郊外

【高松】カフェバー「STAND」ガソリンスタンドを大胆リノベ♪モーニングからちょい飲みまで

・「nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)」

高松市牟礼町、ことでん八栗駅から徒歩10分ほどの場所にある「nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)」。2022年9月にオープンして以来、モーニングからちょい飲みまで、1日を通してお客さんが集う町の憩いの場として親しまれています。

外観や店名からも名残が感じられる通り、ここはもともとガソリンスタンドだった場所。以前設計事務所に勤めていたオーナーが「食と空間と人が行き交い、誰もがくつろげる癒やし空間をつくりたい」と自らリノベーションを手がけました。

店内はアンティークのインテリアやレトロなレコードが並ぶノスタルジックな空間。好きなレコードを持ち込めば、自分だけの世界観に浸ることも。

一面ガラス張りの窓側からはたっぷりと日の光が入り、緑がいきいきと茂ります。カウンター席や4〜5人で囲める大きなテーブル、子ども連れにうれしい座敷もあり、いつ、誰と来てもほっと一息できる居心地の良さに、思わず長居してしまいそう。

・毎日通いたくなるほっこりモーニング

『手作りあんこのホットサンド』ドリンク代 + 300円

7:30からオープンしている同店には、モーニングを目当てにお客さんが早朝から集います。メニューはパンを中心に7種類ほど。中でも手作りのあんこを使ったホットサンドやバターサンドが一押しです。

実はあんこがあまり得意ではなかったというオーナー。模索する中で、あんこに三温糖と奄美産のざらめを加えることでまろやかな甘さになることに気付き、今のレシピにたどり着いたそう。パリッと香ばしく焼き上がったトーストとほっこり甘いあんこの組み合わせに、朝から身も心も満たされること間違いなしです。

ヨーグルトと、その上にのったジャムも手作り。ジャムのフレーバーはミカンやトマトなど、季節によって替わるのもちょっとした楽しみです。

・ALL1,000円の思いやりランチ

『キーマカレー(スープ・サラダ付き)』1,000円

平日限定でランチの提供もしています。

カレー粉を数種類ブレンドし、アクセントにショウガを加えた『キーマカレー』は食べやすくもクセになる味わい。ルーはタマネギとニンジンの甘みが溶け込んでコク深く、ごはんがぐんぐん進みます。サラダにはオーナーのお父さんや常連のお客さんが作ってくれているという無農薬野菜がたっぷり。栄養バランスの取れた一皿です。

ランチメニューはこのほか、ピザ、ガパオライス、鉄板ナポリタンスパゲティ、日替わりランチを用意しています。すべて料金は1,000円と財布に優しいのもポイント。常連さんも初めての人も、気軽に立ち寄ってほしいというオーナーの気遣いが感じられます。

・コーヒー×あんこのマリアージュが絶妙なデザート

『手作りあんコーヒーゼリー』450円

デザートメニューも一つひとつ手作り。

『手作りあんコーヒーゼリー』は、濃いめに抽出したドリップコーヒーで作る香ばしいゼリーに、生クリームとあんこをオン。あんこの甘みとコーヒーのほろ苦さが絶妙なマリアージュを奏で、一口でほっぺが落ちること請け合い。

コーヒーが苦手な人にもぜひ試してほしい一品です。ぷるんとしたゼリーの食感と、あんこのつぶつぶ食感のコントラストも楽しんで。

・夜カフェやちょい飲み利用も◎

『ポテトサラダ』450円、『たみこの気まぐれサラダ』700円

水〜土曜は22:00まで営業しているので、夜カフェやちょい飲みスポットとしてもおすすめ。メニューは、ご飯系やピザ、揚げ物、おつまみまで幅広いラインアップがそろいます。

名物の『ポテトサラダ』は、ヘラを使ってもんじゃのように楽しむスタイル。はじめはとろ〜りチーズを絡めて、時間がたったらチーズがカリカリと香ばしい、二度おいしい一品です。

野菜をたっぷり摂りたいという人は、『たみこの気まぐれサラダ』をチョイスして。揚げ物など、気まぐれの具材に自慢のポテサラものってボリューム満点。2〜3人でシェアしてちょうどいい量です。

2階には完全防音のカラオケルームを1室完備しているので、宴会利用にもおすすめ。詳しくは店舗に問い合わせてみて。

定期的に音楽イベントなども開催しているという「nostalgic café bar STAND」。常にお客さんの笑顔と心地よい音楽で満たされたノスタルジックな空間が、気付けば自分の大切な居場所になっているかもしれません。生まれ変わったガソリンスタンドで、心の燃料を満タンにしていきませんか?

■詳細情報

■DATA

nostalgic café bar STAND(ノスタルジックカフェバー スタンド)

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2758-14
電話番号
087-813-5639
営業時間
モーニング/7:30 〜11:00(L.O.10:30)
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
カフェ/11:00〜17:00(L.O.16:00)
ディナー/水〜土曜 18:00〜22:00(L.O.21:00)

【高松】「choux小屋(シューゴヤ)」サクサクのクッキー生地とあふれんばかりのクリームに舌鼓♪

・「choux小屋(シューゴヤ)」

JR八栗駅から徒歩3分ほどのところにある「choux小屋(シューゴヤ)」。シュークリームをメインとしたフランス菓子を取り扱う、カフェスペースを備えたお店です。

かつては4畳半ほどの個室が連なる、建設省所有の独身寮だったこの建物。「新たな人の輪を生み出し、にぎわいの拠点になれば」との思いで地元不動産がリノベーションを手がけ、「TAKAMATSU JAM4.5」プロジェクトを発足。「choux小屋」のほかに、アクセサリーや洋服店などが入る、複合施設に生まれ変わりました。

店内は壁を取り払い、大規模にリノベーション。打ちっ放しコンクリートの無機質な雰囲気を生かしながら十分な席数を確保し、緑が生い茂るスタイリッシュな空間が広がっています。

