オーガニック

【高松】「ミツル菓子店」の焼き菓子は無添加で素材の風味しっかり♪カフェ利用もOK

「ミツル菓子店」

2024年9月30日にオープンした「ミツル菓子店」は、ことでん八栗駅から徒歩約7分、R11牟礼交差点のすぐ北側、「牟礼ぐらしMall」と呼ばれる4軒続きの店舗の右から2番目にあります。

ヨーロッパのカフェに迷い込んだかのような洗練された店内には、高松市庵治町のアンティークショップ「 dodo(ドド)」で買いそろえた家具が並びます。世界観にマッチしたドライフラワーは、木太町の花屋「soeur chi-ko(スゥールチーコ)」によるもの。味のある店内の壁は店主自らDIYで仕上げたそうで、落ち着いた空間になっています。


クッキーを中心とする焼き菓子類は、自分用はもちろんギフトにもピッタリ。今後ケーキなども登場するかも?

素材の風味をしっかり感じる無添加クッキー

同店のお菓子やドリンクのすべては、オーガニック、グルテンフリー、無添加の体に優しい素材ばかり。カロテンや不飽和脂肪酸を含むニュージーランド産のグラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛のミルクから作られたバター)、無農薬の米粉、カフェインレスのオーガニックコーヒー豆など、店主が選び抜いたこだわり品は、味も香りも妥協を許しません。

手前から時計回りに『米粉クッキー バター/有機シナモン/有機抹茶/チョコ』各280円

米粉クッキーシリーズは、いずれもニュージーランド産グラスフェッドバターによる口溶けの良さとコク、ココナッツシュガーの優しい甘さ、無農薬の米粉の繊細なホロホロ食感が特徴。

中でも“バター”はキャラメリゼしたような香ばしさとコクがしっかり感じられ、シンプルながらも1番素材の良さを感じられる一品です。そのほか、シナモン特有のスパイシーな香りを楽しめ、かつ上品にまとめられた“有機シナモン”や、コクのあるベースのクッキー生地にカカオパウダーをプラスし、ビター感をしっかり利かせた“チョコ”、街角のお茶屋さんから香ってくる鮮度の高い茶葉のような、鼻に抜ける香りがとても上品で力強い“有機抹茶”など、どれも素材の良さを生かしたものばり。

『米粉クッキー 有機アーモンド  2個入 バター/チョコ』各320円

米粉クッキーの“バター”と“チョコ”をベースに、有機アーモンドをプラスした『米粉クッキー 有機アーモンド』は、粗めにカットされた有機アーモンドの滋味深い風味と食感がアクセント。

『バターサンド バター/チョコ』各320円

米粉クッキーにグラスフェッドバター使用のバタークリームをサンドした『バターサンド』は贅沢な一品。バターが溶けると食感や風味が変わってくるので、冷やした状態で食べるのがオススメ。繊細なクッキーとバターが口の中でスッと溶ける儚(はかな)さがたまりません。

クッキーは『米粉クッキー バター/チョコ』と共通のもの。取材時は丸い形でしたが、現在は長方形に変更されています。味や値段は変わりません。

『パウンドケーキ』価格未定(※2024年12月17日時点)

クッキーだけでなく、パウンドケーキやガトーショコラなども今後登場予定。味に妥協を許さない店主による焼き菓子の数々に期待が膨らみますね。

オーガニックのドリンクでまったりカフェタイム

『オーガニックコーヒー』520円

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶、ストレートジュースなどがあり、すべてオーガニックでカフェインレス。『オーガニックコーヒー』は、ホット・アイスともに中深煎(い)りの豆を使用。ウォータープロセスでカフェインを取り除いた豆ですが、言われないと気づかないぐらい上品で違和感のないコーヒーです。

『バターコーヒー』660円

『オーガニックコーヒー』に、グラスフェッドバターを10g以上入れた『バターコーヒー』は、バターの深みを感じつつも、重さのないすっきりとした味わい。同店ではコーヒー・紅茶用のミルクがない代わりに、ミルク派の人は『バターコーヒー』を選んでみて。ドリンク類はすべて同じ値段でテイクアウトOK。

