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【高松】「トラットリアたにぐち」でぜいたくランチ♪シェフの本気が満載のイタリアン

・「trattoria(トラットリア)たにぐち」で贅沢イタリアン

ことでん瓦町駅から徒歩約6分、菊池寛通りに佇む「trattoria(トラットリア)たにぐち」は、高松市民のオアシススポットでもある高松市立中央公園や高松中央商店街のアーケードからもすぐ。シェフの谷口さんの名字をそのまま店名にしたのは、イタリアンだけど親しみやすく覚えやすい名前にしたかったそうで「たにぐちさんでも行こうか?」と気軽に利用してほしいと話します。

日中でもダウンライトが映える大人の雰囲気が漂う店内。4席あるカウンターからはキッチンが見え、シェフの料理姿を眺めながら食事をしたり、調理がひと段落した際にはシェフと会話ができたりと人気の座席です。

2018年の移転前の店舗と座席数はほとんど同じですが、テーブルのサイズを大きくし、よりゆったりと快適に食事ができるスペースを確保したのだそう。

奥の個室には4人掛けのテーブル席があります。コース料理などじっくりと時間をかけて食事を楽しめる空間です。予約が優先となるので、希望の人は予約時に相談してみて。

・シェフ入魂のパスタ料理は必食

『イカ墨を練り込んだスパゲティ 天使の海老と季節野菜のトマトクリームソース』2,420円

イカ墨を練り込んだ黒いパスタに、ニューカレドニア産の“天使の海老” がこれでもかと盛られ小松菜やアスパラなど旬の野菜が彩りを添える豪華で食べ応えのある一皿。エビはふっくらやわらかく殻(から)まで食べられそうな勢いで、トマトソースの爽やかな酸味とニンニクの風味をまとったイカ墨パスタは魚介の風味が濃厚で脳天まで痺(しび)れそうなほどうま味たっぷり。

「魚介から出る出汁(だし)や素材が持つうま味を調味することでおいしい料理はできる」と、パスタやピザのソースをはじめ、スープやドレッシングに至るまで化学調味料不使用の食材の良さを生かしたシェフの料理は、コクのあるうま味を持ちながらも体に優しいと評判です。

前菜の盛り合わせ、自家製フォカッチャ、ドリンクが付いた『Bセット』は550円。アラカルトにある好みのメイン料理にプラスすると満足度もさらにアップ。メイン料理としては、10種類ほどのパスタ・リゾット、6種類のピザ、肉料理は4種類ほどそろい、その日の気分で選ぶことができます。

限られた種類のセットメニューから選ぶのではなく、ランチタイムにもかかわらずアラカルトメニューをフル活用し、その日の気分に合った料理をチョイスできるレストランは貴重な存在です。

季節や仕入れに具合によって内容が変わるという前菜の盛り合わせのうちの1品には、ミニスープがセットイン。裏ごしした旬の野菜を、出汁や生クリームと合わせるという手の込んだ自慢のスープには、カボチャやジャガイモ、カリフラワー、里芋といろんなバリエーションが登場するそう。初夏限定のトウモロコシのスープは人気が高く、これを目当てに来店する常連客もいるほど。盛り合わせにはそのほか、唐辛子の入ったピカンテサラミやオレンジ風味のニンジンサラダと、どれをとっても抜かりがありません。

学生時代にパン屋で働いた経験を生かし、自身の料理に合わせたフォカッチャまで店内で手作りしています。ぱらりと振りかけられた表面の岩塩がアクセントになっていて、水分量を多めに仕上げたフォカッチャは単品で食べてもしっとりふっくら。いくらでも食べられそうなほどの名脇役です。

・高温のオーブンで一気に焼き上げます

『マルゲリータ ドッピオ』1,320円

一枚一枚手作りする“ナポリ風ピッツァ”は直径約24cmと食べ応えも抜群。定番の『マルゲリータ』をはじめ『プロヴォラビアンカ』や『ベーコンといろいろなキノコ・半熟卵のピッツァ』など約5種類がラインアップ。“ドッピオ”とは2倍量のチーズがのったピザで、シェフのお眼鏡にかなったこだわりのチーズがたっぷりオン。通常の『マルゲリータ』(1,100円)と同じくらいオーダーが入る人気メニューだそうです。

前日から仕込んで低温発酵させた生地の上に、自家製のトマトソースをたっぷり塗り広げます。シェフが一人で切り盛りしているとは思えないほど手際の良い調理風景は、丁寧できめ細やかな仕込みの賜物(たまもの)。

近年導入したピザ専用オーブンは480℃まで高温が出せる仕様のため、窯に入れてから1〜2分ほどで生地はさっくりソースとチーズは熱々とろとろに仕上がります。同店で唯一テイクアウト可能な“ピッツァ”、家族や親しい人に持ち帰ると喜んでもらえること間違いなしですよ(別途箱代100円)。

バリッと香ばしい見た目の表面とは裏腹に、生地をかじるとふわふわ食べやすい食感です。「老若男女に好まれる親しみやすいピッツァを目指した」と語る谷口シェフ。ランチにディナー、テイクアウトでも引っぱりだこな本格ピッツァをお試しあれ。パスタやピッツァ以外のアラカルト料理で『鴨胸肉のロースト』や『骨付き仔羊のロースト』など肉料理には、でき上がりまで少し時間を要することもあります。

