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【高松】「ビストロ ボン」でうま味たっぷりのハンバーグランチを♪手作りスイーツも見逃せない

「Bistro Bon(ビストロ ボン)」

JR栗林駅やことでん栗林公園駅から徒歩約6分の「Bistro Bon(ビストロ ボン)」は、高松市栗林町の住宅街にある洋食店。高松市立栗林小学校の斜め向かいにあり、日中は小学生の登下校でにぎわう通り沿いです。

料理人歴20年以上の店主は、県内の有名ホテル内のレストランで約10年勤務後、「ビストロボン」を2015年9月に開業しました。店名の由来は、ホテル勤務時代の上司から付けられたニックネームから。開業する際に覚えてもらいやすい名前がないかなと模索していたところ、「ボン」がちょうどいいということで名付けたそうです。古民家ならではの温かみを感じられる店内には、1人で利用しやすいカウンター席も完備。

注目のランチメニューはハンバーグ!

『ハンバーグランチ』1,250円

小学校が近いことから、子どもが好きな料理を取り入れようと考えたのがハンバーグでした。開店当時から人気の『ハンバーグランチ』は3種類のソースから選べ、トッピングでチーズ(100円)、目玉焼き(100円)、オムレツ(300円)もプラスできるので、ここぞという日は豪華に仕上げるのもいいですね♪セットにはライスまたはパン、スープ、ワンドリンクが付き、ドリンクは約7種類がスタンバイ。

牛とオリーブ豚の挽(ひ)き肉を、長年かけて生み出した黄金比率でブレンドし、つなぎに生クリームを入れることでコクとなめらかさを出しています。スチームオーブンでゆっくり焼き上げることで肉のうま味をギュッと閉じ込めているのが特徴。基本は150gですが、+50gにつき+150円で増量もできますよ♪

左からジンジャー醤油(しょうゆ)、オニオン、デミグラス

ハンバーグのソースは、『ジンジャー醤油(しょうゆ)』『オニオン』『デミグラス』の3種類から選べます。ショウガとみりんの甘みが合わさった『ジンジャー醤油』や、シャキシャキとしたみじん切りタマネギがたっぷり入った『オニオン』は醤油ベースの和風スタイル。『デミグラス』はビターで奥深いコクが魅力です。どれも手作りで、ディナー用のソースはランチとは異なり、ワインを利かせて大人な味わいに仕上げるこだわりようです。

『鉄板ナポリタンセット』1,200円 ※土日祝は1,100円

ひそかに人気のナポリタンは、ジュウジュウと音を立てて運ばれてくる熱々の鉄板が食欲をそそります。大きめにカットされたタマネギや厚切りベーコンなどたっぷり!平日・休日ともにオーダーできるメニューです。

あえて濃いめに味付けされている理由は、温泉卵と絡めて食べてほしいから。これは店主の好きな食べ方だそうです。卵黄のコクと相まってリッチな味わいに。
週替わりのパスタセット(1200円)はクリーム系、オイル系、トマト系の3種類から選べます。取材日は『ソーセージとキャベツのクリームパスタ』や『サーモンとベーコンのペペ』『サバときのこのトマトソース』がありました。

クオリティーの高い自家製スイーツも要チェック!

『濃厚自家製抹茶フォンダンショコラ』640円 ※ドリンクセットは960円

店主はスイーツにも抜かりはありません。各スイーツは皿盛りでアイスとベリー系のフルーツが付くのがうれしいポイント。『濃厚自家製抹茶フォンダンショコラ』は、ホテル時代のレシピをベースにアレンジを加えた一品。一見小さく思えますが、食べ応えのある食感とコクで十分満足感を得ることができます。中の抹茶ガナッシュが溶け出すよう、温めるのに10分ほどかかるので、少し早めにオーダーして。

『クレームブリュレ』490円 ※ドリンクセットは830円

『クレームブリュレ』というと、かためのプリンのような濃密なカスタードが一般的ですが、同店のものは一口食べると、繊細なフルフルとした食感に驚きます!かなりレア気味の絶妙な火入れ加減で、もう一つおかわりしたくなるほどとろける味わいがクセになります。
このほか『ガトーショコラ』(440円)や『チーズケーキ』(380円)、『ワッフル』(440円)などもスタンバイ。スイーツメニューのドリンクセットはコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。

『アイスコーヒー』450円

ランチセットやケーキセットでも選べる『アイスコーヒー』は、すっきりと飲みやすい味わい。そのほかアルコールメニューなども各種取りそろえています。

「Bistro Bon(ビストロ ボン)」はランチメニューの選択肢が豊富。『大人ランチコース』(2500円)で優雅に食事したり、昼用のおつまみ各種とともに昼から飲んだり、思い思いに過ごして。約30m北側にあるナイスパーキング利用者は100円引きになるので、車で訪れる場合に覚えておくといいですね。

■詳細情報

■DATA

Bistro Bon(ビストロ ボン)

所在地
香川県高松市栗林町2-4-16
電話番号
087-802-1872
営業時間
ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
ディナー/18:00〜 L.O. 21:00

【高松】「キッチンMaMa(ママ)」オリーブ牛のホホ肉を使ったコスパ◎な贅沢オムライス♪

・ことでん瓦町駅近「キッチンMaMa (ママ)」

ことでん瓦町駅東口から徒歩約4分、高松市福田町のビルの1階に「キッチンMaMa(ママ)」はあります。緑の看板と赤いドアが目印のかわいらしい外観の店です。

陽光が差し込む明るい店内には、キッチンを囲むようにL字カウンターと窓側にはテーブル席があります。調理・接客を1人で切り盛りするのは店主の鎌田(かまだ)さん。MaMaという店名にもかかわらず男性の店主!?その由来を伺うと、幼児言葉でご飯の意味を表す“まんま”からきているとのことでした。

・内容充実の贅沢『オムライス』

ふわふわで絶妙なとろとろ加減の“オム”は、オーダーが入るたびに店主が一つひとつ焼き上げ、特製トマトソースと炒め合わせたライスの上にのせていきます。オーダーが重なるとでき上がりまで少々待ち時間がかかることもありますが、待つだけの価値がある美しいオムたまご。カウンター席でマスターのフライパン捌(さば)きを見るのも一興ですよ。

香川のブランド牛であるオリーブ牛の切り落としを使用したデミグラスソース。毎日、鍋の底を焦がさないよう細心の注意を払ってじっくり長時間煮込まれたソースは贅沢の極み。オムライス×贅沢デミグラスソースは言うまでもなく相性バツグンです。

『オリーブ牛のビーフシチューオムライス』950円

オムライスの上にのるのはなんとオリーブ牛のホホ肉。クレソンや紫タマネギの彩り野菜でおめかしした麗しいオムライスに、サラダとスープが付いてこの値段。コストパフォーマンスに優れたランチセットだと思いませんか?1人で店を切り盛りしているため、来店客に料理を待たせてしまい、申し訳ないというお詫びの気持ちも込めた料金設定だとマスターは話します。

・多彩な洋食プレートランチ

『日替わりプレートランチ』850円

その日の気分で選ぶもよし、マスターの気まぐれメニューに付き合うもよし、通うたびに楽しいサプライズを感じられる『日替わりランチ』。メインの盛りだくさんおかずプレートにライスとスープがセットで付いてきます。肉だけでなく魚や野菜をふんだんに使ったレパートリーも豊富で、季節によってはクリームシチューが出る日も。

取材時のおかずは自家製ミートボールにだし巻き卵のほか、白身魚のフライが登場。絶妙な揚げ加減で肉厚な魚の身のジューシーなやわらかさと衣のサクサク感が◎。プレートいっぱいの野菜サラダや小鉢もうれしい日替わりランチです。

『ハンバーグとエビフライのランチ』1,000円

日替わりランチと肩を並べる人気メニューが『ハンバーグとエビフライのランチ』。人気の2大洋食が盛られたプレートにライスとスープ付きの欲張りセットです。

粗めの合い挽き肉を使用し肉感を残したハンバーグに、オリーブ牛を煮込んで作った自家製のデミグラスソースがたっぷりオン♪エビフライはプリプリの身とサクサクの揚げ衣絶妙なの塩梅(あんばい)に「さすがは洋食店のエビフライ」とうならされるほど。マヨネーズから自家製にこだわったオリジナルのタルタルソースをたっぷりまとわせて召し上がれ。ニンジンのグラッセやナポリタンまで”THE洋食店”の味を堪能できるプレートです。

