ランチ

【高松】古民家ダイニング「KODONA(コドナ)」“まごわやさしい”を取り入れた腸活ランチ♪

・ほっと落ち着く古民家ダイニング「KODONA(コドナ)」

ことでん仏生山駅から車で約8分、仏生山公園からは車で約5分。高松市香川町浅野の住宅街に店を構える「KODONA(コドナ)」は、こだわりの素材で作る腸活ランチが人気の古民家ダイニングです。

コロナ禍を経て免疫力と腸活の大切さに気づいた店主が、栄養バランスが整った7つの食材“まごわやさしい(マメ類、ゴマ、ワカメなどの海藻類、野菜、魚、シイタケなどのキノコ類、イモ類の頭文字をまとめたもの)”を取り入れたダイニングを2023年にオープンしました。

店名の「KODONA」は“こども”と“おとな”を組み合わせた造語で、店主が好きな俳優の言葉だといいます。そこには「大人になっても夢を諦めない。やりたいことを仕事に生きていく」という思いが込められています。

店内は靴を脱いでリラックスできるスタイルで、趣のある和の空間とおしゃれなドライフラワーが相まって、洗練された雰囲気を醸し出しています。

人気の窓際の席では、手入れされた庭を眺めて心が癒やされるひとときを過ごせます。テーブルに飾られた観葉植物やドライフラワーにも和みますね。

・小鉢が充実♪人気のKODONAランチ

『KODONAランチ/チキン南蛮』1,650円

『KODONAランチ』はメイン、ご飯、みそ汁、日替わり小鉢8品の合計11種類がセットになった、食べ応え抜群の人気メニュー。メインはチキン南蛮、煮込み豆腐ハンバーグ、とり塩唐揚げ、豚肉ときのこの柚子胡椒炒め、油淋鶏(ユーリンチー)の5種類の中から好きなものをチョイスして。
チキン南蛮は甘めのタレがしっかり絡んで、ついついご飯が進む一皿。たっぷりかかったタルタルソースは、なんとマヨネーズから手作りなんだそう。

『KODONAランチ/煮込み豆腐ハンバーグ』1,650円

手間暇かけて丁寧に作るヘルシーなハンバーグはふわふわと優しい食感で、キノコ、豆、ミニトマトが入ったかつお出汁(だし)がしっかり効いたタレが体の隅々まで染み渡ります。アクセントのミニトマトの酸味でさっぱりといただけますよ。

『KODONAランチ/とり塩唐揚げ』1,650円

かめばかむほどうま味を感じる唐揚げは、米粉の衣で揚げた食べ応えのある一品。一口頬張るとジューシーな肉汁があふれ、やみつきになること間違いなし。一つひとつのサイズが大きいのでボリュームも満点です。

『KODONAランチ/豚肉ときのこの柚子胡椒炒め』1,650円

クレソンが大盛りのこちらは、ちょっぴりピリ辛の味付けで男性の支持が熱い一品。キノコの風味と食感をしっかり感じられるので、キノコ好きにもイチオシのメニューです。

『KODONAランチ/油淋鶏』1,650円

甘酢あんがたっぷり絡んだ油淋鶏(ユーリンチー)は、食べる手が止まらなくなること請け合いのご飯が進むおかず。たっぷりの白髪ネギとともにいただいて。

『ミニチキン南蛮、ミニとり塩唐揚げ、ミニ油淋鶏』ランチ料金+各300円

プラス300円でメインメニューのミニサイズが味わえるボリュームアップメニューは、『KODONAランチ』をもっと堪能したい人におすすめ。魅力的なメインメニューから一つに選び切れない人は迷わずオーダーを。

・子連れランチはお子さまセットで決まり♪

『お子さまセット』700円

小学生以下の子ども限定メニューの『お子さまセット』は、おにぎり3つ、唐揚げ、ジュース、ゼリーが付いたセットで、大人のランチと同様に唐揚げの衣は米粉を使用。パパやママと同じものをいただけるのもうれしいポイントですね。

・ビジュアル◎テイクアウト専用お弁当

『KODONA弁当』2,160円

季節によって内容が変わる彩り豊かなテイクアウト専用のお弁当も手がけています。注文する場合は2日前までに公式InstagramのDMからオーダーを。
➡︎公式Instagramはこちら
ピクニックや持ち寄りランチなどでの利用はSNS映え抜群ですよ。

・体に優しい米粉パンと焼き菓子

11:00~14:00は、米粉を使った無添加のパンが魅力の店舗を持たないベーカリー「ほしのたね」のパンや焼き菓子が店頭に並びます。日によって提供する種類は変わりますが、豆乳クリームパン、塩パン、黒ゴマパンなどバラエティー豊かなラインアップ。ランチをいただいた後に、こだわり素材の優しいパンや焼き菓子をお土産にいかが?

ゆったり落ち着く雰囲気の中で味わうランチが人気の「KODONA(コドナ)」。体が喜ぶ腸活ランチを求めて、老若男女問わず多くの人が訪れます。ランチのほか、17:00から利用できる居酒屋、お弁当のテイクアウトなどのサービスも充実。スタッフのおもてなしの心にも魅了される同店で、身も心も癒やされてみませんか。

■詳細情報

■DATA

KODONA(コドナ)

所在地
香川県高松市香川町浅野2323-4
営業時間
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜22:30(L.O.22:00)

【高松】「カフェしるく」どこか懐かしいレトロ空間で楽しむ手作りの数々

・レトロな雰囲気満点の「Cafe silk(カフェしるく)」

JR鬼無駅から車で5分。弦打小学校から徒歩3分の静かな住宅街の中にある「Cafe silk(カフェしるく)」。お店の前のオブジェからも分かる通り、昭和の香りが漂うレトロな雰囲気が魅力のカフェ。2017年のオープン以来、ご近所さんや常連客から愛され続けています。

駐車場はよく目立つ看板を目印に。産業道路(県道176号)から1本西の通りですが、月〜土曜の7:30〜8:30は一方通行なので、入る方向にご用心。街中の喧騒(けんそう)から離れてゆったりとした時間を過ごすことができますよ。

「silk(シルク)」という店名の由来は、オーナーご夫妻の名前。2人の名前から一文字ずつ取って並べると「正絹(しょうけん=シルク100%の生地)」となることから、この名前にしたそう。夫婦愛にあふれるすてきなお店ですね。

店の前にはライトを掲げた人形がお店に誘導(?)。お店に入る前から、ワクワクとしますね。

・店内には自慢のコレクションがずらり

昭和のヒットソングが流れる店内には、オーナーご夫妻が共通の趣味で30年以上集めているというコレクションが、所狭しと並んでいます。今まで集めたコレクションは、何と数百点以上にも上る圧巻の数です。

主に大正~昭和時代に販売・使用されていたものを集めているそうで、祖父母のおうちに遊びに来たような懐かしさを感じることができます。

当時のお菓子に付いていた景品や食品メーカーの懸賞品、限定販売されたおもちゃなど、今ではなかなかお目にかかれない貴重な品もあるそうですよ。

同店はもともと納屋だった建物をリノベーションしているとあって、店内の柱などからも温かみを感じます。ちなみに、コレクションは棚や壁だけでなく、天井にも。見上げると、数々のレトロ看板が飾られています。所々さびているのがまた味わい深く、時代を物語っていますね。

壁に飾っているポスターなどは、季節によって入れ替えているとのこと。見たことのない驚きの品にも一期一会で出合えるかもしれません。

テーブルやイスはあえてそろえず、ほとんどがアンティークのものばかり。ひときわ目を引くスーツケースのテーブルは、実際に船旅などで使われていたものなのだそう。

それぞれのテーブルの上にも、コレクションの人形やおもちゃが。一つとして同じものがないので、何度訪れてもいろんな発見がきっとあるはず。食事だけでなく店内を見渡すだけでも楽しめるのが、同店の大きな魅力です。

・彩り豊かな人気のランチメニュー

『ミートライス』1,200円

店主イチオシの人気ランチメニューが、こちらの『ミートライス』。

香川県のブランド牛・オリーブ牛の中でもA5ランクのものを使用し、みそ仕立てで甘辛く味付けしています。日替わりメニューよりも、こちらを選ぶお客さんも多いそう。限定10食の提供なので、日によってはすぐに売り切れてしまうこともあります。自家製ピクルスとスープが付いているから、箸休めをしながら食べられますよ。

野菜もたっぷり盛られて栄養も食べ応えも満点。カラフルな彩りで食欲をそそります。

肉は少し濃いめに味付けされていて、どんどんご飯が進みます。ひと口食べるとすぐにまた口に運んでしまう、クセになる味わいです。

半熟卵を絡めて食べると、濃いめの味がマイルドになって◎。卵と肉を混ぜながら、味変を楽しんで食べ進めるのがおすすめです。

『懐かしオムライス』950円(テイクアウト850円)

