ランチ

【高松】老舗喫茶「珈琲屋 アンデルセン」レトロな空間でモーニングやランチ、極厚ホットケーキを♪

・異国風な外観にうっとり♪「珈琲屋 アンデルセン」

ことでん六万寺駅から徒歩約6分、高松市牟礼町の国道11号沿いに店を構える「珈琲屋 アンデルセン」は昭和50年創業の老舗喫茶店で、現在のマスターは2代目。子どもからお年寄りまで幅広い世代からこよなく愛される人気店です。外観のおしゃれなアーチ状の窓や、壁にあしらわれた繊細な模様がひときわ目を引き、乙女心をくすぐります。

ロードバイクやクロスバイクで訪れるお客さん用に、お店の前にはサイクルラックをスタンバイ。自転車ユーザーも多く来店する同店には、マスターが友人と共同制作したサイクルウェアも飾られているので来店の際にはぜひチェックしてみて。

店内はインテリアのプランニングや店舗設計を手がける高松市のデザインオフィス「ドラゴンファクトリー」がプロデュース。レトロで落ち着いた雰囲気は居心地が良く、長時間滞在するお客さんも珍しくないそう。深みのあるブラウンのイスは、同店がオープンする前、2階で営業していた雀荘で使われていたものをうまく再利用しています。イスやテーブルの使い込まれた風合いや、随所に飾られたグリーンにぬくもりを感じ、この空間にいるだけで癒やされます。

席数は約40席。ゆったりくつろげるソファ席のほか、カウンター席もあるので一人でも気兼ねなく過ごせます。カウンター席は外の景色をのんびり眺められる席と、マスターの調理を目の前で楽しめる席の2パターン。自分のお気に入りの席を見つけて思い思いの時間を過ごして。

・卵たっぷり♪モーニングセット

『C MORNING』ドリンク料金+380円
※6:00~11:00

卵のホットサンド、サラダ、季節のフルーツのセットにドリンクが付いた人気のモーニング。ホットサンドに使用しているパンは、おいも食パンやロイヤル食パンに定評のある坂出市の「アミチャーベーカリー」から取り寄せています。サックリとしたパン、たっぷりの卵、キュウリのシャキシャキ感、マスタードの風味が一体となったホットサンドは子どもから大人まで人気の一品。
ちなみに「Aモーニング(ドリンク料金+150円)は、1/2トースト、ゆで卵、ミニサラダのセット。「Bモーニング」(ドリンク料金+280円)は、トースト、ゆで卵、サラダ、フルーツのセット。「プチモーニング」(ドリンク料金+100円)は、1/2トーストまたはゆで卵のどちらかを選べるので、ちょっとだけ食べたい人におすすめです。
早起きした日に窓際の席で朝日を感じながら味わうモーニングは格別ですよ♪

・ランチは王道ナポリタンで決まり!

『喫茶店のナポリタン』830円

ケチャップ味の「これぞ王道」なナポリタンは、根強いファンを持つ人気メニュー。鉄板のジューッという音を響かせながらやってくるナポリタンから香ばしい湯気が立ち上り、食欲をそそります。

具材はウインナー、タマネギ、ピーマン、ニンジンのシンプルなラインアップ。下に敷かれた薄焼き卵は、2代目マスターの発案で誕生したそう。アツアツの鉄板なので、食べ終わるまで温かい状態なのもうれしいポイントです。
平日は11:30~14:00のランチタイムに提供される『日替わりランチ』(950円)も要チェック。こちらはなくなり次第終了なので、気になる人は早めの来店を。

・純喫茶のスイーツで至福のおやつタイム

『手造りホットケーキ』750円

マスターが一枚一枚丁寧に焼き上げる分厚いホットケーキ2枚にバニラアイスが付いた満足感◎な同店の定番スイーツ。たっぷりのマーガリンとメープルシロップをお好みでかけて召し上がれ♪
表面に粉糖で描かれているのはお店のロゴマークの王冠。日によっては季節ならではのデザインと出合うことができるかも?

なんといっても驚くのはこの厚さ。生地をセルクル型に流し込んでじっくり焼き上げるホットケーキはふわふわで食べ応えも抜群です。ゆっくり火を通すため、焼き時間は通常15分~20分、混み合っている場合は45分ほどかかります。ホットケーキが到着するまでは、インテリアを眺めたり、おしゃべりに花を咲かせたりと、待ち時間も楽しんで。

『自家製コーヒーゼリー』550円

芳醇な香り漂うほろ苦いコーヒーゼリーとミルキーな甘さのホイップクリームが絶妙なバランス。どーんとのったバニラアイスに絡ませながらいただくと、また違った味わいで最後まで飽きることなく食べられます。ちょこんとトッピングされたコーヒー豆型のチョコレートもかわいいですよ♪

『アンデルセンブレンド』500円

スイーツと一緒にいただきたいドリンクは約40種類と豊富なラインアップ。その中でも定番の『アンデルセンブレンド』は、モーニングにランチに、スイーツに、どのシーンにも合う一杯です。じんわりと広がる豆の香りに包まれながら、心ほどけるひとときを過ごして。

ほっと落ち着くレトロな空間が心地よい「珈琲屋 アンデルセン」。シンプルかつ喫茶店ならではの王道ランチやスイーツに心も体も癒やされること間違いなし。流行が移り変わる中でもブレずに変わらない味を堪能しながら、ノスタルジックな気分に浸ってみては。

■詳細情報

■DATA

珈琲屋 アンデルセン

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼974-7
電話番号
087-845-3611
営業時間
6:00~17:00(L.O.16:00)
モーニング/6:00~11:00
ランチ/11:30~14:00(なくなり次第終了)

【高松】体喜ぶ「藤塚町マルシェ」のランチは新鮮野菜&フルーツから地場産ジビエまで豪華共演!

・ランチも夕食もおまかせ「藤塚町マルシェ」

JR栗林駅、ことでん栗林公園駅のどちらからも徒歩約10分、古い商店が立ち並ぶエリアに佇む「藤塚町マルシェ」。田町商店街のアーケードを南に抜けてすぐの立地ということもあり、利用客は仕事帰りのビジネスマンや近所の主婦が多く、女性の1人利用も多いそう。かつて家具卸だった店舗の看板やシャッターをそのまま使用した外観のため、初めて訪れる人は「ここで合ってる!?」と戸惑うかもしれませんね。

引き戸を開け店内に入ると、外観からのイメージとは打って変わって広々としたスペースが広がります。テーブル席が12席、カウンターが6席で構成された温かみのある空間で、客席の間隔がゆったり保たれているので落ち着いて食事を楽しむことができます。

カウンターテーブルには洋酒やスパイスのボトルに混ざって、店主の趣味で集められたさまざまなジャンルの書籍が並びます。入り口近くのシェルフにも同様に本や雑誌が陳列されているので、気になる1冊を手に取ってドリンクをお供に心静かに過ごすのもステキです。

年季の入った建物同様、タイムスリップしたかのようなレトロ感漂うタンスやステレオシステムが入り口横に配置され、さりげなく飾られた生花にも趣があふれています。

・厳選素材の手作りスイーツ&特製ドリンク

『すももソーダ』800円

さぬき市造田の「飯田桃園」のすももピューレを使用した『すももソーダ』。カルダモンとスライスレモンで軽く爽やかな口当たりに仕上げていますが、その後甘酸っぱいすももの風味が口の中に広がります。ドリンクはほかに、自家製青梅シロップをソーダで割った『梅スカッシュ』(600円)などの地元食材を使った手作りドリンクから、コーヒーや紅茶まで幅広く取りそろえています。ランチやスイーツと一緒に楽しんで♪

ドリンクやフードメニューを担当するのは、かつて大手酒造メーカー直営のバーでバーテンダーとして勤めていた店主の中木さん。ノンアルコールドリンク一つとっても、厳選素材を使用した本格的なものばかりなのもうなずけます。フードメニューにおいては、旬で新鮮なものを独自のネットワークで仕入れ、「食べておいしく体に良いものを」とのこだわりを貫いています。

『平飼いたまごのカスタードプリン』400円

食後のスイーツを担当するのは奥さま。『平飼いたまごのカスタードプリン』は日替わりスイーツの一つとして登場。使用する卵は三木町の「ミニマル農園」のもので、豊かな自然の中でストレスをかけずに育てられた鶏の卵は、プリンにした時の卵臭さが少なく、コクはあるのにあっさりとした味わい。ラム酒の効いたカラメルと濃厚な生クリームのホイップとの相性も秀逸です。日替わりスイーツは今までに『金時人参の米粉クランブルケーキ』や『さぬきひめのチョコレートタルト』など魅力的なものばかり。作り手の人柄が感じ取れるかのようにどれも優しい味わいです。

・ジビエランチを気軽に召し上がれ♪

『たっぷり野菜とキヌアで食べる自家製イノシシボイルハムサラダ』1,300円

八百屋の顔も持つ同店店主がセレクトしたレタスやトマト、ニンジン、タマネギなどの新鮮野菜と、栄養価が高いスーパーフード“キヌア”が入ったボリューム満点なランチプレートです。取材時は県産イチゴのさぬきひめでしたが、旬ごとに変わるフルーツを搾り入れたオリジナルのドレッシングがサラダに華を持たせています。

サラダのメインは、店主自らボイルし製造したイノシシ肉のハム。小豆島や東かがわ市五名、三豊の山でとれたものをなじみの猟師から直接仕入れ、丁寧にトリミングします。高タンパク・低カロリーでヘルシーなイノシシ肉は、牛肉・豚肉よりも臭みが少なく、肉本来のうまさを感じることができるのが特徴。自家製フルーツドレッシングとも相性が良く、女性に人気なのも納得。奥さまお手製のパンとジビエ出汁(だし)の野菜スープがセットになった大満足なランチプレートです。

『イノシシすじ肉と季節の野菜のクスクス』1,000円

やわらかく煮込んだイノシシのすじ肉とたっぷりの野菜が、スープ仕立てでいただけるメニューがこちら。ホロホロ食感のジビエ肉とともにスープに入っているのは、世界最小のパスタといわれるクスクス。貴重な食材がふんだんに使用されたランチが、街中で気軽に味わえるほか、リーズナブルなのもうれしい限り。セットには、店長特製ドレッシングの野菜サラダが付きます。

刺激の強いアジア風スープともスープカレーとも違う、優しく香り立つスパイシーさが特徴のスープは、オリジナルで調合したスパイスによるもの。ジビエ出汁のコクと相まってクセになる味わいに。寒い季節にはスパイスの代わりにチーズを使ったクリーミーなスープが登場します。

・夜のマルシェも見逃せない!

