ランチ

【さぬき】「時の納屋」は大串半島の絶景カフェ♪香川の魅力が詰まったランチやスイーツが自慢

「時の納屋」は絶景と建築も見どころ

さぬき市の北端・大串半島の高台に位置する大串自然公園内に、絶景とランチやスイーツなどが楽しめるカフェ「時の納屋」が2024年6月30日にオープン。大串半島の活性化を目指し、さぬき市と民間企業が出資する株式会社「さぬき市SA公社」が立ち上げたプロジェクトです。

昔からこの場所に生育していた植物や樹木を植え直し、国立公園にふさわしい姿へと年月をかけて戻すことを設計のコンセプトとしています。コンクリートなどの人工的な構造物を極力使用せず、大串半島の石材や庵治石などで造成し、自然環境に優しい施設を心がけているそう。

メインアプローチの左手側道は第二駐車場へと続きます。駐車場から建物へは緩やかなスロープ状の「海の小径(こみち)」が整備されていて、車いす利用者も比較的アクセスしやすいルートです。

建築家・堀部安嗣氏の設計による建物は、杉材で組まれた天井の「挟み梁」が見ものです。タバコの葉を乾燥させる小屋“ベーハ小屋”をモチーフにし、風通しをよくさせる越屋根(こしやね)が付いているのが特徴。気候のいい時は開放される窓からは、瀬戸内海のパノラマビューも楽しめます。まるで屏風(びょうぶ)絵のような景色が広がり、心まで晴れ渡りますよ。

小豆島をはじめとする島々や、瀬戸内海を往来する船をのんびり眺めながら食事できる贅沢な空間です。

家具は、さぬき市で特注家具製造を行う木工職人の二宮靖夫氏が手がけます。建材と同じく杉で作られていて統一感のある風合い。建物と一緒に年月を重ねることで味のある色味に変化していくさまも見どころ。

ランチはどれも味わい深いものばかり

『樽のおにぎりランチ』1,300円

看板メニューは、開店と同時に売り切れる限定10食の『樽のおにぎりランチ』。さぬき市大川町で育ったお米のおにぎりや、地元の特産品で作ったおかずの数々、高松市のみその老舗「中屋醸造所」の白みそを使用したみそ汁など、香川県の“うまいもの”を堪能できる内容です。

メインの肉は、さぬき市寒川町の養豚・豚肉加工会社「七星食品」の“七星本気豚”。程よい弾力とクセのないうま味たっぷりな味がご飯のお供にぴったりです。さぬき市大川町の「かなたまキッチン(かなえ養鶏場)」の卵を使った出汁(だし)巻きは、見た目も味も上品。そのほか、エアリーでクリーミーな食感に仕上げたカボチャとレーズンのカレー風味や、ビネガーでマリネしたプチトマト、キュウリのわさび漬けなど、どれも手の込んだものばかり。おにぎりに添えられている金山寺みそは、さぬき市長尾町にある「松原商店」の天然醸造品だったり、しらすの佃煮もさぬき市津田町の「大塩水産」のものだったりと、細部までこだわりを感じます。

メニュー名にもなっている樽は、三木町の「谷川木工芸」による伝統工芸品の“讃岐桶樽”。建物や家具と調和する国産杉が使われています。

『牛すじカレー』1,200円

同じく大串半島にある「さぬきワイナリー」で販売されているワインと、高品質な黒毛和牛の牛すじを煮込んだ『牛すじカレー』も定番品。使用しているワインの銘柄は「日本ワインコンクール 2024」で銅賞を受賞した『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ 2022』。香川大学農学部が開発したオリジナルぶどう品種「香大農R-1」100%で醸造。通常のワインと比べてポリフェノール分が約2.5倍も含まれているそう。少し辛さを感じる欧風カレーテイスト。野菜もよく煮込まれていてうま味が溶け出しています。

『クロックムッシュ』800円

『クロックムッシュ』は、厚切りスライスのフワフワな石窯パンに、クリーミーなベシャメルソースとチーズがたっぷり。ナツメグの風味がしっかり感じられる本格派です。スライスタマネギの食感や生ハムのうま味、ディルの香りがマッチした一品。

所長お手製のケーキは必食!

さぬき市からの出向職員である所長の満濃さんは、もともとお菓子作りが趣味ということもあって、ハイクオリティーなケーキを作れる腕前の持ち主。ランチだけでなくスイーツもぜひ味わって。

『バスクチーズケーキ』600円

均一な焼き目が美しい『バスクチーズケーキ』は、ビジュアルだけでなく味からも丁寧さが伝わります。とてもなめらかで繊細なテクスチャから、しっかりとチーズの風味が感じられ、和三盆黒糖によるコクとキレのあるスッキリとした甘みでうまくまとめられています。カットだけでなく、ホールでも販売予定。

『スイーツプレート』1,500円

スイーツ好きな人にオススメなのは、数量限定の『スイーツプレート』。先ほど紹介した『バスクチーズケーキ』に加えて、プレートでしか味わえない季節のフルーツタルトがのった特別なプレート。シャーベットやフルーツで華やかに彩られています。ケーキにも「かなたまキッチン(かなえ養鶏場)」の卵や「三谷製糖」の和三盆、そのほかにもさぬき市を中心とした県産素材をふんだんに使用しています。

取材時のフルーツタルトは、さぬき市の「長谷ぶどう園」と「26farm」で採れたシャインマスカットがたっぷり。土台のタルト生地にはナッツの食感がプラスされ、ピスタチオの風味がしっかり感じられるクレームダマンドに、カスタードのコクが合わさって食べ応えもバッチリ。すっきり感とぶどうの濃厚テイストがクセになる「さぬきワイナリー」のぶどうシャーベットが付くのもうれしいポイント。

『瀬戸内ブルークリームソーダ』700円

『瀬戸内ブルークリームソーダ』は、瀬戸内海をイメージしたブルーに、白い雲のようなバニラアイス、鮮やかな赤いチェリーが映える一杯。そのほかコーヒーの『時の納屋オリジナルブレンド』(600円)や『高瀬の和紅茶』(600円)、「飯田農園」の濃厚な完熟すももを使用した『すももソーダ』(600円)や『すももティー』(600円)など、ドリンクは約15種類がスタンバイ。

香川の新しい観光スポットとしての役割も担う「時の納屋」。絶景とともに、旬の地元素材を取り入れた四季折々の味わいも楽しめる魅力たっぷりなカフェです。今後も新メニューが続々と登場予定。所長お手製のスイーツも見逃せませんよ!

■詳細情報

■DATA

時の納屋

所在地
香川県さぬき市小田2671-75
電話番号
087-884-6010
営業時間
11:00〜16:00
※予約不可

【高松】甘味処「ぶどうの木」で年中食べられる“あんもち雑煮”は讃岐の国のおもてなし♪

・ライオン通商店街「ぶどうの木」

ことでん片原町駅から徒歩約3分、高松三越のお膝元にある「ぶどうの木」は、居酒屋や多国籍料理店、カフェなどがひしめくライオン通商店街の一画で、1996年の創業以来、和風スイーツで香川県民を和ませ続ける甘味処です。

白塗りの漆喰(しっくい)壁と渋めの茶色のインテリアが落ち着く店内。テーブル席には季節ごとの生花が生けられ華やかな印象も。お茶だけのつもりでふらりと立ち寄った銀座の喫茶室で、ふいに出った甘味のおいしさに感動し、その店の名前にあやかって店名を決めたというオーナーの武内(たけうち)さん。高松にも人々を魅了する甘味処を根付かせたいと、この店の開店を決意したそうです。

・さぬき名物“あんもち雑煮”

『あんもち雑煮』690円

白みそ仕立てのだし汁にニンジンとダイコン、中央に“あんもち”が鎮座する全国でも珍しい讃岐の正月のごちそう『あんもち雑煮』。“お雑煮界のミステリー”として近年テレビ番組やSNSでその存在が露出してきましたが、地元香川でも正月にしか食べないものなので、県外の人にとっては話には聞くけどなかなかお目にかかれない幻の料理、それが同店では年中食べられるというから貴重な存在です。そら豆を炒(い)ってしょうゆに漬け込んだもう一つの郷土料理“しょうゆ豆”が小鉢として付きます。

同店で手作りした丸餅には、北海道産小豆を使用した自家製あんこがたっぷりイン。焼き餅ではなくやわらかく煮込まれた餅を白みその椀(わん)に入れ、下茹(ゆ)でしたニンジンとダイコンと青のりを少々をあしらえば『あんもち雑煮』の完成です。餅自体のサイズも大きいので、雑煮1杯といえどもしっかりとした食べ応えを感じます。