・食後に外せない自家製ドルチェ

『パンナ・コッタ イタリア風フルーツポンチ添え』700円

ふるふる緩めのテクスチャーが特徴的なパンナコッタは、杏仁豆腐風味のアマレット(アーモンドリキュール)が隠し味。杏仁豆腐の風味がイチジクやブドウなど季節の生フルーツと、たっぷりのったカットフルーツをシロップ漬けしたマチェドニアが目にも美しい一品。華やかな見た目ですが食後にぴったりな優しいフルーツのドルチェです。

『大人のティラミス』700円

手作りのスポンジケーキに染み込んだエスプレッソのパンチと洋酒の風味が効いている自家製ティラミス。店内に設置したCIMBALI社製のエスプレッソマシンで抽出したエスプレッソを使用しているので風味も豊かです。卵黄とマスカルポーネチーズを生クリームと合わせることで甘さとコク、さらにエスプレッソの苦味が大人のドルチェを演出しています。

料理や店内の雰囲気に、シェフの人柄が表れているかのような居心地の良いイタリア料理店「trattoria(トラットリア)たにぐち」。できる限り手作りにこだわった料理で、来店する人々をもてなしたいというシェフのサービス精神があふれた、何度でもリピートしたくなるレストランです。

■詳細情報

■DATA

trattoria(トラットリア)たにぐち

所在地
香川県高松市亀井町8-9 ハウス809 1階
電話番号
087-833-5538
営業時間
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(入店は20:30まで、L.O.21:00)
※日曜・祝日のディナーは21:00まで(L.O.20:00)

【観音寺】「バル クヌート」大人の隠れ家でランチはもちろんディナーにカフェタイムも♪

・「BAR KNUT(バル クヌート)」

さぬき豊中ICから車で約10分、最寄りのJR本山駅からは車で約7分。観音寺市吉岡町、県道237号沿いの家具・インテリア雑貨店「西岡家具」の敷地奥に佇む「BAR KNUT(バルクヌート)」。元は家具店が運営するカフェでしたが、2024年3月にシェフの小原(こはら)さんが運営する“バル”として再スタートしました。

緑あふれるアプローチを進むと見えてくる入り口前には、メニューの書かれた黒板が。どれにしようかと考えながら、店に入るまでの時間も胸が高鳴ります。

カフェ時代から変わらない広々とした店内には、2人〜4人掛けのテーブル席からコンセント付きのカウンター席までそろうので、1人でもグループでも来店しやすいのがうれしいところ。

お店のロゴマークは“たき火”がモチーフになっている同店。ところどころに小原さんの趣味でもあるキャンプ用品が、インテリアとしても華を添えています。ランタンや鍋など、実際に使用しているものを置いているそうなので、キャンプ好きにはたまらないかも?

シェフの小原さんはこの道25年。辻調理師専門学校を卒業後、本場・フランスでのフレンチ修行を経て、関東でビストロやイタリアン、居酒屋などあらゆる飲食の現場を経験してきました。食材に対するこだわりや興味から、肉に関する知識を深めようと精肉店に身を投じたことも。どの経験も楽しそうに語る小原さんからは、“食”への愛情が伝わってきました。

関東で活躍していた中、遠く離れた香川に移住したきっかけは、大好きな“キャンプ”と“地域おこし協力隊”。祖父の地元でもある観音寺市には幼少期時代に度々訪れていたそうで、一度飲食を離れてキャンプに関わる仕事ができたらと一念発起、協力隊員として移住を決意しました。

地域おこし協力隊として活動する中、同店の前身でもある「カフェクヌート」のメニュー考案などコンサルティングを担当していた縁と、周りからの熱烈な後押しもあり、もう一度飲食の世界へ。カフェ店舗と同じ屋号である“クヌート”を引き継ぎ「BAR KNUT(バルクヌート)」として、新たにオープンに至りました。

・ランチはカレーとワンプレートランチどちらにする?

『欧風牛すじカレー』1,400円 ※デザート&コーヒーor紅茶セットは+400円

薄切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクなどが溶け込んだルーに、ホロホロになるまで煮込まれたやわらかい牛すじがイン。「子羊のアニョ オリエンタルソース」から発想を得たこちらのカレーは、トロッとしたまろやかな風味で、ご飯にたっぷり絡めて食べたい一皿。

辛さ控えめなので、もっと刺激が欲しい人は、綾川町・山清の「鬼びっくり金一味唐辛子」をチョイ足しするのがおすすめです。ピリッと爽やかな唐辛子の辛さがカレーにピッタリということで、小原さんがチョイスしたそう。かけ過ぎには要注意ですよ!

付け合わせのピクルスは自家製。使用する野菜は季節によって変わります。+400円で付いてくるデザート「バニラのブランマンジェ」は、鞘(さや)から使ったバニラビーンズの甘い香りとプルプルとした食感が◎。

ランチタイムはほかに肉料理または魚料理から選べる『ワンプレートランチ』(スープ付き・1,600円)もスタンバイ。ライスにサラダとメインのおかずが一つになったお得なプレートメニューです。詳しくは公式Instagramで確認を。

・パティシエ自慢のケーキもお見逃しなく

『プレミアムチーズケーキ』600円

濃厚なのにさっぱりとした口当たりの『プレミアムチーズケーキ』は、カフェ時代からファンの多いデザートメニュー。バルになった今も、変わらぬ味で提供されています。カフェタイムのほか、ランチ後のデザートや夜カフェとしての利用もOKです。カットケーキはテイクアウトも可。