「ミツル菓子店」は、厳選された無添加の素材をはじめ、味や風味などこだわり抜いた焼き菓子が魅力のお店。食べ終わるのがもったいなく感じるほど、手間を惜しまず作られたスイーツは今もなお進化と変化を続けています。営業日はインスタグラムのカレンダーをチェックして訪れて。
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

ミツル菓子店

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2158牟礼ぐらしMall C
営業時間
11:00〜17:00(変動あり)
問い合わせはインスタグラムのDMから

【観音寺】「バル クヌート」大人の隠れ家でランチはもちろんディナーにカフェタイムも♪

・「BAR KNUT(バル クヌート)」

さぬき豊中ICから車で約10分、最寄りのJR本山駅からは車で約7分。観音寺市吉岡町、県道237号沿いの家具・インテリア雑貨店「西岡家具」の敷地奥に佇む「BAR KNUT(バルクヌート)」。元は家具店が運営するカフェでしたが、2024年3月にシェフの小原(こはら)さんが運営する“バル”として再スタートしました。

緑あふれるアプローチを進むと見えてくる入り口前には、メニューの書かれた黒板が。どれにしようかと考えながら、店に入るまでの時間も胸が高鳴ります。

カフェ時代から変わらない広々とした店内には、2人〜4人掛けのテーブル席からコンセント付きのカウンター席までそろうので、1人でもグループでも来店しやすいのがうれしいところ。

お店のロゴマークは“たき火”がモチーフになっている同店。ところどころに小原さんの趣味でもあるキャンプ用品が、インテリアとしても華を添えています。ランタンや鍋など、実際に使用しているものを置いているそうなので、キャンプ好きにはたまらないかも?

シェフの小原さんはこの道25年。辻調理師専門学校を卒業後、本場・フランスでのフレンチ修行を経て、関東でビストロやイタリアン、居酒屋などあらゆる飲食の現場を経験してきました。食材に対するこだわりや興味から、肉に関する知識を深めようと精肉店に身を投じたことも。どの経験も楽しそうに語る小原さんからは、“食”への愛情が伝わってきました。

関東で活躍していた中、遠く離れた香川に移住したきっかけは、大好きな“キャンプ”と“地域おこし協力隊”。祖父の地元でもある観音寺市には幼少期時代に度々訪れていたそうで、一度飲食を離れてキャンプに関わる仕事ができたらと一念発起、協力隊員として移住を決意しました。

地域おこし協力隊として活動する中、同店の前身でもある「カフェクヌート」のメニュー考案などコンサルティングを担当していた縁と、周りからの熱烈な後押しもあり、もう一度飲食の世界へ。カフェ店舗と同じ屋号である“クヌート”を引き継ぎ「BAR KNUT(バルクヌート)」として、新たにオープンに至りました。

・ランチはカレーとワンプレートランチどちらにする?

『欧風牛すじカレー』1,400円 ※デザート&コーヒーor紅茶セットは+400円

薄切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクなどが溶け込んだルーに、ホロホロになるまで煮込まれたやわらかい牛すじがイン。「子羊のアニョ オリエンタルソース」から発想を得たこちらのカレーは、トロッとしたまろやかな風味で、ご飯にたっぷり絡めて食べたい一皿。

辛さ控えめなので、もっと刺激が欲しい人は、綾川町・山清の「鬼びっくり金一味唐辛子」をチョイ足しするのがおすすめです。ピリッと爽やかな唐辛子の辛さがカレーにピッタリということで、小原さんがチョイスしたそう。かけ過ぎには要注意ですよ!

