ランチ

【三豊】「S*pice(エスパイス)」ピリッとシビれる魅惑のスパイスカレーに舌鼓♪

・スープカレー「S*pice(エスパイス)」

JR高瀬駅から車で約10分、のどかな田園風景が広がる県道23号沿いの川のほとりに現れるのが「SOUP CURRY S*pice (スープカレー エスパイス)」。2021年にオープンしたこちらは、女性を中心に県内外からも本格派スパイスカレーを求める人がやってきます。

緑を基調とした、唐辛子を思わせる看板が目印。さりげない猫のシルエットがキュートです♪

中に入るとすぐにスパイスの香りが漂い、カレーを注文する前から、食欲が刺激されます。店内にはテーブル席とカウンター席があり、グループだけでなく1人気軽に落ち着いて食事ができます。

窓際のカウンターの外には、のどかで穏やかな田園風景が広がります。日常を忘れてのんびりするのにうってつけの立地。

店内には至るところに猫グッズがあります。看板だけでなくお店の中にもいつの間にか猫グッズが増えたといいます。思わずほっこりと和みますね。

・シビれる辛さのトリコに♪魔性のスパイスカレー

看板メニューであるスパイススープカレーは、実は札幌の名店「スリランカ狂我国(きょうわこく)」の系譜。岡山県にあるスープカレーの店「q(キュー)」や「ラマスパイス」などに続いて、その味を受け継ぐ、知る人ぞ知るスパイススープカレーです。

野菜やスパイス、鶏肉をじっくり煮込んで仕上げたスパイススープをベースに、ゴロッと存在感のあるニンジン、ジャガイモなどのさまざまな具材を合わせるスタイルが特徴。

『チキン野菜』1,100円

定番は、ホロホロになった鶏の骨付き肉が1本丸々入った『チキン野菜』。初めて訪れた人は、まずこちらを食べてみて。

程よい辛さとスパイスの香りに食欲を刺激され、一度食べたらやみつきになってしまいます。まさに、魔性のカレー。ライスは白米だけでなく、香川生まれのもち麦・讃岐ダイシモチを配合していて、プチプチとした食感と、スパイスの効いたスープが絶妙にマッチしますよ。

食べ方は自由ですが、ライスをすくってスープにインというスタイルが店主のおすすめ。最もオーソドックスで、食べやすい方法です。ライスがスープに程よく浸り、サラサラと食べられちゃいます。

スープが減ってきたら、具材を崩してスープに絡めてみましょう。たっぷりと時間をかけて煮込まれた鶏肉は、少し力を入れるだけでほろほろとほぐすことができます。ニンジンやジャガイモは、スパイスの辛さで甘みが引き立って◎。人それぞれいろんな楽しみ方ができるのも、スープカレーの魅力です。

・辛さレベル1500まで!? 赤のスパイススープ

『チーズハンバーグ』1,150円

同店最大の特徴は、カレーの辛さが選べること。しかも、特筆すべきはそのレベルが非常に細かいことなんです。何と、選べる辛さは1番から1,500番まで!写真の『チーズハンバーグ』は辛さレベル500番。辛さレベルが上がるごとに、スープの色が赤くなってとろみが出てきます。

左のスープはレベル20番、右のスープは500番。こうして並べてみると、辛さの度合いに応じてスープがより真っ赤なのが分かりますね。

20番のスープは、ピリピリとした辛さでしっかりと出汁(だし)のうま味を感じることができます。辛さは控えめですが、しっかりとスパイスの香りを楽しむことができますよ。

辛いもの好きにはたまらない500番のスープは、まさに脳天に響くような辛さ!後から後から辛さが追いかけてきて、どんどん口の中で増していきます。ですが、辛みの中にはしっかりとうま味を感じられ、思わずもう一口とスプーンを動かす手が止まらなくなるのがポイント。夢中になってしまうのもうなずけます。

ちなみに、初めて訪れた時には20番を注文しても、通ううちにレベルが上がり、1,000番台を食べられるようになる人もいるのだそう。訪れるたびにレベルを上げて、自分の限界にチャレンジしてみては?

・充実のサイドメニュー

『ラッシー』各種400円

思わず叫んでしまうようなスパイシーなスープカレーのお供には、ぜひこちらを。まろやかでミルキーな味わいが口の中の刺激を中和してくれて、後味はさっぱりしながらも、フルーツソースの甘さで口の中のヒリヒリが収まります。ラッシーを一口飲んで、またカレーを食べて、またラッシーを飲んで…という無限ループで、大満足間違いなし♪

『揚げたてパン』左からクリームパン・カレーパン・あんパン 各200円

地元の給食にパンを卸している製パン所のパンを使用したこちらも、同店の隠れた名物。注文を受けてから揚げるので、揚げたてを楽しめます。あんパン、クリームパンは程よい甘さで、どこか懐かしい味です。カリッとしたパンの歯応えと、ほこほこと熱い中の餡(あん)やクリームが◎。

カレーパンは、スパイスカレーのルーを使用して、あえて具は何も入れていないのがポイントです。パンを割った瞬間、ブワッとスパイスが香ってきます。具が何も入っていないことで、濃厚なカレールーをたっぷり堪能できますよ。カレーパンだからといってあなどるなかれ、本格的な辛さです。

辛いもの好きな人のためにとことんスパイスと辛さを追求した魔性のスパイススープを楽しめる「S*pice(エスパイス)」。中毒性はピカイチで、一度食べたらその辛さに魅了されること請け合いです。普段は辛いものを我慢している、自分に合った辛さを見つけてみたい…なんて人も、思う存分汗をかきながら、スパイスの刺激を堪能しちゃいましょう♪

■詳細情報

■DATA

SOUP CURRY S*pice(スープカレー エスパイス)

所在地
香川県三豊市高瀬町下麻677−2
電話番号
0875-82-9877
営業時間
11:00~16:00(L.O.15:30)

【三豊】「おむすび座」親子でのんびりできる古民家カフェでおむすびランチ

・「おむすび座」

JR比地大駅から車で約4分ほど。静かな住宅街の中を進んでいくと見えてくる瓦屋根の大きな平屋の建物が「おむすび座」です。築100年を超える古民家をリノベーションして2020年4月にオープンしました。

こちらの古民家をリノベーションしたのは、三豊市に本社を構える建築設計会社「しわく堂」。同社は、建築だけでなくインテリアデザインやコンサルティングなど多岐にわたる事業を手がけていて、カフェ「おむすび座」の運営も行っています。

同店のトレードマークは、駐車場や店舗に描かれているキュートな「おむすびくん」。訪れる際の目印にしてみて。駐車場が住宅街の中と店舗から少し離れているので安全運転で進んで。

店内の天井には、古民家ならではの大きな梁(はり)が当時の面影を残しています。ダイナミックな柱や梁をあえてそのままにすることで、古民家としての風情を感じられるようにデザインされています。

店内に入ってすぐのカウンターに並ぶ、かわいらしい「おむすびくん」グッズは、同店スタッフの手作りだそう。子ども用のヘアピンやヘアゴム、バッジなど、思わず目移りしちゃうほどのかわいらしさですよ♪

・目指すのは「子育てをサボれる」スペース

同店のコンセプトは“寝転がれるお座敷ブッフェ”。「日々の子育てに追われている保護者が、ここに来て子育てを『サボれる』ように」というオーナーの思いから、子ども連れの人が安心してくつろげる空間になるよう作られています。

フルフラットの店内には、特注のふかふかとした畳が敷かれているので小さな子どもを寝転ばせることができます。腰を下ろして座ってみると、大人もほっと一息ついてしまう心地よさです。クッションが至るところに置いてあるので、思いっきりもたれてのびのびすることができますよ。

食事スペースには、段差が一つもなく、子どもから大人までどの世代にも優しい設計が特徴。店づくりへの思いが伝わってきます。
テーブルも、座敷に合わせて、置いた物が下に落ちにくいフチありのオリジナルデザイン。同店ならではの気配りです。

