こだわりコーヒー

【宇多津】「街角珈琲」こだわりコーヒーと王道ナポリタンをゆったり味わおう

・「街角珈琲(まちかどコーヒー)」

国道11号のマルナカ宇多津店の西側から細い道を北に入ってすぐ、ひっそりと佇む「街角珈琲(まちかどコーヒー)」。2023年11月にオープンしたこちらは、オーナー・白川さんの祖父が建てたという築50年の味わいある元倉庫を活用した古民家カフェです。

「せっかく立派な建物だからもったいないと思って」と、オーナーが祖父から受け継いだ倉庫を改装。梁(はり)や壁で古き良き雰囲気は残しながら、店内はスタイリッシュに変身しました。落ち着いた色合いで、窓からは自然の陽光が差し込みます。

グループ席とカウンター席があるので、家族や友人と訪れるもよし、1人でゆったり過ごすもよし。カウンター席では、オーナーとのおしゃべりも楽しめますよ。

オーナーの白川さんは、カフェを開く前はサラリーマンをしていたそう。定年退職後、お客さんと直接話す仕事をしたいと、同店をオープン。第2の人生をカフェのオーナーとして、新たな挑戦を満喫しています。そんな酸いも甘いも知り尽くした(?)オーナーとのおしゃべりを楽しみにしている常連さんも多く、人のぬくもりあふれる、優しい雰囲気のお店です。

・オリジナルブレンドコーヒーは外せない♪

『街角ブレンド珈琲』500円

同店の看板メニューでもあるこちらの「街角ブレンド珈琲」は、苦みと深みが絶妙でありながら、誰でも飲みやすい味のオリジナルブレンド。実は、このブレンドにたどり着くまでには相当な試行錯誤があったというオーナー渾身(こんしん)の一杯です。

コーヒーを注文したら、ウェッジウッドなど、有名メーカーのすてきなカップで提供されるのも魅力のポイント。心地いい空間と上質な器、こだわりの一杯に気分が上がります。どんなカップで提供されるかは、運ばれてくるまでのお楽しみ。

『トースト(ハムマヨ)』800円

10:00から14:00までの間は、コーヒーと一緒にモーニングメニューをいただけます。トーストのほかにホットサンドや朝カレーもあり、すべてコーヒー・サラダ・ヨーグルト付きのお得なセットです。+差額でコーヒー以外のドリンクを選ぶこともできますよ。

厚切り食パンにハムやマヨネーズ、チーズなどがのったボリューム満点なこちらのトーストは、朝から元気になれそうな一品。言わずもがな、コーヒーとの相性は◎ですよ♪

・ランチで大人気!昔懐かしいナポリタンや熱々カレードリア

『昔ながらの街角ナポリタン』900円

同店人気No.1のランチメニューはナポリタン。“昔ながら”という名の通り、喫茶店の王道で懐かしい味付けです。甘みのあるトマトソースとソーセージがポイント。ナポリタンといえばコレ!とうれしくなる、定番の期待を裏切らない味です。

『たっぷりチーズの焼きカレードリア』1,000円

しっかり濃厚なカレーとたっぷりのチーズで仕上げたこちらのドリアも、同店の人気メニュー。辛さはマイルドで、子どもからお年寄りまで万人受け間違いなし。アッツアツなので、食べる際にはやけどに気をつけて。

しっかりとご飯に絡んだカレーが◎。濃いめの味でボリュームもたっぷり。お腹いっぱい楽しめちゃいます♪

・デザートメニューも充実

『白玉だんご 3種盛り』800円

デザートメニューで大人気なのが、『白玉だんご』。一口サイズのプリプリもちもちだんごを、ゆでたての状態で味わえます。「3種盛り」とはだんごにかけるソースのことで、みたらし、あんこ、黒蜜きなこの中から自由に味変をしながらどうぞ。

おすすめはみたらしソース。甘じょっぱい味わいがクセになります。きなこ+あんこや、みたらし+きなこなど、自分でソースを組み合わせてアレンジできるのもいいですね。好みの味を探しながら、あまーいひとときをどうぞ。

飲食やカフェとは全く畑違いの仕事から第2の人生をスタートさせたオーナーの思いやこだわりがたくさん詰まった「街角珈琲(まちかどコーヒー)」。「少し忙し過ぎるくらいかな(笑)」とこぼすオーナーですが、それは同店がお客さんから愛されている証拠です。

気さくでおしゃべり好きなオーナーと、極上のコーヒー。魅力たっぷりな同店で、心温まる時間を過ごして。

※2025年3月下旬~4月ごろに料金改定予定。記事内の料金から変更される場合があります

■詳細情報

■DATA

街角珈琲(まちかどコーヒー)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町東分328
電話番号
0877-41-1077
営業時間
10:00~16:30

【高松】「fragrant(フレグラント)」で植物性の焼き菓子をお供にカフェタイムを♪ 

fragrant(フレグラント)

「fragrant(フレグラント)」は、植物性の焼き菓子のテイクアウトや、ドリンクメニューと一緒にイートインも楽しめるカフェ。2016年秋ごろからイベント出店などを開始し、2020年11月にことでん瓦町駅の東口から東へ徒歩約3分、ローソンの北隣にあるレンガ調のビルの2階に実店舗をオープンしました。

店名の由来は、植物のキンモクセイ(fragrant olive)から来ています。活動を開始したタイミングがキンモクセイの時期だったことや、どこかから香りが漂ってくるだけで少し気分が上がるキンモクセイようなお菓子を作れたらという思いを込めたそう。

イートイン可能な店内はガラス面が広く、開放感たっぷりで居心地のいい空間。ついつい長居したくなるカフェタイムを過ごせます。

同店のお菓子の特徴は、バター、卵、乳製品、白砂糖不使用の“植物性焼き菓子”という点。もともとレシピ本を見ては趣味としてお菓子作りを楽しんでいた店主。バターなどの乳製品や卵、砂糖がたっぷりの印象があるお菓子ですが、それらを使わずに植物性の食材だけで作られたお菓子の存在に衝撃を受け、のめり込んでいったのだそう。素材や植物性のこだわりだけでなく、風味も追求して丁寧に仕上げています。

クッキーはシンプルなものから変わり種まで10種類以上あり、どれを買おうかと選ぶ楽しみもあります。おやつとしてはもちろん、店主はお酒が好きということもあって、中にはワインに合うようなスパイスやハーブを使ったものも。焼き菓子に使う素材は、香川のオリジナルブランド小麦「さぬきの夢」や、特産品の和三盆、小豆島産の塩など、地元の素材が身近で手に入れば積極的に利用するようにしていると話します。

素材の風味を存分に味わえる焼き菓子

『アップルパイ』450円

円形のビジュアルが印象的な『アップルパイ』は、シナモンを利かせたサクサクホロホロ食感のクッキー生地がクセになる季節限定品。

リンゴはほんの少しだけ砂糖をプラスしてコンポートに。かすかに感じられる塩気がアクセントになり、素材そのものの風味を存分に味わえます。絶妙な煮具合と上品な甘さが◎。

『酒かすマーブルマフィン』430円

琴平町の歴史ある蔵元・丸尾本店の日本酒『悦凱陣(よろこびがいじん)』の酒かすが出回る毎年12月上旬から登場するのがこちらの『酒かすマーブルマフィン』。マフィン生地に練り込んだ酒かすはガツンと効いていながらも、どこかフルーティーで甘みを感じられる味わい。お酒好きにはもちろん、そうでない人にも食べてほしい一品。マーブル上に入っているココアクリームのビター感やコクもマッチしています。しっとりとした生地は見た目以上にボリューミー。半年ほど販売予定ですが、酒かすがなくなり次第終了です。

『バーチディダーマ』400円

『バーチディダーマ』は、アーモンドプードルを贅沢に使用したクッキーにココアクリームをサンドしたイタリアの伝統菓子。さぬきの夢や米油などでフレグラント流にアレンジしています。アーモンドの風味が豊かな生地は塩が引き締め役となり、ホロホロとして繊細な口溶けがたまらないテクスチャー。

『ホーリーバジルのクッキー』480円

フレグラントといえばコレ!という看板商品である『ホーリーバジルのクッキー』は、ミントのように爽やかな香りのホーリーバジルがアクセント。サクッとしつつ密度のある食べ応え。おつまみ系クッキーかと思いきや、意外にも上品な甘さでスイーツに仕上げられています。

カフェ利用におすすめのドリンク

植物性焼き菓子店を名乗っていますが、牛乳を使用したドリンク提供もしていて、お菓子・ドリンクともにイートインとテイクアウトが可能です。種類によっては豆乳に変更できたり、カフェインレスのドリンクも選べたり、好みのドリンクをどうぞ。

