お土産・手土産

【琴平】「cafe 森と山」香川の“ええもん”を集めたこんぴらさん参道のセレクトカフェ

・「cafe 森と山」

古くから「こんぴらさん」の名で親しまれている海の神様「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の参道にある「cafe 森と山」。

「金刀比羅宮」は長い石段を登った先にあり、参道口から御本宮(ごほんぐう)まで実に785段、その先の奥社までとなると1,368段を数えます。

「cafe 森と山」はその参道の入り口付近にあり、長い道のりに備えパワーチャージに立ち寄る人や、参拝を終えてほっと一息つくお客さんでにぎわいます。

店内は「森の中でお食事」がコンセプトのナチュラルな空間。カウンター席もあり、1人でも立ち寄りやすいオープンな雰囲気です。

お隣は系列のセレクトショップ兼ペット預かり「ゲンのいえ」。オーナーは地元香川の魅力をコンパクトかつ最大限に伝えたいと、セレクトショップでは定番の土産物を、カフェでは香川の有名店のオリジナルメニューを提供しています。

うどん屋巡りに、小豆島観光に、こんぴらさん参拝に…そんな欲ばり観光プランの合間にも立ち寄れるスポットです。

・香川の有名店「チンパンジー」のカレー

『チンパンジーのカレーライス』800円 +『サラダ・スープセット』100円

種類豊富なオムライスとカレーで知られる県西部・観音寺市の洋食屋「チンパンジー」。オーナーもそのファンの1人で、縁あって大好きなカレーをここで提供できることに。

見た目はシンプルながら、味はスパイスがピリリと利いた本格派。タマネギやチキンがとろとろに溶けるまで煮込んであり、一口も残すまいとお皿を真っ白にするお客さんばかり。

オムレツやチキンカツ、唐揚げ(各200円)など、トッピングのバリエーションも豊富で、気分に合わせてオリジナルカレーを楽しめるのも旅のワクワク感を高めてくれます。

琴平の老舗「お肉の西山」の牛肉を使った自家製のビーフカレー(1,000円)や日替わりカレー(900円)もスタンバイ。食べるとパワーが出るカレーは、参拝の勝負飯にもぴったりですね。

・小豆島発祥「銀四郎」の手延べそうめん

『銀四郎手延べそうめん(オリーブ)』700円

さっぱりとしたランチを味わいたいときは、手延べそうめんが魅力的。「cafe 森と山」では、そうめんの名産地・小豆島(しょうどしま)創業の「銀四郎麺業」のそうめん3種(プレーン/オリーブ/黒胡麻)を提供しています。

取材日はかがわ県産品コンクール知事賞(最優秀賞)を受賞した「オリーブそうめん」をチョイス。小豆島産オリーブ果肉をふんだんに練り込んだ色鮮やかな麺はもちもちとした弾力がありながらも、喉越しは驚くほどツルツル。思わずもう一口かき込んで、その喉越しの良さを確かめたくなること間違いなしです。

オリーブの風味と生地に練り込まれた塩が小麦の甘みを引き立て、つゆにつけなくても十分なほど味わい深い一品。こんぴらさんから吹く風を感じながら、小豆島の逸品で涼を感じてみて。

・香川ならではのあん餅雑煮でほっと一息

『あんもち雑煮』500円〜

香川県ではあん餅が入った白みそのお雑煮が定番。味噌とあんこの甘じょっぱいハーモニーがなんとも絶妙な一品です。

同店では、こんぴらさんで6代続く「浪花堂餅店」のあん餅を採用しています。明治元年創業の老舗が作る昔ながらのお餅は、お正月に実家のこたつで食べた懐かしの味を思い出させてくれるかも。温かいお雑煮をいただきながら、いつかの思い出にほっこり浸ってみて。

・銘菓観音寺やテイクアウトドリンクも

『観音寺まんじゅうと高瀬一番茶セット(HOT/ICE)』500円

香川銘菓といえば県内外にファンを多数抱える「観音寺まんじゅう」が外せない逸品。地元では「観饅(かんまん)」の呼び名で愛され、定番土産でありながら、基本的には観音寺市でしか手に入らないレア度も人気の秘密です。

その味に惚れ込んだオーナーが直談判で交渉し、一般のカフェでは唯一ここ「cafe 森と山」のみに卸してもらっているそうです。

ほのかな甘い香りにまろやかな風味、しっとりとした黄味あんと洋風生地を合わせたおまんじゅう。しっとりだけど、ほろほろ。甘いけれど、どこか上品。そんな一瞬一瞬の変化を一口ずつゆっくりとかみしめたくなる繊細な味わいです。

銘菓のお供は香川県のお茶どころ・三豊市高瀬町で採れる高瀬茶。八十八夜に摘み取られる高級な一番茶のみを提供しています。程よい渋みとそれに負けないうま味、丸みのある甘さと優しい香りが、まんじゅうの余韻となんともリッチなマリアージュを奏でます。

『フロート(メロンソーダ)』500円、『果肉入りソーダ(グレープフルーツ)』450円

こんぴらさん散策のお供に気軽にテイクアウトできるドリンクも豊富にスタンバイ。お店の入り口が常に開かれていてオープンな雰囲気なので、ドリンク一杯の注文だけでも気軽に立ち寄れます。

朝は和朝食やトーストセット、夜はおつまみやアルコールドリンクなども取りそろえていて、地元の人が多く利用しているそう。琴平観光で近くに泊まる人は、その時間を狙ってローカルな雰囲気を味わうのもいいですね。

