カフェ

【高松】「tri cafe(トリカフェ)」ランチもカフェもドリンクも大満足なくつろぎ空間

・街の中心「tri cafe(トリカフェ)」で休息タイム♪

ことでん片原町駅から徒歩5分。高松三越ライオン像の斜め前、高松丸亀町壱番街前ドーム広場に面したビルの2階にある「tri cafe(トリカフェ)」。高級ブランドショップが建ち並ぶショッピングエリアの中で、かわいらしい小鳥のロゴマークの看板に心が和みます。

生花と店名のボードが飾られたテーブル奥のカフェへと続く階段が、癒やしの空間へといざないます。昼はビジネスマンやご近所さん、夕方は主婦や学生、休日には家族連れやカップル、デパートの買い物ついでの人などでにぎわいを見せます。年配の常連客も多くいて、元気にこの階段を上って通われているそう。

通りを行き交う人を眺めながらカフェタイムが楽しめる空間。こぢんまりとしていながらも余裕を持った座席間隔で居心地はバツグンです。窓辺のテーブル席が12席に、1人でも落ち着けるカウンター席が4席、全16席の構成。予約はできないので席が空いてたら吉ですね。

カフェを営むのは川田ご夫妻。2005年のオープンから20年近くこの場所で、高松の街に安らぎを提供しています。「店名はラテン語の“3”を意味するtriが由来で、どの時間に訪れても“食事”“スイーツ”“ドリンク”の3本柱を楽しめるカフェにしたかったんです」と語る奥さん。かわいらしい小鳥の看板は、triになぞらえてでき上がったキャラクターなのです。

仲睦まじい2人の所作には、安定した手際の良さが見てとれ、カウンター席でぼーっと眺めているだけで、すてきなカフェタイムが成立しそうです。

・看板メニューは秘伝の特製ソース?

『トリライス』単品 1,050円

店名を冠した看板メニュー『トリライス』は、とろとろ卵でご飯をくるんだオムレツを、たっぷりの特製ソースに絡めていただく人気ナンバーワンのひと皿です。画像のランチセットは、サラダのほかにドリンクまで付いて1,150円ととってもお得♪

トリライスをはじめ、食事メニュー全般を担当するのはご主人。仕込んでおいたソースに火を入れ、オムレツを焼き、注文の品を手際良く仕上げていきます。人気ナンバーワンの『トリライス』は、ランチタイムともなると次々に注文が舞い込んでくるため、フライパンを振るう手が止まることがありません。

『トリライス』の肝となるソースは、鶏ミンチを使用したボロネーゼ風。タマネギやセロリ、ピーマンなどの香味野菜とスパイスやブイヨン、赤ワインを加えてじっくりと煮込んだオリジナルのソースで、その優しい味わいは、長年にわたり多くの人に愛されています。そんな秘伝のソースをこれでもかとたっぷりよそった自慢の『トリライス』は、同店を訪れたら必食の一品です。

『ナポリタン』単品1,050円

トリライスと人気を二分する『ナポリタン』。トリライスのソースをベースにコクをプラスしたスパゲティで、子どもにも人気なんだそう。鶏ひき肉入りのトマトソースを絡めたルックスは、ボロネーゼにも近い贅沢感があり、深みのある味わいにトリコになる人続出です。

太めのパスタ独特の食感の秘密は、調理中のフライパンにありました。ソースのパスタは炒め合わせるだけではなく、ソースの中でパスタを煮込んでいるのです。しっかりとうま味を含んだ優しい味付けの『ナポリタン』はこうして作られていたのですね。やみつき必至の“トリソース”の沼にハマってみませんか。

・手作りスイーツでほっこりタイム

スイーツを手がけるのは奥さん。素材から厳選した焼き菓子は、どれも控えめな甘さで食べやすいものばかり。チーズケーキやプリンを使用した定番ケーキ4種に加え、季節によって変わる焼き菓子1種を、すべて手作りしています。季節限定のスイーツは過去に、チェリーや洋梨のタルト、パンナコッタなどが登場し、特に収穫の時期が短いイチジクのタルトは、お客さんからの評判が高かったそう。今年も食べられることを期待しておきましょう。

『チョコレートケーキ』450円

濃密なだけでなく、ふんわりとした質感も残した絶妙な配合の『チョコレートケーキ』。優しい甘さの中にふんわりとチョコレートの苦味を残した、大人にも好まれるテイストです。付け合わせの生クリームとも相性ぴったり!それもそのはず、生地とクリームの両方にオレンジリキュールが仕込まれていて、口の中で再会するオレンジの風味がふわりと香り、チョコレートケーキのおいしさを引き立てています。

スイーツメニューはドリンクとセットでの注文が必須で、お好きなドリンクを50円引きでセレクトできるシステムです。

『ベイクドチーズケーキ』 400円

濃厚なチーズ感を出すためにフランス産クリームチーズkiriを使用。爽やかなレモンと深いコクがありながらもクセのないチーズの風味が、土台のサクサククッキー生地と相まって悶絶(もんぜつ)の一言。注目はケーキの上にのせられた小鳥のクッキー。かわいらしくて思わずカメラに収めたくなりますよ。

・かわいらしいカップ&グラスにもご注目

『tri cafe ブレンドコーヒー』500円

一息つくのにぴったりなドリンクも種類豊富に取りそろえています。味わい深く飲みやすいオリジナルブレンドの『tri cafeブレンドコーヒー』のほか、『アメリカンコーヒー』や『カフェオーレ』『カフェモカ』などのコーヒーメニューに加え、5種類ほどのティーメニューや果汁100%のフルーツドリンクまでラインアップ。「お母さんのレシピをそっくりそのまま」という奥さん手作りのミックスジュースは、ミルクとバナナ、リンゴ、モモが入った安定のおいしさ!小鳥のキャラクターのコーヒーカップもキュートで見逃せません。

『アーモンドオーレ』650円

大ぶりなアイスグラスにもかわいらしい3羽の小鳥のキャラクターが描かれています。アーモンドの風味がしっかり味わえるにもかかわらず、サラリと飲みやすい口当たりの『アーモンドオーレ』は、暑い時期にもゴクゴク飲み干せちゃうドリンクです。上品な甘さで仕上げられていますが、甘いのがお好みの人はシロップで調整してみて。気分や体調に合わせて、ホットもセレクト可能です。

『アーモンドオーレ』のトッピングには、たっぷりの生クリームとスライスアーモンドを使用。混ぜ合わせることでサラリとしたドリンクにコクとマイルドさが加わり、そのまま飲むのとは違ったおいしさを楽しめますよ。

最後におすすめしたいのが『ビスコッティ』。単品でのオーダーはできないのですが、ドリンクと一緒に注文すると+250円でいただくことができます。「ほぼアーモンド」と笑いながら語る奥さん手作りのお茶請け菓子は、アーモンドプードルとスライスアーモンドがぎっしり。ポリポリ・ザクザクとしっかりかためのかみ応えで、濃厚なアーモンドの風味が口いっぱいに広がります♪

高松市の繁華街・兵庫町で、ビジネスやショッピングなど街歩きの休息場所として重宝される「tri cafe(トリカフェ)」。オープンから20年近く経つ今も訪れる人が絶えない人気のカフェは、ご主人の作るオリジナルソースの食事メニューと奥さんが手がけるスイーツ&ドリンクが秀逸なバランスを保っていました。お出かけついでにふらりと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

tri cafe(トリカフェ)

所在地
香川県高松市兵庫町1-3-2階
電話番号
087-823-8884
営業時間
平日/11:00〜19:00(L.O.18:00)
土・日曜、祝日/11:00〜18:00(L.O.17:00)
※平日が祝日と重なる場合は営業日の変更あり、詳細はInstagramを

【三豊】「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」ボリューミーな定食が人気のおしゃれ食堂

・おしゃれな食堂「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」

JR詫間駅から西へ車で約6分の場所に店を構える「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」。ウォーキング中のご近所さんや、“日本のウユニ塩湖”ともいわれる三豊市の観光スポット・父母ヶ浜(ちちぶがはま)に訪れた観光客も立ち寄る、老若男女問わず人気のお店です。
もともと自分のお店を持ちたかったというオーナーが夢を叶え、2023年12月15日にオープンしました。

大きな窓からたっぷりの光が差し込む店内は、シンプルでスタイリッシュな空間。カフェのような雰囲気ですが、あくまでも家庭料理を提供する食堂が同店のコンセプト。気軽に立ち寄れるようにと、リーズナブルな料金設定もうれしいポイントです。
テーブルやイスは移動可能で自由度が高く、前もって連絡すると大人数も対応可能。席同士の間もゆったりとした配置なので、ベビーカーや車いすの来店もウェルカムですよ♪

店名はオーナーのトレードマークであるあごひげが由来なんだそう。“goatee”には“やぎひげ”の意味もあることから、オーナーの妹さんがデザインしたかわいいヤギのイラストがコースターやお箸の袋に描かれています。いろんなバリエーションのイラストがあるので、ぜひチェックしてみて。

・ランチはボリューム満点の定食で決まり♪

『チキン南蛮&鶏から定食』900円
※10:00~14:00

チキン南蛮と鶏のから揚げが一度に楽しめる欲張り定食は、フレッシュサラダ、ポテトサラダ、ナポリタン、日替わりの小鉢、みそ汁がセットになった人気メニュー。チキン南蛮はひと口頬ばるとしっかり染み込んだ甘酢だれがジュワッと口の中に広がります。タマネギの風味を感じるたっぷりのタルタルソースとも相性抜群♪鶏のから揚げは衣はサクサク、中はジューシー。しょうゆの下味がしっかり効いていて、ご飯が進む一品です。ご飯は多め、少なめが選べて、なんとおかわりもOK!プラス100円でコーヒー・紅茶のセットも楽しめますよ。

『ミルフィーユとんかつ定食』1,000円
※10:00~14:00

豚ロース肉をミルフィーユ状に丁寧に重ね、チーズを包んで揚げたミルフィーユとんかつの定食。豚派の人は、ほかにも『豚のしょうが焼き定食』(900円)や『梅しそロール豚かつ定食』(1,000円)がありますよ。

