スイーツ

【高松】「トラットリアたにぐち」でぜいたくランチ♪シェフの本気が満載のイタリアン

・「trattoria(トラットリア)たにぐち」で贅沢イタリアン

ことでん瓦町駅から徒歩約6分、菊池寛通りに佇む「trattoria(トラットリア)たにぐち」は、高松市民のオアシススポットでもある高松市立中央公園や高松中央商店街のアーケードからもすぐ。シェフの谷口さんの名字をそのまま店名にしたのは、イタリアンだけど親しみやすく覚えやすい名前にしたかったそうで「たにぐちさんでも行こうか?」と気軽に利用してほしいと話します。

日中でもダウンライトが映える大人の雰囲気が漂う店内。4席あるカウンターからはキッチンが見え、シェフの料理姿を眺めながら食事をしたり、調理がひと段落した際にはシェフと会話ができたりと人気の座席です。

2018年の移転前の店舗と座席数はほとんど同じですが、テーブルのサイズを大きくし、よりゆったりと快適に食事ができるスペースを確保したのだそう。

奥の個室には4人掛けのテーブル席があります。コース料理などじっくりと時間をかけて食事を楽しめる空間です。予約が優先となるので、希望の人は予約時に相談してみて。

・シェフ入魂のパスタ料理は必食

『イカ墨を練り込んだスパゲティ 天使の海老と季節野菜のトマトクリームソース』2,420円

イカ墨を練り込んだ黒いパスタに、ニューカレドニア産の“天使の海老” がこれでもかと盛られ小松菜やアスパラなど旬の野菜が彩りを添える豪華で食べ応えのある一皿。エビはふっくらやわらかく殻(から)まで食べられそうな勢いで、トマトソースの爽やかな酸味とニンニクの風味をまとったイカ墨パスタは魚介の風味が濃厚で脳天まで痺(しび)れそうなほどうま味たっぷり。

「魚介から出る出汁(だし)や素材が持つうま味を調味することでおいしい料理はできる」と、パスタやピザのソースをはじめ、スープやドレッシングに至るまで化学調味料不使用の食材の良さを生かしたシェフの料理は、コクのあるうま味を持ちながらも体に優しいと評判です。

前菜の盛り合わせ、自家製フォカッチャ、ドリンクが付いた『Bセット』は550円。アラカルトにある好みのメイン料理にプラスすると満足度もさらにアップ。メイン料理としては、10種類ほどのパスタ・リゾット、6種類のピザ、肉料理は4種類ほどそろい、その日の気分で選ぶことができます。

限られた種類のセットメニューから選ぶのではなく、ランチタイムにもかかわらずアラカルトメニューをフル活用し、その日の気分に合った料理をチョイスできるレストランは貴重な存在です。

季節や仕入れに具合によって内容が変わるという前菜の盛り合わせのうちの1品には、ミニスープがセットイン。裏ごしした旬の野菜を、出汁や生クリームと合わせるという手の込んだ自慢のスープには、カボチャやジャガイモ、カリフラワー、里芋といろんなバリエーションが登場するそう。初夏限定のトウモロコシのスープは人気が高く、これを目当てに来店する常連客もいるほど。盛り合わせにはそのほか、唐辛子の入ったピカンテサラミやオレンジ風味のニンジンサラダと、どれをとっても抜かりがありません。

学生時代にパン屋で働いた経験を生かし、自身の料理に合わせたフォカッチャまで店内で手作りしています。ぱらりと振りかけられた表面の岩塩がアクセントになっていて、水分量を多めに仕上げたフォカッチャは単品で食べてもしっとりふっくら。いくらでも食べられそうなほどの名脇役です。

・高温のオーブンで一気に焼き上げます

『マルゲリータ ドッピオ』1,320円

一枚一枚手作りする“ナポリ風ピッツァ”は直径約24cmと食べ応えも抜群。定番の『マルゲリータ』をはじめ『プロヴォラビアンカ』や『ベーコンといろいろなキノコ・半熟卵のピッツァ』など約5種類がラインアップ。“ドッピオ”とは2倍量のチーズがのったピザで、シェフのお眼鏡にかなったこだわりのチーズがたっぷりオン。通常の『マルゲリータ』(1,100円)と同じくらいオーダーが入る人気メニューだそうです。

前日から仕込んで低温発酵させた生地の上に、自家製のトマトソースをたっぷり塗り広げます。シェフが一人で切り盛りしているとは思えないほど手際の良い調理風景は、丁寧できめ細やかな仕込みの賜物(たまもの)。

近年導入したピザ専用オーブンは480℃まで高温が出せる仕様のため、窯に入れてから1〜2分ほどで生地はさっくりソースとチーズは熱々とろとろに仕上がります。同店で唯一テイクアウト可能な“ピッツァ”、家族や親しい人に持ち帰ると喜んでもらえること間違いなしですよ(別途箱代100円)。

バリッと香ばしい見た目の表面とは裏腹に、生地をかじるとふわふわ食べやすい食感です。「老若男女に好まれる親しみやすいピッツァを目指した」と語る谷口シェフ。ランチにディナー、テイクアウトでも引っぱりだこな本格ピッツァをお試しあれ。パスタやピッツァ以外のアラカルト料理で『鴨胸肉のロースト』や『骨付き仔羊のロースト』など肉料理には、でき上がりまで少し時間を要することもあります。

・食後に外せない自家製ドルチェ

『パンナ・コッタ イタリア風フルーツポンチ添え』700円

ふるふる緩めのテクスチャーが特徴的なパンナコッタは、杏仁豆腐風味のアマレット(アーモンドリキュール)が隠し味。杏仁豆腐の風味がイチジクやブドウなど季節の生フルーツと、たっぷりのったカットフルーツをシロップ漬けしたマチェドニアが目にも美しい一品。華やかな見た目ですが食後にぴったりな優しいフルーツのドルチェです。

『大人のティラミス』700円

手作りのスポンジケーキに染み込んだエスプレッソのパンチと洋酒の風味が効いている自家製ティラミス。店内に設置したCIMBALI社製のエスプレッソマシンで抽出したエスプレッソを使用しているので風味も豊かです。卵黄とマスカルポーネチーズを生クリームと合わせることで甘さとコク、さらにエスプレッソの苦味が大人のドルチェを演出しています。

料理や店内の雰囲気に、シェフの人柄が表れているかのような居心地の良いイタリア料理店「trattoria(トラットリア)たにぐち」。できる限り手作りにこだわった料理で、来店する人々をもてなしたいというシェフのサービス精神があふれた、何度でもリピートしたくなるレストランです。

■詳細情報

■DATA

trattoria(トラットリア)たにぐち

所在地
香川県高松市亀井町8-9 ハウス809 1階
電話番号
087-833-5538
営業時間
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(入店は20:30まで、L.O.21:00)
※日曜・祝日のディナーは21:00まで(L.O.20:00)

【高松】「まちのシューレ963カフェ」体に優しいランチが人気♪自家製スイーツやドリンクも

・「まちのシューレ963カフェ」

JR高松駅から徒歩15分、ことでん片原町駅からは徒歩6分。丸亀町参番街東館の2階にある「まちのシューレ963(キュウロクサン)」は、カフェ、ギャラリー、雑貨、食品、工芸品など、香川の魅力が詰まったライフスタイルショップ。

毎日使う衣類や台所道具、文房具に有機野菜、上質な加工食品、伝統的な手仕事から生まれる家具など、ジャンルごとに品質にこだわった逸品がそろうので、地元客はもちろん、観光客や幅広い世代の人が多く訪れるお店です。

同店がモデルとしているのは、奈良県にあるカフェと雑貨店「くるみの木」。店名に入っている「963」はモデル店となった「くるみ」を表しています。「シューレ」はドイツ語で「学校」を意味する言葉で、売り手もお客さんも学べる場所にしたいという思いが込められています。
シンプルで優しい印象のロゴは、自然豊かな香川県をイメージしたデザインで、○が海、3本の木は山を表現しているそう。シンプルでかわいいロゴからも、おしゃれなお店であることが伝わりますね。

エスカレーターを上がってすぐ目に飛び込んでくるのは、イキイキとした緑色が鮮やかな観葉植物。こちらのテラスはカフェ店長が管理しているとのこと。商店街の中にいることを忘れてしまうくらい自然を感じられる癒やし空間です。

重厚感のあるドアを開けると、木のぬくもりを感じるナチュラルモダンな空間が広がり、入って右側がカフェエリア。存在感のある大きなテーブルを中心に、目の前でグリーンを眺められる窓際の席など、どの場所も居心地が良くリラックスした時間を過ごせます。