中央には、絵本やおもちゃなどが並んだ、子どもにはたまらないキッズスペースがあります。店内のどこからでも様子が見られるよう、あえて中央に設置されているので、子どもを遊ばせるのも安心ですね。

キッズスペースにいる「おむすびくん」のぬいぐるみやクッションは、ヘアピンなどと同じくスタッフの手作りだそう!よく見ると一つ一つ風合いが違っていて、愛嬌(あいきょう)のある顔が何ともキュートです。

・優しさと栄養たっぷり♪おむすびブッフェランチ

『おむすび・サラダ食べ放題付きランチプレート』大人(中学生以上)1,800円

同店では、メインプレート1種類+おむすび・サラダ食べ放題のランチを楽しめます。食べ放題の時間は、平日120分、土・日曜、祝日は90分。何と、未就学児は無料と子育て世代にはうれしいサービスも。

メインプレートは、からあげまたはお魚メニューのどちらかを選ぶことができ、旬の野菜を使った小鉢が添えられています。

『キッズプレート』子ども(小学生以下)800円

程よいボリューム感の子ども用のプレートもあるので、小学生以下の子どもにはこちらがおすすめ。大人用プレートと同様、こちらもおむすび・サラダ食べ放題につき、親子で気兼ねなくランチタイムを楽しめますよ。

おむすびであれば子どもも大人も食べやすいというところから、同店の看板メニューでもあるおむすびブッフェは始まりました。地元産のお米にこだわったおむすびの種類は、常時4~6つほど。子どもの小さな手でも親のサポートなしに食べられるよう、一つ一つ小さめに握られています。

同店のおむすびをシンプルに味わうなら、まずは三豊市父母ヶ浜産の塩を使った「塩むすび」を食べてみて。「おむすびくん」の顔を模したノリがかわいくて、子どもたちにも人気。目が合うと食べるのについ気が引けてしまうのが難点?

また、同店では白米のほかに、雑穀米や具だくさんな混ぜご飯をおむすびにしています。子どもの食べぐずりや好き嫌いに悩んでいる人も、「このおむすびを食べたら大丈夫」と思ってもらえるように、栄養バランスやボリュームを日々研究して作っています。

サラダは、その時々の旬によって内容が変わります。ドレッシングは4種類ほどあり、シェアしながら味変を楽しんで食べても◎。自分好みに野菜の組み合わせなどをカスタマイズできるのもブッフェの魅力ですね。

メインプレートのからあげは月に1度ほどのペースで味が変わり、魚もなるべく旬の地物を提供できるよう内容を工夫しています。取材時は甘辛チリソースのからあげをセレクト。どちらのプレートのおかずも、おむすびに合うようしっかりと濃いめの味付けになっていて、食べる手が止まらなくなっちゃいますよ。

ドリンクもフリーなので、オレンジジュースやルイボスティーなど好きな飲み物をどうぞ。目を凝らしてコップを見て見ると、こちらにも隠れおむすびくんを発見!

・親も子も安心できる場所

「おむすび座」の店内には、大きくアレルギー表示のアイコンがあります。食べ放題のおむすびやサラダにも掲示されているこちらは、「子どものアレルギーが気になって食事を楽しめない保護者が安心できるように」という、同店の細やかな配慮です。

「おむすび座は、子育てを頑張る親のために作ったんです」と語ってくれたオーナー。
同店の小さなおむすびには、そんな思いやりと優しさがギュギュッと詰まっています。かわいらしいおむすびと、親子で安心してくつろげる場所。日々の育児や生活に疲れたら、「おむすび座」にぜひ訪れて。

■詳細情報

■DATA

おむすび座

所在地
香川県豊中町比地大1680-4
電話番号
0875-24-8636
営業時間
11:00〜16:00(L.O.14:30) ※食事提供は15:00まで

【高松】「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」愛犬と一緒に至福のランチタイムを

・「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」

JR木太町駅から車で約4分、ハローズ高松春日店から徒歩約3分。高松市春日町の新川がすぐそばに流れる場所に店を構える「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」。

和食の料理人としての経歴を持つ店主が腕を振るうとあって、刺身や天ぷら、海鮮丼というカフェでは珍しいラインアップが味わえます。

テーブル8席、カウンター4席のこぢんまりとした店内は、落ち着いたブラウンと白壁のシックな雰囲気。
奥さんが営むドッグサロンとペットホテルが併設されていて、時折聞こえてくる元気な犬の鳴き声を聞きながら、お客さん同士でペットトークに花が咲くこともあるといいます。

イタリア語で「愛する」という意味をもつ店名は、“お客さんから愛されるお店、そしてお客さんに寄り添うお店”という思いが込められています。その名の通り、人だけでなく動物への愛にもあふれたお店なのです。

カウンターの上には奥さんが選んだおしゃれなカップがずらり。料理が届くまでの時間に眺めて過ごすのもおすすめです。

・鮮度バツグン!人気の魚介ランチ

『お刺身ランチ(ドリンク付き)』1,780円

店主が鮮魚店から仕入れる新鮮な魚を使ったメインの刺身に小鉢3種、茶碗蒸し、みそ汁、ご飯、漬物が付いた『お刺身ランチ』は、同店の人気No.1メニュー。カフェなのに刺身?と驚くお客さんも少なくないそう。

提供するのは旬の魚で、取材日は香川のブランド魚・オリーブハマチ、マダイ、サーモンの3種類がお目見え。どの刺身も驚くほどの厚切りで、魚のうま味をしっかりと味わえます。
九州から取り寄せたしょうゆはまろやかなコクが特徴で、刺身との相性も抜群です♪

『海鮮丼ランチ(ドリンク付き)』1,780円

旬の刺身をふんだんに使ったこちらは、同店人気No.2を誇る愛されメニュー。ご飯の上にはオリーブハマチ、サーモン、マダイ、ネギトロ、イクラという豪華な顔ぶれです。

キラキラと輝くイクラとツヤやかな刺身は写真映え抜群♪すぐにでも食べたい気持ちを抑えてぜひカメラに収めてくださいね。
そのままでも贅沢な一品ですが、ボタンエビとイクラ増量(+880円)という夢のようなプランもスタンバイ。自分へのご褒美や特別な日のランチにオーダーしてみては?

『天ぷらランチ(ドリンク付き)』1,580円

エビ、キスと季節の野菜を使った天ぷらは、揚げたてでサクサク。ビッグサイズのエビは一口食べるとエビの豊かなうま味が口いっぱいに広がります。キスは中がふわっ、外はサクッとした食感が絶妙で、上品な白身の味を存分に堪能できる一品です。取材日の野菜の天ぷらは、カボチャ、ナス、レンコン、大葉の4種類。季節によって素材が変わるので、訪れるたびに新たな出合いがあるかも?

・肉好き必見!週替わりランチ

『お肉ランチ(ドリンク付き)』1,480円

週替わりのメインのおかず、グラタン、フレッシュサラダのセットで、取材日のメインはチキン南蛮。タルタルソースがたっぷりかかったやわらかい肉が満足感のあるひと皿です。週替わりのメインはSNSでお知らせしているので、来店前にはチェックを忘れずに。
➡︎公式Instagramはこちら

ランチメニューはすべてドリンク付きで、コーヒーや紅茶(各Hot/Ice)、リンゴ、カルピス、オレンジの中から選べます。
また、ご飯の量も少・普・多から選択できるので、自分のお腹と相談しながらオーダーを。がっつり食べたい人は、ご飯のおかわり(+110円)もできますよ。

・店主のきまぐれスイーツはいかが?