18:00からは夜のマルシェの始まり。元バーテンダーの店主が本領を発揮する時間です。ジビエ料理や奥さまお手製のスイーツなどと肩を並べる同店の看板メニュー「フルーツカクテル」が登場する時間でもあります。季節ごとに変わる旬のフルーツを生搾りにしたカクテルは、甘夏みかん・ブラッドオレンジなどの柑橘(かんきつ)類から、マンゴーやパイナップル、スイカ、キウイなどのトロピカルフルーツにニンジンやキュウリといった野菜系のラインアップから選べます。通りに面したお店なので、女性一人でも気軽にふらりと『フルーツカクテル』を飲みに立ち寄るのもアリですよ。

『フルーツカクテル』800円〜

取材時は香川を代表するブランドイチゴ“さぬきひめ”を贅沢に生搾りしたフレッシュ果汁、シャンパンとドライジンを掛け合わせた『さぬきひめいちごのフルーツカクテル』をセレクト。お好みのフルーツを選んで「甘め」や「ノンアルコール」といった要望にも対応してくれるので、気軽に店主に相談してみて。

また、ランチセットはディナータイムにもオーダー可能で、ヘルシーなジビエや新鮮野菜のプレートと一緒に『フルーツカクテル』が楽しめます。カクテルのセット料金はなんと500円!『藤塚町マルシェ』のいいとこ取りな上にコスパまで抜群な夜のマルシェもおすすめです。

高松市内では珍しく街中で気軽にジビエが食べられる「藤塚町マルシェ」。八百屋クオリティーの新鮮野菜とフレッシュなフルーツカクテル、厳選素材のスイーツと体が喜ぶメニューがめじろ押し。ランチタイムやカフェ利用、1人でも仲間との会食でも利用しやすいおしゃれ空間です。

■詳細情報

■DATA

藤塚町マルシェ

所在地
香川県高松市藤塚町1-5-17
電話番号
080-3924-4382
営業時間
ランチ/11:30〜14:00(L.O.13:30) ※火・水曜は除く
ディナー/18:00〜23:00(L.O.22:00)

【高松】「ハラミラボ」で肉ランチ!やわらかハラミ肉に舌鼓♪生エビ丼やこだわりコーヒーも

「ハラミラボ -HARAMI lab-」

高松市木太町にある「ハラミラボ -HARAMI lab-」は、2023年12月22日にオープンした、牛ハラミ肉への愛があふれるお店。ことでん林道駅から西へ徒歩約3分。車の場合は「マルナカ木太店」を目指して行くと、線路を挟んだ南側の道路沿いにあります。

20席ある店内は、食事から食後の余韻(よいん)までデザインしたいという店主の思いから、ウッディで温かみのある雰囲気に。入り口扉横に掲げてあるのは、こども食堂のフードリボン。300円でリボンを購入して貼っておくと、子どもたちに無料で食事を届けられるという取り組みです。中学生以下の子どもがこのリボンを取ってお店の人に渡すと、食事を提供してもらえます。利用は16:00〜18:00の間。
ただ、まだあまり認知されていないのか、なかなか訪れないとのこと。「遠慮せず利用してね」と店主は話します。子どもたちがお腹を空かせることなく笑顔で過ごせるよう、地域で支えていきたいですね。

1人でも気兼ねなく利用しやすいカウンター席も完備。大きな黒板には人気メニューランキングが書かれているので、何を食べようか迷った時は参考にしてみて。

「ハラミラボ」という屋号は、店主が好きな牛肉の部位“ハラミ”からきています。一口にハラミと言っても、その中の部位によってやわらかさや味の濃淡も異なります。そんな奥深さもあるハラミと向き合い、おいしく食べてもらえるよう、最適な調理法を日々模索するラボ(研究所)であるという意味を込めて「ハラミラボ」なのです。

店主厳選のうま味たっぷりハラミ肉

学生時代のアルバイトを含めると14年以上、肉に携わってきた店主が、その経験と厳しい目利きで、その時のベストなハラミを仕入れて提供。飼育時期や飼料によって味が変化するので、国内外問わずさまざまなハラミ肉を都度食べて納得のいくものしか出さないというポリシーに深い愛を感じます。余分な脂やスジを掃除する“肉磨き”は提供当日に行うので、いつでも新鮮バツグン。

『厚切り牛ハラミステーキ』1,480円

ランチメニューは『チキン南蛮』(980円)や『豚ろーすかつサンド』(1,200円)などもありますが、何といってもハラミ系メニューは必食!人気No.1の『厚切り牛ハラミステーキ』はミディアムレアの絶妙な焼き加減。こちらのメニューに使われているハラミ肉は、脂が少なくやわらかな食感が特徴である牛の横隔膜部分で、カロリーも低くヘルシー。肉のうま味も口いっぱいに広がります。ランチは基本的にご飯とみそ汁付き。

香川県のオリジナルブランド“オリーブ牛”の牛脂を使って焼くのも、うま味ポイントの一つ。提供時の鉄板で徐々に火が入っていく食感の違いも楽しんで。厚切りでありながらも、ソースがよく絡むよう切り方も工夫されています。

醤油(しょうゆ)とタマネギベースのシャリアピンソースが食欲をそそります。適度な弾力で食べ応えがあって、添えられているモヤシのシャキシャキ食感とのコントラストもバッチリ。添えられているわさびでさっぱりいただくのも◎。

『ハラミサイコロステーキ』1,480円

ゴロゴロとした大きめカットの肉と焼き野菜がプレートにのった『ハラミサイコロステーキ』も魅力的な一品。『厚切り牛ハラミステーキ』に次ぐ人気メニューです。

肉をサイコロ状にカットし、全面に焼き目を付けることでうま味を閉じ込めています。フライパンで炙(あぶ)った香ばしさもおいしいポイントの一つ。

『厚切り牛ハラミステーキ』と同じくシャリアピンソースの組み合わせ。タマネギの甘みと醤油(しょうゆ)のコクが、大ぶりな肉に絡んでご飯が進みます。ガーリックチップと一緒に食べると、さらに食欲倍増!

ハラミの中でもサイコロステーキに最適な部位を使用していて、ビックリするほど歯切れのいいやわらかさが特徴。焼き野菜やポテトサラダなどのシンプルな付け合わせが肉の脂っこさを引き締め、かつうま味を際立たせて、“口福”が頂点に。

お金を払って食べに来てくれる人の1食をデザインしたいと話す店主。ご飯も栄養たっぷりな国産十六穀米をブレンド。量も調整できるのはありがたいですね♪

・1日10食限定のコラボメニューやコーヒーも見逃せない!

『海老乃重』1,650円

天然エビとエビ料理を販売する、港町・庵治町のエビ専門EC店「海老乃家」とのコラボメニュー『海老乃重』は、エビも肉も食べたい欲ばりさんにうってつけの一品。1日10食限定です。エビだけがのった単品の『ミニ海老丼』(880円)もスタンバイ。ランチのご飯を『ミニ海老丼』に変更することもできますよ。

プリップリの生エビは、特製ユッケだれに使われているゴマ油の香りがアクセント。ハラミ肉は、ほんのり甘みとコクを感じる味噌(みそ)だれ仕立て。オニオンスライスのシャキシャキ感や、ユッケらしさをより味わえる卵黄の味変も楽しんでみて。

『牛すじガーリックライス』1,180円

肉をさばく時に出るスジ部分を、醤油ベースのたれに漬け込んで焼いたものを使った『牛すじガーリックライス』は、ご飯ものをしっかり食べたい時にオススメ。

ガーリックライス用のご飯は白米を使用し、パラパラになるよう炒飯スタイルで調理。肉の下味が調味料となり、ご飯へうま味が回ります。

添えられているのは、なんとから揚げ!塩コショウ、白ワイン、醤油でしっかり下味を付けた鶏もも肉はとってもジューシー。揚げムラができないよう、ちゃんと丸く成形されている点にもご注目あれ。

店内中央にあるミニカウンターは、ご覧の通りコーヒースタンド!食事の締めくくりにはコーヒーを堪能してもらいたいけれど知識がないという店主が、坂出市の「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」に監修を依頼。「ハラミラボ」の肉料理に合うよう、料理の試食とコーヒーの試飲を何種類も行い、浅煎(い)りの『エチオピア』と、深煎(い)りの『グアテマラ』の2種類が決まりました。

➡︎「ランドスケープコーヒー37」の記事はこちら

店舗の水との相性もあるので、そこまで考慮して焙煎度合いを調整した豆を、丁寧にハンドドリップで淹(い)れます。『カフェオレ』(550円)を含めホット、アイスから選べます。

『エチオピア』500円

フルーティー感のある浅煎りの『エチオピア』におすすめの組み合わせは『ハラミステーキ』『ハラミ焼き』『カルビ焼き』。深煎りの『グアテマラ』には『オリーブ豚テキ』『鶏からあげ』『牛タン焼き』が合うそう。おすすめの組み合わせはメニューにも記載されているので、料理とのペアリングを楽しんで。また、クラフトビールやカクテル、ワインなど昼からアルコールもオーダーできちゃいます。

店主厳選の肉、ホッとする空間、コーヒーを味わえる「ハラミラボ」。特にハラミ系メニューは必食ですよ!