付け合わせのピクルスは自家製。使用する野菜は季節によって変わります。+400円で付いてくるデザート「バニラのブランマンジェ」は、鞘(さや)から使ったバニラビーンズの甘い香りとプルプルとした食感が◎。

ランチタイムはほかに肉料理または魚料理から選べる『ワンプレートランチ』(スープ付き・1,600円)もスタンバイ。ライスにサラダとメインのおかずが一つになったお得なプレートメニューです。詳しくは公式Instagramで確認を。

・パティシエ自慢のケーキもお見逃しなく

『プレミアムチーズケーキ』600円

濃厚なのにさっぱりとした口当たりの『プレミアムチーズケーキ』は、カフェ時代からファンの多いデザートメニュー。バルになった今も、変わらぬ味で提供されています。カフェタイムのほか、ランチ後のデザートや夜カフェとしての利用もOKです。カットケーキはテイクアウトも可。

そのほか、クレームブリュレや香り高い自家製ラテアイスクリームなどもお見逃しなく。

『オーガニックコーヒー』ホットorアイス各500円

コーヒーはカキ三のオーガニックコーヒー豆を使用。アイスはゴクゴクと飲みやすい飲み口で、食後やデザートのお供にどうぞ。紅茶派にうれしいオーガニックティーや、昼飲みにぴったりのクラフト生ビールも提供しています。

・魅力的なディナーに夜カフェ利用もOK

季節によって変わる夜のコースは、シェフの真髄を一番感じられるメニュー。秋田県から直送される「八幡平(はちまんたい)ポーク」のグリルや、アヒージョ、カルパッチョ、サラダ、デザートなどがコース仕立てでいただけます。

コース以外にも日替わりメニューや、注文を受けてから焼き上げるピザはアツアツのうちにいただきたい一品。焼き上がりの食感や食材との相性を考えてセレクトされた生地は、モチッとした生地感が特徴です。定番のマルゲリータや、しらすとモッツアレラチーズ、イベリコサラミと黒オリーブなど6種類から好きな味を選んで。

『PIZZA』1,200円〜

取材時は、その時々手に入る夏野菜を使用したトマトベースのピザをオーダー。ナスとズッキーニ、ベーコン、トマトソースにチーズがたっぷりとろけた一枚です。1人1枚で満足感もありながら、女性もぺろりと平らげるほど軽く食べやすいピザです。

和のイメージがあるしらすと、バジルソースがマッチしたこちらのピザは、しらすの風味と爽やかなバジルの香りがクセになる味わい。つい全種類制覇したくなりますね。

趣味であるキャンプを通して、自然の恵みを体感してきた小原さん。使用する食材もできるだけ無農薬のものを選んでいるほか、協力隊時代に出会った農家や漁師、紹介してもらった人たちとの縁が食材の仕入れにも生かされています。

自然を愛するシェフの腕が光る多彩な料理をいただける「BAR KNUT(バルクヌート)」。シンボルマークでもある“たき火”を囲むように、大切な人との語らいにはもちろん、1人でも気兼ねなく過ごせる同店で、ランチにディナーに夜カフェに、思い思いの時間をゆったりと楽しんで。

■詳細情報

■DATA

BAR KNUT(バル クヌート)

所在地
香川県観音寺市吉岡町770-1 西岡家具敷地内
電話番号
0875-25-6183
営業時間
<月〜土曜>
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(LO.21:00)

<日曜・祝日> ※2024年9月1日(日)〜
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(LO.16:30)
※ディナー営業なし
※2024年9月1日(日)から日曜、祝日はランチ・カフェタイム営業のみ

【高松】「タベルタノシミやま田」の発酵ランチやスイーツで、腸活デビューしませんか♪

・「タベルタノシミやま田」は小道の中に佇む隠れ家

“発酵・腸活”をテーマにスイーツや惣菜、酢など体に優しい商品を提供している「タベルタノシミやま田」。ことでん太田駅から徒歩1分と駅近ですが、路地の中に現れる隠れ家的お店なので、通り過ぎないようにご用心♪
県道147号線から入る場合は写真館を過ぎた一つ目の角を右に入ると駐車場が。店舗は駐車場の看板裏の小道を北に入ると、小さな看板が見えてきます。

内装や商品棚、テーブルに至るまですべてDIYという店舗は、倉庫だった建物を店主の山田さん一家総出で改築したそう。白塗りの壁にウッド調の家具や棚が、手作りの温かみを醸し出しています。店内奥のテーブルではイートインもOK。