食べ方は?餅から食べるの?だしを先に飲むの?など、県外客からは質問の嵐がるそうですが「お好きなように、お好きな順番で」と笑顔で答えているそう。白みそに溶け出したあんこを、一緒にすするのもネイティブ流であります。

・冷たい甘味もいろいろあります

『カスタードプリンパフェ』980円

香川伝統のお菓子“おいり”でおめかししたカスタードプリンが頂上に君臨する『カスタードプリンパフェ』。店内で手作りするプリンはなめらかさとハードさを併せ持った食感で、ほろ苦いカラメルと相まって昔懐かしい味わいに癒やされます。グラスのバニラアイスやパイナップルと合わせて召し上がれ。

人気のプリンは単品でも注文可能で『カスタードプリン』『抹茶プリン』ともに650円でいただくことができます。

『抹茶プリンパフェ』980円

和風の甘味処らしく渋い緑が映える『抹茶プリンパフェ』。手作り抹茶プリンがなめらかで、抹茶の風味が口の中いっぱいに広がります。北海道産小豆を使用したあんこに抹茶アイス、抹茶の寒天とグラスの中身も抹茶くし。アクセントのおいりもお口直しにピッタリです。

パフェにはのほか『フルーツヨーグルトパフェ』『コーヒーゼリーパフェ』『チョコレートパフェ』(各980円)もラインアップされています。

『白玉あんみつ』780円

パイナップルと色とりどりの寒天の涼やかな見た目に目がいく『白玉あんみつ』ですが、同店オリジナルの手作りあんこと大ぶりな白玉が推しポイント。北海道産の小豆を時間をかけてじっくりと炊いた優しい甘さのあんこに、もっちり食感の白玉の相性がバツグン。

付け合わせの黒蜜は味変としても大活躍!個性のある素材たちが黒蜜を掛け合わせることで一体感を増すのが不思議です。お好きなはたっぷりかけてどうぞ♪

ほかにも『ヨーグルトぜんざい』(650円)や『フルーツ寒天』(880円)などの魅力的なメニューがずらり。じっくり迷って考えてオーダーしてみてくださいね。

・楽しい和風ドリンク

『カフェうぐいす』640円

ブレンドコーヒーやアイスティーからバナナジュースやミックスジュースまで喫茶店の定番ドリンクをひと通りそろえた上で、同店オリジナルのアレンジドリンクのメニューが秀逸なのです。

その一つ『カフェうぐいす』は名前からも感じる雅(みやび)な雰囲気。オリジナルコーヒーにホイップクリーム、その上に抹茶の粉末を振りかけた和風ウィンナーコーヒーといったところ。このシリーズには『カフェ黒糖』や『カフェベリー』(各640円)がラインアップ。

ショッピングや観光など街歩きに疲れたら、ほっとひと休みできる甘味処「ぶどうの木」。オーナーの武内さんが東京観光時に「こんな店が高松にあったらいいな」と構想した喫茶店を具現化しました。レパートリーの多い甘味のほか、観光客にも喜ばれる“あんもち雑煮”がヒットして、今ではお土産用『讃岐のあんもち雑煮セット』も人気なのだそう。未体験の人はぜひトライして。

■詳細情報

■DATA

ぶどうの木

所在地
香川県高松市百間町2-1
電話番号
087-822-2042
営業時間
10:00〜17:30
※日曜は5:00まで、12月29日(日)~2025年1月3日(金)は5時半まで

【高松】「スマイリー」でボリュームたっぷりな洋食とタワー盛りキャベツのランチプレートを♪

・おしゃれレトロな洋食店「スマイリー」

ことでん長尾線花園駅から徒歩約4分、瓦町駅からは徒歩約15分。高松市多賀町の住宅街にある「スマイリー」は近所の常連客や県内外から訪れる洋食ファンでにぎわうレストランです。外観は一見するとレトロな古着屋の様相をしていますが、すりガラス越しに食事を楽しむ人たちの姿が見え、思わず引き寄せられそうになります。

雑多なインテリアがセンスよく配置された店内はテーブルごとに異なった雰囲気を味わえ、どの席で食事をするかも楽しみの一つになることでしょう。奥には一人利用でも安心なカウンターテーブルがあり、さまざまなスタイルに合わせて利用が可能です。

・圧巻のキャベツタワーの洗礼を

常連客にはおなじみですが、初めて利用する人はびっくりすること間違いなしのスマイリー名物“キャベツタワー”。脇役どころかハンバーグやエビフライなどのメイン料理と肩を並べるほどの存在感を放つ千切りキャベツは、1日に10玉ほどスライスする日もあるのだそう。食べ切れない…と不安な人も安心して!キャベツは大・中・小と盛りのボリュームを選んで調整することができますよ。

もちろんメインのエビフライやチキン南蛮、から揚げも揚げたてアツアツで提供されます。絶妙な揚げ具合は、長年調理場に立つ店主・増谷(ますたに)さんのなせる技。具材の中心に火が通る頃合いを見極め、中身はジューシー、外側はカリッとサクッと絶妙な揚げ加減に仕上げます。

自家製のソースだってボリュームたっぷり。エビフライには思う存分タルタルソースをまとわせてガブリと頬張ってほしいという店主の粋な計らいからこのダイナミックなルックスになりました。エビフライから滴(したた)り落ちるソースはココットが受け皿に。

さあ、料理の完成です、熱々のうちに召し上がれ♪店主の奥さんを筆頭に、明るく陽気なスタッフが配膳する洋食プレートは、食べ応え満点な上にフォトジェニック。食べる前にパチリとカメラに収めたくなること請け合いです。

・カスタマイズできる洋食プレート

『もっとハンバーグエビフライセット』2,050円

人気メニューの豪華共演『もっとハンバーグエビフライセット』は、タルタルソースたっぷりのエビフライと、ソースが選べる肉感たっぷりのハンバーグがオン。どのソースを選んでも主役の存在感がありますさらに選択できるメニューから取材時はカリじゅわ食感がやみつきになる若鶏のから揚げをチョイス。洋食好きさんもうなずく隙なしコンボです。

このセットにはみそ汁ではなくポタージュスープ付き。名脇役のスープもかわいらしい洋皿にたっぷり注がれて提供されます。主役のフライの口休めに、トロトロと優しいポタージュスープが口の中を中和させ、体に染み渡る気分に♪

キャベツの量が選べるのと同様に、ご飯の量もチョイス可能です。小・中1・中2・大とカウンターにサンプルの茶碗が並んでいるので、お腹の空き具合によってオーダーしてみて。

『エビフライセット(チキン南蛮)』1,750円

看板メニューの一つエビフライ2本にチキン南蛮をセットし、ご飯とみそ汁、漬物まで付いたコンビネーションプレート。チキン南蛮はさっくり揚げた鶏肉に甘酢だれをくぐらせ、自家製タルタルソースをたっぷりオン。エビフライにはしば漬けを使ったタルタルソースをチョイス。しば漬けのパリパリ食感とピンクの見た目が魅力的な一皿です。

・お店の味をテイクアウト

『いい日だな弁当』1,600円

「スマイリー」の味を自宅でも楽しめるテイクアウト用の洋食弁当はいかが。ハンバーグが2個にチキン南蛮、揚げたてサクサク感をキープするためにエビフライは油紙に包んで提供されます。1個からでも注文可能で、感動したお店の味を家族への手土産にもできるなんてすてきですね。まとまった数量の注文は電話での予約がおすすめ行楽、団体での利用にも喜ばれること間違いなしです。

『赤しそジュース』500円〜

さっぱりヘルシーな『赤しそジュース』は店内で手作りするオリジナル商品。食事と一緒に楽しむことができます。水割りが500円、炭酸割りは600円で、爽やかな風味&喉越しだから食事との相性も抜群。原液パックは250ml入りが800円、350ml入りが1,000円で持ち帰り可能なので、自宅でお酒と割って楽しむのもいいですね

『エガオだよりドレッシング』

プレートのモリモリキャベツがペロリと食べ切れる秘密はこの同店オリジナルドレッシング。オニオン&ゴマのテイストで、合成保存料・合成着色料不使用で手作りしています。こちらも購入可能なので自宅用やプレゼントにもぜひ。サイズは2種類で300mlサイズが670円、200mlサイズは500円になっています。

ガッツリ系本格洋食のイメージが強い「スマイリー」ですが、好みに合わせてメインのフライをカスタマイズできたり、お腹の空き具合に合わせてご飯やキャベツの量が選べたりと、細やかな心配りが随所に見られて、居心地のいい洋食店です。20年近く続く人気の理由は、確かな料理の腕と陽気なスタッフの接客にあり。みんなを笑顔にする「スマイリー」で、日々を乗り切る元気をもらいましょう!