こちらは、その名の通り懐かしさ満点のオムライス。しっかりと焼いた薄焼き卵で、ケチャップライスをぎゅぎゅっと包んでいます。ケチャップライスの中にはゴロゴロと玉ネギや鶏肉、グリーンピースが入っていて、これぞ王道。不思議とおばあちゃんが作ってくれたような、懐かしい気分に浸ることができます。

『懐かしオムライス』はイートインのほか、テイクアウトも可能です。彩りに添えられたパセリも存在感があり、赤と黄色と緑のコントラストが食欲をそそりますね。

また、スパイスカレーやローストビーフ丼、グラタンなど日替わりのランチメニューも登場。イートインのランチにはヨーグルトやコーヒーゼリーといったその日のミニデザートも付いています。事前にInstagramで告知をしてくれるので、気になる人はチェックしてみて。

・デザートやモーニングもお楽しみ♪

ランチだけでなく、モーニングやカフェタイムも魅力的なメニューが盛りだくさん。クラシックな模様の食器と一緒に、朝のひとときや昼下がりにゆっくりとレトロカフェグルメを満喫できます。

『クリームソーダ(緑)』650円

昔の純喫茶を彷彿(ほうふつ)とさせる『クリームソーダ』は、こんもり高さのあるアイスの隣に真っ赤なさくらんぼがちょこん。「これこれ!」と思わず声に出してしまうようなTHE定番のルックスです。

『フレンチトースト(アイス添え)』750円

8:30~10:30限定で楽しめるモーニングメニューは、朝からリッチな気分を味わえる『フレンチトースト』がスタンバイ。サラダやヨーグルトが付いているのも、うれしいですね。

大きくカットされたフランスパンはしっとりとした口当たりで、かめばじゅわっと広がる優しい甘さ。バターで焼き上げていて、甘じょっぱさがたまらない一品です。冷たくてあま~いバニラアイスを一緒に頬張れば、さらに幸せな気持ちにさせてくれますよ♪

『ベイクドチーズケーキ(アイス付き)』580円

少し酸味のある甘さ控えめでさっぱりとした味わいのチーズケーキは、前日から丁寧に仕込んで作られている自慢のデザートです。バニラアイスと季節によって変わるフルーツが添えられていて、見た目にも楽しいプレートに。

 

店内のコレクションはもちろん、食器やテーブル、イスまでオーナーご夫婦の愛とこだわりが詰まった店づくりと食事が魅力の「Cafe silk(カフェしるく)」。

レトロなコレクションに囲まれて、モーニングやランチ、スイーツを堪能しながら、日々の慌ただしさを忘れる時間をゆっくりと過ごして。

■詳細情報

■DATA

Cafe silk(カフェしるく)

所在地
香川県高松市鶴市町168
電話番号
080-2991-0469
営業時間
モーニング/8:30~10:30
ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)
※予約の際は、必ず電話で問い合わせを
※最新の営業日はInstagramで確認を

【高松】五感に栄養♪「Nカフェ&ギャラリー」で食事もアートも楽しむ特別なひとときを

・アートも楽しめる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」

ことでん志度線松島二丁目駅、長尾線花園駅の各駅から徒歩約9分。高校第一中学校の南東に位置する交差点から、「香川時計商会」を左手にして南に進んだところに「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」はあります。高松市多賀町の閑静な住宅街でひときわ目を引く外観は、コンクリート壁、石調タイルの目隠し塀、トタン壁が無機質でインダストリアルな雰囲気を醸(かも)し出しています。真っ赤な丸い看板を目印に。

店の前と少し離れたところにも駐車場があり、12~13台は停められるので、車での来店もOKです!第二駐車場の場所は店前の駐車場に入ってすぐ右手に表示があるので確認を。

店舗はもともとフレンチレストランがあった場所を譲り受けたそう。オーナーの野口さん親子はお母さまがステンドグラスの教室を運営し、息子さんは陶芸家兼デザイナー。兄弟もそれぞれ建築家など、いわゆるアーティスト一家です。モノづくりから派生して“人が集まれる場所をつくりたい”という思いと、それを実現できる場所を得られたこと、息子さんが地元・高松に帰ってきたことなどのさまざまなタイミングが重なり、2015年にギャラリー併設カフェとしてオープンしました。

実は、カフェを運営しているのは同ギャラリーの展示会で作品を出品している作家の皆さん。作家にとっては自身の作品を発表できる場でもあり、接客を通してその反響を肌で感じたり、人脈や作家同士のつながりを得る場にもなっています。店名の“N”には野口さんのイニシャルに加え、そうしたモノづくりの“仲間たち”という意味合いも込められています。

無機質な外観から店内に足を踏み入れると一転、白をベースにした明るく優しい印象に。そこで一役買っているのが、やわらかな光を通すステンドグラス。実はこちら、野口さんのお母さまの作品の一つなんです。カウンタ―に並ぶ食器なども作家の作品です。

通路をそのまま進むと正面に見えてくるのがギャラリーです。ここではおおよそ1カ月をベースに年に16~17回ほど、展示会を開催しているそう。取材時は愛媛県今治市の工芸作家“桑原孝氏の作陶展”が催されていました。作品は購入も可能なので、気になる作品に出合えた時は、気軽にスタッフに声をかけてみて。

ギャラリーの右手にはカフェスペースが広がります。席は4人掛けが4つ、2人掛けが2つあり、天井の高さも相まって、余白を楽しめる開放感のある空間になっています。店内に飾られているステンドグラスのランプや絵画、キリンのオブジェなどはすべて野口さん家族が手掛けた作品。

アート鑑賞で心癒されたり、大きな窓から中庭の景観を眺めながら食事を楽しんだり、なんとも贅沢な時間が過ごせます。庭でひときわ存在感のある立派な松の木は一見の価値あり!遊び心を感じさせる、窓際を歩く黒猫のシルエットも探してみて。

・テーマが変わる!?『おすすめプレート』

『おすすめプレート』1,200円

『おすすめプレート』は約2週間ごとにメニューが変わります。その日のメニューは入り口の黒板に書いてあるので確認を。取材日はショートパスタのボロネーゼ、豆のヨーグルト和え、ゴボウのポタージュ、パン、自家製ピクルス、グリーンサラダ、ミニデザートのほうじ茶寒天、ホットコーヒーでした。

ほとんどのメニューは野口さんのお母さまが考案し、そこにスタッフみんなで意見を出し合って決めているそう。鮮やかな彩りで目にも楽しい『おすすめプレート』は、作家たちが考えたメニューだけあって「色使いは意識しています」と野口さん。こうした料理に使われている食器も実は作品なのでチェックしてみてくださいね。

14:00まで提供のランチメニューは、このほか『シチューオムライス』(1,300円)『いりこ出汁(だし)のカレー』(1,100円)『オムライス』(1,200円)『ビーフシチュー』(1,200円)がスタンバイ。すべてにサラダ、デザート、ホットコーヒーまたは紅茶(オーガニックアールグレイ)が付きます。+50円でドリンクをアイスに変更もできますよ。

イタリアの伝統料理でもあるボロネーゼは、ニンニク、タマネギ、ニンジン、トマトなどの香味野菜と国産の粗挽(び)き肉をじっくり煮込んだ手の込んだ一品。写真の通り、らせん形状のショートパスタはソースが絡みやすく、ボロネーゼのような濃厚ソースにはぴったりです。ゴロっとした肉のうま味と野菜の甘み、そしてバジルの香りを堪能あれ。

サイドメニューも見逃せません。ぜひ食してほしいのが、食物繊維が豊富なゴボウをたっぷり使ったポタージュ。丁寧に裏ごしされたクセのないまろやかな味わいで、素材の風味とコクがしっかり感じられます。ほっとする優しい味に心も癒やされますよ。季節に応じて温・冷と変えてくれるのもうれしいポイントです。

たっぷり盛られたグリーンサラダは、オニオンドレッシングとトッピングされたフライドオニオンを合わせて召し上がれ。ひよこ豆のサラダまで付いていて、栄養バランスは◎。群馬県桐生市のベーカリーから取り寄せている全粒粉パンは軽くトーストされて表面がカリっとした香ばしさ。そのまま食べるのはもちろん、ボロネーゼをのせたり、ポタージュに合わせたり、お好みでどうぞ。

自家製ピクルスはパプリカ、タマネギ、そしてキクラゲというピクルスには珍しい食材も使用。一皿でそれぞれ違った食感が楽しめるのがうれしいですね。味の決め手となる酢は、伝統製法で280余年続く三豊市の醸造米酢「仁尾酢」が使われています。芳醇(ほうじゅん)な香りと深い味わいに納得。ピクルスの食材はその時手に入るもので変わるそうなので、何が出てくるかは当日のお楽しみに♪

“食後の口直しに”と考えられたデザートは、ほうじ茶の寒天に北海道産のあんこをトッピングしたもの。言うまでもなく、組み合わせの相性は抜群!お茶の香りを楽しみながら、あんこの甘さも味わえて、一口で二度おいしい&うれしい一皿です。

・バラエティーに富んだオリジナルスイーツやドリンク

『チェ―』700円

あまり聞きなじみのない『チェ―』はベトナム語でお茶を意味し、日本でいうかき氷やぜんざいのように、暑い日によく食べられているベトナムの伝統的スイーツです。スタッフの一人が旅先で出合い、食べやすいようにアレンジしてメニューの仲間入りをしたそう。6月下旬~9月下旬の季節限定メニューですが、人気は高く、暑くなってくるとお客さんの待ち望む声が聞こえてくるほど。

ココナッツミルクと牛乳を混ぜ合わせた中に入っているのは、ミカンやマンゴーといったフルーツ、ほうじ茶寒天、タピオカ、求肥(ぎゅうひ)、焼き芋、塩で炊いた金時豆など。その上に自家製あんこをトッピングしています。「一体、どんな味?」と気になるところですが、どこか懐かしく感じる、さっぱりとした優しい味で、まさに暑い日に食べたくなる一品です。塩豆のしょっぱさが程良いアクセントになっていて、とても食べやすく、ファンが多いのもうなずけます!

