街中

【高松】「うどんバカ一代」早朝から夕方まで営業!名物・釜バターうどんは注文必須♪

・「手打ち十段 うどんバカ一代」

ことでん瓦町駅から徒歩7分、ことでん長尾線花園駅からは徒歩5分。高松市の中心部に程近い多賀町で、県道43号の観光通りから北に入った場所にある「手打ち十段 うどんバカ一代」。2004年(平成16年)から営業し、平日は近くで働くビジネスマンやご近所さん、休日は観光客で店前から通りに沿って長蛇の列ができるほど、香川で讃岐うどん巡りをするなら外せないお店です。

早朝6:00からうどん店にしては珍しい夕方18:00まで営業しているのも同店の特徴。昼時や夕飯時には混み合いますが、午前の早い時間帯や夕方前は比較的空いているので狙い目です。

壁一面に著名人のサインがズラリと飾られ、その人気ぶりがうかがえます。席は座敷とテーブルがあるのでお好きな方へ。店内は混み合っているので相席など譲り合ってくださいね♪

・どれにしようかな♪ 20種類もの讃岐うどん!

同店はカウンターでうどんの注文と受け取り、支払いまで済ませてから席につくセルフ式。店内に入ったらまずは列に並びながら、カウンター上の木札に書かれたお品書きをチェックして、何を食べたいか頭の中で思い浮かべましょう。

トレーと水を忘れずに取り、スタッフからメニューを聞かれたら、好きなうどんとサイズ、温かいか冷たいかをオーダーします。その場でうどんを受け取った後はネギやショウガ、天かすなど好みのトッピングを選んでうどんにオン!
お次は天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューコーナー。食べたいものがそろったらレジで会計の上、席に座りましょう。

食べた後は返却口にトレーや器などを返して、ごちそうさまと一声かけて♪

サイズは大(3玉)・中(2玉)・小(1玉)から選べますが、讃岐うどんの特徴として同じ1玉でもお店ごとに麺のボリュームが違うのでご注意を。同店は麺がやや太めでもちもち、小の1玉でも食べ応えが抜群です。
少食な人やこの後もうどん巡りが待っているという人は、まずは小から頼みましょう。

“バカ一”を代表する「釜バター」をはじめ、現在は約20種類ものうどんメニューを提供していますが、オープン当初は定番の「かけ」や「ぶっかけ」など6種類ほどしかなかったそう。
そんな中、当時のお客さんからメニューにはないうどんのオーダーを受けたことや、スタッフのアイデアから今の豊富なラインアップとなりました。

「うどんをとことん突き詰めたい」という思いが店名の由来にもなったほど、良い意味で“うどんバカ”ともいえるオーナーの見谷(みたに)さん。まだ完成していないという麺は、専用の小麦粉を使い、配合を時代とともに少しずつ変えながらいまだ進化を続けているそうです。
イリコメインの出汁(だし)は素材の味を生かし、麺と出汁が一体となるようこだわり抜かれています。

・“バカ一”の人気うどんランキング1位〜3位!

『釜ぶっかけ』小・410円、中・520円、大・630円

まずは人気メニューの3位から紹介。 うどん店でよく見かける「ぶっかけ」は、ゆで上がってすぐ冷水で締めた麺に醤油(しょうゆ)とレモンが付いたものが多いですが、こちらの『釜ぶっかけ』は釜から上げて10分以内の釜あげうどんに「ぶっかけだし」を使用しています。

そもそも釜あげは釜からゆで上がったばかりの麺をゆで汁ごと器に入れ、アツアツの状態で提供されるうどん。冷水で締めないことで、もちっとした食感と麺の表面にぬめりがあるのが特徴です。伸びてしまう前に、レモンを絞って大根おろしを混ぜて、早めにズズッといただくのが吉!

シンプルがゆえに麺そのものの味を楽しみながら、さっぱりと食べられますよ。

『温玉肉ぶっかけ』小・660円、中・780 円、大・920円

2位はこちらの『温玉肉ぶっかけ』。こちらも「ぶっかけ」ですが「だし醤油」ではなく甘辛く煮た牛肉と出汁(だし)が加わります。温玉を割って、甘辛い肉と麺に絡めて食べましょう。肉がたっぷりのっているので、見た目通りの食べ応え抜群な一品です。温・冷から選べますが、お店のおすすめは冷だそうですよ。

『釜バター』小・530円、中・650円、大・810円

そして1位は、同店の代名詞ともいえる『釜バター』が君臨。忙しいスタッフのまかないから生まれたメニューで、バターと粗挽き胡椒(こしょう)、生卵、だし醤油というシンプルな組み合わせは、麺に自信があるからこそできる一品ともいえます。

食べる前には溶けたバターと生卵、だし醤油をしっかり混ぜ合わせて。まるでカルボナーラのような濃厚な味わいの和洋折衷うどんです。

『讃岐うどん(6人前)』1500円、『釜バターうどん用 だし醤油』400円

おうちでも食べたいという人にはお土産用うどんはいかが?遠方に住む人におすすめの半生麺のうどんや、店内でも使われているだし醤油は、おうちでも『釜バター』が楽しめるのでぜひセットでどうぞ。お土産だけ購入する場合は、列に並ばずそのままレジで会計ができますよ。

また、店頭で持ち帰りとして「うどん玉」(1玉・110円)や「かけだし」「つけだし」などの出汁類(各おたま1杯110円)なども販売。取材時も近所に住む年配のお客さんがうどん玉を買って帰るなど、観光客だけでなく地元に根差したうどん店であることが伝わってきました。

“昨日よりもおいしいうどんを提供したい”をコンセプトに、20年近く続く人気店でありながら今もなお進化を続けている「手打ち十段 うどんバカ一代」。街中という立地で早朝から夕方まで営業していることから、うどん巡りのスタート、ゴール地点に欠かせないお店として1日中活気があふれています。自慢のもちもち麺をぶっかけ、かけ、そして『釜バター』で楽しんで。

■詳細情報

■DATA

手打ち十段 うどんバカ一代

所在地
香川県高松市多賀町1-6-7
電話番号
087-862-4705
営業時間
6:00〜18:00
※毎年12月31日は16:00まで 、1月2日は10:00~16:00
※混雑時の路上駐車禁止

【高松】「らぁ麺 すずむし」で無化調の風味豊かなラーメンを♪夜限定メニューも!

「らぁ麺 すずむし」

「らぁ麺すずむし」は、ことでん瓦町駅から徒歩約5分の菊池寛通りに面するラーメン店。南新町交差点から目と鼻の先なので、商店街へお出かけの際にも訪れやすい立地です。

“すずむし”という店名は、開業前に息子さんの中学卒業祝いで訪れた、鳥取県のとある宿の部屋名から来ているそう。その旅行から約1年後にお店をオープンすることになり、店主の頭の中に残っていた“すずむし”という覚えやすいワードが店名に採用されました。

同店のこだわりは、化学調味料や添加物などを使わない、体に優しい素材で作るということ。煮干しベースのスープに使われる素材は、瀬戸内海と外海のカタクチイワシ、アジの3種類の煮干しをブレンドし、まろやかさや香ばしさ、キレ、うま味などを絶妙に調整しています。豚ベースのスープは、飼育肥料にこだわったブランド豚を使うことで臭みの少ないすっきりとした味わいに仕上げていますが、常に味を進化させているため、素材も都度変わるそう。

自然のうま味を存分に味わえる無添加スープ

『煮干し醤油そば』950円

『煮干し醤油そば』はキリッとした煮干しの風味が魅力の一品。煮干しスープをベースに、塩か醤油の2パターンから選べます。トッピングの具材は鶏肉になるなど都度変わりますが、取材日は栗豚の低温調理と炙(あぶ)りチャーシューでした。食感や風味の違う2種類が味わえるのはうれしいですね。

