カフェ

【高松】「四国村ミウゼアム」併設の「四国村カフェ」で異国情緒あふれるティータイムを

・野外博物館「四国村ミウゼアム」併設の「四国村カフェ」

ことでん屋島駅から歩いて5分、高松中央ICから車で約15分の場所にある「四国村ミウゼアム」。江戸時代から大正時代まで実際に使われていた33棟の民家などを移築・復元した野外博物館です。敷地内には、食事処やカフェ、ギャラリーなども併設され、多くの観光客でにぎわいます。

「四国村ミウゼアム」のエントランス付近に佇む「四国村カフェ」。ミント色の建物や赤色のテレフォンボックスとポストが一際目立ち、フォトスポットとしても人気です。

同カフェは、もともと神戸北野異人館街にあった、1905年建築のワサ・ダウンさんの住宅を1976年に「四国村」に移築したもの。日本郵船の船員寮として使われたこともある、由緒ある建築物です。

建物の前にある赤いテレフォンボックスとポストは、イギリスのロンドン郊外から移設したものだそう。ロンドン西南部のチェルシーからきたといわれるポストは、作家・夏目漱石がかつて英国留学中に使用したかもしれないと言い伝えられています。「四国村」に訪れた際は、記念に一枚撮影してみては?

館の扉を開くと、ロマンあふれる店内へ。そこかしこに置かれた海外のアンティーク調の家具や調度品の数々が、まるでタイムスリップしたかのような気分に誘います。45席ほどあるテーブルやチェアもよく見るとそれぞれ微妙に形が異なるので、どの席に座るか迷ってしまう人が多いというのも納得です。

同店を貸し切って、ライブやピアノの発表会なども開催されています。貸し切りを希望する場合は、電話で問い合わせを。

物販スペースも少し。取材日は、香川県東かがわ市出身のアーティスト・中原淳一さんのグッズが並んでいました。注文した料理の待ち時間や、帰り際にぜひ手に取ってみては?

・店舗オリジナルの紅茶とスイーツで優雅な時間

左から『アップルケーキ』500円、『グルジアンティー』600円

英国風の店内で、時空を越えてイギリスの貴族になりきり、優雅なティータイムを過ごしませんか?

運ばれてくる瞬間から爽やかな香りが漂う『グルジアンティー』は、スタッフがオリジナルにブレンドしたスパイスティー。シナモンとクローブを一日中紅茶の中に漬け込み、砂糖で甘みをプラス。隠し味にオレンジジュースを入れているため、後味はスッキリした風味です。創業以来、スタッフに密かに語り継がれてきたという秘伝のオリジナルブレンドティー。スパイス通の人にはぜひ味わってほしい一品です。

紅茶のお供に欠かせないのがスイーツ。『アップルケーキ』は、生地にリンゴやクルミを練り込んでじっくり焼かれたパウンドケーキ。どこまでも具材が行き届いているので最後まで食感も楽しめます。シナモンやナツメグも使われていて、香りも豊か。甘さもちょうどよく、紅茶との相性も抜群!

『マフィン』500円

スコーンのような見た目でまるいフォルムがかわいらしい『マフィン』が一番人気。マフィンでは珍しい、オートミールと牛乳で手作りされたヘルシースイーツです。

マフィンが運ばれてきたら、半分に割ってみて。二つの側面にバターをたっぷり塗った後、熱々なうちにくっつけて、バターを生地に浸透させて頬ばると、熱で溶けたバターとマフィンのしっとり食感がたまらなくマッチ!素朴な味わいが愛される秘密です。紅茶と一緒にぜひ。

・軽食やレトロなドリンクもスタンバイ

『エッグチーズサンド』650円

軽食メニューはサンドイッチがスタンバイ。『エッグチーズサンド』は、卵焼き、ベーコン、ケチャップ、マヨネーズ、チーズなど、あらゆる欲望をかなえたメニューです。卵焼きには生クリームを隠し味に入れているため、ふわっとした食感に。甘じょっぱい味わいを一口ずつ堪能しましょう。

『コーヒーゼリー』650円

コーヒーをゼリー状にした昔ながらの『コーヒーゼリー』も人気。店長おすすめの味わい方は、バニラアイスが溶け出した瞬間に、コーヒーゼリーとかき混ぜてドルチェ風にすること。なめらかな味わいと濃厚なコーヒーのハーモニーを楽しめます。

『クリームソーダ』700円

コーヒーが苦手な人は、時代が変わっても幅広い世代に愛される『クリームソーダ』はいかが?

夏になるとブルー、イチゴ、レモン、オレンジなどフレーバーが増えます。家族や友人と一緒にカラフルなソーダを注文して、インスタ映えを狙うのもいいかも。

歴史的な建築物が多数集まる「四国村ミウゼアム」に建つ「四国村カフェ」。同店のメニューはテイクアウトでも楽しめます。イギリスの豪華邸宅のような洋館でゆっくりとティータイムを過ごしたり、「四国村ミウゼアム」の観光の合間にふらっと立ち寄ったり、思い思いの時間を過ごしてみませんか?

■詳細情報

■DATA

四国村カフェ

所在地
香川県高松市屋島中町91
電話番号
087-843-3114
営業時間
9:30 ~ 17:30(L.O.17:00)
※貸し切りの利用やメンテナンスのため臨時休業の場合あり
※貸し切り希望の際は、電話で問い合わせを

【丸亀】クレープ専門店「CRISPY CREPE」80種のクレープやランチメニューも♪

・「CRISPY CREPE(クリスピークレープ)」

「CRISPY CREPE(クリスピークレープ)」は、丸亀市にある話題のクレープ店。坂出丸亀バイパスの高架沿いにある、ブルーとレンガの壁が目を引くおしゃれな外観が目印です。

評判を聞きつけ、地元の人はもちろん、休日は県外からも客足が絶えない人気店。正面の扉から入るとテイクアウト専門のレジ受付、横の「サンジョウビル」の入り口から入るとおしゃれなカフェへと続きます。

「クリスピークレープ」は、「家のような立ち寄りやすくて気兼ねなく過ごせる場所を地元につくりたい」と、丸亀出身の姉妹が二人三脚で営むアットホームなお店。店名はある時、「サクサクとしたクリスピー生地のクレープがおいしいよね」と話すお母さんが命名したそう。内装から看板作り、レシピの研究まで、ゼロから築き上げた同店には、随所に家族の温かさが感じられます。

テイストが異なるテーブルが並べられたカフェ空間は、どこを切り取ってもおしゃれ。ペンダントライトが優しい光をともし、何時間でも過ごしたくなる心地よさと自然と集まりたくなるアットホームさがあります。

天井や床の板張りや電気の配線はお父さん、窓枠を飾る流木はお母さん、生花を乾燥させたドライフラワースワッグは姉妹が担当。家族全員で力を合わせてつくり上げたカフェ空間には、唯一無二の魅力が広がります。

・香川県産小麦「さぬきの夢」で作る80種類以上のクレープ

クレープの命ともいえる生地には、讃岐うどん用に開発された香川県産小麦「さぬきの夢」を使用するのがこだわり。国内外問わずいろんな小麦粉を取り寄せ、ブレンドもいろいろ試したところ、この小麦粉を100%で使うのがベストという答えにたどり着いたそう。讃岐うどん用の粉の特製を生かした「もっちり」のほか、「ノーマル」「クリスピー」「ハードクリスピー」の4つの固さと5種類のフレーバーから選べます。

生地のフレーバーは「ノーマル」のほか、そば粉100%の「ガレット」や「抹茶」「チョコレート」「キャラメリゼ」(ノーマル以外はプラス100円が別途必要)を用意しています。

『ミックスベリーカスタードブリュレ』700円

クレープのラインアップは、なんとレギュラーメニューだけでも80種類以上とバリエーション豊富!目移りするほどの具材のラインアップと選べる生地に加えて、トッピングやソースも自在にカスタマイズすることが可能。何度でもまた訪れたくなります。

イチオシは、自家製のカスタードをのせ、ブリュレしたカリカリの砂糖でクレープにふたをした「クレームドブリュレシリーズ」。中でも『ミックスベリーカスタードブリュレ』が女性客に人気で、クレープ生地の中には甘酸っぱいベリーとベリーソース、クッキー、カスタードがたっぷり入っています。

『はちみつしまなみレモンクリーム』490円

愛媛県の「石鎚(いしづち)養蜂」の無農薬国産ハチミツを、トッピングにもレモン漬けにも使ったハチミツ尽くしのクレープも人気!花の香りがふわっと香るハチミツを、甘さ控えめの純生クリームが引き立てる絶妙なバランスがやみつきになります。

