高松市

【高松】「KAZMART(カズマート)」で和風の創作料理とフォトジェニックな空間を楽しんで♪

「KAZMART(カズマート)」

ことでん片原町駅から徒歩約3分、片原町西部商店街と高松ライオン通商店街が交差する角に、2023年4月にオープンした「KAZMART(カズマート)」は、和食ベースの創作料理やアルコールが楽しめるキッチン&バー。オープン当初よりも北側のガラス面が大幅に広くなり、より明るい雰囲気になりました。

“海外から見た日本”がコンセプトの店内には、ピンクの照明や障子、鳥カゴの中に飾られた桜など個性豊かな“Japan”要素が随所に散りばめられています。飲食店のイメージと反したインパ クトのある空間は、提供されるこだわりたっぷりの料理とのギャップを狙ったそう。フォトジェニックな面と、店主が腕によりをかけた確かな料理の数々が多くのファンを魅了しています。

ハイチェアーのカウンター席ではスタッフとのトークも楽しんで。グラフィックデザイナーが同店のために描き下ろした巨大なアート作品も要チェック。

店名の「KAZMART(カズマート)」は、店主・和馬(かずま)さんの名前と、“和”食、平“和”にもかけられています。コロナ禍でグループ店も打撃を受け、大変だった中でも多くの人々からの助けがあって料理を作らせていただいているということを再認識し、感謝や平和をたくさん感じた経緯から、平和という意味も店名に込めたと店主は話します。

和食ベースのハイセンスな創作料理

寿司や和食の経験を持つ店主が生み出す料理は、和をベースに家庭では作るのが難しいものや考えつかないものを、身近な食材やなじみのある料理と掛け合わせ、創作性に富んだ料理に仕上げているのが特徴。どれも濃い味ではなく、深みと風味がしっかり感じられつつ上品な味わいです。和の食材を必ず一つは取り入れるこだわりにも注目を♪
通年メニューのほか、手書きのメニューに記載された料理は魅力的な食材が出たタイミングで内容が変わります。平日限定のランチメニュー(1,300円〜)も見逃せませんが、今回は土・日曜・祝日と終日夜メニューとして提供される品々を紹介します。

『スモークハマチの胡椒タタキ』1,780円

ハマチ特有の香りや脂がのった風味は、コショウを身にすり込むことでさっぱりとした味わいに。ヒッコリーの香りを燻(いぶ)して重厚感を、ドライ醤油(しょうゆ)で香りもプラス。エノキを乾燥させ素揚げしたものは、かめばかむほどうま味が出てきます。

炙(あぶ)ったハマチの皮目がパリッと小気味良い食感。盛り付け一つとってもセンスあふれる一品を堪能して。従来のタタキ料理のイメージが覆るかも?

『生ラムのメンチカツ』980円

臭みの少ない新鮮なラム肉を、ブロック肉から筋と脂を取り除き、ミンチにする部位とサイコロ状にカットするといった手間を惜しまぬ工程を経て作られたメンチカツ。ゴロゴロっとした肉の食感も楽しめるよう、サイコロカットをローストしてミンチ肉で包み、ミディアムレア状に揚げます。仏生山で食酢を製造販売する老舗「神崎屋」の「神崎ソース」による奥深いコクと香辛料の風味が、よりラム肉のうま味を引き立てます。

『白味噌(しろみそ)カレーおうどん』850円

うどんメニューも例にもれず魅力的なものばかり。『エビのトマトクリームおうどん』(980円)や『イカ墨釜玉おうどん』(950円)といったパスタ風のものから、『和三盆だしのごぼ天おうどん』(650円)、『和三盆だしの牛しゃぶおうどん』(950円)といった、定番感のあるものもスタンバイ。『白味噌カレーおうどん』は白味噌、スパイス、ペースト状の鶏肉をベースに、魚の出汁(だし)であるフュメ・ド・ポワソンで溶いたスープが決め手のうどんです。計算された平麺の厚みや幅にもご注目あれ。

スープはカレーらしいクミンの香りに、鶏肉のうま味やかつお節の風味が奥行きを生み出しています。ひとひねり、ふたひねりあるうどんにトライしてみて。

スイーツ?酒のアテ?絶妙な塩梅(あんばい)の品々

『季節のフルーツとレバーパテ クルミのチュイール』680円

フランス料理のオードブル的なフィンガーフード『季節のフルーツとレバーパテ クルミのチュイール』も手が込んでいます。大福風にレバーパテを求肥(ぎゅうひ)で包み、シナモンとクルミが効いた薄焼きクッキー“チュイール”でサンド。そして季節のフルーツをオン。それぞれの食感や風味がとても楽しい一品です。

『バスクチーズケーキ』600円

『バスクチーズケーキ』も一筋縄ではいきません。小麦粉を使わずトロトロのテクスチャーに焼き上げた生地が目にもおいしいこちら。ホワイトチョコとバターのコクが感じられつつ、甘さを極力減らしてお酒のアテに仕上げたチーズケーキです。コリっとした食感のマカダミアナッツや、同店ならではの和のアクセントとして、最後に振りかけられるドライ醤油とミカンの皮も入ったスパイシーな七味が上品に香り、スイーツとおかずの中間といった絶妙な立ち位置です。平日ランチの利用時はプラス500円で楽しめますよ。

店名と同じく平和の意味が込められている同店オリジナルキャラ“ピースバニー”は、壁面のアートと同じグラフィックデザイナーの作品で、よく見るとピースした手の形が輪郭のモチーフになっています。 何匹か店内でかくれんぼしているかも?

和を感じるハイセンスな創作料理を楽しむことができる「KAZMART(カズマート)」。ディナーのほか平日限定ランチや、土・日曜・祝日の12:00〜17:00は、スパークリングワインが1杯290円で楽しめるお得なハッピアワーを開催。食事とともに昼飲みも楽しんで。

■詳細情報

■DATA

KAZMART(カズマート)

所在地
香川県高松市片原町9-15
電話番号
087-884-5610
営業時間
平日ランチ/11:30〜14:30
平日ディナー/17:00〜23:00
土・日曜、祝日/12:00〜23:00(最終日は22:00まで)

【高松】「生協まつり」6年ぶりに開催!試食&販売、遊びや体験など“おいしい&楽しい”の宝庫♪

実りの秋=食欲の秋。食品や雑貨のお買い得品&掘り出し物がザックザクの「生協まつり」で、好きなものをぜ〜んぶ収穫しませんか。老若男女みんなが心躍る「生協まつり2024」が、11月10日(日)サンメッセ香川で開催決定!実に6年ぶり、待ちに待っただけあって、とにかく盛りだくさんの内容となっています。

まず大展示場では、コープかがわと取引のある地元生産者やメーカーが約100ブースも所狭しと並び、回るだけでも垂涎(すいぜん)もの。各種食材や乳製品、お菓子などの試食・販売はもちろん、葬儀相談や不用品処分・買取、仏壇・仏具、お墓、害虫害獣駆除など、暮らしにまつわるPRブースも多数あります。コープ共済の愛されキャラ・コーすけによる◯×クイズ、ちいさなサーカス団「たらった らった」のパフォーマンス、会場にいる3人のサンタを探して景品をゲットする「動くスタンプラリー」などワクワクもいっぱい。

小展示場では、香川ファイブアローズや香川オリーブガイナーズのコーナー、子ども遊び、健康チェック&健康相談、VRとタブレットで地震・水害体験など、各種体験がスタンバイ。屋外テント村にはキッチンカーも来場します。

お得な買い物、笑顔あふれるイベント、学びの場が融合した、地域に密着して暮らしに寄り添うコープならではのお祭りを、家族で楽しみ尽くして。
出展者やイベントの時間など詳細は公式HPからパンフレットをチェック。
➡︎詳細はこちら

