夜カフェ

【高松】「Drink Drink(ドリンクドリンク)」たっぷりサイズのコーヒーをお供に雑談でも

・「Drink Drink(ドリンクドリンク)」

ことでん伏石駅から徒歩10分ほど。国道11号東バイパスから塩江街道沿いを南へ向かうと見えてくる「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店です。
自転車店だった建物を改装した店舗は、大きなガラスの引き戸はそのままに、赤と白のストライプのテントを掲げ、まるで以前からこの場所にあったような懐かしさを覚えます。

人と話すことが好きというオーナー夫婦は、もともと接客業をしていたそう。二人のお店を持つことが夢だったところ、高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」でコーヒーの魅力に触れ、淹(い)れ方を学んだ後に念願のお店をオープンさせました。

コーヒー以外のドリンクやフードメニューもそろい、すべてテイクアウトOK。平日は10:00から24:00までと長く営業しているので、朝の散歩ついでやディナーの後の夜カフェ使いにもふらりと立ち寄ることができます。

店内はゆったりとした間隔で座席が設けられていて、広々と開放的。通りに面したガラス戸越しに、道行く車や人の様子を眺めていると、自分も町の一部になったよう。一人の時間に浸るカフェというよりは、人との交流を楽しむコーヒースタンドのような空気感が魅力です。

クスッと笑える壁のイラストは、オーナーが家族と一緒に考えたお店のロゴマークを、BLUE SPOON COFFEE ROASTERSの社長がキャラクター風に描いたのだそう。目を引く上に、なんだか元気がもらえますね。

・ゴクゴク飲めるスペシャルティコーヒー

『ドリップコーヒー』682円

飲む機会は多々あれど、意外と深くは知らないコーヒーのこと。よく聞く「ブレンド」とは複数のコーヒー豆を合わせたもので、「シングル」とは1つの産地のみのコーヒー豆のことです。同店ではブレンドと、月ごとに変わる2種のシングルのコーヒー豆が使われています。

3種類のコーヒー豆を、浅煎(い)り、中深煎り、深煎りから選びます。浅煎りはフルーティーで酸味が強く、深煎りは苦味とコクが強めと、焙煎(ばいせん)具合によって風味が変わるので、香りを比べたりお店の人と相談したりしながら、今の気分に合った1杯を選んでみて。

コーヒー豆は鮮度が落ちないように、1杯分ずつオーダーが入ってから粉砕します。一般的に1杯分は10gほどのところを、同店ではたっぷり20gの豆を挽(ひ)き、微粉をふるいにかけます。

微粉をふるうことでフィルターの目詰まりを防ぎ、抽出し過ぎず雑味が少ないスッキリとした味わいになるのだそう。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れられたコーヒーから立ち上る、ふわっとしたアロマに癒やされます。

実はコーヒーが苦手だったというオーナー。この淹れ方を学んでから飲めるようになったそう。クリアですっきりとした味わいは、普段コーヒーを飲まない人もゴクゴクと飲めそうです。他店のラージぐらいはありそうな存在感のあるサイズがうれしいですね。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったらそのまま買って帰ることもできます。

産地直送!旬のフルーツを使ったメニュー

『はつ恋レモネード』605円

コーヒーと並ぶ看板メニューの『はつ恋レモネード』は、三豊市仁尾町のまるく農園で栽培されるブランドレモンの「はつ恋キュンッれもん」が使われています。甘酸っぱいレモンの風味が、シュワっとした炭酸と相まって爽やかな飲み心地
※「はつ恋キュンッれもん」はまるく農園の登録商標です。

生産者から直接仕入れたレモンは、豊かな甘みと新鮮な香りが特長。砂糖とハチミツ漬けにしたレモンのみを使ったシンプルなレモネードだからこそ、素材が要。意外にも国産レモンは冬から春にかけてが旬とのことで、寒い時期にビタミンで元気をチャージするのにぴったりです

『グリークヨーグルト(季節のフルーツ)』1,320円

ヨーグルトの表面にたまっている水分(ホエー)を水切りし、クリーミーでまったりとした食感の『グリークヨーグルト』は近頃話題のデザートです。グラノーラの上に季節のフルーツをたっぷりとのせ、最後にハチミツを加えた贅沢な一皿。

リンゴは果汁をしっかり含んだ、長野県産の秋映(あきばえ)を使用。皮付きのまま薄くカットされているので、シャリッとした食感と豊かな香りを味わえます。
岡山県産の大粒で種なしマスカットの瀬戸ジャイアンツは、皮が薄く口の中でパリッと弾ける食感と、爽やかな甘みが広がります。フルーツは交流のある農家から直接仕入れていて、毎回変化するのもお楽しみ。

・自家製スイーツも必食の価値あり

『チーズケーキ』770円

オーブンではなく、無水鍋を使った奥さまお手製のスイーツもお見逃しなく。
焼き上げてから12時間寝かせた同店の名物スイーツ『チーズケーキ』は、ねっとり濃厚なチーズの風味とタルト生地のサクッとした食感がたまりません。

『シフォンケーキ』550円

やわらかな口溶けの『シフォンケーキ』は、ベーキングパウダー不使用で、しっとりとした食感が際立ちます。素朴で優しい口当たりは、食後でもペロリと食べ切れそうです。

どちらのスイーツもコーヒーとの相性もバッチリ!セットでオーダーして、至福のカフェタイムを楽しんで♪

アットホームな雰囲気が魅力の「Drink Drink(ドリンクドリンク)」では、インスタグラムをフォローすると学生限定で割引になるサービスも。その日のおすすめメニューや、キッチンカーの営業情報もアップしているので、お店に行く前にチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

Drink Drink(ドリンクドリンク)

所在地
香川県高松市太田下町2307-2
営業時間
月~土曜/10:00〜24:00
日曜/10:00~17:00

【観音寺】「バル クヌート」大人の隠れ家でランチはもちろんディナーにカフェタイムも♪

・「BAR KNUT(バル クヌート)」

さぬき豊中ICから車で約10分、最寄りのJR本山駅からは車で約7分。観音寺市吉岡町、県道237号沿いの家具・インテリア雑貨店「西岡家具」の敷地奥に佇む「BAR KNUT(バルクヌート)」。元は家具店が運営するカフェでしたが、2024年3月にシェフの小原(こはら)さんが運営する“バル”として再スタートしました。

緑あふれるアプローチを進むと見えてくる入り口前には、メニューの書かれた黒板が。どれにしようかと考えながら、店に入るまでの時間も胸が高鳴ります。

カフェ時代から変わらない広々とした店内には、2人〜4人掛けのテーブル席からコンセント付きのカウンター席までそろうので、1人でもグループでも来店しやすいのがうれしいところ。

お店のロゴマークは“たき火”がモチーフになっている同店。ところどころに小原さんの趣味でもあるキャンプ用品が、インテリアとしても華を添えています。ランタンや鍋など、実際に使用しているものを置いているそうなので、キャンプ好きにはたまらないかも?

