お土産・手土産

【高松】「喫茶ヒツジ」ハード系のパンが豊富!挽きたてのオリジナルコーヒーも楽しんで♪

・「喫茶ヒツジ」

ことでん八栗駅から徒歩5分ほどのところにある「TAKAMATSU JAM4.5(タカマツジャム4.5)」。独身寮をリノベーションした複合施設で、飲食店やアトリエなどさまざまなテナントが集まる注目スポットです。その一角に、“パン屋、ときどき喫茶”をテーマに、店主とパン職人が二人三脚で営む「喫茶ヒツジ」があります。

もともと京都に住んでいたという2人は、香川の魅力に惹かれ移住してきたんだそう。店内のパンはすべてパン職人が1人で作っていて、サンドイッチやクロックムッシュは元管理栄養士の店主が調理しています。定番の商品ももっとおいしくなるようにと、いまだに配合を調整するほどパンを愛する2人。「日常に溶け込むパンとコーヒー」というコンセプトをもとに、シンプルだけど飽きがこないおいしさのパンと本格的なコーヒーを提供しています。

店内に入るとパンのいい香りがふわっと。アンティークのパンラックがよく似合うかわいらしい雰囲気で、海外のベーカリーを思わせます。

朝10:00の開店時間にはほぼすべてのパンが焼き上がっていて、常時20〜25種類と豊富なラインアップ。どのパンも人気のため早い時間の訪問がオススメですが、電話での取り置きも可能です。

店内のイートインスペースは6席ですが、ほかにも「TAKAMATSU JAM4.5」の共有スペースがあり、テイクアウトしたパンやドリンクはそちらでも飲食が可能。ことでんを見ながら食事できる席もあるので、小さな子ども連れや電車が好きな人はより一層楽しめますよ。

・ハード系はマスト買い◎

『あんバターフランス』248円

ころんとかわいいフォルムに思わずキュン。「喫茶ヒツジ」に来たら外せないパンといえばこれ!程よい甘さの粒あんと、バターを一切れ挟み込んだパリパリのフランスパンが相性抜群です

『ベーコンエピ』237円

ハード系のシンプルな生地とベーコンのうま味が味わえる一品。季節によって『大葉のベーコンエピ』や『バジルのベーコンエピ』なども登場するそう。見かけた方はぜひ試してみて♪

天然酵母を使ったカンパーニュも種類豊富でどれを買うか悩んでしまうほど。ホールだけでなくハーフサイズがあるのもうれしいポイントです。大きなホールを買ってたくさん楽しむもよし、ハーフサイズでいろんな味を楽しむもよし。季節限定のカンパーニュも見逃せません!

・シンプルだけど毎日食べたくなる食パン

『山食パン』356円

オープン時から根強い人気がある食パン。何度も試作したどり着いた配合と、湯種(ゆだね)製法で作られたこだわりのもちもち食パン。油脂は国産バターのみで作られていて、トーストすると香ばしくパンの耳までおいしく食べられます。『山食パン』はふわふわ軽めな触感が楽しめ、『角食パン』(356円)は歯切れよく食べ応えが楽しめます。

※食パンのスライスは11:30以降です

・オリジナルのスペシャルティコーヒーはいかが?

『ヒツジブレンド』テイクアウト440円/イートイン432円

パンのお供に、「喫茶ヒツジ」でしか買えないオリジナルブレンドコーヒーはいかが?コーヒー豆は京都の焙煎所から直接仕入れていて、2人それぞれが愛飲していたスペシャルティコーヒーを配合しています。注文を受けてから豆を挽いて淹(い)れてくれるので香りの良さが抜群。味はすっきりと透明感があり、ほのかに甘いのが特徴です。酸味が抑えられているので、とても飲みやすいくホット・アイスどちらもおいしくいただけますよ♪
定番の『ヒツジブレンド』のほか、『本日のスペシャルティコーヒー』(440円)も!こちらは仕入れごとに異なる豆が届くため、約2週間ごとにさまざまな味わいのコーヒーが楽しめます。

『ヒツジブレンドコーヒー豆』200g 1,404円

豆のみの販売もしているため、お店の味を自宅でも楽しむことができます。パッケージもかわいらしく、パンと一緒に手土産にもGOOD!

・フレッシュ野菜がたっぷり!ヘルシーサンドイッチ

『小さな食パンで作ったサンドイッチ』356円

オープン時からある定番のサンドイッチ。中身はレタス・ニンジンラペ・オニオン・ベーコン・チーズがサンドされています。ニンジンラペ以外はほとんど味付けがされていないので、素材そのものの味を楽しめます。ニンジンラペの程よい酸味と粒マスタードが香ばしいベーコンにとてもよく合い、それを包み込むたっぷりのフレッシュな野菜とふわふわのこだわり食パンのバランスが◎!一口食べると思わず笑顔になる一品で人気なのもうなずけます。

・木・金曜限定のお得な『パンプレート』

『パンプレート』715円

木・金曜限定の『パンプレート』は、本日のオススメパン3~4種類・野菜・惣菜がワンプレートになっています。パンはオーブンで温め直してくれるのもうれしいポイント。10:00の開店から注文は可能ですが、ラストオーダーは14:30まで。
取材日は『小さな食パン(レーズン)』『天然酵母のカンパーニュ』『枝豆ベーコンフランス』『天然酵母スコーン(チョコ)』、グリルしたカボチャとズッキーニ、オムレツ、ニンジンラペ、生野菜のサラダでした。味はもちろんのことボリュームたっぷりで大満足。食べ切れないパンは持ち帰りも可能です!

シンプルだけど毎日食べても飽きないパンにたくさん出合える「喫茶ヒツジ」。一度食べると何度も足を運びたくなること間違いなし!焼きたてのパンの香りに包まれながら、のんびりとおいしいパンと本格的なコーヒーを楽しんでみませんか?

■詳細情報

■DATA

喫茶ヒツジ

所在地
香川県高松市高松町2175-33 TAKAMATSU JAM4.5 1階
電話番号
087-880-1773
営業時間
10:00~17:00

【まんのう】自然豊かな「サニーサイドフィールズ」で味わう本格クラフトチョコ&コーヒー

「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」

2022年3月にグランドオープンした「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」は、まんのう町の田園地帯にポツンと現れるユニークな見た目の建物がインパクト大なお店。看板工場をリノベーションし、オシャレなスポットへと生まれ変わった店内では、自家焙煎のコーヒーやカカオ豆から作るチョコスイーツ、地元野菜のフードメニューなどが楽しめます。

オシャレ度が高く、どこを切り取ってもフォトジェニックな同店。青空の下、屋外のイスに座って土の匂いや風を感じつつ、ピクニック感覚でのんびりカフェタイムを過ごすことができます。

店舗から徒歩すぐの場所では、2頭のヤギ「アサヒ」と「ユウヒ」が飼育されています。同店から出る野菜の端材などを使用したエサやり体験も可能(無料)。人懐っこいヤギたちとぜひ触れ合ってみて。

店舗入り口横にあるビオトープは、汚れた水を微生物や植物の力を借りてキレイにし、水田へ循環させるという自然のろ過装置“バイオジオフィルター”でもあります。施設内ではこのような地球に優しい取り組みも行っていて、子どもから大人まで学べるスポットとなっています。

店内は屋外から地続きになっていて、土の温かみを感じられる地面と、陽光が差し込む明るい空間となっています。カカオ豆やコーヒーの香りが漂い、見て回るだけでも癒やされますよ。

自家焙煎カカオから作るクラフトチョコ

インドネシアから直輸入のカカオ豆を焙煎し、可能な限り無添加で作られるチョコスイーツたちは、ガラス越しに見える工房で製造されています。チョコレート職人の八十川恭一氏が手がける本格的なクラフトチョコレートを味わえ、店内で販売しているコーヒーとのペアリングも◎。

カウンターには、チョコができるまでの工程が書かれたボードやサンプル品が並べられていて、どのように作られているのか現物を見ながら学べるというのも興味深いポイントです。同店で使用しているカカオ豆やコーヒー豆は全て環境に配慮して栽培され、生産者の顔が見えるもの。また、売り上げは現地の農家を支える基金にもつながるとのことで、おいしくいただきながら生産者を支援できるシステムも素敵ですね。

バリエーション豊富なチョコスイーツも見逃せません!甘い香りのコーヒー豆をトッピングした『カカオフィナンシェ』(300円)や、ほんのりラム酒の風味がアクセントの『ケークショコラ』(300円)、ボリューミーな『ナッツたっぷりブラウニー』(450円)など、目移りする焼き菓子ばかり。

シンプルにチョコレートを味わいたい人には、インドネシア産のバリ、ゴーラ、アチェという、3種類のカカオそれぞれの風味の違いを楽しめる、円形タブレットシリーズ(各種2枚入320円)がおすすめ。

アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツなどにチョコをコーティングしたシリーズ(1,050円〜/1袋100g入り)は、ナッツ好きにはたまりません。ナッツをキャラメリゼし、香ばしさを出した後、たっぷりのチョコレートをかけた贅沢な一品です。

