【さぬき】「Cafe ゆるりと。」海を望むブックカフェでランチ&スイーツ。心温まるひとときを

・「Cafe ゆるりと。」は時間を忘れる癒やしスポット

さぬき市の津田町と大川町をつなぐ富田中津田線(県道133号線)沿いにある「Cafe ゆるりと。」は、緑の中に佇むアットホームな癒やしカフェ。白砂青松の景勝地「津田の松原海水浴場」へは車で約3分という近さです。

各テーブルとの間には、パーテーションとしての役割も担う本棚が設置され、どの席でも落ち着ける空間。中でも大きな窓から絶景を楽しめるカウンター席は、一人でのんびりしたい時の特等席です。

高台に位置しているので、津田の海が遠くに望めます。和朝食が人気の「暮らし商店 ごんべや」やカレー店「HAGI」など、津田エリアににぎわう新進気鋭店とも交流がある同店。ちなみに、津田の松原海水浴場から徒歩すぐの「ポルトピッツァ」は、立ち上げのリノベーション作業から店主が携わっています。「さぬき市津田地区まちづくり協議会」理事も務める店主は、津田エリアの活性化を考えつつ、忙しく活躍中。

・ブックカフェ要素もある本の数々

元はイタリアンレストラン「ラ・フレスカ」(現・東かがわ市)の初代でしたが、ブックカフェ「ゆるりと。」へと進化してから8年以上続く同店。内装のDIYもこなすご主人自らによって何度も改装が行われ、より居心地の良い空間へとアップデートしています。2024年には、内向きのカウンター席があったエリアに厨房を拡張。書店を彷彿とさせるブックコーナーも新設されました。

店主の好みである歴史、インテリア、エクステリア、料理、 木工などを中心にジャンルを問わずさまざまな書籍が置かれていて、さながら図書館のよう。普段読まないような本も、試しに手に取ってみたら意外とハマるかも?

横並びに座れるソファで、仲の良い友人や家族と時間を忘れてのんびりカフェタイムを過ごすのもおすすめ。ついつい長居したくなる雰囲気です。

パスタとリゾットなどのイタリアンランチ

『海の幸の焼きリゾット』1,520円

スープ、サラダ、ドリンク付きのランチは、パスタやリゾットなど約6種類がスタンバイ。香川県産の米を使用したリゾットは『牛すじ肉のトマト煮込みリゾット』(1,400円)、『海の幸のクリームリゾット』(1,520円)のほか、『カレーリゾット』も登場予定。それぞれ焼きリゾット(+100円)も選べます。

『海の幸の焼きリゾット』は『海の幸のクリームリゾット』をオーブンで焼いたもの。濃厚なクリームと、シーフードのうま味、焦がしチーズの香ばしさがたまりません。オーダーが入ってからリゾットを作り、その後オーブンで焼くので提供時間が多少かかりますが、その分できたてのおいしさを味わえますよ。

『和牛のボロネーゼ 生パスタ』1,400円

モチモチ食感の生パスタに、しっかり煮込まれたソースが絡む『和牛のボロネーゼ 生パスタ』は定番メニュー。塊肉を手切りした、大きめサイズの和牛がゴロゴロ入っていて満足度が高いです。

ほんのりスパイスを感じつつ優しい味わいなので、親しみやすい一品。やわらかく煮込まれた和牛のうま味が口いっぱいに広がります。もっちり食感のフォカッチャが添えられているのもうれしいポイント。
同店ではテイクアウトの対応はしていませんが、三木町にある地域密着型のプチ複合施設「IDO MALL(井戸モール)」内のマルシェで、フードメニューやスイーツなどを不定期販売中。訪れた際に探してみて。

手作りスイーツでのんびりカフェタイム

スイーツメニューは『ガトーショコラ』『ドライフルーツケーキ』『アイスクリーム』(各種500円)といったスタンダードなものから、旬の素材を使用した季節限定品など、タイミングによって種類は前後しますが6種類ほどから選べます。スイーツとトーストメニューは開店時間からラストまでオーダーOK。単品提供はしていませんが、ドリンクとセットで100円引きに。

『リンゴのスパイスケーキ』500円

リンゴやキンカン、ネーブル、イチゴなど、時季のフルーツを箱買いしてジャムやコンポートなどを仕込むことが多いご主人。それらを使用した手作りスイーツの数々も見逃せません。『リンゴのスパイスケーキ』はパウンドケーキタイプの焼き菓子。しっとりとした生地から、ほんのりシナモンとショウガの華やかさ、リンゴの食感と風味がふわっと鼻に抜けます。きび砂糖によるまろやかな甘さも特徴。

『ティラミス』600円

初代「ラ・フレスカ」時代からずっと提供している『ティラミス』は、マシンから抽出するエスプレッソを使用した本格派。程よい甘さのマスカルポーネクリームとスポンジが同時にスッと溶けるふわふわエアリーなテクスチャで、もう一皿食べたくなる儚(はかな)さ。
ご主人は素朴なお菓子が好きということもあって、できるだけシンプルに素材の味を楽しめるものを作られています。ランチを注文すると、手頃な値段でデザートをプラス可能。しかもメニューが絞られておらず、当日あるバリエーションのすべてから選べるのがうれしいところ!スイーツ好きな人は必見です。

『レモンスカッシュ』600円

地元のレモンを漬け込んだ自家製『レモンスカッシュ』は甘過ぎず、レモンの良い苦みがふわっと感じられるのでスッキリしたい時にぴったり。『ゆず蜜ジンジャー』や『ミックスジュース』(各600円)なども気になります。コーヒーなども含め、ドリンクメニューは20種類以上。たっぷりサイズのコーヒー『マグカップブレンド』(600円)でゆったり長居するのもおすすめ。

屋号の「ゆるりと。」は“ゆっくりしてね”という意味もありますが、“ゆっくりしたいな”というご主人の願い(?)も込められているそう。ゆくゆくは、店主夫妻ものんびり気負いせず続けられるような、喫茶店スタイルへと変化していくかもしれないので、それもまた楽しみですね。奥さまの優しい接客も心地よく、至る所に温かみを感じられる「ゆるりと。」は、いつまでも続いてほしい癒やしカフェです。

■詳細情報

■DATA

Cafe ゆるりと。

所在地
香川県さぬき市津田町津田418-2
電話番号
087-949-1515
営業時間
11:00〜17:00(L.O.16:30)
ランチ/11:00〜15:00
予約不可

【丸亀】おいしさはそのまま「麦香(ばくか)うどん」が内装を新たにリニューアルオープン!

・小麦のプロ監する「麦香(ばくか)うどん」

のどかな田園風景が広がる丸亀市綾歌町に佇む「麦香(ばくか)うどん」。国道438号線沿い、ことでん琴平線岡田駅から徒歩10分ほどのところに店を構え、車でも電車でもアクセスしやすい立地にあります。お店から15分ほど車を走らせたところには、中四国最大級のテーマパーク「レオマリゾート」があり、観光客も多く立ち寄る人気店です。2024年3月18日に内装を新たにリニューアルオープンし、外には待合スペースも増設されました。

テーブル席や座敷を備えた店内は、グループや子連れでも気兼ねなく利用できます。タブレットオーダー制でゆっくりメニューが選べるのもうれしいポイントです。

・麺・出汁・具材・天ぷらにまで及ぶこだわり

以前は製麺会社に勤めていたという店主。「喜ぶお客さんの顔や声を直接見聞きしたい」と開業を決意し、お昼時には行列ができるほどの人気店に成長した今も、ベストな一杯を届けるために一般店の営業スタイルを貫き続けています。

店名の通り、小麦に対する情熱は人一倍。食べた後に鼻に抜ける小麦の豊かな香りとモチモチとした食感を追求し、全国の小麦を食べ比べて、北海道産「キタホナミ」と香川県産「さぬきの夢」のブレンドにたどり着いたそう。国産小麦100%を使用するうどん店は讃岐でも珍しく、小麦の特徴を熟知した「麦香」の店主だからこそなせる業(わざ)です。