香川の“ええもん”をぎゅぎゅっとコンパクトにまとめた「cafe 森と山」。緑あふれるこんぴらさんの麓で、穏やかな香川時間を紡いでみては。

■詳細情報

■DATA

cafe 森と山

所在地
香川県仲多度郡琴平町959-4
電話番号
0877-89-6743
営業時間
モーニング/8:00〜11:00
ランチ・ドリンク/11:00〜19:30(L.O.18:30)

【高松】まるでパフェ!「川東クレープ本店」魅惑のクレープ&スイーツ

「川東クレープ本店」

「川東クレープ本店」は上福岡町交差点の北東、鰻料理店の裏手にあります。一見すると民家のような外観ですが、よく見ると川東のオシャレなロゴが至るところに散りばめられています。

インテリアはリノベーションを得意とする「ひだまり不動産」によるもの。和のエッセンスが感じられるオシャレな雰囲気です。

天気がいい日にはウッドデッキでクレープと一緒にドリンクはいかが?ドリンクは、木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のコーヒーや、果汁100%のジュース、自家製シロップを使用した杏、梅、生姜サイダーなど約10種類がそろいます。

駐車場も用意されているので、気兼ねなくゆっくり滞在できるのもうれしいですね。

ライブキッチンで魅せるパティシエ

「川東菓子店」は開業10年という節目の2022年12月、「川東クレープ」として生まれ変わりました。形は変わりながらも、中身はパティシエの技術が詰まった、本格的なケーキ風のクレープを堪能できます。

2020年にオープンした「川東クレープ ライオン通り店」でも同じクオリティのクレープが楽しめますが、季節限定メニューは本店でしか味わえません。

ケーキは、作ってからの鮮度が少しずつ落ちてくるという点を気にしていた店主。できたての狙った味を提供したいという思いが、クレープ店としてリスタートするきっかけになったそう。

フォトジェニックでおいしい!ハイレベルなクレープ

同店のクレープはボリュームたっぷり。まるでパフェのような華やかな見た目からは、元ケーキ店ならではの粋が感じられます。香り、食感の変化、全体のバランスが考え抜かれた丁寧な仕事ぶりで、スイーツ好きにも大満足間違いなしですよ。

クレープはガトーショコラ、プリン、生クリームなど、洋菓子の要素を色濃く表現したシリーズの“カワヒガシSPECIAL「GP-生」クレープ”、フルーツを楽しみたい人にオススメの季節感たっぷりなシリーズの“季節・果実を味わうクレープ”、チョコ、抹茶、ベリーなど、シンプルでありながらも食べ応えあるお手ごろシリーズの“気軽に楽しむenjoy!クレープ”の3グレード構成で、常時約10種類から選べます。

『頂クーレプリン』1,000円

カスタードプリンがのったクレープはインパクト大!ついつい写真を撮りたくなるビジュアルで、プリンはレトロ感のある少し固めな食感だから、意外と安定感があって食べやすいです。

以前からメニューにあるプリンクレープはプリンの種類が固定されていましたが、今後は好きなプリンの種類を選べるカスタマイズ方式に変わる予定。より自由度の高い自分好みのクレープを楽しめるようになりますね。

チョコクレープ生地は食べ応えのあるもっちり食感。中には甘さ控えめな純生クリームやチョコムース、チョコソース、カスタードクリーム、プルプルなパンナコッタ、サクサク食感のフィユティーヌ(焼きクレープフレーク)が仕込まれていて、食べ終わりまで飽きない仕掛けばかり。

『三味一体のりんごちゃん』1,000円

ソテーした山形県産の紅玉リンゴが主役の秋限定クレープ。季節限定メニューは毎年フルーツやアレンジが変わるので、来年は新たな味が楽しめるかも?

もっちりクレープの中はいろいろな香りが仕込まれています。爽やかな酸味が特徴的な紅玉リンゴのソテー、青リンゴムース、純生クリーム、カスタードクリームに、ビターテイストの本格キャラメルソースが引き締め役。プルプル食感のラム酒ゼリーが大人な余韻を残します。

クレープをオーダーすると、約6種類のクッキーから1枚、無料でプラスしてくれるサービスも。店主が神社好きということもあり、なんと開運クッキー仕様!取材時は好きなものを選べるスタイルでしたが、今後はサイコロを使い、運試しでどのクッキーが出るかゲーム感覚で楽しめるようになるそう。ちょっとした遊び心が楽しいですね♪

バターサンドやミルクレープも見逃せない!

『クレープ屋のミルクレープ 抹茶』500円

手土産にもぴったりなミルクレープも要チェックです。オススメは抹茶。風味豊かな宇治抹茶の清涼感に、コクのあるフランス産マロンクリームを合わせたメリハリがクセになるおいしさ。そのほかにチョコや季節限定品など、約3種がショーケースに並びます。

『頂ぷりん』抹茶300円・プレーン280円・チョコ300円

クレープのトッピングに使っているプリンは、持ち帰り用として購入も可能。濃厚でふるふるとした食感。安定のおいしさです。

『パワーバターサンド』ラムレーズン300円・ピスタチオ350円・カフェナッツ300円

一般的なバターサンドはクッキーでサンドしていますが、同店ではダクワーズ生地というのが特徴。クッキーよりも歯切れが良く、全体的なまとまり感もgood。

『ラムレーズン』(300円)はバター、ラムレーズン共に風味がしっかりで具だくさん。しっとりとしたダクワーズ生地とも相性バッチリです。

ピスタチオクリームとキルシュ漬けチェリーというフランス菓子の組み合わせをバターサンドにした人気の『ピスタチオ』(350円)は、ピスタチオのコクと風味に加え、チェリーの爽やかさと食感が絶妙です。

『カフェナッツ』(300円)は、クルミの香ばしさと、コーヒー風味がプラスされたバタークリームのビターテイストが大人味。ダクワーズ生地にもナッツが混ぜ込まれていて、存分にナッツ感を味わえる一品です。

自家製ジャム(550円〜)や、焼き菓子(130円〜)などパティシエならではの商品も。ギフトボックスに詰め合わせることもできますよ。

同店は高松市の中心街に「川東クレープライオン通り店」も展開しています。ライオン通り店は、12月に店名を「ジェニーピンククレープ(Jenny Pink Crape)」へと変更予定。店舗限定メニューも登場しますよ!