■詳細情報

■DATA

スマイリー

所在地
香川県高松市多賀町2-15-3
電話番号
087-831-9686
営業時間
ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
※木曜のみディナー営業
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:30)

【高松】「宙帆のテラス ショップ&スローカフェ」心と体が整う自然派カフェで朝食&ランチはいかが

・「宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ」

ことでん琴平線栗林公園駅から徒歩約8分中央通りを隔てて、特別名勝栗林公園を目の前に見下ろせる立地のカフェ「宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ」は、アーチ型のガラスが特徴的な建物の2階部分に当たります。南側には4台分の駐車スペースが設けられています。

東・西・南の3方向をガラスで囲まれた圧倒的な明るさと開放感をった店内に一歩入ると、船の中にいるかのような錯覚に。店名“宙帆のテラス”の由来でもあります。外観の無機質な雰囲気とは異なり、カフェ内は公園や中央通りの喧騒(けんそう)がまるでうそであるかのように静かで心落ち着く空間です。

床材にはアカシアの木、床の下には竹を敷き詰め、インテリアにも木材をふんだんに使用することで、この静けさが得られたのだそう。

カフェの母体ならぬ“母帆(ぼせん)”である宙sora株式会社は、孟宗竹エキスや生体水を主原料にした「360°kagayaki」という自然派スキンケアの会社ということもあり、入り口には化粧品や竹の繊維を使った竹布の洋服、竹ガーゼが並びます。“素肌の健康は安全な食と腸から”をモットーに、体を緩めほっと一息できるスローカフェを始めたかったとオーナーは話します。

・豊かな食材を丁寧に調理したモーニング

『おむすびセット』638円〜

一見シンプルな『おむすびセット』ですが、可能な限り無農薬、有機栽培、無添加の材料を旬に合わせて提供しています。おむすびの主役である白米も香川県産のものを選ぶだけでなく、収穫時期によってはオーナーやスタッフが育てた白米が並ぶ日も。おむすびのおには「鮭」「海苔(のり)」「ネギ味噌(みそ)梅」があり、それぞれ+33円で選択可能。そのほか自家製みそを使った具だくさんみそ汁と卵焼き、手作りぬか漬けと旬のフルーツがセットになっています。

お腹の空き具合に合わせておむすびの大きさが大・中・小から選べます。また、メニュー表の5種類のうちからおむすびの塩をカスタマイズすることもできます。塩の特徴について詳細が書かれてあるので熟読して選ぶもよし、スタッフに相談するもよし、おむすび一つに本気で向き合う作業も楽しいものです。

好みにマッチした自分だけのおむすびを、注文後に結んでくれるとあればおいしくないはずがありません。ふっくら優しい握りたてのおにぎりはみずみずしく、米本来の甘を感じることができますよ。

セットの中のぬか漬けは、自家製の竹の粉で糠(ぬか)床を作り、フレッシュな野菜を漬け込んだもの。小さな小鉢に盛られた色とりどりのぬか漬け野菜たちもおむすびセットの中の名脇役です。

・オリジナルの調合が光ります

『薬膳カレー』1,550円

食べる漢方薬ともわれるカレーを、全程手作りし同店オリジナルの『薬膳カレー』に仕上げています。鶏がらスープをもとに、綾川町のカレー専門店「スパイス家族カラクラ」に調合を依頼したスパイスと完熟トマトやタマネギ、三豊産のスーパーフードモリンガなどをじっくり煮込んだ『マイルドチキンカレー』(1,078円)にさらに薬膳のアレンジを加えていきます。

素揚げのレンコンチップに、クコの実とナツメ、陳皮(ミカンの皮)があしらわれ、ベースのマイルドチキンカレーからさらに効能が充実した薬膳カレーです。鼻から抜けるスパイスと薬膳の香りを堪能してみて。辛さが苦手な人は生卵のトッピングがおすすめ。また、無農薬の完熟柿を使用した柿酢で漬けられたピクルスはお口直しにピッタリです。

朝摘みのホーリーバジルのウォーターサービスは、夏期限定のお楽しみ。自家農園でタネから育てたホーリーバジルは、爽やかな風味で体の中がリセットされたような気分になりますよ。カレーやその他メニューとも相性抜群です。

・滋味深い味わいが自慢です

『宙帆の手作り冷たい善哉(ぜんざい)』638円

手作りのあんこは無農薬で特別栽培の小豆を使用し、店内でコトコトやわらかく炊き上げられたもの。和三盆のやわらかい甘さがひとつまみの塩で引き立てられています。冷たいぜんざいにのるのは白玉ではなく、米から手作りした餅を香ばしくあぶりトッピング。オーツミルクとモリンガのアイスクリームもたっぷり盛られています。口たりもく体にもすんなり入ってくるような優しい食べ心地です。寒い季節にはかいぜんざいもおすすめアイスクリームの代わりに京番茶が楽しめますよ。

『滋養プリン』638円

「アレルギーがあってみんなと一緒のスイーツが楽しめない」という常連客の一言から生まれた同店オリジナルの体に優しいデザート『滋養プリン』。オーツ麦から作られるオーツミルク、甘味はナツメ、葛粉(くずこ)でプルプル食感を表現しています。

人工的な甘さではなく滋味深い自然の甘さが口の中にゆっくりと広がってゆく感覚です。洋風のプリンよりもくず餅やわらび餅などの和風の甘味の食感に近く、表面にたっぷりとまぶされたきな粉の香ばしさがマッチ。

・至福の一杯を丁寧に入れてくれます

スローカフェというだけあってゆっくりと時間が流れる空間の中で、スタッフが丁寧にじっくりハンドドリップするコーヒーを味わってみませんか。オーガニックの豆を挽(ひ)いた中深煎(い)りのものやノンカフェインコーヒー、玄米コーヒーなどもそろいます。

『グリーンコーヒーブレンド』693円

酸味が少なく苦味も控えめなバランスの取れた味わいの一杯。ミルクではなくオーツミルクを混ぜて召し上がれ♪コーヒーにはお茶請けとして小さな焼き菓子またはオーガニックナッツが付いてくるのもうれしいポイント。

『松葉ジュース』550円

松の葉をパウダー状にして水と合わせた『松葉ジュース』。松独特の風味も控えめで想像以上にサラリと飲みやすいドリンクです。一口含むと口の中がさっぱりとし、体の中まで浄化されるような感覚です。

街の中にありながら栗林公園の四季折々の自然を感じ、店内には木の香り、ご飯やコーヒーの香りで体をホッとめられる癒しの空間「宙帆のテラス」。厳選した食材を使用、丁寧に手を加えたことが伝わる心と体に優しい料理やドリンクがここにはそろいます。1日の始まりにはモーニング、午後からの活力にはランチをおいしく体に取り込んで、整う感覚を味わってみませんか。

■詳細情報

■DATA

宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ

所在地
香川県高松市栗林町1-12-1
電話番号
087-813-3038
営業時間
7:30〜14:00(L.O.13:30)

【丸亀】「大人の珈琲店」は現代版レトロ喫茶!ゆとりある空間でボリューミーなランチも♪

ゴルフ場横にある「大人の珈琲店」

JR丸亀駅から車で約5分、アパレル店やホームセンターなどが集まる複合商業施設「パブリックプラザ」の敷地内にある「大人の珈琲店」は、2024年6月30日にオープンした現代版喫茶店。ゴルフ練習場のすぐ横ということもあって、ゴルファーにも使い勝手の良いお店です。

「大人の珈琲店」のテーマは“街に癒やしを”。現代社会における忙しさ、喜びや楽しさの欠落部分を少しでも補いたい。個々の人生の中で少しのゆとり、一つの癒やしとして根付いていければとの思いでオープンしました。

店内は、昭和レトロな喫茶店を再現。観葉植物の緑が随所にあふれ、安らぎを感じられる大人の空間が演出されています。ゴルフ場の緑も見えるテラス席はペットの同伴もOK。

テーブル席の大半はパーティションが設けられていて、気兼ねなくゆっくりくつろげるのが特徴です。6人で利用できるソファ席や掘りごたつスタイルの個室も完備。グループでおしゃべりしながらカフェタイムも◎。ゆっくりできる時間帯は16:00以降がオススメだそう。

「大人の珈琲店」という店名の由来は、喫煙席を多く取っているのがポイント。電子タバコのみの利用になりますが、21席という広々とした分煙エリアは愛煙家にはうれしい限りですね。

・ナポリタンやピラフなど注目のランチ

ランチセットはナポリタン、鉄板ピラフ、パワーサラダや、『おこさまランチ』(680円)などがスタンバイ。モーニングが終わる11:00からスタートし、16:00までオーダーできるのもうれしいポイントです。ランチタイムを逃した時に助かりますね。追加トッピングの『エビフライ』(198円)、『とんかつ』(198円)、『カニ爪フライ』(198円)、『コロッケ』(132円)などをプラスして自分好みにカスタマイズするのもあり!