『ショコラバー』380円

看板商品『ショコラバー』は、グラノーラ、生チョコ、コーティングチョコ、それぞれ異なる食感を楽しめるのが特徴。シナモンの風味やナッツのコク、セミドライフルーツの爽やかさなど、口いっぱいに華やかな味が広がります。キャンディ風の包みがかわいいので、ギフトにもオススメ。

こだわりの自家焙煎コーヒー

チョコと同じくコーヒーにもこだわりが。インドネシアの農園から直接買い付けたスペシャルティコーヒーの生豆を自家焙煎しています。

『ドリップコーヒー』480円

イートイン、テイクアウトともに可能なドリンクメニューのコーヒーは、“本日の豆”を使用した『ドリップコーヒー』(480円) 、コク深くすっきりとした『アイスコーヒー』(400円)、極上エスプレッソとミルクのマリアージュ『カフェラテ』(430円)の3品。小学生以下の特別メニュー『こーひーぎゅうにゅう』(250円)も大人気だそう。

『コーヒードリップバッグ』各220円

豆の種類は3種類で、焙煎方法やブレンドによって10種類のバリエーションから購入可能です。ドリップバッグ、ディップバッグタイプの個包装(各220円)は、それぞれの風味に合わせて、「1日のはじまりに」や「ゆっくりでいいじゃない」などのタイトルが付けられているのもユニーク。パケ買いしたくなるデザインで手土産にもぴったりです。

チョコ詰め放題は必見!

“畑のチョコレート市場”と呼ばれる、詰め放題スタイルのチョコカウンターは必見!約14種類もあるいろいろなチョコレートを、1カップに詰められるだけ入れて、フタが閉まればOK。チョコ詰め放題は冬季限定ですが、夏場には自家製アイスクリームにトッピングができるパフェスタイルが楽しめますよ。アイスクリームも保存料、甘味料、着色料、香料などを使わない無添加。「体に優しく、おいしいアイス」を心がけています。

『畑のチョコレート市場 』1カップ1,350円

好きなものだけを詰めたり、全種類制覇したりと、自分だけのオリジナル詰め放題カップを作れるのが楽しいですね。オススメのチョコをいくつかご紹介します。

“さくさくショコラ”は、カカオ70%のビターチョコにサクサクのココナッツ、フィユティーヌの食感がいい組み合わせ。イチゴ版もぜひお試しあれ。

“ぽんかんミルクチョコ”は、ほんのりとした苦味と爽やかさが特徴の愛媛県産セミドライポンカンに、マイルドなミルクチョコを合わせることで調和が取れた一品。

“モカ”は、ショコラティエとコーヒー焙煎士が、チョコレートに合うコーヒー豆を厳選した一品。ミルクチョコの中に、サクサクプレーンクッキーの軽い食感とチュディワイン深煎りコーヒー豆の香ばしさをプラス。

“緑茶くるみ”は、風味豊かな愛媛県産緑茶と、黒糖コーティングしたクルミの香ばしさ&食感が良いバランス。

マスキングテープやペンは無料で使い放題なので、カップに個性を出したオリジナルデコレーションをして、大切な人へのギフトにしてみませんか?心のこもった手書きメッセージも良さそうですね。

地元野菜たっぷりのピザやカレーも

店内中央には切り株のような円形キッチンカウンターがあり、食事メニューを頂くことができます。イートイン、テイクアウトどちらもOK。

2023年10月にメニューをリニューアルし、地元まんのう町の野菜を使用した『たっぷりお野菜のパイピザ』(700円)、野菜の水分のみで作った『大豆ミートのキーマカレー』(850円)、『チョコレート職人チョコクロワッサン』(450円)の3種をスタンバイ。今後も新しいメニューに出合えるかも。

『たっぷりお野菜のパイピザ』700円

『たっぷりお野菜のパイピザ』は、まんのう町で採れた無農薬野菜が主役のサクサクパイ生地ピザ。旬の新鮮野菜を使用するので、どんな内容かは当日のお楽しみ。庭で育ったローズマリーやタイムなどのハーブを焼き上がりに添え、香りも豊かに。

『チョコレート職人チョコクロワッサン』450円

バターの風味がとても芳醇なクロワッサンは、表面サクッと中はしっとり食感。サンドされるチョコレートは、口溶けなめらかなガナッシュタイプ。ベリーを彷彿とさせるフルーティーな酸味が特徴で、カカオニブのコリコリとした食感もアクセント。クロワッサンにコーティングされたヒマワリオイル、バター、岩塩を合わせたソースが、チョコの甘さを引き締めます。

学べるイベントも!

コーヒーやチョコレート、料理の魅力を探求するワークショップ「あそびとまなびLABO(ラボ)」も不定期で開催中。子どもの自由研究や、大人の学び場としても注目のイベントです。

“玉ねぎ収穫体験&BBQたき火で語らナイト”や“昆虫ガイドツアー”など、まんのうの里山で自然も感じられるイベントも過去に行われています。クリスマスなどのシーズン行事もお見逃しなく!SNSや公式サイトでスケジュールをチェックしてみて。

ドライブスポットとしても非常に魅力的な同店。街中の喧騒から離れ、おいしいチョコスイーツに癒やされてみては?

■詳細情報

■DATA

SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)

所在地
香川県仲多度郡まんのう町長尾2237
電話番号
0877-89-6342
営業時間
平日/10:00〜16:00(LO15:30)
土日祝/10:00〜17:00(LO16:30)

【三木】たまご専門店「danran(ダンラン)」新鮮たまごのランチやスイーツが自慢

・たまご専門店「danran(ダンラン)」

さぬき三木ICから車で約5分の場所にあるたまご専門店「danran(ダンラン)」。四角いスタイリッシュな白い建物と、卵型の黄色い看板が目印です。南隣にある「東山産業」が運営するカフェで、自社一貫生産の卵を使ったランチやスイーツが味わえます。

「東山産業」では、良質な卵を作るため、ヒナの育成から開始し、飼料や飼育環境をトータルに管理しています。愛情たっぷりの卵をたくさんの人に味わってもらいたいという思いが、「danran」オープンのきっかけとなりました。

店内に一歩足を踏み入れると、養鶏場で採れた卵やテイクアウト用のスイーツが並ぶ物販コーナーがお迎え。

奥に併設されているカフェスペースは、大きな窓の外に自然豊かな風景が広がり、開放感のある空間です。席と席の間はゆとりがあり、ゆったりと過ごせますよ。

・土日祝限定!濃厚たまごの卵かけご飯

『danran卵かけご飯(スープ・黄身醤油付き)』605円
※提供は土日祝(10:00~16:00)

生卵と黄身醤油の2種を堪能できる卵好きにはたまらない贅沢な卵かけご飯は、黄身の味わいが濃厚な「オリーブEgg」を使用。このメニューのために作ったオリジナルの卵かけ醤油とともに提供される、こだわりの詰まった一品です。卵かけご飯を半分ほど楽しんだら、スープと薬味をご飯にかけて食べるのがdanran流。薬味の肉味噌は国産のそぼろを味噌でじっくり煮込み、アクセントにアーモンドを加えています。2度3度と楽しめる卵かけご飯をぜひご賞味あれ♪

・新鮮卵のスイーツで至福のカフェタイムを♪

『カスタードパンケーキ』858円

注文が入ってからメレンゲを泡立て、中温でじっくり焼き上げるのがふわふわの秘密。できたてをひと口頬ばると、ふわっシュワッと溶けていくような軽い食感で、思わず食べる手が止まらなくなるかも。同店で人気の『たまごシュークリーム』(200円)と同じカスタードクリームを生地に練り込んでいるので、そのまま食べてもほんのり甘さを感じます。ソースは卵の風味を感じるアングレーズソースと天然100%のカナダ産メープルシロップをスタンバイ。一枚一枚丁寧に焼き上げられたパンケーキを心ゆくまで堪能して。

『プリンパフェ(プレーン/いちご/珈琲ゼリー)』(プレーン)869円、(いちご/珈琲ゼリー)968

同店の『たまごプリン』(260円)が丸々一つ入った贅沢なパフェ。ラスクと焼きドーナツも味わえる盛りだくさんの一品です。一番のポイントは上に飾られた非売品の卵型クッキー。唯一プリンパフェでのみ味わうことができますが、年に一度開催されるイースターイベントで無料配布を行っているそう。Instagramでイベント情報のチェックを忘れずに。
→公式Instagramはこちら

『ミルクセーキ(HOT/ICE)』539円

『たまごプリン』と国産の牛乳をブレンダーでミックスしたミルクセーキ。ミルクセーキだけを飲みに訪れるお客さんもいるそうで、多くの人から愛されているドリンクです。ひと口飲むと、甘い風味が口いっぱいに広がり幸せな気分に。優しい甘さで子どもにもおすすめです。ほっと一息つきたいときにどうぞ。