・旬を味わう人気のシューレランチ

『シューレのランチ(ドリンク付き)』1,800円

肉や魚のメイン料理に、サラダ・副菜2種・混ぜご飯・みそ汁が付いた四季を感じる『シューレのランチ』は、店名を冠しているだけあって絶大な人気を誇ります。できる限り有機で無農薬の野菜、香川で獲れた魚など地産地消を取り入れています。月に2回内容が替わり、取材日は『蓮根とダイシモチのメンチカツ 粒マスタードソース』『すだちのドレッシングのサラダ』『鯛の揚げ出し』『イチジクと梨のきなこ白和え』『なめこのお味噌汁』『さつま芋のご飯』というラインアップ。魅力的なメニューばかりなので、どれからいただこうか迷ってしまうこと請け合いです。

トレイの上のマットも、メニューに合わせて内容が月に2回リニューアル。左側にはメニュー、右側には季節を感じるコラムが書かれていて、読み物としても楽しみにしているファンも多いそう。自宅に持ち帰ってコレクションしたくなりますね。

・元パティシエが手がける本格スイーツ

『ケーキセット(珈琲または和紅茶付き)』900円

ショーケースから選べるケーキ一つとコーヒーまたは和紅茶がセットになった、おやつタイムにおすすめのケーキセット。ショーケースには常時5種類のケーキが並び、取材日は『ベイクドチーズケーキ』『チョコレートケーキ』『ベリーのタルト』『季節のタルト』『ブルーベリーのクランブルケーキ』がスタンバイ。

和梨を使った『季節のタルト』は、サクサクのタルト生地とじんわりと甘い和梨が絶妙にマッチして、対照的な食感と味わいについつい食べる手が止まらなくなること間違いなし。季節ごとに使用するフルーツが変わるので、何度も訪れたくなりますね。

『ベイクドチーズケーキ』450円

しっとりクリーミーな口当たりのこちらは、店主が研究を重ねて完成させた一品。一口食べると、こっくりまろやかなチーズの風味が口いっぱいに広がります。ショーケースのケーキはランチとセットの『ランチとデザート』(2,150円)でオーダーすると、お得に楽しめますよ♪

・素材の味を堪能♪自家製ドリンク

『レモネード』680円

愛媛県松山市沖に浮かぶ興居島(ごごしま)で柑橘(かんきつ)類を栽培する「カネミ農園」のレモンの果汁を使用した、爽やかな酸味をダイレクトに味わえるレモネード。グラスに浮かぶのは、香川県三豊市にあるレモン工房「Lollo Rossa(ロロロッサ)」のレモンの果実。レモン100%のすっきりと清涼感のある味わいを堪能して。

『自家製ジンジャーエール』650円

ハーブとスパイスが効いた自家製ジンジャーシロップをお湯またはソーダで割っていただくこちらは、フレッシュなショウガの風味を感じる一杯。シロップとシュワシュワのソーダがグラスの中で二層になって運ばれてくるので、よく混ぜて召し上がれ♪

ゆったりと穏やかな時間が流れる「まちのシューレ963カフェ」。四季の恵みがたっぷりのランチや自家製スイーツ、自家製ドリンクを味わうと、身も心も癒やされますよ。日々の喧噪(けんそう)から離れる特別なひとときを過ごしてみては。

週末は『よるごはんセット』(2,800円)や『コース料理』(3,400円)、ビール、ワイン、果実酒など豊富なお酒が登場する夜カフェもおすすめです。お土産や手土産にぴったりの食品ゾーン、暮らしを格上げしてくれそうなアイテムが並ぶ雑貨ゾーンなど、ショップやギャラリーのチェックもお忘れなく。

■詳細情報

■DATA

まちのシューレ963カフェ

所在地
香川県高松市丸亀町13-3 高松丸亀町参番街東館2階
電話番号
087-800-7888
営業時間
月~木曜/11:30〜18:00(L.O.17:30)
金~日曜/11:30〜20:30(L.O.19:30)※17:30以降は夜カフェ
※ランチは15:00まで
ショップ/11:00~19:00

【高松】「クレープ ドゥ ジラフ」のクレープをお供に商店街をぶらり♪

CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ) 高松店

通称“ジラフクレープ”という名でも親しまれている「CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)」は、全国に20店舗以上展開するクレープ専門店。2020年10月に田町・トキワ街・南新町の3つの商店街が交差する角にオープンしました。トキワ街に面するカウンター窓からはテイクアウトの注文や受け取りができますよ。

ウッディで温かみを感じる空間にはテーブルが2つ、計4席あるのでイートインもOK。商店街散策の合間にスイーツでほっとひと息つくのもいいですね♪

店舗向かいのフラワーショップ「カタリ」によってコーディネートされた植物やドライフラワーのインテリアも雰囲気があってステキです。外のベンチで花を眺めながらクレープを頬ばるのもおすすめ。

店名の“ジラフ”は、独特なクレープ生地の焼き目がキリンの模様に似ているところから名付けられたそう。実際のキリンのように、クレープにも偶然ハートマークの焼き目が現れることも。見つけたらイイことあるかも?!

生地の食感が一般的なクレープとは異なるところが最大の注目ポイント。できたてをかぶりつくとサクサク!そしてもっちりへと変化していく独特なテクスチャー。まだ食べたことがない人は驚くこと間違いなし。

26種類以上の豊富なバリエーション

クレープのバリエーションはプレーン、クリーム、和スイーツ、食事系など、定番が26種類と季節限定が約3種類スタンバイ。どれを選ぶか迷うほど選択肢が豊富です。具材も旬の新鮮な素材を使用し、何度も食べたくなるように計算された仕上がりです。高松店限定メニューが現れることもあるそうなのでお見逃しなく!

生地そのもののおいしさを感じられるのは、何といってもプレーン系メニュー。ホイップクリームやカスタードを使わないので、サクサク食感を存分に味わえます。生地自体のクオリティーが高いので、プレーン系メニューをあえてオーダーするリピーターも多いそう。時間がたつと生地がしっとりしてくるので、その場ですぐに味わって。

『噂の塩キャラメルバター』450円

『噂の塩キャラメルバター』は香ばしいキャラメルソース、ほんのり塩気とバターのコクがクセになります。生地の食感もシンプルに楽しめて味わい深い一品です。

『なめらかクリーム』480円

独自の製法で仕上げた、とろりとしたテクスチャーのホイップクリームをたっぷりと巻き込んだ『なめらかクリーム』は、重たすぎず、程よい甘さですっきりとした味わい。パリパリ生地とエアリーなクリームのコントラストが絶妙です。

『Wクリームキャラメルクリーム』600円

ジラフこだわりの、コクのあるカスタードクリームとなめらかクリームのWクリームに、少し塩味のあるキャラメルソースをプラスした『Wクリームキャラメルクリーム』はリッチな濃厚感。プラス100円でバニラアイスをトッピングするのも◎。

『チョコバナナクリーム』600円

王道の『チョコバナナクリーム』は、たっぷり入ったバナナのフルーティー感にチョコレートソースで安定の組み合わせ。なめらかクリームも入って食べ応えたっぷり!

食べないと損!スイーツじゃない食事系クレープもぜひ

『ベーコンレタストマト』630円

クレープ店というとスイーツ系を選びがちですが、同店のパリパリ生地には食事系の具材も非常によく合います。『ベーコンレタストマト』は、サンドイッチで定番のBLTを巻き込んだもの。爽やかな酸味が特徴的なタルタルソースがアクセント。スモークベーコンがたっぷり入って満足度高めなので、小腹が空いた時の軽食にもおすすめです。

『ブレンド珈琲』350円

コーヒーや紅茶、ジュース、スムージーなどのドリンク類は、クレープとセットで100円引きになるのでお得です。『ブレンド珈琲』はクレープと合う深煎(い)り豆をセレクト。プレーン系のクレープとほろ苦いコーヒーのペアリングもバッチリ!イートインでひと休みしませんか。

「CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)高松店」はクセになるパリパリ食感が特徴のクレープ店。季節限定品や気さくな店主とのトークを楽しめるほか、あま〜いスイーツ系はもちろん、しょっぱい食事系メニューにドリンクメニューもそろうので、商店街での街歩きのお供に、足休めスポットにふらりと立ち寄って。

■詳細情報

■DATA

CREPE DE GIRAFE(クレープ ドゥ ジラフ)高松店

所在地
香川県高松市田町14-1
電話番号
087-887-6336
営業時間
12:30〜生地がなくなり次第閉店(最終19:00まで)

【高松】「柞の杜(ははそのもり)」誰もがくつろげる紅茶専門店で、癒やしのティータイムを

・「Tea Room 柞の杜(ははそのもり)」

ことでん築港駅から徒歩6分。高松兵庫町商店街にある「Tea Room 柞の杜(ははそのもり)」は、高松では数少ない紅茶の専門店です。中央通りの東側に位置する商店街の建物の2階、1階の書店横の階段を上りましょう。