さらにうどん生地にコシを作る「足踏み」の工程では、生地を3つに折りたたみ足踏みする作業を7回も繰り返し、計2187(3の7乗)もの層を作り上げているといいます。見るからに生き生きとコシのある麺は、意外にも口当たりはやわらかく、かと思えばかみ心地はモチモチ。「コシ=かたさ」ではなく、本当の意味でのコシの良さを感じてほしいと店主は語ります。

こだわりは麺だけに留まらず、出汁(だし)はかけうどん用・ぶっかけうどん用・ざるうどん用・釜あげうどん用に分けて4種類を毎日取る徹底ぶり。さらに出汁に合わせて、しょうゆもそれぞれ特注しているというから驚きです。

うどんの具においても地産地消を大切にし、とり天用の鶏肉や釜たま用の卵に始まり、天ぷらの具の多くは香川県産を使用しています。

・“喉”で味わう極上うどん

『麦香うどん(冷のみ)』(300g)780円〜

店主の一押しは店名を冠した『麦香うどん』。とろろと温泉卵を麺に絡めることで喉越しがよりなめらかになり、麺を“喉”で味わう通な食べ方を楽しめる一杯です。ちょっぴりわさびを加えると麦の香りとともに心地よい辛味が鼻に抜け、クセになる味わいに。

モチモチとした麺は食べ応え満点!一本一本がまるで生きているような“ぶりん”とした弾力に、麺をすする手が止まりません。

揚げたての天ぷらはカリッと音がなるほどジューシーで口当たりは軽やか。食べ慣れたちくわが「麦香」の手にかかると贅沢品に感じるほど、主役のうどんに負けない存在感があります。

・天ぷらも絶品!熱々ジューシーなとり天に舌鼓

『とり天ぶっかけ(温・冷)』(300g)810円〜

天ぷら好きは『とり天ぶっかけ』がおすすめ。県内の養鶏場から仕入れる新鮮な鶏肉を揚げたて熱々のままダイナミックにイン。胸肉とは思えないほどジューシーでやわらかく、軽やかな食感にテンポよく箸が進むこと間違いなしです。付け合わせの大根とレモンを合わせてさっぱり召し上がれ。

天ぷらは単品注文も可能。『ごぼう天』(180円)も人気で、地元農家から土がついたのままの新鮮ごぼうを仕入れています。

スタッフのTシャツにも印字され、同店のトレードマークにもなっている瓶入りの薬味。ねぎ・しょうが・天かす・自家製唐辛子が卓上にそろい、好きなタイミングで好きなだけトッピングして楽しめます。自家製唐辛子はインパクトのある辛さでやみつき注意!辛党はぜひチャレンジしてみて。

・言わずと知れたウワサの逸品『クリーミーカレーうどん』

『カツカレーうどん』950円

香川県内に500軒以上ある讃岐うどん店の中でも多くの口コミを集め、ひときわ存在感を放っているのが『クリーミーカレーうどん』。写真は『クリーミーカレーうどん』に揚げたてのロースカツをトッピングした『カツカレーうどん』です。

5、6種のスパイスに出汁と牛乳、生クリームを加えることでまろやかさとコクをプラス。さらにはトマトと隠し味のフルーツを入れることで、フルーティーな甘さを引き出しています。甘過ぎず、辛過ぎず、スープのように一口二口と味わいたくなる奥深さは家庭では再現できない味わい。口コミの多さにもうなずけるおいしさです。

カツは手の平からはみ出るビッグサイズ!カレーは子どもも食べられる辛さなので、みんなでシェアして楽しむのもいいですね。

うどんは全メニュー、麺の量をカスタマイズ可能。1玉約300gをベースに、+50円で1.5玉(約450g)、+100円で2玉(約600g)、+200円で3玉(約900g)に変更できます。

さらに、全種類30円引きでミニサイズ(200g)をオーダーすることができるのも少食さんや子ども連れにうれしいポイント。「せっかく人気店に来たからには、あれもこれも楽しみたい!」というワガママだって叶えられます。

夏には『冷やしカレーうどん』『すだち冷かけうどん』『ネバとろぶっかけ』など、涼を感じられるメニューが登場予定です。期間限定メニューは公式Instagramを要チェック。
➡︎公式Instagramはこちら

讃岐のうどん店の影の主役、おでん(各種140円)もスタンバイ。こだわりの出汁でじっくり煮込んだ具材はどれも大ぶりで、素材の芯まで出汁が染み込みうま味満点です。こちらはセルフスタイルなので、食べた分をタブレットに入力を。

細やかなサービスが行き届き、「自慢のうどんを最高の状態で食べてもらいたい」という思いが随所に感じられる「麦香うどん」。その熱い心意気をうどん一本一本に感じながらじっくり味わってみて。

■詳細情報

■DATA

麦香(ばくか)うどん

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田上1893-3
電話番号
0877-86-2910
営業時間
10:00〜15:00

【高松】本場の味を伝える「にこりパン」毎日食べても飽きのこない伝統と創造のベーカリー

・好立地のベーカリー「にこりパン」買い物帰りに立ち寄って

大型ショッピングモール「ゆめタウン高松」や「マルナカ栗林南店」から、それぞれ車で約3分の高松市東ハゼ町に「にこりパン」はあります。緑色の外観に、コック帽のキャラクターがかわいらしいロゴマークが目を引きます。駐車場はお店の西側に3台。買い物ついでに、ふらりと立ち寄るのにも便利です。

ガラス張りの扉を開けると、目の前に広がる木目調の商品台に焼きたてパンがずらりと並び、まるでお出迎えしてくれているよう。店内奥には、大きく開放された半仕切りの壁越しに作業場の様子がうかがえます。職人さんの顔だけでなく手元まで見えるので、パン作りに興味がある人には工場見学のようなウキウキ楽しい感覚に。

店長で職人の間嶋さんは、フランスパンの名店「ビゴの店」で8年、その後、東京の「ネモベーカリー」でも修行し、2015年高松に「にこりパン」を開業しました。両店に共通する“毎日食べても飽きのこない”シンプルで本格的なフランスパン作りの精神は、同店にも脈々と受け継がれています。手先が器用な店長はパン作りだけでなく、陳列用の“すのこ板”や、フランスパンの生地を自然発酵させる木の箱“乾ホイロ”まで手作りするほど。「にこりパン」の生地たちは、すてきな専用ベッドでぐっすり眠り、コンディションが整うというわけですね。

・魅力満載!本場の味・ハード系パン

『バゲット』313円

本場フランスの製法を受け継ぎ、奇をてらうことなく実直に焼き続けられる『バゲット』。小麦粉から製造過程まで、一貫して伝統を守り続けているこちらは、修行の成果が凝縮された「にこりパン」の顔ともいえる商品です。小麦粉・塩・イースト・水という最小限の材料で作るため、発酵に時間がかかるフランスパン。毎朝最初に仕込みが始まり、ゆっくりと生地を休めた後、おいしいバゲットに生まれ変わります。パリッと薄い皮部分(クラスト)と、相対的にもっちりしっとりな内側(クラム)。本格的なフランスパンを、高松でも気軽に食べてほしいという思いがあふれています。

『ショコラカンパーニュ』518円

ライ麦配合の生地にたっぷりのココアを混ぜ込んだ『ショコラカンパーニュ』は、手に取るとずっしりとした重量感。表面のクープ(切れ目)からのぞくココア生地に期待が膨らみます。

ココア生地の中にはチョコチップだけでなく、クランベリーやマカダミアナッツがぎっしり。チョコの甘さだけでなく、クランベリーの爽やかな酸味、ローストされたマカダミアナッツの香ばしさが相まって、豪華なハーモニーを奏でます。表面を別の生地で包んでいることでコントラストが生まれる断面は、まるでチョコ版シュトーレン。甘過ぎない大人のスイーツとも呼べる『ショコラカンパーニュ』は、満足度の高いハードパンです。