『本日のナポリタンランチ』968円

ランチの中で1番人気は『本日のナポリタンランチ』。一般的なナポリタンにはベーコンやウインナーが入っていることが多いですが、同店では豚肉・牛肉・鶏肉を日替わりで使い、食べ応えや満足度をアップしています。ケチャップの甘みと麺のやわらかさが安定のナポリタン。鉄板に敷かれた溶き卵も相まってボリュミー!サラダとドリンク付きです。

『本日の鉄板ピラフ』968円

『本日の鉄板ピラフ』は、チキンライス・チャーハン・エビピラフ・ドライカレーが日替わりで楽しめます。ドライカレーはスパイシーさが控えめで甘みがあり、親しみやすい味わい。『おこさまランチ』にも当日の同じピラフが提供されます。こちらもサラダとドリンク付き。

『本日のサラダ』968円

大きなボウルにたっぷり入った『本日のサラダ』は、ボリュームだけでなくビジュアルのインパクトもバッチリ!野菜だけでなく、フライものやおかず系も一緒に頂けます。モリモリ野菜を食べたい人は選んでみて。『本日のサラダ』には、ポタージュスープとドリンク、県内のベーカリーから仕入れるパンも付きます。

コーヒー系メニューのバリエーションが豊富

『ハウスブレンド』528円

同店は“珈琲店”と冠するだけあって、15種類以上のコーヒー系メニューがスタンバイ。シンプルな『ハウスブレンド』は、料理に合うよう、キレのある苦味とコクを感じられつつまろやかなオリジナルブレンドです。アメリカン寄りな『マイルドブレンド』(572円)や、濃いめの『リッチストロング』(572円)も選べます。約2杯分飲めるコーヒーポットでの提供なのでお得。6種類以上から選べるモーニング(528円〜)との相性もバッチリ!

『アイスコーヒー』528円

『アイスコーヒー』は、昭和の喫茶店のしっかりとしたストロング仕立て。ビターな味わいに酔いしれて。銅製の保冷できるマグカップがいい味を出しています。

『珈琲ゼリーオレジェラート』 858円

フルフル食感の自家製ほろ苦コーヒーゼリーにコーヒーとミルクを合わせ、バニラジェラートをトッピングした『珈琲ゼリーオレジェラート』は人気メニュー。別添えのシロップで好みの甘さに調整して飲んで。ほとんどのドリンクはテイクアウトもできますよ。

「大人の珈琲店」は、広々とした駐車場で利便性の良さも魅力です。近隣店舗でのショッピングの合間に利用するのもあり。セルフレジなど現代の使い勝手も取り入れつつ、レトロな雰囲気に仕上げられた空間でのんびりカフェタイムを過ごしてみて。昼飲みできるアルコールやおつまみメニューもあります。今後グラタンなどの新メニューも続々と登場予定なのでお見逃しなく!

■詳細情報

■DATA

大人の珈琲店

所在地
香川県丸亀市蓬莱町56-1
電話番号
0877-85-6645
営業時間
平日/8:00〜18:00(L.O.17:00)
土・日曜/7:00〜18:00(L.O.17:30)
※ワンドリンクオーダー制
※平日予約可能
※土日は6人から予約可能

【丸亀】「キッチン オリオン」ボリューム満点な洋食プレートはランチもディナーも大人気♪

・地元民御用達「キッチン オリオン」

JR土讃線金蔵寺駅から車で約7分、丸亀市三条町にある「キッチン オリオン」は、2017年創業の地元民に愛される洋食店です。集合店舗の一角にひときわ目を引く赤い看板、区画内には20台ほどの共同駐車スペースがあり、道路を隔てた所も合わせると40台ほど駐車できるのでご安心。

入り口すぐのカウンターは植栽の緑しの光が明るく天然木とタイルがかわいらしい人気席。テキパキと配膳するスタッフや黙々と料理を進める店主の手元を眺めながら、料理が運ばれてくるのを心待ちにする時間も一興(いっきょう)です。

奥には落ち着いたトーンでまとまったテーブル席があり、カップルや友達同士、ファミリーやグループと利用する人数に合わせてアレンジが可能です。仲間同士料理を囲んで楽しい時間を過ごせそう。

県内外の有名店で料理を学んでたという店主の田中さん。下積み時代の帰り道、ふと見上げた夜空に見えた星座が店名の由来の一つだと話します。ロマンチックな一面もある田中さんが作り出す料理は、繊細かつ豪快でボリューム満点。その満足度にリピーターになる人が続出です。

・アツアツ鉄板のハンバーグ

『ハンバーグ&エビフライ』1,480円

大人の手のひら大はありそうなボリュームたっぷりハンバーグに、全長約20cmほどの大ぶりなエビを使ったお頭付きのエビフライのコンビセットは、サラダとスープのほかご飯またはパンが選べて、洋食店の人気食材が共演しています。メイン食材の味を左右すると言っても過言ではないデミグラスソースとタルタルソースはもちろん自家製。キッチンオリオン初心者にもまずは食べてもらいたい黄金セットです。

オーブンでじっくり焼かれたハンバーグは、アツアツの鉄板にせられ焼き目と香ばしさをプラス。その鉄板の上でデミグラスソースをまといジュージューと音を立てながら客席へ運ばれます。一番おいしい状態のハンバーグをハフハフと頬ばって、口の中いっぱいに広がる幸せをみしめてください。やけどには注意ですよ。

店主が一つ一つ丁寧にこね上げた俵(たわら)型のハンバーグは、食べやすく細かく挽(ひ)かれた国産の合い挽き肉にザク切りタマネギが食感のアクセント。ボリュームもあり食べ応え十分なのに、ふんわりと優しい舌触りで、ペロリと完食しちゃうこと間違いなし♪

・洋食の王道メニューがオンパレード♪

『名物デミオムふわ&エビフライ』1,250円

オムライスの海から跳ね上がったエビは、揚げる前にひと手間加えることでこのようにイキイキとしたフライの形ができ上がるんだそう。オムライスはふわふわを通り越してとろっとろの口けで、飲めてしまうんじゃないかと思うほど。メニュー名に“名物”と冠するだけあって、食べる前にカメラに収めたくなるようなフォルムです。

フワトロな卵の中にはしっかり味付けされたチキンライスがイン。うま味たっぷりなチキンライスはそのまま単品メニューとして成り立ちそうですが、マイルドな風味で優しい食感のオム卵にくるまれることで、満足度が格段にアップしています。

オムライスの卵は、とろとろ食感の“ふわ”と昔ながらの薄く焼かれた“巻き”の2種類があり、メニューによって好みで選べるようになっています。

『チキン南蛮』800円

香ばしく揚げたジューシーな鶏もも肉に甘だれを絡め、自慢の自家製タルタルソースがたっぷりオン。揚げたてのチキンにマイルドなタルタルソースがベストマッチな『チキン南蛮』も人気メニューの一つです。サラダとスープにライスまたはパンを選べて+200円のセットは満足度◎。

そのほかガーリックかデミソースが選べる『ポークソテー』(850円)や『豚のヤミツキ辛みそ』(850円)、自慢のタルタルソースが堪能できる『サーモンフライ』(1,100円)など、メニューの種類は多種多様。訪れるたびに迷ってしまいそう。

・ひんやりスイーツ&ドリンク

『シークワサージュース』400円

食後にさっぱりしたジュースはいかが。南国の香り漂う果汁100%のシークワーサー原液を使用した爽やかなジュースでリフレッシュ。その他アップルジュースやジンジャーエール、ティーソーダがあり、コーヒーや紅茶などもラインアップされています。食事と一緒にオーダーする場合は200円といううれしいサービス。

『アイスクリーム(赤ぶどう)』400円

食事の締めとしてアイスクリームやミニデザートという手もありますよ。ミニデザートには『バナナシェイク』や『プリン』、アイスクリームには『ブラッドオレンジ』や『ラムネ』『いもバニラ』などの珍しいテイストがラインアップしていることもあるので、店内のボードで確認してみて。こちらも食事とセットにすると200円引きで利用できお得です。

一品一品丁寧に作るだけでなく、そのメニューの多さもサービスの一環だと話す田中さん。そんな店主の思いがこもった「キッチン オリオン」は、店主の料理にほれ込んだお客さんたちに愛されて、今日も元気に営業中です。

■詳細情報

■DATA

キッチン オリオン

所在地
香川県丸亀市三条町889−1
電話番号
0877-58-6356
営業時間
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:30)