・発酵を“食べる”だけじゃなく“楽しむ”ラインアップ

もともとはリラクゼーションサロンを運営していた店主の山田さん。20年前に趣味で始めたみそづくりから“発酵”の世界にハマり、配合や材料を変えながら何度も試作を重ね、長年かけて納得のいくオリジナルのみそを完成させました。材料は大豆、長崎県の天然塩、山形県の麹(こうじ)とシンプルですが、サロンの一角で販売していたところ口コミで人気商品に。2023年11月に、腸活や発酵をコンセプトにした同店をオープンしました。

開店のきっかけにもなったみそは、なんと現在予約で1年待ち!“幻(まぼろし)”ともいわれてしまうほど人気になったことから、残念ながら店頭には並んでいませんが、予約受け付けについてはSNSで都度お知らせしているのでチャンスをお見逃しなく。

左から『タマネギ麹』『しょうゆ麹』『しお麹』『トマト麹』『ガーリック麹』各486円
※『しお麹』のみ432円

みそ以外の商品にも注目を。季節によって食材が変わるピクルスやキムチ、マスタード、りんご酢や一味唐辛子、ジンジャーシロップなども販売しています。
中でも人気の麹(こうじ)シリーズは全5種。いずれもタマネギやニンニク、トマトといった素材そのものの水分と塩、麹のみとシンプルで、店内の惣菜や弁当にも使われています。
普段の料理にも取り入れやすく、ベーシックな『しお麹』は普段の塩の代替品に。トマトの風味がふんわり香る『トマト麹』は殻を剥(む)いたゆで卵を半日から1日ほど漬けて洗い流せば、優しい塩味の味付きゆで卵に変身。調理方法などに悩んだら聞いてみて♪

『まろやかりんごのビネガー』518円

酢特有のクセが控えめでまろやかな風味のリンゴ酢は、青森県産の「サンふじ」を発酵。腸内環境が気になる人におすすめです。水割りや牛乳割り、豆乳割り、調味料などと使いやすい中でも、山田さんのおすすめは炭酸水で割るリンゴ酢サワー。りんご本来の甘みを生かしているので、炭酸が飲みたくなる季節にもゴクゴク飲めますよ。

・月に2回のみ販売の腸活ベジ弁当とサラダは必食!

『腸活ベジ弁当』1,026円

本業のサロンが定休日の月1、2回だけしか登場しないという『腸活ベジ弁当』も要チェック。白米含め20種もの穀物が入った二十穀米から始まり、取材時はタケノコと春キャベツの春巻き、鰆の塩麹焼き、キクイモのピクルス、ニンジンと自家製粒マスタードのラペなど春の味覚が散りばめられ、食べられる花、エディブルフラワーが彩りを添えます。
麹や自家製酢が使われた優しい味わいのおかずが盛りだくさんなので、いくら食べ進めても飽きません。

弁当をはじめとするフード類に使われている食材は、山田さんの実家があるさぬき市で、自家栽培された無農薬の野菜を使用しているのも特徴。自然豊かな山中の畑では、タケノコやシイタケ、ジャガイモ、ニンジン、聖護院大根、キャベツ、菜花、キクイモ、唐辛子、ローリエやミント、バジル、粒マスタードの元となるからし菜などが取れることから、その時旬の野菜を使うようにしているそう。季節によってメニューが変わるのでお楽しみに。

『腸活じゃがそぼろ丼』842円

ガッツリ派の人にはこちらがおすすめ。深めの容器にずっしりと重量感のある丼メニューで、麦入りご飯にジャガイモと牛・豚・鶏の3種の合いびき肉の甘辛炒めと、ひよこ豆・金時豆・白インゲン豆の3種のビーンズ、目玉焼きがオン。最初はそのままかきこんで、味変で目玉焼きを崩したり、別添えのタルタルソースを絡めたりするとまろやかな味わいに。
ひそかな人気のタルタルソースはキクイモ、パプリカ、ニンジン、キュウリ、タマネギ、聖護院大根を刻み、しょうゆ麹とみそでコクをプラス。野菜たっぷりで卵も油も使用していない“マヨ風”、なので罪悪感ゼロで思う存分かけていただいて♪