3種類の煮干しをブレンドすることで、より深い味わいに。「とにかく煮干し選びが大事!」と店主は話します。醤油は香りにこだわって、火入れをしていない搾りたてそのままの“生揚(きあ)げ醤油”を数種類ブレンド。

京都で90年以上続く製麺の老舗「麺屋棣鄂(ていがく)」の麺を使用。スープによって麺の太さも若干違うのがポイント。『煮干し醤油そば』には1番細い麺を合わせています。

『貝とブタの塩そば』980円

豚の清湯(チンタン)スープに、大量のアサリを入れてじっくり火を入れて炊いた『貝とブタの塩そば』は塩がおすすめ。こちらのトッピングも『煮干し醤油そば』と同じく都度変わります。

貝のうま味がしっかりと出ているのは、想像以上にアサリをたくさん使用しているから。手間暇かけて自然の素材からこしらえるスープをしっかり味わって。

『貝とブタの塩そば』には、『煮干し醤油そば』の細麺よりも若干太い麺を使用しています。今後、自家製麺をスタートする予定なので、より調和の取れた品々になりそうですね。

『昆布水つけ麺』1,100円

夜限定メニューの『昆布水つけ麺』も見逃せません。しっかりと冷水で締めた平麺に、上品な甘さがある真昆布と香り豊かな羅臼(らうす)昆布の二つを使用した昆布水を合わせたもの。塩か醤油を選べる煮干しスープにつけてツルッと召し上がれ。

ほかのメニューは麺が約130gですが、『昆布水つけ麺』は約190gというボリュームで食べ応えばっちり!冷水で締めたコシのある麺に、昆布特有のフコイダンによるヌルヌルとしたテクスチャーが相乗効果でツルッと感を存分に楽しめます。

サイドメニューのご飯も抜かりなし

麺メニューだけでも満足度たっぷりですが、もう少し食べたいなという時にうれしいご飯メニューも抜かりはありません。

『炙りチャーシューご飯』420円

『炙りチャーシューご飯』は、バーナーで炙った香ばしさと、ほんのり酸味のあるタレが食欲をそそります。薄切りチャーシューなので肉巻きおにぎり風にも。

『日替わり炊き込みご飯 ミニサイズ』160円

奥さま担当の『日替わり炊き込みご飯』は、旬の野菜を中心に、動物性食材を極力使わないスタイルで提供しています。取材日は『しらゆき蓮根と鳴門ワカメのご飯』で、薄切りレンコンのシャキシャキとした食感がアクセント。冷めてもおいしいよう、もち米を少しプラスしているのが特徴。『日替わり炊き込みご飯』は通常のサイズ(300円)とミニサイズ(160円)も選べます。

「らぁ麺すずむし」は化学調味料を使わず、素材そのものの風味を大事に仕上げた、体に優しいラーメンがいただけるお店。小変更が都度行われ、日々進化する味わいも魅力の一つです。春は混ぜそば、夏は冷やしシリーズなど季節限定メニューに加え、1日限定メニューや県外のラーメン店とのコラボ営業なども見逃せませんよ!

■詳細情報

■DATA

らぁ麺 すずむし

所在地
香川県高松市南新町4-11
電話番号
080-4990-0411
営業時間
11:00〜14:00
18:00〜21:00ごろ(第2・4月曜は昼営業のみ)
※未就学児、香水をつけての入店は不可

【香川県】お正月の風物詩「あん餅雑煮」が食べられるお店おすすめ5選!(2024-2025)

1.甘味茶屋 ぶどうの木<高松市>

『讃岐のあんもち雑煮』690円
持ち帰りは1食入り750円、2食入り1,500円、4食箱入り3,100円

ことでん片原町駅から徒歩約3分。ライオン通商店街の一画にある「ぶどうの木」は、お正月に限らず1年を通してあんもち雑煮をいただくことができる街中の甘味処。

オーナーの家庭の味を再現したという同店の雑煮は、あんこがたっぷり詰まった大きな丸餅が特徴。かつおだしを利かせた白みその塩味と、甘過ぎずすっきりとした後味で、ボリュームがありながらもペロッと食べられます。箸休めには、同じく香川の郷土料理・しょうゆ豆をどうぞ。


帰省時のお土産やおうちでお店の味を楽しみたいという人には、持ち帰り用の冷凍販売も。箱詰めされた4食入りは地方発送も可能です。

■DATA

ぶどうの木

所在地
香川県高松市百間町2-1
電話番号
087-822-2042
営業時間
10:00〜17:30
※日曜は5:00まで、12月29日(日)~2025年1月3日(金)は5時半まで

【高松】甘味処「ぶどうの木」で年中食べられる“あんもち雑煮”は讃岐の国のおもてなし♪

2.夢菓房たから<高松市>

『あん餅雑煮』2個入り1,500円、4個入り(進物箱)3,400円

季節のフルーツ大福でおなじみ、高松市春日町にある「夢菓房たから」。2024年には「高松オルネ店」もスタートした老舗和菓子店です。

より食べやすいスタイルにと、リニューアルしたばかりの同店のあんもち雑煮は、1食ずつ小分けにされたカップタイプ。通常の3割増しでこうじを入れ、香川県産コシヒカリの新米を使用した自然な甘さが特徴のみそに、甘さ控えめの丹波大納言小豆をブレンドした粒あん餅、讃岐金時ニンジン、雑煮ダイコンが紅白に彩ります。

電子レンジで温めるだけという気軽さが、家事の手を休めたいお正月にうれしいところ。
好みで青のりやかつお節を用意して添えれば、ちょっと手が込んだ仕上がりに♪
あんこが苦手な人や白餅派にうれしい関西風の『白もち雑煮』もありますよ。

■DATA

夢菓房たから

所在地
香川県高松市春日町214
電話番号
087-844-8801
営業時間
8:30〜17:30
※大福など生菓子の予約は午前10時以降の引き取りとなります
※土・日曜や祝日など、予約が多い日には当日予約ができない場合があります
※慶弔菓子は3日前までに要予約

【高松】「夢菓房たから」の和スイーツはバリエーション豊富!マストバイはフルーツ大福

3.桃太郎茶屋<高松市>

『あん餅雑煮』700円

高松市の観光スポット・屋島山上に位置する創業80年以上の老舗旅館「桃太郎」。同館が営む茶屋では『あん餅雑煮』や『あん餅雑煮うどん』を1年中味わうことができます。

雑煮用の自家製あん餅は1日50~60個作るそうで「旅館か餅屋か分からないの(笑)」と御年80歳を超える大女将の濱田さん。

『あん餅雑煮うどん』 900円

通常の雑煮に加えて、香川らしいうどん入りの雑煮も人気の一品。このほかイイダコのおでんなど郷土料理がそろうので、最近では国内外の観光客が屋島観光ついでに立ち寄る憩いのスポットとなっています。
ちなみに店名の由来は、目の前に鬼ヶ島こと女木島を望むことができるからだそう。年末年始も営業予定なので、初詣やご来光を眺めた後にぜひ。

■DATA

桃太郎茶屋

所在地
香川県高松市屋島東町1821 ※屋島山上
電話番号
087-841-9464
営業時間
11:00~17:00
※年末年始の駐車場の営業状況については「やしまーる」HPで確認を

4.花園亭<高松市>

『あんもち雑煮』 850円

特別名勝・栗林公園内の食事処「花園亭」の「あんもち雑煮」は、初代女将から続く味を守り続け、ポタージュスープを飲んでいるかのような濃さの白みそでおもてなし。金時ニンジンと雑煮ダイコンのほか、縁起が良いとされるサトイモが入って食べ応えも抜群です。

箸休めにはしょうゆ豆のほか、紅白なますなどの酢の物、郷土料理・まんばのけんちゃんといった小鉢が付いて、口直しにもぴったり。単品はもちろん、公園散策でお腹がペコペコという人には『栗林ほっこり膳』(1,800円)がおすすめ。あんもち雑煮におにぎりや野菜の炊き合わせ、天ぷらなどがセットになった御膳で、ランチにちょうどいいボリューム感です。