【高松】「バックヤードガーデン」パスタの賞味期限は12分!?おしゃれ居酒屋で味わう贅沢ランチ

・オトナの居酒屋「Backyard Garden(バックヤードガーデン)」

ことでん林道駅から車で約3分、県道272号沿いに店を構える「Backyard Garden(バックヤードガーデン)」。
可能な限り無農薬の野菜を使い、パンは粉から成形し店内で焼き上げるというこだわりが詰まった料理を提供しています。贅沢な素材を使ったランチや、食後のドリンクやスイーツも抜かりなし。近くで働く人がランチに訪れたり、記念日の食事を楽しんだりと、いろんなシチュエーションで選ばれるファンの多いお店です。

「裏庭」という意味を持つ店名は、美しく見映えのする表庭とは違い、気楽に訪れてのんびりと過ごしてほしいという思いが込められています。

同店のコンセプトは「ちょっとおしゃれな居酒屋」。カジュアルさの中にシックで落ち着く雰囲気も兼ね備えた店内は、隣同士がパーテーションやのれんで仕切られたテーブル席が配された、プライベートな空間で食事を楽しめます。

1人でも気軽に来店できるカウンター席も完備。目の前にずらりと並ぶおしゃれなボトルの数々はお酒好きにもうれしいラインアップ♪

・ちょっとリッチなご褒美ランチ

『自然放牧低脂肪牛のステーキ・キャビア添え、贅沢トリュフソースのランチセット』1,950円

オーストラリア産牛肉のステーキ、香川県産コシヒカリのご飯、みそ汁がセットになった贅沢ランチ。オーストラリアの大自然の中で自由放牧され健康的に育った牛は、引き締まった肉質で肉本来の味が楽しめます。ミディアム・レアに焼き上げた上質な赤身肉にキャビア(ランプフィッシュキャビア使用)を添え、トリュフ風味のソースで仕上げた特別感のある一皿です。

『自家製ベーコンの鉄板ナポリタン』1,580円

季節ごとに変わるパスタに、無添加自家製パン、スープ、サラダ、サイドディッシュが付いたこちらは、賞味期限がなんと12分という本生麺のパスタ。同店で提供するパスタはすべて本生麵で、もちもちとした食感がソースによく絡み、やみつきになること間違いなし。しっかりと味わいつつも、なるべく早く召し上がれ♪

・セットでお得な本格スイーツ

『ストロベリーのフレンチトースト』ランチ料金+280円

卵液がジュワッと染み込んだパンの上にバニラアイス、ストロベリーソース、ミックスベリーソースがのったリッチな一品です。このほか、『三温糖のカタラーナ(凍らせブリュレ)』『芳醇レアチーズケーキ』『ジェラート盛合わせ』『カナダ産メープルとクリームのワッフル』『アールグレイのシフォンケーキ』『ガトーショコラ』(各280円 ※夜は638円)と、豊富なラインアップ。シェフ自慢の自家製スイーツはどれもランチとセットでリーズナブルにいただけるのもうれしいですね。

・目移り必至の自家製ドリンク

左から『馬路村の柚子ジュース』『自家製ジンジャエール』各ランチ料金+120円

『馬路村の柚子ジュース』は、高知県の馬路村から直送されたユズを使用した、自然の恵みをそのまま閉じ込めた一杯。ユズの香り豊かな清涼感と、さっぱりとした酸味が特徴です。馬路村の清らかな水と環境で育ったユズだからこそ味わえる素材本来の風味を心ゆくまで堪能して。
『自家製ジンジャエール』は、厳選されたショウガをはじめとする数種類の調味料をバランスよくブレンドした、程よいスパイシーさと自然な甘みを感じる自家製シロップを使用。手間暇かけて手作りしたシロップは炭酸割りはもちろん、ホットジンジャエールとしても楽しめるので、季節や気分に合わせて選べるのも魅力の一つです。

『アサイーラズベリー』ランチ料金+120円

ホットオーガニックハーブティーの『アサイーラズベリー』はテーブルに運ばれて来た瞬間から、甘さの中に爽やかさを感じる香りがふわっと漂います。口いっぱいに広がる甘酸っぱいフルーティーな風味を味わって。ほかに『マヌカハニージンジャー』『カモミールティー』『エルダーフラワーマスカット』『ジャスミンティー』『高麗人参&アガリスク』『ローズティー』の全7種類そろいます。どれにしようかと悩む時間も楽しいですよ。

おしゃれでちょっぴり大人の雰囲気が漂う居酒屋「Backyard Garden(バックヤードガーデン)」。カジュアルなランチから、特別なディナーまでいろんなシーンに対応してくれる頼もしいお店。贅沢なランチや自家製スイーツをいただいて、身も心も癒やされてみては。

■詳細情報

■DATA

Backyard Garden(バックヤードガーデン)

所在地
香川県高松市木太町1132-1
電話番号
087-887-5089
営業時間
ランチ/11:30〜15:00(14:00以降は売り切れ次第終了)
ディナー/18:00〜

【高松】「ペンギン珈琲」はモーニングからランチ・スイーツまで満足度◎なカフェ

・居心地抜群カフェ「ペンギン珈琲」

高松西ICから車で約4分、ことでん琴平線円座駅・岡本駅からはどちらも車で約3分の高松市西山崎町の小さなカフェが「ペンギン珈琲」です。店名の由来は「老若男女に親しみやすく、覚えやすいカタカナの名前にしたかった」と話す店主の松原さん。2013年のオープンから今ではたくさんの利用客に愛される名前となりました。

どことなく北欧風の雰囲気が漂うシックでかわいらしい店内。スタッフでもある店主の奥さまがグラフィックデザイナーということもあり、テーブルやイスのインテリアから内装のデザイン・配色に至るまで、かわいらしい中にも落ち着いた居心地の良さを感じられる空間づくりがなされています。

増築したというダウンフロアのカフェスペース。高い位置に窓を置くことでやわらかい光を取り入れながら、外の喧騒(けんそう)を感じさせない非日常な空間を生み出しています。隠れ家空間に入り込んだような心地よさがありますね。

・ボリュームも◎オシャレなランチセット

『白くまカツライスランチ』1,430円

ランチセットの中でも人気の『白くまカツライス』は、メインのトンカツライスのほか、具だくさんスープとサラダ、ドリンク付き。器も北欧風で統一されていて、ボリュームもありながらかわいらしい見た目から食欲だけじゃなく気分も上がります。

“白くま”の名前はホワイトソースが由来しているそう。洋風のカツライスにはデミグラスソースが一般的ですが、同店のカツライスはさらにホワイトソースもたっぷりオン。ソースのダブルがけにより、味変しながらカツライスを食べ進めることができます。

『自家製パンのサンドイッチランチ』1,320円

同店オリジナルの手作りパンを使用した日替わりのサンドイッチは、選べる具材の種類が豊富でボリュームも◎。ポテトとオニオンのフライが一緒に盛られたサンドイッチのプレートはそれだけでも十分食べ応えありますが、具だくさんスープとサラダにドリンクまで付いて、目にもお腹にも大満足なランチセットです。

選べるサンドイッチの内容が豊富で迷う人続出なのも納得です。手作りのタルタルソースがクセになる『サーモンフライタルタルサンド』(825円)は、女性からの支持が多く同店の看板商品の一つ。ガッツリ食べたいという男性に人気なのは、ボリューム&食べ応え満点の『王様のカツサンド』(825円)です。そのほか『黒毛和牛のメンチカツサンド』や『かも肉のスパイシーサンド』『ハムと玉子のサンド』など魅力的なラインアップにノックアウトされそう。

・内容充実のモーニングとドリンク

『ブレンドコーヒー』550円

自家焙煎で挽(ひ)きたてのコーヒー豆をハンドドリップしてくれる『ブレンドコーヒー』。カップコーヒーとポットサービスで約2杯分のコーヒーが楽しめます。ひと口サイズのミニシフォンケーキまで付いてくる満足度の高さに人気店たる所以(ゆえん)が垣間見えますね。

『アイスコーヒー』550円

暑い季節にはゴクゴク飲める冷たいドリンクがおすすめです。アイスでの提供が可能なメニューは『カフェ・オ・レ』や『ブレンドアイスティー』(各605円)など充実のラインアップ。

『デラックスモーニング』990円〜

8:30(日曜・祝日は8:00)からのモーニングサービスは、同店人気の自家製パンが食べられることもあり、気分やお腹の減り具合に合わせてチョイスできます。『デラックスモーニング』は、食べ応えのあるプチ食パンとスライスパンにゆで玉子が付いたパンプレートとサラダ、具だくさんスープがセットになっていて、選んだドリンク料金に+440円で利用可能。トーストプレートにスープが付いた『スープモーニング』、サラダが付いた『サラダモーニング』は、どちらもドリンク料金に+330円です。お腹はそこまで空いてないけど…という人は『シンプルモーニング』はいかが。スライスパンが2切れというボリュームを抑えたパンプレートとドリンクのセットです。ドリンク料金に220円の追加でオーダーできますよ。

