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【高松】クレープ専門店「ジェニーピンククレープ」オープン!POPでキュートな本格クレープを

POPでキュートな「Jenny Pink Crape(ジェニーピンククレープ)」

ことでん片原町駅から徒歩4分、高松ライオン通商店街にある「川東クレープライオン通り店」が、2023年12月18日にリニューアルオープン!ポップでキュートなピンクを基調とするインテリアにガラッと様変わりし、店名も新たに「Jenny Pink Crape(ジェニーピンククレープ)」として再スタートしました。華やかな色合いが目を引きますね!

以前は店先の券売機で注文するスタイルでしたが、リニューアル後は店内での対面注文に。クレープのほか、外から見えるショーケースにはプリンなどの手土産にぴったりなスイーツも並んでいます。

壁面に掛けられた焼き菓子やオリジナルグッズ類もインテリアの一部と化して、よりかわいらしい雰囲気になっています。席数は少ないですが、1階でもイートイン可能。ここにいるだけでなんだか元気がもらえる空間です。

2階のイートインスペースもピンクの壁と市松模様の床にチェンジ。店内のどこを切り取っても映えるクレープ写真を撮りやすくなった、フォトジェニックな店内です。

どれもハズレなし!フルーツやプリンがのったクレープたち

以前訪れたことのある人は、店名と雰囲気の変わりように一瞬戸惑うかもしれませんが、ご安心を。本格的な洋菓子要素たっぷりのクオリティの高い味はそのままです。目の前でクレープが仕上がっていくライブキッチンにも注目を。

左から『ジェニー・バナナ』『ジェニー・ベリー』各600円

『ジェニー・バナナ』と『ジェニー・ベリー』は手頃なフルーツ系メニュー。同店オリジナルデザインの包み紙もキュート。切り取り線のある紙なので食べ進めやすいです。

『ジェニー・バナナ』は、純生クリーム、カスタード、チョコムース、チョコソース、ミルクプリンにバナナを合わせた、安定感のあるクレープ。さまざまな食感と味の変化で最後まで飽きずに食べられるのが同店の特徴です。ピンクのフィユティーヌ(焼きクレープ生地)は隠れオシャレ要素。

『ジェニー・ベリー』は、純生クリーム、カスタード、イチゴムース、イチゴソース、ミルクプリンにフレッシュなイチゴをプラス。イチゴのクレープメニューはもう一つありますが、こちらはつい手が伸びる値段がうれしいバージョン。

『やっぱり王道 さぬきのイチゴ姫』900円

香川のオリジナル品種「さぬきひめ」がそびえ立ち、イチゴクリームの酸味と果肉感のあるイチゴソースがアクセントになった、まさにイチゴ尽くしのクレープ。純生クリームとのバランスもばっちりで、爽やかな後味が特徴です。

『クレープの上で踊る 丸ごとプリン』600円

プリンとクレープが夢のコラボレーション!落としそうな不安要素もありますが、プリンは固めなので意外と安定感があります。カスタードプリンとチョコプリン、あなたはどちら派?好きな方をチョイスして。チョコプリンは引き締め感のあるビターテイストでコクもしっかり。なめらかなテクスチャで満足度高めです。もちもちクレープと相まって食べ応えもバッチリ!

プリンやオリジナルグッズも要チェック!

『プリン(バニラ/チョコ)』各300円

クレープメニューにも使われているプリンはテイクアウトOK。バニラとチョコの2種類。『プリン3個セットBOX』(1,100円)は手土産に◎。

『Hotコーヒー』350円

クレープのお供にホットコーヒーやレモネード、アップルサイダーなどのドリンクもスタンバイ。2階席でゆっくり味わうのもよし、気軽にテイクアウトするのもよし。

『焼き菓子』300円〜

1階の壁面に掛けられた、かわいいパッケージの焼き菓子も見逃せません。クレープの包み紙に入った詰め合わせセットはギフトにピッタリ。ガトーショコラ、マドレーヌ、焼きメレンゲの3品入り。元ケーキ店の店主が作る本格焼き菓子もおすすめです。

『ロングスリーブTシャツ』3,500円

スタッフも着用しているロングスリーブTシャツ(3,500円)や襟付き半袖シャツ(6,000円)などのオリジナルデザインが施されたアパレルグッズも販売されているので、気になった人は購入してみては?

『キーホルダー』500円、『ステッカー3枚入り』500円

ライオン通にちなんだ、同店オリジナルキャラクターのグッズもかわいいですよ。どれでも購入して次回持参すると、なんとクレープメニューが100円引きになるサービスも。本格的なクレープの味はそのまま、装い一新、ポップになった「ジェニーピンククレープ」へぜひ行ってみて!

■詳細情報

■DATA

Jenny Pink Crape(ジェニーピンククレープ)

所在地
香川県高松市大工町2-31
電話番号
070-8484-4419
営業時間
12:00〜18:00

【宇多津】「トートコーヒー」世界から買い付けるコーヒーと自家製スイーツに癒やされて

・「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」

瀬戸内海を臨む「四国水族館」から徒歩5分ほど、海沿いの静かな遊歩道を歩いていると見えてくる「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」。世界中の産地から高品質な生豆を買い付け、焙煎から販売、提供までを手がけるコーヒー専門店です。

こだわりはコーヒーだけにとどまらず、コーヒーのお供にぴったりの自家製スイーツやサンドなどのフードも種類豊富に取りそろえています。


重厚な扉を開けると、コーヒーの香りが迎えてくれます。入り口のすぐ脇には存在感たっぷりの焙煎機があり、棚にはテイクアウト用のコーヒー豆がずらり。コーヒー好きな人ならその光景を見ただけで気分が上がるはず。

店内には光があふれ、大きな窓からは緑と空を望む落ち着いた空間が広がっています。

「コーヒー専門店」と聞くとちょっぴりハードルが高そうと感じる人もいるのでは?同店には、小さな子ども連れの人や、ベビーカーで入店する夫婦など、年齢や性別問わず幅広いお客さんが訪れます。

元は会社員だった店主がコーヒー店を始めるきっかけとなったのは一冊の本だったそう。その本の著者、国内のバリスタチャンピオンにも輝く門脇洋之氏の生み出すデザインカプチーノに感銘を受け、島根にある同氏の店の門をたたいたといいます。

バリスタでありながらパティシエでもあった門脇氏から直々にコーヒーやスイーツを一から教わりながら、自分が描く店の形が固まり独立を決意。地元である香川にお店を開きました。

・世界中から買い付ける上質な一杯

同店の最大の魅力は、店主自ら世界各地の産地へ赴き、農家から直接豆を仕入れていること。「店をしながら世界を回ることは決して簡単なことではありません。それでも生産者に会って農場を見て土壌を知ることで、自分の言葉でお客さんに最適な豆をおすすめすることができるんです」と店主は語ります。

店頭には、ブレンドとシングルオリジン含め10~15種類がスタンバイ。フルーティーな浅煎りからビターな深煎りまで幅広くそろい、専門店ならではのラインアップが光ります。

コーヒーは注文を受けてからハンドドリップで丁寧に淹(い)れています。重さを量りながらゆっくりと。一粒一粒からバランスよく抽出することこそがおいしさを引き出す秘訣なんだそう。

『トート』594円

銘柄に迷ったら店の名前を冠した中〜中深煎(い)りブレンド『トート』を選んで。ナッツやチョコレートのような香りとチェリーの果実の風味も楽しめる一杯。酸味のバランスが良いのが特徴です。

ブレンドはほかに、深いコクとまろやかな質感が味わえる深煎りの『ダーク』(638円)や、フルーツや花の香りで酸味を楽しむ浅煎りの『フラワー』(693円)も。豆の産地はその都度変わるので、店頭で聞いてみて。

個性豊かなシングルオリジンも種類豊富に取りそろえています。同じ農園でも違う品種もあり、知れば知るほど奥の深さを感じるはず。

『フルーティーな水出しコーヒー』616円

いい意味でコーヒーの概念を裏切ってくれる『水出しコーヒー』。運ばれてきた瞬間、透き通った琥珀色に思わずうっとり。水出しコーヒーは熱を加えずに抽出するので、雑味がなくスッキリとした透明感のある味わいが生まれるそう。普段コーヒーを飲まない人も豆の新鮮さを一口目から感じられる一杯です。