シェフの小原さんはこの道25年。辻調理師専門学校を卒業後、本場・フランスでのフレンチ修行を経て、関東でビストロやイタリアン、居酒屋などあらゆる飲食の現場を経験してきました。食材に対するこだわりや興味から、肉に関する知識を深めようと精肉店に身を投じたことも。どの経験も楽しそうに語る小原さんからは、“食”への愛情が伝わってきました。

関東で活躍していた中、遠く離れた香川に移住したきっかけは、大好きな“キャンプ”と“地域おこし協力隊”。祖父の地元でもある観音寺市には幼少期時代に度々訪れていたそうで、一度飲食を離れてキャンプに関わる仕事ができたらと一念発起、協力隊員として移住を決意しました。

地域おこし協力隊として活動する中、同店の前身でもある「カフェクヌート」のメニュー考案などコンサルティングを担当していた縁と、周りからの熱烈な後押しもあり、もう一度飲食の世界へ。カフェ店舗と同じ屋号である“クヌート”を引き継ぎ「BAR KNUT(バルクヌート)」として、新たにオープンに至りました。

・ランチはカレーとワンプレートランチどちらにする?

『欧風牛すじカレー』1,400円 ※デザート&コーヒーor紅茶セットは+400円

薄切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクなどが溶け込んだルーに、ホロホロになるまで煮込まれたやわらかい牛すじがイン。「子羊のアニョ オリエンタルソース」から発想を得たこちらのカレーは、トロッとしたまろやかな風味で、ご飯にたっぷり絡めて食べたい一皿。

辛さ控えめなので、もっと刺激が欲しい人は、綾川町・山清の「鬼びっくり金一味唐辛子」をチョイ足しするのがおすすめです。ピリッと爽やかな唐辛子の辛さがカレーにピッタリということで、小原さんがチョイスしたそう。かけ過ぎには要注意ですよ!

付け合わせのピクルスは自家製。使用する野菜は季節によって変わります。+400円で付いてくるデザート「バニラのブランマンジェ」は、鞘(さや)から使ったバニラビーンズの甘い香りとプルプルとした食感が◎。

ランチタイムはほかに肉料理または魚料理から選べる『ワンプレートランチ』(スープ付き・1,600円)もスタンバイ。ライスにサラダとメインのおかずが一つになったお得なプレートメニューです。詳しくは公式Instagramで確認を。

・パティシエ自慢のケーキもお見逃しなく

『プレミアムチーズケーキ』600円

濃厚なのにさっぱりとした口当たりの『プレミアムチーズケーキ』は、カフェ時代からファンの多いデザートメニュー。バルになった今も、変わらぬ味で提供されています。カフェタイムのほか、ランチ後のデザートや夜カフェとしての利用もOKです。カットケーキはテイクアウトも可。

そのほか、クレームブリュレや香り高い自家製ラテアイスクリームなどもお見逃しなく。

『オーガニックコーヒー』ホットorアイス各500円

コーヒーはカキ三のオーガニックコーヒー豆を使用。アイスはゴクゴクと飲みやすい飲み口で、食後やデザートのお供にどうぞ。紅茶派にうれしいオーガニックティーや、昼飲みにぴったりのクラフト生ビールも提供しています。

・魅力的なディナーに夜カフェ利用もOK

季節によって変わる夜のコースは、シェフの真髄を一番感じられるメニュー。秋田県から直送される「八幡平(はちまんたい)ポーク」のグリルや、アヒージョ、カルパッチョ、サラダ、デザートなどがコース仕立てでいただけます。

コース以外にも日替わりメニューや、注文を受けてから焼き上げるピザはアツアツのうちにいただきたい一品。焼き上がりの食感や食材との相性を考えてセレクトされた生地は、モチッとした生地感が特徴です。定番のマルゲリータや、しらすとモッツアレラチーズ、イベリコサラミと黒オリーブなど6種類から好きな味を選んで。

『PIZZA』1,200円〜

取材時は、その時々手に入る夏野菜を使用したトマトベースのピザをオーダー。ナスとズッキーニ、ベーコン、トマトソースにチーズがたっぷりとろけた一枚です。1人1枚で満足感もありながら、女性もぺろりと平らげるほど軽く食べやすいピザです。

和のイメージがあるしらすと、バジルソースがマッチしたこちらのピザは、しらすの風味と爽やかなバジルの香りがクセになる味わい。つい全種類制覇したくなりますね。

趣味であるキャンプを通して、自然の恵みを体感してきた小原さん。使用する食材もできるだけ無農薬のものを選んでいるほか、協力隊時代に出会った農家や漁師、紹介してもらった人たちとの縁が食材の仕入れにも生かされています。

自然を愛するシェフの腕が光る多彩な料理をいただける「BAR KNUT(バルクヌート)」。シンボルマークでもある“たき火”を囲むように、大切な人との語らいにはもちろん、1人でも気兼ねなく過ごせる同店で、ランチにディナーに夜カフェに、思い思いの時間をゆったりと楽しんで。

■詳細情報

■DATA

BAR KNUT(バル クヌート)

所在地
香川県観音寺市吉岡町770-1 西岡家具敷地内
電話番号
0875-25-6183
営業時間
<月〜土曜>
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(LO.21:00)

<日曜・祝日> ※2024年9月1日(日)〜
ランチ/11:00〜14:00(LO.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(LO.16:30)
※ディナー営業なし
※2024年9月1日(日)から日曜、祝日はランチ・カフェタイム営業のみ

【高松】花屋が営む「カフェスタイル ハヅキ」おしゃれな空間で贅沢なランチはいかが?

・花や観葉植物に囲まれた空間「カフェスタイル ハヅキ」

JR高松駅から東へ徒歩約15分、ことでん築港駅からは徒歩約10分。レストランやカフェ、お土産ショップなどが並ぶレトロな倉庫街の北浜アリーから徒歩1分、こちらも元倉庫を活用した複合施設「N.Y GALLERY(エヌワイギャラリー)」の一画にある「Cafe Style Hazuki(カフェスタイル ハヅキ)」。昼はランチやスイーツ、夜は本格中華が味わえるカフェレストランで、大人数でのパーティーなどの貸イベントスペースとしても利用できます。
店先には花や観葉植物がずらりと並び、入る前からワクワク感が高まります。

もともとは船で運ばれてきた米を保管していた倉庫をリノベーションしていることから、冬は暖かく、夏はひんやりしているそう。筋交いの入った窓からは北濱恵美須神社と木々の緑がのぞき、歴史を感じられるスポットでもあります。

吹き抜けの開放感のある店内は着席では90人、立食で150人まで対応可能で、ウェディングやライブ、セミナー会場などに活躍する多目的カフェとしても人気です。
併設の花屋「グレースマーケット」が運営していることもあり、観葉植物や花があふれる店内は癒やし効果も抜群ですよ。

・贅沢な懐石ランチで至福のひとときを

『懐石ランチ』1,380円

メイン料理にスープ、サラダ、ライスが付いた『懐石ランチ』は同店の人気メニューで、女子会やママ会におすすめ。メインの料理は2~3日で替わるので、何がいただけるかは行ってみてからのお楽しみ♪
ランチはこのほか、『パスタランチ』(1,500円)、『ステーキランチ』(2,750円)、『ビーフカレーランチ』(1,200円)、『Hazukiランチ』(要予約・3,500円)と豊富なラインアップ。ちょっぴりリッチな気分を味わえるランチを心ゆくまで楽しんで。

・フルーツたっぷりのスイーツが自慢

『レアチーズケーキ』880円

真っ白な自家製レアチーズケーキと旬のフルーツが一度に楽しめるこちらは、さっぱりとした味わいで、甘酸っぱい果物との相性も◎。ランチのデザートにもぴったりですよ。

『本日のチーズケーキ』880円

同店のチーズケーキは2種類をスタンバイ。『本日のチーズケーキ』はフルーツがふんだんに散りばめられたカラフルな一皿で、華やかにカットされたフルーツがプレートをおしゃれに彩ります。