 ・スイートなメニューはこちら

『たっぷりクリームソーダ』660円

昭和レトロな雰囲気を持つクリームソーダには、たっぷりのアイスクリームとフルーツがオン。心躍るエメラルドグリーンのソーダで喉の渇きを癒やしませんか。そのほか炭酸ドリンクは『レモンスカッシュ』(660円)や『ウィルキンソンジンジャーエール』(660円)、果汁100%のオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどがそろいます。

『カフェ・ジェリ・オーレ(コーヒー)』825円

1杯でドリンクとスイーツの満足感が得られるという同店の人気シリーズ『カフェ・ジェリ・オーレ』。その名の通りカフェオレをベースに、グラスの下部にはクラッシュしたコーヒーゼリー、上にはたっぷりの生クリームに、追いコーヒーゼリー。さらにトッピングとして食感が楽しいナッツとコーンフレークがアクセントになった大満足のスイーツドリンクです。フレーバーは、コーヒーのほかチョコやキャラメル、マロンなどがあります。

『自家製チーズケーキ』660円

奥さんが手作りするチーズケーキのスイーツプレートには、キャラメルソースがかかったアイスクリームとホイップクリームが添えられたミニシフォンケーキ付き。ドリンクセットは選んだドリンク料金から50円引きとお得です。

おやつタイムはもちろん、ランチ後にデザートとしてオーダーする人もいるほど。濃厚だけどしっとりしたテクスチャで、爽やかな酸味も感じる自家製チーズケーキ。添えられたホイップクリームやアイスクリームとの相性も抜群です。ブランチや午後のひととき、お店自慢のスイーツプレートでほっこりとしたカフェタイムを。

人気のランチやスイーツはもちろん、選べるモーニングセットや多彩なドリンクまで、朝でも昼でも午後のおやつタイムでも、いつ訪れても満足度の高いメニューがそろう「ペンギン珈琲」。北欧を彷彿(ほうふつ)とさせるインテリアや食器に癒やされながら食事やスイーツを楽しんで♪

■詳細情報

■DATA

ペンギン珈琲

所在地
香川県高松市西山崎町400-4
電話番号
087-814-4524
営業時間
モーニング/8:30〜10:00(日曜、祝日は8:00〜)
ランチ/11:00〜15:00

【高松】「KAGU☆cafe(カグカフェ)」のフルーツパフェはボリューミー!野菜豊富なランチも◎

KAGU☆cafe(カグカフェ)はショールームも兼ねたカフェ

高松市高松町の県道155号沿いにある「KAGU☆cafe(カグカフェ)」は、JR屋島駅から徒歩約3分、ことでん古高松駅からは徒歩7分ほど。複数テナントが入居する2階建てビルの1階にあります。共有駐車場が空いていればどこでも駐車OKですが、空いていない場合は道を挟んで北側駐車場の34〜38番へ。

高松市牟礼町で家具製造卸業を行う「KATOMI(カトミ)」が手がける、家具のショールームを兼ねたカフェとして2017年11月にオープン。店内のテーブルやイス、ソファ、キャビネットなどは「KATOMI」で製造販売されているものばかり。

ショールームというと、一瞬だけ触れて確認することが多いですが、こちらだとカフェ利用しながら、実際に食事する時のテーブルの高さやイスの座り心地などを確認できるので、自分にしっくりくるものを購入できるという側面もあります。

ダークブラウンカラーの家具は、国内蒸溜所で使われていたウイスキー樽から作られたものだそう。ウイスキー熟成の経年変化で深みを増した樽が、役目を終えても美しく重厚感のある家具に生まれ変わるなんてすてきですね。自宅のサイズに合わせたオーダーメイドもOK。気になる席が空いていたら座って試してみて。

カラフルな新鮮野菜がたっぷり!注目のランチ

『オムライス』1,300円

ランチメニューの大半は、小鉢、スープ、サラダ、プチデザートが付く満足度の高い組み合わせです。フードメニューにプラス料金でドリンクを注文すると、単品と同じサイズのドリンクに加え、プチソフトクリームも付いてくるのでお得!
減農薬野菜を栽培している、高松市川部町の農園「コスモファーム」の野菜がどのメニューにも使われています。限られたお店にしか卸していないという高品質な旬の野菜は色も鮮やか。素材そのものの味わいがしっかり感じられます。野菜好きな人にはうれしいですね♪

薄焼き卵で包まれた『オムライス』は、中のチキンライスが上品で食べやすい味付け。フルーティーでしっかりとした風味のトマトソースがアクセント。白ナスや白ゴーヤ、紫ジャガイモ、ロマネスコなど、時季や仕入れによって珍しい野菜も付け合わせとして使われるので、訪れるたびに新たな発見があるかも。

『チキンサンド』1,300円

タルティーヌやフレンチトーストなど、パンを使用するメニューは、大阪の人気ベーカリー『PAINDUCE(パンデュース)』から仕入れる食パン生地やバゲット生地を店内で焼き上げて使います。国産小麦ならではの風味豊かな香ばしさが魅力。

食パンで蒸し鶏と野菜をたっぷり挟んだ『チキンサンド』は、食べ応えあるチキンやゆで卵でとってもボリューミー!ミルフィーユ状にたくさん折り畳まれたレタスのシャキシャキ食感や、千切りキャロットラペの爽やかな酸味、ケチャップの甘さとマスタードのアクセントでペロッと食べられるサンドイッチです。付け合わせのサラダは、野菜自体の味を引き立てるよう、風味のいいオリーブオイルと塩のみで提供されます。ドレッシングを使わなくても、素材それぞれの味でおいしくいただけますよ♪

プチデザートのシフォンケーキはふわふわエアリーで食後にぴったり。たまに種類が変わることもあるかも?

『野菜たっぷりピザ』1,600円

ピザは『PAINDUCE(パンデュース)』のピザ生地に、「コスモファーム」の野菜がたっぷりのっていて満足度の高い一品。クラスト部分がカリッとしつつ、もっちりふっくら感のある歯切れのいい生地。トマトソースなどはあえて使用せず、オリーブオイルと塩であっさりと上品に仕上げているのがポイント。こちらも野菜のうま味やパン生地自体のおいしさを存分に味わえますよ。

旬のフルーツたっぷりなパフェや自家製ケーキも♪

『シャインマスカットパフェ ソフトクリームVer.』1,400円

同店の注目スイーツといえば、季節限定パフェの数々。春はイチゴ、初夏は桃、秋は栗など、旬の素材を使ったボリューミーなパフェはスイーツ好きにうってつけ!『シャインマスカットパフェ』は香川県の農家から仕入れるシャインマスカットをたっぷり使用した、写真映えもするパフェです。

パフェはジェラート2段盛りが基本になっていて、それに100円プラスするとソフトクリームが巻かれ、よりゴージャスなビジュアルに大変身!下段はプルプルのパンナコッタ、中段は細かくカットされたスポンジ生地、中には巨峰のジェラートとバニラアイスも。ソフトクリームもすっきりとした味わいで、大満足な一品です。

『本日の手作りケーキ』500円〜、『KAGU☆cafeオリジナルブレンド珈琲』500円

自家製のケーキは毎日5種類以上がスタンバイ。取材日は『シフォンケーキ』『ロールケーキ』『ガトーショコラ』『ベイクドチーズケーキ』『レアチーズケーキ』『桃のゼリー』『パンナコッタ』という豊富なバリエーションから選べました。『ベイクドチーズケーキ』はなめらかで甘く、最後に仕上げられたカットフルーツや純生クリームのホイップで軽やかにいただけます。ケーキもテイクアウトできるので、手土産や自宅用にもいかが。
ハーフサイズのケーキ4種類とソフトクリームなどがワンプレートになった『デザート盛り合わせ』(1,300円)もおすすめ!いろいろな種類をちょっとずつ試せるのが楽しい一品です。

コーヒーは、高松市木太町のコーヒー専門店『SHIKOKU COFFEE(シコクコーヒー)』から届く、「KAGU☆cafe」オリジナルブレンド豆を使用。『KAGU☆cafeオリジナルブレンド珈琲』(500円)は、サイフォン式で濃いめに淹(い)れるのがこだわり。軽いのが好きな人は『アメリカン珈琲』(500円)を選んでみて。

『ミックスジュース』650円

甘さとフルーティー感を求めて飲みたくなる『ミックスジュース』は、ミカン、桃、バナナ、パイナップルでスッキリと飲みやすく、コクもあるグッドバランスな一杯。ドリンクメニューは25種類以上がスタンバイ。ムレスナティーを使用した紅茶(600円)は、約2杯分飲めるポットサービスなのでまったりカフェタイムを過ごしたい時にぴったり。

今回紹介した品も含め、新作や季節限定品など店内のメニューに記載していない場合があるので、インスタグラムをチェックしたり、スタッフに聞いたりしてみて。まだ知られていない隠れた逸品に出合えるかも♪
テイクアウト可能な品もありますが、ケーキもオーダーが入ってから仕上げ作業を行うので、カフェ利用も含めて時間に余裕を持って訪れるのが吉。オシャレな家具に囲まれて優雅に過ごせる『KAGU☆cafe(カグカフェ)』で、作りたてのランチやスイーツを楽しんで!