カラフルな野菜のピクルスはまろやかで、野菜のシャキシャキ感とさっぱりとした後味がお口直しにピッタリ。

『春キャベツと新タマネギの春巻き』734円

弁当のメインにもなっているおかずは、単品の惣菜としても購入可能。食卓に1品増やしたいという人や、おかずだけ食べたいという人にもうれしいですね。なくなり次第終了なのでお早めに。

『腸活サラダ001 トマトとタマネギの塩麹マリネ』388円

腸活サラダは現在20種ものラインアップ。季節によって内容が変わり、すべてナンバリングされていて、“001”のナンバーが振られた『トマトとタマネギの塩麹マリネ』は、同店で初めて発売された記念すべき第1号のサラダ。みずみずしいトマトと新玉ネギに塩麹を使ったまろやかな風味で野菜本来の甘みを感じることができます。

そのほか『002 チキンと野菜のレモンジュレ』『013 ごろごろ野菜のタルタルサラダ』『016  切り干し大根のサラダ(エスニック風)』など豊富なバリエーションで、ドレッシングいらず。
予約販売になる場合もあるため、詳細は公式Instagramでチェックを。
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・ギルトフリーな発酵スイーツはいかが?

『米麹ブラウニー』ナッツ・388円、ドライフルーツ・410円、ナッツ&クランベリー・421円

スイーツはすべてご主人が製造担当。一から奥さんに教わり、一つひとつ丁寧に作り上げています。
カカオマスに少しのきび砂糖と甘酒でほのかに甘さを出したブラウニーは、甘いものが苦手な人にもおすすめ。常温のほか冷凍のブラウニーも販売していて、自宅のトースターで様子を見ながら温めれば、まるで焼きたてのような状態で味わうことができます。

クルミ、ピスタチオ、ピーカンナッツ、マカダミアナッツそれぞれの食感が楽しい「ナッツ」や、ベリーや柿などが入った「ドライフルーツ」などのほかに、バレンタインシーズンには持ち手のついた「ロリポップ」なども登場したそう。

『米麹クラッシュブラウニー』486円

先ほどのブラウニーにクーベルチュールチョコレートをコーティングした『米麹クラッシュブラウニー』は、そのままはもちろん、一度冷凍してから食べてほしい一品。


少しだけ自然解凍して口に放り込むと、パリッとした外側のチョコレートと、しっとりとしたブラウニーがクセになる食感。こちらも甘さ控えめなので、つい食べる手が止まらないかも。店頭には冷凍したものも販売しているのでぜひお試しあれ。

『米麹甘酒クッキー』430円〜

みそに引き続き“幻”といわれている『米麹クッキー』は予約必須の商品。米の甘みを生かすため砂糖は極力控え、甘味料代わりに甘酒が入っています。ホロホロ、サクサクで小さな子どもやお年寄り、ダイエット中の人から人気のおやつです。
現在予約分は5〜6週間待ち!不定期で焼きたてクッキーの日も実施されるので、こちらも公式Instagramを要チェックです。

夫婦二人三脚で営む「タベルタノシミやま田」。発酵食品をおいしく楽しんでもらいたいと手間暇かけた商品と、ほんわかとした空気感が漂う山田さん夫妻の人柄に惹(ひ)かれ、食に関心のある人や小さな子どもがいるママ、働き盛りの人やお年寄りまで、多くのファンが訪れます。

旬の新鮮な食材にこだわるからこそ、四季とともに移り変わるラインアップはいつ来てもワクワク。ランチやデザートのほか、日々の食事にプラスできるアイテムを見つけて。

■詳細情報

■DATA

タベルタノシミやま田

所在地
香川県高松市太田上町749-3
電話番号
087-887-4821
営業時間
10:00〜20:00

【高松】「カフェ ドゥ ラ シュエット」でフランスを感じる料理、スイーツとワインを♪

「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」

ことでん仏生山駅から徒歩約13分の「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」は、カフェやビストロのような使い方ができるお店。店舗前の駐車スペースは1台ほどですが、徒歩約4分の場所にある仏生山温泉の北側駐車場が利用できます。

