三豊市

【三豊】「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」ボリューミーな定食が人気のおしゃれ食堂

・おしゃれな食堂「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」

JR詫間駅から西へ車で約6分の場所に店を構える「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」。ウォーキング中のご近所さんや、“日本のウユニ塩湖”ともいわれる三豊市の観光スポット・父母ヶ浜(ちちぶがはま)に訪れた観光客も立ち寄る、老若男女問わず人気のお店です。
もともと自分のお店を持ちたかったというオーナーが夢を叶え、2023年12月15日にオープンしました。

大きな窓からたっぷりの光が差し込む店内は、シンプルでスタイリッシュな空間。カフェのような雰囲気ですが、あくまでも家庭料理を提供する食堂が同店のコンセプト。気軽に立ち寄れるようにと、リーズナブルな料金設定もうれしいポイントです。
テーブルやイスは移動可能で自由度が高く、前もって連絡すると大人数も対応可能。席同士の間もゆったりとした配置なので、ベビーカーや車いすの来店もウェルカムですよ♪

店名はオーナーのトレードマークであるあごひげが由来なんだそう。“goatee”には“やぎひげ”の意味もあることから、オーナーの妹さんがデザインしたかわいいヤギのイラストがコースターやお箸の袋に描かれています。いろんなバリエーションのイラストがあるので、ぜひチェックしてみて。

・ランチはボリューム満点の定食で決まり♪

『チキン南蛮&鶏から定食』900円
※10:00~14:00

チキン南蛮と鶏のから揚げが一度に楽しめる欲張り定食は、フレッシュサラダ、ポテトサラダ、ナポリタン、日替わりの小鉢、みそ汁がセットになった人気メニュー。チキン南蛮はひと口頬ばるとしっかり染み込んだ甘酢だれがジュワッと口の中に広がります。タマネギの風味を感じるたっぷりのタルタルソースとも相性抜群♪鶏のから揚げは衣はサクサク、中はジューシー。しょうゆの下味がしっかり効いていて、ご飯が進む一品です。ご飯は多め、少なめが選べて、なんとおかわりもOK!プラス100円でコーヒー・紅茶のセットも楽しめますよ。

『ミルフィーユとんかつ定食』1,000円
※10:00~14:00

豚ロース肉をミルフィーユ状に丁寧に重ね、チーズを包んで揚げたミルフィーユとんかつの定食。豚派の人は、ほかにも『豚のしょうが焼き定食』(900円)や『梅しそロール豚かつ定食』(1,000円)がありますよ。

断面のとろけたチーズが食欲をそそり、歯切れのよいサクッとした食感とジューシーな味わいにお箸が止まらなくなること請け合いです。揚げたてアツアツのうちに召し上がれ♪
家庭で使うような、身近で手に入る地元産の食材を使うのもこだわりの一つ。ほっとする家庭の味をじんわりと味わって。

・自家製スイーツで至福のひとときを

『いちごパフェ』1,300円 ※期間限定(5月初旬まで)

地元の農家から直接仕入れたイチゴをふんだんに使った贅沢パフェ。下からイチゴムース、イチゴソース、イチゴ、バニラアイス、生クリーム、クランブル、自家製チーズケーキがグラスにイン。上のトッピングはイチゴアイス、イチゴ、ココアクッキー、巻きチョコ、ヤギクッキーと盛りだくさんのパフェ。ひと口食べるたびに違った味に出合えますよ♪

パフェの山頂にちょこんとのったキュートなヤギの形をしたクッキーは、焼く途中に破損してしまうこともあるほど繊細な形。ヤギクッキーがない場合はパフェもお休みなので、見かけた時はチャンスを逃さないことはもちろん、カメラを構えることもお忘れなく♪

『チーズケーキ』450円

バスクチーズケーキ、ベイクドチーズケーキの2種類それぞれに、プレーン、抹茶、チョコレート、紅茶、季節のフルーツのフレーバーがあり、その中からどれか一つが提供されるチーズケーキ。取材日はバスクチーズケーキのプレーンで、チーズの味をしっかり感じる本格派。クリーミーで濃厚な味わいに、食べ終わった後も幸せの余韻が残ります。豊富なラインアップの中からどれが提供されるかは行ってみてのお楽しみ。

・充実のドリンクメニュー

左から『アイスコーヒー』『瀬戸内レモン レモンソーダ』『カフェオレ』『抹茶オレ』各500円

ランチやスイーツと一緒に飲みたいドリンクも充実のラインアップ。『瀬戸内レモン レモンソーダ』は、爽やかでフルーティーな味わい。輪切りのレモンもおしゃれで気分が上がります♪『抹茶オレ』は、オーダーが入ると一つひとつ茶筅(ちゃせん)で抹茶を点(た)てて作ります。しっかりと抹茶の苦味を感じるまろやかな味わいがクセになる一杯。『アイスコーヒー』『カフェオレ』は香り高く、食後にぴったりですよ。

・ギフトにおすすめ◎自家製焼き菓子

『お菓子詰め合わせ』焼き菓子料金+ラッピング代 300円

店頭に並ぶ焼き菓子は『ビスコッティ』(200円)、『パウンドケーキ』(230円)、『絞りだしクッキー』(200円)、『焼きメレンゲ』(120円)で、すべて手作り。

好きな焼き菓子を4種類~6種類詰め合わせて、ギフトや手土産にしてはいかが?もちろん単品でも購入できるので、自分用のおやつとしてもどうぞ。

スタイリッシュな雰囲気ながらどこかほっとする「GOOD Goatee(グッドゴーティー)」。子育て中のママや習い事帰りのお年寄りなど、幅広い世代から愛される同店は、周りに気兼ねなく利用でき、お腹も心も満たされますよ。前もって連絡するとパフェとアイス以外はテイクアウトもOKなので、利用してみては。

■詳細情報

■DATA

GOOD Goatee(グッドゴーティー)

所在地
香川県三豊市詫間町詫間6822-6 M’sビル1階
電話番号
090-8137-5010
営業時間
10:00~17:00

【三豊】フラワーパーク浦島で「マーガレット開花シーズン」到来!青と白の絶景をお楽しみに

広大な農地に季節の花が咲く海辺の花畑「フラワーパーク浦島」。4月26日(金)~5月15日(水)は1年の中でも格別に美しい「マーガレットの開花シーズン」です。駐車場に限りがあるため、期間中に車で訪れる人はオンラインでの予約が必要です。※バイクや徒歩の人は予約不要

1ヘクタールもの広さをマーガレットの「ホワイト」が一面に埋め尽くし、空と海の「ブルー」とコントラストを描く光景は圧巻。この時季ならではの自然のパワーを全身に浴びて、エネルギーチャージできそうですね!