クレープの中にもレモンがごろごろと入っているので、上から下までレモンとハチミツのハーモニーが楽しめるのがうれしいポイント!レモンも愛媛県産の「しまなみレモン」を使い、とことん四国の素材にこだわっています。空気をたっぷり含んだエアリーな生クリームから、時折出てくるクッキーのサクサクとした食感がアクセント。最後の一口まで五感を使って楽しんで♪

・ランチには特製ガレットや薬膳カレーを♪

『タコスガレット(スープ付き)』1,000円

ランチは「基本のガレット」「タコス」「キーマカレー」「スモークサーモン」「ソーセージとラタトゥイユ」から具材が選べる『ガレット』と、『週替わりランチ』がスタンバイ。全メニュー、地場野菜を使った日替わりスープ付きなのがうれしいですね。プラス200円~のお得なドリンクセットも用意されています。

生地は、徳島県祖谷(いや)地域の郷土料理「祖谷そば」に使用するそば粉を100%使った十割そばならぬ“十割ガレット”。テーブルに運ばれてくるやいなや周囲を満たす香ばしい香りに、思わず夢中になる一品です。

人気No.1の「タコス」も具材から一つひとつ手作り。クミンで香り付けしたミンチ肉を、レタスや自家製サルサソースと一緒に生地の上にのせ、粉チーズを振りかければ完成です。香辛料が利いた異国的な味わいをほんのり感じる同店のタコスは、日本人の舌にもぴったりです。

『週替わりランチ(スープ付き)』1,000円

『週替わりランチ』は、薬膳師であるお姉さんが一週間ごとに考案する「薬膳カレー」がたびたび登場します。また、毎朝気温や湿度などの微妙な環境の違いから、レシピを微調整しているのもこだわりポイント。カレールーを使わずスパイスから作るカレーは、カレー専門店も顔負けの本格さです。

取材日は「牛すじ肉のスパイスカレーライス」が登場!トマトベースのカレーに豆乳やスパイスを加えたカレーは、ほんのりオレンジに色付き、見た目はバターチキンカレーのよう。その甘そうな見た目にだまされてパクッと一口食べれば、フルーティーな甘さのすぐ後にピリリと刺激的な辛さが後を追います。

牛すじやジャガイモ、ナスなど、具だくさんで野菜もたっぷりなのがうれしいポイント♪食べ応えがあり、彩りも満足度も栄養も満点です。

・季節限定カフェドリンクにも注目!

『マロンラテ』700円 ※提供は10月~2月ごろ

季節限定のカフェドリンクも要チェック♪抽出したてのエスプレッソに温かいミルクを合わせたラテに、ふわふわの生クリームとキャラメルソース、カットした栗をトッピングした『マロンラテ』が秋冬の定番です。ラテの中にもマロンシロップが使われていて、栗とラテのこっくりと甘いハーモニーにうっとり。冷えた心身がゆるりとほぐれる一杯です。

使う材料や製法、お店づくりと、いろんな部分から“地元愛”と“お客さんへの思いやり”が感じられるアットホームな「クリスピークレープ」。クレープを普段あまり食べない人も、生地やトッピングを自在にカスタマイズできる同店なら、きっと好みの味が見つかるはずです。

さくっとテイクアウトするもよし、ゆっくりカフェで味わうもよし、日常の休息を取りにふらりと立ち寄るもよし。思い思いのひとときを、ここで過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

CRISPY CREPE(クリスピークレープ)

所在地
香川県丸亀市原田町2278-1
営業時間
テイクアウト/10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
カフェブース/10:00~16:00
ランチ平日/11:00~16:00(L.O.15:30)
ランチ土曜・祝日/11:00~L.O.13:30

【高松】「モリマリカフェ」国産小麦で作ったパンや手作りスイーツなど充実したメニューが魅力

・MORIMARICAFE(モリマリカフェ)

緑豊かな植物が迎える階段を上った先に佇むのが「MORIMARICAFE(モリマリカフェ)」です。店主の森さんが、子育てが一段落したことをきっかけにオープン。この地に移転してきて、2023年ついに20周年を迎えました。“モリマリ”というかわいらしい響きは、店主の名前に由来しています。

店内は、カウンター、テーブル、ソファ席など合わせて約45席を用意。小さい子ども用のイスもあり、子ども連れもゆったり過ごしやすい空間です。

「お客さまを飽きさせないように」という思いから、メニューは、モーニング、ランチ、スイーツなど合わせて約100種類を用意。国産素材を使い、栄養面にも気を配るだけでなく、パンやケーキなどもすべて手作りというから驚きです。

天井には、ドライフラワーやアジアンテイストなライトが飾り付けられています。森さんがセレクトしたこだわりのアイテムが、オシャレでポップな雰囲気を演出。レトロとモダンが共存した世界観が魅力です。

ベランダにはワンちゃんやネコちゃんなど、ペットと同伴できるテラス席も完備。トイ・プードルを3匹飼っている愛犬家の森さんが手作りするペット用のメニューも用意しています。こちらも国産の素材を使い、動物に負担のないよう塩分を一切抜いて作るこだわりぶり。人にも動物にも優しい森さんの温かみが細部にまであふれています。

・国産小麦を使ったホットドッグでモーニングを♪

右から『カフェ・ラッテ』(HOT)580円、『ホットドッグ』ドリンク代+350円

9:00~11:00はモーニングタイム。約7種類のモーニングは、サラダとヨーグルト付きで運ばれます。『ホットドッグ』は、国産小麦を使って手作りした、ずっしり感のあるパン生地が特徴。食べ応えのある一品で朝から元気になれそうですね。

『カフェ・ラッテ』も、スイーツと合うようにエスプレッソと牛乳の配合や比率を考えられています。幅広い世代に好まれるような、優しい味わいが魅力。

モーニングのドリンクは約20種類の中から好きなものを選ぶことができるほか、通常のカップサイズからラージカップで提供されるサービスを用意。あまり見かけないメニューもあるので、隅々までチェックして注文を。

・ボリューム満点のランチメニュー!

『タコライスランチ(ドリンク付き)』1,250円

オープン当初はごはん系のメニューを置くことは考えていなかったという森さん。リクエストで数種類提供してみたところ、常連客からの希望により、どんどんグランドメニュー化されたそう。ほとんどのランチに、スープと選べるドリンクまで付いていてボリューム満点!

中でも人気の『タコライスランチ』は、ひき肉とスパイスを一緒に煮込み、十五穀米と合わせるのがモリマリ流。かめばかむほどクセになる味付けは、森さん特製のオリジナルソースがポイント。タコライス好きはぜひチェックしてほしい一品です。

取材日は、選べるドリンクにコーヒーをセレクト。オリジナルブレンドの配合は、どんなメニューにも合うようにと深煎りにしているそう。コクがあり、まろやかな味わいは、料理やスイーツを引き立ててくれます。

・手作りスイーツと紅茶で癒やしのひとときを

『おまかせケーキプレート』850円 ※平日限定、ドリンクとセットで100円引き

ランダムにのせられたケーキ3種類とバニラアイスがワンプレートになった『おまかせケーキプレート』にも注目。スイーツメニューも種類豊富で、何度も足を運びたくなること間違いなし。

取材日は、抹茶のチーズケーキ、ティラミス、ユズが練り込まれたシフォンケーキの3種が登場。抹茶のチーズケーキは、抹茶のほろ苦さとチーズの酸味が相まった一品で和風スイーツとして楽しめます。大人な味わいのティラミスは、トップの生クリームと一緒に味わうと濃厚な甘さに。さっぱりとしたユズが香るシフォンケーキも、余韻に浸りたくなるおいしさです。

どんなケーキが運ばれてくるのかワクワクしながら注文してみて。

『キャラメルミルクティ』650円

スイーツのお供にドリンクはいかが?『キャラメルミルクティ』は、キャラメルの香りがついた茶葉を牛乳で煮出し、まろやかでコクのあるミルクティー。食感も楽しめるように、カップには、ホイップとキャラメルアーモンドを入れています。トッピングもうまく合わさるように、上から回すように注いで。甘みとコクのあるミルクティーでゆったりティータイムを♪

国産素材や手作りにとことんこだわっている「モリマリカフェ」。森さんの優しく温かな人柄に惹かれて常連になる人も多いそう。

同店では、不定期にライブやコンサートも開催!フラメンコ歴17年の森さんのパフォーマンスが見られる機会もあるかも♪訪れる前に公式Instagramをチェックして。
➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