独学でお菓子作りを始める前はカフェ店員をしていた店主。イタリア製のエスプレッソマシン「ラ・マルゾッコ」で淹(い)れる『カフェラテ』(550円)や『エスプレッソトニック』(580円)、フランスを代表するティーメゾンの『クスミティー』(500円)、『いちごのソイスムージー』(680円)など、ドリンクも充実しています。

『カフェラテ』550円

ラテやアメリカーノなどエスプレッソ系のコーヒーは、東京・蔵前のコーヒーロースタリー「コフィノワ」によるシングルオリジンの浅煎(い)り豆を使用。ベリー系を彷彿(ほうふつ)とさせる華やかな風味が特徴です。ハンドドリップコーヒーのみ、同店のオリジナルブレンドも味わえます。ラテは豆乳も選べますが、コーヒーの風味がよく感じられる牛乳がおすすめだそう。

『チャイ ヴィーガン』550円

チャイは“スタンダード”“ヴィーガン”“ディカフェ(カフェインレス)”の3タイプがスタンバイ。“ヴィーガン”はハチミツが使えないのでアガペシロップの甘さがプラスされています。どれも豆乳で作られていてるのが特徴。

チャイ好きの店主が“ベストオブチャイ”と称するオーストラリアのブランド「PRANA CHAI(プラナチャイ)」は、ショウガやブラックペッパーなど、スパイスの風味が鮮烈に広がる華やかさが魅惑的なチャイです。

イートイン用の食器と同じものも販売されているので、実際に使用感を試して気に入ったら購入もOK。テイクアウトした焼き菓子を並べればおうちのカフェタイムがなんだか特別になりそう。

「fragrant(フレグラント)」は、シンプルな素材で味わい深い風味を追求した、バリエーション豊かな植物性焼き菓子が楽しめるお店。駅近で立ち寄りやすい立地でもあることから、デザートや晩酌のお供に持ち帰るもよし。電車の待ち時間をイートインスペースでドリンクを味わいながらゆったり過ごすもよし。思い思いの時間を過ごして。

■詳細情報

■DATA

fragrant(フレグラント)

所在地
香川県高松市塩上町2-9-22 植村ビル2階
営業時間
火・金曜/11:30〜18:00
土曜/10:00〜18:00
※不定期で月曜も15:00ごろから営業

【丸亀】「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」ボリューム満点のハンバーガーにかぶりついて♪

・「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」

国道438号沿い、丸亀市の飯野山のふもと近くにある「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」。2022年にオープンしたこちらでは、香川県産ブランド牛・オリーブ牛を使用したボリュームと迫力満点のオリジナルバーガーを楽しむことができます。

店内は木目調でシックな雰囲気。家族や友人はもちろん1人でゆったり過ごしたい人にもぴったりな温かみを感じる空間が広がります。

オープンキッチン型の店内では、鉄板でジュージューと焼かれる肉の良い香りや音に食欲がそそられること間違いなし。テーブルに運ばれるまでの待ち時間もワクワク感が高まります♪

店内の棚には、店主セレクトのコーヒー豆やコーヒーグッズがずらり。「ハンバーガーと同じくらいコーヒーも大好きなんです」と話す店主が、自らこだわって選んだものばかり。もちろん、コーヒーも店内でいただけますよ。

・バーガーだらけの楽しい店内

店内を見渡すと、所々にハンバーガーをモチーフにしたポスターやアイテムがディスプレイされていて、店主の“ハンバーガー愛”が伝わってきますね。

・ビッグなハンバーガーを大きな口で召し上がれ♪

『クレアーレバーガー』(ポテトセット)1,250円

人気ナンバーワンの『クレアーレバーガー』は、初めて同店を訪れた方には食べてほしい一品。オリーブ牛のパティのほか、オーソドックスなトマト、レタスなどの具材を、カリッと焼き上げたバンズで挟んでいます。2種類のチーズをブレンドした、濃ゆ~い自家製チーズソースが味の決め手♪

地産地消にこだわった食材選びが特徴でもある同店。香川県が誇るオリーブ牛を使っているのも「地元の食材の味をいろんな人に知ってほしい」という店主の思いから。オリーブ牛ならではの甘みやうま味をダイレクトに感じてもらいたいと、すべてのハンバーガーのパティにA4ランクのオリーブ牛を使っているというから何ともぜいたく!

バンズも、地元のパン屋に特注で作ってもらっているもの。それだけでなく、県産の「らりるれレタス」を使用したり、期間限定メニューで特産のアスパラガスを使ったりするなど、できる限り地物のエッセンスを加えるようにしているそう。

あまりの大きさに「どうやって食べよう?」と心配になってしまいますが、ご安心を。紙袋がついているので、ピンを外して袋に入れましょう。手で少しつぶすようにして持てば、程よくボリュームを抑えられますよ。

ハンバーガーといえば、大きな口でガブリとかぶりつくのが魅力。この際口元が汚れるのは気にせずに、ぜひ口いっぱいに頬張って。

『和風仕立ての大葉バーガー』(ランチセット)1,680円

季節に合わせて創意工夫を重ねた期間限定メニューも、お試しあれ。こちらはその名の通り、醤油(しょうゆ)と大葉のソース、大葉そのものを一緒にサンドした和洋折衷なハンバーガー。ボリュームはあれどサッパリといただくことができます。
そのほか、トマトをたっぷり使ったトマトバーガー、キノコだらけのキノコバーガーなど、季節の食材を取り入れて個性豊かなハンバーガーが楽しめるので、お気に入りバーガーを探すのもいいですね♪

そして意外な組み合わせかもしれませんが、店主も大好きなコーヒーとハンバーガー相性抜群!ジューシーな肉のうま味に、コーヒーの程よい苦み、渋みがマッチするそう。ドリンクをセットする際は、ぜひオーダーを。

・バーガーだけじゃないクレアーレの魅力♪

『オリーブ牛のキーマカレー』1,460円※ランチ限定5食

オリーブ牛をふんだんに使ったキーマカレーもいかが?こちらは、オリーブ牛の甘みを引き出すようにスパイスの配合が考えられていますが、辛さは控えめです。ランチ限定の5食なので、味わってみたい人は早めにオーダーを。

『クレームブリュレのシフォンサンド』640円

自家製ケーキもお見逃しなく。『クレームブリュレのシフォンサンド』は、甘さ控えめのコーヒー味のシフォンにあま~いカスタードとホイップをサンド。てっぺんをあぶってカラメル風に仕上げ、適度な苦みが甘さを引き立てます。コーヒーとの相性もバッチリですよ♪

『カフェラテ』650円

実は、店主は宇多津町にある「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」で修行していたそう。そんな店主が一杯一杯丁寧に仕上げてくれるラテアートも、同店のひそかなおすすめポイント。タイミングによって出合えるいろんなアートをお楽しみに。

食事だけでなく、カフェとしての利用ももちろん可能です。午後のひとときを、自家製スイーツとオリジナルブレンドのコーヒーでゆったり過ごしてくださいね。

「クレアーレ」はイタリア語で“創造”という意味。「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」では、ハンバーガーとコーヒー、そして香川愛にあふれたこだわりメニューが日々“創造”されています。満足度◎なハンバーガーでランチや早めの夕食を楽しんだり、自家製スイーツやスペシャルティコーヒーでのんびりカフェタイムを過ごしたり、思い思いの時間をどうぞ。

■詳細情報

■DATA

Cafe Creare(カフェ クレアーレ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元148-10
電話番号
0877-89-6290
営業時間
月・水・木曜/9:00~18:00(L.O.17:30)
金~日曜/9:00~19:00(L.O.18:00)

【高松】「ミツル菓子店」の焼き菓子は無添加で素材の風味しっかり♪カフェ利用もOK

「ミツル菓子店」

2024年9月30日にオープンした「ミツル菓子店」は、ことでん八栗駅から徒歩約7分、R11牟礼交差点のすぐ北側、「牟礼ぐらしMall」と呼ばれる4軒続きの店舗の右から2番目にあります。

ヨーロッパのカフェに迷い込んだかのような洗練された店内には、高松市庵治町のアンティークショップ「 dodo(ドド)」で買いそろえた家具が並びます。世界観にマッチしたドライフラワーは、木太町の花屋「soeur chi-ko(スゥールチーコ)」によるもの。味のある店内の壁は店主自らDIYで仕上げたそうで、落ち着いた空間になっています。


クッキーを中心とする焼き菓子類は、自分用はもちろんギフトにもピッタリ。今後ケーキなども登場するかも?