【イベント一例】
・コーすけ◯×クイズ大会…11:30〜/14:30〜 ※小6まで
・ちいさなサーカス団「たらった らった」…10:30〜/13:30〜
・サンタを探せ!スタンプラリー…用紙の配布は14:30まで ※小6まで
・ゴールネットを揺らせ!フリースロー体験(香川ファイブアローズ)
・集まれ!ちびっこベースボーラー(香川オリーブガイナーズ) ※小6まで
・もちつき実演…10:00〜/11:00〜/13:00〜 ※小6まで
・コープトラックに乗って写真を撮ろう!
・どんぐり銀行臨時支店
ほかにもいろいろ

【高松】「台湾茶専門店ランプ屋」本格形式の台湾茶とカクテルで週末の夜に癒やしを

・「台湾茶専門店ランプ屋 1号店」

「台湾茶専門店ランプ屋」は、ことでん片原町駅から徒歩5分。フェリー通りの東側に位置する高松市御坊町にあります。道路に出された看板を目印に、ビルの2階へ階段を上がりましょう。

オープンのきっかけは、オーナーが百貨店でバイヤーをしていた頃に出合った台湾茶に衝撃を受け、この感動をみんなに届けたいとマルシェで茶葉を販売したのが始まり。次第にお店もやってほしいという要望に応え、金曜と土曜の夜にだけ営業する“台湾茶Bar”として2023年5月に実店舗が誕生しました。

台湾茶の香りで、日々の疲れや悩みごとが少しでも和らぐように。店名の由来は、暗い心を優しい光でほんのり照らす“ランプ”のような存在でありたいと名付られました。オーナー自身も初めて台湾茶を口にしたとき、なんとも言えない幸せな気持ちになったそう。

ランタンが灯(とも)った店内は、温かみがありながら落ち着いた雰囲気。おすすめはバーカウンター前の席。メニューに記されている12種類の台湾茶は、初めての人も選びやすいよう特徴が書かれているので安心です。アルコールも充実しているので、お酒が飲みたい人と一緒に楽しめるのもうれしいところ。

棚に飾られている台湾茶器も目を引きます。台湾茶用の急須「茶壺(ちゃこ)」やふた付きの湯飲み「飲杯(いんはい)」など、茶器はどれも小ぶりで、ずっと眺めていても飽きない愛らしさ。気に入ったものは購入することもできます。

・一口目でもう感動!本格形式で飲む台湾茶

台湾茶のオーダーが入ると、湯切りができる専用のカウンターで一杯ずつ淹(い)れてくれます。
茶葉を入れた茶壺(ちゃこ)が満杯になるまでお湯を注ぎ、フタを閉めたら茶壺の上からさらにお湯を回しかけて茶葉を蒸らします。注ぎ口から見える水位が少し下がり、茶壺が乾いたらそろそろお茶を注ぐ合図。お茶の濃さを均一にするため、一旦ピッチャーに移します。

聞香杯(もんこうはい)と呼ばれる、縦長の器にお茶が注がれた状態で提供されるので、ゲストはまず隣の飲杯(いんはい)にお茶を移します。聞香杯はその名の通り“香りを聞くための杯”。飲杯に移し終えて空になった器を手に持って確認してみて。やわらかな香水のような、絶妙な良い残り香に驚きます。

『東方美人(とうほうびじん)』850円

台湾茶といえば真っ先に名前が挙がることも多い『東方美人(とうほうびじん)』は、紅茶に近い味わいで、果物や蜜のような甘い香りが特徴の烏龍茶です。澄んだ琥珀色のお茶が、口の中でトロリと広がり、甘く上品な味わいに思わずうっとりします。

『阿里山極品高山烏龍茶(ありさんごくひんこうざんうーろんちゃ)』1,200円

台湾茶の王様と呼ばれるのにふさわしい『阿里山極品高山烏龍茶(ありさんごくひんこうざんうーろんちゃ)』は、緑茶に近い味とフルーツのようなほのかな甘みが特徴です。透明感のあるスッキリとした味わいの後に、花のような鮮やかな甘みが再び戻ってくるようで、一度口にすると虜(とりこ)になる逸品。

良質な台湾茶は、何度も繰り返し飲めるのが醍醐味(だいごみ)で、同店では二煎目まで楽しめます。一般的に一煎目は香りが強く、二煎目は味が濃いといわれ、飲むたびに変化する台湾茶の魅力にはまってしまいそう。

茶葉の話を聞いてから飲むと、お茶への興味が増しておいしさも楽しさもアップ!ころんと丸い形や細長いものなど、種類によって茶葉の形が違うのもおもしろいですね。オーナーが台湾に買い付けに行った後には、メニューにない特別なお茶が飲めることがあるかも?

台湾茶を使ったカクテルにも注目!

同店ではアルコールメニューも充実しています。オーダーが入ってから淹(い)れられた台湾茶を氷で冷やし、冷茶とリキュールを合わせたカクテルは台湾茶専門店ならではの一杯。

『ピーチウーロン鉄観音ブレンド』850円

ほうじ茶に似た香ばしさと、熟した果実のようなふくよかな味わいの『木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)』とピーチリキュールを合わせたカクテル。程よい甘みがフレーバーティーのようで、思わずゴクゴクと流し込んでしまいそうになる飲みやすさ。お酒を飲み慣れていない人にもおすすめです。

『ライチ四季春(ノンアルコール)』800円

ふんわりとまろやかな甘い花のような香りが特徴の『四季春烏龍茶(しきはるウーロン茶)』にライチシロップを合わせた『ライチ四季春』は、みずみずしいライチと緑茶のようなスッキリとした飲み口が人気のノンアルコールカクテルです。

シロップと台湾茶の組み合わせで何通りも楽しめるノンアルコールカクテルは、メニューに載せきれないそう。このほかどんな味を楽しめるのかはスタッフに気軽に相談を。

・スイーツと台湾茶のペアリングに舌鼓

『トロふわプリン』400円

甘さ控えめのやわらかなプリンに『木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)』のまろやかな香ばしさが感じられる『トロふわプリン』。温かい台湾茶と合わせることで、ふわっと甘い香りが口の中に広がります。手作りのデザートはその日によって、登場するものが変わるのでお楽しみに。

本場と同じ形式で茶芸も見られ、台湾茶の奥深い世界に浸れる「台湾茶専門店ランプ屋」。一煎、二煎と変化する台湾茶を一口、また一口と飲むたびに、心も満ちていくように癒やされます。まだ台湾茶を飲んだことがない人も、きっと感動できるはず。

片原町には2号店があり、気軽な形式で台湾茶と台湾フードがランチでも味わえます。異なる楽しみ方ができる2店舗をはしごしてみるのもいいですね♪

■詳細情報

■DATA

台湾茶専門店ランプ屋 1号店

所在地
香川県高松市御坊町4-12 マルショウビル2階
営業時間
19:30〜23:30
※チャージ代700円
※予約はInstagramのDMから

【高松】「あーと工房 ゆいのぱん」乳製品・卵不使用の優しいパンとカレーをどうぞ♪

・里山のベーカリー「あーと工房 ゆいのぱん」


2024年4月8日に高松市東植田町の複合施設「むぎなわの里」内にオープンしたベーカリー「あーと工房 ゆいのぱん」。東京で4年間飲食業界に携わり、地元・香川に帰郷、病院や保育園で調理の仕事をしていた店主の森尾さん。以前、施設内で間借りカレー店「KU_PONO(クーポノ)」を営んでいた縁もあり、以前から構想していた念願のベーカリーを里内で開業しました。

前職でアレルギーのある子どもが、ほかの人と同じものを食べられないという現場を目の当たりにしてきたことから、同店のパンはすべて、乳製品と卵を店に持ち込まない、使わないことを前提に作られています。小さな子どもを持つママたちはもちろん、アレルギーのある大人のお客さんがオープンから今に至るまで多く訪れているそう。必要として待ち望んでいた人が多いことがうかがえますね。