店の目の前をことでん志度線が通り、窓際の席からはレトロな車体が走る様子を眺めることができますよ。

テラス席は、高松市のシンボル「屋島(やしま)」を望む特等席。屋島の麓には、古建築をテーマにした広大な野外博物館「四国村ミウゼアム」があり、車で7分ほどでアクセスできるので、観光のついでにも立ち寄りやすいスポットです。

・目にも美しい個性あふれるシュークリーム

自慢のシュークリームは常時6種類ほどがスタンバイ。定番の『シュー・サブレ』『シュー・ショコラ』『シュー・キャラメル』『シュー・お濃茶サブレ』のほか、季節限定商品も登場します。

店内で毎朝手作りするシュークリームは、芳醇なフランス産小麦香るサックサクのクッキー生地が特徴。1時間ほどかけて美しくまんまるに焼き上げられた生地は、中はふかふかで、あふれんばかりのクリームを包み込んでいます。

『シュー・サブレ』(テイクアウト)291円/(イートイン)297円

初めて訪れる人は、まずは『シュー・サブレ』を試してみて。一口頬ばると、ザクっとした生地の後に、たっぷりのクリームが流れ込んできて、思わず顔がほころぶおいしさです。

カスタードクリームは北海道産の生クリームと香川県産の小麦を使い、コクがありながらもくどくない、あっさりとした味わいに仕上げています。

『シュー・キャラメル』(テイクアウト)324円/(イートイン)330円

カスタードクリームの上に、ほろ苦いキャラメルソースとキャラメルクリームを絞り、キャラメリゼしたナッツをオン。コーヒーと一緒に味わいたい、甘さ控えめの大人のシュークリームです。

ちょこんとのった帽子をスプーン代わりにクリームをすくって、ちょっぴり背徳感を味わって。

『シュー・フレーズ』(テイクアウト)561円/(イートイン)572円
※12月〜3月ごろ限定

冬から春にかけての人気メニュー『シュー・フレーズ』は、この時期マストで食べたい一品。土台にたっぷりのカスタードクリームを絞り、香川県産イチゴ「さぬきひめ」の大粒をのせたら、仕上げに生クリームをぐるっと絞って完成。美しい曲線を描く生クリームに、ひょっこりイチゴが顔を出したビジュアルがなんともかわいらしいですね。

夏は桃やマンゴーなど、旬のフルーツを使ったものが登場するのでお楽しみに。

シュークリームは、電話または公式InstagramのDMで予約も可能。当日の取り置きは電話のみ受け付けています。➡︎公式Instagramはこちら

・手土産にぴったりの焼き菓子もいかが?

『ディアマン』(4枚入り)226円、(10枚入り)658円

大阪のフランス菓子店で修行を積み、地元香川にUターンしてきたという店主。「フランス菓子の魅力を広めたい」と、シュークリーム以外にも、ディアマンやフィナンシェなど、定番のフランス菓子を手作りしています。

『ディアマン』はプレーン、ショコラ、チョコチップの3種類を用意。一枚でも食べ応えが感じられる分厚い生地は、口に入れるとほろほろとほどけていき、小麦の芳醇な甘みが堪能できます。ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。

人気の焼き菓子を詰め合わせたギフトセットもあるので、店頭でチェックしてみて。

『ウィンナーコーヒー(HOT/ICE)』(テイクアウト)442円/(イートイン)451円

ドリンクメニューも豊富にスタンバイ。オリジナルのブレンドコーヒーや日替わりコーヒー、6種のティーメニューのほか、『温州みかんジュース』や『青森りんごジュース』など、子ども連れも楽しめるラインアップがそろいます。イートインの場合は、ワンドリンク制。こだわりのフランス菓子とのペアリングを楽しんで。

そばを走り抜ける電車のガタンゴトンという心地よい音に、立ち込める焼き菓子の甘い香り。五感をそっとくすぐる「choux小屋」で、洗練されたフランス菓子を手に、おいしいひとときを紡いでみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

choux小屋(シューゴヤ)

所在地
香川県高松市高松町2175-33
電話番号
080-4772-9810
営業時間
10:00〜17:00(完売次第閉店)
※イートインはL.O16:30

【高松】国産小麦を使ったパン屋「aripan」毎日食べたい気取らないおいしさが人気

・毎朝焼きたてをお届け「aripan(アリパン)」


高松市の中心部から車でおよそ15分、ことでん潟元駅からは徒歩約20分。屋島西町の閑静な住宅街にある団地をリノベーションした集合住宅「RENOWA-YASHIMA(リノワヤシマ)」。1階にはカフェやギャラリーなど、オシャレなお店が並び、複合商業施設として地域住民や多くの人でにぎわうスポットです。その中の一つ「aripan(アリパン)」は国産小麦を使ったナチュラルテイストなパンを目当てに、毎朝行列ができるベーカリーです。


大阪でのパン作りの修行を経て出身地である香川に戻り、今の物件に巡り合ったという店主。たった一人でパン作りを始めるのは毎朝2時。「自分がおいしいと思う素材を使って、より“おいしさ”を追求したパンを作りたい」と丹精込められたパンは、開店当初から今も変わらずお客さんの心を捉えて離しません。


こぢんまりとした店内には木製のショーケースやチェック模様のカウンター。床は六角形の木材が敷き詰められていて、まるで絵本に出てきそうな雰囲気。併設の工房から漂う香ばしい香りも、訪れる人をワクワクさせてくれます。 中学生の頃に見た「魔女の宅急便」がきっかけでパン作りに興味を持ったという店主。常連さんとの何気ない会話やドアを開けて見送る様子は、さながら映画の一場面のようです。