『赤米miniおはぎ』500円

下が見えないほど、たっぷりあんこがかかった赤米のおはぎ。“mini”と書いてあるものの、おはぎが2つ入っていて食べ応えは十分です。もち米と合わせて炊いた赤米は栄養価が高く、食物繊維は白米の約8倍だそう。あんこの上品な甘さが絶妙なので、甘い物が欲しい時にはおすすめです。

お気づきかもしれませんが、同店ではあんこを使ったスイーツが多いです。「大鍋では味が落ちてしまうので、小さい鍋でほぼ毎日のように何度も炊いているんですよ」と手をかけ、時間をかけ、一品一品丁寧に作っている様子が伝わってきます。おうちでも味わいたいというあんこ好きの人には、瓶入りのあんこ(500円)も販売していますよ。

『おからケーキ』450円

オーガニック素材を使った『おからケーキ』はしっとりとした食感。甘さは控えめで飽きのこない素朴な味わいです。添えてあるラムレーズンは一緒に食べるとラム酒の香りが広がり、少し大人な味に。おからが苦手な人や小さい子どもも、ラムレーズンのほか、あんこやリンゴのコンフィチュールといった3種のトッピングから選べるので、食べやすくなっています。

『自家製クラフトコーラ』600円

こちらもスタッフが飲んでおいしかったクラフトコーラを自分たちでも作ってみよう!というところから商品化に至った『自家製クラフトコーラ』。沖縄の黒糖、スダチ、地元のレモン、ネーブルにカルダモンやシナモン、クローブ、ショウガなどのスパイスをたっぷり、オリジナルの配合で丁寧に煮出しています。スパイシーでありながら、軽やかな甘さもあって、さっぱりとした喉越し♪見た目にも爽やかな一杯です。3倍の炭酸水で希釈して飲める『クラフトコーラシロップ 瓶入り』(1,000円)も販売中です。

店づくりや空間演出、提供されるメニューのすべてにクリエイティブな感性が垣間見られる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」。「そういうストーリーが見えてくると興味を持ってもらえて、行ってみようかなと思ってもらえますよね」と野口さん。当初思い描いていた“人が集まる場所”としてのギャラリー併設カフェは、10年目を迎えて理想の形に近づいてきたと言います。

カフェだけ、ギャラリーだけの利用も可能ですが、時間が許すならどちらも合わせて体験するのが同店ならではの過ごし方。好きな作品や作家との出会いもあるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)

所在地
香川県高松市多賀町3-16-14
電話番号
087-813-0676
営業時間
月~水曜/11:30~16:00
土・日曜、祝日/11:30~16:30

【高松】「サンドシェリー」でカジュアルに本格フレンチランチを♪

・フレンチレストラン「Sandwicherie(サンドシェリー)」

高松三越や高松中央郵便局など商店やオフィスビルがひしめく高松の中心地・内町に、フレンチレストラン「Sandwicherie(サンドシェリー)」はあります。本格的なフランス料理がいただけるにもかかわらず、気軽にランチやテイクアウトのサンドイッチや惣菜などを利用できるとあって、ランチタイムには近隣のオフィスワーカーや買い物客でにぎわいを見せます。

店内には外光が優しく差し込み、白い壁に落ち着いたアースカラーで統一されたインテリアは、品を感じさせながらも気取らず食事が楽しめる居心地の良さがあります。オープンキッチンなので、シェフの料理姿を垣間見ながら、美しくも味わい深い料理に舌鼓♪

お客さんとの会話を大切にしているという話好きなオーナーシェフ熊谷さんと、テキパキとシェフをサポートするスタッフの赤尾さん。肩肘張らずにフレンチを楽しんでもらえるようにと、気取らず気さくな接客が印象的です。とはいうものの、熊谷シェフは高松市の老舗フレンチ「ボワ・エ・デュポン」の木場シェフの弟子にあたり、フランスやベルギーなどヨーロッパ4カ国での修行経験を持つ凄腕シェフでもあります。

・気取らず味わえるフレンチランチ

商業エリアに位置するため、多くのオフィスワーカーがランチを目指して来店。可能な限り昼休みの限られた時間の中でランチを楽しんでもらいたいと、本格的な味わいはそのままに、カジュアルで手軽に食べられるランチセットがラインアップされています。

『シェフのきまぐれセット』1,750円

メインのプレートが日替わりで楽しめる『シェフのきまぐれセット』は、パン、スープ、サラダが付いたランチセットです。取材時は、地鶏を香草と一緒にローストしたプレートで、素材のうま味を閉じ込めた焼き具合が絶品。シェフ渾身(こんしん)のソースは、トラディショナルな濃厚なバターのコクとピンクペッパーのアクセントが際立ち、地鶏との相性がピッタリです。日替わりのラインアップには、瀬戸内産の白身魚のポワレや国産ポークのグリエ、ハンバーグなど人気のメニューが入れ替わります。

『キッシュランチ』1,100円

チーズ、エビ、サーモンの3種類のテイストから好きなキッシュを選ぶことのできる『キッシュランチ』は、サラダとスープが仕立てられていて手軽にフレンチを楽しめると人気です。昼の休憩時間がシビアなビジネスマンにとって『キッシュ』(各600円)を単品でテイクアウトできるというのもうれしいポイント。

さっくり焼き上げられたキッシュは、ホウレンソウやコーン、オリーブやズッキーニといった季節の野菜が、チーズとスクランブルエッグのアパレイユをまとって生地の中にぎっしりイン。口の中に広がる素材のハーモニーを堪能してみて♪

・優雅にランチ+αも楽しめます

『本日のデザート(ティラミス)』350円

ランチを食べた人だけがオーダーできる食後のデザートプレートです。日によって変わるデザートにはパウンドケーキやシフォンなどのレパートリーがあり、取材日はティラミスでした。エスプレッソがたっぷりと染み込んだ生地とマスカルポーネチーズの濃厚な味わいのティラミスに、爽やかなフレッシュフルーツとシェフお手製のフルーツソースが彩りを添えます。

『グラスワイン』880円〜

時間にゆとりのある人は、昼からワインという優雅なランチタイムもおすすめですよ。人気のシャルドネ系や香り豊かなソーヴィニヨン系、産地もフランスやチリなどがそろいます。その日のおすすめのグラスワインについては気軽にスタッフに尋ねてみて。

『ノンアルコールシャンパン』1本1,000円

食事とともにワインやシャンパンの雰囲気を楽しみたい人にはこちら!日本で製造されているこのドリンクは、ノンアルコールだけどフルーティー。高貴な香りがするシュワシュワの炭酸ソーダがまるでシャンパンのよう。ランチ時に注文する女性が多いというのも納得です。

熊谷シェフが腕によりをかけて作る料理を気軽に楽しめる小さなフレンチレストラン「Sandwicherie(サンドシェリー)」。ランチやテイクアウトでも存分に堪能できますが、ディナーコースでは活気あふれる昼の雰囲気とは一転、ゆったりとした空気感の中で優雅に本格フレンチを味わえます。親しい人との会食や記念日などにも重宝しますよ。

■詳細情報

■DATA

Sandwicherie(サンドシェリー)

所在地
香川県高松市内町1-1 土居ビル
電話番号
087-813-0606
営業時間
ランチ/11:30〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/18:00〜21:00(L.O.20:00)

【高松】「spice U up(スパイスユーアップ)」で創作スパイス料理とお酒を楽しんで♪

spice U up(スパイスユーアップ)

「spice U up(スパイスユーアップ)」は、2023年1月にオープンした創作スパイス料理店です。高松地方裁判所から徒歩約1分、最寄り駅のことでん片原町駅や高松築港駅からは徒歩約7分。高松三越寄りの兵庫町商店街から一本入った路地でひときわ目立つイエローの外観が目印です。

外装と同じく鮮やかなイエローがアクセントカラーに使われている店内は、“居酒屋”とはまた異なる洗練された空間。オープンキッチンスタイルのカウンター席がメインなので、男女問わず1人で訪れる人も多いそう。