・朝食に、ランチに!モットーは毎日食べても飽きない味

『角食パン(ほほえみ)』324円

おすすめは、耳部分までふわふわとやわらかい角型食パン。生地に含ませる水分を多くすることで、このふわふわ食感を出しています。パンの腰が折れやすくなってしまうそうですが、ひねりを入れて生地を成型することで克服したのだそう。隠れた技が集結して、毎日食べても飽きのこない食パンが作られているのですね。

水ではなくミルクを100%使用した山型ブレッド各種も人気。しっとりミルキーな生地に、金時あんやくるみ、厳選した大粒レーズン(モハベレーズン)などが折り込まれたパンは、それぞれ1本売りのほか、半分サイズの1斤売りも可能です。

サンドイッチの具材は、パスタの原材料として有名なデュラム小麦を使用したパン“パーネ・プリエーデ”で挟んであります。イタリア・プーリア地方のパンで、歯切れが良く、サンドイッチの具材と食感の相性が良いのだそう。フランスパンと比べてしっとり、少しミルキーな風味が特徴です。

『サーモンとクリームチーズのサンド』399円

主役の厚みのあるスモークサーモンに、シャキシャキ食感の新鮮レタスとスライスオニオン、アクセントとしてケッパーとクリームチーズが相性抜群の女性人気No.1商品。お客さんに喜んでもらおうと、フィリングを原価計算時より多めに入れてしまう傾向にあると話す店長。買う側にとってはうれしいエピソードですよね。そのほか、パストラミビーフとトマトを挟んだ「パストラミサンド」や自家製のタルタルソースとツナのコッペパンも好評です。

『塩バターメロンパン』226円

菓子パンも種類豊富です。『塩バターメロンパン』は、てっぺんにあられ糖があしらわれた優しい甘さのクッキー生地。土台はやわらかな菓子パン生地ですが、その中央に有塩バターが仕込まれていて、ふわふわ優しいメロンパンだと思って食べ進めていると、塩味を帯びたバターがジュワッと口の中に広がるサプライズが!お試しあれ。

店舗の一角にあるテーブルには2席分のイートインスペースも。レジ横では、パンと一緒に楽しめるコーヒーを販売しています(ホット・アイスともに194円)。気軽に利用してみては。

パンのみにとどまらず、機材も店内装飾品もDIYしちゃう、器用でサービス精神あふれる店主が営む「にこりパン」。駐車場もあるので、買い物がてら、ドライブがてら、ふらりと立ち寄りやすいお店です。

■詳細情報

■DATA

にこりパン

所在地
香川県高松市東ハゼ町9-1-1階
電話番号
087-869-2505
営業時間
平日/8:00〜18:00
土・日曜、祝日/9:00〜18:00
(売り切れ次第終了)

【高松】ベーグル専門店「マコーズベーグル」工場直売が種類豊富でお買い得!

・お買い得!「MACOU’S BAGEL(マコーズベーグル)」工場直売

高松市南部・川部町。空港通りと平行に走る県道44号線(円座香南線)沿いに「MACOU’S BAGEL(マコーズベーグル)」はあります。敷地内にある駐車場は工場スタッフと共用となりますが、工場が休みとなる土曜は10台ほど、平日は3〜5台ほどの空きスペースに駐車可能です(平日も13:00以降はゆとりあり)。

2008年に創業したベーグル店の先駆け的存在でありながら探究心はとどまることなく、現在も新作ベーグルが続々と発表され、地元だけでなく県外からも商品を求めて訪れる人でにぎわっています。

畑と住宅が点在する見通しのよい円座香南線。車を走らせていると“ベーグル工場直売”の大きな立て看板が。初めて訪れる人も、見落として通り過ぎる心配がなく安心ですね。

工場では、通販用のベーグルも製造・販売していますが、店舗に買いに行ける人には朗報!工場直売だと、通販価格より1個につき100円近く安く購入することができるんです。また、工場直売限定商品に出合えることも。何よりできたてのベーグルが食べられるのはうれしい限りですよね。

販売所にあるテーブルには、当日製造したばかりのベーグルが並んでいます。パン屋さんのようにトングで取るセルフ方式ではなく、店員さんに声をかけて目当てのベーグルを取ってもらうスタイルです。希望のベーグルがあるなら電話予約がおすすめ!開店後は来店のお客さんの接客が優先となり、電話に出られない場合もあるので、開店時間(平日12:00、土曜9:00)の1時間前からオープンまでの時間がつながりやすくて◎。日替わり・工場直販限定商品、当日のベーグルサンドの内容は、Instagramでチェックしてみて。

・かみ応え強めなもちもち食感!一貫したNYスタイルのベーグル

ベーグル人気が加速するのに伴い、世にはいろんな食感のベーグルが登場しましたが、同店では創業時からの製法を守り続け、かみ応えのしっかりしたムギュッと密度の高いベーグルが特徴。手間を惜しまず、人の手で丁寧に“ゆでる”ことで、独特の食感を生み出すのだそう。過去には、やわらかい食感のベーグルを製造してほしいとの依頼もあったようですが、NY流のベーグルにこだわり、その信念を現在まで貫き通しています。

プレーン生地を構成する材料は、小麦粉・砂糖・塩・酵母・水のみとシンプル。“おいしいベーグルに不要なものは入れない”という強い理念のもと、できる限り無添加のフィリングを選ぶこと、最終作業工程の焼き印に至るまで丁寧に手作業で行うこと、に重きを置いているそう。

・不動のマコーズ人気ベーグルはコチラ

『プレーンベーグル』170円

まずは食べてみてほしい『プレーンベーグル』は、不要なものを一切使っていないマコーズベーグルの代名詞的存在。小麦の香ばしさ、甘さをダイレクトに味わうのに、もってこいの商品です。もちもちで、かみ応え抜群の食感。おうちで、お好みの具材を挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。

『香ばし五穀ベーグル』170円

かめばかむほど、口の中から鼻に抜ける焙煎黒ゴマの香ばしい香りがたまらないこちら。大豆・黒豆・うるちあわ・大麦などが練り込まれていて、穀物特有のプチプチとした歯応えと味わいが楽しめるベーグルです。ヘルシーなベーグル生地に加え、体にも良いとされる素材がふんだんに使われた人気商品です。

『チョコレートベーグル』170円

ひと口、ふた口、さらにもうひと口…と止まらなくなるスイーツ系ベーグル。2種類のココアパウダーを配合したきめの細かいココア生地に、アクセントとして甘いチョコレートが惜しみなく散りばめられています。デザート感覚で食べても大満足間違いなし!

『いちじくベーグル』170円

トルコ産の白イチジクを使用し、ドライイチジクのつぶつぶ感が楽しい『いちじくベーグル』は、濃厚な甘みと食感が楽しめます。女性からの人気が絶大で、通年販売されるようになった商品でもあります。その他、季節のフルーツや野菜を使ったベーグルが登場することも。

・期間限定&工場直売限定商品を狙おう!

『抹茶ホワイトチョコレートベーグル』190円

3カ月ごとに入れ替わる期間限定商品の一つ『抹茶ホワイトチョコレートベーグル』贅沢にも、生地には京都の老舗・小山園の宇治抹茶を混ぜ込んでいます。香り高くほろ苦い抹茶に、甘くとろけるホワイトチョコはお互いを引き立て合う黄金コンビ。相性抜群の組み合わせを口いっぱい頬張って♪夏にはレモンティーベーグル、秋には鳴門金時ベーグルなどもお目見えするそう。

『ラムレーズンマスカルポーネサンド』280円

くるみとレーズンのべーグル生地に、大人の香り漂うラムレーズンをたっぷり混ぜ込んだマスカルポーネチーズをサンドした贅沢な一品。日替わりで登場するサンドには「ブルーベリーマスカルポーネ」「チョコレート&オレンジマスカルポーネ」、変わり種では香川の特産品を使用した「高瀬茶あずき&きなこマスカルポーネ」なども。

「すぐに食べないベーグルは冷凍。食べる前に自然解凍し、ホイルに包んで3〜5分リベイクがおすすめ」と話すベーカリーチーフ。そのまま食べるとムギュッと食感、リベイクして食べると軽いかみ心地に。全く食感が異なるので、両方の食べ方を楽しんでみては。

長年、高松で愛され続けるベーグル専門店「MACOU’S BAGEL(マコーズベーグル)」。変わらぬ味を、お得に味わえる工場直営店舗へレッツゴー!

