ランチ

【高松】ラテアートの店「Chord Coffee (コードコーヒー)」は焙煎所併設のほっこりカフェ

・香り高い広々空間「Chord Coffee(コードコーヒー)」

高松市を南北に走るサン・フラワー通りとレインボーロードのちょうど中ほどに位置する「Chord Coffee(コードコーヒー)」。焙煎所である「山東珈琲」とカフェの「Chord Coffee」、両方の名前が書かれた大きな看板が目印です。入り口前に5台分の駐車スペースがあり、にぎやかな大通りから少し外れた、公園や住宅街の広がる閑静なエリアなので、車も出入りしやすいのがうれしいところ。

バンブーをあしらったカウンターに、ラタンのテーブルといす、えんじ色のガーデンパラソルに観葉植物。バリやタイのようなアジアのビーチを思わせる南国仕様の店内に、香ばしいコーヒーの香りが漂います。

驚くべきは、なんといっても客席間隔の広さです。テーブル数は8卓、座席数25席。隣のテーブルの話し声を気にせず、カフェタイムを心静かに楽しむには十分過ぎるソーシャルディスタンスが設けられています。

注文方法はレジでの前払い式。カウンターにあるお冷と食事後の食器の返却はセルフ方式です。食事やドリンクは、テーブルまで運んでくれるので、注文を終えたら席に着いてのんびりカフェタイムをスタートさせましょう。

・大会王者のマスターが描くラテアートの世界

店主の薮内さんは、コーヒー飲料メーカーが主催するラテアートコンテスト“COFFEE MASTERS中四国大会”で、優勝経験があるラテアートのチャンピオンです。凄腕店主が作るラテを、気軽にいただけちゃうのが同店の醍醐味の一つ。不定期でラテアートの講習会なども開催しているので、「自分でもやってみたい!」という人は、飲むだけでなく、ラテアートの世界に一歩踏み出してみては。

絵柄はバラエティー豊富で、季節やその日の天候、お客さんの雰囲気に合わせて描き分けています。動物のイラストやメッセージ入りのラテに出合えることも。どんな絵柄のラテが運ばれてくるのか、ワクワク感が高まります。「お客さんがどんな反応をするか、見るのが好きなんです」と語る店主。女性だけでなく、子どもから年配の男性まで、幅広い世代を笑顔にしてくれるラテを通して、心を通わせているような感覚にさせてくれます。

『カフェラテ』480円

店主のもてなしの心が描かれた『カフェラテ』は、かわいらしくて飲むがもったいないと感じてしまいますが、コーヒー専門店が作るからこそぜひ飲んでほしいこだわりも満載。ラテには浅煎り豆で抽出したコーヒーを使用するお店が多い昨今、深煎り豆を使うことで、フォームミルクのやわらかさの中に深く香ばしいコーヒーの香りと存在感を感じられる一杯に。かわいらしい絵柄を写真に収めた後は、店主自慢のラテをじっくり味わって。アートを施すことができるドリンクは「カフェラテ」のほかに「抹茶ラテ」や「フラットホワイト」など7種類ほどあります、店主に気軽に尋ねてみて。

『フラットホワイト』 500

オーストラリア発祥の『フラットホワイト』は、カフェラテのこんもりした泡はなく、表層のフォームミルクが平らな形状です。ラテより少量の泡で作られているため、カフェオレとカフェラテの中間に位置するドリンク。シルクのような口当たりが特徴で、こちらもアートを施すことが可能です。

・種類豊富なトーストモーニングは朝8時から

『チーズペッパートーストセット』800円

出勤前にサクッと腹ごしらえしたい日にも、カフェでのんびり過ごしたい休日の朝にもうれしい8:00オープン。近所の人や常連が続々とモーニングを目当てに来店します。『チーズペッパートーストセット』は、湯種食パンにマーガリンを薄く塗り、たっぷりのせられたチーズにはアクセントの黒コショウを少々。表面のチーズをバーナーで炙(あぶ)ることで香ばしさととろ〜り感をプラスしていて、食パンのモチモチ食感と相まってやみつきになること間違いなし。セットには、ゆで卵・サラダ・ドリンク、そしてデザートのコーヒーゼリー付き。キャラメルエスプレッソのソースと絡めて食べる特製コーヒーゼリーは必食ですよ。

セットのほか単品の注文もできるトーストメニューは全7種類。一番人気は、王道のシンプルなトーストです。もちもちの湯種食パンと付け合わせのマーガリンやジャムで、コーヒーと一緒に、軽めの朝食として利用する人が多いそう。「ハムサラダ」や「トマトエッグ」のような定番のほかに目を引くユニークな組み合わせにも注目。「海苔(のり)トースト」は店主のお父さんが作っていた家庭の味を再現したもので、マーガリンを塗ったトーストの上に“味付け海苔”がオン。焼き海苔では出せないコクのある磯の風味をご賞味あれ。まかないとして作ったメニューが定番に昇格した「オニオンキムチサンド」は、スライスした生タマネギをキムチの素で和えたものをトッピング。タマネギの爽やかな辛みとキムチの刺激が絶妙で、悶絶間違いなし。身近な食材ですが、意外とおうちでは作らない“目からウロコ”なメニューにトリコになる人続出です。

・ごはんランチ&カフェスイーツで満腹メシタイム

『エスプレッソカレー』800円

11:00〜15:00の時間帯には、ご飯系のランチが登場します。コーヒー専門店ということで、ぜひ食べてみてほしいのが『エスプレッソカレー』。その名の通り、隠し(?)味にエスプレッソを使用し、コーヒーのほのかな香りとコクをプラスしたキーマカレーです。ひき肉のうま味とトマトの酸味が効いた、まろやかで刺激の少ないカレーは、辛さが苦手な子どもや年配の人にもオススメです。+200円でサラダとドリンクが付いたセットに。また、ご飯の上に、山盛りの千切り生野菜と豚しゃぶやチキンのクリーム煮など週替わりのメイン食材がのった『サラダライス』も同店の人気メニューです。内容はInstagramをチェックして。

『コーヒーゼリーアフォガート』650円

食後に、カフェタイムに、ボリューム満点のアイスデザートはいかが?『コーヒーゼリーアフォガート』は、オリジナルの特製コーヒーゼリーをさらに堪能できる一品です。コーンフレークのクッションの上に3スクープ分というたっぷりのミルクジェラート。小さなビーカーグラスに入ったエスプレッソを流しかけて、溶けかけたジェラートとコーヒーゼリー、そしてエスプレッソソースが奏でる魅惑のハーモニーを体感してみませんか。

・コーヒー専門店の楽しみは続々

レジ横のカウンターに、ひときわ目を引く重厚なエスプレッソマシン。シンプルなコーヒーやカフェラテを飲んだ後は、本場イタリア流の本格エスプレッソをぜひ。

『エスプレッソ』300円

“寿命が10秒”ともいわれ、おいしく味わえる時間が非常に短いことで知られる『エスプレッソ』ですが、苦いのを無理して流し入れるのではなく、スティックシュガーを2本ほど入れ、甘くして飲むのが本場イタリア流。10秒とはいわないまでも、2〜3口でエスプレッソを飲み干した後は、ゆっくりと会話などを楽しみながら、カップの底に残ったカラメル状の砂糖をスプーンですくいとって、デザート代わりに食べるのがツウだそう。

入り口正面にはコーヒー豆や焼き菓子、コーヒー関連の調理道具の販売コーナーがあります。カフェで試したお気に入りの味を家庭でも味わうことができるのはうれしいですね。

焙煎所が併設されているコーヒー専門店で、ラテアートのチャンピオンがいる店であることはもちろん、店主・薮内さんの温かいおもてなしの心が随所に感じられ、何度も通いたくなる気持ちにさせてくれる「Chord Coffee (コードコーヒー)」。身近にいつまでもあってほしい癒やし系のカフェです。

■詳細情報

■DATA

Chord Coffee (コードコーヒー)

所在地
香川県高松市今里町1-17-20
電話番号
090-1327-0922
営業時間
8:00〜20:00

【高松】テニスクラブ併設の「Cafe DUCE(カフェデュース)」はコートサイドのすてき空間

・コートサイドの癒やし空間「Cafe DUCE(カフェデュース)」

ことでん八栗駅から車で3分。四国霊場85番札所「八栗寺」のある八栗山を背景に、美術館や資料館など文化と歴史が息づく牟礼エリアに「 Cafe DUCE (カフェデュース)」はあります。駐車場は「屋島テニスクラブ」と共用で、玄関前にはサイクルラックも設置されているため、サイクリングのついでに訪れる人にも好評。テニスクラブ利用者はもちろん、観光やドライブがてら気軽に立ち寄れるスポットです。

大きなガラス窓に囲まれた店内は明るく落ち着いた雰囲気。赤銅色のレンガ調の床にブラインド、ペンダントライトに観葉植物まで、目に飛び込んでくるインテリアが一つひとつおしゃれで、一瞬で“デュースワールド”に引き込まれること間違いなし。

・今日はどこ座る?バリエーション豊富なカフェスブース

ブックシェルフを兼ねた壁面を背に、座り心地の良いブラウンファブリックの大きなソファ。2つあるテーブルは、つなげて8人席としても、離して4人席としても使用できるゆったりスペースです。

観葉植物で仕切られた4人テーブルは、サーフィンボードを彷彿(ほうふつ)させるような楕円(だえん)のテーブルに、2人掛けのソファが向かい合うスタイル。オープンでありながら、半個室感を感じるボックスブースは、仲間内でのカフェトークが盛り上がりそう。店内に数カ所設置された本棚には、さまざまなジャンルからセレクトされた書籍が。ここで読めるのはもちろん、ミニ図書館として借りることもできますよ。

1人での利用なら窓辺のカウンター席がおすすめです。ぼんやりとテニスコートを眺めながらランチやスイーツを楽しんだり、リラックスしてお茶しながら読書するのもステキ!桜のシーズンには、この席は花見特等席に!