2〜4人で利用しやすいテーブル席も完備。当日のランチメニューや、一品料理の“Uraメニュー”は、壁面の黒板に書いてあるので要チェック!鮮魚や旬の素材を使用した料理は裏メニューというスタイルで提供されています。生もの系以外はほぼテイクアウトできる点も便利。14:00まではランチメニューのみオーダー可能ですが、14:00以降は全メニュー楽しめます。

屋号に使われている“spice up”には、スパイスを加えるという意味のほか、〜に刺激を与える、〜にひと味添える、〜を活気づけるなどの意味があります。料理やお店、そしてお客さんの日常に刺激を与えたいという思いから、この店名になりました。間の“U”は、お客さんの“you”と、スタッフ2人の名前をかけてあるそう。なんだか元気がもらえるかわいい響きがすてきですね。

スパイスが決め手のランチメニュー

『日替わりランチ』1,200円

ランチタイムは日替わりのメニューが味わえます。スパイシーと聞くと辛いイメージがあるかもしれませんが、同店では辛いものが苦手な人や子どもも食べられるような味付けを心がけているのが特徴。スパイスの香りや味の変化を楽しんで。
メインの料理は平日2種類、土日は3種類(1,500円)がスタンバイ。追加料金なしで合いがけや大盛りもOK。雑穀入りの県産米ご飯に副菜5品も付いて盛りだくさんなプレートです。

『ほうれん草ポークカレー』

取材日のランチは、『ほうれん草ポークカレー』と『スパイシーチキン南蛮』でした。『ほうれん草ポークカレー』は、やわらかい厚切り豚肉がたっぷり。ほんのり辛さがありつつもスパイスの奥行きが感じられ、調和の取れた味わいです。『担々カレー』や『ベビーホタテのとろ玉カレー』『豚肉とピーマンのビンダルー』『アサリとキャベツのカレー』などが今までに登場しています。

『スパイシーチキン南蛮』

オリジナルのタルタルソースがたっぷりかけられた『スパイシーチキン南蛮』は、“チキン南蛮の日”である7月8日限定のメニューでした。鶏肉のうま味が感じられ、トッピングのナッツがいいアクセント。季節や行事のタイミングなどによって日替わりメニューを考えているそう。

『カルー』500円〜 ※内容により値段変動あり

開店時間の11:30からアルコールをいただけるので、カレーのルーだけの『カルー』をアテとして注文するのもありです。こちらの内容もその日次第。14:00以降は種類を選べる場合もあるので聞いてみて。

スイーツやドリンクも見逃せない

『カルダモンのアイス』550円

スイーツにもスパイスが使われているのがユニークなポイント。自家製の『カルダモンのアイス』は、カルダモンを牛乳に煮出して香りを移し、種の食感も楽しめます。爽やかで優しい風味が食後にぴったり。ランチを注文した人は、チーズケーキなど約3種類のスイーツやドリンクもオーダーできます。ランチタイムが終わる14:00以降はワンドリンク制でカフェ利用もOK。

『ナチュラルワイン グラス』900円〜

グラスワインはその日のラインアップ数種類から選べます。スパイシーかつ優しい味わいの料理をアテに、厳選したナチュラルワインをどうぞ。

『本日のスパイスサワー』700円

スパイスを漬け込んだアルコールを炭酸で割った『本日のスパイスサワー』も注目のメニュー。スダチと実山椒(みざんしょう)を漬け込んだものやラムレーズンなど、数種類から選べます。

『ハンドドリップコーヒー』ホット450円/アイス550円

コーヒーでまったりカフェタイムもおすすめ。愛媛県のコーヒー焙煎所『Coffee Reberb(コーヒー リバーブ)』から仕入れる豆をオーダーごとに挽(ひ)いて、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れます。深煎(い)りを中心とした3種類の豆から選べて、お茶菓子付き。平日ランチをオーダーした人は100円引きになるサービスも。

「spice U up(スパイスユーアップ)」はランチタイムからディナーまで通し営業なので、昼ご飯や昼飲み、ランチタイムを逃してしまった人、居酒屋感覚でも楽しめる創作スパイス料理店です。メニューはシーズンごとに変わるので、訪れるたびに新しい発見がありますよ!スパイシーなアテでお酒も楽しんで♪

■詳細情報

■DATA

spice U up(スパイスユーアップ)

所在地
香川県高松市寿町2-4-12
電話番号
087-813-4643
営業時間
11:30〜20:00最終入店
※ランチタイムは席の予約ができません
※ランチの取り置きは可能

【さぬき】「蕎麦カフェ心呼庵(ここあん)」で体も心も喜ぶそば&スイーツのランチを♪

・「蕎麦カフェ心呼庵(ここあん)」

さぬき市志度の分譲住宅団地・オレンジタウンの憩いのスポット、オレンジガーデン内にある「蕎麦カフェ心呼庵(ここあん)」は、JR高徳線オレンジタウン駅から徒歩3分ほど。藍色ののれんにかわいらしいお店のキャラが目印のそば屋で、店の前には約15台ほどの駐車スペースがあり、オレンジタウンに住むご近所さんをはじめドライブがてら市街や県外から訪れる人も多く見受けられます。JRの駅が隣接しているので、さぬき市までの車移動が難しい人や、そばと一緒にアルコールを楽しみたい人にもうれしい立地ですね。

スイーツのショーケースとパンや物販のコーナーが迎えてくれる店内は、吹き抜けの天井が広々とした印象で、奥に進むとカウンター席、さらにその奥にはテーブル席が設けられています。カウンター前にはそば打ち専用のブースがあり、時間によってはご主人がそばを打つ姿を目の前で見ることもできますよ。

広々とした明るいカフェスタイルの別室には、ウッディーなフローリングに窓向きのカウンター席とテーブル席が。緑豊かなオレンジガーデンの雰囲気の中、楽しい気分でランチやカフェタイムを過ごせそう♪

・入魂の本格手打ちそば

ご主人の小亀(こがめ)さんがそば作りにおいて大切にしているのは、季節や気温、天気に応じて、その日一番コンディションの良いそばを打つこと。秋田や長野、福井、三重といった、全国津々浦々のそばの産地のバリエーションを広く取り扱い、湿度が多い日は太平洋側、カラッとした日は日本海側と使い分けているのだそう。

およそ10人前のそばを打つのに1時間ほどかけるというご主人。営業日は夜が明ける前から仕込み始め、一つひとつ丁寧に手作業で作り上げています。そば打ちするご主人の姿を目にして興味を持った人は、そば打ち教室も開催しているので気軽に問い合わせてみて。

・四季を感じる蕎麦ランチセット

『Aセット(盛り蕎麦とミニ天丼)』1,650円

初めての人には、打ちたてのそばの風味を楽しめる盛りそばにミニ天丼、小鉢に漬物、ミニデザートまで付いたAセットがおすすめ。付け出汁(だし)は5種類のカツオ節をオリジナルでブレンドし、醤油(しょうゆ)は高松市一宮町にある「広瀬醤油」の甘口醤油を使用。香川県民の口に合ったほのかな甘みを感じる出汁です。そばは盛りのほか、かけそばや冷温盛りそばに、天丼はエビと野菜の天ぷらへ変更することも可能です。

同店では通常9割がそば粉、1割が国産小麦の九割そばなのですが、セット料金に+220円で十割そばに変更することもできます。また“0”のつく日は“10割デー”と称し、貴重な十割そばを通常のそば料金でいただくことができるお得な日。この日を狙って来店する常連もたくさんいるというのも納得です。

ご主人おすすめのエビと野菜天が入ったミニ天丼。エビのうま味を引き出す特殊な下処理を施し、プリプリ食感が楽しめます。そのほかニンジンやカボチャ、サツマイモなどの揚げたての天ぷらに煮切った甘めのタレとご飯がよく合い、箸が止まりません。

『Bセット(冷たいすだち蕎麦と酵素玄米おにぎり)』1,560円

Bセットは『えび天ぶっかけおろし蕎麦』や『きつねなめこ蕎麦』『きつねとろろ蕎麦』などの具だくさんな汁そばがラインアップされていて、付け合わせのご飯は、シンプルな白米のおにぎりか酵素玄米のおにぎりから選べます。もちろんこちらのセットにもうれしい小鉢・漬物・ミニデザート付き。

夏期限定の『すだち蕎麦』は徳島県産のスダチのスライスがたっぷり盛られ、見た目からも涼しさが伝わってきます。出汁自体もカツオや昆布などの深みとスダチの爽やかさが相まって、そばとともに飲み干せてしまうほど。涼を求めて夏限定の『すだち蕎麦』、いかがですか。

玄米と小豆と塩の3点というシンプルな原材料。これらを圧力鍋で炊いて10日間発酵させたものが発酵玄米です。同店では食べやすいようおにぎりにして提供。もっちりとした食感とかめばかむほど出てくる甘みが特徴で、腸活にもおすすめだそうです。