■詳細情報

■DATA

MACOU'S BAGEL (マコーズベーグル)

所在地
香川県高松市川部町1494-8
電話番号
087-816-0070
営業時間
平日/12:00〜17:00(売り切れ次第終了)
土曜/9:00〜15:00(売り切れ次第終了)

【高松】「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店」は夜カフェとしても使い勝手◎

・「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店」

「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか)」は、食の激戦区・レインボーロード近くにあって長く愛されるカフェ。倉庫をリノベーションした店舗で、大きな引き戸が特徴的です。気候の良い時季は開放することもあるそう。駐車スペースは店舗前に加え、斜め向かいにもたくさんあるのでグループ利用の場合も安心です。

ソファやテーブルなどのインテリアは、あえて統一しないアンティーク調でまとめられています。そのおかげでテーブルごとに異なる居心地の良さを楽しめます。友人とのおしゃべりにぴったりなソファ席や食事しやすいテーブル席、1人でも気を使わないカウンター席など、お気に入りの場所を見つけてみて。

もともとが倉庫ということもあって、天井が高く圧迫感のない空間。店内に置かれている本を手にのんびりカフェタイムもおすすめ。17:00からは夜ご飯メニューとともにアラカルトも。『よだれ鶏』『自家製大きなハム』『スモークサーモン』(各550円)などの“さっと一品”シリーズやサラダ、焼きもの、揚げもの、アヒージョなどアルコールと一緒に食べたいメニューが登場します。

アルコールメニューは20種類以上、ソフトドリンクは10種、ティー系は約7種、コーヒー系は約13種と、ドリンクは迷ってしまうほど豊富なバリエーションがそろいます。モクテル(ノンアルコールカクテル)は、ベースのジュース6種とフレーバーシロップ6種からそれぞれ好きな組み合わせが可能。36パターンからお気に入りを見つけるのも楽しいかも。

ランチ&ディナーでイチオシのハンバーグ

『瀬し香 讃岐ハンバーグ御膳 自家製デミグラスソース』1,320円

ランチはすべてサラダ、前菜、みそ汁、ドリンク、プチデザートが付き、追加料金でデザートの変更(各種ケーキ)もOK。注目すべきは、同店の看板メニューでもあるハンバーグを楽しめる『瀬し香 讃岐ハンバーグ御膳 自家製デミグラスソース』。配合や焼き加減にこだわったパテの中には、なんと讃岐うどんが!ちょこっと食感のアクセントになっていて、香川ならではのユニークなハンバーグを楽しむことができます。

讃岐ハンバーグ御膳には、“とろ〜りチーズ”や“和風仕立て”(各1,430円)なども。そのほかランチは『豚肉の生姜焼き御膳』(1,375円)、『チキン南蛮御膳』(1,320円)、『ふわとろオムライス御膳』(1,320円)などから選べます。それぞれに大きなエビフライ(+250円)を付けることも可能。

『洋食プレート』1,848円

17:00から提供される夜ご飯でイチオシは『洋食プレート』。ハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケ、ナポリタン、サラダ、ライスorチキンライスがワンプレートになった、欲ばりさんにうってつけのボリューミーなメニューです。

ランチでも提供されているハンバーグは、つなぎが少なめで肉をしっかり感じられる食感です。パテに練り込まれたうどんにもご注目あれ。甘めの自家製デミグラスでご飯が進みます。

存在感のある大きさながらも、身がやわらかくて食べやすいエビフライは、何も付けなくてもうま味を感じますが、タルタルソースと一緒に頬張ると、酸味が良いアクセントに。

衣がサクサクなカニクリームも食べ応えあるサイズ感。ナイフを入れるとベシャメルソースがトロッと流れ出てきます。ぜひ熱いうちに食べて。

夜ご飯メニューにはすべて小鉢、サラダ、みそ汁、ご飯が付き、追加料金でセットドリンクとセットデザートもプラス可能。ボリュームたっぷりなので、お腹を空かせて行くことをおすすめします!

カフェタイムにオススメの新メニュー

『焼きたてあん餅パイ 抹茶のソース』990円

スイーツメニューも豊富なのが同店の魅力。2024年1月からの新メニュー、焼きたてパイシリーズは要チェック!チョコパイ、アップルカスタードパイ、あん餅パイの3種類が仲間入り。オーダーしてから焼くので30分ほどかかりますが、予約時に注文しておくと提供が早いですよ。

センターにはお餅が仕込まれていて食べ応えがあり、サクサクのパイ生地との対比がおもしろい食感。上部にたっぷりのった粒あんは、オーブンで焼くことによって表面がカリカリ食感に。あつあつの焼きたてをすぐに召し上がれ。

『キャラメルショコラブリュレラテ』715円

コーヒーやティー系のドリンク名は香川県の名所や地名が付けられているのも興味をそそるポイント。2024年3月からの新ドリンク『キャラメルショコラブリュレラテ』は、キャラメリゼしたフォームミルクの甘さと香ばしさ、キャラメルとチョコのフレーバーがしっかり感じられる甘いラテ。ほっこりしたい時にいかが?

カウンター横のショーケースには、ガトーショコラ、シフォンケーキ、チーズケーキなどの自家製スイーツが約8種ずらっと並びます。ケーキ類はオールタイム注文OK。テイクアウトもできますよ。

『テリーヌ(ショコラ・抹茶)』1カット各660円、1本各2800円

『テリーヌショコラ』と『抹茶のテリーヌ』は、イートインするとバニラアイスも付いてきます。一見1カットサイズになると小さく思えますが、濃厚で満足感たっぷり。冷たいままでも常温に戻してもいろんな食感が楽しめます。

そのほかテイクアウト限定の『バナナジュース(プレーン、黒胡麻、宇治抹茶、黒蜜きなこ、キャラメル、ショコラ、トロピカル)』(500円〜)やお弁当各種(880円〜)もあります。香川ならではのユニークなメニューも多い「讃岐珈琲バル 瀬し香 レインボー店」。県外からのお客さんをおもてなししたい時にもおすすめのお店です。

■詳細情報

■DATA

讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店

所在地
香川県高松市多肥下町1507-8
電話番号
087-868-6558
営業時間
11:30〜22:00(L.0フード21:00、ドリンク21:30)
ランチ/11:30〜15:00
ディナー/17:00〜21:00

春めく、おむすびレシピ3選♪お花見やピクニック、庭でのおうちランチに、脱マンネリ!