そのほか、クレームブリュレや香り高い自家製ラテアイスクリームなどもお見逃しなく。

『オーガニックコーヒー』ホットorアイス各500円

コーヒーはカキ三のオーガニックコーヒー豆を使用。アイスはゴクゴクと飲みやすい飲み口で、食後やデザートのお供にどうぞ。紅茶派にうれしいオーガニックティーや、昼飲みにぴったりのクラフト生ビールも提供しています。

・魅力的なディナーに夜カフェ利用もOK

季節によって変わる夜のコースは、シェフの真髄を一番感じられるメニュー。秋田県から直送される「八幡平(はちまんたい)ポーク」のグリルや、アヒージョ、カルパッチョ、サラダ、デザートなどがコース仕立てでいただけます。

コース以外にも日替わりメニューや、注文を受けてから焼き上げるピザはアツアツのうちにいただきたい一品。焼き上がりの食感や食材との相性を考えてセレクトされた生地は、モチッとした生地感が特徴です。定番のマルゲリータや、しらすとモッツアレラチーズ、イベリコサラミと黒オリーブなど6種類から好きな味を選んで。

『PIZZA』1,200円〜

取材時は、その時々手に入る夏野菜を使用したトマトベースのピザをオーダー。ナスとズッキーニ、ベーコン、トマトソースにチーズがたっぷりとろけた一枚です。1人1枚で満足感もありながら、女性もぺろりと平らげるほど軽く食べやすいピザです。

和のイメージがあるしらすと、バジルソースがマッチしたこちらのピザは、しらすの風味と爽やかなバジルの香りがクセになる味わい。つい全種類制覇したくなりますね。

趣味であるキャンプを通して、自然の恵みを体感してきた小原さん。使用する食材もできるだけ無農薬のものを選んでいるほか、協力隊時代に出会った農家や漁師、紹介してもらった人たちとの縁が食材の仕入れにも生かされています。

自然を愛するシェフの腕が光る多彩な料理をいただける「BAR KNUT(バルクヌート)」。シンボルマークでもある“たき火”を囲むように、大切な人との語らいにはもちろん、1人でも気兼ねなく過ごせる同店で、ランチにディナーに夜カフェに、思い思いの時間をゆったりと楽しんで。

■詳細情報

■DATA

BAR KNUT(バル クヌート)

所在地
香川県観音寺市吉岡町770-1 西岡家具敷地内
電話番号
0875-25-6183
営業時間
<月〜土曜>
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(LO.21:00)

<日曜・祝日> ※2024年9月1日(日)〜
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(LO.16:30)
※ディナー営業なし
※2024年9月1日(日)から日曜、祝日はランチ・カフェタイム営業のみ

【高松】「デイバル ハイジ」は昼飲みやランチ、カフェ、カラオケも楽しめるオールマイティー店

dayバル Haiji(デイバル ハイジ)

「dayバル Haiji(デイバル ハイジ)」はことでん瓦町駅や片原町駅から徒歩約10分、丸亀町商店街とライオン通商店街の間に位置する通称“北古馬場”のテナントビル2階にあります。カーブした階段を上った先がお店です。
ちなみに屋号の“ハイジ”は、店主の昔のニックネームからきているそう。昼から飲めるというコンセプトで、“dayバル”を冠した店名に。

広々とした空間にソファ席、テーブル席、カウンター席の3つのエリアを設け、それぞれの場所でおのおのがくつろげるような雰囲気。店主と話したい人はカウンター席へどうぞ。同店は貸し切りもできるので、会社の飲み会などで一次会は飲み放題付きの食事コースを、二次会もそのまま場所を変えずにカラオケバー感覚で利用するのもおすすめです。ただし、子ども(18歳未満)連れでの入店はできませんのでご注意を。

12人は座れるゆとりのあるBOXタイプのソファ席は、グループでのんびりおしゃべりしたい時やカラオケを楽しみたい時にぴったり。カラオケはフードのピーク時以外に利用できます。14:00〜18:00はワンドリンクオーダーにプラス500円/1時間、または飲み放題2,500円/1時間。店主の余力がある日は、21:00〜24:00飲み放題2,500円/1時間も利用可能だそうです。

昼飲みにぴったりなピンチョスやおつまみ系メニュー

アルコールやフードなど全メニューを終日提供しているのが同店の特徴。食事としてだけでなく、おつまみとしても楽しめるよう、香りや味付けにこだわっています。ランチとディナーの間のちょい飲みに来るお客さんや、1人客も多いため、1本から注文できるピンチョスやおつまみもスタンバイ。
店主はもともとレシピ考案が好きで、ストックしていたレシピからバリエーション豊富な品々が提供されています。メニュー数の多さに驚かれることも珍しくありません。

『ピンチョス』各種1本150円〜

カウンター越しのショーケースから選べるピンチョスは、常時5〜7種が並びます。ちょっとだけ食べたい時や、いろんな種類を味わいたい時にいいですね。『厚あげ肉みそのせ』は口の中で合わさると麻婆豆腐のよう。肉の風味がしっかりしている『ミートローフ』もつまみやすいサイズ感。『あぶりホタテのカルパッチョ』や『鶏ハラミの炭火焼き』など気になるものばかりです。