店名の「柞の杜(ははそのもり)」とは、日本古来の言葉でさまざまな種類の木が集まっている森のこと。多種多様な木が集まってできる森のように、お店に訪れる誰もがゆったりと時間を過ごしてほしいと名付けたそうです。

階段を上りドアを開くと、にぎやかな商店街の中にいるとは思えないほど静かで落ち着いた空間に驚きます。アンティーク調のイスに座って眺める街並みは、いつもと少し違って新鮮に映ります。
形式張ったルールはありませんが、マナーとしてほかの人が写り込む写真撮影や、むやみな離席は控えて。普段より少し優雅に、気取らずに。紳士淑女で過ごしましょう。

オーナー夫妻は、2011年にお店をオープンする以前からの紅茶の愛好家。紅茶を淹(い)れるのはもちろん、お店で出されるスイーツや料理もすべて二人のお手製です。奥さまによるフラワーアレンジメントが所々に飾られ、初めて訪れてもリラックスできる雰囲気は、ご夫婦の人柄が表れているようです。

自分たちが一番おいしいと思ったものをお客さんにも飲んでほしいと、茶葉は高品質なインドのダージリンティーとアッサムティーの厳選した2種類。茶葉になって3〜4カ月から1年未満の、最も芳香を放つ飲みごろのものが使われています。

・紅茶本来の味が分かる丁寧に淹れられた一杯

『柞の杜ティー』540円

紅茶の香りをそのまま楽しみたい人にはストレートティーがおすすめ。香りの高いダージリンと、コクのあるアッサムの茶葉をブレンドした『柞の杜ティー』は、バランスの取れたオリジナルティーで、澄き通った明るいオレンジ色にほれぼれとします。紅茶の国・英国のウエッジウッドのティーカップに注がれ、繊細な口当たりで優雅な気持ちに浸れますよ。

紅茶本来の風味を知ってもらうため、オーダーが入るごとに一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。温められたティーカップに最後の一滴までなみなみと注がれ、芳醇(ほうじゅん)な香りがふわっと広がります。
どうしても渋くなってしまうティーポットでの提供をしない代わりに、2杯目以降は半額になるサービスも。1杯目と違う種類でもOKなので、茶葉の飲み比べもできますよ。

『ミントミルクティー』670円

濃厚なコクとまろやかさを持つアッサムティーはミルクティーにうってつけ。同店ではミントとミルクを加えて煮込んだ『ミントミルクティー』も用意されています。一風変わった組み合わせかと思えば、コク深いミルクティーに爽快なミントの香りが絶妙。お好みで砂糖を加えてどうぞ。

『オレンジシャリマティー』590円

スライスされたオレンジの程よい甘みと、爽やかな風味の『オレンジシャリマティー』はすっきりとしたアイスティーもおすすめ。茶摘み時期が長いため、安定した風味のアッサムティーはアレンジされるのにも向いています。

・紅茶と一緒に楽しむ自家製スイーツ

『抹茶ケーキ(ライトセット)』紅茶の値段+300円

好きな紅茶とケーキをいただける『ライトセット』は、濃厚な抹茶ケーキが付いてきます。重厚な食感のケーキは、紅茶と合わせるとホロリと口の中でほどけてゆくよう。抹茶の苦みを楽しみながら、爽やかな香りのダージリンと合わせるのも良さそうです。

『紅茶シフォンケーキ(スイーツセット)』紅茶の値段+400円

『スイーツセット』は、紅茶とスイーツを自由に選べます。ノンオイルで良質な卵と国産小麦粉を使った『紅茶シフォンケーキ』は体にも優しい甘さ。しっとり、ふんわりとした食感に軽やかな紅茶の香りが鼻孔をくすぐります。ストレートでもミルクでも間違いない相性です。

『自家製ヨーグルト(スイーツセット)』紅茶の値段+400円

クリーミーでまろやかな口当たりの『自家製ヨーグルト』は、爽やかな酸味にブルーベリージャムが添えられ、体も喜ぶ一品。紅茶と一緒に食べ合わせると、お腹にも優しくリラックス効果も得られて一石二鳥ですね。単品でオーダーする場合は650円です。

『紅茶クッキー、キャラメルクッキー、ジンジャークッキー』各400円

紅茶のお供としてサービスされるクッキーは薄くて軽い歯触りで、繊細な紅茶の風味を引き立てます。小さいながらも紅茶、キャラメル、ジンジャーと個性がはっきりと出ているので、食べた後に飲む紅茶の一口はまた違った余韻となり、ティータイムを彩ってくれます。どの味が添えられるかはお楽しみに。テイクアウト用(各400円)もあり、気に入った味を自宅で紅茶と合わせることもできますよ。
スイーツはすべてオーナー夫妻の手作り。数に限りはあり、売り切れになることもあるのでご了承を。

・ランチには英国風の創作カレーをどうぞ

『ささみとりんごのカレー』900円

英国料理の「マリガトーニ」と呼ばれるカレー風味のスープをアレンジした『ささみとりんごのカレー』は、ニンニク不使用でまろやか。ほぐれたササミはあっさりと食べやすく、フルーティーな甘みの後にスパイスを感じる奥深い味わいです。黒米入りご飯に添えられた大豆のピクルスが、いいアクセントになっています。

平日の14:00までは、その日のおすすめの紅茶がプラス50円で付けられるタイムランチサービスも。14:00以降の時間や土日は、好きな紅茶を半額でオーダーできます。

実は紅茶は入荷時期によって違いがあり、特にダージリンは、春・夏・秋と季節ごとに香りや味が異なります。訪れるたびにその変化を楽しめるのも専門店ならでは。

静かな空間で紅茶の魅力に浸れる「Tea Room 柞の杜」で、日々の忙しさから離れてゆったりとくつろいでみて。

■詳細情報

■DATA

Tea Room 柞の杜(ティールーム ははそのもり)

所在地
香川県高松市兵庫町2-9
電話番号
087-873-2022
営業時間
日・火~金曜/12:00〜17:00(L.O.16:30)
土曜/12:00〜19:00(L.O.18:30)

【まんのう】「ハナあかり」リノベ古民家で楽しむこだわりスイーツ

・「ハナあかり」木の看板が目印の古民家カフェ

ことでん榎井(えない)駅から車で7分。水田が広がるのどかな立地に古民家カフェ「ハナあかり」はあります。築90年の納屋をリノベーションし、2008年にオープン。レトロな雰囲気に惹(ひ)かれた若い世代から、古民家に懐かしさを感じる年配の人まで、幅広い年齢層のお客さんが集います。

国道32号から県道190号を東に進み、田畑に挟まれた脇道を進むと見えてくる、立派な一枚板の看板が目印です。

入口にのれんがかかっていたらオープンの合図です。運が良ければ店先で同店のキュートな看板猫に合えるかも?

・どこか懐かしくて温かい雰囲気の店内

店内は一部が吹き抜けになっているので、開放的な空間が広がり、天井を見上げると立派な梁(はり)が。築90年という長い年月を越えて今もなお建物を支えています。

「できる限り昔の雰囲気を残しながら、落ち着いてゆっくりしていただけるように」と、店主はあえて木目や梁を残したそう。店内の家具なども、古道具ならではのレトロな雰囲気を醸し出しています。

階段を上った先の2階には、靴を脱いで上がれるスペースがあります。屋根裏部屋のようなワクワク感を覚えるこぢんまりとした空間で、テーブルや床からは木造ならではの木のぬくもりを感じることができます。

カウンター席もあるので、1人でも気軽に訪れることができますよ。

店内の小物も優しい色合いのものが多く、どこか落ち着く雰囲気。温かみのある店内で、ゆっくりとケーキやドリンクを楽しめます。

・店主の愛が詰まったケーキを召し上がれ♪

同店のメニューは、オーソドックスなショートケーキやフルーツタルトをはじめ、珍しい抹茶味やピスタチオのチーズケーキなど、常時10種類以上。地元産のフルーツや、その時季に収穫できる旬の食材を使うことで、季節を感じられるラインアップになっているのも魅力。

『ミルクレープ』430円

「ハナあかり」人気ナンバーワンの商品が、こちらの『ミルクレープ』。店主の好物でもある「ミルクレープ」は、オープン前の当時のカフェでは提供しているお店が少なかったそう。地元の人に気軽に食べてもらいたいと、自身のカフェを始めるきっかけにもなったそう。

卵たっぷりの朝焼きクレープ生地と程よい甘さのカスタードクリームを丁寧に重ねた、同店の看板メニュー。食感はしっとりで、重たくない甘さ。一つと言わずいくらでも食べられます。カフェオープンのきっかけになっただけあって、店主の愛がたくさん詰まった一品です。

