テイクアウト

【坂出】「ウェリントン」ジュワっと肉汁たっぷりのハンバーグでランチ&ディナー♪

・「ハンバーグレストラン ウェリントン」

瀬戸大橋の四国側玄関口でもある坂出市。その海岸近くを通るさぬき浜街道こと県道186号沿いに見える「ハンバーグレストラン ウェリントン」は、海外を思わせる外観が特徴的です。瀬戸内海に面した立地であることから、同じく海辺の町であるニュージーランドの首都・ウェリントンにちなんで、店名や建物の外観をデザインしたそう。

周辺を見渡しても分かるように、店舗のある場所は元は工業用地で、当時は全く異なる業種を扱っていましたが、洋食店をオープンさせたいという社長の思いから1989年にオープン。今では洋食の中でも特別感のあるハンバーグに特化した専門店として、週末には1日600〜700個ものハンバーグを焼き上げるほど、地域から愛される人気店となりました。

ファミリーレストランのような広々とした店内は、高い天井で開放的。デザインも当時のレトロな雰囲気が残っていて、つい周りを見渡してしまいます。

窓際の席は半個室のようで落ち着いて食事を楽しむことができます。完全個室もあるので記念日や家族団らんなど、さまざまなシーンで利用OK。

・目移りしてしまう豊富なメニュー

同店のハンバーグはすべて国産牛または和牛を使用しています。「体に入るものだからこそ、出どころが分かると安心感がありますよね」と店主が話すように、その日使用している牛肉は店舗入り口と公式HPで個体識別番号とともに掲示されているので気になる人はチェックを。取材時には香川のブランド牛・オリーブ牛、岡山県産の国産牛、鹿児島県の黒牛が使用されていました。

同店のハンバーグは、なんといってもたっぷりの肉汁が特徴。店内で肉の塊から挽(ひ)いた自家製ミンチを、練り過ぎないようあえて粒感を残すことでミンチの一粒一粒に肉汁を閉じ込め、しっとりとした後味に仕上げています。
水分量が多く喉ごしが良いことから、かむ力が弱い子どもや年配の人も食べやすい点も、幅広い世代から愛されている秘密♪

また、豊富なメニューは平日のランチだけでも『日替わりランチ』、男女問わずオーダーできる『レディースランチ』や『男飯定食』、金冠オリーブ牛入りの牛100%ハンバーグランチ、そのほか『和風ハンバーグランチ』や『極みハンバーグの欧風カレー』といった約30種類以上のランチメニューがそろいます。う〜ん、どれにするか迷ってしまうこと必至ですね。

『日替わりAランチ』1,050円

国産牛と国産豚100%の合い挽きミンチを使った『極(きわみ)ハンバーグ』に、日替わりのおかず、ご飯とみそ汁、サラダ、漬け物も付いたお得なセット。別添えのソースは定番の和風。

手作りエビフライが付いたBランチ(1,240円)や、日替わりのおかずが2倍増しのCランチ(1,210円)など5種類から選べるほか、ご飯はレギュラーの220gのほか、大(300g・+20円)、小(160g・-10円)、メガ盛り(380g・+40円)などサイズ変更もできるので好みの量をチョイス可能。
ソースも和風以外に+40円でポン酢や照り焼きなどに変更できます。

ジェットオーブンで焼き上げられたふっくらジューシーなハンバーグは、まずはそのまま肉のうま味を味わってみて。鉄板が熱くなっているので、ソースはかけずにハンバーグをつけていただきましょう。ソースが取材時の日替わりのおかずは鶏肉の甘酢あんかけで、メンチカツや豚しゃぶ、チキングリルが登場することも。

トッピング(有料)にチーズや大根おろし、目玉焼きなどをプラスして自分好みにカスタマイズしても◎。

『デミハンバーグ』980円

鉄板の上でジュウジュウと音を立てながら、テーブルに運ばれてくる「デミハンバーグ」は、スタッフが目の前でソースをかけてくれるライブ感も楽しめます。跳ねるソースにはご注意を!スペシャルメニューのため、平日、土曜の16:00以降、日曜・祝日は全日で提供しています。

スッとナイフが入るやわらかなハンバーグからは肉汁が滝のようにあふれます。ソースと肉汁が合わさることで完成する自家製のデミグラスソースを余すことなく絡めて、熱々なうちに頬張って♪添えられたポテトや野菜をソースに絡めていただくのもまた美味ですよ。

『黒毛和牛ハンバーグ・てりやき』1,390円、W(ハンバーグ2つ)・2,080円

つなぎを使っていない牛肉100%のハンバーグですが、ステーキのような肉感を感じながら、しっとりジューシー感も味わえる同店ならではのハンバーグに仕上がっています。

縦に切り分けて、熱された鉄板の上でジュッと断面を焼き上げてからどうぞ。

・おうちで「ウェリントン」の味を

『極・こだわり弁当A』960円、ライス付き・1,060円

職場やおうち、イベント時でも「ウェリントン」の味を気軽に食べられるテイクアウト用のお弁当も人気です。予約不要、店頭でオーダーOKの「こだわり弁当」シリーズは20種類以上。お客さんからの要望でメニューが派生していき、いつの間にやらバリエーションが豊富に。

ご飯がセットになった「誉(ほまれ)弁当」シリーズ、「匠ハンバーグ」を使った「煌(きら)めき弁当」シリーズ、金冠オリーブ牛100%を使った豪華な「贅沢(ぜいたく)弁当」シリーズは要予約です。

ハンバーグだけ、エビフライだけといったおかずのみのテイクアウトは予約不要なので、昼食や晩ご飯のおかずとしてもよく注文されています。取材時にも店頭でお弁当を受け取るビジネスマンや、主婦、年配のお客さんがしきりに訪れていて、みなさん近所に住む地元客なのだそう。
「地域の人やリピーターの方に支えられているんですよ」と店主の鶴田さんも笑顔で話していました。
電話注文、ウーバーイーツでも受け付けているので都合に合わせて幅広く利用できますよ。

『冷凍ハンバーグ』5個入り・2,950円

持ち帰りに時間がかかる、遠方に住む家族や友人へ贈りたいという人には、2024年夏からスタートした『冷凍ハンバーグ』がおすすめ。店舗で提供するハンバーグと同じように、すべて店内で製造しています。焼きたての一番おいしい状態で瞬間冷凍し、独自の製法であえて中心部は生の状態にしておくことで、おうちで温める際に火が通りすぎないようにしているそう。

食べる際は真空パックのまま湯煎で温めるだけ。作り方と和風ソースも付いていて、簡単にお店の味を再現できるのがうれしいですね。地方発送もできるのでお土産にもぴったりですよ。
公式ホームページでも販売しているので、おうちに居ながら購入できます。

肉の産地から製造、焼き、提供スピードまで“お客さまファースト”でこだわり抜いた絶品ハンバーグを提供する「ハンバーグレストラン ウェリントン」。30年以上地元で愛され続けている理由が随所に感じられる同店は、特別な日だけではなく、家族や友人、1人でふらりと訪れやすいファミリーレストランのようなお店です。

■詳細情報

■DATA

ハンバーグレストラン ウェリントン

所在地
香川県坂出市久米町2-10-31
電話番号
0877-45-6777
営業時間
11:00~21:00(L.O.20:20)
土・日曜、祝日/10:30~21:00(L.O.20:20)
※WEB受け付けは当日の営業時間内に公式HPから登録を

【高松】海沿いカフェ「umie (ウミエ)」心地いい空間で軽食&スイーツを味わって

リノベ倉庫街のカフェ「umie (ウミエ)」

JR高松駅から海沿いを東へ歩いて10分ほど。リノベーションや古民家再生がまだ珍しかった2001年、その先駆けとして誕生した「北浜アリー」。赤さびたトタンや古木が印象的な倉庫街に、19軒のお店やギャラリーなどが軒を並べます。

その中でもオープン当初から20年以上、地元民からも観光客からも愛され続けているのが、居心地抜群のレトロカフェ「umie (ウミエ)」。「こんなところにお店が?」とちょっぴり不安と期待を胸に木の階段を上り、古びた木の扉を開けて奥に進んだところにお店があります。

高い天井に大きな窓、思わず見入ってしまう開放的な空間が広がっています。ヴィンテージ感のあるテーブルやソファは、よく見るとシートごとにすべて異なり、一見バラバラなのに不思議と統一感が漂います。“みんなちがって、みんないい”とは、まさにこのこと。座る席によってお店の印象が違って見えるので、自分だけの特等席を探してみて。