『ミニグラタン』

ピンチョス類と並ぶ『ミニグラタン』は、濃厚でトロッとなめらかなテクスチャの自家製ベシャメルソースが決め手。マカロニと細切りベーコンが入っています。

『Haijiのポテトサラダ』500円

『Haijiのポテトサラダ』はスパイスを利かせ、たっぷりかかったフライドオニオンがアクセント。キュウリとベーコンの食感も手伝って、飽きずにペロッと食べられる一品です。

『しらすと大葉のピザ』1,000円

『しらすと大葉のピザ』は、塩分少なめの釜揚げしらすを使い、出汁醤油(だしじょうゆ)マヨソースをベースにしています。大葉はチーズの下に仕込んで焼き、風味を際立たせつつ焼き上がりにもトッピング。冷めても大葉の風味を感じられるよう工夫しているのが特徴です。おつまみとしてパリッとスナック感覚で食べられるトルティーヤ生地の食感も楽しんで。

店主自慢の海老出汁カレーとローストビーフ

『海老出汁カレーライス』1,200円

『海老出汁カレーライス』は、生の有頭赤エビの殻を丁寧に煎(い)って、白ワインで出汁を取るという手の込んだ自慢の一品。エビの身も香りが引き立つよう、粗挽きミンチにして一緒に煮込んでいます。

水を使うカレーではエビの香りが薄まったりスパイスに負けたりするので、水は使用せずあえて水分の少ないドライキーマに仕上げています。辛さは控えめながら、味も香りも濃厚。ランチタイムはサラダとスープが付き、ドリンクやデザート類は割引になるお得なサービスもお見逃しなく。

『海老のタルタルグリル焼き(3尾)』850円

背中を開いた有頭赤エビにタルタルソースとパルメザンチーズをのせオーブンで焼き上げる『海老のタルタルグリル焼き』は、頭部分にミソがたっぷり詰まっていてうま味たっぷり!エビの味が濃厚で、タルタルソースのコクがマッチしています。殻まで食べる人も多いそう。最後まで味わい尽くして。

『ローストビーフ』1,000円

ブレンド醤油やスパイスがベースのオイルに漬けながら、3時間かけて低温調理でじっくり火を通す『ローストビーフ』も要チェック。食べやすい薄切りカットでありながらも肉のうま味がしっかり感じられ、タレの甘みと相まって食欲をそそります。

『アールグレイチーズケーキ』600円

コーヒーとスイーツでカフェ利用するのもおすすめな同店で注目なのが『アールグレイチーズケーキ』。開業前に店主の友人たちから好評だったことから、グランドメニューに選ばれたスイーツです。底はサクッとしつつ、生地はねっとり濃厚なテクスチャー。酸味がしっかり感じられ、アールグレイの風味も上品に主張します。濃厚だけど重過ぎないバランスがGOOD。スイーツは今後も続々登場予定とのことなので、期待が膨らみます。

「dayバル Haiji(デイバル ハイジ)」は、昼飲みやランチ、カフェ利用などオールマイティーな使い方ができる万能店。スタッフの手が足りている時だけ提供する『おまかせ!ランチプレート』(1,200円)はインスタグラムのカレンダーをチェックして。店主一人営業の日も多々あるので、時間に余裕を持って来店するのがベター。電話、インスタグラムのDM、公式LINEからの予約がおすすめです。

■詳細情報

■DATA

dayバル Haiji(デイバル ハイジ)

所在地
香川県高松市古馬場町1-2 中村第1ビル2階
電話番号
087-884-1677
営業時間
11:00〜20:00(土・日曜は時短営業の場合あり)
※18歳未満は入店できません

【丸亀】古民家カフェ「エユラ」でモーニングからコース料理まで♪どんなシーンでもくつろぎの時間を

・古民家カフェ「Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)」

ことでん岡田駅から車で約2分、丸亀市綾歌町岡田東の県道282号沿いにある「Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)」。外観も庭も和を感じる雰囲気で、モーニング、ランチ、スイーツ、ディナーとあらゆるシーンで活躍する古民家カフェです。

もともとは坂出市でイタリアンレストランを経営していたところ、イタリアン以外の提供がしたいという思いが芽生え、広い駐車場の確保も兼ねて、2019年12月にこの地で新しいスタートを切ったそうです。

古民家をリノベーションした同店は、和モダンでどこか懐かしさを感じる雰囲気。コンセプトは“まるで家のようにくつろげるカフェ”。靴を脱いで上がるスタイルなので、まさに家にいる時のような気分でリラックスして過ごせます。

フローリングと畳のエリアがありますが、どちらもイスとテーブルの席なので、座敷に座るのが難しい人も安心です。

ひときわ目を引く大きな棚には、オーナーが好きな本やお客さんからプレゼントされた置物がずらりと並んでいます。ちらほら見えるタヌキの置物は、同店のショップカードにこっそりデザインされているタヌキのおかげで、お客さんが次々と持ってきてくれるというほっこりエピソードが。訪れるたびに新入りのタヌキと出合えるかも?