その日に並ぶパンは、開店の10時にすべて出そろいます。焼きたてを求めてその前から並ぶファンも多く、昼過ぎにはお目当てが売り切れてしまうことも。たくさんの中から選びたい人は早めに行くのがオススメです。
パンの種類は旬の食材を使った期間限定品なども合わせて30~40種類ほどが並びます。ショーケースには手書きでパンの名前が書かれていますが、パンの詳細や迷ったときは気軽に尋ねてみて。

並んでいるパンのほかに、野菜やフルーツがたっぷりと挟まれたサンドやスタッフお手製のスコーン、温めたパンにジューシーなソーセージを挟んだホットドッグもあり、そちらも見逃せません。

・小麦のうま味をかみしめる!ハード系のパン


『レモンバター』310円

バゲットなどのハード系の生地は国産小麦を3種類ブレンド。小麦の風味が失われにくい石臼引きの小麦粉を使い、生クリームやバターなどを入れていないシンプルな生地は、かむほどにうま味が広がるおいしさ。外はバリッと歯応えがあり、中はもっちりとした食感です。 先端にちょこんとツノが出たような特徴的な形は、スタッフとの会話の中から生まれたものだそう。

中にはハチミツとバターを混ぜ合わせたクリームと、シロップ漬けにしたレモンのコンポートが挟まれています。レモンとハチミツの甘酸っぱさと、ほろ苦いレモンの皮の風味が爽やかなハーモニーを奏でます。 ハード系には定番のチョコサンドやあんバターもあり、そちらも人気なので要チェック。

・リピーター率No.1は飽きのこない食パン生地


『あんぱん』200円

『あんぱん』に使われている生地は食パンと同じもので、小麦粉のほかに生クリーム、卵、バターを加え、口溶けが良くもちもちとした食感。食べやすく、飽きがこない味わいは幅広い層に愛され、リピーターも多いそう。
中のあんこは、徳島の製餡所から仕入れていて、なめらかな口当たりの中にも小豆の皮の食感が程よく残った粒あんで、甘すぎずあっさりとした風味。頭にごまが振りかけられた装いは、まさに王道のあんぱん。ただやわらかいだけではなく、もっちりと食べ応えがあります。持ち帰っても表面にシワができず美しいままですよ。


『くろやぎぱん』280円

食パン生地に、ココアとごま油を混ぜたペーストを練り込んだくろやぎぱんは、見た目のハードっぽい印象とは異なり、やわらかく適度に弾力のあるチョコパンです。

チョコチップがたっぷりと練り込まれていて、チョコ好きにはたまらない一品。ビターな味わいのロングセラー商品です。温めて食べるとチョコがトロっとして甘みが引き立ちますよ。


『きなこぱん』90円

食パン生地でできたパンに、バターをつけてからきなこと砂糖をまぶした『きなこぱん』。みんなが給食で楽しみにしていたきなこぱんをイメージしたそうで、もちもち食感のシンプルで懐かしい味は何個でも食べたくなります。小ぶりなのでおやつにも良さそうです。

・気になるパンは電話予約がベター

そのほかフォカッチャ、ブリオッシュなどさまざまな種類のパンが並んでいるので、目移りしそう。次の日に食べる場合はどれもリベイクするのがオススメです。
パンは前日までの電話で予約ができるので、Instagramなどで最新の情報をチェックして。ただし、SNSからの問い合わせはできないのでご注意を。

のんびりとした屋島の麓にある「aripan(アリパン)」。お店の前はウッドデッキになっているから、晴れた日は外で味わうのもいいかも。訪れる人や地域を明るくしてくれるような、優しさに包まれたパンをぜひ頬ばって。

■詳細情報

■DATA

aripan(アリパン)

所在地
香川県高松市屋島西町2453-20 RENOWA YASHIMA 103
電話番号
087-880-5151
営業時間
10:00〜17:00(売り切れ次第終了)

【高松】海の見える小さなお店「BAKERY Matsumoto」の絶品デニッシュはいかが?

・「BAKERY Matsumoto(ベーカリーマツモト)」

源平合戦の古戦場でもある檀ノ浦(だんのうら)から、屋島を周回する県道150号線沿い。穏やかな瀬戸内海を望める小高い場所に「BAKERY Matsumoto(ベーカリーマツモト)」はあります。納屋をリノベーションしたというお店は、瓦屋根や外壁などに昔の面影が感じられ、レトロ感漂うかわいらしい雰囲気。

お店の前には自転車用のバイクスタンドも。山と海、どちらも楽しめる屋島はドライブスポットとしてはもちろん、サイクリングやランニングのコースとしても人気が高く、朝食やランチがてら立ち寄る人も多いそうです。


工房が併設された店内は、ガラスのショーケースにパンがずらり。白とウッド調で統一されたナチュラルな空間が、主役であるパンを引き立てています。大きな窓からやわらかな朝日が差し込む時間帯は、パンがキラキラと照らされ、いっそう魅力的に。

・食への愛とアイデアが詰まったこだわりのパン

パン歴35年、ホテルのベーカリー部門での経験も持ち、念願の自身のお店を2017年にオープンさせた店主。一つひとつ丁寧に作り上げられるパンは、食パンからハード系、惣菜系、スイーツ系まで多種多様にわたり、平日は約40種類、土日には50種類ほどが入れ替わりで店頭に登場します。

「店主はパンに限らず食べることが大好きなんですよ」と奥さま。つい目移りしてしまうラインアップは、インプットされた豊富なアイデアから生まれているそう。そのため何度来ても飽きがこないとリピーター客も絶えません。取材時にも常連さんが「こんなパンあったっけ?」と早々に新商品を発見し購入する光景も。

『ロイヤルブレッド』1本660円、ハーフ330円

定番の食パンは3種。中でも人気の『ロイヤルブレッド』は4種の小麦をブレンドし、ハチミツとマスカルポーネチーズが練り込まれた山型食パン。少し甘めなのでそのまま食べても、トーストしてバターを塗ってもOK。おうちで好みの厚さにカットして、お気に入りの食べ方を見つけて。