■詳細情報

■DATA

ハラミラボ -HARAMI lab-

所在地
香川県高松市木太町1685-7
電話番号
087-813-2481
営業時間
ランチ/10:30〜15:00(L.O.14:30)
ディナー(予約制)/18:00〜22:00(当日15:00までに要予約)
テイクアウト/10:30〜19:00(当日15:00注文締め切り)
※予約は席キープのみ、料理の取り置きはできません
※1グループ1台での乗り合わせに協力を

【高松】グリル&洋食「アガペ」人気のランチは必食!レトロな魅力に満ちあふれたカフェレストラン

・雰囲気バツグン「アガペ グリル&洋食」

高松市塩上町、ことでん瓦町駅東口から徒歩3分のところにある隠れ家的なグリル&洋食店「アガペ」。赤茶色のレンガの建物に蔦(つた)が絡まる外観は風格さえ感じられ、入店前からワクワク感もマックスに。

かわいらしい雑貨やウッディーでレトロな家具に迎えられ、一気に“アガペワールド”に引き込まれます。存在感を放つ天井の梁(はり)に、小物雑貨やネオンサイン、メニューボードなどが、雑然としたおしゃれ感にセンスがあふれています。1階フロアは、カウンター4席、テーブル席が10席の計14席。

ロフトのような中2階のフロアは、まるで物語の世界に出てくる屋根裏部屋のよう。隠れ家っぽい雰囲気が人気で、2階席を希望する人もいるほど。カウンターテーブルに6席、4人掛けボックス席が2卓、2人掛けペアシートもあります。

・看板メニューで人気No.1の「Aランチ」

『Aランチ』1,430円

“これぞレトロ洋食”といえる人気メニュー、ハンバーグ・エビフライ・ナポリタンが一皿に集結した『Aランチ』。押しも押されぬ同店の人気No. 1メニューで、子どもや学生、社会人から年配まで、老若男女問わずリピーターの多い看板メニューです。手作りで仕込まれるハンバーグは、表面に焼き色をつけた後オーブンでふっくら焼き上げ、自家製デミグラスソースをオン。衣はサクサク身はプリプリのエビフライはうれしい2本トッピング。その上、単品でも人気なナポリタンまで付いた豪華ラインアップで、オーダーした自分を褒めてあげたくなること間違いなし。

大満足の『Aランチ』をはじめお昼時はフライパンを振るう手が止まることのないマスターの西森さん。2002年の開業から20年以上この地で同店の顔として親しまれ、多くの人をその料理で魅了してやみません。もともとはホテルの洋食のシェフとしてストーブ場を担当していたことから、洋食、特にフライパン料理やフライものはお手の物。ホテル仕込みの本格洋食が、気軽に街のレストランでいただけるのはうれしい限りですね。

開業当時はイタリアンや多国籍料理などがもてはやされ、昔ながらの洋食店が徐々に少なくなっていった時代だったそう。そんな流れに逆行して“THE 洋食”の店をやりたかったとマスターは語ります。店名の「アガペ(agape)」は、同じスペルでもフランスでは“会食”、アメリカでは“口をぽかんと開けて驚く”という意味のほか“無償の愛”という語源もある言葉だそうですが、実はマスターがひいきにしていた競走馬の名前から由来しているとも…。

マスターのあふれ出るセンスはメニュー表にも。個性的で芸術的な手書きの文字とイラストは、同店を何度か訪れているとメニューを見るだけで「アガペ」に来たという安心感を抱くようになるほど特徴的なアイテム。テイクアウト用のチラシは娘さんが手書きで作成しているので、父娘の美的センスの競演を見比べてみるのもおもしろいですよ。

・隠れた技が光る洋食プレート

『ふわふわ玉子のオムライス』セット1,485円

名前の通りふわふわでとろっとろの卵がのったオムライスで、セットにはサラダとカップスープが付いてきます。自家製デミグラスソースは、仕込みに2週間を要すという手間暇かけた渾身(こんしん)のソースで、鶏ガラ、牛骨、牛バラから、ローストしたニンジン、セロリなどの香味野菜とハーブやスパイスを調合し、時間をかけてじっくりと煮込んだ傑作。やわらかく奥深さも感じる、本格的な洋食店にしか出せない感動的なソースが、惜しげもなくたっぷりかかったオムライスをお試しあれ。

ミンチ、タマネギなどハンバーグと同じ具材がご飯と一緒に炒め合わせられ、そのまま食べてもgoodなデミライスがオム卵の中に隠れています。ライス、オム卵、ソース、三位一体の豪華共演のオムライス♪オム卵はハードな薄焼バージョンの『昔ながらのオムライス』、ソースはデミグラスではなくオリジナルケチャップソースを選ぶことも可能です。

『ナポリタン』セット1,210円

レトロ洋食好きなら見逃せない、じゅうじゅうと熱々の状態で提供される鉄板焼きのナポリタンスパゲティ。具材にはハム、タマネギ、ピーマンを使用、絡めるケチャップソースには、ケチャップのほかにトマトソースとデミグラスソースも調合されているので、一般的なケチャップ味とは一線を画す奥深い味わいが楽しめます。ちなみに背景の“たばこ”のネオンサインはインテリアの一部であり、店内は全席禁煙となっているのであしからず。

使用する麺は、プリプリ太めのスパゲティ。自慢の自家製ケチャップソースと絡めて頬ばる喜びといったらもう♪スパゲティの下には卵が敷かれていて、とろとろのうちに混ぜ合わせるもよし、よく火を通してから卵焼きとして食べるもよし。

・レトロ空間であま〜い喫茶タイム♪

『カスタードプリン』495円

卵の凝固感が固過ぎず、やわらか過ぎずちょうどいい舌触りの『カスタードプリン』。プリン自体は甘さを控えめにしてあるので、手作りの香ばしいカラメルやホイップクリームと一緒に食べると幸せ気分が倍増。盛られるシルバーの器や付け合わせのウエハースが良い仕事をしていて、昭和の時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。デザートはほかに、『プリンアラモード』や『チョコレートパフェ』(ともに825円)など、気分に合わせてチョイスして。

『クリームソーダ』660円

同店のインテリアに映えるしゅわしゅわエメラルド色の『クリームソーダ』。屋根裏のような窓辺やネオンサインをバックにパチリと撮影してみては。溶けかけのクリームと炭酸が合わさった部分のしゃりしゃり感がまた楽しいんですよね。基本の『炭焼コーヒー』や『紅茶』から『三ツ矢サイダー』や『トマトジュース』まで、マスターのお眼鏡にかなったどこか懐かしさを感じるドリンクが勢ぞろいです。

20年以上愛され続けるレストランカフェ「アガペ グリル&洋食」。古き良き日本の洋食のようなフォルムでありながら、じっくりと丁寧に仕込まれ調理された料理が気軽に味わえるレトロなレストランとして人気です。これからも高松を代表する洋食店の一つとして、一度は訪れたいお店です。

■詳細情報

■DATA

アガペ グリル&洋食

所在地
香川県高松市塩上町1-3-15
電話番号
087-831-3439
営業時間
ランチ/11:30〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:30〜21:30(L.O.21:00)

【宇多津】「AILEY CAFE(アイリー カフェ)」のパフェや朝採れ野菜のランチは目にもごちそう!

海外風スタイルの「AILEY CAFE(アイリー カフェ)」

「AILEY CAFE(アイリー カフェ)」はJR宇多津駅から徒歩約6分、イオンタウン宇多津のすぐ東側にある、ランチとスイーツどちらも魅力のカフェです。店名の“AILEY”は造語ですが、店主が家族との絆を大事にしていることから、トルコ語で家族を意味する“Aile”から取られているそう。

内装やインテリアは、心地いい空間づくりに定評のあるデザインオフィス「dragon factory(ドラゴンファクトリー)」によるもの。海外のカフェかと錯覚するような、洗練された空間に息を飲みます。部分ごとに異なるテイストのアイテムを使いつつも、調和の取れたステキなコーディネートはついつい長居したくなる雰囲気♪

入店したら、目の前にあるカウンターで先に注文と会計を済ませて席へ。水はセルフサービスです。同店はレンタルスペースとしてペットやブライダル、イベントフォトなどにも使えます。貸し切りビュッフェでパーティー利用もできるので、気になる人は電話で問い合わせてみて。1時間2,500円〜。

愛犬と一緒にランチやカフェを楽しめるテラス席は1テーブルのみなので、利用したい人は要予約。貸し切り空間でそよ風を感じながらまったり過ごすのもいいですね。

朝採れ野菜たっぷりの手作りランチ

ランチは、およそ週替わりのメニュー1種類と、通年メニューが約6種類用意されています。『アイリーランチ』や『生ハムの旬野菜サラダピザ』『グリルチキンサラダランチ』『シーフードガーリックパエリア』など目移りするバリエーション。

『アイリーランチ A』1,400円

彩りも美しい『アイリーランチ A』は2種類のメインから選べる人気メニュー。定番のチキン南蛮と、もう一方はその日のお楽しみ。朝採れ品を含む15〜20種類の野菜や、米麹(こうじ)の発酵調味料、天日塩を使い、“腸活ランチ”という別名の通り、体に優しい内容です。サラダ、塩麹スープ、旬野菜のせ麹ご飯、ミニデザート付き。

食べ応えある食感のチキン南蛮は、しっかりとしたレモンの風味が特徴的なタルタルでさっぱりいただける上品な一品。

旬野菜のフリッターは、揚げたてのサクサク感と野菜の甘みがたまりません。たまに旬野菜のグラタンに替わることも。ニンジン金柑ラペなどの副菜や、具だくさんスープにも塩麹が使われていて、奥行きのある味わいに。優しい甘みのあるドレッシングも手作りです。

しっとりやわらかい自家製鶏ハムも塩麹がキーポイント。醤油(しょうゆ)麹ネギソースでさっぱりといただけます。

『アイリーランチ B』1,600円

取材日の『アイリーランチ B』は、“季節野菜ドリア&生ハムのサラダ”でした。香川県産のアスパラガス“さぬきのめざめ”やレンコン、カボチャ、トマトなどをトッピングし、野菜の食感も楽しめるビーフシチュードリアは贅沢感たっぷり!