断面のとろけたチーズが食欲をそそり、歯切れのよいサクッとした食感とジューシーな味わいにお箸が止まらなくなること請け合いです。揚げたてアツアツのうちに召し上がれ♪
家庭で使うような、身近で手に入る地元産の食材を使うのもこだわりの一つ。ほっとする家庭の味をじんわりと味わって。

・自家製スイーツで至福のひとときを

『いちごパフェ』1,300円 ※期間限定(5月初旬まで)

地元の農家から直接仕入れたイチゴをふんだんに使った贅沢パフェ。下からイチゴムース、イチゴソース、イチゴ、バニラアイス、生クリーム、クランブル、自家製チーズケーキがグラスにイン。上のトッピングはイチゴアイス、イチゴ、ココアクッキー、巻きチョコ、ヤギクッキーと盛りだくさんのパフェ。ひと口食べるたびに違った味に出合えますよ♪

パフェの山頂にちょこんとのったキュートなヤギの形をしたクッキーは、焼く途中に破損してしまうこともあるほど繊細な形。ヤギクッキーがない場合はパフェもお休みなので、見かけた時はチャンスを逃さないことはもちろん、カメラを構えることもお忘れなく♪

『チーズケーキ』450円

バスクチーズケーキ、ベイクドチーズケーキの2種類それぞれに、プレーン、抹茶、チョコレート、紅茶、季節のフルーツのフレーバーがあり、その中からどれか一つが提供されるチーズケーキ。取材日はバスクチーズケーキのプレーンで、チーズの味をしっかり感じる本格派。クリーミーで濃厚な味わいに、食べ終わった後も幸せの余韻が残ります。豊富なラインアップの中からどれが提供されるかは行ってみてのお楽しみ。

・充実のドリンクメニュー

左から『アイスコーヒー』『瀬戸内レモン レモンソーダ』『カフェオレ』『抹茶オレ』各500円

ランチやスイーツと一緒に飲みたいドリンクも充実のラインアップ。『瀬戸内レモン レモンソーダ』は、爽やかでフルーティーな味わい。輪切りのレモンもおしゃれで気分が上がります♪『抹茶オレ』は、オーダーが入ると一つひとつ茶筅(ちゃせん)で抹茶を点(た)てて作ります。しっかりと抹茶の苦味を感じるまろやかな味わいがクセになる一杯。『アイスコーヒー』『カフェオレ』は香り高く、食後にぴったりですよ。

・ギフトにおすすめ◎自家製焼き菓子

『お菓子詰め合わせ』焼き菓子料金+ラッピング代 300円

店頭に並ぶ焼き菓子は『ビスコッティ』(200円)、『パウンドケーキ』(230円)、『絞りだしクッキー』(200円)、『焼きメレンゲ』(120円)で、すべて手作り。

好きな焼き菓子を4種類~6種類詰め合わせて、ギフトや手土産にしてはいかが?もちろん単品でも購入できるので、自分用のおやつとしてもどうぞ。

スタイリッシュな雰囲気ながらどこかほっとする「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」。子育て中のママや習い事帰りのお年寄りなど、幅広い世代から愛される同店は、周りに気兼ねなく利用でき、お腹も心も満たされますよ。前もって連絡するとパフェとアイス以外はテイクアウトもOKなので、利用してみては。

■詳細情報

■DATA

GOOD Goatee(グッドゴーティー)

所在地
香川県三豊市詫間町詫間6822-6 M’sビル1階
電話番号
090-8137-5010
営業時間
10:00~17:00

【高松】「cafe 歩笑(ぽえむ)」ホテル仕込みのハイクオリティースイーツをぬくもりの空間で

・ログハウス喫茶「cafe 歩笑(ぽえむ)」

全国一の松盆栽の産地として知られる高松市の郊外・鬼無町。JR鬼無駅・JR香西駅のどちらからも車で約5分の緑豊かな住宅街に「cafe 歩笑(ぽえむ)」はあります。広々とした敷地内には、第1と第2を合わせて10台ほどの駐車スペースが設けられています。

ログハウスのドアを開けると、癒やしの喫茶時間の始まりです。ケーキのショーケースと幅広いジャンルを取りそろえた雑誌ゾーンを抜けると、木のぬくもりに包まれたメインフロアが広がります。座面が広く座り心地の良いテーブル席が10席とハイチェアーのカウンター席が2席、晴れた日におすすめの緑を見ながらくつろげる屋外テラス席があります。

2010年に先代のマスターであるお父さんがカフェをオープン。友人グループやカメラの同好会など大人数での利用が多かったことから、小上がりの座卓席を設けました。現在もこのスペースは、子ども連れのファミリーが気兼ねなく過ごせる席として重宝されています。

・高級ホテル仕込みのデザートはいかが

2024年、モーニングやランチの営業形態から、スイーツをメインにしたカフェへとリニューアルした同店。先代の息子である2代目店主が手作りするケーキや焼き菓子が、とにかく繊細で絶品なことに驚かされます。箱根にある高級リゾートホテルでパティシエとして勤務していたという2代目店主。提供されるプレートの盛り付けにホテル仕込みの気品が漂うのも納得です。

『日替りケーキ』500円

朝から焼き上げられるフカフカのスポンジ生地に、コクのある生クリームがたっぷり入ったかわいらしいロールケーキ。プレートには、イチゴ・オレンジ・ブルーベリーなど、地場の産直市場で仕入れた新鮮なフルーツが彩りを添えます。『日替りケーキ』のラインアップには、ショートケーキやガトーショコラ、タルトなどが登場し、訪れるたびに違ったケーキを楽しめるのも◎。

『デザートプレート』800円

旬のフルーツを使った涼やかなムースグラスに、カヌレ型で焼き上げたフォンダンショコラ。驚くほど薄いタルト生地には酸味のパンチが効いたレモンカスタードが仕込まれています。フルーツの上のバニラアイスには贅沢にもバニラビーンズが使用され、口直しにもぴったりな塩味クッキーまで添えられています。見た目も味もボリュームも、そしてお財布までも大満足な一皿。店主の本気が詰まった『デザートプレート』は必食です!

・先代のフードメニューは今も健在

『オムレツカレー』750円

常連客から根強い人気がある先代お手製のカレーは、リニューアル後も健在です。老若男女が安心して食べられるようにと、甘口のさらりとしたルーの中にほのかな酸味が隠された優しい味付けのカレー。カレーメニューは全3種で『オムレツカレー』のほかにシンプルな『ライスカレー』(500円)、『焼きカレー』(750円)の中からチョイス可能で、3種類ともサラダ付きとお得です。

『オムレツカレー』は、カレーの中央のライスがとろりとした半熟のオムレツで覆われた一品。優しいカレーライスをさらにマイルドに食べられるとあって、常連客だけでなく子どもからも人気なのだそう。

・ドリンクも新旧対決?

先代の時代から人気のドリンクメニューはそのままに、2代目店主お手製の焼き菓子が付いたドリンクセットが新登場。コーヒーや紅茶をはじめ、レトロなアイスドリンクに至るまで、豊富で魅力的なラインアップ。その日の気分に合わせてオーダーしてみて。

『poem コーヒー』800円

ガラスポットに入ったコーヒー豆を圧縮し抽出するフレンチプレス式のコーヒーは、ドリップ式に比べて濃厚なテイストでコーヒー豆の味をストレートに味わうことができます。こだわりのコーヒー豆は、高松市松縄町の焙煎所「クラフトマンズファクトリー」から仕入れているそう。カップにおよそ2杯分のコーヒーが楽しめる上に、パウンドケーキやクッキーなど約3種の2代目店主渾身(こんしん)の焼き菓子が付いたお得なセットです。

『MIXジュース』600円

レトロなジョッキグラスに入った『MIXジュース』は、たっぷりの牛乳とバナナをベースに旬のフルーツを取り入れたオープン当時からの定番メニュー。懐かしさを感じる優しい味わいにほっこりすること間違いなし。そのほかレトロ感が漂う『メロンソーダフロート』(600円)も見逃せません。思わず写真に収めたくなっちゃいますよ。

自然あふれる郊外にあり、どこか懐かしさを感じる癒やしのログハウス喫茶「cafe 歩笑(ぽえむ)」。高級ホテル仕込みのスイーツメニューが新たに登場し、オープン当時からの常連やご近所さんに加え、デザート目当てで訪れる新しい人たちでにぎわいを見せています。

■詳細情報

■DATA

cafe 歩笑(ぽえむ)

所在地
香川県高松市鬼無町是竹144-2
電話番号
087-870-5671
営業時間
10:30〜18:00(L.O.17:30)

【高松】「ごはんとおやつの店 とんとん」のキュートなクッキーは必見♪手作りランチとスイーツも満足度大

「ごはんとおやつの店 とんとん」

高松市香川町にあるカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」は、ことでん一宮駅から徒歩で約15分、行寺池の土手沿いにあります。県道172号線からアクセスする時は、二本坊バス停がある十字路で看板を見つけたら西へ。

向かって右側の店舗はドッグサロン「マシュリ」で、駐車場は共用になっています。駐車スペースが限られているので、グループで利用する時は乗り合わせての来店に協力を。

店主の希望やイメージが盛り込まれたシャビーシックな味のある内装デザインやインテリアは、香川県内のオシャレカフェを数多く手がける「dragon factory(ドラゴンファクトリー)」によるもの。どこか懐かしく郷愁を誘う雰囲気で、つい長居してしまいそう。

列車のボックス席を彷彿(ほうふつ)とさせる壁際の2人席にはミラーが取り付けられていて、圧迫感を極力抑えているのもさりげない技ありポイント。

どの席に座っても、それぞれ異なる居心地の良さがあります。入り口近くのソファ席は落ち着いた空間でグループ利用にぴったり。

長年、高松市内で飲食店を営んでいたオーナー夫妻。自宅の敷地を建て替えた現在の店舗は2014年にオープン。店名の“とんとん”は、まな板の上で食材を切る音から取ったそうで、調理人ならではの聞きなじみのある音が屋号となっています。

ランチはどれもボリューミーで大満足!