『洋風弁当』800円

テイクアウト用におかずがぎっしり詰め込まれた洋食弁当はいかが。マスターいわく、街中という場所柄家でゆっくり食べるというよりも、イートインするだけのランチタイムが取れない人が利用しているとのこと。こちらはオーダーから引き渡しまでに少なくとも20分ほど時間がかかるため、早めの電話予約がおすすめです。

お正月に合わせて伊勢エビのガーリックバターグリルやローストビーフなどが詰まった二段重の『洋風おせち』(19,800円)も作るそう。問い合わせは電話で。

・ランチ後のお楽しみ♪

『ティラミス』600円

ランチの後に時間のある人はデザートもおすすめです。イタリア産のマスカルポーネチーズと生クリームを使用したマスターお手製の『ティラミス』は、大人味が評判のデザートです。プレートにあしらわれたチョコソースとホイップクリームを絡めて食べるのもGOOD。そのほか日替わりの『ミニケーキ』(400円)もあるので、その日のメニューボードを要チェックです。

町の洋食店としてコストパフォーマンスに優れたランチを提供している「キッチンMaMa(ママ)」。ランチだけでなく、マスターのお眼鏡にかなったワインや地酒と一緒に味わえるディナーもあり、女子会や会社の宴会などにも重宝するダイニングです。

■詳細情報

■DATA

キッチンMaMa(ママ)

所在地
香川県高松市福田町12-10
電話番号
087-821-1991
営業時間
ランチ/12:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(L.O.21:30)

【高松】「もがみ屋」のたい焼きはサクッと感がたまらない♪おかずたい焼きをお供に商店街食べ歩きも

「タイヤキ もがみ屋」

ことでん瓦町駅から徒歩約5分の「タイヤキ もがみ屋」は、2023年6月21日にオープンしたたい焼き専門店。和風のガラス引き戸と真っ赤なタイが描かれた大きな垂れ幕が目印です。

南新町商店街の老舗乾物店「丸一」の前の道を東へ入ってすぐにあるので、商店街でのショッピングついでや、中心街での用事の合間にも立ち寄りやすい場所です。

こぢんまりとしていながらも、和の要素が随所に散りばめられた店内はとてもキュート。

店主は“街のたい焼き屋”を目指し、高松市中心街での開業を決意しました。以前もたい焼き店を経営していたとあって、長年のノウハウを生かし、お客さんの声を取り入れながらより良いお店づくりを目指して新メニュー考案に日々試行錯誤しているそう。

定番は小倉あんとプレミアムカスタード

ポピュラーな和スイーツですが、焼き型のデザインはお店によって異なるのがたい焼きのおもしろいところ。同店のたい焼きはしっぽが上がりお腹がぷっくりとしたフォルムで、食べやすい小ぶりサイズの型が特徴。生地は冷めてももっちりとした食感ですが、焼きたてならではのサクサク感も味わっておきたいところ。食感の秘訣(ひけつ)は生地に使用する水の温度で、その日の気温によって焼き加減に違いが生まれるため、水温は1番気にするそうです。

どこから食べてもおいしいをモットーに、頭からしっぽまであんがしっかり行き渡るよう、端まで伸ばす丁寧な作業が欠かせません。職人の技が光るポイントです。

保温器に入っている各種たい焼きは、すぐに食べる場合は2分ほど温めてくれるのでよりサクサク感を楽しめます。ストックがない場合は約10分で焼き上がることも。もし焼きたてに出合えた時は早めにパクっと頬張って!

『小倉あん』210円

不動の人気である『小倉あん』は、北海道産小豆を使用したつぶあんがぎっしり。水分量が多めな小倉あんはしっとりしていてボリューミー。

『小倉あんソフト』500円

ソフトクリームの上にたい焼きをトッピングしたカップスイーツは“あつひや”な温度差を楽しんで。ミルキー感が濃厚なソフトクリームは、スッキリとした甘さでたい焼きにぴったり。たい焼きは『小倉あん』以外にもスイーツ系のバリエーションから好きな味を選べます。

『プレミアムカスタード』220円

しっかりとした甘さの『プレミアムカスタード』は定番の一品。濃厚なカスタードは焼きたてを食べるとよりトロッとしたテクスチャーが楽しめますよ。

期間限定のスイーツ系&おかず系も見逃せない!

たい焼きは定番の『小倉あん』(210円)、『プレミアムカスタード』(220円)、『ニューリッチチョコ』(250円)のほか、期間限定のスイーツ系やおかず系もスタンバイ。おかず系は3〜4カ月の周期で新しいものに変わるのでお見逃しなく!具材のアイデアはお客さんの声から採用することもあるそう。今までに登場したものは、バレンタイン時期の『バレン鯛チョコたい焼き』や『宇治抹茶白玉たい焼き』『あんバター白玉たい焼き』など。今後もどんなたい焼きが登場するのか楽しみですね♪

『さつまいもあん』290円

『さつまいもあん』は、秋の味覚を存分に楽しめる一品です。甘みと風味がしっかり感じられるさつまいもあんのしっとり感とサクサクとした皮との対比が◎。

『黒ごまあん白玉』330円

『黒ごまあん白玉』の黒ごまあんはしっとりリッチなテクスチャーで、黒ごまのコクと白玉のもっちり感がぴったり。食べ応えもバッチリです。

『コーンクリーム』290円

たい焼き=スイーツという概念を覆すおかず系の具材にも注目を!『コーンクリーム』は北海道産の甘いコーンの粒となめらかなコーンのクリームがたっぷり入っていて、まるでコーンスープを飲んでいるかのような味わい。おかず系のたい焼きは温め直すとより本領発揮しますよ♪

『デミバーグチーズ』340円

ハンバーグとデミグラスソース、チーズが入った贅沢な『デミバーグチーズ』は食事にもってこいの一品。甘みのあるソースとコクのあるチーズで奥行きをプラスしています。小腹が空いた時のおやつとしてもぴったりです。

レトロ感のある瓶ドリンクは、『コカコーラ』(290円)、『ラムネ』(250円)、『バヤリース』(270円)などから選べます。たい焼きと一緒に撮影するとレトロな一枚に仕上がりますよ。

テイクアウトの袋には、持ち帰り後のたい焼きをおいしくいただく温め方が記載されていて、メモの通りにリベイクするとサクサク感が復活するのでぜひ試して。購入したたい焼きの種類と袋の中での並び順も記入してくれるので、どれがどの味だろうと混ざる心配もありません。友人と分ける時や、手土産に数種類買った時も判別しやすいですね。

外はサクッ、中はあんがたっぷりな「タイヤキ もがみ屋」のたい焼きは、商店街での食べ歩きやテイクアウトのおやつ、手土産にもぴったり。期間限定メニューなど公式インスタグラムからチェックしてみて。
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

タイヤキ もがみ屋

所在地
香川県高松市南新町10-1
電話番号
087-863-6303
営業時間
11:00〜18:30
※電話予約は1時間前まで、インスタグラムのDM予約は1日前まで受け付け

【閉店】「スイートポットカフェ」でヘルシーなアサイーボウルやグリークヨーグルトを♪

「sweet pot cafe(スイートポットカフェ)」

2024年8月2日にオープンした「sweet pot cafe(スイートポットカフェ)」は、アサイーボウルやグリークヨーグルトなどを中心とするテイクアウトグルメが楽しめるお店です。

坂出ICから車で西へ約4分、国道319号(坂出丸亀バイパス)沿いにある「天下一品 丸亀店」の駐車場内に店を構えているので、黄緑色のコンテナを見つけてみて。駐車スペースはどこでも利用可能です。

天気のいい日は併設のテラス席でいただくのもおすすめ。ペットと一緒に利用もOKなので、近所の人は散歩を兼ねて、遠方の人はドライブの合間に楽しむのもアリです。

アサイーボウルは砂糖不使用の優しい甘さ!