・定番のモーニングセット

『Bセット』650円

バタートースト、サラダ、スクランブルエッグ、ハム、ソーセージ、ドリンクのセット。モーニングメニューは『Bセット』のほか、バタートースト、スクランブルエッグ、ドリンクがセットになった『Aセット』(550円)も用意。+50円でバタートーストからピザトーストに変更もできますよ♪焼きたてのサックリとしたトーストを頬張りながら、ゆったりとした朝時間を過ごしては。

・日替わりのパスタランチが人気

『パスタセット』1,200円

イタリアンの経験を持つオーナーお手製の本日のパスタに、サラダとドリンクが付く人気のランチメニューで、パスタはオイル、クリーム、トマトのソースの中から好みで選べるスタイル。具材の内容は日替わりなので、どんなパスタがあるかは行ってみてのお楽しみ。

取材日は『ベーコンとホウレンソウ フレッシュトマトのオイルソース』をチョイス。オイルベースで細めのパスタはつるっと食べやすく、あっさりとした味わいの中にピリリと効いたコショウとトウガラシがくせになる一皿です。オシャレな盛り付けとカラフルな見た目にテンションもアップ。

・自家製スイーツで至福のひとときを

『ケーキセット(チョコケーキ)』ドリンク付き 900円~

元パティシエのオーナーの奥さまが手がけるチョコレートケーキは、しっとり濃厚な仕上がりで、トッピングのバニラアイスが相性抜群。周りに散りばめられた旬のフルーツと一緒にいただくと、チョコの甘さがより一層引き立ちます。ランチの後のデザートにいかが?

・テイクアウトメニューもおすすめ

『オムライス』950円

同店ではテイクアウトメニューも充実しています。中でも人気の『オムライス』は薄く焼いた卵とぎっしり詰まったケチャップライスが食べ応えのある一品。このほか、ランチパスタから選べる『本日のパスタ』(950円)、チキンや卵がのった『EYURA(エユラ)丼』(950円)、平日限定の『日替わり弁当』(850円)といったラインアップからオーダーが可能。注文する際は事前に電話で連絡しておくとスムーズなので、持ち寄りランチやピクニックなどに利用してみて♪

・お酒と一緒にディナーはいかが?

左から『ベーコンと玉子・トマトソースのピザ』1,300円、『アラカルトパスタ』1,000円~、
『若鶏のグリル』1,500円

土・日曜の17:30からはディナーが楽しめるお店にチェンジ。お酒と一緒にいただきたいアラカルトは前菜、パスタ、ピザ、肉料理などを取りそろえ、どれも本格的な味わいです。

『若鶏のグリル』は素材の味を生かしたシンプルな一皿で、かめばかむほどうま味を感じるチキンに食べる手が止まらなくなること間違いなし。ワインと一緒にいただくのがおすすめですよ。

ベーコンの塩味と酸味の効いたトマトソースがマッチした『ベーコンと玉子・トマトソースのピザ』は、パリッサクッとした食感が心地良い、お酒のおつまみにぴったりの一品です。

前日までに予約すると、贅沢なコース料理も楽しめます。なんとコース料理はディナーの時間だけでなく、お昼も利用可能。昼のコース料理は前日15:00までの予約が必要なので早めに問い合わせを。

自宅のような安心感と、ほっと一息つける雰囲気の中、モーニングからディナーまで利用できる「Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)」。日常使いはもちろん、パーティー、新年会、忘年会、女子会などにぴったりのパーティープランもあります。大切な人との特別な時間に、リラックスしながら本格的な料理を堪能してみては。

■詳細情報

■DATA

Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田東1713-1
電話番号
0877-85-3011
営業時間
モーニング、ランチ/9:00〜16:00(L.O.15:30)
ディナー/土・日曜17:30〜21:00(L.O.20:00)

【善通寺】「CAFFE MOTORE(カフェモトーレ)」で本場のエスプレッソに舌鼓!

・「CAFFE MOTORE (カフェモトーレ)」でイタリア文化を感じて

善通寺ICから車で約5分。飯野山を望む静かな立地にある「CAFFE MOTORE(カフェモトーレ)」は、2006年に「バール モトーレ」として開業後、コロナ禍から2年間の休業を経て2022年12月に形態を変え、リスタートしました。

奥行きのある店内ではジャズが流れ、温かみを感じるインテリアと照明にほっと一息つけそうな落ち着いた空間。イタリアを感じる雑誌や小物が至る所に散りばめられています。

元はバルとして開業した同店。日本ではイタリア料理のお店というイメージがありますが、本場イタリアでは“バール”と呼ばれ、バリスタが提供するコーヒーを気軽に楽しめるカフェのような位置付け。1日に何度もコーヒーを飲む文化があるため、行きつけのお店は“ミオバール”とも呼ばれ身近な存在として親しまれ、現地の人はお気に入りのバリスタ目当てに行列を作ることもあるそう。

「バール モトーレ」から「CAFFE MOTORE (カフェモトーレ)」へと店名と形態を変えたのも、この土地で“ミオバール”のようなカフェ感覚で、気軽に立ち寄れるお店になれたらという思いが込められています。


奥まった空間で、のんびりそれぞれ憩いの時間を過ごすことができる店内はテーブル席のみの合計16席。バール時代から席数を絞っているそうで「こぢんまりと、長くのんびりできたらいいなぁと思って」と、笑顔で話す店主の岡部さん。自分だけの穴場カフェとして利用したくなりますね。

そんな岡部さんは、何を隠そう「日本バリスタ協会」が主催するバリスタグランプリで、2年連続優勝した実績を持つ凄腕バリスタ!現在は公認インスタラクターとしても活躍していて、店内には多くの賞状やトロフィーが飾られています。

さらに同店は「本物のエスプレッソを飲めるお店」として、四国で初めて認定を受けた本格派カフェ。イタリア発祥の伝統的なエスプレッソの品質を守り、認知度の向上を目的に「イタリアエスプレッソ協会」が定める厳しい規定を満たした一杯を提供しているとあり、その味を求めて県外から訪れる人もいるそうです。