・「米恋(ココ)シャルム」のパン&スイーツ

カフェ部門を担当するのは奥さまの知世さん。アレルギー体質で大好きなスイーツを小さい頃から諦めていた知世さんは、「それなら自分で作ればいい」と発想の転換でパン&お菓子作りを始めたそう。小麦粉を使わないグルテンフリー、卵や乳製品、ハチミツなどの動物性の食材を使わないヴィーガンの製品にこだわり、自身同様にアレルギーのある人も楽しめるパンやスイーツを手がけています。

『米粉ロールパン』360円〜

小麦の代わりに米粉を使用してこねたパンは、米粉独特のもっちり&しっとりした食感が楽しめます。天然酵母や甘味にてんさい糖を使用するなど、体に優しい食材をとことん追究したパンです。コッペパンとロールパンの2種類があり、ロールパンには綾川町の「山清(やませい)」のあんこを使用したものや、シナモンレーズン、ヴィーガンチョコレート、ピーナツバターなどのラインアップが季節によって入れ替わります。高松市のTSUTAYAサンシャイン通り店や西宝町店でのワゴン販売やオンラインショップでも購入可能なので、Instagramをチェックしてみて。

➡︎「米恋シャルム」公式Instagramはコチラ

『ケーキ』430円〜

奥さまが一つひとつ丁寧に手作りするヴィーガンスイーツは、濃厚なチーズケーキをはじめ季節のフルーツを使ったショートケーキや『ガレットブルトンヌ』『コーヒーサブレ』などの焼き菓子まで多彩にそろいます。現在でもヴィーガンスイーツの研修に積極的に参加し、日々進化するヴィーガン素材をいち早く取り入れる徹底ぶり。生クリームのように見えるクリームは、ココナッツ風味のヴィーガンクリーム。代用品としてではなく、この軽やかなココナッツクリームを目当てに買い求める人も多いのだそう。日ごと、季節ごとに提供されるスイーツは変わるので、店頭のショーケースで確認を。

『発酵チーズケーキ』660円

まるで濃厚なチーズケーキそのままの『発酵チーズケーキ』は、豆乳ヨーグルトを4時間以上発酵させチーズの香りに近づけるという手間暇かけた絶品スイーツ。どことなく燻製のような香りも漂う風味豊かなこちらは、全国のヴィーガンスイーツを食べ歩く人が大絶賛したり、ヴィーガンではない人もこのチーズケーキ目当てに訪れたりする人もいるほど。

お得なケーキセットは、ショーケースから好きなケーキとドリンクをチョイス可能で、ドリンク代が150円引きで利用できますよ♪

・楽しいイベント盛りだくさん

来店するお客さんやなじみの人、近所の子どもたちの喜ぶ顔が見たいと、年間を通じてさまざまなイベントも企画しています。前述のそば打ち体験やそばの十割デーのほか、夏と秋には新そばのイベント、そして夏休み期間の毎週金曜には、17:00〜21:00の時間帯にお店がビアホールと化し、居酒屋メニューとかき氷などをお祭り気分で楽しめるイベントも予定。JRの駅が近いのでアルコール利用の人も楽しめそうですね。詳細はInstagramで確認を。

『かき氷(抹茶)』650円

ビアホールで提供予定のかき氷も小亀夫妻のこだわりが満載。抹茶のかき氷には自家製の甘酒と山清のあんこがトッピングされ、さらに手作りの白玉がオン。そのほかてんさい糖を使用したシロップに、ブルーベリーや桃など季節のフルーツをトッピングしたかき氷や、甘酒スムージーなどもラインアップ予定。ここでしか味わえない優しい味わいの夏のデザートを食べに出かけてみては。満席の可能性もあるので、予約がベターです。

本格手打ちそばの「心呼庵(ここあん)」とヴィーガン&グルテンフリースイーツの「米恋(ココ)シャルム」。どちらも体に優しい素材を厳選したとびきりのごちそうがいただける郊外のレストランです。仲睦まじいお2人が計画する楽しくてお得なイベントも目が離せませんね。

■詳細情報

■DATA

蕎麦カフェ心呼庵(ここあん)/米恋(ココ)シャルム

所在地
香川県さぬき市志度5055−67
電話番号
087-880-5517
営業時間
心呼庵
ランチ/11:00〜16:00(売り切れ次第終了)
※12月〜3月は15:00終了
ディナー/18:00〜22:00(予約のみ)
※2日前までに要予約

米恋シャルム
11:00〜16:00
※16:00以降要予約

【高松】花屋が営む「カフェスタイル ハヅキ」おしゃれな空間で贅沢なランチはいかが?

・花や観葉植物に囲まれた空間「カフェスタイル ハヅキ」

JR高松駅から東へ徒歩約15分、ことでん築港駅からは徒歩約10分。レストランやカフェ、お土産ショップなどが並ぶレトロな倉庫街の北浜アリーから徒歩1分、こちらも元倉庫を活用した複合施設「N.Y GALLERY(エヌワイギャラリー)」の一画にある「Cafe Style Hazuki(カフェスタイル ハヅキ)」。昼はランチやスイーツ、夜は本格中華が味わえるカフェレストランで、大人数でのパーティーなどの貸イベントスペースとしても利用できます。
店先には花や観葉植物がずらりと並び、入る前からワクワク感が高まります。

もともとは船で運ばれてきた米を保管していた倉庫をリノベーションしていることから、冬は暖かく、夏はひんやりしているそう。筋交いの入った窓からは北濱恵美須神社と木々の緑がのぞき、歴史を感じられるスポットでもあります。

吹き抜けの開放感のある店内は着席では90人、立食で150人まで対応可能で、ウェディングやライブ、セミナー会場などに活躍する多目的カフェとしても人気です。
併設の花屋「グレースマーケット」が運営していることもあり、観葉植物や花があふれる店内は癒やし効果も抜群ですよ。

・贅沢な懐石ランチで至福のひとときを

『懐石ランチ』1,380円

メイン料理にスープ、サラダ、ライスが付いた『懐石ランチ』は同店の人気メニューで、女子会やママ会におすすめ。メインの料理は2~3日で替わるので、何がいただけるかは行ってみてからのお楽しみ♪
ランチはこのほか、『パスタランチ』(1,500円)、『ステーキランチ』(2,750円)、『ビーフカレーランチ』(1,200円)、『Hazukiランチ』(要予約・3,500円)と豊富なラインアップ。ちょっぴりリッチな気分を味わえるランチを心ゆくまで楽しんで。

・フルーツたっぷりのスイーツが自慢

『レアチーズケーキ』880円

真っ白な自家製レアチーズケーキと旬のフルーツが一度に楽しめるこちらは、さっぱりとした味わいで、甘酸っぱい果物との相性も◎。ランチのデザートにもぴったりですよ。

『本日のチーズケーキ』880円

同店のチーズケーキは2種類をスタンバイ。『本日のチーズケーキ』はフルーツがふんだんに散りばめられたカラフルな一皿で、華やかにカットされたフルーツがプレートをおしゃれに彩ります。

『恋するプリン』880円

大きめのプリンの周りにフルーツがどっさりのった食べ応え抜群のプリンは、カスタードの優しい甘さ、カラメルのほろ苦さ、フルーツのフレッシュな酸味が一度に楽しめる一皿。見た目も味も乙女心をくすぐる、まさに名前の通り『恋するプリン』なのです。

このほか、スコーン、ベルギーワッフル、みつ豆、パフェなどバラエティー豊かなスイーツが和洋そろっているので、気分に合わせてチョイスして。

・ドリンクメニューも抜かりなし

『フラワーガーデンティ』660円

カラフルな花が咲き乱れる花園をイメージしたという華やかなフレーバーティー。ポットからカップに注ぐと、ふんわりとフローラルな甘い香りが立ち込めます。たっぷり2杯分の紅茶が楽しめるポットサービスで提供されるので、ゆっくりとカフェタイムを過ごしたい人はぜひオーダーを。
フルーツをミックスした『フルーツガーデンティ』(660円)もありますよ。

『ストロベリーミルク』660円

ピンク色がかわいいこちらのドリンクは甘過ぎずさっぱりとした飲み口で、フレッシュなストロベリーの甘い香りに包まれて幸せな気分に。スイーツのお供にもおすすめです。

『生き様ビール』660円

同店オリジナルの香川県産の地ビールで、種類はケルシュ、スーパーアルト、ヴァイツェンの3種類。店内でいただけるのはもちろん、お土産として購入もOKで、ビールと花をセットにしたギフトに喜ばれること間違いなし。瓶のラベルには、オーナーが好きな花とハヅキの建物が描かれています。

・夜カフェは本格中華で決まり!

