カフェ

【丸亀】「大人の珈琲店」は現代版レトロ喫茶!ゆとりある空間でボリューミーなランチも♪

ゴルフ場横にある「大人の珈琲店」

JR丸亀駅から車で約5分、アパレル店やホームセンターなどが集まる複合商業施設「パブリックプラザ」の敷地内にある「大人の珈琲店」は、2024年6月30日にオープンした現代版喫茶店。ゴルフ練習場のすぐ横ということもあって、ゴルファーにも使い勝手の良いお店です。

「大人の珈琲店」のテーマは“街に癒やしを”。現代社会における忙しさ、喜びや楽しさの欠落部分を少しでも補いたい。個々の人生の中で少しのゆとり、一つの癒やしとして根付いていければとの思いでオープンしました。

店内は、昭和レトロな喫茶店を再現。観葉植物の緑が随所にあふれ、安らぎを感じられる大人の空間が演出されています。ゴルフ場の緑も見えるテラス席はペットの同伴もOK。

テーブル席の大半はパーティションが設けられていて、気兼ねなくゆっくりくつろげるのが特徴です。6人で利用できるソファ席や掘りごたつスタイルの個室も完備。グループでおしゃべりしながらカフェタイムも◎。ゆっくりできる時間帯は16:00以降がオススメだそう。

「大人の珈琲店」という店名の由来は、喫煙席を多く取っているのがポイント。電子タバコのみの利用になりますが、21席という広々とした分煙エリアは愛煙家にはうれしい限りですね。

・ナポリタンやピラフなど注目のランチ

ランチセットはナポリタン、鉄板ピラフ、パワーサラダや、『おこさまランチ』(680円)などがスタンバイ。モーニングが終わる11:00からスタートし、16:00までオーダーできるのもうれしいポイントです。ランチタイムを逃した時に助かりますね。追加トッピングの『エビフライ』(198円)、『とんかつ』(198円)、『カニ爪フライ』(198円)、『コロッケ』(132円)などをプラスして自分好みにカスタマイズするのもあり!

『本日のナポリタンランチ』968円

ランチの中で1番人気は『本日のナポリタンランチ』。一般的なナポリタンにはベーコンやウインナーが入っていることが多いですが、同店では豚肉・牛肉・鶏肉を日替わりで使い、食べ応えや満足度をアップしています。ケチャップの甘みと麺のやわらかさが安定のナポリタン。鉄板に敷かれた溶き卵も相まってボリュミー!サラダとドリンク付きです。

『本日の鉄板ピラフ』968円

『本日の鉄板ピラフ』は、チキンライス・チャーハン・エビピラフ・ドライカレーが日替わりで楽しめます。ドライカレーはスパイシーさが控えめで甘みがあり、親しみやすい味わい。『おこさまランチ』にも当日の同じピラフが提供されます。こちらもサラダとドリンク付き。

『本日のサラダ』968円

大きなボウルにたっぷり入った『本日のサラダ』は、ボリュームだけでなくビジュアルのインパクトもバッチリ!野菜だけでなく、フライものやおかず系も一緒に頂けます。モリモリ野菜を食べたい人は選んでみて。『本日のサラダ』には、ポタージュスープとドリンク、県内のベーカリーから仕入れるパンも付きます。

コーヒー系メニューのバリエーションが豊富

『ハウスブレンド』528円

同店は“珈琲店”と冠するだけあって、15種類以上のコーヒー系メニューがスタンバイ。シンプルな『ハウスブレンド』は、料理に合うよう、キレのある苦味とコクを感じられつつまろやかなオリジナルブレンドです。アメリカン寄りな『マイルドブレンド』(572円)や、濃いめの『リッチストロング』(572円)も選べます。約2杯分飲めるコーヒーポットでの提供なのでお得。6種類以上から選べるモーニング(528円〜)との相性もバッチリ!

『アイスコーヒー』528円

『アイスコーヒー』は、昭和の喫茶店のしっかりとしたストロング仕立て。ビターな味わいに酔いしれて。銅製の保冷できるマグカップがいい味を出しています。

『珈琲ゼリーオレジェラート』 858円

フルフル食感の自家製ほろ苦コーヒーゼリーにコーヒーとミルクを合わせ、バニラジェラートをトッピングした『珈琲ゼリーオレジェラート』は人気メニュー。別添えのシロップで好みの甘さに調整して飲んで。ほとんどのドリンクはテイクアウトもできますよ。

「大人の珈琲店」は、広々とした駐車場で利便性の良さも魅力です。近隣店舗でのショッピングの合間に利用するのもあり。セルフレジなど現代の使い勝手も取り入れつつ、レトロな雰囲気に仕上げられた空間でのんびりカフェタイムを過ごしてみて。昼飲みできるアルコールやおつまみメニューもあります。今後グラタンなどの新メニューも続々と登場予定なのでお見逃しなく!

■詳細情報

■DATA

大人の珈琲店

所在地
香川県丸亀市蓬莱町56-1
電話番号
0877-85-6645
営業時間
平日/8:00〜18:00(L.O.17:00)
土・日曜/7:00〜18:00(L.O.17:30)
※ワンドリンクオーダー制
※平日予約可能
※土日は6人から予約可能

【東かがわ】「manowa.(マノワ)」優しい甘さの焼きドーナツでほっと一息♪

・「manowa.(マノワ)」ドーナツがつなぐ地域の輪

JR三本松駅から車で約7分、小磯漁港や小浦海水浴場からも程近い住宅街の中にある「manowa.(マノワ)」。2024年5月にオープンしたこちらは、立ち並ぶ家の路地を抜けた先に見える、真っ白な外壁が目印です。大きくて立派な店舗は、築45年の納屋をリノベーションし、再利用しているそう。

駐車場は広いですが、店前の道路がとても狭いので、車で訪れる際はゆっくり安全運転で気をつけて。

ドーナツはテイクアウトがメインですが、店内のイートインスペース(6席程度)を利用することも可能です。子ども用のイスもあるので、小さな子ども連れの人も安心ですよ。

シンプルな外観とは打って変わって、親子からお年寄りまでさまざまな世代の人が訪れ、ほっと一息つける温かな空間が広がっています。

店内の一角には、リノベーションが完成するまでの過程の写真がズラリ。昨今、地域の課題や問題にもなっている空き家のリノベーションや再利用について、興味を持ってくれる人が増えるようにと、完成までのリアルを映した写真を飾っているそうです。

現在のスタイリッシュな空間がどういう過程を経てでき上がったのか、詳しく知ることができるので、写真と現在の店舗を見比べてみて。

同店は、地域に開かれた子育ての場として、無料の子育てオープンスペースを併設。0~6歳の未就学児が利用可能で、対象年齢以上の兄弟がいる場合も保護者同伴に限り一緒に入って遊ぶことができます。
スペース内には絵本やおもちゃが用意されているほか、段差のないフラットな床なので安心。個室は鍵付きでおむつ替えや授乳など、プライバシーが考慮されています。おむつやおしりふきなどの消耗品は各自で準備の上、持ち込みを。

利用の際は公式LINEから初回登録が必要です。詳細は同店のInstagramで確認を。
➡︎公式LINEはこちら

また、店内にはマルシェスペースがあります。地元産野菜やハンドメイドの小物、体にも環境にも優しいフルーツジュースなど、時期によって多彩な品物が並びます。

出品者は地域の福祉事業所や地元出身のハンドメイド作家など、実にさまざま。委託販売を通して出品者と店に訪れる人をつなぐ役割を担っているほか、「このスペースの売り上げの一部を子育てオープンスペースの運営に充てることで、出品者や購入者が買い物を通して地域の子育て支援に関わる仕組みを作りたい」と、店主の吉鷹さんは話します。

タイミングによって、思わぬ出合いがあるかも?訪れた際には、ぜひチェックしてみて。

・ほっこり優しい焼きドーナツ

看板メニューの「焼きドーナツ」は、その名の通り揚げずに焼くことでヘルシーに仕上げているのが特徴。

素材は香川県さぬき市・かなえ養鶏場の卵、北海道産小麦粉、国産はちみつを使い、体に優しく、安全なものをとこだわっています。

定番は、「プレーン」「抹茶」「ココアチョコチップ」の3種類。時期によっては、アールグレイ味や瀬戸内レモン味など、期間限定の商品も。

期間限定商品については、公式Instagramで随時発信されているので、要チェックです!

『焼きドーナツ』プレーン200円、ココアチョコチップ230円

人気ナンバーワンは「ココアチョコチップ」。どこを食べてもチョコチップがたっぷり。しっかりと甘さがありながら、軽い生地感なので何個でも食べられそうです。

店主のおすすめは「プレーン」。優しい素朴な甘さで、コーヒーや紅茶によく合います。焼きドーナツならではのしっとり感を楽しむなら、ぜひこちらを。

『焼きドーナツ』の売り上げは、一部が子育てオープンスペースの運営費に充てられます。おいしいドーナツを買って食べることが、地域の子育て支援に携わるきっかけになるなんて、すてきですね。

・ドーナツのお供にドリンクもどうぞ♪

『抹茶ラテ』450円

焼きドーナツによく合う、甘さスッキリの「抹茶ラテ」。しっかりとした抹茶の香りがありつつ、ミルク感たっぷりのマイルドなドリンクです。

こちらはなんと、注文を受けてから店主が茶道具で抹茶をたててから提供してくれる本格派。シャカシャカと楽しい音が店内に響きます。

濃ゆ~い抹茶をたっぷりミルクに注いで完成。飲んだ後に鼻を抜けていく、抹茶の香りを楽しんで。苦みは控えめなのでご安心を♪

『無茶々園の温州みかんジュース』420円(キッズサイズ210円)

温州みかんをそのままぎゅうっと絞ったような味わいの『無茶々園の温州みかんジュース』。さっぱりとしていて、果汁そのままの甘酸っぱさがあります。

愛媛県西予市にある無茶々園(むちゃちゃえん)で育てられた、減農薬の温州みかんがジュースになったこちら。キッズサイズの販売もあるので、親子で一緒に同じものを飲むことができますよ。

・香川でここだけ!?manowaオーナーズセレクション

『ぽんのこ』750円

同店のマルシェスペースの一部には、店主が自らセレクトして取り寄せた品々が置かれています。

「自分がおいしいと思ったものしか置かない!」という店主のポリシーのもと選ばれ、独自で仕入れているので、香川県内ではなかなか買えないものばかり。

『ぽんのこ』は店主がほれ込んだ愛媛県松山市のポン酢です。酸味が少なく、出汁(だし)のうま味がたっぷり。リピーターも多く、仕入れてもすぐに売り切れてしまうとのことなので、見かけたら即買い必須です!