もとはデザイン事務所のミーティングスペースだったこの倉庫。アート・ディレクターの柳沢高文さんがリメイクしただけあって、どこを切り取っても絵になります。“デザインの力を信じてモノづくりをする”という姿勢は今も変わらず、この“懐かしくて新しい”場所に魅了されるアーティストもたくさん。「海辺の音楽会」と題して、不定期にさまざまなライブも開催されています。

新旧洋邦、多彩なジャンルの本が置かれ、読書にふける人の姿も。緩やかな時間の流れに包まれ、本を手に取ったが最後、根が生えて動けなくなるかもしれません。

昼とはまた異なる夜の雰囲気もおすすめ。夕景から夜景に変わる幻想的な時間帯は、ぜひ窓辺の席へ。

“変わらない安心感”がうれしい!定番メニュー3選

『ビーフシチュープレート』1,300円

いくら空間が心地よいといっても、料理がおいしくなければ人気は長く続かないもの。そう、「umie」はメニューにも心をわしづかみにされるんです。

その一つ『ビーフシチュープレート』は、1年中大人気。ほろりと崩れる牛スネ肉に、じっくり炒めたタマネギのコクとうま味が絶妙のハーモニー。甘いニンジンが大きくごろんと入っていて、食べ応えもアリ。なんといってもセットのベーグルを少し浸して食べると、無限に進んでしまいそう。

『フレンチトースト』(10枚)800円

ビーフシチューと同じくオープン当初から愛される『フレンチトースト』。バターとメープルシロップがたっぷり染み込んで、驚くほど濃厚!とはいえバゲットが薄切りだから、ペロリと平らげられるのが「umie」マジック。10枚プレートのほか5枚プレート(500円)もあるので、好きな方を独り占めしてもシェアしても。いつ訪れてもお目当ての定番=変わらない安心感があるってうれしいですね。

『かぼちゃプリン』500円

コロナ禍で誕生した『かぼちゃプリン』は、デザートの新定番。ラム酒がほんのり香るしっとりとした蒸し焼きプリンは、見た目以上の重量感。ギリギリまで焦がしたカラメルソースが、カボチャのコクと甘みを引き立てます。野菜だからと自分に言い聞かせ、ちょっぴりギルティフリーな気持ちになれるオトナのおやつです。

時間に余裕があるなら30分待ちのスコーンを

『プレーンスコーン』1個300円~、『キャラメルチーノ』HOT630円

1個でもオーダーしてから焼いてくれるスコーンも、20年以上愛され続ける看板メニュー。できあがりに30分ほどかかりますが、待つ価値をお約束。外はサクサク、中はふんわり、クリームチーズとマーマレードをたっぷり付けて召し上がれ。

プレーン以外に、香川県産小麦「さぬきの夢」を使い季節の味を届ける『瀬戸内スコーン』(350円)や月替わりのフレーバーも登場します。ふわふわのフォームドミルクがたっぷりの『キャラメルチーノ』(630円)との相性もバッチリです。

スコーンはテイクアウトもOK。コロナ禍を経てオンラインショップでも購入できるようになり、県内外から購入者が絶えません。

『白桃ラッシー』700円

フレッシュな素材を使った爽やかドリンクも目移りするほど魅力的。中でも『白桃ラッシー』は、白桃のシャーベットが入って、あっさり楽しめるヨーグルトドリンクです。

軽食もデザートもドリンクも、手間暇を惜しまない丁寧な仕事でありながら「それを感じさせないようにしたい」という店主。細部までプロ意識の高さを感じます。

もちろんコーヒー(550円~)も本格派。一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。ミルクは豆乳に変更OK。屋島の自家焙煎所「山田屋珈琲店」とコラボしたオリジナルブレンドは、ドリップバッグや豆の購入もできます。

帰る時は、レジ横スペースのチェックもお忘れなく。持ち手が特徴的な「umie」のロゴ入りカップや香川らしい雑貨の販売があり、お土産にぴったりです。デザインの秀逸さは言わずもがな。

「北浜アリー」内に姉妹店「さろんぶるー」もあります。心に響く感動空間をはしごして、気持ちがほぐれるひとときを。

■詳細情報

■DATA

umie(ウミエ)

所在地
香川県高松市北浜町3-2
電話番号
087-811-7455
営業時間
11:00~19:00(L.O.18:00)
※土曜は11:00~21:00(L.O.20:00)

【高松】「パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ」ボンボンショコラはまるで宝石!ケーキも豊富♪

パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ

「Patisserie LIEU DE SURPRISE(パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ)」は、ことでん片原町駅から徒歩約2分の高松市丸の内にあるケーキ店。洗練されたケーキだけでなく、ギフトにぴったりな焼き菓子や、県内では珍しい本格的なボンボンショコラも販売しているのが特徴です。

店名の「LIEU DE SURPRISE(リュ ドゥ シュープリーズ)」は、フランス語で“驚きの場所”という意味。香川県であまり見かけないものを提供し、驚きや感動を与えたいという思いで店主が名付けたのだそう。

ショーケースには常時約20種類のプティガトー(生ケーキ)が並びます。土・日曜、祝日限定のミルフィーユや季節限定品など、いつ訪れてもワクワクするケーキに出合えますよ♪

ケーキはどれも上品かつインパクトのある味わい

国産のフルーツや和三盆、さっぱりとした後味が特徴の九州産生クリームなど、厳選された素材から作られる生ケーキはビジュアルにも細心の注意が払われています。味だけでなく目にもご馳走。

『プレジール』644円

『プレジール』は、ヘーゼルナッツのダクワーズ生地の上にサクサクとしたクルスティヤン(焦がしバターとチョコレートを加えた焼きクレープ生地)と濃厚なチョコレートガナッシュをのせ、シャンティーショコラ(チョコレート風味の生クリーム)と薄いビターチョコで印象的なビジュアルに仕上げた一品。

『オペラ・ピスターシュ』648円

アーモンドの生地、チョコレートのガナッシュ、ピスタチオのバタークリームを何層にも重ね、ピスタチオのグラッサージュでつややかにコーティングした『オペラ・ピスターシュ』は、濃厚なピスタチオの風味を存分に味わえます。

『フランス・モンブラン』734円

栗のパンドジェンヌ(焼き菓子)に、マロングラッセを入れたマロンムースをのせ、フランス産のマロンペーストを絞った『フランス・モンブラン』は、すべてのパーツから栗を感じられる一品。モンブランはもう一つ『和栗のモンブラン』(825円)もあるので、風味の違いを食べ比べるのもおすすめです。

『苺のティラミス』693円

ガラス容器“ヴェリーヌ”に入った『苺のティラミス』は、ひときわ目を引く鮮烈なイチゴの赤が美しい一品。コクのあるマスカルポーネチーズクリームと爽やかなイチゴソースに、底に仕込まれたクランブルクッキーの食感が良いアクセント。

まるで宝石!カラフルで種類豊富なボンボンショコラ

生ケーキとは別のショーケースに並ぶチョコレート“ボンボンショコラ”も見逃せません。常時約20種類がずらっと並ぶさまは、宝石のようでうっとりと見とれてしまうほど。見た目で選ぶもよし、内容が書かれたメニューから選ぶもよし。

都内の一流ホテルでの修行時代は、あめ細工が得意で積極的にコンテストへ挑戦していた店主。実は苦手だったというチョコレートも、部門を任されてからは持ち前の探究心と器用さで研さんを積み、今につながる技術を修得しました。勉強熱心な店主は今でも情報収集を怠らないそう。日常生活の中でふと思いつくアイデアはメモに取り、厨房に貼って新商品に取り入れることも。

左から『ビター』346円、『ココ・トロピコー』362円、『ティラミス』362円、
『抹茶・黄金柑』351円、『キャラメル・フィグ』329円

ボンボンショコラはシンプルに素材の風味を楽しめるものから攻めたものまで、選ぶ楽しさのある豊富なバリエーション。

苦味の強いベネズエラ産のシングルビーンズを使用した『ビター』は、パリッと薄いコーティングチョコとなめらかなガナッシュそれぞれキレのあるビターテイストで、シンプルながらも奥深い味わい。

ほんのり感じられるキャラメルの香ばしさに、イチジクの華やかな香りが調和した『キャラメル・フィグ』はビジュアルも印象的な一品。

『ティラミス』は上段にマスカルポーネチーズのガナッシュ、下段にコーヒーガナッシュを仕込み、その名の通り小さい一粒にしっかりとティラミスを表現しています。

鮮やかな黄色の『ココ・トロピコー』は、シャリシャリとしたココナッツファインの食感と風味がしっかり感じられるガナッシュ、とても爽やかなトロピカルフルーツのコンフィチュールがイン。

