丸亀市

【丸亀】古民家カフェ「エユラ」でモーニングからコース料理まで♪どんなシーンでもくつろぎの時間を

・古民家カフェ「Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)」

ことでん岡田駅から車で約2分、丸亀市綾歌町岡田東の県道282号沿いにある「Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)」。外観も庭も和を感じる雰囲気で、モーニング、ランチ、スイーツ、ディナーとあらゆるシーンで活躍する古民家カフェです。

もともとは坂出市でイタリアンレストランを経営していたところ、イタリアン以外の提供がしたいという思いが芽生え、広い駐車場の確保も兼ねて、2019年12月にこの地で新しいスタートを切ったそうです。

古民家をリノベーションした同店は、和モダンでどこか懐かしさを感じる雰囲気。コンセプトは“まるで家のようにくつろげるカフェ”。靴を脱いで上がるスタイルなので、まさに家にいる時のような気分でリラックスして過ごせます。

フローリングと畳のエリアがありますが、どちらもイスとテーブルの席なので、座敷に座るのが難しい人も安心です。

ひときわ目を引く大きな棚には、オーナーが好きな本やお客さんからプレゼントされた置物がずらりと並んでいます。ちらほら見えるタヌキの置物は、同店のショップカードにこっそりデザインされているタヌキのおかげで、お客さんが次々と持ってきてくれるというほっこりエピソードが。訪れるたびに新入りのタヌキと出合えるかも?

・定番のモーニングセット

『Bセット』650円

バタートースト、サラダ、スクランブルエッグ、ハム、ソーセージ、ドリンクのセット。モーニングメニューは『Bセット』のほか、バタートースト、スクランブルエッグ、ドリンクがセットになった『Aセット』(550円)も用意。+50円でバタートーストからピザトーストに変更もできますよ♪焼きたてのサックリとしたトーストを頬張りながら、ゆったりとした朝時間を過ごしては。

・日替わりのパスタランチが人気

『パスタセット』1,200円

イタリアンの経験を持つオーナーお手製の本日のパスタに、サラダとドリンクが付く人気のランチメニューで、パスタはオイル、クリーム、トマトのソースの中から好みで選べるスタイル。具材の内容は日替わりなので、どんなパスタがあるかは行ってみてのお楽しみ。

取材日は『ベーコンとホウレンソウ フレッシュトマトのオイルソース』をチョイス。オイルベースで細めのパスタはつるっと食べやすく、あっさりとした味わいの中にピリリと効いたコショウとトウガラシがくせになる一皿です。オシャレな盛り付けとカラフルな見た目にテンションもアップ。

・自家製スイーツで至福のひとときを

『ケーキセット(チョコケーキ)』ドリンク付き 900円~

元パティシエのオーナーの奥さまが手がけるチョコレートケーキは、しっとり濃厚な仕上がりで、トッピングのバニラアイスが相性抜群。周りに散りばめられた旬のフルーツと一緒にいただくと、チョコの甘さがより一層引き立ちます。ランチの後のデザートにいかが?

・テイクアウトメニューもおすすめ

『オムライス』950円

同店ではテイクアウトメニューも充実しています。中でも人気の『オムライス』は薄く焼いた卵とぎっしり詰まったケチャップライスが食べ応えのある一品。このほか、ランチパスタから選べる『本日のパスタ』(950円)、チキンや卵がのった『EYURA(エユラ)丼』(950円)、平日限定の『日替わり弁当』(850円)といったラインアップからオーダーが可能。注文する際は事前に電話で連絡しておくとスムーズなので、持ち寄りランチやピクニックなどに利用してみて♪

・お酒と一緒にディナーはいかが?

左から『ベーコンと玉子・トマトソースのピザ』1,300円、『アラカルトパスタ』1,000円~、
『若鶏のグリル』1,500円

土・日曜の17:30からはディナーが楽しめるお店にチェンジ。お酒と一緒にいただきたいアラカルトは前菜、パスタ、ピザ、肉料理などを取りそろえ、どれも本格的な味わいです。

『若鶏のグリル』は素材の味を生かしたシンプルな一皿で、かめばかむほどうま味を感じるチキンに食べる手が止まらなくなること間違いなし。ワインと一緒にいただくのがおすすめですよ。

ベーコンの塩味と酸味の効いたトマトソースがマッチした『ベーコンと玉子・トマトソースのピザ』は、パリッサクッとした食感が心地良い、お酒のおつまみにぴったりの一品です。

前日までに予約すると、贅沢なコース料理も楽しめます。なんとコース料理はディナーの時間だけでなく、お昼も利用可能。昼のコース料理は前日15:00までの予約が必要なので早めに問い合わせを。

自宅のような安心感と、ほっと一息つける雰囲気の中、モーニングからディナーまで利用できる「Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)」。日常使いはもちろん、パーティー、新年会、忘年会、女子会などにぴったりのパーティープランもあります。大切な人との特別な時間に、リラックスしながら本格的な料理を堪能してみては。

■詳細情報

■DATA

Cafe&Dining EYURA(カフェ&ダイニング エユラ)

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田東1713-1
電話番号
0877-85-3011
営業時間
モーニング、ランチ/9:00〜16:00(L.O.15:30)
ディナー/土・日曜17:30〜21:00(L.O.20:00)

【丸亀】「Creperie LULU」デザート系も食事系も♪ボリューム満点クレープに注目

・赤い外壁が目印「Creperie LULU(クレープリー ルル)」

JR善通寺駅から車で約10分の場所にある「Creperie LULU(クレープリー ルル)」。のどかな田園風景の中を走っているとパッと目に飛び込んでくる真っ赤な外壁が目印です。ひときわ目を引く赤は店主の好きな色なんだそう。
デザート系だけでなく食事系まで取りそろえたクレープは、どれもボリューム満点!常時40種類に加え、季節ごとに旬のフルーツを使ったクレープも登場します。子どもから大人まで幅広い世代から愛され、県内外からお客さんが訪れる人気のクレープ専門店です。

クレープ店の隣にある接骨院は家族か親戚かと思いきや、もともと店主が患者として利用していた接骨院だといいます。子育てをしながら自分らしく働きたいと思っていた店主に接骨院の院長から声がかかり、2021年5月にテイクアウト専門のクレープ店をオープンしました。

・とびきりキュートなお花クレープ

『チョコブラウニー』430円 ※+100円でLULUクレープ(お花クレープ)に変更可

男性や子どもから人気が高い『チョコブラウニー』。同店のクレープは、最後まで飽きることなく食べてもらえるように甘さを控えめに仕上げた生クリームがたっぷり入っています。もっともっと堪能したいという生クリーム好きのために『生クリーム特盛』(+100円)、『生クリームバカ盛り』(200円)の追加トッピングもありますよ。

ブラウニーは濃厚でちょっぴりビター。甘過ぎない生クリームとのバランスが◎でやみつきになること間違いなし。

真っ赤な花が咲いたように見えるお花クレープは、乙女心くすぐるキュートなビジュアル。あえて味は変えずに色だけ同店のイメージカラーでもある赤色に着色しているから、クレープ生地の味わいはそのまま。デザート系ならどれでもお花クレープに変更可能なので、好みの味でお花クレープをオーダーしてみて。

・食べ応え抜群♪デザート系クレープ

『バナナクリーム(チョコソース)』460円

バナナ、生クリーム、チョコレートシロップの王道クレープ。薄くてパリパリの生地は、同店のオリジナルです。食べ進めるうちに重たく感じがちなクレープですが、最後までペロリと食べられるのはこの生地だからこそ。

フレッシュで甘いバナナをたっぷり堪能できるクレープは種類も豊富。『バナナクリーム』のほか、『バナナカスタード』(470円)や『バナナWクリーム』(470円)もスタンバイ。それぞれチョコソース、キャラメルソース、いちごソースが選べるので、自分のお気に入りのカスタマイズを見つけてみて。

『ブリュレクレープ』550円

パリパリの食感が魅力のブリュレ仕立てのクレープは、ブリュレのほろ苦さ、カスタードクリームの優しい甘さ、生クリームのクリーミーな甘さのマリアージュを心ゆくまで堪能することができます。

『抹茶あんこクリーム』540円

抹茶生地で包んだ生クリームに、抹茶パウダーをたっぷり振りかけ、トッピングにこしあんをちょこっとのせた和風クレープ。ひと口頬ばると、ほろ苦い抹茶の風味と香りが広がる抹茶好きにはたまらないクレープです。

『抹茶あんこクリーム』のほか、『抹茶白玉クリーム』(590円)、『抹茶ティラミス』(600円)など、抹茶のメニューだけで6種類。プラスで抹茶ブラウニーのトッピングもできちゃいます♪抹茶クレープをオーダーする際はメニュー選びに迷ってしまうかも!?

・ランチに食事系クレープはいかが?