駐車代には「マーガレットの花摘み体験」が含まれているほか、生花を思い思いにスポンジへ刺していく「フラワーボール作り」も行えます(有料)。水を吸わせたスポンジを使用するので花が長持ちしますよ♪
※駐車場を利用しない場合の花摘み体験のみの料金は300円

カメラに収めたくなるほどの絶景と花の香りを堪能しにぜひ訪れてみては。
➡︎「フラワーパーク浦島公式サイト」はこちら

【三豊】ショコラトリー「RACATI(ラカティ)」知る人ぞ知るBean to Bar専門店

・「RACATI(ラカティ)」

JR詫間駅から徒歩約10分、三豊鳥坂ICより車で15分のところにあるショコラトリー「RACATI(ラカティ)」。世界各国からカカオ豆を選別し、焙煎、製造まで全工程を一貫して行う「Bean to Bar」の専門店です。

「RACATI」を逆さから読むと「TICARA(チカラ)」。「食べる人の“力”をサポートできるようなチョコレートを作りたい」との思いで、カカオポリフェノールをはじめ、栄養素が豊富なカカオを使ったチョコレートづくりに取り組んでいます。

障害者雇用にも力を入れていて、裏方の作業スタッフとして活躍。一人ひとりの“力”や思いが重なり、パワーの詰まったチョコレートが、日々のもうひと踏ん張りしたいときに背中を押してくれます。

チョコレートや焼き菓子、生菓子の購入・持ち帰りはもちろん、カフェ利用もOK。テイクアウトもイートインも、入り口入ってすぐの注文カウンターでオーダーするスタイルです。

右隣は工房が併設されていて、作り手の顔が見えるのもうれしいポイント。

親会社でもある建設会社が手がけた店内は、木材のインテリアがナチュラルな雰囲気を醸し出すリラックス空間が広がっています。各席がゆとりを持って配置されているので、周りを気にせずのんびり過ごせそう。

のどかな町の風景を望む窓際の席はおひとりさまに人気。忙しい日々の合間にチョコレートをつまんで、手軽にパワーチャージをするのもいいですが、たまには自分の体調や気分に寄り添ってゆっくりカフェタイムを過ごすのもいいリフレッシュになりそうですね。

・世界各地の厳選カカオ×香川名産・和三盆

同店のチョコレートは、世界中から集めた各産地の個性を楽しんでほしいと、単一産地のカカオ豆のみで作る「シングルオリジン」にこだわっています。カカオ豆本来の力を最大限に引き出せるよう、産地ごとの香りや風味を生かして原材料はシンプルに。甘味に香川名産の和三盆を使うのもこだわりです。和三盆は甘みの輪郭がしっかりしているので、カカオの風味に負けず、コクを引き出してくれるのだそう。

スタイリッシュなパッケージで思わず手に取りたくなるタブレット(板チョコ)は、常時8〜9種をスタンバイ。それぞれの産地や味わいの特徴が表示されていて、試食しながら自分好みの一枚を見つけることができます。チョコレートを知り尽くしたクラフトマンがいるので、どれにするか迷ったら声をかけてみて。

『the BAR Setouchi Lemon』2,500円

カカオ含有率が70%以上のハイカカオチョコレートを多数スタンバイ。抗酸化作用のあるポリフェノールをたっぷり含んだハイカカオは、美容や健康に関心のある人に注目されています。1日25g程度(4〜5ブロック)を目安に、毎日少しずつ食べるのがおすすめとのこと。自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうですね。

タブレットの中で観光客に人気なのが『the BAR Setouchi Lemon』。苦味と酸味のバランスが良いコロンビア産カカオをベースに、三豊市仁尾町で作られたノンワックスの瀬戸内レモンを贅沢に使用しています。

完熟した瀬戸内レモンはえぐみが少なく、まろやかな酸味が特徴。チョコが口の中で溶けた頃に、爽やかなレモンの風味がふわっと香ります。心地よいレモンの余韻をじっくり味わって。

・“一度食べれば虜(とりこ)になる”専門店が作るカカオスイーツ

『ミニ・テリーヌ』450円、『the TERRINE』3,780円

スタッフのイチオシスイーツはテリーヌ。ベリーズ産カカオのチョコレートと和三盆、生クリームを使ったリッチな味わいが自慢です。

見た目は濃厚そのものですが、ベリーズ産のカカオは酸味があり、しつこくない甘さなのでパクパクスプーンが進みます。お酒との相性も抜群。「大切な人へのギフトは、これをあげたら間違いない」とリピートするお客さんも多いそう。

『キャラメルパウンド』500円

『キャラメルパウンド』はイートインでいただくのがおすすめ。程よく温めたパウンドケーキに、アイスクリームをトッピングして提供してもらえます。

香ばしいキャラメルが香るパウンドケーキはしっとりほろほろの口当たり。生地の中から溶け出したキャラメルソースが、生地とアイスと三位一体となって絶妙なマリアージュを奏でます。アイスの上に振りかけられたシナモンが、ちょっぴり大人なカフェスイーツに仕上げています。

自宅で楽しむ際は、電子レンジ500Wで30秒程度温めるとGOOD。アイスと紅茶を添えて、贅沢なおうち時間を満喫してみては?

・気軽に試せるチョコレートドリンクやソフトクリームも

『Hot Chocolate(左からWhite、Black)』650円

一息つきたいときは、ホットチョコレート×マシュマロで癒やしのひとときを。ガーナとベリーズ産のカカオをブレンドしたチョコレートがベースになっています。

「White」はふわふわに泡立てたフォームミルクに細かく削ったチョコをオン。マシュマロをディップして、溶かしながら味わえば口福感でいっぱいに。「Black」は昔ながらのミルクチョコレートを思わせる濃厚な一杯です。ドリンクはテイクアウトもOK。

『チョコレートソフトクリーム』500円

これを目当てにたびたび立ち寄るファンが多数いるという人気の『チョコレートソフトクリーム』。ガーナカカオを100%使用しています。「チョコレートなのに後味が爽やか…!?」と、良い意味で期待を裏切られる一品。砂糖は一切使っていませんが、チョコレートとミルクが程よい甘みとコクを引き出しています。ドライブの合間の休憩に、お一ついかが?

・併設の「エブリワンズサンドイッチ」も要チェック!