『抹茶・黄金柑』は、ピールの食感を残した爽やかな黄金柑のコンフィチュールと、力強く青々しい抹茶ガナッシュの香りがとてもマッチしていて、和の要素も感じられます。

ボンボンショコラはその見た目だけでなく断面も非常に美しいのです。かじった時に広がる風味やテクスチャーの良さを重視し、コンフィチュールなど中身の水分量をあえて多めにしているのが特徴。そのため日持ちは2週間程度ですが、鮮度のいいボンボンショコラをぜひ味わって。

『20個入りBOX』7,600円前後 ※目安

ボンボンショコラはバレンタインや記念日など、大切な人へのプレゼントにぴったりなBOXが、3個入り、5個入り、10個入り、15個入り、20個入りの5タイプ用意されていて、好きな種類を詰められるほか、スタッフにおまかせで詰めてもらうこともできます。また、自分用として無料の袋も選べるので、1粒から気軽に買えるのもうれしいポイント。

『サブレ・ノア』864円

焼き菓子も種類豊富で気になるものばかり。『サブレ・ノア』は、クルミとチョコを練り込んだサクサクッと小気味良い食感のサブレに、3分の2ほどチョコレートのコーティングを施してビター感とコクをプラスした一品。フリーズドライのフランボワーズによる色味と酸味がアクセントになっています。

『マカダミア・ドゥルセ』1,620円

『マカダミア・ドゥルセ』は、ローストしたマカダミアナッツをキャラメリゼし、ブロンドチョコレートとミルクチョコレートをブレンドしたものをコーティング。仕上げにココアパウダーをまぶしています。口溶けのいいチョコレートの後にキャラメリゼのパリッとした薄膜感と甘さ、そしてマカダミアナッツの香ばしい風味が口いっぱいに広がる絶妙な組み合わせがたまりません。

大切な人へのギフトとしても、自分のご褒美スイーツとしても満足度の高い品々がそろう「Patisserie LIEU DE SURPRISE(パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ)」。上品かつ華やかな生ケーキはワンランク上の味わいです。どの商品を食べてもハズレなしのクオリティーですが、まるで宝石のようなビジュアルのボンボンショコラを試したことがない人はぜひトライして。

■詳細情報

■DATA

Patisserie LIEU DE SURPRISE(パティスリー リュ ドゥ シュープリーズ)

所在地
香川県高松市丸の内12-23
電話番号
087-880-4810
営業時間
10:00〜19:00

【丸亀】「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」ボリューム満点のハンバーガーにかぶりついて♪

・「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」

国道438号沿い、丸亀市の飯野山のふもと近くにある「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」。2022年にオープンしたこちらでは、香川県産ブランド牛・オリーブ牛を使用したボリュームと迫力満点のオリジナルバーガーを楽しむことができます。

店内は木目調でシックな雰囲気。家族や友人はもちろん1人でゆったり過ごしたい人にもぴったりな温かみを感じる空間が広がります。

オープンキッチン型の店内では、鉄板でジュージューと焼かれる肉の良い香りや音に食欲がそそられること間違いなし。テーブルに運ばれるまでの待ち時間もワクワク感が高まります♪

店内の棚には、店主セレクトのコーヒー豆やコーヒーグッズがずらり。「ハンバーガーと同じくらいコーヒーも大好きなんです」と話す店主が、自らこだわって選んだものばかり。もちろん、コーヒーも店内でいただけますよ。

・バーガーだらけの楽しい店内

店内を見渡すと、所々にハンバーガーをモチーフにしたポスターやアイテムがディスプレイされていて、店主の“ハンバーガー愛”が伝わってきますね。

・ビッグなハンバーガーを大きな口で召し上がれ♪

『クレアーレバーガー』(ポテトセット)1,250円

人気ナンバーワンの『クレアーレバーガー』は、初めて同店を訪れた方には食べてほしい一品。オリーブ牛のパティのほか、オーソドックスなトマト、レタスなどの具材を、カリッと焼き上げたバンズで挟んでいます。2種類のチーズをブレンドした、濃ゆ~い自家製チーズソースが味の決め手♪

地産地消にこだわった食材選びが特徴でもある同店。香川県が誇るオリーブ牛を使っているのも「地元の食材の味をいろんな人に知ってほしい」という店主の思いから。オリーブ牛ならではの甘みやうま味をダイレクトに感じてもらいたいと、すべてのハンバーガーのパティにA4ランクのオリーブ牛を使っているというから何ともぜいたく!

バンズも、地元のパン屋に特注で作ってもらっているもの。それだけでなく、県産の「らりるれレタス」を使用したり、期間限定メニューで特産のアスパラガスを使ったりするなど、できる限り地物のエッセンスを加えるようにしているそう。

あまりの大きさに「どうやって食べよう?」と心配になってしまいますが、ご安心を。紙袋がついているので、ピンを外して袋に入れましょう。手で少しつぶすようにして持てば、程よくボリュームを抑えられますよ。

ハンバーガーといえば、大きな口でガブリとかぶりつくのが魅力。この際口元が汚れるのは気にせずに、ぜひ口いっぱいに頬張って。

『和風仕立ての大葉バーガー』(ランチセット)1,680円

季節に合わせて創意工夫を重ねた期間限定メニューも、お試しあれ。こちらはその名の通り、醤油(しょうゆ)と大葉のソース、大葉そのものを一緒にサンドした和洋折衷なハンバーガー。ボリュームはあれどサッパリといただくことができます。
そのほか、トマトをたっぷり使ったトマトバーガー、キノコだらけのキノコバーガーなど、季節の食材を取り入れて個性豊かなハンバーガーが楽しめるので、お気に入りバーガーを探すのもいいですね♪

そして意外な組み合わせかもしれませんが、店主も大好きなコーヒーとハンバーガー相性抜群!ジューシーな肉のうま味に、コーヒーの程よい苦み、渋みがマッチするそう。ドリンクをセットする際は、ぜひオーダーを。

・バーガーだけじゃないクレアーレの魅力♪

『オリーブ牛のキーマカレー』1,460円※ランチ限定5食

オリーブ牛をふんだんに使ったキーマカレーもいかが?こちらは、オリーブ牛の甘みを引き出すようにスパイスの配合が考えられていますが、辛さは控えめです。ランチ限定の5食なので、味わってみたい人は早めにオーダーを。

『クレームブリュレのシフォンサンド』640円

自家製ケーキもお見逃しなく。『クレームブリュレのシフォンサンド』は、甘さ控えめのコーヒー味のシフォンにあま~いカスタードとホイップをサンド。てっぺんをあぶってカラメル風に仕上げ、適度な苦みが甘さを引き立てます。コーヒーとの相性もバッチリですよ♪

『カフェラテ』650円

実は、店主は宇多津町にある「THOTH COFFEE(トートコーヒー)」で修行していたそう。そんな店主が一杯一杯丁寧に仕上げてくれるラテアートも、同店のひそかなおすすめポイント。タイミングによって出合えるいろんなアートをお楽しみに。

食事だけでなく、カフェとしての利用ももちろん可能です。午後のひとときを、自家製スイーツとオリジナルブレンドのコーヒーでゆったり過ごしてくださいね。

「クレアーレ」はイタリア語で“創造”という意味。「Cafe Creare(カフェ クレアーレ)」では、ハンバーガーとコーヒー、そして香川愛にあふれたこだわりメニューが日々“創造”されています。満足度◎なハンバーガーでランチや早めの夕食を楽しんだり、自家製スイーツやスペシャルティコーヒーでのんびりカフェタイムを過ごしたり、思い思いの時間をどうぞ。

■詳細情報

■DATA

Cafe Creare(カフェ クレアーレ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元148-10
電話番号
0877-89-6290
営業時間
月・水・木曜/9:00~18:00(L.O.17:30)
金~日曜/9:00~19:00(L.O.18:00)

【三豊】「S*pice(エスパイス)」ピリッとシビれる魅惑のスパイスカレーに舌鼓♪

・スープカレー「S*pice(エスパイス)」

JR高瀬駅から車で約10分、のどかな田園風景が広がる県道23号沿いの川のほとりに現れるのが「SOUP CURRY S*pice (スープカレー エスパイス)」。2021年にオープンしたこちらは、女性を中心に県内外からも本格派スパイスカレーを求める人がやってきます。

緑を基調とした、唐辛子を思わせる看板が目印。さりげない猫のシルエットがキュートです♪

中に入るとすぐにスパイスの香りが漂い、カレーを注文する前から、食欲が刺激されます。店内にはテーブル席とカウンター席があり、グループだけでなく1人気軽に落ち着いて食事ができます。