2023年に初めて提供したという『あんもち雑煮うどん』(1,100円)も好評で、2025年も三が日限定で登場予定。正月に向けてきれいに刈り込まれた松が迎えてくれる園内で、特別な時間を過ごすことができますよ。

■DATA

花園亭

所在地
香川県高松市栗林町1-20-3 栗林公園内
営業時間
8:00~17:00 ※元日・三が日も通常営業

5.餅・赤飯 エビスヤ本店/喫茶 エビスヤ<高松市>

『あん餅雑煮』 750円

明治43年創業、大みそかだけで白餅・あん餅が約1万個も売れる餅専門店「エビスヤ」。併設の「喫茶 エビスヤ」では、専門店の喫茶ならではのつきたてのあん餅雑煮を味わうことができます。淡路島の川のりで香りを添えて。温かい日本茶のサービスもうれしいですね。

同店で作られる杵つき餅は、九州産のひよく餅米を使用し、味も粘りも良く、やわらかいのにギュッと詰まった食感です。あん餅の粒あんは、店内で炊き上げた北海道産の小豆で程よい甘さなので、パクパクと食べられますよ。

店頭で販売している『あん餅』(5個パック・900円)はそのままでももちろん、自宅の雑煮に入れても◎。単体の購入は、12月29日(日)受け取り分まで電話予約を受け付けています。12月30日 (月)・31日(火)は店頭販売のみ、売り切れ次第終了。大みそかは大行列になるので早めの来店が吉ですよ。
喫茶は31日(火)は休みのためご注意を。

■DATA

餅・赤飯 エビスヤ本店/喫茶 エビスヤ

所在地
香川県高松市片原町2-2
電話番号
本店:087-821-4030
喫茶:087-821-0601
営業時間
9:00~16:00 ※喫茶は19:00まで

【高松】「イノウエベーカリー」50種以上もの愛情たっぷりパンはいかが?

・「INOUE BAKERY (イノウエベーカリー)」

ことでん今橋駅から徒歩約6分。真っ赤な外観がひときわ目を引く「INOUE BAKERY(イノウエベーカリー)」は、“日常の食卓をちょっと幸せに”をコンセプトに、2006年のオープンから現在まで、地域で愛され続けるているお店。

というのも高松商業高校のすぐ隣という立地で、学生もよく訪れる同店。20年近くこの場所で営業を続けていることから、成長した学生が子どもを連れてパンを買いに来ることもあるそう。ほかにも近所の美容室や英会話教室の講師、ゲストハウスに宿泊中の観光客など、世代や国籍問わず幅広い客層が朝食やランチ、おやつにと同店のパンを求めて訪れています。

店主の井上直也さんの実家は精肉店。元は実家のある岡山県玉野市で、精肉店に併設する形でベーカリーを開業していました。井上さんのお母さまが趣味でケーキやパンを作り、店内で販売していたことから、井上さん自身もパン作りに興味が湧いたと言います。
高松市出身の奥さま・菜々子さんと結婚後に移住し、現在の場所で夫婦2人のお店をスタートさせました。

遠くからでもよく目立つ真っ赤な外観は、元の店舗に付いていた日除けが赤だったことがきっかけ。パッと目に入りやすく、なんのお店か興味を持ってもらえるよう赤〜い外観になりました。

店内は温かみのあるウッド調で、入ってすぐの場所には衛生面を考慮し、オーダーしたガラスのショーケースが。そのすぐ隣にはイートインスペースも設置。その場でいただくこともできます。

出入り口はまちなかループバスのバス停がある通り沿いと、高松商業高校側の東西2カ所にあります。駐車場は店舗南側のコインパーキング隣に無料で2台分用意されているので、車または公共交通機関の利用がベター。

ショーウインドウ奥で慌ただしく稼働している工房では、真剣にオーブンの中をのぞき込みながら、パン生地の仕込みを行う井上さんの姿が。パンによって配合を変えているという、国産と外国産の小麦粉、卵は三木町の東山産業のものを使用しています。丹精込めてこねられた真っ白なパン生地が、香ばしい焼き色となって次々と店頭に並べられていく様子は見ているだけでお腹が空いてきます。

工房の片隅では、奥さまが惣菜パンを作っていました。仕込みから梱包まで一貫して、一つひとつ丁寧に仕上げていきます。惣菜などに使われている野菜は、さぬき市の津田や小田の朝市に出店した際に、八百屋や生産者から新鮮なものを直接仕入れることも多いそう。

・約50種以上もあるパンは目移り必至

『カスターネージュ』216円

季節限定の『カスターネージュ』はカスタードクリームが溶けにくい、秋のシルバーウィークごろから5月のゴールデンウィークごろまで限定で登場。今年は暑さの影響で、例年よりも遅い再会でしたが、人気商品のため多くのお客さんから「カスターネージュはまだ?」という声が届くそう。井上さんのお母さま秘伝のレシピを基に作られたカスタードクリームは、濃厚ながらいくらでも食べられそうなほど軽い味わい。デニッシュ生地との相性もバツグンです。

こちらのカスタードクリームは同店のエクレアやクリームパンにも使われているそう。

『ミルクフランス』194円

火・金曜限定のこちらの商品は、外バリ、中モチ食感のミニフランスパンに自家製練乳クリームをサンド。取材中、ちょうどミルクフランスを購入したお客さんに話を聞くと「この生地の食感とクリームの甘さが大好きで、仕事前に毎週立ち寄ります」と笑顔で答えてくれました。

そのほかハード系のパンは『ピーナツカスクート』や『めんたいフランス』、水・金曜限定の『ゴマいもパン』に火・木・土曜限定の『チーズパン』などがあります。

ちなみに同店のパンはどれも手のひらほどのサイズが多く、値段も手ごろ。日常的にパンを食べてもらいたいという思いも伝わってきますね。

『シナモンロール』184円

シナモンとカルダモンで爽やかに仕上げた『シナモンロール』は、シュガーフォンダンがかかっていないのが“イノウエ流”で、さっぱりとした味わい。甘過ぎずスパイスの香りがふわっと鼻から抜けるので、ぺろりと食べられます♪

定番の『メロンパン』や奥さまも個人的に好きだという『チーズベリーベリー』などもフォンの多い一品。毎年更新されるユニークな「干支パン」にもご注目。ちなみに辰年の2024年は龍の顔を模した抹茶生地に白あんとホワイトチョコチップのパンが登場。こちらは1年間、季節によって中身を変えながら販売しているのでお正月以降も購入できます。

・毎日食べたいもっちり食パンは予約がおすすめ♪

シンプルがゆえに日々の食卓に並べやすい食パン。耳までもっちりの同店の食パンは毎日11時ごろ、14時ごろに焼き上がり予定で、正午ごろからスライス可能。予約客やリピーターが多いそうで、取材時も電話予約が入り、好みの厚さにカットしてもらうお客さんの姿も。

『食パン』

そのままでも、焼いても、小さな子どもが耳も残さず食べてくれるといううれしい声も。予約は電話が確実ですよ。

毎年11月ごろから登場するクリスマスを象徴するデザートパン『シュトーレン』。同店ではマジパン(砂糖とアーモンド粉末を混ぜ合わせた生地)を使っていないのが特徴です。ラム酒に漬け込んだオレンジピールやドレンチェリー、レーズンなどのドライフルーツに、クルミやスパイスを練り込んだ濃厚な一品。

『シュトーレン』大1,296円・小680円 ※冬季限定

クリスマスまでの期間、薄く切り分けて少しずつ味わうのが醍醐味ですが、ついつい食べ過ぎてしまいそうになるのがうれしい悩み。切り分ける際は真ん中から切って、残りは切り口が接するようにして保存しましょう。乾燥を防いで長く楽しめますよ。