素材の風味をしっかり感じる無添加クッキー

同店のお菓子やドリンクのすべては、オーガニック、グルテンフリー、無添加の体に優しい素材ばかり。カロテンや不飽和脂肪酸を含むニュージーランド産のグラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛のミルクから作られたバター)、無農薬の米粉、カフェインレスのオーガニックコーヒー豆など、店主が選び抜いたこだわり品は、味も香りも妥協を許しません。

手前から時計回りに『米粉クッキー バター/有機シナモン/有機抹茶/チョコ』各280円

米粉クッキーシリーズは、いずれもニュージーランド産グラスフェッドバターによる口溶けの良さとコク、ココナッツシュガーの優しい甘さ、無農薬の米粉の繊細なホロホロ食感が特徴。

中でも“バター”はキャラメリゼしたような香ばしさとコクがしっかり感じられ、シンプルながらも1番素材の良さを感じられる一品です。そのほか、シナモン特有のスパイシーな香りを楽しめ、かつ上品にまとめられた“有機シナモン”や、コクのあるベースのクッキー生地にカカオパウダーをプラスし、ビター感をしっかり利かせた“チョコ”、街角のお茶屋さんから香ってくる鮮度の高い茶葉のような、鼻に抜ける香りがとても上品で力強い“有機抹茶”など、どれも素材の良さを生かしたものばり。

『米粉クッキー 有機アーモンド  2個入 バター/チョコ』各320円

米粉クッキーの“バター”と“チョコ”をベースに、有機アーモンドをプラスした『米粉クッキー 有機アーモンド』は、粗めにカットされた有機アーモンドの滋味深い風味と食感がアクセント。

『バターサンド バター/チョコ』各320円

米粉クッキーにグラスフェッドバター使用のバタークリームをサンドした『バターサンド』は贅沢な一品。バターが溶けると食感や風味が変わってくるので、冷やした状態で食べるのがオススメ。繊細なクッキーとバターが口の中でスッと溶ける儚(はかな)さがたまりません。

クッキーは『米粉クッキー バター/チョコ』と共通のもの。取材時は丸い形でしたが、現在は長方形に変更されています。味や値段は変わりません。

『パウンドケーキ』価格未定(※2024年12月17日時点)

クッキーだけでなく、パウンドケーキやガトーショコラなども今後登場予定。味に妥協を許さない店主による焼き菓子の数々に期待が膨らみますね。

オーガニックのドリンクでまったりカフェタイム

『オーガニックコーヒー』520円

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶、ストレートジュースなどがあり、すべてオーガニックでカフェインレス。『オーガニックコーヒー』は、ホット・アイスともに中深煎(い)りの豆を使用。ウォータープロセスでカフェインを取り除いた豆ですが、言われないと気づかないぐらい上品で違和感のないコーヒーです。

『バターコーヒー』660円

『オーガニックコーヒー』に、グラスフェッドバターを10g以上入れた『バターコーヒー』は、バターの深みを感じつつも、重さのないすっきりとした味わい。同店ではコーヒー・紅茶用のミルクがない代わりに、ミルク派の人は『バターコーヒー』を選んでみて。ドリンク類はすべて同じ値段でテイクアウトOK。

「ミツル菓子店」は、厳選された無添加の素材をはじめ、味や風味などこだわり抜いた焼き菓子が魅力のお店。食べ終わるのがもったいなく感じるほど、手間を惜しまず作られたスイーツは今もなお進化と変化を続けています。営業日はインスタグラムのカレンダーをチェックして訪れて。
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

ミツル菓子店

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2158牟礼ぐらしMall C
営業時間
11:00〜17:00(変動あり)
問い合わせはインスタグラムのDMから

【高松】「四国珈琲」創業59年の老舗が提供する自家焙煎のコーヒーで至福のひとときを

・地元で愛される老舗「四国珈琲」

「四国珈琲」は、ことでん木太東口駅から徒歩約5分、高松中央ICから車で約5分。車の行き来が多い長尾街道沿いに面していて、アクセスがしやすいとあって県外から訪れる人も多いそう。真っ白い壁に大きく書かれた“SHIKOKU COFFEE”という文字がおしゃれで、車窓からでも目を引きます。

2024年で創業59年となる「四国珈琲」はオーナーの祖父の代から続く老舗。現在は三代目の河田さんがオーナーを務め、もともとのコーヒー豆卸売専門店としてだけでなく、店舗を利用したカフェやキッチンカーでのイベント出店、ギフト用のオリジナルドリップバッグコーヒー販売など、幅広く展開しています。古くからの常連客も多く、「地元の方に支えていただきながらやっています」と奥さんが笑顔で話してくれました。

入り口に向かって右側にはテラス席を用意。道路側には、千本格子を思わせる木製フェンスが設けられ、優しい目隠しとなっているので、人目を気にせず、ゆっくりと過ごせます。テラス席はペット同伴での利用も可能なので、散歩の途中に立ち寄れるのがうれしいですよね!コーヒーを飲んだ後に一服したいという人は、このスペースに限り喫煙もOKです。

シックな色合いと暖色系の照明で落ち着いた印象の店内には、2人掛けのテーブル席が3つあります。家族経営ならではのアットホームな雰囲気で、カウンター越しに気さくに対応してくれるのは、奥さんとお母さん。どのコーヒー豆にしようか迷った時やギフト選びなども気軽に相談してみて。きっと好みに合ったセレクトをしてくれますよ♪

ブレンドとシングルオリジンを合わせて16種類ものコーヒー豆がずらりと並んだショーケースは、コーヒー好きにはたまらない光景。ケースの一つ一つに豆の名前や値段、原産国、配合、味や香りの特徴などが丁寧に手書きで記されていて、こんなところからもお店のコーヒー愛がひしひしと伝わってきます。コーヒー豆や説明を眺めながら飲む一杯もまた味わい深いものです。

コーヒーは飲みたいけれど、カフェインが気になるという人もご安心を。コーヒー特有の苦みや渋みを抑えたカフェインレスコーヒー豆もちゃんと用意されていますよ。

個人客向けには店頭で100gから量り売りしています。依頼があれば、その場でコーヒー豆を挽(ひ)いてくれるサービスもあるのでお願いしてみて。また、香川県内であれば個人・法人どちらでも500gから無料で配達をしてくれるそうです。県外は2㎏から無料発送。詳しくは公式ホームページで確認を。
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同店では大・小2つの焙煎機を使って毎日午前中に焙煎をしています。その日ごとに生豆の状態を見て、焙煎時間や焙煎具合を調整しているそう。焙煎中に店内に漂うコーヒーのいい香りが楽しめるのも、新鮮なコーヒーがその場で味わえるのも、自家焙煎ならではの魅力です。

コーヒーのことをあまり詳しく知らないという人のために、ここで少し豆知識(コーヒーだけに)を。焙煎時間の長さによって「浅煎り」「中煎り」「深煎り」と大きく分けて3種類に分かれます。それぞれに味や香り、見た目の特徴が異なり「浅煎り」は焙煎して初めに形成される酸味が引き立ちます。酸味や苦みのバランスがよく、豆本来の味わいも感じやすいのが「中煎り」。そして、「深煎り」は酸味がなく、苦みと香ばしい香りが特徴です。ショーケースを見ると、豆の色が濃く、独特のツヤ感があるのがわかります。選ぶ際の参考にしてみて。

・コーヒーを味わえるカフェメニュー

『モーニング』400円

『モーニング』は軽く焼き上げたトーストにゆで卵、そして同店で一番人気のオリジナルブレンドが付いて400円とコスパ◎。2021年のオープン時から好評で、このモーニングを目当てに毎日来る常連客も多く、午前中には席が埋まってしまうこともあるといいます。コーヒーはプラス100円でほかのドリンクに変更もできますよ。

「モーニングとは言っているけれど、時間は決まっていないんです」とのことで、営業時間内であればいつでも注文可能。小腹が空いて軽く食事を、という時にちょうどいいボリューム感です。このほか、3種の具材(ハムチーズ・ツナマヨ・小豆)から選べる『ホットサンド・ドリンクセット』(580円)や、スープ付き『エビピラフ』(500円)がフードメニューとして常時スタンバイしています。

コーヒーは注文を受けてからハンドドリップでゆっくりと丁寧に淹(い)れています。オリジナルブレンドはコロンビア、ブラジル、インドネシア産の豆を配合。苦みや酸味を抑えたバランスのとれた味わいで、すっきり飲みやすく「まず最初に試すなら、こちらがおすすめですよ」と教えてくれました。オリジナルブレンドを飲んでから、苦みや酸味の好みを伝えると、好みに合った豆を選びやすいそうです。オリジナルブレンド単品だと250円で飲めるというから驚き!迷う前にまずは一杯お試しあれ。

ブレンドはシングルオリジンをバランスよく配合したものですが、常連客の中には自身でさらにブレンドして好みの味を作り出しているコーヒー愛飲家もいるそう。いろいろ試して、自分だけのオリジナルブレンドを作れるのも専門店ならではの楽しみ方ですね。

『飲む珈琲ゼリー』450円

こちらは「ストローに通りやすいようにゼリーの固さを何度も調整しました」という、同店イチオシのオリジナル商品。飲んだ瞬間にちゅるんと口の中に入ってくる自家製コーヒーゼリーはとても滑らかな食感で、かまずに飲み込めてしまうほど。「キッチンカー販売でも大人気で、いつも一番に売り切れるんです」とその人気ぶりがうかがえます。ゼリーもドリンクもコーヒーの風味はしっかり感じられますが、苦みはなく、ほんのり甘さもあって大人だけでなく、子どもも飲みやすいのが人気の秘密。店頭では数量限定。残念ながら寒い時期にはいったんメニューから外してしまうそうなので、見かけた際はお早めに!