『恋するプリン』880円

大きめのプリンの周りにフルーツがどっさりのった食べ応え抜群のプリンは、カスタードの優しい甘さ、カラメルのほろ苦さ、フルーツのフレッシュな酸味が一度に楽しめる一皿。見た目も味も乙女心をくすぐる、まさに名前の通り『恋するプリン』なのです。

このほか、スコーン、ベルギーワッフル、みつ豆、パフェなどバラエティー豊かなスイーツが和洋そろっているので、気分に合わせてチョイスして。

・ドリンクメニューも抜かりなし

『フラワーガーデンティ』660円

カラフルな花が咲き乱れる花園をイメージしたという華やかなフレーバーティー。ポットからカップに注ぐと、ふんわりとフローラルな甘い香りが立ち込めます。たっぷり2杯分の紅茶が楽しめるポットサービスで提供されるので、ゆっくりとカフェタイムを過ごしたい人はぜひオーダーを。
フルーツをミックスした『フルーツガーデンティ』(660円)もありますよ。

『ストロベリーミルク』660円

ピンク色がかわいいこちらのドリンクは甘過ぎずさっぱりとした飲み口で、フレッシュなストロベリーの甘い香りに包まれて幸せな気分に。スイーツのお供にもおすすめです。

『生き様ビール』660円

同店オリジナルの香川県産の地ビールで、種類はケルシュ、スーパーアルト、ヴァイツェンの3種類。店内でいただけるのはもちろん、お土産として購入もOKで、ビールと花をセットにしたギフトに喜ばれること間違いなし。瓶のラベルには、オーナーが好きな花とハヅキの建物が描かれています。

・夜カフェは本格中華で決まり!

『冷やし担々麺』1,800円

夜に登場する「キッチン宮本」で、元五つ星ホテルの料理人・宮本シェフが腕を振るう本格四川料理はいかが?『冷やし担々麺』はたっぷりの具材と麺がピリ辛の冷たいスープに絡んで暑い季節にぴったりの一品です。
夜カフェでは、ライブ感が楽しめる鉄板焼きやコースメニューも取りそろえています。利用する際は予約を忘れずに。

『シェフおまかせワインプレート』3,000円

中華以外にもワインに合うおつまみもスタンバイ。チーズや生ハムなど、ワインに合う料理を少しずついろいろ堪能しながら、おしゃべりに花を咲かせて。

昼はランチやスイーツ、夜は本格中華、鉄板料理が楽しめ、女子会や誕生会、結婚式の二次会などさまざまなシーンで利用できる「カフェスタイル ハヅキ」。観葉植物や花であふれる華やかな店内で、癒やしのひとときを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

Cafe Style Hazuki(カフェスタイル ハヅキ)

所在地
香川県高松市北浜町12-7 N.Y GALLERY
電話番号
087-811-4530
営業時間
ランチ/11:30〜14:00
カフェ/11:00~18:00
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:00) ※要予約

【高松】「Cafe Pole Pole(ポレポレ)」で本格トロトロエスプレッソと自家製スイーツを

「Cafe Pole Pole(カフェ ポレポレ)」

ことでん瓦町駅から徒歩約5分の「Cafe Pole Pole(カフェ ポレポレ)」は、2023年10月にオープンしたエスプレッソ専門店。南新町商店街の老舗「乾物 丸一」の前の道を東へ入ったビルの1階にあり、にぎやかな飲み屋街でコーヒーの香りを漂わせています。

奥行きのある店内で、入り口側にハイチェアタイプのテーブル席、奥にはカウンター席があります。無料Wi-Fiが完備されているので、PC作業などを兼ねてのカフェ利用にも便利です。

屋号の“ポレポレ”は、スワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」といった意味。ゆったりとした自分時間を過ごしてもらえるような場所を提供したいと名付けたそうです。店主の実家で飼っている猫がモチーフになっているロゴにもご注目あれ。

ロゴのデザインは店主の妹さんが担当しています。より本人(猫)に近づけたステッカーも販売しています。自由気ままにのんびり過ごしている猫の姿が、お店の雰囲気を表しているそう。

レアなレバー式マシンで抽出する濃厚エスプレッソ

エスプレッソマシンはイタリアのコジェコ社製“Fiorenzato(フィオレンザート)”で、香川では珍しいレバー式です。一般的なオートマチックタイプのマシンより気圧を比較的高めにかけられるので、コーヒー豆本来のうま味や風味が濃縮され、本場イタリアさながらのトロトロとしたテクスチャとリッチな味わいを楽しめるのが特徴です。

『エスプレッソ ソロ』380円

コーヒー豆は、店主の師匠が営む大阪のお店「Red Stone Coffee(レッドストーンコーヒー)」による、イタリアーノブレンドを使用。イタリアでは5種類以上の豆を合わせ、必ずロブスタ種の豆を入れるのがセオリーだそう。『エスプレッソ』は、かなり濃厚で豆本来の風味を存分に楽しめます。添えられているキビ砂糖を2包入れると、まるでダークチョコレートのような味わいに。ジャリっと沈殿した砂糖をスプーンですくって食べるのが本場イタリアスタイル。表面に浮かぶクレマは、豆のうま味が抽出された証です。

『カフェラテ』600円

『カフェラテ』は2タイプの焙煎豆から選べます。コーヒーのビター感を求めている時は中深煎(い)り、すっきりとしたミルク感を求めている時は浅煎りでオーダーしてみて。ラテアートも必見です。

『アメリカーノ』550円

エスプレッソを水で割った『アメリカーノ』はうれしいたっぷりサイズ。お酒好きな人は、エスプレッソやラテにアルコールをプラスしたメニューも要チェックです。

『エスプレッソトニック』650円

暑い時季にオススメなのは、キレのある炭酸のトニックウォーターにエスプレッソを注ぐ『エスプレッソトニック』。柑橘(かんきつ)類の爽やかな香りも相まってすっきりとした一杯です。別添えのエルダーフラワーシロップを注ぐと華やかになる味変も楽しんでみて。

モーニングや自家製スイーツなども見逃せない!

