こだわりコーヒー

【綾川】「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」でのどかな時間♪土鍋で炊くご飯が自慢

・「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」でほっこり

高松空港から車で約10分、綾歌郡綾川町にある「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」。以前から自分のお店を持ちたかったという店主が念願の夢を叶え、2023年7月にオープンしました。
店名の由来は、お店の前にある「蛇巻石(じゃまきいし)」という大きな石。昔、この石に大蛇が巻きついていたことから蛇巻石と呼ばれ、弘法大師がその大蛇を退治したという言い伝えがあるそう。訪れた際はぜひ実物をチェックしてみて。

店内は木を基調とした落ち着く雰囲気で、窓からは優しい光が差し込みます。いろんな家具店を巡って見つけた選りすぐりのテーブルやイスは居心地抜群。猫モチーフのインテリアが随所に散りばめられているのは、猫好きの店主によるもので、かわいらしい絵や雑貨に思わず顔がほころびます。器も一つひとつ店主が選定。直接窯元を訪ね、バリエーション豊かな猫の絵柄を焼いてもらったそう。どんな器で料理が運ばれてくるかもお楽しみに♪

席数は店内に15席と外に一卓のテラス席。席と席の間隔にゆとりがあるので、ゆったりとくつろげます。テラス席はペットOKなので、朝の散歩のついでにモーニングや、足休めにもぴったり。窓からはのどかな里山の風景が広がり、四季折々の景色を楽しむことができますよ。

・土鍋で炊くご飯のおにぎりでモーニング

『農家の土鍋で炊いたおにぎりセット』ドリンク代+350円

土鍋で炊いたご飯で作ったおにぎりが2個、みそ汁、日替わりの小鉢がセットになったモーニングは、朝はご飯派という人にぜひおすすめしたいメニュー。取材日の小鉢はてっぱいと、「JAMAKI」の焼き印が目を引くだしの風味がしっかり効いた分厚い卵焼きが付いていて、どちらもご飯が進むおかずばかり。みそ汁の具は大根、ニンジン、ナス、油あげ、シイタケ、豆腐と具だくさん!その日によって具材も変わるので、行くたびに新しい発見があります。

フードメニューで使用している米はすべて自家栽培。土鍋でふっくらと炊いたご飯は格別の味わいです。

大きめに握られたおにぎりは食べ応え抜群!モーニングといいつつ終日オーダー可能なので、ランチにもおすすめです。

・冬季限定!あつあつのグラタンランチ

『手作りグラタンセット』1,300円 ※3月末まで

綾川町で仕入れた鶏肉のチキングラタン、パン、サラダ、ドリンクがセットになったランチメニュー。パンはお客さんからの要望を取り入れ、ご飯に変更もOK。お好みでチョイスして。

鶏肉がたっぷり入ったグラタンはクリーミーでほっこり優しい味。こんがり焦げ目のついたチーズの香りが食欲をそそります。アツアツのうちに召し上がれ♪

「JAMAKI」の焼き印がトレードマークのコッペパンは、食べやすいように少し甘めの味でオーダーし、仕入れているそう。チキングラタンのほか、えびグラタンや、日によっては岡山県・日生(ひなせ)の牡蠣を使った牡蠣グラタンが登場する日もありますよ。

・ドリンクとスイーツで至福のおやつタイム

『炭焼きアイスコーヒー』550円

綾川町にある炭火炭焼焙煎専門店の「ぱんだコーヒー」の豆を使用した本格派のアイスコーヒー。豆をたっぷり使ったコーヒーは、酸味が控えめで飲みやすいのがポイントです。

『ちょっと小さめcake(ガトーショコラ・チーズケーキ)』各250円

店主が一つひとつ手作りしているケーキの中でも、人気はガトーショコラとチーズケーキ。ガトーショコラは濃厚で、生チョコのようななめらかな食感。チーズケーキはチーズの風味をしっかり感じつつ、さっぱりといただけます。ちょっと小さめのサイズなので、ランチの後のデザートにもぴったりです。

『コッペパンシリーズ フルーツサンド』(イチゴ)400円/(バナナ)300円

ふわっふわのコッペパンの中にフルーツとクリームをたっぷり挟んだフルーツサンド。惜しみなく贅沢に入ったフルーツは、サービス精神旺盛な店主ならでは。取材日のフルーツは香川のオリジナル品種のイチゴ「さぬきひめ」とバナナで、イチゴは果肉の甘味と酸味がミルキーな生クリームと絶妙にマッチ!

バナナのフルーツサンドの中にはこっそりとチョコレートソースも。かわいらしく花型にカットされた両端のバナナに思わず笑みがこぼれます。
コッペパンシリーズはフルーツサンドのほか、『あんバター』(250円)や『ハムチーズ』(250円)も人気。テイクアウトもOKなので、ピクニックのお供にいかがですか?

自家製の米、綾川町で仕入れる野菜やパンを提供する「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」。自然あふれる景色の中で、地元の新鮮な食材を使ったモーニングやランチを味わってみては。

■詳細情報

■DATA

JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)

所在地
香川県綾歌郡綾川町枌所西甲1519
電話番号
070-2832-7752
営業時間
平日/9:00~15:00(L.O.14:30)
土日祝/8:00~15:00(L.O.14:30)
ランチ/11:00〜

【琴平】小さな隠れ家「Kotier(コティエ)」のかわいいキューブ食パンとコーヒー

・キューブ食パンとコーヒーの店「Kotier(コティエ)」

キューブ食パンとコーヒーの店「Kotier(コティエ)」は、JR琴平駅や琴電琴平駅から徒歩で約3分の住宅エリアにあります。駐車場は店舗の約50m西側に完備。少し狭い道を歩いていると、店の案内板が現れます。

道路から敷地内の奥へと進むと、レトロな電灯と「Kotier」の文字が。扉の横に置かれた看板が“お〜ぷん”になっていたら、気軽に中へどうぞ。

1〜2人が入れるぐらいのこぢんまりとしたスペースで、キューブ食パンが販売されています。あれ?カフェは?と思うかもしれませんが、入ってすぐの一見本棚に見える扉を開けてみてください。すると…。

まるで隠れ家!かわいいアイテムで装飾されたインテリア

店内には、ゲームや映画のキャラクターグッズ、ポスターなどサブカル系アイテムが多数散りばめられていて、見渡すだけでも楽しい空間。イス以外のインテリアのほとんどは店主もリノベーションに携わったそう。

昭和のレトロ感を醸し出すピンク電話や、壁には額装された店主のお気に入り映画のビジュアルが飾られ、にぎやかな雰囲気。懐かしいテレビゲームやボードゲームなどで遊ぶことも可能です。

どれも店主が集めてきたものばかり。大切なコレクションに囲まれたこぢんまりとした空間は、まるで秘密基地や、友人の家に遊びに来たような気持ちになりそう♪お店のテーマは、実用的なものを排除した嗜好品(しこうひん)だけの空間だといいます。

手のひらサイズのコロンとキュートなキューブ食パン

入ってすぐ右手にある、アンティークのショーケース内に、看板メニューであるキューブ食パンが並んでいます。琴平エリアでパン店は非常に貴重な存在。基本的には毎日4種類のみですが、店主の気まぐれで増える時も。当日の種類はInstagramのストーリーでチェックしてみて。
➡︎公式Instagramはこちら

キューブ食パンはすべて250円。それは、具材の原価や内容量で値段を変えるのではなく、どれを食べても同じ水準のおいしさやクオリティを提供したいという思いから一律の値段になっています。“ヤンニョム焼きそば”や“鱧(はも)のアヒージョ”“おイモのカスタードブリュレ”など、キューブパンにマッチするユニークな組み合わせは、店主が出合った旅先のグルメや、産直の新鮮な野菜などから着想を得て生まれたそう。

『プレーン』『あんとクリームチーズ』各250円

中でもすべてのキューブパンのベース生地にもなっている『プレーン』は、北海道産小麦「春よ恋」や宇多津入浜式の塩、天然酵母、低温殺菌牛乳などを使用。もっちり&しっとりとした舌触りの密度の高い生地は、小麦の香りがしっかりと感じられ、小ぶりな手のひらサイズの中に凝縮された満足感があります。ほんのり感じられるきび砂糖の甘みとバターの風味も上品。毎日食べても飽きのこないおいしさを目指して、シンプルな味わいに仕上げています。

『あんとクリームチーズ』は粒あんの甘さとクリームチーズの塩味がギュッと詰まった、クセになる組み合わせ。表面のクルミの風味と食感も◎。

『シナモンロール』250円

ベースの『プレーン』生地にシナモンパウダーときび砂糖を巻き込んだ『シナモンロール』も、シンプルに味わいたい人にオススメ。しっかりシナモンの風味を楽しめる一品です。

『カレー』250円

豚肉とセミドライのトマトを使用し、スパイスから作り上げるカレーを詰め込んでいます。既製品や添加物はなるべく使わず、素材そのものの風味やうま味を大事にしています。

『あげパン』300円

『あげパン』は、オーダーが入ってから揚げてくれるので、ぜひできたてを食べてほしい一品。米油を使用しているので重さや油臭さを感じないのが特徴。最後にまぶす、きび砂糖も優しい甘さです。表面がふんわりサクッと、中はしっとりとした密度感。スティックを刺してくれるので、手を汚さずに食べられるのもうれしいですね。

豆の種類が豊富な本格コーヒー

キューブ食パンと一緒にコーヒーもどうぞ。カウンター席にはコンセントが完備されているので、PC作業をのんびりするのもオススメ。

コーヒーは常時、産地別の豆を約8種類スタンバイ。店主に味の好みを伝えると、おすすめの豆を提案してくれます。ハンドドリップで丁寧に淹(い)れる所作にも注目を。

『コスタリカ タラス プレミアムグレード』700円

時間が経つとマイナスな風味が出てくるコーヒーもありますが、同店は後味も楽しめる高品質なコーヒーばかり。ミディアムローストの『コスタリカ タラス プレミアムグレード』は、コーヒー豆本来の甘みや酸味を感じられる、雑味のないテイストが特徴です。

『グァテマラ stay gold(デミタス)』600円

コーヒーの値段にプラス100円で、2杯分のコーヒーを凝縮した『デミタス』も選べます。デミタスはネルドリップで落とすことによって濃縮され、甘さやふくよかな余韻が残るので、コーヒー好きは必見!