こぢんまりとした店内は、ガラス窓に囲まれた光がたっぷり入るナチュラルな雰囲気。パンを陳列する木箱も手作りするなど、パンのみならず手仕事の温かみを感じる空間になっています。

店名の「あーと工房」はアートのように“自由な発想”で商品を提供したいという思いから。オープンから間もないですが、お客さんから「こんな具材のパンが食べたい」「グルテンフリーのパンが食べたい」などといった要望にもできるだけ柔軟に応えているといいます。

「お客さんのニーズに合わせて商品を考えたり、喜んでもらえたりする方がうれしいんです」と笑顔で話す森尾さん。朗らかでや優しい人柄がパンにも反映されているようです。

同店のマスコットキャラクターにもなっているキュートなパンのイラストは香川県の芸術家・ミズカ氏によるもの。お店のガラス窓にもたくさんのパンやミズカ氏のキャラクター「ぼうや」が描かれています。

・素朴でほっこり、体に優しいパン


できるだけアレルゲンのない商品を目指しているそうで、どのパンも乳製品・卵は不使用。商品によって素材を使い分け、主に国産小麦ときび砂糖、てんさい糖、米粉や生米、米油、豆乳に天然酵母、その時旬の食材を使用しています。保存料なども使われていないので、購入後は早めにいただきましょう♪

『○△(まるさんかく)ぱん』240円〜

惣菜系やおやつ系など、約10種のパンがスタンバイする中、その名の通りのキュートな形をしたこちらのパンは、○型がジャムパン、△型はチョコバナナがイン。ジャムは無農薬のハッサクをてんさい糖で煮詰めた自家製で、季節によって変わります。チョコバナナのチョコレートは、カカオマスに豆乳ときび砂糖で甘み付けしたもの。優しい甘さで、乳製品が苦手な人も安心して食べることができます。

積み木のような見た目で、子どもの手にもすっぽり収まり持ちやすいサイズ感です。

『フランスあんぱん』300円

フランスパン用の小麦・リスドールを使用したハード系の生地に、同じく「むぎなわの里」内のおはぎ専門店「ユキノハギ」の自家製あんこを使用したあんパン。北海道産の小豆ときび砂糖で仕上げられたシンプルでしっとりとしたあんこと、ハード系ですがかみやすいやわらかさのフランスパン生地は相性も◎。香ばしい黒ごまがアクセントになっています。

『スパイスカレーパン』380円

もともと間借りカレー店を営んでいたこともあり、カレーももちろん自家製。6種のオーガニックスパイスを独自に配合したカレーは辛さは控えめで、小さな子どもも食べやすい味付けです。ひき肉がたっぷりで食べ応えも抜群。

同店のパンに使われているカレーは「まちのシューレ963」やイベントで出品しているものとは味をガラリと変えているそうなので、森尾さんのカレーファンは要チェックですよ。

左上から『ミートソースパン』380円、『イチゴジャムパン』290円、『米粉スティック』250円

ミートソースがずっしり詰まったものから、自家製イチゴジャム入り、もちもち食感の米粉パンなど、食べやすいパンがそろいます。季節やお客さんからの要望によって顔ぶれが変わることもあるので、来店前に公式Instagramでラインアップを確かめて。
➡︎公式Instagramはこちら

・定番の主食パンもお忘れなく

『ゆいのぱん 湯種食パン』1斤・600円、半斤・350円

店名を冠した食パンは、食べやすい小さめサイズ。1斤とハーフサイズから選べて、おうちで好きな厚さに切り分けることができるのがうれしいですね。国産小麦の「ゆめちから」と天然酵母を使用した生地は長時間発酵させることでしっとり、もっちりとした食感に仕上げていて、食パン目当てに来店するお客さんの姿も珍しくありません。

『もちもちベーグル』プレーン/カカオ・各280円

全粒粉を配合したプレーンとカカオの2種類の『ベーグル』は、プチプチ食感がクセになるもっちり重量感のある商品。「全粒粉の食感が好きなんです」と森尾さんおすすめの一品です。プレーンはジャムやおかずとも相性バッチリなので、朝食やランチの主食に。カカオも食事時にはもちろん、そのままパクッとおやつにもぴったり。

・辛味が少なく食べやすいオーガニックスパイスカレー

『スパイスカレー』1,000円〜

2024年の夏からスタートしたカレーメニューは、オーガニックスパイスを使用した辛味の少ない味わいで、食材をじっくり煮込むことで素材そのもののうま味がたっぷり。子どもも年配の人も、誰でも食べやすいスパイスカレーを目指したそう。
ルーは仕入れによって随時種類が変わるので、来店前に公式インスタグラムで確認を♪これまで『スパイスチキン』や『海老出汁(だし)スパイスカレー』などが登場したことも。

お米はポップコーンのような香ばしい香りが特徴の、通称“香り米”と呼ばれる香川県の「プリンセスサリー」という品種と合鴨米をブレンドしています。ルーと混ぜる前にお米そのものもぜひ味わって。

テイクアウトがメインですが「むぎなわの里」内のイートインスペースでいただくこともOK。ゴミの削減のため、食べ終わった容器を持ち帰る場合のみ会計時に100円引きになる、環境にも財布にも優しい取り組みも。

『季節のサラダ 自家製ドレッシング』600円・ハーフ350円

“季節感を大切にした、体に優しいサラダ”として提供がスタートした『季節のサラダ』は、目にもおいしい彩りとフレッシュさ。新鮮な無農薬レタスやベビーリーフなど、近くの農家からの仕入れによって都度内容が変わるため、どんな内容かはお楽しみに。

米油やオーガニックマスタード、甜菜糖(てんさいとう)を使用した自家製ドレッシングは、たっぷりかけても罪悪感がない点もうれしいですね。カレーのお供にはもちろん、単品で日々の野菜不足にプラスするのもおすすめです。

そのほかドリンクメニューとして「アイスコーヒー」「オーガニックアイスティー」、無添加クラフトコーラの「ほーぷこーら」や津軽りんご100%「りんごジュース」「水出し台湾茶」がスタンバイ。カレーとセットでオーダーも可能です。

店主のほんわか温かい人柄と愛情がたっぷり感じられるベーカリー「あーと工房 ゆいのぱん」。体に優しいのはもちろん、食べるとほっこりとした気持ちになれる素朴なパンを味わってみませんか。

「むぎなわの里」内の共有のイートインスペースのほか、同店から車からで2分ほどのところには「公渕森林公園(きんぶちしんりんこうえん)」もあるので、ドライブやピクニックのお供にもおすすめですよ。

■詳細情報

■DATA

あーと工房 ゆいのぱん

所在地
香川県高松市東植田町1361 むぎなわの里内
電話番号
なし
営業時間
11:00〜15:00ごろ

【高松】「Brew Me! COFFEE&TEA」人気の“推し活”スポット!キュートなクリームソーダにキュン♪

・「Brew Me! COFFEE&TEA TAKAMATSU(ブリューミー! コーヒーアンドティー タカマツ)」

ことでん木太東口駅から徒歩約6分、県道272号沿いに佇む「Brew Me! COFFEE&TEA TAKAMATSU(ブリューミー! コーヒーアンドティー タカマツ)」は、住宅メーカー「マリモハウス」のモデルハウスの敷地内で、幅広い世代の人が気軽にモデルハウスに興味を持ってもらうきっかけ作りとして、2016年にオープンしました。もちろん住宅相談がない人も、純粋なカフェとして利用大歓迎。
ショールームかな?とうっかり通り過ぎてしまわないよう、緑の「マリモハウス」の看板を目印に。

北欧のような雰囲気のナチュラルな空間と、ロココ調風の2つのテイストを楽しめる店内は、気分に合わせて好きな席にどうぞ。

プリンセス気分を味わえるロココ調のエリアでは“推し活”を楽しむお客さんが多いといいます。バルーンやアイドルグッズ、ぬいぐるみなどを持ち込んで自分の席を飾ったり、推しと一緒に食事を楽しんだりと、非日常的な空間ならではの楽しみ方ができます。

店名の「Brew Me! 」は“自分にコーヒーまたは紅茶を淹(い)れる=自分をねぎらう”という意味が込められているそう。「今日も頑張ったね」の気持ちを込めて、自分に一杯ふるまって♪

看板にもなっている個性的な形のロゴマークは、エスプレッソの抽出に使われる道具「タンパー」を模しています。圧力をかけてじっくり抽出されるコーヒーの滴が落ちる様子は、コーヒーマニアなら気づいてニヤリとしてしまいそうですね。

・ドリンクに豊富なトーストメニューとデザートプレートをお得にプラス!