ランチタイムにも気軽に立ち寄ってほしいと、店内にサンドイッチ専門店「エブリワンズサンドイッチ」を併設しています。地元の人気店「スピッツベーカリー」のパンと、産地直送の新鮮野菜を使用したサンドイッチは鮮度抜群!

『B・L・T・E』(2個)660円

一番人気は『B・L・T・E』。ベーコン、レタス、トマト、目玉焼きがサンドされた王道のサンドイッチです。パン生地には粒マスタードとケチャップが塗ってあり、レタスには下味が付いているので、どこを食べてもおいしくいただけます。程よく焼かれたパンがカリッと歯切れよく、野菜のシャキシャキ感も相まって、食べ応え抜群!

しっかりお腹を満たしてくれるサンドイッチから、食後のデザートにいただきたいチョコスイーツまでそろう「RACTI」。ちょっぴり元気が欲しいときや誰かを笑顔にしたいとき、カカオの力に頼ってみては?

■詳細情報

■DATA

RACATI(ラカティ)/エブリワンズサンドイッチ

所在地
香川県三豊市詫間町詫間6781-1
電話番号
0875-83-6652
営業時間
10:00〜18:00

【三豊】ほっこりするごはん屋「むく食堂」栄養満点の週替わりランチや自家製スイーツが自慢♪

・家庭的なぬくもりに癒やされる「むく食堂」

三豊市豊中町にある、衣・食・住がテーマの複合施設「暮らしの森」。敷地内には、工務店やカフェ、料理教室など、それぞれ独立した4店舗が並んでいます。場所は、JR予讃線本山駅から徒歩10分ほどと好アクセス。近所に住む人はもちろん、遠方から訪れる人も珍しくありません。

この敷地内に店を構える「むく食堂」は、調理の学校に通っていた吉田さんと製菓学校に通っていた林さんのご縁がつながりオープン。10年ほど前に移動式食堂がスタートし、念願かなって2019年にお店を開きました。吉田さんの父が営む農園の野菜を中心に、地元の食材を使った料理や、林さんが考案する自家製のスイーツが自慢です。

敷地内の工務店「金丸工務店の家づくり」が施工や内装を手がけたという同店。お店の中に入ると、木のぬくもりあふれるアットホームな空間が広がっています。高い天井は開放感のある空間を演出。ナチュラルな雰囲気が訪れる人をリラックスモードにさせてくれます。入り口付近には、地元・三豊市出身のデザイナー・磯野藍さんのブランド「Yokke Pokke(ヨッケポッケ)」の絵画がかけられています。

・手間暇かけた栄養満点の週替わりのランチ

『ほぼ週替わりごはん』1,500円

地元の人はもちろん、遠方からもリピーターが訪れるという話題のメニューは、ほぼ週替わりのランチ。約1週間ごとにメイン料理や小鉢のラインアップが替わります。ご飯もののメニューは、吉田さん含むごはん係のスタッフがメニューを考案。一つひとつの品目は、訪れる人の体や栄養面に配慮してすべて手作り。インスタントや添加物などを極力使わず、地元産の季節の食材や、自家農園の野菜などを取り入れています。

取材日の『ほぼ週替わりごはん』のメインは、『鶏もも肉の唐揚げ油淋鶏ソース』。パリッとジューシーな揚げたての唐揚げに、甘辛いソースが相性抜群。ソースは甘さと辛さの割合を考えながら、ショウガと長ネギをたっぷり入れて一から手作りしたそう。

小鉢には、自家農園の野菜をハニーマスタードで味付けした野菜の揚げ浸し、きんぴらレンコンをマヨネーズで和えたサラダ、卵料理がずらり。サラダのドレッシングは、すりおろしのタマネギやニンジンを使って、和風仕立てになっています。料理一つひとつに対する細やかな手間に、身も心もほっこり♪

『ほぼ週替わりカレー(秋野菜のカレー)』1,300円

移動式食堂の頃から人気のスパイスカレー。エスニックなクミンライスに、コリアンダーやターメリックなど、6種類の香辛料を混ぜたルーをたっぷりかけています。香り豊かなスパイスカレーですが、幅広い世代に楽しんでもらえるよう、パウダースパイスを使っているそう。食べ進めながら味を調節できるよう、タルタルソースも添えられています。スパイス通の人にはぜひ味わってほしい一品です。

ランチはテイクアウトもOK。ドリンクやスイーツをセットで注文するとお得になるので、食後の口直しに頼んでみて。

※テイクアウトの受け付けは9:00〜、お渡しは11:00〜16:00。

・ドリンク付き!5食限定の贅沢モーニング

『モッツァレラ焼き』お好きなドリンク+600円
※提供時間は9:00〜11:00

平日のみ用意されるモーニングは、『モッツァレラ焼き』『ホットサンド』(お好きなドリンク+600円)『スコーン』(お好きなドリンク+550円)の3種類がスタンバイ。すべてにサラダとヨーグルトが付いています。各メニュー5食限定なので、予約するのがおすすめ。

『モッツァレラ焼き』は、看板スイーツの『むくレーヌ』(1個350円)にモッツァレラチーズをたっぷりのせたパンケーキのようなメニューです。ケシの実とハチミツを使ったマドレーヌのような味わいの『むくレーヌ』が、とろっとモチモチ食感のチーズをかけて、甘じょっぱい仕上がりに。甘党の人はハチミツ、塩気を足したい人はブラックペッパーをお好みでかけて召し上がれ。

このほか、チーズとスクランブルエッグ、ベーコンが入った『ホットサンド』や、2種類のフレーバーから選べる『スコーン』も好評です。5食限定のモーニングにありつけた人は、お気に入りを選んで優雅なモーニングタイムを過ごして。

『むくレーヌ』は、テイクアウトやギフト用の販売もしています。家族や友人への手土産にいかが?

・自家製ドリンク&スイーツも魅力

左から『自家製レモネード』(HOT・ICE・ソーダ)550円、『本日のロールケーキ』460円

製菓学校に通っていたという林さん含むおやつ係が手がけるドリンク&スイーツにも注目。ドリンクを注文すると、ケーキプレートが100円オフになるので食後やカフェタイムに味わってみて。

『自家製レモネード』は、無農薬で育てられた瀬戸内産のレモンを使用しています。できあがりを透明感のある黄金色にするため、きび砂糖を使っているのがポイント。グラニュー糖やハチミツを使わずに濃厚な甘さに仕上がっているのが驚き!甘酸っぱいレモンの果肉ごと楽しめるように、8割以上はレモン尽くしです。こだわりの一杯で、瀬戸内の自然の恵みを感じてみては?