『ウインナーサラダ』460円

ウインナー、千切りキャベツ、フライドオニオンを包んだ食事系クレープ。シャキシャキのキャベツとカリカリのフライドオニオンの食感が楽しめる一品です。ウインナーは底までしっかり入ったロングタイプなので、食べ応え抜群。ランチにもおすすめですよ。

一つで満足できるクレープを目指す「Creperie LULU(クレープリー ルル)」。Instagramで新商品のアイデアを募集することもあるので、あなたの提案するクレープが商品になるかも!?詳しくは公式Instagramをチェック!
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たっぷりの具材とパリパリ生地のクレープはひと口食べると思わず笑顔があふれます。おやつにもランチにもおすすめのクレープを味わいに出かけてみては。

■詳細情報

■DATA

Creperie LULU(クレープリー ルル)

所在地
香川県丸亀市垂水町1992-7
電話番号
080-8479-8163
営業時間
10:00〜17:00(15:00以降はなくなり次第終了)

【丸亀】「ソーカルテラス」で飯山の桃やボリューミーなハンバーグを堪能!

・「SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)」

香川県内随一の桃の里・飯山町のJA飯南・桃直売所から車で2分ほど。海外のカフェに来たかのようなおしゃれな外観が特徴的な「SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)」。隣の美容室のオーナーでもある店主が桃農家のお客さんから「少しでも傷がついてしまった桃は出荷ができない」「出荷されるものと味は変わらないのに…」という話を聞き、自身が育った愛する飯山に恩返しができないかという思いから同店のオープンをを決めました。

開放感あふれるエントランス部分は、なんとオーナーの手作り!ペット同伴OKで、テラス席でペットと一緒に食事ができるのもうれしいポイントです。

店内は、南カリフォルニアのサーフボードショップをイメージして作られたこだわりの空間。ソファにはたくさんのクッションが置かれていて、自宅にいるかのようにリラックスできそう。また、隣の席が気にならないくらいのスペースも確保されていて、ゆったりとした気分で食事や会話が楽しめます。入り口には、自由に使用できる桃のかぶり物が用意されているので、記念にかぶって写真撮影するのもいいですね♪

・期間限定!さぬきひめのふわふわスフレパンケーキ


『さぬきひめのティラミススフレパンケーキ』1,430円

2023年10月にリニューアルオープンした際、新たに追加されたメニュー『さぬきひめのティラミススフレパンケーキ』。スフレパンケーキは、すぐに形が変わらないような工夫をされていて、時間がたってもふわふわ感をキープ。トッピングにティラミスと香川県オリジナル品種のイチゴ「さぬきひめ」のどちらも楽しめる贅沢な一品です♪パンケーキだけでも7種類と季節限定品がスタンバイ。こちらのパンケーキ以外は、ハーフサイズも注文可能。1番人気は、やっぱり飯山の桃を使った『HANZAN PEACHバタースフレケーキ』(1,430円)。コンポートした桃を使っているので、通年楽しむことができます。

『さぬきひめのパフェ』1,430円

取材時にはパンケーキ以外にも期間限定のさぬきひめのパフェも登場。どこから見ても美しいイチゴのタワーはつい写真を撮りたくなること間違いなし。どちらも、春ごろまでの限定メニューなので、ぜひ食べておきたい一品です。

あふれんばかりのさぬきひめをたっぷり使用した、ボリューミーなパフェ。イチゴ好きにはたまりません。

・ガツンとボリューム満点!食べ応えのあるワイルドハンバーガー


『キングフィッシュバーガー(フライドポテト付き)』1,200円

同店の人気商品でもあるハンバーガーは『アボカドバーガー』(1,320円)や『チリバーガー』(1,210円)など全部で11種類と豊富なラインアップ。具材とマッチするように九州のバンズ専門店から取り寄せている全粒粉バンズや自家製ソースを使用するなど、味への細やかなこだわりを感じられるのも魅力です。食いしん坊さんも大満足の豪快にかぶりつきたいビッグサイズですが、一口では食べ切れないほどとにかく大きい具材にも注目を。バンズからはみ出した白身魚のフライに濃厚なチェダーチーズが相性抜群の『キングフィッシュバーガー』はナイフとフォークが必須。ハンバーガーメニューはすべてフライドポテト付き。

・豊富なドリンクやサイドメニュー、テイクアウトもOK!


『アボカドとサルサソースのサラダ』770円

少しピリッとしたサルサソースがアボカドにマッチし、お酒のアテとしてもおすすめのこちら。サルサソースはすべて自家製で、ハンバーガーなどで使用するトマトの切れ端部分を使用しています。「廃棄をなくしたい」という思いから、最後までムダなく使用し環境面にも配慮されています。


『レモン香る特製オーロラソースのロコモコ』1,320円

ひそかに人気のライスメニューも忘れずに。ロコモコのずっしりと重量感のあるハンバーグには目玉焼きがオン。特製オーロラソースを絡めてライスと一緒にどうぞ。そのほか『若鶏のテキサスロードシーズンドライス』(1,320円)も。


『瀬戸内レモンスカッシュ』680円

瀬戸内産のレモンを使ったレモンスカッシュは、爽やかながらもほんのり甘みもあり、どの食事メニューとも相性は抜群!ドリンクメニューはすべて食事とセットで注文すると220円オフになります。

『キッズプレート(オレンジジュース付き)』(550円)もあるので、家族連れも安心です。おうちでのカフェタイムや手土産にもぴったりなテイクアウト用のパンケーキは「ポコパン」というかわいい名前がついていて、手軽に食べられるサイズでシェアもしやすく時間が経っても形が崩れないような工夫がされています。

毎年7月頭〜8月中旬には、飯山の桃をなんと丸々2個も使った『HANZAN PEACH生搾り100%ジュース』(880円)も登場。現在「SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)」を含む丸亀・宇多津の4店舗で各店舗500円オフになるスタンプラリーをしているので、お店に行った際にチェックしてみてください!

■詳細情報

■DATA

SOCAL TERRACE(ソーカルテラス)

所在地
香川県丸亀市飯山町川原820-2
電話番号
0877-43-2066
営業時間
11:00〜17:00(フードL.O.16:00、ドリンクL.O.16:30)

 

【丸亀】おいしさはそのまま「麦香(ばくか)うどん」が内装を新たにリニューアルオープン!

・小麦のプロ監する「麦香(ばくか)うどん」

のどかな田園風景が広がる丸亀市綾歌町に佇む「麦香(ばくか)うどん」。国道438号線沿い、ことでん琴平線岡田駅から徒歩10分ほどのところに店を構え、車でも電車でもアクセスしやすい立地にあります。お店から15分ほど車を走らせたところには、中四国最大級のテーマパーク「レオマリゾート」があり、観光客も多く立ち寄る人気店です。2024年3月18日に内装を新たにリニューアルオープンし、外には待合スペースも増設されました。

テーブル席や座敷を備えた店内は、グループや子連れでも気兼ねなく利用できます。タブレットオーダー制でゆっくりメニューが選べるのもうれしいポイントです。

・麺・出汁・具材・天ぷらにまで及ぶこだわり

以前は製麺会社に勤めていたという店主。「喜ぶお客さんの顔や声を直接見聞きしたい」と開業を決意し、お昼時には行列ができるほどの人気店に成長した今も、ベストな一杯を届けるために一般店の営業スタイルを貫き続けています。

店名の通り、小麦に対する情熱は人一倍。食べた後に鼻に抜ける小麦の豊かな香りとモチモチとした食感を追求し、全国の小麦を食べ比べて、北海道産「キタホナミ」と香川県産「さぬきの夢」のブレンドにたどり着いたそう。国産小麦100%を使用するうどん店は讃岐でも珍しく、小麦の特徴を熟知した「麦香」の店主だからこそなせる業(わざ)です。

さらにうどん生地にコシを作る「足踏み」の工程では、生地を3つに折りたたみ足踏みする作業を7回も繰り返し、計2187(3の7乗)もの層を作り上げているといいます。見るからに生き生きとコシのある麺は、意外にも口当たりはやわらかく、かと思えばかみ心地はモチモチ。「コシ=かたさ」ではなく、本当の意味でのコシの良さを感じてほしいと店主は語ります。

こだわりは麺だけに留まらず、出汁(だし)はかけうどん用・ぶっかけうどん用・ざるうどん用・釜あげうどん用に分けて4種類を毎日取る徹底ぶり。さらに出汁に合わせて、しょうゆもそれぞれ特注しているというから驚きです。

うどんの具においても地産地消を大切にし、とり天用の鶏肉や釜たま用の卵に始まり、天ぷらの具の多くは香川県産を使用しています。

・“喉”で味わう極上うどん

『麦香うどん(冷のみ)』(300g)780円〜

店主の一押しは店名を冠した『麦香うどん』。とろろと温泉卵を麺に絡めることで喉越しがよりなめらかになり、麺を“喉”で味わう通な食べ方を楽しめる一杯です。ちょっぴりわさびを加えると麦の香りとともに心地よい辛味が鼻に抜け、クセになる味わいに。