本店も店内を一部改装し、よりライブキッチン感を楽しめる雰囲気になる予定。両店とも今後の動きが見逃せませんね。

■詳細情報

■DATA

川東クレープ本店

所在地
香川県高松市観光町534-5
電話番号
087-802-3399
営業時間
10:00〜18:00(L.O.17:00)

【高松】「cafe Chai」で手作りランチやスイーツを♪木のぬくもりを感じる空間

・「cafe Chai(カフェ チャイ)」

「cafe Chai(カフェ チャイ)」は、東部運動公園の西、フットサル場側の出入り口付近にあるカフェ。モーニング、ランチ、スイーツを取りそろえ、2018年にオープンしてからたくさんの人に愛されています。店名の「Chai」は、オーナーの名前が由来。京都の製菓店や高松・大阪のカフェで経験を積み、小さい頃からの夢でもあったカフェをオープン。緑豊かな公園が目の前とあり、「揺れる木々や遊んでいる人、犬の散歩をしている人を店内から眺めながらゆっくりと過ごしてほしい」と話します。

店内に一歩足を踏み入れると、木の香りが広がりぬくもりあふれる雰囲気に包まれます。もともとは事務所だった建物をカフェに改装した空間は、木がふんだんに使われ、開放感のある大きな窓からは外の景色が楽しめます。座席の間はゆとりがあり、ゆったりとくつろげますよ。

テーブルやチェアもすべて木製。アンティーク品だけでなく、オーナーの父が製作されたものもあります。座席ごとにデザインが違う照明や、随所に飾られたドライフラワーや多肉・観葉植物などのインテリアがおしゃれな空間を演出しています。

・オーナー手作りのスイーツで贅沢なひとときを

『ファーブルトン(アイスクリーム付き)』1,100円

「ファーブルトン」とは、もっちりした生地にプルーンが入ったフランスの伝統菓子。あまり聞いたことのないメニューですがそれもそのはず、県内で提供しているお店はほとんどないのだそう。また、もともとは冷たいスイーツですが、こちらのファーブルトンは、温めて食べるのが好きなオーナーが生み出した同店オリジナル。アイスクリームと自家製ベリーソースとともに、幸せな口溶けを楽しんで。

『Chaiプレート』1,180円

オーナー手作りのケーキとアイスがそれぞれ2つずつと、おまかせミニデザートが一つになった、盛りだくさんなデザートプレート。ケーキは自分の好きな種類をショーケースから選ぶことができます。取材時は『完熟金柑と白ワインゼリーチーズケーキ』と『いちぢくのティラミス風ショートケーキ』。食べ切れるかな?と思いきや、スポンジも生クリームも軽くてふわふわなのでぺろりと完食できてしまいます。お皿にココアで描かれたオリジナルキャラクターは思わず写真を撮らずにはいられません♪

スイーツと一緒に味わいたいドリンクは、市内の「マタタビ珈琲豆店」から取り寄せるコーヒー。冷めても酸味が出にくいブレンドで、長時間滞在する人が多いChaiならではのセレクトです。

・自家製レモンジャムたっぷりのモーニング

『はちみつレモントースト(サラダ、ヨーグルト付き)』ドリンク代 + 350円

スイーツのイメージが強いChaiですが、モーニングとランチも好評です。モーニングメニューの中でも人気なのは『はちみつレモントースト』。甘酸っぱく爽やかな味わいの自家製レモンジャムが厚切りのパンの上にたっぷり塗られています。窓際の席だと、朝日を浴びてきらきらと輝くトーストにうっとり。すてきな一日のスタートを予感させてくれます。単品の『はちみつレモントースト』(アイスあり・650円/アイスなし・550円)は、モーニング(11:00まで)以外の時間でもオーダー可能。朝に間に合わなくても安心ですね♪

『南高梅のシロップ』980円
※売り切れ次第終了

同店の自家製ジャムとシロップには多くのファンが。特に和歌山県産の梅で作った梅シロップは水や炭酸で割るもよし、ヨーグルトなどにかけてもよしと大人気!夏から秋に販売されているので、ぜひ自宅でも楽しんでみて。

・旬の野菜を使ったヘルシーランチ

『ケークサレランチ』900円

フランス発祥の惣菜ケーキ・ケークサレと、サラダ、スープ、ポテト、ドリンクがセットになったランチ。地元産の旬の野菜とたっぷりのチーズを使用していて、ふんわりとした生地と野菜の食感が楽しい一品です。

ランチはほかにも『今週のパスタランチ』(1,150円)、『ミートドリアランチ』(1,150円)がありますよ♪テイクアウトも可能なので、公園で食べるのもおすすめ。

レジ横にはかわいらしいアイシングクッキーが並べられています。動物モチーフや、季節を感じるデザインに心がときめきます。ちょっとしたお礼やプチギフト、手土産にもぴったりです。新作は公式Instagramで投稿されるので、ぜひチェックしてみて♪
→公式Instagramはこちら

木がふんだんに使われた温かい雰囲気で、ついつい長居をしてしまう「cafe Chai」。窓からの景色を眺めながら、おいしいランチやスイーツを味わってみませんか?