インスタグラムでアンケートを取り、“こんなお店があればいいな”という意見を形にしたのが開店のきっかけだそう。自分でカスタムできるアサイーがいい!こんなトッピングを置いてほしい!こんな甘いものが食べたい!を実現したと店主は話します。

看板メニューであるアサイーのベースには砂糖を使わず、バナナやブルーベリーなどをブレンドして自然な甘さやフルーティー感をプラス。ヘルシーですっきりとした味わいはスプーンが進みます。甘いのが好きな人はハチミツを追加してみて。

『スタンダードアサイー』1,100円

グラノーラ、バナナ、ミックスベリー、ハチミツがトッピングされた『スタンダードアサイー』はアサイーを初めて食べる人におすすめです。シンプルながらも満足度の高い一品。

『ベリーベリーアサイー』1,400円

イチゴ、ミックスベリー、ブルーベリーで覆い尽くされた『ベリーベリーアサイー』はベリー好きにうってつけ♪ハチミツもプラスして甘酸っぱい味わいに、グラノーラやナッツの食感がアクセント。

『ボリュームたっぷりアサイー』1,600円

『ボリュームたっぷりアサイー』は一味違います。アサイーとグリークヨーグルトをミックスした“オリジナルアサイー”がベースになっていて、さっぱりしつつコクも感じられるのが特徴。トッピングにはバナナ、イチゴ、マンゴー、ブルーベリー、グラノーラ、カカオニブ、ココナッツ、ハチミツと盛りだくさん!お腹いっぱいになるボリュームです。アサイーメニューは人気のため予約がベター。

アサイーだけじゃない!ヘルシーなグリークヨーグルト

アサイーだけでなく、グリークヨーグルトシリーズも要チェック。スイーツ系は終日オーダーできますが、おかず系は平日限定メニューです。

同店のグリークヨーグルトは無糖・無脂肪で罪悪感なく満足できます。カッテージチーズのような、コクがありつつさっぱりとした味わいなので、おかず系の具材と合わせても違和感がありません。

『季節のフルーツと生ハムのグリークヨーグルト』900円

平日限定のおかず系メニューは、フレンチやイタリアンの前菜を彷彿(ほうふつ)とさせる具材が魅力的です。『季節のフルーツと生ハムのグリークヨーグルト』に使われるフルーツは時季によって異なりますが、取材日は糖度の高いマスカットでした。塩気のある生ハムに爽やかなフルーツ、グリークヨーグルトのコクが相性バッチリ。ハチミツの甘さとたっぷりとかけられたブラックペッパーの風味が上品なアクセント。

『サーモンとアボカドのハニーナッツグリークヨーグルト』1,300円

糖質、脂質、タンパク質をバランスよく摂取できるランチとしてオススメな『サーモンとアボカドのハニーナッツグリークヨーグルト』は、ゴロッとぶつ切りで存在感たっぷりなサーモンと定番のアボカドの組み合わせ、バジルソースの風味とハチミツの甘さ、ナッツのコリコリとした食感による高水準なハーモニーを楽しめます。

『チョコバナナグリークヨーグルト』900円

終日オーダー可能な『チョコバナナグリークヨーグルト』は、甘いものを食べたいけどカロリーが気になる!という人におすすめ。バナナの濃密な甘さ、カカオニブやグラノーラの食感、ハチミツベースのチョコレートソースで軽やかなスイーツに仕上がっています。

グリークヨーグルトにココアパウダーをブレンドし、ほんのりカカオテイストに仕上げているのが特徴。チョコスイーツでありながらも非常にさっぱりとしているベースにご注目あれ。

『チュロス 塩キャラメル』680円

テーマパークでも見かける揚げ菓子・チュロスがソフトクリームに刺さったスイーツや、韓国風カキ氷『ピンス 各種』(950円〜)などのメニューもチェックしてみて。

「sweet pot cafe(スイートポットカフェ)」は気軽にアサイーやグリークヨーグルトをテイクアウトできるお店。天気のいい日は芝生のテラス席でまったり罪悪感のないスイーツタイムを楽しんでみてはいかが。平日のみ、学生はくじ引きの結果次第で値引きまたはトッピングが1つ無料になるサービスもあるのでお見逃しなく!

■詳細情報

■DATA

sweet pot cafe(スイートポットカフェ)

所在地
香川県丸亀市飯野町東分1201
電話番号
090-4787-5555
営業時間
11:00〜17:00(売り切れ次第終了) ※変動する場合があります
※閉店しました(2025年1月11日時点の情報)
※天下一品丸亀おいしい広場内(田村町)で春ごろ再開予定

【高松】「菓子 ホクロヤ」人気割烹料理店で味わうかき氷や新感覚のスイーツに注目!

・日本料理店がつくる菓子「菓子ホクロヤ」

ことでん一宮駅から徒歩3分。一宮町の閑静な住宅街に佇む割烹「料理 ほくろ屋」は、地元の旬の食材を味わえる日本料理店です。風情ある和風の店構えで、法要やお祝い事の席などはもちろん、昼時には上質な和のランチを求めて多くの人が訪れます。

そんな同店の由来は、2代目の高砂龍太郎さんの祖父が営んでいた和菓子店から。今は亡き祖父の味を後世に残したいと、2021年に「菓子 ホクロヤ」として日本料理「ほくろ屋」の店内で和洋菓子の販売をスタートさせました。

落ち着いた照明が灯(とも)る店内は、シックで和モダンな印象。入り口付近にはケーキが並ぶショーケースが置かれ、10:00〜18:00の間はいつでもテイクアウトが利用できます。

個室はすべてゆったりとしたテーブル席になっています。子ども用のいすが必要な人はスタッフに声がけを。茶房の利用はランチタイム後の13:00〜16:00ですが、ランチを利用の場合はそのままスイーツのオーダーがOK。食後のデザートまで心置きなく堪能できます。

・日本の魅力が詰まったかき氷

『黒みつ和三盆きな粉あんみつ』1,500円

黒蜜のエスプーマが盛り付けられた『黒みつ和三盆きな粉あんみつ』は、ふわふわの氷を食べ進めると、抹茶豆腐と寒天、求肥(ぎゅうひ)が中からお目見え。食べ始めはかき氷、終わりはあんみつという夢のような一品です。

自家製の粒あんに黒豆やきなこと、存分に和の魅力に浸れます。軽い食感でぺろりと平らげることができる一品ですが、食べ切れるか心配な人にはミニサイズ(800円)もありますよ。

2020年からスタートしたかき氷メニューは、旬の食材を使った四季折々のラインアップで登場から瞬く間に評判となり、週末や夏季などは入店が難しいこともあるほど人気の商品に。11月ごろまで提供されるメニューもあるので、夏の時期に比べると混雑も少ないシーズンは実は狙い目かも!?

かき氷の提供は茶房と同じく13:00〜16:00ですが、こちらもランチ後にそのままデザートとして頼むこともできます。混雑時は提供が遅くなることもあるそうなので時間には余裕を持ってオーダーするのがベター。

・見目麗しいスイーツを店内でもテイクアウトでも

『しぼりたてシューモンブラン』1,200円

カスタードクリームと生クリームを合わせたクレームディプロマットを、注文を受けてからシューに詰め込んだザクザク食感の『クロッカンシュー』。その上にモンブランクリームを贅沢に織り重ねた『しぼりたてシューモンブラン』は、バニラビーンズが香る甘さ控えめのクリームと、和栗の濃厚な風味が重なりあって上品な味わいです。

モンブランクリームはお客さん自身で絞ることもできるそうで、食べる前からワクワクできる体験型のスイーツです。できたてのモンブランで秋の味覚を満喫しましょう♪

『カボチャのエクレア』594円

カスタードとキャラメルクリームのエクレアの上に、カボチャクリームをのせた『カボチャのエクレア』。キャラメリゼしたアーモンドのカリッとした食感がアクセントになっています。

『ホットコーヒー』400円

コーヒーの苦みと酸味がスイーツの甘みを引き立てて、一緒にいただくティータイムは至福のひととき♪かわいい有田焼のカップ&ソーサーで提供されるとなおさら気分も上がります。スイーツとドリンクをセットで注文すると100円引きになるうれしいサービスも。

旬のフルーツをまとったスイーツは宝石のようにどれもきらびやか。ショーケースに並ぶスイーツにプラス500円すると、小さなスイーツとの盛り合わせにできる『デザートプレート』もお見逃しなく!