1.手毬おにぎり 3種

まぁるくてかわいい、乙女のおにぎり。菜の花はβカロテン・ビタミンK・カリウムなど栄養が豊富。春ならではの食材なので、ぜひ取り入れて。

■材料&作り方(それぞれ3個分)

2色のラディッシュ

・ラディッシュ………2個
・塩……………………少々
・たくあん(細め)……2cm
・ご飯…………………茶わん1膳(150g)

1.ラディッシュは1mm以下の薄切りにし、ボウルに入れて塩を振り軽くもむ。10分ほど置き、水分が出たら絞る。
2.たくあんは1mm以下の薄い半月切りにする。
3.平らなところにラップを敷き、[1][2]を円を描くように少しずつずらして重ねる。
4.ご飯を3等分にして丸い形にふんわりと握り、[3]にのせてラップをキュッと絞り、形を整えたらでき上がり。

 

菜の花と桜エビ

・塩…………少々
・菜の花……1本(30g)
・ご飯………茶わん1膳(150g)
・桜エビ……大さじ1

1.沸騰した湯(分量外)に塩を入れ、菜の花を10秒ほどゆでたら冷水にとる。水気を絞り、穂先(飾り用)を2cm残して、みじん切りにする。穂先は3等分にする。
2.ボウルにご飯、[1]のみじん切り、桜エビを入れてしゃもじでふんわり混ぜる。3等分にして上に[1]の穂先を飾ればでき上がり。

 

筍(たけのこ)のおかかまぶしと赤飯

・ゆで筍(パック)…………穂先20g
・◇かつおぶし(小袋)……1/2袋
・◇しょうゆ………………少々
・◇砂糖……………………小さじ1/3
・赤飯(市販品でOK)………茶わん1膳(150g)

1.筍の穂先を5mmの厚さのひと口大に切り、小鍋に沸かした湯(分量外)にサッとくぐらせ、キッチンペーパーで水気をとる。
2.ボウルに[1]と◇を入れて軽く混ぜる。
3.赤飯を3等分して丸く握り、上に[2]を盛り付けたらでき上がり

【栄養CHECK】(1人分)
・カロリー………275kcal
・タンパク質……6.2g
・食物線維………3.1g

2.チキンライスのスティックおにぎり

ピクニックにもパーティーにも大活躍!皮を除いた鶏肉を使うことで高タンパク質・低脂質になり、カロリーもダウンできますよ♪鶏肉はチキンライス用の細切れ肉を選べば、切る手間が省けて便利です。

■材料(2人分)
・鶏むね肉(皮なし)…100g
・ニンジン……………6cm
・ピーマン……………小2個
・タマネギ……………1/3個
・バター………………大さじ1
・コンソメ……………1個(約5g)
・ケチャップ…………大さじ3
・ご飯…………………茶わん2膳(300g)

【作り方】
1.鶏むね肉は皮を除いて1~2cm角に切る。ニンジン、ピーマン、タマネギはみじん切りにする。
2.フライパンにバターを引いて中火にかけ、[1]を入れて木ベラで炒める。
3.鶏肉の色が変わったら弱火にし、コンソメ、ケチャップを加えてさらに3分ほど炒める。
4.さらに、ご飯を加えて全体が均一になるまでよく混ぜる。
5.大きめのラップに4等分にした[4]をのせて筒状に形を整える(やけどに気を付けて、粗熱がとれてから握りましょう)。ラップの両端をキャンディのようにねじり、好みの飾りを付けたらでき上がり。

【栄養CHECK】(1人分)
・カロリー………424kcal
・タンパク質……17.4g
・食物繊維………4.5mg

キムチを入れて豚バラ肉で巻くアレンジもおすすめ!

3.タレがたまら~ん 紫蘇(しそ)おにぎり

ごま油とニンニクの大人味で、お酒の〆にもぴったり♪余ったタレは、スプーンでご飯にかけて染み込ませて。

■材料(2人分)
・◇おろしにんにく(チューブ)…3cm
・◇めんつゆ(濃縮タイプ)………大さじ1
・◇ごま油…………………………小さじ1/2
・紫蘇の葉…………………………8枚
・ご飯………………………………茶わん2膳(300g)
・白ごま……………………………大さじ1

【作り方】
1.小さめの器に◇を入れてよく混ぜ、紫蘇の葉を10分以上漬け込む。
2.ご飯と白ごまをボウルに入れて混ぜ合わせ、4等分にして三角に握る。
3.[2]に[1]を2枚ずつ貼り付けたらでき上がり。

【栄養CHECK】(1人分)
・カロリー………292kcal
・タンパク質……5.0g
・食物繊維………2.9mg

※レシピ考案(すべて)
管理栄養士・原由紀さん
病院で勤務後、フリーランスとしてメディア・企業へレシピ開発提供とオンライン指導を行う。3児のママとして、忙しくても〝カンタン〟でおいしいレシピを考える日々。

【高松】「cafe SORAのいろ」オシャレ空間でのんびり楽しむ自家製カレー&スイーツ

田園地帯にオシャレカフェ「cafe SORAのいろ」

「cafe SORAのいろ」は、三木町にも程近い高松市前田西町にあるカフェ。高速道路を利用する場合、徳島方面からはさぬき三木ICで降りて約7分、松山方面からは高松東ICで降りて約4分。ことでんバス谷川バス停から徒歩約7分。田園風景に囲まれた安らぎを感じるスポットです。エントランスガーデンもおしゃれ。

カフェ用に新築で建てられた店舗は、非常に凝った作りのインテリアです。印象的なランダムウッドのフローリングや、小上がりになっているスペース、窓向きのカウンター席など、場所によって異なるいすが配置されているのも楽しいポイント。お気に入りの場所を見つけてみて。

つい長居してしまう雰囲気。駐車場は広々サイズなのでご安心を。これだけ広い空間の個人経営カフェはまれなので、車移動の多い香川では貴重な存在です。コンセントが至る所に完備されていて、PCワークや勉強をするのもOK。一人用デスク席で作業に集中する人も珍しくありません。「季節ごとに変わる景色を眺めながらくつろいでほしい」と話す店主の言葉に甘えて、ゆっくりしたくなりますね。

スパイスから調合する魅惑のカレー

『スパイシーチキンカレー』1,050円

フードメニューには一部サンドイッチもありますが、基本はカレーとスイーツを楽しむお店です。ご主人がスパイスの調合から行う自家製カレーはどれも本格的。一番人気の『スパイシーチキンカレー』は、その名の通りチリペッパーの辛味がしっかりと感じられるスパイシーな仕上がり。ターメリックライスと副菜のコントラストも美しく、食欲をそそります。

鶏肉がゴロゴロとたっぷり入っていて満足度が高いです。辛さがありつつも、まろやかな舌触りでスプーンが進みます。トロッとした温泉卵を絡めて食べると辛さがマイルドに。

『スパイシーチキンカレー』をベースにココナッツミルクをプラスした『ココナッツチキンカレー』(1,150円)や、豚バラ肉とワインビネガーで“酸っぱ辛さ”がクセになる『ポークビンダル』(1,050円)とスパイシーチキンカレーとの『あいがけカレー』(1,350円)も要チェック!

カレーメニューすべてにサラダが付きますが、『和風キーマカレー』以外には副菜が添えられます。体にうれしいたっぷり野菜で目にもごちそう。併設の自家菜園でニンジンやタマネギなどの野菜が採れる時期には、積極的にフードメニューへ使われるそう。

『和風キーマカレー』950円

和風に仕上げられたキーマカレーはひときわ目立つ存在感。豚ひき肉、タマネギ、ニンジン、ゴボウを各種スパイスで炒め、八丁みそと田舎みそをブレンドしてじっくり炊き上げた一品です。

ほんのりゴボウの風味やカツオのうま味も感じられる、自然な和風テイスト。辛さも控えめで優しいキーマカレーです。豚ひき肉とネギ、ゴマがたっぷり!

上品かつ丁寧なスイーツとともにコーヒーも

奥さまが担当する豊富なスイーツメニューでカフェタイムを過ごしませんか?時期によってケーキの種類は異なりますが、ガトーショコラタイプの『チョコジンジャーケーキ』(550円)やスパイスが香る『キャロットケーキ』(500円)、シフォンケーキ数種(各480円)など、気になるものがたくさん!