2024年度は惜しくも予約分で完売しましたが、毎年クリスマス前には登場する冬の風物詩なのでお楽しみに。プレゼントにもぴったりです。

・日々の食卓にパンでちょっとした幸せを

最近リニューアルしたショップカードは美大生の娘さん作。店内の至るところに飾られた絵画やイラストも娘さんが描いたものだそうで、随所に家族愛も感じます。

ちなみに、なんの偶然か香川を離れて暮らす娘さんも今はパン屋でアルバイトをしていて驚いたという小話もゲット。

2024年でオープンから18年を迎えた「INOUE BAKERY(イノウエベーカリー)」。「流行の映えるようなものは多くはないけれど、毎日食べても飽きないパンを提供できたらいいなぁ」と話す井上夫妻の穏やかで温かな人柄に、長年のファンが多いのも納得です。ちなみに製法のこだわりを聞いた際は「愛情がたっぷり入っています!」とのこと。地域の人たちをはじめ国内外の観光客まで幅広い客層に愛され続ける、パンの味はもちろん、接客や店づくりに至るまで、2人から大きな愛をたっぷり感じるお店です。

■詳細情報

■DATA

INOUE BAKERY(イノウエベーカリー)

所在地
香川県高松市塩上町3-13-4
電話番号
087-861-8102
営業時間
8:00~17:00

【高松】「ICHICO(イチコ)」イチゴあめ専門店ならではの甘酸っぱさとパリッと食感を味わって

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」

「ICHICO(イチコ)」は2020年3月に岡山で開業し、東京、大阪、埼玉、福岡、山口、鹿児島など全国に展開しているイチゴあめ専門店です。2023年8月、高松市中心街の複合商業施設「丸亀町グリーン」の東館1階にやってきました。

ガラス張りで中の雰囲気が分かりやすい店内は、広々としていてイートインする場合もゆったりできます。入り口の向こうには「丸亀町グリーン」のけやき広場が望めます。

年間通して味わえる『いちごあめ』はフレッシュな国産イチゴを使用し、あめは当日コーティングしています。冷蔵ショーケース内に入れていても時間がたつとあめの食感が変わってくるので、鮮度管理もしっかり。ツリーのように先細り状態になるようイチゴを大きさごとに順に串に刺すことで、あめのコーティングを薄くしやすいのだそう。

『いちごあめ』は定番のスタイルだけでなく、ショートケーキ、抹茶ケーキ、プリン、チーズケーキ、チョコミント、ティラミス、チョコケーキ、モンブラン、練乳、抹茶など、10種類以上がスタンバイ。ついつい写真を撮りたくなるビジュアルですね。

バリエーション豊富な「いちごあめ」シリーズ

『ノーマル』5粒700円、3粒500円

フルーティーなイチゴの甘酸っぱさと薄いあめのパリッとした小気味良い食感をシンプルに味わうなら『ノーマル』をどうぞ。5粒だと意外とボリューミー!複数のバリエーションを楽しみたい人は3粒ずつ買うのもおすすめです。

『ショートケーキ』5粒900円、3粒700円

『ショートケーキ』は、フレッシュイチゴとホイップクリームがトッピングされた人気の品。ショートケーキを彷彿(ほうふつ)とさせる赤と白のコントラストも美しいですね。

『モンブラン』5粒900円、3粒700円

『モンブラン』のクリームには和栗が使われていて、上品な栗の風味とコクが味わえます。サクサクとしたフィユティーヌの食感もアクセントに。串からイチゴやあめが落ちないように装着されているカップには、雑誌やコスメPRなどさまざまなシーンで活躍するイラストレーター・はるちゃーと氏による描き下ろしのブランドイメージキャラクターステッカーがあしらわれています。

『抹茶ケーキ』5粒900円、3粒700円

抹茶クリームと抹茶ソースでしっかりとした和の風味とビター感を出した『抹茶ケーキ』は、色も味もイチゴとマッチした一品。すっきりとしつつコクのある抹茶クリームがアクセントになっています。

『パチパチキャンディー』5粒770円、3粒570円

『パチパチキャンディー』はもともと期間限定品でしたが、好評なのでしばらく続けるそう。幼い頃に駄菓子などで味わったこともある人が多い、口の中で弾ける“パチパチパニック”キャンディーがトッピングされていて、刺激的な食感がクセになるかも?

丸ごと使った「りんごあめ」と「わたがし」も!

『りんごあめ』650円 ※カットは+30円

丸ごと1個のリンゴをあめでコーティングした『りんごあめ』は、お祭り屋台の“りんごあめ”を懐かしんで買う人もいるそう。屋台などでよく見るものよりコーティングのあめを薄くしているので、より食べやすくなっています。+70円でパチパチパニックキャンディーや抹茶、チョコのトッピングもできますよ。

『りんごあめ』は+30円で食べやすくカットしてくれます。リンゴは季節によって仕入れる品種が異なるので、サイズや糖度、酸味などの違いも楽しめます。みずみずしいリンゴのシャリっと感と、あめのパリッと食感がいいバランス。

『わたあめ』500円

2024年10月からスタートした『わたあめ』は自分の好きなカラーで作れるのが特徴。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブルー、グリーン。大きく作りすぎると串が空回りしてしまうので、程よい大きさで2色ぐらいがオススメだそう。ふわふわカラフルなわたあめを手に街歩きや、推しカラーをチョイスするのも楽しそう♪

「strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)」は、国産イチゴのフレッシュな味わいとパリッとしたあめの食感が年中楽しめるお店。現代的にアレンジされたバリエーション豊富なトッピングは、つい写真を撮りたくなるビジュアルです。

■詳細情報

■DATA

strawberry stand ICHICO(ストロベリースタンド イチコ)

所在地
香川県高松市丸亀町8-23 丸亀町グリーン東館1階
電話番号
070-9278-9201
営業時間
11:00〜20:00

【高松】東かがわの手袋&ファッション小物「アウトレットセール」開催!高品質なアイテムをお得に

日本一の手袋の産地・東かがわ市から、高品質な手袋やファッション小物がお得に届くビッグチャンス。魅惑のアウトレットショップ「Oh!Some shop!2024」が、12月7日(土)~24日(火)の期間限定で、讃岐おもちゃ美術館shop&フリースペースにオープンします。

15の手袋・革小物企業が出店し、レディース、メンズ、キッズの手袋をはじめ、革製のバッグ、財布、小銭入れ、冬らしい小物などをアウトレット価格でラインアップ。職人の繊細な技術や工夫が詰まった使い心地抜群の香川品質を確かめて、大切な人や自分へのプレゼントにしてはいかが?

8日(日)は「手袋のオーダーメイド受注会」、7日(土)・21日(土)は東かがわのヒーロー「てぶくろマン」とじゃんけん大会を開催。大会は小学生以下が対象で、勝てば子ども手袋がもらえますよ。

【期間中のイベント】
・手袋のオーダーメイド受注会
8日(日)12:00~17:00
東かがわ市で産地の技を守り、磨き続けている平田商店の平田哲也さんが来場。何度も採寸を重ねて完成する一双は、驚くほど手にフィットします。

・「てぶくろマン」とじゃんけん大会
7日(土)・21日(土)、11:00~・14:00~
東かがわのヒーロー「てぶくろマン」とじゃんけん対決。対象は小学生以下。勝てば子ども手袋をゲット♪各日各回50双、なくなり次第終了。

【香川県】旬の牡蠣!食べ放題から街中居酒屋までおすすめ8選(2024-2025)

 

1.海鮮立呑 牡蠣スタンド<高松市>

●牡蠣の提供期間:通年

ことでん片原町駅から徒歩2分。片原町商店街から路地に少し入ったところにひっそり佇む「海鮮立呑 牡蠣スタンド」。駅近の立ち飲み屋ということもあり、仕事帰りのサラリーマンや飲み会の0次会にサクッと立ち寄るお客さんが多いそう。
北は北海道の網走から南は長崎県の五島列島まで、全国津々浦々の生牡蠣を年中食べることができます。