国産牛を使用したビーフシチューは、ベースの白ご飯に合うコクを感じる一品。ベシャメルソースのトロトロとしたテクスチャ、チーズの香ばしさも素揚げ野菜にピッタリです。

ミニデザートは『アイリーランチ』のAとB両方に付きます。取材日のコーヒーゼリーは口溶けの良いフルフル食感。コーヒーのビターテイストと純生ホイップのコクでリッチな味わい。

映えるビジュアルの注目スイーツ

旬のフルーツをたっぷり使用した季節限定のパフェやプレートはぜひチェックして。そのほか、グラスケーキやバスクチーズケーキなど、気になるスイーツがめじろ押し。スイーツメニューは基本的にどの時間でもオーダー可能ですが、先に会計するスタイルなので、ランチ後に食べたい場合は入店時にまとめてオーダーしておきましょう。

『いちごのグラスケーキ』600円

フォトジェニックなグラスケーキは、いわばミニパフェ。旬のフルーツをグラスの中でショートケーキ風に仕上げた一品。ボリュームあるパフェは食べられないという時にちょうどいいサイズ感です。フルーツは季節ごとに変わりますが、グラスケーキ自体は年間通して1番人気のメニューだそう。

シフォンケーキはしっとりフワフワ。ランチの後でもペロリと食べられそうな軽さ。純生ホイップのコクと爽やかなイチゴで至福のひとときを味わえます。

『苺とプリンとパイのパフェ』1,600円

“パフェ”といいつつ、グラス内だけで収まらない満足度高めなワンプレートスタイルのスイーツ。フルーツが好きな人はテンションが上がること間違いなし!プリンやイチゴ、シフォンケーキ、純生ホイップ、ピスタチオアイスが仕込まれたグラスパフェだけでもボリューミー。

グラスのピスタチオアイスだけでなく、ソフトクリームまで味わえちゃいます!サクサクパイと一緒にどうぞ。季節のパフェは、旬のフルーツにより値段が変動します。夏に登場する丸ごと桃パフェとシャインマスカットのパフェが人気なので、お見逃しなく!

『ピーチソーダ』600円

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶、ジュース、フロート、ビール、カクテルなど40種類以上がスタンバイ。酸味がありさっぱりとする『ピーチソーダ』は、涼やかなビジュアルも◎。浮かんでいるベリーがいいアクセントになっています。

『キャラメル カフェラテ』600円

エスプレッソとミルクの2トーンが美しい『キャラメル カフェラテ』は、エスプレッソのビター感がしっかりしつつ、キャラメルソースの甘さや純生クリームで味変も楽しめるドリンクです。

『紅茶』500円

シンプルな紅茶やコーヒーは、スイーツのお供にピッタリ。ランチには+250円のセットドリンクもありますが、なんと前日までにランチを予約した人には、ドリンクサービスが!(平日のみ)

もともと楽しく飲食業を経験していた店主。ほかの仕事や育児で離れた時期もあったけれど、またやりたいと思い以前のカフェからステップアップして「AILEY CAFE(アイリー カフェ)」開業の道へ。
ステキなホスピタリティーにあふれる同店は、ビジュアルだけでなく素材や味にも妥協を許さないプロ意識を感じられるオシャレカフェです。特にパフェ好きな人は行ってみて!

■詳細情報

■DATA

AILEY CAFE(アイリーカフェ)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜二番丁20-2
電話番号
080-6669-3338
営業時間
月〜木/11:00〜16:30(L.O.16:00、ランチは11:30〜15:00)
土・日、祝日/11:00〜18:00(L.O.17:00、ランチは11:00〜15:00)

ディナー(予約制)/16:00〜21:00
(コース8人以上または貸し切りビュッフェ15人以上より営業)
テイクアウト受け取り時間/11:30〜18:00
レンタルスペース9:00〜21:00

【高松】「bistro Bianca(ビストロ ビアンカ)」で自家製生パスタ&スイーツタイム♪

「bistro Bianca(ビストロ ビアンカ)」

「bistro Bianca(ビストロ ビアンカ)」は、ことでん仏生山駅から徒歩約8分、県道12号(三木国分寺線)沿いの出作町交差点近くにあります。「マルナカ仏生山店」は徒歩約30秒ほどの距離。

天井が高く、開放感たっぷりな空間。プロジェクターで洋画などが壁に映されている雰囲気もステキです。

1人でも気兼ねなく利用できるカウンター席は、店主とトークしたい人にもぴったり。ライブキッチンスタイルでシェフが腕を振るう様子も眺められますよ。

こちらのビストロ、実は向かいにある焼き鳥店「てんやわんや」の姉妹店なのです。コロナ禍に「てんやわんや」の営業を自粛することとなり、食材を入荷できない状態に。契約農家等の食材を無駄にしたくない思いで、一皿にたくさんの食材を盛り込めるパスタの販売をキッチンカーでスタート。「店舗はどこ?」「できたても食べてみたい」という声が多く届くようになり、もっといろいろなパスタを作りたての状態で食べてもらえるよう、実店舗をオープンしたと店主は話します。

屋号の“Bianca”は、イタリア語で“白”の意味。初心に戻り、形にとらわれず新しくチャレンジし、色を付けていくという思いで“ビアンカ”と名付けたそう。同店では契約農家直送の野菜をはじめ、肉や魚なども香川県の食材を積極的に使用していて、パスタソースや麺、スイーツなどもすべて手作り。素材の味を引き立てつつ、丸く優しい味わいに仕上げているのが特徴です。

自家製生パスタランチは素材もボリュームも◎

『前菜・ドリンク付きランチセット』1,500円

ランチメニューはパスタ約10種類と、デミグラスソースのオムライスから選べます。どれも単品は900円、前菜とドリンク付きのセットは1,500円という分かりやすい料金設定。そしてどれも良質な素材を使用し、手が込んでいながらボリューミーで、この値段というのはうれしいですね。

製麺機でカットされる自家製生パスタは、主原料であるデュラムセモリナ粉をベースとしつつ、香川県のオリジナル小麦“さぬきの夢”もブレンドし、モチモチ食感をプラス。香川のうどん文化も意識して、麺のコシや手頃な単品値段も取り入れたそう。

パスタソースのテクスチャや味の濃さなどに合うよう、丸麺と平麺を使い分けています。基本的に丸麺はさらっとしたソース、平麺はとろっとしたソースに合わせていますが、麺の変更もOK。

セットの前菜プレートは、農家直送の野菜で作る季節のスープやフレッシュサラダ、ミニキッシュ、副菜などの盛り合わせ。チャバタ(パン)は、すぐ近くのベーカリー「BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)」による特注品。パスタと同じくデュラムセモリナ粉ベースなので、調和の取れた味わいです。
都度変わるスープや副菜はその日のお楽しみ。取材日は、新タマネギの優しい甘みを感じられるオニオンスープと、副菜はコリコリとしたレンコンやトロトロのナスなど食感も楽しいラタトゥイユでした。

作り置きをせず、毎日焼くキッシュも要チェックポイント。葉大根や新タマネギ、ベーコンが入ったアパレイユは卵の凝固具合が絶妙なフルフル食感。サクッとしたパイ生地のコクともマッチしています。いろいろ変わる具材にもご注目あれ。

『オリーブ豚と茄子のボロネーゼ』単品900円

約10種類から選べるパスタは目移りするものばかり。『オリーブ豚と茄子のボロネーゼ』は、その名の通り“オリーブ豚”をふんだんに使った贅沢なソースが魅力です。ハーブの香りと肉のうま味をしっかり感じる豚ミンチは、ゴロゴロとしたサイズで食べ応えたっぷり。自家製トマトソースと赤ワインでじっくり煮込んだ野菜の甘みを、上品な塩気で引き締めています。

『にじいろサーモンとキノコのクリームソース』単品900円

開業時から続く定番メニューで、人気No.1なのが『にじいろサーモンとキノコのクリームソース』。カルボナーラの調理法をベースにしたクリームソースに、香川県産“にじいろサーモン”のコンフィをドーンとのせたインパクトのあるパスタです。身を崩しながら、キノコのうま味あふれるソースと一緒に召し上がれ。

“にじいろサーモン”は身がしっとりとしていてクセを感じず、スッと舌の上でほどけるキメの細かさに驚き!コクのあるソースとよく合います。季節限定のパスタは過去に、春はさくら海老のオイルソース、初鰹のラグー、夏はタコのジェノベーゼ、イカと大葉の冷製明太パスタ、秋はアサリのボンゴレロッソ、エビのパンプキンクリームソース、冬はカキのペペロンチーノ、ホタテとキノコの和風パスタなどが登場。今後もどんなメニューに出合えるかワクワクしますね!

カフェタイムはスイーツやサンドを楽しんで♪

ランチが終わる14:30からはカフェタイムにチェンジ。自家製スイーツやカツサンド、ドリンクとともに、夕方までのひとときをのんびり過ごしませんか。

『ティラミス』450円

高さもあってボリューミーな『ティラミス』は、さぬき市大川町にある「かなえ養鶏場」の“金の桑卵”を使用。高品質な卵のコクを最大限に引き立てながら、甘さを控えた大人味に仕上げています。エスプレッソがしっかり染み込んだフィンガービスケットと、ほんのり香るブランデーの余韻、マスカルポーネのクリーミーなコクで本格的な味わいです。

『バスク風チーズケーキ』450円

香ばしい焦がし具合とトロッとしたテクスチャがキーポイントの『バスク風チーズケーキ』は、2種類のチーズをブレンドし、濃厚かつ重くない方向性に。口の中で溶けてなくなるような食感を目指し、提供温度にも気を使っているそう。クリーミーでなめらかな舌触りと軽やかさもある絶妙な焼き加減で、かすかに感じられるレモン果汁の爽やかさが引き締め役。必要以上に甘くしないところにこだわりを感じます。

『コーヒー』250円

コーヒーをはじめとするドリンク類は単品注文でも250円という安さ!もちろんセットメニューが用意されているものはお得ですが、そうでなくても良心的な値段です。ぜひドリンクと一緒にスイーツも楽しんで。

『たまごカツサンド』単品800円

カフェタイムから登場するフードメニューのカツサンドは、ロースカツ、たまごカツ、海老カツ、ハムカツ、チキンカツ、和牛メンチカツ、鯵カツの7種類がスタンバイ。どれも単品800円でドリンク付きのセットは1,000円。
『たまごカツサンド』は、ふわとろに仕上げたスクランブルエッグを極厚カツにしてサンドしたもの。ほのかな酸味のオリジナルマヨネーズソースで優しい味わいに。繊細な卵のテクスチャと衣のさっくり感、もっちりふんわりのパンはホットサンド風に焼かれていて、食感も一度でいろいろ楽しめる仕組みです。テイクアウトもできますよ。

『マフィン』各種350円

パスタ用のデュラムセモリナ小麦と“金の桑卵”を使用した、手作りマフィンも不定期で登場。しっとりしながら口の中でほどける軽い食感が特徴です。取材日は『バナナクランブル』『ブルーベリー&クリームチーズ』『塩キャラメルナッツ』『抹茶あずき』(各種350円)が並んでいました。イートインはもちろん、テイクアウトもOK。