『無茶々園 温州みかんジュース(180ml)』 390円

テイクアウトドリンクでも紹介したこちら。愛媛県生まれの店主が「ぜひ香川の人に知ってほしい」と選んだ一品です。このジュースのおいしさを知った人から贈り物やお土産にしたいという要望が多数あり、瓶での販売も始めたのだそう。プレゼントとしてドーナツと一緒に渡せば、喜ばれること間違いなしですよ♪

「manowa.(マノワ)」は、子育て支援を軸に幅広い層の人が交わり、それぞれの思いが巡ることを目指して作られたみんなの居場所。

「ドーナツを買いに来た人が遊びに来ていた子どもと触れ合ったり、オープンスペースを利用しに来た人がドーナツを食べて楽しめたり、manowaに来たいろんな人が地域の子育てに関わっていける場になれば」と話してくれた店主の吉鷹さん。

お店と同様にほっこり優しい焼きドーナツを食べながら、地域の子育てにちょっと関わってみる、そんな時間を過ごしてみませんか。

■詳細情報

■DATA

manowa.(マノワ)

所在地
香川県東かがわ市小磯742-2
電話番号
0879-49-3452
営業時間
10:00〜15:00
※最新の営業日は公式Instagramで確認を

【琴平】「168cafe」こんぴらさん参道を168段登った先に突如現れる癒やしのカフェ

・「168cafe(イロハカフェ)」

JR琴平駅・琴電琴平駅から徒歩約20分。 “こんぴらさん”の名で親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」へと続く階段の168段目に「168cafe(イロハカフェ)」はあります。 店の前には重要有形民俗文化財の「灯明堂」を見ることができ、長~い階段を上り降りする際の足休めスポットとして、多くの観光客や参拝客が立ち寄ります。

2019年に老舗土産店の「三好商店」の一角にオープンした後、木と打ちっぱなしコンクリート風のシンプルでナチュラルな店舗へと改装。 メニューも刷新し、2024年3月にリニューアルオープンしました。

リニューアルに伴い、フレッシュな季節のフルーツを使ったメニューなども販売が始まりました。 イートインスペースもあるので、こんぴらさんへのお参りの道中など、気軽に立ち寄れる空間となっています。

無機質な打ちっぱなしコンクリート風の壁と、木のぬくもりが調和した店舗は、随所に店主がセレクトしたドライフラワーがあしらわれています。注文後はテイクアウトはもちろん、店内にはカウンター席が4席備えられているので、歩き疲れたら中でひと休みもOK。カウンターには、実際にメニューにも使われているシロップ漬けのレモンや、香川の伝統的な引き菓子・おいりが華を添えています。

これまでは年配のお客さんが多かったそうですが、リニューアル後は幅広い世代の人が立ち寄るようになったそう。取材時にもひっきりなしに県外や海外からの観光客が訪れていました。

・店主おすすめ看板メニュー『瀬戸内レモンスカッシュ』

『瀬戸内レモンスカッシュ』400円

自家製レモンシロップをたっぷり使った『瀬戸内レモンスカッシュ』は一番人気の商品。甘酸っぱいレモンシロップの風味と、シュワっとした炭酸が爽やかで、歩き疲れた体に染み渡ります。

『季節の生絞りフルーツジュース』550円~ ※フルーツにより価格が変わります

『季節の生絞りフルーツジュース』は、注文ごとにその時旬のフルーツを、専用のジューサーで搾るこだわりよう。店主自らさまざまなフルーツで試飲を重ね、中でも「おいしい!」と納得のいくもののみを選んで提供しているそう。

取材日は、和製グレープフルーツとも呼ばれる愛媛県産の宇和ゴールドが登場。果汁100%のフレッシュなジュースは、フルーツ本来の甘みの中に酸味を感じるすっきりとした味わいで、乾いた喉を潤してくれます。

『瀬戸内産レモンフローズン』600円 ※期間限定

シロップ漬けのレモンを皮ごとフローズンにしたこちらのドリンクは、シャリシャリとした氷の食感に、甘酸っぱいレモンの果肉感と風味が爽やかな一杯。レモンそのものをフローズンにしているので、溶けても味が薄まりづらい点もうれしいですね。

『つぶつぶ果肉のいちごミルク』550円

イチゴの果肉感が飲んで楽しい『つぶつぶ果肉のいちごミルク』は、店主が試行錯誤を重ね、タピオカ入りドリンクのような食感を生み出しています。北海道産ミルクで割ったイチゴミルクは、見た目に反して甘過ぎないのも特長です。写真の商品にはトッピングで「おいりバニラソフト」をオン。見た目がキュートなのはもちろん、デザート感覚でドリンクを楽しむことができます。

そのほかミルクティーやコーヒーなどのソフトドリンクメニューには、プラス200円で「おいりバニラソフト」のトッピングができるのでぜひお試しあれ♪

・季節限定やトッピングを楽しめるソフトクリーム

左から『ミックスソフトクリーム』『季節限定ソフトクリーム』各400円、『バニラソフトクリーム』350円 ※おいりトッピングは+50円

階段途中の少し開けたところに位置するため、絶好の休憩ポイントでもある同店。上り降りをする際に必ず目に飛び込んでくるソフトクリームの写真に、誰もが足を止めます。

暑い季節には吸い寄せられるように多くの人が注文していくというソフトクリームメニューは、定番のバニラに定期的に変わる季節限定のフレーバーがスタンバイ。取材時には北海道・夕張メロン味が販売されていて、メロンそのものを食べているかのような濃厚な味わいがクセになります。季節限定もバニラも捨てがたい欲ばりさんには「ミックス」がおすすめ。

こちらのソフトクリームも、プラス50円でおいりのトッピングが可能です。

・寒い季節には焼きたてのお団子も楽しめます

『炭火焼き団子』400円 ※期間限定

10月ごろから5月ごろまではホカホカもちもちの炭火焼き団子が店頭に並びます。白いシンプルな団子や、よもぎ、あまみそなどのレギュラーメニューに加えて、季節限定でむらさき芋団子やさくら団子も販売。あまみそ団子以外にはこしあんをトッピングしてもらえるので、2種類の味を楽しめますよ。

 

冬はあったかい団子、夏はひんやり冷たいソフトクリームが楽しめる「168cafe(イロハカフェ)」。テイクアウトで食べ歩き、飲み歩きしながらの観光はもちろん、店内でひと息つけるこんぴら参りの足休めスポットとして連日多くの参拝客や観光客が訪れています。季節ごとに変わるフルーツやフレーバーは、訪れる度に新たな発見がありますよ♪

■詳細情報

■DATA

168cafe(イロハカフェ)

所在地
香川県仲多度郡琴平町1054
電話番号
0877-73-3764
営業時間
9:00~17:00

【高松】「ペンギン珈琲」はモーニングからランチ・スイーツまで満足度◎なカフェ

・居心地抜群カフェ「ペンギン珈琲」

高松西ICから車で約4分、ことでん琴平線円座駅・岡本駅からはどちらも車で約3分の高松市西山崎町の小さなカフェが「ペンギン珈琲」です。店名の由来は「老若男女に親しみやすく、覚えやすいカタカナの名前にしたかった」と話す店主の松原さん。2013年のオープンから今ではたくさんの利用客に愛される名前となりました。

どことなく北欧風の雰囲気が漂うシックでかわいらしい店内。スタッフでもある店主の奥さまがグラフィックデザイナーということもあり、テーブルやイスのインテリアから内装のデザイン・配色に至るまで、かわいらしい中にも落ち着いた居心地の良さを感じられる空間づくりがなされています。

増築したというダウンフロアのカフェスペース。高い位置に窓を置くことでやわらかい光を取り入れながら、外の喧騒(けんそう)を感じさせない非日常な空間を生み出しています。隠れ家空間に入り込んだような心地よさがありますね。

・ボリュームも◎オシャレなランチセット

『白くまカツライスランチ』1,430円

ランチセットの中でも人気の『白くまカツライス』は、メインのトンカツライスのほか、具だくさんスープとサラダ、ドリンク付き。器も北欧風で統一されていて、ボリュームもありながらかわいらしい見た目から食欲だけじゃなく気分も上がります。

“白くま”の名前はホワイトソースが由来しているそう。洋風のカツライスにはデミグラスソースが一般的ですが、同店のカツライスはさらにホワイトソースもたっぷりオン。ソースのダブルがけにより、味変しながらカツライスを食べ進めることができます。

『自家製パンのサンドイッチランチ』1,320円

同店オリジナルの手作りパンを使用した日替わりのサンドイッチは、選べる具材の種類が豊富でボリュームも◎。ポテトとオニオンのフライが一緒に盛られたサンドイッチのプレートはそれだけでも十分食べ応えありますが、具だくさんスープとサラダにドリンクまで付いて、目にもお腹にも大満足なランチセットです。