『生牡蠣食べ比べセット』※時価

中でも人気なのは、産地の違う牡蠣を生で食べ比べできるセット。季節や仕入れ状況によって変わりますが、岩手、宮城、大分、兵庫など豊洲市場から仕入れる新鮮な生食用の牡蠣が登場するのでお楽しみに。食べ方はレモンを絞っても、テーブルに用意されているポン酢をかけてもGOOD。生ならではの濃厚な牡蠣の風味を堪能できます。生牡蠣は単品注文も可能なので、気に入った味があれば個別に注文できますよ。

ほかにも、自家製タルタルソースでいただく『カキフライ』や『蒸し牡蠣』『牡蠣チャンジャ』など、ついついお酒が進みそうな豊富な牡蠣料理がそろっています。

店内はカウンターのみ。牡蠣以外にもマグロの刺身やあん肝ポン酢などのおつまみメニューも。2、30分程度で軽くつまんで行く人もいれば、2、3時間がっつり牡蠣を堪能していく人など利用の仕方はさまざま。牡蠣の仕入れ状況によってはなくなり次第店じまいすることもあるそうなので、確実に生牡蠣を味わいたい人は早めに来店を。

■DATA

海鮮立呑 牡蠣スタンド

所在地
香川県高松市片原町2−1
電話番号
087-821-2010
営業時間
17:00〜22:30(なくなり次第終了)
※2024年末は12月29日(日)まで、年始は1月7日(火)から営業

2.炉端焼き ごぼうのてっぺん<高松市>

●牡蠣提供期間:通年

片原町商店街からライオン通に入り南へ徒歩約1分の場所にある「炉端焼き ごぼうのてっぺん」は、街中で炉端焼きが楽しめるお店。大きな「炉」の字が描かれたのれんが目印です。

牡蠣をはじめとする、アワビ、サザエ、ハマグリ、ホタテ、アサリなどの豊富な貝類を通年味わうことができ、なんとお通しにもハマグリが登場。鍋に入った出汁(だし)にうま味が染み出しこれだけでもついお酒が進んでしまいそう。

『宮城県女川産カキ バケツ蒸し』2,980円

目の前の厨房で殻付きのまま日本酒で豪快に蒸され、うま味をギュッと閉じ込めた牡蠣の身は、まずは何もつけずにそのままパクリとどうぞ。濃厚な蒸し牡蠣をアテにぐいっと一杯…というのもオツですよ。

また、広島県産のカキフライや、忘新年会にもぴったりな飲み放題コースも。

カウンター席では、目の前で貝が焼き上がる様子を見られて、ライブ感たっぷり!奥にはテーブル席もあるのでのんびり過ごしたい人にもおすすめです。日本酒はブランドを3種、季節などで変わる限定品が5種、牡蠣料理に合うもの、出汁に合うもの、炭火焼きに合うものなどユニークな品ぞろえ。訪れるたびに変わるラインアップも楽しみですね。

■DATA

炉端焼き ごぼうのてっぺん

所在地
香川県高松市御坊町2−1
電話番号
087-802-5999
営業時間
18:00〜24:00(フードL.O.23:00)

3.粋な海鮮酒場 ものっそ<高松市>

●牡蠣の提供期間:通年

ことでん瓦町駅から徒歩4分の「粋な海鮮酒場 ものっそ」は、讃岐弁で「ものすごい」を意味する「ものっそ」が店名の由来。“ものっそ楽しい、ものっそうまい”をテーマに、全国からその土地ごとの旬の食材を仕入れ、貝・魚料理と日本酒、地酒を楽しめる海鮮居酒屋です。

貝は1年を通して8種類以上をスタンバイ。刺身にはホタテやサザエ、赤貝、酒蒸しに牡蠣、アサリ、白ハマグリ、そのほか鹿児島県産の月日貝(つきひがい)など季節限定の貝が登場することもあるのでお見逃しなく!

『名物 貝!貝!貝!の豪快蒸し』4人前・2,178円、2人前・1,628円

鮮度抜群の牡蠣、白ハマグリ、アサリの3種を、その名の通り豪快に蒸し上げた同店の名物。水と酒だけで蒸しているため、貝のエキスがたっぷり入った出汁(だし)は滋味深く、そのままスープとして飲んでもいいですが、ぜひ試してもらいたいのは〆の雑炊またはラーメン!
スープをしっかり吸った雑炊、麺に絡む貝のうま味はまた格別ですよ(オプション1人前・418円)。

『焼き牡蠣三種』
焼き牡蠣・418円、チーズ焼き牡蠣/ガーリックマヨ牡蠣・各495円

焼き牡蠣を3種食べ比べできるこちら。牡蠣そのものの味を楽しめるのはもちろん、炙ったチーズの香りが食欲をそそる「チーズ焼き牡蠣」、ガツンと食べ応えのある「ガーリックマヨ牡蠣」と飽きのこないさまざまな味わいを楽しめます。

牡蠣は基本的には広島県産、その時々によって宮城、三重などから仕入れているそう。今シーズンの牡蠣は身が大きいものや小ぶりでもふっくらとしていて、塩味が弱いのが特徴。その年や時季によって違う牡蠣の風味を味わうのも楽しいですよ。

また、リピーターから人気の『しじみ汁』は無料。しかもおかわりOKというから驚きです。お酒を飲む人も飲まない人も、ほっこりとした味わいにお腹も心も癒やされますよ。

2階席にはドリンクバーが用意されていて、コース注文の団体客に限り利用が可能。ビールサーバーに焼酎、酎ハイ、日本酒、ソフトドリンクなど好きな飲み物を選べます。

日本酒は2024年11月現在、フレッシュな搾りたての新酒が登場しているそう。牡蠣料理には牡蠣の風味を生かす、新酒の辛口がおすすめとのことなので日本酒好きの人はぜひ♪

■DATA

粋な海鮮酒場 ものっそ

所在地
香川県高松市福田町9−6
電話番号
087-821-2829
営業時間
17:30〜24:00(L.O.23:00)

4.かき焼き わたなべ<さぬき市>

●牡蠣提供期間:11月〜3月予定

JR志度駅から徒歩10分、高松市中心部から車で約30分。香川の牡蠣焼きといえば外せないのがこちらの「かき焼き わたなべ」。牡蠣の養殖業を始めて約60年以上、牡蠣小屋は30年近くにもなる老舗で、シーズンが始まると同時に平日、休日問わず県内外から多くの人が訪れる人気のお店です。

今シーズンの牡蠣は、まだ小粒ですが身が詰まっていて、味が濃くなっているそう。自ら養殖も行っているので新鮮な牡蠣をいただけるのが魅力です。

『かき焼き食べ放題(120分・終了30分前LO)』4,000円、小学生2,000円、幼児無料

食べ放題は1人20〜30個ほどの牡蠣を50cm四方のカゴに盛って提供。食べられる分だけ鉄板に乗せたら、火傷に気を付けながら自分で焼き上げます。焼き牡蠣を鉄板の上に5個以上残してしまうと追加料金が発生するため量は計画的に!生牡蠣は残しても大丈夫ですよ。2時間制ですが30分や1時間など、少しの間だけ牡蠣焼きを楽しみたいという人にも柔軟に対応してくれるので安心です。

こちらの食べ放題は牡蠣ご飯と味噌汁付き。おかわり牡蠣ご飯が350円、味噌汁は250円と有料ですが大盛りはなんと無料。さらにトッピングと食料の持ち込みOKという自由度の高さも好評です。
食料は肉や野菜などを好きに鉄板で焼くことができ、中にはサツマイモをアルミホイルで巻いて焼き芋を楽しむお客さんもいるそう。牡蠣が苦手な人や子どもも楽しめるよう、牡蠣以外のサイドメニューもそろっているので、みんなで食事を楽しむことができますよ。

