ランチ

【高松】「らふとんびぃ」のふわふわパンケーキで幸せ時間♪豊富なランチはテイクアウトも

・「Laugh ton be(らふとんびぃ)」

ことでん今橋駅から徒歩3分、高松市松福町に店を構える「Laugh ton be(らふとんびぃ)」。
ふわふわのパンケーキをはじめ、フルーツのトッピング、食事系などのパンケーキから、ランチ、テイクアウトまで対応するカフェです。
もともとは高松市丸亀町で営業していたパンケーキ専門店が福岡町に移転。コロナ禍でイートインが難しくなったことがきっかけで、お弁当やサンドイッチを販売する「Honey ton(ハニトン)」としてオープンしました。緊急事態宣言明けにパンケーキ専門店を同所でリニューアルオープンしましたが、オリジナルのパンケーキをメニューに加えたいという夢を叶え、2023年4月に「ラフトゥビィ」として新たにスタート。そして2025年2月に松福町に移転し、さらに生まれ変わりました。

店名はLaugh=笑う、ton=ブタという意味で、「お客さまに食事を通して笑顔と幸せを届けたい」という思いが込められているそう。また、ブタは世界中で幸運を運ぶ動物としても知られていて、同店のキャラクターにもなっています。

店内は白を基調としたインテリアと木のぬくもりが調和した、心安らぐ空間で、リラックスしながら心地よいひとときが過ごせます。

・あま~いパンケーキで幸せ時間

『ふんわりぱんけーき』1,080円

看板メニューのこちらは、その名の通り羽のように軽いふわふわ食感のパンケーキ。しっかりと泡立てたメレンゲの生地をじっくりと蒸し焼きにしています。
焼き上がるまでに20~30分かかるので、時間に余裕を持ってお出かけくださいね。

そのままの状態でもほんのり甘味を感じるこちらのパンケーキには、生クリーム、メープルシロップ、マーガリン付き。一口ごとに違った味わいを楽しんでみて。
冷ましてカットした『ふんわりぱんけーき』をカップに入れて、メープルシロップやチョコレートソースをトッピングした数量限定の『cupメニュー』もありますよ。

『チョコバナナパンケーキ』1,280円

もっちり生地のパンケーキにとろりと濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけ、甘くフレッシュなとバナナが一本贅沢にトッピングされた一皿。

チョコレートソースとバナナが絶妙にマッチした、子どもから大人まで幅広く支持されるメニューです。

・充実のランチメニューが自慢

『タコライス(スープ・ドリンク付き)』980円

スパイシーなタコスミートにたっぷりのサニーレタス、アボカド、トマト、上にチーズと目玉焼きをトッピングした同店の人気メニュー。

『タコライス』と『ミートドリア』(980円)は、平日の11:00~14:00は毎日いただけるので、友達とのランチや女子会、仕事の合間にぜひ訪れて。

『カレーライス(サラダ・スープ・ドリンク付き)』980円

ひと口食べると甘味を感じ、後からピリリとスパイシーな辛さがくる本格カレー。大きめのニンジンのやわらかさに、じっくり煮込まれていることがうかがえます。
日替わりランチメニューで提供されるので、入り口に設置されているメニュー、またはスタッフへ確認を。日替わりランチメニューはこのほか、『とりから』『キーマカレー』『ロコモコ』『ジャンバラヤ』『ナシゴレン』の全6種類。豊富なラインアップに悩んでしまうこと必至です。

ふわふわ、スイーツ、食事系とバラエティー豊かなパンケーキに加え、ランチメニューも手がける「Laugh ton be(らふとんびぃ)」。アットホームな雰囲気の中で、至福の時間を過ごせます。お弁当のテイクアウトは予約すれば店頭に並んでいないメニューもオーダーできるので、問い合わせてみてくださいね。
➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

Laugh ton be(らふとんびぃ)

所在地
香川県高松市松福町1-16-9 今橋マンション1階
電話番号
087-884-5500
営業時間
平日
ランチ/11:00〜14:00(L.O.14:00)
カフェ/11:00〜19:00(L.O.18:30)

土曜
休日限定ランチ/11:00〜14:00(L.O.14:00)
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:30)

日曜・祝日
ランチ/なし
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】「菓子工房 ルーヴ」はケーキからおはぎまで魅力的!地域密着の和洋菓子でほっと一息

・「菓子工房 ルーヴ」

ことでん太田駅から徒歩約16分。空港通りに位置する洋菓子の老舗「菓子工房 ルーヴ」は、ケーキや焼き菓子、パンの販売のほかカフェを併設する高松市鹿角町の空港通り店をはじめ、番町店、「Anniversary Lowe(アニバーサリー ルーヴ) 屋島」、カヌレやマロングラッセなどのヨーロッパの伝統菓子を扱う「GRANDMAISON LÖWE(グランメゾン・ルーヴ)」の4店舗を香川県内で展開。2020年には空港通り店内に、おはぎや大福、ようかんなどの和スイーツを取り扱う新ブランド「あん」もオープンしました。

1978年の創業当時は、まだ生クリームやフルーツを使ったケーキ自体が珍しく、シンプルなバターケーキが主流だったそう。そんな中、高松市内のライオン通商店街で、ドイツ菓子とパンのお店として歩み始めました。間口が3mほどの小さなお店で、店名の「ルーヴ」は場所にちなんでドイツ語のライオンが由来となりました。

町の小さな洋菓子店として、手作りでできるだけ地域の素材を使ったお菓子を提供してきた同店。45年たった今もその精神は変わらず、30周年を迎えた年にはお菓子屋にできる地域貢献をと、原材料を見直し、今では定番になっている材料もひと足早く使用し始めました。

三木町産の朝採れ卵をはじめ、小麦粉や牛乳、ケーキに欠かせないイチゴは香川の県産品でもある女峰(にょほう)を、香川のブランド米・おいでまいの米粉や直島の天日塩、香川大学開発の体に優しい自然由来の甘味料・希少糖アルロース、伝統的な砂糖・和三盆糖など、お菓子づくりに必要不可欠な材料は、どれも地元である香川ゆかりのもの。いずれもパティシエたち自らが生産者との対話を重ね、産地へ足を運び、実際に試作を重ねながら使用しています。
香川愛を感じるエピソードですね。

・ルーヴを代表するお菓子たち

今では同店の看板スイーツともなっている『和三盆手巻』は、2000年に販売をスタート。当時はまだ和食や、上生菓子などの和菓子にしか使われていなかった和三盆糖を、洋菓子にも取り入れた一品です。江戸時代から続く東かがわ市の和三盆の老舗「三谷製糖」の協力で、和三盆製造中に生まれる「白下糖(しろしたとう)」を材料として採用。優しい甘さでありながら、コクがあり上品な味わいが特徴の白下糖は、しっとりやわらかな県産米「おいでまい」米粉や県産小麦「さぬきの夢」小麦粉で仕立てた生地に使用。生クリームには精製された「和三盆糖」が惜しみなく使われていて、口の中でほどける甘さを実現しました。

材料は販売を開始した2000年から少しずつ、時代やニーズに合わせてマイナーチェンジを行っているそうで、“メイドイン香川”の素材にこだわったロールケーキは、全国各地にファンの多い一品です。

香川県産品コンクールでも最優秀賞を受賞した、同じく人気商品『讃岐おんまい』は2009年に「讃の岐三(さぬのきさん)」という名前で発売。同店で初めて商品化された和菓子ですが、和と洋の垣根を越えたスイーツでもあります。これまであんこを炊いたことがなかったという洋菓子職人たちが、何度も研究と試行錯誤を重ねて生み出した特製のミルク餡(あん)を、しっとりやわらかな生地で包み込んでいます。
「おんまい」は香川の方言でお菓子や、おいしいものを意味する言葉。景勝地である屋島の形をイメージしたかわいらしいミルクまんじゅうです。

・熱々ワッフルや生ケーキ、おはぎをイートイン

テイクアウトのお菓子だけでなく、空港通り店ではイートインが可能なカフェ「Cafe die mahne(カフェ ディ メーネ)」を併設。自家製パンのトーストやホットサンドといったモーニングや、季節のキッシュなどの軽食、旬のフルーツを使ったパフェにワッフルなど豊富なラインアップに目移り必至です。


創業当時はパン作りを行っていた同店、リバイバルとして2022年からパンの製造・販売を再開。当時のレシピを元に作られた自家製パンは、古いお客さんから懐かしむ声も。
カフェのトーストメニューで食べられるほか、1階の店頭にはパンコーナーも常設されているので持ち帰りもできますよ♪