『フルーツタルト』430円

季節のフルーツをふんだんに使った『フルーツタルト』は旬のフルーツとカスタードの相性がバッチリです。2度焼きでしっかりとしたタルト生地は、アーモンド風味で香ばしい香りが◎。

その時々の旬によって材料が変わるので、季節が移ろうごとに異なる味を楽しめます。

『松雪』430円

こちらは少し変わり種のメニュー。一見大福のようですが、抹茶がかかったやわらかい求肥の中にケーキがイン。中にはカスタードクリームやフルーツが入っていて、見た目にも味にも変化が楽しめる和洋折衷なまんまるケーキです。

スプーンを入れると分かるそのもちもちふんわり感。大福とも違う、ケーキとも違う不思議な食感をぜひ楽しんで。

同店のケーキは、一部を除きテイクアウトが可能。おうちに持ち帰って楽しむこともできます。メニューにあるケーキのほか、バースデーケーキも注文OK。作り置きはせず、予約時間に合わせて用意してくれます。料金やサイズなど詳細についてはお店に問い合わせを。

・ドリンクや焼き菓子も◎

『アイスベリーサワー』530円

暑い季節に飲みたいのが、さっぱりとした甘さの『アイスベリーサワー』。ミックスベリーを煮出して作ったシロップを、炭酸水で割ったシュワっと爽やかなドリンクです。もちろんシロップも、店主の手作りです。暑い日にはこのドリンク目当てで訪れたいと思えるほどの、さっぱりとしたおいしさですよ。

『焼き菓子(クッキー・パウンドケーキなど)』各種 110円~

一つひとつ手作りで店頭に並ぶ焼き菓子には、根強いファンも多数。自宅用だけでなく、予算に応じて贈答用に購入することもできます。手作りのため在庫数が日によってまちまちなので、まとまった数を購入したい場合は先に問い合わせをして確認・予約をするのがおすすめです。

「ハナあかり」の手作りケーキは、どれも店主の愛情と穏やかな人柄(?)を感じる優しい味わい。古民家ならではの、どこか懐かしい落ち着いた雰囲気の中、のんびりカフェタイムを堪能しましょう。

■詳細情報

■DATA

ハナあかり

所在地
香川県仲多度郡まんのう町吉野306−1
営業時間
11:00~18:00

【高松】「夢菓房たから」の和スイーツはバリエーション豊富!マストバイはフルーツ大福

香川の老舗和菓子店「夢菓房たから

高松市春日町にある「夢菓房たから」は、ことでん木太東口駅から車で約4分、県道10号(さぬき東街道)沿いにある、高松市民には言わずと知れた和菓子店。広々とした駐車場は裏側からもアクセス可能です。

創業は昭和11年の老舗。高松市東山崎町にあった「たからまんぢう」時代から始まり、平成18年に移転した現在の春日店に至るまで地域の人たちに愛され続けてきました。

店内に並ぶお菓子は生菓子や干菓子、冷凍品など非常にバリエーションが豊富です。あんこはすべて素材の豆から仕入れ、丁寧に炊き上げた完全自家製品。お菓子に合わせて、使用する豆や砂糖の種類や配合を変えています。素材の持つ味わいを最大限に引き出せるよう、上品な甘さに仕上げているのが特徴。

物販スペースの右側には、庭の緑を眺めながらくつろげるイートインスペースも。2階には有料で借りられる多目的スペースを完備。サークル活動やギャラリーなどに利用できますよ。

誰でも自由に利用できる無料のお茶のサービスもうれしいポイント。ガラス張りの作業スペースでは、カキ氷などができ上がる様子も見えます。

奥に鎮座している薪(まき)ストーブは毎年冬になると大活躍。冷えた体を温めてくれます。炎の揺らぎを見つめていると、不思議と気持ちが安らぎますよ。

階段下には子どもが楽しめるキッズスペースがスタンバイ。子連れファミリーに優しい気遣いが伝わります。

季節のフルーツを包んだ大福は定番人気品

大福は、どれを選ぼうか迷うほどバリエーションが豊富です。毎日約10種類がショーケースに並び、季節によってミカン(小原紅みかん、せとか)、サクランボ、スモモ、アップルマンゴー、スイカ、イチジク、柿、梨、ラ・フランス、キウイなど、年間に50種類以上も登場するそう。訪れるたびに新たな発見があるかも。

11月ごろからは“冬イチゴ”のいちご大福が現れます。たからの代名詞ともいえる「いちご大福」で、毎年楽しみにしているファンも多い一番人気の商品。

『秋のフルーツミックス大福』490円

フルーツミックス大福は、四季ごとに変わる内容とたっぷりなボリュームが魅力の一品。『秋のフルーツミックス大福』は梨、パイナップル、キウイ、ブルーベリーの4種類に濃厚なクリームチーズを合わせ、贅沢な大福餅に仕上げています。やわらかい羽二重餅を頰ばると、なめらかな白あんの中にみずみずしいフルーツの数々、コクのあるクリームチーズが良いバランスで合わさります。それぞれの食感も楽しんで。

『杵つき栗大福』330円

自家製粒あんと大粒の渋皮栗を丸ごと1粒、コシのある杵(きね)つき餅で包んだ『杵つき栗大福』は味わい深い一品。香川県のオリジナルブランド米“おいでまい”の焙煎(ばいせん)粉を手粉にして包んでいるので香ばしさも◎。もっちりコシのある杵つき餅は、かむたびにうま味が広がります。粒あんは豆の食感と風味も豊かで、栗の存在感が抜群!

手土産にもピッタリなオススメ品はコレ

『五名の玉栗』410円

『五名(ごみょう)の玉栗』は一見「栗羊羹(ようかん)」のように見えますが、栗きんとんの要素が強いリッチテイストが魅力です。東かがわ市五名地区にある農家から毎年新鮮な栗を仕入れ、蒸したてホクホクの“蒸し栗”のうま味をそのままギュッと閉じ込めた本葛粉ベースの栗きんとん羹(かん)に、特大の渋川栗を丸ごと1粒イン。風味がとても豊かで、栗好きにはたまりません!

『讃岐の無花果パイ』390円

日本種の蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれる品種にこだわって栽培されている、香川県まんのう町羽間(はざま)産の“はざまいちじく”は、折り紙付きの味わい。そのイチジクを一つずつ丁寧に皮をむき、甘酸っぱく爽やかなコンポートに仕上げ、丸ごと1個分の量をバター香るパイで包んでじっくりと焼き上げた『讃岐の無花果(いちじく)パイ』も見逃せません。しっとりとしたイチジクコンポートからほんのり鼻に抜けるシナモンの風味も上品。

『旅するお菓子 オルネ あずき/ぽてっと』各170円

『旅するお菓子 オルネ』は、高松駅の商業施設「高松オルネ」にちなんで、新しい高松土産として誕生したお菓子。「夢菓房たから 高松オルネ店」だけでなく、本店でも購入できるのです。香川の素材「さぬきの夢小麦」「和三盆」「醤油(しょうゆ)」「希少糖」「オリーブオイル」を使用した、しっとり香ばしいカステラ生地の小判焼き。
大粒丹波大納言の特製つぶ餡(あん)が入った“あずき”と、オーブンでじっくりと焼き上げる工程から行う鳴門金時に、バター、卵黄、生クリームを合わせた“ぽてっと”の2タイプがあります。日にちがたってもパサつかず、ソフトな食感が続くよう工夫されているのだそう。手頃でありながらもワンランク上の味わいが手土産にぴったり。6個入り(1,160円) や10個入り(1,890円)の箱タイプもスタンバイ。

屋外エリアには四季折々の草花や、石臼、つくばい、石燈籠(とうろう)など風情を感じられる要素もたっぷり。石のテーブルや縁台は憩いのスペースとして活用されています。もちろん買ったものを食べるのもOK。風韻を添える置き石は庵治町の山奥まで探しに行ったそう。

敷地内の西側にある自家農園「たからファーム」では、ブラックビート、ピオーネ、シャインマスカットなどのブドウが栽培されています。収穫したものはぶどう大福に使われたり、量り売りのブドウ狩り体験も行われたりしています。

「夢菓房たから」は、旬のおいしい素材を惜しみなく使用し、いつ訪れても楽しめる魅力的な品がたくさんあります。フルーツ大福は特に必食!手土産に使いやすい品や、プレミアムな逸品などバリエーションが非常に豊富なので、店内をくまなくチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

夢菓房たから

所在地
香川県高松市春日町214
電話番号
087-844-8801
営業時間
8:30〜17:30
※大福など生菓子の予約は午前10時以降の引き取りとなります
※土・日曜や祝日など、予約が多い日には当日予約ができない場合があります
※慶弔菓子は3日前までに要予約