『デザートSet』ランチ料金+550円

ランチを食べた後は自家製スイーツがおすすめ。取材日は『カボチャシフォンのバニラアイス添え』。都度変わる内容は、来店してみてからのお楽しみ♪

・愛犬と一緒にランチタイムを

店舗の裏のひろ〜いドッグランの横には愛犬と一緒に利用できるテラス席を完備。ランチをいただいた後は、手入れの行き届いた芝生の上でのびのびと過ごすこともできますよ。

カフェでは珍しい、新鮮な海の幸を使ったランチや自家製スイーツがいただける「Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)」。隣のドッグサロンから聞こえるかわいい鳴き声に耳を傾けながらランチを楽しむもよし、愛犬と一緒に癒やしのひとときを過ごすもよし。穏やかな時間が流れる場所で、心も体もリフレッシュしてみては。

■詳細情報

■DATA

Cafe Tiamo(カフェ ティアモ)

所在地
香川県高松市春日町871-6
電話番号
087-802-8081
営業時間
平日/11:00〜15:00(L.O.14:00)
土・日曜/10:30〜15:00(L.O.13:30)

【高松】「ノッキング キッチン」四国の魅力が詰まったイタリアンを家族みんなで囲んで

・三世代が楽しめるイタリアン「Knocking kitchen」

ことでん瓦町駅から徒歩8分。観光通りから南に入った県道160号の道沿いに店を構える「Knocking kitchen(ノッキングキッチン)」。長年営業していたコーヒー店の跡地を改装し、ライオン通の「アルベッキオ・ドゥオモ」で腕を振るっていた小川翼シェフが2021年の7月にオープンしたイタリアンレストランです。

キッチンから小気味よいリズムが響き、軽やかな手さばきで作られる料理が次々と客席に運ばれていく店内。陽気でエネルギッシュな空気に満ちた空間では、仲間や親子三世代で楽しい食事の時間が過ごせそう。

テーブル席の横の壁にはサッカーのユニフォームが飾られています。北海道出身の小川シェフは、学生時代にいまや強豪の青森山田高校でサッカー漬けの日々を送っていたそう。お店の暖簾(のれん)にチームカラーと同じ緑が使われているのも、リスペクトなのかもしれません。

・未来の食卓のためにレストランが今できること

故郷から遠く離れた四国に魅せられ、生産者の元へ足を運ぶことを大切にしている小川シェフ。食に携わる者として危惧(きぐ)しているのは、20年後の食卓から国産品が消えてしまうこと。今はまだ主流として使われていない次世代の食材を使うことで、生産者と一緒に未来の食文化を盛り上げていこうとしています。

日本のハマチ養殖発祥の地・東かがわ市引田で4代にわたりハマチ養殖業を営む服部水産の「100年はまち」を使ったメニューも並びます。上質な脂と引き締まった身のハマチは、カルパッチョにしても炭火焼きにしても絶品!令和5年度かがわ県産品コンクールで優秀賞を受賞した「百年はまちオイル漬け」は小川シェフの監修です。

・「Knocking Babe(ノッキング ベイベー)」で野菜が主役のランチを

ランチタイムは「Knocking Babe(ノッキング ベイベー)」として奥様の小川マミシェフが腕を振るいます。昼にしか食べられないパスタをお見逃しなく!

『週替わりAセット』1,500円

野菜中心のパスタランチが、週替わりで選べるとあって楽しみが膨らみます。基本のAセットはパスタにサラダ、スープ、ドリンク付き。パスタのみ単品の場合は1,100円です。

この日のトマトベースは『天空の太ネギとじゃがいもの香川本鷹アラビアータ』。標高の高い畑で採れた長ネギは甘みが強く、根元から葉先まで味わえるそう。幻のトウガラシと呼ばれる香川本鷹は辛みの中にフルーティーさを感じつつ、フレッシュなトマトと合わさってピリ辛ながらも幅広い人が食べやすいアラビアータです。

白カブのポタージュはカブの風味を楽しめるようシンプルな優しい味付け。サラダにかけられたドレッシングも自家製で、野菜本来の味を引き立てています。

『週替わりCセット』2,200円

一番人気のCセットは、パスタに温冷前菜の盛り付け、スープ、デザート(2種盛り)、ドリンクと野菜を満喫できるコース式のランチです。まずはベジファーストで前菜からいただきましょう。

前菜は旬の野菜を使った7〜8品が盛り付けられます。ポテトサラダのような鳴門金時とクリームチーズのルッサや、紅芯大根(こうしんだいこん)を揚げたフリットなど、一手間かかった品が一度に味わえるのがうれしいポイント。

この日のオイルベースは『まるまる農園のブロッコリーのプーリア風』。プーリア風とはブロッコリーをくたくたに煮詰め、やわらかくソース状にしたパスタのこと。細めのスパゲッティと絡んで、ブロッコリーのうま味をまるごと味わう一皿はくせになりそう。

食後のデザートまで抜かりなし!スイートポテトとパンナコッタは、体も心も喜ぶ野菜ランチの締めにふさわしい優しい甘さです。

週替わりのメニューは「Knocking Babe」のインスタグラムをチェック。パスタ以外が登場することもあり。➡︎公式Instagramはこちら

高松の夜はイタロジャポネーゼで乾杯♪

『白いボロネーゼ自家製麺ラガーネ』1,450円

ディナータイムはオーナーの小川翼シェフによる、日本の食材を使った日本人好みのイタリアン“イタロジャポネーゼ”の魅力に浸って。

オープン当初から人気の『白いボロネーゼ自家製麺ラガーネ』は、塩と小麦粉のみでできた平打ちパスタと四万十ポークを白ワインで煮込んだ一皿です。子どもも一緒に食べられますよ。
写真提供:photo design knote


『熟成キタアカリのチーズオーブン焼き』900円

半年間熟成させて甘みが増したジャガイモ、キタアカリのフライドポテトを、チーズと一緒にオーブン焼きにした一品。ホクホクのジャガイモととろーり濃厚なチーズの風味がワインに合いそう♪
※写真提供:photo design knote

『四万十鶏の炭火焼き』2,200円

炭火の香ばしさをまとわせながら、黄金色になるまでじっくりと焼き上げた四万十鶏は、身はやわらかく皮はパリッと。ジューシーな肉汁が口の中に広がり、ビールがあれば間違いなし!
※写真提供:photo design knote

心のドアをノックして、食べる人と生産者をつなぐレストラン「Knocking kitchen(ノッキング キッチン)」。四国の食材を使った絶品イタリアンをご堪能あれ!

■詳細情報

■DATA

Knocking kitchen/Knocking Babe

所在地
香川県高松市藤塚町3-5-19
電話番号
087-897-8787
営業時間
月・水〜金曜
ランチ/11:00~14:00
ディナー/18:00~23:00
土曜
ランチ/休み
ディナー/18:00~23:00
日曜
ランチ/12:00~14:00
ディナー/17:00~23:00

【高松】「ラフ&タフ」厳選コーヒーと手作りランチ&スイーツ!オリジナルのインテリアに癒やされて

・家具製作所内「ラフ&タフ コーヒースタンド」

高松市郷東町、県道33号とJR予讃線が交わる線路沿いにある家具製造所・日美(にちび)の敷地内に佇むリノベカフェ「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。トタン張りの工場の一角にあるカフェの入り口から「こんなところにカフェが?」とワクワク感が高まります。

店内は天井が高く広々としていて、隣接する工場で作られたおしゃれな木製のテーブルやインテリアにほっこりと癒やされます。

猫好きスタッフが集めた猫のイラストや置物が至る所に飾られていて猫好きにとってもたまらない空間。そのほか手作りの服やバッグ、雑貨などが並べられているので、カフェタイムの合間に眺めたり、手に取ったりしてみて。気に入ったものは購入することもできます。

座ったいすやテーブルで気に入ったインテリアがあれば気軽にスタッフに声かけを。家具ブランド「ROUGH & TOUGH」が運営するコーヒースタンドなので、いつでも購入、オーダーすることが可能です。見た目だけじゃなく、実際に使い心地を確かめた上でインテリアを買うことができるのは、製造所併設のカフェならではですね。

・おしゃれな見た目のお手製カフェめし

『ラフタフカレー』900円

5〜6種のスパイスをオリジナルで調合して作る、店名を冠した看板メニュー『ラフタフカレー』は、合い挽(び)き肉やひよこ豆を使った味わい深いルーの中に、ピリッと刺激的な辛さを楽しめる一皿。ターメリックライスや目玉焼きで満足感も◎。店内で漬け込まれた自家製のピクルスも味わって。