『チョコバナナワッフル』935円

注文を受けてから店内で焼き上げるワッフルはプレーンとチョコバナナ、季節替わりのメニューから選べます。ドリンクを付けると55円オフになるお得なセットも。ブレンドコーヒーやカフェラテ、紅茶などから好きな飲み物を選んで。

アツアツのワッフル生地は軽い口当たりで、カリッ、もちっとした食感。熱で溶けたバニラアイスと生クリーム、バナナと一緒に頬張りましょう。

『季節のケーキ』※ショーケースで確認を

もちろんケーキもいただけますよ♪ カフェ店頭のショーケースのほか、1階のショーケースから好きなケーキを選んで、ドリンクと一緒にカフェタイムを楽しんで。取材時は香川県まんのう町・羽間(はざま)地区の「はざまいちじく」とシャインマスカットのタルトや、プリン・ア・ラ・モード、パッションフルーツを使ったムースケーキなどがずらり。持ち帰りのみの場合は1階でオーダーを。

『こはぎ』183円〜

あんこ好きの社長が発案したこんまい(小さい)おはぎ=「こはぎ」は、『讃岐おんまい』で培ったあんこのノウハウと、パティシエの表現力を生かした一品。オーソドックスな粒あんをはじめ、きなこのほか、バラに見立てたフランボワーズ仕立てのおはぎなどユニークなものも。
取材時にはキャラメリゼしたクルミを混ぜ込んだ「かぼちゃのおはぎ」、スイートポテト餡の「おいもさん」が登場。素材はもちろん、食べるのがもったいないほどキュートなビジュアルにも注目です。
『こはぎ』を提供している「あん」は月・火曜がお休みのためご注意を!

今も昔も変わらずお客さんの“笑顔”のために、進化を続けてきた「菓子工房 ルーヴ」。手土産やギフト、誕生日などの記念日にとどまらず、日常のふとした瞬間に気軽にスイーツを楽しめる街のパティスリーとして、香川に根差したお菓子づくりや地域貢献のみならず、何世代にも渡って愛される洋菓子、和菓子を提供しています。

■詳細情報

■DATA

菓子工房 ルーヴ

所在地
香川県高松市鹿角町290-1(空港通り店)
営業時間
9:30~19:00

「Cafe die mahne」
9:30〜18:30(L.O.17:00)
※番町店、Anniversary Lowe 屋島、GRANDMAISON LÖWEの詳細は公式HPで確認を

【高松】「海鮮チーズ麺 とろり」チーズ×魚介×麺の新ジャンル!

・「海鮮チーズ麺 とろり」

ことでん仏生山駅から徒歩約15分、2022年1月、高松市出作町にオープンした「海鮮チーズ麺 とろり」。香川といえば讃岐うどんですが、高松発祥のおいしいものを作り出そうと、オーナー兄弟が全国の美味を食べ歩いて研究を重ね、チーズ・魚介・麺を軸に、うどんでもパスタでも、ラーメンでもない新たな名物をと「海鮮チーズ麺」を開発しました。

周辺は讃岐うどん店やそば店が点在する麺激戦区ですが、オープン以来、ほかの麺料理とは一線を画す新ジャンルの麺として多くのファンが足繁く通うお店となっています。


うどんやラーメンというとサッと食べてサッと帰るイメージがありますが、カフェのようにおしゃべりを楽しみながらゆっくり過ごしてほしいと、店内はダウンライトの中に緑があしらわれ、落ち着いた空間となっています。


1人はもちろん友人や家族とも利用しやすく、座席には子ども用のイスも用意されているので小さな子ども連れも安心♪オープンキッチンで作る過程を眺めながらのんびりカウンターでいただくも良し、座席でゆっくり食事するも良しですよ。

・チーズ×魚介×麺のコラボレーション!

『とろり』1,000円

初めて訪れる人は、まずは店名を冠した看板メニュー『とろり』からオーダーを。エビ、カニ、ホタテなどの魚介をベースに豆乳で仕上げたスープは、数種類のチーズを溶け込ませた特製品。具材にはエビ、ブロッコリー、アサリがイン。クラムチャウダーのようですが、隠し味にみそを仕込むことで洋風に偏りすぎず、日本人の味覚にも合う味となっています。

甘めでマイルドなので子どもも食べやすいですよ。中太の縮れたまご麺は、濃厚なスープに絡んで相性バッチリ♪

ちなみに卓上には味変用のトッピングも常備。チーズ感の増す粉チーズ、マイルドな辛さのホワイトペッパー、スパイシーなタバスコの順で食べながら調整していくのがおすすめ。クルトンはカリカリとした食感を楽しめます。


『とろリゾット』200円

せっかくのスープを残すのはもったいないけど、飲み干すのは罪悪感があるということから生まれたこちらのリゾット。アツアツの炙(あぶ)りチーズがのったご飯は高松市西植田町の米農家から仕入れた米を使用。締めの一品として最後にスープを移して、自分でリゾットにすることができます。
麺を食べた後でもペロッと食べられる、ちょうどいいサイズ感です。

・ユニークな限定味をお見逃しなく

『とまとろり』1,000円+『炙りチーズ』トッピング200円

メニューは通常の『とろり』1本!ですが、無料でカスタマイズが可能です。中でも『とまとろり』はトマトソースを+αしたイタリアンな味わいで、濃厚なチーズと爽やかなトマトが絶妙にマッチ。取材時にはおすすめのトッピング『炙りチーズ』をオン。

目の前で炙ってくれるチーズに食欲が刺激されます。ちなみにいずれの麺も+150円で大盛りにすることも可能です。

『グリーンカレーとろり』 1,000円

イタリアンの次はエスニック!?ベースの魚介出汁(だし)だからこそできたというこちらは、ピリッとした唐辛子の辛さとココナッツミルクの風味を感じる本格的なグリーンカレー味。

『バジルとろり』1,000円

こちらはスタッフ考案のメニューで、特製のバジルソースを使った一品。ジェノベーゼのような上品なバジルの香りが鼻に抜けます。取材時にはバジルやグリーンカレーのほか、ごまラー油、ブルダックなどユニークなメニューがずらり。「元はまかないだったものもあります。スタッフのひらめきや食を楽しむ姿勢を大切にしながら、都度新メニューが生まれています」と店主の中川さん。
その時しか出合えない味も登場するので、詳しくは公式インスタグラムで確認を。
➡︎公式インスタグラムはこちらから

高松発祥の新たな麺「海鮮チーズ麺 とろり」。うどんでもラーメンでも、パスタでもない新進気鋭の同店の味を一度は試してみたいところ。ランチにディナーに、五感を刺激されるおしゃれなオープンキッチンで、女性1人からファミリー、幅広い世代の人まで訪れやすいお店です。

■詳細情報

■DATA

海鮮チーズ麺 とろり

所在地
香川県高松市出作町199-2
電話番号
087-804-7191
営業時間
ランチ=11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー=18:00〜21:00(L.O.20:30)

【坂出】「サンシャインピクニックデイズ」味もビジュアルも◎!瀬戸大橋ふもとのおしゃれカフェ♪

・「サンシャインピクニックデイズ」

坂出北I.C.から車で約23分、瀬戸大橋記念公園内にある「サンシャインピクニックデイズ」。国内外問わず、食べ歩きと食を愛するオーナーが作るこだわりの料理やスイーツの数々は、フォトジェニックな見た目はもちろん、その味を求めて多くのファンが訪れるほど。

地上108mの高さまで回転しながら上昇する展望室「瀬戸大橋タワー」の2階で営業しているので、遠くからでもすぐに分かります。360度のパノラマビューで瀬戸大橋や瀬戸内海の多島美を眺めたら、カフェへGO!