豆は日替わりでスペシャルグレードのものを抽出しています。取材日は、ホンジェラスCOE (※)コーヒーの品評会で9位を受賞した「ゲイシャ」。鼻に抜ける華やかな柑橘系の香りが特徴です。希少品種を贅沢に味わって。

※COE(カップ・オブ・エクセレンス)とは、その年に収穫されたコーヒーから最高品質のものに送られる賞で、国際審判員により厳選されたわずかなコーヒーだけが、この称号を受けることができます。

『カフェモカ』660円

エスプレッソを楽しみたいなら、ほろ苦さのなかに甘さをプラスした『カフェモカ』がおすすめ。エスプレッソにチョコレートソースを加えたスイーツ感覚のドリンクです。スチームミルクが作り出す美しい層を眺めながら至福のカフェタイムを。

・お腹も満たしてくれる豊富なフードメニュー

『パニーニランチ』ドリンク代 + 759円

オールタイム注文できるフードメニューも豊富にそろっています。中でもおすすめは、『パニーニランチ』。パンは同町内にある「元気パン工房ごぱん」で特別に焼いてもらっているそう。表面はカリッと、中はモチッとした食感がたまりません。中にはタマネギのシャキシャキした食感が爽やかなツナタルタルがサンドされています。

三豊市の農家から取り寄せているというベビーリーフのサラダと、日替わりスイーツが付いて満足度もアップ。この日のスイーツはオレンジが入ったシフォンケーキ。キメの整ったモチフワ食感のスイーツは優しい甘さで、食後のコーヒーに合わせたくなる一品です。

・コーヒーのお供に欠かせない自家製スイーツ

こだわりはコーヒーにとどまらず、スイーツも全て手作りしています。どれもコーヒーとのペアリングを考えられた実力派のスイーツばかり。定番から季節限定まで5種類ほど用意しています。

『モンブラン』630円

創業当時からある『モンブラン』は、定番人気。栗をふんだんに使ったモンブランクリームは濃厚な栗の香りが楽しめます。クリームの下にはまるでプリンやムースのような生地があり、口溶けが軽やかでぺろりと食べてしまうこと請け合い。

『モンブラン』に合わせるなら重めの深煎りの「ニカラグア」を合わせるのがおすすめだそうですよ。

『ベイクドチーズケーキ(カボチャ)』630円 ※冬季限定

『ベイクドチーズケーキ』は、イチゴや抹茶など、季節によって味が変わる限定スイーツです。取材日は、完熟カボチャを使ったチーズケーキ。食べ進めると中にほろ苦いカラメルか隠れていて、カボチャの優しい甘さを引き立ててくれます。

ケーキは好きなドリンクと一緒に注文すると100円引きに。ケーキとコーヒーのペアリングを楽しんで。

・お店の味を自宅で楽しめるテイクアウトも

“コーヒーをもっと身近に楽しんでほしい”。そんな思いから自宅でもお店の味が楽しめるよう100gから豆の販売もしています。希少な豆は50gから購入できるのもうれしいポイント。

銘柄に迷ったら気軽に相談を。味の好みからその日の気分まで、どんなシチュエーションにもぴったりの一杯をおすすめしてくれますよ。

もっと気軽にコーヒーが楽しめるドリップバッグは1個から購入可能。オシャレなパッケージはギフトに贈れば喜ばれること間違いなしです。

豆を購入すると、コーヒーを一杯サービスしてもらえるうれしいサービスも。お気に入りのコーヒーをその場で味わえるなんて、帰り道もハッピーですね♪

徒歩5分ほどの「宇多津臨海公園」の中に、姉妹店「海と空のカフェ」もあります。瀬戸内海の絶景を眺めながらカフェやスイーツが楽しめるのでぜひ立ち寄ってみて。

【宇多津】「海と空のカフェ」瀬戸内海を一望しながらコーヒーを堪能♪ドリアやホットサンドも!

年配の夫婦から子どもまでさまざまな年代に愛される「トートコーヒー」。コーヒー店のメニューにはあまり見かけない「お子さまドリンク」の文字が「誰でも気兼ねなく」と言ってくれているようでうれしくなります。本棚には雑誌や絵本が並び、読書もできる居心地のいい空間へ、コーヒーを飲みに訪れてみませんか。

■詳細情報

■DATA

THOTH COFFEE(トートコーヒー)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁3-8
電話番号
0877-85-5895
営業時間
10:00〜18:00(L.O.17:30)

【丸亀】クレープ専門店「CRISPY CREPE」80種のクレープやランチメニューも♪

・「CRISPY CREPE(クリスピークレープ)」

「CRISPY CREPE(クリスピークレープ)」は、丸亀市にある話題のクレープ店。坂出丸亀バイパスの高架沿いにある、ブルーとレンガの壁が目を引くおしゃれな外観が目印です。

評判を聞きつけ、地元の人はもちろん、休日は県外からも客足が絶えない人気店。正面の扉から入るとテイクアウト専門のレジ受付、横の「サンジョウビル」の入り口から入るとおしゃれなカフェへと続きます。

「クリスピークレープ」は、「家のような立ち寄りやすくて気兼ねなく過ごせる場所を地元につくりたい」と、丸亀出身の姉妹が二人三脚で営むアットホームなお店。店名はある時、「サクサクとしたクリスピー生地のクレープがおいしいよね」と話すお母さんが命名したそう。内装から看板作り、レシピの研究まで、ゼロから築き上げた同店には、随所に家族の温かさが感じられます。

テイストが異なるテーブルが並べられたカフェ空間は、どこを切り取ってもおしゃれ。ペンダントライトが優しい光をともし、何時間でも過ごしたくなる心地よさと自然と集まりたくなるアットホームさがあります。

天井や床の板張りや電気の配線はお父さん、窓枠を飾る流木はお母さん、生花を乾燥させたドライフラワースワッグは姉妹が担当。家族全員で力を合わせてつくり上げたカフェ空間には、唯一無二の魅力が広がります。

・香川県産小麦「さぬきの夢」で作る80種類以上のクレープ

クレープの命ともいえる生地には、讃岐うどん用に開発された香川県産小麦「さぬきの夢」を使用するのがこだわり。国内外問わずいろんな小麦粉を取り寄せ、ブレンドもいろいろ試したところ、この小麦粉を100%で使うのがベストという答えにたどり着いたそう。讃岐うどん用の粉の特製を生かした「もっちり」のほか、「ノーマル」「クリスピー」「ハードクリスピー」の4つの固さと5種類のフレーバーから選べます。

生地のフレーバーは「ノーマル」のほか、そば粉100%の「ガレット」や「抹茶」「チョコレート」「キャラメリゼ」(ノーマル以外はプラス100円が別途必要)を用意しています。

『ミックスベリーカスタードブリュレ』700円

クレープのラインアップは、なんとレギュラーメニューだけでも80種類以上とバリエーション豊富!目移りするほどの具材のラインアップと選べる生地に加えて、トッピングやソースも自在にカスタマイズすることが可能。何度でもまた訪れたくなります。

イチオシは、自家製のカスタードをのせ、ブリュレしたカリカリの砂糖でクレープにふたをした「クレームドブリュレシリーズ」。中でも『ミックスベリーカスタードブリュレ』が女性客に人気で、クレープ生地の中には甘酸っぱいベリーとベリーソース、クッキー、カスタードがたっぷり入っています。

『はちみつしまなみレモンクリーム』490円

愛媛県の「石鎚(いしづち)養蜂」の無農薬国産ハチミツを、トッピングにもレモン漬けにも使ったハチミツ尽くしのクレープも人気!花の香りがふわっと香るハチミツを、甘さ控えめの純生クリームが引き立てる絶妙なバランスがやみつきになります。

クレープの中にもレモンがごろごろと入っているので、上から下までレモンとハチミツのハーモニーが楽しめるのがうれしいポイント!レモンも愛媛県産の「しまなみレモン」を使い、とことん四国の素材にこだわっています。空気をたっぷり含んだエアリーな生クリームから、時折出てくるクッキーのサクサクとした食感がアクセント。最後の一口まで五感を使って楽しんで♪

・ランチには特製ガレットや薬膳カレーを♪

『タコスガレット(スープ付き)』1,000円

ランチは「基本のガレット」「タコス」「キーマカレー」「スモークサーモン」「ソーセージとラタトゥイユ」から具材が選べる『ガレット』と、『週替わりランチ』がスタンバイ。全メニュー、地場野菜を使った日替わりスープ付きなのがうれしいですね。プラス200円~のお得なドリンクセットも用意されています。