『抹茶のチーズケーキ』550円

人気の『抹茶のチーズケーキ』は通年提供されているレギュラーメニュー。とてもなめらかでしっとりとしたテクスチャの、コクのある濃厚チーズケーキをベースに、ほろ苦い抹茶で大人な味わいに。バランスの取れた程よい甘さです。抹茶の色味と食感を損なわない絶妙な焼き加減にもご注目あれ。

『自家製プリン』450円

レトロ感のあるかためのテクスチャがポイントの『自家製プリン』は、卵の風味がしっかりしています。ほろ苦いカラメルソースがぴったり。スイーツ類を含む全メニューのテイクアウトは行っていないので、店内で食べてみて。

コーヒー豆は東京の専門店「堀口珈琲」のブレンドとスペシャルティを使用。ハンドドリップで丁寧に淹(い)れるスタイルですが、『シングルオリジンコーヒー』はコーヒー豆本来の味をダイレクトに感じられるフレンチプレス(+50円)による抽出もおすすめです。

『ブレンドコーヒー(シティロースト・フレンチロースト)』各530円

『シティロースト』は、フルーティーで程よいビター感の浅煎りのコーヒーです。『フレンチロースト』は、苦み、甘み、コクのバランスが取れた、深煎りのコーヒーです。

その他のドリンクは、ショウガのスライスがたくさん入った『自家製ジンジャエール』(630円)や、カレーに合うドリンクとして『マサラチャイ』(580円)もあり、こちらもスパイスを煮出すところから作るこだわりよう。オーダーが入ってから一杯ずつ煮出してくれるので、気になる人は早めに注文してみて。

ランチしたり、スイーツを楽しんだり、コーヒーとともに友人とおしゃべりしたり。気兼ねなく長居できる「cafe SORAのいろ」は居心地の良いカフェです。のどかな風景に囲まれながら、心ほぐれる時間をぜひ。

■詳細情報

■DATA

cafe SORAのいろ

所在地
香川県高松市前田西町697
電話番号
087-802-2435
営業時間
11:00〜17:00

【三木】本格ハード系「ミキパン avenir amuser (アヴニール アミュゼ)」オープン!

・キュートな実力派ベーカリー「ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」

ことでん長尾線農学部前駅から徒歩5分、長尾街道池戸三差路からすぐ。青色の屋根が目印の小さな白い建物が「ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」です。2024年2月に開業したばかりの新進気鋭のベーカリー。正式名称は「avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」なのですが、通称の「ミキパン」で呼ばれることが多いそうです。敷地内には6台ほどの駐車スペースがあり、石畳と植栽の通路には開店時間に行列ができることもしばしば。

白壁で統一された清潔感あふれる店内は、エントランスと作業場の窓から差し込む外光で明るく、焼き上がったパンの香ばしい香りが漂います。トングとトレーを取り、L字のカウンター伝いに商品が選べるシンプルな導線ですが、入店待ちのお客さんが多い日は混雑を避けるため、5組ごとの入店規制をかける日もあるそう。

開店時刻の8:30には約40種類のパンが勢ぞろい。カウンターにはバゲット、カウンター下の冷蔵ケースにはサンドイッチ、壁面のラックには食パン、そして陳列棚には菓子系・惣菜系のパンが所狭しと並び圧巻です。

・実績あるパン職人と家族思いの奥さまが作り出すミキパンワールド

有名店で10年以上職人としてパン作りに専念してきたご主人。2024年2月、満を持して奥さまの地元である三木町にお店を構えました。早朝から訪れるお客様にもたくさんの種類のパンを提供できるようにと、午前1:00から仕込み作業を開始する日もあるのだそう。ハード系のパンを得意とし、確かな技術に裏打ちされたその味は瞬く間に評判になり、県内のみならず、県外からもパンを買い求めに来る人もいるほど。

ニコニコと明るい笑顔の接客が印象的な奥様は、主にフィリングを担当。ご主人がこね上げた生地をかわいらしく、よりおいしいパンへと仕上げていきます。店名の“アヴニール”と“アミュゼ”は、お子さん2人の名前が由来であったり、お店のロゴマークは、ご主人の焼いたパンのシルエットをもとに4人の家族像を表していたりと、家族愛あふれる奥さまの母親としての顔も随所に見受けられます。

・魅惑の菓子パンVS特製おかずパン

『あんバター』259円

控えめな甘さで、有機小豆の粒感もしっかり感じられるあんこに、適度な塩味をまとわせたスライス状のたっぷりバター。ハードパンの歯応えと相まって、両者が醸し出すハーモニーは極上のデザートのようです。糖分と脂質の罪悪感など、一瞬でかすんでしまうくらい見事なバランスに脱帽です。

『濃厚ショコラ』259円

1番人気の『濃厚ショコラ』は、たっぷりのココアを混ぜ込んだ贅沢な生地に、大粒チョコレートを織り込んだハードパンです。濃厚でビターなココア生地とは裏腹に、きちんと甘いブロックチョコレートがアクセントに。口の中でとろける仕掛けに悩殺されて。

『じゃがベーコン』259円

惣菜パンにもこだわりが満載!絶妙なもっちり感をとどめたジャガイモと、イベリコ豚のベーコンを使用した一品。ベーコンのうま味を最大限に味わえるようジャガイモへの調味を控えめにしています。包み込むハードパンと一緒に、かめばかむほど増す素材のうま味を楽しめます。

『チキンサンド』410円

シンプルなリュスティック生地に挟まれた新鮮野菜とチキンのサンドイッチ。奥さまが手作りするハニーマスタードソースが、香ばしく焼き上げたチキンと相まって口の中で多幸感を演出。サンドイッチでは、三木町産の卵を食パンではさんだ『たまごサンド』も人気です。

その他、香り高いデニッシュ生地を使用したシナモンロールや、自家製のピスタチオクリームを挟んだピスタチオサンド、豆パンやミルクパンからシンプルな食パンまで。1度の訪問では全種類制覇できないほどの豊富なラインアップ。お目当てのパンを求めて、何度も訪問することになるかも。

・ミキパンの顔ともいえるバゲット2種はコチラ!

『バゲット』270円

フランス産小麦と自家製酵母を使用したクセの少ない、普段使いにピッタリなバゲット。朝食時にスープやコーヒーに合わせるのもおすすめ。また、ミキパンの多くの菓子・惣菜パンは、このバゲット生地を用いて作られているのだそう。ミキパンの顔ともいえるこちらのバゲット、目印は5本の美しいクープ(切れ目模様)です。

『長時間発酵バゲット』270円

縦1本の長いクープが施されたバゲット。厳選された国産小麦を100%使用し、こね上げ、低温で一晩寝かせた生地を焼き上げたものです。製造開始から驚くほど長い時間を費やして初めて完成する、店主の自信作。発酵を促すイーストなどの使用を最小限に抑えるため、雑味が少なく、小麦本来のうま味を味わうのにもってこいの贅沢バゲットです。

早朝から1,000個以上のパンを焼き上げる腕利きのご主人。店内に並んだハードパンの完成度もさることながら、ご夫妻とスタッフのフレッシュで温かいおもてなしの雰囲気も心地いい「ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)」。お気に入りのパンに出合うだけでなく、笑顔に癒されに何度も通いたくなるすてきなお店です。

■詳細情報

■DATA

ミキパン avenir amuser(アヴニール アミュゼ)

所在地
香川県木田郡三木町池戸2980-12
電話番号
080-4039-2540
営業時間
8:30〜(売り切れ次第終了)

【高松】通をもうならせる「ミスターソーアンドソー」のパンで豊かな食卓を

・「BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)」

ことでん仏生山駅から徒歩で10分ほど、赤と白のストライプのテントが目を引く「BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)」。手間暇かけて作られる自家製酵母のパンに根強いファンを持つベーカリーです。

オーナーは「パンは食事の一部なので、料理全体を理解できた方がいい」と考え、関西でイタリアンやフレンチの経験も積んだ後、地元に戻りお店をオープンさせました。
小麦のうま味と力強さを感じるハード系パンに魅了される人も多く、常連には高松在住の欧米人もたくさんいるそうです。

舌の肥えた人たちも納得させるおいしさの秘訣は、手間と時間をかけること。ライ麦からおこした自家製酵母を使った生地は14時間かけて発酵させ、イースト臭がなく小麦本来の香りが伝わってきます。「作るのは大変だけど、その分ちゃんとおいしくなる」とオーナーの愛情がたっぷり込められています。

店舗の奥はオープンキッチンになっていて、手際よくパンが焼かれていく様子を見ることができます。毎朝40~50種類ものパンが並び、日によってはお昼を過ぎると品薄になることもあるため、一番多くそろう11:00〜12:00ごろが来店の狙い目。どのパンも個性が光っているので、説明書きを見ながら普段と違うチョイスを楽しむのも良さそうです。