MORIMARICAFE(モリマリカフェ)

所在地
香川県高松市春日町1524-4 2階
電話番号
087-841-4045
営業時間
9:00~18:00
モーニング/9:00~11:00
ランチ/11:30~15:00

【坂出】コーヒー専門店「ランドスケープコーヒー37」でペアリングしたい揚げたてドーナツ

「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」

2022年3月オープンの「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」は、JR坂出駅から徒歩約8分の場所にあるスペシャルティコーヒー専門の喫茶店。店主は“カフェ”ではなく、ニュースタンダードな喫茶店を目指し、雰囲気やメニューもそれに準ずる方向性に。どことなく懐かしさを感じる空間とメニューが魅力です。不定期で夜カフェ営業もしていて、香川県内では貴重な存在。

「Landscape Coffee 37」という店名に付く数字は何かと言うと、実は香川県の都道府県番号なのです。香川っぽさを店名にプラスしたいと考えていた店主。模索する中で、さりげなく表現できる“37”に行き着いたそう。ちなみに37は読まなくてOK。店名を発する時は「ランドスケープコーヒー」で。

こぢんまりとした店内は、優しく包み込まれるような落ち着いた雰囲気。趣の異なるアンティーク家具たちがいい味を醸し出しています。テーブル5卓とカウンター席からお気に入りの場所を見つけて。

こだわりのコーヒーメニューは約18種類!

コーヒー専門店と聞くと、コーヒー通でないとドアを開きにくい印象があるかもしれませんが、ご安心を。同店は「何気ない日々の中に “珈琲のある日常”を」をテーマとし、コーヒー初心者も楽しめるようなメニュー構成となっています。シンプルなコーヒーから、ちょっと気になる変化球メニューまで、コーヒーのカテゴリーだけでも約18種類も。

ランチやスイーツを間口に、コーヒーのおいしさやペアリングする楽しさを伝えたいという思いもある店主。ソフトドリンク系も約7種類ありますが、せっかくなのでこだわりの自家焙煎コーヒーを味わってみてください。

『自家焙煎珈琲』500円〜

コーヒー豆は入れ替わりがありますが、浅煎りから深煎りまで約5種類。店主が手回しの焙煎機で焼いた豆を、丁寧にハンドドリップして提供してくれます。シンプルな『自家焙煎珈琲』は好きな豆を選べるほか、おまかせもOK。

『チョコミント・カフェモカ』800円

“チョコミン党”の人には見逃せないメニューが『チョコミント・カフェモカ』。チョコミント系はアイスで飲む印象が強いですが、同店ではどちらも選べます。ホットで飲んでも違和感なく、爽やかなミントの風味と甘いチョコが、ビターコーヒーと調和がとれてホッとリラックスできる一杯。フリーポアで描かれるラテアートのハートは、ほんのりミントブルーなのがポイント。

そのほか『エスプレッソコーク』(700円)や『カフェ・レモネード』(750円)、『バタースコッチラテ』(700円)など、気になるメニューがいろいろあるので試してみて。

コーヒーにぴったりな手作りスイーツ

『チョコレートチャンククッキー』350円

ホワイトチョコレートとブラックチョコレートの2種類から選べる『チョコレートチャンククッキー』は歯応えと食べ応えがたっぷりな一品。クッキー生地に練り込んだエスプレッソと焦がしバターによって、キャラメルのような香ばしい風味が特徴。自家焙煎コーヒー豆のクランチがカリカリとした食感のアクセントで、コーヒーとの相性もバッチリ。テイクアウトもできるので、ぜひコーヒーと一緒に持ち出してみて。

『喫茶店のドーナツプレート』900円

不変的なものが好きな店主がこだわった、クラシックなドーナツも要チェック。昔懐かしい喫茶店やおばあちゃんがおやつに作ってくれたドーナツをイメージして作られた一品。バニラアイスと季節のフルーツが添えられたプレートスタイルで、平日の15:00からのみ販売される限定メニューです。

バター、砂糖、卵を丁寧に擦り合わせることによって、非常にきめ細やかなテクスチャに仕上がる生地。オーダーが入ってから揚げるので、サクッとホロホロ食感が◎。甘さ控えめなドーナツだけでも上品なおいしさですが、無料オプションの自家焙煎コーヒー&シュガーをトッピングしてもらうと、ほんのり苦みと甘さがプラスされ、より深みのある味わいに。

おかんが作るランチメニュー

『おかんの唐揚げプレート』1,100円

店主の母こと“おかん”が担当するランチメニューの中でも、看板商品は『おかんの唐揚げプレート』。下味に自家製のしょうゆ麹を使い、香ばしさと甘みのある味に。カラッと揚げたてのサクサク食感が食欲をそそります。

国産や地元の食材をできるだけ使い、手作りにこだわっている同店。野菜も多用してヘルシーなプレートに仕上げられているのがうれしいですね。

副菜は3品付き、サラダのドレッシングも自家製。白米、玄米のどちらかを選べるご飯の上には、店主が毎年通う宮城県気仙沼にある「山長小野寺商店」の『海ごはん』が振りかけられています。三陸産の海藻を中心に、海のおいしさをたっぷり詰め込んだ無添加のふりかけです。店で購入可能なので、気になった人は買ってみて。

フードロスを減らしたいという思いもある同店。苦手な食材やご飯の量など、事前に伝えるとできる限り対応してくれるそうです。飲み切れないドリンクはテイクアウトOKなので、お残しゼロを目指して気軽に相談を。

ランチやスイーツをきっかけに、コーヒーの魅力に触れてほしいと語る店主。バリエーション豊富なコーヒーメニューからお気に入りを見つけてみて。

■詳細情報

■DATA

Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー37)

所在地
香川県坂出市京町2-5-18
営業時間
10:30〜19:00
ワンドリンク制

【三木】たまご専門店「danran(ダンラン)」新鮮たまごのランチやスイーツが自慢

・たまご専門店「danran(ダンラン)」

さぬき三木ICから車で約5分の場所にあるたまご専門店「danran(ダンラン)」。四角いスタイリッシュな白い建物と、卵型の黄色い看板が目印です。南隣にある「東山産業」が運営するカフェで、自社一貫生産の卵を使ったランチやスイーツが味わえます。

「東山産業」では、良質な卵を作るため、ヒナの育成から開始し、飼料や飼育環境をトータルに管理しています。愛情たっぷりの卵をたくさんの人に味わってもらいたいという思いが、「danran」オープンのきっかけとなりました。

店内に一歩足を踏み入れると、養鶏場で採れた卵やテイクアウト用のスイーツが並ぶ物販コーナーがお迎え。

奥に併設されているカフェスペースは、大きな窓の外に自然豊かな風景が広がり、開放感のある空間です。席と席の間はゆとりがあり、ゆったりと過ごせますよ。

・土日祝限定!濃厚たまごの卵かけご飯

『danran卵かけご飯(スープ・黄身醤油付き)』605円
※提供は土日祝(10:00~16:00)

生卵と黄身醤油の2種を堪能できる卵好きにはたまらない贅沢な卵かけご飯は、黄身の味わいが濃厚な「オリーブEgg」を使用。このメニューのために作ったオリジナルの卵かけ醤油とともに提供される、こだわりの詰まった一品です。卵かけご飯を半分ほど楽しんだら、スープと薬味をご飯にかけて食べるのがdanran流。薬味の肉味噌は国産のそぼろを味噌でじっくり煮込み、アクセントにアーモンドを加えています。2度3度と楽しめる卵かけご飯をぜひご賞味あれ♪

・新鮮卵のスイーツで至福のカフェタイムを♪

『カスタードパンケーキ』858円

注文が入ってからメレンゲを泡立て、中温でじっくり焼き上げるのがふわふわの秘密。できたてをひと口頬ばると、ふわっシュワッと溶けていくような軽い食感で、思わず食べる手が止まらなくなるかも。同店で人気の『たまごシュークリーム』(200円)と同じカスタードクリームを生地に練り込んでいるので、そのまま食べてもほんのり甘さを感じます。ソースは卵の風味を感じるアングレーズソースと天然100%のカナダ産メープルシロップをスタンバイ。一枚一枚丁寧に焼き上げられたパンケーキを心ゆくまで堪能して。

『プリンパフェ(プレーン/いちご/珈琲ゼリー)』(プレーン)869円、(いちご/珈琲ゼリー)968

同店の『たまごプリン』(260円)が丸々一つ入った贅沢なパフェ。ラスクと焼きドーナツも味わえる盛りだくさんの一品です。一番のポイントは上に飾られた非売品の卵型クッキー。唯一プリンパフェでのみ味わうことができますが、年に一度開催されるイースターイベントで無料配布を行っているそう。Instagramでイベント情報のチェックを忘れずに。
→公式Instagramはこちら