生地は、徳島県祖谷(いや)地域の郷土料理「祖谷そば」に使用するそば粉を100%使った十割そばならぬ“十割ガレット”。テーブルに運ばれてくるやいなや周囲を満たす香ばしい香りに、思わず夢中になる一品です。

人気No.1の「タコス」も具材から一つひとつ手作り。クミンで香り付けしたミンチ肉を、レタスや自家製サルサソースと一緒に生地の上にのせ、粉チーズを振りかければ完成です。香辛料が利いた異国的な味わいをほんのり感じる同店のタコスは、日本人の舌にもぴったりです。

『週替わりランチ(スープ付き)』1,000円

『週替わりランチ』は、薬膳師であるお姉さんが一週間ごとに考案する「薬膳カレー」がたびたび登場します。また、毎朝気温や湿度などの微妙な環境の違いから、レシピを微調整しているのもこだわりポイント。カレールーを使わずスパイスから作るカレーは、カレー専門店も顔負けの本格さです。

取材日は「牛すじ肉のスパイスカレーライス」が登場!トマトベースのカレーに豆乳やスパイスを加えたカレーは、ほんのりオレンジに色付き、見た目はバターチキンカレーのよう。その甘そうな見た目にだまされてパクッと一口食べれば、フルーティーな甘さのすぐ後にピリリと刺激的な辛さが後を追います。

牛すじやジャガイモ、ナスなど、具だくさんで野菜もたっぷりなのがうれしいポイント♪食べ応えがあり、彩りも満足度も栄養も満点です。

・季節限定カフェドリンクにも注目!

『マロンラテ』700円 ※提供は10月~2月ごろ

季節限定のカフェドリンクも要チェック♪抽出したてのエスプレッソに温かいミルクを合わせたラテに、ふわふわの生クリームとキャラメルソース、カットした栗をトッピングした『マロンラテ』が秋冬の定番です。ラテの中にもマロンシロップが使われていて、栗とラテのこっくりと甘いハーモニーにうっとり。冷えた心身がゆるりとほぐれる一杯です。

使う材料や製法、お店づくりと、いろんな部分から“地元愛”と“お客さんへの思いやり”が感じられるアットホームな「クリスピークレープ」。クレープを普段あまり食べない人も、生地やトッピングを自在にカスタマイズできる同店なら、きっと好みの味が見つかるはずです。

さくっとテイクアウトするもよし、ゆっくりカフェで味わうもよし、日常の休息を取りにふらりと立ち寄るもよし。思い思いのひとときを、ここで過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

CRISPY CREPE(クリスピークレープ)

所在地
香川県丸亀市原田町2278-1
営業時間
テイクアウト/10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
カフェブース/10:00~16:00
ランチ平日/11:00~16:00(L.O.15:30)
ランチ土曜・祝日/11:00~L.O.13:30

【坂出】コーヒー専門店「ランドスケープコーヒー37」でペアリングしたい揚げたてドーナツ

「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」

2022年3月オープンの「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」は、JR坂出駅から徒歩約8分の場所にあるスペシャルティコーヒー専門の喫茶店。店主は“カフェ”ではなく、ニュースタンダードな喫茶店を目指し、雰囲気やメニューもそれに準ずる方向性に。どことなく懐かしさを感じる空間とメニューが魅力です。不定期で夜カフェ営業もしていて、香川県内では貴重な存在。

「Landscape Coffee 37」という店名に付く数字は何かと言うと、実は香川県の都道府県番号なのです。香川っぽさを店名にプラスしたいと考えていた店主。模索する中で、さりげなく表現できる“37”に行き着いたそう。ちなみに37は読まなくてOK。店名を発する時は「ランドスケープコーヒー」で。

こぢんまりとした店内は、優しく包み込まれるような落ち着いた雰囲気。趣の異なるアンティーク家具たちがいい味を醸し出しています。テーブル5卓とカウンター席からお気に入りの場所を見つけて。

こだわりのコーヒーメニューは約18種類!

コーヒー専門店と聞くと、コーヒー通でないとドアを開きにくい印象があるかもしれませんが、ご安心を。同店は「何気ない日々の中に “珈琲のある日常”を」をテーマとし、コーヒー初心者も楽しめるようなメニュー構成となっています。シンプルなコーヒーから、ちょっと気になる変化球メニューまで、コーヒーのカテゴリーだけでも約18種類も。

ランチやスイーツを間口に、コーヒーのおいしさやペアリングする楽しさを伝えたいという思いもある店主。ソフトドリンク系も約7種類ありますが、せっかくなのでこだわりの自家焙煎コーヒーを味わってみてください。

『自家焙煎珈琲』500円〜

コーヒー豆は入れ替わりがありますが、浅煎りから深煎りまで約5種類。店主が手回しの焙煎機で焼いた豆を、丁寧にハンドドリップして提供してくれます。シンプルな『自家焙煎珈琲』は好きな豆を選べるほか、おまかせもOK。

『チョコミント・カフェモカ』800円

“チョコミン党”の人には見逃せないメニューが『チョコミント・カフェモカ』。チョコミント系はアイスで飲む印象が強いですが、同店ではどちらも選べます。ホットで飲んでも違和感なく、爽やかなミントの風味と甘いチョコが、ビターコーヒーと調和がとれてホッとリラックスできる一杯。フリーポアで描かれるラテアートのハートは、ほんのりミントブルーなのがポイント。

そのほか『エスプレッソコーク』(700円)や『カフェ・レモネード』(750円)、『バタースコッチラテ』(700円)など、気になるメニューがいろいろあるので試してみて。

コーヒーにぴったりな手作りスイーツ

『チョコレートチャンククッキー』350円

ホワイトチョコレートとブラックチョコレートの2種類から選べる『チョコレートチャンククッキー』は歯応えと食べ応えがたっぷりな一品。クッキー生地に練り込んだエスプレッソと焦がしバターによって、キャラメルのような香ばしい風味が特徴。自家焙煎コーヒー豆のクランチがカリカリとした食感のアクセントで、コーヒーとの相性もバッチリ。テイクアウトもできるので、ぜひコーヒーと一緒に持ち出してみて。

『喫茶店のドーナツプレート』900円

不変的なものが好きな店主がこだわった、クラシックなドーナツも要チェック。昔懐かしい喫茶店やおばあちゃんがおやつに作ってくれたドーナツをイメージして作られた一品。バニラアイスと季節のフルーツが添えられたプレートスタイルで、平日の15:00からのみ販売される限定メニューです。

バター、砂糖、卵を丁寧に擦り合わせることによって、非常にきめ細やかなテクスチャに仕上がる生地。オーダーが入ってから揚げるので、サクッとホロホロ食感が◎。甘さ控えめなドーナツだけでも上品なおいしさですが、無料オプションの自家焙煎コーヒー&シュガーをトッピングしてもらうと、ほんのり苦みと甘さがプラスされ、より深みのある味わいに。

おかんが作るランチメニュー

『おかんの唐揚げプレート』1,100円

店主の母こと“おかん”が担当するランチメニューの中でも、看板商品は『おかんの唐揚げプレート』。下味に自家製のしょうゆ麹を使い、香ばしさと甘みのある味に。カラッと揚げたてのサクサク食感が食欲をそそります。

国産や地元の食材をできるだけ使い、手作りにこだわっている同店。野菜も多用してヘルシーなプレートに仕上げられているのがうれしいですね。

副菜は3品付き、サラダのドレッシングも自家製。白米、玄米のどちらかを選べるご飯の上には、店主が毎年通う宮城県気仙沼にある「山長小野寺商店」の『海ごはん』が振りかけられています。三陸産の海藻を中心に、海のおいしさをたっぷり詰め込んだ無添加のふりかけです。店で購入可能なので、気になった人は買ってみて。

フードロスを減らしたいという思いもある同店。苦手な食材やご飯の量など、事前に伝えるとできる限り対応してくれるそうです。飲み切れないドリンクはテイクアウトOKなので、お残しゼロを目指して気軽に相談を。

ランチやスイーツをきっかけに、コーヒーの魅力に触れてほしいと語る店主。バリエーション豊富なコーヒーメニューからお気に入りを見つけてみて。

■詳細情報

■DATA

Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー37)