『冷やし担々麺』1,800円

夜に登場する「キッチン宮本」で、元五つ星ホテルの料理人・宮本シェフが腕を振るう本格四川料理はいかが?『冷やし担々麺』はたっぷりの具材と麺がピリ辛の冷たいスープに絡んで暑い季節にぴったりの一品です。
夜カフェでは、ライブ感が楽しめる鉄板焼きやコースメニューも取りそろえています。利用する際は予約を忘れずに。

『シェフおまかせワインプレート』3,000円

中華以外にもワインに合うおつまみもスタンバイ。チーズや生ハムなど、ワインに合う料理を少しずついろいろ堪能しながら、おしゃべりに花を咲かせて。

昼はランチやスイーツ、夜は本格中華、鉄板料理が楽しめ、女子会や誕生会、結婚式の二次会などさまざまなシーンで利用できる「カフェスタイル ハヅキ」。観葉植物や花であふれる華やかな店内で、癒やしのひとときを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

Cafe Style Hazuki(カフェスタイル ハヅキ)

所在地
香川県高松市北浜町12-7 N.Y GALLERY
電話番号
087-811-4530
営業時間
ランチ/11:30〜14:00
カフェ/11:00~18:00
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:00) ※要予約

【高松】鉄道カフェ「うどんカフェ トレイン」香川を舞台にしたジオラマに胸が高鳴る!

・「うどんcafe × TRAIN(ウドンカフェ トレイン)」

ことでん片原町駅から徒歩3分。美術館通りを東へ進み、踏切から程近い塩屋町の一角に、高松市唯一の鉄道カフェ「うどんcafe × TRAIN(トレイン)」が2024年にオープンしました。

ジオラマ内を走る鉄道模型を見ながら食事ができるとあって、鉄道好きはもちろん、詳しくない人やファミリーでも楽しめるお店になっています。
四国の魅力を鉄道と絡めながらSNSなどで発信する“応援企画室”によって運営されていて、四国に来たいと思うきっかけ作りとしてお店が始まったそうです。

・香川をイメージして作られたジオラマは圧巻!

瀬戸大橋など、香川を思わせるジオラマは、半年間かけてようやく完成した大作!取材日には香川でもおなじみの寝台特急“サンライズ瀬戸”や岡山-高知間の特急“南風”などが走っていました。全国の鉄道カフェの中でも、仕切りがない状態で見られるのは貴重だそうで、間近で見ると臨場感や迫力が伝わってきます。レールのメンテナンスが欠かせないというところもまさに本物さながら。

精巧に作られたジオラマを眺めていると、次々と見つかる小ネタや見覚えのある風景に思わずにんまりしてしまいそう。いろんな角度からのぞいてみると新たな発見があるかも。

眺めるだけでも楽しい鉄道模型ですが、同店ではなんと30分770円(ドリンク付き)で運転もできます。コントローラーは本物の運転台を再現していて、実際の車両を運転しているかのようにジオラマを操作できるので、大人も子どもも運転士気分で大興奮!前日までの予約または、空きがある場合は当日予約もOK。持ち込んだ車両を走らせることもできますよ♪
➡︎予約は公式ホームページから

・本格的なカレーに驚き!うどんにも変更OK

『白バターチキンカレー』935円

タマネギとトマトが溶け込んだ『白バターチキンカレー』は、まろやかな生クリームとバターの風味に、トマトの酸味が加わり、絶妙なバランス。ピリ辛で本格的なルーに、よく煮込まれたほろりとほどける鶏肉は、ご飯との相性もバッチリです。

『黒鉄(くろがね)カレー』935円 ※ライスをうどんに変更可

ルーを黒くなるまでじっくり丁寧に炒めた、コク深い欧風カレーの『黒鉄(くろがね)カレー』は、ご飯を麺に変更するのもオススメ。野菜のうま味が溶け込んだカレーは、一口目は甘く、後からくるスパイシーさがクセになります。

自家製のカレーメニューは、どちらも完売することもある人気メニューなので早めの来店を。白にしようか黒にしようか、ご飯にしようかうどんにしようかと、何度も足を運んで食べ比べるのも良さそう。

『カルボナーラ』770円 ※温泉たまごトッピング+100円

同店のカルボナーラはあっさりめ。厚切りベーコンとトッピングの温泉卵の黄身を絡めて味わって。パスタはほかにも『ナポリタン』(770円)、『ペペロンチーノ』(770円)があり、こちらも麺をうどんに変更することができます。フードメニューはドリンクとセットで頼む場合は200円引きになります。カレーとパスタメニューはすべて、無料でご飯からうどんに変更できるというのも「うどんcafe」ならではのサービスですね。

お店にいながら旅気分?スイーツとドリンクでひと休み

『蜂蜜コーヒー』528円、『マドレーヌ&フィナンシェ』550円

コーヒーはすべて短時間で豆に高い圧力をかけ、少量のお湯で抽出するエスプレッソ式。雑味がなく濃厚でクリアな味わいで、砂糖代わりにハチミツを加えると、自然の甘みが引き立ちます。
デザートやサイドメニューも充実していて、シンプルな味わいのマドレーヌとフィナンシェはコーヒーや紅茶とも相性ピッタリ。サイドメニューはドリンクとセットで100円引きになります

ちなみに、窓際のソファは、2021年に引退したJR四国2000系気動車のグリーン車に設置されていたもの。世界初の振り子式気動車で、日本の鉄道史に残る名車として鉄道ファンの間では知られています。
こちらに設置された座席は、その中でも登場時の原色を維持した特に貴重なものだそう。車窓を眺めるようにゆったりと背もたれに身を預けて、ドリンクと一緒に旅気分を味わって♪

・見どころ盛りだくさん!ギャラリーのような店内

壁に飾られているのは、その年に造られた鉄道車両の中で、最優秀と認められたブルーリボン賞に輝いた車両のピンバッジ。香川県民にとってなじみのあるマリンライナーが入っているのを見つけると、電車に詳しくなくてもうれしくなりますね。

鉄道好きにたまらないポイントが盛りだくさんの「うどんcafe×TRAIN(トレイン)」。お店の人やお客さん同士の距離も自然と近くなり、話が弾むことも。鉄道模型が走る音を聞きながら、のんびりとレトロな空間でくつろいでみて。不定休なので営業日はホームページやSNSのチェックをお忘れなく。

■詳細情報

【宇多津】韓国カフェ「ノウル」でキュートなネコぷりんを食べながら推し活を♪

・韓国カフェ「カフェ ノウル」

JR宇多津駅から車で約4分、四国水族館から車で1分の場所にある「カフェ ノウル」。店主の韓国好きと推し活の趣味が高じて、香川にいながら韓国フードと推し活が楽しめるカフェとして2023年5月にオープンしました。
徒歩5分の場所にある「道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園」では瀬戸内海に沈む美しい夕日が見られます。韓国語で夕焼けの意味を持つ店名は、宇多津町に店を構えるにはピッタリですね。

店内は白を基調としたシンプルな空間で大きな窓からは明るい光が差し込みます。棚の上には店主の推し活グッズがずらり。その場にいるだけでなんだか気分が高まります。

店舗に入ってすぐのエリアは、推しの誕生日や周年記念などにレンタルスペースとしても利用可能。予約で利用OKなので、真っ白の壁にバルーンの飾り付けをしたりテーブルにグッズを散りばめたりして、ベストショットを写真に収めましょう♪

4人席、2人席のほか、カウンター席もあるので一人での来店でも気兼ねなくゆっくりと過ごせます。窓から外の景色を眺めながらのんびりと過ごすのもよし、SNS用に写真や動画の撮影にいそしむもよし。思い思いの時間を心ゆくまで楽しんで。

・SNS映え抜群♪かわいいが止まらないスイーツ

『ネコぷりん(ミルク/ココア)』各660円

食べるのがもったいないくらいのかわいいビジュアルで、SNSでも流行中の『ネコぷりん』は、ミルクとココアの2種類をスタンバイ。真っ白なミルクはミルキーな風味の中に優しい甘さを感じます。イチゴソースorチョコソースをかけて味変もできますよ。ココアは甘さの中にほんのりとほろ苦さを感じる一皿で、一口食べるとココアの香りが口いっぱいに広がります。

そのままの姿でもかわいさ十分ですが、なんといっても最大の魅力はプルプルと揺れる姿。かた過ぎずやわらか過ぎず、ちょうど良い弾力感を出すために何度も試作を重ねて調整したといいます。お皿を前後左右に動かしたり、ちょっと心が痛みますがスプーンでペチペチとたたいたりしてキュートに揺れる姿は動画映え抜群♪

『カキ氷(しろ)』660円

カップにイチゴゼリー、かき氷、バニラアイスが入った『カキ氷』。フレーバーはしろ(みぞれ)、マンゴー、モモ、抹茶のラインアップで、暑い日のおやつタイムにぴったりです。

トッピングには香川伝統の和菓子・おいり、口の中でパチパチという音とともに弾けるキャンディー、カラフルでキラキラと輝くジュエリーシュガーがオン。POPな色合いにテンションアップのひんやりスイーツです。

・ボリューミーな韓国ランチに舌鼓♪

『ハーフノウルトースト』1,300円 ※11:00~14:00

具材がぎゅうぎゅうに詰まったトーストにポテトとスープ、ヨーグルトのプレートにプチケーキとドリンクがセットになった食べ応え◎のパンランチは、お腹も心も満たされる一皿。