『パンオショコラモーニング』750円

開店時間の10:00からなくなり次第終了の『クロワッサンモーニング』と『パンオショコラモーニング』は、それぞれにヨーグルトが付き、ドリンクは「エスプレッソドッピオ」または「アメリカーノ」から選べます。カフェラテとカプチーノはプラス100円、そのほかのドリンクはプラス150円で変更可能です。
毎朝お店で焼き上げるパンオショコラは、ふっくらとしたデニッシュ生地に、ビターチョコがたっぷりで食べ応えのあるサイズ。

『クロワッサンプレートランチ』1,200円

11:00〜14:00に提供される『クロワッサンプレートランチ』は、その日の朝焼き上げるクロワッサンにサラダ、店主が厳選したボローニャソーセージ&生ハム、自家製イタリアンオムレツ“フリッタータ”がワンプレートになった一品。バターの風味がしっかりしつつほんのり甘いクロワッサンに、サラダや生ハムなどを挟んでサンドイッチ風にカスタマイズするのもおすすめの食べ方。フリッタータの具材は気まぐれで都度変わります。セットドリンクはアメリカーノ、カフェラテ、ハーブティーの3種類、そのほかのドリンクはプラス150円で選べます。

『ティラミス』680円

ご主人は製菓学校出身ということもあって、スイーツはお手のもの。『ティラミス』は、イタリア産フィンガービスケットに同店自慢のエスプレッソをたっぷりと染み込ませ、ラム酒がガツンと効いたマスカルポーネチーズクリームで大人味に仕上げているのが特徴。通常品はボリューミーな量ですが、『平日限定ミニティラミスセット』はハーフサイズで提供しています。過去には『イチゴのティラミス』や『ベリーティラミス』などが登場したことも。

スイーツメニューの中で、『気まぐれバスクチーズ風ケーキ』と『ショコラケーキ』はテイクアウトにも対応しています。その場合は一口サイズにカットしてカップに入れてくれるので、外でもつまみやすいのが◎。ドリンクメニューもすべてテイクアウトできますよ。

『気まぐれバスクチーズ風ケーキ』イートイン580円、テイクアウト550円

『気まぐれバスクチーズ風ケーキ』は取材時のプレーンのほかに、エスプレッソや抹茶、ストロベリーなどのバリエーションもあります。甘さ控えめでチーズの風味がしっかり感じられる味わい。イートインの場合は、フルーツソースなどでデコレーションしてくれます。

『ショコラケーキ』イートイン580円、テイクアウト550円

店主はしっとり濃密なガトーショコラが好みだそうですが、『ショコラケーキ』はあえて食べやすいよう、軽めな口当たりのふっくらしっとり食感に仕上げています。しっかりとしたビター感なので、イートイン時に添えられるホイップと一緒に食べるといいバランス。テイクアウトの場合はホイップの有無を選べますよ。

『焼き菓子セット』350円

エスプレッソにもぴったりな自家製焼き菓子で、のんびりカフェタイムはいかが?『ビスコッティ』はラテン語が由来で“2度焼き”の意味。カリッカリになるまで焼いた食感がクセになります。アーモンドの食感と風味が良く、上品な甘さ。ラテに浸して食べるのも◎。『アマレッティ』はサクッとしつつネットリ感が特徴。優しい甘さで、アマレット特有の杏仁の風味がフワッと鼻に抜けます。

ご主人は、コーヒー専門店に勤めていた際にエスプレッソに興味を持ち始め、そこからコーヒーにまつわる知識も取得し、「Cafe Pole Pole(カフェ ポレポレ)」をオープンする運びに。人当たりがいいオーナー夫妻とのおしゃべりも楽しんで。
フォカッチャを使用した平日限定パニーノや、土日だけのパスタも登場。また、夜カフェのみのケーキパフェや、予約限定スイーツ『アフタヌーンティーセット』も。街飲み帰りにエスプレッソを一杯。そんな使い方もいかがでしょう。

■詳細情報

■DATA

Cafe Pole Pole(カフェ ポレポレ)

所在地
香川県高松市瓦町2-9-4北川ビル1階
営業時間
平日/10:00〜19:30(L.O.19:00)
第2・4土曜/10:00〜17:00(L.O.16:30)
第2・4土曜(夜カフェ)/19:00〜23:00(L.O.22:30)
第1・3・5日曜、祝日/10:00〜17:00(L.O.16:30)
※ワンドリンク制
※予約はインスタグラムのDMから

【高松】「アンプティパ」はバーとパティスリーのいいとこ取り!夜スイーツを楽しんで

「Bar&Patisserie Un petit pas(バー&パティスリー アンプティパ)」

丸亀町商店街から路地に少し入る高松市鍛冶屋町の「Bar&Patisserie Un petit pas(バー&パティスリー アンプティパ)」は、2023年10月12日にオープンしたアルコールとスイーツが楽しめるお店。

複合商業施設「丸亀町グリーン」のすぐ北西にあるテナントビルの、中央通路を奥に進むと左手にあります。

屋号の「Un petit pas(アンプティパ)」はフランス語で“小さな一歩”を意味する言葉。このせわしない社会で日々活力を失い歩みを止める人々が、明日への“小さな一歩”を踏み出す力と、勇気を養えるお店を作りたいと考え名付けたと店主は話します。勇ましい大ライオンと、それを目標にする小ライオンがお店の看板になっているので、入店時にチェックしてみて。

シックで落ち着いた店内にはカウンター7席と2人掛けテーブル席が一つ、奥にあるソファ席はグループ利用にぴったり。17:00以降に店内利用するとチャージ料770円とサービス料10%がかかりますが、開店時間の14:00から16:59までの間に入店すると不要。そして17:00以降に入店してもテイクアウト品を購入するとサービス料がかからないという、うれしい“サービス”も。

お酒とスイーツを一緒に楽しんでもらうことをコンセプトにしたお店には、さまざまな種類のお酒が並びます。パティシエ、バリスタ、バーテンダーを経験した店主が独自の観点で織りなす、香りにフォーカスしたスイーツとドリンクの数々。シーズンごとに変化するスイーツとともに、オリジナルカクテルも様変わりします。夜カフェとしても使い勝手のいいお店。

バーとしては珍しく、生ケーキのショーケースが迎えてくれます。時期によって種類は異なりますが、6〜9種類がスタンバイ。そのうち5種類はテイクアウトもOKです。ショートケーキは旬のフルーツを使用し、香川県オリジナル品種のイチゴ「さぬきひめ」、金柑とオールスパイス、ラフランスとショウガなど、気になる組み合わせばかり。当日どんな種類が並んでいるのかワクワクしますね♪

焼き菓子のバリエーションもかなり豊富。自分のおやつ用に買ったり、手土産用にしてみたり。ちょこっとお得な『アンプティパのお試しセット』(850円)もありますよ。

洗練された空間で楽しむスイーツ

ケーキをテイクアウトするのも良いですが、バーの空間でスイーツを味わうのがこのお店の醍醐味。相性のいいアルコールとともにちょっと大人なスイーツタイムを楽しんでみてはいかが。

『ティラミス』700円

イートイン限定の『ティラミス』は、世界中で愛されているイタリアの本格エスプレッソマシン「LA CIMBALI (ラ・チンバリ)」で抽出した、香り豊かなエスプレッソをスポンジにたっぷり染み込ませています。

マスカルポーネチーズクリームはエアリーで軽い口当たり。お酒とのペアリングも考慮し、全体的に甘さは控えめ。爽やかなラズベリーソースと無糖の生クリームを一緒に召し上がれ。ウイスキーやブランデーなどのブラウンスピリッツとの相性は◎。

『ルージュ』700円

フィナンシェの型で焼いたサクサク食感のタルトに、フランス語でグリオットとも呼ばれるサクランボが2つ、ちょこん。同店のスイーツの中でも1番人気の『ルージュ』は、そのキュートなビジュアルに手が伸びること必至です。

実はサクランボの部分は果実ではなく、ホワイトチョコレートでコーティングしたグリオットムース。ムースのセンターには、なんとバルサミコ酢のソースが仕込まれています。酸味がしっかり効いていますがブドウ由来の酢なので、調和の取れた仕上がり。スイーツとコーヒーをペアリングするのもおすすめです。コーヒー豆は、エスプレッソの本場イタリアのバールで80年以上愛される老舗「MILANI(ミラーニ)」の“Gran Bar(グランバール)”を使用。苦みと酸味のバランスがいい深煎(い)りブレンド豆で、エスプレッソはもちろんアメリカーノやカフェラテ、カフェモカなども選べます。