所在地
香川県坂出市京町2-5-18
営業時間
10:30〜19:00
ワンドリンク制

【三木】たまご専門店「danran(ダンラン)」新鮮たまごのランチやスイーツが自慢

・たまご専門店「danran(ダンラン)」

さぬき三木ICから車で約5分の場所にあるたまご専門店「danran(ダンラン)」。四角いスタイリッシュな白い建物と、卵型の黄色い看板が目印です。南隣にある「東山産業」が運営するカフェで、自社一貫生産の卵を使ったランチやスイーツが味わえます。

「東山産業」では、良質な卵を作るため、ヒナの育成から開始し、飼料や飼育環境をトータルに管理しています。愛情たっぷりの卵をたくさんの人に味わってもらいたいという思いが、「danran」オープンのきっかけとなりました。

店内に一歩足を踏み入れると、養鶏場で採れた卵やテイクアウト用のスイーツが並ぶ物販コーナーがお迎え。

奥に併設されているカフェスペースは、大きな窓の外に自然豊かな風景が広がり、開放感のある空間です。席と席の間はゆとりがあり、ゆったりと過ごせますよ。

・土日祝限定!濃厚たまごの卵かけご飯

『danran卵かけご飯(スープ・黄身醤油付き)』605円
※提供は土日祝(10:00~16:00)

生卵と黄身醤油の2種を堪能できる卵好きにはたまらない贅沢な卵かけご飯は、黄身の味わいが濃厚な「オリーブEgg」を使用。このメニューのために作ったオリジナルの卵かけ醤油とともに提供される、こだわりの詰まった一品です。卵かけご飯を半分ほど楽しんだら、スープと薬味をご飯にかけて食べるのがdanran流。薬味の肉味噌は国産のそぼろを味噌でじっくり煮込み、アクセントにアーモンドを加えています。2度3度と楽しめる卵かけご飯をぜひご賞味あれ♪

・新鮮卵のスイーツで至福のカフェタイムを♪

『カスタードパンケーキ』858円

注文が入ってからメレンゲを泡立て、中温でじっくり焼き上げるのがふわふわの秘密。できたてをひと口頬ばると、ふわっシュワッと溶けていくような軽い食感で、思わず食べる手が止まらなくなるかも。同店で人気の『たまごシュークリーム』(200円)と同じカスタードクリームを生地に練り込んでいるので、そのまま食べてもほんのり甘さを感じます。ソースは卵の風味を感じるアングレーズソースと天然100%のカナダ産メープルシロップをスタンバイ。一枚一枚丁寧に焼き上げられたパンケーキを心ゆくまで堪能して。

『プリンパフェ(プレーン/いちご/珈琲ゼリー)』(プレーン)869円、(いちご/珈琲ゼリー)968

同店の『たまごプリン』(260円)が丸々一つ入った贅沢なパフェ。ラスクと焼きドーナツも味わえる盛りだくさんの一品です。一番のポイントは上に飾られた非売品の卵型クッキー。唯一プリンパフェでのみ味わうことができますが、年に一度開催されるイースターイベントで無料配布を行っているそう。Instagramでイベント情報のチェックを忘れずに。
→公式Instagramはこちら

『ミルクセーキ(HOT/ICE)』539円

『たまごプリン』と国産の牛乳をブレンダーでミックスしたミルクセーキ。ミルクセーキだけを飲みに訪れるお客さんもいるそうで、多くの人から愛されているドリンクです。ひと口飲むと、甘い風味が口いっぱいに広がり幸せな気分に。優しい甘さで子どもにもおすすめです。ほっと一息つきたいときにどうぞ。

・手土産にピッタリ!たまごシュークリーム

『たまごシュークリーム』(200円)

新鮮な卵の黄身をたっぷり使用し、卵本来の風味をしっかりと味わえる贅沢なカスタードクリームが魅力のこちら。シュー生地は時間がたってもサクッとした食感。中には10個、20個とまとめて購入するお客さんもいるほど、手土産やホームパーティーにぴったりの看板商品です。予約も可能なので、たくさん購入する際はお忘れなく。店頭で販売されている『トッピング生クリーム』(216円)と一緒に食べるのもおすすめ。生クリームは同店のロールケーキでも使用されていて、あまりのおいしさに生クリームだけ購入する人も。お気に入りの食べ方を探してみてくださいね。

「だんらんの中心にdanranの商品を届けたい」をコンセプトとした、たまご専門店「danran(ダンラン)」。愛情をたっぷり注いで生産された卵をじっくりと味わいながら、大切な人と楽しい団らんの時間を過ごして。

■詳細情報

■DATA

たまご専門店「danran(ダンラン)」

所在地
香川県木田郡三木町井上820-1
電話番号
087-814-3511
営業時間
10:00〜18:00(土日祝L.O.16:00、平日L.O.15:00)

【宇多津】「merenda(メレンダ)」ふんわり濃厚なソフトクリーム専門店♪イートインもOK

・ソフトクリーム専門店「merenda(メレンダ)」

JR宇多津駅から歩いて5分ほど、「珈匠 宇多津店」内に併設する「merenda(メレンダ)」。2023年9月23日に高松市から移転オープンした、ソフトクリーム専門店です。“そ”の文字が印象的な、紫色ののぼりが目印。

購入した商品をその場で食べられるよう、軒下にL字型のベンチを設置。「珈匠 宇多津店」内で中庭を眺めながらイートインもできるので、寒い日でもゆっくりとソフトクリームを味わえます。もちろんテイクアウトもOK。

店名の「merenda」は、イタリア語で“おやつ”を意味します。「メレンダに行こう」と現地の学生が誘うように、放課後のブレイクタイムを楽しむ感覚で気軽に利用してもらいたいという思いが込められています。

・ふんわりなめらか!濃厚なソフトクリーム

同店で使用するマシンは、“ソフトクリーム界のフェラーリ”とも称される、イタリアの「カルピジャーニ」社製の高級フリーザー。空気を含ませることで、驚くほどなめらかでふんわりとした口当たりを実現しています。

『メレンダソフト』380

ぽてっとしたフォルムがかわいらしい『メレンダソフト』。濃厚でミルキーな味わいをダイレクトに感じられる人気No.1メニューです。不思議と冷たさを感じにくく、年配の人もパクパク食べられると好評だそう。チョコレート、キャラメル、ストロベリーから、好みのソースをトッピングしてもOK。見た目以上にボリュームがあり、コスパも抜群です。

『コーヒーソフト』430

スタッフ一押しの『コーヒーソフト』には、淹(い)れたての深煎(い)りコーヒーを使って苦めに仕上げたゼリーがたっぷり入っています。濃厚なソフトクリームとの相性を考慮し、砂糖は不使用。上からもコーヒーの粉をまぶすことで豆の香りがふわっと広がり、中に隠れているココアクッキーが食感のアクセントになっています。

混ぜて食べるもよし、クッキーですくいながら食べるもよし。コーヒー好きにはたまらない、コーヒー屋ならではのソフトクリームをぜひご賞味あれ。

『キャラメルナッツソフト』500

底に甘めのキャラメルソースをかけたグラノーラを敷き、ソフトクリームの上から焦がしキャラメルソース、さらに砕いたクルミとアーモンドを散りばめた『キャラメルナッツソフト』。食感の変化を感じながら一口目から最後までしっかりキャラメルを味わえ、王道ながらも細やかな工夫が光るメニューです。

・期間限定メニューやカラフルなソーダも

『いちご大福ソフト』780円 ※2024年1月中旬ごろまで

旬の食材を使った期間限定メニューも登場します。取材日は、宇多津町にあるイチゴ農園から仕入れる朝採れイチゴが主役。程よい酸味で豊かな香りが広がる「さぬきひめ」です。

ソフトクリームの中には粒あんを忍ばせ、果肉を残しサッパりと仕上げたイチゴソースをかけ、食べやすくカットしたモチモチの求肥とイチゴをオン。果肉の甘酸っぱさに、粒あんとソフトクリームそれぞれの甘さが相まって、いちご大福のような味わいを見事に表現しています。

このほか、イチゴを7粒使用したシンプルかつ贅沢な『生いちごソフト』(850円)もあるので、好みでチョイスして。

『クリームソーダ』各600

シュワッと爽快なソーダに自慢のソフトクリームをのせた『クリームソーダ』もあります。フレーバーは7種類あり、取材日は「ブルーキュラソウ」と「カシス」をチョイス。推し活にもぴったりな、色鮮やかな見た目も人気の秘密です。