・朝も昼もおまかせあれなフードメニュー

『厚切りピザトーストセット』ドリンク料金+350円

バリスタの淹(い)れるコーヒーと合わせて、モーニングはいかが?「お店でトーストを頼んだ時、分厚いのが出てくるとなんだかうれしくなりませんか?」と店主のサービス精神を感じるこちら。4枚切りの分厚いトーストに、たっぷりのピザソースとチーズがのったボリューム満点の一品です。
そのほか『厚切りバタートーストセット』『カレーチーズトーストセット』(各種ドリンク料金+250円〜)も。トーストだけの単品注文も可能です。

早起きした人だけの特権、7:00〜10:30のモーニングタイムのみの提供なので、朝食を目当てに立ち寄る地元客の姿も。

『ピッツァランチセット』1,350円 

ランチは『ピッツァランチセット』をはじめパスタ、カレーの3種のセットメニューが味わえます。ピッツァは「マルゲリータ」、生ハムの「プロシュート」、4種のチーズを使った「クワトロフォルマッジ」、「ソーセージ&オリーブ」「きのこ&ベーコン」の5種から選べるので、つい目移りしそう。取材時はシュレッドチーズとモッツァレラチーズがのったTHE・イタリア〜ンな「マルゲリータ」をチョイス。ランチセットはすべてサラダ付きで、ピッツァは100円引きでテイクアウトもOKです。

『パスタランチセット』1,200円

自家製パンとサラダが付いたパスタのセットは、季節や日によって変わるAとBの2種類から選べます。この日は「ベーコンと水菜のトマトソースパスタ」をオーダー。店内のボードにその日のパスタが掲示されているので、チェックの上注文を。トマトソース系、ペペロンチーノなどのオイル系、冬はクリーム系のパスタが登場するのだそう。来てみてのお楽しみですね。

ランチタイムは11:00〜14:00。カレーとパスタはランチタイム限定メニューなのでご注意を。14:00〜17:30は食事メニューとして『ピッツァ』(1,350円〜)、『自家製ピタサンド』(550円)が楽しめます。

『バリスタ ティラミス』550円

同店の看板デザートといっても過言ではないティラミスは、その名の通りバリスタである店主が手がける渾身のスイーツメニュー。エスプレッソと柑橘系のリキュールをたっぷり染み込ませたほろ苦いスポンジは、コーヒーに対する並々ならぬ思いと同店ならではのひと手間が詰まったこだわりの生地。イタリア産の濃厚なマスカルポーネチーズと層になってもくどくなく、後味さっぱりなので食後のデザートにピッタリです。

ベイクドチーズケーキやアフォガート、ティラミスパフェなど、スイーツも豊富なので午後のカフェタイムにぜひ♪

・バリスタの技術を堪能! 本格エスプレッソに舌鼓

コーヒー豆、エスプレッソマシン、抽出技術、そのどれも欠けてはならない“エスプレッソ”。同店では豆の選別からブレンド、焙煎、香りやテイストなど、高い品質を誇るイタリアの「MILANI(ミラーニ)社」の豆を使用し、「本物のエスプレッソの味を知ってもらいたい」と、豊富なドリンクメニューがそろいます。

定番の『エスプレッソ』(シングル300円、ダブル480円)をはじめ、エスプレッソに泡立てたミルクを添えた『カフェ マッキャート』や、ミルク感たっぷりの『ラテ マッキャート』などホットドリンクだけでも8種類。アイスは『カフェラッテ』や、エスプレッソとミルクをシェイカーで冷やした『シェカラート』など9種類をラインアップ。

苦くて濃いイメージが強いエスプレッソですが、甘党の多いイタリア発祥なだけあって、砂糖をしっかり利かせるのが本場の楽しみ方。詳しい飲み方は店内で解説しているので、オーダーの際は確認を。思わず「へぇ〜」と声が出るかも!

エスプレッソにキメ細かく泡立てたミルクを注いだ『カプチーノ』は、かわいらしい見た目と裏腹に、バリスタの技術が詰まった一杯。いつ来店しても、どんなラテアートを描いたとしても、泡の厚みが均等でなくてはならないそうで、経験値の高さがうかがえます。

『カプチーノ』580円

その日の気分などによってキュートなイラスト風ラテアートを描いてくれることも♪素早くカメラに収めて、冷めないうちに楽しみましょう。もったいないですが、よくかき混ぜて泡と一緒に飲むのがおすすめです。

『アイスカフェラッテ』550円

たっぷりの冷たいミルクとエスプレッソの『アイスカフェラッテ』は、丸みのある味わいでゴクゴクと飲めるほど後味すっきり。甘めが好みの人は、注文の際に伝えるとシロップの量を調整してくれるのもうれしいポイントです。テイクアウトも可能なので、お出かけついでに立ち寄って店頭で購入を。


そのほか、『コーヒー豆』(100g・918円)や『ドリップバッグコーヒー』(1袋・194円)などの物販も。おうちで簡単に本格的なコーヒータイムを過ごすことができますよ。

のどかな風景の中にぽつんと現れる小さなイタリアこと「CAFFE MOTORE(カフェモトーレ)」。フードとデザートはもちろん、店主の確かな技術と経験が光る本格派エスプレッソが香川で楽しめる希少な存在として、ぜひ立ち寄りたい場所です。

■詳細情報

■DATA

CAFFE MOTORE(カフェ モトーレ)