ほかに、少し辛さを抑えた『ひよこ豆のキーマカレー』や『タコライス』『ナポリタン』(各800円)などもあり、豊富なメニューに思わず目移りしそう。

フードメニューはどれもオーダーが入ってから一つひとつ丁寧に調理されていて、できたてをいただくことができます。こちらのサンドイッチメニューも、パンはサクッとベーコンは香ばしくジューシーに、目玉焼きもとろとろで熱々と、素材それぞれの魅力を最大限に引き出した状態で登場するから、どれを選んでも間違いなし。

『ラフタフサンド』800円

ベーコン・目玉焼き・チェダーチーズ・レタスを挟んだボリューム満点の『ラフタフサンド』。厚切りのベーコンの食感とうま味を、絶妙な半熟具合の目玉焼きとシャキシャキレタスが引き立て、そこをチェダーチーズがまろやかに包み込みます。食パンはサクサク食感にこだわりイギリス食パンを使用、軽く焼き目をつけて香ばしさをプラス。ドリンクと一緒にオーダーした場合、700円でセットにすることができます。

サンドイッチには、トマト&バジルソースにたっぷりのモッツァレラチーズが濃厚な味わいの『クアトロサンド』(800円)のほか『たまごサンド』(700円)や『BLTサンド』(800円)もラインアップ。

・自家製スイーツがめじろ押し

『ラフタフプレート』ドリンク代に+500円

2種類のケーキがあしらわれたお皿に、カスタードプリンやヌガーグラッセなどの冷たいスイーツとドリンクがセットになった、同店の看板スイーツがそろい踏みの豪華プレートです。ケーキの内容や冷製スイーツは日によって異なるので、気軽に店員に聞いてみて。

冷製スイーツのラインアップのひとつカスタードプリンは、ガラスの器にたっぷりのカラメルをまとったどこか懐かしいフォルム。プリン自体の質感もしっかりめで卵の風味を存分に楽しめる味わいです。

『ヌガーグラッセ』500円

琥珀(こはく)色のガラス製カップに入った『ヌガーグラッセ』は、コーヒーゼリーにラム漬けのドライフルーツとキャラメリゼしたナッツをイタリアンメレンゲと生クリームで仕上げたフランスの冷菓。大人味のコーヒーゼリーが口の中いっぱいに広がる同店自慢のスイーツで、アクセントの動物クッキーも楽しみの一つです。

・一杯で多幸感あふれるドリンク

『ブレンドコーヒー』(400円)

コーヒーも気分によってチョイス可能。ブレンドコーヒーやホットかアイスを選べる『カフェ・オ・レ』(500円)のほか、産地や農園を厳選したスペシャルティコーヒーが日替わりで楽しめる『本日のコーヒー』(600円)もあります。こちらはカップサービスのほかに、2杯弱分のコーヒーが楽しめるコーヒーポット(900円)もあります。

『オーガニック グアテマラ アイスコーヒー』(500円)

一杯のコーヒーでもカフェ時間を十分堪能できる居心地の良いカフェ、ましてや提供されるコーヒーがスペシャルティコーヒーとなればなおさらのこと。アイスコーヒーに至ってはオーガニック豆を使用するこだわりよう。好みのインテリアに身を沈め思い思いのひとときを過ごして。

走る列車を眺めることができる窓辺のカウンター席やおしゃれなテーブル席、どの席もオリジナルインテリアでカフェタイムを満喫できる「ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフコーヒースタンド)」。コーヒーはもちろん、スタッフが手作りするフードやスイーツメニューに、雑貨やキッズスペースなど見どころ満載のカフェです。

■詳細情報

■DATA

ROUGH & TOUGH COFFEE STAND(ラフ&タフ コーヒースタンド)

所在地
香川県高松市郷東町379-1
電話番号
087-882-1776
営業時間
11:00〜17:30

【高松】「季節料理どちらいか」炭火で焼く焼き魚と羽釜で炊くご飯で体がよろこぶ贅沢ランチ

・和みのランチ処「季節料理どちらいか」

オフィスビルや商業施設がひしめく高松市の中心街・鍛冶屋町に、瀬戸内の鮮魚に特化したランチが人気の和食処「季節料理どちらいか」はあります。美術館南通り沿い、高松市美術館の南入り口を出ると正面に見えるビルの半地下部分が入り口です。

店内には間仕切りでプライベート空間が保たれたテーブル席と一人利用にもピッタリなカウンター席があります。炭焼きの囲炉裏(いろり)や羽釜などが目の前に並ぶカウンター席も和食処ならではの醍醐味が味わえる席としておすすめです。

料理を担当する店主の西野さんは、長きに渡り和食の世界で経験を積んだ板前でもあります。店名の“どちらいか”は、出身である徳島の方言で「どういたしまして」の意味で、柔らかい響きと懐の深さを感じる意味合いがお店の雰囲気にピッタリです。

・目にも美しい瀬戸内鮮魚の昼定食

『海鮮ちらし定食』1,300円

1日限定5食の『海鮮ちらし定食』は、メインの海鮮丼に小鉢・みそ汁・香の物がセットで付いて、満足感のあるボリューム。確実に食べたい人は、電話での予約がベターです。

毎朝、店主が自ら市場で目利きした鮮魚が約7〜8種盛られた丼は目にもおいしく豪華絢爛(けんらん)。取材時はカツオ・コノシロ・ホタテ・スズキ・マダイ・シマアジ・サーモン・マナガツオに香川のブランド魚・オリーブハマチが酢飯の上に美しく並んでいました。たまにはお昼からこんな贅沢もアリですよね。

『お刺身盛り合わせ定食』1,500円

丼ではなく刺身として新鮮な魚をじっくり味わいたい人は『お刺身盛り合わせ定食』がおすすめ。刺身盛り合わせのほか、白米と小鉢が2品、みそ汁に香の物がセットになった定食です。お店自慢の白米と刺身の相性の良さを堪能できる一品です。

ご飯はすべて羽釜で炊かれたものを提供するというこだわりようで、炊きたての白米はみずみずしく、食べ終わる頃までツヤツヤ感が残る芸術的なルックス。米の一粒一粒が立っていて、外側のハリ感と本来の甘みをかみしめるほどに感じられますよ。

・炭火で焼く焼き魚が絶品

鮮魚な刺身のほかに焼き魚にも注目を。注文が入ってから一切れずつ串刺しにした大ぶりな魚の切り身を炭火で丁寧に焼き上げます。余分な油や水分を落とし、うま味だけが凝縮された焼き魚は絶品。炭火で調理した焼き魚と羽釜で炊いたご飯、同店のランチが人気であり続ける理由がここにあります。

『焼魚定食(サバの塩焼き)』1,200円

「一番人気はサバの塩焼きですね」と店主。切り分けた状態で約200gの大ぶりなサバは、半身ほどありそうなサイズ感です。箸を入れると肉厚でジューシーなプリプリの白身がお目見え。羽釜の炊きたてご飯との相性も言うまでもなく◎。そのほか小鉢・みそ汁・香の物が付け合わせの満足セットです。

『焼魚定食(鮭の塩焼き)』1,200円

朝食のイメージが強いサケの塩焼きも、炭火で焼きたてのものとなると一味も二味も違って箸が止まらなくなる味わいで、昼にもぴったり。サバの塩焼きに負けず劣らず、多く注文されるそう。表面をパリッと焼き上げ、内側には潤いを閉じ込めた絶妙な焼き加減のサケの切り身は、できるだけ熱々のうちにいただくのをおすすめします。

『日替わり定食』1,100円〜

取材時の献立は『サワラの西京味噌(さいきょうみそ)焼き』で、こちらも根強いファンを持つメニュー。店内で漬け込んだサワラの切り身は、うま味がいっそう凝縮されプリッとした弾力のある食べ応えに。日替わりのため出合ったらついオーダーしたくなる一品ですね。そのほかの日替わりメニューではブリの塩焼きも注文が集中するそう。