『トースト(ピザ) 』
モーニング=ドリンク料金に+230円、ランチ=ドリンク料金に+530円

4枚切りの厚切りトーストはドリンクに料金をプラスしてお得にいただけるとあって、好評のメニュー。ピザソースにウインナー、ピーマン、タマネギ、仕上げにチーズがたっぷりのった「ピザトースト」は、朝食にも軽めのランチにもピッタリの満足感ある食べ応え。

10:30〜11:30のモーニングでは好きなドリンクに+230円で『ライ麦トースト』『ジャム』『チーズ』『フレンチハニー』など6種類のトーストからハーフ&ハーフで2種類味を選べて、季節で内容が変わるサラダ付き。

11:30〜14:00のランチタイムはドリンクに+530円で『スクランブルエッグ』や『ツナメルト』『ピザ』『キーマカレー』など、12種類のトーストから一つ選べて、サラダとスープ付きのAランチ、季節野菜のポトフが付いたBランチ、スープとスイーツが付くCランチの3種から好きな組み合わせをチョイスできます。トーストは定番から惣菜系、スイーツ系までそろうので、好みやその日の気分でどうぞ♪

ランチはほかに季節のパスタや、ワンプレートランチなど気軽に食べられるフードもそろいます。

『レアチーズケーキ』ドリンク料金に+350円

スイーツセットもドリンクにプラスの料金でオーダーできます。こちらは店主が納得のいくまで試作を重ねたなめらか食感の自家製『レアチーズケーキ』。ベリーのソースが生地にマッチして、ペロッと食べられますよ。

+350円で『レアチーズケーキ』または『シフォンケーキ』が、+450円で『ふんわりホットケーキ』または『フォンダンショコラ』と、料金によって選べるデザートが変わるほか、季節や期間限定スイーツも都度登場。

また、同店では予約制の『お絵描きプレート』『記念日プレート』が人気!

家族や友人のほか、一番多くオーダーされるのは“推し”の誕生日や結成記念日などを祝うものだそう。「推しのグッズと並べて写真を撮ってくれるお客さんがいらっしゃって、毎月オーダーしてくれるリピーターもいらっしゃるんです」と店主の大倉さんも笑顔で話します。

予約しておくとキャラクターやアイドルなどの似顔絵に任意のメッセージを入れることができます。詳しい予約方法やプレートのイメージは公式インスタグラムでチェックを。
➡︎公式Instagram

・思わずにっこり♪飲むのがもったいないキュートなドリンク

『ラテ』600円

注文を受けてから豆を挽(ひ)き、マシンで抽出するエスプレッソメニューは、待つ間もコーヒーの香りが漂い癒やしの時間に。中でも『ラテ』は季節やその時々によって変わるアートもお楽しみに。取材時はハロウィーンに合わせたジャックオランタンと、魔法使いになったネコが登場。飲むのがもったいない!という声が聞こえてきそうですが、冷めないうちにいただきましょう。

『クリームソーダにゃん』『クリームももぴょん』各700円

同店の顔ともいえる「クリームソーダ」と「フロート」は、SNSでも人気の看板メニュー!ソーダのカラーも定番の緑をはじめ、青やピンク、オレンジなど7色から選べます。“推し色”と合わせることもできるので、溶ける前にグッズと並べてパシャリと一枚、撮影を忘れずに♪

アイス部分の動物は定番のウサギとネコ、クマに加えて、月替わりも登場します。これまでゾウやタヌキ、白鳥、パンダのほか、干支の動物やクリスマスシーズンにはサンタがプカプカとカラフルなソーダに浮かんだり、ユニークなものだと過去にはカッパが泳いでいたことも!?
目が合ってしまうと、食べるのに躊躇(ちゅうちょ)しそうになるほどかわいらしいビジュアルです。

“推し活”スポットとしてアニメや漫画、アイドルなど、さまざまなジャンルへの愛に応えてくれる「Brew Me! COFFEE&TEA TAKAMATSU(ブリューミー! コーヒーアンドティー タカマツ)」。住宅メーカーがプロデュースするかわいらしい空間で、食べるのがもったいないデザートプレートや豊富なドリンクメニューに魅了されること請け合いです。

■詳細情報

■DATA

Brew Me! COFFEE&TEA TAKAMATSU(ブリューミー! コーヒーアンドティー タカマツ)

所在地
香川県高松市木太町3840-1
電話番号
087-899-7744
営業時間
10:30~18:00 (L.O.17:30)
※プレートの予約は公式Instagramで受け付け

【高松】「トラットリアたにぐち」でぜいたくランチ♪シェフの本気が満載のイタリアン

・「trattoria(トラットリア)たにぐち」で贅沢イタリアン

ことでん瓦町駅から徒歩約6分、菊池寛通りに佇む「trattoria(トラットリア)たにぐち」は、高松市民のオアシススポットでもある高松市立中央公園や高松中央商店街のアーケードからもすぐ。シェフの谷口さんの名字をそのまま店名にしたのは、イタリアンだけど親しみやすく覚えやすい名前にしたかったそうで「たにぐちさんでも行こうか?」と気軽に利用してほしいと話します。

日中でもダウンライトが映える大人の雰囲気が漂う店内。4席あるカウンターからはキッチンが見え、シェフの料理姿を眺めながら食事をしたり、調理がひと段落した際にはシェフと会話ができたりと人気の座席です。

2018年の移転前の店舗と座席数はほとんど同じですが、テーブルのサイズを大きくし、よりゆったりと快適に食事ができるスペースを確保したのだそう。

奥の個室には4人掛けのテーブル席があります。コース料理などじっくりと時間をかけて食事を楽しめる空間です。予約が優先となるので、希望の人は予約時に相談してみて。

・シェフ入魂のパスタ料理は必食

『イカ墨を練り込んだスパゲティ 天使の海老と季節野菜のトマトクリームソース』2,420円

イカ墨を練り込んだ黒いパスタに、ニューカレドニア産の“天使の海老” がこれでもかと盛られ小松菜やアスパラなど旬の野菜が彩りを添える豪華で食べ応えのある一皿。エビはふっくらやわらかく殻(から)まで食べられそうな勢いで、トマトソースの爽やかな酸味とニンニクの風味をまとったイカ墨パスタは魚介の風味が濃厚で脳天まで痺(しび)れそうなほどうま味たっぷり。

「魚介から出る出汁(だし)や素材が持つうま味を調味することでおいしい料理はできる」と、パスタやピザのソースをはじめ、スープやドレッシングに至るまで化学調味料不使用の食材の良さを生かしたシェフの料理は、コクのあるうま味を持ちながらも体に優しいと評判です。

前菜の盛り合わせ、自家製フォカッチャ、ドリンクが付いた『Bセット』は550円。アラカルトにある好みのメイン料理にプラスすると満足度もさらにアップ。メイン料理としては、10種類ほどのパスタ・リゾット、6種類のピザ、肉料理は4種類ほどそろい、その日の気分で選ぶことができます。

限られた種類のセットメニューから選ぶのではなく、ランチタイムにもかかわらずアラカルトメニューをフル活用し、その日の気分に合った料理をチョイスできるレストランは貴重な存在です。