■詳細情報

■DATA

cafe Chai

所在地
香川県高松市高松町1326-3
電話番号
087-816-7971
営業時間
9:00〜17:00

【まんのう】「十人十色」がオープン!個性あふれる“トイロのケーキ”や週1限定スイーツに注目♪

・「十人十色(じゅうにんといろ) まんのう店」

森と水のせせらぎに包まれる自然豊かなまんのう町。この町を南北に通る県道197号線沿いに、「十人十色(じゅうにんといろ) まんのう店」がオープンしました。中世ヨーロッパの街並みにありそうなレンガ造りのかわいらしい外観に、「おとぎ話に出てきそう!」と心躍ります。

この場所はもともと、地元客に70年以上愛され続けてきた和洋菓子店「西内花月堂」だったそう。多くのファンに惜しまれるも2023年7月に閉店。装いはそのままに、同年9月1日にパティスリー「十人十色」が誕生しました。

店名には「十人そろえば、十人の色。みんな違ってみんないい」という思いが。その思いを一点一点に込め、それぞれの素材の“色(魅力)”を大切にした個性あふれるスイーツを提供しています。

店内に入ると、正面には色とりどりのケーキ、右手にはチョコレート菓子が並ぶ2つのショーケースがあります。スイーツのほとんどを、渡仏経験のある有名シェフ・小宮京太郎氏が監修。常時10~15種類ほど並ぶケーキは個性豊かで、どれにするか悩む時間もお客さんの心を楽しませます。

店内の窓際には8席ほどのイートインスペースがあり、購入した商品をその場で味わうこともできます。レンガに囲まれ四方から暖かな陽の光に包み込まれる空間は、なんともフォトジェニック。どこを切り取ってもおしゃれな空間で、スイーツを手に非日常感を満喫してみては?

・五感がくすぐられる“トイロのケーキ”

『レインボーチーズケーキ』520円

同店のケーキは、見た目・味わい・食感、すべてにおいて個性があふれ、それぞれがまさに“十人十色の良さ”を持ちます。

特に、看板スイーツ『レインボーチーズケーキ』は要チェック。6色のチーズ層とクッキー生地からなる7色のチーズケーキは、すべて天然色素で色付けされているというから驚きです。クリームチーズだけでなく、サワークリームや生クリームを合わせることで、濃厚さと奥行きのある味わいを実現。甘さは控えめですが、満足感がしっかり感じられる一品です。

『といろロール』1,000円

同店のロールケーキは見た目は王道でも、食感が格別!フォークを入れた瞬間、シュワッという音が聞こえてきそうなほどエアリーな食感。舌に触れた瞬間、クリームと一緒にすっと溶けるような口溶けの良さが魅力で、“生地を楽しむロールケーキ”という一言に尽きます。数種類の純生クリームをブレンドしたクリームはコクも甘さも程よく、老若男女問わず食べやすいので手土産にもおすすめです。

・自分用やプチギフトに「割れチョコ」が人気!

『ザッハトルテ』500円

自社のチョコレート工場で作るチョコレートは、自分用にもプチギフトにも大人気!たっぷり250g入った徳用(1,200円)は手土産に、すぐに食べるならカップに入ったカップ売り(500円)がおすすめです。おいしさはオンラインショップを利用する全国のお客さんのお墨付き。遠方の人はオンラインショップを利用してみて。➡︎公式オンラインショップはこちら

チョコレートのラインアップはなんと40種類以上!その中から気まぐれで、常時5種類ほどカップ売りで提供しています。中でも『ザッハトルテ』が割れチョコファンに人気!

『ピスタチーキング』500円

ピスタチオとホワイトチョコを合わせた『ピスタチーキング』は、ローストピスタチオの香ばしさとカリッとした食感がアクセント。ミルキーなチョコとピスタチオのハーモニーを目でも舌でも楽しめます。

『クーベルティグレ』各350

自家製のチョコレートを贅沢に使ったフィナンシェ『クーベルティグレ』も見逃さないで♪ “ティグレ”とはフランス語で“トラ”という意味。チョコチップを生地に混ぜ合わせて表現したトラ柄のフィナンシェは、驚くほど香り豊かでしっとり。中央に注いだガナッシュがうっとりするような口溶けとリッチな味わいを演出します。

店舗では『フレーズ(ストロベリー)』『ネージュ(ホワイトチョコ)』『テノワール(アールグレイ)』『カフェ(コーヒー)』『キャラメル』『リッチエンカカオ(ハイカカオ72%)』の6種類がラインアップ。1個ずつ箱詰めされているので、プチギフトにもおすすめです。

『ギフトS』2,300円、『ギフトL』5,860円

贈答には箱詰めされたオリジナルギフトボックスがおすすめ。サイズは6個入りの『ギフトS』、12個入りの『ギフトM』(4,460円)、16個入りの『ギフトL』の3種類がスタンバイしているので、予算やシーンに合わせて選んでみてはいかが?

・テイクアウト専門店「十人十色 丸亀店」

まんのう店と同じくして、2023年9月1日にオープンした「十人十色 丸亀店」。JR丸亀駅から徒歩すぐ、「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」の目の前にあり、『ニューヨークロール』を販売するテイクアウト専門店です。

「丸亀店」の特徴は、平日限定でクリームとトッピングが選べる“オリジナルニューヨークロール”を目の前で作ってもらえるということ。「チョコ」「京きなこ小豆」といった5種類のトッピングと、「カスタード」「瀬戸内レモン」「いちごカスタード」といった5種類のクリームを好きなように組み合わせ、自分の好みのカスタマイズが楽しめます。

店内にはスイーツをお供にひと息つけるカウンター席の用意も。手土産やつかの間の休息に、ふらっと立ち寄ってみては?