選べるサンドイッチの内容が豊富で迷う人続出なのも納得です。手作りのタルタルソースがクセになる『サーモンフライタルタルサンド』(825円)は、女性からの支持が多く同店の看板商品の一つ。ガッツリ食べたいという男性に人気なのは、ボリューム&食べ応え満点の『王様のカツサンド』(825円)です。そのほか『黒毛和牛のメンチカツサンド』や『かも肉のスパイシーサンド』『ハムと玉子のサンド』など魅力的なラインアップにノックアウトされそう。

・内容充実のモーニングとドリンク

『ブレンドコーヒー』550円

自家焙煎で挽(ひ)きたてのコーヒー豆をハンドドリップしてくれる『ブレンドコーヒー』。カップコーヒーとポットサービスで約2杯分のコーヒーが楽しめます。ひと口サイズのミニシフォンケーキまで付いてくる満足度の高さに人気店たる所以(ゆえん)が垣間見えますね。

『アイスコーヒー』550円

暑い季節にはゴクゴク飲める冷たいドリンクがおすすめです。アイスでの提供が可能なメニューは『カフェ・オ・レ』や『ブレンドアイスティー』(各605円)など充実のラインアップ。

『デラックスモーニング』990円〜

8:30(日曜・祝日は8:00)からのモーニングサービスは、同店人気の自家製パンが食べられることもあり、気分やお腹の減り具合に合わせてチョイスできます。『デラックスモーニング』は、食べ応えのあるプチ食パンとスライスパンにゆで玉子が付いたパンプレートとサラダ、具だくさんスープがセットになっていて、選んだドリンク料金に+440円で利用可能。トーストプレートにスープが付いた『スープモーニング』、サラダが付いた『サラダモーニング』は、どちらもドリンク料金に+330円です。お腹はそこまで空いてないけど…という人は『シンプルモーニング』はいかが。スライスパンが2切れというボリュームを抑えたパンプレートとドリンクのセットです。ドリンク料金に220円の追加でオーダーできますよ。

 ・スイートなメニューはこちら

『たっぷりクリームソーダ』660円

昭和レトロな雰囲気を持つクリームソーダには、たっぷりのアイスクリームとフルーツがオン。心躍るエメラルドグリーンのソーダで喉の渇きを癒やしませんか。そのほか炭酸ドリンクは『レモンスカッシュ』(660円)や『ウィルキンソンジンジャーエール』(660円)、果汁100%のオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどがそろいます。

『カフェ・ジェリ・オーレ(コーヒー)』825円

1杯でドリンクとスイーツの満足感が得られるという同店の人気シリーズ『カフェ・ジェリ・オーレ』。その名の通りカフェオレをベースに、グラスの下部にはクラッシュしたコーヒーゼリー、上にはたっぷりの生クリームに、追いコーヒーゼリー。さらにトッピングとして食感が楽しいナッツとコーンフレークがアクセントになった大満足のスイーツドリンクです。フレーバーは、コーヒーのほかチョコやキャラメル、マロンなどがあります。

『自家製チーズケーキ』660円

奥さんが手作りするチーズケーキのスイーツプレートには、キャラメルソースがかかったアイスクリームとホイップクリームが添えられたミニシフォンケーキ付き。ドリンクセットは選んだドリンク料金から50円引きとお得です。

おやつタイムはもちろん、ランチ後にデザートとしてオーダーする人もいるほど。濃厚だけどしっとりしたテクスチャで、爽やかな酸味も感じる自家製チーズケーキ。添えられたホイップクリームやアイスクリームとの相性も抜群です。ブランチや午後のひととき、お店自慢のスイーツプレートでほっこりとしたカフェタイムを。

人気のランチやスイーツはもちろん、選べるモーニングセットや多彩なドリンクまで、朝でも昼でも午後のおやつタイムでも、いつ訪れても満足度の高いメニューがそろう「ペンギン珈琲」。北欧を彷彿(ほうふつ)とさせるインテリアや食器に癒やされながら食事やスイーツを楽しんで♪

■詳細情報

■DATA

ペンギン珈琲

所在地
香川県高松市西山崎町400-4
電話番号
087-814-4524
営業時間
モーニング/8:30〜10:00(日曜、祝日は8:00〜)
ランチ/11:00〜15:00

【高松】「KAGU☆cafe(カグカフェ)」のフルーツパフェはボリューミー!野菜豊富なランチも◎

KAGU☆cafe(カグカフェ)はショールームも兼ねたカフェ

高松市高松町の県道155号沿いにある「KAGU☆cafe(カグカフェ)」は、JR屋島駅から徒歩約3分、ことでん古高松駅からは徒歩7分ほど。複数テナントが入居する2階建てビルの1階にあります。共有駐車場が空いていればどこでも駐車OKですが、空いていない場合は道を挟んで北側駐車場の34〜38番へ。

高松市牟礼町で家具製造卸業を行う「KATOMI(カトミ)」が手がける、家具のショールームを兼ねたカフェとして2017年11月にオープン。店内のテーブルやイス、ソファ、キャビネットなどは「KATOMI」で製造販売されているものばかり。

ショールームというと、一瞬だけ触れて確認することが多いですが、こちらだとカフェ利用しながら、実際に食事する時のテーブルの高さやイスの座り心地などを確認できるので、自分にしっくりくるものを購入できるという側面もあります。

ダークブラウンカラーの家具は、国内蒸溜所で使われていたウイスキー樽から作られたものだそう。ウイスキー熟成の経年変化で深みを増した樽が、役目を終えても美しく重厚感のある家具に生まれ変わるなんてすてきですね。自宅のサイズに合わせたオーダーメイドもOK。気になる席が空いていたら座って試してみて。

カラフルな新鮮野菜がたっぷり!注目のランチ

『オムライス』1,300円

ランチメニューの大半は、小鉢、スープ、サラダ、プチデザートが付く満足度の高い組み合わせです。フードメニューにプラス料金でドリンクを注文すると、単品と同じサイズのドリンクに加え、プチソフトクリームも付いてくるのでお得!
減農薬野菜を栽培している、高松市川部町の農園「コスモファーム」の野菜がどのメニューにも使われています。限られたお店にしか卸していないという高品質な旬の野菜は色も鮮やか。素材そのものの味わいがしっかり感じられます。野菜好きな人にはうれしいですね♪

薄焼き卵で包まれた『オムライス』は、中のチキンライスが上品で食べやすい味付け。フルーティーでしっかりとした風味のトマトソースがアクセント。白ナスや白ゴーヤ、紫ジャガイモ、ロマネスコなど、時季や仕入れによって珍しい野菜も付け合わせとして使われるので、訪れるたびに新たな発見があるかも。

『チキンサンド』1,300円

タルティーヌやフレンチトーストなど、パンを使用するメニューは、大阪の人気ベーカリー『PAINDUCE(パンデュース)』から仕入れる食パン生地やバゲット生地を店内で焼き上げて使います。国産小麦ならではの風味豊かな香ばしさが魅力。

食パンで蒸し鶏と野菜をたっぷり挟んだ『チキンサンド』は、食べ応えあるチキンやゆで卵でとってもボリューミー!ミルフィーユ状にたくさん折り畳まれたレタスのシャキシャキ食感や、千切りキャロットラペの爽やかな酸味、ケチャップの甘さとマスタードのアクセントでペロッと食べられるサンドイッチです。付け合わせのサラダは、野菜自体の味を引き立てるよう、風味のいいオリーブオイルと塩のみで提供されます。ドレッシングを使わなくても、素材それぞれの味でおいしくいただけますよ♪

プチデザートのシフォンケーキはふわふわエアリーで食後にぴったり。たまに種類が変わることもあるかも?

『野菜たっぷりピザ』1,600円

ピザは『PAINDUCE(パンデュース)』のピザ生地に、「コスモファーム」の野菜がたっぷりのっていて満足度の高い一品。クラスト部分がカリッとしつつ、もっちりふっくら感のある歯切れのいい生地。トマトソースなどはあえて使用せず、オリーブオイルと塩であっさりと上品に仕上げているのがポイント。こちらも野菜のうま味やパン生地自体のおいしさを存分に味わえますよ。

旬のフルーツたっぷりなパフェや自家製ケーキも♪

『シャインマスカットパフェ ソフトクリームVer.』1,400円

同店の注目スイーツといえば、季節限定パフェの数々。春はイチゴ、初夏は桃、秋は栗など、旬の素材を使ったボリューミーなパフェはスイーツ好きにうってつけ!『シャインマスカットパフェ』は香川県の農家から仕入れるシャインマスカットをたっぷり使用した、写真映えもするパフェです。

パフェはジェラート2段盛りが基本になっていて、それに100円プラスするとソフトクリームが巻かれ、よりゴージャスなビジュアルに大変身!下段はプルプルのパンナコッタ、中段は細かくカットされたスポンジ生地、中には巨峰のジェラートとバニラアイスも。ソフトクリームもすっきりとした味わいで、大満足な一品です。

『本日の手作りケーキ』500円〜、『KAGU☆cafeオリジナルブレンド珈琲』500円

自家製のケーキは毎日5種類以上がスタンバイ。取材日は『シフォンケーキ』『ロールケーキ』『ガトーショコラ』『ベイクドチーズケーキ』『レアチーズケーキ』『桃のゼリー』『パンナコッタ』という豊富なバリエーションから選べました。『ベイクドチーズケーキ』はなめらかで甘く、最後に仕上げられたカットフルーツや純生クリームのホイップで軽やかにいただけます。ケーキもテイクアウトできるので、手土産や自宅用にもいかが。
ハーフサイズのケーキ4種類とソフトクリームなどがワンプレートになった『デザート盛り合わせ』(1,300円)もおすすめ!いろいろな種類をちょっとずつ試せるのが楽しい一品です。