厳選した米を羽釜で炊いた白ご飯と、目利きした瀬戸内の鮮魚、炭火でじっくり焼き上げた魚。基本をしっかり抑えた和食の数々は、シンプルゆえに丁寧な仕事ぶりが際立ちます。街中の和食処「季節料理どちらいか」で、ゆったり大人の贅沢ランチを堪能して。18:00からはディナーも利用できますよ。

 

■詳細情報

【高松】「ビストロ ボン」でうま味たっぷりのハンバーグランチを♪手作りスイーツも見逃せない

「Bistro Bon(ビストロ ボン)」

JR栗林駅やことでん栗林公園駅から徒歩約6分の「Bistro Bon(ビストロ ボン)」は、高松市栗林町の住宅街にある洋食店。高松市立栗林小学校の斜め向かいにあり、日中は小学生の登下校でにぎわう通り沿いです。

料理人歴20年以上の店主は、県内の有名ホテル内のレストランで約10年勤務後、「ビストロボン」を2015年9月に開業しました。店名の由来は、ホテル勤務時代の上司から付けられたニックネームから。開業する際に覚えてもらいやすい名前がないかなと模索していたところ、「ボン」がちょうどいいということで名付けたそうです。古民家ならではの温かみを感じられる店内には、1人で利用しやすいカウンター席も完備。

注目のランチメニューはハンバーグ!

『ハンバーグランチ』1,250円

小学校が近いことから、子どもが好きな料理を取り入れようと考えたのがハンバーグでした。開店当時から人気の『ハンバーグランチ』は3種類のソースから選べ、トッピングでチーズ(100円)、目玉焼き(100円)、オムレツ(300円)もプラスできるので、ここぞという日は豪華に仕上げるのもいいですね♪セットにはライスまたはパン、スープ、ワンドリンクが付き、ドリンクは約7種類がスタンバイ。

牛とオリーブ豚の挽(ひ)き肉を、長年かけて生み出した黄金比率でブレンドし、つなぎに生クリームを入れることでコクとなめらかさを出しています。スチームオーブンでゆっくり焼き上げることで肉のうま味をギュッと閉じ込めているのが特徴。基本は150gですが、+50gにつき+150円で増量もできますよ♪

左からジンジャー醤油(しょうゆ)、オニオン、デミグラス

ハンバーグのソースは、『ジンジャー醤油(しょうゆ)』『オニオン』『デミグラス』の3種類から選べます。ショウガとみりんの甘みが合わさった『ジンジャー醤油』や、シャキシャキとしたみじん切りタマネギがたっぷり入った『オニオン』は醤油ベースの和風スタイル。『デミグラス』はビターで奥深いコクが魅力です。どれも手作りで、ディナー用のソースはランチとは異なり、ワインを利かせて大人な味わいに仕上げるこだわりようです。

『鉄板ナポリタンセット』1,200円 ※土日祝は1,100円

ひそかに人気のナポリタンは、ジュウジュウと音を立てて運ばれてくる熱々の鉄板が食欲をそそります。大きめにカットされたタマネギや厚切りベーコンなどたっぷり!平日・休日ともにオーダーできるメニューです。

あえて濃いめに味付けされている理由は、温泉卵と絡めて食べてほしいから。これは店主の好きな食べ方だそうです。卵黄のコクと相まってリッチな味わいに。
週替わりのパスタセット(1200円)はクリーム系、オイル系、トマト系の3種類から選べます。取材日は『ソーセージとキャベツのクリームパスタ』や『サーモンとベーコンのペペ』『サバときのこのトマトソース』がありました。

クオリティーの高い自家製スイーツも要チェック!

『濃厚自家製抹茶フォンダンショコラ』640円 ※ドリンクセットは960円

店主はスイーツにも抜かりはありません。各スイーツは皿盛りでアイスとベリー系のフルーツが付くのがうれしいポイント。『濃厚自家製抹茶フォンダンショコラ』は、ホテル時代のレシピをベースにアレンジを加えた一品。一見小さく思えますが、食べ応えのある食感とコクで十分満足感を得ることができます。中の抹茶ガナッシュが溶け出すよう、温めるのに10分ほどかかるので、少し早めにオーダーして。

『クレームブリュレ』490円 ※ドリンクセットは830円

『クレームブリュレ』というと、かためのプリンのような濃密なカスタードが一般的ですが、同店のものは一口食べると、繊細なフルフルとした食感に驚きます!かなりレア気味の絶妙な火入れ加減で、もう一つおかわりしたくなるほどとろける味わいがクセになります。
このほか『ガトーショコラ』(440円)や『チーズケーキ』(380円)、『ワッフル』(440円)などもスタンバイ。スイーツメニューのドリンクセットはコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。

『アイスコーヒー』450円

ランチセットやケーキセットでも選べる『アイスコーヒー』は、すっきりと飲みやすい味わい。そのほかアルコールメニューなども各種取りそろえています。

「Bistro Bon(ビストロ ボン)」はランチメニューの選択肢が豊富。『大人ランチコース』(2500円)で優雅に食事したり、昼用のおつまみ各種とともに昼から飲んだり、思い思いに過ごして。約30m北側にあるナイスパーキング利用者は100円引きになるので、車で訪れる場合に覚えておくといいですね。

■詳細情報

■DATA

Bistro Bon(ビストロ ボン)

所在地
香川県高松市栗林町2-4-16
電話番号
087-802-1872
営業時間
ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
ディナー/18:00〜 L.O. 21:00

【高松】「キッチンMaMa(ママ)」オリーブ牛のホホ肉を使ったコスパ◎な贅沢オムライス♪

・ことでん瓦町駅近「キッチンMaMa (ママ)」

ことでん瓦町駅東口から徒歩約4分、高松市福田町のビルの1階に「キッチンMaMa(ママ)」はあります。緑の看板と赤いドアが目印のかわいらしい外観の店です。

陽光が差し込む明るい店内には、キッチンを囲むようにL字カウンターと窓側にはテーブル席があります。調理・接客を1人で切り盛りするのは店主の鎌田(かまだ)さん。MaMaという店名にもかかわらず男性の店主!?その由来を伺うと、幼児言葉でご飯の意味を表す“まんま”からきているとのことでした。

・内容充実の贅沢『オムライス』

ふわふわで絶妙なとろとろ加減の“オム”は、オーダーが入るたびに店主が一つひとつ焼き上げ、特製トマトソースと炒め合わせたライスの上にのせていきます。オーダーが重なるとでき上がりまで少々待ち時間がかかることもありますが、待つだけの価値がある美しいオムたまご。カウンター席でマスターのフライパン捌(さば)きを見るのも一興ですよ。

香川のブランド牛であるオリーブ牛の切り落としを使用したデミグラスソース。毎日、鍋の底を焦がさないよう細心の注意を払ってじっくり長時間煮込まれたソースは贅沢の極み。オムライス×贅沢デミグラスソースは言うまでもなく相性バツグンです。

『オリーブ牛のビーフシチューオムライス』950円

オムライスの上にのるのはなんとオリーブ牛のホホ肉。クレソンや紫タマネギの彩り野菜でおめかしした麗しいオムライスに、サラダとスープが付いてこの値段。コストパフォーマンスに優れたランチセットだと思いませんか?1人で店を切り盛りしているため、来店客に料理を待たせてしまい、申し訳ないというお詫びの気持ちも込めた料金設定だとマスターは話します。

・多彩な洋食プレートランチ

『日替わりプレートランチ』850円

その日の気分で選ぶもよし、マスターの気まぐれメニューに付き合うもよし、通うたびに楽しいサプライズを感じられる『日替わりランチ』。メインの盛りだくさんおかずプレートにライスとスープがセットで付いてきます。肉だけでなく魚や野菜をふんだんに使ったレパートリーも豊富で、季節によってはクリームシチューが出る日も。