・食卓に欠かせない!主食としてのパン

『バゲット』390円

県内の人気フランス料理店でも提供されている『バゲット』は、食パンと並ぶ人気ナンバーワン商品。フランス産の小麦粉を5~6種類ブレンドし、小麦の豊かな香りとシンプルなおいしさは、毎日の食卓に欠かせない存在。黄金色をした表面のパリパリと、中のもっちりふわっとした食感に虜(とりこ)になる一品です。
霧吹きで水をかけ、予熱したオーブンでリベイクするのがオススメ。献立の主食としてはもちろん、サンドイッチ作りにチャレンジするのもいいかも。

『食パン』1本 690円

北海道産の小麦粉2種類と香川県産の小麦「さぬきの夢」を湯種にした『食パン』は、ふんわりやわらかく飽きのこない一品。バターではなく米油が使われていることで、味にしつこさがなく時間が経っても良い香りがします。

パンは断面から水分が失われてしまうため、食べる直前に切るのがおいしく食べるコツ。好きな厚さにカットしたトーストを頬張れるのは1本購入した人の特権です♪

お店には山型と角型の両方があり、好みに合わせて選べます。ふわっともっちりとした食感の山型に比べて、角型はぎゅっと中身が詰まってしっとりとした食感。1本の半分の1斤(345円)もありますが、パンが熱々のうちはカットができないので来店の時間にはご注意を。

・イタリアの定番の味はいかが?

『チャバタ』220円

『チャバタ』とはイタリア語で「スリッパ」という意味で、形が似ていることが名前の由来。シンプルな味わいはサンドにしても具材の味を邪魔することがなく、イタリアでは定番のパンなのだそう。パスタでおなじみの「セモリナ粉」が使われ、オリーブオイルと水分をたっぷりと含む生地は歯切れが良くもっちりとしています。

チャバタにはほかに「オリーブ」「トマト」「チーズ」の3種類があります。イタリア気分に浸れる食事はいかが?

・自家製食材を挟んだサンドも人気!

『ジャンボンマヨネーズ』390円

多種多彩なサンドも見逃せません。『ジャンボンマヨネーズ』はプチバゲットに自家製のハムとスライスオニオン、自家製マヨネーズが挟まれています。おいしいものをとことん追求したら具材もすべて手作りになったそう。程よい塩味と爽やかな酸味の優しい味なので、サンドになってもパンの持ち味が生きています。ほかにも定番のたまごやツナ、鯖サンドなどもあり、プチバゲットに限らずチャバタのサンドも登場します。

・一つひとつ個性が光るパンが魅力

『あんこブリオッシュ』280円

一見定番のようなあんぱんですが、卵黄、生クリーム、バターが効いたブリオッシュ生地で作られていて、まさに和洋折衷な一品。小豆は北海道十勝産でえぐみがなく、すっきりとした甘さの自家製粒あんがたっぷりと詰まっています。強過ぎないバターの風味とあんこの組み合わせが鉄板のハーモニーを奏でています。

主食のパンから、軽食やおやつにちょうどいいものまで幅広くそろう「BAKER MR.So&so」。

合間にパパッと食べるのではなく、パンのある食卓を囲みながら幸せな時間を過ごしてほしいとオーナー。どの工程にも妥協せず、手間と愛情が込められたパンは多くの人に愛されています。パンが紡ぐ心まで豊かになるひとときをぜひ。

■詳細情報

■DATA

BAKER MR.So&so (ベイカー ミスターソーアンドソー)

所在地
香川県高松市仏生山町甲408
電話番号
087-814-3288
営業時間
9:00〜18:00

【さぬき】第3回「Smile Timeマルシェ」開催!桜の亀鶴公園に34店舗が大集合♪

東讃きっての桜の名所、亀鶴(きかく)公園の駐車場が、3月24日(日)は心躍るイベント会場に大変身。関わるすべての人に笑顔の時間を過ごしてほしいとの願いを込めて、「Smile  Timeマルシェ」が開かれます。

3回目となる今回は、飲食や雑貨、ワークショップなど34店が集結。25店・約500人が集まった昨年秋の第2回より大きくパワーアップ!新たな発見や出会いを大切に、いろんな人につながってほしい、子どもから大人まで誰もが楽しめるイベントにしたい、地元を盛り上げたいという主催者・写真家misaさんの思いが詰まっています。

屋外が心地いい季節、桜が咲き始める亀鶴公園を散策がてら出かけてみませんか。ペットもマナーパンツ着用(販売あり)または抱っこで入場可能です。

出店者一例
・FLAT…チュロス
・Jaadoo…スパイスカレー
・wam cook…クラフトハンバーガー
・SOBOKU…ひとくちドーナツ
・ふみむらのぎょうざ…ギョーザ
・haru sora…おもちゃ&雑貨
・スナガワソーイング…革のバッグ&小物
etc.

➡︎イベント公式Instagramはこちら

【高松】「カフェ ドゥ ラ シュエット」でフランスを感じる料理、スイーツとワインを♪

「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」

ことでん仏生山駅から徒歩約13分の「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」は、カフェやビストロのような使い方ができるお店。店舗前の駐車スペースは1台ほどですが、徒歩約4分の場所にある仏生山温泉の北側駐車場が利用できます。

2人用テーブル席が5卓と、カウンター4席のゆとりある空間。インテリアはフランスを感じさせる小物で彩られています。フランスのワイン雑誌や会話集なども置かれているので、手に取ってみて。

直訳すると“フクロウのカフェ”という店名。由来は店主夫妻が以前住んでいたフランス中東部の都市・ディジョンにルーツがあります。街の至る所でフクロウのキャラクターが刻まれたプレートが見られ、それをたどると名所巡りができるという、いわばフクロウはご当地キャラのような存在だったそう。ご夫妻とゆかりもあり、フランスを感じられるお店にしたいという思いも相まって「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」と名付けたといいます。

カフェタイムのお楽しみ♪キッシュプレートとケーキ

『キッシュとサラダ』1,000円

ランチタイムのセットメニューは、ポタージュとキッシュ、サラダが付いた『Découverte(デクヴェルト)』(1,450円)と、それにデセール(デザート)をプラスした『Chouette(シュエット)』(1,800円)の2タイプを用意。キッシュは2種から選べます。単品で『キッシュとサラダ』(1,000円)や、『チーズ2種盛り』(1,000円)も。

キッシュはしっかりと厚みを出すように焼かれていて、パートブリゼ(パイ生地)のホロホロとした繊細なテクスチャと、アパレイユ(卵液)のフルフル感がたまりません。サーモンとブロッコリーがたっぷり入っていてうま味も十分。食べ応えのあるサイズです。

ブルゴーニュの一ツ星レストランでパティシエール経験のある奥さまお手製のデセールは必食。12年滞在した現地のエッセンスが散りばめられている、シンプルながらもワンランク上の味わいに感動しますよ。

“食感が楽しめるお菓子”をモットーに、季節限定品も含めて毎日約3種類(650円〜)をスタンバイ。今までのバリエーションは、『リンゴのタルト』『レモンのタルト』『マロンとカシスのタルト』など。2日前までの予約でホールサイズもオーダー可能です。

『チョコレートと甘夏のタルト』650円

『チョコレートと甘夏のタルト』は、2月からの新メニュー。土台のパートシュクレ(タルト生地)は、カリカリさっくり感と香ばしさから、“焼き”のテクニックが垣間見られます。クレームダマンド(アーモンドクリーム)の上には、裏ごしされた甘夏のマルムラード(マーマレード)が塗られていて、爽やかな風味と柑橘類特有のほろ苦さがアクセントに。なめらかなガナッシュチョコとぴったりな組み合わせです。もったりしがちなクレームダマンドの厚みをあえて抑えていて、食感的にガナッシュとの対比が◎。甘さのトータルバランスが良く、とても上品なフランス菓子です。キャラメリゼのような極薄チュイルのパリパリ食感もポイント。