コーヒーは、高松市木太町のコーヒー専門店『SHIKOKU COFFEE(シコクコーヒー)』から届く、「KAGU☆cafe」オリジナルブレンド豆を使用。『KAGU☆cafeオリジナルブレンド珈琲』(500円)は、サイフォン式で濃いめに淹(い)れるのがこだわり。軽いのが好きな人は『アメリカン珈琲』(500円)を選んでみて。

『ミックスジュース』650円

甘さとフルーティー感を求めて飲みたくなる『ミックスジュース』は、ミカン、桃、バナナ、パイナップルでスッキリと飲みやすく、コクもあるグッドバランスな一杯。ドリンクメニューは25種類以上がスタンバイ。ムレスナティーを使用した紅茶(600円)は、約2杯分飲めるポットサービスなのでまったりカフェタイムを過ごしたい時にぴったり。

今回紹介した品も含め、新作や季節限定品など店内のメニューに記載していない場合があるので、インスタグラムをチェックしたり、スタッフに聞いたりしてみて。まだ知られていない隠れた逸品に出合えるかも♪
テイクアウト可能な品もありますが、ケーキもオーダーが入ってから仕上げ作業を行うので、カフェ利用も含めて時間に余裕を持って訪れるのが吉。オシャレな家具に囲まれて優雅に過ごせる『KAGU☆cafe(カグカフェ)』で、作りたてのランチやスイーツを楽しんで!

■詳細情報

■DATA

KAGU☆cafe(カグカフェ)

所在地
香川県高松市高松町2513-10
電話番号
087-899-6811
営業時間
11:00〜17:00

【観音寺】「バル クヌート」大人の隠れ家でランチはもちろんディナーにカフェタイムも♪

・「BAR KNUT(バル クヌート)」

さぬき豊中ICから車で約10分、最寄りのJR本山駅からは車で約7分。観音寺市吉岡町、県道237号沿いの家具・インテリア雑貨店「西岡家具」の敷地奥に佇む「BAR KNUT(バルクヌート)」。元は家具店が運営するカフェでしたが、2024年3月にシェフの小原(こはら)さんが運営する“バル”として再スタートしました。

緑あふれるアプローチを進むと見えてくる入り口前には、メニューの書かれた黒板が。どれにしようかと考えながら、店に入るまでの時間も胸が高鳴ります。

カフェ時代から変わらない広々とした店内には、2人〜4人掛けのテーブル席からコンセント付きのカウンター席までそろうので、1人でもグループでも来店しやすいのがうれしいところ。

お店のロゴマークは“たき火”がモチーフになっている同店。ところどころに小原さんの趣味でもあるキャンプ用品が、インテリアとしても華を添えています。ランタンや鍋など、実際に使用しているものを置いているそうなので、キャンプ好きにはたまらないかも?

シェフの小原さんはこの道25年。辻調理師専門学校を卒業後、本場・フランスでのフレンチ修行を経て、関東でビストロやイタリアン、居酒屋などあらゆる飲食の現場を経験してきました。食材に対するこだわりや興味から、肉に関する知識を深めようと精肉店に身を投じたことも。どの経験も楽しそうに語る小原さんからは、“食”への愛情が伝わってきました。

関東で活躍していた中、遠く離れた香川に移住したきっかけは、大好きな“キャンプ”と“地域おこし協力隊”。祖父の地元でもある観音寺市には幼少期時代に度々訪れていたそうで、一度飲食を離れてキャンプに関わる仕事ができたらと一念発起、協力隊員として移住を決意しました。

地域おこし協力隊として活動する中、同店の前身でもある「カフェクヌート」のメニュー考案などコンサルティングを担当していた縁と、周りからの熱烈な後押しもあり、もう一度飲食の世界へ。カフェ店舗と同じ屋号である“クヌート”を引き継ぎ「BAR KNUT(バルクヌート)」として、新たにオープンに至りました。

・ランチはカレーとワンプレートランチどちらにする?

『欧風牛すじカレー』1,400円 ※デザート&コーヒーor紅茶セットは+400円

薄切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクなどが溶け込んだルーに、ホロホロになるまで煮込まれたやわらかい牛すじがイン。「子羊のアニョ オリエンタルソース」から発想を得たこちらのカレーは、トロッとしたまろやかな風味で、ご飯にたっぷり絡めて食べたい一皿。

辛さ控えめなので、もっと刺激が欲しい人は、綾川町・山清の「鬼びっくり金一味唐辛子」をチョイ足しするのがおすすめです。ピリッと爽やかな唐辛子の辛さがカレーにピッタリということで、小原さんがチョイスしたそう。かけ過ぎには要注意ですよ!

付け合わせのピクルスは自家製。使用する野菜は季節によって変わります。+400円で付いてくるデザート「バニラのブランマンジェ」は、鞘(さや)から使ったバニラビーンズの甘い香りとプルプルとした食感が◎。

ランチタイムはほかに肉料理または魚料理から選べる『ワンプレートランチ』(スープ付き・1,600円)もスタンバイ。ライスにサラダとメインのおかずが一つになったお得なプレートメニューです。詳しくは公式Instagramで確認を。

・パティシエ自慢のケーキもお見逃しなく

『プレミアムチーズケーキ』600円

濃厚なのにさっぱりとした口当たりの『プレミアムチーズケーキ』は、カフェ時代からファンの多いデザートメニュー。バルになった今も、変わらぬ味で提供されています。カフェタイムのほか、ランチ後のデザートや夜カフェとしての利用もOKです。カットケーキはテイクアウトも可。

そのほか、クレームブリュレや香り高い自家製ラテアイスクリームなどもお見逃しなく。

『オーガニックコーヒー』ホットorアイス各500円

コーヒーはカキ三のオーガニックコーヒー豆を使用。アイスはゴクゴクと飲みやすい飲み口で、食後やデザートのお供にどうぞ。紅茶派にうれしいオーガニックティーや、昼飲みにぴったりのクラフト生ビールも提供しています。

・魅力的なディナーに夜カフェ利用もOK

季節によって変わる夜のコースは、シェフの真髄を一番感じられるメニュー。秋田県から直送される「八幡平(はちまんたい)ポーク」のグリルや、アヒージョ、カルパッチョ、サラダ、デザートなどがコース仕立てでいただけます。

コース以外にも日替わりメニューや、注文を受けてから焼き上げるピザはアツアツのうちにいただきたい一品。焼き上がりの食感や食材との相性を考えてセレクトされた生地は、モチッとした生地感が特徴です。定番のマルゲリータや、しらすとモッツアレラチーズ、イベリコサラミと黒オリーブなど6種類から好きな味を選んで。

『PIZZA』1,200円〜

取材時は、その時々手に入る夏野菜を使用したトマトベースのピザをオーダー。ナスとズッキーニ、ベーコン、トマトソースにチーズがたっぷりとろけた一枚です。1人1枚で満足感もありながら、女性もぺろりと平らげるほど軽く食べやすいピザです。

和のイメージがあるしらすと、バジルソースがマッチしたこちらのピザは、しらすの風味と爽やかなバジルの香りがクセになる味わい。つい全種類制覇したくなりますね。

趣味であるキャンプを通して、自然の恵みを体感してきた小原さん。使用する食材もできるだけ無農薬のものを選んでいるほか、協力隊時代に出会った農家や漁師、紹介してもらった人たちとの縁が食材の仕入れにも生かされています。

自然を愛するシェフの腕が光る多彩な料理をいただける「BAR KNUT(バルクヌート)」。シンボルマークでもある“たき火”を囲むように、大切な人との語らいにはもちろん、1人でも気兼ねなく過ごせる同店で、ランチにディナーに夜カフェに、思い思いの時間をゆったりと楽しんで。

■詳細情報

■DATA

BAR KNUT(バル クヌート)

所在地
香川県観音寺市吉岡町770-1 西岡家具敷地内
電話番号
0875-25-6183
営業時間
<月〜土曜>
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(LO.21:00)

<日曜・祝日> ※2024年9月1日(日)〜
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(LO.16:30)
※ディナー営業なし
※2024年9月1日(日)から日曜、祝日はランチ・カフェタイム営業のみ

【高松】「Cafe旬菜(しゅんさい)」はランチやベーグル、スイーツどれも魅力的な味わい♪

Cafe旬菜(カフェしゅんさい)

「Cafe旬菜(カフェしゅんさい)」は、マルナカ円座店に程近い高松市円座町にあるカフェ。県道12号(三木国分寺線)と282号が重なる交差点の西側にあります。ことでん琴平線の円座駅からは車で約4分。

交通量の多い県道沿いでありながらも、一歩店内へ入るとアットホームで落ち着いた空間。一枚板のカウンターが存在感を放ちます。エントランス付近には、アクセサリーや雑貨などの物販スペースもあるのでチェックしてみて。

曜日ごとに異なるランチ♪

『ベーグルランチ』1,300円

ランチは曜日ごとに異なる2パターンがスタンバイ。火・金曜は『ベーグルランチ』、水・土曜は『ご飯ランチ』が提供されます。店主や陶芸作家手作りの和食器にも注目あれ。
『ベーグルランチ』には、北海道産小麦と自家製酵母を使用した“旬菜ベーグル”のプレーン1個と、玄米粉を使用した玄米食パン1スライス、具だくさんスープ(火曜)またはバターチキンカレー(金曜)、サラダ、ドリンク、プチデザートが付きます。野菜たっぷりで色鮮やかなサラダは、食べ応えがありながらもヘルシー♪

金曜に提供されるバターチキンカレーは、野菜の甘みをしっかり感じられつつ、後から辛さが追いかけてくる本格派。全体的にはまろやかにまとめられているので満足度が高く、そのままはもちろん、パンを付けて食べてもgood。『ベーグルランチ』が提供される日は、ベーグルをプレス焼きした『ベーグルパニーニのランチ』(1,300円)もあります。

『エビドリア』1,300円

ランチプレートとは異なるフードメニューとして、火曜は『焼きカレー』、金曜は『エビドリア』もスタンバイ。日曜は2種類とも選べます。この2品にもサラダ、プチデザート、ドリンクが付いて、なんだかお得な気分。

『エビドリア』は、プリプリとしたエビの食感とベシャメルソースのコク、チーズの香ばしさがたまりません。古代米を混ぜ込んだご飯は水分量が多めでしっとりさと風味が◎。白米と古代米の炊き上がり食感に違和感を感じず、とても調和のとれた味わいです。

ランチやフードメニューはドリンクとプチデザート付き。三豊産のスーパーフード、モリンガを使用したモリンガティーは、すっきりとしてクセがなく、飲みやすいヘルシードリンク。プチデザートは自家製フルーツソースがかかったミルク寒天。食後にちょっと甘いものがあるとうれしいですね。

自家製ベーグルやスイーツも!