「bistro Bianca(ビストロ ビアンカ)」は自家製生パスタ麺、野菜や肉、魚などの素材、味もクオリティーが高く、手頃な値段で楽しめるお店です。ビストロと焼き鳥店を両立しながら多忙な日々を送る店主ですが、どちらも妥協のないところに食への愛を感じます。昼はパスタランチ、ディナーは向かいの焼き鳥をはしごしてみては。

■詳細情報

■DATA

bistro Bianca(ビストロ ビアンカ)

所在地
香川県高松市仏生山町甲388-2
電話番号
087-805-5503
営業時間
ランチ/11:00〜14:30
カフェ/14:30〜17:00(L.O.16:30)

【綾川】発酵カフェ「しみこむ」♪心にも体にも優しいごはんと優しい時間を楽しもう

・「しみこむ」大きな一軒家のような外観が目印

ことでん挿頭丘駅から徒歩約7分、民家が建ち並ぶのどかな場所に佇む「しみこむ」は、もともと仕出し屋だったという建物をリノベーションしたお店。ところどころ当時の面影を残していて、どこか懐かしい雰囲気が漂います。

玄関では、なんともいえない表情のキュートなクマがお迎え。1階のカフェは靴を脱いでくつろげる畳のスペースと、車イスやベビーカーにも対応できる土間のスペースがあるほか、一角には乳幼児教室、2階にはフォトスペースもあり、地域の人たちでにぎわっています。

思わず寝転びたくなるほど広々とした畳のスペースは、段差がないので赤ちゃんを寝かせることも、ハイハイもOK。離乳食を温められる電子レンジや、子ども用のイスも用意されているので、小さな子がいても安心してカフェ時間を過ごすことができます。

飾られている絵画は、オーナーの弟さんが描いたもの。どこか楽しいタッチでカラフルに描かれていて、オレンジ色の壁とともに店内を明るい雰囲気にしています。お気に入りの一枚を見つけるのも楽しいかも。

土間のスペースには、カウンター席と個室を用意。段差がなくフラットなので、つまずく心配がありません。

温かみのある店内には、かわいらしい小物や食器が飾られ、眺めるだけでもほっこり。

・体に優しい発酵ランチはいかが?

『いのちのおむすびセット』1,500円

ガス窯で炊いた減農薬のお米で握ったおむすびと、彩り豊かなおかず、具だくさんのみそ汁がセットになったこちらは、同店の看板メニュー。

キノコ麹(こうじ)を使用したクリームソースがたっぷりとかかった発酵グラタンは、中に麹漬けした豚肉とジャガイモがゴロゴロと入って食べ応え抜群。

素材そのものの乳酸菌を生かし、塩と水のみで発酵させたにんじんラぺは、リンゴ酢とゴマで味を調えていて、箸休めにピッタリです♪

時期や日によって使用する野菜が変わるカラフルなサラダは、玉ネギ麴を使用した特製のにんじんドレッシングをかけてどうぞ。

メインのおむすびは海苔(のり)とゴマの2種類から1つ選ぶことができ、お米本来の味を楽しんでもらうために味付けは塩だけと硬派。おむすびを包んでいる大きな海苔は、高松市の老舗乾物屋「丸一」から仕入れているそう。

口いっぱいに頬張ると海苔の風味がフワッと鼻に抜け、一粒一粒しっかりとした食感のお米と相性抜群。かむたびにお米そのものの味を感じることができます。

・選べる2つの味を楽しもう

『米粉のカンパーニュセット』1,600円

おむすびセットのほかに、ランチメニューには『玄米サンドのセット』と『米粉のカンパーニュセット』の2種類があります。こちらはそれぞれ隔週で登場。取材日は米粉のカンパーニュセットをいただきました。

パン派の人にもうれしい『米粉のカンパーニュセット』は、その名の通り米粉で作られていて、小麦不使用。外はガリガリとハードな食感ですが、中はもちふわ。かめばかむほど、ふんわりとお米の風味が感じられます。一緒に付いているラぺやグラタンをのせて食べると、また違った味わいに。

また、おむすびセットと隔週セットはスープを選べます。数種類のみそを合わせたみそ汁と、豆乳をベースにしたポタージュ。どちらも旬の野菜を使用していて、その時々によって異なる味わいを楽しめます。みそ汁は麹由来の甘めの仕上がり。大きくカットされた野菜がごろごろとたっぷり入っています。セットのスープとは思えないほど食べ応えがあり、これだけでおかずになるくらいのボリュームです。おむすびと一緒に食べると◎。

ポタージュも、その季節で一番おいしい野菜を使用しています。取材時はさつまいもと玉ネギを使ったもの。野菜の甘みとうま味がぎゅっと濃縮されています。カンパーニュを少し浸して食べるのもおススメです。

・自然な甘さの無添加デザートとドリンク

『豆乳スパイスチャイ』hot/ice 600円

ランチの後には、ぜひドリンクとデザートを。同店はランチメニュー以外もすべてグルテンフリー&カゼインフリー。食事はもちろん、ドリンクやデザートも、砂糖以外に非加熱のハチミツや麹を使用しているので、自然由来の甘さを味わうことができます。

中でもリピーターの多い『豆乳スパイスチャイ』は、ハチミツで甘さをつけ、カルダモン、クローブなどを独自配合したスパイスを利かせ、香り高い風味が特徴。ホットまたはアイスが選べますが、スパイスの香りを楽しみたいならホットがおススメです。豆乳で割っているので、飲み口があっさりしているのも人気の秘密。

『ハニーレモン』hot/ice 500円・soda 550円

こちらも人気の『ハニーレモン』。アイスかホット、またはソーダ割りを選べます。後味がスッキリとして甘さ控えめなので、スイーツとの相性がばっちり。レモンの香りが爽やかなドリンクです。

『みりんプリン とうふクリーム添え』500円

一番人気のデザートは『みりんプリン』。少しかための仕上がりで、その名の通り砂糖を使わずみりんで甘さを出したプリンです。みりんで!?と驚くことなかれ、優しい甘さがクセになります。上にかかっているのは豆腐クリーム。砕いたカシューナッツやレモン果汁が入っていて、ほかの店ではなかなか味わえない一品です。

『酵素ジュース』water 500円/soda 550円

季節のフルーツを使った『酵素ジュース』を見かけたら、ぜひ飲んでみて。こちらはお店の中でも大人気のドリンクなのだそう。飲めるかどうかはタイミング次第。仕込み期間が終われば「しみこむ」のInstagramでお知らせをしているので要チェックです。

・おうちでも「しみこむ」を楽しめる

『玉ねぎ麹』200g・750円

物販コーナーでは、同店で実際に味付けやドレッシングに使われている『玉ねぎ麹』を販売。スープの仕上げに入れて味を調えたり、鶏肉や豚肉を漬け込んで焼いたりするだけで、いつもとは違う一品に。おうちでも大活躍間違いなしです!

『甘酒グラノーラ』10g・40円~/1袋240円

甘酒で甘みをつけたグラノーラは、袋詰めと量り売りを選べます。ザクザクと楽しい食感を、家庭でぜひ楽しんでください。

何かとせわしなく、自分のことが後回しになりがちな現代人。忙しさのせいで、自分の体をいたわることを忘れていませんか?そんな時は「しみこむ」の発酵ランチを。体の芯まで染み込んで、きっと元気になりますよ。

■詳細情報

■DATA

しみこむ

所在地
香川県綾歌郡綾川町畑田819-4
電話番号
087-899-5981
営業時間
9:30~15:30
カフェ/9:30〜(火曜はランチタイムのみ)
ランチ/11:00〜

【丸亀】「ソーカルテラス」で飯山の桃やボリューミーなハンバーグを堪能!

・「SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)」

香川県内随一の桃の里・飯山町のJA飯南・桃直売所から車で2分ほど。海外のカフェに来たかのようなおしゃれな外観が特徴的な「SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)」。隣の美容室のオーナーでもある店主が桃農家のお客さんから「少しでも傷がついてしまった桃は出荷ができない」「出荷されるものと味は変わらないのに…」という話を聞き、自身が育った愛する飯山に恩返しができないかという思いから同店のオープンをを決めました。

開放感あふれるエントランス部分は、なんとオーナーの手作り!ペット同伴OKで、テラス席でペットと一緒に食事ができるのもうれしいポイントです。

店内は、南カリフォルニアのサーフボードショップをイメージして作られたこだわりの空間。ソファにはたくさんのクッションが置かれていて、自宅にいるかのようにリラックスできそう。また、隣の席が気にならないくらいのスペースも確保されていて、ゆったりとした気分で食事や会話が楽しめます。入り口には、自由に使用できる桃のかぶり物が用意されているので、記念にかぶって写真撮影するのもいいですね♪

・期間限定!さぬきひめのふわふわスフレパンケーキ


『さぬきひめのティラミススフレパンケーキ』1,430円

2023年10月にリニューアルオープンした際、新たに追加されたメニュー『さぬきひめのティラミススフレパンケーキ』。スフレパンケーキは、すぐに形が変わらないような工夫をされていて、時間がたってもふわふわ感をキープ。トッピングにティラミスと香川県オリジナル品種のイチゴ「さぬきひめ」のどちらも楽しめる贅沢な一品です♪パンケーキだけでも7種類と季節限定品がスタンバイ。こちらのパンケーキ以外は、ハーフサイズも注文可能。1番人気は、やっぱり飯山の桃を使った『HANZAN PEACHバタースフレケーキ』(1,430円)。コンポートした桃を使っているので、通年楽しむことができます。

『さぬきひめのパフェ』1,430円

取材時にはパンケーキ以外にも期間限定のさぬきひめのパフェも登場。どこから見ても美しいイチゴのタワーはつい写真を撮りたくなること間違いなし。どちらも、春ごろまでの限定メニューなので、ぜひ食べておきたい一品です。

あふれんばかりのさぬきひめをたっぷり使用した、ボリューミーなパフェ。イチゴ好きにはたまりません。

・ガツンとボリューム満点!食べ応えのあるワイルドハンバーガー


『キングフィッシュバーガー(フライドポテト付き)』1,200円

同店の人気商品でもあるハンバーガーは『アボカドバーガー』(1,320円)や『チリバーガー』(1,210円)など全部で11種類と豊富なラインアップ。具材とマッチするように九州のバンズ専門店から取り寄せている全粒粉バンズや自家製ソースを使用するなど、味への細やかなこだわりを感じられるのも魅力です。食いしん坊さんも大満足の豪快にかぶりつきたいビッグサイズですが、一口では食べ切れないほどとにかく大きい具材にも注目を。バンズからはみ出した白身魚のフライに濃厚なチェダーチーズが相性抜群の『キングフィッシュバーガー』はナイフとフォークが必須。ハンバーガーメニューはすべてフライドポテト付き。

・豊富なドリンクやサイドメニュー、テイクアウトもOK!