『カフェラテ』600円

ケーキのお供にぴったりなドリンクも要チェック。エスプレッソマシンで抽出する『カフェラテ』など、コーヒーは高松市川島東町の小さな焙煎所「SOLEIL(ソレイユ)」にオーダーした豆を使用。『本日のコーヒー』(500円)は、日によって豆の産地が異なります。

『紅茶 各種』500円

紅茶は、フランスの老舗ブランド『ダマンフレール』からフレーバーティー各種をスタンバイ。その他、炭酸水やオーガニックのフランス産ノンアルコールシードルなどもあるので、ワインが飲めない人もフランスの気分を味わえますよ。

ワインとフランス家庭料理でディナータイム

夜メニューのセットはランチとはまた異なり、よりワインが合うような肉系のメインを組み合わせたものになっています。ちなみに同店では、肉や野菜以外の食材、調味料はフランス産を多用し、現地の味に近づけるよう細部まで配慮しています。

『鶏レバーの自家製テリーヌ』1,350円

2月から新しく加わった、単品メニューの『鶏レバーの自家製テリーヌ』は、ご主人の母から伝わるレシピで、ご夫婦お気に入りの一品。レバー特有のクセが少なく、非常に食べやすい仕上がり。鶏肉がゴロゴロと入った食感で食べ応えがあります。もちろんワインとのペアリングはバッチリ!昼も提供されているので、チーズなどと一緒に昼飲みするのもおすすめ。

『牛肉の赤ワイン煮込み』2,100円

『牛肉の赤ワイン煮込み』は、ご夫婦が住んでいたブルゴーニュ地方の郷土料理。ワインの産地ならではのメニューですね。少しかむだけでホロホロと牛肉の繊維がほどけるほどじっくり煮込まれ、品のあるワインのフルーティーな香りが鼻に抜けていきます。なめらかなマッシュポテトも添えられているので一緒に。今後変更する可能性もありますが、ワインを使った料理もまた楽しみですね。

フランスのワインやオーガニックビール

ご主人はブルゴーニュ地方・モレサンドニにある、自社所有畑のワイナリーで働いていたこともあって、ワインに関してはプロフェッショナル。ワイン選びに迷った時は遠慮なく聞いてみて。

ブルゴーニュ産の高級ワインのほか、別地域の気軽に飲めるボトルなど、多数取りそろえています。当日の銘柄によって値段は変動しますが、『グラスワイン』(750円〜)とチーズで楽しむのもあり。

『ブラスリー ド ヴェズレー オーガニックビール 各種』1,000円

ビール派は、ブルゴーニュのビールを試してみるのはいかが?パッケージもオシャレでオーガニックなのが特徴。ブロンド、ブランシュ、インディアペールエールの3種類からどうぞ。

『焼き菓子 各種』 320円〜

ビスコッティやメレンゲなどの手作り焼き菓子も見逃せません。今後、フランス産の調味料などのアイテムも増やす予定だそう。キッシュとケーキは持ち帰り可能です。

「ちょっとフランスに来た気分を感じてもらえれば」と話す奥さま。お店の雰囲気、料理ともにフランスらしい要素が詰まった「カフェ ドゥ ラ シュエット」で、プチトリップを♪

■詳細情報

■DATA

Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)

所在地
香川県高松市仏生山町甲3225-4
電話番号
087-800-0320
営業時間
水・木・日曜/11:00〜17:00
金・土曜/11:00〜16:30、18:00〜21:30
夜は完全予約制

【綾川】「大石久右衛門 香川1号店」でテイクアウト抹茶スイーツとプルプル本わらびもち!

・「大石久右衛門 香川1号店」

 

「大石久右衛門(おおいしきゅうえもん) 香川1号店」は「イオンモール綾川」から車で約5分の国道32号線沿い、ことでん陶駅から徒歩約15分の場所にある抹茶スイーツのテイクアウト店。平日のみ店舗前のテラス席や、写真右側の新たにオープンするイートインスペースを利用可能です。

ほかにもジャンルの異なるスイーツ店が2店並んでいて、ついついはしごして買い過ぎてしまうかも?週末は店舗前の駐車スペース7台分が混雑することが多く、その場合は約100m東側にある第2駐車場の利用がおすすめです。

共有店舗である「cafe Rob(カフェロブ)」の右側が「大石久右衛門」です。注文カウンターには、大きな写真の分かりやすいメニューが。各種キャッシュレスサービスに対応しているので、現金を持ち歩かない人も利用しやすいですね。

和と洋がフュージョンしたスイーツの数々

『抹茶ティラミス』720円

同店のスイーツは、フランスの有名レストランや京都の有名ホテルで腕を振るった神田正幸氏が監修。京都府宇治市にあり、江戸時代から続く老舗の製茶問屋「山政(やままさ)小山園」の抹茶やほうじ茶を使用したスイーツがイチオシです。

ヒノキの枡(ます)に入った『抹茶ティラミス』は、プレミアム感のある一品。敷き詰めたスポンジケーキの上には、イタリア産マスカルポーネチーズを100%使用したクリームがたっぷり。抹茶パウダーはオーダー後に振ることによって、鮮やかな緑色と風味が生かされています。

チーズクリーム特有の弾力もあるクリームはなめらかで、抹茶のビター感と合わさり上品な甘さに。食べた後の枡は、洗って日本酒を入れて飲むのも良し、お風呂に入れてヒノキ風呂にするも良し、持ち帰っていろいろ活用できますよ!香ばしい風味の『ほうじ茶ティラミス』(720円)もオススメ。

『抹茶モンブラン』620円

ホイップクリームの上に、モンブラン絞り機を使って抹茶クリームを絞り出す『抹茶モンブラン』は、クリーム好きにはたまらない一品。主役の抹茶クリームは、フランス産の高級栗「シャンテニエマロン」がベースになっていて、濃厚な味わいです。

モンブランの土台は、焼きメレンゲやタルト、スポンジなどが一般的ですが、同店ではなんと、本わらびもちが1切れ入っているのが特徴。洋風でありながらも和の要素が味わえるスイーツです。シンプルにマロンを味わえる『モンブラン』(620円)もありますよ。

『本わらびもち』580円、『黒みつ』50円

本わらび粉ならではのプルプル食感がクセになる『本わらびもち』も見逃せません。オプションとして用意されている、沖縄県産の黒糖を使用した『黒みつ』をかけて食べるのも◎。

これでもか!というほど贅沢にかけられたきな粉は、砂糖をあえて使用せず、上品な甘さと香りを生かしています。わらびもちは大きめカットと小さめカットがランダムで半分ずつぐらい入っています。

飲むわらびもち!?カラフルなドリンクも要チェック

『飲むわらびもち(いちごミルク・宇治抹茶)』各620円

タピオカドリンクのわらびもち版ともいえる、『飲むわらびもち』シリーズも気になります。定番の『宇治抹茶』をはじめ、『いちごミルク』『マンゴーミルク』『ロイヤルミルクティー』『紫芋ミルク』(各620円)など、カラフルでいろいろ飲み比べしたくなるものばかり。

『いちごミルク』は、細かくクラッシュした本わらびもちに、イチゴピューレをMIX。ジュレ状のわらびもちがトロトロとした食感で、イチゴの爽やかさとホイップのコクが効いていますが、ミルクベースなので比較的すっきりとした仕上がりに。

『宇治抹茶』にも同じく細かくクラッシュした本わらびもちが入っていて、こちらには抹茶と相性のいい黒みつをプラス。ほろ苦い抹茶の風味と、上品な黒みつの甘さで落ち着いた飲むスイーツです。

『飲むわらびもち』はドライブのお供にぴったり。気軽にテイクアウトできる「大石久右衛門 香川1号店」の和スイーツを試してみては?

■詳細情報

■DATA

大石久右衛門(おおいしきゅうえもん)香川1号店

所在地
香川県綾歌郡綾川町陶2501-1
電話番号
080-3167-9955
営業時間
10:00〜18:00(L.O.17:30)
イートインは平日のみ利用可