2人用テーブル席が5卓と、カウンター4席のゆとりある空間。インテリアはフランスを感じさせる小物で彩られています。フランスのワイン雑誌や会話集なども置かれているので、手に取ってみて。

直訳すると“フクロウのカフェ”という店名。由来は店主夫妻が以前住んでいたフランス中東部の都市・ディジョンにルーツがあります。街の至る所でフクロウのキャラクターが刻まれたプレートが見られ、それをたどると名所巡りができるという、いわばフクロウはご当地キャラのような存在だったそう。ご夫妻とゆかりもあり、フランスを感じられるお店にしたいという思いも相まって「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」と名付けたといいます。

カフェタイムのお楽しみ♪キッシュプレートとケーキ

『キッシュとサラダ』1,000円

ランチタイムのセットメニューは、ポタージュとキッシュ、サラダが付いた『Découverte(デクヴェルト)』(1,450円)と、それにデセール(デザート)をプラスした『Chouette(シュエット)』(1,800円)の2タイプを用意。キッシュは2種から選べます。単品で『キッシュとサラダ』(1,000円)や、『チーズ2種盛り』(1,000円)も。

キッシュはしっかりと厚みを出すように焼かれていて、パートブリゼ(パイ生地)のホロホロとした繊細なテクスチャと、アパレイユ(卵液)のフルフル感がたまりません。サーモンとブロッコリーがたっぷり入っていてうま味も十分。食べ応えのあるサイズです。

ブルゴーニュの一ツ星レストランでパティシエール経験のある奥さまお手製のデセールは必食。12年滞在した現地のエッセンスが散りばめられている、シンプルながらもワンランク上の味わいに感動しますよ。

“食感が楽しめるお菓子”をモットーに、季節限定品も含めて毎日約3種類(650円〜)をスタンバイ。今までのバリエーションは、『リンゴのタルト』『レモンのタルト』『マロンとカシスのタルト』など。2日前までの予約でホールサイズもオーダー可能です。

『チョコレートと甘夏のタルト』650円

『チョコレートと甘夏のタルト』は、2月からの新メニュー。土台のパートシュクレ(タルト生地)は、カリカリさっくり感と香ばしさから、“焼き”のテクニックが垣間見られます。クレームダマンド(アーモンドクリーム)の上には、裏ごしされた甘夏のマルムラード(マーマレード)が塗られていて、爽やかな風味と柑橘類特有のほろ苦さがアクセントに。なめらかなガナッシュチョコとぴったりな組み合わせです。もったりしがちなクレームダマンドの厚みをあえて抑えていて、食感的にガナッシュとの対比が◎。甘さのトータルバランスが良く、とても上品なフランス菓子です。キャラメリゼのような極薄チュイルのパリパリ食感もポイント。

『カフェラテ』600円

ケーキのお供にぴったりなドリンクも要チェック。エスプレッソマシンで抽出する『カフェラテ』など、コーヒーは高松市川島東町の小さな焙煎所「SOLEIL(ソレイユ)」にオーダーした豆を使用。『本日のコーヒー』(500円)は、日によって豆の産地が異なります。

『紅茶 各種』500円

紅茶は、フランスの老舗ブランド『ダマンフレール』からフレーバーティー各種をスタンバイ。その他、炭酸水やオーガニックのフランス産ノンアルコールシードルなどもあるので、ワインが飲めない人もフランスの気分を味わえますよ。

ワインとフランス家庭料理でディナータイム

夜メニューのセットはランチとはまた異なり、よりワインが合うような肉系のメインを組み合わせたものになっています。ちなみに同店では、肉や野菜以外の食材、調味料はフランス産を多用し、現地の味に近づけるよう細部まで配慮しています。