上品な味わいとふんわりなめらかな口当たりが魅力のソフトクリーム専門店「merenda」。テイクアウトはもちろんイートインも可能で、季節を問わず楽しめるのがうれしいポイントです。

週末の14:00ごろは混雑することが多く、午前中が来店の狙い目。こだわりのひんやりスイーツを求めに、ふらりと立ち寄ってみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

merenda(メレンダ)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁47-10 珈匠 宇多津店内
電話番号
0877-56-7311
営業時間
10:00~16:00

【さぬき】ピザ専門店「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」は本格薪窯焼き♪

・「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」

さぬき市にある、津田の松原海水浴場は「日本の渚百選」にも選ばれた白砂青松の景勝地。その県内最大級のビーチから徒歩すぐの「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」は、薪窯ピザやカフェメニューが楽しめるピッツェリアです。

店主は“さぬき市津田地区地域おこし協力隊”として、地域の交流拠点となるお店を目標にスタート。「一般社団法人 さぬき市津田地区まちづくり協議会」理事であり、同じくさぬき市にカフェを構える「ゆるりと。」のオーナーが、師匠として同店の立ち上げに携わっています。

地元住人たちと共に店主自らがDIYで改築した店舗は、元が漁業倉庫でした。そのレトロな風合いも残しつつ、店内は明るい陽が差し込む落ち着いた雰囲気で、木のぬくもりも感じられます。

「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」という店名には、“PORTO(港)”のように多くの人の交流拠点、新たに挑戦を始める出発地点として、再びまちに火を灯したいという意味が込められています。かつては遠洋漁業で栄えていた津田地区らしいネーミングですね。

薪窯の香ばしさが魅力のピザ

同店のピザは本格的な石窯焼きスタイル。薪は地元の里山で伐採された良質な木々を利用しています。火をおこし始めてから温度が安定するまで約2時間かかるという手間はありますが、その分おいしさへとつながる要素である、うま味や水分を逃さず焼けるメリットが薪窯にはあるそう。

『野菜とサラミのピッツァ』1,380円

店主オススメの『野菜とサラミのピッツァ』は、新鮮な生マッシュルームやプチトマト、ピーマンとサラミがのったトマトソースベースのピザ。自家製トマトソースは野菜の甘みが感じられるフレッシュな味。生地は耳の表面がサクッと、内部はしっとりもっちりとしていて食べ応えがあります。

シンプルなピザを味わいたい人は、王道のマルゲリータである『バジルとチーズのピッツァ』(1,210円)をどうぞ。ピザを1枚まるまる食べ切る自信がない場合はシェアしても大丈夫ですよ。

『4種のチーズのピッツァ』1,710円

人気No.1の『4種のチーズのピッツァ』はゴルゴンゾーラ、カマンベール、モッツァレラ、グラナパダーノをたっぷり使用し、チーズのコクとうま味を存分に味わえる一品。チーズ好きにはたまりませんね。

開業時からずっとピザメニューは定番の3種類でしたが、現在は“本日のおすすめ”メニューも新たに登場。取材時は『キノコとベーコンの和ピッツァ』(1,630円)や『さつま芋とかぼちゃ時々栗のピッツァ』(1,550円)が出ていました。旬を感じられる食材やスイーツピザも要チェックです。

ピザは高温で2〜3分という短時間で焼き上がるので、比較的早く提供されるのもうれしいポイント。テイクアウトもできますが、ぜひ熱々のうちに食べてほしい一品です。

スイーツ&ドリンクでカフェ利用もOK!

『パンナコッタ』400円

11月から新たにスイーツメニューも追加され、よりカフェの利用もしやすくなりました。香ばしいピザをいただきたいところですが、スイーツやドリンクだけの注文もOK!

たっぷりサイズで満足度高めな『パンナコッタ』は、生クリームのしっかりとした濃厚感に、爽やかなベリーソースがぴったり。

『クリームブリュレ』350円

『クリームブリュレ』は、提供直前にバーナーでキャラメリゼ。アメ色の表面をカリッと割ってスプーンを入れる瞬間は、なんとも幸せ。やわらかなカスタードのコクとなめらかな舌触りがクセになります。

『ベリーピーチソーダ』420円

ドリンクメニューはコーヒーや紅茶、フルーツジュース、ソーダ系、ハートランドビール、グラスワインなど20種類以上がスタンバイ。『ベリーピーチソーダ』のように色味もステキなソーダ割りのモクテル(ノンアルコール)も約5種類ありますよ。ドリンクはテイクアウト可能なので、お店の目の前に広がるふるさと海岸へ行ってのんびり味わうのもオススメです。

新しいお店が続々とオープンしている津田地区は、今後も期待のエリアです。香ばしさともっちり食感が魅力のピザを食べに、同店へぜひ出かけてみては。

■詳細情報

■DATA

PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)

所在地
香川県さぬき市津田町津田1325-325
電話番号
0879-49-3371
営業時間
11:00〜18:00

【善通寺】ドーナツ専門店「まんまるどーなつ」こだわり素材と昔懐かしい味わいにほっこり♪

・「まんまるドーナツ」

自然豊かで穏やかな地域色を持つ善通寺市。密集した住宅街と田畑の間に挟まれるように店を構える「まんまるドーナツ」は、同市では貴重なドーナツショップです。

「昔、母が作ってくれたドーナツが大好きで」と語る店主。その味を求めて自分でも作るようになり、いつしかこのドーナツを地元の人にも食べてほしいと思うようになったそう。念願かなって2023年1月に、自宅の敷地内にドーナツ専門店をオープンしました。

もともと食に対する意識が高かったということもあり、お客さんの口に入るものもすべて“自分が食べたいと思う素材”だけを使うことを心がけているそう。香川県産小麦「さぬきの夢」や農薬不使用の飼料を食べて育った鶏から生まれた「PHF卵」、愛媛県産の牛乳、さとうきび100%の「花見糖」など、材料はシンプルかつとことんピュアなものにこだわっています。

ドーナツを食べたときのファーストタッチから後味、そして冷めてもなお続くおいしさを決定づける大切な油は、「一番搾り純正なたね油」を使用。薬品を使わず圧をかけて菜種から油を搾るため、圧搾に1週間も費やすというこだわりの油です。酸化しにくいため時間がたってもくどくならず、カラッと軽やかな仕上がりが特徴。古いものを使わず、常に新鮮で良質な油で揚げているのもおいしさの秘訣です。

・素朴においしい『プレーン』と『きなこ』

『プレーン』各100円

定番人気の『プレーン』は、究極にシンプルにして、最も人気のある一品です。驚くべきは1個100円というリーズナブルな価格!それでいて、何個でも食べたくなる優しくもコクのある味わいと軽い食感が魅力です。

食べた瞬間ふわっと広がるほのかな甘みは国産小麦ならでは。花見糖の上品な甘さや「よつ葉」の北海道産バターのコクも一体となり、かむたびに風味が広がります。一般的に販売されているドーナツよりもヘルシーなので、朝食や小腹が空いたときにもおすすめです。

『きなこ』各150円

『プレーン』に国産黒大豆きな粉をたっぷりまぶした『きなこ』は、甘さ控えめでちょっぴり和を感じる一品。一般的なきな粉よりも黒大豆のほうが風味も香ばしさも一段高く、ドーナツの素朴な味わいを引き立てます。

きな粉には砂糖などは一切使わず、黒大豆きな粉100%で仕上げるのがポイント!舌に残るきな粉のつぶつぶとした食感や香りをダイレクトに楽しむことができます。

・アレンジドーナツはおやつにぴったり♪

『白のまんまる』150円

ベルギーの伝統的なチョコレートメーカー「ベルコラーデ」のホワイトチョコレートを贅沢に使った『白のまんまる』にも注目を!チョコのミルキーな甘さがドーナツによく合い、程よい甘さが身に染みて疲れを和らげてくれそう。

同社のホワイトチョコレートはホワイトチョコ独特のしつこさや主張も少なく、後味がスッキリとしているため、同店のドーナツとの相性が抜群。コーヒーや紅茶をお供に、甘いひとときを堪能して♪