・週替わりメニューはうれしい2択! プレートorパスタ?

週替わりランチ『豚の生姜焼き&エビの天ぷら』1,200円

週ごとに内容が変わるランチは2種類、“週替わりランチ”と“パスタランチ”があります。どちらもサラダとスープが付いたボリューム満点のセット内容。厚切りスライスで食べ応えのある豚肉に、タマネギとキノコがたっぷりの生姜焼きは、しっかりした味付けのタレで、ご飯が進むこと間違いなしですよ。主役級のエビの天ぷらまで付いた大満足プレートですが、彩りの役目だけで終わらないほどたっぷり生野菜も盛られているので、体にもうれしい一皿です。

ご飯には、赤米を使用。できる限り新鮮で体に良いものを取り入れてほしいというコンセプトのもと、自家菜園で栽培した野菜などもふんだんに使っています。週替わりランチと週替わりパスタランチの内容は、公式Instagramでチェックしてみて。

週替わりのパスタランチ『カルボナーラ』1,100円

パンチェッタベーコンの塩味に、こっくりとした濃厚な生クリームのソース。もちもち食感のパスタにたっぷりソースが絡んだ『カルボナーラ』は、半熟の温泉卵がのせられていて、黄身を割って混ぜ合わせて食べるとさらにトロトロ感がアップ。サラダもスープも付いて食べ応えのある一皿です。パスタランチのレパートリーは、アボカドとモッツァレラチーズのトマトソースパスタやボロネーゼなど、いつ行ってもいろんな味を体験できそう。

・ちょっとやそっとのランチじゃない!レストラン並みのメニュー数

『鶏のから揚げランチ』に『季節野菜のキーマカレーランチ』『季節のサラダ&ベーグル』など、通年オーダー可能なランチは6種類ほど用意されていて、選ぶのに迷ってしまいそうなほど魅力的なメニューばかり。ランチタイムは、+200円でセルフドリンクを、+300円でミニスイーツをセットにできちゃいます。ランチ後の別腹タイム、オプションを追加してのんびり楽しむのもいいかも。

『自家製ローストポークランチ』1,100円

『自家製ローストポークランチ』は、通年ランチの中でも特に人気のメニュー。豚のロース肉をタマネギなどの香味野菜やハーブと合わせ、焼きムラを抑えるコンベクションオーブンでじっくり3時間以上焼き上げたローストポークは、シェフ渾身の一品。脂身の少ない部位にもかかわらず、しっとりとした質感と上品な味わいはお見事!「Cafe DUCE 」で食べるべき一皿です。

・心ほどかれる絶品スイーツ&自家製ドリンク

『自家製ジンジャーエール』550円

ドリンクメニューのラインアップにも、並々ならぬこだわりを感じます。『自家製ジンジャーエール』は、ショウガ・唐辛子・スパイスなどをじっくりと煮詰めた本格的なジンジャーシロップを、炭酸ソーダで割っています。ピリリと刺激的な辛さの大人味ドリンクはいかが?このジンジャーシロップを屋島産のハチミツとお湯で割った『屋島はちみつホットジンジャー』も◎。

『屋島はちみつのバニラスムージー』550円

屋島で採取したハチミツとバニラアイスを使用した『屋島はちみつのバニラスムージー』は、ハチミツの風味を生かすため程よい甘さに仕上げられていて、どこか懐かしく優しい味わい。大人にも子どもにも、またスポーツ後のほてった体にもぴったりのドリンクです。

『自家製ベイクドチーズケーキ』500円

爽やかなレモンの風味が効いた、濃厚なベイクドチーズケーキです。土台のクランブル生地がしっとりとしていて、コクのあるチーズケーキの口当たりと相まって、幸福感で満たされます。ボリュームたっぷりでお得感のあるスイーツです。

『自家製酵素ジュース』 500円〜

観音寺市の八百屋「原田商店」の酵素マイスター・原田さん指導のもと作られた酵素ジュースは、スポーツで汗をかいた後、体に良いものを取ってほしいというコンセプトで作られたもの。おいしいだけでなく、自然の力を最大限に生かしたドリンクは、一度と言わず通ってでも飲むべき価値あり。季節ごとに変わるフルーツもお楽しみ。

テイクアウトコーナーでは、BOX弁当からマフィンやクッキーなどの焼き菓子までバラエティーに富んだ商品が並びます。テニスクラブ受付前カウンターのチェックもお忘れなく!

観光地エリアにあり、創業40年以上の老舗テニススクールのクラブハウスという顔を持つ「Cafe DUCE (カフェデュース)」。今もなお進化し続けるバラエティー豊かなフード&ドリンクメニューには目が離せません。テニスの後にも、ドライブや観光がてらにも、心からリラックスできる空間に立ち寄ってみて。

■詳細情報

■DATA

Cafe DUCE

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼3720(屋島テニスクラブ内)
電話番号
087-845-5854
営業時間
平日/10:00〜15:00(L.O.14:30)
土・日曜、祝日/10:00〜17:00(L.O.16:00)

【さぬき】「Cafe ゆるりと。」海を望むブックカフェでランチ&スイーツ。心温まるひとときを

・「Cafe ゆるりと。」は時間を忘れる癒やしスポット

さぬき市の津田町と大川町をつなぐ富田中津田線(県道133号線)沿いにある「Cafe ゆるりと。」は、緑の中に佇むアットホームな癒やしカフェ。白砂青松の景勝地「津田の松原海水浴場」へは車で約3分という近さです。

各テーブルとの間には、パーテーションとしての役割も担う本棚が設置され、どの席でも落ち着ける空間。中でも大きな窓から絶景を楽しめるカウンター席は、一人でのんびりしたい時の特等席です。

高台に位置しているので、津田の海が遠くに望めます。和朝食が人気の「暮らし商店 ごんべや」やカレー店「HAGI」など、津田エリアににぎわう新進気鋭店とも交流がある同店。ちなみに、津田の松原海水浴場から徒歩すぐの「ポルトピッツァ」は、立ち上げのリノベーション作業から店主が携わっています。「さぬき市津田地区まちづくり協議会」理事も務める店主は、津田エリアの活性化を考えつつ、忙しく活躍中。

・ブックカフェ要素もある本の数々

元はイタリアンレストラン「ラ・フレスカ」(現・東かがわ市)の初代でしたが、ブックカフェ「ゆるりと。」へと進化してから8年以上続く同店。内装のDIYもこなすご主人自らによって何度も改装が行われ、より居心地の良い空間へとアップデートしています。2024年には、内向きのカウンター席があったエリアに厨房を拡張。書店を彷彿とさせるブックコーナーも新設されました。

店主の好みである歴史、インテリア、エクステリア、料理、 木工などを中心にジャンルを問わずさまざまな書籍が置かれていて、さながら図書館のよう。普段読まないような本も、試しに手に取ってみたら意外とハマるかも?