『日替わりランチプレート』1,300円

終日オーダー可能なランチはすべてサラダ、ドリンク、ミニスイーツ付きでどれもボリューミー。人気の『日替わりランチプレート』は、当日のメイン2種類、副菜が約5種類、サラダがワンプレートになっていて、みそ汁とご飯が付きます。ひき肉から手作りする麻婆豆腐とペンネグラタンは、固定ファンもいるレギュラー品。甘みがあって野菜を引き立てるドレッシングも自家製です。

当日のメイン2種類は店頭の黒板をチェック。取材日は、ぷりぷり食感が食べ応えばっちりな“鶏もものハチミツマスタード焼き”と、衣がサクッと中はふっくらな“桜鯛のフライ”でした。レモンの酸味がしっかり効いた手作りのタルタルソースでさっぱりいただけます。過去には、ハンバーグやエビフライ、手羽元の唐揚げなどが登場。

取材日のミニデザートはコーヒーゼリー。ランチの小鉢だけでなく、デザートも含めてちょっとずついろいろ楽しめるのがうれしいですね。

『うめジュース』

どのランチにも付くドリンクは、コーヒー、紅茶、うめジュースから選べます。この中で一際目を引く『うめジュース』は、毎年約130kg分を店主自ら仕込む、梅の甘露煮を使っています。ぜひ果肉も味わって。

『焼きカレーランチ』1,200円

ミニフライパンで熱々のまま提供される『焼きカレーランチ』は、白米の上に奥さまお手製のカレーとチーズがたっぷり。フレッシュトマトがアクセントになって、すっきりしつつ、うま味もバッチリ。

カレーは、ゴロゴロっと食べ応えあるチキンとスパイシーな味わいが食欲をそそります。ほのかに感じられる甘みは、自家製の完熟梅ジャムによる隠し味。

『パスタランチ(もちもちたらこ)』1,300円

取材日の『パスタランチ』は“たらこ”と“もちもちたらこ”の2種類から選べました。どちらもベースは同じで、揚げ餅のトッピングがあるかないかの違いです。奥さまは、餅にタラコと醤油(しょうゆ)を合わせるのが大好きだそうで、それをパスタで表現したのがこちら。以前のお店「トマト」で長年人気だったメニューが引き続き味わえますよ。

トッピングの揚げ餅の食感が良く、バゲットも付いているのでお腹いっぱいに!パスタは過去に、ペペロンチーノやゆずたらこ、冷製トマトなども登場したそう。

スイーツも満足度の高い仕上がり

『おひとりさまシフォンケーキ』650円、『コーヒー』450円

シンプルながらもインパクト大なビジュアルにノックアウトされちゃう『おひとりさまシフォンケーキ』は、インスタ映えするとっておきスイーツ。ホールの形でまるまる独り占めできるなんて、とっても贅沢感がありますね♪センターに鎮座する“とんとんクッキー”は何というかわいらしさでしょう。

ふわふわしつつ密度が高めなシフォン生地の甘さと、自家製の塩バターキャラメルソースの香ばしさ、アーモンドスライスやクルミの風味が絶妙なバランス。ふわふわシフォンなのでペロリと完食できますが、シェアしてもOK。ボリュームといい、ビジュアルといい、控えめに言って“コスパ抜群”です!

『クレープ(チョコレートソース)』950円

自家製塩バターキャラメルソースかチョコレートソースを選べるクレープは、ガレット風の盛り付けで提供されるのが特徴。オーダーが入ってからクレープ生地を焼き上げるので、できたてのおいしさを味わえます。

旬の生フルーツをふんだんに使用していて、見た目も味も満足度の高い一品。しっかり食べ応えのあるクレープ生地にチョコアイスがよく合います。今までに柿やイチジクなども使われたそう。季節のフルーツもお楽しみあれ。

14:00からラストまでの間は、リードを付けて膝の上で抱いていればテラス席で愛犬とカフェ利用OK。犬用のクッキーやケーキといったおやつも販売されています。カボチャやジャガイモなど、体に優しい素材を使い、手間暇かけた手作り品も。犬用ケーキは2週間前までに電話で予約を。

オーナー夫妻の娘さんが経営するペットトリミングサロン「マシュリ」も併設しています。かわいいペットグッズの販売もあるので気になる人はのぞいてみて。

郊外でのんびり落ち着ける癒やしカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」。オシャレで魅力的な空間で、手作りランチとスイーツを味わう大満足の時間を。

■詳細情報

■DATA

ごはんとおやつの店 とんとん

所在地
香川県高松市香川町大野2381-7
電話番号
087-885-3451
営業時間
平日/11:00〜15:30(L.O.15:00)
土・日曜、祝日/11:00〜16:00(L.O.15:30)
1グループ1台での乗り合わせに協力を
予約は11:30までに入店可能な場合のみ電話で受け付け

【小豆島】おすすめカフェ6選!オリーブや醤油を使ったランチで島時間♪アートも楽しんで

1.KOHIRA cafe(コヒラカフェ)<草壁エリア>

400年以上続く小豆島の伝統産業、醤油や佃煮の蔵元が軒を連ねる「醤の郷(ひしおのさと)」エリアにある「KOHIRA cafe(コヒラカフェ)」。築100年以上の古民家を再生した「ジョルジュ・ギャラリー」に併設するミュージアムカフェで、開放的なガーデンデッキが魅力です。風情ある古い町並みやアート鑑賞の途中にほっと一息いかが?

手前から時計回りに『フルーツタルト』400円、『コクもろみの醤(ひしお)パック』1,000円、
『紅茶』400円、『コーヒー』400円

テイクアウトスタイルのパックに入ったランチボックスやキッシュ、タルトなどを買って、海や山などで食べるのも◎。『コクもろみの醤(ひしお)パック』は、醤の郷のもろみ味噌(みそ)で味付けした焼き肉がたっぷり(飲み物とセットで100円引き)。

併設の「GEORGES gallery(ジョルジュ・ギャラリー)」は瀬戸内国際芸術祭2019の公式作品。オーナーの祖父母の家に、写真家のジョルジュ・ルースが施したアートが見どころ。ベストポジションから鑑賞すると円に見える金箔(きんぱく)が印象的です。

カフェの裏手にある、約100年前の洋館(旧醤油会館)をリノベーションした「小豆島現代美術館 MOCA HISHIO」も必見!絵画を中心とする現代アートなど約100点が展示されていて見応えたっぷり。シーズンごとに作品が入れ替えされるので、お見逃しなく。

■DATA

KOHIRA cafe(コヒラカフェ)

所在地
香川県小豆郡小豆島町馬木甲881-9
電話番号
080-6725-9494
営業時間
10:00〜16:30

2.SEASiON(シージョン)<草壁エリア>

そうめん工場だった建物をリノベーションした「SEASiON(シージョン)」は、アートギャラリーや体験型ファーム、ホテルを兼ね備える、食と体験の複合実験施設をテーマにした海辺のカフェレストラン。工場時代から活躍するシーリングファンや地元の石を使った存在感のあるカウンターなど、すべての素材が融合して独特の空気感を醸し出しています。

手前から時計回りに『島野菜とオリーブ牛のカレー』1,800円、『島野菜を使ったキッシュ』1,500円、『いちごミルク』600円

同店イチオシの『島野菜とオリーブ牛のカレー』は、カレーのためだけに成形したオリーブ牛のハンバーグを砕いて煮込んでいるのが特徴。辛さのある本格的なスパイシーテイストですが、半熟卵や生野菜と一緒に食べるとマイルドに。ほかにも、醤油の搾りかすに鶏肉を漬け込んだ『ヤマロク醤油の木桶仕込み醤油チキン』(1,500円)など、小豆島らしさと工夫を詰め込んだメニューが光ります。

近々開業予定のコミュニティホテル2階にあるインスタレーションは誰でも鑑賞できます。島で採れた米をレジンで固めたアート作品。

海を望むテラス席はペットも同伴可能。潮風を感じながらのカフェタイムも格別です。ランチ利用は予約がベター。

■DATA

SEASiON (シージョン)

所在地
香川県小豆郡小豆島町安田甲144-237
電話番号
0879-62-9394
営業時間
ランチ/11:30〜13:30
カフェ/15:00〜16:30
※時期により変更あり、インスタグラムで確認を

3.キッチンUCHINKU(ウチンク)<草壁エリア>

「キッチンUCHINKU(ウチンク)」は、島の野菜や魚介を合わせた創作料理を楽しめるカフェレストラン。

そうめん工場をリノベーションした店舗は、自分の家(=うちんく)のようにくつろげる空間です。

『季節のパスタ』1,200円

同店の料理は、イタリアンをベースに醤油や出汁(だし)をプラスしてオリジナルの味を提供。『季節のパスタ』(1,200円)や『UCHINKUのハンバーグ』(1,200円)は大人気です。

『デリカテッセン』1,300円

旬の総菜を盛り合わせた『デリカテッセン』はいろいろ味わえる楽しい一皿。フォトジェニックな彩りにも注目です。添えられるパン、追加で注文もできるデザートもすべて手作り。無添加のオリジナルドレッシングも販売しているので、お土産にいかが?

■DATA

キッチンUCHINKU(ウチンク)

所在地
小豆郡小豆島町安田甲235-6
電話番号
0879-62-8116
営業時間
ランチ/11:30〜15:30
ディナー/18:00〜22:00

4.cafe la mauve(カフェ ラ・モーヴ)<草壁エリア>

「道の駅 小豆島オリーブ公園」に程近いオアシス「cafe la mauve(カフェ ラ・モーヴ)」。小豆島産オリーブで染めた糸や布で作る、手芸品や小物などの雑貨店「オリーブ染め工房 木の花」に併設していて、島野菜たっぷりの手作りのランチやスイーツなどがいただけます。

『かんきつのシフォンサンド』650円、『ハーブティー』各種600円

できる限り無添加で、素材のうま味を感じられるよう心がけて作られる品ばかり。スイーツはオーダーが入ってから組み立てるので、いきいきとしているのが特徴。『かんきつのシフォンサンド』は、てんさい糖の優しい甘さとオーガニックバニラビーンズの風味が上品なシフォンで、純生クリームをサンド。柑橘(かんきつ)類の爽やかさと調和のとれた一品。島内でハーブ栽培から手がける「HONEY&HERB (ハニーアンドハーブ)」の小豆島産無農薬ハーブティーは、発色も美しく、味もクセがなく華やかな風味に癒やされます。

『いちごタルト』680円

『いちごタルト』は、カリッと焼かれたタルト生地の小気味良い食感に、小豆島産のフレッシュなイチゴ“女峰”をたっぷりのせた、満足度の高いフルーツタルト。カスタードのバランスも良く、幸福感を得られること間違いなし!