・両店で購入可能!『ニューヨークロール』は手土産に◎

『ニューヨークロール』各420円

ニューヨークのベーカリー発祥といわれるハイブリッドスイーツ『ニューヨークロール』は、丸亀店・まんのう店共に販売しています。まんのう店では、週のどこかで1日だけ数量限定で販売しているので、公式Instagramで販売日をチェックしてから買いに訪れて。➡︎公式Instagramはこちら

『チョコクランチ』420円

『ニューヨークロール』とは、渦巻き状に焼き上げたデニッシュ生地にたっぷりのクリームを入れ、チョコレートなどでかわいらしくコーティングしたスイーツのこと。同店では、定番商品5種類に加え、季節限定商品もその時々で登場します。

人気No.1の『チョコクランチ』は、チョコとカスタードの王道コンビ。デニッシュを割ると、中からあふれんばかりのカスタードクリームが顔を出します。

『クリスマス』420円 ※提供は11月~12月25日

クリスマス時期限定の『ニューヨークロール』は、ホワイトチョコとカスタード、ドライイチゴを合わせた甘い一品。もみの木をイメージした愛らしいデザインはインスタ映えも狙えそう。

まんのう店の敷地内には、県内では珍しくスイーツバイキングが楽しめるバイキング形式のカフェ「2eat cafe(ツーイートカフェ)」と、ドライフルーツとナッツの専門店「3cent coin(スリーセントコイン)」もあり、食べて・遊んで・買い物をしてと、一日遊び尽くせそう。おとぎ話の世界にあなたも迷い込んでみては?

➡︎「2eat cafe」公式Instagramはこちら
➡︎「3cent coin」公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

十人十色(じゅうにんといろ) まんのう店

所在地
香川県仲多度郡まんのう町吉野846
電話番号
070-8926-5964
営業時間
10:00~19:00

■DATA

十人十色(じゅうにんといろ) 丸亀店

所在地
香川県丸亀市浜町47-1美術館通り京極102
電話番号
0877-35-8777
営業時間
11:00~19:00

【琴平】コーヒーとおかしと「アカボシ珈琲店」こんぴらさんの麓に根付くカヌレが噂の人気店

・「アカボシ珈琲店」

「こんぴらさん」の愛称で親しまれる「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の参道入り口付近に佇む「アカボシ珈琲店」。2012年にオープンして以来、参拝客の憩いの場として数多くのお客さんをもてなしてきた人気店です。

山の麓に建つ小屋に、涼しげな緑と赤い「AKABOSHI COFFEE」の看板。どこか異国の雰囲気や昭和情緒さえ感じさせるレトロな店構えは、映画のワンシーンに出てくるような懐かしさにあふれ、ふらりと立ち寄りたくなる魅力があります。

店内に入ると、心躍るアンティークなインテリアが並ぶ空間に「やっぱり素敵なお店だ」と確信。あちこちに揺れる緑に、おぼろげなランプの光、ワインレッド色のソファ。おしゃれという言葉で片付けるにはもったいない唯一無二の世界観に、席に着くやいなや、いつのまにか癒やされている自分に気付かされます。

ガラス張りの壁に面したカウンター席はおひとりさまの特等席。この空間と時間を独り占めしながら、テラスでのんびり談笑する人たちの姿をふと眺める、そんなありふれた一コマさえ非日常的なカフェタイムを演出してくれます。

・一途に作り続けてきた“カヌレ”という作品

店の看板商品は、10年ほど前からオーナーが作り続けてきたカヌレ。きっかけは、とある本で見かけたレシピが目に留まり、何げなく作ってみたんだそう。そこから自分の納得のいく味にたどり着くまで何度も何度もレシピを練り直し、今や県外からもファンが駆けつけるまでになりました。

「材料は惜しみなくいいものを使っています」とオーナー。特にカヌレの風味を左右するラム酒にこだわり、独自に数種のフランス産ラム酒をブレンドして配合していると言います。甘味には香川特産の高級砂糖・和三盆を使用しているのもポイント。芳醇な風味を邪魔しないほのかな甘みが、コクを引き出すのに一役買っています。

左から『ミニカヌレ』3個360円、『カヌレ ド ボルドー』1個320円

カヌレは大と小のサイズ違いをそろえ、フレーバーは潔く1種類のみ。「いろいろ挑戦はしましたが、やっぱりこれに勝るものはなくて。ファンの方のためにも一つのものにしっかり向き合いたいんです」と謙虚なオーナー。作りたてのおいしさを届けたいと当日焼きのみを販売しています。

自慢のカヌレは外側のカラメル層が「カリッ!」と音が鳴るほど食感良く作られていて、中は対象的にもちもち。生地を一晩しっかり寝かせ、低温で1時間ほどかけて焼き上げることで、しっとり食感を生み出しています。