『カフェオレ(HOT/ICE)』350円

カフェオレには、ミルクと合わせてもコーヒーの味がしっかりと残る、同店の中でも一番深煎りのイタリアンローストで焙煎した豆「カフェオレブレンド」が使われています。ホットとアイスから選べ、店内で飲むこともできるほか、テイクアウトもOKですよ。

『柚子ティー(HOT/ICE)』400円

紅茶派の人にはこちら。ユズの果肉とシロップに紅茶を注いだ『柚子ティー』もホットとアイスから選べます。甘過ぎず、ちょうどいい甘さとユズの爽やかさと紅茶の香りが絶妙なバランスで相まって、さっぱりとした喉越しにごくごく飲み進めてしまいます。こちらも人気商品で、イベントではおかわりをする人も現れるほどファンの多い一杯。果肉がたっぷり入っているので、ストローでしっかりかき混ぜてから召し上がれ♪ストローの下はスプーンになっているので、果肉をすくって最後まで余すことなく飲み切れるのも、うれしいポイントです。

・ギフトにおすすめ!さまざまな用途に使えるオリジナルドリップバッグコーヒー

『似顔絵ドリップバッグ』1袋180円 ※50袋から注文可

同店では、オリジナルパッケージのドリップバッグコーヒーを制作しています。提供した写真を使ったデザインや、写真を元に作成した似顔絵入りのデザイン、ノベルティ用にお店のロゴを入れたデザインなど、要望に応じてオリジナルデザインのパッケージを作ってくれます。

また、『似顔絵ドリップ』は丁寧に手描きされていて、完成後にはデザインデータもプレゼント。結婚式や出産の内祝い、敬老の日、母の日、父の日と、ギフトを贈るさまざまな機会におすすめです。オリジナルのパッケージデザインで喜ばれ、コーヒー専門店の本格的な味でさらに喜んでもらえると好評です。中身のドリップバッグはもちろんのこと、パッキングからデザイン、印刷まで店内で一貫して行っている、同店ならではのうれしいサービスです。注文は公式ホームページ、または店頭で。
➡︎公式ホームページはこちら

『お徳用ドリップバッグコーヒー』白(10袋入り)1,200円/黒(30袋入り)3,600円

ドリップバッグコーヒーの販売を始めたきっかけは、“コーヒー器具を持たない人たちにも、もっと身近に手軽にコーヒーを楽しんでもらいたい”という思いから。「ギフトでもらったコーヒーがおいしかった」「自宅用で気軽に飲みたい」といったお客さんの声を受けて商品化されたのが『お徳用ドリップバッグコーヒー』。オリジナルドリップバッグコーヒーと同じ、ブラジル産とコロンビア産のコーヒー豆をベースにブレンドした中煎りの飲みやすいコーヒーです。ギフトで注文する前に実際に自分で飲んでみたいという人にはこちらがおすすめ。

コーヒーにこだわりありな人から、初心者、カジュアルに楽しみたい人まで、自分に合った一杯が見つかる「四国珈琲」。

取材を通して、コーヒー愛はもとより、商品やサービスからカスタマーファーストな姿勢が感じられました。社名は場所を表すだけでなく「四国=シコク」と「至福=シフク」をかけた言葉遊びが由来で“当社のコーヒーを飲んで、至福のひとときを味わってほしい”という先代の思いがしっかりと受け継がれています。

店内でも自宅でも、同店のコーヒーをお供に至福の時間を過ごして。

■詳細情報

 

■DATA

四国珈琲

所在地
香川県高松市木太町3779
電話番号
087-834-1788
営業時間
9:00~18:00

【高松】「Drink Drink(ドリンクドリンク)」たっぷりサイズのコーヒーをお供に雑談でも

・「Drink Drink(ドリンクドリンク)」

ことでん伏石駅から徒歩10分ほど。国道11号東バイパスから塩江街道沿いを南へ向かうと見えてくる「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店です。
自転車店だった建物を改装した店舗は、大きなガラスの引き戸はそのままに、赤と白のストライプのテントを掲げ、まるで以前からこの場所にあったような懐かしさを覚えます。

人と話すことが好きというオーナー夫婦は、もともと接客業をしていたそう。二人のお店を持つことが夢だったところ、高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」でコーヒーの魅力に触れ、淹(い)れ方を学んだ後に念願のお店をオープンさせました。

コーヒー以外のドリンクやフードメニューもそろい、すべてテイクアウトOK。平日は10:00から24:00までと長く営業しているので、朝の散歩ついでやディナーの後の夜カフェ使いにもふらりと立ち寄ることができます。

店内はゆったりとした間隔で座席が設けられていて、広々と開放的。通りに面したガラス戸越しに、道行く車や人の様子を眺めていると、自分も町の一部になったよう。一人の時間に浸るカフェというよりは、人との交流を楽しむコーヒースタンドのような空気感が魅力です。

クスッと笑える壁のイラストは、オーナーが家族と一緒に考えたお店のロゴマークを、BLUE SPOON COFFEE ROASTERSの社長がキャラクター風に描いたのだそう。目を引く上に、なんだか元気がもらえますね。

・ゴクゴク飲めるスペシャルティコーヒー

『ドリップコーヒー』682円

飲む機会は多々あれど、意外と深くは知らないコーヒーのこと。よく聞く「ブレンド」とは複数のコーヒー豆を合わせたもので、「シングル」とは1つの産地のみのコーヒー豆のことです。同店ではブレンドと、月ごとに変わる2種のシングルのコーヒー豆が使われています。

3種類のコーヒー豆を、浅煎(い)り、中深煎り、深煎りから選びます。浅煎りはフルーティーで酸味が強く、深煎りは苦味とコクが強めと、焙煎(ばいせん)具合によって風味が変わるので、香りを比べたりお店の人と相談したりしながら、今の気分に合った1杯を選んでみて。

コーヒー豆は鮮度が落ちないように、1杯分ずつオーダーが入ってから粉砕します。一般的に1杯分は10gほどのところを、同店ではたっぷり20gの豆を挽(ひ)き、微粉をふるいにかけます。

微粉をふるうことでフィルターの目詰まりを防ぎ、抽出し過ぎず雑味が少ないスッキリとした味わいになるのだそう。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れられたコーヒーから立ち上る、ふわっとしたアロマに癒やされます。

実はコーヒーが苦手だったというオーナー。この淹れ方を学んでから飲めるようになったそう。クリアですっきりとした味わいは、普段コーヒーを飲まない人もゴクゴクと飲めそうです。他店のラージぐらいはありそうな存在感のあるサイズがうれしいですね。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったらそのまま買って帰ることもできます。

産地直送!旬のフルーツを使ったメニュー

『はつ恋レモネード』605円

コーヒーと並ぶ看板メニューの『はつ恋レモネード』は、三豊市仁尾町のまるく農園で栽培されるブランドレモンの「はつ恋キュンッれもん」が使われています。甘酸っぱいレモンの風味が、シュワっとした炭酸と相まって爽やかな飲み心地
※「はつ恋キュンッれもん」はまるく農園の登録商標です。

生産者から直接仕入れたレモンは、豊かな甘みと新鮮な香りが特長。砂糖とハチミツ漬けにしたレモンのみを使ったシンプルなレモネードだからこそ、素材が要。意外にも国産レモンは冬から春にかけてが旬とのことで、寒い時期にビタミンで元気をチャージするのにぴったりです

『グリークヨーグルト(季節のフルーツ)』1,320円

ヨーグルトの表面にたまっている水分(ホエー)を水切りし、クリーミーでまったりとした食感の『グリークヨーグルト』は近頃話題のデザートです。グラノーラの上に季節のフルーツをたっぷりとのせ、最後にハチミツを加えた贅沢な一皿。

リンゴは果汁をしっかり含んだ、長野県産の秋映(あきばえ)を使用。皮付きのまま薄くカットされているので、シャリッとした食感と豊かな香りを味わえます。
岡山県産の大粒で種なしマスカットの瀬戸ジャイアンツは、皮が薄く口の中でパリッと弾ける食感と、爽やかな甘みが広がります。フルーツは交流のある農家から直接仕入れていて、毎回変化するのもお楽しみ。

・自家製スイーツも必食の価値あり

『チーズケーキ』770円

オーブンではなく、無水鍋を使った奥さまお手製のスイーツもお見逃しなく。
焼き上げてから12時間寝かせた同店の名物スイーツ『チーズケーキ』は、ねっとり濃厚なチーズの風味とタルト生地のサクッとした食感がたまりません。