取材時のおかずは自家製ミートボールにだし巻き卵のほか、白身魚のフライが登場。絶妙な揚げ加減で肉厚な魚の身のジューシーなやわらかさと衣のサクサク感が◎。プレートいっぱいの野菜サラダや小鉢もうれしい日替わりランチです。

『ハンバーグとエビフライのランチ』1,000円

日替わりランチと肩を並べる人気メニューが『ハンバーグとエビフライのランチ』。人気の2大洋食が盛られたプレートにライスとスープ付きの欲張りセットです。

粗めの合い挽き肉を使用し肉感を残したハンバーグに、オリーブ牛を煮込んで作った自家製のデミグラスソースがたっぷりオン♪エビフライはプリプリの身とサクサクの揚げ衣絶妙なの塩梅(あんばい)に「さすがは洋食店のエビフライ」とうならされるほど。マヨネーズから自家製にこだわったオリジナルのタルタルソースをたっぷりまとわせて召し上がれ。ニンジンのグラッセやナポリタンまで”THE洋食店”の味を堪能できるプレートです。

『洋風弁当』800円

テイクアウト用におかずがぎっしり詰め込まれた洋食弁当はいかが。マスターいわく、街中という場所柄家でゆっくり食べるというよりも、イートインするだけのランチタイムが取れない人が利用しているとのこと。こちらはオーダーから引き渡しまでに少なくとも20分ほど時間がかかるため、早めの電話予約がおすすめです。

お正月に合わせて伊勢エビのガーリックバターグリルやローストビーフなどが詰まった二段重の『洋風おせち』(19,800円)も作るそう。問い合わせは電話で。

・ランチ後のお楽しみ♪

『ティラミス』600円

ランチの後に時間のある人はデザートもおすすめです。イタリア産のマスカルポーネチーズと生クリームを使用したマスターお手製の『ティラミス』は、大人味が評判のデザートです。プレートにあしらわれたチョコソースとホイップクリームを絡めて食べるのもGOOD。そのほか日替わりの『ミニケーキ』(400円)もあるので、その日のメニューボードを要チェックです。

町の洋食店としてコストパフォーマンスに優れたランチを提供している「キッチンMaMa(ママ)」。ランチだけでなく、マスターのお眼鏡にかなったワインや地酒と一緒に味わえるディナーもあり、女子会や会社の宴会などにも重宝するダイニングです。

■詳細情報

■DATA

キッチンMaMa(ママ)

所在地
香川県高松市福田町12-10
電話番号
087-821-1991
営業時間
ランチ/12:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(L.O.21:30)

【高松】街中レストラン「ミエーレ」で気軽に優雅に!選べるパスタのイタリアンランチはいかが

・街中レストラン「Trattoria Miele(ミエーレ)」

丸亀町グリーンけやき広場から中央通り方面へ、番町交差点から徒歩2分、飲食店がひしめく高松市鍛冶屋町の裏路地にある「Trattoria Miele(ミエーレ)」。オリーブの鉢植えとイタリアンカラーのフラッグが目印です。

中はこぢんまりとしたアットホームな雰囲気。入り口すぐにはテーブル席、奥には一人でも気軽に食事を楽しめるカウンター席と半個室使いができそうなテーブルが広がります。

調理を担当するのは店主の植村さん。ここに店を開いてから20年ほどの間、お客さんの喜ぶ顔を見たいという思いであえてスタッフを増やさず、厳選した無添加の食材を使用したイタリア料理を手ごろな料金で提供しています。

・手ごろにして絶品のパスタランチ

『パスタランチA (瀬戸内きのこのクリームソース)』1,300円

日替わりのパスタセットは常時2種類あり、Aセットはクリーム系のパスタのレパートリーが入れ替わります。セットには自家製フォカッチャと無農薬野菜のサラダ、プチドルチェと選べるドリンクまで付いてくる充実した内容。

取材時のメニュー『瀬戸内きのこのクリームソース』は、たっぷりのシメジが秋らしさを演出。ソースのクリームは生乳にこだわり、濃度の高い純生クリームのコクを存分に楽しめる一品となっています。パスタ料理で使用することの多いベーコンやソーセージも極力無添加のものを厳選しているそう。

どんなパスタソースとも相性が良さそうなシンプルな味わいと食べ応えが特徴のフォカッチャは、店主が店内で焼き上げたオリジナルのもの。そのままでもパスタソースと合わせても◎。

『パスタランチB (香川産天然鯛と小松菜のオリーブオイルソース)』 1,300円

ランチセットのBには、日替わりでトマトやオイル系のソースがそろいます。撮影時は、香川県産の天然鯛を焼いてほぐした身の存在感と鯛の風味を閉じ込めたガーリックオイルのパスタが登場。場所柄昼休みに利用する会社員が多く、ガーリックは粒が残らないよう風味だけをオイルに移すように配慮されているのもうれしいポイント。トマトパスタに使用しているトマトはオーガニック栽培のものという徹底ぶりにも脱帽です。

ランチセットにはかわいらしいエスプレッソカップに入ったプチドルチェが付いています。デザート作りも熟知した店主お手製のとろとろ食感のパンナコッタにはフレッシュフルーツがオン。

単品でもオーダー可能な『コーヒー』(590円)が、ランチセットでは同じサイズで提供されるのでお得感◎。ドルチェも付いて満足度高めなランチセットはおすすめですよ。

・時間にゆとりがあるなら…

『グレコ・ディ・トゥーフォ』 1,100円

「ランチタイムからワインを楽しまれる常連客もいるんですよ」とシェフがおすすめしてくれたのは、力強いミネラル感とのびやかな酸味が特徴の南イタリア産の白ワイン『グレコ・ディ・トゥーフォ』。魚料理はもちろんオイル系のパスタにも合いそうですね。気軽にオーダーできるグラスワイン(770円)や、いろいろなワインを楽しみたい人には『3種飲み比べ』(1,900円)も用意されていますよ。

『イタリアブロンテ産ピスタチオのジェラート』980円

シェフがイタリアンやフレンチで最初に学んだのは料理ではなくデザートだったそうで、当時のレシピや作り方はそのままに現在も店内で手作りしています。ピスタチオは2年に一度しか収穫できないという別格品、イタリア・シチリア島ブロンテ産のものを使用。濃厚で味わい深いピスタチオの風味が存分に楽しめるジェラート、同店の名物といわれるのも納得です。そのほかロイヤルミルクティーなどのフレーバーも人気です。

『有機モリンガ茶』660円

栄養価も高く世界のスーパーフードとも呼ばれ、香川では三豊エリアでも栽培されているモリンガ茶。同店ではフィリピン産の有機モリンガを使用し、ホットまたはアイスで提供。食後の口直しにもぴったりなさっぱりとした口当たりです。

街中という立地で、商店街での買い物ついでにふらっと立ち寄れるのはもちろん、オフィスワーカーの昼休憩にも気軽に利用できるイタリアンレストラン「Trattoria Miele(ミエーレ)」。厳選した食材を使用し、植村シェフが腕を振るう本格的な料理やデザート目当てに、昼夜にぎわうお店です。

■詳細情報

■DATA

Trattoria Miele(ミエーレ)

所在地
香川県高松市鍛冶屋町6-4
電話番号
087-822-8803
営業時間
ランチ/月・水・金曜の11:00〜14:00(L.O.13:30) 
ディナー/18:00〜23:00(L.O.21:00ころ)

【多度津】「そらとたべるthreee」絶景邸宅レストランで手打ちそばとオリーブ牛の贅沢ランチを

・邸宅レストラン「そらとたべるthreee(スリー)」

JR予讃線海岸寺駅から車で約4分、県道21号沿いの高台にあるのが「そらとたべるthreee(スリー)」。道路に面した駐車場の看板を目印に車を停めたら、緑が生い茂る脇道を下って。

道を進んでいくと、赤いレンガの外壁と木製のドア、レストランとは思えない重厚で落ち着いた建物が見えてきます。なんだか知人の邸宅に招かれたかのようなわくわく感を味わえますよ。