所在地
香川県善通寺市与北町881−5
電話番号
0877-63-5226
営業時間
7:00〜17:30
モーニング/7:00〜10:30L.O.
ランチ/11:00〜14:00L.O.
※全席禁煙です

【東かがわ】大人の隠れ家「LA FRESCA(ラ・フレスカ)」アンティークな空間で本格イタリアン♪

・アンティークな空間「LA FRESCA(ラ・フレスカ)」

白鳥大内ICから車で約5分、東かがわ市水主(みずし)の小高い丘の上にある「LA FRESCA(ラ・フレスカ)」。平日でも予約で満席ということも珍しくなく、老若男女問わずたくさんの人から愛される人気のイタリアンレストランです。

田んぼや民家が点在し、一見お店があるようには思えない細道を進むと高台に現れるかわいらしい建物。まるで砂漠の中のオアシスのように、発見した時の喜びはひとしお♪場所柄、人があまり来ないことからこの土地に店を構えることを決めたそう。ゆっくりと食事を楽しめる静かな環境に加え、宝探しをするように迷いながらお店を見つけてほしいという店主の遊び心も込められています。

もともとはさぬき市津田にあったイタリアンレストラン「トラットリア ラ・フレスカ」(現「Cafe ゆるりと。」)で10年ほど修行を積んだ店主。師匠の引退を機に店名を引き継ぎ、2016年に東かがわ市に移転オープンしました。

店名の「LA FRESCA(ラ・フレスカ)」はイタリア語で「フレッシュな、新鮮な」という意味。その名の通り、料理に使われている野菜や魚介類はその日の朝に店主が市場に赴き、直接仕入れる新鮮なものばかり。だからこそ、素材そのものの味を引き出すだけで、あまり手を加え過ぎないことを大切にしているといいます。

一歩足を踏み入れると、一気に幻想的な世界に惹(ひ)き込まれます。コンセプトは店主が好きなスタジオジブリ作品をイメージ。飾られている木々の基本の骨組みは、この土地を切り開く際に出た廃材を再利用していて、くすんだ風合いがクラシックな世界観にぴったり。

元は空き地だった土地を店主自ら草刈りをし、ショベルカーを購入して開拓したそう。農業、狩猟の趣味を持つ店主の多才さがここでも垣間見えます。アンティーク調の家具は、インテリアや空間デザインに定評のある高松市の「ドラゴンファクトリー」で仕入れ、シャビーシックなテーブルやイスがより一層おしゃれな雰囲気を醸し出しています。

・素材の味を生かした本格イタリアンランチ

『ランチメニュー』1,680円~

メイン、ミニスープ、サラダ、デザート、ドリンクがセットになったボリューム満点のランチ。メインはパスタ、ピッツァ、ニョッキの中からお好みでチョイスを。その日の仕入れ状況や季節によってラインアップが変わるので、何がオーダーできるかはメニューを見るまでお楽しみに♪

『ピッツァ“カプリチョーザ”(シェフのきまぐれ)』ランチ料金+50円

自家製生地を400℃の石窯で一気に焼き上げた、外はサクサク、中はもっちり食感の本格ピザ。なんと石窯まで手作りというから脱帽です。イタリア・ナポリで食べたピザが忘れられないという店主自慢のピザの具材は、ピーマン、ミニトマト、マッシュルーム、ハム、チーズとシンプルながら食べ応え抜群!ひと口頬ばると、まるでナポリに行った気分になれるかも!?

『海の幸のアーリオ オーリオ(オイルソースパスタ)』ランチ料金+100円

同店のパスタはすべて自家製の生麺で、もちもちとした食感がやみつきになること間違いなしの一品ばかり。取材日のこちらのパスタの具材はタイ、カキ、アサリ、タコ、イカ、エビ、ホタテといった贅沢な顔ぶれ。魚介のうま味がギュッと凝縮された絶品パスタを心ゆくまで堪能して。

『デザートの盛り合わせ』ランチ料金+100円

いろんな種類を少しずつ楽しみたい欲ばりな人におすすめのデザートプレート。取材日はティラミス、抹茶のケーキ、バニラアイスがお目見え。抹茶のケーキは粒あん入り。

『ガトークラシックショコラ』

チョコ好きの人にはたまらない、どっしり濃厚なガトーショコラもランチセットのデザートの一つ。中はねっとり、外側はサクッと食感がポイント。横に添えられたクリームをケーキにつけながら召し上がれ♪
料理もさることながら、デザートも丁寧な仕事が伝わる逸品ばかりです。

・ディナーメニューも充実のラインアップ

『マダイのアクアパッツァ』1400円

どーんと真ん中にマダイがのったインパクト大のアクアパッツァ。テーブルに到着するやいなや、カメラに収めたくなる一皿です。アサリ、エビ、イカ、ホタテなどのうま味がしっかり感じられ、マダイは身がほろほろとやわらかく身離れもいいので食べる手が止まらなくなるかも。メインの魚はその日仕入れの状況次第。旬の鮮魚を堪能できるチャンスをお見逃しなく。

パーティーやお祝いにもおすすめで、ディナー用のメニューはだいたい3~4人前。ランチタイムには「ランチにプラスもう一皿」として、1~2人前の『マダイのアクアパッツァ』(500円)がオーダーできます。