・伝統と革新が融合した「ネオ和菓子」

『クランチ羊羹(ようかん)』ドライフルーツ324円、黒ごま270円、粒あん270円

和菓子屋を営んでいた祖父の味を後世に残したいと、引き継いだレシピをベースに生まれた『クランチ羊羹』。滑らかな羊羹の下にあるのは、サクッとした食感のクランチチョコレート。日本料理で培った技術と現代のアイデアを組み合わせた新食感のスイーツです。

つぶあん、こしあん、抹茶、黒ごま、ドライフルーツの5種類があります。抹茶の芳醇(ほうじゅん)な香りや、黒ごまの香ばしさやプチプチとした歯触りなど、それぞれの素材の味や異なる食感が合わさり、甘さ控えめながら充実した食べ応え。和菓子を普段食べないという人にもおすすめできるので、箱入りは贈答用にもぴったりです。

17:00〜21:00のディナーは予約のみの営業なのでご注意を。昼と夜は瀬戸内の旬の食材を使った会席料理が堪能できる「料理 ほくろ屋」。カフェタイムは日本料理店ならではの手腕が光る新感覚スイーツをいただける「菓子 ホクロヤ」と、2つの顔を持つ同店。

伝統の味を守りながら、時代の流れとともに進化したネオ和菓子や多彩なかき氷を目当てに、今日も幅広い世代の人がお店を訪れます。

■詳細情報

■DATA

料理 ほくろ屋/菓子 ホクロヤ

所在地
香川県高松市一宮町455-40
電話番号
087-885-3167
営業時間
ランチ/11:30〜14:00(L.O. 13:00)
茶房/13:00〜16:00
ディナー/17:00〜21:00(L.O. 19:00)
テイクアウト/10:00〜18:00(売り切れ次第終了)
※茶房は予約不可、ディナーは予約のみ

【閉店】「cafe りとるの」本当は秘密にしたい!ハイレベルな瀬戸内鮮魚が食べられる店

・鮮魚が自慢「cafe RITORNO(りとるの)」

ことでん長尾線林道駅から車で3分、レインボーロードの側エリア、「ホームランドーム」のすぐ東の道を南に進んだ住宅街の一角、マンションの1階部分にひっそり店を構えるのが「cafe RITORNO(りとるの)」です。イタリア語で「ただいま」や「おかえり」という意味を持つリトルノ。最後に“の”がつく単語は、やわらかく讃岐の方言にも似た響きがあるから店名にしたと店主・藤代さんは話します。

入り口前の軒下には、縦列駐車で4台分の駐車スペースがあります。店内はカウンターとテーブル席のほか、家族やグループなど大人数で利用するのにぴったりな掘りごたつ式のテーブルがあり、カウンターを隔てて一人で手際よく調理する店主の姿をうかがうことができます。

・美しい「鮮魚盛りランチ」がおすすめ

タイ・ヒラメ・カワハギ・アコウ・ハリイカ・セイゴなど、瀬戸内の魚の豪華オンパレード。これがカフェのランチプレートとは思えないほどの贅沢さで、盛り付けの美しさにもうっとりします。「白身の魚が多いんですけど」と切り出した店主。「盛り合わせの定番でもあるマグロやサーモンは瀬戸内海で水揚げされないですからね」とほほ笑みながら話します。天候や季節によって入荷する魚の種類は変わるので、カウンター上のメニューボードまたは店主に気軽に聞いてみて。

『お刺身ランチ』1,300円〜

ご飯に具だくさんみそ汁、サラダに手作りの小鉢が3つと皿数も多く満足度の高い『お刺身ランチ』。お好みで白ごを鯛めし(+100円)に変更も可能です。3種盛り(1,400円)、4種盛り(1,600円)5種盛り(1,800円)6種盛り(2,000円)と、鮮魚の種類数によって値段が変わります。

店主自ら庵治漁港へ出向いて、吟味した魚を仕入れるのが日課で、天候不順や店主のお眼鏡に適(かな)う水揚げがい日は、多種盛りができなかったり、お刺身ランチ自体が提供できない日もあるそう。公式Instagramでも告知しているので要チェックです。
➡︎公式Instagramはこちら

薄紫の花が美しいエディブルフラワー(食べられる花)や薬味の小シソやミョウガ、季節を感じるヒバやモミジ、魚の形に切り抜かれたニンジン、鮮魚と一緒にあしらわれた装飾にも一切手を抜くことがありません。

・鮮魚のイタリアンメニューも人気です

『AJIパッツァ(アクアパッツァ)ランチ』1,400円

お刺身プレートの代わりに鮮魚を使ったアクアパッツァがメインのランチはいかが?ご飯とみそ汁、サラダと小鉢3種がセットになったボリューム満点なメニューで、こちらも+100円で白米を鯛めしに変更可能です。

庵治漁港で取れた新鮮なタイの切り身を中心に、エビやアサリの魚介を使用。ドライトマトの酸味と塩コショウとローズマリーの風味をまとわせ、ココットの中の魚介が躍るほどの強火で調理するアクアパッツァはシンプルに魚介を味わうのにもってこいの調理法です。

ランチにはそのほか、海老カツやチキン南蛮、エビクリームコロッケといったラインアップから、フライがチョイスできるお刺身&フライのコンボランチがあり、店主の気まぐれの『海老チリ』や『ふわふわ鯛味噌焼き』の限定ランチが登場することも。

・食事後はスイーツで一息

『ティラミス』500円

食事のインパクトの強い同店ですが、カフェメニューもしっかり充実しています。店主自ら店内で焼き上げたスポンジを使用する『ティラミス』は、しっかり濃いめのエスプレッソの奥にふわりと香るラム酒がポイント。大人味のスイーツはカフェタイムはもちろん、食後に食べても料理に負けないだけの存在感があります。

『モンブラン』700円

期間限定の『モンブラン』にも手作りスポンジが使われています。ふわふわ生地の上には同店オリジナルの栗の風味豊かなマロンクリームがたっぷり絞りかけられていて食べ応えも◎。スイーツメニューはのほか『クリームブリュレ』や『フォンダンショコラ バニラアイス添え』(各500円)とうれしいラインアップです。

『カフェオレ(ICE)』550円

カフェタイムとしても食後の締めとしてもぴったりなドリンクメニューも豊富にそろいます。 食事インパクトにも負けないだけの深煎(い)り『オリジナルブレンドコーヒー』(500円)や『カフェオレ』、『ウィンナーコーヒー』(550円)のほか、『マンゴージュース』や『グァバジュース』(各550円)などのトロピカルジュースもありますよ

早朝の魚の仕入れからモーニング、昼下がりの時間帯まで利用可能なランチに加え予約制の夜営業まで、店主の惜しみないサービス精神が感じられる「cafe RITORNO(りとるの)」。仲の良い友達や家族にもこっそり教えたいほど本当は独り占めしたいお店です。

ただし、この場所でこの満足度の高いランチを味わえるのは2024年11月30日(土)まで。信頼を置くなじみの漁師が高齢のため廃業することを契機に、いろんな理由が重なったことから、同店も一度区切りをつけることにしたそうです。閉店まで残りわずかの期間、時間を作って食べ納めしてくださいね。

■詳細情報

■DATA

cafe RITORNO (りとるの)

所在地
香川県高松市木太町1153−1
電話番号
087-813-5838
営業時間
ランチ/11:00~18:00(L.O.17:00)
ディナー/18:00〜(要予約)
※閉店しました(2024年12月1日時点の情報)

【丸亀】「mame(マメ)」がオープン!シフォンケーキランチやスイーツが楽しめるカフェ

「mame(マメ)」

「mame(マメ)」は丸亀市飯山町にあるシフォンケーキが看板メニューのカフェ。坂出ICから南東へ車で約10分走ったのどかな田園エリアにあります。店舗前のアスファルト部分は、同敷地内にある工務店「MIYAGAWA(ミヤガワ)」の駐車場なので「mame」を利用の場合はすぐ横の未舗装エリアに、カーポート前への駐車は避けて停めましょう。

元は「MIYAGAWA」の旧本社だった建物をリノベーションし、2024年8月23日にオープン。内装は「MIYAGAWA」が担当し、シンプルで温かみのある空間に仕上げられています。