・手土産にピッタリ!たまごシュークリーム

『たまごシュークリーム』(200円)

新鮮な卵の黄身をたっぷり使用し、卵本来の風味をしっかりと味わえる贅沢なカスタードクリームが魅力のこちら。シュー生地は時間がたってもサクッとした食感。中には10個、20個とまとめて購入するお客さんもいるほど、手土産やホームパーティーにぴったりの看板商品です。予約も可能なので、たくさん購入する際はお忘れなく。店頭で販売されている『トッピング生クリーム』(216円)と一緒に食べるのもおすすめ。生クリームは同店のロールケーキでも使用されていて、あまりのおいしさに生クリームだけ購入する人も。お気に入りの食べ方を探してみてくださいね。

「だんらんの中心にdanranの商品を届けたい」をコンセプトとした、たまご専門店「danran(ダンラン)」。愛情をたっぷり注いで生産された卵をじっくりと味わいながら、大切な人と楽しい団らんの時間を過ごして。

■詳細情報

■DATA

たまご専門店「danran(ダンラン)」

所在地
香川県木田郡三木町井上820-1
電話番号
087-814-3511
営業時間
10:00〜18:00(土日祝L.O.16:00、平日L.O.15:00)

【高松】「iam.(アイアム)」オシャレな空間でスイーツ&ドリンクを味わって

・シックなおしゃれカフェ「iam.(アイアム)」

南新町商店街にあったカフェ「iam.」が、2022年7月に丸亀町グリーン向かいの国道11号線沿いへ移転オープン。中心街だと駐車場が心配ですが、周辺には徒歩3分圏内のコインパーキングも多数あり、車でのアクセスも安心です。

比較的コンパクトなお店ですが、奥行きのある造りとなっています。どことなくかわいらしく、シンプルながらも洗練されたインテリア。イートインを利用する際はカウンターで先に注文するスタイルです。

1階奥と2階にはテーブル席があり、のんびりカフェタイムを過ごせますよ。友人同士やカップルでおしゃべりしながらスイーツを楽しむのもオススメです。

店舗中央には印象的な螺旋(らせん)階段が。1階席も落ち着けますが、2階席が空いていればぜひ上ってみて。大きな窓から見える街路樹に季節を感じながら、中心街を行き交う車や人々を眺めつつ、のんびりカフェタイムを過ごせますよ。

・魅惑のスイーツ!注目の生ケーキ

移転前のスイーツメニューは焼き菓子のみでしたが、リニューアルに伴い生ケーキも仲間入り。それに合わせてドリンクメニューも拡充。選択肢が増え、より魅力的になりました。北浜アリーに姉妹店「iam. with bread(アイアム ウィズ ブレッド)」もありますが、それぞれ異なるスイーツが提供されているのも注目ポイント。

『チーズケーキ』単品480円

絶妙な焼き加減のベイクドチーズケーキ。とてもなめらかでクリーミーな半熟感が特徴的です。濃厚なリッチテイストでありながら、クドくないのでペロッといただけます。

『ティラミス』単品530円

甘いものが苦手な人におすすめしたいのが『ティラミス』。フワッと軽いなめらかなマスカルポーネクリームに、エスプレッソのほろ苦さが良いバランス。

『シャインマスカット パンナコッタ』500円

旬のフルーツを使用したパンナコッタも要チェック。夏にはシャインマスカットが登場するなど、季節ごとに異なる組み合わせが楽しめますよ。

焼き菓子のオススメはコレ!

『カヌレ プレーン』120円

お茶菓子にぴったりのプチサイズのカヌレは、移転前からの定番商品。もっちり食感で程よい甘さがやみつきになりそう。プレーンのほかにチョコも選べます。

『アップルパイ』『マロンパイ』各260円

季節限定スイーツメニューの中で注目なのが『アップルパイ』と『マロンパイ』。

どちらも小ぶりでありながら、意外と食べ応えあるギッシリ感。表面パリッと、中はしっとりとしたパイ生地に、もったりとしたクレームダマンドのコクをプラス。リンゴは甘すぎずシャクっと食感のコンポート。栗は風味がしっかりと感じられる渋皮煮をまるごと1粒包んでいます。

『フィナンシェ』120円

フィナンシェもカヌレと同じくかわいらしいプチサイズ。スコーン1個と焼き菓子2個(120円の焼き菓子に限る)、指定ドリンクがセットになった『焼き菓子セット』(900円)でフィナンシェを選ぶのもアリ!

季節限定のドリンクメニュー

『コーヒーゼリーフロート』650円

ドリンクメニューは、コーヒー系や紅茶系のベーシックなものに加え、季節限定品も登場します。『コーヒーゼリーフロート』は、ミルクベースにコーヒーゼリーの食感とほろ苦さをプラス。バニラビーンズ入りのアイスが贅沢♪

『オレンジアイスティー』600円

フルーティーで爽やかな飲み心地のオレンジアイスティーは、輪切りオレンジとアールグレイがベストマッチ!『コーヒーゼリーフロート』と『オレンジアイスティー』は2023年冬ごろまで販売予定なので、気になったら早めに訪れて。

・ギフトにもってこいのアイテム

ドリンクメニューで提供されている紅茶「Brew Tea Co.」も販売されています。カラフルなパッケージはインテリアのアクセントにも。

イートインなら生ケーキがオススメですが、おうちカフェ用に焼き菓子をテイクアウトしてみては?アメリカ式のスコーンは食べ応えあるサイズで、ちょっとした手土産にもぴったり。

新しく仲間入りしたクッキーは6種類用意。組み合わせ自由な3個セットや6個セットは少しお得でありながら箱付きなのでギフトにオススメ。

こだわり素材で作られたシンプルデザインのホールケーキ(2,000円〜)も予約販売されています。BOXがかわいいので、バースデーやアニバーサリーにも喜ばれること間違いなし!店頭や電話、公式サイトから予約可能です。

➡︎公式HPはこちら

お店の雰囲気とシンクロするような、シンプルかつ洗練されたスイーツを「iam.(アイアム)」で味わってみませんか?サクッとテイクアウトもしやすいので、手土産として買うのもオススメです。

■詳細情報

■DATA

iam.(アイアム)

所在地
香川県高松市瓦町1-10-7
電話番号
087-802-1497
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)

【高松】「ブランジェリー ラ・ファミーユ」洋菓子店が手がけるこだわりベーカリー

・「ブランジェリー ラ・ファミーユ」

JR高松駅から車で約15分、県道155号線沿い「高松国際ホテル」の向かいに店を構える「ブランジェリー ラ・ファミーユ」。外観は淡いグリーンの壁が優しい雰囲気。『まっ黒チーズケーキ』や『黄金バウムクーヘン』で知られる「フランス菓子工房 ラ・ファミーユ」がプロデュースするベーカリーです。通勤や通学中に立ち寄る人も多く、8:00の開店直後は多くのお客さんでにぎわいます。近所に住む常連客も多く、2013年のオープンから老若男女問わずたくさんの人に愛されています。

店頭に置かれた看板にはその日のおすすめ商品が書かれているので要チェック。ドアを開くと明るくナチュラルな空間が広がり、陳列棚の上には常時80~100種類ものパンがズラリと並びます。この種類の多さは、“選ぶ楽しみを届けたい”というシェフの思いが込められています。来店のタイミングは、一番品ぞろえが多い10:00~11:30が狙い目。

店内には購入したパンをすぐに楽しめるイートインスペースが併設されています。東隣にある「ラ・ファミーユ高松本店」で購入したケーキも持ち込みOK。開放感のある大きな窓から外の景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。11:30~14:00はイートイン限定で『マルゲリータ/ジャーマンポテト』(ドリンクセット・594円/単品・495円)のピザランチが注文できます。ぜひランチタイムに利用してみて。

・人気NO.1は自慢の揚げたてカレーパン

『極旨カレーパン』238円

一年を通して絶大な人気を誇るのは『極旨カレーパン』。じっくり煮込んだスパイシーな自家製カレーの中には国産の牛肉がたっぷり入っています。一番の魅力はなんといっても揚げたての食感。外側はカリッ、中はアツアツのカレーで一度食べるとやみつきになること間違いなしです。

・洋菓子店の菓子パンはまるでスイーツ!?