モチモチとした麺は食べ応え満点!一本一本がまるで生きているような“ぶりん”とした弾力に、麺をすする手が止まりません。

揚げたての天ぷらはカリッと音がなるほどジューシーで口当たりは軽やか。食べ慣れたちくわが「麦香」の手にかかると贅沢品に感じるほど、主役のうどんに負けない存在感があります。

・天ぷらも絶品!熱々ジューシーなとり天に舌鼓

『とり天ぶっかけ(温・冷)』(300g)810円〜

天ぷら好きは『とり天ぶっかけ』がおすすめ。県内の養鶏場から仕入れる新鮮な鶏肉を揚げたて熱々のままダイナミックにイン。胸肉とは思えないほどジューシーでやわらかく、軽やかな食感にテンポよく箸が進むこと間違いなしです。付け合わせの大根とレモンを合わせてさっぱり召し上がれ。

天ぷらは単品注文も可能。『ごぼう天』(180円)も人気で、地元農家から土がついたのままの新鮮ごぼうを仕入れています。

スタッフのTシャツにも印字され、同店のトレードマークにもなっている瓶入りの薬味。ねぎ・しょうが・天かす・自家製唐辛子が卓上にそろい、好きなタイミングで好きなだけトッピングして楽しめます。自家製唐辛子はインパクトのある辛さでやみつき注意!辛党はぜひチャレンジしてみて。

・言わずと知れたウワサの逸品『クリーミーカレーうどん』

『カツカレーうどん』950円

香川県内に500軒以上ある讃岐うどん店の中でも多くの口コミを集め、ひときわ存在感を放っているのが『クリーミーカレーうどん』。写真は『クリーミーカレーうどん』に揚げたてのロースカツをトッピングした『カツカレーうどん』です。

5、6種のスパイスに出汁と牛乳、生クリームを加えることでまろやかさとコクをプラス。さらにはトマトと隠し味のフルーツを入れることで、フルーティーな甘さを引き出しています。甘過ぎず、辛過ぎず、スープのように一口二口と味わいたくなる奥深さは家庭では再現できない味わい。口コミの多さにもうなずけるおいしさです。

カツは手の平からはみ出るビッグサイズ!カレーは子どもも食べられる辛さなので、みんなでシェアして楽しむのもいいですね。

うどんは全メニュー、麺の量をカスタマイズ可能。1玉約300gをベースに、+50円で1.5玉(約450g)、+100円で2玉(約600g)、+200円で3玉(約900g)に変更できます。

さらに、全種類30円引きでミニサイズ(200g)をオーダーすることができるのも少食さんや子ども連れにうれしいポイント。「せっかく人気店に来たからには、あれもこれも楽しみたい!」というワガママだって叶えられます。

夏には『冷やしカレーうどん』『すだち冷かけうどん』『ネバとろぶっかけ』など、涼を感じられるメニューが登場予定です。期間限定メニューは公式Instagramを要チェック。
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讃岐のうどん店の影の主役、おでん(各種140円)もスタンバイ。こだわりの出汁でじっくり煮込んだ具材はどれも大ぶりで、素材の芯まで出汁が染み込みうま味満点です。こちらはセルフスタイルなので、食べた分をタブレットに入力を。

細やかなサービスが行き届き、「自慢のうどんを最高の状態で食べてもらいたい」という思いが随所に感じられる「麦香うどん」。その熱い心意気をうどん一本一本に感じながらじっくり味わってみて。

■詳細情報

■DATA

麦香(ばくか)うどん

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田上1893-3
電話番号
0877-86-2910
営業時間
10:00〜15:00

【丸亀】元祖細麺「中村うどん」200円台から楽しめるできたて手打ちうどんに舌鼓!

・今も昔も変わらぬ元祖細麺「中村うどん」

JR丸亀駅から車で5分ほどのところにある「中村うどん」。創業者である父から伝統の製法と味を受け継ぎ、「練り」に始まり「足踏み」「寝かし」「延ばし」「切り」まで完全手作業で手打ちうどんを提供するお店です。

飯山町にあるセルフうどんの王道店「なかむらうどん」は、実は「中村うどん」のお兄さんが創業され、現在はその息子さんが運営。一家そろってうどん作りに励み、古き良き文化を守り続けています。

【丸亀】讃岐富士を望むセルフうどんの王道店「なかむら」 “とぅるん”としたなめらか麺に舌鼓

「毎日が修行」と言い、ひたむきにうどんと向き合う大将。そのこだわりは、素材から工程まで一寸の抜かりも許しません。

麺の味を大きく左右する小麦粉は数十年来こだわりの銘柄を使用。香川の地を潤す土器川の伏流水と塩を加え手際よく練り上げていきます。

さらに根気と体力を要す「足踏み」の工程は、「耳たぶのやわらかさ」を追求する繊細な作業。長年の感覚だけを頼りに地道な作業が続きます。

翌朝まで生地を寝かしたら「延ばし」そして「切り」の作業。リズミカルに刃を躍らせる大将の姿がガラス越しで眺められ、トントンと店内に響く音がうどんをより一層おいしく感じさせます。

茹でている間は絶えず手の感触で麺のコシを確かめる徹底ぶり。大きな釜から茹で上がるシルクのようにつややかな麺に見入ってしまうお客さんも珍しくありません。

「近年讃岐のうどん店ではかみ応えのあるかための麺が増えてきていますが、昔はもっとやわらかい麺が主流で、コシという言葉の意味合い自体が今とは違っていたんです」と大将。「中村うどん」の麺は細くてやわらかく、伸びがあるのが特徴で、元祖細麺の称号を守り続けています。

こだわりの純生麺は全国発送も可能。詳細は公式HPで確認を。➡︎公式HPはこちら

・セルフアレンジで自分好みの一杯を

店内は10:00のオープンとともに満席に。カウンターのみで20席ほどを備え、外にできる行列もテンポよくはけていきます。

入り口で店員さんにオーダーを伝え、数分後うどんを受け取ったらそこからはセルフスタイル。お好みでテボと呼ばれるザルで麺を温めることができ、かけうどんにはたっぷりのいりこで出汁(だし)を取った熱いつゆをかけていただきます。

横に並ぶ天ぷらメニューは目を見張るビッグサイズ。にもかかわらずえび天(160円)以外はすべて110円と破格で、思わずあれもこれもと手が伸びてしまうこと請け合いです。

ショウガ好きはその場で好きなだけうどんにすり下ろして、新鮮な香りと一緒に味わって。そのほか、ネギ・ショウガ・レモン・ゴマ・ダイコン・季節によりスダチなど、お好みの薬味を添えれば準備OK。

レジカウンター付近では、おにぎりも販売しています(2個入り1皿160円)。

・200円代から楽しめる逸品の数々

『しょうゆ』(小)250円(大)350円

地元のうどん通の人たちがこぞって頼むのが『しょうゆ』。大根おろしやゴマなどお好みの薬味と卓上の特選しょうゆをかければシンプルにして究極の逸品が完成。しょうゆはかけ過ぎ注意、合言葉は「いっしゅう〜はん(1周半)」です。

口当たりはふんわりで、芯はコシが残る絶妙なバランスの麺は、かめばかむほどに小麦が香り、一口ごとに丁寧な手仕事が感じられます。ベテランは麺をかまずにススっと喉で味わうんだとか。

『釜たま』(小)300円(大)400円

人気No.1は王道の『釜たま』。熱々の釜揚げ麺に卵をしっかり絡めたら特製しょうゆまたは熱い出汁をオン。濃厚な黄身にとろりと麺を包み込む白身、出汁・しょうゆの加減でも味わいが変化します。できたてが逃せない一品を自分好みに味わって。

豪快な天ぷらは食べ応え満点。冷めてもおいしさは変わらず、カリカリの衣が食欲を倍増させます。県外から訪れた人は、ぜひ橙(だいだい)色をした香川県特有の練り物「長天(ながてん)」を試してみて。

かまぼこのようなもちもちとした食感が特徴で、そのままでも十分おいしくいただけますが、出汁に浸すとうま味がさらにアップ。おでんや煮物の具としても定番の品です。

・隠れた名物・おでんも外せない

『おでん』各100円

讃岐のうどん屋の多くはおでんコーナーがあり、白みそとからしを混ぜた「からし酢みそ」や、赤みその甘い「田楽みそ」を付けて食べるのが一般的。「中村うどん」では、「田楽みそ」でいただきます。

おでんネタはどれも1個100円というから我慢は不要。時代は変わっても、中村家の変わらないおもてなしの精神がうれしいですね。

お会計は昔ながらの自己申告制。お腹いっぱいになって、食べたものを忘れないように要注意です。電子決済やタッチパネル式の注文が導入されていく時代に、ほっこりとした昔ながらの讃岐うどん文化を随所に感じられる「中村うどん」。製法や味だけでなく、お客さんとの距離感も当時のまま。変わらぬ魅力が地元に根付く人気店の愛される理由です。

■詳細情報

■DATA

中村うどん

所在地
香川県丸亀市土器町東9-283 CLOVER KYOTOビル 1階
電話番号
0877-21-6477
営業時間
10:00〜14:00 ※麺がなくなり次第終了

【丸亀】本格手打ち「あやうた製麺」のどかな田園風景の中で地産地消のうどんを堪能!

