaMa(ママ)」オリーブ牛のホホ肉を使ったコスパ◎な贅沢オムライス♪

・ことでん瓦町駅近「キッチンMaMa (ママ)」

ことでん瓦町駅東口から徒歩約4分、高松市福田町のビルの1階に「キッチンMaMa(ママ)」はあります。緑の看板と赤いドアが目印のかわいらしい外観の店です。

陽光が差し込む明るい店内には、キッチンを囲むようにL字カウンターと窓側にはテーブル席があります。調理・接客を1人で切り盛りするのは店主の鎌田(かまだ)さん。MaMaという店名にもかかわらず男性の店主!?その由来を伺うと、幼児言葉でご飯の意味を表す“まんま”からきているとのことでした。

・内容充実の贅沢『オムライス』

ふわふわで絶妙なとろとろ加減の“オム”は、オーダーが入るたびに店主が一つひとつ焼き上げ、特製トマトソースと炒め合わせたライスの上にのせていきます。オーダーが重なるとでき上がりまで少々待ち時間がかかることもありますが、待つだけの価値がある美しいオムたまご。カウンター席でマスターのフライパン捌(さば)きを見るのも一興ですよ。

香川のブランド牛であるオリーブ牛の切り落としを使用したデミグラスソース。毎日、鍋の底を焦がさないよう細心の注意を払ってじっくり長時間煮込まれたソースは贅沢の極み。オムライス×贅沢デミグラスソースは言うまでもなく相性バツグンです。

『オリーブ牛のビーフシチューオムライス』950円

オムライスの上にのるのはなんとオリーブ牛のホホ肉。クレソンや紫タマネギの彩り野菜でおめかしした麗しいオムライスに、サラダとスープが付いてこの値段。コストパフォーマンスに優れたランチセットだと思いませんか?1人で店を切り盛りしているため、来店客に料理を待たせてしまい、申し訳ないというお詫びの気持ちも込めた料金設定だとマスターは話します。

・多彩な洋食プレートランチ

『日替わりプレートランチ』850円

その日の気分で選ぶもよし、マスターの気まぐれメニューに付き合うもよし、通うたびに楽しいサプライズを感じられる『日替わりランチ』。メインの盛りだくさんおかずプレートにライスとスープがセットで付いてきます。肉だけでなく魚や野菜をふんだんに使ったレパートリーも豊富で、季節によってはクリームシチューが出る日も。

取材時のおかずは自家製ミートボールにだし巻き卵のほか、白身魚のフライが登場。絶妙な揚げ加減で肉厚な魚の身のジューシーなやわらかさと衣のサクサク感が◎。プレートいっぱいの野菜サラダや小鉢もうれしい日替わりランチです。

『ハンバーグとエビフライのランチ』1,000円

日替わりランチと肩を並べる人気メニューが『ハンバーグとエビフライのランチ』。人気の2大洋食が盛られたプレートにライスとスープ付きの欲張りセットです。

粗めの合い挽き肉を使用し肉感を残したハンバーグに、オリーブ牛を煮込んで作った自家製のデミグラスソースがたっぷりオン♪エビフライはプリプリの身とサクサクの揚げ衣絶妙なの塩梅(あんばい)に「さすがは洋食店のエビフライ」とうならされるほど。マヨネーズから自家製にこだわったオリジナルのタルタルソースをたっぷりまとわせて召し上がれ。ニンジンのグラッセやナポリタンまで”THE洋食店”の味を堪能できるプレートです。

『洋風弁当』800円

テイクアウト用におかずがぎっしり詰め込まれた洋食弁当はいかが。マスターいわく、街中という場所柄家でゆっくり食べるというよりも、イートインするだけのランチタイムが取れない人が利用しているとのこと。こちらはオーダーから引き渡しまでに少なくとも20分ほど時間がかかるため、早めの電話予約がおすすめです。

お正月に合わせて伊勢エビのガーリックバターグリルやローストビーフなどが詰まった二段重の『洋風おせち』(19,800円)も作るそう。問い合わせは電話で。

・ランチ後のお楽しみ♪

『ティラミス』600円

ランチの後に時間のある人はデザートもおすすめです。イタリア産のマスカルポーネチーズと生クリームを使用したマスターお手製の『ティラミス』は、大人味が評判のデザートです。プレートにあしらわれたチョコソースとホイップクリームを絡めて食べるのもGOOD。そのほか日替わりの『ミニケーキ』(400円)もあるので、その日のメニューボードを要チェックです。

町の洋食店としてコストパフォーマンスに優れたランチを提供している「キッチンMaMa(ママ)」。ランチだけでなく、マスターのお眼鏡にかなったワインや地酒と一緒に味わえるディナーもあり、女子会や会社の宴会などにも重宝するダイニングです。

■詳細情報

■DATA

キッチンMaMa(ママ)

所在地
香川県高松市福田町12-10
電話番号
087-821-1991
営業時間
ランチ/12:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(L.O.21:30)