季節や仕入れに具合によって内容が変わるという前菜の盛り合わせのうちの1品には、ミニスープがセットイン。裏ごしした旬の野菜を、出汁や生クリームと合わせるという手の込んだ自慢のスープには、カボチャやジャガイモ、カリフラワー、里芋といろんなバリエーションが登場するそう。初夏限定のトウモロコシのスープは人気が高く、これを目当てに来店する常連客もいるほど。盛り合わせにはそのほか、唐辛子の入ったピカンテサラミやオレンジ風味のニンジンサラダと、どれをとっても抜かりがありません。

学生時代にパン屋で働いた経験を生かし、自身の料理に合わせたフォカッチャまで店内で手作りしています。ぱらりと振りかけられた表面の岩塩がアクセントになっていて、水分量を多めに仕上げたフォカッチャは単品で食べてもしっとりふっくら。いくらでも食べられそうなほどの名脇役です。

・高温のオーブンで一気に焼き上げます

『マルゲリータ ドッピオ』1,320円

一枚一枚手作りする“ナポリ風ピッツァ”は直径約24cmと食べ応えも抜群。定番の『マルゲリータ』をはじめ『プロヴォラビアンカ』や『ベーコンといろいろなキノコ・半熟卵のピッツァ』など約5種類がラインアップ。“ドッピオ”とは2倍量のチーズがのったピザで、シェフのお眼鏡にかなったこだわりのチーズがたっぷりオン。通常の『マルゲリータ』(1,100円)と同じくらいオーダーが入る人気メニューだそうです。

前日から仕込んで低温発酵させた生地の上に、自家製のトマトソースをたっぷり塗り広げます。シェフが一人で切り盛りしているとは思えないほど手際の良い調理風景は、丁寧できめ細やかな仕込みの賜物(たまもの)。

近年導入したピザ専用オーブンは480℃まで高温が出せる仕様のため、窯に入れてから1〜2分ほどで生地はさっくりソースとチーズは熱々とろとろに仕上がります。同店で唯一テイクアウト可能な“ピッツァ”、家族や親しい人に持ち帰ると喜んでもらえること間違いなしですよ(別途箱代100円)。

バリッと香ばしい見た目の表面とは裏腹に、生地をかじるとふわふわ食べやすい食感です。「老若男女に好まれる親しみやすいピッツァを目指した」と語る谷口シェフ。ランチにディナー、テイクアウトでも引っぱりだこな本格ピッツァをお試しあれ。パスタやピッツァ以外のアラカルト料理で『鴨胸肉のロースト』や『骨付き仔羊のロースト』など肉料理には、でき上がりまで少し時間を要することもあります。

・食後に外せない自家製ドルチェ

『パンナ・コッタ イタリア風フルーツポンチ添え』700円

ふるふる緩めのテクスチャーが特徴的なパンナコッタは、杏仁豆腐風味のアマレット(アーモンドリキュール)が隠し味。杏仁豆腐の風味がイチジクやブドウなど季節の生フルーツと、たっぷりのったカットフルーツをシロップ漬けしたマチェドニアが目にも美しい一品。華やかな見た目ですが食後にぴったりな優しいフルーツのドルチェです。

『大人のティラミス』700円

手作りのスポンジケーキに染み込んだエスプレッソのパンチと洋酒の風味が効いている自家製ティラミス。店内に設置したCIMBALI社製のエスプレッソマシンで抽出したエスプレッソを使用しているので風味も豊かです。卵黄とマスカルポーネチーズを生クリームと合わせることで甘さとコク、さらにエスプレッソの苦味が大人のドルチェを演出しています。

料理や店内の雰囲気に、シェフの人柄が表れているかのような居心地の良いイタリア料理店「trattoria(トラットリア)たにぐち」。できる限り手作りにこだわった料理で、来店する人々をもてなしたいというシェフのサービス精神があふれた、何度でもリピートしたくなるレストランです。

■詳細情報

■DATA

trattoria(トラットリア)たにぐち

所在地
香川県高松市亀井町8-9 ハウス809 1階
電話番号
087-833-5538
営業時間
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(入店は20:30まで、L.O.21:00)
※日曜・祝日のディナーは21:00まで(L.O.20:00)

【高松】「たかまつ大道芸フェスタ2024」開催!思いきり笑ってハートフルな時間を

思いっきり“笑いのサーフィン”を楽しんでほしいという願いを込めて、10月12日(土)・13日(日)の2日間は、高松の街中を「たかまつ大道芸フェスタ」がカラフルに彩ります。

15回目となる今年は、シンボルタワーや中央商店街など計8カ所を舞台に、パフォーマー16組とミュージシャン4組が出演。全国各地で大活躍するMr.BUNBUNや、クセの強さから目が離せないココナッツ山本などの大道芸人によるステージをはじめ、高松出身の実力派・松本かなこによるチョークアート、ジャグリング個人部門で日本チャンピオンの優績を持つjuggler Labyによるパフォーマンスなど、笑いあり感動ありの舞台がめじろ押し。なんと今年は大ヒットドラマのオープニング曲を担当したチャラン・ポ・ランタンも出演。また、世界の音楽を演奏するバンドtrick boxなど計4組による音楽パフォーマンスも♪

観客との距離が近い大道芸や驚きのパフォーマンスは、一度見るときっととりこに。気持ちが元気になるポジティブなエネルギーをたっぷりと浴びましょう。

サンポート高松の多目的広場ではFriggitoria Al CENTROTORI TORI Kitchenなど、県内人気飲食店3軒のキッチンカーが登場するのでしっかりお腹を満たして。そのほか子ども心をくすぐるバルーンアートや、日暮れ後には大道芸人が全員集合の夜会(※各日開催場所が異なります)も開催と盛りだくさんの内容をお見逃しなく。
場所ごとの出演者やタイムテーブルなど詳しくは公式HPを。
➡︎公式HPはこちら

【高松】「まちのシューレ963カフェ」体に優しいランチが人気♪自家製スイーツやドリンクも

・「まちのシューレ963カフェ」

JR高松駅から徒歩15分、ことでん片原町駅からは徒歩6分。丸亀町参番街東館の2階にある「まちのシューレ963(キュウロクサン)」は、カフェ、ギャラリー、雑貨、食品、工芸品など、香川の魅力が詰まったライフスタイルショップ。

毎日使う衣類や台所道具、文房具に有機野菜、上質な加工食品、伝統的な手仕事から生まれる家具など、ジャンルごとに品質にこだわった逸品がそろうので、地元客はもちろん、観光客や幅広い世代の人が多く訪れるお店です。

同店がモデルとしているのは、奈良県にあるカフェと雑貨店「くるみの木」。店名に入っている「963」はモデル店となった「くるみ」を表しています。「シューレ」はドイツ語で「学校」を意味する言葉で、売り手もお客さんも学べる場所にしたいという思いが込められています。
シンプルで優しい印象のロゴは、自然豊かな香川県をイメージしたデザインで、○が海、3本の木は山を表現しているそう。シンプルでかわいいロゴからも、おしゃれなお店であることが伝わりますね。

エスカレーターを上がってすぐ目に飛び込んでくるのは、イキイキとした緑色が鮮やかな観葉植物。こちらのテラスはカフェ店長が管理しているとのこと。商店街の中にいることを忘れてしまうくらい自然を感じられる癒やし空間です。

重厚感のあるドアを開けると、木のぬくもりを感じるナチュラルモダンな空間が広がり、入って右側がカフェエリア。存在感のある大きなテーブルを中心に、目の前でグリーンを眺められる窓際の席など、どの場所も居心地が良くリラックスした時間を過ごせます。

・旬を味わう人気のシューレランチ

『シューレのランチ(ドリンク付き)』1,800円

肉や魚のメイン料理に、サラダ・副菜2種・混ぜご飯・みそ汁が付いた四季を感じる『シューレのランチ』は、店名を冠しているだけあって絶大な人気を誇ります。できる限り有機で無農薬の野菜、香川で獲れた魚など地産地消を取り入れています。月に2回内容が替わり、取材日は『蓮根とダイシモチのメンチカツ 粒マスタードソース』『すだちのドレッシングのサラダ』『鯛の揚げ出し』『イチジクと梨のきなこ白和え』『なめこのお味噌汁』『さつま芋のご飯』というラインアップ。魅力的なメニューばかりなので、どれからいただこうか迷ってしまうこと請け合いです。