『鶏レバーの自家製テリーヌ』1,350円

2月から新しく加わった、単品メニューの『鶏レバーの自家製テリーヌ』は、ご主人の母から伝わるレシピで、ご夫婦お気に入りの一品。レバー特有のクセが少なく、非常に食べやすい仕上がり。鶏肉がゴロゴロと入った食感で食べ応えがあります。もちろんワインとのペアリングはバッチリ!昼も提供されているので、チーズなどと一緒に昼飲みするのもおすすめ。

『牛肉の赤ワイン煮込み』2,100円

『牛肉の赤ワイン煮込み』は、ご夫婦が住んでいたブルゴーニュ地方の郷土料理。ワインの産地ならではのメニューですね。少しかむだけでホロホロと牛肉の繊維がほどけるほどじっくり煮込まれ、品のあるワインのフルーティーな香りが鼻に抜けていきます。なめらかなマッシュポテトも添えられているので一緒に。今後変更する可能性もありますが、ワインを使った料理もまた楽しみですね。

フランスのワインやオーガニックビール

ご主人はブルゴーニュ地方・モレサンドニにある、自社所有畑のワイナリーで働いていたこともあって、ワインに関してはプロフェッショナル。ワイン選びに迷った時は遠慮なく聞いてみて。

ブルゴーニュ産の高級ワインのほか、別地域の気軽に飲めるボトルなど、多数取りそろえています。当日の銘柄によって値段は変動しますが、『グラスワイン』(750円〜)とチーズで楽しむのもあり。

『ブラスリー ド ヴェズレー オーガニックビール 各種』1,000円

ビール派は、ブルゴーニュのビールを試してみるのはいかが?パッケージもオシャレでオーガニックなのが特徴。ブロンド、ブランシュ、インディアペールエールの3種類からどうぞ。

『焼き菓子 各種』 320円〜

ビスコッティやメレンゲなどの手作り焼き菓子も見逃せません。今後、フランス産の調味料などのアイテムも増やす予定だそう。キッシュとケーキは持ち帰り可能です。

「ちょっとフランスに来た気分を感じてもらえれば」と話す奥さま。お店の雰囲気、料理ともにフランスらしい要素が詰まった「カフェ ドゥ ラ シュエット」で、プチトリップを♪

■詳細情報

■DATA

Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)

所在地
香川県高松市仏生山町甲3225-4
電話番号
087-800-0320
営業時間
水・木・日曜/11:00〜17:00
金・土曜/11:00〜16:30、18:00〜21:30
夜は完全予約制

【三豊】「パン屋kiboshi(キボシ)」自家製酵母で低温発酵した個性的なパンが集結!

・「パン屋kiboshi(キボシ)」

高松自動車道三豊鳥坂ICから車で約6分、JR予讃線みの駅から車で約3分のところに店を構える「パン屋kiboshi」。京都から移住してきたご夫婦が営む、テイクアウトのベーカリーです。厳選素材を使って手作りする自家製酵母パンが人気で、平日休日問わず、早朝から多くの人でにぎわっています。

もともとはうどん屋だった同店。当時物件探しをしていた店主夫妻が古民家を見た瞬間に、オープン後のイメージやインスピレーションが湧き、ここに決めたといいます。それからはお店をスケルトンにして、一から夫婦でリノベーション。パンだけでなくお店まで手づくりとは驚きです。

古民家ならではの趣深い引き戸を開くと、ほんのりと小麦やバターの香りが漂います。同店のパンはすべて国産小麦を使っていて、うどん用の小麦粉を取り扱っている卸売店からわざわざ仕入れているそう。個性豊かなパンを生み出すため、素材や配合、製法にもこだわり抜いています。

おいしいパンの秘訣は、店主夫妻の二人三脚。まずは、妻・絵里さんが、食べたいパンのアイデアや求める食感をデザインに起こします。次に、京都のベーカリーで修行を積んだ夫・仁さんがパンとして形にします。「販売しているパンは、すべて私が“食べたい、おいしい”と思ったパンを形にしているもので、お客さんの笑顔を想像しながら作っています」と絵里さん。ご夫婦の温かさも人気の秘密かもしれません。

・かわいらしいキノコ型のパンが人気!