『ミルクセーキ(HOT/ICE)』539円

『たまごプリン』と国産の牛乳をブレンダーでミックスしたミルクセーキ。ミルクセーキだけを飲みに訪れるお客さんもいるそうで、多くの人から愛されているドリンクです。ひと口飲むと、甘い風味が口いっぱいに広がり幸せな気分に。優しい甘さで子どもにもおすすめです。ほっと一息つきたいときにどうぞ。

・手土産にピッタリ!たまごシュークリーム

『たまごシュークリーム』(200円)

新鮮な卵の黄身をたっぷり使用し、卵本来の風味をしっかりと味わえる贅沢なカスタードクリームが魅力のこちら。シュー生地は時間がたってもサクッとした食感。中には10個、20個とまとめて購入するお客さんもいるほど、手土産やホームパーティーにぴったりの看板商品です。予約も可能なので、たくさん購入する際はお忘れなく。店頭で販売されている『トッピング生クリーム』(216円)と一緒に食べるのもおすすめ。生クリームは同店のロールケーキでも使用されていて、あまりのおいしさに生クリームだけ購入する人も。お気に入りの食べ方を探してみてくださいね。

「だんらんの中心にdanranの商品を届けたい」をコンセプトとした、たまご専門店「danran(ダンラン)」。愛情をたっぷり注いで生産された卵をじっくりと味わいながら、大切な人と楽しい団らんの時間を過ごして。

■詳細情報

■DATA

たまご専門店「danran(ダンラン)」

所在地
香川県木田郡三木町井上820-1
電話番号
087-814-3511
営業時間
10:00〜18:00(土日祝L.O.16:00、平日L.O.15:00)

【高松】カフェバー「STAND」ガソリンスタンドを大胆リノベ♪モーニングからちょい飲みまで

・「nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)」

高松市牟礼町、ことでん八栗駅から徒歩10分ほどの場所にある「nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)」。2022年9月にオープンして以来、モーニングからちょい飲みまで、1日を通してお客さんが集う町の憩いの場として親しまれています。

外観や店名からも名残が感じられる通り、ここはもともとガソリンスタンドだった場所。以前設計事務所に勤めていたオーナーが「食と空間と人が行き交い、誰もがくつろげる癒やし空間をつくりたい」と自らリノベーションを手がけました。

店内はアンティークのインテリアやレトロなレコードが並ぶノスタルジックな空間。好きなレコードを持ち込めば、自分だけの世界観に浸ることも。

一面ガラス張りの窓側からはたっぷりと日の光が入り、緑がいきいきと茂ります。カウンター席や4〜5人で囲める大きなテーブル、子ども連れにうれしい座敷もあり、いつ、誰と来てもほっと一息できる居心地の良さに、思わず長居してしまいそう。

・毎日通いたくなるほっこりモーニング

『手作りあんこのホットサンド』ドリンク代 + 300円

7:30からオープンしている同店には、モーニングを目当てにお客さんが早朝から集います。メニューはパンを中心に7種類ほど。中でも手作りのあんこを使ったホットサンドやバターサンドが一押しです。

実はあんこがあまり得意ではなかったというオーナー。模索する中で、あんこに三温糖と奄美産のざらめを加えることでまろやかな甘さになることに気付き、今のレシピにたどり着いたそう。パリッと香ばしく焼き上がったトーストとほっこり甘いあんこの組み合わせに、朝から身も心も満たされること間違いなしです。

ヨーグルトと、その上にのったジャムも手作り。ジャムのフレーバーはミカンやトマトなど、季節によって替わるのもちょっとした楽しみです。

・ALL1,000円の思いやりランチ

『キーマカレー(スープ・サラダ付き)』1,000円

平日限定でランチの提供もしています。

カレー粉を数種類ブレンドし、アクセントにショウガを加えた『キーマカレー』は食べやすくもクセになる味わい。ルーはタマネギとニンジンの甘みが溶け込んでコク深く、ごはんがぐんぐん進みます。サラダにはオーナーのお父さんや常連のお客さんが作ってくれているという無農薬野菜がたっぷり。栄養バランスの取れた一皿です。

ランチメニューはこのほか、ピザ、ガパオライス、鉄板ナポリタンスパゲティ、日替わりランチを用意しています。すべて料金は1,000円と財布に優しいのもポイント。常連さんも初めての人も、気軽に立ち寄ってほしいというオーナーの気遣いが感じられます。

・コーヒー×あんこのマリアージュが絶妙なデザート

『手作りあんコーヒーゼリー』450円

デザートメニューも一つひとつ手作り。

『手作りあんコーヒーゼリー』は、濃いめに抽出したドリップコーヒーで作る香ばしいゼリーに、生クリームとあんこをオン。あんこの甘みとコーヒーのほろ苦さが絶妙なマリアージュを奏で、一口でほっぺが落ちること請け合い。

コーヒーが苦手な人にもぜひ試してほしい一品です。ぷるんとしたゼリーの食感と、あんこのつぶつぶ食感のコントラストも楽しんで。

・夜カフェやちょい飲み利用も◎

『ポテトサラダ』450円、『たみこの気まぐれサラダ』700円

水〜土曜は22:00まで営業しているので、夜カフェやちょい飲みスポットとしてもおすすめ。メニューは、ご飯系やピザ、揚げ物、おつまみまで幅広いラインアップがそろいます。

名物の『ポテトサラダ』は、ヘラを使ってもんじゃのように楽しむスタイル。はじめはとろ〜りチーズを絡めて、時間がたったらチーズがカリカリと香ばしい、二度おいしい一品です。

野菜をたっぷり摂りたいという人は、『たみこの気まぐれサラダ』をチョイスして。揚げ物など、気まぐれの具材に自慢のポテサラものってボリューム満点。2〜3人でシェアしてちょうどいい量です。

2階には完全防音のカラオケルームを1室完備しているので、宴会利用にもおすすめ。詳しくは店舗に問い合わせてみて。

定期的に音楽イベントなども開催しているという「nostalgic café bar STAND」。常にお客さんの笑顔と心地よい音楽で満たされたノスタルジックな空間が、気付けば自分の大切な居場所になっているかもしれません。生まれ変わったガソリンスタンドで、心の燃料を満タンにしていきませんか?

■詳細情報

■DATA

nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2758-14
電話番号
087-813-5639
営業時間
モーニング/7:30 〜11:00(L.O.10:30)
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:00)
ディナー/水〜土曜 18:00〜22:00(L.O.21:00)

【高松】「iam.(アイアム)」オシャレな空間でスイーツ&ドリンクを味わって

・シックなおしゃれカフェ「iam.(アイアム)」

南新町商店街にあったカフェ「iam.」が、2022年7月に丸亀町グリーン向かいの国道11号線沿いへ移転オープン。中心街だと駐車場が心配ですが、周辺には徒歩3分圏内のコインパーキングも多数あり、車でのアクセスも安心です。

比較的コンパクトなお店ですが、奥行きのある造りとなっています。どことなくかわいらしく、シンプルながらも洗練されたインテリア。イートインを利用する際はカウンターで先に注文するスタイルです。

1階奥と2階にはテーブル席があり、のんびりカフェタイムを過ごせますよ。友人同士やカップルでおしゃべりしながらスイーツを楽しむのもオススメです。

店舗中央には印象的な螺旋(らせん)階段が。1階席も落ち着けますが、2階席が空いていればぜひ上ってみて。大きな窓から見える街路樹に季節を感じながら、中心街を行き交う車や人々を眺めつつ、のんびりカフェタイムを過ごせますよ。

・魅惑のスイーツ!注目の生ケーキ

移転前のスイーツメニューは焼き菓子のみでしたが、リニューアルに伴い生ケーキも仲間入り。それに合わせてドリンクメニューも拡充。選択肢が増え、より魅力的になりました。北浜アリーに姉妹店「iam. with bread(アイアム ウィズ ブレッド)」もありますが、それぞれ異なるスイーツが提供されているのも注目ポイント。

『チーズケーキ』単品480円

絶妙な焼き加減のベイクドチーズケーキ。とてもなめらかでクリーミーな半熟感が特徴的です。濃厚なリッチテイストでありながら、クドくないのでペロッといただけます。

『ティラミス』単品530円

甘いものが苦手な人におすすめしたいのが『ティラミス』。フワッと軽いなめらかなマスカルポーネクリームに、エスプレッソのほろ苦さが良いバランス。

『シャインマスカット パンナコッタ』500円

旬のフルーツを使用したパンナコッタも要チェック。夏にはシャインマスカットが登場するなど、季節ごとに異なる組み合わせが楽しめますよ。

焼き菓子のオススメはコレ!