・麺のコシや風味が進化し続ける「あやうた製麺」

善通寺ICから車で約15分、坂出ICから車で約20分、のどかな田園風景が広がる綾歌町でお店を切り盛りする「あやうた製麵」。うどんに使われる「さぬきの夢」の小麦畑や「讃岐富士」と呼ばれる「飯野山」を目の前に至福の一杯を味わえます。パフォーマーとの二刀流をこなす職人による手打ちうどんは、地元民のみならず観光客にも話題。「粗練り」という工程以外は、一切機械を使用せず、職人の手作業で作り上げています。

築70年の納屋をリノベーションした店内は、田園風景に広がる立地にぴったりの趣のある雰囲気。外で注文した後、店内に入って味わい、味わい尽くした後に会計をします。

お茶やお冷ももちろんセルフ。お茶は、香川のお茶どころ・三豊市「高瀬茶業組合」の「高瀬茶」も用意されています。そば茶のような香ばしさと、後味にくる渋み、甘みがうどんとも相性ぴったり。せっかく訪れた際は、ぜひ「高瀬茶」を。

扉を開くと、鳥取県出身の漫画家・水木しげるさんが描いた「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター「一反もめん」がお迎え。手切りだからこそ生まれる“切れ端うどん”と、“本格手打ちの証”という意味を込めて、オーナーの大竹さんが公式キャラクターに任命したそう。迫力があるだけに、つい驚いてしまうお客さんも。記念に一枚撮ってみては?

景色もごちそうの同店。座敷の窓からは、別名「讃岐富士」と呼ばれる「飯野山」が見えています。田園風景の中でいただく一杯は、まさに至福のひととき。

天気がいい日はテラス席をオープン。石造りのテーブルやベンチなど、ここにも趣のあるインテリアが備えられています。テラス席はペットの同伴もできますよ。

・職人技が光る!本格手打ちの讃岐うどん

20年以上、空港の売店の仕事で全国を飛び回っていたオーナーの大竹さん。先代の経営者の撤退をきっかけに、「あやうた製麺」を切り盛りすることになりました。以後は、先代が紡いできた味も生かしながら、職人や奥さんとともに、「あやうた製麵」独特の麺のコシや出汁(だし)を生み出すために試行錯誤を繰り返してきました。

現在の職人かつ店長を担うのは3代目の森友樹さん。地元テレビ局のリポーターや各種イベントMCなどの活動もしています。うどん職人とパフォーマーとして活躍する“二刀流職人”は、香川でも珍しいそう。そんなユニークな職人による“本格手打ち”の麺は、材料や工程にもこだわりが満載。モッチモチな食感のうどんにするために、小麦粉は地元のうどん用小麦「さぬきの夢」とオーストラリア産小麦粉「ASW」をオリジナルにブレンドしています。

その後は軟水器で作り出した水と塩を「練り機」を使って混ぜ合わせ。この「粗練り」の作業以外は、すべて手作業で「手打ち」「包丁切り」し、うどんを作り上げています。「やっぱり、モッチモチな食感とコシの強さのある麺を作り上げるためには、本格手打ちが一番いいと思いました」と大竹さん。試行錯誤の末に生み出したうどんは、ぷるんと艶があり、やみつきになるような強いコシがあります。森さんによる本格手打ちの様子は下記のYouTube動画で紹介。ぜひチェックしてみて。➡︎YouTube動画「森友樹 香川の二刀流 うどん職人×パフォマー」はこちら

同店の出汁のベースは、地元産の伊吹イリコ、雑節、北海道産昆布。魚介のうま味を十二分に引き出し、よりあっさりとした後味を出すために、高知県産カツオ本節も使っています。

さまざまな試行錯誤を経て、納得のいく素材にたどり着いたという出汁。思わず声が出るほどあっさりした味わいに驚きです。

・地元産黒毛和牛「オリーブ牛」使用!迷ったら贅沢うどんを

『オリーブ牛肉ぶっかけうどん』(1玉)900円、(2玉)1,000円、(3玉)1,100円

迷ったら数量限定の人気メニュー『オリーブ牛肉ぶっかけうどん』のオーダーを。甘めの味付けでじっくり煮込まれた香川県産のブランド黒毛和牛「オリーブ牛」を贅沢にトッピングしています。あっさりした出汁やブランド牛のうま味も相まって、コクのある贅沢うどんに仕上がった絶品。冷たい麺なので、うどんのコシがかなり強いのも魅力です。オーダーでは、「ぶっかけ」のほか、「かけ」「つけ」「しょうゆ」「釜玉」も用意しているので好きなうどんを選択して。

・うどんの定番トッピング3種盛り!『コンちくうどん』

『コンちくうどん』(1玉)500円、2玉600円、3玉700円

レギュラーメニューの中でも比較的新しい『コンちくうどん』。大ぶりのきつねあげを意味する「コン」と揚げたてのちくわ天、卵という、うどんの定番トッピング3種を豪華に盛り付けたうどんです。「あれもこれもトッピングしたい!」といううどん好きの夢をかなえるために誕生しました。卵は、小豆島産オリーブオイルを加えた飼料で育てられた鶏の「オリーブ卵」を使用。濃厚な黄身に箸をつけてかき混ぜながらご賞味あれ。

・“風変わり”な季節のメニューにも注目

『ブロッコリーしょうゆうどん』(1玉)700円、(2玉)800円、(3玉)900円 ※数量限定

観光客が驚く、季節替わりの一風変わったメニューもお見逃しなく。秋から春にかけては『ブロッコリーしょうゆうどん』が登場しています。香川県産のブロッコリーを、うどんで堪能する新感覚なメニューは、県民の健康と栄養面に配慮して誕生したそう。地産地消も目的といいます。

いただく際は、ガーリックオイルと「うどんしょうゆ」をお好みの量だけかけます。スタッフおすすめの味わい方は、しょうゆを2回りかけた後、ガーリックオイルでブロッコリーや麺とミックス。想像もつかない味ですが、一口味わうとブロッコリーやにんにく、しょうゆの風味が絶妙にマッチしています。野菜嫌いな人にもおすすめ。

うどん以外にも、『とり天』や『こうや豆腐』『ちくわ天』など、天ぷら(各110円)もスタンバイ。すぐに売り切れるため、トッピングなどで天ぷらも味わいたいときは、早めに訪れるのがおすすめです。

・うどん作りができる生地や『半生うどん』の販売も

店内入口付近では、家庭でも本場・讃岐うどんの味を楽しめる「あやうた製麺」の半生うどん、『かけつゆ』(50円)、『つけつゆ』(50円)などが販売されています。ユニークなポイントは、職人手作りの「うどん生地」が密封された『生うどん(生うどん生地6人前)』(1,200円)も受注販売されていること。袋のうどん生地を包丁で切ると本格手打ちうどんの完成です。自宅でも簡単にうどん作りができますよ。

絶景を眺望できるロケーションで、至福の一杯を提供する「あやうた製麺」。あっさりした出汁とコシが強い麺は、数々の著名人が訪れるほどの魅力です。

「あやうた製麺」を運営する「あやうたライフ」は、手打ちうどんやドローン操縦体験も行っています。また、鉄道模型ジオラマ「あやうたレールウェイ」の貸し切り営業も可能です。各体験や利用についての詳細は下記のHPでチェックを。➡︎公式HPはこちら

■詳細情報

■DATA

あやうた製麺

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田西1785
電話番号
0877-86-3993
営業時間
11:00~14:00
※店舗の繁忙期状況により電話に出られない場合があります

【丸亀】「cafeKOTANI」名物のハンバーガーは10種以上!「こたにのパン屋さん」も併設

・「cafeKOTANI(カフェコタニ)」

ことでん琴平線岡田駅から徒歩約7分。青いコンテナハウスが目印の「cafeKOTANI」があります。隣に並ぶのは系列店の「こたにのパン屋さん」。さらにエステサロンと車屋が軒を連ねます。

運営するのは新車や中古車販売、車検など車全般のサービスを手がける「小谷自動車」。気軽に立ち寄れる車屋や地域の活性化を目指して、複合スポットをオープンしました。

カフェはカウンター5席とテーブル席が3卓とコンパクトな空間。屋上にはテラス席も完備しています。

営業が7:30〜23:00と長く、朝はお隣のこだわりパンを楽しめるモーニング、昼は10種以上から選べるハンバーガーメニューをはじめとしたランチ、夜は簡単なおつまみメニューが豊富にそろい、1日を通して利用できるのがうれしいポイントです。

・自慢のハンバーガーは10種以上!