『シフォンケーキ』550円

やわらかな口溶けの『シフォンケーキ』は、ベーキングパウダー不使用で、しっとりとした食感が際立ちます。素朴で優しい口当たりは、食後でもペロリと食べ切れそうです。

どちらのスイーツもコーヒーとの相性もバッチリ!セットでオーダーして、至福のカフェタイムを楽しんで♪

アットホームな雰囲気が魅力の「Drink Drink(ドリンクドリンク)」では、インスタグラムをフォローすると学生限定で割引になるサービスも。その日のおすすめメニューや、キッチンカーの営業情報もアップしているので、お店に行く前にチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

Drink Drink(ドリンクドリンク)

所在地
香川県高松市太田下町2307-2
営業時間
月~土曜/10:00〜24:00
日曜/10:00~17:00

【高松】「ラフ&タフ」厳選コーヒーと手作りランチ&スイーツ!オリジナルのインテリアに癒やされて

・家具製作所内「ラフ&タフ コーヒースタンド」

高松市郷東町、県道33号とJR予讃線が交わる線路沿いにある家具製造所・日美(にちび)の敷地内に佇むリノベカフェ「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。トタン張りの工場の一角にあるカフェの入り口から「こんなところにカフェが?」とワクワク感が高まります。

店内は天井が高く広々としていて、隣接する工場で作られたおしゃれな木製のテーブルやインテリアにほっこりと癒やされます。

猫好きスタッフが集めた猫のイラストや置物が至る所に飾られていて猫好きにとってもたまらない空間。そのほか手作りの服やバッグ、雑貨などが並べられているので、カフェタイムの合間に眺めたり、手に取ったりしてみて。気に入ったものは購入することもできます。

座ったいすやテーブルで気に入ったインテリアがあれば気軽にスタッフに声かけを。家具ブランド「ROUGH & TOUGH」が運営するコーヒースタンドなので、いつでも購入、オーダーすることが可能です。見た目だけじゃなく、実際に使い心地を確かめた上でインテリアを買うことができるのは、製造所併設のカフェならではですね。

・おしゃれな見た目のお手製カフェめし

『ラフタフカレー』900円

5〜6種のスパイスをオリジナルで調合して作る、店名を冠した看板メニュー『ラフタフカレー』は、合い挽(び)き肉やひよこ豆を使った味わい深いルーの中に、ピリッと刺激的な辛さを楽しめる一皿。ターメリックライスや目玉焼きで満足感も◎。店内で漬け込まれた自家製のピクルスも味わって。

ほかに、少し辛さを抑えた『ひよこ豆のキーマカレー』や『タコライス』『ナポリタン』(各800円)などもあり、豊富なメニューに思わず目移りしそう。

フードメニューはどれもオーダーが入ってから一つひとつ丁寧に調理されていて、できたてをいただくことができます。こちらのサンドイッチメニューも、パンはサクッとベーコンは香ばしくジューシーに、目玉焼きもとろとろで熱々と、素材それぞれの魅力を最大限に引き出した状態で登場するから、どれを選んでも間違いなし。

『ラフタフサンド』800円

ベーコン・目玉焼き・チェダーチーズ・レタスを挟んだボリューム満点の『ラフタフサンド』。厚切りのベーコンの食感とうま味を、絶妙な半熟具合の目玉焼きとシャキシャキレタスが引き立て、そこをチェダーチーズがまろやかに包み込みます。食パンはサクサク食感にこだわりイギリス食パンを使用、軽く焼き目をつけて香ばしさをプラス。ドリンクと一緒にオーダーした場合、700円でセットにすることができます。

サンドイッチには、トマト&バジルソースにたっぷりのモッツァレラチーズが濃厚な味わいの『クアトロサンド』(800円)のほか『たまごサンド』(700円)や『BLTサンド』(800円)もラインアップ。

・自家製スイーツがめじろ押し

『ラフタフプレート』ドリンク代に+500円

2種類のケーキがあしらわれたお皿に、カスタードプリンやヌガーグラッセなどの冷たいスイーツとドリンクがセットになった、同店の看板スイーツがそろい踏みの豪華プレートです。ケーキの内容や冷製スイーツは日によって異なるので、気軽に店員に聞いてみて。

冷製スイーツのラインアップのひとつカスタードプリンは、ガラスの器にたっぷりのカラメルをまとったどこか懐かしいフォルム。プリン自体の質感もしっかりめで卵の風味を存分に楽しめる味わいです。

『ヌガーグラッセ』500円

琥珀(こはく)色のガラス製カップに入った『ヌガーグラッセ』は、コーヒーゼリーにラム漬けのドライフルーツとキャラメリゼしたナッツをイタリアンメレンゲと生クリームで仕上げたフランスの冷菓。大人味のコーヒーゼリーが口の中いっぱいに広がる同店自慢のスイーツで、アクセントの動物クッキーも楽しみの一つです。

・一杯で多幸感あふれるドリンク

『ブレンドコーヒー』(400円)

コーヒーも気分によってチョイス可能。ブレンドコーヒーやホットかアイスを選べる『カフェ・オ・レ』(500円)のほか、産地や農園を厳選したスペシャルティコーヒーが日替わりで楽しめる『本日のコーヒー』(600円)もあります。こちらはカップサービスのほかに、2杯弱分のコーヒーが楽しめるコーヒーポット(900円)もあります。

『オーガニック グアテマラ アイスコーヒー』(500円)

一杯のコーヒーでもカフェ時間を十分堪能できる居心地の良いカフェ、ましてや提供されるコーヒーがスペシャルティコーヒーとなればなおさらのこと。アイスコーヒーに至ってはオーガニック豆を使用するこだわりよう。好みのインテリアに身を沈め思い思いのひとときを過ごして。

走る列車を眺めることができる窓辺のカウンター席やおしゃれなテーブル席、どの席もオリジナルインテリアでカフェタイムを満喫できる「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。コーヒーはもちろん、スタッフが手作りするフードやスイーツメニューに、雑貨やキッズスペースなど見どころ満載のカフェです。

■詳細情報

■DATA

ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフ コーヒースタンド)

所在地
香川県高松市郷東町379-1
電話番号
087-882-1776
営業時間
11:00〜17:30

【丸亀】「mame(マメ)」がオープン!シフォンケーキランチやスイーツが楽しめるカフェ

「mame(マメ)」

「mame(マメ)」は丸亀市飯山町にあるシフォンケーキが看板メニューのカフェ。坂出ICから南東へ車で約10分走ったのどかな田園エリアにあります。店舗前のアスファルト部分は、同敷地内にある工務店「MIYAGAWA(ミヤガワ)」の駐車場なので「mame」を利用の場合はすぐ横の未舗装エリアに、カーポート前への駐車は避けて停めましょう。

元は「MIYAGAWA」の旧本社だった建物をリノベーションし、2024年8月23日にオープン。内装は「MIYAGAWA」が担当し、シンプルで温かみのある空間に仕上げられています。

メゾネットタイプの2階には、横並びに座れるL字のベンチシートと、まるで友達の家に遊びに来たようにくつろげる座敷席があります。隠れ家っぽさもあってワクワクしますね♪

2階から眺める店内もステキな雰囲気。1人での利用に使いやすいカウンターは3席完備。スタッフとのトークも楽しんで。

店主(写真右)は県内の人気カフェで約11年店長とパティシエールを担当していました。もともと好きで作っていたシフォンケーキは、やわらかいテクスチャーで仕上げたいと試行錯誤を重ねた末にたどり着いた独自のレシピ。きび糖、ハチミツ、太白ごま油など、体に優しい素材から作られています。

店名の「mame(マメ)」の由来は、母と娘の名前の一文字ずつを合わせて付けられています。“豆”にもかけられていて、コーヒー豆や小豆のデザートなど、豆を使ったメニューも提供。ショップカードに描かれているインパクト抜群なキャラクターはデザイナーにオーダーしたオリジナル。入り口横の塀にもお客さんを迎えるかのように描かれているので、訪れた時にチェックしてみて。

ランチとスイーツが選べるシフォン

『まめリータ』1,680円

デザートのイメージが強いシフォンケーキですが、とても珍しいランチメニューが10月からスタートしました。年間通して楽しめる予約制のランチは、マルゲリータ風の『まめリータ』(1,680円)、ハーブチーズクリームを絡ませたチキンにメープルライムソースをプラスした『まめぷるライムチキン』(1,780円)、自家製の万能調味料・アドボシーズニングでスパイシーに仕上げた『まめぷるライムチキンスパイシー』(1,830円)の3種類がスタンバイ。そのほか期間限定品も登場予定。当日の台数に限りがあるため予約して。

『まめリータ』は、チーズとブラックペッパーを練り込んだシフォン生地に、ベビーリーフとバジルチーズクリーム、トマトソースの組み合わせがまるでピザの“マルゲリータ”。ホールサイズの大きさにビックリしますが、エアリーなので意外にもペロリと完食できますよ。