『ふわもち生ドーナツ(シュガー・シナモンシュガー・きなこ)』各162円

2023年7月に新たに登場した“ふわもち生ドーナツシリーズ”は、ほおばった瞬間はふわふわ、中はもっちりとした食感が楽しめます。小麦粉にたっぷりと水分を含ませ、3日かけて熟成させた湯捏ね製法から“ふわもち”食感が生まれています。同店の人気商品『生ふらんすぱん』(281円)も同じ生地を使用。朝食用にもよし、おやつにもよしの一品です。

『ふわもちチョコ生ドーナツ(ピスタチオ・フランボワーズ・レモン)』各195円

ふっくらもっちりのドーナツ生地に、チョコレートをたっぷりコーティング。カラフルな見た目に乙女心がくすぐられます。自分で食べるのはもちろん、手土産にしても喜ばれますよ♪3種のフレーバーはぜひ全制覇を。

『生クリームあんぱん(粒あん・こしあん・かぼちゃ・甘栗・紅天使)』各216円

しっとりふわふわの生地に、生クリームと餡がたっぷり詰まっています。驚くほど軽い生クリームは、ケーキ店で使用しているものと同じ生クリームを使用。取材時は、なめらかな餡の中に栗の粒が入った甘栗餡。生クリームと餡の組み合わせが絶妙で、ほかの味も試してみたくなるおいしさです。季節によって登場する餡もあるので、チェックをお忘れなく♪

・期間限定ほっくりスイートポテト

『スイートポテト』281円

秋の訪れを知らせてくれる同店のスイートポテト。ほっくりとした食感とサツマイモ本来の優しい甘さが特徴です。口溶けはなめらかで、ひと口ほおばると口いっぱいにサツマイモの風味が広がります。販売期間は9月下旬から4月ごろまで。

・朝食はこれで決まり!こだわりの食パン

『マスカルポーネ食パン』410円

北海道産マスカルポーネと牛乳を贅沢に練り込んで焼き上げたリッチな食パン。まるでシフォンケーキのようになめらかな口当たりとチーズやミルクの風味が楽しめます。小麦粉は北海道産の「北の春」を使用。食パンの陳列棚には、小麦の全粒粉を使用したヘルシーな『グラハム食パン』(346円)や、北海道産小麦の「春よ恋」や「キタノカオリ」をブレンドした小麦粉を使った無添加の『ファミーユ食パン』(314円)など、バラエティ豊かな食パンが並んでいます。いろいろ食べて、自分のお気に入りの食パンを見つけてみて♪

洋菓子店ならではの技術を生かした魅惑のパンが並ぶ「ブランジェリー ラ・ファミーユ」。こだわりの詰まったパンは、食べる人を思わず笑顔に。食事にもおやつにも、パンが紡ぐ幸せなひとときを。

■詳細情報

■DATA

ブランジェリーラ・ファミーユ

所在地
香川県高松市木太町2193-7
電話番号
087-802-2230
営業時間
8:00〜17:30
カフェスペース/8:00〜17:00(ドリンクL.O.16:30)

【三豊】ショコラトリー「RACATI(ラカティ)」知る人ぞ知るBean to Bar専門店

・「RACATI(ラカティ)」

JR詫間駅から徒歩約10分、三豊鳥坂ICより車で15分のところにあるショコラトリー「RACATI(ラカティ)」。世界各国からカカオ豆を選別し、焙煎、製造まで全工程を一貫して行う「Bean to Bar」の専門店です。

「RACATI」を逆さから読むと「TICARA(チカラ)」。「食べる人の“力”をサポートできるようなチョコレートを作りたい」との思いで、カカオポリフェノールをはじめ、栄養素が豊富なカカオを使ったチョコレートづくりに取り組んでいます。

障害者雇用にも力を入れていて、裏方の作業スタッフとして活躍。一人ひとりの“力”や思いが重なり、パワーの詰まったチョコレートが、日々のもうひと踏ん張りしたいときに背中を押してくれます。

チョコレートや焼き菓子、生菓子の購入・持ち帰りはもちろん、カフェ利用もOK。テイクアウトもイートインも、入り口入ってすぐの注文カウンターでオーダーするスタイルです。

右隣は工房が併設されていて、作り手の顔が見えるのもうれしいポイント。

親会社でもある建設会社が手がけた店内は、木材のインテリアがナチュラルな雰囲気を醸し出すリラックス空間が広がっています。各席がゆとりを持って配置されているので、周りを気にせずのんびり過ごせそう。

のどかな町の風景を望む窓際の席はおひとりさまに人気。忙しい日々の合間にチョコレートをつまんで、手軽にパワーチャージをするのもいいですが、たまには自分の体調や気分に寄り添ってゆっくりカフェタイムを過ごすのもいいリフレッシュになりそうですね。

・世界各地の厳選カカオ×香川名産・和三盆

同店のチョコレートは、世界中から集めた各産地の個性を楽しんでほしいと、単一産地のカカオ豆のみで作る「シングルオリジン」にこだわっています。カカオ豆本来の力を最大限に引き出せるよう、産地ごとの香りや風味を生かして原材料はシンプルに。甘味に香川名産の和三盆を使うのもこだわりです。和三盆は甘みの輪郭がしっかりしているので、カカオの風味に負けず、コクを引き出してくれるのだそう。

スタイリッシュなパッケージで思わず手に取りたくなるタブレット(板チョコ)は、常時8〜9種をスタンバイ。それぞれの産地や味わいの特徴が表示されていて、試食しながら自分好みの一枚を見つけることができます。チョコレートを知り尽くしたクラフトマンがいるので、どれにするか迷ったら声をかけてみて。

『the BAR Setouchi Lemon』2,500円

カカオ含有率が70%以上のハイカカオチョコレートを多数スタンバイ。抗酸化作用のあるポリフェノールをたっぷり含んだハイカカオは、美容や健康に関心のある人に注目されています。1日25g程度(4〜5ブロック)を目安に、毎日少しずつ食べるのがおすすめとのこと。自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうですね。

タブレットの中で観光客に人気なのが『the BAR Setouchi Lemon』。苦味と酸味のバランスが良いコロンビア産カカオをベースに、三豊市仁尾町で作られたノンワックスの瀬戸内レモンを贅沢に使用しています。

完熟した瀬戸内レモンはえぐみが少なく、まろやかな酸味が特徴。チョコが口の中で溶けた頃に、爽やかなレモンの風味がふわっと香ります。心地よいレモンの余韻をじっくり味わって。

・“一度食べれば虜(とりこ)になる”専門店が作るカカオスイーツ

『ミニ・テリーヌ』450円、『the TERRINE』3,780円

スタッフのイチオシスイーツはテリーヌ。ベリーズ産カカオのチョコレートと和三盆、生クリームを使ったリッチな味わいが自慢です。

見た目は濃厚そのものですが、ベリーズ産のカカオは酸味があり、しつこくない甘さなのでパクパクスプーンが進みます。お酒との相性も抜群。「大切な人へのギフトは、これをあげたら間違いない」とリピートするお客さんも多いそう。

『キャラメルパウンド』500円

『キャラメルパウンド』はイートインでいただくのがおすすめ。程よく温めたパウンドケーキに、アイスクリームをトッピングして提供してもらえます。

香ばしいキャラメルが香るパウンドケーキはしっとりほろほろの口当たり。生地の中から溶け出したキャラメルソースが、生地とアイスと三位一体となって絶妙なマリアージュを奏でます。アイスの上に振りかけられたシナモンが、ちょっぴり大人なカフェスイーツに仕上げています。

自宅で楽しむ際は、電子レンジ500Wで30秒程度温めるとGOOD。アイスと紅茶を添えて、贅沢なおうち時間を満喫してみては?

・気軽に試せるチョコレートドリンクやソフトクリームも

『Hot Chocolate(左からWhite、Black)』650円

一息つきたいときは、ホットチョコレート×マシュマロで癒やしのひとときを。ガーナとベリーズ産のカカオをブレンドしたチョコレートがベースになっています。

「White」はふわふわに泡立てたフォームミルクに細かく削ったチョコをオン。マシュマロをディップして、溶かしながら味わえば口福感でいっぱいに。「Black」は昔ながらのミルクチョコレートを思わせる濃厚な一杯です。ドリンクはテイクアウトもOK。

『チョコレートソフトクリーム』500円

これを目当てにたびたび立ち寄るファンが多数いるという人気の『チョコレートソフトクリーム』。ガーナカカオを100%使用しています。「チョコレートなのに後味が爽やか…!?」と、良い意味で期待を裏切られる一品。砂糖は一切使っていませんが、チョコレートとミルクが程よい甘みとコクを引き出しています。ドライブの合間の休憩に、お一ついかが?

・併設の「エブリワンズサンドイッチ」も要チェック!

ランチタイムにも気軽に立ち寄ってほしいと、店内にサンドイッチ専門店「エブリワンズサンドイッチ」を併設しています。地元の人気店「スピッツベーカリー」のパンと、産地直送の新鮮野菜を使用したサンドイッチは鮮度抜群!

『B・L・T・E』(2個)660円

一番人気は『B・L・T・E』。ベーコン、レタス、トマト、目玉焼きがサンドされた王道のサンドイッチです。パン生地には粒マスタードとケチャップが塗ってあり、レタスには下味が付いているので、どこを食べてもおいしくいただけます。程よく焼かれたパンがカリッと歯切れよく、野菜のシャキシャキ感も相まって、食べ応え抜群!

しっかりお腹を満たしてくれるサンドイッチから、食後のデザートにいただきたいチョコスイーツまでそろう「RACTI」。ちょっぴり元気が欲しいときや誰かを笑顔にしたいとき、カカオの力に頼ってみては?