店内はソファ席や小上がりになった半個室席が用意されていて、眺めのいい席は早い者勝ち。

季節によって変わるフォトスポットにも注目。料理と一緒に撮影したり、友人や家族、恋人と記念に写真を撮る人の姿も多く見られました。

・思い出のナポリタンを再現したイチオシランチ

『元町ナポリタン』1,500円

サラダ、スープ、デザートにミニドリンクが付いたランチメニューの中でも人気のこちら。坂出市の元町にあった喫茶店のナポリタンが大好きだったというオーナー。あの時のように、忘れられない味のオリジナルのナポリタンをと試行錯誤を重ね、メニュー化しました。

熱々のスキレットに薄焼き卵を敷き、ナポリタンの上にはさらに目玉焼きがオン!具材にはウインナーとたっぷりのキノコが使われていて、キノコと卵が好きなオーナーならではのナポリタンに仕上がっています。

また、ランチはオムライスやロコモコのほか、月に2回ほど不定期で小皿ランチも提供。実施のタイミングなど詳しくは公式Instagramで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

デザートには同店で人気の台湾カステラ付き。実際に台湾で本場の味を食べ歩き、何度も試作を重ねた末、納得の味にたどり着いたというカステラは、ふわっしゅわっとした軽い食感で、まるで雲を食べているかのよう。
もちろん単品でもオーダー可能。テイクアウトもできるので、近くの公園で海を眺めながら食べるのもオツなものですよ♪

・カメラをお忘れなく!味と映えの良いとこどりスイーツ

『ぐりぐらパンケーキ』990円

子どもの頃に一度は夢見た、某絵本に登場する大きなパンケーキ。スキレットいっぱいに膨らんだ、ふわふわのパンケーキに、バターがジュワッと染み込んでいくので、カメラに収めたい人は早めに撮影を。やけどには気をつけて温かいうちにどうぞ。焼き上がりに40分ほどかかるため、前後の予定には余裕を持ってオーダーして。

『夕暮れのクリームソーダ』780円

ブルーベリーとマンゴーのソーダが織りなす淡いグラデーションが、その名の通り夕暮れのようなこちらのクリームソーダ。ほかにもブルーハワイを使った『青空のクリームソーダ』やオレンジ味の『太陽のクリームソーダ』、夕日や雲などをイメージしたものが6種類もラインアップ。きれいに渦を巻いたソフトクリームは入道雲のようです。アイスが溶けてしまう前に、こちらも早めに撮影を。

『季節のフルーツパフェ』※メニュー表で確認を

取材時は香川のブランドイチゴ・さぬきひめをたっぷり使ったパフェが登場。過去には秋にシャインマスカットや羽間(はざま)イチジク、冬は小原紅早生(おばらべにわせ)ミカン、初夏には丸亀市の飯南の桃を使うなど香川の食材を使うように心がけているそう。
これでもかと果肉をたっぷり使ったパフェはボリューム満点!最初から最後までフルーツの味を存分に楽しむことができますよ。

食を愛し、お客さんを楽しませたいというサービス精神旺盛なオーナーが生み出す、目にもおいしい料理やスイーツ、ドリンクに目移り必至のカフェ「サンシャインピクニックデイズ」。店内には瀬戸大橋が見える特等席もあり、本州と香川をつなぐ玄関口という立地で、休日には地元客や観光客が多く立ち寄り、幅広い世代の人たちでにぎわっています。

ドリンクやスイーツはテイクアウトも可能なので、坂出エリアにお出かけの際はドライブのお供や瀬戸大橋記念公園でピクニックもおすすめですよ♪

■詳細情報

■DATA

サンシャインピクニックデイズ

所在地
香川県坂出市番の州緑町6-13 瀬戸大橋タワー2階
電話番号
0877-45-2344
営業時間
3月〜10月=11:00〜18:00
11月〜2月ごろ=11:00〜17:00
※夏はサマータイム営業。詳しくは公式Instagramで確認を

【綾川】「プラスアルファ」でパティシエの技が光る目にもおいしいデザートに舌鼓♪

・大人の憩いの場「PLUS ALPHA(プラスアルファ)」

ことでん滝宮駅から徒歩約3分、綾川町滝宮の県道183号沿いに位置するカフェ「PLUS ALPHA(プラスアルファ)」。オーナーの村上さんと広報担当の奥さま・しおりさん、奥さまの兄でパティシエの藤川さんの3人の縁が結びつき、“日常に+α(プラスアルファ)の小さな幸せを”をコンセプトに、2024年12月7日にオープンしました。その名の通り、料理・スイーツ・空間、どれもがちょっとした非日常感を味わえるような憩いの場所になっています。

元はショッピングモールのセントラルキッチンとして使われていたという、プレハブ調の建物を生かしたお店は、グレーを基調とした無機質でスタイリッシュな空間に様変わり。彩り豊かなスイーツたちが映えるよう、あえて色味を抑えてシンプルな内装に仕上げたそう。

通りに面した大きな窓からは暖かな陽光が差し込み、道行く車を眺めながらのんびり過ごすことができます。都会的な店内とは打って変わって、つい通り過ぎてしまいそうな控えめな外観からは、大人の隠れ家のような雰囲気が漂います。
駐車場は店舗南側ではなく、北側の月極駐車場内(17・22・23・32番)の4台なのでご注意を。

周辺には道の駅滝宮やイオンモール綾川、ヤドン公園といったお出かけスポットや、役場や学校、病院なども点在する綾川町の中心部でアクセスも良く、大通りから少し外れた場所柄、静かなランチ&カフェタイムに絶好のスポットです。

・見目麗しいパフェや体験型スイーツに注目

『季節のフルーツパフェ カクテルサイズ(苺)』1,200円

同店ではなんといっても目にもおいしい、美しい創作スイーツたちがめじろ押し。香川と大阪で約15年、パティシエとして腕を振るってきた藤川さんが作るスイーツは、目移り必至のラインアップです。

中でも人気の旬の果物を使った『季節のフルーツパフェ』は、宝石箱のようなキラキラとした見た目と、味や食感の変化にうっとり。2025年から新たに、ランチの後の小腹を満たすのにちょうどいいカクテルサイズのミニパフェが仲間入りしました。

取材時は香川のブランドイチゴ・さぬきひめが主役のキュートな一品が登場。上から果肉、バニラアイス、カスタード入りのミニクッキーシュー、イチゴ味のあめ細工・オパリーヌが華を添え、食べ進めるとフランボワーズのジェラート、甘さ控えめのロゼワインのジュレにプルッと甘い真っ白なブランマンジェ、シロップがたっぷりと染みたスポンジ生地などが層になり、飽きずにペロッと食べられます。

また、パフェを構成するスイーツはどれも、パティシエが一つひとつ丁寧に作り上げたものばかり。職人の技を感じる芸術作品のようです。う〜ん、食べるのがもったいない!

『カヌレ+α』700円

同店ならではのメニューが、お客さん自身が“ひと手間”加えることで完成する体験型スイーツ「+αシリーズ」。『カヌレ+α』はフランスの伝統菓子である通常の「カヌレ・ド・ボルドー」の底に甘さ控えめのチョコレートをディップし、もっちりとしたバニラアイスを冠したビジュアル満点の一品で、人気のスイーツメニューです。

付属のホットチョコレートをかけていただきます。動画必須のフォトジェニックなスイーツなので、カメラを構えるのをお忘れなく♪
オーブンでじっくりと焼き上げたカヌレは外側がカリカリ、中はもっちり。冷たいアイスとチョコレートとの相性も抜群です。
「+αシリーズ」のメニューは今後も増えていく予定とのことなのでお楽しみに!

『バスクチーズケーキ』880円

濃厚なのに重過ぎず甘過ぎず、食後のデザートにぴったりの『バスクチーズケーキ』は、香川ならではの白みそが隠し味。とはいえ白みその味は気にならず、ほのかに気配を感じる程度で食べやすいのが特徴です。添えられたオレンジジュレと一緒に頬張れば爽やかな味わいに。

定番のプレーンのほか、月ごとに期間限定の味を楽しむことができますよ。期間やメニューの詳細は、来店前に公式Instagramでチェック!
➡︎公式Instagramはこちら

『自家製 チャイラテ』ホット/アイス・880円

カップになみなみと注がれたホットの『チャイラテ』は、シナモンやカルダモン、ショウガ、ブラックペッパー、クローブといった自家製ブレンドのスパイスと、アッサムの茶葉の香りが鼻に抜け、心もお腹もポカポカに。見た目もかわいいふわふわのスチームミルクは、口ひげの誕生にご用心♪
気温の高い日には冷た〜いアイスをゴクゴクいただきましょう。

ドリンクはコーヒーやカフェラテ、抹茶ラテのほか、珍しい『ターメリックラテ』(880円)なるものも発見。ウコンとショウガのシロップを使ったラテで、意外にも飲みやすいのが特徴です。どれもテイクアウトOKなので、綾川ドライブのお供にいかが?