『本日のロールケーキ』は、季節に合わせたロールケーキが日替わりで登場します。取材日は、バナナ、オレンジ、キウイ、グレープフルーツを使ったフルーツロールケーキ。生地をしっとりふわふわにするため、小麦粉よりも卵黄を多めに使って高温で焼き上げています。付け合わせのヨーグルトで味変も楽しめますよ♪

『いちごのパフェ』1,100円 ※期間限定

期間限定で、季節ごとに提供される『季節のパフェ』も人気。12月からは『いちごパフェ』が登場します。契約しているイチゴ農家のイチゴをふんだんに使い、乙女心をくすぐるような見た目に仕上げています。トップのチョコブラウニーも一緒に頬ばって味わって。

健康と栄養に配慮した料理やスイーツが楽しめる「むく食堂」。地産地消にこだわり、手間暇をかけたメニューは、まさに“癒やしのごちそう”です。家庭的な味わいにファンになる人も多い同店に、足を踏み入れてみては?

■詳細情報

■DATA

むく食堂

所在地
香川県三豊市豊中町本山甲853-6 暮らしの森敷地内
電話番号
070-1226-1151
営業時間
モーニング/9:00〜11:00
ランチ/11:00〜14:30
カフェ/9:00〜 16:30(L.O.16:00)

【三豊】「パン屋kiboshi(キボシ)」自家製酵母で低温発酵した個性的なパンが集結!

・「パン屋kiboshi(キボシ)」

高松自動車道三豊鳥坂ICから車で約6分、JR予讃線みの駅から車で約3分のところに店を構える「パン屋kiboshi」。京都から移住してきたご夫婦が営む、テイクアウトのベーカリーです。厳選素材を使って手作りする自家製酵母パンが人気で、平日休日問わず、早朝から多くの人でにぎわっています。

もともとはうどん屋だった同店。当時物件探しをしていた店主夫妻が古民家を見た瞬間に、オープン後のイメージやインスピレーションが湧き、ここに決めたといいます。それからはお店をスケルトンにして、一から夫婦でリノベーション。パンだけでなくお店まで手づくりとは驚きです。

古民家ならではの趣深い引き戸を開くと、ほんのりと小麦やバターの香りが漂います。同店のパンはすべて国産小麦を使っていて、うどん用の小麦粉を取り扱っている卸売店からわざわざ仕入れているそう。個性豊かなパンを生み出すため、素材や配合、製法にもこだわり抜いています。

おいしいパンの秘訣は、店主夫妻の二人三脚。まずは、妻・絵里さんが、食べたいパンのアイデアや求める食感をデザインに起こします。次に、京都のベーカリーで修行を積んだ夫・仁さんがパンとして形にします。「販売しているパンは、すべて私が“食べたい、おいしい”と思ったパンを形にしているもので、お客さんの笑顔を想像しながら作っています」と絵里さん。ご夫婦の温かさも人気の秘密かもしれません。

・かわいらしいキノコ型のパンが人気!

左から『kiboshiパン』(プレーン)350円、(クランベリー)400円、(くるみ)450円

看板商品の『kiboshiパン』は、キノコのような佇まいがかわいらしく、手のひらサイズほどの大きさが特徴。じっくり低温発酵した自家製酵母と国産小麦、バターを使っているため、かめばかむほど奥行きのある風味を楽しめます。

素材そのままのおいしさを求める人は『プレーン』を、甘酸っぱい冒険をしてみたい人は『クランベリー』を味わってみて。香ばしさと食感を楽しみたい人は『くるみ』がおすすめです。

どれも家に持ち帰って、スライスして焼くのがkiboshi流!サクサクでもっちりとした生地に、食パンのイメージが変わるかも。

『kiboshiパン』は、月替わりで平日3種類、土曜と祝日は6種類が用意されています。季節のフレーバーも見逃さないで。

小さいキノコのようなかわいらしい見た目の『kinokoパンシリーズ』は、生地の中にクリームチーズを練り込み、ふんわりもっちりした生地が特徴です。季節によって内容が変わるので、好きなフレーバーが出たら早めの購入を忘れずに♪

最新情報は公式Instagramをチェックして。
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左から『秋kinokoさつまいも』『冬kinokoメープルホワイト』各320円

愛媛県産の有機サツマイモを炊いて丁寧につぶした餡(あん)をたっぷりパン生地で包んだ『秋kinokoさつまいも』。スイートポテトのような優しい甘さは大人も子どもも虜(とりこ)になること間違いなし!じっくりオーブンで焼いて半分にちぎってみると、ふんわりもっちり食感が実感できますよ。

『冬kinokoメープルホワイト』は、メープルシロップとホワイトチョコレートをぎっしり詰め込んだ一品。一口頬ばるだけで、シロップとチョコレートがしっとりした生地にじんわり溶け込んでいきます。フォンダンショコラのような濃厚な風味を楽しんで。

・食感に驚き!3日間寝かせた『クロワッサン』

『パン屋kiboshiのクロワッサン』270円

「パリっとした生地で、ずっしり食感のクロワッサンを食べたい」という絵里さんの要望により誕生した『パン屋kiboshiのクロワッサン』。自家製酵母で低温発酵し、バターを入れた生地を一つずつ伸ばし手折りで作られています。また、より独自のクロワッサンを生み出すために、全粒粉を使ってザクザク食感もアクセントになるよう工夫。3日間寝かせながら手折りした『クロワッサン』だからこそ、バターの風味も桁違いです。

子どもが食べやすいサイズにした『ミニクロワッサン』(190円)もスタンバイ。朝食やおやつタイムに家族みんなで味わって、ほっこり団らんのひとときを。

・季節替わりのパンにも注目♪

『シュトーレン(18cm)』 3,300円

クリスマスの季節は『シュトーレン』を販売しています。プレゼントされた人が喜ぶようにと、きれいにラッピングされた状態で、午前中には品薄になるほど人気。レーズンなどのドライフルーツとナッツをぎっしり練り込み、バターと砂糖で包んでいます。ほんのりラム酒が香り、爽やかな味わいになるよう、甘さ控えめに仕上げています。

実は同店の原点はシュトーレンにあるのだそう。仁さんが焼いたシュトーレンを近所の人にプレゼントしたところ、評判を生んだのがきっかけでパン屋をオープンすることを決意したといいます。クリスマスは「パン屋kiboshi」の第一号メニューでもある『シュトーレン』を味わいながら、聖なる夜を迎えませんか?