主にご飯ものは店主夫妻が担当、ベーグルや食パン、シフォンケーキなどは娘さんが焼いています。どのメニューもシンプルかつ奥深い味わいで、ハズレなし!

『旬菜ベーグル』各種300円

北海道産小麦と自家製酵母、フランス・ゲランドの塩を使用したベーグル各種は金曜のみ購入できます。ムギュふわっとした食感で、かんでいると小麦の風味が鼻に抜けます。『ベーコンチーズ』や『カフェオレ』『きなこあずき』『めんたいこ』など季節によってバリエーションは変わりますが、約6種類がスタンバイ。『シナモンシュガー』は風味と甘さが程よく生地の食感にマッチして◎。

『玄米食パン』1本380円

しっとりもっちりとした食感の『玄米食パン』も金曜のみ販売。トーストするとサクッとふっくら、バターの風味もより際立ちます。

『寒天アイスクリーム』550円

ミニパフェのようなビジュアルの『寒天アイスクリーム』は、プルプル食感のミルク寒天とアイスクリーム、自家製フルーツソースが三位一体となった一品。寒天のフレーバーが変わることもあるので、スタッフに聞いてみて。

季節のフルーツをコンポートした自家製フルーツソースが決め手。爽やかなフルーティー感が寒天をより引き立てます。

『シフォンケーキサンド』550円

『シフォンケーキサンド』は、日によって異なるシフォンケーキのフレーバーと、フルーツの組み合わせが楽しめるスイーツです。純生クリームのコクとエアリーなシフォンケーキ、爽やかなフルーツが合わさってペロッといただける味わい。

「Cafe旬菜(カフェしゅんさい)」はどのメニューを選んでも、上品かつ奥深い味わいできっと満足できるはず。ご飯ランチのメインはインスタグラムでチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

カフェ旬菜

所在地
香川県高松市円座町534-2
電話番号
087-886-5470
営業時間
9:00〜17:00

【高松】「プシプシーナ珈琲」自家焙煎の新鮮コーヒーとかわいらしいアートな店内に癒やされて♪

・自家焙煎カフェ「プシプシーナ珈琲」

「プシプシシーナ珈琲」は、ことでん琴平線・長尾線の片原町から車でおよそ5分、香川県立中央病院や造船所がある高松市の湾岸エリア・朝日町にあります。企業や工場が立ち並ぶエリアの中にポツンと佇むかわいらしい一軒家スタイルのカフェで、焙煎所を併設しています。

焙煎豆の直売店ということもあって、近所のコーヒー好きだけでなく県外から旅行を兼ねてコーヒー豆を買いに訪れる人も少なくないとのこと。こぢんまりとしたかわいらしいカフェスペースもあり、コーヒー用品のほか、ポップなキャラクターの置物や書籍が並ぶ店内。カウンター奥で作業するスタッフの姿を眺めながらのカフェタイムは、不思議と居心地がよく癒やされる空間です。一人客や家族連れのカフェ利用のほか、周辺の病院や会社で働く人がテイクアウトする姿も見られます。

・こだわり派も納得のコーヒー各種

『ホットコーヒー』400円

「本日のコーヒー」メニューの中から取材時に選んだのは、中深煎(い)りの“ニカラグア”。低温下での嫌気性発酵(アナエロビック)という最新鋭の精製法を施すことにより、コーヒーがいかにフルーティーで甘みを有した飲み物であるかということを認識させてくれる一杯です。メニューには深入りや中深煎(い)りなどの焙煎度合いのほか、コーヒー豆の産地や農園名まで記載されているものもあり、遠い異国の地に思いをはせながらカフェタイムを楽しむのもいいですね。

イートインでコーヒーを頼むと、北欧の童話のキャラクター“ムーミン”のカップで提供されます。店名は、店主の登尾(のぼりお)さんと店主のお母さんが大好きだという作者“トーベ・ヤンソン”の愛猫「プシプシーナ」から取ったのだそう。

カウンターからは、タイミングさえ合えば、不良な豆を選別し手作業で取り除く「ハンドピッキング」の工程を見られることも。毎日必要な分だけローストし、常に鮮度の高いコーヒー豆を提供できることも、丁寧な手仕事を間近で感じられるのも、自家焙煎ならではの強みです。

豆へのこだわりと愛情をぎっしりと詰めこんで焙煎したコーヒーのメニューは常時15種類以上。その中には数量限定や期間限定などもあります。メニューに書かれたコーヒー豆の特徴から、好きなものを選んでハンドドリップしてもらうスタイルです。どの種類を選んでも1杯400円なので、専門店のコーヒーが飲めてワンコインでお釣りが帰ってくるのもうれしいところ。気に入った豆は購入もOK。コーヒーについて詳しくないという人もご安心を。気軽に店主が相談に乗ってくれますよ♪

・イートインで楽しむカフェタイム

『アイスコーヒー』450円

アイスコーヒーは暑い季節にぴったりなしっかりビターテイスト。のんびりカフェ利用はもちろん、「ちょっと冷たいコーヒーが飲みたい」という立ち寄り客にも人気で、スムーズにテイクアウトもできるのが魅力です。ホットコーヒーと同様にコーヒー豆をセレクトしドリップしてもらう『ハンドドリップアイスコーヒー』は550円で利用可能。

『キャラメルモカ』500円

エスプレッソを使用したアレンジコーヒーもセレクトでき、『カフェラテ』や『カフェモカ』のほか、画像の『キャラメルモカ』(各500円)などがあります。濃厚なエスプレッソにもこもこのミルクフォームを合わせ、キャラメルソースをオン。同店のアイコンでもあるプシプシーナ猫ちゃんが描かれたマグカップにも癒やされて♪

『自家製果物ジュース』500円

旬の果物を使用したフルーツジュースも店主のお手製。取材時は桃のジュースで、独自のルートで仕入れた県内産の桃をコンポートし、炭酸で割ったさっぱりとしたジュースでした。もちろんコンポートした桃までまるっとおいしくいただけます。季節によって変わる果物は、桃のほか文旦(ぶんたん)やレモンなどが登場。

炭酸割り以外に、牛乳とコンポートフルーツをミキサーにかけた果物ジュースも注文可能で、子どもからのリクエストが多いといいます。

・店内手作りスイーツも見逃せません

『おはぎ』250円

「コーヒーとあんこってよく合うんですよ」とおすすめされたのは、きなこをたっぷりまぶした自家製の『おはぎ』。きなこの香ばしさとあんこの控えめな甘さが上品で、おはぎだけで味わってもよし、コーヒーと一緒に楽しむのもよし。実際に合わせていただくと、コーヒーとの相性がピッタリという店主の言葉の意味が理解できること間違いなし。

『自家製スコーン』200円

さっくりとしたホロホロ食感の自家製スコーンは、食べ進めるにつれ鼻に抜けるほのかなショウガの香りと白ゴマの香ばしさがクセになるお菓子。同店で人気の『ショウガトウ』の製造過程で抽出されるしぼり汁を使用し、大人味に仕上げたお菓子もやはり根強いファンが多いそう。

『自家製マフィン』300円

ショウガやあんこなど、和風テイストのラインアップが並ぶお茶請け菓子ですが、そんな中で洋菓子を選ぶなら『自家製マフィン』はいかが。しっとりマフィン生地からはふわりとラム酒が香り、砂糖漬けのフルーツの甘みが◎。おはぎ以外の焼き菓子はテイクアウトもできますよ。

多種多様なコーヒー豆を少量ずつローストすることで、常に新鮮なコーヒー豆を購入できる焙煎所兼カフェ「プシプシーナ珈琲」。コーヒーはもちろん、店主をはじめとするスタッフが店内で手作りする焼き菓子や和菓子のほか、手土産としても人気の『ショウガトウ』は、どれも県内外問わず多くのファンに支持されています。丁寧な手仕事からも愛され続ける理由が伝わってきますね。

美術大学を卒業して芸術にも造形の深い店主が作り出すキュートでアーティスティックな店内にも注目を♪

■詳細情報

■DATA

プシプシーナ珈琲

所在地
香川県高松市朝日町2-19-16
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)
※金曜はL.O.14:00