■詳細情報

■DATA

KAGU☆cafe(カグカフェ)

所在地
香川県高松市高松町2513-10
電話番号
087-899-6811
営業時間
11:00〜17:00

【観音寺】「バル クヌート」大人の隠れ家でランチはもちろんディナーにカフェタイムも♪

・「BAR KNUT(バル クヌート)」

さぬき豊中ICから車で約10分、最寄りのJR本山駅からは車で約7分。観音寺市吉岡町、県道237号沿いの家具・インテリア雑貨店「西岡家具」の敷地奥に佇む「BAR KNUT(バルクヌート)」。元は家具店が運営するカフェでしたが、2024年3月にシェフの小原(こはら)さんが運営する“バル”として再スタートしました。

緑あふれるアプローチを進むと見えてくる入り口前には、メニューの書かれた黒板が。どれにしようかと考えながら、店に入るまでの時間も胸が高鳴ります。

カフェ時代から変わらない広々とした店内には、2人〜4人掛けのテーブル席からコンセント付きのカウンター席までそろうので、1人でもグループでも来店しやすいのがうれしいところ。

お店のロゴマークは“たき火”がモチーフになっている同店。ところどころに小原さんの趣味でもあるキャンプ用品が、インテリアとしても華を添えています。ランタンや鍋など、実際に使用しているものを置いているそうなので、キャンプ好きにはたまらないかも?

シェフの小原さんはこの道25年。辻調理師専門学校を卒業後、本場・フランスでのフレンチ修行を経て、関東でビストロやイタリアン、居酒屋などあらゆる飲食の現場を経験してきました。食材に対するこだわりや興味から、肉に関する知識を深めようと精肉店に身を投じたことも。どの経験も楽しそうに語る小原さんからは、“食”への愛情が伝わってきました。

関東で活躍していた中、遠く離れた香川に移住したきっかけは、大好きな“キャンプ”と“地域おこし協力隊”。祖父の地元でもある観音寺市には幼少期時代に度々訪れていたそうで、一度飲食を離れてキャンプに関わる仕事ができたらと一念発起、協力隊員として移住を決意しました。

地域おこし協力隊として活動する中、同店の前身でもある「カフェクヌート」のメニュー考案などコンサルティングを担当していた縁と、周りからの熱烈な後押しもあり、もう一度飲食の世界へ。カフェ店舗と同じ屋号である“クヌート”を引き継ぎ「BAR KNUT(バルクヌート)」として、新たにオープンに至りました。

・ランチはカレーとワンプレートランチどちらにする?

『欧風牛すじカレー』1,400円 ※デザート&コーヒーor紅茶セットは+400円

薄切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクなどが溶け込んだルーに、ホロホロになるまで煮込まれたやわらかい牛すじがイン。「子羊のアニョ オリエンタルソース」から発想を得たこちらのカレーは、トロッとしたまろやかな風味で、ご飯にたっぷり絡めて食べたい一皿。

辛さ控えめなので、もっと刺激が欲しい人は、綾川町・山清の「鬼びっくり金一味唐辛子」をチョイ足しするのがおすすめです。ピリッと爽やかな唐辛子の辛さがカレーにピッタリということで、小原さんがチョイスしたそう。かけ過ぎには要注意ですよ!

付け合わせのピクルスは自家製。使用する野菜は季節によって変わります。+400円で付いてくるデザート「バニラのブランマンジェ」は、鞘(さや)から使ったバニラビーンズの甘い香りとプルプルとした食感が◎。

ランチタイムはほかに肉料理または魚料理から選べる『ワンプレートランチ』(スープ付き・1,600円)もスタンバイ。ライスにサラダとメインのおかずが一つになったお得なプレートメニューです。詳しくは公式Instagramで確認を。

・パティシエ自慢のケーキもお見逃しなく

『プレミアムチーズケーキ』600円

濃厚なのにさっぱりとした口当たりの『プレミアムチーズケーキ』は、カフェ時代からファンの多いデザートメニュー。バルになった今も、変わらぬ味で提供されています。カフェタイムのほか、ランチ後のデザートや夜カフェとしての利用もOKです。カットケーキはテイクアウトも可。

そのほか、クレームブリュレや香り高い自家製ラテアイスクリームなどもお見逃しなく。

『オーガニックコーヒー』ホットorアイス各500円

コーヒーはカキ三のオーガニックコーヒー豆を使用。アイスはゴクゴクと飲みやすい飲み口で、食後やデザートのお供にどうぞ。紅茶派にうれしいオーガニックティーや、昼飲みにぴったりのクラフト生ビールも提供しています。

・魅力的なディナーに夜カフェ利用もOK

季節によって変わる夜のコースは、シェフの真髄を一番感じられるメニュー。秋田県から直送される「八幡平(はちまんたい)ポーク」のグリルや、アヒージョ、カルパッチョ、サラダ、デザートなどがコース仕立てでいただけます。

コース以外にも日替わりメニューや、注文を受けてから焼き上げるピザはアツアツのうちにいただきたい一品。焼き上がりの食感や食材との相性を考えてセレクトされた生地は、モチッとした生地感が特徴です。定番のマルゲリータや、しらすとモッツアレラチーズ、イベリコサラミと黒オリーブなど6種類から好きな味を選んで。

『PIZZA』1,200円〜

取材時は、その時々手に入る夏野菜を使用したトマトベースのピザをオーダー。ナスとズッキーニ、ベーコン、トマトソースにチーズがたっぷりとろけた一枚です。1人1枚で満足感もありながら、女性もぺろりと平らげるほど軽く食べやすいピザです。

和のイメージがあるしらすと、バジルソースがマッチしたこちらのピザは、しらすの風味と爽やかなバジルの香りがクセになる味わい。つい全種類制覇したくなりますね。

趣味であるキャンプを通して、自然の恵みを体感してきた小原さん。使用する食材もできるだけ無農薬のものを選んでいるほか、協力隊時代に出会った農家や漁師、紹介してもらった人たちとの縁が食材の仕入れにも生かされています。

自然を愛するシェフの腕が光る多彩な料理をいただける「BAR KNUT(バルクヌート)」。シンボルマークでもある“たき火”を囲むように、大切な人との語らいにはもちろん、1人でも気兼ねなく過ごせる同店で、ランチにディナーに夜カフェに、思い思いの時間をゆったりと楽しんで。

■詳細情報

■DATA

BAR KNUT(バル クヌート)

所在地
香川県観音寺市吉岡町770-1 西岡家具敷地内
電話番号
0875-25-6183
営業時間
<月〜土曜>
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(LO.21:00)

<日曜・祝日> ※2024年9月1日(日)〜
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(LO.16:30)
※ディナー営業なし
※2024年9月1日(日)から日曜、祝日はランチ・カフェタイム営業のみ

【高松】「Cafe旬菜(しゅんさい)」はランチやベーグル、スイーツどれも魅力的な味わい♪

Cafe旬菜(カフェしゅんさい)

「Cafe旬菜(カフェしゅんさい)」は、マルナカ円座店に程近い高松市円座町にあるカフェ。県道12号(三木国分寺線)と282号が重なる交差点の西側にあります。ことでん琴平線の円座駅からは車で約4分。

交通量の多い県道沿いでありながらも、一歩店内へ入るとアットホームで落ち着いた空間。一枚板のカウンターが存在感を放ちます。エントランス付近には、アクセサリーや雑貨などの物販スペースもあるのでチェックしてみて。

曜日ごとに異なるランチ♪

『ベーグルランチ』1,300円

ランチは曜日ごとに異なる2パターンがスタンバイ。火・金曜は『ベーグルランチ』、水・土曜は『ご飯ランチ』が提供されます。店主や陶芸作家手作りの和食器にも注目あれ。
『ベーグルランチ』には、北海道産小麦と自家製酵母を使用した“旬菜ベーグル”のプレーン1個と、玄米粉を使用した玄米食パン1スライス、具だくさんスープ(火曜)またはバターチキンカレー(金曜)、サラダ、ドリンク、プチデザートが付きます。野菜たっぷりで色鮮やかなサラダは、食べ応えがありながらもヘルシー♪