バジルの風味が爽やかなクリームチーズはコクがしっかり。ほんのり甘いシフォン生地にピリッとしたブラックペッパーのアクセント、トマトソースの酸味などがバランス良く組み合わさっています。

ランチに付く『ジンジャービネガースープ』はサンラータン風で酸味がアクセント。たっぷりのショウガとビネガー、 オリジナルブレンドのスパイスで、 心も体も温まります。

『ベリーチェリー(ショコラ)』1,540円

スイーツ系シフォンケーキはプレーン生地、ショコラ生地合わせて約10種類から選べますが、その中でもおすすめは『ベリーチェリー(ショコラ)』。ゴージャスな見た目になんだか気分も上々♪プレーン生地の『ベリーチェリー』(1,490円)に50円追加でショコラ生地へチェンジしたバージョンです。

ショコラ生地は優しい甘さの中にほんのり感じるカカオのビターテイストが上品で、ベリー類の爽やかな酸味にマッチしています。オリジナルのシャンティクリームとのバランスも◎。

スイーツ系シフォンケーキを注文すると付いてくる『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は自家製のシーズニングを絡めたスパイシーナッツ。甘くてフワフワのシフォンケーキと対照的な食感と味わいなので、甘味の箸休めがてら交互に食べるとクセになること請け合いです。

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』230円

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は単品でも販売しています。ナッツ好きな人はぜひ。

スイーツやドリンクでおすすめはコレ!

『ウインナーコーヒー』680円

「mame」は“豆”にこだわっているということで、店主自ら選んだ豆のコーヒーメニュー(500円〜)も見逃せません。『ウインナーコーヒー』は、別添えのシャンティを自分でコーヒーに浮かべるアクションも楽しい一品。ダブルドリップ製法で抽出したコーヒーは、もちろんしっかりとした濃さでありながら苦すぎず、ほんのりフルーティーな軽やかさも感じられます。

シフォンケーキにも使われているオリジナルのシャンティクリームは、ハチミツの甘さと風味がしっかり感じられます。単なる純生クリームではなく、とある隠し素材が使われていますが、味覚が鋭い人ならかすかな風味で気付くかも?実際にいただいてからのお楽しみですね。しっかりとしたコーヒーの濃さに、シャンティのコクとハチミツの甘さがよく合います。

『ブラッドオレンジジュース』650円

ランチシフォンと相性のいいドリンク。シチリア産のブラッドオレンジを使った濃厚でさっぱりとした味わいのジュースです。色味も鮮やかでシフォンケーキと並べて写真を撮るのにもぴったり。

『マメロン』390円

テイクアウト品として“マカロン”ならぬ『マメロン』も。カラフルでまるで宝石のよう。ついつい買いたくなりますね。スイーツだけでなくランチとしてもシフォンケーキを味わえる「mame(マメ)」は、街なかの喧騒(けんそう)を忘れてのんびりカフェタイムを楽しみたい人にもおすすめです。ランチは予約の上訪れて。

■詳細情報

■DATA

mame(マメ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元2839-5
電話番号
090-7577-5123
営業時間
11:00〜17:30
※ワンドリンク制

【丸亀】「大人の珈琲店」は現代版レトロ喫茶!ゆとりある空間でボリューミーなランチも♪

ゴルフ場横にある「大人の珈琲店」

JR丸亀駅から車で約5分、アパレル店やホームセンターなどが集まる複合商業施設「パブリックプラザ」の敷地内にある「大人の珈琲店」は、2024年6月30日にオープンした現代版喫茶店。ゴルフ練習場のすぐ横ということもあって、ゴルファーにも使い勝手の良いお店です。

「大人の珈琲店」のテーマは“街に癒やしを”。現代社会における忙しさ、喜びや楽しさの欠落部分を少しでも補いたい。個々の人生の中で少しのゆとり、一つの癒やしとして根付いていければとの思いでオープンしました。

店内は、昭和レトロな喫茶店を再現。観葉植物の緑が随所にあふれ、安らぎを感じられる大人の空間が演出されています。ゴルフ場の緑も見えるテラス席はペットの同伴もOK。

テーブル席の大半はパーティションが設けられていて、気兼ねなくゆっくりくつろげるのが特徴です。6人で利用できるソファ席や掘りごたつスタイルの個室も完備。グループでおしゃべりしながらカフェタイムも◎。ゆっくりできる時間帯は16:00以降がオススメだそう。

「大人の珈琲店」という店名の由来は、喫煙席を多く取っているのがポイント。電子タバコのみの利用になりますが、21席という広々とした分煙エリアは愛煙家にはうれしい限りですね。

・ナポリタンやピラフなど注目のランチ

ランチセットはナポリタン、鉄板ピラフ、パワーサラダや、『おこさまランチ』(680円)などがスタンバイ。モーニングが終わる11:00からスタートし、16:00までオーダーできるのもうれしいポイントです。ランチタイムを逃した時に助かりますね。追加トッピングの『エビフライ』(198円)、『とんかつ』(198円)、『カニ爪フライ』(198円)、『コロッケ』(132円)などをプラスして自分好みにカスタマイズするのもあり!

『本日のナポリタンランチ』968円

ランチの中で1番人気は『本日のナポリタンランチ』。一般的なナポリタンにはベーコンやウインナーが入っていることが多いですが、同店では豚肉・牛肉・鶏肉を日替わりで使い、食べ応えや満足度をアップしています。ケチャップの甘みと麺のやわらかさが安定のナポリタン。鉄板に敷かれた溶き卵も相まってボリュミー!サラダとドリンク付きです。

『本日の鉄板ピラフ』968円

『本日の鉄板ピラフ』は、チキンライス・チャーハン・エビピラフ・ドライカレーが日替わりで楽しめます。ドライカレーはスパイシーさが控えめで甘みがあり、親しみやすい味わい。『おこさまランチ』にも当日の同じピラフが提供されます。こちらもサラダとドリンク付き。

『本日のサラダ』968円

大きなボウルにたっぷり入った『本日のサラダ』は、ボリュームだけでなくビジュアルのインパクトもバッチリ!野菜だけでなく、フライものやおかず系も一緒に頂けます。モリモリ野菜を食べたい人は選んでみて。『本日のサラダ』には、ポタージュスープとドリンク、県内のベーカリーから仕入れるパンも付きます。

コーヒー系メニューのバリエーションが豊富

『ハウスブレンド』528円

同店は“珈琲店”と冠するだけあって、15種類以上のコーヒー系メニューがスタンバイ。シンプルな『ハウスブレンド』は、料理に合うよう、キレのある苦味とコクを感じられつつまろやかなオリジナルブレンドです。アメリカン寄りな『マイルドブレンド』(572円)や、濃いめの『リッチストロング』(572円)も選べます。約2杯分飲めるコーヒーポットでの提供なのでお得。6種類以上から選べるモーニング(528円〜)との相性もバッチリ!

『アイスコーヒー』528円

『アイスコーヒー』は、昭和の喫茶店のしっかりとしたストロング仕立て。ビターな味わいに酔いしれて。銅製の保冷できるマグカップがいい味を出しています。

『珈琲ゼリーオレジェラート』 858円

フルフル食感の自家製ほろ苦コーヒーゼリーにコーヒーとミルクを合わせ、バニラジェラートをトッピングした『珈琲ゼリーオレジェラート』は人気メニュー。別添えのシロップで好みの甘さに調整して飲んで。ほとんどのドリンクはテイクアウトもできますよ。

「大人の珈琲店」は、広々とした駐車場で利便性の良さも魅力です。近隣店舗でのショッピングの合間に利用するのもあり。セルフレジなど現代の使い勝手も取り入れつつ、レトロな雰囲気に仕上げられた空間でのんびりカフェタイムを過ごしてみて。昼飲みできるアルコールやおつまみメニューもあります。今後グラタンなどの新メニューも続々と登場予定なのでお見逃しなく!