横並びに座れるソファで、仲の良い友人や家族と時間を忘れてのんびりカフェタイムを過ごすのもおすすめ。ついつい長居したくなる雰囲気です。

パスタとリゾットなどのイタリアンランチ

『海の幸の焼きリゾット』1,520円

スープ、サラダ、ドリンク付きのランチは、パスタやリゾットなど約6種類がスタンバイ。香川県産の米を使用したリゾットは『牛すじ肉のトマト煮込みリゾット』(1,400円)、『海の幸のクリームリゾット』(1,520円)のほか、『カレーリゾット』も登場予定。それぞれ焼きリゾット(+100円)も選べます。

『海の幸の焼きリゾット』は『海の幸のクリームリゾット』をオーブンで焼いたもの。濃厚なクリームと、シーフードのうま味、焦がしチーズの香ばしさがたまりません。オーダーが入ってからリゾットを作り、その後オーブンで焼くので提供時間が多少かかりますが、その分できたてのおいしさを味わえますよ。

『和牛のボロネーゼ 生パスタ』1,400円

モチモチ食感の生パスタに、しっかり煮込まれたソースが絡む『和牛のボロネーゼ 生パスタ』は定番メニュー。塊肉を手切りした、大きめサイズの和牛がゴロゴロ入っていて満足度が高いです。

ほんのりスパイスを感じつつ優しい味わいなので、親しみやすい一品。やわらかく煮込まれた和牛のうま味が口いっぱいに広がります。もっちり食感のフォカッチャが添えられているのもうれしいポイント。
同店ではテイクアウトの対応はしていませんが、三木町にある地域密着型のプチ複合施設「IDO MALL(井戸モール)」内のマルシェで、フードメニューやスイーツなどを不定期販売中。訪れた際に探してみて。

手作りスイーツでのんびりカフェタイム

スイーツメニューは『ガトーショコラ』『ドライフルーツケーキ』『アイスクリーム』(各種500円)といったスタンダードなものから、旬の素材を使用した季節限定品など、タイミングによって種類は前後しますが6種類ほどから選べます。スイーツとトーストメニューは開店時間からラストまでオーダーOK。単品提供はしていませんが、ドリンクとセットで100円引きに。

『リンゴのスパイスケーキ』500円

リンゴやキンカン、ネーブル、イチゴなど、時季のフルーツを箱買いしてジャムやコンポートなどを仕込むことが多いご主人。それらを使用した手作りスイーツの数々も見逃せません。『リンゴのスパイスケーキ』はパウンドケーキタイプの焼き菓子。しっとりとした生地から、ほんのりシナモンとショウガの華やかさ、リンゴの食感と風味がふわっと鼻に抜けます。きび砂糖によるまろやかな甘さも特徴。

『ティラミス』600円

初代「ラ・フレスカ」時代からずっと提供している『ティラミス』は、マシンから抽出するエスプレッソを使用した本格派。程よい甘さのマスカルポーネクリームとスポンジが同時にスッと溶けるふわふわエアリーなテクスチャで、もう一皿食べたくなる儚(はかな)さ。
ご主人は素朴なお菓子が好きということもあって、できるだけシンプルに素材の味を楽しめるものを作られています。ランチを注文すると、手頃な値段でデザートをプラス可能。しかもメニューが絞られておらず、当日あるバリエーションのすべてから選べるのがうれしいところ!スイーツ好きな人は必見です。

『レモンスカッシュ』600円

地元のレモンを漬け込んだ自家製『レモンスカッシュ』は甘過ぎず、レモンの良い苦みがふわっと感じられるのでスッキリしたい時にぴったり。『ゆず蜜ジンジャー』や『ミックスジュース』(各600円)なども気になります。コーヒーなども含め、ドリンクメニューは20種類以上。たっぷりサイズのコーヒー『マグカップブレンド』(600円)でゆったり長居するのもおすすめ。

屋号の「ゆるりと。」は“ゆっくりしてね”という意味もありますが、“ゆっくりしたいな”というご主人の願い(?)も込められているそう。ゆくゆくは、店主夫妻ものんびり気負いせず続けられるような、喫茶店スタイルへと変化していくかもしれないので、それもまた楽しみですね。奥さまの優しい接客も心地よく、至る所に温かみを感じられる「ゆるりと。」は、いつまでも続いてほしい癒やしカフェです。

■詳細情報

■DATA

Cafe ゆるりと。

所在地
香川県さぬき市津田町津田418-2
電話番号
087-949-1515
営業時間
11:00〜17:00(L.O.16:30)
ランチ/11:00〜15:00
予約不可

【丸亀】おいしさはそのまま「麦香(ばくか)うどん」が内装を新たにリニューアルオープン!

・小麦のプロ監する「麦香(ばくか)うどん」

のどかな田園風景が広がる丸亀市綾歌町に佇む「麦香(ばくか)うどん」。国道438号線沿い、ことでん琴平線岡田駅から徒歩10分ほどのところに店を構え、車でも電車でもアクセスしやすい立地にあります。お店から15分ほど車を走らせたところには、中四国最大級のテーマパーク「レオマリゾート」があり、観光客も多く立ち寄る人気店です。2024年3月18日に内装を新たにリニューアルオープンし、外には待合スペースも増設されました。

テーブル席や座敷を備えた店内は、グループや子連れでも気兼ねなく利用できます。タブレットオーダー制でゆっくりメニューが選べるのもうれしいポイントです。

・麺・出汁・具材・天ぷらにまで及ぶこだわり

以前は製麺会社に勤めていたという店主。「喜ぶお客さんの顔や声を直接見聞きしたい」と開業を決意し、お昼時には行列ができるほどの人気店に成長した今も、ベストな一杯を届けるために一般店の営業スタイルを貫き続けています。

店名の通り、小麦に対する情熱は人一倍。食べた後に鼻に抜ける小麦の豊かな香りとモチモチとした食感を追求し、全国の小麦を食べ比べて、北海道産「キタホナミ」と香川県産「さぬきの夢」のブレンドにたどり着いたそう。国産小麦100%を使用するうどん店は讃岐でも珍しく、小麦の特徴を熟知した「麦香」の店主だからこそなせる業(わざ)です。

さらにうどん生地にコシを作る「足踏み」の工程では、生地を3つに折りたたみ足踏みする作業を7回も繰り返し、計2187(3の7乗)もの層を作り上げているといいます。見るからに生き生きとコシのある麺は、意外にも口当たりはやわらかく、かと思えばかみ心地はモチモチ。「コシ=かたさ」ではなく、本当の意味でのコシの良さを感じてほしいと店主は語ります。

こだわりは麺だけに留まらず、出汁(だし)はかけうどん用・ぶっかけうどん用・ざるうどん用・釜あげうどん用に分けて4種類を毎日取る徹底ぶり。さらに出汁に合わせて、しょうゆもそれぞれ特注しているというから驚きです。

うどんの具においても地産地消を大切にし、とり天用の鶏肉や釜たま用の卵に始まり、天ぷらの具の多くは香川県産を使用しています。

・“喉”で味わう極上うどん

『麦香うどん(冷のみ)』(300g)780円〜

店主の一押しは店名を冠した『麦香うどん』。とろろと温泉卵を麺に絡めることで喉越しがよりなめらかになり、麺を“喉”で味わう通な食べ方を楽しめる一杯です。ちょっぴりわさびを加えると麦の香りとともに心地よい辛味が鼻に抜け、クセになる味わいに。

モチモチとした麺は食べ応え満点!一本一本がまるで生きているような“ぶりん”とした弾力に、麺をすする手が止まりません。

揚げたての天ぷらはカリッと音がなるほどジューシーで口当たりは軽やか。食べ慣れたちくわが「麦香」の手にかかると贅沢品に感じるほど、主役のうどんに負けない存在感があります。

・天ぷらも絶品!熱々ジューシーなとり天に舌鼓

『とり天ぶっかけ(温・冷)』(300g)810円〜

天ぷら好きは『とり天ぶっかけ』がおすすめ。県内の養鶏場から仕入れる新鮮な鶏肉を揚げたて熱々のままダイナミックにイン。胸肉とは思えないほどジューシーでやわらかく、軽やかな食感にテンポよく箸が進むこと間違いなしです。付け合わせの大根とレモンを合わせてさっぱり召し上がれ。

天ぷらは単品注文も可能。『ごぼう天』(180円)も人気で、地元農家から土がついたのままの新鮮ごぼうを仕入れています。

スタッフのTシャツにも印字され、同店のトレードマークにもなっている瓶入りの薬味。ねぎ・しょうが・天かす・自家製唐辛子が卓上にそろい、好きなタイミングで好きなだけトッピングして楽しめます。自家製唐辛子はインパクトのある辛さでやみつき注意!辛党はぜひチャレンジしてみて。

・言わずと知れたウワサの逸品『クリーミーカレーうどん』

『カツカレーうどん』950円

香川県内に500軒以上ある讃岐うどん店の中でも多くの口コミを集め、ひときわ存在感を放っているのが『クリーミーカレーうどん』。写真は『クリーミーカレーうどん』に揚げたてのロースカツをトッピングした『カツカレーうどん』です。

5、6種のスパイスに出汁と牛乳、生クリームを加えることでまろやかさとコクをプラス。さらにはトマトと隠し味のフルーツを入れることで、フルーティーな甘さを引き出しています。甘過ぎず、辛過ぎず、スープのように一口二口と味わいたくなる奥深さは家庭では再現できない味わい。口コミの多さにもうなずけるおいしさです。

カツは手の平からはみ出るビッグサイズ!カレーは子どもも食べられる辛さなので、みんなでシェアして楽しむのもいいですね。

うどんは全メニュー、麺の量をカスタマイズ可能。1玉約300gをベースに、+50円で1.5玉(約450g)、+100円で2玉(約600g)、+200円で3玉(約900g)に変更できます。