備え付けの調味料も豊富でバジルソースやキムチの素、オリーブオイル、ピザソースなど組み合わせが6,700万通りもあるほど。いくら食べても飽きないなんて“牡蠣好き”にはうれしい悩みです。

平日のランチタイムにのみ登場する『カキフライ定食』(1,500円)も人気ですが、限定15食ということもあり予約必須。テイクアウトで牡蠣の煮付けと牡蠣ご飯が付く『カキフライ弁当』(1,300円)は10食限定なのでこちらも早めに予約を。

基本的に飛び込みOKですが、予約しておくのが安心です。人気店のため年内は予約がいっぱいとのことですが、まずは電話で問い合わせを。予約は電話、店頭どちらでも受け付けています。

■DATA

かき焼き わたなべ

所在地
香川県さぬき市志度5382-47
電話番号
087-894-8676
営業時間
月・水〜金曜/11:00〜15:00、17:00〜21:00
土・日曜、祝日/11:00〜21:00
※11月〜3月の冬季のみ営業
※12月29日は15:00閉店、12月30日~1月3日は休業、1月4日は17:00開店

 

【高松】「季節料理どちらいか」炭火で焼く焼き魚と羽釜で炊くご飯で体がよろこぶ贅沢ランチ

・和みのランチ処「季節料理どちらいか」

オフィスビルや商業施設がひしめく高松市の中心街・鍛冶屋町に、瀬戸内の鮮魚に特化したランチが人気の和食処「季節料理どちらいか」はあります。美術館南通り沿い、高松市美術館の南入り口を出ると正面に見えるビルの半地下部分が入り口です。

店内には間仕切りでプライベート空間が保たれたテーブル席と一人利用にもピッタリなカウンター席があります。炭焼きの囲炉裏(いろり)や羽釜などが目の前に並ぶカウンター席も和食処ならではの醍醐味が味わえる席としておすすめです。

料理を担当する店主の西野さんは、長きに渡り和食の世界で経験を積んだ板前でもあります。店名の“どちらいか”は、出身である徳島の方言で「どういたしまして」の意味で、柔らかい響きと懐の深さを感じる意味合いがお店の雰囲気にピッタリです。

・目にも美しい瀬戸内鮮魚の昼定食

『海鮮ちらし定食』1,300円

1日限定5食の『海鮮ちらし定食』は、メインの海鮮丼に小鉢・みそ汁・香の物がセットで付いて、満足感のあるボリューム。確実に食べたい人は、電話での予約がベターです。

毎朝、店主が自ら市場で目利きした鮮魚が約7〜8種盛られた丼は目にもおいしく豪華絢爛(けんらん)。取材時はカツオ・コノシロ・ホタテ・スズキ・マダイ・シマアジ・サーモン・マナガツオに香川のブランド魚・オリーブハマチが酢飯の上に美しく並んでいました。たまにはお昼からこんな贅沢もアリですよね。

『お刺身盛り合わせ定食』1,500円

丼ではなく刺身として新鮮な魚をじっくり味わいたい人は『お刺身盛り合わせ定食』がおすすめ。刺身盛り合わせのほか、白米と小鉢が2品、みそ汁に香の物がセットになった定食です。お店自慢の白米と刺身の相性の良さを堪能できる一品です。

ご飯はすべて羽釜で炊かれたものを提供するというこだわりようで、炊きたての白米はみずみずしく、食べ終わる頃までツヤツヤ感が残る芸術的なルックス。米の一粒一粒が立っていて、外側のハリ感と本来の甘みをかみしめるほどに感じられますよ。

・炭火で焼く焼き魚が絶品

鮮魚な刺身のほかに焼き魚にも注目を。注文が入ってから一切れずつ串刺しにした大ぶりな魚の切り身を炭火で丁寧に焼き上げます。余分な油や水分を落とし、うま味だけが凝縮された焼き魚は絶品。炭火で調理した焼き魚と羽釜で炊いたご飯、同店のランチが人気であり続ける理由がここにあります。

『焼魚定食(サバの塩焼き)』1,200円

「一番人気はサバの塩焼きですね」と店主。切り分けた状態で約200gの大ぶりなサバは、半身ほどありそうなサイズ感です。箸を入れると肉厚でジューシーなプリプリの白身がお目見え。羽釜の炊きたてご飯との相性も言うまでもなく◎。そのほか小鉢・みそ汁・香の物が付け合わせの満足セットです。

『焼魚定食(鮭の塩焼き)』1,200円

朝食のイメージが強いサケの塩焼きも、炭火で焼きたてのものとなると一味も二味も違って箸が止まらなくなる味わいで、昼にもぴったり。サバの塩焼きに負けず劣らず、多く注文されるそう。表面をパリッと焼き上げ、内側には潤いを閉じ込めた絶妙な焼き加減のサケの切り身は、できるだけ熱々のうちにいただくのをおすすめします。

『日替わり定食』1,100円〜

取材時の献立は『サワラの西京味噌(さいきょうみそ)焼き』で、こちらも根強いファンを持つメニュー。店内で漬け込んだサワラの切り身は、うま味がいっそう凝縮されプリッとした弾力のある食べ応えに。日替わりのため出合ったらついオーダーしたくなる一品ですね。そのほかの日替わりメニューではブリの塩焼きも注文が集中するそう。

厳選した米を羽釜で炊いた白ご飯と、目利きした瀬戸内の鮮魚、炭火でじっくり焼き上げた魚。基本をしっかり抑えた和食の数々は、シンプルゆえに丁寧な仕事ぶりが際立ちます。街中の和食処「季節料理どちらいか」で、ゆったり大人の贅沢ランチを堪能して。18:00からはディナーも利用できますよ。

 

■詳細情報

【高松】「うどん脳万博2024/キッチンカーマルシェ」開催!県内のゆるキャラ&人気グルメが大集合

ゆるキャラグランプリ「ゆるバース2023」で初代グランプリに輝いた「うどん脳」率いるビッグイベント!その名も「~クリスマスだよ!全員集合!~うどん脳万博2024/キッチンカーマルシェ」11月23日(土・祝)・24日(日)、高松シンボルタワーで開催されます。

23日(土・祝)の前夜祭は「クリスマスイルミネーション撮影会」。ゆるキャラならぬツルキャラ・うどん脳2玉が、シンボルタワーのキラキライルミネーションの世界をクリスマス衣装でお散歩♪見つけたら思い出の一枚を撮って、SNSでシェアしてみては?

24日(日)の本祭は、過去最大級規模のキャラクターとキッチンカーの祭典!香川県民が誇る「うどん脳」をはじめ、県内で活躍しているキャラクターを中心に、16ものキャラが大集合。会場を大いに盛り上げます。そのキャラたちに関連する地域の特産品販売や観光PR、キャラクターグッズの販売もありますよ。

また、キャラ好きならずとも、マルシェ&キッチンカーで楽しめること間違いなし。パンダどら焼きでおなじみの「高月堂221」からは「うどん脳どら焼き」が登場するなど、隅々まで見逃せません。
最新情報はX「#うどん脳万博2024」をチェックして。

【出演キャラ・ブース】
・うどん脳/うどん脳Z
・いまばりバリィさん(Daiichi Printing)
・ことちゃん(高松琴平電気鉄道)
・しゅこくん(四国水族館)
・すまいるえきちゃん(JR四国)
・オリーブしまちゃん(パオ・フィール)
・みちしるべぇ(妖怪美術館)
・ティラノザウルス(ティラノレース大作戦)
・サンポくん(高松観光コンベンション・ビューロー)
・てぶくろマン(東かがわ市)
・むぎゅ~ちゃん(善通寺市)
・こんぴーくん(琴平町)※キャラのみ
・銭形くん(観音寺市)
・高松市/プラスワン
・高松市ふるさと納税
・ヤグタウン/油うどん