窓際のカウンターの外には、のどかで穏やかな田園風景が広がります。日常を忘れてのんびりするのにうってつけの立地。

店内には至るところに猫グッズがあります。看板だけでなくお店の中にもいつの間にか猫グッズが増えたといいます。思わずほっこりと和みますね。

・シビれる辛さのトリコに♪魔性のスパイスカレー

看板メニューであるスパイススープカレーは、実は札幌の名店「スリランカ狂我国(きょうわこく)」の系譜。岡山県にあるスープカレーの店「q(キュー)」や「ラマスパイス」などに続いて、その味を受け継ぐ、知る人ぞ知るスパイススープカレーです。

野菜やスパイス、鶏肉をじっくり煮込んで仕上げたスパイススープをベースに、ゴロッと存在感のあるニンジン、ジャガイモなどのさまざまな具材を合わせるスタイルが特徴。

『チキン野菜』1,100円

定番は、ホロホロになった鶏の骨付き肉が1本丸々入った『チキン野菜』。初めて訪れた人は、まずこちらを食べてみて。

程よい辛さとスパイスの香りに食欲を刺激され、一度食べたらやみつきになってしまいます。まさに、魔性のカレー。ライスは白米だけでなく、香川生まれのもち麦・讃岐ダイシモチを配合していて、プチプチとした食感と、スパイスの効いたスープが絶妙にマッチしますよ。

食べ方は自由ですが、ライスをすくってスープにインというスタイルが店主のおすすめ。最もオーソドックスで、食べやすい方法です。ライスがスープに程よく浸り、サラサラと食べられちゃいます。

スープが減ってきたら、具材を崩してスープに絡めてみましょう。たっぷりと時間をかけて煮込まれた鶏肉は、少し力を入れるだけでほろほろとほぐすことができます。ニンジンやジャガイモは、スパイスの辛さで甘みが引き立って◎。人それぞれいろんな楽しみ方ができるのも、スープカレーの魅力です。

・辛さレベル1500まで!? 赤のスパイススープ

『チーズハンバーグ』1,150円

同店最大の特徴は、カレーの辛さが選べること。しかも、特筆すべきはそのレベルが非常に細かいことなんです。何と、選べる辛さは1番から1,500番まで!写真の『チーズハンバーグ』は辛さレベル500番。辛さレベルが上がるごとに、スープの色が赤くなってとろみが出てきます。

左のスープはレベル20番、右のスープは500番。こうして並べてみると、辛さの度合いに応じてスープがより真っ赤なのが分かりますね。

20番のスープは、ピリピリとした辛さでしっかりと出汁(だし)のうま味を感じることができます。辛さは控えめですが、しっかりとスパイスの香りを楽しむことができますよ。

辛いもの好きにはたまらない500番のスープは、まさに脳天に響くような辛さ!後から後から辛さが追いかけてきて、どんどん口の中で増していきます。ですが、辛みの中にはしっかりとうま味を感じられ、思わずもう一口とスプーンを動かす手が止まらなくなるのがポイント。夢中になってしまうのもうなずけます。

ちなみに、初めて訪れた時には20番を注文しても、通ううちにレベルが上がり、1,000番台を食べられるようになる人もいるのだそう。訪れるたびにレベルを上げて、自分の限界にチャレンジしてみては?

・充実のサイドメニュー

『ラッシー』各種400円

思わず叫んでしまうようなスパイシーなスープカレーのお供には、ぜひこちらを。まろやかでミルキーな味わいが口の中の刺激を中和してくれて、後味はさっぱりしながらも、フルーツソースの甘さで口の中のヒリヒリが収まります。ラッシーを一口飲んで、またカレーを食べて、またラッシーを飲んで…という無限ループで、大満足間違いなし♪

『揚げたてパン』左からクリームパン・カレーパン・あんパン 各200円

地元の給食にパンを卸している製パン所のパンを使用したこちらも、同店の隠れた名物。注文を受けてから揚げるので、揚げたてを楽しめます。あんパン、クリームパンは程よい甘さで、どこか懐かしい味です。カリッとしたパンの歯応えと、ほこほこと熱い中の餡(あん)やクリームが◎。

カレーパンは、スパイスカレーのルーを使用して、あえて具は何も入れていないのがポイントです。パンを割った瞬間、ブワッとスパイスが香ってきます。具が何も入っていないことで、濃厚なカレールーをたっぷり堪能できますよ。カレーパンだからといってあなどるなかれ、本格的な辛さです。

辛いもの好きな人のためにとことんスパイスと辛さを追求した魔性のスパイススープを楽しめる「S*pice(エスパイス)」。中毒性はピカイチで、一度食べたらその辛さに魅了されること請け合いです。普段は辛いものを我慢している、自分に合った辛さを見つけてみたい…なんて人も、思う存分汗をかきながら、スパイスの刺激を堪能しちゃいましょう♪

■詳細情報

■DATA

SOUP CURRY S*pice(スープカレー エスパイス)

所在地
香川県三豊市高瀬町下麻677−2
電話番号
0875-82-9877
営業時間
11:00~16:00(L.O.15:30)

【高松】「ミツル菓子店」の焼き菓子は無添加で素材の風味しっかり♪カフェ利用もOK

「ミツル菓子店」

2024年9月30日にオープンした「ミツル菓子店」は、ことでん八栗駅から徒歩約7分、R11牟礼交差点のすぐ北側、「牟礼ぐらしMall」と呼ばれる4軒続きの店舗の右から2番目にあります。

ヨーロッパのカフェに迷い込んだかのような洗練された店内には、高松市庵治町のアンティークショップ「 dodo(ドド)」で買いそろえた家具が並びます。世界観にマッチしたドライフラワーは、木太町の花屋「soeur chi-ko(スゥールチーコ)」によるもの。味のある店内の壁は店主自らDIYで仕上げたそうで、落ち着いた空間になっています。


クッキーを中心とする焼き菓子類は、自分用はもちろんギフトにもピッタリ。今後ケーキなども登場するかも?

素材の風味をしっかり感じる無添加クッキー

同店のお菓子やドリンクのすべては、オーガニック、グルテンフリー、無添加の体に優しい素材ばかり。カロテンや不飽和脂肪酸を含むニュージーランド産のグラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛のミルクから作られたバター)、無農薬の米粉、カフェインレスのオーガニックコーヒー豆など、店主が選び抜いたこだわり品は、味も香りも妥協を許しません。

手前から時計回りに『米粉クッキー バター/有機シナモン/有機抹茶/チョコ』各280円

米粉クッキーシリーズは、いずれもニュージーランド産グラスフェッドバターによる口溶けの良さとコク、ココナッツシュガーの優しい甘さ、無農薬の米粉の繊細なホロホロ食感が特徴。

中でも“バター”はキャラメリゼしたような香ばしさとコクがしっかり感じられ、シンプルながらも1番素材の良さを感じられる一品です。そのほか、シナモン特有のスパイシーな香りを楽しめ、かつ上品にまとめられた“有機シナモン”や、コクのあるベースのクッキー生地にカカオパウダーをプラスし、ビター感をしっかり利かせた“チョコ”、街角のお茶屋さんから香ってくる鮮度の高い茶葉のような、鼻に抜ける香りがとても上品で力強い“有機抹茶”など、どれも素材の良さを生かしたものばり。

『米粉クッキー 有機アーモンド  2個入 バター/チョコ』各320円

米粉クッキーの“バター”と“チョコ”をベースに、有機アーモンドをプラスした『米粉クッキー 有機アーモンド』は、粗めにカットされた有機アーモンドの滋味深い風味と食感がアクセント。

『バターサンド バター/チョコ』各320円

米粉クッキーにグラスフェッドバター使用のバタークリームをサンドした『バターサンド』は贅沢な一品。バターが溶けると食感や風味が変わってくるので、冷やした状態で食べるのがオススメ。繊細なクッキーとバターが口の中でスッと溶ける儚(はかな)さがたまりません。

クッキーは『米粉クッキー バター/チョコ』と共通のもの。取材時は丸い形でしたが、現在は長方形に変更されています。味や値段は変わりません。

『パウンドケーキ』価格未定(※2024年12月17日時点)

クッキーだけでなく、パウンドケーキやガトーショコラなども今後登場予定。味に妥協を許さない店主による焼き菓子の数々に期待が膨らみますね。

オーガニックのドリンクでまったりカフェタイム

『オーガニックコーヒー』520円

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶、ストレートジュースなどがあり、すべてオーガニックでカフェインレス。『オーガニックコーヒー』は、ホット・アイスともに中深煎(い)りの豆を使用。ウォータープロセスでカフェインを取り除いた豆ですが、言われないと気づかないぐらい上品で違和感のないコーヒーです。

『バターコーヒー』660円

『オーガニックコーヒー』に、グラスフェッドバターを10g以上入れた『バターコーヒー』は、バターの深みを感じつつも、重さのないすっきりとした味わい。同店ではコーヒー・紅茶用のミルクがない代わりに、ミルク派の人は『バターコーヒー』を選んでみて。ドリンク類はすべて同じ値段でテイクアウトOK。