ネルドリップは“ネルシャツ”と同じ素材の布で、ペーパードリップに比べて目が粗く、コーヒーの油分や成分が抽出されやすいのが特徴。ちなみにネルは扱いに手間がかかる上、高い技術が求められます。そうして丁寧に抽出される繊細で上品な味わいをかみしめて。

「嗜好品しかない店内にはおもしろいものがたくさんあるので、コーヒーやパン、時間や空間と合わせて楽しんでいただければと思います」という店主。寄り道感覚で同店の遊び心にぜひ触れてみて。

■詳細情報

■DATA

Kotier(コティエ)

所在地
香川県仲多度郡琴平町榎井873-6
電話番号
080-6394-0399
営業時間
水曜/13:00〜18:00(L.O.17:45)
木〜土曜/11:30〜19:00(L.O.18:00)

【丸亀】花屋併設のカフェ「tutiru(ツチル)」期間限定のイチゴメニューが登場中♪

・生まれ変わった「tutiru(ツチル)」

ことでん栗熊駅から車で約5分、丸亀市綾歌町のビニールハウスに囲まれた場所に突如現れる「tutiru(ツチル)」。田園地帯にこんな都会的なカフェが!?と驚かれる方もいるのではないでしょうか。こちらのカフェは、マムという菊の花の生産農家「ファルチェ(falce)」が提案する、花屋併設のカフェです。

店舗は、もともとマム農家の倉庫として使われていた場所をリノベーション。あちこちに昔の面影を残しつつも新しく「tutiru」として生まれ変わった場所は、ピンクベージュを基調としたシンプルで花が映えるようなデザインです。洗練された建物なのにどこかほっとさせてくれる雰囲気がある居心地の良い空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

クリアなテーブルの真ん中には小さなフラワーベースが。そこにかわいらしいマムの花が飾られています。待ち時間の合間も花を眺めるだけで癒やされますね。

少し広めのテーブル席もあり、ベビーカーの入店もOK。店内にはほとんど段差がないので、出入りもしやすく、赤ちゃん連れも利用しやすいお店となっています。

・花やオリジナルの花器の販売も

店内に美しくディスプレイされたマムなどの花は購入可能で、簡易包装の場合はレジですぐ購入できます。隣の建物ではドライフラワーの販売や、アレンジメント等も依頼できるそうなので、花束のプレゼントなどを考えている人は、事前に電話で相談するのがオススメです(フローリストが不在の場合、アレンジメントの当日対応は不可)。

“お花に触れ合ってほしい”という思いから、花をプレゼントしてもらえる時もあるようです。オーナーの温かい人柄が感じられる、とてもうれしいサプライズですね。

花器の販売スペースでは、マムが映えるようにイメージして一点一点制作されたという、花器や一輪挿しが並んでいます。制作を手がけたのは東京で活動している「ACOPOTTERY」のイチフルアキコさん。シンプルながらも存在感のある花器は、同じものは一つとしてなく、親しい人への贈り物や自分へのご褒美に選びたいものばかりです(値段は5,060円~)。

カフェで提供されている器も、同氏の作品。一枚ごとに模様や形が異なる、世界に一つしかない器だそうです。そんな一点物の器に、おいしい料理やスイーツが盛り付けられているのを見るだけでもワクワクが止まりません。

そのほかにも植物から作られた線香や、生花を使ったアクセサリーなども販売しているので、販売スペースもぜひのぞいてみてください。

・こだわりのコーヒーでほっと一息

『ELDER FLOWER LATTE(Hot/Ice))』600円

「花屋だからと言って普通のコーヒーは出したくない!」というオーナーの強い思いもあり、コーヒーにもかなり力を入れているそう。中でも、花屋ならではの『エルダーフラワーラテ』は、ほかではなかなか味わえない一杯です。エルダーフラワーのすっきりとした味わいに、レモンの皮とローズマリーの香りも加わって、なじみのあるカフェラテが全く別の飲み物に大変身しています!ぜひ一度試してほしいドリンクです。

・彩り豊かなサンドウィッチ

『SALMON&GREEN(スモークサーモンとグリーンのサンドウィッチ)』900円

サーモンと自家製アボカドソース、間に挟まれた自家製のベシャメルソースが、頬張った瞬間に一気にミックスされて口の中いっぱいに広がる一品。使われているパンもサクサクで、サーモンは臭みも一切なく、夢中で食べてしまうこと間違いなし!

プラス150円で目玉焼きのトッピングが可能です。ドリンクとセットにする場合は、ドリンクが200円オフとちょっぴりお得に。

『FRUIT&CREAM CHEESE(フルーツとクリームチーズのオープンサンド)林檎のコンポート』800円

リンゴは皮ごとコンポートされていて、シナモンとクリームチーズ、アイスのコラボレーションが素晴らしい味わいを生み出しています。リンゴは甘すぎず少し酸味もあってアイスの甘さとの相性も抜群。デザート感覚で食べられる一品です。オーナーも大好きなリンゴのメニューは、定番メニューとしていつでも食べられるそうです。こちらもドリンクとセットにする場合は、ドリンクが200円オフになります。

『苺とクリームチーズのオープンサンド』800円

そのほかにも、季節の果物を使った期間限定品として、2024年5月ごろまでイチゴを使用したスイーツやドリンクなどが登場中。旬のイチゴに、濃厚なクリームチーズとピスタチオが散りばめられたこちらのオープンサンドは、甘酸っぱい果実とクリーミーなチーズが間違いない組み合わせ。ピスタチオのカリッとした食感と、上品なナッツの香りがアクセントになっています。

『苺のパルフェ』700円

イチゴのシャーベット、バニラアイス、マスカルポーネチーズ、チョコクッキーなどがキュートなグラスに詰め込まれたパフェは、キラキラと輝く宝石のよう。乙女心をくすぐられるかわいらしい見た目はもちろん、イチゴの良さを生かした構成は、食べ進めるごとに発見があります。

『苺のソーダ』700円

シュワっと春風のように爽やかなソーダは、赤のグラデーションが目にも美しい1杯。甘酸っぱいイチゴの風味が口の中いっぱいに広がり、食後のお口直しやデザートのお供にピッタリですよ。浮かべられている果肉と一緒にいただいて。

季節限定商品や提供期間の詳細はInstagramでチェックを。➡︎公式Instagramはこちら

・かわいくてつい食べたくなるスイーツたち

『Cafe Au Lait Mousse(カフェオレムースケーキ)』550円

口の中でふんわり溶けていく、軽い食感のムースケーキ。上にのったコーヒー豆もアクセントになっていて、少しほろ苦い大人の味のケーキです。コーヒーとの相性は言うまでもなくバッチリ。

『Apple pound (アップルパウンド)』450円

パウンドケーキというとパサパサしたイメージがありますが、こちらのパウンドケーキはしっとりなめらかな触感で、りんごの甘酸っぱさにシナモンがほんのり香るケーキです。

焼き菓子とドリンクのみテイクアウトができるので、ショーケースをのぞいて気になる商品があればぜひテイクアウトしてみてください。もちろん、焼き菓子はイートインもできますよ。

カフェに来たついでに花を買ったり、花を買うついでに焼き菓子をテイクアウトしたりと、いろいろな楽しみ方のできる「tutiru」。1人でもふらりと立ち寄りやすい雰囲気なので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

■詳細情報

■DATA

tutiru(ツチル)

所在地
香川県丸亀市綾歌町富熊905-3
電話番号
070-4721-5441
営業時間
9:30~17:00(L.O.16:30)

【高松】「サニールートコーヒー」レトロな空間でコーヒーを飲みながら読書時間を♪

・「SUNNY ROOT COFFEE(サニールートコーヒー)」

ことでん春日川駅から車で約3分、大型家具・インテリア店「ニトリ」と同じ敷地内にある「SUNNY ROOT COFFEE(サニールートコーヒー)」は、2024年に10年目を迎えるカフェです。時を経た味わいのある入り口の木製のドアは、ぐっと力を入れて開けるのがコツ。

店内に一歩足を踏み入れると、まるで秘密基地のような空間が広がります。古いものを新しい時代まで残す「アーカイブ」という言葉をテーマに、「昭和の時代や少し古めのアメリカンなものなど、普段あまり目にすることのないモノに若い世代が触れるきっかけになれば」というオーナーの気持ちが詰まっています。見渡すとさまざまなジャンルの本がずらりと並び、壁や棚にはレトロなレコードや黒電話などの小物が飾られ、見ているだけでワクワクするものばかり。居心地が良く、幅広い世代から愛されているお店です。

テーブルにはそれぞれにテーマがあり、花がテーマのテーブルには花に関連のある本や写真が飾られています。本の続きを読みに決まった席を目がけてやってくる常連さんや、たまたま座った席に置いてある本を手に取るお客さんなど、楽しみ方は人それぞれ。落ち着く雰囲気の中で、本の世界にどっぷりと浸れます。