・毎週お楽しみの週替わりランチ♪

『週替わりランチ(チーズリゾット)』1,100円〜

注目すべきはスイーツだけにあらず。お昼時には週替わりの自家製ランチをぜひ。これまで具材たっぷりのサンドイッチやグラタン、季節の野菜を使った無水カレーが登場したそう。
取材時はベーコンとキノコのチーズリゾットで、一皿でしっかりお腹がいっぱいになるほど見た目によらず食べ応え◎。同じく具材が週によって変わるスープは、湯むきされたミニトマトや玉ネギ、サニーレタスなど野菜が取れるコンソメスープでした。
今週はどんなフードメニューが食べられるのかな?なんて楽しみも。

パティシエが腕を振るう本格的な創作スイーツがめじろ押しの「PLUS ALPHA(プラスアルファ)」。都会的な雰囲気のカフェですが、オーナー夫妻の温かな接客に肩の力を抜いてくつろぐことができる大人の空間で、街の喧騒(けんそう)や日々の疲れを忘れてランチやカフェタイムを過ごしませんか。

イートインはもちろん、店頭で販売しているカヌレやフィナンシェなどの焼き菓子はテイクアウトも可能なので、手土産にもぴったり。綾川エリアへのお出かけがてら、ふらっと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

PLUS ALPHA(プラスアルファ)

所在地
香川県綾歌郡綾川町滝宮517-5
電話番号
なし
営業時間
11:00〜18:00
※ランチはなくなり次第終了、スイーツはL.O.17:30
※店舗南側は私有地につき駐車禁止

【高松】「三びきの子ぶた」商店街でおなじみフルーツパーラーのジュースやホットサンドで一息

・老舗フルーツパーラー「三びきの子ぶた」

ことでん瓦町駅から徒歩3分。高松常磐町商店街(トキワ街)の一角にある“さんぶた”の通称でおなじみの「三びきの子ぶた」は、果物の老舗が運営する創業40年以上にもなるフルーツパーラーです。創業当時から現在の常磐町商店街の入り口に店を構えていて、商店街のランドマーク的な存在として学生から子ども連れ、年配客まで地元の幅広い世代の人から親しまれています。

「店内の改装は何度かしているので、世代によってさんぶたの店構えのイメージが違う」と言う店長の野澤さんは、祖父の代から同店を引き継いだ3代目。
学生時代に通っていて大人になってから久々に訪れたお客さんの中には、おしゃれになった店内に驚く人もいると言います。市場から直接買い付ける季節のフルーツを使ったメニューは、どの時代も変わらず支持され続けています。

ファーストフード店と同じように、店内ではまずカウンターで注文をしてから好きな席へどうぞ。スイーツはもちろん、気軽にランチやフルーツジュースを味わえるとあって、さまざまなシーンで利用できます。メニューのほかにも、ケーキやフルーツサンドなどのスイーツがショーケースに並び、どれも魅力的で目移りすること間違いなし。

・選べて楽しいできたてが味わえるホットサンド

同店の名物の一つはボリュームたっぷりの「ホットサンド」。ショーケース内に並ぶ10種類の自家製惣菜と、食パン、ライ麦パン、黒ごまパン、チーズパンの4種類のパンから好きな組み合わせでカスタマイズできます。トッピングでベーコンやチーズなどを追加することもできるので、豊富な種類の中から気分に応じて選ぶことができますよ。

『コブサラダ』500円

チキンやベーコン、ゆで卵に加えて、ごろっとした野菜が張ち切れんばかりにサンドされた『コブサラダ』は食べ応え十分。ヘルシーで女性に人気のメニューです。クリーミーでスパイシーなドレッシングで和えられた味わいがクセになる一品です。

野菜はアボカド、トマト、ブロッコリーなど彩りも豊か。一度でこれだけの新鮮な野菜を味わえるのは青果店ならではです。健康志向の人にはライ麦パンとの組み合わせがオススメです。

『クラブハウス』700円

テリヤキチキンと、トマト、ベーコン、チーズを挟んだ『クラブハウス』は、同店で一番人気のテリヤキチキンとB.L.T.(ベーコンレタストマト)が一緒に味わえる欲張りな一品。甘辛いテリヤキソースとタルタルソースのコラボレーションが食欲を倍増させます。

空腹を刺激するビジュアル満点のサンドで、まろやかなチーズとトマトの酸味が相性抜群!ホットサンドは店内で飲食する場合、食べやすいように半分にカットしてくれるので、家族や友達と別々の種類を頼んでシェアするのも良さそうですね。注文の際は1人1オーダーがマナーです。

注文が入ってから都度焼き上げてもらえるので、いつでもサクッと香ばしいできたてを味わえます。生食パンのサンドイッチが食べたい人のために、注文の際に焼くかどうかを聞いてくれるのもうれしいポイント。

・旬のフルーツを使ったスイーツやドリンクも欠かせません

『イチゴジュース』400円

学校帰りや仕事帰りに、旬のフルーツを使ったフレッシュジュースで元気をチャージしませんか。1月〜5月ごろまで登場する『イチゴジュース』は心待ちにしているファンも多いそう。
酸味と甘味のバランスが良く、粒の食感がしっかりしている“さちのか苺”を、オーダーが入ってから牛乳、砂糖、水と合わせてミキサーにかけます。牛乳よりもイチゴの分量が多く、甘酸っぱい果肉そのものを楽しめるジュースは、全身にフルーツのビタミンが満ちていくような味わいです♪

『幸せ香るの苺のお山パフェ』1,200円

山盛りのイチゴが見た目のインパクト大!およそ9~10個分の“さちのか苺”が入ったパフェには、イチゴのジェラートとバニラのソフトクリームに、クッキーシューが丸々1個入った贅沢な一品。ネーミングはSNSのフォロワーたちと決めたそうで、イチゴだけではなくみんなの“さんぶた愛”もしっかり盛り込まれているんです。

そのほかケーキやタルト、フルーツサンドなどの新鮮なフルーツを使ったスイーツは、どれも大きめサイズ。鮮度抜群のフルーツに合うよう、クリームなども高品質なものが使われていて、まさしく味は高級店で雰囲気は庶民的に。気取らずに誰でもおいしい物を食べてほしいというお店の気持ちが伝わってきます。

・さんぶたの味をどこでも連れて行って♪

イートインはもちろん、テイクアウトもOK!おうちに持ち帰ったり、天気の良い日は外で食べたり、場面によって活用してみて。ホットサンドやジュースなどは、ロゴマークが入った包み紙やカップに入れてくれますよ。

かわいいブタの小箱がキュートなこちらのお弁当は、食べる前からワクワク♪お花見やピクニックなど、行楽シーズンにもぴったり。会議や仕事の合間のランチに活用すれば、会話にも花が咲きそうです。

『サンドイッチ弁当』950円~

中には定番のタマゴサンド、ボリューム満点のチキンカツサンド、フレッシュな野菜が味わえるB.L.T.と鮮やかなサンドイッチが3種類。注文は2個以上で、電話やホームページから2日前まで予約を受け付けています。サンドイッチの種類や個数を増やしたい人は注文時に相談を。

・さんぶたファン必見のグッズも

インバウンドや観光でお店を訪れるお客さんが増え、なにか土産物にできる物をと考えたところ、スタッフが着ているTシャツや包み紙にも活用しているロゴマークでグッズを作ることを思いついたそう。

キーホルダーとして販売したところ、予想以上に地元のお客さんにも好評だそう。中でもドリンク型はカラーバリエーションも豊富で、ジュースと一緒に買い求める人の姿も。ロゴキーホルダーは500円。ドリンク型キーホルダーは700円で、店頭のほかオンラインストアでも販売中です。

今も昔も、商店街に訪れる人の憩いの場所であり続ける「三びきの子ぶた」。久しぶりの人は懐かしい青春時代に思いを馳(は)せながら、初めての人は甘酸っぱいフルーツの味と一緒に、新たな思い出の1ページに“さんぶた”を足してみて。

■詳細情報

■DATA

三びきの子ぶた

所在地
香川県高松市常磐町1-4-9
電話番号
087-861-5353
営業時間
11:00~19:00

【宇多津】「街角珈琲」こだわりコーヒーと王道ナポリタンをゆったり味わおう

・「街角珈琲(まちかどコーヒー)」

国道11号のマルナカ宇多津店の西側から細い道を北に入ってすぐ、ひっそりと佇む「街角珈琲(まちかどコーヒー)」。2023年11月にオープンしたこちらは、オーナー・白川さんの祖父が建てたという築50年の味わいある元倉庫を活用した古民家カフェです。

「せっかく立派な建物だからもったいないと思って」と、オーナーが祖父から受け継いだ倉庫を改装。梁(はり)や壁で古き良き雰囲気は残しながら、店内はスタイリッシュに変身しました。落ち着いた色合いで、窓からは自然の陽光が差し込みます。

グループ席とカウンター席があるので、家族や友人と訪れるもよし、1人でゆったり過ごすもよし。カウンター席では、オーナーとのおしゃべりも楽しめますよ。

オーナーの白川さんは、カフェを開く前はサラリーマンをしていたそう。定年退職後、お客さんと直接話す仕事をしたいと、同店をオープン。第2の人生をカフェのオーナーとして、新たな挑戦を満喫しています。そんな酸いも甘いも知り尽くした(?)オーナーとのおしゃべりを楽しみにしている常連さんも多く、人のぬくもりあふれる、優しい雰囲気のお店です。