【丸亀】「カフェ ケラアン」のスープカレーは本場北海道の味!旬野菜たっぷりランチも魅力♪

・「cafe kera’an(カフェ ケラアン)」は路地に入ってすぐ

JR丸亀駅から徒歩2分。丸亀市立中央図書館を目印に一本路地に入ると現れる「cafe kera’an(カフェ ケラアン)」。北海道出身の店主が作る本格的なスープカレーがいただけるとあって、2019年のオープン以来地域に親しまれています。

店名の由来はアイヌ文化の残る故郷の北海道から。アイヌ語で「おいしい」という意味を持つ「ケラアン」という言葉を偶然見つけ、決め手となりました。

店内に一歩踏み入れると、食欲を刺激するスパイスの香りがふんわりと漂います。大通りから少し外れているので、静かな雰囲気でゆったりとお昼のひとときを楽しめますよ。

ハワイアンなイメージと、ウッディ調でまとめられた温かみのある雰囲気の内装は、店主自らDIYで仕上げたそう。

グループにうれしい2~3人掛けの席のほか、1人でのんびり過ごせるカウンター席も用意。混雑時は並ぶこともあるので、3日前までの予約がおすすめです。

・これぞケラアン名物!本格派スパイススープカレー

『ごろごろ野菜のスープカレー』サラダ付き・1,300円

同店の顔ともいえるメニューがこちらのスープカレー。食べた人のほとんどがこの味に魅了されリピーターになり、訪れるたびに必ず注文するといいます。

名前の通り、スープカレーにはごろごろと野菜がたっぷり!焼き目を付けているので、スパイスと一緒に香ばしくおいしそうな匂いが漂います。

看板メニューとなったきっかけは、店主がふるさとの味であるスープカレーのおいしさに改めて気付き、もっと多くの人にこの味を食べてほしいという思いから。

メニューの研究と試行錯誤を繰り返しながら、お店のオープンに至りました。

サラッとしたルーは、スパイスを10種類以上調合して作られた渾身(こんしん)の一品。必ず旬の野菜を数種類入れることで、季節を感じてほしいという思いも込められています。

すくうたびにさまざまな野菜もスプーンにイン。日々の野菜不足も補えそうですね。小麦粉や塩を使っていないので、体に優しくカロリーも低めでヘルシーな点も特徴です。

「遠慮なくスパイシーにしています」という店主の言葉通り、本格的でビリビリと爽やかな辛さもリピートしたくなるポイントの一つ。スープをライスにかけるのではなく、ライスをスープにつけながら食べるのが◎。

『ごろごろ野菜のスープカレー』テイクアウト・1,100円

野菜のほか、鶏の手羽元やゆで卵も入って食べ応え抜群。野菜と肉本来のうまみと甘みに、ルーの辛さが絶妙にマッチしています。

スープカレーはテイクアウトもOK!おうちでも“ケラアン=おいしい”味を楽しむことができますよ。サラダはイートインのみ。

・野菜たっぷりランチプレートとケラアン特製お弁当

『ごはんプレート』1,300円

スープカレーのほかに、見た目にもカラフルで楽しい野菜たっぷりのランチプレートもお見逃しなく。

プレートの中身は季節によって変わりますが、酢の物、煮物などの和風メニューからオムレツや豆腐ハンバーグなどの洋風メニューまであり、バリエーション豊か。野菜をもりもりと食べられる工夫が散りばめられています。

スープカレーと同様、こちらでも旬の野菜を必ず使うようにしているそう。食生活が偏りがちな人や年配の人も、このプレートで野菜を食べて栄養を取ってほしいという、店主の気遣いが詰まっています。

この日のメインは豆腐ハンバーグ。豆腐がたっぷり入っていて、肉のようなかみ応えとなり、満足感も十分です。トマトとキノコのソースで、最後までさっぱりいただけます。

小鉢やオムレツなど、一つひとつは軽いサイズ感ですが、食べ終わる頃にはお腹いっぱいになること間違いなし。「野菜食べてる~!」と体が実感できるような、優しさと栄養がたっぷりのランチメニューです。

『カフェのおべんとう』700円~

カフェで提供しているおかずを外でも楽しめるお弁当は、ピクニックや行楽のお供にもぴったり。予算や希望に合わせた注文もできるので、イベント時の差し入れなどにも喜ばれそうです。

・満足度◎な食事の後は別腹デザートはいかが?

『季節のパフェ』980円

13:00からは、デザートなどのカフェメニュー提供もしている同店。季節のフルーツをふんだんに使ったこちらのパフェは、ボリュームも幸福感も満点の一品。

取材時はイチゴが贅沢に盛られたパフェが登場。そのほか、イチジクやマスカットなどが登場することもあるので、時季によって変わるメニューにワクワク♪

『クリームソーダ』650円

『クリームソーダ』は、大きなアイスがどーんとのっていて何ともゴージャス。店内の雰囲気ともマッチしていて、写真映えも良し!昼下がりのひとときにいかがでしょうか?

『アイスカフェラテ』680円

牛乳を泡立てたムースをこんもりのせた『アイスカフェラテ』は、かわいらしいデコレーション付き。店主の楽しい遊び心があふれる一杯で、飲むのがもったいなく感じてしまうかも。

店主の心遣いが感じられる野菜をたっぷり使った栄養満点のランチと、北海道スープカレーを楽しめる「cafe kera’an」。
目にもおいしい彩り豊かなランチにお腹も心も満たされて♪

■詳細情報

■DATA

cafe kera'an(カフェ ケラアン)

所在地
香川県丸亀市浜町50
営業時間
11:00~14:00(L.O.13:30)

【高松】「*星あかり*」が移転オープン!ネコ型のかわいいお菓子やアクセサリーも♪

お菓子とハンドメイド雑貨の「*星あかり*」

韓国発の進化系マカロン“トゥンカロン”などのスイーツを販売していた国分寺町の「*星あかり*」が、2024年9月9日に檀紙町の国道11号沿いに移転オープン。ネコをモチーフにした焼き菓子やケーキのほか、以前と同じく店主のお手製アクセサリーや厳選した雑貨なども販売しているテイクアウト専門店です。

白を基調とした明るい空間の壁際にはアクセサリーなどの雑貨が並び、手前のテーブルにはバリエーション豊富な焼き菓子がずらり。

高松市内のパティスリーで経験を積んだ店主は、体に優しい素材や香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」、愛媛県産無農薬小麦粉、北海道産のてんさい糖などを積極的に使い、ビジュアルも味も上品で繊細なお菓子を作ります。

店主はお菓子だけでなく、雑貨もこしらえる器用な手先の持ち主。いつもの装いに華を添えてくれるアクセサリー各種(2650円〜)は、ミントグリーン色の特注什器に並んでいるのでチェックしてみて。

厳選素材の奥深い味わいが魅力

『マスカットにゃると』500円

ショーケースに並ぶ生ケーキの中で、小さいながらもキュートなオーラを放っているのが『にゃると』シリーズ。猫の顔を模したオリジナルの型で焼いたタルトに、旬のフルーツをトッピング。取材日は『ももにゃると』(600円)、『ピオーネにゃると』(500円)、『みかんにゃると』(550円)が登場していました。フルーツは季節によって異なりますが、約4種類から選べます。

さぬきの夢を使い、サクッとしっとり食感に仕上げたシュクレ生地と、アーモンドの風味が鼻に抜けるクレームダマンドの土台自体が完成度の高い一品。旬のフルーツがちょこんとのったビジュアルもかわいいですね。

『ねこのバスクチーズケーキ』3,000円

バスクチーズケーキもネコの顔がモチーフになっている型で焼いています。5〜6カットぐらいに分けられるサイズ感のホールケーキ。厳選したクリームチーズと生クリームを使用し、エアリー感もありつつホロッとする絶妙ななめらかテクスチャー。甘さ控えめでチーズのかすかな塩気がアクセント。

『ふわにゃんケーキ』600円

『ふわにゃんケーキ』は、旬のフルーツを使ったショートケーキ。キメの細かいスポンジはてんさい糖でコクとキレのある甘さに。クリームはバタークリーム系のしっかりした風味とテクスチャーで、さっぱりと爽やかなフルーツとバランスが取られています。オリジナルのネコ型ケーキピックが刺さっている点にもご注目あれ。

かわいい焼き菓子も要チェック!