メゾネットタイプの2階には、横並びに座れるL字のベンチシートと、まるで友達の家に遊びに来たようにくつろげる座敷席があります。隠れ家っぽさもあってワクワクしますね♪

2階から眺める店内もステキな雰囲気。1人での利用に使いやすいカウンターは3席完備。スタッフとのトークも楽しんで。

店主(写真右)は県内の人気カフェで約11年店長とパティシエールを担当していました。もともと好きで作っていたシフォンケーキは、やわらかいテクスチャーで仕上げたいと試行錯誤を重ねた末にたどり着いた独自のレシピ。きび糖、ハチミツ、太白ごま油など、体に優しい素材から作られています。

店名の「mame(マメ)」の由来は、母と娘の名前の一文字ずつを合わせて付けられています。“豆”にもかけられていて、コーヒー豆や小豆のデザートなど、豆を使ったメニューも提供。ショップカードに描かれているインパクト抜群なキャラクターはデザイナーにオーダーしたオリジナル。入り口横の塀にもお客さんを迎えるかのように描かれているので、訪れた時にチェックしてみて。

ランチとスイーツが選べるシフォン

『まめリータ』1,680円

デザートのイメージが強いシフォンケーキですが、とても珍しいランチメニューが10月からスタートしました。年間通して楽しめる予約制のランチは、マルゲリータ風の『まめリータ』(1,680円)、ハーブチーズクリームを絡ませたチキンにメープルライムソースをプラスした『まめぷるライムチキン』(1,780円)、自家製の万能調味料・アドボシーズニングでスパイシーに仕上げた『まめぷるライムチキンスパイシー』(1,830円)の3種類がスタンバイ。そのほか期間限定品も登場予定。当日の台数に限りがあるため予約して。

『まめリータ』は、チーズとブラックペッパーを練り込んだシフォン生地に、ベビーリーフとバジルチーズクリーム、トマトソースの組み合わせがまるでピザの“マルゲリータ”。ホールサイズの大きさにビックリしますが、エアリーなので意外にもペロリと完食できますよ。

バジルの風味が爽やかなクリームチーズはコクがしっかり。ほんのり甘いシフォン生地にピリッとしたブラックペッパーのアクセント、トマトソースの酸味などがバランス良く組み合わさっています。

ランチに付く『ジンジャービネガースープ』はサンラータン風で酸味がアクセント。たっぷりのショウガとビネガー、 オリジナルブレンドのスパイスで、 心も体も温まります。

『ベリーチェリー(ショコラ)』1,540円

スイーツ系シフォンケーキはプレーン生地、ショコラ生地合わせて約10種類から選べますが、その中でもおすすめは『ベリーチェリー(ショコラ)』。ゴージャスな見た目になんだか気分も上々♪プレーン生地の『ベリーチェリー』(1,490円)に50円追加でショコラ生地へチェンジしたバージョンです。

ショコラ生地は優しい甘さの中にほんのり感じるカカオのビターテイストが上品で、ベリー類の爽やかな酸味にマッチしています。オリジナルのシャンティクリームとのバランスも◎。

スイーツ系シフォンケーキを注文すると付いてくる『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は自家製のシーズニングを絡めたスパイシーナッツ。甘くてフワフワのシフォンケーキと対照的な食感と味わいなので、甘味の箸休めがてら交互に食べるとクセになること請け合いです。

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』230円

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は単品でも販売しています。ナッツ好きな人はぜひ。

スイーツやドリンクでおすすめはコレ!

『ウインナーコーヒー』680円

「mame」は“豆”にこだわっているということで、店主自ら選んだ豆のコーヒーメニュー(500円〜)も見逃せません。『ウインナーコーヒー』は、別添えのシャンティを自分でコーヒーに浮かべるアクションも楽しい一品。ダブルドリップ製法で抽出したコーヒーは、もちろんしっかりとした濃さでありながら苦すぎず、ほんのりフルーティーな軽やかさも感じられます。

シフォンケーキにも使われているオリジナルのシャンティクリームは、ハチミツの甘さと風味がしっかり感じられます。単なる純生クリームではなく、とある隠し素材が使われていますが、味覚が鋭い人ならかすかな風味で気付くかも?実際にいただいてからのお楽しみですね。しっかりとしたコーヒーの濃さに、シャンティのコクとハチミツの甘さがよく合います。

『ブラッドオレンジジュース』650円

ランチシフォンと相性のいいドリンク。シチリア産のブラッドオレンジを使った濃厚でさっぱりとした味わいのジュースです。色味も鮮やかでシフォンケーキと並べて写真を撮るのにもぴったり。

『マメロン』390円

テイクアウト品として“マカロン”ならぬ『マメロン』も。カラフルでまるで宝石のよう。ついつい買いたくなりますね。スイーツだけでなくランチとしてもシフォンケーキを味わえる「mame(マメ)」は、街なかの喧騒(けんそう)を忘れてのんびりカフェタイムを楽しみたい人にもおすすめです。ランチは予約の上訪れて。

■詳細情報

■DATA

mame(マメ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元2839-5
電話番号
090-7577-5123
営業時間
11:00〜17:30
※ワンドリンク制

【高松】「ant ant(アントアント)」のケーキ&焼き菓子は種類豊富!ミルクレープは必食♪

「洋菓子店 ant ant(アントアント)」

「洋菓子店 ant ant(アントアント)」は前身の「Crepas」から10年以上続くパティスリー。もともと外壁デザインに“アリ”をあしらっていたことから「アリのケーキ屋さん」と親しまれていたこともあり、2018年8月のリニューアル時に英語でアリを意味する“ant(アント)”を店名に採用したそう。ことでん松島二丁目駅から徒歩約2分、高松第一小中学校の前の松島町交差点の角にあります。駐車場は北側に4台分完備。

丸窓がキュートな引き戸を開けると、オープンキッチンの作業場とケーキのショーケースが目に飛び込んできます。左手奥にある黒板のチョークアートが印象的。

ショーケース内には常時約20種類の生ケーキがスタンバイ。『やわはだロール』や『ミルクレープ』など定番品のほか、約半数は旬の素材を使用した季節限定品が並びます。

風味豊かな発酵バターを使用した焼き菓子も約20種類から選べます。食感にも気を配り、クッキーはサクサクっと軽く、パウンドケーキやフィナンシェなどはしっとりと口溶けなめらか。

店主が心がけていることは、シンプルであること。必要以上にいろいろな食材やスパイスなどを組み合わせるのではなく、老若男女誰にでも親しまれるような、分かりやすい味を目指しています。

注目の生ケーキはこれ!

『ミルクレープ』600円

ミルクレープといえばクリームとクレープ生地を何層にも重ねたものが主流ですが、こちらのミルクレープはフルーツをたっぷりサンド。満足度が高く、同店で1番人気の商品です。しっとりとしていて歯切れの良いクレープ生地にカスタードクリームのコク、フレッシュなフルーツのバランスが◎。手頃なスイーツ『もちもちクレープ』(200円)にも使われているクレープ生地は毎日100枚以上も焼いているそう。

『チョコ生タルト』380円

開業当初からある人気商品の『チョコ生タルト』は絶妙な火入れで焼き上げ、生チョコを思わせる口当たりがクセになるチョコタルトです。サクサクホロホロとした食感のタルト生地に、カカオの風味とほんのり酸味が感じられるチョコガナッシュクリームがオン。ビターテイストに純生ホイップクリームがマッチしてまろやかな味わいです。

『シュークリーム』220円

『シュークリーム』はクロッカン生地をのせて焼き上げ、パリパリとした食感のシュー生地に、カスタードと純生ホイップをブレンドしたクレームディプロマットのミルキーな風味が織りなすコントラストが楽しい一品。シュー生地の香ばしさや卵の風味など、シンプルながらも奥深いシュークリームです。

『プリン』300円

生クリームの配合が多めのリッチな『プリン』は、バニラビーンズたっぷりで風味が良く、なめらかな舌触りが特徴です。子どもからお年寄りまで喜ばれるような安定感!