アルコールと焼き菓子でバータイムを満喫

『バナナビネガーとパインのガスパチョカクテル』1,430円

アルコールもオールタイム提供しているので、昼下がりからバーの雰囲気を満喫できます。こちらのカクテルは、リンゴ酢にバナナを漬け込んだ自家製ビネガーのフルーティーな酸味とパインの華やかな風味、そしてスペインやポルトガルの郷土料理であるガスパチョをイメージしたトマト感がユニークな一杯。見た目は黄色なのになぜトマト味かというと、フレッシュトマトを加熱し、赤色を分離させて透明なエキスだけを抽出しているから。手の込んだギミックが満載です。仕上げのオリーブオイルとディルがまた香りのアクセントに。
フルーツカクテルはケーキと同じく、イチゴやメロンなど旬のフルーツを使用します。モクテル(ノンアルコールカクテル)やソフトドリンクもそろっているので、お酒が苦手な人にもうれしいですね♪

『イチローズモルト モルト&グレーン ソーダ割り』1,100円

このハイボールは、埼玉県秩父市に蒸留所を構える「ベンチャーウイスキー」の『イチローズモルト』を使用しています。近年ウイスキーファンから高い評価を得ている、高品質な国産ウイスキー。もちろんソーダ割り以外の飲み方もリクエストできるので、水割りやロックなど、好きなスタイルで楽しんでみて。

焼き菓子もできる限り添加物を使わず、素材の風味を存分に味わえるものばかり。数ある種類の中でも、店主のオススメを4品紹介します。

『マドレーヌ ローズ&ラズベリー 』260円

ローズとラズベリーの風味をプラスしたマドレーヌは、非常にしっとりとした生地からローズの華やかさとラズベリーのフルーティー感が現れ、ほんのり塩気がアクセントになっています。春限定で『桜&ストロベリー』(260円)も登場していました。

『サブレ・山椒』160円

サクサクと軽い食感のサブレに、山椒のしびれ感が軽く感じられる『サブレ・山椒』は、フワッと香る山椒の風味も上品ながら、余韻が残ります。こちらも塩気が引き締め役。

『ウィークエンド シトロン』350円

パウンドケーキの『ウィークエンド シトロン』は、キメが細かくしっとりとした生地に、レモンの酸味とベルガモットリキュールの香りが際立つ一品。

『メレンゲ・フラワー』160円

リースのようなビジュアルがかわいい『メレンゲ・フラワー』は、サクッフワッ食感にフローラルな香りをまとった焼きメレンゲ菓子。お酒とのペアリングも◎。

『詰め合わせギフト L』3,200円

焼き菓子の詰め合わせBOXは、マドレーヌ5個入りやサブレ8枚入りなどのほか、S〜Lの3サイズから選べる詰め合わせなど、サイズがいろいろ選べるので手土産などのギフトに使い勝手がいいです。

『サブレ各種』160円

サブレシリーズは約8種類がスタンバイ。シンプルに味わえるバニラやショコラだけでなく、ゴルゴンゾーラや山椒、ノワゼットなどはお酒のおつまみにもぴったり。

「Bar&Patisserie Un petit pas(バー&パティスリー アンプティパ)」は、スイーツとアルコールの両方を楽しめるお店。夜はバーの雰囲気を楽しみつつ、昼にカフェ利用で訪れるのもおすすめです。

■詳細情報

【高松】「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店」は夜カフェとしても使い勝手◎

・「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店」

「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか)」は、食の激戦区・レインボーロード近くにあって長く愛されるカフェ。倉庫をリノベーションした店舗で、大きな引き戸が特徴的です。気候の良い時季は開放することもあるそう。駐車スペースは店舗前に加え、斜め向かいにもたくさんあるのでグループ利用の場合も安心です。

ソファやテーブルなどのインテリアは、あえて統一しないアンティーク調でまとめられています。そのおかげでテーブルごとに異なる居心地の良さを楽しめます。友人とのおしゃべりにぴったりなソファ席や食事しやすいテーブル席、1人でも気を使わないカウンター席など、お気に入りの場所を見つけてみて。

もともとが倉庫ということもあって、天井が高く圧迫感のない空間。店内に置かれている本を手にのんびりカフェタイムもおすすめ。17:00からは夜ご飯メニューとともにアラカルトも。『よだれ鶏』『自家製大きなハム』『スモークサーモン』(各550円)などの“さっと一品”シリーズやサラダ、焼きもの、揚げもの、アヒージョなどアルコールと一緒に食べたいメニューが登場します。

アルコールメニューは20種類以上、ソフトドリンクは10種、ティー系は約7種、コーヒー系は約13種と、ドリンクは迷ってしまうほど豊富なバリエーションがそろいます。モクテル(ノンアルコールカクテル)は、ベースのジュース6種とフレーバーシロップ6種からそれぞれ好きな組み合わせが可能。36パターンからお気に入りを見つけるのも楽しいかも。

ランチ&ディナーでイチオシのハンバーグ

『瀬し香 讃岐ハンバーグ御膳 自家製デミグラスソース』1,320円

ランチはすべてサラダ、前菜、みそ汁、ドリンク、プチデザートが付き、追加料金でデザートの変更(各種ケーキ)もOK。注目すべきは、同店の看板メニューでもあるハンバーグを楽しめる『瀬し香 讃岐ハンバーグ御膳 自家製デミグラスソース』。配合や焼き加減にこだわったパテの中には、なんと讃岐うどんが!ちょこっと食感のアクセントになっていて、香川ならではのユニークなハンバーグを楽しむことができます。

讃岐ハンバーグ御膳には、“とろ〜りチーズ”や“和風仕立て”(各1,430円)なども。そのほかランチは『豚肉の生姜焼き御膳』(1,375円)、『チキン南蛮御膳』(1,320円)、『ふわとろオムライス御膳』(1,320円)などから選べます。それぞれに大きなエビフライ(+250円)を付けることも可能。

『洋食プレート』1,848円

17:00から提供される夜ご飯でイチオシは『洋食プレート』。ハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケ、ナポリタン、サラダ、ライスorチキンライスがワンプレートになった、欲ばりさんにうってつけのボリューミーなメニューです。

ランチでも提供されているハンバーグは、つなぎが少なめで肉をしっかり感じられる食感です。パテに練り込まれたうどんにもご注目あれ。甘めの自家製デミグラスでご飯が進みます。

存在感のある大きさながらも、身がやわらかくて食べやすいエビフライは、何も付けなくてもうま味を感じますが、タルタルソースと一緒に頬張ると、酸味が良いアクセントに。

衣がサクサクなカニクリームも食べ応えあるサイズ感。ナイフを入れるとベシャメルソースがトロッと流れ出てきます。ぜひ熱いうちに食べて。

夜ご飯メニューにはすべて小鉢、サラダ、みそ汁、ご飯が付き、追加料金でセットドリンクとセットデザートもプラス可能。ボリュームたっぷりなので、お腹を空かせて行くことをおすすめします!