実際に使用されていた邸宅をリノベーションした見晴らしの良いダイニングルーム。大きな窓越しの景観は圧巻です。広々とした4人掛けのテーブルや窓向きのカウンターテーブル、ソファ席など好みのスペースを見つけてくつろげるのもうれしいポイント。

玄関前スペースには、善通寺の街並みとこんぴらさん方面の山々を一望できるロケーションを生かし、額縁風に切り取った景観と一緒に記念撮影ができるフォトスポットがあります。備え付けのカウンターを使って食事も可能で、ペット連れのお客さんに好評です。

店長の米田(よねだ)さんは、幼少期から数字の“3”に強いこだわりがあり、店名にも英語で“three”を入れ、スペルもeを3つ並べています。奥さまの実家が精肉店で質の良い肉が入手しやすいこともあり、本格手打ちそばと高級肉でもある香川のブランド牛・オリーブ牛のコラボレーメニューが実現しました。

・本格手打ちそばのランチはいかが

『ざる蕎麦』900円

ツルツルシコシコ細切りの『ざる蕎麦』は、時季ごとにそば粉の産地を変えるこだわりよう。取材時は茨城県常陸(ひたち)産のそば粉でしたが、北海道産や沼田産など全国の名だたるそばの産地を網羅しています。温かいかけ出汁(だし)でいただく『かけ蕎麦』(900円)や甘みとコクのある『くるみだれ蕎麦』(900円)もおすすめ。季節ごとに変わるそばを楽しむのもまたおつですね。

毎週木曜は十割そばの日。普段は二八そばを提供している同店が10食限定で十割そばを提供するとあって、このメニュー目的の来店客も多いのだそう。普段よりさらに強いそばの香りと風味を楽しめますよ。

・香川を代表するブランド牛との贅沢なコラボ

『オリーブ牛すき焼き蕎麦(ざる)』2,350円

同店の2大看板メニュー『ざる蕎麦』と『オリーブ牛すき焼き』を堪能できる贅沢なランチセットです。ざるそばはしっかり1枚、オリーブ牛のスライスもボリュームがあって食べ応え◎。すき焼きのほか『オリーブ牛焼きしゃぶ』とそば、または白ご飯といったセットメニューもラインアップ。そば好きにも肉好きにもうれしいメニューが豊富にそろいます。

テーブルに置かれた食べ方の解説の挿絵がかわいらしい“HOW TO EAT SUKISOBA”。料理が運ばれてくるまでの間、窓から見える景色を楽しんだりや食べ方の解説書を読んだりしながら気持ちを高めて♪

割下の味わいを堪能するもよし、溶き卵と絡めていただくもよし、上質なオリーブ牛の味覚をお好みの食べ方で存分に味わってください。ひとしきりオリーブ牛を堪能した後は、肉汁が溶け込んだ割下にそばをつけて“すきそば”として召し上がれ。同店ならではの手打ちそばとすき焼の豪華コラボレーションです。

・食後のスイーツ&ドリンクも充実♪

『スーパーレモンスカッシュ』640円

爽やかなレモン果汁を炭酸で割った『スーパーレモンスカッシュ』は少しドライな風味が隠し味。レモンスライスも浮かべて見た目も涼やかです。そばに含まれるルチンとレモンのビタミンは意外にも相性が良いそうで、一緒に摂取するのがおすすめだと米田さんは話します。ランチとセットの場合は+350円でいただけます。

『ドリンクブリュレセット』700円

甘いものは別腹派の人は、ランチメニューにブリュレと選べるドリンクが付いたお得なセットはいかが?店主オリジナルのクレームブリュレは、福岡県産の滋養卵を使用した濃厚な味わいにバニラビーンズの風味が絶品。表面のキャラメリゼを割り崩してトロトロのカスタードと一緒に頬張ると、満足度もさらに増すこと間違いなし。

窓から見える景観だけでも夢見心地なロケーションの邸宅レストランで、本格手打ちそばとオリーブ牛の贅沢コラボランチが味わえる「そらとたべるthreee(スリー)」。一人でのんびり訪れて店長とおしゃべりを楽しむもよし、家族や友達と特別なシチュエーションで行くもよし、どんな場面でも利用しやすい満足度の高いレストランです。

■詳細情報

■DATA

そらとたべるthree(スリー)

所在地
香川県仲多度郡多度津町青木801-12
電話番号
0877-43-7672
営業時間
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:00)
ディナー/17:30〜22:00(L.O.21:00)
※火曜はランチのみ営業
※なくなり次第終了

【閉店】「cafe りとるの」本当は秘密にしたい!ハイレベルな瀬戸内鮮魚が食べられる店

・鮮魚が自慢「cafe RITORNO(りとるの)」

ことでん長尾線林道駅から車で3分、レインボーロードの側エリア、「ホームランドーム」のすぐ東の道を南に進んだ住宅街の一角、マンションの1階部分にひっそり店を構えるのが「cafe RITORNO(りとるの)」です。イタリア語で「ただいま」や「おかえり」という意味を持つリトルノ。最後に“の”がつく単語は、やわらかく讃岐の方言にも似た響きがあるから店名にしたと店主・藤代さんは話します。

入り口前の軒下には、縦列駐車で4台分の駐車スペースがあります。店内はカウンターとテーブル席のほか、家族やグループなど大人数で利用するのにぴったりな掘りごたつ式のテーブルがあり、カウンターを隔てて一人で手際よく調理する店主の姿をうかがうことができます。

・美しい「鮮魚盛りランチ」がおすすめ

タイ・ヒラメ・カワハギ・アコウ・ハリイカ・セイゴなど、瀬戸内の魚の豪華オンパレード。これがカフェのランチプレートとは思えないほどの贅沢さで、盛り付けの美しさにもうっとりします。「白身の魚が多いんですけど」と切り出した店主。「盛り合わせの定番でもあるマグロやサーモンは瀬戸内海で水揚げされないですからね」とほほ笑みながら話します。天候や季節によって入荷する魚の種類は変わるので、カウンター上のメニューボードまたは店主に気軽に聞いてみて。

『お刺身ランチ』1,300円〜

ご飯に具だくさんみそ汁、サラダに手作りの小鉢が3つと皿数も多く満足度の高い『お刺身ランチ』。お好みで白ごを鯛めし(+100円)に変更も可能です。3種盛り(1,400円)、4種盛り(1,600円)5種盛り(1,800円)6種盛り(2,000円)と、鮮魚の種類数によって値段が変わります。

店主自ら庵治漁港へ出向いて、吟味した魚を仕入れるのが日課で、天候不順や店主のお眼鏡に適(かな)う水揚げがい日は、多種盛りができなかったり、お刺身ランチ自体が提供できない日もあるそう。公式Instagramでも告知しているので要チェックです。
➡︎公式Instagramはこちら

薄紫の花が美しいエディブルフラワー(食べられる花)や薬味の小シソやミョウガ、季節を感じるヒバやモミジ、魚の形に切り抜かれたニンジン、鮮魚と一緒にあしらわれた装飾にも一切手を抜くことがありません。

・鮮魚のイタリアンメニューも人気です

『AJIパッツァ(アクアパッツァ)ランチ』1,400円

お刺身プレートの代わりに鮮魚を使ったアクアパッツァがメインのランチはいかが?ご飯とみそ汁、サラダと小鉢3種がセットになったボリューム満点なメニューで、こちらも+100円で白米を鯛めしに変更可能です。

庵治漁港で取れた新鮮なタイの切り身を中心に、エビやアサリの魚介を使用。ドライトマトの酸味と塩コショウとローズマリーの風味をまとわせ、ココットの中の魚介が躍るほどの強火で調理するアクアパッツァはシンプルに魚介を味わうのにもってこいの調理法です。

ランチにはそのほか、海老カツやチキン南蛮、エビクリームコロッケといったラインアップから、フライがチョイスできるお刺身&フライのコンボランチがあり、店主の気まぐれの『海老チリ』や『ふわふわ鯛味噌焼き』の限定ランチが登場することも。