「ミツル菓子店」は、厳選された無添加の素材をはじめ、味や風味などこだわり抜いた焼き菓子が魅力のお店。食べ終わるのがもったいなく感じるほど、手間を惜しまず作られたスイーツは今もなお進化と変化を続けています。営業日はインスタグラムのカレンダーをチェックして訪れて。
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■詳細情報

■DATA

ミツル菓子店

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2158牟礼ぐらしMall C
営業時間
11:00〜17:00(変動あり)
問い合わせはインスタグラムのDMから

【高松】「四国珈琲」創業59年の老舗が提供する自家焙煎のコーヒーで至福のひとときを

・地元で愛される老舗「四国珈琲」

「四国珈琲」は、ことでん木太東口駅から徒歩約5分、高松中央ICから車で約5分。車の行き来が多い長尾街道沿いに面していて、アクセスがしやすいとあって県外から訪れる人も多いそう。真っ白い壁に大きく書かれた“SHIKOKU COFFEE”という文字がおしゃれで、車窓からでも目を引きます。

2024年で創業59年となる「四国珈琲」はオーナーの祖父の代から続く老舗。現在は三代目の河田さんがオーナーを務め、もともとのコーヒー豆卸売専門店としてだけでなく、店舗を利用したカフェやキッチンカーでのイベント出店、ギフト用のオリジナルドリップバッグコーヒー販売など、幅広く展開しています。古くからの常連客も多く、「地元の方に支えていただきながらやっています」と奥さんが笑顔で話してくれました。

入り口に向かって右側にはテラス席を用意。道路側には、千本格子を思わせる木製フェンスが設けられ、優しい目隠しとなっているので、人目を気にせず、ゆっくりと過ごせます。テラス席はペット同伴での利用も可能なので、散歩の途中に立ち寄れるのがうれしいですよね!コーヒーを飲んだ後に一服したいという人は、このスペースに限り喫煙もOKです。

シックな色合いと暖色系の照明で落ち着いた印象の店内には、2人掛けのテーブル席が3つあります。家族経営ならではのアットホームな雰囲気で、カウンター越しに気さくに対応してくれるのは、奥さんとお母さん。どのコーヒー豆にしようか迷った時やギフト選びなども気軽に相談してみて。きっと好みに合ったセレクトをしてくれますよ♪

ブレンドとシングルオリジンを合わせて16種類ものコーヒー豆がずらりと並んだショーケースは、コーヒー好きにはたまらない光景。ケースの一つ一つに豆の名前や値段、原産国、配合、味や香りの特徴などが丁寧に手書きで記されていて、こんなところからもお店のコーヒー愛がひしひしと伝わってきます。コーヒー豆や説明を眺めながら飲む一杯もまた味わい深いものです。

コーヒーは飲みたいけれど、カフェインが気になるという人もご安心を。コーヒー特有の苦みや渋みを抑えたカフェインレスコーヒー豆もちゃんと用意されていますよ。

個人客向けには店頭で100gから量り売りしています。依頼があれば、その場でコーヒー豆を挽(ひ)いてくれるサービスもあるのでお願いしてみて。また、香川県内であれば個人・法人どちらでも500gから無料で配達をしてくれるそうです。県外は2㎏から無料発送。詳しくは公式ホームページで確認を。
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同店では大・小2つの焙煎機を使って毎日午前中に焙煎をしています。その日ごとに生豆の状態を見て、焙煎時間や焙煎具合を調整しているそう。焙煎中に店内に漂うコーヒーのいい香りが楽しめるのも、新鮮なコーヒーがその場で味わえるのも、自家焙煎ならではの魅力です。

コーヒーのことをあまり詳しく知らないという人のために、ここで少し豆知識(コーヒーだけに)を。焙煎時間の長さによって「浅煎り」「中煎り」「深煎り」と大きく分けて3種類に分かれます。それぞれに味や香り、見た目の特徴が異なり「浅煎り」は焙煎して初めに形成される酸味が引き立ちます。酸味や苦みのバランスがよく、豆本来の味わいも感じやすいのが「中煎り」。そして、「深煎り」は酸味がなく、苦みと香ばしい香りが特徴です。ショーケースを見ると、豆の色が濃く、独特のツヤ感があるのがわかります。選ぶ際の参考にしてみて。

・コーヒーを味わえるカフェメニュー

『モーニング』400円

『モーニング』は軽く焼き上げたトーストにゆで卵、そして同店で一番人気のオリジナルブレンドが付いて400円とコスパ◎。2021年のオープン時から好評で、このモーニングを目当てに毎日来る常連客も多く、午前中には席が埋まってしまうこともあるといいます。コーヒーはプラス100円でほかのドリンクに変更もできますよ。

「モーニングとは言っているけれど、時間は決まっていないんです」とのことで、営業時間内であればいつでも注文可能。小腹が空いて軽く食事を、という時にちょうどいいボリューム感です。このほか、3種の具材(ハムチーズ・ツナマヨ・小豆)から選べる『ホットサンド・ドリンクセット』(580円)や、スープ付き『エビピラフ』(500円)がフードメニューとして常時スタンバイしています。

コーヒーは注文を受けてからハンドドリップでゆっくりと丁寧に淹(い)れています。オリジナルブレンドはコロンビア、ブラジル、インドネシア産の豆を配合。苦みや酸味を抑えたバランスのとれた味わいで、すっきり飲みやすく「まず最初に試すなら、こちらがおすすめですよ」と教えてくれました。オリジナルブレンドを飲んでから、苦みや酸味の好みを伝えると、好みに合った豆を選びやすいそうです。オリジナルブレンド単品だと250円で飲めるというから驚き!迷う前にまずは一杯お試しあれ。

ブレンドはシングルオリジンをバランスよく配合したものですが、常連客の中には自身でさらにブレンドして好みの味を作り出しているコーヒー愛飲家もいるそう。いろいろ試して、自分だけのオリジナルブレンドを作れるのも専門店ならではの楽しみ方ですね。

『飲む珈琲ゼリー』450円

こちらは「ストローに通りやすいようにゼリーの固さを何度も調整しました」という、同店イチオシのオリジナル商品。飲んだ瞬間にちゅるんと口の中に入ってくる自家製コーヒーゼリーはとても滑らかな食感で、かまずに飲み込めてしまうほど。「キッチンカー販売でも大人気で、いつも一番に売り切れるんです」とその人気ぶりがうかがえます。ゼリーもドリンクもコーヒーの風味はしっかり感じられますが、苦みはなく、ほんのり甘さもあって大人だけでなく、子どもも飲みやすいのが人気の秘密。店頭では数量限定。残念ながら寒い時期にはいったんメニューから外してしまうそうなので、見かけた際はお早めに!

『カフェオレ(HOT/ICE)』350円

カフェオレには、ミルクと合わせてもコーヒーの味がしっかりと残る、同店の中でも一番深煎りのイタリアンローストで焙煎した豆「カフェオレブレンド」が使われています。ホットとアイスから選べ、店内で飲むこともできるほか、テイクアウトもOKですよ。

『柚子ティー(HOT/ICE)』400円

紅茶派の人にはこちら。ユズの果肉とシロップに紅茶を注いだ『柚子ティー』もホットとアイスから選べます。甘過ぎず、ちょうどいい甘さとユズの爽やかさと紅茶の香りが絶妙なバランスで相まって、さっぱりとした喉越しにごくごく飲み進めてしまいます。こちらも人気商品で、イベントではおかわりをする人も現れるほどファンの多い一杯。果肉がたっぷり入っているので、ストローでしっかりかき混ぜてから召し上がれ♪ストローの下はスプーンになっているので、果肉をすくって最後まで余すことなく飲み切れるのも、うれしいポイントです。

・ギフトにおすすめ!さまざまな用途に使えるオリジナルドリップバッグコーヒー

『似顔絵ドリップバッグ』1袋180円 ※50袋から注文可

同店では、オリジナルパッケージのドリップバッグコーヒーを制作しています。提供した写真を使ったデザインや、写真を元に作成した似顔絵入りのデザイン、ノベルティ用にお店のロゴを入れたデザインなど、要望に応じてオリジナルデザインのパッケージを作ってくれます。

また、『似顔絵ドリップ』は丁寧に手描きされていて、完成後にはデザインデータもプレゼント。結婚式や出産の内祝い、敬老の日、母の日、父の日と、ギフトを贈るさまざまな機会におすすめです。オリジナルのパッケージデザインで喜ばれ、コーヒー専門店の本格的な味でさらに喜んでもらえると好評です。中身のドリップバッグはもちろんのこと、パッキングからデザイン、印刷まで店内で一貫して行っている、同店ならではのうれしいサービスです。注文は公式ホームページ、または店頭で。
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『お徳用ドリップバッグコーヒー』白(10袋入り)1,200円/黒(30袋入り)3,600円