その名の通り北海道産小麦「はるゆたか」を使用した『はるゆたか食パン』は小麦の香りをより感じられる、オーソドックスな角食パン。また「食パンは食べたいけど糖質が気になる」というお客さんの要望から生まれた『低糖質食パン』は、通常に比べて50%の糖質をカットしているそう(予約可)。そのほかの商品の中にも、こんなパンが食べたい!というお客さんの声をもとに生まれたものが数多くあるそうで、何にでも挑戦するオーナーの気概を感じます。

・オープン当時から不動の人気を誇る「デニッシュ」

『デニッシュ』1個300円〜

「BAKERY Matsumoto」といえば『デニッシュ』といっても過言ではないほど、オープン当時から看板メニューとして愛され続けているこちら。旬のフルーツや食材を使い、シーズンごとに約10種類ほど店頭に並びます。取材時はモンブランや鳴門金時、ナッツなど秋を感じる品ぞろえ。

宝石のようにきらびやかな見た目の『デニッシュ』は並ぶと圧巻。盛り付けにも手を抜かない店主のこだわりがうかがえます。子どもの手のひらほどある大きめサイズですが、上品さも兼ね備えた佇まいはまるでデニッシュ界のプリンセス…。
目にもおいしいキラキラ感で、手土産にしても喜ばれそうです。

『洋なしデニッシュ』330円

上質なバターの風味を感じる生地は「よつ葉バター」を織り込み、水分量の多いフルーツやクリームに合わせて、しっかりめに焼き上げているそう。端っこはサクッとした食感、具材がのった中心部分はしっとりとしていて、果物や素材の味とマッチしています。

スライスされた洋梨のコンポートがのった季節限定の『洋なしデニッシュ』は、ジューシーな果肉の甘さと、生地のバランスがGOOD!
これまで春にはイチゴ、夏にはマンゴーやパイン、ブドウなどが登場したそう。季節ごとに変わる味をコンプリートしてみては。

・素材も愛情も惜しみなく使われたパンにうっとり

『クロワッサン 』各270円〜
※左から時計回りにプレーン、ショコラ、ピスタチオ

サクサク、フワフワ、軽〜い食感の『クロワッサン』はバターの風味を感じるプレーンをはじめ3種。まるまる1枚板チョコが挟まれた「ショコラ」に、自家製のピスタチオクリームをサンドした「ピスタチオ」など、生地が軽いからこそできる濃厚なフレーバーが特徴です。口の周りが汚れるなんてことはこの時ばかりは忘れて、そのままかぶりついて。口いっぱいにほおばりながら楽しんでほしい一品です。

手前から『塩パン』160円、『塩あんぱん』『塩パン明太バター』各200円

塩パンブームの最中、お客さんからの要望で商品化された塩パンも今ではレギュラーメニュー。かんだ瞬間から分かるもっちり食感は一度食べるとやみつきになること間違いなし。バターと塩気のバランスが絶妙で、しっかりめの生地とあって腹持ちも良さそうです。程よい甘さの粒あんがずっしり入った『塩あんぱん』や、プチプチと粒感のある明太子がたっぷり入った『塩パン明太バター』もおすすめ。

『栗と黒豆のフランス』380円

ハード系が好きな人もご安心。カンパーニュやミニバゲットなども用意されています。栗と黒豆がゴロゴロ入った『栗と黒豆のフランス』はずっしり詰まった生地と、素材本来の自然な甘さを感じる優しい味わいがクセになります。

カットしたら断面に注目を!大きな栗と黒豆がこれでもかと練り込まれていて思わず笑みがこぼれそう。少しずつカットしてちびちび食べるのもよし、分厚く切って栗と黒豆を贅沢に堪能するのもよしですよ♪

“のんびりと末長く愛されるお店に”と、パン愛にあふれるオーナーと気さくな奥さまが二人三脚でスタートした屋島の小さなお店「BAKERY Matsumoto」。瀬戸内のように穏やかで温かい2人の人柄が、パンやお店の空気からも伝わります。
いつ来てもワクワクさせてくれる同店で、どれを食べようか悩むのもまた楽しい時間ですよ。

■詳細情報

■DATA

BAKERY Matsumoto(ベーカリーマツモト)

所在地
香川県高松市屋島東町46
電話番号
087-880-6800
営業時間
8:00〜15:00(売り切れ次第終了)
※イートインスペース、ドリンクの販売はありません

【高松】「アジサーキュラーパーク」のオシャレなアップサイクル雑貨&カフェメニュー

「AJI CIRCULAR PARK(アジサーキュラーパーク)」

繊維製品の製造、卸、小売を行う「中商事」が、モノがあふれる今の時代に、廃棄ではなく新たに“循環”を生み出す拠点として、2022年11月にライフスタイルショップ「AJI CIRCULAR PARK(アジサーキュラーパーク)」をオープン。庵治町にある同社の製造工場1階ショールームをリノベーションし、オシャレ度の高い空間へと生まれ変わりました。

元工場というだけあって広々とした店内には、入ってすぐにカフェとイートインスペース。さらに奥へ進むと雑貨、アパレルなどの物販エリアが広がります。

セルフサービスのカフェでは、コーヒー、紅茶、瀬戸内レモンソーダなどのドリンクメニューや、南新町商店街にある人気店「瀬戸内ジェラートMARE」のカップジェラート約6種がいただけます。

焼きたてベーグルは土日のみ!注目のカフェメニュー

『プレーン』240円、『アールグレイ』370円

焼きたてのベーグルは土日だけのお楽しみ。ごま&ポピーシード 、チーズ 、ほうれん草、紫いも 、ブルーベリー 、ほうじ茶、アールグレイなどバリエーションが豊富!多い時は10種類ほどカウンターに並ぶそう。魅力的なものばかりで迷ってしまいますね。

『アールグレイ』は、生地に練り込まれた紅茶の風味に、爽やかなオレンジピール、ビター感と甘さがアクセントのチョコが絶妙にマッチ。

『プレーン』は、香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」をブレンドした無添加生地のうま味がダイレクトに伝わるので、シンプルながらも奥深い味わい。ムギュッと詰まった歯切れの良い生地は、かめばかむほど、小麦の風味や甘みをしっかりと感じられます。

『スープ&サラダセット』550円

ベーグルを注文すると『スープ&サラダセット』もプラスできます。こちらも土日限定品で、数種類のスープ(Sサイズ)から好きなものをチョイス可能。取材時のバリエーションは冷製ニンジンのポタージュ、カボチャのポタージュ、キノコとベーコンのカボチャスープ、チキンのトマトスープ。

具だくさんで野菜の甘みを感じられるスープは、単品注文だとMサイズも選べます。旬の野菜を楽しめる季節限定メニューもお見逃しなく!