・食事後はスイーツで一息

『ティラミス』500円

食事のインパクトの強い同店ですが、カフェメニューもしっかり充実しています。店主自ら店内で焼き上げたスポンジを使用する『ティラミス』は、しっかり濃いめのエスプレッソの奥にふわりと香るラム酒がポイント。大人味のスイーツはカフェタイムはもちろん、食後に食べても料理に負けないだけの存在感があります。

『モンブラン』700円

期間限定の『モンブラン』にも手作りスポンジが使われています。ふわふわ生地の上には同店オリジナルの栗の風味豊かなマロンクリームがたっぷり絞りかけられていて食べ応えも◎。スイーツメニューはのほか『クリームブリュレ』や『フォンダンショコラ バニラアイス添え』(各500円)とうれしいラインアップです。

『カフェオレ(ICE)』550円

カフェタイムとしても食後の締めとしてもぴったりなドリンクメニューも豊富にそろいます。 食事インパクトにも負けないだけの深煎(い)り『オリジナルブレンドコーヒー』(500円)や『カフェオレ』、『ウィンナーコーヒー』(550円)のほか、『マンゴージュース』や『グァバジュース』(各550円)などのトロピカルジュースもありますよ

早朝の魚の仕入れからモーニング、昼下がりの時間帯まで利用可能なランチに加え予約制の夜営業まで、店主の惜しみないサービス精神が感じられる「cafe RITORNO(りとるの)」。仲の良い友達や家族にもこっそり教えたいほど本当は独り占めしたいお店です。

ただし、この場所でこの満足度の高いランチを味わえるのは2024年11月30日(土)まで。信頼を置くなじみの漁師が高齢のため廃業することを契機に、いろんな理由が重なったことから、同店も一度区切りをつけることにしたそうです。閉店まで残りわずかの期間、時間を作って食べ納めしてくださいね。

■詳細情報

■DATA

cafe RITORNO (りとるの)

所在地
香川県高松市木太町1153−1
電話番号
087-813-5838
営業時間
ランチ/11:00~18:00(L.O.17:00)
ディナー/18:00〜(要予約)
※閉店しました(2024年12月1日時点の情報)

【丸亀】「mame(マメ)」がオープン!シフォンケーキランチやスイーツが楽しめるカフェ

「mame(マメ)」

「mame(マメ)」は丸亀市飯山町にあるシフォンケーキが看板メニューのカフェ。坂出ICから南東へ車で約10分走ったのどかな田園エリアにあります。店舗前のアスファルト部分は、同敷地内にある工務店「MIYAGAWA(ミヤガワ)」の駐車場なので「mame」を利用の場合はすぐ横の未舗装エリアに、カーポート前への駐車は避けて停めましょう。

元は「MIYAGAWA」の旧本社だった建物をリノベーションし、2024年8月23日にオープン。内装は「MIYAGAWA」が担当し、シンプルで温かみのある空間に仕上げられています。

メゾネットタイプの2階には、横並びに座れるL字のベンチシートと、まるで友達の家に遊びに来たようにくつろげる座敷席があります。隠れ家っぽさもあってワクワクしますね♪

2階から眺める店内もステキな雰囲気。1人での利用に使いやすいカウンターは3席完備。スタッフとのトークも楽しんで。

店主(写真右)は県内の人気カフェで約11年店長とパティシエールを担当していました。もともと好きで作っていたシフォンケーキは、やわらかいテクスチャーで仕上げたいと試行錯誤を重ねた末にたどり着いた独自のレシピ。きび糖、ハチミツ、太白ごま油など、体に優しい素材から作られています。

店名の「mame(マメ)」の由来は、母と娘の名前の一文字ずつを合わせて付けられています。“豆”にもかけられていて、コーヒー豆や小豆のデザートなど、豆を使ったメニューも提供。ショップカードに描かれているインパクト抜群なキャラクターはデザイナーにオーダーしたオリジナル。入り口横の塀にもお客さんを迎えるかのように描かれているので、訪れた時にチェックしてみて。

ランチとスイーツが選べるシフォン

『まめリータ』1,680円

デザートのイメージが強いシフォンケーキですが、とても珍しいランチメニューが10月からスタートしました。年間通して楽しめる予約制のランチは、マルゲリータ風の『まめリータ』(1,680円)、ハーブチーズクリームを絡ませたチキンにメープルライムソースをプラスした『まめぷるライムチキン』(1,780円)、自家製の万能調味料・アドボシーズニングでスパイシーに仕上げた『まめぷるライムチキンスパイシー』(1,830円)の3種類がスタンバイ。そのほか期間限定品も登場予定。当日の台数に限りがあるため予約して。

『まめリータ』は、チーズとブラックペッパーを練り込んだシフォン生地に、ベビーリーフとバジルチーズクリーム、トマトソースの組み合わせがまるでピザの“マルゲリータ”。ホールサイズの大きさにビックリしますが、エアリーなので意外にもペロリと完食できますよ。

バジルの風味が爽やかなクリームチーズはコクがしっかり。ほんのり甘いシフォン生地にピリッとしたブラックペッパーのアクセント、トマトソースの酸味などがバランス良く組み合わさっています。

ランチに付く『ジンジャービネガースープ』はサンラータン風で酸味がアクセント。たっぷりのショウガとビネガー、 オリジナルブレンドのスパイスで、 心も体も温まります。

『ベリーチェリー(ショコラ)』1,540円

スイーツ系シフォンケーキはプレーン生地、ショコラ生地合わせて約10種類から選べますが、その中でもおすすめは『ベリーチェリー(ショコラ)』。ゴージャスな見た目になんだか気分も上々♪プレーン生地の『ベリーチェリー』(1,490円)に50円追加でショコラ生地へチェンジしたバージョンです。

ショコラ生地は優しい甘さの中にほんのり感じるカカオのビターテイストが上品で、ベリー類の爽やかな酸味にマッチしています。オリジナルのシャンティクリームとのバランスも◎。

スイーツ系シフォンケーキを注文すると付いてくる『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は自家製のシーズニングを絡めたスパイシーナッツ。甘くてフワフワのシフォンケーキと対照的な食感と味わいなので、甘味の箸休めがてら交互に食べるとクセになること請け合いです。

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』230円

『スパイシーナッツ(アドボシーズニング)』は単品でも販売しています。ナッツ好きな人はぜひ。

スイーツやドリンクでおすすめはコレ!

『ウインナーコーヒー』680円

「mame」は“豆”にこだわっているということで、店主自ら選んだ豆のコーヒーメニュー(500円〜)も見逃せません。『ウインナーコーヒー』は、別添えのシャンティを自分でコーヒーに浮かべるアクションも楽しい一品。ダブルドリップ製法で抽出したコーヒーは、もちろんしっかりとした濃さでありながら苦すぎず、ほんのりフルーティーな軽やかさも感じられます。

シフォンケーキにも使われているオリジナルのシャンティクリームは、ハチミツの甘さと風味がしっかり感じられます。単なる純生クリームではなく、とある隠し素材が使われていますが、味覚が鋭い人ならかすかな風味で気付くかも?実際にいただいてからのお楽しみですね。しっかりとしたコーヒーの濃さに、シャンティのコクとハチミツの甘さがよく合います。

『ブラッドオレンジジュース』650円

ランチシフォンと相性のいいドリンク。シチリア産のブラッドオレンジを使った濃厚でさっぱりとした味わいのジュースです。色味も鮮やかでシフォンケーキと並べて写真を撮るのにもぴったり。

『マメロン』390円

テイクアウト品として“マカロン”ならぬ『マメロン』も。カラフルでまるで宝石のよう。ついつい買いたくなりますね。スイーツだけでなくランチとしてもシフォンケーキを味わえる「mame(マメ)」は、街なかの喧騒(けんそう)を忘れてのんびりカフェタイムを楽しみたい人にもおすすめです。ランチは予約の上訪れて。

■詳細情報

■DATA

mame(マメ)

所在地
香川県丸亀市飯山町東坂元2839-5
電話番号
090-7577-5123
営業時間
11:00〜17:30
※ワンドリンク制