さらに、全種類30円引きでミニサイズ(200g)をオーダーすることができるのも少食さんや子ども連れにうれしいポイント。「せっかく人気店に来たからには、あれもこれも楽しみたい!」というワガママだって叶えられます。

夏には『冷やしカレーうどん』『すだち冷かけうどん』『ネバとろぶっかけ』など、涼を感じられるメニューが登場予定です。期間限定メニューは公式Instagramを要チェック。
➡︎公式Instagramはこちら

讃岐のうどん店の影の主役、おでん(各種140円)もスタンバイ。こだわりの出汁でじっくり煮込んだ具材はどれも大ぶりで、素材の芯まで出汁が染み込みうま味満点です。こちらはセルフスタイルなので、食べた分をタブレットに入力を。

細やかなサービスが行き届き、「自慢のうどんを最高の状態で食べてもらいたい」という思いが随所に感じられる「麦香うどん」。その熱い心意気をうどん一本一本に感じながらじっくり味わってみて。

■詳細情報

■DATA

麦香(ばくか)うどん

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田上1893-3
電話番号
0877-86-2910
営業時間
10:00〜15:00

【高松】「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店」は夜カフェとしても使い勝手◎

・「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店」

「讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか)」は、食の激戦区・レインボーロード近くにあって長く愛されるカフェ。倉庫をリノベーションした店舗で、大きな引き戸が特徴的です。気候の良い時季は開放することもあるそう。駐車スペースは店舗前に加え、斜め向かいにもたくさんあるのでグループ利用の場合も安心です。

ソファやテーブルなどのインテリアは、あえて統一しないアンティーク調でまとめられています。そのおかげでテーブルごとに異なる居心地の良さを楽しめます。友人とのおしゃべりにぴったりなソファ席や食事しやすいテーブル席、1人でも気を使わないカウンター席など、お気に入りの場所を見つけてみて。

もともとが倉庫ということもあって、天井が高く圧迫感のない空間。店内に置かれている本を手にのんびりカフェタイムもおすすめ。17:00からは夜ご飯メニューとともにアラカルトも。『よだれ鶏』『自家製大きなハム』『スモークサーモン』(各550円)などの“さっと一品”シリーズやサラダ、焼きもの、揚げもの、アヒージョなどアルコールと一緒に食べたいメニューが登場します。

アルコールメニューは20種類以上、ソフトドリンクは10種、ティー系は約7種、コーヒー系は約13種と、ドリンクは迷ってしまうほど豊富なバリエーションがそろいます。モクテル(ノンアルコールカクテル)は、ベースのジュース6種とフレーバーシロップ6種からそれぞれ好きな組み合わせが可能。36パターンからお気に入りを見つけるのも楽しいかも。

ランチ&ディナーでイチオシのハンバーグ

『瀬し香 讃岐ハンバーグ御膳 自家製デミグラスソース』1,320円

ランチはすべてサラダ、前菜、みそ汁、ドリンク、プチデザートが付き、追加料金でデザートの変更(各種ケーキ)もOK。注目すべきは、同店の看板メニューでもあるハンバーグを楽しめる『瀬し香 讃岐ハンバーグ御膳 自家製デミグラスソース』。配合や焼き加減にこだわったパテの中には、なんと讃岐うどんが!ちょこっと食感のアクセントになっていて、香川ならではのユニークなハンバーグを楽しむことができます。

讃岐ハンバーグ御膳には、“とろ〜りチーズ”や“和風仕立て”(各1,430円)なども。そのほかランチは『豚肉の生姜焼き御膳』(1,375円)、『チキン南蛮御膳』(1,320円)、『ふわとろオムライス御膳』(1,320円)などから選べます。それぞれに大きなエビフライ(+250円)を付けることも可能。

『洋食プレート』1,848円

17:00から提供される夜ご飯でイチオシは『洋食プレート』。ハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケ、ナポリタン、サラダ、ライスorチキンライスがワンプレートになった、欲ばりさんにうってつけのボリューミーなメニューです。

ランチでも提供されているハンバーグは、つなぎが少なめで肉をしっかり感じられる食感です。パテに練り込まれたうどんにもご注目あれ。甘めの自家製デミグラスでご飯が進みます。

存在感のある大きさながらも、身がやわらかくて食べやすいエビフライは、何も付けなくてもうま味を感じますが、タルタルソースと一緒に頬張ると、酸味が良いアクセントに。

衣がサクサクなカニクリームも食べ応えあるサイズ感。ナイフを入れるとベシャメルソースがトロッと流れ出てきます。ぜひ熱いうちに食べて。

夜ご飯メニューにはすべて小鉢、サラダ、みそ汁、ご飯が付き、追加料金でセットドリンクとセットデザートもプラス可能。ボリュームたっぷりなので、お腹を空かせて行くことをおすすめします!

カフェタイムにオススメの新メニュー

『焼きたてあん餅パイ 抹茶のソース』990円

スイーツメニューも豊富なのが同店の魅力。2024年1月からの新メニュー、焼きたてパイシリーズは要チェック!チョコパイ、アップルカスタードパイ、あん餅パイの3種類が仲間入り。オーダーしてから焼くので30分ほどかかりますが、予約時に注文しておくと提供が早いですよ。

センターにはお餅が仕込まれていて食べ応えがあり、サクサクのパイ生地との対比がおもしろい食感。上部にたっぷりのった粒あんは、オーブンで焼くことによって表面がカリカリ食感に。あつあつの焼きたてをすぐに召し上がれ。

『キャラメルショコラブリュレラテ』715円

コーヒーやティー系のドリンク名は香川県の名所や地名が付けられているのも興味をそそるポイント。2024年3月からの新ドリンク『キャラメルショコラブリュレラテ』は、キャラメリゼしたフォームミルクの甘さと香ばしさ、キャラメルとチョコのフレーバーがしっかり感じられる甘いラテ。ほっこりしたい時にいかが?

カウンター横のショーケースには、ガトーショコラ、シフォンケーキ、チーズケーキなどの自家製スイーツが約8種ずらっと並びます。ケーキ類はオールタイム注文OK。テイクアウトもできますよ。

『テリーヌ(ショコラ・抹茶)』1カット各660円、1本各2800円

『テリーヌショコラ』と『抹茶のテリーヌ』は、イートインするとバニラアイスも付いてきます。一見1カットサイズになると小さく思えますが、濃厚で満足感たっぷり。冷たいままでも常温に戻してもいろんな食感が楽しめます。

そのほかテイクアウト限定の『バナナジュース(プレーン、黒胡麻、宇治抹茶、黒蜜きなこ、キャラメル、ショコラ、トロピカル)』(500円〜)やお弁当各種(880円〜)もあります。香川ならではのユニークなメニューも多い「讃岐珈琲バル 瀬し香 レインボー店」。県外からのお客さんをおもてなししたい時にもおすすめのお店です。

■詳細情報

■DATA

讃岐珈琲バル 瀬し香(せしか) レインボー店

所在地
香川県高松市多肥下町1507-8
電話番号
087-868-6558
営業時間
11:30〜22:00(L.0フード21:00、ドリンク21:30)
ランチ/11:30〜15:00
ディナー/17:00〜21:00

【高松】「cafe SORAのいろ」オシャレ空間でのんびり楽しむ自家製カレー&スイーツ

田園地帯にオシャレカフェ「cafe SORAのいろ」

「cafe SORAのいろ」は、三木町にも程近い高松市前田西町にあるカフェ。高速道路を利用する場合、徳島方面からはさぬき三木ICで降りて約7分、松山方面からは高松東ICで降りて約4分。ことでんバス谷川バス停から徒歩約7分。田園風景に囲まれた安らぎを感じるスポットです。エントランスガーデンもおしゃれ。

カフェ用に新築で建てられた店舗は、非常に凝った作りのインテリアです。印象的なランダムウッドのフローリングや、小上がりになっているスペース、窓向きのカウンター席など、場所によって異なるいすが配置されているのも楽しいポイント。お気に入りの場所を見つけてみて。

つい長居してしまう雰囲気。駐車場は広々サイズなのでご安心を。これだけ広い空間の個人経営カフェはまれなので、車移動の多い香川では貴重な存在です。コンセントが至る所に完備されていて、PCワークや勉強をするのもOK。一人用デスク席で作業に集中する人も珍しくありません。「季節ごとに変わる景色を眺めながらくつろいでほしい」と話す店主の言葉に甘えて、ゆっくりしたくなりますね。

スパイスから調合する魅惑のカレー

『スパイシーチキンカレー』1,050円

フードメニューには一部サンドイッチもありますが、基本はカレーとスイーツを楽しむお店です。ご主人がスパイスの調合から行う自家製カレーはどれも本格的。一番人気の『スパイシーチキンカレー』は、その名の通りチリペッパーの辛味がしっかりと感じられるスパイシーな仕上がり。ターメリックライスと副菜のコントラストも美しく、食欲をそそります。

鶏肉がゴロゴロとたっぷり入っていて満足度が高いです。辛さがありつつも、まろやかな舌触りでスプーンが進みます。トロッとした温泉卵を絡めて食べると辛さがマイルドに。

『スパイシーチキンカレー』をベースにココナッツミルクをプラスした『ココナッツチキンカレー』(1,150円)や、豚バラ肉とワインビネガーで“酸っぱ辛さ”がクセになる『ポークビンダル』(1,050円)とスパイシーチキンカレーとの『あいがけカレー』(1,350円)も要チェック!