・オリジナルブレンドコーヒーは外せない♪

『街角ブレンド珈琲』500円

同店の看板メニューでもあるこちらの「街角ブレンド珈琲」は、苦みと深みが絶妙でありながら、誰でも飲みやすい味のオリジナルブレンド。実は、このブレンドにたどり着くまでには相当な試行錯誤があったというオーナー渾身(こんしん)の一杯です。

コーヒーを注文したら、ウェッジウッドなど、有名メーカーのすてきなカップで提供されるのも魅力のポイント。心地いい空間と上質な器、こだわりの一杯に気分が上がります。どんなカップで提供されるかは、運ばれてくるまでのお楽しみ。

『トースト(ハムマヨ)』800円

10:00から14:00までの間は、コーヒーと一緒にモーニングメニューをいただけます。トーストのほかにホットサンドや朝カレーもあり、すべてコーヒー・サラダ・ヨーグルト付きのお得なセットです。+差額でコーヒー以外のドリンクを選ぶこともできますよ。

厚切り食パンにハムやマヨネーズ、チーズなどがのったボリューム満点なこちらのトーストは、朝から元気になれそうな一品。言わずもがな、コーヒーとの相性は◎ですよ♪

・ランチで大人気!昔懐かしいナポリタンや熱々カレードリア

『昔ながらの街角ナポリタン』900円

同店人気No.1のランチメニューはナポリタン。“昔ながら”という名の通り、喫茶店の王道で懐かしい味付けです。甘みのあるトマトソースとソーセージがポイント。ナポリタンといえばコレ!とうれしくなる、定番の期待を裏切らない味です。

『たっぷりチーズの焼きカレードリア』1,000円

しっかり濃厚なカレーとたっぷりのチーズで仕上げたこちらのドリアも、同店の人気メニュー。辛さはマイルドで、子どもからお年寄りまで万人受け間違いなし。アッツアツなので、食べる際にはやけどに気をつけて。

しっかりとご飯に絡んだカレーが◎。濃いめの味でボリュームもたっぷり。お腹いっぱい楽しめちゃいます♪

・デザートメニューも充実

『白玉だんご 3種盛り』800円

デザートメニューで大人気なのが、『白玉だんご』。一口サイズのプリプリもちもちだんごを、ゆでたての状態で味わえます。「3種盛り」とはだんごにかけるソースのことで、みたらし、あんこ、黒蜜きなこの中から自由に味変をしながらどうぞ。

おすすめはみたらしソース。甘じょっぱい味わいがクセになります。きなこ+あんこや、みたらし+きなこなど、自分でソースを組み合わせてアレンジできるのもいいですね。好みの味を探しながら、あまーいひとときをどうぞ。

飲食やカフェとは全く畑違いの仕事から第2の人生をスタートさせたオーナーの思いやこだわりがたくさん詰まった「街角珈琲(まちかどコーヒー)」。「少し忙し過ぎるくらいかな(笑)」とこぼすオーナーですが、それは同店がお客さんから愛されている証拠です。

気さくでおしゃべり好きなオーナーと、極上のコーヒー。魅力たっぷりな同店で、心温まる時間を過ごして。

※2025年3月下旬~4月ごろに料金改定予定。記事内の料金から変更される場合があります

■詳細情報

■DATA

街角珈琲(まちかどコーヒー)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町東分328
電話番号
0877-41-1077
営業時間
10:00~16:30

【琴平】「神椿」こんぴらさんの緑豊かな空間で、ゆったりとしたひとときを♪

・「カフェ&レストラン神椿」

JR琴平駅から徒歩約30分、琴電琴平駅からは徒歩約20分。通称“こんぴらさん”の名で親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の石段500段目にたたずむ、緑に囲まれた「カフェ&レストラン神椿」。こちらは金刀比羅宮の境内にあり、2007年のオープンから15年以上たった現在も、県内外の人々に愛され続けています。

金刀比羅宮の石段を上るだけでなく、専用道路を通って車で直接店舗に訪れることも可能です。ただし、専用道路まで国道377号から「うどん 大庄屋」を目印にして脇道に入る必要があります。グーグルマップなどでは「神椿 駐車場 入口」で検索、または同店の公式HPで道順を必ず確認しましょう。

こんぴら参りの途中で立ち寄る場合は、500段の石段を上がった先にある看板が目印。写真左手に見える階段を降りてお店へ。

半地下のような造りで、非日常に誘(いざな)われるような空気感が漂います。足元には注意しながら階段を降りて、右手が入り口です。

同店は2階部分がセルフスタイルのカフェ、1階部分がレストランとなっています。

カフェはオープンテラス式で、風でそよぐ木々の音や小鳥のさえずりが聞こえてくることも。参拝途中にひと息つける、開放的な空間です。カフェ席の窓がオープンになるのは、雨天の日を除く4月~6月初旬と10、11月。比較的気候の穏やかな季節限定で楽しめる穴場スポットです。タイミングが良ければ、周囲の森から小鳥が訪れることもあるそう。

時折吹き込むこんぴらさんからの風をぜひ感じてみて。

同店のシンボルともいえる鮮やかな青が印象的な壁画。有田焼の陶板一面にヤブツバキの壁画が描かれています。

1階のレストランはゆったりとして落ち着いた雰囲気で、テーブルには週替わりで季節の花々が生けられています。木々に囲まれ、神聖な空気感に包まれた格式高い空間だから、お祝いや記念日など、特別な日に利用する人も多いそう。

・地元食材をふんだんに使ったレストランメニュー

1階レストランでは、『椿コース』(4,290円)と『金椿コース』(6,050円)の2つのランチコースが提供され、どちらも毎月メニューが替わります。食後のデザートは季節のパフェに変更することもできるほか、追加で「プリン・ア・ラ・モード」などのカフェと共通の人気デザートも楽しめますよ。

ランチコースは、前菜からメインまで食材は香川県産や瀬戸内海産が中心。メインディッシュには肉料理と魚料理があり、その時々によって讃岐三畜のオリーブ牛やオリーブ豚・オリーブ地鶏、または瀬戸内海産の魚介類をたっぷりと味わえます。

『讃岐オリーブ豚のトマト煮込み シャルキュトリー風』(コースメイン料理の一例)

取材時にいただいたのは、讃岐オリーブ豚を使ったメインディッシュ。シャルキュトリーとは「豚肉屋さん」という意味で、トマトと煮込んだ豚肉を白ワイン・玉ネギ・ピクルス・マスタードなどのソースで仕上げた料理です。

ナイフがスッと入るやわらかさまで煮込まれた肉は、口の中でホロホロととろけます。まさに、特別な日のメインディッシュにふさわしい一品。

『季節のノンアルコールカクテル』1,000円

季節によって変わるノンアルコールカクテルは、その時期の旬のフルーツなどを使っています。また、春は桜をイメージしたり、こんぴら歌舞伎の公演期間中には歌舞伎をイメージしたホットワイン風のものが登場したり。

季節ごとに楽しく変わるので、こちらのノンアルコールカクテルを楽しみに訪れる常連も少なくないそうです。

・参拝の足休めに♪豊富なカフェメニュー

2階のカフェでは、ハンバーガーなどの軽食やパフェなど、手軽に楽しめるメニューが豊富にそろいます。レストランにはないカフェ限定メニューもあるので要チェック♪

『神椿パフェ』1,500円

レストランとカフェ、どちらでもオーダー可能な『神椿パフェ』は、店名を冠しているだけあって、同店に訪れたら一度は食べたい人気No.1のスイーツ。

横から見ても楽しめるように構成されたパフェのてっぺんには、香川の伝統菓子であるカラフルなおいりが鎮座。わらびもち、白玉、あんこなど和の素材がたっぷりとのった、見た目もワクワクする王道の和風パフェです。地元のしょうゆを使った甘じょっぱいフランス発祥のクッキー“チュイール”や国産ミカンと黄桃・パイナップルのコンポートなど、味や食感の異なる素材がバランス良く配置されていて、飽きずに食べ進めることができます。

『神椿バーガー』1,300円

香川県オリジナル品種の小麦「さぬきの夢」で作ったバンズで、讃岐オリーブ牛100%のパティを挟んだカフェ限定のバーガーは、香川の味がぎゅっと詰まっています。素材の味を生かすため、味付けはあえてシンプルにケチャップ&マスタードで。『神椿パフェ』と並び、こちらもカフェ屈指の人気メニューです。豪快にかぶりついて、讃岐の味を存分に感じましょう。

『こんぴらソーダ』800円

インパクトのある名前のこちらは、同店の新たな名物になりつつあるドリンク。こんぴらさんの空にドラゴンが悠々と飛んでいる風景をイメージしていて、なんだかご利益がありそうなビジュアルです。こちらもカフェ限定なのでお見逃しなく!