■詳細情報

■DATA

RACATI(ラカティ)/エブリワンズサンドイッチ

所在地
香川県三豊市詫間町詫間6781-1
電話番号
0875-83-6652
営業時間
10:00〜18:00

【高松】「choux小屋(シューゴヤ)」サクサクのクッキー生地とあふれんばかりのクリームに舌鼓♪

・「choux小屋(シューゴヤ)」

JR八栗駅から徒歩3分ほどのところにある「choux小屋(シューゴヤ)」。シュークリームをメインとしたフランス菓子を取り扱う、カフェスペースを備えたお店です。

かつては4畳半ほどの個室が連なる、建設省所有の独身寮だったこの建物。「新たな人の輪を生み出し、にぎわいの拠点になれば」との思いで地元不動産がリノベーションを手がけ、「TAKAMATSU JAM4.5」プロジェクトを発足。「choux小屋」のほかに、アクセサリーや洋服店などが入る、複合施設に生まれ変わりました。

店内は壁を取り払い、大規模にリノベーション。打ちっ放しコンクリートの無機質な雰囲気を生かしながら十分な席数を確保し、緑が生い茂るスタイリッシュな空間が広がっています。

店の目の前をことでん志度線が通り、窓際の席からはレトロな車体が走る様子を眺めることができますよ。

テラス席は、高松市のシンボル「屋島(やしま)」を望む特等席。屋島の麓には、古建築をテーマにした広大な野外博物館「四国村ミウゼアム」があり、車で7分ほどでアクセスできるので、観光のついでにも立ち寄りやすいスポットです。

・目にも美しい個性あふれるシュークリーム

自慢のシュークリームは常時6種類ほどがスタンバイ。定番の『シュー・サブレ』『シュー・ショコラ』『シュー・キャラメル』『シュー・お濃茶サブレ』のほか、季節限定商品も登場します。

店内で毎朝手作りするシュークリームは、芳醇なフランス産小麦香るサックサクのクッキー生地が特徴。1時間ほどかけて美しくまんまるに焼き上げられた生地は、中はふかふかで、あふれんばかりのクリームを包み込んでいます。

『シュー・サブレ』(テイクアウト)291円/(イートイン)297円

初めて訪れる人は、まずは『シュー・サブレ』を試してみて。一口頬ばると、ザクっとした生地の後に、たっぷりのクリームが流れ込んできて、思わず顔がほころぶおいしさです。

カスタードクリームは北海道産の生クリームと香川県産の小麦を使い、コクがありながらもくどくない、あっさりとした味わいに仕上げています。

『シュー・キャラメル』(テイクアウト)324円/(イートイン)330円

カスタードクリームの上に、ほろ苦いキャラメルソースとキャラメルクリームを絞り、キャラメリゼしたナッツをオン。コーヒーと一緒に味わいたい、甘さ控えめの大人のシュークリームです。

ちょこんとのった帽子をスプーン代わりにクリームをすくって、ちょっぴり背徳感を味わって。

『シュー・フレーズ』(テイクアウト)561円/(イートイン)572円
※12月〜3月ごろ限定

冬から春にかけての人気メニュー『シュー・フレーズ』は、この時期マストで食べたい一品。土台にたっぷりのカスタードクリームを絞り、香川県産イチゴ「さぬきひめ」の大粒をのせたら、仕上げに生クリームをぐるっと絞って完成。美しい曲線を描く生クリームに、ひょっこりイチゴが顔を出したビジュアルがなんともかわいらしいですね。

夏は桃やマンゴーなど、旬のフルーツを使ったものが登場するのでお楽しみに。

シュークリームは、電話または公式InstagramのDMで予約も可能。当日の取り置きは電話のみ受け付けています。➡︎公式Instagramはこちら

・手土産にぴったりの焼き菓子もいかが?

『ディアマン』(4枚入り)226円、(10枚入り)658円

大阪のフランス菓子店で修行を積み、地元香川にUターンしてきたという店主。「フランス菓子の魅力を広めたい」と、シュークリーム以外にも、ディアマンやフィナンシェなど、定番のフランス菓子を手作りしています。

『ディアマン』はプレーン、ショコラ、チョコチップの3種類を用意。一枚でも食べ応えが感じられる分厚い生地は、口に入れるとほろほろとほどけていき、小麦の芳醇な甘みが堪能できます。ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。

人気の焼き菓子を詰め合わせたギフトセットもあるので、店頭でチェックしてみて。

『ウィンナーコーヒー(HOT/ICE)』(テイクアウト)442円/(イートイン)451円

ドリンクメニューも豊富にスタンバイ。オリジナルのブレンドコーヒーや日替わりコーヒー、6種のティーメニューのほか、『温州みかんジュース』や『青森りんごジュース』など、子ども連れも楽しめるラインアップがそろいます。イートインの場合は、ワンドリンク制。こだわりのフランス菓子とのペアリングを楽しんで。

そばを走り抜ける電車のガタンゴトンという心地よい音に、立ち込める焼き菓子の甘い香り。五感をそっとくすぐる「choux小屋」で、洗練されたフランス菓子を手に、おいしいひとときを紡いでみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

choux小屋(シューゴヤ)

所在地
香川県高松市高松町2175-33
電話番号
080-4772-9810
営業時間
10:00〜17:00(完売次第閉店)
※イートインはL.O16:30

【高松】アイス専門店「アイスビストロヒライ」濃厚ふわとろソフトクリーム&パフェが絶品♪

・「アイスビストロヒライ」

商店街から少し外れた街中で、アイスクリームの専門店として県内外から人気の「アイスビストロヒライ」。一見アイス専門店には見えない和の趣あふれる店構えですが、アイスが描かれた暖簾(のれん)が目印です。

「食を通してすべての人たちを笑顔に」との思いで、県内や中国地方に20店舗以上の飲食店を展開する「平井料理システム」が運営する同店。さまざまなジャンルの飲食店で培ってきた技術と熱意をかけて一から作った濃厚ソフトクリームが自慢です。

店内は温かみのある木と無機質な素材や色合いが調和した和モダンな雰囲気。目の前で熟練のスタッフが丁寧に手絞りしたソフトクリームはカフェスペースではもちろん、テイクアウトして食べ歩きすることもできます。

コンセプトは“アイスが主役になれるお店”。アイス好きが集まり、年中アイスを楽しめるのが魅力です。

目の前のショーケースには、宝石のようにキラキラと輝くオリジナルスイーツがずらり。華やかな見た目で見る人も食べる人も魅了するチョコレートアイスや小ぶりなカップに入ったソフトクリームパフェは、おうちでも気軽にお店の味を食べられるとあって、ギフトや手土産にもおすすめです。

ショーケースを横切って店の奥に進むと、アンティークな家具に囲まれた落ち着いた雰囲気のカフェスペースがあります。休日は終日混み合っているため、ゆっくりカフェを楽しむなら平日の午前中を狙って訪れて。

・四国産牛乳100%の濃厚ソフトクリーム

『王様のソフトクリーム』500円

同店の看板スイーツは、シンプルな『王様のソフトクリーム』。香川県産の牛乳をメインに四国産の牛乳を100%使用し、“ソフトクリーム界のフェラーリ”とたたえられる一流の機械で丁寧に作ったこだわりあふれる逸品です。

その味わいは驚くほど濃厚。ミルクのコクと上品な風味が詰まったソフトクリームは、きめ細やかで舌の上にのせた瞬間すっと消えるような口溶けの良さが魅力です。濃厚なのに後味はスッキリとしていて、そのギャップに感動を覚えるはず。

ソフトクリームを引き立てるワッフルコーンもなんと手作りだそう。バターをたっぷり配合した特製のワッフル生地を、注文が入るたびにスタッフが一つひとつ丁寧に焼き上げます。ほんのり温かいワッフルコーンと冷たいソフトクリームの温度差もたまりません。

・インスタ映え間違いなしのソフトクリームパフェ

『キャラメルチーズ(Lサイズ)』980円

自慢のソフトクリームを使った“ソフトクリームパフェ”にも注目を!『キャラメルチーズ』や『ホワイトチョコと抹茶』(Lサイズ 950円)、『ピスタチオ』(Lサイズ 1,000円)などの5種類の定番メニューのほか、旬のフルーツを使った季節限定フレーバーも常時2~3種類ほど登場します。

甘党の心をわしづかみにする『キャラメルチーズ』は、濃厚なミルクソフトクリームとサクサクのクランブル、とろ~りミルキーなチーズムース、香ばしいクルミとアーモンドが一体となったこっくり甘い一品。ちょこんとのった甘さ控えめのチーズケーキが、味と見た目のアクセントになっています。

『栗のモンブラン』1,320円 ※提供は10月から10月末ごろまで

季節限定のパフェには、四国や瀬戸内海で採れた素材を使うのがこだわり。秋はブドウやイチジク、栗が主役のパフェが登場します。モンブランクリームが繊細に巻き上げられた『栗のモンブラン』はインスタ映え間違いなし!優しい味わいの栗の渋皮煮も手作りするほど、熱い思いが詰まっています。