カレーメニューすべてにサラダが付きますが、『和風キーマカレー』以外には副菜が添えられます。体にうれしいたっぷり野菜で目にもごちそう。併設の自家菜園でニンジンやタマネギなどの野菜が採れる時期には、積極的にフードメニューへ使われるそう。

『和風キーマカレー』950円

和風に仕上げられたキーマカレーはひときわ目立つ存在感。豚ひき肉、タマネギ、ニンジン、ゴボウを各種スパイスで炒め、八丁みそと田舎みそをブレンドしてじっくり炊き上げた一品です。

ほんのりゴボウの風味やカツオのうま味も感じられる、自然な和風テイスト。辛さも控えめで優しいキーマカレーです。豚ひき肉とネギ、ゴマがたっぷり!

上品かつ丁寧なスイーツとともにコーヒーも

奥さまが担当する豊富なスイーツメニューでカフェタイムを過ごしませんか?時期によってケーキの種類は異なりますが、ガトーショコラタイプの『チョコジンジャーケーキ』(550円)やスパイスが香る『キャロットケーキ』(500円)、シフォンケーキ数種(各480円)など、気になるものがたくさん!

『抹茶のチーズケーキ』550円

人気の『抹茶のチーズケーキ』は通年提供されているレギュラーメニュー。とてもなめらかでしっとりとしたテクスチャの、コクのある濃厚チーズケーキをベースに、ほろ苦い抹茶で大人な味わいに。バランスの取れた程よい甘さです。抹茶の色味と食感を損なわない絶妙な焼き加減にもご注目あれ。

『自家製プリン』450円

レトロ感のあるかためのテクスチャがポイントの『自家製プリン』は、卵の風味がしっかりしています。ほろ苦いカラメルソースがぴったり。スイーツ類を含む全メニューのテイクアウトは行っていないので、店内で食べてみて。

コーヒー豆は東京の専門店「堀口珈琲」のブレンドとスペシャルティを使用。ハンドドリップで丁寧に淹(い)れるスタイルですが、『シングルオリジンコーヒー』はコーヒー豆本来の味をダイレクトに感じられるフレンチプレス(+50円)による抽出もおすすめです。

『ブレンドコーヒー(シティロースト・フレンチロースト)』各530円

『シティロースト』は、フルーティーで程よいビター感の浅煎りのコーヒーです。『フレンチロースト』は、苦み、甘み、コクのバランスが取れた、深煎りのコーヒーです。

その他のドリンクは、ショウガのスライスがたくさん入った『自家製ジンジャエール』(630円)や、カレーに合うドリンクとして『マサラチャイ』(580円)もあり、こちらもスパイスを煮出すところから作るこだわりよう。オーダーが入ってから一杯ずつ煮出してくれるので、気になる人は早めに注文してみて。

ランチしたり、スイーツを楽しんだり、コーヒーとともに友人とおしゃべりしたり。気兼ねなく長居できる「cafe SORAのいろ」は居心地の良いカフェです。のどかな風景に囲まれながら、心ほぐれる時間をぜひ。

■詳細情報

■DATA

cafe SORAのいろ

所在地
香川県高松市前田西町697
電話番号
087-802-2435
営業時間
11:00〜17:00

【高松】「カフェ ドゥ ラ シュエット」でフランスを感じる料理、スイーツとワインを♪

「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」

ことでん仏生山駅から徒歩約13分の「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」は、カフェやビストロのような使い方ができるお店。店舗前の駐車スペースは1台ほどですが、徒歩約4分の場所にある仏生山温泉の北側駐車場が利用できます。

2人用テーブル席が5卓と、カウンター4席のゆとりある空間。インテリアはフランスを感じさせる小物で彩られています。フランスのワイン雑誌や会話集なども置かれているので、手に取ってみて。

直訳すると“フクロウのカフェ”という店名。由来は店主夫妻が以前住んでいたフランス中東部の都市・ディジョンにルーツがあります。街の至る所でフクロウのキャラクターが刻まれたプレートが見られ、それをたどると名所巡りができるという、いわばフクロウはご当地キャラのような存在だったそう。ご夫妻とゆかりもあり、フランスを感じられるお店にしたいという思いも相まって「Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)」と名付けたといいます。

カフェタイムのお楽しみ♪キッシュプレートとケーキ

『キッシュとサラダ』1,000円

ランチタイムのセットメニューは、ポタージュとキッシュ、サラダが付いた『Découverte(デクヴェルト)』(1,450円)と、それにデセール(デザート)をプラスした『Chouette(シュエット)』(1,800円)の2タイプを用意。キッシュは2種から選べます。単品で『キッシュとサラダ』(1,000円)や、『チーズ2種盛り』(1,000円)も。

キッシュはしっかりと厚みを出すように焼かれていて、パートブリゼ(パイ生地)のホロホロとした繊細なテクスチャと、アパレイユ(卵液)のフルフル感がたまりません。サーモンとブロッコリーがたっぷり入っていてうま味も十分。食べ応えのあるサイズです。

ブルゴーニュの一ツ星レストランでパティシエール経験のある奥さまお手製のデセールは必食。12年滞在した現地のエッセンスが散りばめられている、シンプルながらもワンランク上の味わいに感動しますよ。

“食感が楽しめるお菓子”をモットーに、季節限定品も含めて毎日約3種類(650円〜)をスタンバイ。今までのバリエーションは、『リンゴのタルト』『レモンのタルト』『マロンとカシスのタルト』など。2日前までの予約でホールサイズもオーダー可能です。

『チョコレートと甘夏のタルト』650円

『チョコレートと甘夏のタルト』は、2月からの新メニュー。土台のパートシュクレ(タルト生地)は、カリカリさっくり感と香ばしさから、“焼き”のテクニックが垣間見られます。クレームダマンド(アーモンドクリーム)の上には、裏ごしされた甘夏のマルムラード(マーマレード)が塗られていて、爽やかな風味と柑橘類特有のほろ苦さがアクセントに。なめらかなガナッシュチョコとぴったりな組み合わせです。もったりしがちなクレームダマンドの厚みをあえて抑えていて、食感的にガナッシュとの対比が◎。甘さのトータルバランスが良く、とても上品なフランス菓子です。キャラメリゼのような極薄チュイルのパリパリ食感もポイント。

『カフェラテ』600円

ケーキのお供にぴったりなドリンクも要チェック。エスプレッソマシンで抽出する『カフェラテ』など、コーヒーは高松市川島東町の小さな焙煎所「SOLEIL(ソレイユ)」にオーダーした豆を使用。『本日のコーヒー』(500円)は、日によって豆の産地が異なります。

『紅茶 各種』500円

紅茶は、フランスの老舗ブランド『ダマンフレール』からフレーバーティー各種をスタンバイ。その他、炭酸水やオーガニックのフランス産ノンアルコールシードルなどもあるので、ワインが飲めない人もフランスの気分を味わえますよ。

ワインとフランス家庭料理でディナータイム

夜メニューのセットはランチとはまた異なり、よりワインが合うような肉系のメインを組み合わせたものになっています。ちなみに同店では、肉や野菜以外の食材、調味料はフランス産を多用し、現地の味に近づけるよう細部まで配慮しています。

『鶏レバーの自家製テリーヌ』1,350円

2月から新しく加わった、単品メニューの『鶏レバーの自家製テリーヌ』は、ご主人の母から伝わるレシピで、ご夫婦お気に入りの一品。レバー特有のクセが少なく、非常に食べやすい仕上がり。鶏肉がゴロゴロと入った食感で食べ応えがあります。もちろんワインとのペアリングはバッチリ!昼も提供されているので、チーズなどと一緒に昼飲みするのもおすすめ。

『牛肉の赤ワイン煮込み』2,100円

『牛肉の赤ワイン煮込み』は、ご夫婦が住んでいたブルゴーニュ地方の郷土料理。ワインの産地ならではのメニューですね。少しかむだけでホロホロと牛肉の繊維がほどけるほどじっくり煮込まれ、品のあるワインのフルーティーな香りが鼻に抜けていきます。なめらかなマッシュポテトも添えられているので一緒に。今後変更する可能性もありますが、ワインを使った料理もまた楽しみですね。

フランスのワインやオーガニックビール

ご主人はブルゴーニュ地方・モレサンドニにある、自社所有畑のワイナリーで働いていたこともあって、ワインに関してはプロフェッショナル。ワイン選びに迷った時は遠慮なく聞いてみて。