・厚切りトーストが魅力のモーニング♪

『喫茶モーニングセット』300円+ドリンク代 ※ワンドリンクオーダー制

イギリスパン、ごまパン、サラダ、ゆで卵、ジャムがセットになったモーニング。表面はサクサク、中はふわもち食感のパンは、高松市国分寺町にある和洋菓子とパンの店「なかを光月堂」の食パン。贅沢な厚切りカットがうれしいポイントです。

トーストされたパンにはバターがたっぷり塗られ、ひと口頬ばるとサクっジュワッとうま味が広がり、きっとやみつきに。モーニングメニューはイギリスパンのほか、おいもパン、ポタージュ、サラダ、ジャムがセットになった『カフェの朝ごはんセット』(550円)も人気。オリジナルモーニングは、ごまパン1枚にたっぷりジャム、サイドメニューはポタージュをチョイス、など自分好みにカスタマイズできます。モーニングメニューといいつつ終日オーダーできるのもうれしいところ。ランチにもおすすめですよ。

・ボリューム満点!ランチにおすすめのトーストメニュー

『エッグチーズトースト』550円+ドリンク代 ※ワンドリンクオーダー制
※11:00~

こんがりふんわりトーストに、カリカリのポテトフライ、スープがセットになった『エッグチーズトースト』。ランチタイムにおすすめのボリュームたっぷりの一品です。好きなドリンクと一緒にオーダーしてくださいね。

厚切りのパンに、大きめにクラッシュしたたっぷりの卵とチーズの塩気が絶妙なバランス。味もボリュームも大満足間違いなし!しっかりとお腹を空かせてオーダーしてくださいね。
トーストメニューはこのほか、『明太子ポテサラ』(600円)、『カレーポテサラ』(600円)もスタンバイ。その日の気分でチョイスしてみて。

・コーヒー屋さんの本格的なコーヒーゼリー

『珈琲屋さんのカフェゼリー』600円

同店の自家製アイスコーヒーをそのまま使用したコーヒーゼリー。味わい深いコーヒーゼリーの上には、たっぷりのクリームをトッピング。美しいフォルムに、写真を撮らずにはいられないスイーツです。

プルプルのゼリーをひと口食べると、コーヒーの風味が口の中いっぱいに広がります。クリームを絡めることでコーヒーの苦味とミルク感がマッチし、マイルドに。コーヒー本来の味わいをダイレクトに感じるため、苦みが気になる人はお好みでシロップをかけてくださいね。

・豊富なドリンクメニュー

『ブレンドコーヒー(温)』450円

ポットで提供される同店のブレンドコーヒーは、カップにたっぷり2杯分。あっさりと飲みやすいのが特徴で、愛煙家がよく訪れる同店ならではのチョイス。コーヒーの香りに包まれながら読書時間を楽しんで。

『本日のミックスジュース』650円

使用するフルーツが日によって変わるミックスジュース。取材日はモモをベースにバナナ、ミカン、パインの4種類をミックス。とろりとしたのど越しで、それぞれのフルーツの味が絶妙にマッチ。優しい甘さで、最後まで飽きずにいただけます。
注文時に確認するとその日のフルーツを教えてくれるので、ぜひ聞いてみてくださいね。

時代を少しさかのぼったようなノスタルジックな空気感が漂う「サニールートコーヒー」。本の世界に浸って、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。今まで知らなかった本との出合いや、とびきりのコーヒーとトーストでお腹も心も満たされますよ♪

■詳細情報

■DATA

SUNNY ROOT COFFEE(サニールートコーヒー)

所在地
香川県高松市春日町1623-3
電話番号
087-843-0078
営業時間
8:00~19:00(L.O.18:00)

【高松】オーガニックカフェ「暦-coyomi-」優しいスイーツで癒やしの時間を♪

・オーガニックカフェ「暦-coyomi-」

高松西ICから車で約5分、香東川公園のすぐそばにある「暦-coyomi-」。木製のドアが目を引くナチュラルな外観と店名の入った小さな看板が目印。作家さんによる一点物のドアノブは、店内に入る前にぜひ注目してみて。

老若男女問わずたくさんの人に愛されている同店。以前は主にイベントへの出店のみでしたが、もともと自分のお店を持ちたかったオーナーが夢を叶え、地元でもあるこの地に実店舗を構えました。

店内は時を経た木の風合いとレトロ感が相まって、落ち着く雰囲気。一つひとつ異なるテーブルやイス、照明は、お店のイメージに合ったものを古道具店から取り寄せたそう。至るところに散りばめられたおしゃれなインテリアやテーブルに飾られた花に、オーナーのセンスとおもてなしの心を感じます。

ショーケースとカウンターにはその日の生菓子約4種類と焼き菓子約3種類が並びます。いろんな種類から選びたい人はオープンの11:00に合わせて行くのがおすすめです。どんなケーキや焼き菓子があるかは、その日のInstagramでチェックしてくださいね♪
➡️公式Instagramはこちら

奥には小上がりの座敷スペースがあり、小さい子ども連れのママも安心♪ブランケットや自由に読める本も用意されていて、ついつい長居をしてしまうくつろぎ空間です。居心地の良さに、何度も訪れたくなりますね。

・自家製ケーキで至福のおやつタイム♪

『苺のショートケーキ』550円

三木町の「ミニマル農園」から仕入れた平飼い卵、香川県産の小麦粉、きび砂糖を使用して作ったスポンジと、新鮮な「さぬきひめ」のイチゴのショートケーキ。しっとりした食感のスポンジ生地と口溶けなめらかな生クリームが相性抜群の一品です。美しい見た目に、思わずうっとりと見惚れてしまいます。取材日の生菓子は、チョコタルトの『habit!!(ハビット)』(500円)、カボチャを使った『harvest(ハーベスト)プリン』(450円)、『NYチーズケーキ』(450円)の4種類。どれもおいしそうで、ショーケースの前で悩んでしまうこと必至!店内でいただくのはもちろん、テイクアウトもできますよ。

・イートイン限定!おいしさが詰まった贅沢サンデー

『Beautiful Sundae(ビューティフル サンデー)!』680円

自家製ミルクアイス、オリジナルグラノーラ、人気商品のクッキー、ナッツが絶妙なハーモニーを奏でるサンデー。ミルクアイスは低温殺菌牛乳ときび砂糖を使用し、ひと口食べると驚きのおいしさです。イートイン限定で、ほかにも米粉を使用したシュー生地に自家製バニラアイスをサンドしたスイーツの『スフィア』(フルーツぞえ・600円/フルーツなし・550円)を用意。外の景色を眺めながらゆっくりと味わって。

・サクサク食感がやみつき♪オーガニッククッキー

『ココアビスケット』220円

看板商品でもあるクッキーは、香川県産の小麦粉ときび砂糖や黒糖でシンプルに作る安心のおやつ。ネコのクッキーはほろ苦いココア入り。サクサクの食感とほんのりとした甘さに、つい手が止まらなくなること間違いなし!取材時はクリスマス前ということもあり、『サンタクッキー』(200円)がお目見え。個包装されているので大切な人へのギフトや、ちょっとしたお礼にもぴったり。事前に連絡するとクッキー缶もオーダーできるので、気になる人は問い合わせてみて。

・約50種類!充実のドリンクメニュー

『オーガニックコーヒー』858円

ドリンクメニューは約50種類と驚くほど充実のラインアップ。オーガニックコーヒーは無農薬の豆を使用し、淹(い)れるタイミングも大切にしています。スイーツと一緒に楽しむもよし、ドリンク単品でじっくりと味わうもよし。訪れるたびに違った種類のドリンクをオーダーするのもいいですね。コーヒー、紅茶ともにデカフェも用意されているので、カフェインが気になる人にはおすすめですよ。

「体に優しい」ことにとことんこだわり、安心なスイーツを提供する「暦-coyomi-」。ほっと落ち着く空気に包まれながら、体にも心にも優しいスイーツやドリンクを味わってみませんか。

■詳細情報

■DATA

暦-coyomi-

所在地
香川県高松市円座町2326-28
電話番号
090-1000-0248
営業時間
11:00〜19:00

【丸亀】「グッドネイバーズコーヒー 丸亀店」香り高いコーヒーと極上のトーストを味わって

・「GOOD NEIGHBORS COFFEE(グッドネイバーズコーヒー)丸亀店」

JR予讃線宇多津駅から徒歩15分ほどの場所にある「GOOD NEIGHBORS COFFEE(グッドネイバーズコーヒー)丸亀店」。香川県内に3店舗を展開する地元で人気のカフェです。

コーヒーに合うトーストメニューが自慢。土日には行列ができるほど人気のモーニングや、ボリューム満点のサンドイッチ、こだわりのスイーツを提供しています。

雰囲気たっぷりのレンガ造りの店舗は、元は喫茶店だった建物をリノベーション。昭和レトロなシャンデリアや、ボックス席など、古き良き喫茶店の雰囲気を残しながらも、倉庫のようなブルックリンスタイルをミックスしたレトロな空間が広がっています。ダークカラーでまとめた落ち着いた店内は、男性が一人でも通いやすいと好評だといいます。

店名の「グッドネイバーズ」は、英語で「よき隣人」という意味。お客さんといい距離感を保ちながら、一日に何回でも来たくなるような、地元に愛される店にしたいという思いが込められています。

・行列必至の人気モーニング

『Aセット』ドリンク代 + 390円

土日には行列ができるモーニングは、全8種類をスタンバイしています。あまりの人気ぶりに特別に「終日モーニングメニュー」ができたほど。中でも一番人気は、3.5mmの厚さにカットした自慢のトーストをシンプルに味わえる『Aセット』。コーヒーに合う究極のトーストを作るため、食パンはベーカリーに特注で焼いてもらっているそう。バタートーストにした時に完成するよう、味わいから食感まで考え抜かれています。