トレイの上のマットも、メニューに合わせて内容が月に2回リニューアル。左側にはメニュー、右側には季節を感じるコラムが書かれていて、読み物としても楽しみにしているファンも多いそう。自宅に持ち帰ってコレクションしたくなりますね。

・元パティシエが手がける本格スイーツ

『ケーキセット(珈琲または和紅茶付き)』900円

ショーケースから選べるケーキ一つとコーヒーまたは和紅茶がセットになった、おやつタイムにおすすめのケーキセット。ショーケースには常時5種類のケーキが並び、取材日は『ベイクドチーズケーキ』『チョコレートケーキ』『ベリーのタルト』『季節のタルト』『ブルーベリーのクランブルケーキ』がスタンバイ。

和梨を使った『季節のタルト』は、サクサクのタルト生地とじんわりと甘い和梨が絶妙にマッチして、対照的な食感と味わいについつい食べる手が止まらなくなること間違いなし。季節ごとに使用するフルーツが変わるので、何度も訪れたくなりますね。

『ベイクドチーズケーキ』450円

しっとりクリーミーな口当たりのこちらは、店主が研究を重ねて完成させた一品。一口食べると、こっくりまろやかなチーズの風味が口いっぱいに広がります。ショーケースのケーキはランチとセットの『ランチとデザート』(2,150円)でオーダーすると、お得に楽しめますよ♪

・素材の味を堪能♪自家製ドリンク

『レモネード』680円

愛媛県松山市沖に浮かぶ興居島(ごごしま)で柑橘(かんきつ)類を栽培する「カネミ農園」のレモンの果汁を使用した、爽やかな酸味をダイレクトに味わえるレモネード。グラスに浮かぶのは、香川県三豊市にあるレモン工房「Lollo Rossa(ロロロッサ)」のレモンの果実。レモン100%のすっきりと清涼感のある味わいを堪能して。

『自家製ジンジャーエール』650円

ハーブとスパイスが効いた自家製ジンジャーシロップをお湯またはソーダで割っていただくこちらは、フレッシュなショウガの風味を感じる一杯。シロップとシュワシュワのソーダがグラスの中で二層になって運ばれてくるので、よく混ぜて召し上がれ♪

ゆったりと穏やかな時間が流れる「まちのシューレ963カフェ」。四季の恵みがたっぷりのランチや自家製スイーツ、自家製ドリンクを味わうと、身も心も癒やされますよ。日々の喧噪(けんそう)から離れる特別なひとときを過ごしてみては。

週末は『よるごはんセット』(2,800円)や『コース料理』(3,400円)、ビール、ワイン、果実酒など豊富なお酒が登場する夜カフェもおすすめです。お土産や手土産にぴったりの食品ゾーン、暮らしを格上げしてくれそうなアイテムが並ぶ雑貨ゾーンなど、ショップやギャラリーのチェックもお忘れなく。

■詳細情報

■DATA

まちのシューレ963カフェ

所在地
香川県高松市丸亀町13-3 高松丸亀町参番街東館2階
電話番号
087-800-7888
営業時間
月~木曜/11:30〜18:00(L.O.17:30)
金~日曜/11:30〜20:30(L.O.19:30)※17:30以降は夜カフェ
※ランチは15:00まで
ショップ/11:00~19:00

【高松】「クレープ ドゥ ジラフ」のクレープをお供に商店街をぶらり♪

CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ) 高松店

通称“ジラフクレープ”という名でも親しまれている「CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)」は、全国に20店舗以上展開するクレープ専門店。2020年10月に田町・トキワ街・南新町の3つの商店街が交差する角にオープンしました。トキワ街に面するカウンター窓からはテイクアウトの注文や受け取りができますよ。

ウッディで温かみを感じる空間にはテーブルが2つ、計4席あるのでイートインもOK。商店街散策の合間にスイーツでほっとひと息つくのもいいですね♪

店舗向かいのフラワーショップ「カタリ」によってコーディネートされた植物やドライフラワーのインテリアも雰囲気があってステキです。外のベンチで花を眺めながらクレープを頬ばるのもおすすめ。

店名の“ジラフ”は、独特なクレープ生地の焼き目がキリンの模様に似ているところから名付けられたそう。実際のキリンのように、クレープにも偶然ハートマークの焼き目が現れることも。見つけたらイイことあるかも?!

生地の食感が一般的なクレープとは異なるところが最大の注目ポイント。できたてをかぶりつくとサクサク!そしてもっちりへと変化していく独特なテクスチャー。まだ食べたことがない人は驚くこと間違いなし。

26種類以上の豊富なバリエーション

クレープのバリエーションはプレーン、クリーム、和スイーツ、食事系など、定番が26種類と季節限定が約3種類スタンバイ。どれを選ぶか迷うほど選択肢が豊富です。具材も旬の新鮮な素材を使用し、何度も食べたくなるように計算された仕上がりです。高松店限定メニューが現れることもあるそうなのでお見逃しなく!

生地そのもののおいしさを感じられるのは、何といってもプレーン系メニュー。ホイップクリームやカスタードを使わないので、サクサク食感を存分に味わえます。生地自体のクオリティーが高いので、プレーン系メニューをあえてオーダーするリピーターも多いそう。時間がたつと生地がしっとりしてくるので、その場ですぐに味わって。

『噂の塩キャラメルバター』450円

『噂の塩キャラメルバター』は香ばしいキャラメルソース、ほんのり塩気とバターのコクがクセになります。生地の食感もシンプルに楽しめて味わい深い一品です。

『なめらかクリーム』480円

独自の製法で仕上げた、とろりとしたテクスチャーのホイップクリームをたっぷりと巻き込んだ『なめらかクリーム』は、重たすぎず、程よい甘さですっきりとした味わい。パリパリ生地とエアリーなクリームのコントラストが絶妙です。

『Wクリームキャラメルクリーム』600円

ジラフこだわりの、コクのあるカスタードクリームとなめらかクリームのWクリームに、少し塩味のあるキャラメルソースをプラスした『Wクリームキャラメルクリーム』はリッチな濃厚感。プラス100円でバニラアイスをトッピングするのも◎。

『チョコバナナクリーム』600円

王道の『チョコバナナクリーム』は、たっぷり入ったバナナのフルーティー感にチョコレートソースで安定の組み合わせ。なめらかクリームも入って食べ応えたっぷり!

食べないと損!スイーツじゃない食事系クレープもぜひ

『ベーコンレタストマト』630円

クレープ店というとスイーツ系を選びがちですが、同店のパリパリ生地には食事系の具材も非常によく合います。『ベーコンレタストマト』は、サンドイッチで定番のBLTを巻き込んだもの。爽やかな酸味が特徴的なタルタルソースがアクセント。スモークベーコンがたっぷり入って満足度高めなので、小腹が空いた時の軽食にもおすすめです。

『ブレンド珈琲』350円

コーヒーや紅茶、ジュース、スムージーなどのドリンク類は、クレープとセットで100円引きになるのでお得です。『ブレンド珈琲』はクレープと合う深煎(い)り豆をセレクト。プレーン系のクレープとほろ苦いコーヒーのペアリングもバッチリ!イートインでひと休みしませんか。

「CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)高松店」はクセになるパリパリ食感が特徴のクレープ店。季節限定品や気さくな店主とのトークを楽しめるほか、あま〜いスイーツ系はもちろん、しょっぱい食事系メニューにドリンクメニューもそろうので、商店街での街歩きのお供に、足休めスポットにふらりと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)高松店

所在地
香川県高松市田町14-1
電話番号
087-887-6336
営業時間
12:30〜生地がなくなり次第閉店(最終19:00まで)