『コタニバーガー』(単品)970円 + 『ポテト&ドリンクセット』300円

ランチタイムの11:00〜15:00には、同店の看板でもあるバーガーメニューが10種類以上スタンバイ。バンズから手作りしていて、国産小麦「ゆめちから」を使用しふくよかな小麦の香りと甘みを引き出しています。

驚くべきは、1cm以上も厚みがある存在感抜群のパテ!香川県産ひまわり牛が使用され、ジューシーなうま味は一口で虜になりますよ。

『Wチーズバーガー』(単品)1,300円

溶け出すチーズに目を奪われるインパクト抜群の『Wチーズバーガー』。パテもチーズも2枚ずつと食べ応え満点!しっかりめに焼き上げたバンズの風味や香ばしさも加わり、食が進むこと間違いなしです。

このほか、『てりやきバーガー』(970円)や『アボカドバーガー』(1,200円)、『パイナップル入りの『ハワイアンバーガー』(1,200円)など、思わず目移りするラインアップ。綾歌町、飯山町、まんのう町はデリバリーにも対応していて、2,500円以上の注文で配達料300円が無料になります。

バーガーメニュー以外には、『焼きカレー』(880円)や『週替わりランチ』(980円)もそろうので、気分に合わせてチョイスして。

・サンデーやアフォガードでリフレッシュタイム♪

『チョコバナナパフェ』650円

カフェ使いももちろんOK♪大きめのグラスにぎゅぎゅっと甘党の欲望が詰まった『チョコバナナパフェ』は、トップにのったミルク感たっぷりのソフトクリームが影の主役。ザクザクのコーンフレークの食感も相まって、最後まで飽きることなく食べられますよ。

『アフォガード』550円

淹(い)れたてのエスプレッソを楽しめる『アフォガード』にも注目。たっぷりのアイスクリームとコーヒーゼリーが小腹を心地よく満たしてくれます。

このほか、フロートドリンクやサンデー、ソフトクリームなど、手軽なメニューもそろうので、気軽に立ち寄っては?

・併設の「こたにのパン屋さん」も要チェック!

カフェの隣に店を構える「こたにのパン屋さん」は、カウンターで注文するスタイル。たくさんのリピーターを抱え、ひっきりなしにお客さんが訪れています。

『パンセット』(パン1個)550円、(パン2個)700円

7:30〜11:00、15:00〜17:00には、カフェで『パンセット』を楽しむことができます。

好きなパン1個にサラダとドリンクが付いて550円とコスパ抜群!ドリンクはジュースのほか、パンと相性抜群の「コタニブレンド」を用意しています。

手のひらサイズでころんとしたビジュアルがかわいらしいパンは、思わず2個、3個と財布の紐がゆるみそう。国産小麦粉を使用し、もっちりとやわらかく、優しい味わいに仕上げています。

一番人気の『もっちりクリームパン』(単品200円)は、赤ちゃんの素肌のようなもちもち感がたまりません。中にはあふれんばかりのカスタードクリームが。一口含んだ瞬間の感動を味わってみて。

『あんバター』(単品250円)も定番人気。バターとあんこのバランスが絶妙でぺろりと食べられてしまうので、もう1個買っていないと後悔するかも?

好きな時間に利用でき、ハンバーガーにパンにスイーツとたくさんのワガママを叶えてくれる「cafeKOTANI」。お腹を満たしてくれるだけでなく、何か車のトラブルがあったときに頼れる店を知っているだけでも安心感につながるものです。町の安心を守る車屋兼カフェを、常連店にしてみては?

■詳細情報

■DATA

cafeKOTANI(カフェコタニ)/こたにのパン屋さん

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田下538-10
電話番号
cafeKOTANI:090-4504-0211
こたにのパン屋:0877-86-3119
営業時間
モーニング/7:30〜11:00
ランチ/11:00〜15:00
ディナー/17:00〜23:00
パン屋/7:30〜17:00

【丸亀】讃岐富士を望むセルフうどんの王道店「なかむら」 “とぅるん”としたなめらか麺に舌鼓

・セルフうどんの代表格「なかむら」

坂出ICから約15分、JR丸亀駅から15分ほど車で進んだのどかな風景の中にある「なかむら」。初代から2代目まで続いた、お客さんが裏の畑からネギを採ってきて刻む究極のセルフスタイルは、数々のメディアで取り上げられ、今も語り継がれる伝説。現在もほかのうどん店とは一風変わったセルフスタイルが用意されています。

店舗の外にあるメニュー表を見て、注文したいうどんを決めたら、いざ中へ。入口横のカウンターでうどんをオーダーします。カウンター近くには、自分で麺を温める用の羽釜がスタンバイ。テボに麺を入れて自分好みに温めてみて。

座席数は、店内とテラス席を合わせて約50席。テラスは、小型・大型犬など、ペットの同伴が可能です。大将のおすすめは、店舗裏のテラス席。昔話に出てくるような円錐の“おむすび山”「讃岐富士」を眺めながらうどんを楽しむという、のどかな時間を体感できます。

・伝承し続けられる本格手打ちうどん

「なかむら」の特徴は、ツヤのある細麺で、コシがありつつもやわらかい食感。2024年時点で3代にわたり受け継がれる手打ち技で生まれるうどん は、代替わりごとにアレンジが加わっています。

一糸乱れぬキレイな麺線に整えるため、生地をこねる際の水と塩の加減には神経を研ぎ澄ませます。麺を熟成し、足踏みした後の麺を寝かす時間は、約20時間。妥協のない丁寧な工程により、同店特有の“とぅるん”としたなめらかな麺ができ上がります。「できるだけ太くならないように麺を細くして、コシのあるやわらかい食感になるよう意識しています」と現在の大将。営業時間中は休む間もなく麺を打ち続けています。

『かけうどん』(小・1玉)250円、(大・2玉)350円、(特・3玉)450円

創業当時から変わらない味で愛され続ける『かけうどん』。地元のウルメ、サバ節、薄口しょうゆをブレンドした出汁は、魚介のうま味が十二分に引き出され、なめらかな麺を引き立てます。黄金色の澄み渡る出汁とのコンビが素朴で美しい『かけうどん』は、そのまま素材の味を楽しんでもよし、お好みで薬味を入れて味わってもよし!

『ゆだめうどん』(小・1玉)310円、(大・2玉)410円、(特・3玉)510円

熱々のゆで汁をためたうどんを、つけ汁で味わう『ゆだめうどん』。つけ汁にさっと浸すだけで奥深い味がうどんに染み渡ります。

一口目で豪快にうどんをつけ汁に入れるのが、スタッフおすすめの味わい方。心も体もほっこりする温かい一品です。

『肉ぶっかけうどん』(小・1玉)600円、(大・2玉)700円、(特・3玉)800円 ※平日限定

平日しか味わえない『肉ぶっかけうどん』にも注目を。甘めの出汁がかけられたぶっかけうどんに、じっくりと煮込まれた牛肉をあふれんばかりにのせています。レモンを牛肉に絞ると、酸味も相まってさっぱりした味わいに。ぶっかけなので、ほかのメニューよりもコシと麺の弾力がアップ!

・名物「エビ天」が話題!季節の食材を使った天ぷら

天ぷらは常時20種類ほどがスタンバイ。同店名物の『エビ天』(130円)や『高野豆腐』(140円)、季節の食材を使った天ぷらなどが豊富に並びます。2代目の大将が現役で揚げているというウワサも。

『エビ天』130円

讃岐の特産品『エビ天』は、天ぷら内での人気ナンバーワン。瀬戸内産の小エビを使った練り物で、ふわっとした衣が特徴です。香ばしい味ですが、うどんの出汁にふやかして食べると甘みがプラス!