『まんまるブリュレ』150円

半分にスライスしたドーナツの表面に花見糖をまぶし、カリカリになるまでブリュレした自慢の一品。バーナーを使わず、フライパンの上で焼いて焦げ目を付けるのが“まんまるドーナツ流”で、程よい苦みと香ばしさが口いっぱいに広がる風味豊かなドーナツです。

砂糖で全体がコーティングされているので、どこを食べてもコクと甘み、食感を楽しめるのがポイント!この香ばしさは、一口食べると虜(とりこ)になること間違いなしです。

・毎週日曜は「季節限定ドーナツ」を販売

『まんまるにあんバター』150円 ※11月の日曜限定

毎週日曜に販売する「季節限定のドーナツ」もお見逃しなく!取材日は甘さ控えめの自家製あんことよつ葉バターを、ドーナツの真ん中にたっぷり入れた『まんまるにあんバター』が登場。甘さ控えめのドーナツと、バターを隠し味に入れたコクのあるあんこはまさに黄金コンビです。

・こだわりのドリンクをドーナツのお供に♪

『有機コーヒー』300円

ドーナツだけにとどまらず、こだわりはドリンクにも尽きません。コーヒーは、地元で100年続く老舗コーヒー店「コーヒーテイスターハマヤ」から仕入れた有機のコーヒー豆を使用しています。酸味やコクのバランスがとれたまろやかな味わいで、飲みやすいブレンドに仕上がっています。

『やさしい紅茶』300円

紅茶派には、無農薬の茶葉で淹(い)れた『やさしい紅茶』がおすすめ。クリアな味わいとスッキリとした甘さが特徴で、ごくごくと飲みたくなる一杯です。普段、ガムシロップやミルクを使う人も、まずはストレートで味わってみて。

「丸いドーナツを通して人の輪を広げたい」という思いを店名に込め、日々お客さんとの対話や共有する時間を大切に営むアットホームな「まんまるどーなつ」。前日までに6個以上予約をすれば『プレーン』を1個もらえるお得なサービスもぜひ利用してみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

まんまるどーなつ

所在地
香川県善通寺市中村町346-2
電話番号
090-7144-6725
営業時間
12:00~15:00(なくなり次第終了)
※不定休のため、公式Instagramで営業カレンダーを確認してから来店を
※予約商品は12:00~17:00に受け取りが可能

【三豊】ショコラトリー「RACATI(ラカティ)」知る人ぞ知るBean to Bar専門店

・「RACATI(ラカティ)」

JR詫間駅から徒歩約10分、三豊鳥坂ICより車で15分のところにあるショコラトリー「RACATI(ラカティ)」。世界各国からカカオ豆を選別し、焙煎、製造まで全工程を一貫して行う「Bean to Bar」の専門店です。

「RACATI」を逆さから読むと「TICARA(チカラ)」。「食べる人の“力”をサポートできるようなチョコレートを作りたい」との思いで、カカオポリフェノールをはじめ、栄養素が豊富なカカオを使ったチョコレートづくりに取り組んでいます。

障害者雇用にも力を入れていて、裏方の作業スタッフとして活躍。一人ひとりの“力”や思いが重なり、パワーの詰まったチョコレートが、日々のもうひと踏ん張りしたいときに背中を押してくれます。

チョコレートや焼き菓子、生菓子の購入・持ち帰りはもちろん、カフェ利用もOK。テイクアウトもイートインも、入り口入ってすぐの注文カウンターでオーダーするスタイルです。

右隣は工房が併設されていて、作り手の顔が見えるのもうれしいポイント。

親会社でもある建設会社が手がけた店内は、木材のインテリアがナチュラルな雰囲気を醸し出すリラックス空間が広がっています。各席がゆとりを持って配置されているので、周りを気にせずのんびり過ごせそう。

のどかな町の風景を望む窓際の席はおひとりさまに人気。忙しい日々の合間にチョコレートをつまんで、手軽にパワーチャージをするのもいいですが、たまには自分の体調や気分に寄り添ってゆっくりカフェタイムを過ごすのもいいリフレッシュになりそうですね。

・世界各地の厳選カカオ×香川名産・和三盆

同店のチョコレートは、世界中から集めた各産地の個性を楽しんでほしいと、単一産地のカカオ豆のみで作る「シングルオリジン」にこだわっています。カカオ豆本来の力を最大限に引き出せるよう、産地ごとの香りや風味を生かして原材料はシンプルに。甘味に香川名産の和三盆を使うのもこだわりです。和三盆は甘みの輪郭がしっかりしているので、カカオの風味に負けず、コクを引き出してくれるのだそう。

スタイリッシュなパッケージで思わず手に取りたくなるタブレット(板チョコ)は、常時8〜9種をスタンバイ。それぞれの産地や味わいの特徴が表示されていて、試食しながら自分好みの一枚を見つけることができます。チョコレートを知り尽くしたクラフトマンがいるので、どれにするか迷ったら声をかけてみて。

『the BAR Setouchi Lemon』2,500円

カカオ含有率が70%以上のハイカカオチョコレートを多数スタンバイ。抗酸化作用のあるポリフェノールをたっぷり含んだハイカカオは、美容や健康に関心のある人に注目されています。1日25g程度(4〜5ブロック)を目安に、毎日少しずつ食べるのがおすすめとのこと。自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうですね。

タブレットの中で観光客に人気なのが『the BAR Setouchi Lemon』。苦味と酸味のバランスが良いコロンビア産カカオをベースに、三豊市仁尾町で作られたノンワックスの瀬戸内レモンを贅沢に使用しています。

完熟した瀬戸内レモンはえぐみが少なく、まろやかな酸味が特徴。チョコが口の中で溶けた頃に、爽やかなレモンの風味がふわっと香ります。心地よいレモンの余韻をじっくり味わって。

・“一度食べれば虜(とりこ)になる”専門店が作るカカオスイーツ

『ミニ・テリーヌ』450円、『the TERRINE』3,780円

スタッフのイチオシスイーツはテリーヌ。ベリーズ産カカオのチョコレートと和三盆、生クリームを使ったリッチな味わいが自慢です。

見た目は濃厚そのものですが、ベリーズ産のカカオは酸味があり、しつこくない甘さなのでパクパクスプーンが進みます。お酒との相性も抜群。「大切な人へのギフトは、これをあげたら間違いない」とリピートするお客さんも多いそう。

『キャラメルパウンド』500円

『キャラメルパウンド』はイートインでいただくのがおすすめ。程よく温めたパウンドケーキに、アイスクリームをトッピングして提供してもらえます。

香ばしいキャラメルが香るパウンドケーキはしっとりほろほろの口当たり。生地の中から溶け出したキャラメルソースが、生地とアイスと三位一体となって絶妙なマリアージュを奏でます。アイスの上に振りかけられたシナモンが、ちょっぴり大人なカフェスイーツに仕上げています。

自宅で楽しむ際は、電子レンジ500Wで30秒程度温めるとGOOD。アイスと紅茶を添えて、贅沢なおうち時間を満喫してみては?

・気軽に試せるチョコレートドリンクやソフトクリームも

『Hot Chocolate(左からWhite、Black)』650円

一息つきたいときは、ホットチョコレート×マシュマロで癒やしのひとときを。ガーナとベリーズ産のカカオをブレンドしたチョコレートがベースになっています。

「White」はふわふわに泡立てたフォームミルクに細かく削ったチョコをオン。マシュマロをディップして、溶かしながら味わえば口福感でいっぱいに。「Black」は昔ながらのミルクチョコレートを思わせる濃厚な一杯です。ドリンクはテイクアウトもOK。

『チョコレートソフトクリーム』500円

これを目当てにたびたび立ち寄るファンが多数いるという人気の『チョコレートソフトクリーム』。ガーナカカオを100%使用しています。「チョコレートなのに後味が爽やか…!?」と、良い意味で期待を裏切られる一品。砂糖は一切使っていませんが、チョコレートとミルクが程よい甘みとコクを引き出しています。ドライブの合間の休憩に、お一ついかが?

・併設の「エブリワンズサンドイッチ」も要チェック!

ランチタイムにも気軽に立ち寄ってほしいと、店内にサンドイッチ専門店「エブリワンズサンドイッチ」を併設しています。地元の人気店「スピッツベーカリー」のパンと、産地直送の新鮮野菜を使用したサンドイッチは鮮度抜群!