ドリップバッグコーヒーの販売を始めたきっかけは、“コーヒー器具を持たない人たちにも、もっと身近に手軽にコーヒーを楽しんでもらいたい”という思いから。「ギフトでもらったコーヒーがおいしかった」「自宅用で気軽に飲みたい」といったお客さんの声を受けて商品化されたのが『お徳用ドリップバッグコーヒー』。オリジナルドリップバッグコーヒーと同じ、ブラジル産とコロンビア産のコーヒー豆をベースにブレンドした中煎りの飲みやすいコーヒーです。ギフトで注文する前に実際に自分で飲んでみたいという人にはこちらがおすすめ。

コーヒーにこだわりありな人から、初心者、カジュアルに楽しみたい人まで、自分に合った一杯が見つかる「四国珈琲」。

取材を通して、コーヒー愛はもとより、商品やサービスからカスタマーファーストな姿勢が感じられました。社名は場所を表すだけでなく「四国=シコク」と「至福=シフク」をかけた言葉遊びが由来で“当社のコーヒーを飲んで、至福のひとときを味わってほしい”という先代の思いがしっかりと受け継がれています。

店内でも自宅でも、同店のコーヒーをお供に至福の時間を過ごして。

■詳細情報

 

■DATA

四国珈琲

所在地
香川県高松市木太町3779
電話番号
087-834-1788
営業時間
9:00~18:00

【高松】「シフォンサンド Mori」定番から旬まで包み込むバラエティー豊富なふわふわスイーツ

・香東川沿い「シフォンサンド Mori(モリ)」

JR予讃線香西駅から車で約5分、高松市鶴市町にある香東川沿いの「フォーレストテニスクラブ」の敷地内に「シフォンサンド Mori(モリ)」はあります。

2階のクラブハウスがカフェと兼用になっていて、大開口の窓から見える緑豊かな景色の中、広々ゆったりとしたレイアウトでソファとテーブルが並び、体と心が休まる空間になっています。

商品の企画と運営を担うオーナーの森さんは、敷地内の「フォーレストテニスクラブ」のコーチとしての顔を持っています。食パンを使用したフルーツサンドの手軽さと、カステラ生地を用いたケーキのふわふわ感、その両方のいいところ取りをしたような“シフォンサンド”。ケーキとは異なり生地にバターを使わず、植物性の油で実現したしっとりふわふわ食感を多くの人に知ってもらい、長く愛されるスイーツを作り出したかったと話します。

パンやスイーツ作りが得意なお母さんやお姉さんの協力のもと、アットホームな雰囲気の中で続々と人気のシフォンサンドのアイデアが湧き出しているそう。お姉さんが焼くふわふわ生地のシフォンケーキにお母さんお手製の絶品生クリームが合わさり、一度味わったらやみつき必至ですよ。

・定番テイストのシフォンケーキ

『あんバターサンド』380円

シフォンサンドが初めての人は、定番の『あんバターサンド』はいかが。国産小豆を使用したあんこは小豆の粒の存在感がしっかり感じられ、北海道産バターの優しい塩気とコクが相まって絶妙なバランスが見事。プレーンのシフォン生地が具材をまろやかに包み込みます。上の写真のように真上から見るとバターが目、あんとクリームが口で、なんともゆるい表情の顔にも見えてかわいいとの声もあるそうですよ。

『チョコバナナサンド』350円

人気を二分する定番商品のもう一つ『チョコバナナサンド』は、バナナと生クリームの具材にココアを混ぜたシフォン生地のフルーツサンド。チョコレートソースも相まってクラシカルでかわいらしいルックスが特徴です。お母さんが作る生クリームは、厳選した生乳を使用しコクがあるのにあっさり。シフォン生地だけでなく、どんなフルーツにもピッタリな同店自慢の生クリームにも注目です。

・旬を味わうフルーツサンド

『小原紅サンド』400円

手軽に旬の味覚を味わうことのできるのがシフォンサンドの良いところ。香川県のオリジナル品種であり濃いオレンジの果皮が特徴の小原紅みかんを大胆に使用した『小原紅サンド』は、小原紅みかん特有の濃厚な甘さとバランスの良い酸味が、生クリーム&シフォン生地に見事にマッチ。ジューシーかつフルーティーなシフォンサンドです。

『モンブランサンド』430円

フランスサバトン社製のマロンペーストを使用したモンブランクリームが主役の『モンブランサンド』。シフォン生地には抹茶を練り込んで焼き上げ、甘いだけではない抹茶本来の苦味や渋みも感じられる大人味に仕上げています。最後に栗の渋皮煮をオン、秋のテイストを全力で感じられる季節限定の商品です。

季節の商品にはこのほか、はざまイチジクやシャインマスカット、さぬきゴールドキウイやさぬきひめイチゴ、白桃や自家栽培のブルーベリーなど多種多様のサンドがラインアップ。どの季節に訪れてもその時々の旬のフルーツサンドが楽しめます。

・お楽しみコラボサンドは見逃せません

『ランスケサンド』430円

坂出市の人気カフェ「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」とコラボしたシフォンサンドは、オーナー同士の人脈によって生まれた幻の商品です。産地や農家を厳選したシングルオリジンのスペシャルティコーヒー豆を極限まで細かく粉砕し、生地と生クリームそれぞれに混ぜ込んでいます。コーヒー風味ではなく、雑味のない高品質なコーヒーのテイストをしっかり味わえるケーキに仕上がっています。アクセントとして鎮座するクッキーからも豊かなコーヒー味が。スイーツ好きだけでなくコーヒー好きも納得の逸品です。

そのほかこれまでには、高松市の新進気鋭の茶寮「SABI(サビ)」や地元インフルエンサーとのコラボなどがあり、新商品の情報に目が離せません。

シフォンサンドがメインのカフェですが、以前はパン教室を開催していたお姉さんが焼く食パンも販売しています。購入する場合は電話での予約がベターです。

旬のフルーツや香川県ならではの地場産の良いところをふわっとサンドした「シフォンサンド Mori」のスイーツシフォン。手に持って食べられる手軽さと、色とりどりで見た目のかわいらしさは老若男女の心をくすぐること間違いなし。自分へのご褒美スイーツとしてだけでなく家族や友達へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

■詳細情報

■DATA

シフォンサンド Mori(モリ)

所在地
香川県高松市鶴市町1575-3 FOREST TENNIS SCHOOL クラブハウス2階
電話番号
087-834-5007
営業時間
11:00〜22:00(テニスクラブ営業時間に準ずる)

【高松】「Drink Drink(ドリンクドリンク)」たっぷりサイズのコーヒーをお供に雑談でも

・「Drink Drink(ドリンクドリンク)」

ことでん伏石駅から徒歩10分ほど。国道11号東バイパスから塩江街道沿いを南へ向かうと見えてくる「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店です。
自転車店だった建物を改装した店舗は、大きなガラスの引き戸はそのままに、赤と白のストライプのテントを掲げ、まるで以前からこの場所にあったような懐かしさを覚えます。

人と話すことが好きというオーナー夫婦は、もともと接客業をしていたそう。二人のお店を持つことが夢だったところ、高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」でコーヒーの魅力に触れ、淹(い)れ方を学んだ後に念願のお店をオープンさせました。

コーヒー以外のドリンクやフードメニューもそろい、すべてテイクアウトOK。平日は10:00から24:00までと長く営業しているので、朝の散歩ついでやディナーの後の夜カフェ使いにもふらりと立ち寄ることができます。

店内はゆったりとした間隔で座席が設けられていて、広々と開放的。通りに面したガラス戸越しに、道行く車や人の様子を眺めていると、自分も町の一部になったよう。一人の時間に浸るカフェというよりは、人との交流を楽しむコーヒースタンドのような空気感が魅力です。

クスッと笑える壁のイラストは、オーナーが家族と一緒に考えたお店のロゴマークを、BLUE SPOON COFFEE ROASTERSの社長がキャラクター風に描いたのだそう。目を引く上に、なんだか元気がもらえますね。

・ゴクゴク飲めるスペシャルティコーヒー

『ドリップコーヒー』682円

飲む機会は多々あれど、意外と深くは知らないコーヒーのこと。よく聞く「ブレンド」とは複数のコーヒー豆を合わせたもので、「シングル」とは1つの産地のみのコーヒー豆のことです。同店ではブレンドと、月ごとに変わる2種のシングルのコーヒー豆が使われています。