『アボカドとサルサソースのサラダ』770円

少しピリッとしたサルサソースがアボカドにマッチし、お酒のアテとしてもおすすめのこちら。サルサソースはすべて自家製で、ハンバーガーなどで使用するトマトの切れ端部分を使用しています。「廃棄をなくしたい」という思いから、最後までムダなく使用し環境面にも配慮されています。


『レモン香る特製オーロラソースのロコモコ』1,320円

ひそかに人気のライスメニューも忘れずに。ロコモコのずっしりと重量感のあるハンバーグには目玉焼きがオン。特製オーロラソースを絡めてライスと一緒にどうぞ。そのほか『若鶏のテキサスロードシーズンドライス』(1,320円)も。


『瀬戸内レモンスカッシュ』680円

瀬戸内産のレモンを使ったレモンスカッシュは、爽やかながらもほんのり甘みもあり、どの食事メニューとも相性は抜群!ドリンクメニューはすべて食事とセットで注文すると220円オフになります。

『キッズプレート(オレンジジュース付き)』(550円)もあるので、家族連れも安心です。おうちでのカフェタイムや手土産にもぴったりなテイクアウト用のパンケーキは「ポコパン」というかわいい名前がついていて、手軽に食べられるサイズでシェアもしやすく時間が経っても形が崩れないような工夫がされています。

毎年7月頭〜8月中旬には、飯山の桃をなんと丸々2個も使った『HANZAN PEACH生搾り100%ジュース』(880円)も登場。現在「SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)」を含む丸亀・宇多津の4店舗で各店舗500円オフになるスタンプラリーをしているので、お店に行った際にチェックしてみてください!

■詳細情報

■DATA

SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)

所在地
香川県丸亀市飯山町川原820-2
電話番号
0877-43-2066
営業時間
11:00〜17:00(フードL.O.16:00、ドリンクL.O.16:30)

 

【高松】「tri cafe(トリカフェ)」ランチもカフェもドリンクも大満足なくつろぎ空間

・街の中心「tri cafe(トリカフェ)」で休息タイム♪

ことでん片原町駅から徒歩5分。高松三越ライオン像の斜め前、高松丸亀町壱番街前ドーム広場に面したビルの2階にある「tri cafe(トリカフェ)」。高級ブランドショップが建ち並ぶショッピングエリアの中で、かわいらしい小鳥のロゴマークの看板に心が和みます。

生花と店名のボードが飾られたテーブル奥のカフェへと続く階段が、癒やしの空間へといざないます。昼はビジネスマンやご近所さん、夕方は主婦や学生、休日には家族連れやカップル、デパートの買い物ついでの人などでにぎわいを見せます。年配の常連客も多くいて、元気にこの階段を上って通われているそう。

通りを行き交う人を眺めながらカフェタイムが楽しめる空間。こぢんまりとしていながらも余裕を持った座席間隔で居心地はバツグンです。窓辺のテーブル席が12席に、1人でも落ち着けるカウンター席が4席、全16席の構成。予約はできないので席が空いてたら吉ですね。

カフェを営むのは川田ご夫妻。2005年のオープンから20年近くこの場所で、高松の街に安らぎを提供しています。「店名はラテン語の“3”を意味するtriが由来で、どの時間に訪れても“食事”“スイーツ”“ドリンク”の3本柱を楽しめるカフェにしたかったんです」と語る奥さん。かわいらしい小鳥の看板は、triになぞらえてでき上がったキャラクターなのです。

仲睦まじい2人の所作には、安定した手際の良さが見てとれ、カウンター席でぼーっと眺めているだけで、すてきなカフェタイムが成立しそうです。

・看板メニューは秘伝の特製ソース?

『トリライス』単品 1,050円

店名を冠した看板メニュー『トリライス』は、とろとろ卵でご飯をくるんだオムレツを、たっぷりの特製ソースに絡めていただく人気ナンバーワンのひと皿です。画像のランチセットは、サラダのほかにドリンクまで付いて1,150円ととってもお得♪

トリライスをはじめ、食事メニュー全般を担当するのはご主人。仕込んでおいたソースに火を入れ、オムレツを焼き、注文の品を手際良く仕上げていきます。人気ナンバーワンの『トリライス』は、ランチタイムともなると次々に注文が舞い込んでくるため、フライパンを振るう手が止まることがありません。

『トリライス』の肝となるソースは、鶏ミンチを使用したボロネーゼ風。タマネギやセロリ、ピーマンなどの香味野菜とスパイスやブイヨン、赤ワインを加えてじっくりと煮込んだオリジナルのソースで、その優しい味わいは、長年にわたり多くの人に愛されています。そんな秘伝のソースをこれでもかとたっぷりよそった自慢の『トリライス』は、同店を訪れたら必食の一品です。

『ナポリタン』単品1,050円

トリライスと人気を二分する『ナポリタン』。トリライスのソースをベースにコクをプラスしたスパゲティで、子どもにも人気なんだそう。鶏ひき肉入りのトマトソースを絡めたルックスは、ボロネーゼにも近い贅沢感があり、深みのある味わいにトリコになる人続出です。

太めのパスタ独特の食感の秘密は、調理中のフライパンにありました。ソースのパスタは炒め合わせるだけではなく、ソースの中でパスタを煮込んでいるのです。しっかりとうま味を含んだ優しい味付けの『ナポリタン』はこうして作られていたのですね。やみつき必至の“トリソース”の沼にハマってみませんか。

・手作りスイーツでほっこりタイム

スイーツを手がけるのは奥さん。素材から厳選した焼き菓子は、どれも控えめな甘さで食べやすいものばかり。チーズケーキやプリンを使用した定番ケーキ4種に加え、季節によって変わる焼き菓子1種を、すべて手作りしています。季節限定のスイーツは過去に、チェリーや洋梨のタルト、パンナコッタなどが登場し、特に収穫の時期が短いイチジクのタルトは、お客さんからの評判が高かったそう。今年も食べられることを期待しておきましょう。

『チョコレートケーキ』450円

濃密なだけでなく、ふんわりとした質感も残した絶妙な配合の『チョコレートケーキ』。優しい甘さの中にふんわりとチョコレートの苦味を残した、大人にも好まれるテイストです。付け合わせの生クリームとも相性ぴったり!それもそのはず、生地とクリームの両方にオレンジリキュールが仕込まれていて、口の中で再会するオレンジの風味がふわりと香り、チョコレートケーキのおいしさを引き立てています。

スイーツメニューはドリンクとセットでの注文が必須で、お好きなドリンクを50円引きでセレクトできるシステムです。

『ベイクドチーズケーキ』 400円

濃厚なチーズ感を出すためにフランス産クリームチーズkiriを使用。爽やかなレモンと深いコクがありながらもクセのないチーズの風味が、土台のサクサククッキー生地と相まって悶絶(もんぜつ)の一言。注目はケーキの上にのせられた小鳥のクッキー。かわいらしくて思わずカメラに収めたくなりますよ。

・かわいらしいカップ&グラスにもご注目

『tri cafe ブレンドコーヒー』500円

一息つくのにぴったりなドリンクも種類豊富に取りそろえています。味わい深く飲みやすいオリジナルブレンドの『tri cafeブレンドコーヒー』のほか、『アメリカンコーヒー』や『カフェオーレ』『カフェモカ』などのコーヒーメニューに加え、5種類ほどのティーメニューや果汁100%のフルーツドリンクまでラインアップ。「お母さんのレシピをそっくりそのまま」という奥さん手作りのミックスジュースは、ミルクとバナナ、リンゴ、モモが入った安定のおいしさ!小鳥のキャラクターのコーヒーカップもキュートで見逃せません。

『アーモンドオーレ』650円

大ぶりなアイスグラスにもかわいらしい3羽の小鳥のキャラクターが描かれています。アーモンドの風味がしっかり味わえるにもかかわらず、サラリと飲みやすい口当たりの『アーモンドオーレ』は、暑い時期にもゴクゴク飲み干せちゃうドリンクです。上品な甘さで仕上げられていますが、甘いのがお好みの人はシロップで調整してみて。気分や体調に合わせて、ホットもセレクト可能です。

『アーモンドオーレ』のトッピングには、たっぷりの生クリームとスライスアーモンドを使用。混ぜ合わせることでサラリとしたドリンクにコクとマイルドさが加わり、そのまま飲むのとは違ったおいしさを楽しめますよ。

最後におすすめしたいのが『ビスコッティ』。単品でのオーダーはできないのですが、ドリンクと一緒に注文すると+250円でいただくことができます。「ほぼアーモンド」と笑いながら語る奥さん手作りのお茶請け菓子は、アーモンドプードルとスライスアーモンドがぎっしり。ポリポリ・ザクザクとしっかりかためのかみ応えで、濃厚なアーモンドの風味が口いっぱいに広がります♪

高松市の繁華街・兵庫町で、ビジネスやショッピングなど街歩きの休息場所として重宝される「tri cafe(トリカフェ)」。オープンから20年近く経つ今も訪れる人が絶えない人気のカフェは、ご主人の作るオリジナルソースの食事メニューと奥さんが手がけるスイーツ&ドリンクが秀逸なバランスを保っていました。お出かけついでにふらりと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

tri cafe(トリカフェ)

所在地
香川県高松市兵庫町1-3-2階
電話番号
087-823-8884
営業時間
平日/11:00〜19:00(L.O.18:00)
土・日曜、祝日/11:00〜18:00(L.O.17:00)
※平日が祝日と重なる場合は営業日の変更あり、詳細はInstagramを