『B・L・T・E』(2個)660円

一番人気は『B・L・T・E』。ベーコン、レタス、トマト、目玉焼きがサンドされた王道のサンドイッチです。パン生地には粒マスタードとケチャップが塗ってあり、レタスには下味が付いているので、どこを食べてもおいしくいただけます。程よく焼かれたパンがカリッと歯切れよく、野菜のシャキシャキ感も相まって、食べ応え抜群!

しっかりお腹を満たしてくれるサンドイッチから、食後のデザートにいただきたいチョコスイーツまでそろう「RACTI」。ちょっぴり元気が欲しいときや誰かを笑顔にしたいとき、カカオの力に頼ってみては?

■詳細情報

■DATA

RACATI(ラカティ)/エブリワンズサンドイッチ

所在地
香川県三豊市詫間町詫間6781-1
電話番号
0875-83-6652
営業時間
10:00〜18:00

【高松】「choux小屋(シューゴヤ)」サクサクのクッキー生地とあふれんばかりのクリームに舌鼓♪

・「choux小屋(シューゴヤ)」

JR八栗駅から徒歩3分ほどのところにある「choux小屋(シューゴヤ)」。シュークリームをメインとしたフランス菓子を取り扱う、カフェスペースを備えたお店です。

かつては4畳半ほどの個室が連なる、建設省所有の独身寮だったこの建物。「新たな人の輪を生み出し、にぎわいの拠点になれば」との思いで地元不動産がリノベーションを手がけ、「TAKAMATSU JAM4.5」プロジェクトを発足。「choux小屋」のほかに、アクセサリーや洋服店などが入る、複合施設に生まれ変わりました。

店内は壁を取り払い、大規模にリノベーション。打ちっ放しコンクリートの無機質な雰囲気を生かしながら十分な席数を確保し、緑が生い茂るスタイリッシュな空間が広がっています。

店の目の前をことでん志度線が通り、窓際の席からはレトロな車体が走る様子を眺めることができますよ。

テラス席は、高松市のシンボル「屋島(やしま)」を望む特等席。屋島の麓には、古建築をテーマにした広大な野外博物館「四国村ミウゼアム」があり、車で7分ほどでアクセスできるので、観光のついでにも立ち寄りやすいスポットです。

・目にも美しい個性あふれるシュークリーム

自慢のシュークリームは常時6種類ほどがスタンバイ。定番の『シュー・サブレ』『シュー・ショコラ』『シュー・キャラメル』『シュー・お濃茶サブレ』のほか、季節限定商品も登場します。

店内で毎朝手作りするシュークリームは、芳醇なフランス産小麦香るサックサクのクッキー生地が特徴。1時間ほどかけて美しくまんまるに焼き上げられた生地は、中はふかふかで、あふれんばかりのクリームを包み込んでいます。

『シュー・サブレ』(テイクアウト)291円/(イートイン)297円

初めて訪れる人は、まずは『シュー・サブレ』を試してみて。一口頬ばると、ザクっとした生地の後に、たっぷりのクリームが流れ込んできて、思わず顔がほころぶおいしさです。

カスタードクリームは北海道産の生クリームと香川県産の小麦を使い、コクがありながらもくどくない、あっさりとした味わいに仕上げています。

『シュー・キャラメル』(テイクアウト)324円/(イートイン)330円

カスタードクリームの上に、ほろ苦いキャラメルソースとキャラメルクリームを絞り、キャラメリゼしたナッツをオン。コーヒーと一緒に味わいたい、甘さ控えめの大人のシュークリームです。

ちょこんとのった帽子をスプーン代わりにクリームをすくって、ちょっぴり背徳感を味わって。

『シュー・フレーズ』(テイクアウト)561円/(イートイン)572円
※12月〜3月ごろ限定

冬から春にかけての人気メニュー『シュー・フレーズ』は、この時期マストで食べたい一品。土台にたっぷりのカスタードクリームを絞り、香川県産イチゴ「さぬきひめ」の大粒をのせたら、仕上げに生クリームをぐるっと絞って完成。美しい曲線を描く生クリームに、ひょっこりイチゴが顔を出したビジュアルがなんともかわいらしいですね。

夏は桃やマンゴーなど、旬のフルーツを使ったものが登場するのでお楽しみに。

シュークリームは、電話または公式InstagramのDMで予約も可能。当日の取り置きは電話のみ受け付けています。➡︎公式Instagramはこちら

・手土産にぴったりの焼き菓子もいかが?

『ディアマン』(4枚入り)226円、(10枚入り)658円

大阪のフランス菓子店で修行を積み、地元香川にUターンしてきたという店主。「フランス菓子の魅力を広めたい」と、シュークリーム以外にも、ディアマンやフィナンシェなど、定番のフランス菓子を手作りしています。

『ディアマン』はプレーン、ショコラ、チョコチップの3種類を用意。一枚でも食べ応えが感じられる分厚い生地は、口に入れるとほろほろとほどけていき、小麦の芳醇な甘みが堪能できます。ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。

人気の焼き菓子を詰め合わせたギフトセットもあるので、店頭でチェックしてみて。

『ウィンナーコーヒー(HOT/ICE)』(テイクアウト)442円/(イートイン)451円

ドリンクメニューも豊富にスタンバイ。オリジナルのブレンドコーヒーや日替わりコーヒー、6種のティーメニューのほか、『温州みかんジュース』や『青森りんごジュース』など、子ども連れも楽しめるラインアップがそろいます。イートインの場合は、ワンドリンク制。こだわりのフランス菓子とのペアリングを楽しんで。

そばを走り抜ける電車のガタンゴトンという心地よい音に、立ち込める焼き菓子の甘い香り。五感をそっとくすぐる「choux小屋」で、洗練されたフランス菓子を手に、おいしいひとときを紡いでみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

choux小屋(シューゴヤ)

所在地
香川県高松市高松町2175-33
電話番号
080-4772-9810
営業時間
10:00〜17:00(完売次第閉店)
※イートインはL.O16:30

【三豊】「パン屋kiboshi(キボシ)」自家製酵母で低温発酵した個性的なパンが集結!

・「パン屋kiboshi(キボシ)」

高松自動車道三豊鳥坂ICから車で約6分、JR予讃線みの駅から車で約3分のところに店を構える「パン屋kiboshi」。京都から移住してきたご夫婦が営む、テイクアウトのベーカリーです。厳選素材を使って手作りする自家製酵母パンが人気で、平日休日問わず、早朝から多くの人でにぎわっています。

もともとはうどん屋だった同店。当時物件探しをしていた店主夫妻が古民家を見た瞬間に、オープン後のイメージやインスピレーションが湧き、ここに決めたといいます。それからはお店をスケルトンにして、一から夫婦でリノベーション。パンだけでなくお店まで手づくりとは驚きです。

古民家ならではの趣深い引き戸を開くと、ほんのりと小麦やバターの香りが漂います。同店のパンはすべて国産小麦を使っていて、うどん用の小麦粉を取り扱っている卸売店からわざわざ仕入れているそう。個性豊かなパンを生み出すため、素材や配合、製法にもこだわり抜いています。

おいしいパンの秘訣は、店主夫妻の二人三脚。まずは、妻・絵里さんが、食べたいパンのアイデアや求める食感をデザインに起こします。次に、京都のベーカリーで修行を積んだ夫・仁さんがパンとして形にします。「販売しているパンは、すべて私が“食べたい、おいしい”と思ったパンを形にしているもので、お客さんの笑顔を想像しながら作っています」と絵里さん。ご夫婦の温かさも人気の秘密かもしれません。

・かわいらしいキノコ型のパンが人気!