ブルゴーニュ産の高級ワインのほか、別地域の気軽に飲めるボトルなど、多数取りそろえています。当日の銘柄によって値段は変動しますが、『グラスワイン』(750円〜)とチーズで楽しむのもあり。

『ブラスリー ド ヴェズレー オーガニックビール 各種』1,000円

ビール派は、ブルゴーニュのビールを試してみるのはいかが?パッケージもオシャレでオーガニックなのが特徴。ブロンド、ブランシュ、インディアペールエールの3種類からどうぞ。

『焼き菓子 各種』 320円〜

ビスコッティやメレンゲなどの手作り焼き菓子も見逃せません。今後、フランス産の調味料などのアイテムも増やす予定だそう。キッシュとケーキは持ち帰り可能です。

「ちょっとフランスに来た気分を感じてもらえれば」と話す奥さま。お店の雰囲気、料理ともにフランスらしい要素が詰まった「カフェ ドゥ ラ シュエット」で、プチトリップを♪

■詳細情報

■DATA

Café de la CHOUETTE(カフェ ドゥ ラ シュエット)

所在地
香川県高松市仏生山町甲3225-4
電話番号
087-800-0320
営業時間
水・木・日曜/11:00〜17:00
金・土曜/11:00〜16:30、18:00〜21:30
夜は完全予約制

【高松】使い勝手抜群!「5DAY’S COFFEE 」ランチも夜カフェもおしゃれ&本格的

・街中の救世主的カフェ「5DAY’S COFFEE (ファイブデイズコーヒー)」

高松の繁華街・鍛冶屋町、高松市美術館南側入り口のはす向かい、ブティックのショーウィンドーが目を引く雑居ビルの2階に「5DAY’S COFFEE(ファイブデイズコーヒー)」はあります。中央通りからも丸亀町商店街からも歩いてすぐ、オフィスや人気の飲食店がひしめくにぎわいスポットの憩いの場所として、多くの人が訪れます。

観葉植物と表札灯、木製ボードにアイアン文字の看板が目印です。カフェへと続く階段前にはメニューの立て看板が。日替わりのランチメニューは、Instagramまたはこちらの看板で確認を。

レトロなドアにステンドグラスのような色彩のガラス、おしゃれな雰囲気があふれ出す2階の入り口。ネイルサロンと美容室が併設されていて、待ち合い時間や利用後に食事やお茶で一息つく人も多いそう。ネイルやヘアスタイルが整って、お腹も満たしてくれるなんてすてきな空間ですね。座席数30席もあるカフェスペースは、1人はもちろん大人数まで幅広い用途で利用できます。

・シェフの料理堪能!気軽なカフェランチからお酒のお供アペリティフまで

イタリアンを得意とし、ソムリエの資格まで取得した丸尾シェフ。2022年から同店の料理長を務めています。シェフが腕を振るうランチメニューは、からあげのほかサーモンフライのプレートから、熱々のスキレットで提供されるエビのマカロニグラタンやミートドリア、本格的なパスタ料理まで多彩。日ごとに変わるメニューも楽しみの一つです。夜はカウンター席に座り、その日のおすすめ料理をアテにお酒を飲むのも◎。ナッツ盛りやポテトフライといった軽食から、マトンのカレー煮や牛すじと白ネギのアヒージョなど手の込んだ料理まで、気分とお腹の具合に合わせて楽しめますよ。

『からあげプレート(香味ソース)』1,100円

気軽にシェフの味を堪能できる日替わりプレート。カラッと揚がったからあげの上に、美しくそびえ立つハリハリの白髪ネギ。その上からかけられた香味ソースが食欲をそそります。プレートには、たっぷりの生野菜サラダとスクランブルエッグ、季節の野菜の和え物まで。その他ライスにスープ、ドリンクまで付いてボリューム満点です。

・王道的人気の“5DAY’Sスイーツ&ドリンク”はコチラ!

『フレンチトースト』825円

しっかりと丁寧に卵を染み込ませたふわふわの『フレンチトースト』には、たっぷりのホイップクリームとキャラメルソースがオン。そのすべてが口の中で奏でるハーモニーを、ぜひ熱々のうちに味わって。バニラアイスも添えられていて、熱々フレンチトーストとひんやりアイスクリームを同時に楽しめるうれしいプレートです。

『スムージー(ベリー)』748円

旬を味わえるスムージーは、入荷するフルーツによってメニューが変わります。『スムージー(ベリー)』は、濃厚なブルーベリーの香りに、滑らかな食感と喉越しが特徴。グラスに盛られたイチゴやオレンジなどの生フルーツからも季節を感じられます。王道のバナナをはじめ、南国テイストのキウイやパイナップル、トマトなどの変わり種スムージーが登場することも。

『アサイーボウル』990円

ハワイの朝食の定番でスーパーフードとも呼ばれる『アサイーボウル』。店長いわく、最近はアサイー自体を入荷するのが難しく、高松市内でアサイーボウルを食べられる店が少なくなっているのだそう。そんな中でこちらでは、両手でも余るくらいの大きさのボウルに、フレッシュなバナナとブルーベリー、グラノーラをトッピングし、ボリューム満点のアサイーボウルが味わえます。アサイーペーストにはハチミツとヨーグルトを合わせて食べやすくなっているので、ヘルシー感も手伝ってペロリと完食できますよ。

『チャイ(ICE)』660円

シナモン・カルダモンなどのスパイスをじっくり煮出したオリジナルミルクティー『チャイ(ICE)』は、隠れた人気メニューです。アイスのほか、ホットも注文可能。チャイのカフェインとスパイスの相互作用で、利尿作用が働くから、むくみが気になる人にも。気候や体調で選んでみるのもいいですね。

・さまざまなシーンで重宝する広々ゆったりおしゃれ空間

サロンの待合スペースの奥に、座席数30席を誇る広々としたカフェスペースが広がります。壁面にプロジェクターからの映像を流すことができたり、座席レイアウトの変更も相談できたりと、2次会やパーティー会場としても適しています。また、2022年の改装で新設したカウンター席では、1人でも気軽に食事やお酒を楽しむことが可能。座面が大きく居心地の良いテーブル席は、充電用のコンセントが装備されているのもうれしいポイントです。

『ケーキ各種』500円〜

カウンター奥のショーケースには、ガトーショコラやフルーツタルト、シフォンケーキなど、単品で注文できる生ケーキが並んでいます。スイーツ目的の人は、入店後すぐにお気に入り商品のチェックをお忘れなく。

隠れた(?)人気フォトスポットは、トイレ前にある大きな一枚鏡。鏡に向かって自撮りをすると、背面の壁に書かれた逆さの店名ロゴが反転し、鏡越しにフレームインする仕組みです。

1人でのランチやスイーツを楽しむも良し、友人や同僚と夜カフェや2次会利用するも良し。気軽に寄れる街中のおしゃれスペース「5DAY’S COFFEE」。あらかじめ相談、予約をすれば、パーティー会場として貸し切ることも。あらゆるシーンにマッチする使い勝手の良いカフェ、日常にも特別な日にもぜひ。

■詳細情報

■DATA

5DAY'S COFFEE

所在地
香川県高松市鍛冶屋町1-11-2階
電話番号
087-802-5887
営業時間
火〜土曜/11:00〜24:00(L.O 23:00)
日・月曜/11:00〜17:00(L.O 16:00)

【綾川】「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」でのどかな時間♪土鍋で炊くご飯が自慢

・「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」でほっこり

高松空港から車で約10分、綾歌郡綾川町にある「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」。以前から自分のお店を持ちたかったという店主が念願の夢を叶え、2023年7月にオープンしました。
店名の由来は、お店の前にある「蛇巻石(じゃまきいし)」という大きな石。昔、この石に大蛇が巻きついていたことから蛇巻石と呼ばれ、弘法大師がその大蛇を退治したという言い伝えがあるそう。訪れた際はぜひ実物をチェックしてみて。

店内は木を基調とした落ち着く雰囲気で、窓からは優しい光が差し込みます。いろんな家具店を巡って見つけた選りすぐりのテーブルやイスは居心地抜群。猫モチーフのインテリアが随所に散りばめられているのは、猫好きの店主によるもので、かわいらしい絵や雑貨に思わず顔がほころびます。器も一つひとつ店主が選定。直接窯元を訪ね、バリエーション豊かな猫の絵柄を焼いてもらったそう。どんな器で料理が運ばれてくるかもお楽しみに♪

席数は店内に15席と外に一卓のテラス席。席と席の間隔にゆとりがあるので、ゆったりとくつろげます。テラス席はペットOKなので、朝の散歩のついでにモーニングや、足休めにもぴったり。窓からはのどかな里山の風景が広がり、四季折々の景色を楽しむことができますよ。