爽やかなラムネソーダとカルピスのシャーベットで、歩き疲れた体にシュワシュワっと染み込みます♪ドラゴンはゼリーでできているので、もったいないですがもちろん食べられますよ。

「カフェ&レストラン神椿」は、特別感のあるランチコースがいただけるレストランから、バラエティー豊かな軽食やドリンクがいただけるカフェまで、同じ空間でも雰囲気の異なる二つの顔を持つお店。

こんぴらさんの神聖な空気に包まれて、自然の音を感じながらゆったりとした時間を過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

カフェ&レストラン神椿(かみつばき)

所在地
香川県仲多度郡琴平町892−1
電話番号
0877-73-0202
営業時間
カフェ/10:00~17:00(フードL.O.16:00、L.O.16:30)
レストラン/11:30~15:00(L.O.14:00)

【高松】「麺屋軌跡(きせき) 総本店」最後の一滴まで味わいたい極上の塩ラーメン

・「麺屋軌跡(きせき)  総本店」

ことでん栗林公園から徒歩約13分、「栗林公園」前からは南へ中央通り沿いを徒歩10分ほど進んだ場所に店を構える「麺屋軌跡  総本店」は、2012年10月のオープン以来、根強い人気を誇る塩ラーメンの専門店です。県内外で7店舗を展開しているラーメン店の本店というだけあり、日夜多くのお客さんが訪れています。

オーナーの寺地(てらち)さんは九州出身で、ラーメンといえば豚骨という環境で育ったそう。東京のラーメン店で働いていた頃に、初めて食べた塩ラーメンは人生が変わるほどの衝撃だったと言います。

縁があり店を構えることになった香川県は、言わずと知れた“うどん県”。お客さんの持つラーメンのイメージを覆す一杯を提供するべく、腕を振るい続けます。

店内は1人でも利用しやすいカウンター席に、4人掛けのテーブル席や座敷も用意されています。注文は座席のタブレットから好きなメニューをゆっくり選べます。追加のトッピングやサイドメニューも要チェック♪

・あっさりだけにあらず!奥深い塩ラーメンの魅力

豚ガラと魚介や野菜を低温で6時間煮込んだ「清湯(チンタン)」に、鯛の香味油(こうみあぶら)、オリジナルの塩ダレを組み合わせたスープは、濁りのない澄み切った美しさ。口当たりはあっさりと上品ながら、2口、3口と食べ進めるごとに、凝縮された素材のうま味が体に優しくしみ渡ります。

『鯛塩ラーメン』850円

麺の上にカイワレ、細く千切りされた長ネギ、メンマ、チャーシューが丁寧に添えられた『鯛塩ラーメン』。ごまかしの効かないシンプルな一杯は、同店の看板メニューです。

味の決め手は鯛の香りを移した香味油。臭みのない香ばしい鯛の風味に加えて、スダチを絞ったり、ユズこしょうを溶かしたりと味変を楽しみながら、最後の一口まで飽きることなく味わうことができますよ。

『鯛塩油そば』900円

モチモチ、つるっとした麺の食感が味わえる『鯛塩油そば』は、トッピングされた卵黄、水菜、細ネギ、タマネギ、チャーシューを豪快に混ぜてどうぞ。塩ダレと鯛の香味油が相性抜群で、こちらも多くのファンを持つ一杯です。好みで卓上のお酢を加えてもOK。

麺はスープの風味を引き立てる喉ごしのいい「極細ストレート麺」か、もっちりとした食感でスープのりも良い「平薄手もみ麺」のどちらかを選べます。数多くの製麺所の中から厳選した、同店の塩ラーメンにふさわしい2種類の麺は、どちらを選んでも間違いなし。

・ラーメンと一緒にどうぞ♪サイドメニューも充実

『炙(あぶ)り甘だれチャーシュー丼』380円

ラーメンと一緒に食べたいサイドメニューも充実しています。食欲が進むサイコロチャーシューは、継ぎ足しの煮詰められたタレにじっくりと漬け込まれ、バーナーで炙ることで香ばしさと溶けるような油のうま味にお箸が止まりません。

『特製チャーハン』430円

塩ダレと卵の香りをまとったご飯は、パラパラ食感。程よい油のうま味が、塩ラーメンと相性ぴったりです。濃厚な味付けに紅ショウガがアクセントとなって、口の中をさっぱりと切り替えるいい仕事をしています。

ご飯もののサイドメニューは、ラーメンとセットで、お昼の営業時間では50円引きになるうれしいサービスも。同店のあっさりした塩ラーメンとなら、女性も完食できそうですね。

・期間限定メニューもお見逃しなく!

『白ごま担々麺』950円

塩ラーメンにも使われている塩ダレをベースに創作された『白ごま坦々麺』は、ピリ辛なひき肉のうま味と芝麻醤(チーマージャン)のまろやかさがクセになる冬季限定メニュー。濃厚なスープとサイコロチャーシューに寄り添うネギが絶妙なバランスです。こちらは「平薄手もみ麺」のみで提供されています。追加で白いご飯と合わせるのもいいですね。

暑い夏には冷やし担々麺、香川のブランド魚・オリーブハマチの出荷時期に合わせて登場する『オリーブハマチ塩ラーメン』など季節に合わせた期間限定のメニューも豊富で見逃せません。

なんと駐車場では看板商品の『鯛塩ラーメン』が、冷凍の自販機で販売されています。営業時間に関係なく購入することができるので、夜中に同店のラーメンが恋しくなったという場合も安心。おうちで気軽にお店の絶品ラーメンが味わえるなんて贅沢ですね。

ラーメン通がうなるという、渾身の一杯を届けてくれる塩ラーメンの専門店「麺屋軌跡(きせき)  総本店」。塩ラーメンの概念をぜひとも塗り替えて。

■詳細情報

■DATA

麺屋軌跡 総本店

所在地
香川県高松市室新町1008-4 平山ビル西棟1階
電話番号
087-814-3199
営業時間
11:00~15:00(LO.14:45)
18:00~25:00(LO.24:30)

【坂出】「ウェリントン」ジュワっと肉汁たっぷりのハンバーグでランチ&ディナー♪

・「ハンバーグレストラン ウェリントン」

瀬戸大橋の四国側玄関口でもある坂出市。その海岸近くを通るさぬき浜街道こと県道186号沿いに見える「ハンバーグレストラン ウェリントン」は、海外を思わせる外観が特徴的です。瀬戸内海に面した立地であることから、同じく海辺の町であるニュージーランドの首都・ウェリントンにちなんで、店名や建物の外観をデザインしたそう。

周辺を見渡しても分かるように、店舗のある場所は元は工業用地で、当時は全く異なる業種を扱っていましたが、洋食店をオープンさせたいという社長の思いから1989年にオープン。今では洋食の中でも特別感のあるハンバーグに特化した専門店として、週末には1日600〜700個ものハンバーグを焼き上げるほど、地域から愛される人気店となりました。

ファミリーレストランのような広々とした店内は、高い天井で開放的。デザインも当時のレトロな雰囲気が残っていて、つい周りを見渡してしまいます。

窓際の席は半個室のようで落ち着いて食事を楽しむことができます。完全個室もあるので記念日や家族団らんなど、さまざまなシーンで利用OK。

・目移りしてしまう豊富なメニュー

同店のハンバーグはすべて国産牛または和牛を使用しています。「体に入るものだからこそ、出どころが分かると安心感がありますよね」と店主が話すように、その日使用している牛肉は店舗入り口と公式HPで個体識別番号とともに掲示されているので気になる人はチェックを。取材時には香川のブランド牛・オリーブ牛、岡山県産の国産牛、鹿児島県の黒牛が使用されていました。

同店のハンバーグは、なんといってもたっぷりの肉汁が特徴。店内で肉の塊から挽(ひ)いた自家製ミンチを、練り過ぎないようあえて粒感を残すことでミンチの一粒一粒に肉汁を閉じ込め、しっとりとした後味に仕上げています。
水分量が多く喉ごしが良いことから、かむ力が弱い子どもや年配の人も食べやすい点も、幅広い世代から愛されている秘密♪