『高瀬べに茶』390円

『高瀬べに茶』は三豊市高瀬町で作った発酵茶で、ほんのりとした甘みとフルーティーな芳香が特徴。渋みや苦みがなく、茶葉のうま味を感じられます。アイスで飲むのも◎。

『ドリップコーヒーSサイズ』350円

オーガニックのコーヒーでほっこり落ち着くのもいいですね。環境に配慮した取り組みが行われている同店では、コーヒーをドリップした後に出るカスもコンポスト(堆肥)として再利用されています。

アップサイクルのオシャレ雑貨やアパレル

同店は「循環」をテーマにしたライフスタイルショップということもあり、廃材などの捨てられるものに手を加え、付加価値のある製品へアップサイクルした品々を多く取りそろえています。

大阪の福祉施設で生まれる雑貨「poRiff(ポリフ)」のポーチやIDケースなどは、カラフルでインパクト抜群なオシャレアイテム。実はコレ、一見捨ててしまうようなレジ袋をコラージュし、熱で圧着して完成するシートで作られています。アップサイクルで生まれ変わった魅力的なプロダクトで、一つとして同じものはありません。

庵治町にゆかりのあるアイテムを集めたコーナーも必見!地元作家の花器やアンティークショップの家具、イサム・ノグチのスタンドライトなど、香川の魅力を改めて発見できるアイテムが見つかるかも。

“花崗岩のダイヤモンド”とも呼ばれ、世界に誇る高級石材「庵治石」をもっと身近に感じてもらえるようにと、ミニサイズの量り売りもされています。こちらは、石を加工する際に廃材となってしまう部分の有効活用。繊維工場の廃材となる良質な糸や布、革なども手ごろな金額で販売されているので、DIYの素材を探している人は要チェックです。

アパレルエリアには、オーガニック生地や今治のタオル生地を使用した自社ブランド「set(セット)」や、高度経済成長期の質の良いヴィンテージ品、服飾学校の学生がリメイクした古着などさまざまなカテゴリーのアイテムをそろえています。

「古着交換サービス」というユニークな取り組みも。不要になった古着を3着持参し、参加料500円を払うと交換用古着の中から好きな3着を選べるという循環システムです。意外な掘り出し物と出合えるかも?

『HELLY HANSEN・アジサーキュラーパークコラボTシャツ』7,920円

海洋ゴミのリサイクルからできた「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」のTシャツに同店のグラフィックデザインがあしらわれたコラボTシャツは注目のアイテム。数量限定なので気になる人はお早めに!

「つどう、つながる、めぐる。」がコンセプトの同店は、周辺地域の人々の交流の場になるよう、イベントやワークショップなどにも力を入れています。毎月いろいろなイベントが行われているので、詳しくは公式サイトを。

■詳細情報

■DATA

AJI CIRCULAR PARK(アジサーキュラーパーク)

所在地
香川県高松市庵治町丸山6391-19
電話番号
070-3179-2814
営業時間
11:00〜17:00

【高松】紅茶専門店「エシュロンティーハウス高松」で味わうスイーツ&ムレスナティー

・「Echelon tea house(エシュロンティーハウス)高松」

「Echelon tea house(エシュロンティーハウス)高松」は高松市上天神町交差点の南西エリアにあります。空港通りにある「久本酒店」のすぐ近く、住宅街の中にポツンとあるマンションの1階が店舗になっていて、街中の喧騒を忘れてのんびりとティータイムを楽しめる穴場スポットです。

壁面に並べられた茶葉の缶がオシャレで印象的な店内。スリランカの高品質紅茶ブランド「MLESNA TEA(ムレスナティー)」を取り扱う専門店らしいインテリアです。

紅茶は常時130種類以上のフレーバーをスタンバイ。季節限定品も含めると約200種類という圧巻のバリエーション!中には抹茶アールグレイ、ライチ、レモンコーラティーなど、珍しいフレーバーを探すだけでも楽しめますよ。

専門店ならではの本格紅茶メニュー

『ティーフリー』1,100円

ムレスナティーは茶葉自体に渋みや苦みが少なく、フレーバー紅茶は天然香料を使用しているのが特徴。ブレンドではなく、スリランカ産のピュアセイロンティーというこだわりも注目のブランドです。

そんな高品質の紅茶を存分に楽しめるよう、同店ではすべてのメニューに『ティーフリー』という紅茶飲み放題スタイルが付いています(一部スイーツメニューは単品提供あり)。

130種類以上あるフレーバーティーやブラックティーの中から、店主オススメのフレーバーをランダムで味わえるため、紅茶好きにはたまらないサービスです。時間の許す限り、何杯でも楽しめるので自分のお気に入りの味を見つけて。

『アイスティーwithティーフリー』1,320円

アイスティーは気になる茶葉をリクエスト可能。人気の紅茶は白桃アールグレイ。桃の風味がフルーティーでスッキリ飲みやすいです。作り置きではなく、急冷させるできたてアイスティーなので風味はバツグン!