■詳細情報

■DATA

大人の珈琲店

所在地
香川県丸亀市蓬莱町56-1
電話番号
0877-85-6645
営業時間
平日/8:00〜18:00(L.O.17:00)
土・日曜/7:00〜18:00(L.O.17:30)
※ワンドリンクオーダー制
※平日予約可能
※土日は6人から予約可能

【高松】「ペンギン珈琲」はモーニングからランチ・スイーツまで満足度◎なカフェ

・居心地抜群カフェ「ペンギン珈琲」

高松西ICから車で約4分、ことでん琴平線円座駅・岡本駅からはどちらも車で約3分の高松市西山崎町の小さなカフェが「ペンギン珈琲」です。店名の由来は「老若男女に親しみやすく、覚えやすいカタカナの名前にしたかった」と話す店主の松原さん。2013年のオープンから今ではたくさんの利用客に愛される名前となりました。

どことなく北欧風の雰囲気が漂うシックでかわいらしい店内。スタッフでもある店主の奥さまがグラフィックデザイナーということもあり、テーブルやイスのインテリアから内装のデザイン・配色に至るまで、かわいらしい中にも落ち着いた居心地の良さを感じられる空間づくりがなされています。

増築したというダウンフロアのカフェスペース。高い位置に窓を置くことでやわらかい光を取り入れながら、外の喧騒(けんそう)を感じさせない非日常な空間を生み出しています。隠れ家空間に入り込んだような心地よさがありますね。

・ボリュームも◎オシャレなランチセット

『白くまカツライスランチ』1,430円

ランチセットの中でも人気の『白くまカツライス』は、メインのトンカツライスのほか、具だくさんスープとサラダ、ドリンク付き。器も北欧風で統一されていて、ボリュームもありながらかわいらしい見た目から食欲だけじゃなく気分も上がります。

“白くま”の名前はホワイトソースが由来しているそう。洋風のカツライスにはデミグラスソースが一般的ですが、同店のカツライスはさらにホワイトソースもたっぷりオン。ソースのダブルがけにより、味変しながらカツライスを食べ進めることができます。

『自家製パンのサンドイッチランチ』1,320円

同店オリジナルの手作りパンを使用した日替わりのサンドイッチは、選べる具材の種類が豊富でボリュームも◎。ポテトとオニオンのフライが一緒に盛られたサンドイッチのプレートはそれだけでも十分食べ応えありますが、具だくさんスープとサラダにドリンクまで付いて、目にもお腹にも大満足なランチセットです。

選べるサンドイッチの内容が豊富で迷う人続出なのも納得です。手作りのタルタルソースがクセになる『サーモンフライタルタルサンド』(825円)は、女性からの支持が多く同店の看板商品の一つ。ガッツリ食べたいという男性に人気なのは、ボリューム&食べ応え満点の『王様のカツサンド』(825円)です。そのほか『黒毛和牛のメンチカツサンド』や『かも肉のスパイシーサンド』『ハムと玉子のサンド』など魅力的なラインアップにノックアウトされそう。

・内容充実のモーニングとドリンク

『ブレンドコーヒー』550円

自家焙煎で挽(ひ)きたてのコーヒー豆をハンドドリップしてくれる『ブレンドコーヒー』。カップコーヒーとポットサービスで約2杯分のコーヒーが楽しめます。ひと口サイズのミニシフォンケーキまで付いてくる満足度の高さに人気店たる所以(ゆえん)が垣間見えますね。

『アイスコーヒー』550円

暑い季節にはゴクゴク飲める冷たいドリンクがおすすめです。アイスでの提供が可能なメニューは『カフェ・オ・レ』や『ブレンドアイスティー』(各605円)など充実のラインアップ。

『デラックスモーニング』990円〜

8:30(日曜・祝日は8:00)からのモーニングサービスは、同店人気の自家製パンが食べられることもあり、気分やお腹の減り具合に合わせてチョイスできます。『デラックスモーニング』は、食べ応えのあるプチ食パンとスライスパンにゆで玉子が付いたパンプレートとサラダ、具だくさんスープがセットになっていて、選んだドリンク料金に+440円で利用可能。トーストプレートにスープが付いた『スープモーニング』、サラダが付いた『サラダモーニング』は、どちらもドリンク料金に+330円です。お腹はそこまで空いてないけど…という人は『シンプルモーニング』はいかが。スライスパンが2切れというボリュームを抑えたパンプレートとドリンクのセットです。ドリンク料金に220円の追加でオーダーできますよ。

 ・スイートなメニューはこちら

『たっぷりクリームソーダ』660円

昭和レトロな雰囲気を持つクリームソーダには、たっぷりのアイスクリームとフルーツがオン。心躍るエメラルドグリーンのソーダで喉の渇きを癒やしませんか。そのほか炭酸ドリンクは『レモンスカッシュ』(660円)や『ウィルキンソンジンジャーエール』(660円)、果汁100%のオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどがそろいます。

『カフェ・ジェリ・オーレ(コーヒー)』825円

1杯でドリンクとスイーツの満足感が得られるという同店の人気シリーズ『カフェ・ジェリ・オーレ』。その名の通りカフェオレをベースに、グラスの下部にはクラッシュしたコーヒーゼリー、上にはたっぷりの生クリームに、追いコーヒーゼリー。さらにトッピングとして食感が楽しいナッツとコーンフレークがアクセントになった大満足のスイーツドリンクです。フレーバーは、コーヒーのほかチョコやキャラメル、マロンなどがあります。

『自家製チーズケーキ』660円

奥さんが手作りするチーズケーキのスイーツプレートには、キャラメルソースがかかったアイスクリームとホイップクリームが添えられたミニシフォンケーキ付き。ドリンクセットは選んだドリンク料金から50円引きとお得です。

おやつタイムはもちろん、ランチ後にデザートとしてオーダーする人もいるほど。濃厚だけどしっとりしたテクスチャで、爽やかな酸味も感じる自家製チーズケーキ。添えられたホイップクリームやアイスクリームとの相性も抜群です。ブランチや午後のひととき、お店自慢のスイーツプレートでほっこりとしたカフェタイムを。

人気のランチやスイーツはもちろん、選べるモーニングセットや多彩なドリンクまで、朝でも昼でも午後のおやつタイムでも、いつ訪れても満足度の高いメニューがそろう「ペンギン珈琲」。北欧を彷彿(ほうふつ)とさせるインテリアや食器に癒やされながら食事やスイーツを楽しんで♪

■詳細情報

■DATA

ペンギン珈琲

所在地
香川県高松市西山崎町400-4
電話番号
087-814-4524
営業時間
モーニング/8:30〜10:00(日曜、祝日は8:00〜)
ランチ/11:00〜15:00

【高松】「プシプシーナ珈琲」自家焙煎の新鮮コーヒーとかわいらしいアートな店内に癒やされて♪

・自家焙煎カフェ「プシプシーナ珈琲」

「プシプシシーナ珈琲」は、ことでん琴平線・長尾線の片原町から車でおよそ5分、香川県立中央病院や造船所がある高松市の湾岸エリア・朝日町にあります。企業や工場が立ち並ぶエリアの中にポツンと佇むかわいらしい一軒家スタイルのカフェで、焙煎所を併設しています。

焙煎豆の直売店ということもあって、近所のコーヒー好きだけでなく県外から旅行を兼ねてコーヒー豆を買いに訪れる人も少なくないとのこと。こぢんまりとしたかわいらしいカフェスペースもあり、コーヒー用品のほか、ポップなキャラクターの置物や書籍が並ぶ店内。カウンター奥で作業するスタッフの姿を眺めながらのカフェタイムは、不思議と居心地がよく癒やされる空間です。一人客や家族連れのカフェ利用のほか、周辺の病院や会社で働く人がテイクアウトする姿も見られます。

・こだわり派も納得のコーヒー各種

『ホットコーヒー』400円

「本日のコーヒー」メニューの中から取材時に選んだのは、中深煎(い)りの“ニカラグア”。低温下での嫌気性発酵(アナエロビック)という最新鋭の精製法を施すことにより、コーヒーがいかにフルーティーで甘みを有した飲み物であるかということを認識させてくれる一杯です。メニューには深入りや中深煎(い)りなどの焙煎度合いのほか、コーヒー豆の産地や農園名まで記載されているものもあり、遠い異国の地に思いをはせながらカフェタイムを楽しむのもいいですね。

イートインでコーヒーを頼むと、北欧の童話のキャラクター“ムーミン”のカップで提供されます。店名は、店主の登尾(のぼりお)さんと店主のお母さんが大好きだという作者“トーベ・ヤンソン”の愛猫「プシプシーナ」から取ったのだそう。

カウンターからは、タイミングさえ合えば、不良な豆を選別し手作業で取り除く「ハンドピッキング」の工程を見られることも。毎日必要な分だけローストし、常に鮮度の高いコーヒー豆を提供できることも、丁寧な手仕事を間近で感じられるのも、自家焙煎ならではの強みです。

豆へのこだわりと愛情をぎっしりと詰めこんで焙煎したコーヒーのメニューは常時15種類以上。その中には数量限定や期間限定などもあります。メニューに書かれたコーヒー豆の特徴から、好きなものを選んでハンドドリップしてもらうスタイルです。どの種類を選んでも1杯400円なので、専門店のコーヒーが飲めてワンコインでお釣りが帰ってくるのもうれしいところ。気に入った豆は購入もOK。コーヒーについて詳しくないという人もご安心を。気軽に店主が相談に乗ってくれますよ♪