『カヌレ プレーン』120円

お茶菓子にぴったりのプチサイズのカヌレは、移転前からの定番商品。もっちり食感で程よい甘さがやみつきになりそう。プレーンのほかにチョコも選べます。

『アップルパイ』『マロンパイ』各260円

季節限定スイーツメニューの中で注目なのが『アップルパイ』と『マロンパイ』。

どちらも小ぶりでありながら、意外と食べ応えあるギッシリ感。表面パリッと、中はしっとりとしたパイ生地に、もったりとしたクレームダマンドのコクをプラス。リンゴは甘すぎずシャクっと食感のコンポート。栗は風味がしっかりと感じられる渋皮煮をまるごと1粒包んでいます。

『フィナンシェ』120円

フィナンシェもカヌレと同じくかわいらしいプチサイズ。スコーン1個と焼き菓子2個(120円の焼き菓子に限る)、指定ドリンクがセットになった『焼き菓子セット』(900円)でフィナンシェを選ぶのもアリ!

季節限定のドリンクメニュー

『コーヒーゼリーフロート』650円

ドリンクメニューは、コーヒー系や紅茶系のベーシックなものに加え、季節限定品も登場します。『コーヒーゼリーフロート』は、ミルクベースにコーヒーゼリーの食感とほろ苦さをプラス。バニラビーンズ入りのアイスが贅沢♪

『オレンジアイスティー』600円

フルーティーで爽やかな飲み心地のオレンジアイスティーは、輪切りオレンジとアールグレイがベストマッチ!『コーヒーゼリーフロート』と『オレンジアイスティー』は2023年冬ごろまで販売予定なので、気になったら早めに訪れて。

・ギフトにもってこいのアイテム

ドリンクメニューで提供されている紅茶「Brew Tea Co.」も販売されています。カラフルなパッケージはインテリアのアクセントにも。

イートインなら生ケーキがオススメですが、おうちカフェ用に焼き菓子をテイクアウトしてみては?アメリカ式のスコーンは食べ応えあるサイズで、ちょっとした手土産にもぴったり。

新しく仲間入りしたクッキーは6種類用意。組み合わせ自由な3個セットや6個セットは少しお得でありながら箱付きなのでギフトにオススメ。

こだわり素材で作られたシンプルデザインのホールケーキ(2,000円〜)も予約販売されています。BOXがかわいいので、バースデーやアニバーサリーにも喜ばれること間違いなし!店頭や電話、公式サイトから予約可能です。

➡︎公式HPはこちら

お店の雰囲気とシンクロするような、シンプルかつ洗練されたスイーツを「iam.(アイアム)」で味わってみませんか?サクッとテイクアウトもしやすいので、手土産として買うのもオススメです。

■詳細情報

■DATA

iam.(アイアム)

所在地
香川県高松市瓦町1-10-7
電話番号
087-802-1497
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)

【高松】「TORI TORI KITCHEN」色鮮やかな副菜と揚げたてのからあげランチ

・「TORI TORI KITCHEN(トリトリキッチン)

高松丸亀町商店街とライオン通りのちょうど中ほど、「ホテル川六 エルステージ」の向かいに位置する「TORI TORI KITCHEN」。
揚げたてのからあげランチが食べられるとあって、ランチタイムには商店街や付近で働く人たちでにぎわい、目の前にホテルもあることから、観光客も多く訪れるそう。大きな白いのれんが目印です。

白を基調としたオシャレな店内はカウンター席もあり、女性一人でも気兼ねなく入れる居心地いい空間。オープンキッチンから聞こえるからあげの揚がる音や、食欲をそそる香りに期待が膨らみます。

店内奥には大きなテーブル席があります。混雑時は相席になりますが、早めの時間帯であればグループでの入店もできそうです。子ども用のイスもあるので子連れでも安心。

・野菜もしっかり摂れる!からあげランチ

『オリーブ地鶏のチキン南蛮(むね)』1,200円

香川県産「オリーブ地鶏」の胸肉を使用したチキン南蛮はヘルシーで食べ応え満点。新鮮で身が引き締まった胸肉はやわらかく、衣は薄めでカリッと軽い食感です。たっぷりとかけられた手作りのタルタルソースは、細かく刻んだピクルスやタマネギがからあげによく絡みます。ジューシーなからあげがたっぷり5個とボリューミーですが、甘酢だれの酸味でさっぱりと食べられます。

彩り豊かな副菜は季節によって変わるそう。取材時はキャロットと紫キャベツのラペと具だくさんなナスの味噌汁。新鮮なサラダも付いて、野菜がたっぷりと摂れるのがうれしいですね。ご飯は五穀米と白米から選べるのでその日の気分に合わせて。
ランチはほかにも『いつもの醤油からあげ』『オリーブ地鶏の塩からあげ』『旨辛ヤンニョムチキン』『選べるソース』と種類も豊富。プラス150円でからあげを3個増量できます。15:00までオーダー可能。

『旨辛ヤンニョムチキン(もも)』Sサイズ500円

カラッと揚げたもも肉に、特製ソースを絡めた『ヤンニョムチキン』は、ご飯が進むピリ辛味。一つひとつが食べやすいサイズで、うま味があるのにしつこくなく、食べ進めるお箸が止まりません。Sサイズは7個入り・500円、Lサイズは14個入り・850円と満足感があるボリューム。またSサイズは450円、Lサイズは800円でテイクアウトもできるので、宅飲みのお供にしても◎。

・本格的な自家製スイーツでカフェ利用も◎

『チョコテリーヌ』650円

11:00〜17:00はカフェタイム利用もOK。単品フードももちろんありますが、自家製のケーキやドリンクでゆっくり過ごすのもオススメ。っしりとした『チョコテリーヌ』は専門店のような本格的な味わいで、口溶けが良く、口いっぱいに幸福感が広がります。

『ミルクブリューコーヒー』600円

アイスコーヒーを水ではなく、冷たいミルクで6~7時間かけて抽出した『ミルクブリューコーヒー』は、口当たりも味わいもとってもまろやか。ミルクでゆっくりと抽出するからこその一体感に驚かされます。無糖なのでプラス100円でトッピングできるバニラアイスを溶かしながら、味の変化も楽しめますよ。肌寒い時期にはホットで体の中から温まって。テイクアウトもOKです。

・サクサクのヘルシーからあげを自宅でも

『バラエティセット』1,500円

醤油からあげ、塩からあげ、ヤンニョムチキンが各7個とポテトフライが入ったボリュームたっぷりの『バラエティセット』はからあげの食べ比べもできる大満足のセットです。下味がしっかりついたからあげは冷めてもおいしく、晩ご飯のおかずや持ち寄りのパーティーにぴったりなテイクアウト限定メニュー。その場で直接オーダー、または予約もOKです。

『カフェオレ』550円

コーヒー豆は県内のコーヒーショップで作られたオリジナルの「トリトリブレンド」を使用。からあげやケーキなど、しっかりとした味の食事と合うよう、あっさりとした飲み口に仕上げられています。街中散策にテイクアウトしても良さそう。

・お店の思いが詰まったデザイン

お店のロゴマークはお皿の上に盛り付けたからあげをデザイン。かわいい花のようにも見せていて、話に花を咲かせてほしいとの思いが込められています。明るく元気なお店の空気感に、お腹だけでなく心も満たされますよ。

豊富なからあげメニューに、季節の野菜もたっぷりとれて栄養満点。ランチからカフェメニューまでそろう「TORI TORI KITCHEN」で、元気をばっちりチャージしましょう!