天ぷらを目的で訪れる人もいるほど、昔から天ぷらにも定評のある同店。薄めの衣でカリッとした揚げたての天ぷらが味わえます。常連さんの中には、好きなうどんの上にそのままトッピングする人もいるそう。

県外では珍しい『高野豆腐』(140円)は、しょうゆなどにつけるよりもそのまま味わうのがおすすめだそう。

ダイナミックに揚げられた『昆布天』も人気。うま味と甘さたっぷりの隠れた人気メニューです。このほか、サヨリやアスパラなど、季節に応じたメニューも用意。うどんにのせて出汁に浸しながら食べると、また違った味わいを楽しめます。

 

・おいしさを丸ごと閉じ込めた麺の販売も

同店では、家庭でも気軽に調理して味わえるよう、『半生うどん』(400円)や特製のしょうゆも販売されています。『小麦粉』や郷土料理の『しょうゆ豆』も持って帰ることができるので、ぜひお家でも「なかむらうどん」を堪能してみて。

3代受け継がれてきた名店「なかむら」。程よいコシとやわらかい細麺を、「讃岐富士」を眺めながらすすったり、ペットと一緒に出かけたり、思い思いの時間を過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

なかむら

所在地
香川県丸亀市飯山町西坂元1373−3
電話番号
0877-98-4818
営業時間
9:00~14:00(うどんがなくなり次第終了)

【丸亀】花屋併設のカフェ「tutiru(ツチル)」期間限定のイチゴメニューが登場中♪

・生まれ変わった「tutiru(ツチル)」

ことでん栗熊駅から車で約5分、丸亀市綾歌町のビニールハウスに囲まれた場所に突如現れる「tutiru(ツチル)」。田園地帯にこんな都会的なカフェが!?と驚かれる方もいるのではないでしょうか。こちらのカフェは、マムという菊の花の生産農家「ファルチェ(falce)」が提案する、花屋併設のカフェです。

店舗は、もともとマム農家の倉庫として使われていた場所をリノベーション。あちこちに昔の面影を残しつつも新しく「tutiru」として生まれ変わった場所は、ピンクベージュを基調としたシンプルで花が映えるようなデザインです。洗練された建物なのにどこかほっとさせてくれる雰囲気がある居心地の良い空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

クリアなテーブルの真ん中には小さなフラワーベースが。そこにかわいらしいマムの花が飾られています。待ち時間の合間も花を眺めるだけで癒やされますね。

少し広めのテーブル席もあり、ベビーカーの入店もOK。店内にはほとんど段差がないので、出入りもしやすく、赤ちゃん連れも利用しやすいお店となっています。

・花やオリジナルの花器の販売も

店内に美しくディスプレイされたマムなどの花は購入可能で、簡易包装の場合はレジですぐ購入できます。隣の建物ではドライフラワーの販売や、アレンジメント等も依頼できるそうなので、花束のプレゼントなどを考えている人は、事前に電話で相談するのがオススメです(フローリストが不在の場合、アレンジメントの当日対応は不可)。

“お花に触れ合ってほしい”という思いから、花をプレゼントしてもらえる時もあるようです。オーナーの温かい人柄が感じられる、とてもうれしいサプライズですね。

花器の販売スペースでは、マムが映えるようにイメージして一点一点制作されたという、花器や一輪挿しが並んでいます。制作を手がけたのは東京で活動している「ACOPOTTERY」のイチフルアキコさん。シンプルながらも存在感のある花器は、同じものは一つとしてなく、親しい人への贈り物や自分へのご褒美に選びたいものばかりです(値段は5,060円~)。

カフェで提供されている器も、同氏の作品。一枚ごとに模様や形が異なる、世界に一つしかない器だそうです。そんな一点物の器に、おいしい料理やスイーツが盛り付けられているのを見るだけでもワクワクが止まりません。

そのほかにも植物から作られた線香や、生花を使ったアクセサリーなども販売しているので、販売スペースもぜひのぞいてみてください。

・こだわりのコーヒーでほっと一息

『ELDER FLOWER LATTE(Hot/Ice))』600円

「花屋だからと言って普通のコーヒーは出したくない!」というオーナーの強い思いもあり、コーヒーにもかなり力を入れているそう。中でも、花屋ならではの『エルダーフラワーラテ』は、ほかではなかなか味わえない一杯です。エルダーフラワーのすっきりとした味わいに、レモンの皮とローズマリーの香りも加わって、なじみのあるカフェラテが全く別の飲み物に大変身しています!ぜひ一度試してほしいドリンクです。

・彩り豊かなサンドウィッチ

『SALMON&GREEN(スモークサーモンとグリーンのサンドウィッチ)』900円

サーモンと自家製アボカドソース、間に挟まれた自家製のベシャメルソースが、頬張った瞬間に一気にミックスされて口の中いっぱいに広がる一品。使われているパンもサクサクで、サーモンは臭みも一切なく、夢中で食べてしまうこと間違いなし!

プラス150円で目玉焼きのトッピングが可能です。ドリンクとセットにする場合は、ドリンクが200円オフとちょっぴりお得に。

『FRUIT&CREAM CHEESE(フルーツとクリームチーズのオープンサンド)林檎のコンポート』800円

リンゴは皮ごとコンポートされていて、シナモンとクリームチーズ、アイスのコラボレーションが素晴らしい味わいを生み出しています。リンゴは甘すぎず少し酸味もあってアイスの甘さとの相性も抜群。デザート感覚で食べられる一品です。オーナーも大好きなリンゴのメニューは、定番メニューとしていつでも食べられるそうです。こちらもドリンクとセットにする場合は、ドリンクが200円オフになります。

『苺とクリームチーズのオープンサンド』800円

そのほかにも、季節の果物を使った期間限定品として、2024年5月ごろまでイチゴを使用したスイーツやドリンクなどが登場中。旬のイチゴに、濃厚なクリームチーズとピスタチオが散りばめられたこちらのオープンサンドは、甘酸っぱい果実とクリーミーなチーズが間違いない組み合わせ。ピスタチオのカリッとした食感と、上品なナッツの香りがアクセントになっています。

『苺のパルフェ』700円

イチゴのシャーベット、バニラアイス、マスカルポーネチーズ、チョコクッキーなどがキュートなグラスに詰め込まれたパフェは、キラキラと輝く宝石のよう。乙女心をくすぐられるかわいらしい見た目はもちろん、イチゴの良さを生かした構成は、食べ進めるごとに発見があります。

『苺のソーダ』700円

シュワっと春風のように爽やかなソーダは、赤のグラデーションが目にも美しい1杯。甘酸っぱいイチゴの風味が口の中いっぱいに広がり、食後のお口直しやデザートのお供にピッタリですよ。浮かべられている果肉と一緒にいただいて。

季節限定商品や提供期間の詳細はInstagramでチェックを。➡︎公式Instagramはこちら

・かわいくてつい食べたくなるスイーツたち

『Cafe Au Lait Mousse(カフェオレムースケーキ)』550円

口の中でふんわり溶けていく、軽い食感のムースケーキ。上にのったコーヒー豆もアクセントになっていて、少しほろ苦い大人の味のケーキです。コーヒーとの相性は言うまでもなくバッチリ。

『Apple pound (アップルパウンド)』450円

パウンドケーキというとパサパサしたイメージがありますが、こちらのパウンドケーキはしっとりなめらかな触感で、りんごの甘酸っぱさにシナモンがほんのり香るケーキです。

焼き菓子とドリンクのみテイクアウトができるので、ショーケースをのぞいて気になる商品があればぜひテイクアウトしてみてください。もちろん、焼き菓子はイートインもできますよ。

カフェに来たついでに花を買ったり、花を買うついでに焼き菓子をテイクアウトしたりと、いろいろな楽しみ方のできる「tutiru」。1人でもふらりと立ち寄りやすい雰囲気なので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

■詳細情報

■DATA

tutiru(ツチル)

所在地
香川県丸亀市綾歌町富熊905-3
電話番号
070-4721-5441
営業時間
9:30~17:00(L.O.16:30)

【丸亀】「純手打うどん よしや 」“オールハンドメイド”がこだわり!変わり種メニューも充実

・次代の旗手「純手打うどん よしや」

讃岐うどんの有名店が集まる香川屈指のうどんの街・丸亀。その一角に、幼い頃から「一流のうどん職人」に憧れを持ち、修業と試行錯誤の日々を乗り越えて店を開いたという「純手打うどん よしや」があります。

同店のコンセプトは“オールハンドメイド”。日本一うどん店の多い香川県内においても手打ちをうたうお店はあっても手切りまで行っているお店はほとんどない中で、現在も手作業に徹しています。ひと手間もふた手間もかかるこの製法を貫く思いの裏には「地元の伝統文化を受け継いでいきたい」という地域愛とうどん愛にあふれ、その姿勢が評価されてテレビやメディアで何度も紹介されています。

暖簾(のれん)をくぐると厨房から「いらっしゃいませ!」という明るい声が響き、店内は活気にあふれています。大人4人がゆったりと腰を掛けられる広々としたテーブル席が並び、3人以上のグループでも立ち寄りやすい雰囲気。

1人でも気軽に入れるカウンター席や足を伸ばしてくつろげる座敷席も完備。県内のうどん店でも座敷があるのは限られているので、小さな子どもを持つファミリーにとっては訪れやすい貴重なお店です。

注文の際は食券の購入を忘れずに。カウンターのスタッフに食券を渡したら、選んだ天ぷらやおでんを取り、うどんを待ちましょう。

・機械を使わない“手練り・手切り麺”

同店のうどんの魅力は、手切りならではの“いびつさ”にあります。手で一本一本、魂を込めて包丁で切るため、機械切りのように真っすぐな断面や均一な太さにならないのが手切り麺の特徴です。「これこそが手切りの良さ。凸凹させることで麺一本あたりの表面積が広くなり、その出汁がよく絡むんです」と、店主は欠点ではなく強みとして最大限に生かしています。