【マルシェ・キッチンカー】
・高月堂221
・おやつ堂
・…and
・まつむら農園
・ZORA工房
・Friggitoria AL CENTRO
・三豊ジューシースタンド
・ピョルハヌル
・ワゴンタイガー
・丸亀製麺(無料ミニうどん・200杯限定)
・ぜんつうじむぎょっとカー

●主催/うどん脳万博実行委員会
●共催/シンボルタワー開発、高松観光コンベンション・ビューロー
※サンポート高松イベント大募集!2024採択事業

【高松】「キッチンMaMa(ママ)」オリーブ牛のホホ肉を使ったコスパ◎な贅沢オムライス♪

・ことでん瓦町駅近「キッチンMaMa (ママ)」

ことでん瓦町駅東口から徒歩約4分、高松市福田町のビルの1階に「キッチンMaMa(ママ)」はあります。緑の看板と赤いドアが目印のかわいらしい外観の店です。

陽光が差し込む明るい店内には、キッチンを囲むようにL字カウンターと窓側にはテーブル席があります。調理・接客を1人で切り盛りするのは店主の鎌田(かまだ)さん。MaMaという店名にもかかわらず男性の店主!?その由来を伺うと、幼児言葉でご飯の意味を表す“まんま”からきているとのことでした。

・内容充実の贅沢『オムライス』

ふわふわで絶妙なとろとろ加減の“オム”は、オーダーが入るたびに店主が一つひとつ焼き上げ、特製トマトソースと炒め合わせたライスの上にのせていきます。オーダーが重なるとでき上がりまで少々待ち時間がかかることもありますが、待つだけの価値がある美しいオムたまご。カウンター席でマスターのフライパン捌(さば)きを見るのも一興ですよ。

香川のブランド牛であるオリーブ牛の切り落としを使用したデミグラスソース。毎日、鍋の底を焦がさないよう細心の注意を払ってじっくり長時間煮込まれたソースは贅沢の極み。オムライス×贅沢デミグラスソースは言うまでもなく相性バツグンです。

『オリーブ牛のビーフシチューオムライス』950円

オムライスの上にのるのはなんとオリーブ牛のホホ肉。クレソンや紫タマネギの彩り野菜でおめかしした麗しいオムライスに、サラダとスープが付いてこの値段。コストパフォーマンスに優れたランチセットだと思いませんか?1人で店を切り盛りしているため、来店客に料理を待たせてしまい、申し訳ないというお詫びの気持ちも込めた料金設定だとマスターは話します。

・多彩な洋食プレートランチ

『日替わりプレートランチ』850円

その日の気分で選ぶもよし、マスターの気まぐれメニューに付き合うもよし、通うたびに楽しいサプライズを感じられる『日替わりランチ』。メインの盛りだくさんおかずプレートにライスとスープがセットで付いてきます。肉だけでなく魚や野菜をふんだんに使ったレパートリーも豊富で、季節によってはクリームシチューが出る日も。

取材時のおかずは自家製ミートボールにだし巻き卵のほか、白身魚のフライが登場。絶妙な揚げ加減で肉厚な魚の身のジューシーなやわらかさと衣のサクサク感が◎。プレートいっぱいの野菜サラダや小鉢もうれしい日替わりランチです。

『ハンバーグとエビフライのランチ』1,000円

日替わりランチと肩を並べる人気メニューが『ハンバーグとエビフライのランチ』。人気の2大洋食が盛られたプレートにライスとスープ付きの欲張りセットです。

粗めの合い挽き肉を使用し肉感を残したハンバーグに、オリーブ牛を煮込んで作った自家製のデミグラスソースがたっぷりオン♪エビフライはプリプリの身とサクサクの揚げ衣絶妙なの塩梅(あんばい)に「さすがは洋食店のエビフライ」とうならされるほど。マヨネーズから自家製にこだわったオリジナルのタルタルソースをたっぷりまとわせて召し上がれ。ニンジンのグラッセやナポリタンまで”THE洋食店”の味を堪能できるプレートです。

『洋風弁当』800円

テイクアウト用におかずがぎっしり詰め込まれた洋食弁当はいかが。マスターいわく、街中という場所柄家でゆっくり食べるというよりも、イートインするだけのランチタイムが取れない人が利用しているとのこと。こちらはオーダーから引き渡しまでに少なくとも20分ほど時間がかかるため、早めの電話予約がおすすめです。

お正月に合わせて伊勢エビのガーリックバターグリルやローストビーフなどが詰まった二段重の『洋風おせち』(19,800円)も作るそう。問い合わせは電話で。

・ランチ後のお楽しみ♪

『ティラミス』600円

ランチの後に時間のある人はデザートもおすすめです。イタリア産のマスカルポーネチーズと生クリームを使用したマスターお手製の『ティラミス』は、大人味が評判のデザートです。プレートにあしらわれたチョコソースとホイップクリームを絡めて食べるのもGOOD。そのほか日替わりの『ミニケーキ』(400円)もあるので、その日のメニューボードを要チェックです。

町の洋食店としてコストパフォーマンスに優れたランチを提供している「キッチンMaMa(ママ)」。ランチだけでなく、マスターのお眼鏡にかなったワインや地酒と一緒に味わえるディナーもあり、女子会や会社の宴会などにも重宝するダイニングです。

■詳細情報

■DATA

キッチンMaMa(ママ)

所在地
香川県高松市福田町12-10
電話番号
087-821-1991
営業時間
ランチ/12:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー/18:00〜22:00(L.O.21:30)

【高松】街中レストラン「ミエーレ」で気軽に優雅に!選べるパスタのイタリアンランチはいかが

・街中レストラン「Trattoria Miele(ミエーレ)」

丸亀町グリーンけやき広場から中央通り方面へ、番町交差点から徒歩2分、飲食店がひしめく高松市鍛冶屋町の裏路地にある「Trattoria Miele(ミエーレ)」。オリーブの鉢植えとイタリアンカラーのフラッグが目印です。

中はこぢんまりとしたアットホームな雰囲気。入り口すぐにはテーブル席、奥には一人でも気軽に食事を楽しめるカウンター席と半個室使いができそうなテーブルが広がります。

調理を担当するのは店主の植村さん。ここに店を開いてから20年ほどの間、お客さんの喜ぶ顔を見たいという思いであえてスタッフを増やさず、厳選した無添加の食材を使用したイタリア料理を手ごろな料金で提供しています。

・手ごろにして絶品のパスタランチ

『パスタランチA (瀬戸内きのこのクリームソース)』1,300円

日替わりのパスタセットは常時2種類あり、Aセットはクリーム系のパスタのレパートリーが入れ替わります。セットには自家製フォカッチャと無農薬野菜のサラダ、プチドルチェと選べるドリンクまで付いてくる充実した内容。

取材時のメニュー『瀬戸内きのこのクリームソース』は、たっぷりのシメジが秋らしさを演出。ソースのクリームは生乳にこだわり、濃度の高い純生クリームのコクを存分に楽しめる一品となっています。パスタ料理で使用することの多いベーコンやソーセージも極力無添加のものを厳選しているそう。

どんなパスタソースとも相性が良さそうなシンプルな味わいと食べ応えが特徴のフォカッチャは、店主が店内で焼き上げたオリジナルのもの。そのままでもパスタソースと合わせても◎。

『パスタランチB (香川産天然鯛と小松菜のオリーブオイルソース)』 1,300円

ランチセットのBには、日替わりでトマトやオイル系のソースがそろいます。撮影時は、香川県産の天然鯛を焼いてほぐした身の存在感と鯛の風味を閉じ込めたガーリックオイルのパスタが登場。場所柄昼休みに利用する会社員が多く、ガーリックは粒が残らないよう風味だけをオイルに移すように配慮されているのもうれしいポイント。トマトパスタに使用しているトマトはオーガニック栽培のものという徹底ぶりにも脱帽です。

ランチセットにはかわいらしいエスプレッソカップに入ったプチドルチェが付いています。デザート作りも熟知した店主お手製のとろとろ食感のパンナコッタにはフレッシュフルーツがオン。