『ねこブレッド』150円

いろんなネコのデザインがあり、ついついたくさん買いたくなる焼き菓子たち。『ねこブレッド』は、いわゆるショートブレッド。卵を使わずサクッカリッとした食感と天然塩によるほんのりとした塩気が特徴。

『ネコランタン』400円

『ネコランタン』は、カリッとしたアーモンドとキャラメルたっぷりのフロランタンです。さぬきの夢を使用したシュクレ生地の甘さとキャラメルの香ばしさが重なり、クセになる焼き菓子。風味豊かなアーモンドやシュクレ生地のホロホロとした繊細な食感も高い水準でまとまっています。

『にゃんパウンドシリーズ』各300円

ネコの形をしたパウンドケーキは、洋酒漬けのオレンジピールやミックスドライフルーツ、チョコレートなどのバリエーションも楽しんで。どれもネコのキュートさに惹(ひ)かれて思わず買いたくなるデザインというだけでなく、味の面でも期待できる焼き菓子がそろっています。

『にゃんこギフトBOX Lサイズ』3,270円

手土産などギフトにぴったりな焼き菓子の詰め合わせ『にゃんこギフトBOX』は、5個入りSサイズ(1,470円)、9個入りMサイズ(2,170円)、13個入りLサイズ(3,270円)の3つがスタンバイ。かわいいビジュアルに喜ばれること間違いなし!

店名の「*星あかり*」は、来てくれるお客さんの心に、“星のあかり”のようなほんのり明るい光を灯(とも)せたらいいなという思いで名付けたそう。店名入りのオリジナルボックスは『にゃると』シリーズがそれぞれ2個、4個入るサイズなので、手土産に選ぶのもあり。今後も新しいお菓子や雑貨が登場予定なのでお楽しみに!

■詳細情報

■DATA

*星あかり*

所在地
香川県高松市檀紙町1628-5
営業時間
11:00〜16:00
※問い合わせはインスタグラムDMで

【高松】「masshiro(まっしろ)」雑貨が並ぶオシャレなカフェで日常に彩りを

・「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」

高松市一宮町の住宅街に佇む「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」。

香川有数のパワースポットとして、県内外から多くの人が訪れる田村神社から、県道175号を北へ進み、交差点を越えると白い箱のような、キューブ型のお店が見えてきます。道沿いにのぼりと小さな看板が出ていれば、営業中のサイン。駐車位置はブロックが置いてあるところを目印に。

店名の通り、真っ白な外観は、青空の下で光を反射して輝いているようにも見えます。真っ白なキャンバスに絵を描くように、日々の暮らしにたくさんの彩りを添えたいとの思いを込め、インテリアなどを手がけるデザイン事務所・MiWILL MODEが2021年の6月にオープンさせました。

壁やいすも白で統一された明るい店内では、カフェスペースで食事を楽しむことはもちろん、デザイナーでもあるオーナーがプロデュースやセレクトした雑貨が並んでいます。ここでしか扱っていない商品も多く、スタッフと相談しながら贈り物を選ぶお客さんも珍しくないそうです。

大きな窓からはたっぷり太陽の光が差し込み、どの席に座っても窓の外に広がるのどかな田園風景を眺めることができます。洗練された空間ながらも、どことなくのんびりとリラックスできる雰囲気で、お茶がてらおしゃべりにも花が咲きそう♪

・こだわりの詰まったアクセサリーや雑貨を要チェック!

雑貨屋をやってみたかったというオーナーの昔からの夢が、お店を始めたきっかけの一つ。作り手の思いが込められたハンドメイド作品を中心に、アクセサリーや布小物など、日常に彩りを添えてくれるすてきなアイテムが並んでいます。

カーテンの生地で作られた丈夫でおしゃれなポーチは、作家とのコラボによるオリジナル商品。丁寧な手仕事を感じられる上、幅広い年代の人に使いやすいデザインなので、贈り物としても喜ばれそうです。

・お腹も心も満たされる2種類のランチ

『本日のごはんプレート』1,300円

旬の食材をふんだんに使った『本日のごはんプレート』は、日替わりのおかずが盛りだくさんなボリューム満点のランチです。新鮮な野菜や、彩り豊かなおかずが少しずつ食べられるのはうれしいポイントですね。

この日のメニューは、エビフライ、ズッキーニと豚肉のフライ、ピーマンの肉詰め、ナスの煮浸し、こんにゃくとごぼうの煮物、アスパラとパプリカのピクルス、ポテトサラダと食べ応えもありつつ、バランスがとれたラインアップ。

手羽元がホロホロになるまで煮込まれたスープは、コラーゲンたっぷり♪軟骨までキレイに食べられます。辛過ぎないスパイシーなカレー風味が人気の一皿です。

お店で一から手作りすることを大切にしている同店。献立はスタッフ間で相談しながら作り上げているそう。美しい彩りや盛り付けからも、食べる人を思う気持ちが伝わります。

『本日のWキッシュプレート』1,500円

好きなキッシュを2つを選ぶことができる『本日のWキッシュプレート』。この日はエビとアスパラのキッシュとチキンとトマトのバジルソースキッシュをセレクト。あらかじめ焼かれたキッシュを、オーダーが入ってから2度焼きしているのでアツアツの状態で提供されます。

クリーミーで優しい風味のエビとアスパラ、濃厚なチキンとトマトのバジルソース、異なる味が一度に楽しめる欲張りなランチ。キッシュはすべて具材にエノキが加えられていて、ヘルシーで満足感もバッチリ。サラダにかけられたドレッシングまで自家製というこだわりようで、イタリアンとナッツの2種類から選べます。
「本日のキッシュ」は3種類ですが、時間によっては売り切れることも。季節に合わせて食材が変わっていくので、シーズンごとに新しい味と出会えますよ。

食事メニューは売り切れを除き、営業時間中はいつでもオーダー可能で、テイクアウトもOK。ドリンクやスイーツと一緒に注文すると100円引きになるのでお得です。
小学生以下限定のキッズプレートもあり、子ども連れにもポイント高し。

・カフェタイムでまったり&昼飲みもOK!

『コーヒーフロート』600円

はじめはアイスとコーヒーを交互に味わいながら、その後ゆっくりと混ざり合いカフェオレへと変化する定番の『コーヒーフロート』は、飲み終わるまで飽きることがありません。同店ではかき氷やスイーツも充実しているので、カフェタイムもゆっくり楽しめます。

『ティートフィズ フレスカ』650円

明るい時間からお酒はいかが?大人にうれしいアルコールメニューもそろっていて、バー使いにもおすすめの同店。果実の風味が濃縮されたドライフルーツティー「ティート」を使ったカクテル『ティートフィズ』は魅惑のカラーリングと、フルーツの甘酸っぱさにときめきます。フレスカはティート風のレモネードで、フレッシュな飲み口。アロエやドライクランベリーをスプーンで味わいながら飲み進めます。
ほかにストロベリーやピーチなどのフレーバーも用意。お酒が飲めない人にはノンアルコールの『ティートソーダ』もあるので、初めてのティートを味わってみては?

「ティート」(1袋50g・994円)は購入も可能です。カフェインレスなので、妊婦さんや子どもも飲めるそう。ティータイムや就寝前に、香りを楽しみながらフルーツの栄養を手軽に取り入れて、ちょっぴり贅沢気分に♪

・スイーツは予約をすれば特別仕様にも

『お誕生日ケーキプレート』1,350円~

1週間前までの予約でオーダーできる『お誕生日ケーキプレート』は、予算に合わせたデザートの盛り合わせに、メッセージを添えてサプライズを演出できます。
自家製イチゴシロップがトッピングされた『バニラアイス』(300円)。高松市塩江町・光春堂の『シフォンケーキ』(450円)。ココナッツシュガーを使用し、香ばしくさっぱりとした甘みの『チーズケーキ』(480円)は、単品でもオーダーOK。紅茶やコーヒーと一緒にどうぞ。

1人前1,300円から5〜10人に対応したオードブルのオーダーもできるので、大切な人とのお祝いにピッタリ。貸し切り予約やレンタルスペースのサービスもあります。LINEの友だち登録をすれば予約もスムーズなので、活用してみて。

日常に彩りを添えるすてきなライフスタイルを提案してくれる「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」。女の子の憧れがぎゅっと詰まったような、かわいいお店へ出かけてみませんか。

■詳細情報

■DATA

まちの小さな白いお店 masshiro

所在地
香川県高松市一宮町787-7
電話番号
なし ※LINE通話のみ
営業時間
水~金曜/11:00~15:00
日曜/11:00~17:00
※営業時間は季節によって変更あり。詳細はInstagramで確認を

【高松】「KokoKasiko(ココカシコ)」カレーランチと喫茶スイーツが人気の癒やし空間

・ランチと喫茶の店「KokoKasiko(ココカシコ)」

高松兵庫町商店街の西の端、通称“ひろば”と県庁前通りの交差点の角に位置する「KokoKasiko(ココカシコ)」は、JR高松駅からもことでん片原町駅からも徒歩約10分でアクセスできるランチと喫茶のお店。2023年8月のオープン以来、ランチタイムともなると近隣のオフィスワーカーでにぎわいを見せています。