『カヌレ ド ボルドー』は1個から、『ミニカヌレ』は3個から注文可能で、3個以上は1個120円でプラスできます。

箱売りもしていて、手土産に10箱以上買っていく人も少なくないとのこと!一度その味を覚えれば、虜(とりこ)になること間違いありません。

箱売りの価格は『カヌレ ド ボルドー』は6個2,180円、8個2,820円、『ミニカヌレ』は12個1,700円、18個2,420円です。※化粧箱と贈答袋を含む

・シュークリームも味の芸術品

『シューパリジャン』420円

カヌレと並んで、これなしで「アカボシ珈琲店」を語れないのがシュークリーム。雪がふんわり降り積もった帽子をちょこんとのせた、クリームたっぷりの一品です。

トップには香ばしいアーモンドをオン。パリパリの皮にザクザクのアーモンド、そんな贅沢な生地でクリームをすくって食べると思わず笑みがこぼれるおいしさです。

クリームは、生クリームとカスタード、そこに“とある隠し味”を入れているそう。しつこくない上品な甘さで、どこかフルーティーささえ感じられます。「最後の一口まで楽しんでいただけるよう計算を重ねました」とオーナー。コーヒーとの相性は言うまでもありません。

シュークリームもテイクアウト可能なので、忘れられない味をおうちでも堪能してみては。

・ドリンクは20種以上!四国をイメージしたご当地スムージーも

『AKABOSHI BLEND COFFEE』460円

ドリンクは20種以上がスタンバイ。『AKABOSHI BLEND COFFEE』はカヌレとシュークリームに合うように数種の豆をブレンド。深煎(い)りならではのコクを感じながらも後味はすっきりとしていて、こんぴらさんの石段を往復した後でもごくごく飲める一杯です。

豆やドリップバッグでの販売はしていないので、ここだけでしか味わえない特別感も味のアクセントに。

『アイスカフェショコラ』630円

アイスカフェショコラやアイスキャラメルオーレなど、スイートなドリンクも用意。甘党さんも気兼ねなく立ち寄って。

2023年夏から新発売されたスムージーは、四国の特産品をイメージした遊び心あふれるドリンク。

愛媛県はみかん、高知県はゆずの生産量全国一位を誇る名産地。香川県三豊市高瀬町では県内の8割のお茶が作られていて、それぞれの個性を引き出した3種のカラフルなスムージーを提供しています。

『AKABOSHI SMOOTHIE』(みかん)680円、(ゆずとはちみつ)650円、(抹茶)650円

フルーツスムージーは果実を丸ごとすりつぶしたフレッシュな一杯で、体の内側からリフレッシュできそう。さっぱりとしながらもスムージーならでは食感と飲み応えがあり、心地よく小腹を満たしてくれます。

抹茶スムージーはふくよかなお茶の香りとまろやかな苦みが口いっぱいに広がりますが、後味はすっきり。和三盆を使っているカヌレとの相性は、自分の舌で確かめてみて。

真摯な姿勢で一つひとつ丁寧に作り上げられたお菓子とドリンクがそろう「アカボシ珈琲店」。参拝後のカヌレやシュークリームをご褒美に、こんぴらさんを登るのもまた違った旅の楽しみ方かもしれませんね。

■詳細情報

■DATA

アカボシ珈琲店

所在地
香川県仲多度郡琴平町820-1
電話番号
0877-89-1830
営業時間
10:00~17:00
※参道は年末年始を除いて車の進入OK。店舗裏に駐車場あり。

【高松】「naka BAKERY」老若男女に愛される“やわらか”食感のパンに注目♪

・小鳥のマークが目印「naka  BAKERY(ナカベーカリー)」

ことでん八栗駅から徒歩8分。五剣山と屋島を望める高松市牟礼町の住宅街で、香ばしい小麦の香りを漂わせている「naka  BAKERY(ナカベーカリー)」。オーナーはパン激戦区の神戸の有名店で修行した後、香川が地元である奥さまとの結婚を機に移住。“子どもから大人、お年寄りまで安心して食べられる、地域に寄り添ったパン屋”をと2013年に小さなお店をオープンさせました。
当時周りは田んぼに囲まれ、それはのどかだったそう。今では地域から愛されるパン屋としてご近所さんはもちろん、近くで働く人や遠方からのお客さんでにぎわっています。

インテリアや外観は奥さまが監修。長い年月を経ても飽きのこないシンプルなお店づくりを目指したとのことで、こぢんまりとした店内は木製ラックや温かみのある照明でほっこり落ち着く空間となっています。
ちなみに「naka BAKERY」のシンボルでもある看板に大きく描かれたキュートな小鳥は、自宅で飼っていた文鳥がモデルとの豆知識もゲット。

平日は約50〜60種類のパンが入れ替わりで並び、週末の金・土曜は70種類もの商品が。季節によってもラインアップががらりと変わるので、訪れるたびに発見があります。
ランチタイムが一番混み合うということもあり、自然と惣菜系のパンが増えてきたとオーナー。パンと一緒におかずもたくさん食べられるよう考えられた、具材たっぷりの惣菜パンは食べ応えも抜群です。「だからパン屋にしては珍しく、朝は比較的ゆっくりしていますよ」とのことなので朝は狙い目かも♪

・やわらか食感の秘密は配合と自家製種にあり


パンはすべて、オープン時から守り続けている自家製のルヴァン種を使用。粘りの強い北海道産小麦と、粘りのゆるいフランス産小麦を商品ごとに配合を変えブレンドしています。
同店が目指す“老若男女誰でも食べやすいパン”がテーマなこともあり、ハード系をはじめ、どの商品もやわらかい食感が特長。子どもや年配のお客さんからも好評だそう。

取材時には隣の工房でちょうど食パン作りが行われていて、発酵を終えふっくらと膨らんだ生地たちは、一つずつ型の中に並べられオーブンへ。季節によって発酵のタイミングが変わるため「繊細すぎてまるで生き物のようです」と笑顔を見せるオーナー。生地の仕上がりは目と触感、舌で毎日確かめているそうで、丁寧な仕事ぶりが生地の味わいにブレがない秘訣なのかもしれません。