■詳細情報

■DATA

TORI TORI KITCHEN(トリトリキッチン)

所在地
香川県高松市百間町9-15
電話番号
050-8885-4292
営業時間
11:00〜17:00

【高松】ベーカリー&カフェ「iam. with bread」で本格ハードパンとスイーツを♪

・「iam. with bread(アイアム ウィズ ブレッド)」

高松市の中心部からほど近い場所にある「北浜alley(アリー)」は、海沿いのレトロな倉庫街をリノベーションした複合商業施設。カフェや雑貨店などが点在していて、路地を散策しながらお店巡りができる注目のオシャレスポットです。

その一角にある「iam. with bread(アイアム ウィズ ブレッド)」は本格ハードパンをメインとするベーカリー&カフェ。高松市内にある人気カフェ「iam.(アイアム)」の2号店として2022年3月にオープンしました。

2カ所ある入口のうち、店の西側にあるレンガ広場向きの入り口は、緑のトンネルがまさにフォトジェニック!ジブリ映画に出てきそうな雰囲気で、入る前からワクワクが止まりません。

味のあるレトロな外観とは一転、店内はシンプルでスタイリッシュなインテリア。白を基調とした雰囲気に合わせてセレクトされた紅茶「Brew Tea Co.(ブリューティーカンパニー)」が、レジ横に陳列されています。カラフルなパッケージがとても印象的。紅茶はベーカリーで購入できるほか、併設のカフェでもドリンクメニューとして提供されています。

1階の壁面には、香川県をはじめとする瀬戸内エリアのご当地瓶ものアイテムも。厳選されたオシャレなパッケージ品はギフトにぴったりです。

・ベーカリーのオススメはコレ!

同店では毎日約45種類並ぶパンの大半がハード系。それもそのはず、同店のパンを手がけるのはハードパンのプロフェッショナル。香川県では数少ない本格ハードパンを味わえます。人気商品は『ベーコンエピ』(280円)やバリエーション豊富なリュスティックシリーズ。その他、デニッシュ系や普段使いしやすい食パンも豊富にラインアップしています。

種類豊富なパンの中でも特にオススメなのは、『バゲット』『リュスティック・ジャポネ』『ダッチブレッド ピーナッツバター』。

『バゲット』350円

ゲランドの塩とシンプル素材から作られるオーソドックスな『バゲット』は、お店イチオシの商品。かみ進めると小麦の風味が広がっていくしっとりもっちりなクラム(中身)は、軽過ぎず重過ぎない程よい仕上がり。大小ランダムな気泡が本格バゲットであることを証明しています。リベイクすると、クラスト(外側)のパリッと小気味良い食感が復活するので、ぜひトースターで温めてみてくださいね。

『リュスティック・ジャポネ』330円

リュスティック(※リュスティックとは、加水率の高い生地を分割したまま成形せず、二次発酵後に焼き上げるフランスパンの一種)だけでも約7種あり、その中でも『リュスティック・ジャポネ』は県内で珍しい一品。菓子パン生地と金時豆を合わせた“豆パン”は、香川のご当地パンと言っても過言ではないほど県民に親しまれていますが、同店ではリュスティックで表現。しっとりもっちりとしつつ歯切れの良い生地と、具だくさんな金時豆とエンドウ豆の甘さが絶妙なバランスです。

『ダッチブレッド ピーナッツバター』350円

『ダッチブレッド ピーナッツバター』は、スタッフの間でひそかに人気の高い商品。ペーストのピーナツバターに加え、クラッシュピーナツもサンドされていて、コリコリ食感がアクセントになっています。甘さ控えめで、表面にまぶされたきな粉の風味が香ばしさをプラス。

そのほかプチバゲットに自家製練乳クリームをサンドした『ミルクフランス』(270円)や、自家製バジリコバターをサンドした『バジリコフランス』(300円)も要チェックですよ!

・併設カフェでまったりスイーツタイム

ベーカリーのすぐ隣にはカフェが併設されています。写真の有料駐車場「北浜PARK」側(東側)からと、レンガ広場側(西側)どちらからでも入店可能。

 

ベーカリーからスタートした同店。当初カフェはドリンクのみの提供でしたが、2022年12月からはスイーツも楽しめるようになりました。1階にも少し席はありますが、のんびりカフェタイムを楽しみたい方はぜひ2階へ!先ほど紹介したベーカリーの2階とつながっていて、行き来できる空間になっているのも特徴。

・濃厚なめらかなバスクチーズケーキ

『瀬戸内レモンのバスクチーズケーキ』500円

カフェの看板商品は『瀬戸内レモンのバスクチーズケーキ』。パティシエール特製のバスクチーズケーキは、焼き加減がポイント。フランス製のクリームチーズにマスカルポーネをブレンドし、レアな焼き加減でなめらかな口溶けに仕上げています。瀬戸内らしさにこだわり、香川県産のレモンを使用した風味にも注目。店内で一つひとつ手作業で取り分けた果皮と果汁を使用した生地はフレッシュさが違います。さらにレモンピールを加えることで食感のアクセントにも。

ベーカリー側で土日祝のみテイクアウトも可能ですが、イートインは特別に表面を炙り、仕上げにホイップが付きます。ちなみに本店「iam.」のチーズケーキとは、それぞれ異なるレシピで作られているので食べ比べするのもオススメ!

『瀬戸内レモンのチーズケーキクッキーサンド』350円

手土産におすすめの商品は香川県産レモンを使用した『瀬戸内レモンのチーズケーキクッキーサンド』。バスクチーズケーキとは異なるレシピのチーズケーキがサンドされていますが、サワークリームを加えてあえて酸味を強めに。オーストラリア産のクリームチーズでかたさを出し、テリーヌ寄りな食感に仕上げています。

手作りクッキーの厚さ3mmというのも食感にこだわったポイント。時間の経過とともに水分を含んでいくので、品質管理に注意が払われています。爽やかなレモン感と絶妙な食感を楽しんで。

・こだわりコーヒーや紅茶はいかが?

『スイーツに合うコーヒー』600円

カフェでは、高松市内にある「コクアコーヒーアイランド」の自家焙煎豆を使用したこだわりコーヒーが楽しめます。『パンに合うコーヒー』(700円)、『スイーツに合うコーヒー』(600円)、『アイスコーヒー』(Mサイズ400円/Lサイズ450円)という、「iam. with bread」のメニューに合わせたオリジナルブレンドを用意。

『Brew Tea Co. 』各種400円〜

紅茶は、ベーカリーでも販売されている「Brew Tea Co.」。約7種類から選ぶことができ、中でも『チャイ』は、スタッフイチオシのフレーバー。チャイといえば濃厚なミルクティー感が一般的ですが、お湯でも十分爽やかなスパイス感を味わえてオススメとのことです。

ベーカリー、カフェともに季節限定メニューも登場します。秋はほうじ茶を使用したスイーツも。2023年10月からはベーカリー側の2階席を新たに開放し、パンとスープなどを楽しめるランチを提供予定だそう。今後もメニューが増えるので、見逃せませんね!

 

■詳細情報

■DATA

iam. with bread(アイアム ウィズ ブレッド)

所在地
香川県高松市北浜町3-2
電話番号
087-831-0113
営業時間
ベーカリー/11:00〜16:00
カフェ/11:00〜16:00(L.O.15:30)
当日予約・取り置き不可

【高松】「LUSHLIFE COFFEE」で味わう本格コーヒーと週末限定モーニング♪

・「LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフ コーヒー)」

ことでん栗林公園駅やJR栗林駅、そして香川県を代表する観光スポット・特別名勝「栗林公園」から徒歩10分圏内にある「LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフ コーヒー)」。高松市の中心街から少しだけ足を延ばした場所にあり、落ち着いた雰囲気の中、気軽に本格コーヒーを楽しめるお店です。

ご主人のお気に入りだったオーストラリアのコーヒーショップからインスパイアされたインテリアは、シンプルかつ開放感のある雰囲気。観光地の近くという場所柄も相まって、地元民だけでなく国内外からの観光客も多く集まります。

やわらかな日の光が差し込み明るい店内。窓際のカウンター席は、景色を眺めながらのカフェタイムにぴったりです。

香川県出身のご主人は、Uターンで「LUSHLIFE COFFEE」を開業。きっかけは、4年ほど海外生活をしていた際、オーストラリアやニュージーランド滞在中に出合ったコーヒー文化でした。

メルボルンの有名コーヒーショップで飲んだ一杯に感銘を受け、研究熱心なご主人は1日に20軒もカフェ巡りをしたことも。オセアニアはコーヒーショップが日常風景に溶け込んでおり、特にメルボルンは2,000店以上もあるのだそう

お客さんとのコミュニケーションを楽しむスタイルも、現地で共感したというポイントの一つ。「日常の通過点として印象に残るカフェになれば」と語ります。コーヒーはもちろん、オーナー夫妻の人柄と会話を楽しみに通う常連客も後を絶ちません。タイミングを見計らって話しかけてみて。きっと楽しいカフェタイムを過ごせますよ。