【高松】「カフェしるく」どこか懐かしいレトロ空間で楽しむ手作りの数々

・レトロな雰囲気満点の「Cafe silk(カフェしるく)」

JR鬼無駅から車で5分。弦打小学校から徒歩3分の静かな住宅街の中にある「Cafe silk(カフェしるく)」。お店の前のオブジェからも分かる通り、昭和の香りが漂うレトロな雰囲気が魅力のカフェ。2017年のオープン以来、ご近所さんや常連客から愛され続けています。

駐車場はよく目立つ看板を目印に。産業道路(県道176号)から1本西の通りですが、月〜土曜の7:30〜8:30は一方通行なので、入る方向にご用心。街中の喧騒(けんそう)から離れてゆったりとした時間を過ごすことができますよ。

「silk(シルク)」という店名の由来は、オーナーご夫妻の名前。2人の名前から一文字ずつ取って並べると「正絹(しょうけん=シルク100%の生地)」となることから、この名前にしたそう。夫婦愛にあふれるすてきなお店ですね。

店の前にはライトを掲げた人形がお店に誘導(?)。お店に入る前から、ワクワクとしますね。

・店内には自慢のコレクションがずらり

昭和のヒットソングが流れる店内には、オーナーご夫妻が共通の趣味で30年以上集めているというコレクションが、所狭しと並んでいます。今まで集めたコレクションは、何と数百点以上にも上る圧巻の数です。

主に大正~昭和時代に販売・使用されていたものを集めているそうで、祖父母のおうちに遊びに来たような懐かしさを感じることができます。

当時のお菓子に付いていた景品や食品メーカーの懸賞品、限定販売されたおもちゃなど、今ではなかなかお目にかかれない貴重な品もあるそうですよ。

同店はもともと納屋だった建物をリノベーションしているとあって、店内の柱などからも温かみを感じます。ちなみに、コレクションは棚や壁だけでなく、天井にも。見上げると、数々のレトロ看板が飾られています。所々さびているのがまた味わい深く、時代を物語っていますね。

壁に飾っているポスターなどは、季節によって入れ替えているとのこと。見たことのない驚きの品にも一期一会で出合えるかもしれません。

テーブルやイスはあえてそろえず、ほとんどがアンティークのものばかり。ひときわ目を引くスーツケースのテーブルは、実際に船旅などで使われていたものなのだそう。

それぞれのテーブルの上にも、コレクションの人形やおもちゃが。一つとして同じものがないので、何度訪れてもいろんな発見がきっとあるはず。食事だけでなく店内を見渡すだけでも楽しめるのが、同店の大きな魅力です。

・彩り豊かな人気のランチメニュー

『ミートライス』1,200円

店主イチオシの人気ランチメニューが、こちらの『ミートライス』。

香川県のブランド牛・オリーブ牛の中でもA5ランクのものを使用し、みそ仕立てで甘辛く味付けしています。日替わりメニューよりも、こちらを選ぶお客さんも多いそう。限定10食の提供なので、日によってはすぐに売り切れてしまうこともあります。自家製ピクルスとスープが付いているから、箸休めをしながら食べられますよ。

野菜もたっぷり盛られて栄養も食べ応えも満点。カラフルな彩りで食欲をそそります。

肉は少し濃いめに味付けされていて、どんどんご飯が進みます。ひと口食べるとすぐにまた口に運んでしまう、クセになる味わいです。

半熟卵を絡めて食べると、濃いめの味がマイルドになって◎。卵と肉を混ぜながら、味変を楽しんで食べ進めるのがおすすめです。

『懐かしオムライス』950円(テイクアウト850円)

こちらは、その名の通り懐かしさ満点のオムライス。しっかりと焼いた薄焼き卵で、ケチャップライスをぎゅぎゅっと包んでいます。ケチャップライスの中にはゴロゴロと玉ネギや鶏肉、グリーンピースが入っていて、これぞ王道。不思議とおばあちゃんが作ってくれたような、懐かしい気分に浸ることができます。

『懐かしオムライス』はイートインのほか、テイクアウトも可能です。彩りに添えられたパセリも存在感があり、赤と黄色と緑のコントラストが食欲をそそりますね。

また、スパイスカレーやローストビーフ丼、グラタンなど日替わりのランチメニューも登場。イートインのランチにはヨーグルトやコーヒーゼリーといったその日のミニデザートも付いています。事前にInstagramで告知をしてくれるので、気になる人はチェックしてみて。

・デザートやモーニングもお楽しみ♪

ランチだけでなく、モーニングやカフェタイムも魅力的なメニューが盛りだくさん。クラシックな模様の食器と一緒に、朝のひとときや昼下がりにゆっくりとレトロカフェグルメを満喫できます。

『クリームソーダ(緑)』650円

昔の純喫茶を彷彿(ほうふつ)とさせる『クリームソーダ』は、こんもり高さのあるアイスの隣に真っ赤なさくらんぼがちょこん。「これこれ!」と思わず声に出してしまうようなTHE定番のルックスです。

『フレンチトースト(アイス添え)』750円

8:30~10:30限定で楽しめるモーニングメニューは、朝からリッチな気分を味わえる『フレンチトースト』がスタンバイ。サラダやヨーグルトが付いているのも、うれしいですね。

大きくカットされたフランスパンはしっとりとした口当たりで、かめばじゅわっと広がる優しい甘さ。バターで焼き上げていて、甘じょっぱさがたまらない一品です。冷たくてあま~いバニラアイスを一緒に頬張れば、さらに幸せな気持ちにさせてくれますよ♪

『ベイクドチーズケーキ(アイス付き)』580円

少し酸味のある甘さ控えめでさっぱりとした味わいのチーズケーキは、前日から丁寧に仕込んで作られている自慢のデザートです。バニラアイスと季節によって変わるフルーツが添えられていて、見た目にも楽しいプレートに。

 

店内のコレクションはもちろん、食器やテーブル、イスまでオーナーご夫婦の愛とこだわりが詰まった店づくりと食事が魅力の「Cafe silk(カフェしるく)」。

レトロなコレクションに囲まれて、モーニングやランチ、スイーツを堪能しながら、日々の慌ただしさを忘れる時間をゆっくりと過ごして。

■詳細情報

■DATA

Cafe silk(カフェしるく)

所在地
香川県高松市鶴市町168
電話番号
080-2991-0469
営業時間
モーニング/8:30~10:30
ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)
※予約の際は、必ず電話で問い合わせを
※最新の営業日はInstagramで確認を

【高松】五感に栄養♪「Nカフェ&ギャラリー」で食事もアートも楽しむ特別なひとときを

・アートも楽しめる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」

ことでん志度線松島二丁目駅、長尾線花園駅の各駅から徒歩約9分。高校第一中学校の南東に位置する交差点から、「香川時計商会」を左手にして南に進んだところに「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」はあります。高松市多賀町の閑静な住宅街でひときわ目を引く外観は、コンクリート壁、石調タイルの目隠し塀、トタン壁が無機質でインダストリアルな雰囲気を醸(かも)し出しています。真っ赤な丸い看板を目印に。

店の前と少し離れたところにも駐車場があり、12~13台は停められるので、車での来店もOKです!第二駐車場の場所は店前の駐車場に入ってすぐ右手に表示があるので確認を。

店舗はもともとフレンチレストランがあった場所を譲り受けたそう。オーナーの野口さん親子はお母さまがステンドグラスの教室を運営し、息子さんは陶芸家兼デザイナー。兄弟もそれぞれ建築家など、いわゆるアーティスト一家です。モノづくりから派生して“人が集まれる場所をつくりたい”という思いと、それを実現できる場所を得られたこと、息子さんが地元・高松に帰ってきたことなどのさまざまなタイミングが重なり、2015年にギャラリー併設カフェとしてオープンしました。

実は、カフェを運営しているのは同ギャラリーの展示会で作品を出品している作家の皆さん。作家にとっては自身の作品を発表できる場でもあり、接客を通してその反響を肌で感じたり、人脈や作家同士のつながりを得る場にもなっています。店名の“N”には野口さんのイニシャルに加え、そうしたモノづくりの“仲間たち”という意味合いも込められています。

無機質な外観から店内に足を踏み入れると一転、白をベースにした明るく優しい印象に。そこで一役買っているのが、やわらかな光を通すステンドグラス。実はこちら、野口さんのお母さまの作品の一つなんです。カウンタ―に並ぶ食器なども作家の作品です。

通路をそのまま進むと正面に見えてくるのがギャラリーです。ここではおおよそ1カ月をベースに年に16~17回ほど、展示会を開催しているそう。取材時は愛媛県今治市の工芸作家“桑原孝氏の作陶展”が催されていました。作品は購入も可能なので、気になる作品に出合えた時は、気軽にスタッフに声をかけてみて。

ギャラリーの右手にはカフェスペースが広がります。席は4人掛けが4つ、2人掛けが2つあり、天井の高さも相まって、余白を楽しめる開放感のある空間になっています。店内に飾られているステンドグラスのランプや絵画、キリンのオブジェなどはすべて野口さん家族が手掛けた作品。

アート鑑賞で心癒されたり、大きな窓から中庭の景観を眺めながら食事を楽しんだり、なんとも贅沢な時間が過ごせます。庭でひときわ存在感のある立派な松の木は一見の価値あり!遊び心を感じさせる、窓際を歩く黒猫のシルエットも探してみて。

・テーマが変わる!?『おすすめプレート』

『おすすめプレート』1,200円

『おすすめプレート』は約2週間ごとにメニューが変わります。その日のメニューは入り口の黒板に書いてあるので確認を。取材日はショートパスタのボロネーゼ、豆のヨーグルト和え、ゴボウのポタージュ、パン、自家製ピクルス、グリーンサラダ、ミニデザートのほうじ茶寒天、ホットコーヒーでした。