トースターを2台使い分け、仕上げに高温で香ばしさと食感をプラスするこだわりよう。中はふんわり、外はサクッと軽い極上のトーストは、一度食べたら虜(とりこ)になること間違いなしです。

自家製ドレッシングのサラダや卵、ヨーグルトが付いて栄養もボリュームも満点。お腹も心も満たされて朝からいいスタートを切れそうですね。

・名物!ボリュームたっぷり『特製ロースカツサンド』

『特製ロースカツサンド』1,925円

同店のもう一つの看板メニューが、ボリューミーな『特製ロースカツサンド』。グリルして香ばしさをプラスしたゴマ入りのイギリスパンで、熟成三元豚のロースカツをサンド!カツはなんと120gも使用しているのがポイント。キャベツも惜しみなく入っていて食べ応え抜群です。

味の決め手となるソースは、酸味を抑えた甘めの自家製トンカツソースをたっぷりと。かぶりつくとあふれる肉汁と甘いソースが口いっぱいに広がります。

セットにはポテトフライ、オニオンフライ、サラダ、スープ、ドリンクが付いてコスパも◎。食べ切れなかったら持ち帰りもできるので安心を♪

・じっくり味わいたい自慢のコーヒー

『グッドネイバーズブレンド』550円

同店の顔ともいえるコーヒーはオリジナルブレンドの『グッドネイバーズブレンド』。“毎日飲んでも飽きない味”をコンセプトに、最高級の「ブラジル」をベースにした自信のブレンドが完成しました。コクと苦味のバランスがよく、酸味を抑えた味わいが魅力です。

オリジナルブレンドを注文すると、ポットで提供されるのがうれしいポイント!温かいコーヒーがたっぷり2杯分楽しめます。

『ショコラティオ』858円 ※冬季限定

季節限定ドリンクも登場します。冬になると毎年メニューに並ぶ『ショコラティオ』は、毎年この時期を楽しみにしているファンも多い一杯。ダブルドリップで淹(い)れる濃いめのコーヒーにチョコレートをプラス。トップに生クリームとココア、仕上げにクーベルチュールチョコレートをまとった、目にもかわいらしい冬にピッタリなドリンクです。チョコレートとクリームが溶け出す極上の口溶けを楽しんで。

『スペシャルコーヒーゼリー(キャラメル)』638円

コーヒーとスイーツどちらも楽しみたいなら、『スペシャルコーヒーゼリー』がおすすめ。グラスにたっぷり注がれたゼリーは淹(い)れたてのコーヒーで作った自家製。コーヒー店ならではの苦みとコクが楽しめます。『プレーン』(616円)のほか、トッピングが選べる『キャラメル』、『黒蜜』(638円)があります。

取材日は『キャラメル』をチョイス。さっぱりとした後味のソフトクリームのトップにほろ苦いキャラメルソースをオン!ソフトクリームとほろ苦いキャラメルが溶け出したまろやかなゼリーもまた絶品。甘さが苦手な男性にもおすすめです。

・手土産にぴったり『幸せのフルーツバター』

『もも(瀬戸内産)バター』(160g)1,380円

トーストを極める同店の新しい提案が、『幸せのフルーツバター』。その名の通り、旬のフルーツを使った食べるバターです。そのおいしさは口コミで広がり、今や各メディアから引っ張りだこの人気商品に。2023年の「かがわ県産品コンクール」で優秀賞を受賞した実力派でもあります。

人気の秘密は、香川県産の旬のフルーツをコンポートのようにしておいしさを閉じ込め、ホイップバターに加えることで仕上がる口溶けの良さです。アツアツのトーストにたっぷりのせるのがポイント!トーストの上で溶かさずに食べるのがフルーツバターの美味しい食べ方です。

ラインアップは『アップル&マンゴーバター』『いちごバター』『アーモンドバター』『黒糖きな粉くるみバター』『ももバター』『キウイバター』の6種類。オンラインショップでギフトセットも販売しているので、遠方の人はチェックしてみて。
➡︎公式オンラインショップはこちら

『ももバタートースト』ドリンク代 + 583円

『幸せのフルーツバター』の味は店内でも味わうことができます。『ももバタートースト』は、高い糖度と豊かな香りが特徴の飯南産のモモを使用。濃厚な果汁までぎゅっと閉じ込めた風味豊かな味わいが特徴です。コーヒーと合わせればより香りと甘みが引き立ちますよ♪

モーニングにボリューミーなランチやスイーツまで充実する「グッドネイバーズコーヒー」。一杯のコーヒーを飲みに、友達とランチに、気付けばまた行きたくなる、そんな魅力たっぷりのお店です。

■詳細情報

■DATA

GOOD NEIGHBORS COFFEE(グッドネイバーズコーヒー)丸亀店

所在地
香川県丸亀市土器町東9-194
電話番号
0877-85-7313
営業時間
平日/8:00~18:00(フードL.O.16:00、ドリンクL.O.17:00)
土日祝/7:30~18:00(フードL.O.16:00、ドリンクL.O.17:00)
【モーニング】平日8:00~11:00、土日祝7:30~11:00
【ランチ】11:00~16:00

【宇多津】「トートコーヒー」世界から買い付けるコーヒーと自家製スイーツに癒やされて

・「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」

瀬戸内海を臨む「四国水族館」から徒歩5分ほど、海沿いの静かな遊歩道を歩いていると見えてくる「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」。世界中の産地から高品質な生豆を買い付け、焙煎から販売、提供までを手がけるコーヒー専門店です。

こだわりはコーヒーだけにとどまらず、コーヒーのお供にぴったりの自家製スイーツやサンドなどのフードも種類豊富に取りそろえています。


重厚な扉を開けると、コーヒーの香りが迎えてくれます。入り口のすぐ脇には存在感たっぷりの焙煎機があり、棚にはテイクアウト用のコーヒー豆がずらり。コーヒー好きな人ならその光景を見ただけで気分が上がるはず。

店内には光があふれ、大きな窓からは緑と空を望む落ち着いた空間が広がっています。

「コーヒー専門店」と聞くとちょっぴりハードルが高そうと感じる人もいるのでは?同店には、小さな子ども連れの人や、ベビーカーで入店する夫婦など、年齢や性別問わず幅広いお客さんが訪れます。

元は会社員だった店主がコーヒー店を始めるきっかけとなったのは一冊の本だったそう。その本の著者、国内のバリスタチャンピオンにも輝く門脇洋之氏の生み出すデザインカプチーノに感銘を受け、島根にある同氏の店の門をたたいたといいます。

バリスタでありながらパティシエでもあった門脇氏から直々にコーヒーやスイーツを一から教わりながら、自分が描く店の形が固まり独立を決意。地元である香川にお店を開きました。

・世界中から買い付ける上質な一杯

同店の最大の魅力は、店主自ら世界各地の産地へ赴き、農家から直接豆を仕入れていること。「店をしながら世界を回ることは決して簡単なことではありません。それでも生産者に会って農場を見て土壌を知ることで、自分の言葉でお客さんに最適な豆をおすすめすることができるんです」と店主は語ります。

店頭には、ブレンドとシングルオリジン含め10~15種類がスタンバイ。フルーティーな浅煎りからビターな深煎りまで幅広くそろい、専門店ならではのラインアップが光ります。

コーヒーは注文を受けてからハンドドリップで丁寧に淹(い)れています。重さを量りながらゆっくりと。一粒一粒からバランスよく抽出することこそがおいしさを引き出す秘訣なんだそう。

『トート』594円

銘柄に迷ったら店の名前を冠した中〜中深煎(い)りブレンド『トート』を選んで。ナッツやチョコレートのような香りとチェリーの果実の風味も楽しめる一杯。酸味のバランスが良いのが特徴です。

ブレンドはほかに、深いコクとまろやかな質感が味わえる深煎りの『ダーク』(638円)や、フルーツや花の香りで酸味を楽しむ浅煎りの『フラワー』(693円)も。豆の産地はその都度変わるので、店頭で聞いてみて。

個性豊かなシングルオリジンも種類豊富に取りそろえています。同じ農園でも違う品種もあり、知れば知るほど奥の深さを感じるはず。

『フルーティーな水出しコーヒー』616円

いい意味でコーヒーの概念を裏切ってくれる『水出しコーヒー』。運ばれてきた瞬間、透き通った琥珀色に思わずうっとり。水出しコーヒーは熱を加えずに抽出するので、雑味がなくスッキリとした透明感のある味わいが生まれるそう。普段コーヒーを飲まない人も豆の新鮮さを一口目から感じられる一杯です。

豆は日替わりでスペシャルグレードのものを抽出しています。取材日は、ホンジェラスCOE (※)コーヒーの品評会で9位を受賞した「ゲイシャ」。鼻に抜ける華やかな柑橘系の香りが特徴です。希少品種を贅沢に味わって。

※COE(カップ・オブ・エクセレンス)とは、その年に収穫されたコーヒーから最高品質のものに送られる賞で、国際審判員により厳選されたわずかなコーヒーだけが、この称号を受けることができます。

『カフェモカ』660円

エスプレッソを楽しみたいなら、ほろ苦さのなかに甘さをプラスした『カフェモカ』がおすすめ。エスプレッソにチョコレートソースを加えたスイーツ感覚のドリンクです。スチームミルクが作り出す美しい層を眺めながら至福のカフェタイムを。