・土鍋で炊くご飯のおにぎりでモーニング

『農家の土鍋で炊いたおにぎりセット』ドリンク代+350円

土鍋で炊いたご飯で作ったおにぎりが2個、みそ汁、日替わりの小鉢がセットになったモーニングは、朝はご飯派という人にぜひおすすめしたいメニュー。取材日の小鉢はてっぱいと、「JAMAKI」の焼き印が目を引くだしの風味がしっかり効いた分厚い卵焼きが付いていて、どちらもご飯が進むおかずばかり。みそ汁の具は大根、ニンジン、ナス、油あげ、シイタケ、豆腐と具だくさん!その日によって具材も変わるので、行くたびに新しい発見があります。

フードメニューで使用している米はすべて自家栽培。土鍋でふっくらと炊いたご飯は格別の味わいです。

大きめに握られたおにぎりは食べ応え抜群!モーニングといいつつ終日オーダー可能なので、ランチにもおすすめです。

・冬季限定!あつあつのグラタンランチ

『手作りグラタンセット』1,300円 ※3月末まで

綾川町で仕入れた鶏肉のチキングラタン、パン、サラダ、ドリンクがセットになったランチメニュー。パンはお客さんからの要望を取り入れ、ご飯に変更もOK。お好みでチョイスして。

鶏肉がたっぷり入ったグラタンはクリーミーでほっこり優しい味。こんがり焦げ目のついたチーズの香りが食欲をそそります。アツアツのうちに召し上がれ♪

「JAMAKI」の焼き印がトレードマークのコッペパンは、食べやすいように少し甘めの味でオーダーし、仕入れているそう。チキングラタンのほか、えびグラタンや、日によっては岡山県・日生(ひなせ)の牡蠣を使った牡蠣グラタンが登場する日もありますよ。

・ドリンクとスイーツで至福のおやつタイム

『炭焼きアイスコーヒー』550円

綾川町にある炭火炭焼焙煎専門店の「ぱんだコーヒー」の豆を使用した本格派のアイスコーヒー。豆をたっぷり使ったコーヒーは、酸味が控えめで飲みやすいのがポイントです。

『ちょっと小さめcake(ガトーショコラ・チーズケーキ)』各250円

店主が一つひとつ手作りしているケーキの中でも、人気はガトーショコラとチーズケーキ。ガトーショコラは濃厚で、生チョコのようななめらかな食感。チーズケーキはチーズの風味をしっかり感じつつ、さっぱりといただけます。ちょっと小さめのサイズなので、ランチの後のデザートにもぴったりです。

『コッペパンシリーズ フルーツサンド』(イチゴ)400円/(バナナ)300円

ふわっふわのコッペパンの中にフルーツとクリームをたっぷり挟んだフルーツサンド。惜しみなく贅沢に入ったフルーツは、サービス精神旺盛な店主ならでは。取材日のフルーツは香川のオリジナル品種のイチゴ「さぬきひめ」とバナナで、イチゴは果肉の甘味と酸味がミルキーな生クリームと絶妙にマッチ!

バナナのフルーツサンドの中にはこっそりとチョコレートソースも。かわいらしく花型にカットされた両端のバナナに思わず笑みがこぼれます。
コッペパンシリーズはフルーツサンドのほか、『あんバター』(250円)や『ハムチーズ』(250円)も人気。テイクアウトもOKなので、ピクニックのお供にいかがですか?

自家製の米、綾川町で仕入れる野菜やパンを提供する「JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)」。自然あふれる景色の中で、地元の新鮮な食材を使ったモーニングやランチを味わってみては。

■詳細情報

■DATA

JAMAKI CAFE(ジャマキカフェ)

所在地
香川県綾歌郡綾川町枌所西甲1519
電話番号
070-2832-7752
営業時間
平日/9:00~15:00(L.O.14:30)
土日祝/8:00~15:00(L.O.14:30)
ランチ/11:00〜

【さぬき】「cafe ORLO(オルロ)」ランチも食器もインテリアもすべて手作りのほっこりカフェ

・峠の憩いスポット「cafe ORLO(カフェオルロ)」

さぬき市志度の天野峠を越えて車で東に1〜2分、消防署の隣に「cafe ORLO(カフェオルロ)」はあります。外壁にはペイントアート、2階入り口へと続く緑の階段には楽しいメッセージが。入る前からワクワク感が高まります。

ウッディーなインテリアで統一されたログハウス風の店内。一面大開口の窓から光が入る明るいカフェスペースは木のぬくもりに包まれています。店主自らインテリアの改装に携わったのだそう。

手間を惜しまず丁寧に作られるスイーツ&ドリンク

『薔薇のカシスフロート』600円

カシスの炭酸ジュースの上に、花びらの造形が美しいアイスクリームのバラは写真映え必至。やわらかい状態のアイスを提供したいと、オーダーを受けてから手間を惜しまず一枚一枚花びらを形づくります。ドリンクは、クリームソーダやコーラの炭酸系から、ピーチやミックスジュースのフルーツ系、カフェラテやキャラメルラテなどのコーヒー系まで全9種類。友人や家族と好きな色や味を頼んで並べてみるのもかわいいですよ。大ぶりのカクテルグラスで飲み応えも◎。

『ダッチベイビー』800円

スキレットで焼くパンケーキ『ダッチベイビー』は、フチはカリッと、内部はサクッと、トッピングがのった部分はしっとりと、部分ごとに食感が違うので、食べ進めるのが楽しいデザートです。人気のチョコバナナから大人の香りが広がるラムレーズン、黒蜜きなこやはちみつレモンなどバリエーションも豊か。仕事帰りに糖分補給としてペロリとたいらげる男性客もいるそうです。

『ORLOブレンドコーヒー』450円

石焼きで香ばしく、酸味の少ない豆を使用する『ORLOブレンドコーヒー』は、ハンドドリップでじっくりと香りを引き出しています。ポットサービスなので、約2杯分楽しめてお得!お茶請けのコーヒークッキーは香ばしく大人味で、単品で買い求めるファンもいるほど。

地場産野菜たっぷり!カフェめしもワクワク満載

『きのこのドリア』800円

とろ〜りとしたホワイトソースが決め手の『きのこのドリア』。熱々のソースもたっぷりチーズもさることながら、ライス部分には十五穀米が使用されているので、罪悪感なくドリアを楽しめそう。フードメニューには、地域の人や常連客からいただく新鮮な地場産野菜がふんだんに使用されています。店主の人望が垣間見られるエピソードですね。

『うずまきオムライス』800円

「ドレス超え、渦巻きを目指しました」と店主が語る、見た目も麗しいオムライス。卵のドレープにひと手間かけたデミグラスソースが絡んでおいしさも倍増です。中身はチキンライスになっていて、老若男女に愛される、美しくも優しいテイストの人気メニューです。各フードメニューにプラス200円でサラダ、ドリンク、デザートを付けることもできますよ。

料理にとどまらずハンドメイドがめじろ押し

『コーヒーカップ』700円〜

コーヒーカップは、なんと店主が手びねりで焼いています。陶器製のどこか温かい雰囲気を持つ、世界に2つとないカップ。価格も手頃で、お気に入りがあれば即買いがおすすめです。

デザートのバラアイスを模した陶器の置き物やお茶請けで提供されるコーヒークッキー、オリジナルのTシャツやポロシャツから、エコバッグに手ぬぐいまで、ほかでは買えない商品が勢ぞろい。カフェタイムの合間に、入り口横の物販コーナーで掘り出し物を探してみては。

ログハウス風のインテリアで手作りの温かみあふれる喫茶店「cafe ORLO」は、若い人からお年寄りまで万人に愛される憩いの場所。ドライブがてら峠のカフェでゆったりとしたひとときを過ごして。

■詳細情報

■DATA

cafe ORLO (カフェオルロ)

所在地
香川県さぬき市鴨庄2599-1
電話番号
090-4336-1078
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:30)
※営業日はInstagramで確認を

【丸亀】「cafeKOTANI」名物のハンバーガーは10種以上!「こたにのパン屋さん」も併設

・「cafeKOTANI(カフェコタニ)」

ことでん琴平線岡田駅から徒歩約7分。青いコンテナハウスが目印の「cafeKOTANI」があります。隣に並ぶのは系列店の「こたにのパン屋さん」。さらにエステサロンと車屋が軒を連ねます。

運営するのは新車や中古車販売、車検など車全般のサービスを手がける「小谷自動車」。気軽に立ち寄れる車屋や地域の活性化を目指して、複合スポットをオープンしました。

カフェはカウンター5席とテーブル席が3卓とコンパクトな空間。屋上にはテラス席も完備しています。

営業が7:30〜23:00と長く、朝はお隣のこだわりパンを楽しめるモーニング、昼は10種以上から選べるハンバーガーメニューをはじめとしたランチ、夜は簡単なおつまみメニューが豊富にそろい、1日を通して利用できるのがうれしいポイントです。

・自慢のハンバーガーは10種以上!