手土産にもぴったりな焼き菓子

左から時計回りに『ショコラナッツクッキー』『ナッツクッキー』『きなこクッキー』袋入り各種320円

ミニサイズのパウンドケーキや小袋サイズのクッキーは、ちょっとした手土産にもぴったり。クッキー生地のベースには発酵バターを使用しているので、プレーンでも十分奥深い味わい。

『ショコラナッツクッキー』は、はかないホロホロとした食感に、コリっとするクルミや焼き込みチョコがアクセント。粉糖がまぶされたスペインの伝統菓子“ポルポローネ”風の『ナッツクッキー』は、口溶けのいいクッキー生地とナッツのコリっと食感がクセになる一品。和菓子感もある『きなこクッキー』は、きな粉の風味とコクがしっかり。

『国産レモンのふんわりケーキ』320円

冷凍状態で販売されている『国産レモンのふんわりケーキ』は3個入り、5個入り、10個入りの箱詰めがあるので、贈答にもおすすめ。国産レモン果汁と皮をたっぷり練り込み、ふんわりしっとりとした生地はさっぱりとした味わい。

『ミルクレープ(ホール15cm)』4,100円

ホールケーキの予約は電話やインスタグラムのDMで2日前までに。人気のミルクレープもオーダーできますよ♪

「洋菓子店 ant ant(アントアント)」はシンプルながらも味わい深いケーキや焼き菓子ばかり。マルシェやショッピングモールなどにも定期的に出店しているので、インスタグラムのスケジュールをチェックしてみて!
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

洋菓子店 ant ant(アントアント)

所在地
香川県高松市松島町2-2-14
電話番号
087-813-4560
営業時間
11:00〜19:00
※インスタグラムDMでも予約可能

【高松】花屋&カフェ「ビオルネ」で心に潤いチャージ♪色鮮やかな空間でランチを

「VIE.ORNE(ビオルネ)」

「VIE.ORNE(ビオルネ)」は、2020年にオープンした生花やドライフラワーなどを扱うフラワーショップ兼カフェ。ことでん松島二丁目駅から徒歩約2分の松島町交差点にあり、駐車場は北側に2台分完備しています。車や人通りの多い立地で、 店前に置かれたたくさんの植物が、 道行く人の心を癒やしてくれます。

色鮮やかな花々と店主自ら塗ったという、明るいブルーの壁面とのコントラストが印象的な店内。花の配達で留守にしている時もありますが、基本的にスタッフがいる時はいつでもカフェ利用できます。

販売している花は、プロテアやバンクシャなど、なるべく珍しい種類を仕入れるようにしているそう。生花からそのままドライフラワーに移りゆくものが多いので、インテリアとしても長く楽しむことができるのもうれしいところ。

切り花の購入や自宅用はもちろん、ギフトにぴったりのブーケもおすすめ。花を贈りたい相手の雰囲気や予算を伝えると、女性店主がセンスよく花束を作ってくれるので、記念日などに利用する常連さんも多くいます。

カフェスペースにはカウンターやテーブル席がありますが、人気はソファ席。それぞれテイストが異なるイスは、どこに座るか迷ってしまいそう。花のあるエリアとはまた違った雰囲気の壁紙や、ドライフラワーに囲まれて写真映えも抜群なので、自撮りをするお客さんも多く見られます。

人気のフードはタコライスとオムライス

メニューはランチにぴったりなフード系や、スイーツ、コーヒー系、ソフトドリンク、スムージーなど多数取りそろえています。イートインだけでなく、すべてテイクアウトもOK。フード系は砂糖や添加物をなるべく使わないよう心がけています。

『タコライス』1,000円

フード系メニューの中で人気の『タコライス』は、甘めに味付けした合い挽(び)き肉がたっぷり入っていてボリューミーな一品。フレッシュフルーツも付いてくるので食後の口直しにもぴったり。

『デミグラスソース風オムライス』1,200円

『デミグラスソース風オムライス』も定番の一品。タマネギや牛肉などをじっくり煮込んだビーフシチューは、2種類のワインを入れることで深みがしっかり感じられ、オリーブオイルでふわっトロ食感に仕上げた卵との相性もばっちりです。

『ラクレットチーズに溺れるホットドッグ』900円

パン派の人にもうれしい『ラクレットチーズに溺れるホットドッグ』は、その名の通りラクレットチーズがたっぷりかかっていて、軽食ながらも満足度の高さが魅力です。

ハードパンの食べ応えと、ウインナーのうま味、ラクレットチーズのコクが三位一体となったホットドッグ。同じパンを使った3種類のバインミーサンドもお見逃しなく。フード系メニューはレギュラーコーヒーまたは紅茶が選べ、そのほかのドリンクは100円引きに。

フルーツが決め手のスムージー&フレンチトースト

『バインミーフレンチトースト フルーツミックス』1,200円

バインミーとはベトナム語で“パン”という意味。メニューにバインミーサンドイッチがあることから、スイーツメニューのフレンチトーストにも同じ名が使われています。ミックスベリーに季節のフルーツがたっぷりのった『バインミーフレンチトースト フルーツミックス』(1,200円)のほか、メープルストロベリー、チョコバナナ、メープルフルーツ、オレンジメープル、チーズ(各1,000円)も。

ホットドッグやバインミーサンドと同じハード系パンに、アパレイユ(卵液)を直前に浸して焼き上げます。程よい甘さでふわふわエアリーな食感。

『本日のミックススムージー』700円

テイクアウトする人も多いスムージーは、フルーツのみで作るものが5種類、ミルクベースが5種類の合計10種類がスタンバイ。どれも果物の甘さのみで仕上げているのが特徴です。5種類のフルーツが使われる『本日のミックススムージー』は甘めまたはさっぱりを選ぶことができ、そのフルーツによって甘さが調整されます。取材時はパイナップル、グレープフルーツをベースにしたさっぱりめをセレクト。

店名の「VIE.ORNE(ビオルネ)」はフランス語で“生活に彩りを”という意味。色鮮やかな花々をギフトとして贈ったり、インテリアや日常の彩りとして自宅に飾ったり、花を眺めながらカフェで思い思いの時間を過ごすことができる同店。すべてのメニューがテイクアウト可能なので、ふらっと寄ってみては。隣接するパティスリー「ant ant(アントアント)」のケーキも、ワンドリンク注文するとイートインすることができますよ。

■詳細情報

■DATA

VIE.ORNE(ビオルネ)

所在地
香川県高松市松島町2-1-14
電話番号
087-887-3754
営業時間
11:00〜17:00
※配達で不在の場合があるので予約がおすすめ

【高松】「台湾茶専門店ランプ屋 2号店」カジュアルに楽しむ台湾茶と台湾フードがランチで登場!

・「台湾茶専門店ランプ屋 2号店(片原町店)」

ことでん片原町駅から徒歩1分。片原町東部商店街の一角に「台湾茶専門店ランプ屋」の2号店が2024年6月にオープンしました。茶器を使った本格形式の1号店に対し、2号店はティーポットで提供するカジュアルなスタイル。気軽に昼の時間帯に台湾茶を楽しむことができます。

店内はカウンター席が多めで、一人でも気兼ねすることなく時間を過ごせそう。11:00〜14:00の間はランチとして台湾フードが楽しめ、17:00〜21:00は居酒屋メニューも登場。アルコールは終日オーダーOKなので昼飲みもできちゃいますよ。

台湾茶は1号店と同じく、オーナーが現地から直接買い付けた茶葉が使われ『凍頂烏龍茶』や『東方美人』など5種類がそろいます。迷ったときはスタッフにオススメを聞いてみて。

・カジュアルなスタイルで台湾茶が楽しめる

『四季春烏龍茶(水出し)』450円

一般的な烏龍茶のイメージと違い、澄き通った黄緑色の『四季春烏龍茶(しきはるウーロン茶)』は、ほのかな花のような香りと爽やかでサッパリとした飲み口が特徴。一晩かけてじっくりと抽出されているので、冷茶でも華やかな香りを楽しめます。

台湾茶は購入もOK。専用の道具がなくても、急須やティーポットで淹(い)れられるので、自宅でも気軽に台湾気分に浸れます。値段と内容量は種類によって異なり、30gまたは50gで1,150円〜1,650円です。何煎も楽しむのが台湾茶の特徴なので、1杯あたりで考えると意外とリーズナブルかもしれませんね。

・人気の台湾フードがランチで登場!