・テクニックが光る『フラットホワイト』は要チェック

『フラットホワイト』(イートイン)517円、 (テイクアウト)507円

オセアニア発祥『フラットホワイト』は忘れずに注文したい品。一般的にカフェラテはフォームミルクの厚みが1cm、フラットホワイトは5mmといわれていて、キメ細かく薄いフォームを作るのには熟練した技術が必要に。現地のバリスタの多くはスプーンを使用するそうですが、ご主人はテクニックだけで仕上げています。

後を引かず、とてもすっきり飲みやすい味。ドライなスチームで口当たりが良くなる「LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)」のエスプレッソマシンを使っているのも注目ポイント。

『アメリカーノ ホット』(イートイン)429円、(テイクアウト)421円

コーヒーを注文する際、その時の気分や趣向を伝えると、豆の種類や淹(い)れ方によって好みのテイストに近づけてくれます。そんなコーヒーの味わい方もおもしろいですよね。豆は、世界中のコーヒー農園を直接訪れて買い付け・焙煎を行う「OBSCURA COFFEE ROASTERS(オブスキュラコーヒーロースターズ)」のものを使用。

基本的に「LUSHLIFE COFFEE」では、フルーティーで飲みやすい軽さを重視してセレクトされています。時間が経っても雑味が出にくく、のんびりゆっくり飲みながら過ごせるのもうれしいポイント。豆の種類は都度変わるので、訪れるたびに新たなフレーバーと出合えるかも?

エスプレッソマシンではなくフィルターで抽出するコーヒーの場合、ハンドドリップとフレンチプレスから選べます。一般的なペーパー式だと、新鮮で高品質な豆のうま味までフィルタリングされてしまいますが、ペーパーレスのステンレスドリッパーだと全て味わうことができ、フレンチプレスは蒸らすような抽出方法で、豆本来の風味を感じられるそう。

・数量限定、土日のみのブレックファスト

土日しか出合えないオセアニアスタイルの朝食メニューも見逃せません。モーニングプレート2品は9:00〜13:00の間、イートインのみ提供されています。本格コーヒーとベストマッチな朝食を味わって気持ちのよい1日のスタートを!数量限定なので、早めに行くことをオススメします。ブランチとしていただくのも◎。

『アボカド トースト』979円

スライスしたアボカドがたっぷりのったトーストは、ご近所の「ブーランジェリー クリムギ」製サワードウブレッド。広島・世羅高原のこだわり卵を使用したポーチドエッグは絶妙な半熟加減でベストマッチ!

『エッグ ベネディクト』(シングル)979円、 (ダブル)1,265円

ポーションを1つか2つで選べるエッグベネディクトは自家製オランデーズソースが決め手。ご主人がオーストラリアでの修業時代に学んだものをベースに作られていて、ベーコンや卵と相まって満足度の高い一品です。サラダのドレッシングも優しい酸味で野菜の味を引き立たせています。

日曜と平日は、ご主人が焼くコッペパンのサンドも購入可能。オリーブオイルや塩といった体に優しいシンプル素材で一から作るオールスクラッチ製の本格コッペパン。人気は『あんバター』(イートイン 385円・テイクアウト 378円) や、『ハムとグリュイエールチーズのホットサンド』(イートイン 495円・テイクアウト 486円)。ドリンクプラスでコッペセットにすると50円引きに!

・手作りスイーツやデイリーフリーのアイテムも!

「LUSHLIFE COFFEE」のこだわりは、フードメニューもできるだけ手作りすること。特にご主人の奥さまお手製のスイーツはコーヒーに合う上品なものばかりで、カフェタイムを豊かに演出してくれます。

『レモンケーキ』(イートイン 275円・テイクアウト 270円)は瀬戸内らしい一品。スッと溶けるアイシングとしっとり生地の食感が良く、爽やかなレモンの風味がアクセント。『カフェラテ』(イートイン 517円・テイクアウト 507円)との相性もGOOD!

卵・乳製品不使用の『オートミールクッキー』(イートイン 319円・テイクアウト 313円)や『ココナッツスコーン』(イートイン 297円・テイクアウト 291円)など、動物性のものを使わないヴィーガンスイーツもあり、「境界線なくいろいろな人に足を運んでもらいたい」という思いが伝わってきます。スパイスがほんのり効いてエキゾチックな風味の『デーツ スコーン』(イートイン 297円・テイクアウト 291円)も気になるアイテム。

 

『オーツバナナジュース』(イートイン 649円・テイクアウト 637円)はバナナの優しい甘みに加え、オーツ麦の香ばしさが後からふわっと感じられる一杯です。いつもと違う味を試したいときや、乳製品が気になる人はぜひオーダーを。

・朝食とエスプレッソ以外はテイクアウトOK

店内はこぢんまりとしつつも、ゆとりある空間でゆったりイートインできるよう席数が絞られています。朝食とエスプレッソ以外のメニューはテイクアウトもOK。提供スピードも速いので、どこかへ行くついでにサクッと寄って買うのもオススメ。

コーヒー豆『オリジナルフィルターブレンド』(100g 853円・200g 1,706円)も販売されています。コーヒー好きな人は自宅で楽しんだり、プレゼントに買ったりするのも良いですね。

屋号に使われている“LUSH LIFE(ラッシュライフ)”という言葉は、“忙しい人生”という意味に受け取られがちですが、実はLUSHには“豊かな”という直訳のほかに、“みずみずしい”“飲んだくれ”といった意味も。二面性を持つ人間らしさを含んだ言葉で、“みずみずしい生活をコーヒーで彩ってもらいたい”という思いが込められています。

オーナー夫妻の人柄も魅力でお話ししやすいので、おしゃべりも楽しみの一つに利用してみては。

■詳細情報

■DATA

LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフ コーヒー)

所在地
香川県高松市栗林町2-1-14
電話番号
087-808-8812
営業時間
9:00〜17:00
予約可

【丸亀】「the Old Tjikko coffee and dining」お腹も心も満たされるモーニングやランチに注目

・「the Old Tjikko coffee and dining(ジ オールド ティッコ コーヒー ダイニング)」

JR丸亀駅から車で約10分、丸亀市川西町北にある「the Old Tjikko coffee and dining(ジ オールド ティッコ コーヒー ダイニング)」。地元の新鮮野菜をたっぷり使ったボリューム満点のモーニングやランチが人気のお店です。

店を切り盛りするのは、以前同じ飲食店で一緒に働いていたという中島さんと香川さん。お互い子育て中のママという共通点から意気投合し、いつか店を持ちたいと夢を持っていた中島さんは、「店を出すなら絶対彼女と2人で!」と心に決めていたそう。機は熟し、2019年に念願のカフェをオープンしました。

食べることが好き、料理が好き、人をアッと驚かせることが好き、そんな2人が作り出す料理の数々と、カウンター越しの会話が心地よい、アットホームな空間が魅力です。

店名の「the Old Tjikko」とは、スウェーデンに実存する世界最古の木の名前だといいます。地域に長く根付くお店にしたいとの思いが込められているそう。店内の至るところにドライフラワーやグリーンが飾られ、癒やしの空間が広がっています。

・お腹を空かせて訪れたいティッコのモーニング

『タマゴサンドSET』ドリンク代 + 638円

運ばれてきた瞬間、誰もがアッと驚く、ボリューミーなモーニングに注目を。6種類のメニューの中から取材日は人気の『タマゴサンドSET』をオーダー。厚さ3cmほどの厚切りパンにあふれんばかりにサンドされたタマゴサラダやレタスにきっと圧倒されるはず。

自家製タマゴサラダには隠し味に昆布茶を使っているのが、コクのある奥深い味わいの秘密。タマゴサンドのほかにサラダ、フルーツ、ヨーグルト、スープが付いてコスパも抜群です。朝からお腹を空かせて訪れて。

・野菜たっぷりのランチ

『Tjikkoのボリュームサラダランチ(ドリンク・デザート付き)』1,870円

ランチメニューは全5種類をスタンバイしています。週替わりのランチのほか、ソースが選べる特製から揚げや、具だくさんのサンドイッチセットなど、どれも魅力的なメニューばかり。

『Tjikkoのボリュームサラダランチ』は、トッピングを「グリルチキン」 or 「むき海老のガーリックシュリンプ」から選び、自家製ドレッシングも「にんじん」「たまねぎ」「ごま」から自分好みにカスタマイズできるのがうれしいポイント。産直で仕入れる旬の野菜が彩り豊かに盛られ、目にも鮮やかな一皿です。

取材日は、トッピングに「グリルチキン」をチョイス。下味がしっかりと付いたチキンは野菜との相性抜群!この日は葉つきのニンジンが登場するなど、普段スーパーで見かけない野菜と出合えるワクワク感も魅力の一つです。