【三豊】「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」ボリューミーな定食が人気のおしゃれ食堂

・おしゃれな食堂「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」

JR詫間駅から西へ車で約6分の場所に店を構える「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」。ウォーキング中のご近所さんや、“日本のウユニ塩湖”ともいわれる三豊市の観光スポット・父母ヶ浜(ちちぶがはま)に訪れた観光客も立ち寄る、老若男女問わず人気のお店です。
もともと自分のお店を持ちたかったというオーナーが夢を叶え、2023年12月15日にオープンしました。

大きな窓からたっぷりの光が差し込む店内は、シンプルでスタイリッシュな空間。カフェのような雰囲気ですが、あくまでも家庭料理を提供する食堂が同店のコンセプト。気軽に立ち寄れるようにと、リーズナブルな料金設定もうれしいポイントです。
テーブルやイスは移動可能で自由度が高く、前もって連絡すると大人数も対応可能。席同士の間もゆったりとした配置なので、ベビーカーや車いすの来店もウェルカムですよ♪

店名はオーナーのトレードマークであるあごひげが由来なんだそう。“goatee”には“やぎひげ”の意味もあることから、オーナーの妹さんがデザインしたかわいいヤギのイラストがコースターやお箸の袋に描かれています。いろんなバリエーションのイラストがあるので、ぜひチェックしてみて。

・ランチはボリューム満点の定食で決まり♪

『チキン南蛮&鶏から定食』900円
※10:00~14:00

チキン南蛮と鶏のから揚げが一度に楽しめる欲張り定食は、フレッシュサラダ、ポテトサラダ、ナポリタン、日替わりの小鉢、みそ汁がセットになった人気メニュー。チキン南蛮はひと口頬ばるとしっかり染み込んだ甘酢だれがジュワッと口の中に広がります。タマネギの風味を感じるたっぷりのタルタルソースとも相性抜群♪鶏のから揚げは衣はサクサク、中はジューシー。しょうゆの下味がしっかり効いていて、ご飯が進む一品です。ご飯は多め、少なめが選べて、なんとおかわりもOK!プラス100円でコーヒー・紅茶のセットも楽しめますよ。

『ミルフィーユとんかつ定食』1,000円
※10:00~14:00

豚ロース肉をミルフィーユ状に丁寧に重ね、チーズを包んで揚げたミルフィーユとんかつの定食。豚派の人は、ほかにも『豚のしょうが焼き定食』(900円)や『梅しそロール豚かつ定食』(1,000円)がありますよ。

断面のとろけたチーズが食欲をそそり、歯切れのよいサクッとした食感とジューシーな味わいにお箸が止まらなくなること請け合いです。揚げたてアツアツのうちに召し上がれ♪
家庭で使うような、身近で手に入る地元産の食材を使うのもこだわりの一つ。ほっとする家庭の味をじんわりと味わって。

・自家製スイーツで至福のひとときを

『いちごパフェ』1,300円 ※期間限定(5月初旬まで)

地元の農家から直接仕入れたイチゴをふんだんに使った贅沢パフェ。下からイチゴムース、イチゴソース、イチゴ、バニラアイス、生クリーム、クランブル、自家製チーズケーキがグラスにイン。上のトッピングはイチゴアイス、イチゴ、ココアクッキー、巻きチョコ、ヤギクッキーと盛りだくさんのパフェ。ひと口食べるたびに違った味に出合えますよ♪

パフェの山頂にちょこんとのったキュートなヤギの形をしたクッキーは、焼く途中に破損してしまうこともあるほど繊細な形。ヤギクッキーがない場合はパフェもお休みなので、見かけた時はチャンスを逃さないことはもちろん、カメラを構えることもお忘れなく♪

『チーズケーキ』450円

バスクチーズケーキ、ベイクドチーズケーキの2種類それぞれに、プレーン、抹茶、チョコレート、紅茶、季節のフルーツのフレーバーがあり、その中からどれか一つが提供されるチーズケーキ。取材日はバスクチーズケーキのプレーンで、チーズの味をしっかり感じる本格派。クリーミーで濃厚な味わいに、食べ終わった後も幸せの余韻が残ります。豊富なラインアップの中からどれが提供されるかは行ってみてのお楽しみ。

・充実のドリンクメニュー

左から『アイスコーヒー』『瀬戸内レモン レモンソーダ』『カフェオレ』『抹茶オレ』各500円

ランチやスイーツと一緒に飲みたいドリンクも充実のラインアップ。『瀬戸内レモン レモンソーダ』は、爽やかでフルーティーな味わい。輪切りのレモンもおしゃれで気分が上がります♪『抹茶オレ』は、オーダーが入ると一つひとつ茶筅(ちゃせん)で抹茶を点(た)てて作ります。しっかりと抹茶の苦味を感じるまろやかな味わいがクセになる一杯。『アイスコーヒー』『カフェオレ』は香り高く、食後にぴったりですよ。

・ギフトにおすすめ◎自家製焼き菓子

『お菓子詰め合わせ』焼き菓子料金+ラッピング代 300円

店頭に並ぶ焼き菓子は『ビスコッティ』(200円)、『パウンドケーキ』(230円)、『絞りだしクッキー』(200円)、『焼きメレンゲ』(120円)で、すべて手作り。

好きな焼き菓子を4種類~6種類詰め合わせて、ギフトや手土産にしてはいかが?もちろん単品でも購入できるので、自分用のおやつとしてもどうぞ。

スタイリッシュな雰囲気ながらどこかほっとする「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」。子育て中のママや習い事帰りのお年寄りなど、幅広い世代から愛される同店は、周りに気兼ねなく利用でき、お腹も心も満たされますよ。前もって連絡するとパフェとアイス以外はテイクアウトもOKなので、利用してみては。

■詳細情報

■DATA

GOOD Goatee(グッドゴーティー)

所在地
香川県三豊市詫間町詫間6822-6 M’sビル1階
電話番号
090-8137-5010
営業時間
10:00~17:00

【高松】「タベルタノシミやま田」の発酵ランチやスイーツで、腸活デビューしませんか♪

・「タベルタノシミやま田」は小道の中に佇む隠れ家

“発酵・腸活”をテーマにスイーツや惣菜、酢など体に優しい商品を提供している「タベルタノシミやま田」。ことでん太田駅から徒歩1分と駅近ですが、路地の中に現れる隠れ家的お店なので、通り過ぎないようにご用心♪
県道147号線から入る場合は写真館を過ぎた一つ目の角を右に入ると駐車場が。店舗は駐車場の看板裏の小道を北に入ると、小さな看板が見えてきます。

内装や商品棚、テーブルに至るまですべてDIYという店舗は、倉庫だった建物を店主の山田さん一家総出で改築したそう。白塗りの壁にウッド調の家具や棚が、手作りの温かみを醸し出しています。店内奥のテーブルではイートインもOK。

・発酵を“食べる”だけじゃなく“楽しむ”ラインアップ

もともとはリラクゼーションサロンを運営していた店主の山田さん。20年前に趣味で始めたみそづくりから“発酵”の世界にハマり、配合や材料を変えながら何度も試作を重ね、長年かけて納得のいくオリジナルのみそを完成させました。材料は大豆、長崎県の天然塩、山形県の麹(こうじ)とシンプルですが、サロンの一角で販売していたところ口コミで人気商品に。2023年11月に、腸活や発酵をコンセプトにした同店をオープンしました。

開店のきっかけにもなったみそは、なんと現在予約で1年待ち!“幻(まぼろし)”ともいわれてしまうほど人気になったことから、残念ながら店頭には並んでいませんが、予約受け付けについてはSNSで都度お知らせしているのでチャンスをお見逃しなく。

左から『タマネギ麹』『しょうゆ麹』『しお麹』『トマト麹』『ガーリック麹』各486円
※『しお麹』のみ432円

みそ以外の商品にも注目を。季節によって食材が変わるピクルスやキムチ、マスタード、りんご酢や一味唐辛子、ジンジャーシロップなども販売しています。
中でも人気の麹(こうじ)シリーズは全5種。いずれもタマネギやニンニク、トマトといった素材そのものの水分と塩、麹のみとシンプルで、店内の惣菜や弁当にも使われています。
普段の料理にも取り入れやすく、ベーシックな『しお麹』は普段の塩の代替品に。トマトの風味がふんわり香る『トマト麹』は殻を剥(む)いたゆで卵を半日から1日ほど漬けて洗い流せば、優しい塩味の味付きゆで卵に変身。調理方法などに悩んだら聞いてみて♪

『まろやかりんごのビネガー』518円

酢特有のクセが控えめでまろやかな風味のリンゴ酢は、青森県産の「サンふじ」を発酵。腸内環境が気になる人におすすめです。水割りや牛乳割り、豆乳割り、調味料などと使いやすい中でも、山田さんのおすすめは炭酸水で割るリンゴ酢サワー。りんご本来の甘みを生かしているので、炭酸が飲みたくなる季節にもゴクゴク飲めますよ。

・月に2回のみ販売の腸活ベジ弁当とサラダは必食!