『ルーロー飯』セット1,200円、単品900円

フードメニューにも注目を。ランチには台湾フードとして人気の高い『ルーロー飯』が週替わりで登場します。昼のランチタイムだけ注文できるお得なセットは、スープ、小鉢3品、水餃子、水出し台湾茶が付いてボリューム満点。

八角が香る甘辛い自家製タレが染み込み、良質な脂だけを残した国産豚バラ肉が口の中でとろけるよう。スパイスが苦手という人も多いので、誰もが満足できるように試作を繰り返した自慢の一品。ルーロー飯を食べたことのない人もお試しあれ!

セットに付く水餃子は、餃子メニューが豊富な高松市の居酒屋「ギョーザベース」の餃子のタネと皮を使い店内で包んだもの。モチッとした肉厚の餃子を、ポン酢かゴマだれを絡めて味わって。オーナー同士の交流がきっかけで、同店でも提供されることになったそう。人気店の一皿がランチで食べられるとあって見逃せませんね!

『台湾まぜそば』900円

ピリ辛の肉みそを歯応えのある太麺にのせた、汁なし麺の『台湾まぜそば』。トッピングされた卵黄、ネギ、ニンニク、きざみ海苔(のり)、粉末状の削りぶしをよくかき混ぜていただきます。

こってりした濃いめの味付けに、卵黄のマイルドさ。それぞれが強い風味を持つ具材たちは、混ぜれば混ぜるほど味に深みが出てきます。しばらく食べ進んだ後には、お好みでこんぶ酢をかけて味変を。辛さでしびれた口の中がリフレッシュしますよ。
プラス100円でご飯付きにもできるので、麺を食べ終えたらシメの追い飯を。どんぶりの底に残ったタレや具材を余すことなく堪能できます。

・豆花(トウファ)や食べる台湾茶アイスも見逃せない

『ミニ豆花(トウファ)』450円

台湾の国民的スイーツの豆花(トウファ)は、豆乳を固めたヘルシーなデザート。同店の『ミニ豆花(トウファ)』は、蜜のような甘い香りが特徴の“蜜香紅茶(みっこうこうちゃ)”を使ったシロップにマンゴー、白玉が入り、パウダー状に削られたナッツが加えられています。つるんとした喉ごしの優しい甘さで、温かい台湾茶と合わせると、口の中で広がる風味と鼻孔を抜ける香りの変化を楽しめ、よりいっそう癒やされます。作れる数に限りがあるため、日によっては売り切れになることも。

『台湾茶アイス』450円

ほうじ茶のような香ばしさとまろやかさが特徴の“鉄観音茶(てっかんのんちゃ)”を使った『台湾茶アイス』は、高松市香南町でジェラートやチーズを販売している「赤松牧場」と開発したコラボ商品です。一口目は優しいミルクの風味が伝わり、食べ進めるごとに台湾茶の香りが口の中いっぱいに広がります。ランチと一緒なら100円引きになるサービスもあるので、食後は食べる台湾茶こと『台湾茶アイス』でシメて最初から最後まで台湾気分にどっぷり浸ってみて♪

・17:00からは居酒屋メニューで一杯♪

『名物ホルモン焼き』700円

同店は17:00から居酒屋メニューも登場します。プリプリのホルモンを濃いめに味付けた『名物ホルモン焼き』は、ご飯やビールが進むこと間違いなし!そのままでもしっかり味が付いていますが、自家製のピリ辛タレにつけてもOK。香ばしいコクと脂のうま味がたまりません。

17:00〜21:00の時間帯も、台湾茶や単品で食事メニューもオーダーできるので、サクッと晩ご飯をいただくも良し、ゆったりお茶とデザートを味わいながら夜カフェ使いするも良し。笑顔がすてきなスタッフが作り出す和やかな雰囲気に、思わず自宅のようにくつろいでしまいそう。

よりカジュアルに台湾茶が楽しめる「台湾茶専門店ランプ屋 2号店」。昼も夜も台湾フードやアルコール、スイーツが楽しめる同店で、高松にいながら台湾旅行気分を味わいませんか♪

■詳細情報

■DATA

台湾茶専門店ランプ屋 2号店

所在地
香川県高松市片原町4-2
営業時間
ランチ/11:00〜14:00
ディナー/17:00〜21:00

【高松】「KAZMART(カズマート)」で和風の創作料理とフォトジェニックな空間を楽しんで♪

「KAZMART(カズマート)」

ことでん片原町駅から徒歩約3分、片原町西部商店街と高松ライオン通商店街が交差する角に、2023年4月にオープンした「KAZMART(カズマート)」は、和食ベースの創作料理やアルコールが楽しめるキッチン&バー。オープン当初よりも北側のガラス面が大幅に広くなり、より明るい雰囲気になりました。

“海外から見た日本”がコンセプトの店内には、ピンクの照明や障子、鳥カゴの中に飾られた桜など個性豊かな“Japan”要素が随所に散りばめられています。飲食店のイメージと反したインパ クトのある空間は、提供されるこだわりたっぷりの料理とのギャップを狙ったそう。フォトジェニックな面と、店主が腕によりをかけた確かな料理の数々が多くのファンを魅了しています。

ハイチェアーのカウンター席ではスタッフとのトークも楽しんで。グラフィックデザイナーが同店のために描き下ろした巨大なアート作品も要チェック。

店名の「KAZMART(カズマート)」は、店主・和馬(かずま)さんの名前と、“和”食、平“和”にもかけられています。コロナ禍でグループ店も打撃を受け、大変だった中でも多くの人々からの助けがあって料理を作らせていただいているということを再認識し、感謝や平和をたくさん感じた経緯から、平和という意味も店名に込めたと店主は話します。

和食ベースのハイセンスな創作料理

寿司や和食の経験を持つ店主が生み出す料理は、和をベースに家庭では作るのが難しいものや考えつかないものを、身近な食材やなじみのある料理と掛け合わせ、創作性に富んだ料理に仕上げているのが特徴。どれも濃い味ではなく、深みと風味がしっかり感じられつつ上品な味わいです。和の食材を必ず一つは取り入れるこだわりにも注目を♪
通年メニューのほか、手書きのメニューに記載された料理は魅力的な食材が出たタイミングで内容が変わります。平日限定のランチメニュー(1,300円〜)も見逃せませんが、今回は土・日曜・祝日と終日夜メニューとして提供される品々を紹介します。

『スモークハマチの胡椒タタキ』1,780円

ハマチ特有の香りや脂がのった風味は、コショウを身にすり込むことでさっぱりとした味わいに。ヒッコリーの香りを燻(いぶ)して重厚感を、ドライ醤油(しょうゆ)で香りもプラス。エノキを乾燥させ素揚げしたものは、かめばかむほどうま味が出てきます。

炙(あぶ)ったハマチの皮目がパリッと小気味良い食感。盛り付け一つとってもセンスあふれる一品を堪能して。従来のタタキ料理のイメージが覆るかも?

『生ラムのメンチカツ』980円

臭みの少ない新鮮なラム肉を、ブロック肉から筋と脂を取り除き、ミンチにする部位とサイコロ状にカットするといった手間を惜しまぬ工程を経て作られたメンチカツ。ゴロゴロっとした肉の食感も楽しめるよう、サイコロカットをローストしてミンチ肉で包み、ミディアムレア状に揚げます。仏生山で食酢を製造販売する老舗「神崎屋」の「神崎ソース」による奥深いコクと香辛料の風味が、よりラム肉のうま味を引き立てます。

『白味噌(しろみそ)カレーおうどん』850円

うどんメニューも例にもれず魅力的なものばかり。『エビのトマトクリームおうどん』(980円)や『イカ墨釜玉おうどん』(950円)といったパスタ風のものから、『和三盆だしのごぼ天おうどん』(650円)、『和三盆だしの牛しゃぶおうどん』(950円)といった、定番感のあるものもスタンバイ。『白味噌カレーおうどん』は白味噌、スパイス、ペースト状の鶏肉をベースに、魚の出汁(だし)であるフュメ・ド・ポワソンで溶いたスープが決め手のうどんです。計算された平麺の厚みや幅にもご注目あれ。