入り口正面にはキッチンカウンターがあり、左手奥には窓向きカウンター席、右側にはテーブル席が設けられています。街路樹の緑を借景に、通りの喧騒(けんそう)を感じさせないよう擦(す)りガラス風の加工がなされた窓から光が差し込む明るい店内です。

1人利用にもってこいの窓向きのカウンター席は5席。USBケーブルとコンセントがあるので充電しながらゆっくりと音楽を聞けるほか、ドリンクをいただきながらPC作業もはかどりそう。

入り口すぐのスペースは2人掛けテーブルが2つあり、友人や仕事仲間とのランチやお茶などにピッタリ。どのテーブルも明るくスタッフとの距離感が近くてぬくもりが感じられる造りがうれしいですね。

・喫茶タイムの看板メニュー「えび飯」

『えび飯』750円

店主の川上さん夫妻は岡山県の出身。兵庫や徳島、香川…“ここかしこ”と転勤の多かった会社を定年退職したのを機に、気候や住み心地の良さから香川に定住、第2の人生としてこの地にお店を開いたそう。これが店名の由来でもあります。喫茶メニューに岡山名物『えび飯』が入っている理由はふるさとの味だからなのですね。岡山は隣県とはうものの、高松では意外と目にすることの少ない『えび飯』。食べたくなったら「KokoKasiko」へgoです。

デミグラスソースとウスターソースで調味した同店オリジナルの黒い炒めご飯は、ソースやスパイスの香ばしさの中に甘さとウスターソースの酸味がクセになる味。

ライスの上には食べやすいサイズのプリプリのむきエビがたっぷりオン。彩りには錦糸卵が盛られています。酸味を帯びたライスとぷりぷりエビを一緒にかみめると口いっぱいに広がる独特の味わいを楽しんで

・奥深い味わいの「カレールー」です

『カレーセット(きざみトンカツ)』1,200円

ランチタイムはなんとってもサラダと水切りヨーグルトが付いた『カレーセット』(950円)がおすすめです。オリジナルカレーは具材とスパイスが溶け込んだスープ状のルーが特徴。うま味が凝縮されていて、スパイシー過ぎず、万人に好まれそうなマイルドなカレーです。取材時にいただいたのは“きざみトンカツ”をトッピングしたもの。当初このトンカツに合うカレーを目指して調合・開発したとご主人は話します。

その後、このカレーと相性の良いトッピングを探し続け『ハンバーグ』(200円)『目玉焼き』(100円)『鶏もも唐揚げ』(250円)など、少しずつメニューに加えているそうです。ご主人のおすすめは『なまたまご』(50円)を、ルではなくご飯に混ぜる“たまごかけご飯カレー”とのこと、ぜひお試しあれ。

ランチにはカレーセットのほか数量限定の日替わり『気まぐれランチ』があり、こちらに+200円でカレールーを付け足すことも可能です。

表立って宣伝はしていませんがとご主人が奥にしまってある段ボールを開け、取り出したのは10種類以上もあるスパイスの容器。突然スパイスの良い香りが店中に立ち込めます。利用者には喫茶タイムに、スイーツやドリンクを心ゆくまで満喫してほしいとの思いで、このエキゾチックなスパイスの香りをわざと封印しているんだそう。

・喫茶店スイーツも充実しています

『チョコバナナパフェ』800円

14:00からの喫茶タイムはスイーツのオンパレード。重厚なグラスにアイスクリームととろーりチョコレートソースがレトロモダンな『チョコバナナパフェ』のほか、『コーヒーゼリーONアイス』(600円)や『パンナコッタ』(350円)などがメニューに並びます。

主にスイーツを担当するのは奥さん。慣れた手つきでパフェを組みたてていきます。ランチタイムの忙しい時間帯以外は、カウンター越しに利用客と会話を楽しむ姿が印象的。店のムードメーカーとしてなくてはならない存在です。

『アイスオレンジティー』550円

オレンジ果汁とダージリンティー、2層のグラデーションが爽やかな『アイスオレンジティー』は、たっぷり大ぶりなグラスで飲み応え◎。店内手作りの『生バナナジュース』や色鮮やかな『クリームソーダ』(各600円)から、深入りの『ブレンドコーヒー』(400円)や『ココア』『チャイ』(各500円)まで豊富なメニューが取りそろえられています。

『フォンダンショコラ』650円

ワンプレートで満足度の高い『フォンダンショコラ』は、かわいらしい丸いチョコレートケーキにホイップクリーム、断面にキャラメリゼした生バナナが添えられます。どちらも濃厚なチョコレートケーキとの相性ピッタリです。

とろ〜りチョコソースがあふれ出してくる仕掛けのフォンダンショコラは、絶妙な温度で提供されます。見た目のかわいらしさでカメラに収めたくなる気持ちもかりますが、おいしいタイミングを逃さないで♪

岡山出身の夫婦が営む喫茶店「KokoKasiko」は、お得なカレーセットや日替わりセットが味わえるランチタイムも、2人の穏(おだ)やかな人柄に触れられる昼下がりの喫茶タイムもどちらもおすすめです。

■詳細情報

■DATA

KokoKasiko(ココカシコ)

所在地
香川県高松市兵庫町7-13
営業時間
ランチ/11:00〜14:00
喫茶/14:00〜17:00

【高松】甘味処「ぶどうの木」で年中食べられる“あんもち雑煮”は讃岐の国のおもてなし♪

・ライオン通商店街「ぶどうの木」

ことでん片原町駅から徒歩約3分、高松三越のお膝元にある「ぶどうの木」は、居酒屋や多国籍料理店、カフェなどがひしめくライオン通商店街の一画で、1996年の創業以来、和風スイーツで香川県民を和ませ続ける甘味処です。

白塗りの漆喰(しっくい)壁と渋めの茶色のインテリアが落ち着く店内。テーブル席には季節ごとの生花が生けられ華やかな印象も。お茶だけのつもりでふらりと立ち寄った銀座の喫茶室で、ふいに出った甘味のおいしさに感動し、その店の名前にあやかって店名を決めたというオーナーの武内(たけうち)さん。高松にも人々を魅了する甘味処を根付かせたいと、この店の開店を決意したそうです。

・さぬき名物“あんもち雑煮”

『あんもち雑煮』690円

白みそ仕立てのだし汁にニンジンとダイコン、中央に“あんもち”が鎮座する全国でも珍しい讃岐の正月のごちそう『あんもち雑煮』。“お雑煮界のミステリー”として近年テレビ番組やSNSでその存在が露出してきましたが、地元香川でも正月にしか食べないものなので、県外の人にとっては話には聞くけどなかなかお目にかかれない幻の料理、それが同店では年中食べられるというから貴重な存在です。そら豆を炒(い)ってしょうゆに漬け込んだもう一つの郷土料理“しょうゆ豆”が小鉢として付きます。

同店で手作りした丸餅には、北海道産小豆を使用した自家製あんこがたっぷりイン。焼き餅ではなくやわらかく煮込まれた餅を白みその椀(わん)に入れ、下茹(ゆ)でしたニンジンとダイコンと青のりを少々をあしらえば『あんもち雑煮』の完成です。餅自体のサイズも大きいので、雑煮1杯といえどもしっかりとした食べ応えを感じます。

食べ方は?餅から食べるの?だしを先に飲むの?など、県外客からは質問の嵐がるそうですが「お好きなように、お好きな順番で」と笑顔で答えているそう。白みそに溶け出したあんこを、一緒にすするのもネイティブ流であります。

・冷たい甘味もいろいろあります

『カスタードプリンパフェ』980円

香川伝統のお菓子“おいり”でおめかししたカスタードプリンが頂上に君臨する『カスタードプリンパフェ』。店内で手作りするプリンはなめらかさとハードさを併せ持った食感で、ほろ苦いカラメルと相まって昔懐かしい味わいに癒やされます。グラスのバニラアイスやパイナップルと合わせて召し上がれ。

人気のプリンは単品でも注文可能で『カスタードプリン』『抹茶プリン』ともに650円でいただくことができます。

『抹茶プリンパフェ』980円

和風の甘味処らしく渋い緑が映える『抹茶プリンパフェ』。手作り抹茶プリンがなめらかで、抹茶の風味が口の中いっぱいに広がります。北海道産小豆を使用したあんこに抹茶アイス、抹茶の寒天とグラスの中身も抹茶くし。アクセントのおいりもお口直しにピッタリです。