食パンはサンドイッチにも使われている定番人気の『屋島食パン』(1斤・345円)をはじめ、砂糖とバター不使用、パリッとした食感と小麦本来の香りが楽しめる『五剣山(ごけんざん)』や湯だね製法でもちもちと甘みのある『牟礼食パン』など地元愛あふれるネーミングのものも。

そのほかもち米と米麹で使った甘酒を配合した乳製品不使用の『甘酒食パン』、屋島食パンの生地に玄米を練り込んだ『玄米食パン』、さらにライ麦、大麦、黒米などが練り込まれた風味豊かな『七穀食パン』といった6種類もの食パンが。
『屋島食パン』以外は不定期に登場するので予約がベターです。

・食べ応え抜群、女子の“スキ”が詰まった惣菜パン

『大葉とクリームチーズのベーコンフランス』313円

女性ファンが多い同店。夏限定で販売したこちらは、女性客からの熱い要望で通年販売となったそう。厚切りベーコン、大葉、クリームチーズという合わないわけがない黄金トリオをフランスパン生地で巻いて焼き上げています。大葉は香りの高い新鮮なものだけを使うため、秋冬は大葉の具合を見て店頭に並ばないこともあるそう。事前にインスタグラムや電話で確認しておくと安心です。

『パンスイス』324円

しょっぱいものを食べたら次はデザート系が欲しくなるところ。通常はブリオッシュ生地にカスタードが入ったものを指しますが、同店の『パンスイス』はクロワッサン生地の中にカスタードクリームとアーモンドクリーム、さらに角切りリンゴとキャラメルチョコが入った「こ、こんなにいいんですか?」と思わず聞きたくなる贅沢なスイーツ仕立て。
サクサク、パリパリの生地にとろんとしたクリーム、シャクシャクとしたリンゴ…。さまざまな食感を楽しみながら甘〜い幸福感に包まれること間違いなしですよ。

『カシスオランジェ』313円

女性人気の高い『カシスオランジェ』は、ころんとかわいい丸型のフランスパン。オレンジピールを練り込んだ生地の中心にカシスソースとクリームチーズがたっぷり入り、カシスのコンフィチュールでおめかしされています。爽やかでほろ苦いオレンジの風味と、甘酸っぱいカシスが、濃厚なクリームチーズと相性抜群の一品。

『ポークパストラミと根菜のリュスティック』313円

パリッとしながらも生地はやわらかくしっとりとしたリュスティックに、甘辛く味付けされたゴボウやニンジン、レンコンなどの根菜とちょっぴりスパイシーなポークパストラミ、オーナーこだわりのモッツァレラチーズとゴーダチーズをミックスした特製チーズをたっぷりとサンド。パクリと一口でかぶりつけるのも、やわらかな生地ならでは。
具材は季節で変わり、夏はポークパストラミと瀬戸内レモンソースが並んでいたそう。次は何がくるのか楽しみですね。

『甘栗マカダミア』313円

秋から春先の暖かくなる季節まで登場予定の『甘栗マカダミア』は、フランスパンに甘栗とマカダミアナッツを混ぜ込んだ、優しい甘さのフランスパン。手のひらにちょこんと乗るサイズ感ですが、ごろごろと入った栗とナッツは小腹を満たすのにもピッタリ。おやつタイムにおすすめです。

また夏にはパンの価格に+100円でアイスクリームを挟んでくれるサービスも。店内のパンであればどんな商品でもOKで、スイーツ系はもちろん、過去には惣菜系のパンにアイスをサンドしてもらった猛者もいるそう。

・ギフトにピッタリなクッキーやコーヒーの販売も

店内にはスコーンやマフィンなどの焼き菓子のほか、レジ横には奥さまが作るアイシングクッキーも販売。ハロウィーンシーズンだった取材時はかわいらしいオバケやカボチャのクッキーが。クリスマスや桜の時季など季節に合わせてモチーフも変わるそうなので、会計前に要チェックを。個包装になっているので、ちょっとしたギフトとして配りやすいのもうれしいところです。

『naka BAKERYオリジナルブレンドコーヒー』は、同店のパンに合うよう香り高く、さっぱりとした風味が特長。おうちで淹(い)れて、テイクアウトしたパンと一緒にいただいちゃいましょう。

パンへのこだわりはもちろん、地域への愛にあふれる「naka BAKERY」。“個人店にしかできないことを”とお客さんの要望やトレンドを柔軟に取り入れるなど、ホスピタリティにあふれる同店で、季節のうつろいを感じるパンに出合いませんか?

入り口の隣にはイスが用意されたテラス席も。購入したパンをすぐに食べたい!という人はパンを手に駆け込んで。

■詳細情報

■DATA

naka BAKERY(ナカベーカリー)

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2977-1
電話番号
087-818-9033
営業時間
8:00〜17:00(なくなり次第終了)
※パンの予約、問い合わせは店頭または電話からのみ受け付け

【高松】「Kmaruru(クマルル)」オープン!くまをモチーフにしたケーキがインスタ映え♪

・「Kmaruru(クマルル)」

ことでん潟元(かたもと)駅から北へ徒歩約10分。さまざまなショップが立ち並ぶ高松市屋島西町の県道150号線沿いに、2023年8月4日「Kmaruru(クマルル)」がオープン!一軒家風のナチュラルな外観の建物と大きな看板が目印です。

オープンして間もないにも関わらず、11:30のオープンと同時にお客さんが何組も訪れるほどの人気店。土日はオープンを待ちわびるお客さんが20組ほど並ぶこともあるそうなので、平日が狙い目です。