麺のやわらかなコシも同店のうどんの特徴の一つ。老若男女問わず愛され、特に近くに住む年配の常連客が多いため、“誰でも食べやすい食感や味わい”は何よりも大切にしているのだそう。また、毎日通うお客さんも多いことから、つるっとやわらかくのど越しのいい麺に仕上げています。

・地元素材を取り入れたご当地うどんも

『炙っていいとも!』(小) 650円

秘伝の麺と出汁(だし)に、四国産の素材をかけ合わせたご当地うどんも充実!コクのあるうま味とあっさりとした脂身が特徴の「讃岐もち豚」を使ったメニューは『讃岐もち豚の肉ぶっかけ』『讃岐もち豚の肉うどん』(各650円)『炙っていいとも!』の定番のほか、秋~春限定の『イリコかけ豚』(670円)の4種がラインアップ。

飼料作りから生育環境までとことんこだわり抜き、なるべくストレスを与えないように大切に育てられた豚肉は、驚くほど臭みがなくやわらか。香川県が誇るこのブランド豚肉を、『炙っていいとも!』では軽く下ゆでしてから炙ることで、焦がした脂とともにうま味を肉の中にギュッと閉じ込めています。ほんのり甘めのかけしょうゆとの相性は言わずもがな。ボリュームもあって「最高!」の一言に尽きます。

『イリコかけ豚』(小)670円 ※10~5月限定

10~5月の8カ月間限定で提供している『イリコかけ豚』は、定番の『讃岐もち豚の肉うどん』の上に同店の出汁に使っているものと同じ「伊吹イリコ」をトッピングしたもの。

イリコと豚肉という一見ピンとこない二つの素材をまとめるのは、隠し味の「自家製イリコオイル」。一匹ずつ手作業で腹わたを取り除いたイリコを粉末状にしたものから、うま味や香りを抽出しているそう。このオイルを特製出汁にブレンドすることで、深みのある味わいと「讃岐もち豚」に負けないうま味が生まれます。「味変はぜひ白コショウで」と店主。ちょっぴり懐かしい中華そばのような味わいが楽しめますよ♪

『のり玉うどん』(小) 620円

正月に期間限定で販売するやいなやそのおいしさが話題となり、グランドメニューに仲間入りを果たした『のり玉うどん』にも注目を!瀬戸内海産ののりを、板に敷かずにそのまま焼いて乾燥させた「素干し風焼のり」を麺が見えなくなるまでたっぷり使った贅沢な逸品です。

テーブルに運ばれてきた瞬間、ふわっと香る磯の香りに食欲がそそられます。食べる時はぜひ、うどんを温泉卵の黄身とのりを麺にたっぷり絡ませて召し上がれ!イリコが効いた特製出汁とのりが奏でる上品なハーモニーと磯の香りが広がる、余韻までおいしい一杯です。

『すだちひやひや』550円 ※6~9月限定

夏季は徳島県産のすだちを一面に浮かべたすだちうどんが登場します。毎年この時期がくるのを首を長くして待つファンも多く、季節限定にして名物でもあります。爽やかなすだちの香りに包まれ、夏の涼を感じてみては。

うどんのおいしさを引き立てる自家製の天ぷらも12~13種類ほどそろい、麺からトッピングまで手作りにこだわる「純手打うどん よしや」。曜日を問わず朝からお客さんでにぎわい、早い日はお昼前後に完売してしまうという人気店で、“昔ながらの讃岐うどん麺”を型にはまらない“新しいスタイル”で味わってみませんか。

■詳細情報

■DATA

純手打うどん よしや

所在地
香川県丸亀市飯野町東二343-1
電話番号
0877-21-7523
営業時間
7:00~14:00 ※麺がなくなり次第終了

【丸亀】3代続く製麺所「まえばうどん」香川県産小麦の上品な風味と手打ちの力強いコシが自慢!

・綾歌町のセルフの雄「まえばうどん」

うどんの名店が名を連ねる丸亀市。1960年にこの地で創業し、3代にわたって受け継がれてきた製麺所「まえばうどん」があります。2021年2月に全面改装した外観は真新しい印象ですが、歴史が長く、地元はもちろん、県内外の人から長く愛されてやまない人気店です。

お昼どきにはうどんを目当てに長蛇の列ができますが、麺や出汁、天ぷらを持ち帰りで購入するお客さんの姿も。古き良き讃岐うどんの日常がここにあります。

木を基調とした清潔感あふれる店内は、カウンターとテーブル席がバランスよく配されています。同店はセルフスタイルなので、入店したらまずは受付で好きなうどんを注文して、その場ででき上がりを待ちます。うどんを受け取り、天ぷらやおにぎりを一緒にトレーにのせたら、右手にあるレジで会計を済ませて、後は好きな席で召し上がれ♪

「おいしさには誇りを持っています。麺一本余すことなく味わい尽くしてほしい」と語る店主。製麺にかける情熱はもちろんのこと、セルフスタイルとあれど年配のお客さんには配膳をするといった姿も見かけられ、ホスピタリティあふれる接客にほっと心が温まります。

同店の麺は、うどんに最適とされるオーストラリア産「ASW」や讃岐うどん用に開発された香川県オリジナル品種「さぬきの夢」をはじめとする3種類の国産小麦粉をブレンド。それを先代から引き継いできた技術や知識を駆使してこね上げ、コシのある力強い麺が生まれます。

出汁は、讃岐うどんでは主流なイリコ、だし昆布、かつおの合わせ出汁がベース。イリコの持つ香りを最大限に生かしつつ、臭みを抑えるため、丁寧な下処理を徹底したり、返し出汁※1にしたりと手間をかけることで、甘味が強くクセのない味わいに仕上げているそう。

※1 返し出汁とは…砂糖、みりん、酒などを加え、煮かえした調味しょうゆのこと。

・定番はやっぱり『かけうどん』

『かけうどん』(小)250円

ここに来たらまずは最初に食べてほしいのが定番の『かけうどん』。麺の力強いコシや香り高さ、かけ出汁のうま味をダイレクトに感じることができるのは、このメニューのほかありません。

また、「小(1玉)」250円、「大(2玉)」360円、「ジャンボ(3玉)」540円という手ごろな料金設定もポイント!好きな天ぷらと合わせてアレンジを楽しめるのも、シンプルだからこそです。

同店の『かけうどん』は、ゆで上がった麺に自分で好きなだけ出汁をかけるスタイル。控えめにかけてもたっぷりかけても、値段が変わらないのがファンにはうれしいですね。毎日のように通うリピーターの中には、同店の出汁は“宇宙一”と賞賛する人もいるほどのおいしさで、イリコの甘みがふわっと広がる優しい味わいが魅力です。

『かけうどん』の麺は、ゆでたてを水で締めた後、ゆで釜で再び温めた麺の「あつ」か、ゆでてから一度水で締めた「ひや」が選べるので、麺の違いを食べ比べてみるのも楽しいですよ。

『かけうどん』(小)250円 + 『自家製きつねあげ』120円

『かけうどん』にトッピングをするなら、自家製のきつねあげは外せません。甘辛い特製出汁が中までしっかりと浸み込んだきつねは、食べるたびに出汁がじゅわり。その甘味とうま味がかけ出汁に溶け込むことで深みが増し、おいしさがさらにアップします。うどんを覆うほど大きなきつねあげを、ぜひ一度ご賞味あれ♪

・店主おすすめの『ざるうどん』や冬季限定『しっぽくうどん』も

『ざるうどん』(小)340円

店主が『かけうどん』と同じくらいおすすめする『ざるうどん』は、出汁としょうゆをしっかり利かせた甘口のつゆでいただきます。麺をゆでてから水で締める分、温かい麺に比べてコシが強いのが特徴。もっちりとした力強い弾力をかみしめながら、つゆとのハーモニーを楽しみます。

近くで見ると、エッジが立つパキッとした断面と艶やかな美しさが一目瞭然。麺一本一本に歯応えがあり、女性なら1玉でもお腹いっぱいになるくらいの満腹感が得られます。お好みでネギやショウガといった薬味を付けて召し上がれ。

『しっぽくうどん』(小)520円 ※12~4月ごろ限定

香川の郷土料理『しっぽくうどん』は、冬の大定番。ダイコンやニンジン、サトイモといった数種類の野菜と油揚げをうどんのかけ出汁で軽く煮込み、麺の上にかければ完成です。同店では香川県産の金時ニンジンなど、地元野菜をなるべく取り入れているそう。特にサトイモはねっとりとした食感を生かすため、近くで採れた新鮮なもの以外は使わないようにしているといいます。

また、一般的な鶏肉ベースのしっぽくうどんとは異なり、同店のものは牛すじ肉を出汁に使うのがこだわり。「鶏肉よりもうま味の強い牛すじを使うことで生まれる深みのある味わいこそが、うちのしっぽくうどんの魅力です」と語ります。麺と同じくらい野菜がたっぷり入っているので、見た目以上にボリュームが満点!これで一杯520円は破格ですね。

・オススメの天ぷらランキングTOP3

第3位『とり天ぷら』140円

常時10種類ほどある自家製の天ぷらの中で「人気爆発!」とおすすめするのが『とり天ぷら』。薄く開いた鶏むね肉に青のり入りの衣をたっぷり絡めて揚げた一品です。この青のりが、イリコを使った同店の出汁と絶妙にマッチ!そのまま食べるのはもちろん、出汁に浸して食べてもGOOD!