カフェタイムにオススメの新メニュー

『焼きたてあん餅パイ 抹茶のソース』990円

スイーツメニューも豊富なのが同店の魅力。2024年1月からの新メニュー、焼きたてパイシリーズは要チェック!チョコパイ、アップルカスタードパイ、あん餅パイの3種類が仲間入り。オーダーしてから焼くので30分ほどかかりますが、予約時に注文しておくと提供が早いですよ。

センターにはお餅が仕込まれていて食べ応えがあり、サクサクのパイ生地との対比がおもしろい食感。上部にたっぷりのった粒あんは、オーブンで焼くことによって表面がカリカリ食感に。あつあつの焼きたてをすぐに召し上がれ。

『キャラメルショコラブリュレラテ』715円

コーヒーやティー系のドリンク名は香川県の名所や地名が付けられているのも興味をそそるポイント。2024年3月からの新ドリンク『キャラメルショコラブリュレラテ』は、キャラメリゼしたフォームミルクの甘さと香ばしさ、キャラメルとチョコのフレーバーがしっかり感じられる甘いラテ。ほっこりしたい時にいかが?

カウンター横のショーケースには、ガトーショコラ、シフォンケーキ、チーズケーキなどの自家製スイーツが約8種ずらっと並びます。ケーキ類はオールタイム注文OK。テイクアウトもできますよ。

『テリーヌ(ショコラ・抹茶)』1カット各660円、1本各2800円

『テリーヌショコラ』と『抹茶のテリーヌ』は、イートインするとバニラアイスも付いてきます。一見1カットサイズになると小さく思えますが、濃厚で満足感たっぷり。冷たいままでも常温に戻してもいろんな食感が楽しめます。

そのほかテイクアウト限定の『バナナジュース(プレーン、黒胡麻、宇治抹茶、黒蜜きなこ、キャラメル、ショコラ、トロピカル)』(500円〜)やお弁当各種(880円〜)もあります。香川ならではのユニークなメニューも多い「讃岐珈琲バル 瀬し香 レインボー店」。県外からのお客さんをおもてなししたい時にもおすすめのお店です。

■詳細情報

■DATA

讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店

所在地
香川県高松市多肥下町1507-8
電話番号
087-868-6558
営業時間
11:30〜22:00(L.0フード21:00、ドリンク21:30)
ランチ/11:30〜15:00
ディナー/17:00〜21:00

【宇多津町】「クルーズカフェ」素材にこだわった贅沢ランチやスイーツが自慢♪

・非日常な空間が魅力「CREW’s CAFE(クルーズカフェ)」

JR宇多津駅から車で5分、歩いて10分の場所にある「CREW’s CAFE(クルーズカフェ)」。2023年6月30日に丸亀市から移転し、リニューアルオープンしました。

店内は、アジアンリゾートをイメージ。ペンダントライトや木のオブジェなど、オーナーが海外で直接買い付けたこだわりのインテリアの数々が、モダンな雰囲気を演出してくれます。

予約優先の完全個室をはじめ、テーブル席やソファ席など、さまざまなタイプの客席を用意。放課後のカフェタイム、ママ友の集まり、家族での外食など、シーンを選ばずカジュアルに利用できます。

滝を眺めながらくつろげるカウンター席はロケーション◎。男女問わず1人で訪れる人も少なくないそう。どこを切り取ってもスタイリッシュな佇まいで、普段使いはもちろん、記念日や特別な日を過ごすのにもぴったりです。

・肉料理が絶品!厳選素材で作る贅沢ランチ

『スペシャルランチ(タンシチュー&サイコロステーキ)』3,080

おすすめの『スペシャルランチ』は、サラダ、前菜9種盛、選べるメイン料理、付け合わせ、パンorご飯、ドリンク、デザートがセットになっています。

前菜9種盛は、和洋の良いところを程よく融合させた日替わりメニューが並びます。取材日の前菜は、「蒸し鶏のサンバルソース」「チーズの味噌漬けとナスのコンポート」「ハラミの大和煮」など個性豊か。ひと手間かけた料理を少しずつ味わえるのがうれしいポイントです。

サラダには、14種類の野菜やハーブを使用。ゴマの香ばしさや野菜の甘みが溶け込んだ、醤油ベースのオリジナルドレッシングをたっぷりかけて召し上がれ。

精肉店を系列に持つ同店は、厳選した素材で作る贅沢な肉料理が自慢。「タンシチュー」には、ワインや野菜とともに8時間ほどじっくり煮込んだタンがゴロッと入っています。驚くほどやわらかく、口の中でほろりとほどけます。コクのある自家製デミグラスソースは、パンはもちろん、ご飯とも合うから不思議。

「サイコロステーキ」は、食べやすくカットしたハラミ肉をミディアムレアで焼き上げた一品。脂身が少なく、上質な肉のうま味がじゅわっとあふれ出します。お好みで自家製の和風ソースを付ければ、さらに満足感がUP。

付け合わせのフライドポテトも抜かりなく、一度蒸してから二度揚げすることで、外はカリッと、中はホクホク食感に。オリジナルの塩はほのかに甘酸っぱく、クセになる味わいです。

メインはこのほか、「イベリコ豚&サイコロステーキ」(3,250円)や「ガーリックシュリンプ&サイコロステーキ」(2,980円)など、5種類から選べます。

・ふわとろ食感のパンケーキに賞味期限8分!?のティラミスも

『パンケーキ(シトラスミックス)』1,480

スイーツは時間帯を問わずオーダーでき、パンケーキは不動の人気です。空気を含ませながら混ぜる生地は、ふわっととろけるような口当たりが魅力。とってもやわらかいので、スプーンですくっていただきます。

爽やかな香りが広がる「シトラスミックス」は、サッパリとした自家製レモンピューレを敷いた皿に、2枚のパンケーキ、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、生クリームを惜しみなく盛り付け。清涼感たっぷりで、食後でもぺろりと食べられます。

『賞味期限8分瞬間ティラミス』1,380

時間内に食べなければおいしさが保てないことからその名が付けられた『賞味期限8分瞬間ティラミス』にも注目です。グラスの中には、もったりとしたマスカルポーネクリーム、パリッとしたココア風味の焼き菓子、なめらかなバニラジェラート、ふわふわのエスプーマがスタンバイ。

カリカリ食感のカカオニブとアーモンドをのせたチョコレートの上から、温かいエスプレッソをかけてもらえます。しばらく経つとチョコレートが溶け出すことですべてが一体となり、ちょっぴり大人なティラミスが完成。次々と訪れる、さまざまな味や食感の変化を8分以内に堪能して。

精肉店が手がける本格肉料理を中心に、手間暇かけて作るメニューが自慢の「CREW’s CAFE」。17:00からは、お酒をたしなみながらディナーや夜カフェも楽しめます。ラグジュアリーな空間も相まって、優雅な時間を過ごせること間違いなし。

■詳細情報

■DATA

CREW's CAFE(クルーズカフェ)

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜二番丁12-4
電話番号
050-5447-4310
営業時間
ランチ/11:00~16:30(L.O.16:00)
ディナー/17:00~23:00(L.O.22:00)

【坂出】コーヒー専門店「ランドスケープコーヒー37」でペアリングしたい揚げたてドーナツ

「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」

2022年3月オープンの「Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー)」は、JR坂出駅から徒歩約8分の場所にあるスペシャルティコーヒー専門の喫茶店。店主は“カフェ”ではなく、ニュースタンダードな喫茶店を目指し、雰囲気やメニューもそれに準ずる方向性に。どことなく懐かしさを感じる空間とメニューが魅力です。不定期で夜カフェ営業もしていて、香川県内では貴重な存在。

「Landscape Coffee 37」という店名に付く数字は何かと言うと、実は香川県の都道府県番号なのです。香川っぽさを店名にプラスしたいと考えていた店主。模索する中で、さりげなく表現できる“37”に行き着いたそう。ちなみに37は読まなくてOK。店名を発する時は「ランドスケープコーヒー」で。

こぢんまりとした店内は、優しく包み込まれるような落ち着いた雰囲気。趣の異なるアンティーク家具たちがいい味を醸し出しています。テーブル5卓とカウンター席からお気に入りの場所を見つけて。

こだわりのコーヒーメニューは約18種類!