生まれも育ちも香川県で、製菓学校卒業後も県内のケーキ店でパティシエをしていたという店主。「自分が作ったケーキを食べているお客さんの姿を、目の前で見てみたい」との思いから独立の夢が膨らみ、若くして自分の店を持つことに。

コンセプトは「ちょっとオシャレなおうちカフェ」。自慢のケーキはテイクアウトはもちろん、店内でゆっくりと味わうこともできます。

カフェスペースは、木目調の家具とオレンジ色の照明で統一されたぬくもりあふれる空間が魅力。それぞれのテーブルの上に生花を挿した小さな花瓶が飾られているのも、「落ち着いた時間を過ごしてほしい」という店主の思いやりから。混雑時以外はのんびりとお茶や会話を楽しめる居心地の良さに、時間を忘れてお茶を楽しむ年配のお客さんも少なくありません。

店主が考案した個室は、こぢんまりとした空間にほっと落ち着きます。ちょうど大人4人が入るほどの広さで、周囲を気にせず食事を楽しめるほか、少人数でちょっとしたお祝いをしたいときにもおすすめ。壁に設えた格子窓からは店主とアイコンタクトを交わすことができ、程よい距離感も居心地の良さの秘密です。

・乙女心くすぐるくまスイーツとお家スイーツ

看板スイーツは、小さい頃からくまが大好きだったという店主が一点ずつ丁寧に作り上げる、くまをモチーフにしたショートケーキです。フレーバーは、生クリームとチョコ生クリームの2種類がスタンバイ。どちらも、クリームの量と甘さのバランスにこだわり、老若男女問わず食べやすい味わいに仕上げています。

『くまショート』(イートイン)550円、(テイクアウト)540円

子どもに人気の『くまショート』は、ココアスポンジとチョコ生クリーム、さらにバナナを挟んだチョコバナナ味のショートケーキです。チョコとバナナは言わずと知れた黄金コンビ!熟したバナナの甘みとココア風味のあっさりしたクリームの組み合わせは、食べ進める手が止まらなくなるおいしさです。

『しろくまショート』(イートイン)550円、(テイクアウト)540円

ケーキの定番「ショートケーキ」も、店主の手にかかればかわいらしい『しろくまショート』に早変わり。2種類の純生クリームをブレンドすることで、程よくコクのある味わいに仕上げたり、市場から仕入れた新鮮なフルーツを使ったりと、シンプルだからこそ細かな部分にまでこだわり抜かれています。

『おうちシュー』各(イートイン)385円、(テイクアウト)375円

手土産には家の形をした『おうちシュー』も人気。少しハードな食感のシュー皮の中には、自家製のカスタードクリームと生クリームが両方入っていて、口の中で混ざり合ったときに甘いハーモニーを感じることができます。見た目のかわいらしさはもちろん、小ぶりなサイズ感と持ち運びのしやすさも魅力。お呼ばれのときに持ち寄れば、喜ばれること間違いなしです!

・自家製シロップのスカッシュが人気♪テイクアウトも

『いちごスカッシュ』(イートイン)495円、(テイクアウト)486円

カフェを利用する人にとって、ドリンクメニューも15種類以上と豊富に取りそろえているのもポイント!定番のコーヒーや紅茶のほか、パティシエの店主が手作りしたシロップを使ったスカッシュも2種類ほど用意しています。

完熟イチゴの風味を一杯の中に閉じ込めた『いちごスカッシュ』は、つぶつぶとした食感やほのかな酸味、とろっとした口当たりが特徴。まるで生のイチゴを潰してそのまま食べているかのような濃厚さで、シュワシュワのソーダと絶妙に調和します。

レモンの酸味がソーダと一緒にシュワっと弾ける『レモンスカッシュ』(イートイン 495円・テイクアウト 486円)もあるので、気分に合わせてチョイスして♪

『オレンジジュース』(イートイン)385円、(テイクアウト)378円

ドリンクは一部商品メニューを除いて、テイクアウトもOK!テイクアウトの場合は、店主が描いたオリジナルキャラクターのステッカーが貼られたキュートなカップに入って提供されます。小さい頃から絵のタッチがほとんど変わらず、描き続けているというこのくまさん。見ているだけで頬がゆるむようなやわらかいタッチからも、店主の温厚な人柄とくまへの愛情が伝わりますね。

・記念日にはホールケーキが大人気!

『チョコショートケーキ(5号)』3,240円~ ※2~3営業日前までに要予約

記念日や誕生日には、くまとフルーツでかわいらしく飾られたホールケーキでお祝いしてみては?ホールケーキは開店以来、毎日予約が入っているほど人気があります。クリームは生クリームorチョコ生クリームから選べ、フルーツの組み合わせも特注できるのがうれしいポイント。切り分けるのが苦手という人からは、『くまショート』や『しろくまショート』を好きに8カット組み合わせて一つのホールケーキに見立てた“なんちゃってホールケーキ”もおすすめです。

また、かわいらしさよりもフルーツをたっぷり食べたいという人のために『フルーツズコットタルト(6号)』(6,480円~)や『ズコットケーキ(5号)』(3,780円~)も。いずれも2~3営業日前までに予約が必要なので、店頭or電話or公式InstagramのDMからまずは問い合わせてみて。➡︎公式Instagramはこちら

一目見ただけで思わずシャッターを切りたくなるような、「かわいい!」と「おいしい!」が詰まった「Kmaruru」のケーキ。店主が心を込めて作った胸キュンスイーツたちに、忘れかけていた胸のときめきを取り戻してみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

Kmaruru(クマルル)

所在地
香川県高松市屋島西町1350-55
電話番号
087-802-7148
営業時間
11:30~17:30