・お腹も満たしてくれる豊富なフードメニュー

『パニーニランチ』ドリンク代 + 759円

オールタイム注文できるフードメニューも豊富にそろっています。中でもおすすめは、『パニーニランチ』。パンは同町内にある「元気パン工房ごぱん」で特別に焼いてもらっているそう。表面はカリッと、中はモチッとした食感がたまりません。中にはタマネギのシャキシャキした食感が爽やかなツナタルタルがサンドされています。

三豊市の農家から取り寄せているというベビーリーフのサラダと、日替わりスイーツが付いて満足度もアップ。この日のスイーツはオレンジが入ったシフォンケーキ。キメの整ったモチフワ食感のスイーツは優しい甘さで、食後のコーヒーに合わせたくなる一品です。

・コーヒーのお供に欠かせない自家製スイーツ

こだわりはコーヒーにとどまらず、スイーツも全て手作りしています。どれもコーヒーとのペアリングを考えられた実力派のスイーツばかり。定番から季節限定まで5種類ほど用意しています。

『モンブラン』630円

創業当時からある『モンブラン』は、定番人気。栗をふんだんに使ったモンブランクリームは濃厚な栗の香りが楽しめます。クリームの下にはまるでプリンやムースのような生地があり、口溶けが軽やかでぺろりと食べてしまうこと請け合い。

『モンブラン』に合わせるなら重めの深煎りの「ニカラグア」を合わせるのがおすすめだそうですよ。

『ベイクドチーズケーキ(カボチャ)』630円 ※冬季限定

『ベイクドチーズケーキ』は、イチゴや抹茶など、季節によって味が変わる限定スイーツです。取材日は、完熟カボチャを使ったチーズケーキ。食べ進めると中にほろ苦いカラメルか隠れていて、カボチャの優しい甘さを引き立ててくれます。

ケーキは好きなドリンクと一緒に注文すると100円引きに。ケーキとコーヒーのペアリングを楽しんで。

・お店の味を自宅で楽しめるテイクアウトも

“コーヒーをもっと身近に楽しんでほしい”。そんな思いから自宅でもお店の味が楽しめるよう100gから豆の販売もしています。希少な豆は50gから購入できるのもうれしいポイント。

銘柄に迷ったら気軽に相談を。味の好みからその日の気分まで、どんなシチュエーションにもぴったりの一杯をおすすめしてくれますよ。

もっと気軽にコーヒーが楽しめるドリップバッグは1個から購入可能。オシャレなパッケージはギフトに贈れば喜ばれること間違いなしです。

豆を購入すると、コーヒーを一杯サービスしてもらえるうれしいサービスも。お気に入りのコーヒーをその場で味わえるなんて、帰り道もハッピーですね♪

徒歩5分ほどの「宇多津臨海公園」の中に、姉妹店「海と空のカフェ」もあります。瀬戸内海の絶景を眺めながらカフェやスイーツが楽しめるのでぜひ立ち寄ってみて。

【宇多津】「海と空のカフェ」瀬戸内海を一望しながらコーヒーを堪能♪ドリアやホットサンドも!

年配の夫婦から子どもまでさまざまな年代に愛される「トートコーヒー」。コーヒー店のメニューにはあまり見かけない「お子さまドリンク」の文字が「誰でも気兼ねなく」と言ってくれているようでうれしくなります。本棚には雑誌や絵本が並び、読書もできる居心地のいい空間へ、コーヒーを飲みに訪れてみませんか。

■詳細情報

■DATA

THOTH COFFEE(トートコーヒー)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁3-8
電話番号
0877-85-5895
営業時間
10:00〜18:00(L.O.17:30)

【高松】「マライカバザール/レインボーカフェ」でエスニック雑貨&サクふわワッフル

・「MALAIKA BAZAAR(マライカバザール)高松店/レインボーカフェ」

ことでん栗林公園駅から徒歩約16分、車で3分の場所に、「ゆめタウン高松」から2023年3月に移転オープンした「MALAIKA BAZAAR(マライカバザール)高松店」。以前の「MALAIKA(マライカ)」から大型店の「MALAIKA BAZAAR(マライカバザール)」へとグレードアップ!より広くなり、商品点数が増えて魅力度が増しました。

店舗1階奥にある「Rainbow Cafe(レインボーカフェ)」では、本格自家焙煎コーヒーをはじめとするこだわりのドリンクメニューやエスニックフード、ワッフルなどのスイーツをいただけます。全メニューテイクアウトOK!先に注文するセルフサービススタイルで、コーヒー豆の販売もしています。

ハワイアンスタイルが印象的なカフェのインテリアは、大半がスタッフのDIYによるもの。手作り感のある温かみと観葉植物の緑に癒やされます。ペット同伴OKでテラス席を利用できます。抱っこすれば店内も一緒に見て回れますよ。

本格的なエスニックフードがクセになる!

『ガパオライスプレート』1,000円

フードメニューは、手作りでこしらえた本格的なものばかり。その中でも『ガパオライスプレート』は、チェーン展開する同店でも限られた店舗でしか味わえない一品です。オニオンスープ付き。

ご飯の上にたっぷりとのっている豚ひき肉は、唐辛子の辛さだけでなく、優しい甘さとうま味も感じられ、ご飯との相性もバッチリ。店内で自家栽培されている新鮮なパクチーも注目ポイントです。

『ロコモコプレート』1,000円

『ロコモコプレート』はイートイン、テイクアウトともに一番人気のメニュー。牛肉100%の無添加ハンバーグはフワフワジューシーな食感で、肉のうま味がしっかり感じられつつも優しい味付けです。キャロットラペはシャキッとした食感と優しい甘さに、粒マスタードがアクセント!

別添えのサルサソースをポテトに付けると、アジアンテイストになって二度楽しめるのもうれしいですね。

サクふわ食感がたまらない♪ ワッフルとオススメドリンク

『ココナッツマンゴーワッフル』900円

アメリカンワッフルは食事ワッフルが2種類、スイーツワッフルが4種類あります。中でも注目なのが『ココナッツマンゴーワッフル』。たっぷりのマンゴーと、ココナッツクリームをたっぷりつけていただきましょう。

ワッフル生地は表面がサクサク、中はフワッとした食感がクセになるおいしさ。テイクアウトもできますが、焼きたてがかなりオススメ!このほか、カカオ豆の焙煎から手作りの『ガトーショコラ』(400円)も見逃せません。

『チャイフロート』550円

チャイの上にアイスをトッピングした『チャイフロート』もぜひトライしてほしい一品。本場仕込みのブレンドスパイスをすり潰して煮出した自家製チャイは、スパイスの風味がとても華やか。砂糖を入れて煮ているそうですが、アイスをプラスしてもちょうど良い上品な甘さです。

『水出し烏龍茶』300円

台湾産の鉄観音茶を使用し、じっくり時間をかけて抽出した『水出し烏龍茶』は、濃厚な茶葉のうま味を感じられます。苦みや渋みを感じず、とても風味豊かな飲みやすいウーロン茶です。

レモンを砂糖漬けした『自家製レモネード』(300円)なども良心的な値段設定がうれしいですね。ちなみにアルコールを除く各種ドリンクは、ワッフルまたは食事メニューと一緒に注文すると100円引きになりますよ。

こだわりの自家焙煎コーヒーでほっとひと息

『ブレンドコーヒー深煎り ホット』400円

コーヒーは、生豆から焙煎している鮮度の高さが特徴。バランスの良いブレンドコーヒーは浅煎り、深煎りから選べます。コーヒー好きな人は、20種類以上から選べる『銘柄指定コーヒー』(400円〜)で味の違いを楽しんでみて。風味豊かな本格ハンドドリップコーヒーでほっこり休憩しませんか?

『水出しアイスコーヒー』400円

アイスコーヒーは水出しスタイル。約8時間かけて水で抽出することによって、豆本来の風味や上質な甘みも感じられます。アイスクリームがのった『コーヒーフロート』(550円)も選べます。

『産地別コーヒー粉 一杯分』100円〜

20種類以上あるコーヒー豆は200g(700円〜)から購入可能。約20分で生豆から焙煎できるので、ショッピングしているうちに仕上がりますよ。一杯分ずつの小分けパックを買って飲み比べするのもおすすめです。

世界各国の雑貨やアパレルがたくさん!

世界各国の民芸雑貨やアパレルを多く取りそろえる同店では、1階にハワイアン雑貨、2階にはアジアや一部ヨーロッパの民芸品やアパレル、3階はパワーストーンやインディアンジュエリー、オールドアメリカンスタイルのファッションブランド「TOM HORN(トムホーン)」が並びます。

店内は広いながらも、所狭しと異国情緒あふれるもので埋め尽くされていて、とってもにぎやかな雰囲気。カラフルなビーズが織りなす灯りが魅力的なランプシェードなど、照明器具も見どころの一つです。

エケコおじさんってご存じですか?毎週火・金曜にとある行いをすると、幸運を運んでくれたり欲しいものが手に入ったりするといわれている南米ペルーの開運人形です。露骨にお札をぶら下げているのもユニークですね。どんな行いをすると願いが叶うかは、ぜひお店でチェックしてみて。

2階のトイレものぞくと楽しいですよ。リフォームの参考になるようなタイル貼りや、メキシコ製のカラフルな陶器の洗面ボウルが使われています。洗面ボウルは販売されているので、DIYが好きな人はいかが?