金曜に提供されるバターチキンカレーは、野菜の甘みをしっかり感じられつつ、後から辛さが追いかけてくる本格派。全体的にはまろやかにまとめられているので満足度が高く、そのままはもちろん、パンを付けて食べてもgood。『ベーグルランチ』が提供される日は、ベーグルをプレス焼きした『ベーグルパニーニのランチ』(1,300円)もあります。

『エビドリア』1,300円

ランチプレートとは異なるフードメニューとして、火曜は『焼きカレー』、金曜は『エビドリア』もスタンバイ。日曜は2種類とも選べます。この2品にもサラダ、プチデザート、ドリンクが付いて、なんだかお得な気分。

『エビドリア』は、プリプリとしたエビの食感とベシャメルソースのコク、チーズの香ばしさがたまりません。古代米を混ぜ込んだご飯は水分量が多めでしっとりさと風味が◎。白米と古代米の炊き上がり食感に違和感を感じず、とても調和のとれた味わいです。

ランチやフードメニューはドリンクとプチデザート付き。三豊産のスーパーフード、モリンガを使用したモリンガティーは、すっきりとしてクセがなく、飲みやすいヘルシードリンク。プチデザートは自家製フルーツソースがかかったミルク寒天。食後にちょっと甘いものがあるとうれしいですね。

自家製ベーグルやスイーツも!

主にご飯ものは店主夫妻が担当、ベーグルや食パン、シフォンケーキなどは娘さんが焼いています。どのメニューもシンプルかつ奥深い味わいで、ハズレなし!

『旬菜ベーグル』各種300円

北海道産小麦と自家製酵母、フランス・ゲランドの塩を使用したベーグル各種は金曜のみ購入できます。ムギュふわっとした食感で、かんでいると小麦の風味が鼻に抜けます。『ベーコンチーズ』や『カフェオレ』『きなこあずき』『めんたいこ』など季節によってバリエーションは変わりますが、約6種類がスタンバイ。『シナモンシュガー』は風味と甘さが程よく生地の食感にマッチして◎。

『玄米食パン』1本380円

しっとりもっちりとした食感の『玄米食パン』も金曜のみ販売。トーストするとサクッとふっくら、バターの風味もより際立ちます。

『寒天アイスクリーム』550円

ミニパフェのようなビジュアルの『寒天アイスクリーム』は、プルプル食感のミルク寒天とアイスクリーム、自家製フルーツソースが三位一体となった一品。寒天のフレーバーが変わることもあるので、スタッフに聞いてみて。

季節のフルーツをコンポートした自家製フルーツソースが決め手。爽やかなフルーティー感が寒天をより引き立てます。

『シフォンケーキサンド』550円

『シフォンケーキサンド』は、日によって異なるシフォンケーキのフレーバーと、フルーツの組み合わせが楽しめるスイーツです。純生クリームのコクとエアリーなシフォンケーキ、爽やかなフルーツが合わさってペロッといただける味わい。

「Cafe旬菜(カフェしゅんさい)」はどのメニューを選んでも、上品かつ奥深い味わいできっと満足できるはず。ご飯ランチのメインはインスタグラムでチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

カフェ旬菜

所在地
香川県高松市円座町534-2
電話番号
087-886-5470
営業時間
9:00〜17:00

【高松】「KanaTan(カナタアン)」野菜たっぷりのおばんざい定食でヘルシーに満腹に!

・定食屋「KanaTan(カナタアン)」

「KanaTan(カナタアン)」は、ことでん瓦町駅から徒歩約5分、南新町商店街とトキワ新町商店街の間に位置する通称“ぎおん通り”のビル内にあります。周辺は高松屈指の飲み屋街なので、初めて訪れる人はちょっぴりドキドキ。レトロな看板が並ぶ通りを進んでいきます。

テナントビルの前には当日のメニュー看板が出ているので、入店前にチェック!週替わりの肉と魚の定食、パスタの内容が紹介されています。らせん階段か、奥のエレベーターで4階に上がりましょう。

階段、エレベーターからもすぐ近く。店名が書かれた扉が目に飛び込んできます。ドアを開けて、いざ入店!

カウンターやテーブル、合わせて10席ほどのこぢんまりとした店内は、オーナーが1人で営業しているため、お客さん全員に気を配れるサイズ感を目指したそうです。2023年8月のオープン後から徐々に口コミで評判を集め、近所で働く人はもちろん、意外にも海外からの旅行客も珍しくないそう。どこか懐かしさも感じる空間は、海外に来たような独特の空気感が漂います。

オーナーは銀座、六本木で日本料理店の料理長を務めたこともあり、全国をあちこち巡ってイタリアンや韓国料理などジャンル問わず多種多様な料理に携わってきたという経験の持ち主。
同店の周辺では、ご飯を気軽に食べられるお店が少ないということから、野菜を使った体に優しい定食で、リーズナブルにお腹いっぱいになってほしいとお店を始めたそうです。

・旬の野菜を使ったおばんざいがずらり

『KanaTan定食(おばんざい定食)』800円

季節の野菜を使った小鉢がずらりと並ぶ『KanaTan定食』は、その日のおばんざいが5品に、サラダ、野菜スープ、白米または十六穀米から選べるご飯が付いた大満足のボリューム。その時々のサービスで小鉢が追加されることもあり、この値段でいいの?と驚くばかりです。

家庭的な味付けのおばんざいは、野菜不足を解消してくれる心強い味方。この日は、ツルムラサキのおひたし、ワサビ豆腐、カボチャのカステラ、ハスイモと小松菜と薄揚げの和え物、ズッキーニとツナの和え物、トマトのおひたし、ゴーヤとキムチの炊いたん、白ナスの煮物とさまざま。「調理法が気になったら教えます」と気さくなオーナーとの会話を楽しむのもいいかも。
17:00から21:00までの夜営業でも、値段は変わらずオーダーできるので、お酒と一緒に楽しむこともできますよ♪

・メインのおかずが創作的!週替わり定食

『棒棒鶏(お肉定食)』850円

週替わりの肉料理の定食は、メインの肉料理にご飯、スープ、サラダのほかにおばんざいが3品付きます。純和風のおばんざいに対して、週替わりのメイン料理は創作性に富んだメニューが多く、ここでしか味わえないと常連さんも楽しみにしているそう。

取材時の『棒棒鶏(バンバンジー)』は、一般的な鶏肉を細かく割いた形ではなく、ドン!と塊の肉がのせられたインパクト抜群の“KanaTan流”。トウガラシのピリっとした辛さと、まろやかなごまみそダレの味わいが食欲をそそります。
最新の週替わりのメニューは、公式Instagramからチェックしてみて。

『おばんざいカレー』700円

毎日登場する『おばんざいカレー』ですが、具材はその日によって変わります。取材時はじっくり煮込まれたホロホロ食感の鶏肉と、大きな野菜がゴロゴロと入った具だくさんなカレー。家庭的な見た目ながら、継ぎ足して煮込んだルーが複雑なうま味とスパイシーさを生み出しています。トッピングのおばんざいと交互に食べるもよし、ルーに混ぜながら食べてもよし、好みの食べ方を見つけて。

・食後はデザートやドリンクで一息

『チーズケーキ』400円

食後には自家製のデザートも楽しめます。ほっと心が和らぐような、優しい甘さと口溶けは、素朴なチーズケーキならではの味。お客さんにお店の味をまねしてほしいという理由で、家庭でもできるシンプルなレシピにしているそうです。

『オレンジジュース』250円

定食と一緒に、ソフトドリンクやアルコールのオーダーもできます。時間がある時は食後の一杯で大満足の余韻に浸って。

夜は予約をすればコース料理にも対応しています。1人2,000円以上の2人からで、お客さんと相談をしながら、予算に合わせてその日限りの料理が振る舞われるというから期待が膨らみます。

昼も夜も、野菜たっぷりの定食で罪悪感なくお腹いっぱいになれる「KanaTan(カナタアン)」。完全禁煙なので、子ども(18歳未満)連れでの入店も可能です。1人客も大歓迎の雰囲気なので、フラッと仕事帰りに食事や一杯という使い方もできますよ。

■詳細情報

■DATA

KanaTan(カナタアン)

所在地
香川県高松市瓦町1-11-17 クイーンズスクエア2ビル 4階
電話番号
080-7334-1218
営業時間
ランチ/11:00〜15:00
ディナー/17:00~21:00
※支払いは現金、PayPayのみ
※営業時間は変更となる場合あり