パフェにはのほか『フルーツヨーグルトパフェ』『コーヒーゼリーパフェ』『チョコレートパフェ』(各980円)もラインアップされています。

『白玉あんみつ』780円

パイナップルと色とりどりの寒天の涼やかな見た目に目がいく『白玉あんみつ』ですが、同店オリジナルの手作りあんこと大ぶりな白玉が推しポイント。北海道産の小豆を時間をかけてじっくりと炊いた優しい甘さのあんこに、もっちり食感の白玉の相性がバツグン。

付け合わせの黒蜜は味変としても大活躍!個性のある素材たちが黒蜜を掛け合わせることで一体感を増すのが不思議です。お好きなはたっぷりかけてどうぞ♪

ほかにも『ヨーグルトぜんざい』(650円)や『フルーツ寒天』(880円)などの魅力的なメニューがずらり。じっくり迷って考えてオーダーしてみてくださいね。

・楽しい和風ドリンク

『カフェうぐいす』640円

ブレンドコーヒーやアイスティーからバナナジュースやミックスジュースまで喫茶店の定番ドリンクをひと通りそろえた上で、同店オリジナルのアレンジドリンクのメニューが秀逸なのです。

その一つ『カフェうぐいす』は名前からも感じる雅(みやび)な雰囲気。オリジナルコーヒーにホイップクリーム、その上に抹茶の粉末を振りかけた和風ウィンナーコーヒーといったところ。このシリーズには『カフェ黒糖』や『カフェベリー』(各640円)がラインアップ。

ショッピングや観光など街歩きに疲れたら、ほっとひと休みできる甘味処「ぶどうの木」。オーナーの武内さんが東京観光時に「こんな店が高松にあったらいいな」と構想した喫茶店を具現化しました。レパートリーの多い甘味のほか、観光客にも喜ばれる“あんもち雑煮”がヒットして、今ではお土産用『讃岐のあんもち雑煮セット』も人気なのだそう。未体験の人はぜひトライして。

■詳細情報

■DATA

ぶどうの木

所在地
香川県高松市百間町2-1
電話番号
087-822-2042
営業時間
10:00〜17:30
※日曜は5:00まで、12月29日(日)~2025年1月3日(金)は5時半まで

【高松】「宙帆のテラス ショップ&スローカフェ」心と体が整う自然派カフェで朝食&ランチはいかが

・「宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ」

ことでん琴平線栗林公園駅から徒歩約8分中央通りを隔てて、特別名勝栗林公園を目の前に見下ろせる立地のカフェ「宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ」は、アーチ型のガラスが特徴的な建物の2階部分に当たります。南側には4台分の駐車スペースが設けられています。

東・西・南の3方向をガラスで囲まれた圧倒的な明るさと開放感をった店内に一歩入ると、船の中にいるかのような錯覚に。店名“宙帆のテラス”の由来でもあります。外観の無機質な雰囲気とは異なり、カフェ内は公園や中央通りの喧騒(けんそう)がまるでうそであるかのように静かで心落ち着く空間です。

床材にはアカシアの木、床の下には竹を敷き詰め、インテリアにも木材をふんだんに使用することで、この静けさが得られたのだそう。

カフェの母体ならぬ“母帆(ぼせん)”である宙sora株式会社は、孟宗竹エキスや生体水を主原料にした「360°kagayaki」という自然派スキンケアの会社ということもあり、入り口には化粧品や竹の繊維を使った竹布の洋服、竹ガーゼが並びます。“素肌の健康は安全な食と腸から”をモットーに、体を緩めほっと一息できるスローカフェを始めたかったとオーナーは話します。

・豊かな食材を丁寧に調理したモーニング

『おむすびセット』638円〜

一見シンプルな『おむすびセット』ですが、可能な限り無農薬、有機栽培、無添加の材料を旬に合わせて提供しています。おむすびの主役である白米も香川県産のものを選ぶだけでなく、収穫時期によってはオーナーやスタッフが育てた白米が並ぶ日も。おむすびのおには「鮭」「海苔(のり)」「ネギ味噌(みそ)梅」があり、それぞれ+33円で選択可能。そのほか自家製みそを使った具だくさんみそ汁と卵焼き、手作りぬか漬けと旬のフルーツがセットになっています。

お腹の空き具合に合わせておむすびの大きさが大・中・小から選べます。また、メニュー表の5種類のうちからおむすびの塩をカスタマイズすることもできます。塩の特徴について詳細が書かれてあるので熟読して選ぶもよし、スタッフに相談するもよし、おむすび一つに本気で向き合う作業も楽しいものです。

好みにマッチした自分だけのおむすびを、注文後に結んでくれるとあればおいしくないはずがありません。ふっくら優しい握りたてのおにぎりはみずみずしく、米本来の甘を感じることができますよ。

セットの中のぬか漬けは、自家製の竹の粉で糠(ぬか)床を作り、フレッシュな野菜を漬け込んだもの。小さな小鉢に盛られた色とりどりのぬか漬け野菜たちもおむすびセットの中の名脇役です。

・オリジナルの調合が光ります

『薬膳カレー』1,550円

食べる漢方薬ともわれるカレーを、全程手作りし同店オリジナルの『薬膳カレー』に仕上げています。鶏がらスープをもとに、綾川町のカレー専門店「スパイス家族カラクラ」に調合を依頼したスパイスと完熟トマトやタマネギ、三豊産のスーパーフードモリンガなどをじっくり煮込んだ『マイルドチキンカレー』(1,078円)にさらに薬膳のアレンジを加えていきます。

素揚げのレンコンチップに、クコの実とナツメ、陳皮(ミカンの皮)があしらわれ、ベースのマイルドチキンカレーからさらに効能が充実した薬膳カレーです。鼻から抜けるスパイスと薬膳の香りを堪能してみて。辛さが苦手な人は生卵のトッピングがおすすめ。また、無農薬の完熟柿を使用した柿酢で漬けられたピクルスはお口直しにピッタリです。

朝摘みのホーリーバジルのウォーターサービスは、夏期限定のお楽しみ。自家農園でタネから育てたホーリーバジルは、爽やかな風味で体の中がリセットされたような気分になりますよ。カレーやその他メニューとも相性抜群です。

・滋味深い味わいが自慢です

『宙帆の手作り冷たい善哉(ぜんざい)』638円

手作りのあんこは無農薬で特別栽培の小豆を使用し、店内でコトコトやわらかく炊き上げられたもの。和三盆のやわらかい甘さがひとつまみの塩で引き立てられています。冷たいぜんざいにのるのは白玉ではなく、米から手作りした餅を香ばしくあぶりトッピング。オーツミルクとモリンガのアイスクリームもたっぷり盛られています。口たりもく体にもすんなり入ってくるような優しい食べ心地です。寒い季節にはかいぜんざいもおすすめアイスクリームの代わりに京番茶が楽しめますよ。

『滋養プリン』638円

「アレルギーがあってみんなと一緒のスイーツが楽しめない」という常連客の一言から生まれた同店オリジナルの体に優しいデザート『滋養プリン』。オーツ麦から作られるオーツミルク、甘味はナツメ、葛粉(くずこ)でプルプル食感を表現しています。

人工的な甘さではなく滋味深い自然の甘さが口の中にゆっくりと広がってゆく感覚です。洋風のプリンよりもくず餅やわらび餅などの和風の甘味の食感に近く、表面にたっぷりとまぶされたきな粉の香ばしさがマッチ。

・至福の一杯を丁寧に入れてくれます

スローカフェというだけあってゆっくりと時間が流れる空間の中で、スタッフが丁寧にじっくりハンドドリップするコーヒーを味わってみませんか。オーガニックの豆を挽(ひ)いた中深煎(い)りのものやノンカフェインコーヒー、玄米コーヒーなどもそろいます。

『グリーンコーヒーブレンド』693円

酸味が少なく苦味も控えめなバランスの取れた味わいの一杯。ミルクではなくオーツミルクを混ぜて召し上がれ♪コーヒーにはお茶請けとして小さな焼き菓子またはオーガニックナッツが付いてくるのもうれしいポイント。

『松葉ジュース』550円

松の葉をパウダー状にして水と合わせた『松葉ジュース』。松独特の風味も控えめで想像以上にサラリと飲みやすいドリンクです。一口含むと口の中がさっぱりとし、体の中まで浄化されるような感覚です。

街の中にありながら栗林公園の四季折々の自然を感じ、店内には木の香り、ご飯やコーヒーの香りで体をホッとめられる癒しの空間「宙帆のテラス」。厳選した食材を使用、丁寧に手を加えたことが伝わる心と体に優しい料理やドリンクがここにはそろいます。1日の始まりにはモーニング、午後からの活力にはランチをおいしく体に取り込んで、整う感覚を味わってみませんか。

■詳細情報

■DATA

宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ

所在地
香川県高松市栗林町1-12-1
電話番号
087-813-3038
営業時間
7:30〜14:00(L.O.13:30)