『ホットコンチネンタル ロイヤルミルクティーwithティーフリー』1,540円

ロイヤルミルクティーは、飲むスイーツと言っても過言ではないほどリッチな味わい。通常のホットティーに比べて10倍もの茶葉を贅沢に使用し、ミルクだけで抽出した密度の高さが魅力です。取材時のフレーバーは店主オススメのマロンパリ。豊かなマロンの風味に加え、キャラメルとメープルの甘い香りがアクセントになっています。

イチオシのスイーツはパンケーキ!

同店では、紅茶にベストマッチなスイーツも楽しめます。バウムクーヘン以外は単品でもオーダー可能ですが、プロが淹(い)れるおいしい紅茶とともに味わうと、おいしさ倍増ですよ♪

『ホットケーキセットwithティーフリー』2,090円(単品990円)

ホットケーキは同店イチオシのメニュー。国産小麦と洗双糖(せんそうとう)を使用した生地を専用の銅板でじっくり焼き上げ、表面はサクッと、中はしっとりフワッとした食感に仕上げています。厚みがあってボリューミー!キャラメルの紅茶から作った、ムレスナティーオリジナルのティーソースがよく合います。

『プリンセットwithティーフリー』1,600円(単品500円)

店舗で焼くプリンは、近年注目されているレトロ系。卵の凝固感はしっかりしつつもなめらかで、意外と食べ応えもあります。卵の風味が濃厚。キャラメルから香るアールグレイの風味がアクセント。

『スコーンセット』1,870円(単品770円)

紅茶のお供といえば外せないのがスコーン。本格的なイングリッシュタイプで、ちょうどいい具合に高く膨らんでいます。絶妙な焼き加減で外は香ばしく、中はしっとりふっくら。

スコーンに付けるティーソースは、8種類のベリーの茶葉を使用した『8(エイト)ベリーズ』、白桃フレーバーから生まれた『純白桃』、イチゴとジャスミンのフレーバー『オリエンタルバカンス』から選べます。それぞれ購入もできるので、気になった人は買ってみるのもいいでしょう。

『バウムセットwithティーフリー』1,760円

ムレスナティーの茶葉をふんだんに使用したバウムクーヘンは、『アールグレイ』と『完熟りんご』の2タイプあります。両方味わいたい欲ばりさんは、それぞれ2切れずつ盛り合わせた『アールグレイ&完熟りんご』を選んでみて。ブラックティーのお茶請けとしてもオススメですよ。

ギフトにオススメなアイテム

『キューブボックス(ティーバッグ11個入)』各918円

日本版ムレスナティーのキューブボックスは、フレーバーごとに異なるパッケージと側面に書かれたポエムが注目ポイント。高品質な茶葉と魅力的なフレーバー、インパクトのあるパッケージで相手の心をわしづかみにできるかも?!

キューブボックスのほかに、取っ手が付いたかわいいデザインの詰め合わせボックスなどもギフトにうってつけ。お誕生日用や手土産にいかが?

『カップ&ソーサー』1客4,400円

ムレスナティーオリジナルのカップ&ソーサーは全5色。ついつい全種類そろえたくなるカラフルさが魅力です。おうちカフェを楽しむ人にプレゼントしてみては?

同店では現在ランチメニューとしてホットサンドを2種類(チーズオムレツ、ソーセージエッグ)提供していますが、今後カレーも追加されるそう。香り高い高級紅茶とともにランチやスイーツも堪能して。

 

■詳細情報

■DATA

エシュロンティーハウス高松

所在地
香川県高松市上天神町807-1リオプラティーノ1階
電話番号
087-880-1763
営業時間
11:00〜19:00(L.O.18:00)

【高松】まるでパフェ!「川東クレープ本店」魅惑のクレープ&スイーツ

「川東クレープ本店」

「川東クレープ本店」は上福岡町交差点の北東、鰻料理店の裏手にあります。一見すると民家のような外観ですが、よく見ると川東のオシャレなロゴが至るところに散りばめられています。

インテリアはリノベーションを得意とする「ひだまり不動産」によるもの。和のエッセンスが感じられるオシャレな雰囲気です。

天気がいい日にはウッドデッキでクレープと一緒にドリンクはいかが?ドリンクは、木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のコーヒーや、果汁100%のジュース、自家製シロップを使用した杏、梅、生姜サイダーなど約10種類がそろいます。

駐車場も用意されているので、気兼ねなくゆっくり滞在できるのもうれしいですね。

ライブキッチンで魅せるパティシエ

「川東菓子店」は開業10年という節目の2022年12月、「川東クレープ」として生まれ変わりました。形は変わりながらも、中身はパティシエの技術が詰まった、本格的なケーキ風のクレープを堪能できます。

2020年にオープンした「川東クレープ ライオン通り店」でも同じクオリティのクレープが楽しめますが、季節限定メニューは本店でしか味わえません。

ケーキは、作ってからの鮮度が少しずつ落ちてくるという点を気にしていた店主。できたての狙った味を提供したいという思いが、クレープ店としてリスタートするきっかけになったそう。

フォトジェニックでおいしい!ハイレベルなクレープ

同店のクレープはボリュームたっぷり。まるでパフェのような華やかな見た目からは、元ケーキ店ならではの粋が感じられます。香り、食感の変化、全体のバランスが考え抜かれた丁寧な仕事ぶりで、スイーツ好きにも大満足間違いなしですよ。

クレープはガトーショコラ、プリン、生クリームなど、洋菓子の要素を色濃く表現したシリーズの“カワヒガシSPECIAL「GP-生」クレープ”、フルーツを楽しみたい人にオススメの季節感たっぷりなシリーズの“季節・果実を味わうクレープ”、チョコ、抹茶、ベリーなど、シンプルでありながらも食べ応えあるお手ごろシリーズの“気軽に楽しむenjoy!クレープ”の3グレード構成で、常時約10種類から選べます。