3種類のコーヒー豆を、浅煎(い)り、中深煎り、深煎りから選びます。浅煎りはフルーティーで酸味が強く、深煎りは苦味とコクが強めと、焙煎(ばいせん)具合によって風味が変わるので、香りを比べたりお店の人と相談したりしながら、今の気分に合った1杯を選んでみて。

コーヒー豆は鮮度が落ちないように、1杯分ずつオーダーが入ってから粉砕します。一般的に1杯分は10gほどのところを、同店ではたっぷり20gの豆を挽(ひ)き、微粉をふるいにかけます。

微粉をふるうことでフィルターの目詰まりを防ぎ、抽出し過ぎず雑味が少ないスッキリとした味わいになるのだそう。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れられたコーヒーから立ち上る、ふわっとしたアロマに癒やされます。

実はコーヒーが苦手だったというオーナー。この淹れ方を学んでから飲めるようになったそう。クリアですっきりとした味わいは、普段コーヒーを飲まない人もゴクゴクと飲めそうです。他店のラージぐらいはありそうな存在感のあるサイズがうれしいですね。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったらそのまま買って帰ることもできます。

産地直送!旬のフルーツを使ったメニュー

『はつ恋レモネード』605円

コーヒーと並ぶ看板メニューの『はつ恋レモネード』は、三豊市仁尾町のまるく農園で栽培されるブランドレモンの「はつ恋キュンッれもん」が使われています。甘酸っぱいレモンの風味が、シュワっとした炭酸と相まって爽やかな飲み心地
※「はつ恋キュンッれもん」はまるく農園の登録商標です。

生産者から直接仕入れたレモンは、豊かな甘みと新鮮な香りが特長。砂糖とハチミツ漬けにしたレモンのみを使ったシンプルなレモネードだからこそ、素材が要。意外にも国産レモンは冬から春にかけてが旬とのことで、寒い時期にビタミンで元気をチャージするのにぴったりです

『グリークヨーグルト(季節のフルーツ)』1,320円

ヨーグルトの表面にたまっている水分(ホエー)を水切りし、クリーミーでまったりとした食感の『グリークヨーグルト』は近頃話題のデザートです。グラノーラの上に季節のフルーツをたっぷりとのせ、最後にハチミツを加えた贅沢な一皿。

リンゴは果汁をしっかり含んだ、長野県産の秋映(あきばえ)を使用。皮付きのまま薄くカットされているので、シャリッとした食感と豊かな香りを味わえます。
岡山県産の大粒で種なしマスカットの瀬戸ジャイアンツは、皮が薄く口の中でパリッと弾ける食感と、爽やかな甘みが広がります。フルーツは交流のある農家から直接仕入れていて、毎回変化するのもお楽しみ。

・自家製スイーツも必食の価値あり

『チーズケーキ』770円

オーブンではなく、無水鍋を使った奥さまお手製のスイーツもお見逃しなく。
焼き上げてから12時間寝かせた同店の名物スイーツ『チーズケーキ』は、ねっとり濃厚なチーズの風味とタルト生地のサクッとした食感がたまりません。

『シフォンケーキ』550円

やわらかな口溶けの『シフォンケーキ』は、ベーキングパウダー不使用で、しっとりとした食感が際立ちます。素朴で優しい口当たりは、食後でもペロリと食べ切れそうです。

どちらのスイーツもコーヒーとの相性もバッチリ!セットでオーダーして、至福のカフェタイムを楽しんで♪

アットホームな雰囲気が魅力の「Drink Drink(ドリンクドリンク)」では、インスタグラムをフォローすると学生限定で割引になるサービスも。その日のおすすめメニューや、キッチンカーの営業情報もアップしているので、お店に行く前にチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

Drink Drink(ドリンクドリンク)

所在地
香川県高松市太田下町2307-2
営業時間
月~土曜/10:00〜24:00
日曜/10:00~17:00

【高松】「ICHICO(イチコ)」イチゴあめ専門店ならではの甘酸っぱさとパリッと食感を味わって

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」

「ICHICO(イチコ)」は2020年3月に岡山で開業し、東京、大阪、埼玉、福岡、山口、鹿児島など全国に展開しているイチゴあめ専門店です。2023年8月、高松市中心街の複合商業施設「丸亀町グリーン」の東館1階にやってきました。

ガラス張りで中の雰囲気が分かりやすい店内は、広々としていてイートインする場合もゆったりできます。入り口の向こうには「丸亀町グリーン」のけやき広場が望めます。

年間通して味わえる『いちごあめ』はフレッシュな国産イチゴを使用し、あめは当日コーティングしています。冷蔵ショーケース内に入れていても時間がたつとあめの食感が変わってくるので、鮮度管理もしっかり。ツリーのように先細り状態になるようイチゴを大きさごとに順に串に刺すことで、あめのコーティングを薄くしやすいのだそう。

『いちごあめ』は定番のスタイルだけでなく、ショートケーキ、抹茶ケーキ、プリン、チーズケーキ、チョコミント、ティラミス、チョコケーキ、モンブラン、練乳、抹茶など、10種類以上がスタンバイ。ついつい写真を撮りたくなるビジュアルですね。

バリエーション豊富な「いちごあめ」シリーズ

『ノーマル』5粒700円、3粒500円

フルーティーなイチゴの甘酸っぱさと薄いあめのパリッとした小気味良い食感をシンプルに味わうなら『ノーマル』をどうぞ。5粒だと意外とボリューミー!複数のバリエーションを楽しみたい人は3粒ずつ買うのもおすすめです。

『ショートケーキ』5粒900円、3粒700円

『ショートケーキ』は、フレッシュイチゴとホイップクリームがトッピングされた人気の品。ショートケーキを彷彿(ほうふつ)とさせる赤と白のコントラストも美しいですね。

『モンブラン』5粒900円、3粒700円

『モンブラン』のクリームには和栗が使われていて、上品な栗の風味とコクが味わえます。サクサクとしたフィユティーヌの食感もアクセントに。串からイチゴやあめが落ちないように装着されているカップには、雑誌やコスメPRなどさまざまなシーンで活躍するイラストレーター・はるちゃーと氏による描き下ろしのブランドイメージキャラクターステッカーがあしらわれています。

『抹茶ケーキ』5粒900円、3粒700円

抹茶クリームと抹茶ソースでしっかりとした和の風味とビター感を出した『抹茶ケーキ』は、色も味もイチゴとマッチした一品。すっきりとしつつコクのある抹茶クリームがアクセントになっています。

『パチパチキャンディー』5粒770円、3粒570円

『パチパチキャンディー』はもともと期間限定品でしたが、好評なのでしばらく続けるそう。幼い頃に駄菓子などで味わったこともある人が多い、口の中で弾ける“パチパチパニック”キャンディーがトッピングされていて、刺激的な食感がクセになるかも?

丸ごと使った「りんごあめ」と「わたがし」も!

『りんごあめ』650円 ※カットは+30円

丸ごと1個のリンゴをあめでコーティングした『りんごあめ』は、お祭り屋台の“りんごあめ”を懐かしんで買う人もいるそう。屋台などでよく見るものよりコーティングのあめを薄くしているので、より食べやすくなっています。+70円でパチパチパニックキャンディーや抹茶、チョコのトッピングもできますよ。

『りんごあめ』は+30円で食べやすくカットしてくれます。リンゴは季節によって仕入れる品種が異なるので、サイズや糖度、酸味などの違いも楽しめます。みずみずしいリンゴのシャリっと感と、あめのパリッと食感がいいバランス。

『わたあめ』500円

2024年10月からスタートした『わたあめ』は自分の好きなカラーで作れるのが特徴。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブルー、グリーン。大きく作りすぎると串が空回りしてしまうので、程よい大きさで2色ぐらいがオススメだそう。ふわふわカラフルなわたあめを手に街歩きや、推しカラーをチョイスするのも楽しそう♪

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」は、国産イチゴのフレッシュな味わいとパリッとしたあめの食感が年中楽しめるお店。現代的にアレンジされたバリエーション豊富なトッピングは、つい写真を撮りたくなるビジュアルです。

■詳細情報

■DATA

strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)

所在地
香川県高松市丸亀町8-23 丸亀町グリーン東館1階
電話番号
070-9278-9201
営業時間
11:00〜20:00

【綾川】「リバティアイス」濃厚ソフトが自由な発想で、目移り必至のバリエーション♪

「Liberty ice(リバティアイス)」

ことでん陶駅から徒歩約15分、「イオンモール綾川」から車で約5分の場所にある「Liberty ice(リバティアイス)」は、ソフトクリームスイーツやジェラートが楽しめるアイス専門店。敷地内にある工務店「MR(エムアール)」のオリジナルブランドとして2024年8月5日にオープンしました。駐車スペースは店舗横に7台分のほか、100mほど東側の第2駐車場にも約10台停められるので、混雑時はそちらも利用して。