また、豊富なメニューは平日のランチだけでも『日替わりランチ』、男女問わずオーダーできる『レディースランチ』や『男飯定食』、金冠オリーブ牛入りの牛100%ハンバーグランチ、そのほか『和風ハンバーグランチ』や『極みハンバーグの欧風カレー』といった約30種類以上のランチメニューがそろいます。う〜ん、どれにするか迷ってしまうこと必至ですね。

『日替わりAランチ』1,050円

国産牛と国産豚100%の合い挽きミンチを使った『極(きわみ)ハンバーグ』に、日替わりのおかず、ご飯とみそ汁、サラダ、漬け物も付いたお得なセット。別添えのソースは定番の和風。

手作りエビフライが付いたBランチ(1,240円)や、日替わりのおかずが2倍増しのCランチ(1,210円)など5種類から選べるほか、ご飯はレギュラーの220gのほか、大(300g・+20円)、小(160g・-10円)、メガ盛り(380g・+40円)などサイズ変更もできるので好みの量をチョイス可能。
ソースも和風以外に+40円でポン酢や照り焼きなどに変更できます。

ジェットオーブンで焼き上げられたふっくらジューシーなハンバーグは、まずはそのまま肉のうま味を味わってみて。鉄板が熱くなっているので、ソースはかけずにハンバーグをつけていただきましょう。ソースが取材時の日替わりのおかずは鶏肉の甘酢あんかけで、メンチカツや豚しゃぶ、チキングリルが登場することも。

トッピング(有料)にチーズや大根おろし、目玉焼きなどをプラスして自分好みにカスタマイズしても◎。

『デミハンバーグ』980円

鉄板の上でジュウジュウと音を立てながら、テーブルに運ばれてくる「デミハンバーグ」は、スタッフが目の前でソースをかけてくれるライブ感も楽しめます。跳ねるソースにはご注意を!スペシャルメニューのため、平日、土曜の16:00以降、日曜・祝日は全日で提供しています。

スッとナイフが入るやわらかなハンバーグからは肉汁が滝のようにあふれます。ソースと肉汁が合わさることで完成する自家製のデミグラスソースを余すことなく絡めて、熱々なうちに頬張って♪添えられたポテトや野菜をソースに絡めていただくのもまた美味ですよ。

『黒毛和牛ハンバーグ・てりやき』1,390円、W(ハンバーグ2つ)・2,080円

つなぎを使っていない牛肉100%のハンバーグですが、ステーキのような肉感を感じながら、しっとりジューシー感も味わえる同店ならではのハンバーグに仕上がっています。

縦に切り分けて、熱された鉄板の上でジュッと断面を焼き上げてからどうぞ。

・おうちで「ウェリントン」の味を

『極・こだわり弁当A』960円、ライス付き・1,060円

職場やおうち、イベント時でも「ウェリントン」の味を気軽に食べられるテイクアウト用のお弁当も人気です。予約不要、店頭でオーダーOKの「こだわり弁当」シリーズは20種類以上。お客さんからの要望でメニューが派生していき、いつの間にやらバリエーションが豊富に。

ご飯がセットになった「誉(ほまれ)弁当」シリーズ、「匠ハンバーグ」を使った「煌(きら)めき弁当」シリーズ、金冠オリーブ牛100%を使った豪華な「贅沢(ぜいたく)弁当」シリーズは要予約です。

ハンバーグだけ、エビフライだけといったおかずのみのテイクアウトは予約不要なので、昼食や晩ご飯のおかずとしてもよく注文されています。取材時にも店頭でお弁当を受け取るビジネスマンや、主婦、年配のお客さんがしきりに訪れていて、みなさん近所に住む地元客なのだそう。
「地域の人やリピーターの方に支えられているんですよ」と店主の鶴田さんも笑顔で話していました。
電話注文、ウーバーイーツでも受け付けているので都合に合わせて幅広く利用できますよ。

『冷凍ハンバーグ』5個入り・2,950円

持ち帰りに時間がかかる、遠方に住む家族や友人へ贈りたいという人には、2024年夏からスタートした『冷凍ハンバーグ』がおすすめ。店舗で提供するハンバーグと同じように、すべて店内で製造しています。焼きたての一番おいしい状態で瞬間冷凍し、独自の製法であえて中心部は生の状態にしておくことで、おうちで温める際に火が通りすぎないようにしているそう。

食べる際は真空パックのまま湯煎で温めるだけ。作り方と和風ソースも付いていて、簡単にお店の味を再現できるのがうれしいですね。地方発送もできるのでお土産にもぴったりですよ。
公式ホームページでも販売しているので、おうちに居ながら購入できます。

肉の産地から製造、焼き、提供スピードまで“お客さまファースト”でこだわり抜いた絶品ハンバーグを提供する「ハンバーグレストラン ウェリントン」。30年以上地元で愛され続けている理由が随所に感じられる同店は、特別な日だけではなく、家族や友人、1人でふらりと訪れやすいファミリーレストランのようなお店です。

■詳細情報

■DATA

ハンバーグレストラン ウェリントン

所在地
香川県坂出市久米町2-10-31
電話番号
0877-45-6777
営業時間
11:00~21:00(L.O.20:20)
土・日曜、祝日/10:30~21:00(L.O.20:20)
※WEB受け付けは当日の営業時間内に公式HPから登録を

【琴平】「麻心(まごころ)」ココロとカラダに優しい自然派グルメを堪能

・「麻心(まごころ)」

JR琴平駅から徒歩10分、“こんぴらさん”の名で親しまれている「金刀比羅宮」へと続く、こんぴらさん参道入口にある「麻心(まごころ)」。神奈川県・鎌倉市で20年以上続く人気店が、2020年にオープンしました。本店と同様に琴平店でも「麻(あさ)」、通称「ヘンプ」を使った自然派グルメを楽しむことができ、食事からデザート、ドリンクに至るまで、ほとんどのメニューに「麻」が使われています。

店内にはソファ席やカウンター席があり、グループでも1人でもゆったりと過ごせます。こんぴら参りの足休めにもぴったり。参拝や観光で訪れる人でにぎわう通りを眺めながらほっと一息つけそう。

2階はカフェ利用はもちろん、ライブやイベント利用もOK。バンド演奏、映画の上映会など、不定期でさまざまなイベントを実施しています。ランチメニュー付きでの貸し切り利用など、さまざまな用途でスペースを使用することができますよ。

タイミングが合えば、店主の生演奏も聞けるかも?軽快で楽しいボンゴのリズムは必聴です!

店内の一角はセレクトショップになっていて、店主セレクトの麻製品がを使ったアイテムも販売。麻以外の自然栽培の素材で作られた調味料や食器などもそろいます。

店主がネパールから取り寄せた、麻の織物を使った布製品は、軽い素材間で涼しげな印象。

麻紐(あさひも)を使ったガラスのトンボ玉ネックレスも、どれも可愛らしいものばかり。食べるだけではなく、日常的に身に着けられるファッション雑貨は、自分用はもちろんお土産にもぴったりです。お気に入りが見つかるかも?

・ココロとカラダに優しい麻グルメ

同店のコンセプトは「日本人になじみ深い麻を衣食住に取り入れる」こと。麻といえば布製品をれんそうしますが、麻の種子、いわゆる「麻の実」を使った料理を提供しています。

意外にもさまざまな用途ができる「麻の実」。写真の上部が、種から油を搾ったヘンプオイル、下段左がその搾った後のカスを粉にしたヘンプパウダー、そして右が種そのままのヘンプナッツです。麻には良質なタンパク質や鉄、亜鉛、必須脂肪酸などが豊富に含まれていて、食物繊維もたっぷり。近年では、その栄養価の高さからスーパーフードとしても注目されています。

『薬膳麻の実カレー』1,200円

「麻ってどんな味なんだろう?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、食べてみるとビックリ。クセはほとんどなく、良い意味で目立たずどんな料理にも合います。

麻心オリジナル配合のスパイスで作られた薬膳カレーは、ピリリとした辛さの中に深みのある味わい。辛さが選べるので、辛いものが苦手な人も安心です。ヘンプナッツがふんだんにかかっていて、香ばしい風味がアクセントになっています。

たっぷりの旬野菜が煮込まれたルーには、大豆ミートで揚げたからあげや自家製ヴィーガンマヨネーズが添えられ、ボリュームたっぷりなのにカロリーは抑えめ。動物性の油を使用していないルーなのであっさり食べられ、体への気遣いもプラスされています。

『麻の実パスタ(豆乳クリーム)』1,100円

なめらかな豆乳クリームソースのパスタにも、ヘンプナッツと旬野菜がふんだんに使われています。味変の際には、別添えのバジルソースや同店オリジナルの香辛料「麻(ま)バネロ」がおすすめ。「麻バネロ」は麻入りのハバネロソースで、酸味と香ばしさ、辛みをプラスできます。

そしてこのパスタの特徴は、何といっても麺!讃岐うどんの製造・販売を行う「大庄屋」とコラボして作られたオリジナルパスタ麺は、ヘンプパウダーを練り込み、讃岐うどんと同じ製法で作られています。香川県民にもなじみのある、コシのある歯応えでクセはないですが、ほんのり爽やかに麻の香りが。
ちなみに、オリジナルパスタ麺と「麻バネロ」は同店で購入することもできるので、気に入ったらお家でも気軽に食べられるのがうれしいところ♪

・麻ドリンクやスイーツも要チェック!