1階から3階まで、見応えたっぷりなエスニック雑貨や、こだわりのカフェメニューが楽しめます。ショッピングするもよし、ランチするもよし、ドリンクとスイーツで休憩するもよし。全品テイクアウトもできるのでぜひ立ち寄ってみて。

■詳細情報

■DATA

マライカBAZAAR高松店/レインボーカフェ

所在地
香川県高松市室新町970-1
電話番号
087-868-7092
営業時間
11:00〜19:00(フードL.O.18:00、ドリンクL.O.18:30)

【宇多津】「海と空のカフェ」瀬戸内海を一望しながらコーヒーを堪能♪ドリアやホットサンドも!

・瀬戸内海を一望できる「海と空のカフェ」

四国水族館や復元塩田、遊具広場などが集まる宇多津町の観光スポット「宇多津臨海公園」。「海と空のカフェ」はこの公園の一角に店を構え、地元客にも観光客にも人気のカフェです。

同店から東へおよそ5分ほど歩いたところにある「トートコーヒー」の姉妹店として、四国水族館とほぼ同時期にこの場所にオープンしました。本店同様、「コーヒーで“感動”を届ける」という志は変わらず、地元宇多津町産の食材を使用したメニューや、海と空をテーマにしたメニューなど、あらゆる角度から“感動体験”をもたらしてくれます。

【宇多津】「トートコーヒー」世界から買い付けるコーヒーと自家製スイーツに癒やされて

店内は全面ガラス張りで明るく開放的。どの席に座っても景色を一望でき、訪れる時間帯や天候でまったく異なる景色を見せてくれます。その瞬間にしか目に収められない美しさと景色の移ろいが楽しめ、入店から退店まで非日常に浸ることができます。

中でも特等席は、瀬戸内海と対面するように配されたカウンター席。ここに座れば海との近さに驚くこと間違いなしです。波音こそ聞こえませんが、空を飛ぶ鳥や穏やかに波打つ海など、絶えず移り変わる海と空の様子を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそう。店名の由縁も、この絶景にあります。

・宇多津町産の古代米を使ったランチが人気

『古代米サンドランチ』ドリンク代金 + 792円

同店と本店の「トートコーヒー」では、宇多津町の特産品「さぬきの古代米」を使ったメニューをスタンバイしています。ラインアップはパンやドリア、ソフトクリームなどさまざま。特に『古代米サンド』は、「海と空のカフェ」でしか味わえないとあって、店主のイチオシです。

小麦粉と「さぬきの古代米」から作った米粉をブレンドし、香ばしく焼き上げた古代米食パンを使ったサンドは『B.L.T』『レンコンチキン』『りんごとクリームチーズ』(単品 各781円)の3種類。

人気No.1の『B.L.T』は、ベーコン・レタス・トマトの具材と、サウザンドレッシングで味付けをした一品です。食欲をそそる色鮮やかな見た目も魅力。パニーニメーカーを使って高温で焼き上げることで生まれるサックリとした食感もたまりません。

『古代米ドリアランチ』ドリンク代金 + 869円

ライス派の人は「古代米ランチ」をチョイスして。『いろいろキノコの古代米ドリア』と『オイルサーディンとほうれん草の古代米ドリア』(単品 各1,078円)は、どちらも古代米の上に特製のホワイトソース、仕上げにとろけるチーズをのせて焼き上げたリッチな一品です。

ドリアは古代米だけでなく、「宇多津入浜式の塩」を使ったホワイトソースを取り入れるなど、より“宇多津の恵み”を味わうことができます。300年前から継承され、現在は昔ながらの製法を復元して作らている特産の塩もご賞味あれ。

『オイルサーディンとほうれん草の古代米ドリア』は、ホウレンソウの上にオイルサーディンをほぐさずそのままの姿で3尾もトッピングした豪快なビジュアルが目を引きます。ドリアにオイルサーディンというちょっぴり珍しい組み合わせですが、食べてみると相性の良さに驚くはず。塩気と酸味、コクが三位一体となった絶妙なバランスとともに、熱々でしか味わえないとろける食感も楽しんで♪

ドリンク代金に料金をプラスすることで付けられるお得なランチセットの内容は、リーフサラダと「トートコーヒー」の手作りスイーツ。リーフサラダは香川県西部の三豊市にある農園で育てた新鮮なベビーリーフを使用するなど、ここにも地元素材が。

スイーツの内容は日によって変わり、取材日は「オレンジカルダモンのシフォン」が登場。ふわっとやわらかいシフォン生地はほんのり甘く、中に忍ばせたオレンジの香りが広がる爽やかな味わいも楽しめます。贅沢に純生クリームを付けながら食後のひとときを満喫して♪

・スペシャルティ×自家焙煎にこだわるコーヒー

『ホットコーヒー(海のブレンド)』594円

ホットコーヒーからラテまで、自慢のコーヒーメニューはすべて、本店の「トートコーヒー」で自家焙煎したもの。オーナー自らが買い付けグループと共に現地へ直接足を運び、生豆の状態を見極めて仕入れるほどのこだわりぶりです。

「海と空のカフェ」では期間限定の豆のほか、海と空、それぞれをイメージした「海のブレンド」と「空のブレンド」を用意しています。『ホットコーヒー』は、抽出したエスプレッソをお湯で割ったいわゆる「アメリカーノ」で提供されるため、「海のブレンド」の特徴である苦みが抑えられていて口当たり滑らか。ごくごくと飲みたくなる軽やかさとコクのバランスが絶妙な一杯です。

『カフェラテ』660円

『カフェラテ』には、ちょっぴり浅煎(い)りの「空のブレンド」を使用。ハイスペックエスプレッソマシーン「SYNESSO(シネッソ)」を使うだけでなく、豆の挽(ひ)き具合やフィルターの種類、タンピング(※)など、細やかなところまでその都度調整するなど、一回一回の抽出に心を込めているのもおいしさの秘密です。

※タンピングとは…フィルターの中にコーヒーの粉を入れ、圧力をかけながら水平に押し固める作業のこと。

同店では、300mlという一般的なカフェラテよりもたっぷりの量のミルクを使うのも特徴。フォームミルクの口当たりが悪くなったり風味が損なわれるといわれる65℃を超えないよう、甘さが引き立つ55~60℃に仕上げることを徹底しているそう。砂糖を入れなくても驚くほど甘くクリーミーな同店のカフェラテは、コーヒーの概念が変わる一杯です。

・海をバックに『海のソーダ』がインスタ映え♪

『海のソーダ』693円

せっかくの絶景を目だけでなく写真にも収めたいという人は、ぜひ瀬戸内海をバックに『海のソーダ』を♪プクプクとした泡が入ったソーダに、色鮮やかなコバルトブルーの丸いゼリーが浮かぶ涼やかなビジュアルに思わず目を奪われます。

この美しすぎる青色は、バタフライピーという植物由来の天然色素というから驚き。グレープフルーツ風味のソーダとぷるんとしたゼリーの食感をかき混ぜながら味わってみて。

1分ほど足を延ばせば水族館や大型遊具のある公園、塩作りが体験できる塩田があり、観光や散歩の寄り道がてら気軽に訪れたい「海と空のカフェ」。一人で静かに過ごしたいとき、カップルでおいしいコーヒーと時間を分け合いたいとき、友人とコーヒーをお供にゆっくり会話を楽しみたいとき。どんな時にも寄り添ってくれるはず。コーヒーと自然から得るパワーと癒やしを心身にチャージしませんか?

■詳細情報

■DATA

海と空のカフェ

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4 うたづ海ホタル内
電話番号
0877-55-5674
営業時間
9:00~18:00(L.O.17:30)

【坂出】コーヒー専門店「ランドスケープコーヒー37」でペアリングしたい揚げたてドーナツ

「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」

2022年3月オープンの「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」は、JR坂出駅から徒歩約8分の場所にあるスペシャルティコーヒー専門の喫茶店。店主は“カフェ”ではなく、ニュースタンダードな喫茶店を目指し、雰囲気やメニューもそれに準ずる方向性に。どことなく懐かしさを感じる空間とメニューが魅力です。不定期で夜カフェ営業もしていて、香川県内では貴重な存在。

「Landscape Coffee 37」という店名に付く数字は何かと言うと、実は香川県の都道府県番号なのです。香川っぽさを店名にプラスしたいと考えていた店主。模索する中で、さりげなく表現できる“37”に行き着いたそう。ちなみに37は読まなくてOK。店名を発する時は「ランドスケープコーヒー」で。

こぢんまりとした店内は、優しく包み込まれるような落ち着いた雰囲気。趣の異なるアンティーク家具たちがいい味を醸し出しています。テーブル5卓とカウンター席からお気に入りの場所を見つけて。

こだわりのコーヒーメニューは約18種類!