『コタニバーガー』(単品)970円 + 『ポテト&ドリンクセット』300円

ランチタイムの11:00〜15:00には、同店の看板でもあるバーガーメニューが10種類以上スタンバイ。バンズから手作りしていて、国産小麦「ゆめちから」を使用しふくよかな小麦の香りと甘みを引き出しています。

驚くべきは、1cm以上も厚みがある存在感抜群のパテ!香川県産ひまわり牛が使用され、ジューシーなうま味は一口で虜になりますよ。

『Wチーズバーガー』(単品)1,300円

溶け出すチーズに目を奪われるインパクト抜群の『Wチーズバーガー』。パテもチーズも2枚ずつと食べ応え満点!しっかりめに焼き上げたバンズの風味や香ばしさも加わり、食が進むこと間違いなしです。

このほか、『てりやきバーガー』(970円)や『アボカドバーガー』(1,200円)、『パイナップル入りの『ハワイアンバーガー』(1,200円)など、思わず目移りするラインアップ。綾歌町、飯山町、まんのう町はデリバリーにも対応していて、2,500円以上の注文で配達料300円が無料になります。

バーガーメニュー以外には、『焼きカレー』(880円)や『週替わりランチ』(980円)もそろうので、気分に合わせてチョイスして。

・サンデーやアフォガードでリフレッシュタイム♪

『チョコバナナパフェ』650円

カフェ使いももちろんOK♪大きめのグラスにぎゅぎゅっと甘党の欲望が詰まった『チョコバナナパフェ』は、トップにのったミルク感たっぷりのソフトクリームが影の主役。ザクザクのコーンフレークの食感も相まって、最後まで飽きることなく食べられますよ。

『アフォガード』550円

淹(い)れたてのエスプレッソを楽しめる『アフォガード』にも注目。たっぷりのアイスクリームとコーヒーゼリーが小腹を心地よく満たしてくれます。

このほか、フロートドリンクやサンデー、ソフトクリームなど、手軽なメニューもそろうので、気軽に立ち寄っては?

・併設の「こたにのパン屋さん」も要チェック!

カフェの隣に店を構える「こたにのパン屋さん」は、カウンターで注文するスタイル。たくさんのリピーターを抱え、ひっきりなしにお客さんが訪れています。

『パンセット』(パン1個)550円、(パン2個)700円

7:30〜11:00、15:00〜17:00には、カフェで『パンセット』を楽しむことができます。

好きなパン1個にサラダとドリンクが付いて550円とコスパ抜群!ドリンクはジュースのほか、パンと相性抜群の「コタニブレンド」を用意しています。

手のひらサイズでころんとしたビジュアルがかわいらしいパンは、思わず2個、3個と財布の紐がゆるみそう。国産小麦粉を使用し、もっちりとやわらかく、優しい味わいに仕上げています。

一番人気の『もっちりクリームパン』(単品200円)は、赤ちゃんの素肌のようなもちもち感がたまりません。中にはあふれんばかりのカスタードクリームが。一口含んだ瞬間の感動を味わってみて。

『あんバター』(単品250円)も定番人気。バターとあんこのバランスが絶妙でぺろりと食べられてしまうので、もう1個買っていないと後悔するかも?

好きな時間に利用でき、ハンバーガーにパンにスイーツとたくさんのワガママを叶えてくれる「cafeKOTANI」。お腹を満たしてくれるだけでなく、何か車のトラブルがあったときに頼れる店を知っているだけでも安心感につながるものです。町の安心を守る車屋兼カフェを、常連店にしてみては?

■詳細情報

■DATA

cafeKOTANI(カフェコタニ)/こたにのパン屋さん

所在地
香川県丸亀市綾歌町岡田下538-10
電話番号
cafeKOTANI:090-4504-0211
こたにのパン屋:0877-86-3119
営業時間
モーニング/7:30〜11:00
ランチ/11:00〜15:00
ディナー/17:00〜23:00
パン屋/7:30〜17:00

【丸亀】讃岐富士を望むセルフうどんの王道店「なかむら」 “とぅるん”としたなめらか麺に舌鼓

・セルフうどんの代表格「なかむら」

坂出ICから約15分、JR丸亀駅から15分ほど車で進んだのどかな風景の中にある「なかむら」。初代から2代目まで続いた、お客さんが裏の畑からネギを採ってきて刻む究極のセルフスタイルは、数々のメディアで取り上げられ、今も語り継がれる伝説。現在もほかのうどん店とは一風変わったセルフスタイルが用意されています。

店舗の外にあるメニュー表を見て、注文したいうどんを決めたら、いざ中へ。入口横のカウンターでうどんをオーダーします。カウンター近くには、自分で麺を温める用の羽釜がスタンバイ。テボに麺を入れて自分好みに温めてみて。

座席数は、店内とテラス席を合わせて約50席。テラスは、小型・大型犬など、ペットの同伴が可能です。大将のおすすめは、店舗裏のテラス席。昔話に出てくるような円錐の“おむすび山”「讃岐富士」を眺めながらうどんを楽しむという、のどかな時間を体感できます。

・伝承し続けられる本格手打ちうどん

「なかむら」の特徴は、ツヤのある細麺で、コシがありつつもやわらかい食感。2024年時点で3代にわたり受け継がれる手打ち技で生まれるうどん は、代替わりごとにアレンジが加わっています。

一糸乱れぬキレイな麺線に整えるため、生地をこねる際の水と塩の加減には神経を研ぎ澄ませます。麺を熟成し、足踏みした後の麺を寝かす時間は、約20時間。妥協のない丁寧な工程により、同店特有の“とぅるん”としたなめらかな麺ができ上がります。「できるだけ太くならないように麺を細くして、コシのあるやわらかい食感になるよう意識しています」と現在の大将。営業時間中は休む間もなく麺を打ち続けています。

『かけうどん』(小・1玉)250円、(大・2玉)350円、(特・3玉)450円

創業当時から変わらない味で愛され続ける『かけうどん』。地元のウルメ、サバ節、薄口しょうゆをブレンドした出汁は、魚介のうま味が十二分に引き出され、なめらかな麺を引き立てます。黄金色の澄み渡る出汁とのコンビが素朴で美しい『かけうどん』は、そのまま素材の味を楽しんでもよし、お好みで薬味を入れて味わってもよし!

『ゆだめうどん』(小・1玉)310円、(大・2玉)410円、(特・3玉)510円

熱々のゆで汁をためたうどんを、つけ汁で味わう『ゆだめうどん』。つけ汁にさっと浸すだけで奥深い味がうどんに染み渡ります。

一口目で豪快にうどんをつけ汁に入れるのが、スタッフおすすめの味わい方。心も体もほっこりする温かい一品です。

『肉ぶっかけうどん』(小・1玉)600円、(大・2玉)700円、(特・3玉)800円 ※平日限定

平日しか味わえない『肉ぶっかけうどん』にも注目を。甘めの出汁がかけられたぶっかけうどんに、じっくりと煮込まれた牛肉をあふれんばかりにのせています。レモンを牛肉に絞ると、酸味も相まってさっぱりした味わいに。ぶっかけなので、ほかのメニューよりもコシと麺の弾力がアップ!

・名物「エビ天」が話題!季節の食材を使った天ぷら

天ぷらは常時20種類ほどがスタンバイ。同店名物の『エビ天』(130円)や『高野豆腐』(140円)、季節の食材を使った天ぷらなどが豊富に並びます。2代目の大将が現役で揚げているというウワサも。

『エビ天』130円

讃岐の特産品『エビ天』は、天ぷら内での人気ナンバーワン。瀬戸内産の小エビを使った練り物で、ふわっとした衣が特徴です。香ばしい味ですが、うどんの出汁にふやかして食べると甘みがプラス!

天ぷらを目的で訪れる人もいるほど、昔から天ぷらにも定評のある同店。薄めの衣でカリッとした揚げたての天ぷらが味わえます。常連さんの中には、好きなうどんの上にそのままトッピングする人もいるそう。

県外では珍しい『高野豆腐』(140円)は、しょうゆなどにつけるよりもそのまま味わうのがおすすめだそう。

ダイナミックに揚げられた『昆布天』も人気。うま味と甘さたっぷりの隠れた人気メニューです。このほか、サヨリやアスパラなど、季節に応じたメニューも用意。うどんにのせて出汁に浸しながら食べると、また違った味わいを楽しめます。

 

・おいしさを丸ごと閉じ込めた麺の販売も

同店では、家庭でも気軽に調理して味わえるよう、『半生うどん』(400円)や特製のしょうゆも販売されています。『小麦粉』や郷土料理の『しょうゆ豆』も持って帰ることができるので、ぜひお家でも「なかむらうどん」を堪能してみて。

3代受け継がれてきた名店「なかむら」。程よいコシとやわらかい細麺を、「讃岐富士」を眺めながらすすったり、ペットと一緒に出かけたり、思い思いの時間を過ごしてみては?

■詳細情報

■DATA

なかむら

所在地
香川県丸亀市飯山町西坂元1373−3
電話番号
0877-98-4818
営業時間
9:00~14:00(うどんがなくなり次第終了)