店内は併設のスイーツ店と共有していて、右半分が「リバティアイス」になります。テイクアウトスタイルなので、注文カウンターとジェラートのショーケースのみ。メニューブックから気になる商品を選べます。

気候の良い時期は外のテラス席で食べるのもアリ。土日などの休日には混雑する場合がありますが、平日は比較的落ち着いているそう。

別棟には屋内イートインスペースが20席分あるので、気温が高い日や寒い日でも快適にスイーツを堪能できますよ♪

バリエーション豊富なソフトクリーム

すべてのソフトクリームメニューには、よつ葉乳業の北海道十勝産100%のソフトクリーム原料を使用しています。純乳脂肪タイプならではのコクやなめらかなテクスチャー、濃縮乳による濃厚なミルク感を味わえます。チョコや抹茶、フルーツ系など約17種類がスタンバイ。

『カスタードブリュレ』580円

『カスタードブリュレ』は、提供直前にキャラメリゼした表面のパリッと食感が心地いい一品。ベースのソフトクリーム自体がミルキーで味わい深く、それにサクサクのコーンフレークや濃厚なカスタードのコク、エアリーなホイップクリームをプラス。ウエハースに付けて食べるのもおすすめです。

『抹茶ロールケーキソフト』750円

ボリューミーな和スイーツが食べたい時は『抹茶ロールケーキソフト』をいかが?ミルキーなソフトクリームと濃い抹茶ソースのコントラストが印象的な一品です。フワフワのロールケーキや、スッキリとした甘さの小倉あん、サクサクのクランチクッキーなど具だくさんでありながら、全体的に味が重たくなり過ぎないよう素材一つひとつのバランスを考慮して作られているので、最後まで飽きずに食べられますよ。

『栗づくしのモンブランソフト』750円

フランス・サバトン社の濃厚でなめらかなマロンペーストやマロングラッセ、マロンシロップをたっぷりトッピングした『栗づくしのモンブランソフト』は、栗好きにうってつけの秋限定品。食べ進めると底にもマロンシロップが仕込まれていて、終始マロンの香りが楽しめますよ。

後味スッキリなジェラートも要チェック

ジェラートは約10種類がスタンバイ。シングルサイズはフレーバーにより値段が異なりますが、『2種盛り』(560円)と『3種盛り』(610円)は固定の値段でお得に楽しめます。もちろんシングルサイズでもボリューミーで食べ応えたっぷり!

『鉄窯焙煎(ばいせん)黒ごま』480円

鉄窯で焙煎し、香ばしさをしっかり引き出した黒ごまは、二度練りによるなめらかさと豊かな風味が特徴です。黒ごまの風味がしっかり感じられつつスッキリとした後味。

『石臼挽(び)き宇治抹茶』530円

抹茶フレーバーは石臼で挽(ひ)いた宇治抹茶のうま味や渋味がしっかり感じられるも、後を引かないスッキリとしたテイスト。このほか期間限定フレーバーとして1〜3月は『4種ミックスの芳醇ベリー』、4〜6月は『たっぷり果肉のストロベリー』、10〜12月は『イタリアンマロン薫るマロングラッセ』(各560円)が登場します。

“自由な発想、スイーツをもっと自由に”という思いを込めて、“自由”を意味する“Liberty”を店名に付けたと店主は話します。「Liberty ice(リバティアイス)」で自由に彩られたバリエーション豊富なソフトクリームを味わって。

■詳細情報

■DATA

Liberty ice(リバティアイス)

所在地
香川県綾歌郡綾川町陶2501-1
電話番号
080-3167-9955
営業時間
10:00~18:00(L.O.17:30)

【高松】「K’s bakery(ケーズベーカリー)」ハード系中心の地元に愛されるパン屋さん

・町の小さなパン屋「K’s bakery(ケーズベーカリー)」

ことでん高田駅から車で約7分、高松市立川島小学校のすぐそばに店を構える「K’s bakery(ケーズベーカリー)」は、テラコッタ色の屋根が目印の小さなパン屋。複数のパン屋で修行を積んだ店主が、念願だった「自分のお店を持つ」という夢をかなえ、2018年4月1日にオープンしました。

店舗の玄関周りには色とりどりの花が植えられ、メルヘンチックな雰囲気。店内に入る前から気分が上がります。

店名に入っている「K」は、店主の名前の頭文字であると同時に、お店のある川島や香川の「K」も含まれているそう。店主の生まれ育った地元で、地域とのつながりを大切にしながら、パン作りに情熱を注いでいます。

店内に足を踏み入れると小麦の豊かな香りが広がり、ハード系のパンを中心に、ふんわりとした菓子パンや見た目がかわいらしいキャラクターパンなど、幅広いラインアップが常時40~50種類並びます。
インテリアも魅力の一つで、パリをイメージした小物やエッフェル塔のオブジェのほか、季節ごとに変わるディスプレイに訪れるたびに変化を楽しめますよ。

いろんな種類の中から選びたい人はパンが一番そろう朝8:30ごろが狙い目。焼きたてのパンの香りに包まれながら、お気に入りの一品を見つけて。

・店主自慢のハード系パン

『クルミとイチジク』270円

香ばしいクルミとプチプチとした食感のイチジクを生地に練り込んだフランスパンは、同店の人気商品。表面のメープルシュガーの程よい甘さと深い風味がやみつきになる一品です。クルミのカリッとした食感と、イチジクのジューシーな甘みが絶妙にマッチしていて、食べ応えも抜群♪朝食やおやつの時間にどうぞ。

『Wチーズのフォンデュフランス』248円

真ん中に熱しても固まらないフォンデュ用チーズ、さらに上からプロセスチーズがトッピングされた贅沢なフランスパン。ブラックペッパーがアクセントになっていて、ランチはもちろんワインのお供にもおすすめ。

自宅で温めなおせば、チーズがとろ~り溶けて、手軽にチーズフォンデュを楽しめます。
ウインナーとスライスチーズ、さらにミックスチーズを追加していただく、店主おすすめのアレンジレシピもお試しあれ♪

・ヘルシーな揚げないカレーパン

『カレーパン』237円

同店のカレーパンは、揚げずにオーブンで焼き上げているため、罪悪感なくぺろっと食べられるのが魅力。中には甘口と中辛をブレンドしたちょっぴりピリ辛のビーフカレーがイン。辛さ控えめなので子どもにもおすすめです。外はカリッと、中はふんわりとした食感のコントラストが楽しめ、食べ応えもあるので軽食やランチにぴったりですよ。

・キュートなキャラクターパン

『アザラシくん』226円

ふんわりとしたパン生地の中に、クリーミーなチョコレートクリームがたっぷりと入ったキュートなキャラクターパン。その見た目のかわいらしさから、お孫さんへのお土産として買う年配の人も多いそう。食べるのがもったいないですが、甘さ控えめのチョコレートクリームで、最後まで飽きずに食べられるのもポイント。子どもはもちろん、かわいいもの好きの心をわしづかみにする一品です。

・おやつにぴったり♪キューブ型ラスク

左から『キューブラスクチョコ、キューブラスクシュガー、キューブラスクアールグレイ』各356円

一口サイズのキューブ型ラスクは、おやつにぴったりの軽やかな食感。ザクザクとした食感がクセになり、食べる手が止まらなくなること間違いなし。手土産や差し入れとしても喜ばれますよ。
店頭にはチョコ・シュガー・アールグレイの3種類が並んでいますが、実は知る人ぞ知る「きなこ」のフレーバーもオーダー可能。きなこがパンに吸収されるという性質上、店頭には並んでいませんが、気になる人はカウンターで聞いてみてくださいね。

購入時に作ることができるポイントカードがいっぱいになると、同店のオリジナルバッグをゲットすることができます。描かれているキャラクターの顔部分はよく見るとクロワッサンの形をしていて、布地も黒、赤、ピンクなど豊富なカラーバリエーションから選ぶことができます。タイミングによっては新しいカラーが登場する場合も。コンプリートを目指して通いたくなること請け合いです。

ハード系を中心にバラエティー豊かなパンを提供する「K’s bakery(ケーズベーカリー)」。近くの小学校の子どもたちや家族連れはもちろん、遠方から訪れるパン好きの人まで、幅広い世代から愛されています。月に1~2回ほど、サンポート高松で開催される「さぬきマルシェ」やさまざまなイベントにも出店しているので、気になる人は公式Instagramをチェックしてみてくださいね。
➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

K's bakery(ケーズベーカリー)

所在地
香川県高松市川島東町219-1
電話番号
087-813-8848
営業時間
8:00~17:00