このほか、1月はイチゴ、6月はサクランボ、7月はモモと、旬の味覚を同店自慢の『王様のソフトクリーム』と味わえる季節限定パフェ。ラインアップは公式Instagramをチェックして♪ ➡︎公式Instagramはこちら

・一口サイズの贅沢チョコアイス『ジェムアイス』

カカオ香るリッチなチョコレートで濃厚なミルクアイスをコーティングした『ジェムアイス』は手土産におすすめ。中のミルクアイスもコーティングチョコもフレーバーごとに異なり、全部で8種類がラインアップしています。

『ピスタチオ』120円

イタリア産のピスタチオをミルクアイスに混ぜ合わせた『ピスタチオ』は、ナッティな風味がカカオと調和した異素材のレイヤードが魅力。アイスが溶けるたびに広がる豊かな風味にうっとりすること間違いなしです。

四国産牛乳100%で作った濃厚ミルクアイスが自慢の「アイスビストロヒライ」。公式オンラインショップでは、『カップアイス』や『ジェムアイス』の詰め合わせなどを販売しているので、遠方の人は自宅でゆっくりと味わってみては。➡︎公式オンラインショップはこちら

■詳細情報

■DATA

アイスビストロヒライ

所在地
香川県高松市塩屋町5-4
電話番号
087-802-2990
営業時間
10:00〜19:00(L.O.18:30)

【善通寺】築100年の重要文化財併設「偕行社かふぇ」季節を感じるテラスで優雅なランチタイムを

・「偕行社(かいこうしゃ)かふぇ」

JR善通寺駅から徒歩5分ほど、市役所の裏にある「偕行社(かいこうしゃ)かふぇ」は、国の重要文化財「旧善通寺偕行社」に併設されたカフェです。

「偕行社」とは、明治時代に創立された陸軍将校の親睦や学術研究を目的とした団体の総称。 当時、将校たちの社交場が全国に建設され、その一つが1903年に完成した「旧善通寺偕行社」です。その歴史的価値や良好な保存状態から、2001年に国の重要文化財に指定されました。

2007年には保存修理工事により創建当時の状態に復元され、同時に建設された附属棟に、その魅力を日常に感じてもらいたいと、「偕行社かふぇ」がオープンしました。

天井が高く一面ガラス張りの店内は、光が満ちあふれ開放感たっぷり。手入れの行き届いた庭園を眺めながら思い思いの時間を過ごせます。4人用のテーブル席や、6人でもゆったりくつろげる席もあり人数やシーンに合わせて利用できます。

天気がいい日はテラス席がおすすめ。「旧善通寺偕行社」の佇まいを眺めながら、庭園に植えられた桜やモミジを楽しむことができます。四季折々の表情を感じられる風情満点のカフェタイムを過ごして。

・地元食材を使った日替わりランチに舌鼓

『日替わりランチ』1,200円

地元の食材を中心に考えられた栄養たっぷりなランチメニューが人気です。中でもおすすめは『日替わりランチ』。メインにサラダ、小鉢、スープ、ドリンクが付いて大満足の内容です。

取材日のメインは、チキン南蛮。下味をしっかり付けてカラリと揚げたモモ肉を自家製南蛮ソースにくぐらせたら、仕上げにタマネギの食感がたまらないタルタルソースをたんまりとオン!甘めの南蛮ソースと香味野菜がたっぷり入ったタルタルソースを絡めたら、ご飯が止まらないこと間違いなしです。

セットのスープや副菜も日替わりで、一品一品、シェフの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。取材日は菊菜の白和えときんぴらごぼう、野菜から出汁(だし)をとったコンソメスープでした。「苦手な野菜でもこうやって食べたらおいしいんだ!」そんな小さな発見や、食べやすさを考えられた作り手の思いやりが伝わってくる“プロが作る家庭料理”が並びます。

主食はライ麦パンか地元の名産品「ダイシモチ麦」がブレンドされたご飯から選ぶことができます。もち麦は、食物繊維が玄米の3倍、精白米の30倍ともいわれ、注目を集めているスーパーフードです。なんといってもその魅力はモチモチとした食感!白米の甘みと相まって、かめばかむほどに豊かな風味と食感が楽しめます。

「ダイシモチ麦」は気に入ったら店頭で購入することもできます。家族の健康のために自宅でもお店の味を再現してみては。

・シェフが本気で作った名物バーガー

『偕行社バーガー』950円

店名を背負った看板メニュー『偕行社バーガー』にも注目を。「肉肉しさを味わってほしい!」と、牛肉100%のパテで作った本格グルメバーガーです。粗挽きのパテの食感に負けないよう、バンズは特別にパン屋でオーダーしてしっかりとした食感に焼き上げてもらっているのだそう。かぶりつくとあふれる肉汁にライ麦が香ばしさをプラスしています。

味の決め手となるソースには隠し味に焼き肉ソースをしのばせているのがポイント。どこか懐かしい味わいに一口で虜(とりこ)になるのも納得です。

一部のランチメニューは、かわいらしいボックスに入れてテイクアウトすることもできます。周囲には真言宗善通寺派の総本山で、空海誕生の地としても名高い「善通寺」をはじめ、由緒ある観光スポットも点在しています。観光の途中に好きな場所を見つけて食べるのもいいですね。テイクアウト専用のお弁当もあるので、詳細は公式HPでチェックして。
➡︎公式HPはこちら

・甘党さんは注目!極上のスイーツ&ドリンク

『フレンチトースト』700円、『キャラメルラテ(HOT)』580円

自慢のスイーツをゆったりした空間で時間を気にせず味わえるのも同店の魅力です。中でも人気の『フレンチトースト』は、厚さ3cm超の食パンを丸亀市産の新鮮卵を使った卵液に浸し、スキレットでじっくり火入れをするので、まるでケーキのようにふんわりしっとり。

別添えのメイプルシロップがちょっぴり多めなのがうれしいポイントです。甘党さんはたっぷりとかけて極上のスイーツを思う存分召し上がれ。

『キャラメルラテ(HOT)』580円

庭園を眺めながらコーヒーをたしなむ時間もいいですね。季節に合わせてブレンドされたコーヒーでブレイクタイムはいかが?

『キャラメルラテ』は、特に女性に人気の一杯。口当たり滑らかなカフェオレにキャラメルソースを加えたらこんもりと生クリームをオン!さらに仕上げにもキャラメルソースをかけたフレーバーコーヒーです。

・もち麦を使ったご当地スイーツはお土産にぴったり

『ダイシモチ麦サブレ』(1個)185円

手土産におすすめなのが、同店オリジナルの『ダイシモチ麦サブレ』。小麦の代わりに地元名産の「ダイシモチ麦」を使っているのがポイント。アーモンドダイスとバターの風味たっぷりでダイシモチ麦の素朴な香りが人気の秘密です。

善通寺を訪れたお土産にはもちろん、結婚式の引き出物としても人気だそう。地元の味をちょっとだけお裾分けできるのがうれしいですよね。1個から購入可能で、6個以上はかわいらしい形をしたオリジナルボックスに入れてもらえますよ。

・ノスタルジーな世界を体感して

同店を訪れたら「旧善通寺偕行社」へ立ち寄って。結婚式やレセプションとして利用され、普段は一部を除く館内を無料で見学することができますよ。

アーチが連なった美しい廊下や、当時の華やかな社交場の雰囲気を感じる重厚なカーペットやシャンデリアなどの調度品は、どれも一見の価値ありです。

100年を超える歴史的建造物のレトロモダンな雰囲気が味わえる「偕行社かふぇ」。種類豊富なメニューや季節ごとに移ろいゆく庭園は、一度訪れただけではその魅力を味わい尽くすのは難しそう。自分だけの特等席を見つけて通ってみては。

■詳細情報

■DATA

偕行社(かいこうしゃ)かふぇ

所在地
香川県善通寺市文京町2-1-1
電話番号
0877-62-4906
営業時間
モーニング/8:30~11:00
ランチ/11:00~14:00
カフェ/14:00~17:00
ディナー(予約のみ)17:00~21:00

【高松】海の見える小さなお店「BAKERY Matsumoto」の絶品デニッシュはいかが?