ほとんどのメニューは野口さんのお母さまが考案し、そこにスタッフみんなで意見を出し合って決めているそう。鮮やかな彩りで目にも楽しい『おすすめプレート』は、作家たちが考えたメニューだけあって「色使いは意識しています」と野口さん。こうした料理に使われている食器も実は作品なのでチェックしてみてくださいね。

14:00まで提供のランチメニューは、このほか『シチューオムライス』(1,300円)『いりこ出汁(だし)のカレー』(1,100円)『オムライス』(1,200円)『ビーフシチュー』(1,200円)がスタンバイ。すべてにサラダ、デザート、ホットコーヒーまたは紅茶(オーガニックアールグレイ)が付きます。+50円でドリンクをアイスに変更もできますよ。

イタリアの伝統料理でもあるボロネーゼは、ニンニク、タマネギ、ニンジン、トマトなどの香味野菜と国産の粗挽(び)き肉をじっくり煮込んだ手の込んだ一品。写真の通り、らせん形状のショートパスタはソースが絡みやすく、ボロネーゼのような濃厚ソースにはぴったりです。ゴロっとした肉のうま味と野菜の甘み、そしてバジルの香りを堪能あれ。

サイドメニューも見逃せません。ぜひ食してほしいのが、食物繊維が豊富なゴボウをたっぷり使ったポタージュ。丁寧に裏ごしされたクセのないまろやかな味わいで、素材の風味とコクがしっかり感じられます。ほっとする優しい味に心も癒やされますよ。季節に応じて温・冷と変えてくれるのもうれしいポイントです。

たっぷり盛られたグリーンサラダは、オニオンドレッシングとトッピングされたフライドオニオンを合わせて召し上がれ。ひよこ豆のサラダまで付いていて、栄養バランスは◎。群馬県桐生市のベーカリーから取り寄せている全粒粉パンは軽くトーストされて表面がカリっとした香ばしさ。そのまま食べるのはもちろん、ボロネーゼをのせたり、ポタージュに合わせたり、お好みでどうぞ。

自家製ピクルスはパプリカ、タマネギ、そしてキクラゲというピクルスには珍しい食材も使用。一皿でそれぞれ違った食感が楽しめるのがうれしいですね。味の決め手となる酢は、伝統製法で280余年続く三豊市の醸造米酢「仁尾酢」が使われています。芳醇(ほうじゅん)な香りと深い味わいに納得。ピクルスの食材はその時手に入るもので変わるそうなので、何が出てくるかは当日のお楽しみに♪

“食後の口直しに”と考えられたデザートは、ほうじ茶の寒天に北海道産のあんこをトッピングしたもの。言うまでもなく、組み合わせの相性は抜群!お茶の香りを楽しみながら、あんこの甘さも味わえて、一口で二度おいしい&うれしい一皿です。

・バラエティーに富んだオリジナルスイーツやドリンク

『チェ―』700円

あまり聞きなじみのない『チェ―』はベトナム語でお茶を意味し、日本でいうかき氷やぜんざいのように、暑い日によく食べられているベトナムの伝統的スイーツです。スタッフの一人が旅先で出合い、食べやすいようにアレンジしてメニューの仲間入りをしたそう。6月下旬~9月下旬の季節限定メニューですが、人気は高く、暑くなってくるとお客さんの待ち望む声が聞こえてくるほど。

ココナッツミルクと牛乳を混ぜ合わせた中に入っているのは、ミカンやマンゴーといったフルーツ、ほうじ茶寒天、タピオカ、求肥(ぎゅうひ)、焼き芋、塩で炊いた金時豆など。その上に自家製あんこをトッピングしています。「一体、どんな味?」と気になるところですが、どこか懐かしく感じる、さっぱりとした優しい味で、まさに暑い日に食べたくなる一品です。塩豆のしょっぱさが程良いアクセントになっていて、とても食べやすく、ファンが多いのもうなずけます!

『赤米miniおはぎ』500円

下が見えないほど、たっぷりあんこがかかった赤米のおはぎ。“mini”と書いてあるものの、おはぎが2つ入っていて食べ応えは十分です。もち米と合わせて炊いた赤米は栄養価が高く、食物繊維は白米の約8倍だそう。あんこの上品な甘さが絶妙なので、甘い物が欲しい時にはおすすめです。

お気づきかもしれませんが、同店ではあんこを使ったスイーツが多いです。「大鍋では味が落ちてしまうので、小さい鍋でほぼ毎日のように何度も炊いているんですよ」と手をかけ、時間をかけ、一品一品丁寧に作っている様子が伝わってきます。おうちでも味わいたいというあんこ好きの人には、瓶入りのあんこ(500円)も販売していますよ。

『おからケーキ』450円

オーガニック素材を使った『おからケーキ』はしっとりとした食感。甘さは控えめで飽きのこない素朴な味わいです。添えてあるラムレーズンは一緒に食べるとラム酒の香りが広がり、少し大人な味に。おからが苦手な人や小さい子どもも、ラムレーズンのほか、あんこやリンゴのコンフィチュールといった3種のトッピングから選べるので、食べやすくなっています。

『自家製クラフトコーラ』600円

こちらもスタッフが飲んでおいしかったクラフトコーラを自分たちでも作ってみよう!というところから商品化に至った『自家製クラフトコーラ』。沖縄の黒糖、スダチ、地元のレモン、ネーブルにカルダモンやシナモン、クローブ、ショウガなどのスパイスをたっぷり、オリジナルの配合で丁寧に煮出しています。スパイシーでありながら、軽やかな甘さもあって、さっぱりとした喉越し♪見た目にも爽やかな一杯です。3倍の炭酸水で希釈して飲める『クラフトコーラシロップ 瓶入り』(1,000円)も販売中です。

店づくりや空間演出、提供されるメニューのすべてにクリエイティブな感性が垣間見られる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」。「そういうストーリーが見えてくると興味を持ってもらえて、行ってみようかなと思ってもらえますよね」と野口さん。当初思い描いていた“人が集まる場所”としてのギャラリー併設カフェは、10年目を迎えて理想の形に近づいてきたと言います。

カフェだけ、ギャラリーだけの利用も可能ですが、時間が許すならどちらも合わせて体験するのが同店ならではの過ごし方。好きな作品や作家との出会いもあるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)

所在地
香川県高松市多賀町3-16-14
電話番号
087-813-0676
営業時間
月~水曜/11:30~16:00
土・日曜、祝日/11:30~16:30

【多度津】哲学カフェ「Tetugakuya(てつがくや)」非日常空間で会話とスイーツを楽しんで

・哲学カフェ「Tetugakuya(てつがくや)

JR多度津駅から車で約4分、古い街並みが残る金毘羅街道の多度津港側の始点でもある多度津町東浜にある「Tetugakuya(てつがくや)」。築50年以上の建物を改築した同店は、その名の通り“哲学カフェ”として、自身も哲学を学んでいる店主が1人で営んでいます。

周辺には桜の名所「桃陵公園」や大正時代の香り漂う「藝術喫茶清水温泉」、おみやげショップ「おのみち屋」などがあり、散策がてらふらりと立ち寄るにもぴったりなロケーションです。お店の前は一方通行なので、車で訪れる人はご用心。

重厚なガラス扉を開け、一歩足を踏み入れると、大正・昭和の風情あふれる街並みから一転、ゴシック洋式の異空間が広がります。中世ヨーロッパの洋館へと時空をトリップした気分になりますよ。

たくさんの古い時計やピアノ、チェスボードや地球儀、店主のお父さんや常連客が寄贈したという書籍がずらりと並ぶ書庫など、アンティークなインテリアで埋め尽くされています。書庫を装飾する彫刻は、常連の人の手作りだそう。インテリアに限らず、店主と客、来店客同士のコミュニケーションを基に、常に進化を続けている同店。一点一点が大切に集められ、壊れやすい骨とう品や寄贈品ということもあり、中学生に満たない子どもは残念ながら入店できません。大人になる日をお楽しみに♪

装飾の中でもひときわ目を引くカウンターの額縁パーテーションは、舞台美術も手がける美術家が、この店の雰囲気をくみ取ってデザインと施工を担当してくれたのだそう。コロナ禍では感染対策として使用していたパーテーションですが、希少なカウンター装飾として、今でも同店のアイコンとして活躍しています。

「ゆったりお客さまとの会話を楽しみたいので、大人数ではなく1人または2人での来店を推奨しています」と店主の杉原さんは話します。カウンターの額縁越しに店主と交わす会話は、まるで映画のワンシーンのよう。話好きさんはもちろん、普段は話すのが苦手な人でさえも、話し上手な上に聞き上手でもある店主とのやり取りで、いつも以上に会話に花が咲くかもしれませんよ。

カップ&ソーサーもアンティークなデザインのものが並びます。じっくりと時間をかけて探し、店主のお眼鏡にかなったティーカップだけを買いそろえているのだそう。お気に入りのカップを見つけてコーヒーをいれてもらうのも楽しみの一つですね。

・トークの合間にホッと一息

『珈琲(ディアレクティケ)』700円

コーヒーの味の表現もどこか哲学的で、メニューには「透明でスッキリ消えてしまうのに芯にしっかり苦味も感じられます」と説明があります。仕入れ先のコーヒー業者に店主がイメージを伝え、そのイメージに合ったコーヒー豆をオリジナルでブレンドしてもらったそう。来店客だけではなく、出入りの業者までもこの店の雰囲気作りに参加しているというわけです。

メニューの提供時も目が離せません。カウンターの額縁のアクリルフィルターが静かに開き、そこから手を伸ばして、ドリンクやスイーツが差し出される光景は同店ならでは。ここでしか体験できないカフェタイムは記憶に残ること間違いなしですよ。