『麻炭(あさずみ)ラッシー』(プレーン・マンゴー)800円

同店こだわりの麻は、もちろんドリンクやデザートにも。『麻炭(あさずみ)ラッシー』は、麻から作った炭(=麻炭)を粉末にしてヨーグルトに混ぜたドリンクです。

炭と聞くと身構えてしまいますがご安心を。苦みやクセの強さはなく、麻炭が発酵することによって生まれる酸味とラッシーの相性はバツグン。少し時間を置くと、発酵が進んでちょっぴり酸味が増し、味に変化があるのも自然由来の素材ならでは。

『麻の実ジェラート』チョコ、ソイ、イチゴ・各種480円

ヘンプナッツが混ぜられた自家製ジェラートには、香川の縁起菓子・おいりがちょこん。「チョコ」「ソイ(豆乳)」「イチゴ」の3種類から好みの味を選んで。甘さ控えめで、生クリームなどが入っていないのでさっぱり。食後の口直しにもおすすめですよ♪

『豆腐ココアブラウニー』600円

しっとりモチモチのブラウニーは、米粉と豆腐を使ったヘルシーおやつ。濃厚なのに罪悪感なく食べられて満足感も十分です。まぶされたヘンプナッツのカリッとした食感がアクセントになっていて、そのままでも、添えられた自家製ジャムや豆腐クリームを付けても◎。

『麻麦(まばく)』900円

大人にはうれしいアルコールもスタンバイ。丸亀市にあるクラフトビールの醸造所「MIROC BEER (ミロクビール)」とコラボして作られたこちらは、その名の通り麻入りのクラフトビール。お酒にまで麻が入っているなんて、店主の情熱が感じられる徹底ぶりです。

夜営業では、カレーはもちろん、日替わりのおつまみやスパイスを使ったアルコールメニューが豊富に並びます。ランチだけでなく、自然派ディナーも楽しんでみて。

「人間の健康と食はつながっている。健康と直結するからこそ、食に気を遣って体に優しいものを食べてほしい」と、店主の森下さん。「麻心(まごころ)」のメニューやセレクトされた商品に込められているのは、店名の通り店主の“真心(まごころ)”であることが伝わってきます。優しさたっぷりの麻グルメで、心と体に元気をチャージしませんか。

■詳細情報

■DATA

麻心(まごころ)

所在地
香川県仲多度郡琴平町621-9
電話番号
0877-35-9955
営業時間
ランチ/12:00~15:00
カフェタイム/15:00~17:30
バータイム/17:30~22:00(L.O.21:00)

【高松】海沿いカフェ「umie (ウミエ)」心地いい空間で軽食&スイーツを味わって

リノベ倉庫街のカフェ「umie (ウミエ)」

JR高松駅から海沿いを東へ歩いて10分ほど。リノベーションや古民家再生がまだ珍しかった2001年、その先駆けとして誕生した「北浜アリー」。赤さびたトタンや古木が印象的な倉庫街に、19軒のお店やギャラリーなどが軒を並べます。

その中でもオープン当初から20年以上、地元民からも観光客からも愛され続けているのが、居心地抜群のレトロカフェ「umie (ウミエ)」。「こんなところにお店が?」とちょっぴり不安と期待を胸に木の階段を上り、古びた木の扉を開けて奥に進んだところにお店があります。

高い天井に大きな窓、思わず見入ってしまう開放的な空間が広がっています。ヴィンテージ感のあるテーブルやソファは、よく見るとシートごとにすべて異なり、一見バラバラなのに不思議と統一感が漂います。“みんなちがって、みんないい”とは、まさにこのこと。座る席によってお店の印象が違って見えるので、自分だけの特等席を探してみて。

もとはデザイン事務所のミーティングスペースだったこの倉庫。アート・ディレクターの柳沢高文さんがリメイクしただけあって、どこを切り取っても絵になります。“デザインの力を信じてモノづくりをする”という姿勢は今も変わらず、この“懐かしくて新しい”場所に魅了されるアーティストもたくさん。「海辺の音楽会」と題して、不定期にさまざまなライブも開催されています。

新旧洋邦、多彩なジャンルの本が置かれ、読書にふける人の姿も。緩やかな時間の流れに包まれ、本を手に取ったが最後、根が生えて動けなくなるかもしれません。

昼とはまた異なる夜の雰囲気もおすすめ。夕景から夜景に変わる幻想的な時間帯は、ぜひ窓辺の席へ。

“変わらない安心感”がうれしい!定番メニュー3選

『ビーフシチュープレート』1,300円

いくら空間が心地よいといっても、料理がおいしくなければ人気は長く続かないもの。そう、「umie」はメニューにも心をわしづかみにされるんです。

その一つ『ビーフシチュープレート』は、1年中大人気。ほろりと崩れる牛スネ肉に、じっくり炒めたタマネギのコクとうま味が絶妙のハーモニー。甘いニンジンが大きくごろんと入っていて、食べ応えもアリ。なんといってもセットのベーグルを少し浸して食べると、無限に進んでしまいそう。

『フレンチトースト』(10枚)800円

ビーフシチューと同じくオープン当初から愛される『フレンチトースト』。バターとメープルシロップがたっぷり染み込んで、驚くほど濃厚!とはいえバゲットが薄切りだから、ペロリと平らげられるのが「umie」マジック。10枚プレートのほか5枚プレート(500円)もあるので、好きな方を独り占めしてもシェアしても。いつ訪れてもお目当ての定番=変わらない安心感があるってうれしいですね。

『かぼちゃプリン』500円

コロナ禍で誕生した『かぼちゃプリン』は、デザートの新定番。ラム酒がほんのり香るしっとりとした蒸し焼きプリンは、見た目以上の重量感。ギリギリまで焦がしたカラメルソースが、カボチャのコクと甘みを引き立てます。野菜だからと自分に言い聞かせ、ちょっぴりギルティフリーな気持ちになれるオトナのおやつです。

時間に余裕があるなら30分待ちのスコーンを

『プレーンスコーン』1個300円~、『キャラメルチーノ』HOT630円

1個でもオーダーしてから焼いてくれるスコーンも、20年以上愛され続ける看板メニュー。できあがりに30分ほどかかりますが、待つ価値をお約束。外はサクサク、中はふんわり、クリームチーズとマーマレードをたっぷり付けて召し上がれ。

プレーン以外に、香川県産小麦「さぬきの夢」を使い季節の味を届ける『瀬戸内スコーン』(350円)や月替わりのフレーバーも登場します。ふわふわのフォームドミルクがたっぷりの『キャラメルチーノ』(630円)との相性もバッチリです。

スコーンはテイクアウトもOK。コロナ禍を経てオンラインショップでも購入できるようになり、県内外から購入者が絶えません。

『白桃ラッシー』700円

フレッシュな素材を使った爽やかドリンクも目移りするほど魅力的。中でも『白桃ラッシー』は、白桃のシャーベットが入って、あっさり楽しめるヨーグルトドリンクです。

軽食もデザートもドリンクも、手間暇を惜しまない丁寧な仕事でありながら「それを感じさせないようにしたい」という店主。細部までプロ意識の高さを感じます。

もちろんコーヒー(550円~)も本格派。一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。ミルクは豆乳に変更OK。屋島の自家焙煎所「山田屋珈琲店」とコラボしたオリジナルブレンドは、ドリップバッグや豆の購入もできます。

帰る時は、レジ横スペースのチェックもお忘れなく。持ち手が特徴的な「umie」のロゴ入りカップや香川らしい雑貨の販売があり、お土産にぴったりです。デザインの秀逸さは言わずもがな。

「北浜アリー」内に姉妹店「さろんぶるー」もあります。心に響く感動空間をはしごして、気持ちがほぐれるひとときを。

■詳細情報

■DATA

umie(ウミエ)

所在地
香川県高松市北浜町3-2
電話番号
087-811-7455
営業時間
11:00~19:00(L.O.18:00)
※土曜は11:00~21:00(L.O.20:00)