コーヒー専門店と聞くと、コーヒー通でないとドアを開きにくい印象があるかもしれませんが、ご安心を。同店は「何気ない日々の中に “珈琲のある日常”を」をテーマとし、コーヒー初心者も楽しめるようなメニュー構成となっています。シンプルなコーヒーから、ちょっと気になる変化球メニューまで、コーヒーのカテゴリーだけでも約18種類も。

ランチやスイーツを間口に、コーヒーのおいしさやペアリングする楽しさを伝えたいという思いもある店主。ソフトドリンク系も約7種類ありますが、せっかくなのでこだわりの自家焙煎コーヒーを味わってみてください。

『自家焙煎珈琲』500円〜

コーヒー豆は入れ替わりがありますが、浅煎りから深煎りまで約5種類。店主が手回しの焙煎機で焼いた豆を、丁寧にハンドドリップして提供してくれます。シンプルな『自家焙煎珈琲』は好きな豆を選べるほか、おまかせもOK。

『チョコミント・カフェモカ』800円

“チョコミン党”の人には見逃せないメニューが『チョコミント・カフェモカ』。チョコミント系はアイスで飲む印象が強いですが、同店ではどちらも選べます。ホットで飲んでも違和感なく、爽やかなミントの風味と甘いチョコが、ビターコーヒーと調和がとれてホッとリラックスできる一杯。フリーポアで描かれるラテアートのハートは、ほんのりミントブルーなのがポイント。

そのほか『エスプレッソコーク』(700円)や『カフェ・レモネード』(750円)、『バタースコッチラテ』(700円)など、気になるメニューがいろいろあるので試してみて。

コーヒーにぴったりな手作りスイーツ

『チョコレートチャンククッキー』350円

ホワイトチョコレートとブラックチョコレートの2種類から選べる『チョコレートチャンククッキー』は歯応えと食べ応えがたっぷりな一品。クッキー生地に練り込んだエスプレッソと焦がしバターによって、キャラメルのような香ばしい風味が特徴。自家焙煎コーヒー豆のクランチがカリカリとした食感のアクセントで、コーヒーとの相性もバッチリ。テイクアウトもできるので、ぜひコーヒーと一緒に持ち出してみて。

『喫茶店のドーナツプレート』900円

不変的なものが好きな店主がこだわった、クラシックなドーナツも要チェック。昔懐かしい喫茶店やおばあちゃんがおやつに作ってくれたドーナツをイメージして作られた一品。バニラアイスと季節のフルーツが添えられたプレートスタイルで、平日の15:00からのみ販売される限定メニューです。

バター、砂糖、卵を丁寧に擦り合わせることによって、非常にきめ細やかなテクスチャに仕上がる生地。オーダーが入ってから揚げるので、サクッとホロホロ食感が◎。甘さ控えめなドーナツだけでも上品なおいしさですが、無料オプションの自家焙煎コーヒー&シュガーをトッピングしてもらうと、ほんのり苦みと甘さがプラスされ、より深みのある味わいに。

おかんが作るランチメニュー

『おかんの唐揚げプレート』1,100円

店主の母こと“おかん”が担当するランチメニューの中でも、看板商品は『おかんの唐揚げプレート』。下味に自家製のしょうゆ麹を使い、香ばしさと甘みのある味に。カラッと揚げたてのサクサク食感が食欲をそそります。

国産や地元の食材をできるだけ使い、手作りにこだわっている同店。野菜も多用してヘルシーなプレートに仕上げられているのがうれしいですね。

副菜は3品付き、サラダのドレッシングも自家製。白米、玄米のどちらかを選べるご飯の上には、店主が毎年通う宮城県気仙沼にある「山長小野寺商店」の『海ごはん』が振りかけられています。三陸産の海藻を中心に、海のおいしさをたっぷり詰め込んだ無添加のふりかけです。店で購入可能なので、気になった人は買ってみて。

フードロスを減らしたいという思いもある同店。苦手な食材やご飯の量など、事前に伝えるとできる限り対応してくれるそうです。飲み切れないドリンクはテイクアウトOKなので、お残しゼロを目指して気軽に相談を。

ランチやスイーツをきっかけに、コーヒーの魅力に触れてほしいと語る店主。バリエーション豊富なコーヒーメニューからお気に入りを見つけてみて。

■詳細情報

■DATA

Landscape Coffee 37(ランドスケープコーヒー37)

所在地
香川県坂出市京町2-5-18
営業時間
10:30〜19:00
ワンドリンク制

【高松】カフェバー「STAND」ガソリンスタンドを大胆リノベ♪モーニングからちょい飲みまで

・「nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)」

高松市牟礼町、ことでん八栗駅から徒歩10分ほどの場所にある「nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)」。2022年9月にオープンして以来、モーニングからちょい飲みまで、1日を通してお客さんが集う町の憩いの場として親しまれています。

外観や店名からも名残が感じられる通り、ここはもともとガソリンスタンドだった場所。以前設計事務所に勤めていたオーナーが「食と空間と人が行き交い、誰もがくつろげる癒やし空間をつくりたい」と自らリノベーションを手がけました。

店内はアンティークのインテリアやレトロなレコードが並ぶノスタルジックな空間。好きなレコードを持ち込めば、自分だけの世界観に浸ることも。

一面ガラス張りの窓側からはたっぷりと日の光が入り、緑がいきいきと茂ります。カウンター席や4〜5人で囲める大きなテーブル、子ども連れにうれしい座敷もあり、いつ、誰と来てもほっと一息できる居心地の良さに、思わず長居してしまいそう。

・毎日通いたくなるほっこりモーニング

『手作りあんこのホットサンド』ドリンク代 + 300円

7:30からオープンしている同店には、モーニングを目当てにお客さんが早朝から集います。メニューはパンを中心に7種類ほど。中でも手作りのあんこを使ったホットサンドやバターサンドが一押しです。

実はあんこがあまり得意ではなかったというオーナー。模索する中で、あんこに三温糖と奄美産のざらめを加えることでまろやかな甘さになることに気付き、今のレシピにたどり着いたそう。パリッと香ばしく焼き上がったトーストとほっこり甘いあんこの組み合わせに、朝から身も心も満たされること間違いなしです。

ヨーグルトと、その上にのったジャムも手作り。ジャムのフレーバーはミカンやトマトなど、季節によって替わるのもちょっとした楽しみです。

・ALL1,000円の思いやりランチ

『キーマカレー(スープ・サラダ付き)』1,000円

平日限定でランチの提供もしています。

カレー粉を数種類ブレンドし、アクセントにショウガを加えた『キーマカレー』は食べやすくもクセになる味わい。ルーはタマネギとニンジンの甘みが溶け込んでコク深く、ごはんがぐんぐん進みます。サラダにはオーナーのお父さんや常連のお客さんが作ってくれているという無農薬野菜がたっぷり。栄養バランスの取れた一皿です。