『腸活ベジ弁当』1,026円

本業のサロンが定休日の月1、2回だけしか登場しないという『腸活ベジ弁当』も要チェック。白米含め20種もの穀物が入った二十穀米から始まり、取材時はタケノコと春キャベツの春巻き、鰆の塩麹焼き、キクイモのピクルス、ニンジンと自家製粒マスタードのラペなど春の味覚が散りばめられ、食べられる花、エディブルフラワーが彩りを添えます。
麹や自家製酢が使われた優しい味わいのおかずが盛りだくさんなので、いくら食べ進めても飽きません。

弁当をはじめとするフード類に使われている食材は、山田さんの実家があるさぬき市で、自家栽培された無農薬の野菜を使用しているのも特徴。自然豊かな山中の畑では、タケノコやシイタケ、ジャガイモ、ニンジン、聖護院大根、キャベツ、菜花、キクイモ、唐辛子、ローリエやミント、バジル、粒マスタードの元となるからし菜などが取れることから、その時旬の野菜を使うようにしているそう。季節によってメニューが変わるのでお楽しみに。

『腸活じゃがそぼろ丼』842円

ガッツリ派の人にはこちらがおすすめ。深めの容器にずっしりと重量感のある丼メニューで、麦入りご飯にジャガイモと牛・豚・鶏の3種の合いびき肉の甘辛炒めと、ひよこ豆・金時豆・白インゲン豆の3種のビーンズ、目玉焼きがオン。最初はそのままかきこんで、味変で目玉焼きを崩したり、別添えのタルタルソースを絡めたりするとまろやかな味わいに。
ひそかな人気のタルタルソースはキクイモ、パプリカ、ニンジン、キュウリ、タマネギ、聖護院大根を刻み、しょうゆ麹とみそでコクをプラス。野菜たっぷりで卵も油も使用していない“マヨ風”、なので罪悪感ゼロで思う存分かけていただいて♪

カラフルな野菜のピクルスはまろやかで、野菜のシャキシャキ感とさっぱりとした後味がお口直しにピッタリ。

『春キャベツと新タマネギの春巻き』734円

弁当のメインにもなっているおかずは、単品の惣菜としても購入可能。食卓に1品増やしたいという人や、おかずだけ食べたいという人にもうれしいですね。なくなり次第終了なのでお早めに。

『腸活サラダ001 トマトとタマネギの塩麹マリネ』388円

腸活サラダは現在20種ものラインアップ。季節によって内容が変わり、すべてナンバリングされていて、“001”のナンバーが振られた『トマトとタマネギの塩麹マリネ』は、同店で初めて発売された記念すべき第1号のサラダ。みずみずしいトマトと新玉ネギに塩麹を使ったまろやかな風味で野菜本来の甘みを感じることができます。

そのほか『002 チキンと野菜のレモンジュレ』『013 ごろごろ野菜のタルタルサラダ』『016  切り干し大根のサラダ(エスニック風)』など豊富なバリエーションで、ドレッシングいらず。
予約販売になる場合もあるため、詳細は公式Instagramでチェックを。
➡︎公式Instagramはこちら

・ギルトフリーな発酵スイーツはいかが?

『米麹ブラウニー』ナッツ・388円、ドライフルーツ・410円、ナッツ&クランベリー・421円

スイーツはすべてご主人が製造担当。一から奥さんに教わり、一つひとつ丁寧に作り上げています。
カカオマスに少しのきび砂糖と甘酒でほのかに甘さを出したブラウニーは、甘いものが苦手な人にもおすすめ。常温のほか冷凍のブラウニーも販売していて、自宅のトースターで様子を見ながら温めれば、まるで焼きたてのような状態で味わうことができます。

クルミ、ピスタチオ、ピーカンナッツ、マカダミアナッツそれぞれの食感が楽しい「ナッツ」や、ベリーや柿などが入った「ドライフルーツ」などのほかに、バレンタインシーズンには持ち手のついた「ロリポップ」なども登場したそう。

『米麹クラッシュブラウニー』486円

先ほどのブラウニーにクーベルチュールチョコレートをコーティングした『米麹クラッシュブラウニー』は、そのままはもちろん、一度冷凍してから食べてほしい一品。


少しだけ自然解凍して口に放り込むと、パリッとした外側のチョコレートと、しっとりとしたブラウニーがクセになる食感。こちらも甘さ控えめなので、つい食べる手が止まらないかも。店頭には冷凍したものも販売しているのでぜひお試しあれ。

『米麹甘酒クッキー』430円〜

みそに引き続き“幻”といわれている『米麹クッキー』は予約必須の商品。米の甘みを生かすため砂糖は極力控え、甘味料代わりに甘酒が入っています。ホロホロ、サクサクで小さな子どもやお年寄り、ダイエット中の人から人気のおやつです。
現在予約分は5〜6週間待ち!不定期で焼きたてクッキーの日も実施されるので、こちらも公式Instagramを要チェックです。

夫婦二人三脚で営む「タベルタノシミやま田」。発酵食品をおいしく楽しんでもらいたいと手間暇かけた商品と、ほんわかとした空気感が漂う山田さん夫妻の人柄に惹(ひ)かれ、食に関心のある人や小さな子どもがいるママ、働き盛りの人やお年寄りまで、多くのファンが訪れます。

旬の新鮮な食材にこだわるからこそ、四季とともに移り変わるラインアップはいつ来てもワクワク。ランチやデザートのほか、日々の食事にプラスできるアイテムを見つけて。

■詳細情報

■DATA

タベルタノシミやま田

所在地
香川県高松市太田上町749-3
電話番号
087-887-4821
営業時間
10:00〜20:00

【高松】「ごはんとおやつの店 とんとん」のキュートなクッキーは必見♪手作りランチとスイーツも満足度大

「ごはんとおやつの店 とんとん」

高松市香川町にあるカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」は、ことでん一宮駅から徒歩で約15分、行寺池の土手沿いにあります。県道172号線からアクセスする時は、二本坊バス停がある十字路で看板を見つけたら西へ。

向かって右側の店舗はドッグサロン「マシュリ」で、駐車場は共用になっています。駐車スペースが限られているので、グループで利用する時は乗り合わせての来店に協力を。

店主の希望やイメージが盛り込まれたシャビーシックな味のある内装デザインやインテリアは、香川県内のオシャレカフェを数多く手がける「dragon factory(ドラゴンファクトリー)」によるもの。どこか懐かしく郷愁を誘う雰囲気で、つい長居してしまいそう。

列車のボックス席を彷彿(ほうふつ)とさせる壁際の2人席にはミラーが取り付けられていて、圧迫感を極力抑えているのもさりげない技ありポイント。

どの席に座っても、それぞれ異なる居心地の良さがあります。入り口近くのソファ席は落ち着いた空間でグループ利用にぴったり。

長年、高松市内で飲食店を営んでいたオーナー夫妻。自宅の敷地を建て替えた現在の店舗は2014年にオープン。店名の“とんとん”は、まな板の上で食材を切る音から取ったそうで、調理人ならではの聞きなじみのある音が屋号となっています。

ランチはどれもボリューミーで大満足!

『日替わりランチプレート』1,300円

終日オーダー可能なランチはすべてサラダ、ドリンク、ミニスイーツ付きでどれもボリューミー。人気の『日替わりランチプレート』は、当日のメイン2種類、副菜が約5種類、サラダがワンプレートになっていて、みそ汁とご飯が付きます。ひき肉から手作りする麻婆豆腐とペンネグラタンは、固定ファンもいるレギュラー品。甘みがあって野菜を引き立てるドレッシングも自家製です。

当日のメイン2種類は店頭の黒板をチェック。取材日は、ぷりぷり食感が食べ応えばっちりな“鶏もものハチミツマスタード焼き”と、衣がサクッと中はふっくらな“桜鯛のフライ”でした。レモンの酸味がしっかり効いた手作りのタルタルソースでさっぱりいただけます。過去には、ハンバーグやエビフライ、手羽元の唐揚げなどが登場。

取材日のミニデザートはコーヒーゼリー。ランチの小鉢だけでなく、デザートも含めてちょっとずついろいろ楽しめるのがうれしいですね。

『うめジュース』

どのランチにも付くドリンクは、コーヒー、紅茶、うめジュースから選べます。この中で一際目を引く『うめジュース』は、毎年約130kg分を店主自ら仕込む、梅の甘露煮を使っています。ぜひ果肉も味わって。

『焼きカレーランチ』1,200円

ミニフライパンで熱々のまま提供される『焼きカレーランチ』は、白米の上に奥さまお手製のカレーとチーズがたっぷり。フレッシュトマトがアクセントになって、すっきりしつつ、うま味もバッチリ。

カレーは、ゴロゴロっと食べ応えあるチキンとスパイシーな味わいが食欲をそそります。ほのかに感じられる甘みは、自家製の完熟梅ジャムによる隠し味。

『パスタランチ(もちもちたらこ)』1,300円

取材日の『パスタランチ』は“たらこ”と“もちもちたらこ”の2種類から選べました。どちらもベースは同じで、揚げ餅のトッピングがあるかないかの違いです。奥さまは、餅にタラコと醤油(しょうゆ)を合わせるのが大好きだそうで、それをパスタで表現したのがこちら。以前のお店「トマト」で長年人気だったメニューが引き続き味わえますよ。

トッピングの揚げ餅の食感が良く、バゲットも付いているのでお腹いっぱいに!パスタは過去に、ペペロンチーノやゆずたらこ、冷製トマトなども登場したそう。

スイーツも満足度の高い仕上がり

『おひとりさまシフォンケーキ』650円、『コーヒー』450円

シンプルながらもインパクト大なビジュアルにノックアウトされちゃう『おひとりさまシフォンケーキ』は、インスタ映えするとっておきスイーツ。ホールの形でまるまる独り占めできるなんて、とっても贅沢感がありますね♪センターに鎮座する“とんとんクッキー”は何というかわいらしさでしょう。

ふわふわしつつ密度が高めなシフォン生地の甘さと、自家製の塩バターキャラメルソースの香ばしさ、アーモンドスライスやクルミの風味が絶妙なバランス。ふわふわシフォンなのでペロリと完食できますが、シェアしてもOK。ボリュームといい、ビジュアルといい、控えめに言って“コスパ抜群”です!

『クレープ(チョコレートソース)』950円

自家製塩バターキャラメルソースかチョコレートソースを選べるクレープは、ガレット風の盛り付けで提供されるのが特徴。オーダーが入ってからクレープ生地を焼き上げるので、できたてのおいしさを味わえます。

旬の生フルーツをふんだんに使用していて、見た目も味も満足度の高い一品。しっかり食べ応えのあるクレープ生地にチョコアイスがよく合います。今までに柿やイチジクなども使われたそう。季節のフルーツもお楽しみあれ。

14:00からラストまでの間は、リードを付けて膝の上で抱いていればテラス席で愛犬とカフェ利用OK。犬用のクッキーやケーキといったおやつも販売されています。カボチャやジャガイモなど、体に優しい素材を使い、手間暇かけた手作り品も。犬用ケーキは2週間前までに電話で予約を。

オーナー夫妻の娘さんが経営するペットトリミングサロン「マシュリ」も併設しています。かわいいペットグッズの販売もあるので気になる人はのぞいてみて。

郊外でのんびり落ち着ける癒やしカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」。オシャレで魅力的な空間で、手作りランチとスイーツを味わう大満足の時間を。

■詳細情報

■DATA

ごはんとおやつの店 とんとん

所在地
香川県高松市香川町大野2381-7
電話番号
087-885-3451
営業時間
平日/11:00〜15:30(L.O.15:00)
土・日曜、祝日/11:00〜16:00(L.O.15:30)
1グループ1台での乗り合わせに協力を
予約は11:30までに入店可能な場合のみ電話で受け付け