オリーブ染めの糸や布は、ニュアンスカラーの色合いに味を感じます。「オリーブ染め工房 木の花」でお気に入りのカラー小物を見つけてみて。オーナーが厳選したグルメアイテムもありますよ。

■DATA

cafe la mauve(カフェ ラ・モーヴ)

所在地
香川県小豆郡小豆島町西村甲1843-2
電話番号
0879-82-5991
営業時間
11:00〜16:00
(カフェ ランチL.O.14:00、カフェL.O.15:30)

5.井上誠耕園(せいこうえん)レストラン 忠左衛門<池田エリア>

小豆島で四代続くオリーブ農園「井上誠耕園(せいこうえん)」が運営する「レストラン忠左衛門(ちゅうざえもん)」は、オリーブや島ならではの食材の魅力を発信する農園カフェレストラン。

田港から徒歩約8分。港近くの海を見下ろせる景色もごちそうです。食後はオリーブ畑を散策するのもおすすめ。

『各種パスタ』1,430円〜

小豆島伝統の手延べ製法で作った各種パスタ(1,430円〜)をはじめ、オリーブ牛・オリーブ地鶏を使ったカレー(1,210円~)などを、それぞれの料理に合わせたフレーバーオイルと一緒に楽しめます。お気に入りの味に出合ったら1階のショップで購入できますよ。

■DATA

井上誠耕園(せいこうえん)レストラン 忠左衛門

所在地
香川県小豆郡小豆島町蒲生甲61-4
電話番号
0879-75-1188
営業時間
10:30~15:30(L.O.14:00)
※1階ショップは9:00〜17:00

6.Fine Port Gallery(ファインポートギャラリー)<土庄エリア>

小豆島の人気観光スポット「エンジェルロード」から徒歩約3分の「Fine Port Gallery(ファインポートギャラリー)」は、もともと海苔(のり)倉庫だった建物をリノベーションし、企画展を行うギャラリーを主体とするカフェ。エンジェルロードは夕方の干潮タイミングも見ものなので、それに合わせて閉店時間を季節ごとに調整しています。

『ハニーレモンバタートースト』450円、『コーヒー』450円

『ハニーレモンバタートースト』は、丸ごとシロップ漬けにした小豆島産の無農薬レモンを食パンにのせてトーストしたもの。最後にハチミツで甘さをプラス。レモン自体の酸味は強すぎず、丸みのある爽やかさが、しっとりずっしりした食パンとマッチして、満足度の高い一品です。

『レモンスカッシュ』600円

『レモンスカッシュ』は、晩秋から翌年初夏までが旬の小豆島産の無農薬レモンをそのまま絞り、生きた風味を存分に感じられるドリンク。フレッシュな酸味と爽やかなレモンの風味が◎。シロップ漬けレモンの甘みもバランスが良く、すっきり飲みやすく仕上げられています。

『米粉マフィン』380円〜

ベース生地に米粉が使用されていて、しっとりもっちりとした食感が特徴的なマフィン。具材は都度変わるので、どんな種類に出合えるかはお楽しみ。テイクアウトの場合、食べる直前に少しリベイクすると表面はサクッと、中はふっくらに。

■DATA

Fine Port Gallery(ファインポートギャラリー)

所在地
香川県小豆郡土庄町甲24-96
電話番号
0879-62-2121
営業時間
10:00〜17:00
(エンジェルロードの潮の状況により変動あり)

【綾川】「千疋の丘 ~空と風のテラス~」田園風景の中でのどかなカフェ時間♪ドッグエリアも人気

「千疋(せんびき)の丘 ~空と風のテラス~」

高松西ICから車で約13分の場所にある「千疋の丘 ~空と風のテラス~」。地域に根差した交流の拠点として人が集まるコミュニティスペースにもなってほしいという願いも込め、この地域名から店名を取ったそう。最寄りのスポットである高松空港は車で約10分の距離。県道182号線を走っていると進入路が見えてきます。行きと帰りが一方通行になっているのでご注意を。

敷地内の道路を進むと第2駐車場が現れ、そこから一段下がった第1駐車場の先に、カフェの正面玄関とテラス席があります。

芝生上の屋外席とテラス席は愛犬と一緒にカフェ利用OK。天気のいい日はオープンエアの開放的なエリアでのんびりするのもいいですね。約3,000坪を誇る広大な敷地と田園風景に癒やされます。

同店を運営しているのは、店舗や住宅のデザイン、リノベーションなどを行う会社ということもあって、カフェ「風のテラス」のインテリアも見どころ。もともと納屋だった雰囲気を残しつつ、試験的に使用した商材や施工方法、ディスプレイを織り交ぜて改築した建物は、現代的な要素と懐かしさが共存するすてきな空間に仕上がっています。

いわゆる“土間”エリアになるカウンター前と、小上がりのエリアでそれぞれ異なる雰囲気もお楽しみあれ。

半個室タイプのボックス席はゆったり落ち着ける空間です。小上がりの床材と同じもので座席やパーティション部分を作り、統一感を持たせているのが特徴。木材の色味や風合いを共通化し、さりげなく圧迫感を抑えている技はさすがです。

できるだけ地元の農家や施設内農園で採れる野菜、フルーツを使用し、体にうれしい素材、調理法などを大切にしたメニューで構成されているカフェ。カウンターで先に注文と精算を行うセルフスタイルなので、食事後の食器類は返却口へ。

近所の農家から譲り受けたという農具や戸棚がいい味を出しています。ウォールキャビネットと化した食器棚は、レトロでありながら新鮮味のあるインテリアに一役買っている要素の一つ。

目にもごちそうな色とりどりのフードメニュー

『もっちりベーグルプレート』1,000円

11:30〜14:00だけ注文できるランチはどれも魅力的。インテリアとともにインスタ映えするフードメニューも要チェックです。ランチは予約だけで完売や休みの場合もあるので、公式インスタグラムで確認を。『週替わりランチ』(1,200円)は、土〜月曜のみ提供。
➡︎公式Instagramはこちら

『もっちりベーグルプレート』は、店内で焼いたもっちり食感のベーグル、フレッシュサラダ、ゆで卵、ベーコンなどがのったプレートと、冷製スープ、ヨーグルトが付いたセット。

たっぷりの新鮮野菜はベーグルに挟んだり、オープンサンドにしたり、サラダとして食べたりとお好みで。キャロットラペはフルーティーなオレンジの味とクミンの香りで本格的。ベーグルは450円で単品販売もしています。

『千疋カレー』1,200円

5種類のスパイスを調合して作るオリジナルカレーも見逃せません。やわらかく煮込んだチキンは、大きめカットで食べ応えばっちり。カレーはトマトの爽やかさで辛過ぎず、まろやかな甘さとうま味が感じられる優しい一品です。香川県産米のターメリックライスと、インドのフレッシュサラダ“カチュンバル”が鮮やか。

キュウリ、トマト、赤タマネギにスパイスとレモンを効かせた“カチュンバル”はシャキシャキとした食感で、カレーの箸休めとしていい役目になっています。『千疋カレー』はプラス100円で大盛りも可能。

『ツナメルトセット』1,200円

『ツナメルトセット』は、チェダーチーズとツナマヨを全粒粉パンでホットサンドにした一品。できたての熱々サクサク状態を味わって。溶けたチーズがいい仕事をしています。

ツナマヨのコクに加えて、全粒粉パンの味も負けず劣らずしっかり。パンに塗られたバターの香りによって奥行きも感じられるホットサンドです。

『照り焼きチキンとたまごのサンド』500円

テイクアウトにピッタリな『照り焼きチキンとたまごのサンド』は、シャキシャキ食感のレタスや、食べ応えあるタマゴとチキンがたっぷり。

『生ハムとクリームチーズのカスクート』500円

『生ハムとクリームチーズのカスクート』はバゲットからあふれんばかりの贅沢なボリューム感が魅力。ハニーマスタードソースの甘みと粒マスタードのピリッとテイストが生ハムにぴったり。クリームチーズのコクも相まって、クセになる味わいです。

気になるスイーツメニューはこちら

甘いものとドリンクでゆったりカフェタイムを過ごしませんか。同店では無添加のスイーツブランド「菓子屋SENBIKI」(不定期)として、地域の食材を使ったお菓子も登場したり、高松市花ノ宮町にある「Aotowa(アオトワ)」のチーズケーキ各種など、テイクアウトも可能なスイーツが終日販売されています。隔週金曜には、店舗を持たない「Le chene pain(ル・シェヌパン)」の無添加食パンや菓子パンも並ぶので、インスタグラムもチェックしてみて。

『千疋レモンケーキ』300円

自家製の『千疋レモンケーキ』は、敷地内にある農園で栽培、収穫したレモンの果汁を使用。フレッシュレモンの爽やかさがふわっと広がる生地と、アイシングの甘さが絶妙にマッチ♪。さっぱりとした風味だからいくらでも食べられそう。

『とろ生シフォンケーキ プレーン』450円

ふわふわ軽いシフォンケーキと、しっとりとした生クリームをカップに詰めたこちら。シフォン生地はプレーンのほかに黒糖とコーヒーもあります。

『マンゴーレアチーズケーキ』500円

レアチーズのさっぱりとした酸味に、マンゴーのフルーティー感が合わさった『マンゴーレアチーズケーキ』は、なめらかなテクスチャもクセになる一品。テラス席でスイーツタイムもオススメです。

『コーヒー』500円

ドリンクメニューは、ソフトドリンクやノンアルコール、アルコールなど20種類以上がスタンバイ。アイスクリームがのったフロート系やホットチョコレート(冬季限定)、クラフトビール、グラスワインなど子どもから大人まで楽しめる豊富なバリエーションです。

ドッグエリアとゲストハウスも要チェック!