手間暇を惜しまず、お客さんに笑顔を届け続ける「パン屋kiboshi」。素材にこだわり、オリジナリティーにあふれた個性豊かなパンは、夫妻の遊び心や温かい真心がたっぷり詰まっています。毎朝の食卓、おやつタイムのお供に、癒やしのパンを並べてみては?

■詳細情報

■DATA

パン屋kiboshi(キボシ)

所在地
香川県三豊市三野町大見甲5659-1
電話番号
0875-23-6551
営業時間
9:00~17:00(なくなり次第終了)
※予約、取り置き可
※営業日や出店情報は公式Instagramで確認を

【三豊】「トランキーロタコス」板前がプロデュースするタコス専門店!日本人好みのアレンジに注目

・「トランキーロタコス 父母ヶ浜店」

観光客でにぎわう三豊市の絶景スポット「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」。ビーチから歩いてすぐのところに、2023年8月、「トランキーロタコス 父母ヶ浜店」がオープンしました。

同店は愛媛県四国中央市に1号店を構えるタコス専門店。この絶好のロケーションで店を開きたいという夢を抱えていたオーナー夫妻が約7年の時を経て、夢を実現しました。

芝の屋根に、石垣で囲まれた外観はリゾート感満載!まっさらな青空がよく似合います。

同店を経営しながら、日本料理店の板前としての顔も持つオーナー。かつて知り合いの誘いでメキシコのリゾート地・カンクンの和食店で働いた経験があり、当時毎日のようにタコスを食べていたことから、「メキシコ料理のおいしさを伝えたい」と日本でタコス専門店をオープンすることに。

現地では欠かせないスパイシーなソースの使用は控え、トルティーヤはトウモロコシ粉ではなく、小麦粉性のものを特注するなど、日本人好みにアレンジしたタコスを考案。タコライスやチリコンカンライスなど、メキシコにゆかりのあるフードメニューも取りそろえています。

ガラス張りの店内は陽光がたっぷり入り、広い天井も相まって、開放感抜群。黄色の壁に踊るビビッドな絵柄が、リゾート地に来たようなワクワク感を高めてくれます。この壁画はアーティスト・Kads MIIDA氏に手書きしてもらったんだそう。

さまざまな表情を魅せる観葉植物たちも、常夏気分の演出に欠かせません。料理の待ち時間に店内を見渡すだけでも楽しめますよ。

・ボリューミーで満腹必至!一押しタコスはこれ!

『テリヤキチキン』単品580円

15種あるタコスの中でも一番人気は『テリヤキチキン』。まず持って驚くのはその重量感!大きめにカットされた食べ応えのあるチキンと、たっぷりのキャベツがサンドされていて、ハンバーガーのようなボリュームがあります。これ一品で手軽に野菜がたっぷり摂れるのもうれしいですね。

照りっと甘辛いタレが絡んだジューシーなチキンは絶品。「チポトレ」という燻製唐辛子入りの香辛料を混ぜたコク深いマヨネーズがさらに食欲をかきたてます。トマトの酸味もアクセントに。辛さはないので、子どももおいしく食べられますよ。

『タコスセット(左からソーセージ&ミンチ、豆)』1,360円、『コロナビール』700円

タコス2種にポテトとチップスが付いてくる『タコスセット』が人気!タコスは15種から好きなものを選ぶことができます。

『ソーセージ&ミンチ』はタコスからはみ出るほどのロングソーセージが主役!肉のうま味とトルティーヤの小麦の風味、トッピングのチーズのコクを感じながら、豪快に頬ばって。

『豆』は女性人気の高い一品。トマトと豆をコトコト煮込んだペーストを野菜にたっぷりのせて、アボカドをオン。タンパク質や上質な脂質が摂れるので、ダイエット中でもOK!

『タコスボックス(ポテト&チップス付き)』(タコス2枚)1,360円、(1枚)1,100円

タコスは一枚から持ち帰りが可能。ドライブの合間や、海辺でのピクニックにも持ってこいですね。

・『ケサディージャ』や『タコライス』も

『ケサディージャ』(プレーン)800円、(ミンチ/チキン/チリビーンズ)950円

『ケサディージャ』はトルティーヤに具材を挟んだメキシコ風のピザ。生地は薄めですが、もちもちしていて食べ応えがあり、パンのように生地を楽しんでほしい一品です。

同店のケサディージャは一般的なものより小さめサイズなので、「何かもう一品食べたい」というときにもぴったり。みんなでシェアするのもいいですね。

『タコライス』1,200円

ご飯の上にチリミンチ、レタス、アボカド、チーズ、サルサ、スクランブルエッグをのせた沖縄スタイルの一品。具材を混ぜながら食べ進めていきます。

半熟のスクランブルエッグとチーズが肉に絡み合い、スプーンが止まらなくなるおいしさ。キャベツの食感が相まって、食べ応えもGOOD。お好みでサルサソースを追加して、味変しながら召し上がれ。

『タコライス』はテイクアウトも可能です(ポテト・チップス付き 1,200円)。

・ドライブやビーチ散策のお供に一杯いかが?

『自家製レモネード(HOT/ICE/ソーダ)』500円

ソフトドリンクやアルコールも豊富に取りそろえています。

リフレッシュしたいときは『自家製レモネード』がおすすめ。ハチミツの甘みがよく利いていて、レモンの酸味をまろやかに包みこんでいます。氷が溶けても味が薄まらないので、ドライブのお供にも◎。フラメンゴのロゴがかわいらしいカップを手に、インスタ映えを狙ってみて。

約1kmの美しいロングビーチが広がる父母ヶ浜。特に夕暮れの美しさは格別で、日本のウユニ塩湖とも称されています。絶景を眺めながら「トランキーロタコス」のタコスを頬ばって、南国気分に浸ってみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

トランキーロタコス 父母ヶ浜店

所在地
香川県三豊市仁尾町仁尾乙266-15
電話番号
0875-24-8892
営業時間
11:00〜日没

【三豊】「第20回 箱裏マルシェ」開催!人気農家の食材、キッチンカー、お餅の振る舞いも♪

12月10日(日)は、三豊市の箱裏ビジターハウスで「第20回 箱裏マルシェ」が開催!今回は、新しい店やキッチンカーも増えて、さらに魅力的にアップデート!地元の農園直送の野菜や海産物販売に始まり、フード、デザート、ハンドメイド雑貨まで、こだわりのお店36店舗が集結します。