『ベアトリーチェ』800円

来店客との会話の中にあった“カフェインレスのドリンク”というワードから誕生したというフルーツティー『ベアトリーチェ』。カフェインレスであることももちろん、店主の頭の中に描いた“色がシックで深みのある”ドリンクを形にしたそう。リンゴやハイビスカス、オレンジピールの酸味と、砂糖漬けの果実の甘さの上にニッキのスパイス感が効いた、大人味のアイスティーです。なぜこのネーミングなのかは、店主に聞いてみて。うっとりするようなロマンティックなストーリーが秘められていますよ。

・どこか哲学的な晴れやかスイーツ

『パヴロヴァ』600円

口の中で甘く溶け出すかわいらしい形状のメレンゲ菓子『パヴロヴァ』。店主がニュージーランドで出合ったスイーツを再現したもので、焼きメレンゲにはアイスクリームやホイップクリームが添えられ、トッピングされたフルーツの彩りもかわいらしい一皿です。

『チョコサンドクッキー』各300円

コーヒーや紅茶のお茶請けとしてもぴったりなサンドクッキーは、チョコとホワイトチョコの2種類。お店の雰囲気とマッチしたおしゃれでレトロなデザインのロータスクッキーに、アーモンドやカシューナッツをふんだんに混ぜ込んだチョコレートがたっぷりと挟まれています。

『小さな王様と僕のロイヤルプディング』600円

こちらも意味深なネーミングの『小さな王様と僕のロイヤルプディング』という冷たいスイーツ。昔ながらのフルフル食感のプリンに、ホイップクリームとベリーがオン。あしらわれたエディブルフラワーが心を和ませてくれます。重厚感のあるシルバーの食器もやはり骨とうもので、今となっては入手が困難な一品だそう。

味変が楽しめるキャラメルシロップ付き。小さなデザートの世界を堪能してみて♪

「お店のインテリアもメニューも完成形ではない」と語る店主。来店客との会話やつながりで「Tetugakuya(てつがくや)」自体が成長してゆくのを楽しんでいるようにも感じます。ドリンクで一息つくのもよし、店主との会話に花を咲かすのもよし、俗世間から抜け出したようなこの空間に身を置いてリラックスしてみませんか。

■詳細情報

■DATA

Tetugakuya(てつがくや)

所在地
香川県仲多度郡多度津町東浜2−22
電話番号
050-5897-3829
営業時間
14:00〜19:00

【高松】「焼き菓子工房 cafe konaya(コナヤ)」季節のフルーツパフェと自慢の焼き菓子を

・町の小さな焼き菓子屋さん「焼き菓子工房 cafe konaya(コナヤ)」

ことでん太田駅から徒歩5分。太田上町の県道166号(仏生山街道)沿いにある、茶色いテントが目印の「焼き菓子工房 cafe konaya(コナヤ)」は、定番の焼き菓子をはじめ、旬のフルーツを使ったケーキやパフェが人気のお店です。駐車場はお店の横に3台、向かいに2台と限りがあるため乗り合わせの上、交通量も多いので気をつけて来店を。

昔の商店のような懐かしさを感じる店構えに、気分は子ども時代に戻ったよう。どれを食べようか、ワクワクしながら扉の前のメニュー看板をのぞきます。

時間帯によっては店前に列ができることもあるので、入り口に置かれたノートに名前と人数を記入して、呼ばれるまで待ちましょう。

「焼き菓子工房」という名の通り、クッキーやマフィンがずらり。店主は子どもの頃からクッキーが好きで、手作りの焼き菓子を食べてほしいと2013年にお店をオープン。今では同店の看板メニューにもなったパフェをはじめとするスイーツも提供していますが、メニューが増えても変わらず一人で営業しているというから驚きです。
評判を聞きつけた県外からのお客さんも多く、満席になることも珍しくないそう。昼過ぎには売り切れになる商品もあるので、お目当ての品を確実に食べたい人は早めの来店がオススメです。

手作り感がかわいいこぢんまりとした店内は、イートインスペースが7席。お店の外にもカウンターが2席あります。メニューを決めてから好きな席へ座ったら、店主がお茶を持ってくるタイミングでオーダーをします。テイクアウトの場合はカウンターから声をかけてみて。

・その時季だけのメニューをお楽しみに♪

『季節のパフェ(桃パフェ)』1,518円

心待ちにしているファンが多い、旬のフルーツを使った季節のパフェの中でも、特に人気な『桃パフェ』。香川町産の桃を丸々1個分贅沢に使った一品で、華やかな見た目に加え、フレッシュで甘い桃の香りが鼻孔をくすぐります。
一口サイズにカットした果肉は、パフェに合う食感の物を選別しているので、程よいかみ応えを楽しめます。桃との相性も抜群のさっぱりとしたヨーグルトアイスと、桃のシャーベットを交互に味わったら、シフォンケーキやグラノーラがお目見え。
生クリームに桃ゼリー、ミルクシャーベットを味わって。さらに甘酸っぱいすもものソースと一緒に変化する味を楽しめるので、飽きることなくペロリと食べ切れてしまいます。

仕入れによって変わりますが、6月下旬から8月上旬ごろまで登場予定なので、今年食べられなかった人は来年のお楽しみに!ミニサイズ(1,067円)は桃が半分の量で内容は変わらず。完食できるか不安な人や子どもにもおすすめです。

ナシ、ブドウ、イチジクなど、今後も季節の味覚を存分に味わえるパフェが登場予定。旬のフルーツを使ったスイーツはパフェのほかに、スムージーやデザートプレートなどがあるので、好きなフルーツは全メニュー制覇したくなりますね♪

『ゆずフロート』715円 ※テイクアウトは702円

しゅわっと爽やかな『ゆずフロート』は夏季限定商品。ゆずソーダの上に、コロンとかわいい柚子シャーベットと香り高いゆずピールが浮かんでいて、見た目にも夏を感じるドリンクです。一口飲めば体中に清涼感が駆け抜けますよ。テイクアウトもできるので、太陽の下で冷たいフロートを味わいながら、夏を満喫するのもいいかも。

・みんな大好き!素朴さが魅力のスイーツ

『ロールケーキ』302円 ※テイクアウトは308円、『和紅茶』440円

北海道産生クリームと、ほのかにバニラが香るカスタードクリームを巻いた『ロールケーキ』は、しっとりふわふわとした食感。幅広い人に好まれそうな、甘過ぎない素朴な味わいがクセになる一品です。
イートインではドリンクと一緒にケーキセットとして頼むと、クッキーなどの焼き菓子が付いてくるうれしいサービスも。白いお皿をパレットにしたようなかわいらしさに、心がときめきます。焼き菓子はその日によって変わるので、何が登場するか分からないワクワク感も。『ロールケーキ』はテイクアウトもできるから、手土産にもぴったりですよ。

シンプルなケーキに合わせたいのはやはり『和紅茶』。香川の茶どころ・三豊市高瀬町産の和紅茶は渋みの少ないすっきりとした風味が特徴で、「せっかくならお客さんに地元の紅茶を飲んでほしい」と店主自らセレクトしたそう。とっておきのティータイムを楽しんで。

『珈琲ゼリーonプリン』308円 ※テイクアウトは302円

プリンとコーヒーゼリーという、ありそうでなかった欲張りコンビの『珈琲ゼリーonプリン』。同店の名物ともいわれるプリンは、卵黄が濃い卵を専用にセレクトしているため、見た目の黄色みに加えて味も濃厚。少しかための食感がたまりません。
シフォンケーキと生クリームが挟まれていて、ほろ苦い珈琲ゼリーと絡めながら食べることで、大人のスイーツに様変わり。甘いものが苦手な人にもオススメできそうです。
イートインの場合はドリンクと一緒に、ケーキセットのメインとして選ぶこともできます。

・甘味料にもこだわった自慢の焼き菓子

左から『こめこのメープルクッキー』200円、『バナナマフィン』248円、
『まっちゃホロホロクッキー』200円

「焼き菓子工房 cafe konaya」の名の通り、焼き菓子には並々ならぬ情熱が込められています。国産小麦や米粉、きび糖や希少糖の一種であるアルロースなど、材料から厳選された焼き菓子は、子どもにも安心して食べてほしいという気持ちで一つひとつ作られています。
楓の葉の形がキュートな『こめこのメープルクッキー』はメープルシロップの優しい風味でサクッとした食感が特徴。『まっちゃホロホロクッキー』はほろ苦い抹茶味が大人の味わい。ひと口にクッキーといっても、それぞれ個性的で豊富なラインナップがあるのが同店の魅力です。

『バナナマフィン』はしっとりとした生地にサクッとしたスライスアーモンドがアクセントになって、おやつにピッタリ。ケーキやマフィンはその日によって並ぶ種類が異なるのでご注意を。

焼き菓子は詰め合わせでラッピングもできます。お菓子選びや味に迷ったら、お店の人に声がけを。贈りたい相手に合ったお菓子を見つけて。

クッキー好きの店主が切り盛りする、旬のフルーツを使った食べ応え抜群のパフェや、甘さ控えめで優しい味の焼き菓子など、スイーツ好きにはたまらない「焼き菓子工房 cafe konaya(コナヤ)」。訪れるたびに変わるラインアップに心躍らせながら、自分へのご褒美はもちろん、ギフト選びに出かけてみて♪

■詳細情報

■DATA

焼き菓子工房 cafe konaya

所在地
香川県高松市太田上町558−2
電話番号
090-6887-8549
営業時間
10:00~17:30(L.O.17:00)
※臨時休業あり、営業日など最新情報は公式Instagramで確認を