全面人工芝のドッグエリア「with Dogs」で、愛犬と一緒に楽しみませんか。料金は1日利用(1,000円)と、1年間いつでも利用できる年間登録(4,000円)の2パターンがあります。各種必要書類や注意事項など、詳しくは公式サイトで確認を。便利なオンライン登録フォームもありますよ。
➡︎公式HPはこちら

テイクアウトの注文や、ドッグエリアの受付などは、テラス前の窓口でどうぞ。同店オリジナルの『わんこのおやつ(不定期)』(各種350円〜)や、委託商品「REVEL(ルベル)」の、無添加&手作り愛犬用おやつ(各種550円〜)も販売しています。

カフェのすぐ隣にある「空の宿」は、グループや家族で利用したくなる1棟貸しのゲストハウスです。愛犬と一緒に宿泊できるよう、ケージなどのアイテムも完備。庭に見えるテントでグランピングも楽しめます。

日常をひととき忘れられるラグジュアリーな空間。帰省した時にファミリーで気兼ねなく過ごす場として活用している人もいるそう。季節によって料金は変動しますが、2泊からの利用で100,000円〜。最大8人まで宿泊可能です。

田園風景の中でのんびり過ごせる「千疋の丘 ~空と風のテラス~」でカフェタイムやドッグエリアを思いっきり楽しんで。

■詳細情報

■DATA

千疋の丘 ~空と風のテラス~

所在地
香川県綾歌郡綾川町千疋2356
電話番号
090-6887-1027
営業時間
10:00〜17:00

【高松】ひだまりかき氷スタンド「喫茶セトウチ」のまんまるホットケーキ♪自家製ソースで召し上がれ

・ひだまりかき氷スタンド「喫茶セトウチ」

ことでん花園駅から徒歩10分、おしゃれリノベに定評のある「ひだまリ不動産」が手がける「ひだまりあぱーとめんと」の一角に「喫茶セトウチ」はあります。夏季だけ営業する「ひだまりかき氷スタンド」が、例年10月から4月までクローズしていたお店を一年中オープンしたいという思いから、新たな店名とメニューで2023年10月にスタート。秋・冬・春だけみんな大好きホットケーキを味わえます。

かわいいイラストが描かれた看板を目印に細い路地裏を進むと、秘密の抜け道のようでわくわく感が高まります。

入り口で足元を見ると、”HELLO”の文字がお迎え。おしゃれなペイントに思わず写真を撮りたくなるスポットです。

店内はナチュラルでおしゃれな空間。壁や棚に飾られたドライフラワーのスワッグやフルーツが入ったビンのインテリアにオーナーのセンスを感じます。カウンター席でインテリアを眺めて部屋づくりのヒントをもらうもよし、窓際で目の前の公園の木々を眺めるもよし。外のテラス席では犬の散歩中に立ち寄った人や子ども連れの姿も見られます。

コンセプトは、瀬戸内の食材にこだわった地産地消。提供するメニューのフルーツ、小麦粉、和三盆など、素材はすべて瀬戸内産のものを使い、瀬戸内の恵みを味わいに幅広い世代の人が訪れます。

・おやつの時間にまぁるいホットケーキが登場

『ホットケーキ』800円

香川県ではおなじみ讃岐うどんのために開発された小麦粉「さぬきの夢」とバターを贅沢に使用した、看板メニューの『ホットケーキ』。厚みのあるホットケーキと上にぽてっとのったバターのビジュアルが抜群にキュートです。
やわらかめの生地をセルクル型に流し込み、じっくりと20分ほど焼くので、時間に余裕を持ってオーダーを。

かき氷にも使用している、フルーツを砂糖と一緒に煮詰めた自家製コンフィチュールをホットケーキに添えていただくスタイル。葉っぱに書かれたメッセージはまるで絵本のような世界観で、思わずキュンとすること間違いなし♪取材日のコンフィチュールはキウイ、レモン、リンゴ、イチゴ、ミカン、和三盆になる前の白下糖(しろしたとう)の6種類。生地そのもののほんのりした甘さを楽しんだり、すべてのコンフィチュールを味わったりと、楽しみ方は十人十色。季節限定のコンフィチュールもあるのでお見逃しなく。

一番人気は白下糖(しろしたとう)。これは香川特産の高級砂糖・和三盆になる前の黒糖の一種です。プラスでレモン果汁を絞るのがイチオシの食べ方で、コクのある優しい白下糖の甘さとレモンの酸味が絶妙にマッチして、食べる手が止まらなくなること請け合いです。おやつの時間はもちろんのこと、分厚いホットケーキが2枚とボリューム満点なのでランチとしてもおすすめ。
5~9月は「ひだまりかき氷スタンド」としてかき氷メインとなり、「喫茶セトウチ」はお休みなので要注意。詳しい情報は公式Instagramをチェック!
➡︎公式Instagramはこちら

・和三盆ラム香る昔ながらの喫茶店プリン

『和三盆プリン』500円

優しい甘さの昔ながらのかためのプリン。上にたっぷりのったクリームは、琴平町の日本酒の蔵元「西野金陵」が手がける和三盆ラム入り。口当たりがまろやかなクリームを口に運ぶと、ふわっとラムの香りを感じます。横にちょこんと添えられたひだまり不動産のキャラクター「うっちゃん」のクッキーのコミカルな表情も楽しんで♪

・瀬戸内のフルーツたっぷり♪人気のふわふわかき氷

『かき氷(和三盆レモン)』900円

まんまるなフォルムがSNS映え間違いなしのかき氷。三豊産レモンの果肉がしっかり入った和三盆レモンは、爽やかな酸味とちょっぴり苦味も感じる風味豊かな味わい。中にヨーグルトソルベが仕込まれていて、甘さと相性抜群です。上にトッピングされているのは、ポリポリ食感が楽しい和三盆糖の粒。

氷を削る様子を目の前で見られるのもうれしいポイント。ふわっふわのかき氷がだんだんとでき上がるライブ感にテンションアップ!まだ削るの!?と思うほどこんもりと大きくなるかき氷にビックリするかも?
5月から9月はかき氷がメインメニューになるので、ひんやりスイーツを堪能して♪

・スイーツと一緒に飲みたいこだわりドリンク

『いちごクリームソーダ』700円

爽快感のあるシュワシュワの炭酸とイチゴの果肉をたっぷり感じるクリームソーダ。上にのっているのは、バニラアイスかと思いきや、甘酸っぱくさっぱりした味わいのヨーグルトソルベ。甘過ぎないので、最後まで飽きずにいただけます。赤色がかわいいイチゴのほか、『レモンクリームソーダ』『キウイクリームソーダ』『ゆずクリームソーダ』(各種700円)と豊富なラインアップ。ソルベをのせない『フルーツスカッシュ』(500円)もありますよ。

『コーヒー』500円

オーダーが入ってから豆を挽(ひ)き、エスプレッソマシンで抽出後、お湯で割って提供するスペシャティコーヒー。豆は東京都渋谷区にある「Brewman Tokyo(ブリューマントーキョー)」のもので、なんとコーヒー抽出の国内競技会「ジャパンブリューワーズカップ2022」で優勝した実力派のお店から仕入れています。コーヒー目当てに訪れたくなるほど、ひと口飲むと虜になりますよ。

夏だけでなく一年中楽しめるようになった、ひだまりかき氷スタンド 「喫茶セトウチ」。瀬戸内の味覚に舌鼓を打ちながら、穏やかな時間が流れる空間で至福のおやつタイムを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

HIDAMARI KAKI-GORI STAND(ヒダマリカキゴオリスタンド)「喫茶セトウチ」

所在地
香川県高松市観光町536 ひだまりあぱーとめんと6号室
営業時間
HIDAMARI KAKI-GORI STAND
11:00〜17:00(L.O.16:30) ※繁忙期は時間変更あり、詳しくはInstagramで確認を

HIDAMARI KAKI-GORI STAND「喫茶セトウチ」
平日/12:00〜17:00(L.O.16:30)
土・日曜、祝日/11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】牟礼の「SHIN cafe(シンカフェ)」は鶏肉ランチと自家製スイーツが注目の穴場店

・「SHIN cafe(シンカフェ)」は「とり心」の平日限定カフェ

高松市牟礼町大町にある「SHIN cafe(シンカフェ)」は、居酒屋「大衆やきとり とり心」の昼の顔として、 平日のみ営業。 夜は居酒屋、昼はカフェとして2022年11月にオープンしました。ことでん塩屋駅から徒歩約7分。少し入り組んだ場所にあるので、車の場合は進入ルートに戸惑うかもしれませんが、店舗南側から入ると舗装された駐車場が現れます。

案内板を頼りに、階段を上った先にある2階の扉を開けると店内へ。「大衆やきとり とり心」を利用したことがある人には説明不要ですね。ちなみに店名の「SHIN cafe(シンカフェ)」は“とり心のカフェ”という意味もありつつ、“小さな子ども連れの人も気兼ねなく心からゆっくりできる時間を過ごしてほしい”という思いも込めて“心=シンカフェ”と名付けられました。

外観からは想像できないほど、開放感たっぷりな空間。ソファ席や広々としたテーブル席など、どの席でもゆったりくつろげます。

外のウッドデッキはペット同伴で食事可能。晴れた日は外に出ると気持ちいいですよ。大きなガラス窓から光がたくさん入ってきて明るい雰囲気。

防風林の隙間から志度湾を望めます。喧騒(けんそう)を忘れ、のんびりとカフェタイムを満喫できる穴場スポットです。

新鮮な鶏肉がメインの『週替わりランチ

『週替わりランチ』1,200円

『週替わりランチ』のメインは常に鶏肉ですが、週ごとに異なる調理法でさまざまなバリエーションが楽しめます。鶏肉は卸業者から直接仕入れているので鮮度バツグン。
ランチにはスープとドリンクが付き、追加オプションでデザートも選択可能。ちょっぴりお得な値段で、スイーツメニューのほぼすべてがチョイス対象です!パフェもあるので、お腹に余裕のある人はぜひ。