当日はフードブースとハンドメイドブース、体験ブースが登場。焼きそばやピザ、カレー、サンドイッチ、菓子パンなどのフードから、焼き菓子やケーキなどのスイーツ、ドリンクまで多彩にラインアップ。がっつりランチタイムを堪能するもよし!ショッピングの合間にスイーツタイムを楽しむもよし!マルシェを練り歩きながら、各店自慢の一品を味わってみて。また今回は、4年ぶりにお餅の振る舞い(9:30~)を行っているのでお見逃しなく。

ハンドメイドブースでは、アクセサリーやバッグ、木工品、竹製品など雑貨のほか、クリスマスリースやお正月飾りも販売。ストレッチ体験やハンド・耳つぼマッサージなどの体験ブースも出店しているので、この機会に体のメンテナンスをしてもらっては?また親子で楽しめるワークショップも充実。ビーズアクセサリーやリサイクルレザー、天然石のアクセサリーなど魅力的なコンテンツばかりなので気軽に参加してみよう♪
➡︎「箱裏マルシェ」の詳細はこちら(公式HP)

【三豊】にがりメーカー直営「にがり衞門」豆腐を使ったヘルシーメニューで海の恵みを堪能♪

・にがり&塩の製造メーカー直営カフェ「にがり衞門」

約1kmのロングビーチが広がり観光客でにぎわう父母ヶ浜から車で約4分。穏やかな海岸沿いで大正時代に創業し、にがりの国内シェア日本一を誇る製造メーカー「仁尾興産」のすぐ隣に、直営のカフェ「にがり衞門」があります。

にがりと塩と豆腐のコンセプトショップとして2018年にオープンし、以来健康志向な女性客や観光客を中心に人気を集めてきた同店。カフェの横に、自社製品を販売する物販スペースもあり、ふらっと買い物に立ち寄る人の姿も多く見られます。

カフェスペースは、3~4人掛けテーブルが6卓と窓際に2人掛けのカウンターが2卓と、比較的ゆったりとしていて落ち着いた雰囲気。真っ白な壁には「仁尾興産」の歴史を語る昔の塩作りの様子や、かつての父母ヶ浜を撮影した写真が飾られています。

・豆腐と塩を楽しむ『にがり衞門の豆腐ランチ』

『にがり衞門の豆腐ランチ』1,200円

人気No.1の『にがり衞門の豆腐ランチ』は、自社のにがりを使って観音寺市にある老舗豆腐店「カンショク」が手作りした豆腐や揚げを使ったヘルシーなランチ。メインの「味とうふ丼」をはじめとした5種類のおかずやスイーツにはどれも、豆乳や豆腐を取り入れています。

お腹を満たすボリュームにもかかわらず、全部食べてもたったの約546kcalというから驚き!管理栄養士のスタッフがすべてのメニューを監修し、おいしい・ヘルシー・ボリューミーの3拍子がそろいます。

ファンの多い「味とうふ丼」は、絹ごし豆腐と木綿豆腐の中間の硬さに仕上げた“ソフト豆腐”を醤油ベースの特製ダレに一晩漬け込み、ご飯の上に豪快にのせた丼。絶妙な半熟卵とほうじ茶で炊いた香ばしいご飯を一緒に食べることで、豆腐の風味や醤油の香りが一層引き立ち、食がどんどん進みます。

スープは管理栄養士考案の「食べる豆乳スープ」。野菜や豆、豆腐つみれなど具だくさんで栄養も彩りも満点!上品ないりこ出汁と合わせみそをブレンドしたスープに、根菜や豆が溶け込みうま味がぎっしり詰まっています。スープを飲んで、具材を食べて、香りも感じながら一口ずつ丁寧に味わって♪

テーブルの上にある「お肉の塩」「燻製塩」「緑茶の塩」は、サラダにかけたりおかずの味変を楽しんだりと使い方はさまざま。塩をパラリと振りかけるだけで、食事の楽しみがぐっと広がりますよ♪ 特に、桜チップでスモークした「燻製塩」は風味豊かで、野菜との相性が抜群。ぜひお試しあれ!

・ホワイトソースをまとった“真っ白なハンバーグ”にも注目!

『豆腐のホワイトハンバーグ』1,200円

「もっとボリュームのあるメニューが欲しい」という男性客のために開発した『豆腐のホワイトハンバーグ』が2023年10月末から登場!メインのハンバーグのほか、『にがり衞門の豆腐ランチ』でおなじみの「大豆のしょうゆ豆」「香味野菜の冷やっこ」「味とうふ丼」「ミニ豆乳デザート」もセットになって食べ応え満点です。

鶏ミンチと豆腐、野菜、ひじきを混ぜ合わせた特製ハンバーグが2枚、そしてその上からハンバーグの姿が見えなくなるまでたっぷりの豆乳ホワイトソースをかけ、最後に半熟卵をのせてようやく完成する手間暇かかった一品。

流れ出る黄身をぬぐいながらソースと一緒に食べると、あっさりとした豆腐ハンバーグも濃厚でコクのある味わいに早変わり。冷める前にぜひ、熱々とろとろのおいしさを堪能して。

・美しさに見惚れる『天空の鳥居ドレスプレート』

『天空の鳥居ドレスプレート(ドリンク付き)』1,100円

『天空の鳥居ドレスプレート』は、2022年に期間限定スイーツとして提供されていたもの。再販を待つお客さんの声に応え、2023年9月に待望のグランドメニュー仲間入りを果たしました。

外を囲むフィルムを両手で開くと、塩キャラメル風味のバウムクーヘンを覆うように豆腐クリームが流れ出て、あっという間に緑色の山に。「天空の鳥居」として知られる観音寺市高屋神社の鳥居をイメージしたこのスイーツは、フォトジェニックな見た目と一瞬のパフォーマンスでお客さんの心をわしづかみにして離しません。

中は下から、塩キャラメルバウムクーヘン、あんこ、グラノーラ、バニラアイスクリーム、豆腐クリームを重ねた5層仕立て。豆腐クリームの緑色の正体は、抹茶と地元の銘茶・高瀬茶で、ほのかな苦みが和を感じさせます。

『ソイミルクの抹茶ラテ』350円

まったり濃厚な豆乳ラテに抹茶と高瀬茶を合わせた、ひと味違う抹茶ラテはいかが?ひとつまみ分の瀬戸内産天日塩が隠し味で、まろやかな塩味がお茶の香りを引き立てるのに一役買っています。さらに、トップを飾るふわふわの抹茶ホイップを溶かせば香りがアップ!一杯でいろんな味わいが楽しめるにも関わらず値段が手ごろな点も魅力です♪

にがりを生産し続けて70年余り。にがりを知ってほしいとの思いで営む「にがり衞門」に来れば、にがりが意外と身近なことや、にがりを使った豆腐の新しい食べ方が見つかるかもしれませんよ。海岸沿いを散歩がてら、ふらっと立ち寄ってみては?