・「BAKERY Matsumoto(ベーカリーマツモト)」

源平合戦の古戦場でもある檀ノ浦(だんのうら)から、屋島を周回する県道150号線沿い。穏やかな瀬戸内海を望める小高い場所に「BAKERY Matsumoto(ベーカリーマツモト)」はあります。納屋をリノベーションしたというお店は、瓦屋根や外壁などに昔の面影が感じられ、レトロ感漂うかわいらしい雰囲気。

お店の前には自転車用のバイクスタンドも。山と海、どちらも楽しめる屋島はドライブスポットとしてはもちろん、サイクリングやランニングのコースとしても人気が高く、朝食やランチがてら立ち寄る人も多いそうです。


工房が併設された店内は、ガラスのショーケースにパンがずらり。白とウッド調で統一されたナチュラルな空間が、主役であるパンを引き立てています。大きな窓からやわらかな朝日が差し込む時間帯は、パンがキラキラと照らされ、いっそう魅力的に。

・食への愛とアイデアが詰まったこだわりのパン

パン歴35年、ホテルのベーカリー部門での経験も持ち、念願の自身のお店を2017年にオープンさせた店主。一つひとつ丁寧に作り上げられるパンは、食パンからハード系、惣菜系、スイーツ系まで多種多様にわたり、平日は約40種類、土日には50種類ほどが入れ替わりで店頭に登場します。

「店主はパンに限らず食べることが大好きなんですよ」と奥さま。つい目移りしてしまうラインアップは、インプットされた豊富なアイデアから生まれているそう。そのため何度来ても飽きがこないとリピーター客も絶えません。取材時にも常連さんが「こんなパンあったっけ?」と早々に新商品を発見し購入する光景も。

『ロイヤルブレッド』1本660円、ハーフ330円

定番の食パンは3種。中でも人気の『ロイヤルブレッド』は4種の小麦をブレンドし、ハチミツとマスカルポーネチーズが練り込まれた山型食パン。少し甘めなのでそのまま食べても、トーストしてバターを塗ってもOK。おうちで好みの厚さにカットして、お気に入りの食べ方を見つけて。

その名の通り北海道産小麦「はるゆたか」を使用した『はるゆたか食パン』は小麦の香りをより感じられる、オーソドックスな角食パン。また「食パンは食べたいけど糖質が気になる」というお客さんの要望から生まれた『低糖質食パン』は、通常に比べて50%の糖質をカットしているそう(予約可)。そのほかの商品の中にも、こんなパンが食べたい!というお客さんの声をもとに生まれたものが数多くあるそうで、何にでも挑戦するオーナーの気概を感じます。

・オープン当時から不動の人気を誇る「デニッシュ」

『デニッシュ』1個300円〜

「BAKERY Matsumoto」といえば『デニッシュ』といっても過言ではないほど、オープン当時から看板メニューとして愛され続けているこちら。旬のフルーツや食材を使い、シーズンごとに約10種類ほど店頭に並びます。取材時はモンブランや鳴門金時、ナッツなど秋を感じる品ぞろえ。

宝石のようにきらびやかな見た目の『デニッシュ』は並ぶと圧巻。盛り付けにも手を抜かない店主のこだわりがうかがえます。子どもの手のひらほどある大きめサイズですが、上品さも兼ね備えた佇まいはまるでデニッシュ界のプリンセス…。
目にもおいしいキラキラ感で、手土産にしても喜ばれそうです。

『洋なしデニッシュ』330円

上質なバターの風味を感じる生地は「よつ葉バター」を織り込み、水分量の多いフルーツやクリームに合わせて、しっかりめに焼き上げているそう。端っこはサクッとした食感、具材がのった中心部分はしっとりとしていて、果物や素材の味とマッチしています。

スライスされた洋梨のコンポートがのった季節限定の『洋なしデニッシュ』は、ジューシーな果肉の甘さと、生地のバランスがGOOD!
これまで春にはイチゴ、夏にはマンゴーやパイン、ブドウなどが登場したそう。季節ごとに変わる味をコンプリートしてみては。

・素材も愛情も惜しみなく使われたパンにうっとり

『クロワッサン 』各270円〜
※左から時計回りにプレーン、ショコラ、ピスタチオ

サクサク、フワフワ、軽〜い食感の『クロワッサン』はバターの風味を感じるプレーンをはじめ3種。まるまる1枚板チョコが挟まれた「ショコラ」に、自家製のピスタチオクリームをサンドした「ピスタチオ」など、生地が軽いからこそできる濃厚なフレーバーが特徴です。口の周りが汚れるなんてことはこの時ばかりは忘れて、そのままかぶりついて。口いっぱいにほおばりながら楽しんでほしい一品です。

手前から『塩パン』160円、『塩あんぱん』『塩パン明太バター』各200円

塩パンブームの最中、お客さんからの要望で商品化された塩パンも今ではレギュラーメニュー。かんだ瞬間から分かるもっちり食感は一度食べるとやみつきになること間違いなし。バターと塩気のバランスが絶妙で、しっかりめの生地とあって腹持ちも良さそうです。程よい甘さの粒あんがずっしり入った『塩あんぱん』や、プチプチと粒感のある明太子がたっぷり入った『塩パン明太バター』もおすすめ。

『栗と黒豆のフランス』380円

ハード系が好きな人もご安心。カンパーニュやミニバゲットなども用意されています。栗と黒豆がゴロゴロ入った『栗と黒豆のフランス』はずっしり詰まった生地と、素材本来の自然な甘さを感じる優しい味わいがクセになります。

カットしたら断面に注目を!大きな栗と黒豆がこれでもかと練り込まれていて思わず笑みがこぼれそう。少しずつカットしてちびちび食べるのもよし、分厚く切って栗と黒豆を贅沢に堪能するのもよしですよ♪

“のんびりと末長く愛されるお店に”と、パン愛にあふれるオーナーと気さくな奥さまが二人三脚でスタートした屋島の小さなお店「BAKERY Matsumoto」。瀬戸内のように穏やかで温かい2人の人柄が、パンやお店の空気からも伝わります。
いつ来てもワクワクさせてくれる同店で、どれを食べようか悩むのもまた楽しい時間ですよ。

■詳細情報

■DATA

BAKERY Matsumoto(ベーカリーマツモト)

所在地
香川県高松市屋島東町46
電話番号
087-880-6800
営業時間
8:00〜15:00(売り切れ次第終了)
※イートインスペース、ドリンクの販売はありません

【高松】カフェ「ultrabakeshop&coffee」で天然酵母パンとこだわりコーヒーを

・「ultrabakeshop&coffee」

ことでん瓦町駅から西へ徒歩約4分。“トキワ街”の名でおなじみの高松常磐町商店街の中に「ultrabakeshop&coffee(ウルトラベイクショップ&コーヒー)」があります。白と木を基調としたナチュラルな雰囲気を醸(かも)し出す同店は、11:00のオープンと同時に自慢のパンを目当てに訪れる人や、カフェを楽しむお客さんでいつもにぎわっています。

シンプルを極めた店内はすっきりとしていて居心地抜群。壁際にはカウンター席もあり、一人でも周囲を気にせずゆっくりと食事が楽しめます。

同店の前身は、手仕事を大切にしてものづくりをする「ultrafactory(ウルトラファクトリー)」。ものづくりから食品にジャンルを広げ、天然酵母パンとネルドリップコーヒーが自慢のベーカリーカフェ「ウルトラベイクショップ&コーヒー」を2015年に開きました。

店内に入ってすぐ目の前にある陳列棚には、その日の朝焼き上げたばかりの30種類以上のパンがずらりと並び、お客さんを迎えます。ベーグルから惣菜パン、食パンまで幅広く、ランチやおやつとして買い求めるお客さんはもちろん、翌日の朝食用に複数買う人も少なくありません。

・ふっくらと風味豊かな天然酵母パン

同店で提供しているパンはすべて、ホシノ天然酵母や北海道産小麦粉「春よ恋」、てんさい糖などの体に優しい素材で作った天然酵母パン。天然酵母の中でも酸味が少なく優しい甘みがあるホシノ酵母は、「食べやすい」と老若男女問わず人気があります。

ドライイーストを使った一般的なパンよりも発酵に時間がかかりますが、ふっくらもっちりとした仕上がりは天然酵母の醍醐味。組み合わせる具材も一つひとつ手作りにこだわり、丁寧に毎朝焼き上げています。

『箱パン』各180円

手のひらサイズがかわいらしい『箱パン』は、手ごろな価格とバラエティーの豊富さが魅力。30種類以上あるラインアップの中からその時々で9種類ほどが厳選され、店頭に並びます。

しっとりモチモチの生地の中にはそれぞれのフレーバーのクリームや具がたっぷり!『豆乳クリーム』や『生チョコナッツ』『明太ポテトクリーム』など、甘い系から惣菜系まで幅広く取りそろえています。

『キーマカレー』250円

手作りの具材へのこだわりは『キーマカレー』のカレーにもうかがえます。その味わいはカレー専門店も顔負けの本格派。6~7種類のスパイスがブレンドされたカレーはちょっぴりスパイシーでコクが深く、肉もゴロゴロと入っていて食べ応え満点です。

『あんバターサンド』300円

『あんバターサンド』は、自家製の粒あんをバターで両側から挟むのが“ウルトラベイクショップ&コーヒー流”。温めるとベーグルの内側にバターがじゅわ~っと溶け出て、素朴な小麦の香りがより一層引き立ちます。