スープはカレーらしいクミンの香りに、鶏肉のうま味やかつお節の風味が奥行きを生み出しています。ひとひねり、ふたひねりあるうどんにトライしてみて。

スイーツ?酒のアテ?絶妙な塩梅(あんばい)の品々

『季節のフルーツとレバーパテ クルミのチュイール』680円

フランス料理のオードブル的なフィンガーフード『季節のフルーツとレバーパテ クルミのチュイール』も手が込んでいます。大福風にレバーパテを求肥(ぎゅうひ)で包み、シナモンとクルミが効いた薄焼きクッキー“チュイール”でサンド。そして季節のフルーツをオン。それぞれの食感や風味がとても楽しい一品です。

『バスクチーズケーキ』600円

『バスクチーズケーキ』も一筋縄ではいきません。小麦粉を使わずトロトロのテクスチャーに焼き上げた生地が目にもおいしいこちら。ホワイトチョコとバターのコクが感じられつつ、甘さを極力減らしてお酒のアテに仕上げたチーズケーキです。コリっとした食感のマカダミアナッツや、同店ならではの和のアクセントとして、最後に振りかけられるドライ醤油とミカンの皮も入ったスパイシーな七味が上品に香り、スイーツとおかずの中間といった絶妙な立ち位置です。平日ランチの利用時はプラス500円で楽しめますよ。

店名と同じく平和の意味が込められている同店オリジナルキャラ“ピースバニー”は、壁面のアートと同じグラフィックデザイナーの作品で、よく見るとピースした手の形が輪郭のモチーフになっています。 何匹か店内でかくれんぼしているかも?

和を感じるハイセンスな創作料理を楽しむことができる「KAZMART(カズマート)」。ディナーのほか平日限定ランチや、土・日曜・祝日の12:00〜17:00は、スパークリングワインが1杯290円で楽しめるお得なハッピアワーを開催。食事とともに昼飲みも楽しんで。

■詳細情報

■DATA

KAZMART(カズマート)

所在地
香川県高松市片原町9-15
電話番号
087-884-5610
営業時間
平日ランチ/11:30〜14:30
平日ディナー/17:00〜23:00
土・日曜、祝日/12:00〜23:00(最終日は22:00まで)

【高松】「台湾茶専門店ランプ屋」本格形式の台湾茶とカクテルで週末の夜に癒やしを

・「台湾茶専門店ランプ屋 1号店」

「台湾茶専門店ランプ屋」は、ことでん片原町駅から徒歩5分。フェリー通りの東側に位置する高松市御坊町にあります。道路に出された看板を目印に、ビルの2階へ階段を上がりましょう。

オープンのきっかけは、オーナーが百貨店でバイヤーをしていた頃に出合った台湾茶に衝撃を受け、この感動をみんなに届けたいとマルシェで茶葉を販売したのが始まり。次第にお店もやってほしいという要望に応え、金曜と土曜の夜にだけ営業する“台湾茶Bar”として2023年5月に実店舗が誕生しました。

台湾茶の香りで、日々の疲れや悩みごとが少しでも和らぐように。店名の由来は、暗い心を優しい光でほんのり照らす“ランプ”のような存在でありたいと名付られました。オーナー自身も初めて台湾茶を口にしたとき、なんとも言えない幸せな気持ちになったそう。

ランタンが灯(とも)った店内は、温かみがありながら落ち着いた雰囲気。おすすめはバーカウンター前の席。メニューに記されている12種類の台湾茶は、初めての人も選びやすいよう特徴が書かれているので安心です。アルコールも充実しているので、お酒が飲みたい人と一緒に楽しめるのもうれしいところ。

棚に飾られている台湾茶器も目を引きます。台湾茶用の急須「茶壺(ちゃこ)」やふた付きの湯飲み「飲杯(いんはい)」など、茶器はどれも小ぶりで、ずっと眺めていても飽きない愛らしさ。気に入ったものは購入することもできます。

・一口目でもう感動!本格形式で飲む台湾茶

台湾茶のオーダーが入ると、湯切りができる専用のカウンターで一杯ずつ淹(い)れてくれます。
茶葉を入れた茶壺(ちゃこ)が満杯になるまでお湯を注ぎ、フタを閉めたら茶壺の上からさらにお湯を回しかけて茶葉を蒸らします。注ぎ口から見える水位が少し下がり、茶壺が乾いたらそろそろお茶を注ぐ合図。お茶の濃さを均一にするため、一旦ピッチャーに移します。

聞香杯(もんこうはい)と呼ばれる、縦長の器にお茶が注がれた状態で提供されるので、ゲストはまず隣の飲杯(いんはい)にお茶を移します。聞香杯はその名の通り“香りを聞くための杯”。飲杯に移し終えて空になった器を手に持って確認してみて。やわらかな香水のような、絶妙な良い残り香に驚きます。

『東方美人(とうほうびじん)』850円

台湾茶といえば真っ先に名前が挙がることも多い『東方美人(とうほうびじん)』は、紅茶に近い味わいで、果物や蜜のような甘い香りが特徴の烏龍茶です。澄んだ琥珀色のお茶が、口の中でトロリと広がり、甘く上品な味わいに思わずうっとりします。

『阿里山極品高山烏龍茶(ありさんごくひんこうざんうーろんちゃ)』1,200円

台湾茶の王様と呼ばれるのにふさわしい『阿里山極品高山烏龍茶(ありさんごくひんこうざんうーろんちゃ)』は、緑茶に近い味とフルーツのようなほのかな甘みが特徴です。透明感のあるスッキリとした味わいの後に、花のような鮮やかな甘みが再び戻ってくるようで、一度口にすると虜(とりこ)になる逸品。

良質な台湾茶は、何度も繰り返し飲めるのが醍醐味(だいごみ)で、同店では二煎目まで楽しめます。一般的に一煎目は香りが強く、二煎目は味が濃いといわれ、飲むたびに変化する台湾茶の魅力にはまってしまいそう。

茶葉の話を聞いてから飲むと、お茶への興味が増しておいしさも楽しさもアップ!ころんと丸い形や細長いものなど、種類によって茶葉の形が違うのもおもしろいですね。オーナーが台湾に買い付けに行った後には、メニューにない特別なお茶が飲めることがあるかも?

台湾茶を使ったカクテルにも注目!

同店ではアルコールメニューも充実しています。オーダーが入ってから淹(い)れられた台湾茶を氷で冷やし、冷茶とリキュールを合わせたカクテルは台湾茶専門店ならではの一杯。

『ピーチウーロン鉄観音ブレンド』850円

ほうじ茶に似た香ばしさと、熟した果実のようなふくよかな味わいの『木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)』とピーチリキュールを合わせたカクテル。程よい甘みがフレーバーティーのようで、思わずゴクゴクと流し込んでしまいそうになる飲みやすさ。お酒を飲み慣れていない人にもおすすめです。

『ライチ四季春(ノンアルコール)』800円

ふんわりとまろやかな甘い花のような香りが特徴の『四季春烏龍茶(しきはるウーロン茶)』にライチシロップを合わせた『ライチ四季春』は、みずみずしいライチと緑茶のようなスッキリとした飲み口が人気のノンアルコールカクテルです。

シロップと台湾茶の組み合わせで何通りも楽しめるノンアルコールカクテルは、メニューに載せきれないそう。このほかどんな味を楽しめるのかはスタッフに気軽に相談を。

・スイーツと台湾茶のペアリングに舌鼓

『トロふわプリン』400円

甘さ控えめのやわらかなプリンに『木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)』のまろやかな香ばしさが感じられる『トロふわプリン』。温かい台湾茶と合わせることで、ふわっと甘い香りが口の中に広がります。手作りのデザートはその日によって、登場するものが変わるのでお楽しみに。

本場と同じ形式で茶芸も見られ、台湾茶の奥深い世界に浸れる「台湾茶専門店ランプ屋」。一煎、二煎と変化する台湾茶を一口、また一口と飲むたびに、心も満ちていくように癒やされます。まだ台湾茶を飲んだことがない人も、きっと感動できるはず。

片原町には2号店があり、気軽な形式で台湾茶と台湾フードがランチでも味わえます。異なる楽しみ方ができる2店舗をはしごしてみるのもいいですね♪

■詳細情報

■DATA

台湾茶専門店ランプ屋 1号店

所在地
香川県高松市御坊町4-12 マルショウビル2階
営業時間
19:30〜23:30
※チャージ代700円
※予約はInstagramのDMから