【高松】「柞の杜(ははそのもり)」誰もがくつろげる紅茶専門店で、癒やしのティータイムを

・「Tea Room 柞の杜(ははそのもり)」

ことでん築港駅から徒歩6分。高松兵庫町商店街にある「Tea Room 柞の杜(ははそのもり)」は、高松では数少ない紅茶の専門店です。中央通りの東側に位置する商店街の建物の2階、1階の書店横の階段を上りましょう。

店名の「柞の杜(ははそのもり)」とは、日本古来の言葉でさまざまな種類の木が集まっている森のこと。多種多様な木が集まってできる森のように、お店に訪れる誰もがゆったりと時間を過ごしてほしいと名付けたそうです。

階段を上りドアを開くと、にぎやかな商店街の中にいるとは思えないほど静かで落ち着いた空間に驚きます。アンティーク調のイスに座って眺める街並みは、いつもと少し違って新鮮に映ります。
形式張ったルールはありませんが、マナーとしてほかの人が写り込む写真撮影や、むやみな離席は控えて。普段より少し優雅に、気取らずに。紳士淑女で過ごしましょう。

オーナー夫妻は、2011年にお店をオープンする以前からの紅茶の愛好家。紅茶を淹(い)れるのはもちろん、お店で出されるスイーツや料理もすべて二人のお手製です。奥さまによるフラワーアレンジメントが所々に飾られ、初めて訪れてもリラックスできる雰囲気は、ご夫婦の人柄が表れているようです。

自分たちが一番おいしいと思ったものをお客さんにも飲んでほしいと、茶葉は高品質なインドのダージリンティーとアッサムティーの厳選した2種類。茶葉になって3〜4カ月から1年未満の、最も芳香を放つ飲みごろのものが使われています。

・紅茶本来の味が分かる丁寧に淹れられた一杯

『柞の杜ティー』540円

紅茶の香りをそのまま楽しみたい人にはストレートティーがおすすめ。香りの高いダージリンと、コクのあるアッサムの茶葉をブレンドした『柞の杜ティー』は、バランスの取れたオリジナルティーで、澄き通った明るいオレンジ色にほれぼれとします。紅茶の国・英国のウエッジウッドのティーカップに注がれ、繊細な口当たりで優雅な気持ちに浸れますよ。

紅茶本来の風味を知ってもらうため、オーダーが入るごとに一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。温められたティーカップに最後の一滴までなみなみと注がれ、芳醇(ほうじゅん)な香りがふわっと広がります。
どうしても渋くなってしまうティーポットでの提供をしない代わりに、2杯目以降は半額になるサービスも。1杯目と違う種類でもOKなので、茶葉の飲み比べもできますよ。

『ミントミルクティー』670円

濃厚なコクとまろやかさを持つアッサムティーはミルクティーにうってつけ。同店ではミントとミルクを加えて煮込んだ『ミントミルクティー』も用意されています。一風変わった組み合わせかと思えば、コク深いミルクティーに爽快なミントの香りが絶妙。お好みで砂糖を加えてどうぞ。

『オレンジシャリマティー』590円

スライスされたオレンジの程よい甘みと、爽やかな風味の『オレンジシャリマティー』はすっきりとしたアイスティーもおすすめ。茶摘み時期が長いため、安定した風味のアッサムティーはアレンジされるのにも向いています。

・紅茶と一緒に楽しむ自家製スイーツ

『抹茶ケーキ(ライトセット)』紅茶の値段+300円

好きな紅茶とケーキをいただける『ライトセット』は、濃厚な抹茶ケーキが付いてきます。重厚な食感のケーキは、紅茶と合わせるとホロリと口の中でほどけてゆくよう。抹茶の苦みを楽しみながら、爽やかな香りのダージリンと合わせるのも良さそうです。

『紅茶シフォンケーキ(スイーツセット)』紅茶の値段+400円

『スイーツセット』は、紅茶とスイーツを自由に選べます。ノンオイルで良質な卵と国産小麦粉を使った『紅茶シフォンケーキ』は体にも優しい甘さ。しっとり、ふんわりとした食感に軽やかな紅茶の香りが鼻孔をくすぐります。ストレートでもミルクでも間違いない相性です。

『自家製ヨーグルト(スイーツセット)』紅茶の値段+400円

クリーミーでまろやかな口当たりの『自家製ヨーグルト』は、爽やかな酸味にブルーベリージャムが添えられ、体も喜ぶ一品。紅茶と一緒に食べ合わせると、お腹にも優しくリラックス効果も得られて一石二鳥ですね。単品でオーダーする場合は650円です。

『紅茶クッキー、キャラメルクッキー、ジンジャークッキー』各400円

紅茶のお供としてサービスされるクッキーは薄くて軽い歯触りで、繊細な紅茶の風味を引き立てます。小さいながらも紅茶、キャラメル、ジンジャーと個性がはっきりと出ているので、食べた後に飲む紅茶の一口はまた違った余韻となり、ティータイムを彩ってくれます。どの味が添えられるかはお楽しみに。テイクアウト用(各400円)もあり、気に入った味を自宅で紅茶と合わせることもできますよ。
スイーツはすべてオーナー夫妻の手作り。数に限りはあり、売り切れになることもあるのでご了承を。

・ランチには英国風の創作カレーをどうぞ

『ささみとりんごのカレー』900円

英国料理の「マリガトーニ」と呼ばれるカレー風味のスープをアレンジした『ささみとりんごのカレー』は、ニンニク不使用でまろやか。ほぐれたササミはあっさりと食べやすく、フルーティーな甘みの後にスパイスを感じる奥深い味わいです。黒米入りご飯に添えられた大豆のピクルスが、いいアクセントになっています。

平日の14:00までは、その日のおすすめの紅茶がプラス50円で付けられるタイムランチサービスも。14:00以降の時間や土日は、好きな紅茶を半額でオーダーできます。

実は紅茶は入荷時期によって違いがあり、特にダージリンは、春・夏・秋と季節ごとに香りや味が異なります。訪れるたびにその変化を楽しめるのも専門店ならでは。

静かな空間で紅茶の魅力に浸れる「Tea Room 柞の杜」で、日々の忙しさから離れてゆったりとくつろいでみて。

■詳細情報

■DATA

Tea Room 柞の杜(ティールーム ははそのもり)

所在地
香川県高松市兵庫町2-9
電話番号
087-873-2022
営業時間
日・火~金曜/12:00〜17:00(L.O.16:30)
土曜/12:00〜19:00(L.O.18:30)

【高松】ふらっと仏生山で「ハロウィンSaison Marche」開催!約40店舗が集結します

ハッピーハロウィン♪9月29日(日)高松市仏生山交流センター「ふらっと仏生山」「ハロウィンSaison Marche(セゾンマルシェ)」が開催されます。ハロウィンを意識した服装で参加すると、より雰囲気を楽しめるかも。

出店数は約40店。ハロウィンカラーのグラスアート体験やチョークアート、オリジナルアクセサリー作りなど、わくわくのワークショップが多数登場するほか、おもしろ雑貨や手編みグッズ、デニムや着物のリメイク品など、あれやこれやと夢中になること間違いなしのバラエティー豊かなショップが並びます。
ベビーグッズから大人かわいい小物まで勢ぞろいするので、家族で訪れても◎。もちろんこれから飾ったり使ったりできるハロウィン雑貨も探してみて。

作って体験して遊んで、ショッピングでお気に入りを手に入れた後はお腹を満たすこともお忘れなく。クリスピーチキンやから揚げ丼、たい焼きにわらび餅にフルーツサンドなど、幅広いキッチンカーやフードが集います。

さらに受付でスタンプラリー券を発行してもらい、3店舗でスタンプを集めると、ステキな商品が当たる抽選会に参加できます。空くじなしで、もれなく何かがもらえますよ。
内容盛りだくさんのこのイベントでぜひ記憶に残る思い出づくりを。