左から『kiboshiパン』(プレーン)350円、(クランベリー)400円、(くるみ)450円

看板商品の『kiboshiパン』は、キノコのような佇まいがかわいらしく、手のひらサイズほどの大きさが特徴。じっくり低温発酵した自家製酵母と国産小麦、バターを使っているため、かめばかむほど奥行きのある風味を楽しめます。

素材そのままのおいしさを求める人は『プレーン』を、甘酸っぱい冒険をしてみたい人は『クランベリー』を味わってみて。香ばしさと食感を楽しみたい人は『くるみ』がおすすめです。

どれも家に持ち帰って、スライスして焼くのがkiboshi流!サクサクでもっちりとした生地に、食パンのイメージが変わるかも。

『kiboshiパン』は、月替わりで平日3種類、土曜と祝日は6種類が用意されています。季節のフレーバーも見逃さないで。

小さいキノコのようなかわいらしい見た目の『kinokoパンシリーズ』は、生地の中にクリームチーズを練り込み、ふんわりもっちりした生地が特徴です。季節によって内容が変わるので、好きなフレーバーが出たら早めの購入を忘れずに♪

最新情報は公式Instagramをチェックして。
➡︎公式Instagramはこちら

左から『秋kinokoさつまいも』『冬kinokoメープルホワイト』各320円

愛媛県産の有機サツマイモを炊いて丁寧につぶした餡(あん)をたっぷりパン生地で包んだ『秋kinokoさつまいも』。スイートポテトのような優しい甘さは大人も子どもも虜(とりこ)になること間違いなし!じっくりオーブンで焼いて半分にちぎってみると、ふんわりもっちり食感が実感できますよ。

『冬kinokoメープルホワイト』は、メープルシロップとホワイトチョコレートをぎっしり詰め込んだ一品。一口頬ばるだけで、シロップとチョコレートがしっとりした生地にじんわり溶け込んでいきます。フォンダンショコラのような濃厚な風味を楽しんで。

・食感に驚き!3日間寝かせた『クロワッサン』

『パン屋kiboshiのクロワッサン』270円

「パリっとした生地で、ずっしり食感のクロワッサンを食べたい」という絵里さんの要望により誕生した『パン屋kiboshiのクロワッサン』。自家製酵母で低温発酵し、バターを入れた生地を一つずつ伸ばし手折りで作られています。また、より独自のクロワッサンを生み出すために、全粒粉を使ってザクザク食感もアクセントになるよう工夫。3日間寝かせながら手折りした『クロワッサン』だからこそ、バターの風味も桁違いです。

子どもが食べやすいサイズにした『ミニクロワッサン』(190円)もスタンバイ。朝食やおやつタイムに家族みんなで味わって、ほっこり団らんのひとときを。

・季節替わりのパンにも注目♪

『シュトーレン(18cm)』 3,300円

クリスマスの季節は『シュトーレン』を販売しています。プレゼントされた人が喜ぶようにと、きれいにラッピングされた状態で、午前中には品薄になるほど人気。レーズンなどのドライフルーツとナッツをぎっしり練り込み、バターと砂糖で包んでいます。ほんのりラム酒が香り、爽やかな味わいになるよう、甘さ控えめに仕上げています。

実は同店の原点はシュトーレンにあるのだそう。仁さんが焼いたシュトーレンを近所の人にプレゼントしたところ、評判を生んだのがきっかけでパン屋をオープンすることを決意したといいます。クリスマスは「パン屋kiboshi」の第一号メニューでもある『シュトーレン』を味わいながら、聖なる夜を迎えませんか?

手間暇を惜しまず、お客さんに笑顔を届け続ける「パン屋kiboshi」。素材にこだわり、オリジナリティーにあふれた個性豊かなパンは、夫妻の遊び心や温かい真心がたっぷり詰まっています。毎朝の食卓、おやつタイムのお供に、癒やしのパンを並べてみては?

■詳細情報

■DATA

パン屋kiboshi(キボシ)

所在地
香川県三豊市三野町大見甲5659-1
電話番号
0875-23-6551
営業時間
9:00~17:00(なくなり次第終了)
※予約、取り置き可
※営業日や出店情報は公式Instagramで確認を

【高松】アイス専門店「アイスビストロヒライ」濃厚ふわとろソフトクリーム&パフェが絶品♪

・「アイスビストロヒライ」

商店街から少し外れた街中で、アイスクリームの専門店として県内外から人気の「アイスビストロヒライ」。一見アイス専門店には見えない和の趣あふれる店構えですが、アイスが描かれた暖簾(のれん)が目印です。

「食を通してすべての人たちを笑顔に」との思いで、県内や中国地方に20店舗以上の飲食店を展開する「平井料理システム」が運営する同店。さまざまなジャンルの飲食店で培ってきた技術と熱意をかけて一から作った濃厚ソフトクリームが自慢です。

店内は温かみのある木と無機質な素材や色合いが調和した和モダンな雰囲気。目の前で熟練のスタッフが丁寧に手絞りしたソフトクリームはカフェスペースではもちろん、テイクアウトして食べ歩きすることもできます。

コンセプトは“アイスが主役になれるお店”。アイス好きが集まり、年中アイスを楽しめるのが魅力です。

目の前のショーケースには、宝石のようにキラキラと輝くオリジナルスイーツがずらり。華やかな見た目で見る人も食べる人も魅了するチョコレートアイスや小ぶりなカップに入ったソフトクリームパフェは、おうちでも気軽にお店の味を食べられるとあって、ギフトや手土産にもおすすめです。

ショーケースを横切って店の奥に進むと、アンティークな家具に囲まれた落ち着いた雰囲気のカフェスペースがあります。休日は終日混み合っているため、ゆっくりカフェを楽しむなら平日の午前中を狙って訪れて。

・四国産牛乳100%の濃厚ソフトクリーム

『王様のソフトクリーム』500円

同店の看板スイーツは、シンプルな『王様のソフトクリーム』。香川県産の牛乳をメインに四国産の牛乳を100%使用し、“ソフトクリーム界のフェラーリ”とたたえられる一流の機械で丁寧に作ったこだわりあふれる逸品です。

その味わいは驚くほど濃厚。ミルクのコクと上品な風味が詰まったソフトクリームは、きめ細やかで舌の上にのせた瞬間すっと消えるような口溶けの良さが魅力です。濃厚なのに後味はスッキリとしていて、そのギャップに感動を覚えるはず。

ソフトクリームを引き立てるワッフルコーンもなんと手作りだそう。バターをたっぷり配合した特製のワッフル生地を、注文が入るたびにスタッフが一つひとつ丁寧に焼き上げます。ほんのり温かいワッフルコーンと冷たいソフトクリームの温度差もたまりません。

・インスタ映え間違いなしのソフトクリームパフェ

『キャラメルチーズ(Lサイズ)』980円

自慢のソフトクリームを使った“ソフトクリームパフェ”にも注目を!『キャラメルチーズ』や『ホワイトチョコと抹茶』(Lサイズ 950円)、『ピスタチオ』(Lサイズ 1,000円)などの5種類の定番メニューのほか、旬のフルーツを使った季節限定フレーバーも常時2~3種類ほど登場します。

甘党の心をわしづかみにする『キャラメルチーズ』は、濃厚なミルクソフトクリームとサクサクのクランブル、とろ~りミルキーなチーズムース、香ばしいクルミとアーモンドが一体となったこっくり甘い一品。ちょこんとのった甘さ控えめのチーズケーキが、味と見た目のアクセントになっています。

『栗のモンブラン』1,320円 ※提供は10月から10月末ごろまで

季節限定のパフェには、四国や瀬戸内海で採れた素材を使うのがこだわり。秋はブドウやイチジク、栗が主役のパフェが登場します。モンブランクリームが繊細に巻き上げられた『栗のモンブラン』はインスタ映え間違いなし!優しい味わいの栗の渋皮煮も手作りするほど、熱い思いが詰まっています。

このほか、1月はイチゴ、6月はサクランボ、7月はモモと、旬の味覚を同店自慢の『王様のソフトクリーム』と味わえる季節限定パフェ。ラインアップは公式Instagramをチェックして♪ ➡︎公式Instagramはこちら

・一口サイズの贅沢チョコアイス『ジェムアイス』

カカオ香るリッチなチョコレートで濃厚なミルクアイスをコーティングした『ジェムアイス』は手土産におすすめ。中のミルクアイスもコーティングチョコもフレーバーごとに異なり、全部で8種類がラインアップしています。

『ピスタチオ』120円

イタリア産のピスタチオをミルクアイスに混ぜ合わせた『ピスタチオ』は、ナッティな風味がカカオと調和した異素材のレイヤードが魅力。アイスが溶けるたびに広がる豊かな風味にうっとりすること間違いなしです。

四国産牛乳100%で作った濃厚ミルクアイスが自慢の「アイスビストロヒライ」。公式オンラインショップでは、『カップアイス』や『ジェムアイス』の詰め合わせなどを販売しているので、遠方の人は自宅でゆっくりと味わってみては。➡︎公式オンラインショップはこちら

■詳細情報

■DATA

アイスビストロヒライ

所在地
香川県高松市塩屋町5-4
電話番号
087-802-2990
営業時間
10:00〜19:00(L.O.18:30)