・こだわりの詰まったカフェメニューも充実

『週替わりプレート』1,300円

11:00~15:00(L.O.14:30)のカフェタイムには、週替わりパンがメインの『週替わりプレート』を用意しています。具だくさん系orポタージュ系の2種類から選べる「週替わりスープ」と塩グラノーラをトッピングした「塩グラサラダ」が付いて、野菜もしっかり摂れる充実の内容です。

取材日のパンは「ラタトゥイユとチェダーチーズのフォカッチャ」。「『週替わりプレート』を通してパンの食べ方を提案したい」と、このランチでしか味わえない限定のパンを特別に用意。口を大きく開けても入り切らないほどのボリュームが魅力です。

取材日のスープは「マッシュルームのポタージュ」が登場。キノコの香りが口いっぱいに広がる濃厚なポタージュスープは、一口飲んだだけで秋を感じさせるほど風味豊かに仕上がっています。まろやかな口当たりと味わいに、心を和ませて。

『ネルドリップコーヒー』450円

店名にもある通り、コーヒーにもこだわりが満載です。同店のすぐ近くにある自家焙煎コーヒー店「LIMA COFFEE(リマコーヒー)」で特別にブレンドしてもらった「ウルトラブレンド」を、ネルと呼ばれる布のフィルターを使って淹(い)れるのがポイント。角が取れた丸みのある味わいが体中に染み渡る優しい味わいが魅力です。

『エスプレッソトニック』550円

エスプレッソと柑橘フレーバーのトニックウォーターとライムを合わせた『エスプレッソトニック』は、心地よい苦味とシュワッと弾ける炭酸の泡が混じり合い、鼻から香りが抜ける爽やかな一杯です。コーヒーの苦味が少し苦手という人にも好評なんだそう。麗しい見た目も楽しみながら味わって♪

・手土産にうれしいオリジナルグラノーラも

『チョコレートグラノーラ』900円

オーガニックのオートミールを使用したグルテンフリーのグラノーラは、手土産におすすめ!ラインアップは『フルーツグラノーラ』『ナッツグラノーラ』『甘酒グラノーラ』『ハニージンジャーグラノーラ』(各1,000円)『塩グラノーラ』(800円)『チョコグラノーラ』の6種類もあり、ちょっぴり珍しいフレーバーにワクワクします。

ポリポリとおやつ感覚でそのまま食べたり、ヨーグルトに加えたりとアレンジしやすい『チョコレートグラノーラ』は、カカオテイストにココナッツファインとクランベリーをプラスした食感も楽しいフレーバー。甘さ控えめでビターなので、甘党意外の人も意外とはまってしまうかも!?

グラノーラや自家製の焼き菓子は、ギフトボックスに入れてもらうことも可能(別途箱代が必要)です。素材からこだわり手間暇かけて作ったお菓子は、喜んでもらえること間違いなし!予算や内容に応じてオーダーできるので、まずは気軽に相談してみて。

食べるワクワクと体にいいものを、自家製天然酵母パンを通じて日々届ける「ウルトラベイクショップ&コーヒー」。にぎわいあふれるトキワ街のベーカリーカフェで“心と体に優しいひととき”を過ごして。

■詳細情報

■DATA

ultrabakeshop&coffee(ウルトラベイクショップ&コーヒー)

所在地
香川県高松市常磐町1-5-7
電話番号
087-802-3848
営業時間
カフェ/11:00~15:00(L.O.14:30)
テイクアウト/11:00~18:00

【高松】紅茶専門店「エシュロンティーハウス高松」で味わうスイーツ&ムレスナティー

・「Echelon tea house(エシュロンティーハウス)高松」

「Echelon tea house(エシュロンティーハウス)高松」は高松市上天神町交差点の南西エリアにあります。空港通りにある「久本酒店」のすぐ近く、住宅街の中にポツンとあるマンションの1階が店舗になっていて、街中の喧騒を忘れてのんびりとティータイムを楽しめる穴場スポットです。

壁面に並べられた茶葉の缶がオシャレで印象的な店内。スリランカの高品質紅茶ブランド「MLESNA TEA(ムレスナティー)」を取り扱う専門店らしいインテリアです。

紅茶は常時130種類以上のフレーバーをスタンバイ。季節限定品も含めると約200種類という圧巻のバリエーション!中には抹茶アールグレイ、ライチ、レモンコーラティーなど、珍しいフレーバーを探すだけでも楽しめますよ。

専門店ならではの本格紅茶メニュー

『ティーフリー』1,100円

ムレスナティーは茶葉自体に渋みや苦みが少なく、フレーバー紅茶は天然香料を使用しているのが特徴。ブレンドではなく、スリランカ産のピュアセイロンティーというこだわりも注目のブランドです。

そんな高品質の紅茶を存分に楽しめるよう、同店ではすべてのメニューに『ティーフリー』という紅茶飲み放題スタイルが付いています(一部スイーツメニューは単品提供あり)。

130種類以上あるフレーバーティーやブラックティーの中から、店主オススメのフレーバーをランダムで味わえるため、紅茶好きにはたまらないサービスです。時間の許す限り、何杯でも楽しめるので自分のお気に入りの味を見つけて。

『アイスティーwithティーフリー』1,320円

アイスティーは気になる茶葉をリクエスト可能。人気の紅茶は白桃アールグレイ。桃の風味がフルーティーでスッキリ飲みやすいです。作り置きではなく、急冷させるできたてアイスティーなので風味はバツグン!

『ホットコンチネンタル ロイヤルミルクティーwithティーフリー』1,540円

ロイヤルミルクティーは、飲むスイーツと言っても過言ではないほどリッチな味わい。通常のホットティーに比べて10倍もの茶葉を贅沢に使用し、ミルクだけで抽出した密度の高さが魅力です。取材時のフレーバーは店主オススメのマロンパリ。豊かなマロンの風味に加え、キャラメルとメープルの甘い香りがアクセントになっています。

イチオシのスイーツはパンケーキ!

同店では、紅茶にベストマッチなスイーツも楽しめます。バウムクーヘン以外は単品でもオーダー可能ですが、プロが淹(い)れるおいしい紅茶とともに味わうと、おいしさ倍増ですよ♪

『ホットケーキセットwithティーフリー』2,090円(単品990円)

ホットケーキは同店イチオシのメニュー。国産小麦と洗双糖(せんそうとう)を使用した生地を専用の銅板でじっくり焼き上げ、表面はサクッと、中はしっとりフワッとした食感に仕上げています。厚みがあってボリューミー!キャラメルの紅茶から作った、ムレスナティーオリジナルのティーソースがよく合います。

『プリンセットwithティーフリー』1,600円(単品500円)

店舗で焼くプリンは、近年注目されているレトロ系。卵の凝固感はしっかりしつつもなめらかで、意外と食べ応えもあります。卵の風味が濃厚。キャラメルから香るアールグレイの風味がアクセント。

『スコーンセット』1,870円(単品770円)

紅茶のお供といえば外せないのがスコーン。本格的なイングリッシュタイプで、ちょうどいい具合に高く膨らんでいます。絶妙な焼き加減で外は香ばしく、中はしっとりふっくら。

スコーンに付けるティーソースは、8種類のベリーの茶葉を使用した『8(エイト)ベリーズ』、白桃フレーバーから生まれた『純白桃』、イチゴとジャスミンのフレーバー『オリエンタルバカンス』から選べます。それぞれ購入もできるので、気になった人は買ってみるのもいいでしょう。

『バウムセットwithティーフリー』1,760円

ムレスナティーの茶葉をふんだんに使用したバウムクーヘンは、『アールグレイ』と『完熟りんご』の2タイプあります。両方味わいたい欲ばりさんは、それぞれ2切れずつ盛り合わせた『アールグレイ&完熟りんご』を選んでみて。ブラックティーのお茶請けとしてもオススメですよ。

ギフトにオススメなアイテム

『キューブボックス(ティーバッグ11個入)』各918円

日本版ムレスナティーのキューブボックスは、フレーバーごとに異なるパッケージと側面に書かれたポエムが注目ポイント。高品質な茶葉と魅力的なフレーバー、インパクトのあるパッケージで相手の心をわしづかみにできるかも?!

キューブボックスのほかに、取っ手が付いたかわいいデザインの詰め合わせボックスなどもギフトにうってつけ。お誕生日用や手土産にいかが?

『カップ&ソーサー』1客4,400円

ムレスナティーオリジナルのカップ&ソーサーは全5色。ついつい全種類そろえたくなるカラフルさが魅力です。おうちカフェを楽しむ人にプレゼントしてみては?

同店では現在ランチメニューとしてホットサンドを2種類(チーズオムレツ、ソーセージエッグ)提供していますが、今後カレーも追加されるそう。香り高い高級紅茶とともにランチやスイーツも堪能して。

 

■詳細情報

■DATA

エシュロンティーハウス高松

所在地
香川県高松市上天神町807-1リオプラティーノ1階
電話番号
087-880-1763
営業時間
11:00〜19:00(L.O.18:00)