詳しくは公式インスタグラムをチェック!
➡︎公式インスタグラムはこちら

■出店者例
<ワークショップ>
・いろはにホンネ…心書ワークショップ
・チョークアートひまわり工房…ハロウィンチョークアート
・グラスアート~マーガレット~…ハロウィンキューブグラス
・キャンドルハウスcocoa…キャンドル作り
・はな笑む…レジンシャカワークショップ
etc

<雑貨>
・poco a poco…手作りハンドメイド雑貨
・lapislazuli…がま口バッグ、ビーズアクセサリー
・彩楽~さら~…和風アクセサリー
・手編み工房MIE…手編み&布のオリジナルバッグ
・mussbi…天然石で作るアクセサリー
・明日の風…デニムリメイク雑貨とソックモンキー
・Cocote…ベビーグッズ
・tomokoro…クラフト、草木染め、レザーなどのアクセサリー&雑貨
etc

<キッチンカー・フード>
・noNokor´n…旬の野菜果物を使ったスイーツ
・くまcafe…ロコモコ丼、から揚げ丼、フルーツサンドほか
・幸せの黄金鯛焼き…たい焼き、わらび餅、シルクアイス
・高月堂221…パンダどら焼き
・Crispy JIJI Chicken…クリスピーチキン、ジュース
・temps de repos…各種弁当ほか
・Cafe旬菜…ベーグル、ミニ食パン
etc

【高松】「夢菓房たから」の和スイーツはバリエーション豊富!マストバイはフルーツ大福

香川の老舗和菓子店「夢菓房たから

高松市春日町にある「夢菓房たから」は、ことでん木太東口駅から車で約4分、県道10号(さぬき東街道)沿いにある、高松市民には言わずと知れた和菓子店。広々とした駐車場は裏側からもアクセス可能です。

創業は昭和11年の老舗。高松市東山崎町にあった「たからまんぢう」時代から始まり、平成18年に移転した現在の春日店に至るまで地域の人たちに愛され続けてきました。

店内に並ぶお菓子は生菓子や干菓子、冷凍品など非常にバリエーションが豊富です。あんこはすべて素材の豆から仕入れ、丁寧に炊き上げた完全自家製品。お菓子に合わせて、使用する豆や砂糖の種類や配合を変えています。素材の持つ味わいを最大限に引き出せるよう、上品な甘さに仕上げているのが特徴。

物販スペースの右側には、庭の緑を眺めながらくつろげるイートインスペースも。2階には有料で借りられる多目的スペースを完備。サークル活動やギャラリーなどに利用できますよ。

誰でも自由に利用できる無料のお茶のサービスもうれしいポイント。ガラス張りの作業スペースでは、カキ氷などができ上がる様子も見えます。

奥に鎮座している薪(まき)ストーブは毎年冬になると大活躍。冷えた体を温めてくれます。炎の揺らぎを見つめていると、不思議と気持ちが安らぎますよ。

階段下には子どもが楽しめるキッズスペースがスタンバイ。子連れファミリーに優しい気遣いが伝わります。

季節のフルーツを包んだ大福は定番人気品

大福は、どれを選ぼうか迷うほどバリエーションが豊富です。毎日約10種類がショーケースに並び、季節によってミカン(小原紅みかん、せとか)、サクランボ、スモモ、アップルマンゴー、スイカ、イチジク、柿、梨、ラ・フランス、キウイなど、年間に50種類以上も登場するそう。訪れるたびに新たな発見があるかも。

11月ごろからは“冬イチゴ”のいちご大福が現れます。たからの代名詞ともいえる「いちご大福」で、毎年楽しみにしているファンも多い一番人気の商品。

『秋のフルーツミックス大福』490円

フルーツミックス大福は、四季ごとに変わる内容とたっぷりなボリュームが魅力の一品。『秋のフルーツミックス大福』は梨、パイナップル、キウイ、ブルーベリーの4種類に濃厚なクリームチーズを合わせ、贅沢な大福餅に仕上げています。やわらかい羽二重餅を頰ばると、なめらかな白あんの中にみずみずしいフルーツの数々、コクのあるクリームチーズが良いバランスで合わさります。それぞれの食感も楽しんで。

『杵つき栗大福』330円

自家製粒あんと大粒の渋皮栗を丸ごと1粒、コシのある杵(きね)つき餅で包んだ『杵つき栗大福』は味わい深い一品。香川県のオリジナルブランド米“おいでまい”の焙煎(ばいせん)粉を手粉にして包んでいるので香ばしさも◎。もっちりコシのある杵つき餅は、かむたびにうま味が広がります。粒あんは豆の食感と風味も豊かで、栗の存在感が抜群!

手土産にもピッタリなオススメ品はコレ

『五名の玉栗』410円

『五名(ごみょう)の玉栗』は一見「栗羊羹(ようかん)」のように見えますが、栗きんとんの要素が強いリッチテイストが魅力です。東かがわ市五名地区にある農家から毎年新鮮な栗を仕入れ、蒸したてホクホクの“蒸し栗”のうま味をそのままギュッと閉じ込めた本葛粉ベースの栗きんとん羹(かん)に、特大の渋川栗を丸ごと1粒イン。風味がとても豊かで、栗好きにはたまりません!

『讃岐の無花果パイ』390円

日本種の蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれる品種にこだわって栽培されている、香川県まんのう町羽間(はざま)産の“はざまいちじく”は、折り紙付きの味わい。そのイチジクを一つずつ丁寧に皮をむき、甘酸っぱく爽やかなコンポートに仕上げ、丸ごと1個分の量をバター香るパイで包んでじっくりと焼き上げた『讃岐の無花果(いちじく)パイ』も見逃せません。しっとりとしたイチジクコンポートからほんのり鼻に抜けるシナモンの風味も上品。

『旅するお菓子 オルネ あずき/ぽてっと』各170円

『旅するお菓子 オルネ』は、高松駅の商業施設「高松オルネ」にちなんで、新しい高松土産として誕生したお菓子。「夢菓房たから 高松オルネ店」だけでなく、本店でも購入できるのです。香川の素材「さぬきの夢小麦」「和三盆」「醤油(しょうゆ)」「希少糖」「オリーブオイル」を使用した、しっとり香ばしいカステラ生地の小判焼き。
大粒丹波大納言の特製つぶ餡(あん)が入った“あずき”と、オーブンでじっくりと焼き上げる工程から行う鳴門金時に、バター、卵黄、生クリームを合わせた“ぽてっと”の2タイプがあります。日にちがたってもパサつかず、ソフトな食感が続くよう工夫されているのだそう。手頃でありながらもワンランク上の味わいが手土産にぴったり。6個入り(1,160円) や10個入り(1,890円)の箱タイプもスタンバイ。

屋外エリアには四季折々の草花や、石臼、つくばい、石燈籠(とうろう)など風情を感じられる要素もたっぷり。石のテーブルや縁台は憩いのスペースとして活用されています。もちろん買ったものを食べるのもOK。風韻を添える置き石は庵治町の山奥まで探しに行ったそう。

敷地内の西側にある自家農園「たからファーム」では、ブラックビート、ピオーネ、シャインマスカットなどのブドウが栽培されています。収穫したものはぶどう大福に使われたり、量り売りのブドウ狩り体験も行われたりしています。

「夢菓房たから」は、旬のおいしい素材を惜しみなく使用し、いつ訪れても楽しめる魅力的な品がたくさんあります。フルーツ大福は特に必食!手土産に使いやすい品や、プレミアムな逸品などバリエーションが非常に豊富なので、店内をくまなくチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

夢菓房たから

所在地
香川県高松市春日町214
電話番号
087-844-8801
営業時間
8:30〜17:30
※大福など生菓子の予約は午前10時以降の引き取りとなります
※土・日曜や祝日など、予約が多い日には当日予約ができない場合があります
※慶弔菓子は3日前までに要予約