取材日のメインである『玉ねぎタレチキン』は、ジューシーな鶏肉とさっくり軽い衣のバランスが良いから揚げ。甘めの自家製ダレから新タマネギの香りがふわっと広がります。メインは過去に『ハニーマスタードチキン』『トマトチキン』『油淋鶏(ユーリンチー)』などが登場したことも。

日替わりの副菜は約3種がプレートにのります。ゴロゴロとしたジャガイモが存在感たっぷりなポテサラはクリーミーで酸味が程よいバランス。カボチャの煮物は発色が良く、丁寧に作られていることが垣間見られます。旬の野菜を取り入れる品々はどれも繊細な仕上がり。

また、小学生以下向けの『キッズプレート』(850円)は、ソフトドリンクと選べるデザート付き!『キッズドリンク』(各種100円)や『キッズアイス』(200円)もあるので、子連れファミリーにも優しいお店です。

座敷キッズメニューおむつ替え台
個室離乳食持ち込みベビーカー入店
キッズスペース子ども用食器喫煙
授乳スペース子ども用イス

鮮度の高いコーヒーとともに自家製スイーツを楽しんで

店主はもともとお菓子作りが好きだったということもあって、スイーツメニューは豊富な品ぞろえ。スコーンやプリン、ガトーショコラ、チーズケーキなど定番品に加え、季節限定メニューにも注目です。過去には『バレンタインプレート』『春のいちごプレート』『いちごパフェ』『ショコラパフェ』『キャラメルショコラパフェ』などが登場。イチゴは三木町の農家から直接仕入れているそうですよ。

『SHIN cafe ブレンド』510円

コーヒー豆はすべて、高松市木太町にある「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のもの。鮮度を大切にし、焙煎して1週間以内のものしか使用しないという徹底ぶり。同店オリジナルの『SHIN cafe ブレンド』は、中煎りの豆でスッキリとしたフルーティーな風味が特徴。余計な苦味や雑味を感じず、うま味を引き出しています。デザートの甘みを引き立ててくれる深煎りの『Sweet ブレンド』(510円)もおすすめ。豆自体の販売もしているので、気に入った人は購入してみて。

『ティラミスパフェ』680円

『ティラミスパフェ』は、通年楽しめるリッチなスイーツ。鮮度の高い豆から1杯ずつ抽出したエスプレッソのコーヒーゼリーは、程よいビター感もありつつさっぱりとした口当たり。マスカルポーネクリームとバニラアイスのコクに、サクサクとしたクランブル生地の食感がアクセント。

ゼリーのゼラチンも固過ぎず、するすると食べ進めやすいパフェです。ランチの後でも意外とペロッと完食できるかも!

『焼きたてスコーンプレート』560円

注文を受けてから焼き上げるスコーン各種は、いつでもできたてのおいしさを楽しめます。20〜30分かかるので、早めに注文しておくといいですよ。
『焼きたてスコーンプレート』は黒板から好きなものを2つ、ジャムはイチゴかブルーベリーから選べます。プレートにはクリームやアイスも付いているので、いろいろなトッピングを試してみては。

左から『あんバターサンド』300円、『たっぷりバターのミルフィーユスコーン』320円

スコーンの種類はその日によって異なりますが、約4種類がスタンバイ。『あんバターサンド』は、コロンと丸いこしあんのビジュアルがキュート!プレーンのスコーンはバターミルクパウダーでミルキー感があり、表面カリッサクッと、中はしっとり。

『たっぷりバターのミルフィーユスコーン』は、パイ生地のようにバターとスコーン生地を織り込み、ふっくら焼き上げたもの。バターのコクと生地のさっくり感がより一層味わえます。程よい甘さで素材の風味をシンプルに感じられる一品。

『美味チーズケーキ』500円

『美味チーズケーキ』はベイクドチーズケーキ寄りの方向性でありながら、かなり密度が高めなテリーヌ状のなめらかテクスチャ。チーズの濃厚さを存分に堪能できます。甘さの中にほんのり酸味が現れ、さっぱりとした後味。小ぶりですが、味の存在感と満足感は十分!手土産としてや、外でも食べやすいよう、瓶タイプのチーズケーキも登場予定だそうです。

インテリアにもなっている絵の数々は、画家の作品で販売もしています。アート好きな人は要チェック。

「SHIN cafe(シンカフェ)」は子ども連れも利用しやすい平日のみの穴場カフェ。ケーキ類やスコーンはテイクアウトOK。新鮮な鶏肉ランチや自家製スイーツを味わってみて。

■詳細情報

■DATA

SHIN cafe(シンカフェ)

所在地
香川県高松市牟礼町大町971-5-2階
電話番号
090-6286-1020
営業時間
11:00〜16:00

【高松】「カトルカール」は野菜たっぷりランチやボリューム満点パフェなどメニュー豊富なカフェ

居心地の良いカフェ「Quatre Quarts(カトルカール)」

高松市林町にある「Quatre Quarts(カトルカール)」は、高松中央ICバスターミナルから徒歩で約3分のところにあるカフェ。高速道路の高架脇に入った少し奥まっている場所なので道中は少し戸惑うかもしれませんが、店までたどり着くと駐車場は広いのでご安心を。ことでんバスの場合は、高松中央インター北バス停または大池バス停から徒歩約4分。

店名の「Quatre Quarts(カトルカール)」はフランス語で“4分の4”という意味で、「気軽においしい料理とドリンクが楽しめる店」「おしゃれな空間と音楽」「笑顔のおもてなし」「また来たいと思ってもらえる気持ち」の4つが1つになる店を常に目指し頑張っていると店主は言います。

2007年にオープンし、10年後の2017年にリノベーションされた店内。長く愛されている高松の癒やしスポット。レジ前には手芸品などの雑貨も販売されています。

1人でも利用しやすいカウンター席も完備。以前は週末の夜営業もしていたので、バルのような雰囲気も。

のんびりくつろげる板の間席は、赤ちゃん連れのファミリーやママ友ランチ会にぴったり。ついつい長居してしまいそうな空間です。

テラス席はペット同伴可能。愛犬を連れてカフェを楽しめます。肌寒い季節でも、防風カーテンやストーブ、ブランケットが用意されていて至れり尽くせり。半透明の屋根もプラスされたので、雨が降っても安心ですね。

約5人が座れるテーブル席の個室は、家族や友人との集まりにもってこい。来店時に空いていれば予約しなくても利用可能です。ちなみにお店を建てる際、設計士がこだわったポイントはトイレ!広々としたトイレ空間にもご注目あれ。

・ランチプレートはどっちを選ぶ?

『お昼ごはんプレート』1,300円

人気メニューである『お昼ごはんプレート』のメインは、当日黒板に書かれている2パターンから選べるスタイル。メインはそれぞれ2種類ずつ付いてくるので、副菜なども含めていろんな味を少しずつ楽しめるのが特徴です。しかもミニデザートとドリンク付き。プラス350円で自家製ケーキかソフトクリームにバージョンアップできますよ♪

取材日のメイン“サツマイモ照りバーグ”は、ハンバーグのパテにサツマイモがゴロゴロと入っています。フワッと鼻に抜けるナツメグ系のスパイスと、ホクホクとしたサツマイモの食感や甘みがいいバランス。

“菜の花とニンジンの肉巻き”は、彩りとともに春を感じられる一品。野菜にも下味がほんのり付いていて、まとまり感のあるうま味が口いっぱいに広がります。

副菜3種類とだし巻き卵、サラダ、漬け物などもワンプレート内に。切り干し大根はマヨネーズとキュウリを和えてさっぱりとしたサラダスタイル。どれもみそ汁とご飯に合うよう、和を意識した野菜たっぷりな献立となっています。

店名にもなっている“カトルカール”は小麦粉、バター、卵、砂糖の4つを同量ずつ使用するバターケーキ(パウンドケーキ)のフランス名でもあり、同店でも味わうことができます。取材日のプチデザートはチョコバージョンのカトルカールでした。バターと砂糖を丁寧に擦り合わせているのでキメが細かく、舌触りの良いテクスチャに仕上げられています。ランチにちょこっとデザートが付いてくるとうれしいですね。

『スペシャルランチプレート』1,750円

毎日数量限定の『スペシャルランチプレート』は、自家製ローストビーフが魅力的。サラダ、副菜2種類、だし巻き卵、みそ汁とご飯付き。そしてこちらのメニューは、3種類から選べる自家製のケーキまたは、パリパリチョコソースがかかった濃厚ソフトクリームのデザートをチョイス可能。スイーツまでしっかり食べたい人におすすめです。もちろんドリンクも付いていますよ。

肉のうま味がしっかり感じられる満足度の高い自家製ローストビーフは、オニオンソースとも相性バッチリ!お箸が進む味わいです。

季節の野菜を取り入れるキッシュは、パイ生地のバターと表面の焦がしチーズのコク感がしっかり感じられる一品。絶妙な焼き加減による卵の凝固感と、しっとりとしたテクスチャに技を感じます。キッシュの具材も頻繁に変わるのでお楽しみに!

『ご飯ランチBOX』1,000円

2段BOXになっているテイクアウト品の『ご飯ランチBOX』は、3種類のメイン、サラダ、だし巻き卵、副菜3種類を詰め込んだお得な弁当です。メインの中身は、当日のランチメニューからのおまかせ。11:00〜14:00の受け取り時間に合わせて作られるので、温かいものを受け取れます。
取材日のメインは、牛肉と糸コンのチャプチェ、ベーコン入りポテトコロッケのタルタルソースがけ、菜の花とニンジンの肉巻きでした。

みそ汁とミニデザートセットまたは、ドリンクとミニデザートセットもプラス200円で選べます。カツオの出汁(だし)が効いているみそ汁でほっこり落ち着くのもアリ。ちなみにテイクアウトできるメニューは、お弁当とミニパフェのみです。

自家製スイーツでカフェタイム

同店の自家製ケーキは、ロールケーキ、チーズケーキ、タルトケーキの3タイプがスタンバイ。それぞれ季節によって内容が異なります。イチゴの時期は、高松市飯田町のイチゴ農園「スカイファーム」から仕入れる新鮮なイチゴを使用。ケーキはテイクアウトに対応していないので、ぜひ店内で味わって。

ソフトクリームの単品はランチタイムでも注文可能ですが、その他のスイーツメニューはランチが落ち着く14:00からオーダー開始となります。ケーキとドリンクをセット注文すると100円引きになるのでお見逃しなく!