■詳細情報

■DATA

にがり衞門

所在地
香川県三豊市仁尾町仁尾辛1
電話番号
0875-23-6655
営業時間
11:00〜15:00(L.O.14:00)

【三豊】薬膳カフェ「さらぴん」で身も心も“さらぴん”に♪オリジナル薬膳茶やスイーツに注目!

・薬膳カフェ&レンタルスペース&ネイルサロン「さらぴん」

JR詫間駅から西に車で7分ほど。車が行き交う県道21号線から南下し、細道を抜けたその先に「さらぴん」があります。エメラルドグリーン一色で彩られたカラフルな建物が同店。前身である店主の祖父が営む鉄工所の面影はほとんどなく、2023年1月に薬膳カフェとネイルサロン、レンタルスペースを併設したおしゃれな複合施設へと生まれ変わりました。

「体に良いものを食べたり飲んだりしながら、いろんな人との対話や学びを楽しみ、心も体も元気になってほしい」との思いから、讃岐弁で“新しい”を意味する“さらぴん”と名付けたそう。人が集い、互いに磨き合い高め合う、そんな地元の集い場を目指しています。

薬膳カフェがある1階は、店主が大切にしている“縁”にかけて、大人8人が程よい距離感で腰をかけられる円テーブルが大胆に配されています。ふとしたことをきっかけに知らない人とも会話が膨らみ、カフェを楽しみながら縁が広がる…なんてこともあるかもしれませんね。

カフェスペースの横には個室のネイルサロンを併設。『ワンカラー』(5,500円~)で、施術後にワンドリンクサービスなのがうれしいポイントです。

外には日当たり抜群のテラス席もスタンバイ。車の音や人の視線を気にせず、気ままにのどかな景色を眺めながら過ごすカフェタイムは格別です。客席横にはサイクルポートもあるので、愛車を横目にカフェを楽しむのもいいですね。

2階には1時間から気軽に利用できるレンタルスペースがあります。コワーキングや会議室といったビジネスでの利用はもちろん、おもちゃやピアノも用意されているので子連れママ会にもおすすめです。貸し切りや商用利用もできるので、気になる人は気軽に電話で相談してみて。予約は電話or予約ページから申し込めます。➡︎予約ページはこちら

・体を内側から整えるオリジナル薬膳茶

同店の自慢は、3~4種類の生薬を茶葉にブレンドしたオリジナル薬膳茶。ラインアップは、エネルギーを補う「気」、栄養を補う「血(けつ)」、体の中の潤いを調整する「水(すい)」の定番のほか、「春夏」や「秋冬」といった季節ごとの限定メニューもその時々で登場します。

薬膳茶はすべて、国際薬膳師・山下れい子さんが監修。さらに同店では、レジ横にセルフで体調を診断できるチェックシートを用意していて、その日その時の体調や悩みから、“今の自分”に合った薬膳茶を簡単に選べるようになっています。

『薬膳茶』600円

取材日は、睡眠不足な人におすすめの「血」をチョイス。「龍眼肉(りゅうがんにく)」や「玫瑰花(まいかいか)」といった生薬をブレンドしていて、血液の量や質の調整を行ったり、血液を体に巡らせたりといった効果が期待できるそう。生薬特有のクセが少なく、飲むと体がぽかぽかと温まり、心身が喜ぶのを内側からじんわりと感じる一杯です。

同店の『薬膳茶』は、ティーバッグ1袋につき1リットルほどのお茶を抽出できるほど茶葉がたっぷり使われているのも魅力。また、「ゆっくりお茶を堪能してほしい」との思いから、カフェスペースでは差し湯の無料サービスもあるので、時間が許す限り薬膳茶を味わい尽くしてみては。

・「ふじたしょうてん」のこだわりコーヒーにも注目を!

元はコーヒーが苦手だったという店主の心を一瞬で奪った「ふじたしょうてん」のコーヒーにもご注目あれ♪「ふじたしょうてん」は丸亀市にある香川&瀬戸内のいいものを集めたアンテナショップで、コーヒーは自家焙煎を行うほどの本格派。同店では「浅煎(い)り」「中深煎り」「深煎り」の3種の豆を取り扱っています。

『ホットコーヒー(浅煎り)』550円

普段はコク深い中煎り~深煎りを好んでいる人も、同店に来たらぜひ浅煎りを一度飲んでみて!浅煎りコーヒー=酸味が強くて酸っぱいというイメージとはかけ離れた、フルーティーな風味と透明感ある軽い口当たりに感動を覚えるはず。その味わいを例えるならレモンティー!冷めてもおいしいのが同店の浅煎りコーヒーの魅力の一つでもあるので、時間をかけてゆっくり味わってみて。

『ホットコーヒー(中深煎り)』550円

中深煎りは、ちょっぴり珍しいタイの豆を使用しています。しっかりとコクを感じるコーヒーらしい味わいにもかかわらず、後口はキレよく飲みやすい一杯。普段はミルクや砂糖を入れるという人も、まずはブラックで楽しんでみて。

・薬膳スイーツなどのカフェメニューも充実♪

『季節の薬膳スコーン』各400円

生薬を使った『季節の薬膳スコーン』は、薬膳茶と合わて摂りたい体思いのおやつ。夏なら「気」を高めるもの、冬なら体を冷やさないものなど、国際薬膳師が季節の悩みに合わせて素材の組み合わせを考え抜いています。

国産小麦を使用するなど、体への気配りは素材にも。自家製と粒あんが主役の『よもぎと粒あん』と、ナッツとベリーの最強タッグ『アーモンド・クルミ・クランベリー』が創業当初からの2大人気です。新メニュー『黒ごまとチョコレート』は、ゴマの香りとチョコの甘さが調和した想像を超えるおいしさに、何度もリピートしたくなるかも。

『薬膳ブラウニー』400円

「カロリーは気になるけどたまには息抜きに甘いものが食べたい」という人は、『薬膳ブラウニー』をチョイスして。ココア生地の中にドリップコーヒーを混ぜ合わせ、さらにトッピングにも細かく挽いたコーヒー豆を使った一品で、ちょっぴりビターな味わいがやみつきになります。

中の具材はその時々で変わり、取材日は甘栗とクルミがたっぷりとイン。甘栗のコロコロとした食感とほのかな甘み、クルミのカリッとした食感がアクセントになり、生地の甘さは控えめでもしっかりと満足感が得られます。スコーンとブラウニーはどちらもテイクアウトできるので、ドライブのお供にもいかが?