単品でもオーダー可能な『コーヒー』(590円)が、ランチセットでは同じサイズで提供されるのでお得感◎。ドルチェも付いて満足度高めなランチセットはおすすめですよ。

・時間にゆとりがあるなら…

『グレコ・ディ・トゥーフォ』 1,100円

「ランチタイムからワインを楽しまれる常連客もいるんですよ」とシェフがおすすめしてくれたのは、力強いミネラル感とのびやかな酸味が特徴の南イタリア産の白ワイン『グレコ・ディ・トゥーフォ』。魚料理はもちろんオイル系のパスタにも合いそうですね。気軽にオーダーできるグラスワイン(770円)や、いろいろなワインを楽しみたい人には『3種飲み比べ』(1,900円)も用意されていますよ。

『イタリアブロンテ産ピスタチオのジェラート』980円

シェフがイタリアンやフレンチで最初に学んだのは料理ではなくデザートだったそうで、当時のレシピや作り方はそのままに現在も店内で手作りしています。ピスタチオは2年に一度しか収穫できないという別格品、イタリア・シチリア島ブロンテ産のものを使用。濃厚で味わい深いピスタチオの風味が存分に楽しめるジェラート、同店の名物といわれるのも納得です。そのほかロイヤルミルクティーなどのフレーバーも人気です。

『有機モリンガ茶』660円

栄養価も高く世界のスーパーフードとも呼ばれ、香川では三豊エリアでも栽培されているモリンガ茶。同店ではフィリピン産の有機モリンガを使用し、ホットまたはアイスで提供。食後の口直しにもぴったりなさっぱりとした口当たりです。

街中という立地で、商店街での買い物ついでにふらっと立ち寄れるのはもちろん、オフィスワーカーの昼休憩にも気軽に利用できるイタリアンレストラン「Trattoria Miele(ミエーレ)」。厳選した食材を使用し、植村シェフが腕を振るう本格的な料理やデザート目当てに、昼夜にぎわうお店です。

■詳細情報

■DATA

Trattoria Miele(ミエーレ)

所在地
香川県高松市鍛冶屋町6-4
電話番号
087-822-8803
営業時間
ランチ/月・水・金曜の11:00〜14:00(L.O.13:30) 
ディナー/18:00〜23:00(L.O.21:00ころ)

【高松】「もがみ屋」のたい焼きはサクッと感がたまらない♪おかずたい焼きをお供に商店街食べ歩きも

「タイヤキ もがみ屋」

ことでん瓦町駅から徒歩約5分の「タイヤキ もがみ屋」は、2023年6月21日にオープンしたたい焼き専門店。和風のガラス引き戸と真っ赤なタイが描かれた大きな垂れ幕が目印です。

南新町商店街の老舗乾物店「丸一」の前の道を東へ入ってすぐにあるので、商店街でのショッピングついでや、中心街での用事の合間にも立ち寄りやすい場所です。

こぢんまりとしていながらも、和の要素が随所に散りばめられた店内はとてもキュート。

店主は“街のたい焼き屋”を目指し、高松市中心街での開業を決意しました。以前もたい焼き店を経営していたとあって、長年のノウハウを生かし、お客さんの声を取り入れながらより良いお店づくりを目指して新メニュー考案に日々試行錯誤しているそう。

定番は小倉あんとプレミアムカスタード

ポピュラーな和スイーツですが、焼き型のデザインはお店によって異なるのがたい焼きのおもしろいところ。同店のたい焼きはしっぽが上がりお腹がぷっくりとしたフォルムで、食べやすい小ぶりサイズの型が特徴。生地は冷めてももっちりとした食感ですが、焼きたてならではのサクサク感も味わっておきたいところ。食感の秘訣(ひけつ)は生地に使用する水の温度で、その日の気温によって焼き加減に違いが生まれるため、水温は1番気にするそうです。

どこから食べてもおいしいをモットーに、頭からしっぽまであんがしっかり行き渡るよう、端まで伸ばす丁寧な作業が欠かせません。職人の技が光るポイントです。

保温器に入っている各種たい焼きは、すぐに食べる場合は2分ほど温めてくれるのでよりサクサク感を楽しめます。ストックがない場合は約10分で焼き上がることも。もし焼きたてに出合えた時は早めにパクっと頬張って!

『小倉あん』210円

不動の人気である『小倉あん』は、北海道産小豆を使用したつぶあんがぎっしり。水分量が多めな小倉あんはしっとりしていてボリューミー。

『小倉あんソフト』500円

ソフトクリームの上にたい焼きをトッピングしたカップスイーツは“あつひや”な温度差を楽しんで。ミルキー感が濃厚なソフトクリームは、スッキリとした甘さでたい焼きにぴったり。たい焼きは『小倉あん』以外にもスイーツ系のバリエーションから好きな味を選べます。

『プレミアムカスタード』220円

しっかりとした甘さの『プレミアムカスタード』は定番の一品。濃厚なカスタードは焼きたてを食べるとよりトロッとしたテクスチャーが楽しめますよ。

期間限定のスイーツ系&おかず系も見逃せない!

たい焼きは定番の『小倉あん』(210円)、『プレミアムカスタード』(220円)、『ニューリッチチョコ』(250円)のほか、期間限定のスイーツ系やおかず系もスタンバイ。おかず系は3〜4カ月の周期で新しいものに変わるのでお見逃しなく!具材のアイデアはお客さんの声から採用することもあるそう。今までに登場したものは、バレンタイン時期の『バレン鯛チョコたい焼き』や『宇治抹茶白玉たい焼き』『あんバター白玉たい焼き』など。今後もどんなたい焼きが登場するのか楽しみですね♪

『さつまいもあん』290円

『さつまいもあん』は、秋の味覚を存分に楽しめる一品です。甘みと風味がしっかり感じられるさつまいもあんのしっとり感とサクサクとした皮との対比が◎。

『黒ごまあん白玉』330円

『黒ごまあん白玉』の黒ごまあんはしっとりリッチなテクスチャーで、黒ごまのコクと白玉のもっちり感がぴったり。食べ応えもバッチリです。

『コーンクリーム』290円

たい焼き=スイーツという概念を覆すおかず系の具材にも注目を!『コーンクリーム』は北海道産の甘いコーンの粒となめらかなコーンのクリームがたっぷり入っていて、まるでコーンスープを飲んでいるかのような味わい。おかず系のたい焼きは温め直すとより本領発揮しますよ♪

『デミバーグチーズ』340円

ハンバーグとデミグラスソース、チーズが入った贅沢な『デミバーグチーズ』は食事にもってこいの一品。甘みのあるソースとコクのあるチーズで奥行きをプラスしています。小腹が空いた時のおやつとしてもぴったりです。

レトロ感のある瓶ドリンクは、『コカコーラ』(290円)、『ラムネ』(250円)、『バヤリース』(270円)などから選べます。たい焼きと一緒に撮影するとレトロな一枚に仕上がりますよ。

テイクアウトの袋には、持ち帰り後のたい焼きをおいしくいただく温め方が記載されていて、メモの通りにリベイクするとサクサク感が復活するのでぜひ試して。購入したたい焼きの種類と袋の中での並び順も記入してくれるので、どれがどの味だろうと混ざる心配もありません。友人と分ける時や、手土産に数種類買った時も判別しやすいですね。

外はサクッ、中はあんがたっぷりな「タイヤキ もがみ屋」のたい焼きは、商店街での食べ歩きやテイクアウトのおやつ、手土産にもぴったり。期間限定メニューなど公式インスタグラムからチェックしてみて。
➡︎公式インスタグラムはこちら

■詳細情報

■DATA

タイヤキ もがみ屋

所在地
香川県高松市南新町10-1
電話番号
087-863-6303
営業時間
11:00〜18:30
※電話予約は1時間前まで、インスタグラムのDM予約は1日前まで受け付け