『ロールケーキ』450円

ケーキ類は旬のフルーツがデコレーションされるので、より満足度の高いプレートに。シフォンケーキの生地をアレンジしたロールケーキは、もっちりしっとりしていて絶妙なテクスチャです。ホイップクリームのコクがよく合っています。

『ブレンドコーヒー』480円

深みのあるコクと香りが良い、オリジナルブレンドのコーヒーはケーキにぴったり。その他、カフェラテなどのエスプレッソマシンメニューや、ポットサービスの紅茶なども。

『キャラメルちょこバナナのぱふぇ』900円

ソフトクリームを存分に楽しめる“ぱふぇ”シリーズは、とてもボリューミーでスイーツ好きにはたまりません。シーズンごとに登場する限定ぱふぇを楽しみにしている常連客も多数いるそう。オープン以来ずっと定番人気の『キャラメルちょこバナナのぱふぇ』はキャラメリゼしたバナナやバニラビーンズ入りアイス、ソフトクリームにキャラメルソースとチョコソースがたっぷり!

ソフトクリームは北海道ソフトの濃厚さと、さっぱり系ソフトでバランスが取れるよう、何度も試食をして試行錯誤した独自ブレンド。コクを感じつつ、後を引かないスッキリ感がGOOD。サクサクのコーンフレークが食感のアクセントに。

刺さっているのは、自家製キャラメルクルミのブラウニー。ホロホロとしたしっとりテクスチャがソフトクリームに合います。ランチ後に食べたいけど、量が心配という人は、“miniぱふぇ”という選択肢も。

オーナー夫妻は車好きなので、それぞれお気に入り車種のスケールモデルがインテリアとして置かれています。店内を探してみて。そして同じく車好きな人は奥さまに話かけてみて♪

どの空間も居心地が良い「Quatre Quarts(カトルカール)」は高松で長年愛されているカフェ。ほっこりとランチやスイーツを楽しんでみませんか。行ったことがある人も、新たな味に出合えるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

Quatre Quarts(カトルカール)

所在地
香川県高松市林町2007-1
電話番号
087-865-4727
営業時間
11:00〜16:30(L.O.16:00)

【高松】「As canele&(アスカヌレ)」当日焼きたてのカリッもちっカヌレは手土産もイートインも◎

・「As canele&(アスカヌレ)」麦縄の里店

高松市と三木町の境目、東植田町の「麦縄(むぎなわ)の里」内にある「As canele&(アスカヌレ)」。花と緑あふれる公渕(きんぶち)森林公園からは車で1分、周辺には三ツ子石池や花菖蒲園などがあり、郊外の中でも豊かな自然を感じることができるエリアです。

「As canele&(アスカヌレ)」は、テイクアウト専門の高松市瓦町店「As canele&.(アスカヌレアンド)」と今回紹介する麦縄の里店があり、こちらでは施設内にあるイートインスペースでのんびり自然を感じながらカヌレとコーヒーを楽しむことができます。ちなみに、タルトとコーヒーをいただける沖縄県・石垣島の「As tarte & coffee(アスタルトアンドコーヒー)は系列店だそう。

インテリアはとてもシンプル。無機質に感じられるコンクリート壁にガラスと木のぬくもりが調和し、整然としながらも不思議と心落ち着く空間です。デザイン・施工は地元の工務店「樹工舎(きこうしゃ)」によるもので、食べ物同様、建物にも体に優しいものをというコンセプトが取り込まれています。

入り口正面には、潔くカヌレとシュークリームだけが並びます。気になる商品を注文し、持ち帰りまたはイートインを選べるシステムです。

・毎日食べられるしあわせカヌレ

アスカヌレ代表の寺井さんは、香川県の人たちの日常に、カヌレを食べる文化を根付かせることはできないかと日々研究しています。そのコンセプトには、寺井さんの並々ならぬカヌレへの愛情がぎっしり詰まっていました。

パティシエの経験があり、コーヒー店に勤務していた寺井さん。当時の店主から「何かコーヒーに合うスイーツはないか」と相談された際、フランスで食べたカヌレの感動的なおいしさを思い出し、自分でも作ってみたのがきっかけだと言います。

同店のカヌレは、どれも小さめ。日常的に食べてもらいたいと、女性も手軽に食べられるサイズにしたそう。少しずついろんな味を楽しむことができるほか、コロンとかわいいフォルムはついカメラに収めたくなりますね。

外側はカリッと、中はもっちりとした食感が特徴的なスイーツのため、食感が損なわれないよう、店頭に並ぶのは当日焼き上げたもののみ。使用している食材も、香川県産小麦“さぬきの夢”や平飼いでストレスなく育てた鶏の卵のほか、低温殺菌の牛乳やきび砂糖など、できるだけ人や地球にとって安心できるものが選ばれ、食材から提供まで一切の妥協がない寺井さんのこだわりがたっぷり詰まっています。

・今日カヌレ、明日もカヌレ、毎日カヌレ

『カヌレ(プレーン)』140円

「アスカヌレ」を知るには、プレーンはマスト。シンプルにカヌレ本来の味を堪能することができます。当日焼かれたものしか提供していないので、カリカリ感が格別。もっちりとした中の生地からは、ラム酒がふわりと香り立ちます。

『カヌレ(ピスタチオ)』180円

豊富なバリエーションがそろいますが、プレーン生地にトッピングをのせているだけではなく、それぞれ生地も作り分けているそう。シチリア産の上質なピスタチオペーストを混ぜ込んだ生地に、ピスタチオのガナッシュと実があしらわれた『カヌレ(ピスタチオ)』は、香り高く爽やかなピスタチオの風味が感じられる一品です。

『カヌレ(アーモンドプラリネ)』 160円

アーモンドのペーストが練り込まれたカヌレに、ローストしたクラッシュアーモンドをぎっしりトッピング。カカオニブをトッピングした『カヌレ(ショコラ)』とともに、ひときわ目を引くインパクトあるカヌレです。かめばかむほど広がる、香ばしく濃厚なアーモンドのテイストが堪能できますよ。

『カヌレ(イチゴ)』180円

期間限定の商品も要チェックです。5月末までは、香川県産のイチゴ“さぬきひめ”のテイストが登場。イチゴジャムとドライイチゴの甘酸っぱさが春らしいカヌレです。限定シリーズは、ほかに「高瀬緑茶」や「生チョコ」などがあり、出合った時が買い時&食べ時の商品です♪

『カヌレ(8種類組)』 1,200円

いろいろな種類を楽しみたい場合は持ち帰り用のカヌレセットがお得です。ショーケースにある8種類のカヌレ詰め合わせは、単品でそれぞれ購入するより100円以上も安く購入できる上に、温かみを感じるおしゃれなギフトボックスに入っています。自分用としてはもちろん、誰かにプレゼントもしたくなっちゃいますね。

当日食べられないカヌレは、軽くリベイクして食べてもいいし、冷凍して半解凍状態をシャリっと食べるのもおすすめだそうですよ。

・麦縄の里ならではのイートインメニュー

手延べそうめんの店「すする」ほか、複数の飲食店が並ぶ麦縄の里内にあるため、共同利用のイートインスペースを利用して喫茶時間を楽しむことが可能です。そうめんランチの後にデザートとしてカヌレとコーヒーのスペシャルコースをいただけるのも同店ならでは♪

『サイフォン式コーヒー』 HOT 500円・ICE 550円

カヌレ店の隣がカフェブースになっています。サイフォンで淹(い)れるコーヒーには、フルーティーな浅煎り「フレンチロースト」と味わい深い深煎りの「ラ トラディション」の2種類があり、ホット・アイスからお好みでオーダーすることができます。レモンとウメの自家製シロップを、水またはソーダで割る冷たいドリンクも人気。

『カフェラテ』 500円

スイーツのお供にマイルドな『カフェラテ』はいかが?店内のマシンで作る本格エスプレッソを、自分でミルクに注ぐスタイルです。季節や気分に合わせてホットまたはアイスで楽しんで。

『シュークリーム』 350円

カヌレとともに人気のある『シュークリーム』は、カリカリとしたシュー生地の中に、カスタードと生クリームを合わせたディプロマットクリームがたっぷり。香ばしさの中に、まろやかで濃厚なとろみを堪能して♪きび砂糖を使った優しい甘さとなめらかな口当たりの『バスクチーズケーキ』や『As プリン』など、コーヒーに合うデザートがオンパレードです。

ボトル入りの『ホープコーラ』やオリジナルのカヌレステッカーなど、かわいらしい物販もお見逃しなく。

香川に住む人の日常にカヌレを届けたいという寺井さんの思いがぎっしり詰まった「As canele&(アスカヌレ)」。代表がこだわる作りたてやサイズ感、原材料への配慮を知った上で味わうと、カヌレを何倍もおいしくいただけるはずですよ♪

■詳細情報

■DATA

As canele&(アスカヌレ)

所在地
香川県高松市東植田町1361
電話番号
080-8757-4218
営業時間
11:00〜16:00

【坂出】「珈琲と海老ナポリのお店CoCo」ログカフェでいただく鉄板スパゲティにほっこり♪

・ログハウス風カフェ「珈琲と海老ナポリのお店CoCo」

坂出市林田町、ハローズ坂出林田店から車で約3分。大通りから小道に入った住宅地にある「珈琲と海老ナポリのお店CoCo」は、ロケーションとログハウス風の外観から、知る人ぞ知る隠れ家喫茶店といった雰囲気です。入り口前に4台の駐車スペースと、少し離れたところに12台ほどの専用駐車場があります。