・動物たちに癒やされるほっこり時間

お店の周りにはフレンチブルドッグの看板犬を筆頭にイノシシ、ヤギ、ミニブタ、ニワトリ、ウサギなど、動物たちがたくさん。席で食事を楽しんでいると、ニワトリが窓越しにのぞきにきてくれることもありますよ。大自然の中でのびのびと過ごす動物とのふれあいに癒やされます。

人里離れた土地にひっそりと佇む、まるで秘密の隠れ家のような「LA FRESCA(ラ・フレスカ)」。宝探し気分の道中から、森に迷い込んだような非日常感、新鮮な食材を使った本格イタリアンに豊かな自然やかわいい動物たちまで、幾通りもの楽しみ方ができる魅力的なスポットにぜひお出かけしてみては。

■詳細情報

■DATA

LA FRESCA(ラ・フレスカ)

所在地
香川県東かがわ市水主436-1
電話番号
0879-49-1902
営業時間
ランチ/11:00〜14:30
ディナー/18:00〜22:00
※電話で予約がベター

【さぬき】ピザ専門店「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」は本格薪窯焼き♪

・「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」

さぬき市にある、津田の松原海水浴場は「日本の渚百選」にも選ばれた白砂青松の景勝地。その県内最大級のビーチから徒歩すぐの「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」は、薪窯ピザやカフェメニューが楽しめるピッツェリアです。

店主は“さぬき市津田地区地域おこし協力隊”として、地域の交流拠点となるお店を目標にスタート。「一般社団法人 さぬき市津田地区まちづくり協議会」理事であり、同じくさぬき市にカフェを構える「ゆるりと。」のオーナーが、師匠として同店の立ち上げに携わっています。

地元住人たちと共に店主自らがDIYで改築した店舗は、元が漁業倉庫でした。そのレトロな風合いも残しつつ、店内は明るい陽が差し込む落ち着いた雰囲気で、木のぬくもりも感じられます。

「PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)」という店名には、“PORTO(港)”のように多くの人の交流拠点、新たに挑戦を始める出発地点として、再びまちに火を灯したいという意味が込められています。かつては遠洋漁業で栄えていた津田地区らしいネーミングですね。

薪窯の香ばしさが魅力のピザ

同店のピザは本格的な石窯焼きスタイル。薪は地元の里山で伐採された良質な木々を利用しています。火をおこし始めてから温度が安定するまで約2時間かかるという手間はありますが、その分おいしさへとつながる要素である、うま味や水分を逃さず焼けるメリットが薪窯にはあるそう。

『野菜とサラミのピッツァ』1,380円

店主オススメの『野菜とサラミのピッツァ』は、新鮮な生マッシュルームやプチトマト、ピーマンとサラミがのったトマトソースベースのピザ。自家製トマトソースは野菜の甘みが感じられるフレッシュな味。生地は耳の表面がサクッと、内部はしっとりもっちりとしていて食べ応えがあります。

シンプルなピザを味わいたい人は、王道のマルゲリータである『バジルとチーズのピッツァ』(1,210円)をどうぞ。ピザを1枚まるまる食べ切る自信がない場合はシェアしても大丈夫ですよ。

『4種のチーズのピッツァ』1,710円

人気No.1の『4種のチーズのピッツァ』はゴルゴンゾーラ、カマンベール、モッツァレラ、グラナパダーノをたっぷり使用し、チーズのコクとうま味を存分に味わえる一品。チーズ好きにはたまりませんね。

開業時からずっとピザメニューは定番の3種類でしたが、現在は“本日のおすすめ”メニューも新たに登場。取材時は『キノコとベーコンの和ピッツァ』(1,630円)や『さつま芋とかぼちゃ時々栗のピッツァ』(1,550円)が出ていました。旬を感じられる食材やスイーツピザも要チェックです。

ピザは高温で2〜3分という短時間で焼き上がるので、比較的早く提供されるのもうれしいポイント。テイクアウトもできますが、ぜひ熱々のうちに食べてほしい一品です。

スイーツ&ドリンクでカフェ利用もOK!

『パンナコッタ』400円

11月から新たにスイーツメニューも追加され、よりカフェの利用もしやすくなりました。香ばしいピザをいただきたいところですが、スイーツやドリンクだけの注文もOK!

たっぷりサイズで満足度高めな『パンナコッタ』は、生クリームのしっかりとした濃厚感に、爽やかなベリーソースがぴったり。

『クリームブリュレ』350円

『クリームブリュレ』は、提供直前にバーナーでキャラメリゼ。アメ色の表面をカリッと割ってスプーンを入れる瞬間は、なんとも幸せ。やわらかなカスタードのコクとなめらかな舌触りがクセになります。

『ベリーピーチソーダ』420円

ドリンクメニューはコーヒーや紅茶、フルーツジュース、ソーダ系、ハートランドビール、グラスワインなど20種類以上がスタンバイ。『ベリーピーチソーダ』のように色味もステキなソーダ割りのモクテル(ノンアルコール)も約5種類ありますよ。ドリンクはテイクアウト可能なので、お店の目の前に広がるふるさと海岸へ行ってのんびり味わうのもオススメです。

新しいお店が続々とオープンしている津田地区は、今後も期待のエリアです。香ばしさともっちり食感が魅力のピザを食べに、同店へぜひ出かけてみては。

■詳細情報

■DATA

PORTO PIZZA(ポルトピッツァ)

所在地
香川県さぬき市津田町津田1325-325
電話番号
0879-49-3371
営業時間
11:00〜18:00