『頂クーレプリン』1,000円

カスタードプリンがのったクレープはインパクト大!ついつい写真を撮りたくなるビジュアルで、プリンはレトロ感のある少し固めな食感だから、意外と安定感があって食べやすいです。

以前からメニューにあるプリンクレープはプリンの種類が固定されていましたが、今後は好きなプリンの種類を選べるカスタマイズ方式に変わる予定。より自由度の高い自分好みのクレープを楽しめるようになりますね。

チョコクレープ生地は食べ応えのあるもっちり食感。中には甘さ控えめな純生クリームやチョコムース、チョコソース、カスタードクリーム、プルプルなパンナコッタ、サクサク食感のフィユティーヌ(焼きクレープフレーク)が仕込まれていて、食べ終わりまで飽きない仕掛けばかり。

『三味一体のりんごちゃん』1,000円

ソテーした山形県産の紅玉リンゴが主役の秋限定クレープ。季節限定メニューは毎年フルーツやアレンジが変わるので、来年は新たな味が楽しめるかも?

もっちりクレープの中はいろいろな香りが仕込まれています。爽やかな酸味が特徴的な紅玉リンゴのソテー、青リンゴムース、純生クリーム、カスタードクリームに、ビターテイストの本格キャラメルソースが引き締め役。プルプル食感のラム酒ゼリーが大人な余韻を残します。

クレープをオーダーすると、約6種類のクッキーから1枚、無料でプラスしてくれるサービスも。店主が神社好きということもあり、なんと開運クッキー仕様!取材時は好きなものを選べるスタイルでしたが、今後はサイコロを使い、運試しでどのクッキーが出るかゲーム感覚で楽しめるようになるそう。ちょっとした遊び心が楽しいですね♪

バターサンドやミルクレープも見逃せない!

『クレープ屋のミルクレープ 抹茶』500円

手土産にもぴったりなミルクレープも要チェックです。オススメは抹茶。風味豊かな宇治抹茶の清涼感に、コクのあるフランス産マロンクリームを合わせたメリハリがクセになるおいしさ。そのほかにチョコや季節限定品など、約3種がショーケースに並びます。

『頂ぷりん』抹茶300円・プレーン280円・チョコ300円

クレープのトッピングに使っているプリンは、持ち帰り用として購入も可能。濃厚でふるふるとした食感。安定のおいしさです。

『パワーバターサンド』ラムレーズン300円・ピスタチオ350円・カフェナッツ300円

一般的なバターサンドはクッキーでサンドしていますが、同店ではダクワーズ生地というのが特徴。クッキーよりも歯切れが良く、全体的なまとまり感もgood。

『ラムレーズン』(300円)はバター、ラムレーズン共に風味がしっかりで具だくさん。しっとりとしたダクワーズ生地とも相性バッチリです。

ピスタチオクリームとキルシュ漬けチェリーというフランス菓子の組み合わせをバターサンドにした人気の『ピスタチオ』(350円)は、ピスタチオのコクと風味に加え、チェリーの爽やかさと食感が絶妙です。

『カフェナッツ』(300円)は、クルミの香ばしさと、コーヒー風味がプラスされたバタークリームのビターテイストが大人味。ダクワーズ生地にもナッツが混ぜ込まれていて、存分にナッツ感を味わえる一品です。

自家製ジャム(550円〜)や、焼き菓子(130円〜)などパティシエならではの商品も。ギフトボックスに詰め合わせることもできますよ。

同店は高松市の中心街に「川東クレープライオン通り店」も展開しています。ライオン通り店は、12月に店名を「ジェニーピンククレープ(Jenny Pink Crape)」へと変更予定。店舗限定メニューも登場しますよ!

本店も店内を一部改装し、よりライブキッチン感を楽しめる雰囲気になる予定。両店とも今後の動きが見逃せませんね。

■詳細情報

■DATA

川東クレープ本店

所在地
香川県高松市観光町534-5
電話番号
087-802-3399
営業時間
10:00〜18:00(L.O.17:00)

【高松】「jalak(ジャラク)」ビーン・トゥ・バーのチョコレートとこだわりのコーヒーで一息

・「jalak coffee&cacao(ジャラク コーヒー&カカオ)」

高松市林町にある「jalak coffee&cacao(ジャラク コーヒー&カカオ)」は香川県では珍しいビーン・トゥ・バーのチョコレートとコーヒーの専門店。 国道11号線東バイパス沿いの「ユメックスショールーム」の1階にあります。

入り口付近はショップスペースになっています。コーヒー豆や焼き菓子のほかに、インドネシア産カカオ豆をローストして砕いた「カカオニブ」も販売されていて、専門店ならではの品ぞろえが光ります。

店内は明るくスタイリッシュ。広々としたイートインスペースはオープンカウンターになっていて、コーヒーの良い香りが漂います。メニューを選んで会計を済ませたら、好きな席でゆったりくつろいで。ショーケースの中のスイーツもイートインOKです。

・インドネシアとの縁から始まったビーン・トゥ・バー

すでに製品になったチョコレートを使うのでなく、原料のカカオ豆を焙煎するところから、チョコレートになるまでの製造工程を一貫して行う“ビーン・トゥ・バー”の製法を採用。 以前から交流のあったインドネシアのカカオ豆に注目し、体に良いチョコレートを作ろうと思い立ったのが始まりだそう。カカオ豆はもちろんコーヒー豆もインドネシアから仕入れているそうです。

・カカオ本来のおいしさを味わえるスイーツ

『カカオパフェ』1,100円
※テイクアウトの場合は1,080円

カカオのスイーツを一通り味わえる、ジャラク定番の『カカオパフェ』。カカオの味を存分に堪能できるよう、2023年の6月にリニューアルされました。 トップには濃厚な「ジャラクテリーヌ」とほろ苦いカカオニブでおめかしされたカカオジェラートが鎮座し、クラシックショコラや生チョコ、香り高いチョコレートクリームにカカオゼリーなどが積み重なった、まさにカカオ尽くしな贅沢パフェ。ボリューム満点ですが、甘さ控えめなのでペロリと食べられますよ。層ごとに変化する味や食感をゆっくり味わいたい一品です。