カナダから木材を輸入して組み立てられたログハウスは、木のぬくもりに包まれ、まるで童話の世界の洋館に迷い込んだ気分。吹き抜け天井のステンドグラスからやわらかく差し込む光や真鍮(しんちゅう)製のシャンデリアも幻想的です。カントリー調のゆったりしたサイズの、2人・4人掛けのテーブル席のほか、カウンター席も利用可能。

店内奥には暖炉があり、寒い季節には薪(まき)がくべられ、店内を優しいぬくもりで包みます。暖炉前のソファは、希望があればカフェ用の座席として飲食することもできます。

・This is 鉄板ナポリタン

先代が営業するカフェに客として何度も通っていたほど、同店の居心地がお気に入りのママ。現在はカフェの営業のほか、ジャズイベントを催すなど、至る所にこの店への愛着を感じます。

『海老ナポリランチ』 1,080円

店名にもなっている『海老ナポリ』。オム卵が敷かれたボリューム満点の鉄板ナポリタンスパゲティの上に、お頭としっぽ付きのエビフライがそれぞれ2尾のって運ばれてきます。パスタを炒める際に振りかける、ママ特製の秘密のスパイスが味の決め手。濃厚なケチャップソースの中には小エビも入っていて、どこか優しさを感じるナポリタンの魅力にハマる人続出です。

『ガーリックバター醤油ランチ』 1,080円

『海老ナポリ』と人気を2分する『ガーリックバター醤油』味のスパゲティは、ネーミングから刺激的な味覚を想像しますが、ニンニク・バター・しょうゆの配分が絶妙で、それぞれが主張しすぎず一体となってまろやかささえ感じるやみつき必至の逸品。スパゲティにのせるトッピングは、エビフライ・から揚げ・トンカツからセレクト可能で、冬にはカキフライが登場することも。お口直しとして添えられる薄切りトーストの心遣いもうれしい限り♪

・レトロ感あふれるドリンク&デザート

『ドリップコーヒー』 450円 

2種の豆をブレンドしたCoCoオリジナルコーヒー。ふくよかなフォルムのグラスにたっぷりのアイスコーヒーと、カップとは別にお代わりポットが付いてくるうれしいホットコーヒー、どちらも同じ料金です。『アメリカンコーヒー』や『カフェオーレ』のほかに『ウィンナーコーヒー』や『珈琲フロート』『メロンソーダーフロート』のような懐かしのメニューも♪

『自家製コーヒーゼリー』 500円

デザートもレトロ感満載です。『自家製コーヒーゼリー』は、水出ししたアイスコーヒーを使用し、みずみずしくつるんとした食感のほろ苦いコーヒーゼリーに、ホイップとアイスクリームの甘さが合わさる瞬間の幸せといったら♪ガラス製のカップやさくらんぼもどこか懐かしい雰囲気を醸し出していて、インスタ映え間違いなし。季節限定で自家製の『柚子ゼリー&柚子シャーベット』が登場することも。出合った際は必食ですよ。

・老舗ベーカリーのトーストモーニング

『モーニングセット(おいもパン)』 700円 

ママが惚(ほ)れ込んだという坂出の老舗パン屋「アミチャーベーカリー」の食パンを使用したモーニングセット。サツマイモがゴロゴロ入った食パンをトーストして、とろーりバターの塩味をプラス。自分が気に入ったものを訪れる人にもたっぷり食べてもらいたいというママのサービス精神から、以前よりトーストの厚みが増してきているそうです。セットにはドリンクのほか、サラダとゆで卵にヨーグルトデザート付き。

『チーズエッグトーストセット』 800円

プレーンの食パンとこんがりチーズの間に、たっぷりのタマゴサラダが詰まった『チーズエッグトースト』。手に取るとずっしりとした重量感に驚きます。コクのあるチーズの塩味にマイルドな卵サラダのコントラストが◎。ボリューム満点で子どもにも人気とのこと。こちらにはドリンクとサラダ、ヨーグルトが付いていています。単品をテイクアウトして持ち帰る常連もいるそう。

内部のタマゴサラダが温まりチーズに焦げ色がつくようにじっくり火を入れるため、焼き上がりまで10分ほど時間を要します。料理ができ上がるまでの時間も、ログハウスの雰囲気に癒やされながらくつろぎタイムを楽しんでみては。

心優しいママと陽気なスタッフがもてなしてくれる「珈琲と海老ナポリのお店CoCo」。居心地のいいカントリー調の店内で、のんびりとモーニングやランチが楽しめる喫茶店です。

■詳細情報

■DATA

珈琲と海老ナポリのお店CoCo (ココ)

所在地
香川県坂出市林田町2915-39
電話番号
0877-89-4079
営業時間
モーニング/8:00〜11:00
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:00)

【高松】「瀬戸内ジェラート MARE(マーレ)」街なかのオシャレ空間でご当地フレーバーを味わって

・ジェラート専門店「瀬戸内ジェラート MARE(マーレ)」

ことでん瓦町駅から徒歩約5分、南新町商店街に店を構える「瀬戸内ジェラート MARE(マーレ)」は、気軽にカフェ利用もしやすい雰囲気のジェラート専門店。高松市の中心街ということもあって、2019年3月にオープンして以来、観光客もたくさん訪れる人気店です。

商店街の通りから見えるショーケースは、街歩き中の誘惑ポイント。ドアのない開放的な空間で、ふらっと立ち寄りやすい点も魅力の一つです。季節限定フレーバーが登場してるかな?とチェックする人もちらほら。

2人掛けと4人掛けのテーブル席や、1人でも利用しやすいカウンター席など、カフェとしても使いやすい同店。壁一面に広がるポップなイラストが印象的です。インスタ映えするジェラート撮影にぴったりなアート作品ですね。

奥へと続く長いカウンターが印象的。入り口側で先に注文しましょう。セルフサービスなので食べ終わったカップなどは店舗奥のダストボックスへ。

同店は、ジェラート発祥国であるイタリアの「Coppa del mondo della Gelateria(ジェラートワールドカップ)2018」でアジア人初優勝を飾った、柴野大造氏が監修しています。「瀬戸内ジェラート MARE」という店名に使われている“MARE(マーレ)”は、イタリア語で“海”を意味しています。瀬戸内の海がすぐそばにある香川にぴったりなネーミングですね。ロゴも瀬戸の島々や美しい景色がモチーフになっています。

壁面の巨大なアートは、世界的に活躍する京都出身のイラストレーター・Chocomoo(チョコムー)氏が実際に同店で描いた作品。黒の油性ペンを使用し、モノトーンでポップな世界観が特徴のイラストは、隅から隅までじっくり見たくなるような楽しさが詰め込まれています。ぜひチェックしてみて。

ミルクベースのおすすめジェラート

ジェラートは、防腐剤や着色料を使用せずすべて手作り。農家から仕入れたフルーツも絞るところから行っています。ミルクベースのジェラートは熊本県産の牛乳を使用。

『シングル』396円、『ダブル』495円、『トリプル』594円

同店のジェラートはカップのみでの提供。シングル、ダブル、トリプルから選べます(※一部プラス料金フレーバーあり)。

『和三盆ミルク』

シンプルかつ香川らしいフレーバーといえば『和三盆ミルク』です。香川県の特産品である和三盆糖を使うことによって、キレの良い上品な甘さに仕上げています。ソルベ系のフレーバーとの相性もバッチリ。

『グランピスタチオ』(各サイズ+110円)

ジェラート国際大会入賞作品の『グランピスタチオ』は必食のプレミアムフレーバー。ピスタチオを店でロースト、ペースト状にしたものを使用しているので、生きた風味が段違い。香ばしさと塩気が感じられ、濃厚なピスタチオを存分に味わえる一品です。

『3種のチョコレート』

濃厚なチョコの味を楽しめる『3種のチョコレート』は、カカオの含有量が異なるチョコレートを3種類ブレンド。なめらかな舌触りの中に、程よいビター感とコクがしっかり感じられます。

香川のフルーツをジェラートで堪能

『キウイ(香緑)』

旬の地元産フルーツをふんだんに使ったジェラートも要チェック!なめらかなソルベタイプの『キウイ』は、香川県産の“香緑(こうりょく)”の特徴がそのまま味わえます。しっかりとした爽やかな酸味と甘みは、まさにキウイそのもの。空気を多く含んだエアリーな舌触りも相まって、軽やかなフレーバーです。

『イチゴ(さぬきひめ)』

『イチゴ』も本来の風味をそのまま感じられる一品。三木町のイチゴ農園「森のいちご」から仕入れる、香川のオリジナル品種“さぬきひめ”のみを使用しています。酸味がしっかりあって、さっぱりいただけるソルベタイプ。

秋は栗やカボチャ、夏は沖縄県産パイナップルや岡山県産のモモ、ブドウなど、時季によってフルーツや野菜系のフレーバーが変わります。

『持ち帰り用ジェラートカップ』350円(グランピスタチオのみ450円)

持ち帰り用カップは6種類がスタンバイ。ギフトや自宅で楽しむ用にいかが?香川県内の一部セブンイレブンでも販売しています。同店では保冷バッグも購入できますよ。

コーヒーでほっこりカフェタイムも

ドリンクメニューは、コーヒー、カフェラテのほかに、フルーツドリンク(オレンジ、アップル、マンゴー、パイナップル、グァバ、アサイーなど)も用意されているので、ちょっと友人とおしゃべりしたり、ショッピングや仕事の合間に休憩したりと、カフェ利用もしやすいです。

『ホットコーヒー』210円

コーヒーは、高松市国分寺町「マタタビ珈琲豆店」による自家焙煎豆を使用。コロンビア産の深煎り豆は、しっかりとしたビター感とコクを楽しめるスペシャルティコーヒーです。

食べ歩き用にテイクアウトするもよし、オシャレな店内でイートインするもよし。「瀬戸内ジェラート MARE(マーレ)」で、商店街を行き交う人々を眺めつつ、プレミアムな自家製ジェラートを味わって。

■詳細情報

■DATA

瀬戸内ジェラート MARE(マーレ)

所在地
香川県高松市南新町3-2
電話番号
087-835-3828
営業時間
11:00〜19:00(日曜のみ18:00まで)
※連休の場合は連休最終日が18:00閉店