『バスクチーズケーキ』550円 ※週末限定

『バスクチーズケーキ』は週末だけのお楽しみ♪このケーキだけは、クリームチーズや生クリームなど、ちょっぴり薬膳から離れて贅沢なおいしさを追求したご褒美スイーツです。チーズがぎゅっと詰まった濃厚な口当たりと程よい甘さが心を癒やしてくれますよ。

ドリンクと同時注文の場合は、ケーキが50円引きになるちょっぴりお得なサービスも見逃さないで。

『ミックス・フルーツジュース』600円

薬膳茶もコーヒーも飲めない子どもに人気の『ミックス・フルーツジュース』は、オリジナルキャラクター「さらぴん」が描かれたカップに入って提供されます。トップにはミックスフルーツ、底にはフルーツソースがたっぷり入った3層仕立てで、どの層を飲んでも昔懐かしいフルーツオレのような味わいが楽しめます。

祖父母の思い出が詰まった三豊市を守り、地域の人たちが集う輪を広げるさまざまな活動を行う店主。その思いが詰まった「さらぴん」へ、地域の人と語らったり、時には自分の内側を見つめ直すひとり時間を満喫したりと、充実したひとときを過ごしに遊びに来てみては?

■詳細情報

■DATA

さらぴん

所在地
香川県三豊市詫間町詫間195-1
電話番号
070-9078-3447
営業時間
カフェ/10:00~17:00
レンタルスペース/7:00~22:00 ※予約制

【三豊】海辺の一軒家カフェ「CLASSICOセトウチ珈琲」で絶景を眺めながらカフェタイムを♪

・「CLASSICO(クラシコ)セトウチ珈琲」

高松自動車道さぬき豊中ICから約30分進んだ場所にある「CLASSICOセトウチ珈琲」。コーヒー会社に勤務し長年経験を積んだ店主が、海辺のカフェに憧れてオープンしました。絶景を眺めながら、ラテアートが描かれたコーヒーや、オリジナルのフードメニューを味わえます。

同店では「忙しくても訪れる人、一人一人に真心を込めて対応したい」という思いのもと、レジでの注文後はセルフサービスにしています。

席は、1人でも気兼ねなく過ごせる窓辺のカウンター席や、グループで訪れる人もくつろげるテーブル席を合わせて、20席ほど。窓辺では、絶景もごちそうです。

窓辺のカウンター席横の扉を開くと、徒歩0分で瀬戸内海を見渡せるテラス席へ。鳥の鳴き声や波の音、自然の音を聞きながらゆったりと過ごせます。テラスは、愛犬の同伴もOK。必ずレジでの注文時に同伴の許可を得てから利用を。

異国に訪れた気分を楽しんでほしいと、インテリアにもこだわりが。周りをよく見渡すと、天井から吊り下げられたオーナメントや、木目調のテーブル、アンティーク風の家具など、オシャレなインテリアがあちこちに。どこに座っても異国情緒あふれる空間に癒やされます。

・海辺にぴったり!店主こだわりの一杯を

『カフェラテ』(HOT /ICE )500円

ドリンクは常時20種類がスタンバイ。中でも注目してほしいのが、かわいらしいラテアートが描かれた『カフェラテ』です。リーフ、チューリップ、ハートなど、ランダムで提供されるラテアートにワクワク♪

コーヒー豆は、店主が昔働いていた「ダートコーヒー」から取り寄せています。煎(い)り方やカフェメニューとの味の相性など、試行錯誤して選び抜かれたコーヒーは、まさにこだわりの一杯。幅広い世代に楽しんでもらえるよう、苦味が少なく、軽めのテイストに仕上げられています。

左から『瀬戸内レモンスカッシュ』『メロンクリームソーダ』『アイスストロベリーラテ』各650円

海辺のカフェでインスタ映えを狙うなら、メイソンジャードリンクは必須!『瀬戸内レモンスカッシュ』は、香り豊かな瀬戸内産のレモンを絞って、ソーダで割っています。さっぱりしたレモンの果汁が爽快な気分にしてくれること間違いなし!

昔ながらの懐かしさを感じる『メロンクリームソーダ』にも注目。丸いフォルムのバニラアイスとグリーンの組み合わせにうっとり♪二つを混ぜ合わせるとより濃厚で甘いソーダを楽しめます。

『アイスストロベリーラテ』は、イチゴミルクとカフェラテが二層になったフォトジェニックなオリジナルドリンク。トップの生クリームを一緒に混ぜて飲むとより甘みが増し、甘党にはたまらない一品です。

このほか『木いちごのソーダ』や『カシスオレンジソーダ』(各650円)など、メイソンジャードリンクがバリエーション豊富に用意されています。

海をバックにインスタ映えな一枚を狙ってみては?

・オールタイム注文可能◎フードメニューも人気

『シチリアンライス(サラダ付き)』1,200円 ※ドリンクセットは合計金額から200円引き

昔からイタリアや地中海に憧れを抱いていたという店主。シチリア島からインスピレーションを受けたオリジナル料理『シチリアンライス』は、オーダーストップまでいつでも注文可能です。ほのかな甘みのあるバターライスと、ブラックペッパーやトマトソースで味付けされたローストチキンがマッチ。どんどん食が進む一品です。

『小倉あん&チーズのトーストサンド』500円

開店以来、安定の人気を誇るのは『小倉あん&チーズのトーストサンド』。モーニングにはもちろん、午後の小腹が空いたときにもぴったりです。

サクサクに焼き上げたトーストに小倉あんをこぼれそうなほどトッピング。その上からは、店主が小倉あんとの組み合わせを何十種類も考えた末にたどり着いた、チーズと砂糖を追いがけしています。まずは、そのまま一口頬張り、甘みのある小豆と塩気を帯びたチーズのハーモニーをじっくり味わって。次に甘さ控えめな生クリームをつけて食べると、濃厚な甘みが広がります。

海辺にポツンと佇む一軒家カフェ「CLASSICOセトウチ珈琲」。忙しい日常から離れたいときは、店主こだわりのメニューを頬張りながら、海を眺めて一息ついてみては?

■詳細情報

■DATA

CLASSICO(クラシコ)セトウチ珈琲

所在地
香川県三豊市詫間町積583
電話番号
0875-82-9045
営業時間
11月〜2月末日/10:00〜17:00(L.O.16:30)
3月〜10月末日/10:00〜18:00(L.O.17:30)
※予約不可