・イートインで楽しむカフェタイム

『アイスコーヒー』450円

アイスコーヒーは暑い季節にぴったりなしっかりビターテイスト。のんびりカフェ利用はもちろん、「ちょっと冷たいコーヒーが飲みたい」という立ち寄り客にも人気で、スムーズにテイクアウトもできるのが魅力です。ホットコーヒーと同様にコーヒー豆をセレクトしドリップしてもらう『ハンドドリップアイスコーヒー』は550円で利用可能。

『キャラメルモカ』500円

エスプレッソを使用したアレンジコーヒーもセレクトでき、『カフェラテ』や『カフェモカ』のほか、画像の『キャラメルモカ』(各500円)などがあります。濃厚なエスプレッソにもこもこのミルクフォームを合わせ、キャラメルソースをオン。同店のアイコンでもあるプシプシーナ猫ちゃんが描かれたマグカップにも癒やされて♪

『自家製果物ジュース』500円

旬の果物を使用したフルーツジュースも店主のお手製。取材時は桃のジュースで、独自のルートで仕入れた県内産の桃をコンポートし、炭酸で割ったさっぱりとしたジュースでした。もちろんコンポートした桃までまるっとおいしくいただけます。季節によって変わる果物は、桃のほか文旦(ぶんたん)やレモンなどが登場。

炭酸割り以外に、牛乳とコンポートフルーツをミキサーにかけた果物ジュースも注文可能で、子どもからのリクエストが多いといいます。

・店内手作りスイーツも見逃せません

『おはぎ』250円

「コーヒーとあんこってよく合うんですよ」とおすすめされたのは、きなこをたっぷりまぶした自家製の『おはぎ』。きなこの香ばしさとあんこの控えめな甘さが上品で、おはぎだけで味わってもよし、コーヒーと一緒に楽しむのもよし。実際に合わせていただくと、コーヒーとの相性がピッタリという店主の言葉の意味が理解できること間違いなし。

『自家製スコーン』200円

さっくりとしたホロホロ食感の自家製スコーンは、食べ進めるにつれ鼻に抜けるほのかなショウガの香りと白ゴマの香ばしさがクセになるお菓子。同店で人気の『ショウガトウ』の製造過程で抽出されるしぼり汁を使用し、大人味に仕上げたお菓子もやはり根強いファンが多いそう。

『自家製マフィン』300円

ショウガやあんこなど、和風テイストのラインアップが並ぶお茶請け菓子ですが、そんな中で洋菓子を選ぶなら『自家製マフィン』はいかが。しっとりマフィン生地からはふわりとラム酒が香り、砂糖漬けのフルーツの甘みが◎。おはぎ以外の焼き菓子はテイクアウトもできますよ。

多種多様なコーヒー豆を少量ずつローストすることで、常に新鮮なコーヒー豆を購入できる焙煎所兼カフェ「プシプシーナ珈琲」。コーヒーはもちろん、店主をはじめとするスタッフが店内で手作りする焼き菓子や和菓子のほか、手土産としても人気の『ショウガトウ』は、どれも県内外問わず多くのファンに支持されています。丁寧な手仕事からも愛され続ける理由が伝わってきますね。

美術大学を卒業して芸術にも造形の深い店主が作り出すキュートでアーティスティックな店内にも注目を♪

■詳細情報

■DATA

プシプシーナ珈琲

所在地
香川県高松市朝日町2-19-16
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)
※金曜はL.O.14:00

【多度津】哲学カフェ「Tetugakuya(てつがくや)」非日常空間で会話とスイーツを楽しんで

・哲学カフェ「Tetugakuya(てつがくや)

JR多度津駅から車で約4分、古い街並みが残る金毘羅街道の多度津港側の始点でもある多度津町東浜にある「Tetugakuya(てつがくや)」。築50年以上の建物を改築した同店は、その名の通り“哲学カフェ”として、自身も哲学を学んでいる店主が1人で営んでいます。

周辺には桜の名所「桃陵公園」や大正時代の香り漂う「藝術喫茶清水温泉」、おみやげショップ「おのみち屋」などがあり、散策がてらふらりと立ち寄るにもぴったりなロケーションです。お店の前は一方通行なので、車で訪れる人はご用心。

重厚なガラス扉を開け、一歩足を踏み入れると、大正・昭和の風情あふれる街並みから一転、ゴシック洋式の異空間が広がります。中世ヨーロッパの洋館へと時空をトリップした気分になりますよ。

たくさんの古い時計やピアノ、チェスボードや地球儀、店主のお父さんや常連客が寄贈したという書籍がずらりと並ぶ書庫など、アンティークなインテリアで埋め尽くされています。書庫を装飾する彫刻は、常連の人の手作りだそう。インテリアに限らず、店主と客、来店客同士のコミュニケーションを基に、常に進化を続けている同店。一点一点が大切に集められ、壊れやすい骨とう品や寄贈品ということもあり、中学生に満たない子どもは残念ながら入店できません。大人になる日をお楽しみに♪

装飾の中でもひときわ目を引くカウンターの額縁パーテーションは、舞台美術も手がける美術家が、この店の雰囲気をくみ取ってデザインと施工を担当してくれたのだそう。コロナ禍では感染対策として使用していたパーテーションですが、希少なカウンター装飾として、今でも同店のアイコンとして活躍しています。

「ゆったりお客さまとの会話を楽しみたいので、大人数ではなく1人または2人での来店を推奨しています」と店主の杉原さんは話します。カウンターの額縁越しに店主と交わす会話は、まるで映画のワンシーンのよう。話好きさんはもちろん、普段は話すのが苦手な人でさえも、話し上手な上に聞き上手でもある店主とのやり取りで、いつも以上に会話に花が咲くかもしれませんよ。

カップ&ソーサーもアンティークなデザインのものが並びます。じっくりと時間をかけて探し、店主のお眼鏡にかなったティーカップだけを買いそろえているのだそう。お気に入りのカップを見つけてコーヒーをいれてもらうのも楽しみの一つですね。

・トークの合間にホッと一息

『珈琲(ディアレクティケ)』700円

コーヒーの味の表現もどこか哲学的で、メニューには「透明でスッキリ消えてしまうのに芯にしっかり苦味も感じられます」と説明があります。仕入れ先のコーヒー業者に店主がイメージを伝え、そのイメージに合ったコーヒー豆をオリジナルでブレンドしてもらったそう。来店客だけではなく、出入りの業者までもこの店の雰囲気作りに参加しているというわけです。

メニューの提供時も目が離せません。カウンターの額縁のアクリルフィルターが静かに開き、そこから手を伸ばして、ドリンクやスイーツが差し出される光景は同店ならでは。ここでしか体験できないカフェタイムは記憶に残ること間違いなしですよ。

『ベアトリーチェ』800円

来店客との会話の中にあった“カフェインレスのドリンク”というワードから誕生したというフルーツティー『ベアトリーチェ』。カフェインレスであることももちろん、店主の頭の中に描いた“色がシックで深みのある”ドリンクを形にしたそう。リンゴやハイビスカス、オレンジピールの酸味と、砂糖漬けの果実の甘さの上にニッキのスパイス感が効いた、大人味のアイスティーです。なぜこのネーミングなのかは、店主に聞いてみて。うっとりするようなロマンティックなストーリーが秘められていますよ。

・どこか哲学的な晴れやかスイーツ

『パヴロヴァ』600円

口の中で甘く溶け出すかわいらしい形状のメレンゲ菓子『パヴロヴァ』。店主がニュージーランドで出合ったスイーツを再現したもので、焼きメレンゲにはアイスクリームやホイップクリームが添えられ、トッピングされたフルーツの彩りもかわいらしい一皿です。

『チョコサンドクッキー』各300円

コーヒーや紅茶のお茶請けとしてもぴったりなサンドクッキーは、チョコとホワイトチョコの2種類。お店の雰囲気とマッチしたおしゃれでレトロなデザインのロータスクッキーに、アーモンドやカシューナッツをふんだんに混ぜ込んだチョコレートがたっぷりと挟まれています。

『小さな王様と僕のロイヤルプディング』600円

こちらも意味深なネーミングの『小さな王様と僕のロイヤルプディング』という冷たいスイーツ。昔ながらのフルフル食感のプリンに、ホイップクリームとベリーがオン。あしらわれたエディブルフラワーが心を和ませてくれます。重厚感のあるシルバーの食器もやはり骨とうもので、今となっては入手が困難な一品だそう。

味変が楽しめるキャラメルシロップ付き。小さなデザートの世界を堪能してみて♪

「お店のインテリアもメニューも完成形ではない」と語る店主。来店客との会話やつながりで「Tetugakuya(てつがくや)」自体が成長してゆくのを楽しんでいるようにも感じます。ドリンクで一息つくのもよし、店主との会話に花を咲かすのもよし、俗世間から抜け出したようなこの空間に身を置いてリラックスしてみませんか。

■詳細情報

■DATA

Tetugakuya(てつがくや)

所在地
香川県仲多度郡多度津町東浜2−22
電話番号
050-5897-3829
営業時間
14:00〜19:00