ランチメニューはこのほか、ピザ、ガパオライス、鉄板ナポリタンスパゲティ、日替わりランチを用意しています。すべて料金は1,000円と財布に優しいのもポイント。常連さんも初めての人も、気軽に立ち寄ってほしいというオーナーの気遣いが感じられます。

・コーヒー×あんこのマリアージュが絶妙なデザート

『手作りあんコーヒーゼリー』450円

デザートメニューも一つひとつ手作り。

『手作りあんコーヒーゼリー』は、濃いめに抽出したドリップコーヒーで作る香ばしいゼリーに、生クリームとあんこをオン。あんこの甘みとコーヒーのほろ苦さが絶妙なマリアージュを奏で、一口でほっぺが落ちること請け合い。

コーヒーが苦手な人にもぜひ試してほしい一品です。ぷるんとしたゼリーの食感と、あんこのつぶつぶ食感のコントラストも楽しんで。

・夜カフェやちょい飲み利用も◎

『ポテトサラダ』450円、『たみこの気まぐれサラダ』700円

水〜土曜は22:00まで営業しているので、夜カフェやちょい飲みスポットとしてもおすすめ。メニューは、ご飯系やピザ、揚げ物、おつまみまで幅広いラインアップがそろいます。

名物の『ポテトサラダ』は、ヘラを使ってもんじゃのように楽しむスタイル。はじめはとろ〜りチーズを絡めて、時間がたったらチーズがカリカリと香ばしい、二度おいしい一品です。

野菜をたっぷり摂りたいという人は、『たみこの気まぐれサラダ』をチョイスして。揚げ物など、気まぐれの具材に自慢のポテサラものってボリューム満点。2〜3人でシェアしてちょうどいい量です。

2階には完全防音のカラオケルームを1室完備しているので、宴会利用にもおすすめ。詳しくは店舗に問い合わせてみて。

定期的に音楽イベントなども開催しているという「nostalgic café bar STAND」。常にお客さんの笑顔と心地よい音楽で満たされたノスタルジックな空間が、気付けば自分の大切な居場所になっているかもしれません。生まれ変わったガソリンスタンドで、心の燃料を満タンにしていきませんか?

■詳細情報

■DATA

nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2758-14
電話番号
087-813-5639
営業時間
モーニング/7:30 〜11:00(L.O.10:30)
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:00)
ディナー/水〜土曜 18:00〜22:00(L.O.21:00)

【高松】「カフェテリア ボストン」で楽しむ純喫茶感とこだわり絶品メニュー

「Cafe terior Boston(カフェテリア ボストン)」

高松市中心街から車で約25分、ことでん空港通り駅から徒歩で約13分の場所にある「Cafe terior Boston(カフェテリア ボストン)」。美術館通りにあった以前の店舗から2021年8月に移転。駐車場が完備されて、車でのアクセスもしやすくなりました!

1階の入口から階段を上り奥へ進むと、純喫茶風のお店が現れます。それぞれ異なる雰囲気のテーブル席で、落ち着いたカフェタイムを楽しんで。

「コーヒーがメインのお店なので、フードにはさほど重きを置いていない」と店主は語りますが、どれもこだわりが色濃く反映されていて、クオリティの高いものばかり!なるべく生産者の顔が分かる素材と、その理念を味にフィードバックできるよう心がけているそう。

こだわりのコーヒー&紅茶でカフェタイム

ドリンクメニューにはスムージー、クリームソーダ、カクテルなどのアルコール類を多数ラインアップ。コーヒーは高松市「コルシカ珈琲」の浅煎りと中煎りのスペシャルティコーヒー豆を使用。産地ごとに異なる特徴を生かしつつ焙煎された、香り高い一杯が味わえます。

『ホットコーヒー』500円

「コルシカ珈琲」の産地別豆にはそれぞれタイトルが付けられ、ストーリー性のあるフレーバーを楽しめるのがポイント。約5種類の中から気になるものを選べます。飲み進めると温度が下がり、より味が落ち着いてくるので、友人とおしゃべりしながらのんびりいただくのもオススメ。その日の気分や好みを伝えれば、店主がセレクトしてくれますよ。

『ストレートティー アイス』550円

店主は大の紅茶好き。ストレートティー、フレーバーティーなどは定期的に種類が変更されるそう。取材時の紅茶は、本場スリランカにあるアダワッテ茶園のセイロンティー。しっかり風味が伝わる濃さでありながらも、スッと口の中をリフレッシュしてくれる爽やかさが特徴です。

また、『高級ラインのフレーバーティー』(ホット600円・アイス700円)をオーダーすると、全茶葉の香りをかいで、それぞれの説明もしていただけるという、まるで高級ホテルのようなサービスも。

・センスの良いフードメニュー

『バターチキンカレー』1,000円

店主は激辛カレー好きだそうですが、お店で提供するカレーは万人受けするよう、かなりマイルドに。バターのコク感やテクスチャなどがちょうど良く、インドカリー専門店さながらの味わいです。

子どもも食べやすい味に調整されていますが、スパイスの調合から行われているのでしっかり本格的。カレーメニューは1種類のみで、店主の気まぐれでココナッツカレーなど都度変わります。

『バター香るデミオムライス』1,000円

さぬき市「かなたまキッチン」のこだわり卵を3つも使用し、ふるふるボリューミーに仕上げられた本格オムライスは人気メニュー。

卵自体が濃く、深みのある味で、アレンジされたデミグラスソースとバターライスによく合います。添えられているサラダなどの野菜も、高品質な野菜を取り扱う八百屋「SANUKIS(サヌキス)」や産直市から仕入れていて、フレッシュなものが提供されています。

14:00まで食事メニューにはスープが付くのでお得!ラストオーダーまでフードメニューを提供しているので、ディナーとして利用するのも良さそうですね。

・珍しいホットサンド『モンテクリスト』

『甘いだけじゃない!モンテクリスト』850円

カナダ発祥のホットサンドで、元祖復讐劇の小説「モンテ・クリスト伯」が由来なのだそう。ストーリーを甘さと塩気で表現されているそうで、店主が学生時代に読んでいたことがきっかけでメニュー入りしました。

フレンチトースト部分の甘さと、サンドされたハムチーズのしょっぱさが良い塩梅(あんばい)。あくまでもホットサンドなので、パンはアパレイユ(卵液)にあまり浸し過ぎず、程よいしっとり感に仕上げられているのもポイント。どのドリンクにも合いますよ。

スイーツメニューも気になるものばかり。自家製のティラミスやコーヒーゼリーなどのほか、高松市の完全予約制菓子店「Rue de la Pomme (リュ・ドラ・ポム)」の焼き菓子もひっそりと提供されているので、スイーツ好きな人は必見!水曜以外は22:00まで営業されているので、夜カフェとしても重宝するお店です。

コーヒーや紅茶だけでなく、ガジェットなどにも造詣が深く、お話し好きな店主。会話も楽しみつつ、非日常なホスピタリティをご堪能あれ。

■詳細情報

■DATA

Cafe terior Boston(カフェテリア ボストン)

所在地
香川県高松市仏生山町甲1475-2
電話番号
087-899-7834
営業時間
11:00〜22:00(L.O.20:00)

水曜のみ
11:00〜16:00(L.O.15:30)