トーストには、ベーコン、レタス、チーズ、タマゴが惜しみなくイン。ほんのりと甘みを感じるパンとのバランスがバッチリです。ランチはこのほか、『ベーコンエッグトースト』『マヨコーンチーズサンド』『フォルマッジトースト』『ソーセージワッサン』(各1,300円)と充実のラインアップ。メニューとにらめっこしながらお気に入りを選んで。

『ノウルセットハーフ』770円

ヤンニョムチキン(甘口/辛口)、フライドチキン、ハニーマスタードチキンの3種のメインからどれか一つと、チーズボール、ポテトが楽しめる人気メニュー。取材日はヤンニョムチキンの甘口をチョイス。一つひとつのサイズが大きく、食べ応え満点!ピリリとしたうま辛タレがたっぷり絡んでやみつきになること間違いなしですよ。こちらはテイクアウトOKなので、ピクニックや持ち寄りランチに利用してみて。

・お気に入りの画像で作るプリントラテ

『プリントラテ』(Mサイズ)720円/(Lサイズ)780円

好きな写真をドリンクの表面にプリントできる『プリントラテ』は、人気の推し活の一つ。大好きなアイドルやアニメのキャラクターのほか、ペットや子どもの写真をオーダーするお客さんもいるそう。各テーブルに設置してあるLINEのQRコードから注文できるので、プリントしたい写真を準備してから来店を。
ラテのフレーバーはいちごミルク、カフェラテ、ミルクココア、抹茶オレの4種類。見た目も味も大満足のドリンクをぜひお試しあれ♪

ボリューミーなランチやキュートなスイーツと推し活が一度に楽しめる「カフェ ノウル」。“自分の好き”に囲まれた韓国ライクな空間で、元気をチャージしてみては。

■詳細情報

■DATA

カフェ ノウル

所在地
香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁7-2 カルマーレ宇多津1階
電話番号
0877-85-7756⁡
営業時間
11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】「デイバル ハイジ」は昼飲みやランチ、カフェ、カラオケも楽しめるオールマイティー店

dayバル Haiji(デイバル ハイジ)

「dayバル Haiji(デイバル ハイジ)」はことでん瓦町駅や片原町駅から徒歩約10分、丸亀町商店街とライオン通商店街の間に位置する通称“北古馬場”のテナントビル2階にあります。カーブした階段を上った先がお店です。
ちなみに屋号の“ハイジ”は、店主の昔のニックネームからきているそう。昼から飲めるというコンセプトで、“dayバル”を冠した店名に。

広々とした空間にソファ席、テーブル席、カウンター席の3つのエリアを設け、それぞれの場所でおのおのがくつろげるような雰囲気。店主と話したい人はカウンター席へどうぞ。同店は貸し切りもできるので、会社の飲み会などで一次会は飲み放題付きの食事コースを、二次会もそのまま場所を変えずにカラオケバー感覚で利用するのもおすすめです。ただし、子ども(18歳未満)連れでの入店はできませんのでご注意を。

12人は座れるゆとりのあるBOXタイプのソファ席は、グループでのんびりおしゃべりしたい時やカラオケを楽しみたい時にぴったり。カラオケはフードのピーク時以外に利用できます。14:00〜18:00はワンドリンクオーダーにプラス500円/1時間、または飲み放題2,500円/1時間。店主の余力がある日は、21:00〜24:00飲み放題2,500円/1時間も利用可能だそうです。

昼飲みにぴったりなピンチョスやおつまみ系メニュー

アルコールやフードなど全メニューを終日提供しているのが同店の特徴。食事としてだけでなく、おつまみとしても楽しめるよう、香りや味付けにこだわっています。ランチとディナーの間のちょい飲みに来るお客さんや、1人客も多いため、1本から注文できるピンチョスやおつまみもスタンバイ。
店主はもともとレシピ考案が好きで、ストックしていたレシピからバリエーション豊富な品々が提供されています。メニュー数の多さに驚かれることも珍しくありません。

『ピンチョス』各種1本150円〜

カウンター越しのショーケースから選べるピンチョスは、常時5〜7種が並びます。ちょっとだけ食べたい時や、いろんな種類を味わいたい時にいいですね。『厚あげ肉みそのせ』は口の中で合わさると麻婆豆腐のよう。肉の風味がしっかりしている『ミートローフ』もつまみやすいサイズ感。『あぶりホタテのカルパッチョ』や『鶏ハラミの炭火焼き』など気になるものばかりです。

『ミニグラタン』

ピンチョス類と並ぶ『ミニグラタン』は、濃厚でトロッとなめらかなテクスチャの自家製ベシャメルソースが決め手。マカロニと細切りベーコンが入っています。

『Haijiのポテトサラダ』500円

『Haijiのポテトサラダ』はスパイスを利かせ、たっぷりかかったフライドオニオンがアクセント。キュウリとベーコンの食感も手伝って、飽きずにペロッと食べられる一品です。

『しらすと大葉のピザ』1,000円

『しらすと大葉のピザ』は、塩分少なめの釜揚げしらすを使い、出汁醤油(だしじょうゆ)マヨソースをベースにしています。大葉はチーズの下に仕込んで焼き、風味を際立たせつつ焼き上がりにもトッピング。冷めても大葉の風味を感じられるよう工夫しているのが特徴です。おつまみとしてパリッとスナック感覚で食べられるトルティーヤ生地の食感も楽しんで。

店主自慢の海老出汁カレーとローストビーフ

『海老出汁カレーライス』1,200円

『海老出汁カレーライス』は、生の有頭赤エビの殻を丁寧に煎(い)って、白ワインで出汁を取るという手の込んだ自慢の一品。エビの身も香りが引き立つよう、粗挽きミンチにして一緒に煮込んでいます。

水を使うカレーではエビの香りが薄まったりスパイスに負けたりするので、水は使用せずあえて水分の少ないドライキーマに仕上げています。辛さは控えめながら、味も香りも濃厚。ランチタイムはサラダとスープが付き、ドリンクやデザート類は割引になるお得なサービスもお見逃しなく。

『海老のタルタルグリル焼き(3尾)』850円

背中を開いた有頭赤エビにタルタルソースとパルメザンチーズをのせオーブンで焼き上げる『海老のタルタルグリル焼き』は、頭部分にミソがたっぷり詰まっていてうま味たっぷり!エビの味が濃厚で、タルタルソースのコクがマッチしています。殻まで食べる人も多いそう。最後まで味わい尽くして。

『ローストビーフ』1,000円

ブレンド醤油やスパイスがベースのオイルに漬けながら、3時間かけて低温調理でじっくり火を通す『ローストビーフ』も要チェック。食べやすい薄切りカットでありながらも肉のうま味がしっかり感じられ、タレの甘みと相まって食欲をそそります。

『アールグレイチーズケーキ』600円

コーヒーとスイーツでカフェ利用するのもおすすめな同店で注目なのが『アールグレイチーズケーキ』。開業前に店主の友人たちから好評だったことから、グランドメニューに選ばれたスイーツです。底はサクッとしつつ、生地はねっとり濃厚なテクスチャー。酸味がしっかり感じられ、アールグレイの風味も上品に主張します。濃厚だけど重過ぎないバランスがGOOD。スイーツは今後も続々登場予定とのことなので、期待が膨らみます。

「dayバル Haiji(デイバル ハイジ)」は、昼飲みやランチ、カフェ利用などオールマイティーな使い方ができる万能店。スタッフの手が足りている時だけ提供する『おまかせ!ランチプレート』(1,200円)はインスタグラムのカレンダーをチェックして。店主一人営業の日も多々あるので、時間に余裕を持って来店するのがベター。電話、インスタグラムのDM、公式LINEからの予約がおすすめです。

■詳細情報

■DATA

dayバル Haiji(デイバル ハイジ)

所在地
香川県高松市古馬場町1-2 中村第1ビル2階
電話番号
087-884-1677
営業時間
11:00〜20:00(土・日曜は時短営業の場合あり)
※18歳未満は入店できません

【高松】「カシュアル オ アリス」のフレンチをランチで気軽に♪グラスワインも豊富!