第2位『日高こぶ天』120円

うどん出汁を取ったときに出る日高昆布の“出汁ガラ”を甘く炊き、サックリ香ばしく揚げた『日高こぶ天』。香川県では一般的な昆布天ですが、実は全国では珍しく、いわば“ご当地天ぷら”です。衣の中からふわっと広がる甘い昆布の香りは、一度食べるとやみつきに。食感も楽しく、ついつい箸が伸びるおいしさです。

第1位『蒲鉾扇揚げ天』130円

第1位は色鮮やかなかまぼこに切れ目を入れ、扇の形に開くように揚げた『蒲鉾扇揚げ天』。ちょっぴり甘めのかまぼこは、衣を付けて揚げるだけで味が決まる優れもの。どんなうどんにも上にのせるだけでパッと器が華やぎ、食欲もそそられる一品です。

丸亀市綾歌町で60年以上、世代を超えて愛され続けるうどん店「まえばうどん」。受け継がれてきたレシピに納得するのではなく、“おいしいうどん”を求めて「毎日が勉強」と研究を重ねる店主のひたむきな姿勢や愛がこもったうどんを一度食べれば、長年愛される理由が分かるはずです。麺・出汁・天ぷら・接客、すべてに妥協しないアットホームなうどん店で、“手作りの温かさ”を感じてみては。

■詳細情報

■DATA

まえばうどん

所在地
香川県丸亀市綾歌町栗熊東420-2
電話番号
0877-86-2014
営業時間
10:30~14:10 ※麺がなくなり次第終了

【丸亀】「グッドネイバーズコーヒー 丸亀店」香り高いコーヒーと極上のトーストを味わって

・「GOOD NEIGHBORS COFFEE(グッドネイバーズコーヒー)丸亀店」

JR予讃線宇多津駅から徒歩15分ほどの場所にある「GOOD NEIGHBORS COFFEE(グッドネイバーズコーヒー)丸亀店」。香川県内に3店舗を展開する地元で人気のカフェです。

コーヒーに合うトーストメニューが自慢。土日には行列ができるほど人気のモーニングや、ボリューム満点のサンドイッチ、こだわりのスイーツを提供しています。

雰囲気たっぷりのレンガ造りの店舗は、元は喫茶店だった建物をリノベーション。昭和レトロなシャンデリアや、ボックス席など、古き良き喫茶店の雰囲気を残しながらも、倉庫のようなブルックリンスタイルをミックスしたレトロな空間が広がっています。ダークカラーでまとめた落ち着いた店内は、男性が一人でも通いやすいと好評だといいます。

店名の「グッドネイバーズ」は、英語で「よき隣人」という意味。お客さんといい距離感を保ちながら、一日に何回でも来たくなるような、地元に愛される店にしたいという思いが込められています。

・行列必至の人気モーニング

『Aセット』ドリンク代 + 390円

土日には行列ができるモーニングは、全8種類をスタンバイしています。あまりの人気ぶりに特別に「終日モーニングメニュー」ができたほど。中でも一番人気は、3.5mmの厚さにカットした自慢のトーストをシンプルに味わえる『Aセット』。コーヒーに合う究極のトーストを作るため、食パンはベーカリーに特注で焼いてもらっているそう。バタートーストにした時に完成するよう、味わいから食感まで考え抜かれています。

トースターを2台使い分け、仕上げに高温で香ばしさと食感をプラスするこだわりよう。中はふんわり、外はサクッと軽い極上のトーストは、一度食べたら虜(とりこ)になること間違いなしです。

自家製ドレッシングのサラダや卵、ヨーグルトが付いて栄養もボリュームも満点。お腹も心も満たされて朝からいいスタートを切れそうですね。

・名物!ボリュームたっぷり『特製ロースカツサンド』

『特製ロースカツサンド』1,925円

同店のもう一つの看板メニューが、ボリューミーな『特製ロースカツサンド』。グリルして香ばしさをプラスしたゴマ入りのイギリスパンで、熟成三元豚のロースカツをサンド!カツはなんと120gも使用しているのがポイント。キャベツも惜しみなく入っていて食べ応え抜群です。

味の決め手となるソースは、酸味を抑えた甘めの自家製トンカツソースをたっぷりと。かぶりつくとあふれる肉汁と甘いソースが口いっぱいに広がります。

セットにはポテトフライ、オニオンフライ、サラダ、スープ、ドリンクが付いてコスパも◎。食べ切れなかったら持ち帰りもできるので安心を♪

・じっくり味わいたい自慢のコーヒー

『グッドネイバーズブレンド』550円

同店の顔ともいえるコーヒーはオリジナルブレンドの『グッドネイバーズブレンド』。“毎日飲んでも飽きない味”をコンセプトに、最高級の「ブラジル」をベースにした自信のブレンドが完成しました。コクと苦味のバランスがよく、酸味を抑えた味わいが魅力です。

オリジナルブレンドを注文すると、ポットで提供されるのがうれしいポイント!温かいコーヒーがたっぷり2杯分楽しめます。

『ショコラティオ』858円 ※冬季限定

季節限定ドリンクも登場します。冬になると毎年メニューに並ぶ『ショコラティオ』は、毎年この時期を楽しみにしているファンも多い一杯。ダブルドリップで淹(い)れる濃いめのコーヒーにチョコレートをプラス。トップに生クリームとココア、仕上げにクーベルチュールチョコレートをまとった、目にもかわいらしい冬にピッタリなドリンクです。チョコレートとクリームが溶け出す極上の口溶けを楽しんで。

『スペシャルコーヒーゼリー(キャラメル)』638円

コーヒーとスイーツどちらも楽しみたいなら、『スペシャルコーヒーゼリー』がおすすめ。グラスにたっぷり注がれたゼリーは淹(い)れたてのコーヒーで作った自家製。コーヒー店ならではの苦みとコクが楽しめます。『プレーン』(616円)のほか、トッピングが選べる『キャラメル』、『黒蜜』(638円)があります。

取材日は『キャラメル』をチョイス。さっぱりとした後味のソフトクリームのトップにほろ苦いキャラメルソースをオン!ソフトクリームとほろ苦いキャラメルが溶け出したまろやかなゼリーもまた絶品。甘さが苦手な男性にもおすすめです。

・手土産にぴったり『幸せのフルーツバター』

『もも(瀬戸内産)バター』(160g)1,380円

トーストを極める同店の新しい提案が、『幸せのフルーツバター』。その名の通り、旬のフルーツを使った食べるバターです。そのおいしさは口コミで広がり、今や各メディアから引っ張りだこの人気商品に。2023年の「かがわ県産品コンクール」で優秀賞を受賞した実力派でもあります。

人気の秘密は、香川県産の旬のフルーツをコンポートのようにしておいしさを閉じ込め、ホイップバターに加えることで仕上がる口溶けの良さです。アツアツのトーストにたっぷりのせるのがポイント!トーストの上で溶かさずに食べるのがフルーツバターの美味しい食べ方です。

ラインアップは『アップル&マンゴーバター』『いちごバター』『アーモンドバター』『黒糖きな粉くるみバター』『ももバター』『キウイバター』の6種類。オンラインショップでギフトセットも販売しているので、遠方の人はチェックしてみて。
➡︎公式オンラインショップはこちら

『ももバタートースト』ドリンク代 + 583円

『幸せのフルーツバター』の味は店内でも味わうことができます。『ももバタートースト』は、高い糖度と豊かな香りが特徴の飯南産のモモを使用。濃厚な果汁までぎゅっと閉じ込めた風味豊かな味わいが特徴です。コーヒーと合わせればより香りと甘みが引き立ちますよ♪

モーニングにボリューミーなランチやスイーツまで充実する「グッドネイバーズコーヒー」。一杯のコーヒーを飲みに、友達とランチに、気付けばまた行きたくなる、そんな魅力たっぷりのお店です。

■詳細情報

■DATA

GOOD NEIGHBORS COFFEE(グッドネイバーズコーヒー)丸亀店

所在地
香川県丸亀市土器町東9-194
電話番号
0877-85-7313
営業時間
平日/8:00~18:00(フードL.O.16:00、ドリンクL.O.17:00)
土日祝/7:30~18:00(フードL.O.16:00、ドリンクL.O.17:00)
【モーニング】平日8:00~11:00、土日祝7:30~11:00
【ランチ】11:00~16:00