コーヒー専門店と聞くと、コーヒー通でないとドアを開きにくい印象があるかもしれませんが、ご安心を。同店は「何気ない日々の中に “珈琲のある日常”を」をテーマとし、コーヒー初心者も楽しめるようなメニュー構成となっています。シンプルなコーヒーから、ちょっと気になる変化球メニューまで、コーヒーのカテゴリーだけでも約18種類も。

ランチやスイーツを間口に、コーヒーのおいしさやペアリングする楽しさを伝えたいという思いもある店主。ソフトドリンク系も約7種類ありますが、せっかくなのでこだわりの自家焙煎コーヒーを味わってみてください。

『自家焙煎珈琲』500円〜

コーヒー豆は入れ替わりがありますが、浅煎りから深煎りまで約5種類。店主が手回しの焙煎機で焼いた豆を、丁寧にハンドドリップして提供してくれます。シンプルな『自家焙煎珈琲』は好きな豆を選べるほか、おまかせもOK。

『チョコミント・カフェモカ』800円

“チョコミン党”の人には見逃せないメニューが『チョコミント・カフェモカ』。チョコミント系はアイスで飲む印象が強いですが、同店ではどちらも選べます。ホットで飲んでも違和感なく、爽やかなミントの風味と甘いチョコが、ビターコーヒーと調和がとれてホッとリラックスできる一杯。フリーポアで描かれるラテアートのハートは、ほんのりミントブルーなのがポイント。

そのほか『エスプレッソコーク』(700円)や『カフェ・レモネード』(750円)、『バタースコッチラテ』(700円)など、気になるメニューがいろいろあるので試してみて。

コーヒーにぴったりな手作りスイーツ

『チョコレートチャンククッキー』350円

ホワイトチョコレートとブラックチョコレートの2種類から選べる『チョコレートチャンククッキー』は歯応えと食べ応えがたっぷりな一品。クッキー生地に練り込んだエスプレッソと焦がしバターによって、キャラメルのような香ばしい風味が特徴。自家焙煎コーヒー豆のクランチがカリカリとした食感のアクセントで、コーヒーとの相性もバッチリ。テイクアウトもできるので、ぜひコーヒーと一緒に持ち出してみて。

『喫茶店のドーナツプレート』900円

不変的なものが好きな店主がこだわった、クラシックなドーナツも要チェック。昔懐かしい喫茶店やおばあちゃんがおやつに作ってくれたドーナツをイメージして作られた一品。バニラアイスと季節のフルーツが添えられたプレートスタイルで、平日の15:00からのみ販売される限定メニューです。

バター、砂糖、卵を丁寧に擦り合わせることによって、非常にきめ細やかなテクスチャに仕上がる生地。オーダーが入ってから揚げるので、サクッとホロホロ食感が◎。甘さ控えめなドーナツだけでも上品なおいしさですが、無料オプションの自家焙煎コーヒー&シュガーをトッピングしてもらうと、ほんのり苦みと甘さがプラスされ、より深みのある味わいに。

おかんが作るランチメニュー

『おかんの唐揚げプレート』1,100円

店主の母こと“おかん”が担当するランチメニューの中でも、看板商品は『おかんの唐揚げプレート』。下味に自家製のしょうゆ麹を使い、香ばしさと甘みのある味に。カラッと揚げたてのサクサク食感が食欲をそそります。

国産や地元の食材をできるだけ使い、手作りにこだわっている同店。野菜も多用してヘルシーなプレートに仕上げられているのがうれしいですね。

副菜は3品付き、サラダのドレッシングも自家製。白米、玄米のどちらかを選べるご飯の上には、店主が毎年通う宮城県気仙沼にある「山長小野寺商店」の『海ごはん』が振りかけられています。三陸産の海藻を中心に、海のおいしさをたっぷり詰め込んだ無添加のふりかけです。店で購入可能なので、気になった人は買ってみて。

フードロスを減らしたいという思いもある同店。苦手な食材やご飯の量など、事前に伝えるとできる限り対応してくれるそうです。飲み切れないドリンクはテイクアウトOKなので、お残しゼロを目指して気軽に相談を。

ランチやスイーツをきっかけに、コーヒーの魅力に触れてほしいと語る店主。バリエーション豊富なコーヒーメニューからお気に入りを見つけてみて。

■詳細情報

■DATA

Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー37)

所在地
香川県坂出市京町2-5-18
営業時間
10:30〜19:00
ワンドリンク制

【まんのう】自然豊かな「サニーサイドフィールズ」で味わう本格クラフトチョコ&コーヒー

「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」

2022年3月にグランドオープンした「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」は、まんのう町の田園地帯にポツンと現れるユニークな見た目の建物がインパクト大なお店。看板工場をリノベーションし、オシャレなスポットへと生まれ変わった店内では、自家焙煎のコーヒーやカカオ豆から作るチョコスイーツ、地元野菜のフードメニューなどが楽しめます。

オシャレ度が高く、どこを切り取ってもフォトジェニックな同店。青空の下、屋外のイスに座って土の匂いや風を感じつつ、ピクニック感覚でのんびりカフェタイムを過ごすことができます。

店舗から徒歩すぐの場所では、2頭のヤギ「アサヒ」と「ユウヒ」が飼育されています。同店から出る野菜の端材などを使用したエサやり体験も可能(無料)。人懐っこいヤギたちとぜひ触れ合ってみて。

店舗入り口横にあるビオトープは、汚れた水を微生物や植物の力を借りてキレイにし、水田へ循環させるという自然のろ過装置“バイオジオフィルター”でもあります。施設内ではこのような地球に優しい取り組みも行っていて、子どもから大人まで学べるスポットとなっています。

店内は屋外から地続きになっていて、土の温かみを感じられる地面と、陽光が差し込む明るい空間となっています。カカオ豆やコーヒーの香りが漂い、見て回るだけでも癒やされますよ。

自家焙煎カカオから作るクラフトチョコ

インドネシアから直輸入のカカオ豆を焙煎し、可能な限り無添加で作られるチョコスイーツたちは、ガラス越しに見える工房で製造されています。チョコレート職人の八十川恭一氏が手がける本格的なクラフトチョコレートを味わえ、店内で販売しているコーヒーとのペアリングも◎。

カウンターには、チョコができるまでの工程が書かれたボードやサンプル品が並べられていて、どのように作られているのか現物を見ながら学べるというのも興味深いポイントです。同店で使用しているカカオ豆やコーヒー豆は全て環境に配慮して栽培され、生産者の顔が見えるもの。また、売り上げは現地の農家を支える基金にもつながるとのことで、おいしくいただきながら生産者を支援できるシステムも素敵ですね。

バリエーション豊富なチョコスイーツも見逃せません!甘い香りのコーヒー豆をトッピングした『カカオフィナンシェ』(300円)や、ほんのりラム酒の風味がアクセントの『ケークショコラ』(300円)、ボリューミーな『ナッツたっぷりブラウニー』(450円)など、目移りする焼き菓子ばかり。

シンプルにチョコレートを味わいたい人には、インドネシア産のバリ、ゴーラ、アチェという、3種類のカカオそれぞれの風味の違いを楽しめる、円形タブレットシリーズ(各種2枚入320円)がおすすめ。

アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツなどにチョコをコーティングしたシリーズ(1,050円〜/1袋100g入り)は、ナッツ好きにはたまりません。ナッツをキャラメリゼし、香ばしさを出した後、たっぷりのチョコレートをかけた贅沢な一品です。

『ショコラバー』380円

看板商品『ショコラバー』は、グラノーラ、生チョコ、コーティングチョコ、それぞれ異なる食感を楽しめるのが特徴。シナモンの風味やナッツのコク、セミドライフルーツの爽やかさなど、口いっぱいに華やかな味が広がります。キャンディ風の包みがかわいいので、ギフトにもオススメ。

こだわりの自家焙煎コーヒー

チョコと同じくコーヒーにもこだわりが。インドネシアの農園から直接買い付けたスペシャルティコーヒーの生豆を自家焙煎しています。

『ドリップコーヒー』480円

イートイン、テイクアウトともに可能なドリンクメニューのコーヒーは、“本日の豆”を使用した『ドリップコーヒー』(480円) 、コク深くすっきりとした『アイスコーヒー』(400円)、極上エスプレッソとミルクのマリアージュ『カフェラテ』(430円)の3品。小学生以下の特別メニュー『こーひーぎゅうにゅう』(250円)も大人気だそう。

『コーヒードリップバッグ』各220円

豆の種類は3種類で、焙煎方法やブレンドによって10種類のバリエーションから購入可能です。ドリップバッグ、ディップバッグタイプの個包装(各220円)は、それぞれの風味に合わせて、「1日のはじまりに」や「ゆっくりでいいじゃない」などのタイトルが付けられているのもユニーク。パケ買いしたくなるデザインで手土産にもぴったりです。

チョコ詰め放題は必見!

“畑のチョコレート市場”と呼ばれる、詰め放題スタイルのチョコカウンターは必見!約14種類もあるいろいろなチョコレートを、1カップに詰められるだけ入れて、フタが閉まればOK。チョコ詰め放題は冬季限定ですが、夏場には自家製アイスクリームにトッピングができるパフェスタイルが楽しめますよ。アイスクリームも保存料、甘味料、着色料、香料などを使わない無添加。「体に優しく、おいしいアイス」を心がけています。

『畑のチョコレート市場 』1カップ1,350円

好きなものだけを詰めたり、全種類制覇したりと、自分だけのオリジナル詰め放題カップを作れるのが楽しいですね。オススメのチョコをいくつかご紹介します。

“さくさくショコラ”は、カカオ70%のビターチョコにサクサクのココナッツ、フィユティーヌの食感がいい組み合わせ。イチゴ版もぜひお試しあれ。

“ぽんかんミルクチョコ”は、ほんのりとした苦味と爽やかさが特徴の愛媛県産セミドライポンカンに、マイルドなミルクチョコを合わせることで調和が取れた一品。

“モカ”は、ショコラティエとコーヒー焙煎士が、チョコレートに合うコーヒー豆を厳選した一品。ミルクチョコの中に、サクサクプレーンクッキーの軽い食感とチュディワイン深煎りコーヒー豆の香ばしさをプラス。

“緑茶くるみ”は、風味豊かな愛媛県産緑茶と、黒糖コーティングしたクルミの香ばしさ&食感が良いバランス。

マスキングテープやペンは無料で使い放題なので、カップに個性を出したオリジナルデコレーションをして、大切な人へのギフトにしてみませんか?心のこもった手書きメッセージも良さそうですね。

地元野菜たっぷりのピザやカレーも

店内中央には切り株のような円形キッチンカウンターがあり、食事メニューを頂くことができます。イートイン、テイクアウトどちらもOK。

2023年10月にメニューをリニューアルし、地元まんのう町の野菜を使用した『たっぷりお野菜のパイピザ』(700円)、野菜の水分のみで作った『大豆ミートのキーマカレー』(850円)、『チョコレート職人チョコクロワッサン』(450円)の3種をスタンバイ。今後も新しいメニューに出合えるかも。

『たっぷりお野菜のパイピザ』700円

『たっぷりお野菜のパイピザ』は、まんのう町で採れた無農薬野菜が主役のサクサクパイ生地ピザ。旬の新鮮野菜を使用するので、どんな内容かは当日のお楽しみ。庭で育ったローズマリーやタイムなどのハーブを焼き上がりに添え、香りも豊かに。

『チョコレート職人チョコクロワッサン』450円

バターの風味がとても芳醇なクロワッサンは、表面サクッと中はしっとり食感。サンドされるチョコレートは、口溶けなめらかなガナッシュタイプ。ベリーを彷彿とさせるフルーティーな酸味が特徴で、カカオニブのコリコリとした食感もアクセント。クロワッサンにコーティングされたヒマワリオイル、バター、岩塩を合わせたソースが、チョコの甘さを引き締めます。

学べるイベントも!