すりおろしたニンジンがたっぷり入った自家製ニンジンドレッシングが、さまざまな食感の野菜やアクセントのグリルチキンをまあるくまとめてくれます。ニンジン本来の甘さが引き立ち、野菜嫌いの子どもも食べられそう。

『月替わりサンドイッチセット(ドリンク・デザート付き)』1,870円

月替わりの『サンドイッチセット』にも注目です。この日は6枚切りのごま食パンで挟み切れないほどボリューム満点の海老カツをサンドした一品が登場。海老カツの上にはタルタルソースとグリルオニオンもトッピングされ、食べ応え◎。

ソースが垂れてもお構いなし!両手を使って思いっきりかぶりついて。


どれだけ食べても甘いものは別腹。ランチにはすべてドリンクとシフォンケーキが付きます。「食後でも食べられる軽さ」「満足できるボリューム」の両方を叶える絶妙な大きさがうれしいポイント。お腹はいっぱいだけどスイーツも食べたい、そんなわがままな心を汲んでくれる、ちょっとした心遣いが光ります。

・目でも舌でも楽しめる芸術的なスイーツプレート

『Tjikko特製シフォンケーキ』660円

スイーツを思う存分楽しみたい人は、『Tjikko特製シフォンケーキ』を選んで。シフォンケーキの味は日替わりで、プレーン、紅茶、チョコレートの3種をスタンバイしています。旬のフルーツと繊細なアメ細工に彩られたプレートはまるでアート。

ふんわりなのにしっとりしている同店のシフォンケーキ。その食感を生み出す秘訣は、丁寧にキメの細かいメレンゲを作ることなのだそう。

おしゃれな空間で野菜たっぷりのメニューがいただける「the Old Tjikko coffee and dining」。阿吽(あうん)の呼吸でキッチンに立つ二人の空気こそが居心地のいい空間をつくり出していると実感します。野菜好きな友達と、お腹を空かした彼と、思い立ったら出かけてみて。

■詳細情報

■DATA

the Old Tjikko coffee and dining(ジ オールド ティッコ コーヒー ダイニング)

所在地
香川県丸亀市川西町北518-1
電話番号
0877-85-3452
営業時間
9:00~15:00(L.O.14:00)

【丸亀】一軒家カフェ「寅食堂」週替わりランチやスイーツで香川県産の素材を堪能して♪

・一軒家カフェ「寅食堂」

JR善通寺駅から車で約9分、住宅街の中を進むと見えてくる「寅(とら)食堂」。家族が多く、これまで1日10人以上の料理を毎日作ってきたという親子が切り盛りする一軒家カフェです。玄関前に置かれた、かわいらしい看板を目印に訪れて。

テラス席付近では、看板犬のスタンダードプードル・大福(ダイフク)くんがお出迎え。近くまで来てくれることもあり、愛くるしい姿で訪れる人を和ませてくれます。

テラス席はペットも同伴可能なので、愛犬と一緒に過ごしたい人におすすめ。同伴の際は必ず電話予約を忘れずに。

店内は、テーブル席を約20席ほど用意。「実家に帰ってきたような安心感を感じてほしい」という店主の思いから、温かみのあるウッド系を基調に、イスやテーブルは自らDIYしたそう。どの席にも明るい照明が当たり、木のぬくもりを感じる雰囲気にほっこりします。

3児の母であり、家族の多さや子育ての大変さが分かる店主だからこそ、子連れも気兼ねなく食事を楽しんでもらいたいと、広々とした個室も完備しています。個室には仕切りもあり、赤ちゃんの授乳も部屋でできるので、お母さんもリラックスして過ごせますよ♪

・香川県産素材をたっぷり使用!数量限定の『週替わりランチ』

『週替わりランチ(選べるドリンク付き)』1,300円 ※数量限定

看板商品の『週替わりランチ』は、メイン、小鉢5つ、ご飯、みそ汁、ドリンクまで付いた豪華な内容。契約農家から仕入れた香川県産の素材をふんだんに使っているので、素材そのもののおいしさを味わえます。メインや小鉢のラインアップは一週間ごとに替わり、常連の人からは毎週の楽しみの一つとして喜ばれています。

かわいらしい器にも注目を。香川県出身の陶芸家・けむくじゃらさんが、同店オリジナル用に手がけてくれたそう。同店のトレードマークであるトラをあしらった器や、ハシビロコウのイラストが印象的なコップなど、料理だけではない楽しみも仕掛けられています。けむくじゃらさんの器は、レジ付近で販売もされているので、ぜひ手に取ってみては?

取材日のメインは、クリームシチューのようなまろやかな風味が特徴の「クリームハンバーグ」。手ごねのハンバーグに、ジャガイモ、ホウレンソウ、タマネギ、キノコなどを入れたクリームシチューを合わせています。ハンバーグと野菜の食感も楽しみながら味わって。

季節の食材を生かした小鉢は何と5種類も用意!取材日のラインアップは「からあげ」「おむれつ」「白菜ごまあえ」「ピリ辛蓮根」「つけもの」。白菜やレンコンなど、こちらもたっぷり香川県産の食材が使われています。子連れの人が子どもとシェアをしながら味わえるよう、甘い味付けにしているのもポイント。

実はご飯の炊き方にもこだわっている同店。飲み水やザルを使って米を洗い流し、じっくり時間を決めて炊いています。程よい塩梅(あんばい)で炊かれたご飯は、かめばかむほどお米の甘みを感じられますよ♪お米の量は大・中・小から選べるのもうれしいですね。

・ランチ後はインスタ映えスイーツ&ドリンクを♪

『クロッフルフルーツ』850円

デザートタイムで一番人気の『クロッフル』は、プレーン、チョコバナナ、フルーツ、あんバターを用意。中でも『クロッフルフルーツ』は、器からあふれんばかりのフルーツ4種とクロッフル、アイスクリームがのったインスタ映えスイーツです。

フルーツはその日に仕入れたものの中からランダムに使用されるので、注文後をお楽しみに。取材日は、イチゴ、バナナ、柿、キウイがごろごろと盛り付けられていました。特に契約農家から仕入れるイチゴは、朝採れで新鮮さも抜群。サクサクに焼かれたクロッフルと一緒に頬ばってみて。

クロッフルは、クロワッサンの生地をサクサク食感になるよう焼き上げ、トップからキャラメルソースをオン。甘党の人は、クロッフルとフルーツ、アイスクリームの三段重ねで味わって。熱々なうちに食べるのがおすすめです。

『モンブランミニパフェ』700円 ※11月~3月限定

季節ごとに内容が替わるパフェメニューも見逃さないで。

11月~3月限定の『モンブランミニパフェ』は、下層にはコーヒーゼリーや生クリーム、上層にはペースト状にしたサツマイモとオリジナルブレンドのマロンクリームを絞ってトッピングしています。中には食感のアクセントになるラスクもイン!ミニサイズながら、仕掛けの多いパフェを存分に堪能して。

欲ばりさんは、大きいサイズの『栗とさつまいものモンブランパフェ』(1,300円)をチョイスして。ミニサイズの内容に加え、たっぷりのカスタードと角切りのフルーツも入っているので、さまざまな食感を楽しめます。

※『モンブランミニパフェ』『栗とさつまいものモンブランパフェ』の提供期間は、仕入れによって変動する場合があります。

『クリームソーダ』450円

ドリンクは、大人も子どもも楽しめるよう、幅広く用意されています。喫茶店やカフェによって見た目も味も異なるクリームソーダは要チェック!

同店の『クリームソーダ』は、濃淡のグラデーションが美しいメロンソーダにアイスクリーム、サクランボがのった正統派のフォルムが魅力的。シュワっと感よりもメロンソーダの甘みが強いので、炭酸が苦手な人も比較的飲みやすいのが特徴です。

気さくな親子と看板犬が営む一軒家カフェ「寅食堂」。香川県産の素材をたっぷり使った家庭的な料理やスイーツには、どれも店主の愛情が込められていて、味わうだけで温かい気持ちになります。子どもを連れてホッと一息つきたいとき、ちょっとした癒やしの時間が欲しいときは、同店の扉を開けてみて。

■詳細情報

■DATA

寅(とら)食堂

所在地
香川県丸亀市垂水町2084-1
電話番号
0877-35-9884
営業時間
11:00~14:30(L.O.14:00)
デザート/13:30~
※予約キャンセルの受け付けは当日10:00まで
※ペット同伴は必ず予約時に店舗から許可を得て入店を