Casual au Alice(カシュアル オ アリス)

「Casual au Alice(カシュアル オ アリス)」は、ことでん片原町駅から徒歩約2分、高松三越や片原町商店街にも程近いフレンチレストラン。“カシュアル”とはフランス語読みで、店名の意味通り、カジュアルに利用できるスタイルが人気を博しています。2019年に開業し、2022年5月のリニューアルで今の内外装に生まれ変わりました。

1階は、食欲をそそる香り漂うオープンキッチンと隠れ家感のある空間。フランスから取り寄せたアンティーク家具によって、まるで現地にいるかのような雰囲気です。

2階はゆとりある広さで開放感たっぷり。ちょっとしたパーティーや送別会などグループにうれしい個室は4人から8人まで、コース利用限定で使用可能です。個室料は不要なので予約時にリクエストしてみて。

高コスパなランチセットで昼飲みも

値段も考慮しつつ、できる限りのおいしさとクオリティを提供する同店の料理は、どれも手の込んだものばかり。瀬戸内の野菜や海産物を取り入れながら、カジュアルな料金で楽しめる旬の食材を探し、一つひとつ丁寧に仕上げます。
予約なしでも利用できるランチセットは、パスタ、牛、鴨、魚など5種類からメイン料理を選べます。サラダ、スープ、ライスまたはパン、ワンドリンクが付いて、2,000円でお釣りがくるというコスパの高さが魅力。

プラス110円で、ドリンクをグラスワインに変更できるのは見逃せません。昼から優雅な気分に浸りたい人にぴったり♪1杯目は赤・白・スパークリングいずれもおまかせの銘柄になりますが、2杯目(700円)からはメニューの中からお好みのものが選べます。単品ドリンクメニューの中にはノンアルコールワインもスタンバイ。

『ランチセット 鴨ロースのやわらかグリル』1,980円

『鴨ロースのやわらかグリル』は、予約制の昼フレンチコースでも年間通して人気のメインディッシュです。付け合わせの野菜も色とりどりで目にもごちそう。ライスよりパンがおすすめ。

香ばしく、クセのないジューシーな鴨肉を引き立てる濃厚オレンジソースによって、華やかな味わいに。2種類あしらわれているピュレ状の野菜ディップソースは、それぞれの鮮やかな色合いも見どころです。

『ランチセット イトヨリダイのアーモンドペルシアード』1,760円

魚料理は1番人気。種類は仕入れ時期によって異なるので、季節ごとに旬の魚や調理法を楽しめます。『イトヨリダイのアーモンドペルシアード』は7月ごろまで提供予定。

パセリやアーモンドクランチを混ぜたペルシアード(香草パン粉)はナッツの香ばしさがしっかり感じられます。オーブン焼きで、身はホロホロとした繊細な食感に。バターソースのコクが合います。
そのほか『真鯛のポワレ』や『スズキのナージュ』『桜鯛のロースト蕗味噌(ふきみそ)ソース』なども過去に登場。魚料理は人気で売り切れることも。予約時に取り置きできます。

バゲットは同店用に焼いてもらっている特注品。クラスト(外側)がパリッと、クラム(中身)はふっくらしっとりした食感でボリューミー。スープやメインディッシュのソースと一緒に召し上がれ。ランチセットではライスかどちらか選択できます。

ランチセットにプラスできるスイーツも楽しんで!

『絶品バスクチーズ』440円 ※ランチの追加料金

コースはデザート付きですが、ランチセットではプラス440円で追加できます。スイーツ好きは必食!『絶品バスクチーズ』はスタッフが試行錯誤してたどり着いたという、同店自慢の一品。口の中で儚(はかな)く溶けるなめらかさが絶妙。甘さも程よく、ボリュームたっぷりながらペロッと食べられます。

『パンナコッタソースフランボワーズ』440円 ※ランチの追加料金

とてもなめらかなテクスチャの『パンナコッタソースフランボワーズ』もおすすめ。さっぱりとしたオリジナルのフランボワーズソースが好評だそう。こちらも甘さは控えめなので、食後にぴったりなバランス感です。

予約制の昼フレンチコース(3,500円)は、ウェルカムドリンク、冷前菜、温前菜、スープ、パンまたはライス、デザートと食後のカフェのフルコーススタイル。17:30以降のディナーコースも電話または各種予約サイトからの予約制。ランチと夜のアラカルトもぜひ予約を。手軽なランチセットでも十分満足度の高い隠れ家空間「Casual au Alice(カシュアル オ アリス)」で特別な時間を過ごしませんか。

■詳細情報

■DATA

Casual au Alice(カシュアル オ アリス)

所在地
香川県高松市内町6-5
電話番号
087-802-5311
営業時間
ランチ/11:30〜14:30(L.O.14:00)
ディナー/17:30〜22:00(コースラスト入店19:30、アラカルトラスト入店20:00)
※コースは昼・夜ともに予約制 ※ランチ予約推奨
※アレルギーや苦手な食材は4日前までに要予約
※小麦アレルギーは完全除去不可

【丸亀】「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」森の中のカフェでランチやスイーツを♪

・小さな森の中にある「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」

ことでん栗熊駅から車で約5分、自然豊かな県道278号沿いにある「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」は、道を挟んだ向かいにある「山一木材」が手がける“木と暮らす”をコンセプトにしたカフェ。
敷地内に一歩足を踏み入れると、イキイキとした植物たちが迎えてくれます。取材日はあいにくの雨でしたが、しっとりと雨に濡れた草花や優しい雨音に、この場所だけ時間が緩やかに流れているように感じます。

草木や花に囲まれた小道を進むと、壁もドアも傘立てもすべて木製のカフェに到着。店舗の前にはブランコやすべり台、奥のスペースにはドア付きの木など、子ども心をくすぐる遊具もありますよ。

木材をふんだんに使った店内は木の香りに包まれ、大きな窓からはたっぷりと光が降り注ぎます。カウンターでオーダーしたら、好きな席へどうぞ。

窓際の席は、目の前に真っすぐ伸びたヒノキの木々が立ち並び、非日常的な時間を味わえます。かわいい小鳥が近くまで遊びにきてくれることもありますよ♪

天気の良い日はテラス席がおすすめ。街の喧騒(けんそう)から離れて、葉が揺れる音や鳥のさえずりに耳を傾けながら過ごす時間は、身も心も洗われるような感覚に。
店内の席とテラス席のほか、併設されている図書室や森の中も飲食OKなので、森林浴がてら散策をしながら自分のお気に入りのスポットを探してみて。

同店を運営する材木店「山一木材」によって生み出された家具やインテリア小物、トレー、お皿などが使われています。「山一木材」で扱うのは、自社開発の乾燥庫で温度45度以下で木の細胞を生かしたまま乾燥させた無垢(むく)の木材。木の香りや模様など木本来の風合いを損なわないようにするのが山一スタイルなのです。こだわりの製法ででき上がったアイテムはカフェ併設の「ファクトリーショップ」で販売もしているのでお土産にいかが?

・子どもから大人まで楽しめる、スパイス香る本格カレー

『森のキーマカレー』950円

綾歌郡綾川町にある本格インドカレー専門店「スパイス家族カラクラ」と作り上げたキーマカレー。スパイスの風味をしっかり感じながらも、子どもも食べられるように辛くないところがうれしいポイント。具材のチキンは若鳥と親鳥の両方を使用し、どちらのうま味も生きています。
付け合わせは敷地内にある畑で採れる自家製の野菜。その季節ならではの旬の野菜を堪能できますよ。

・ほっと一息♪至福のおやつタイム

『バスクチーズケーキ』600円

外部サポーターのパティシエが監修した、シンプルかつ王道のバスクチーズケーキ。中はとろりとした食感がやみつきになること間違いなしの一品です。

フォークを入れただけで分かるふわとろ感で、一口頬張るとチーズの香りが口いっぱいに広がり、思わず目を閉じて味わいに集中したくなるほど。幸せのおやつタイムを心ゆくまで堪能しましょう。

『自家製コーヒーゼリー』500円

コーヒーゼリーは、大阪でコーヒー豆の販売などを行う「EMBANKMENT Coffee(エンバンクメントコーヒー)」から取り寄せた浅煎(い)りから中煎りの豆を使用しています。同店のためだけに焙煎された豆で、その豆も約1カ月ごとにリニューアルするそうで、探求心がうかがえます。

水出しコーヒーで作ったぷるぷるのコーヒーゼリーの上には、ふわふわ食感の自家製ミルクブリューアイスがオン。優しい甘さでさっぱりといただけるので、食後のデザートや暑い日のおやつにぴったりですよ。

・こだわりが詰まったドリンク

『青森葉とらずりんごジュース』600円

青森県産の「葉とらずリンゴ」を使ったフレッシュジュース。葉とらずリンゴは、名前の通り葉を落とさず残したまま育てる栽培方法で、太陽の光をたっぷり浴びた葉が養分を作り出し、甘味が増したリンゴになるそうです。
ギュッと凝縮されたリンゴの味わいがダイレクトに感じられ、フレッシュな甘さながらもさっぱりとしているので、夏場にもおすすめです。リンゴジュースをジンジャエールで割った『青森葉とらずりんごジンジャー』(600円)もありますよ。

『ミルクブリューコーヒー』650円

ミルクブリューとは、牛乳で抽出したコーヒーのこと。同店の『ミルクブリューコーヒー』は、低温殺菌の牛乳を使うことで、優しくほのかに甘みのある風味が体に染み渡ります。スイーツのお供に丁寧にじっくり抽出したコーヒーはいかが?

旬の食材に花や新緑、落葉など、移りゆく季節を五感で楽しむことができる「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」。無垢の木の香りや、マイナスイオンに満ちた森の中でのランチやカフェタイムは、身も心も癒やされますよ。

■詳細情報

■DATA

KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)

所在地
香川県丸亀市綾歌町栗熊東3600-5
電話番号
0877-86-5331
営業時間
10:00〜16:00(L.O.15:45)