コーヒーやチョコレート、料理の魅力を探求するワークショップ「あそびとまなびLABO(ラボ)」も不定期で開催中。子どもの自由研究や、大人の学び場としても注目のイベントです。

“玉ねぎ収穫体験&BBQたき火で語らナイト”や“昆虫ガイドツアー”など、まんのうの里山で自然も感じられるイベントも過去に行われています。クリスマスなどのシーズン行事もお見逃しなく!SNSや公式サイトでスケジュールをチェックしてみて。

ドライブスポットとしても非常に魅力的な同店。街中の喧騒から離れ、おいしいチョコスイーツに癒やされてみては?

■詳細情報

■DATA

SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)

所在地
香川県仲多度郡まんのう町長尾2237
電話番号
0877-89-6342
営業時間
平日/10:00〜16:00(LO15:30)
土日祝/10:00〜17:00(LO16:30)

【高松】「LUSHLIFE COFFEE」で味わう本格コーヒーと週末限定モーニング♪

・「LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフ コーヒー)」

ことでん栗林公園駅やJR栗林駅、そして香川県を代表する観光スポット・特別名勝「栗林公園」から徒歩10分圏内にある「LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフ コーヒー)」。高松市の中心街から少しだけ足を延ばした場所にあり、落ち着いた雰囲気の中、気軽に本格コーヒーを楽しめるお店です。

ご主人のお気に入りだったオーストラリアのコーヒーショップからインスパイアされたインテリアは、シンプルかつ開放感のある雰囲気。観光地の近くという場所柄も相まって、地元民だけでなく国内外からの観光客も多く集まります。

やわらかな日の光が差し込み明るい店内。窓際のカウンター席は、景色を眺めながらのカフェタイムにぴったりです。

香川県出身のご主人は、Uターンで「LUSHLIFE COFFEE」を開業。きっかけは、4年ほど海外生活をしていた際、オーストラリアやニュージーランド滞在中に出合ったコーヒー文化でした。

メルボルンの有名コーヒーショップで飲んだ一杯に感銘を受け、研究熱心なご主人は1日に20軒もカフェ巡りをしたことも。オセアニアはコーヒーショップが日常風景に溶け込んでおり、特にメルボルンは2,000店以上もあるのだそう

お客さんとのコミュニケーションを楽しむスタイルも、現地で共感したというポイントの一つ。「日常の通過点として印象に残るカフェになれば」と語ります。コーヒーはもちろん、オーナー夫妻の人柄と会話を楽しみに通う常連客も後を絶ちません。タイミングを見計らって話しかけてみて。きっと楽しいカフェタイムを過ごせますよ。

・テクニックが光る『フラットホワイト』は要チェック

『フラットホワイト』(イートイン)517円、 (テイクアウト)507円

オセアニア発祥『フラットホワイト』は忘れずに注文したい品。一般的にカフェラテはフォームミルクの厚みが1cm、フラットホワイトは5mmといわれていて、キメ細かく薄いフォームを作るのには熟練した技術が必要に。現地のバリスタの多くはスプーンを使用するそうですが、ご主人はテクニックだけで仕上げています。

後を引かず、とてもすっきり飲みやすい味。ドライなスチームで口当たりが良くなる「LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)」のエスプレッソマシンを使っているのも注目ポイント。

『アメリカーノ ホット』(イートイン)429円、(テイクアウト)421円

コーヒーを注文する際、その時の気分や趣向を伝えると、豆の種類や淹(い)れ方によって好みのテイストに近づけてくれます。そんなコーヒーの味わい方もおもしろいですよね。豆は、世界中のコーヒー農園を直接訪れて買い付け・焙煎を行う「OBSCURA COFFEE ROASTERS(オブスキュラコーヒーロースターズ)」のものを使用。

基本的に「LUSHLIFE COFFEE」では、フルーティーで飲みやすい軽さを重視してセレクトされています。時間が経っても雑味が出にくく、のんびりゆっくり飲みながら過ごせるのもうれしいポイント。豆の種類は都度変わるので、訪れるたびに新たなフレーバーと出合えるかも?

エスプレッソマシンではなくフィルターで抽出するコーヒーの場合、ハンドドリップとフレンチプレスから選べます。一般的なペーパー式だと、新鮮で高品質な豆のうま味までフィルタリングされてしまいますが、ペーパーレスのステンレスドリッパーだと全て味わうことができ、フレンチプレスは蒸らすような抽出方法で、豆本来の風味を感じられるそう。

・数量限定、土日のみのブレックファスト

土日しか出合えないオセアニアスタイルの朝食メニューも見逃せません。モーニングプレート2品は9:00〜13:00の間、イートインのみ提供されています。本格コーヒーとベストマッチな朝食を味わって気持ちのよい1日のスタートを!数量限定なので、早めに行くことをオススメします。ブランチとしていただくのも◎。

『アボカド トースト』979円

スライスしたアボカドがたっぷりのったトーストは、ご近所の「ブーランジェリー クリムギ」製サワードウブレッド。広島・世羅高原のこだわり卵を使用したポーチドエッグは絶妙な半熟加減でベストマッチ!

『エッグ ベネディクト』(シングル)979円、 (ダブル)1,265円

ポーションを1つか2つで選べるエッグベネディクトは自家製オランデーズソースが決め手。ご主人がオーストラリアでの修業時代に学んだものをベースに作られていて、ベーコンや卵と相まって満足度の高い一品です。サラダのドレッシングも優しい酸味で野菜の味を引き立たせています。

日曜と平日は、ご主人が焼くコッペパンのサンドも購入可能。オリーブオイルや塩といった体に優しいシンプル素材で一から作るオールスクラッチ製の本格コッペパン。人気は『あんバター』(イートイン 385円・テイクアウト 378円) や、『ハムとグリュイエールチーズのホットサンド』(イートイン 495円・テイクアウト 486円)。ドリンクプラスでコッペセットにすると50円引きに!

・手作りスイーツやデイリーフリーのアイテムも!

「LUSHLIFE COFFEE」のこだわりは、フードメニューもできるだけ手作りすること。特にご主人の奥さまお手製のスイーツはコーヒーに合う上品なものばかりで、カフェタイムを豊かに演出してくれます。

『レモンケーキ』(イートイン 275円・テイクアウト 270円)は瀬戸内らしい一品。スッと溶けるアイシングとしっとり生地の食感が良く、爽やかなレモンの風味がアクセント。『カフェラテ』(イートイン 517円・テイクアウト 507円)との相性もGOOD!

卵・乳製品不使用の『オートミールクッキー』(イートイン 319円・テイクアウト 313円)や『ココナッツスコーン』(イートイン 297円・テイクアウト 291円)など、動物性のものを使わないヴィーガンスイーツもあり、「境界線なくいろいろな人に足を運んでもらいたい」という思いが伝わってきます。スパイスがほんのり効いてエキゾチックな風味の『デーツ スコーン』(イートイン 297円・テイクアウト 291円)も気になるアイテム。

 

『オーツバナナジュース』(イートイン 649円・テイクアウト 637円)はバナナの優しい甘みに加え、オーツ麦の香ばしさが後からふわっと感じられる一杯です。いつもと違う味を試したいときや、乳製品が気になる人はぜひオーダーを。

・朝食とエスプレッソ以外はテイクアウトOK

店内はこぢんまりとしつつも、ゆとりある空間でゆったりイートインできるよう席数が絞られています。朝食とエスプレッソ以外のメニューはテイクアウトもOK。提供スピードも速いので、どこかへ行くついでにサクッと寄って買うのもオススメ。

コーヒー豆『オリジナルフィルターブレンド』(100g 853円・200g 1,706円)も販売されています。コーヒー好きな人は自宅で楽しんだり、プレゼントに買ったりするのも良いですね。

屋号に使われている“LUSH LIFE(ラッシュライフ)”という言葉は、“忙しい人生”という意味に受け取られがちですが、実はLUSHには“豊かな”という直訳のほかに、“みずみずしい”“飲んだくれ”といった意味も。二面性を持つ人間らしさを含んだ言葉で、“みずみずしい生活をコーヒーで彩ってもらいたい”という思いが込められています。

オーナー夫妻の人柄も魅力でお話ししやすいので、おしゃべりも楽しみの一つに利用してみては。

■詳細情報

■DATA

LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフ コーヒー)

所在地
香川県高松市栗林町2-1-14
電話番号
087-808-8812
営業時間
9:00〜17:00
予約可