左から『kiboshiパン』(プレーン)350円、(クランベリー)400円、(くるみ)450円

看板商品の『kiboshiパン』は、キノコのような佇まいがかわいらしく、手のひらサイズほどの大きさが特徴。じっくり低温発酵した自家製酵母と国産小麦、バターを使っているため、かめばかむほど奥行きのある風味を楽しめます。

素材そのままのおいしさを求める人は『プレーン』を、甘酸っぱい冒険をしてみたい人は『クランベリー』を味わってみて。香ばしさと食感を楽しみたい人は『くるみ』がおすすめです。

どれも家に持ち帰って、スライスして焼くのがkiboshi流!サクサクでもっちりとした生地に、食パンのイメージが変わるかも。

『kiboshiパン』は、月替わりで平日3種類、土曜と祝日は6種類が用意されています。季節のフレーバーも見逃さないで。

小さいキノコのようなかわいらしい見た目の『kinokoパンシリーズ』は、生地の中にクリームチーズを練り込み、ふんわりもっちりした生地が特徴です。季節によって内容が変わるので、好きなフレーバーが出たら早めの購入を忘れずに♪

最新情報は公式Instagramをチェックして。
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左から『秋kinokoさつまいも』『冬kinokoメープルホワイト』各320円

愛媛県産の有機サツマイモを炊いて丁寧につぶした餡(あん)をたっぷりパン生地で包んだ『秋kinokoさつまいも』。スイートポテトのような優しい甘さは大人も子どもも虜(とりこ)になること間違いなし!じっくりオーブンで焼いて半分にちぎってみると、ふんわりもっちり食感が実感できますよ。

『冬kinokoメープルホワイト』は、メープルシロップとホワイトチョコレートをぎっしり詰め込んだ一品。一口頬ばるだけで、シロップとチョコレートがしっとりした生地にじんわり溶け込んでいきます。フォンダンショコラのような濃厚な風味を楽しんで。

・食感に驚き!3日間寝かせた『クロワッサン』

『パン屋kiboshiのクロワッサン』270円

「パリっとした生地で、ずっしり食感のクロワッサンを食べたい」という絵里さんの要望により誕生した『パン屋kiboshiのクロワッサン』。自家製酵母で低温発酵し、バターを入れた生地を一つずつ伸ばし手折りで作られています。また、より独自のクロワッサンを生み出すために、全粒粉を使ってザクザク食感もアクセントになるよう工夫。3日間寝かせながら手折りした『クロワッサン』だからこそ、バターの風味も桁違いです。

子どもが食べやすいサイズにした『ミニクロワッサン』(190円)もスタンバイ。朝食やおやつタイムに家族みんなで味わって、ほっこり団らんのひとときを。

・季節替わりのパンにも注目♪

『シュトーレン(18cm)』 3,300円

クリスマスの季節は『シュトーレン』を販売しています。プレゼントされた人が喜ぶようにと、きれいにラッピングされた状態で、午前中には品薄になるほど人気。レーズンなどのドライフルーツとナッツをぎっしり練り込み、バターと砂糖で包んでいます。ほんのりラム酒が香り、爽やかな味わいになるよう、甘さ控えめに仕上げています。

実は同店の原点はシュトーレンにあるのだそう。仁さんが焼いたシュトーレンを近所の人にプレゼントしたところ、評判を生んだのがきっかけでパン屋をオープンすることを決意したといいます。クリスマスは「パン屋kiboshi」の第一号メニューでもある『シュトーレン』を味わいながら、聖なる夜を迎えませんか?

手間暇を惜しまず、お客さんに笑顔を届け続ける「パン屋kiboshi」。素材にこだわり、オリジナリティーにあふれた個性豊かなパンは、夫妻の遊び心や温かい真心がたっぷり詰まっています。毎朝の食卓、おやつタイムのお供に、癒やしのパンを並べてみては?

■詳細情報

■DATA

パン屋kiboshi(キボシ)

所在地
香川県三豊市三野町大見甲5659-1
電話番号
0875-23-6551
営業時間
9:00~17:00(なくなり次第終了)
※予約、取り置き可
※営業日や出店情報は公式Instagramで確認を