パフェにのっている『ジャラクテリーヌ』『カカオジェラート』『カカオニブキャラメル』は店頭でも販売しているので、気に入った部分をお土産にすることもできますよ。

『フォンダンショコラ』660円

寒い時期になると恋しくなる濃厚な『フォンダンショコラ』は、フルーティーなカカオの香りに驚かされます。テイクアウトも可能ですが、イートインではできたてのチョコレートが付いてくるのがうれしい特典。固まる前に追いチョコを流しかけて、味の変化も楽しんで。甘さよりもカカオの風味を感じながら最後の一口までおいしく食べられます。チョコ好きな人にはぜひ食べてほしい一品です。

『生チョコサンドクッキー』453円

新商品の『生チョコサンドクッキー』は、サクサクのクッキーにやわらかな生チョコと、カリッとキャラメリゼされたカカオニブがたっぷりと挟まれています。程よい甘さで常温でも溶けにくいため手土産としても好評。

『ボンボンショコラ』各356円
※左から『ピスタチオ』『アーモンドキャラメル』『アールグレイ』 

宝石のように美しい『ボンボンショコラ』は口の中でパリッと表面が砕けると、トロッとした中のフィリングの味が広がってその口溶けの良さに感動。素材の風味を感じられる極上の一粒です。コーヒーとのペアリングが楽しめるのも「jalak coffee&cacao」ならでは。

ショーケースに並ぶチョコはどれも魅力的で目移りしてしまいます。味もアールグレイやピスタチオなど豊富にそろうので、その日の気分に合わせてチョイスして。

・豆によって淹(い)れ方が異なる本格コーヒー

『ホットコーヒー』(ショート)432円 ※イートインの場合

コーヒーは豆の焙煎度合いによって抽出の仕方が異なります。香ばしくコクがある深煎りは ハンドドリップ。苦味が少なく、すっきりとした中煎りは サイフォンで淹れられています。

フラスコからお湯が上っていくサイフォンの様子は見入ってしまいます。コーヒーができ上がるのをのんびり待つのも贅沢なひととき。

『チーズトースト』858円

たっぷりとチーズがかかった厚切りのトーストに、カカオ塩をお好みの量で。熱々のチーズとカカオ塩のほろ苦さがシンプルながらクセになるおいしさ。10時から14時までオーダーできるのでモーニングにもランチにも利用できます。イートインではサラダとドリンク、テイクアウトではドリンク付き。コーヒー、アップルジュース、オレンジジュースのほかにも+220円で通常メニューに変更できますよ。

・大切な人に贈りたい特別なチョコレート

ボンボンショコラ』は好きな味を選んで箱に詰めることもできます。ギフト用の箱は1個、3個、6個、9個、15個入りとサズも豊富で、贈り物としても喜ばれること間違いなし。一つひとつ丁寧な手仕事で3日間かけて作られているため数に限りがあり、バレンタインの時期は予約が必須です。

食べる前に冷蔵庫から出して常温に戻すとおいしさが引き立ちます。購入から2週間を目安に食べ切って。コーヒー以外にお酒と合わせるのも良さそうです。

ビーン・トゥ・バーで作り出されるカカオスイーツやこだわりのコーヒーは、幸せを感じるとっておきの味。頑張った自分に、大切なあの人に「jalak coffee&cacao」のスイーツはいかが?

■詳細情報

■DATA

jalak coffee&cacao(ジャラク コーヒー&カカオ)

所在地
香川県高松市林町2537―10 ユメックスショールーム1階
電話番号
087-814-3863
営業時間
10:00~18:00

【高松】「naka BAKERY」老若男女に愛される“やわらか”食感のパンに注目♪

・小鳥のマークが目印「naka  BAKERY(ナカベーカリー)」

ことでん八栗駅から徒歩8分。五剣山と屋島を望める高松市牟礼町の住宅街で、香ばしい小麦の香りを漂わせている「naka  BAKERY(ナカベーカリー)」。オーナーはパン激戦区の神戸の有名店で修行した後、香川が地元である奥さまとの結婚を機に移住。“子どもから大人、お年寄りまで安心して食べられる、地域に寄り添ったパン屋”をと2013年に小さなお店をオープンさせました。
当時周りは田んぼに囲まれ、それはのどかだったそう。今では地域から愛されるパン屋としてご近所さんはもちろん、近くで働く人や遠方からのお客さんでにぎわっています。

インテリアや外観は奥さまが監修。長い年月を経ても飽きのこないシンプルなお店づくりを目指したとのことで、こぢんまりとした店内は木製ラックや温かみのある照明でほっこり落ち着く空間となっています。
ちなみに「naka BAKERY」のシンボルでもある看板に大きく描かれたキュートな小鳥は、自宅で飼っていた文鳥がモデルとの豆知識もゲット。

平日は約50〜60種類のパンが入れ替わりで並び、週末の金・土曜は70種類もの商品が。季節によってもラインアップががらりと変わるので、訪れるたびに発見があります。
ランチタイムが一番混み合うということもあり、自然と惣菜系のパンが増えてきたとオーナー。パンと一緒におかずもたくさん食べられるよう考えられた、具材たっぷりの惣菜パンは食べ応えも抜群です。「だからパン屋にしては珍しく、朝は比較的ゆっくりしていますよ」とのことなので朝は狙い目かも♪

・やわらか食感の秘密は配合と自家製種にあり


パンはすべて、オープン時から守り続けている自家製のルヴァン種を使用。粘りの強い北海道産小麦と、粘りのゆるいフランス産小麦を商品ごとに配合を変えブレンドしています。
同店が目指す“老若男女誰でも食べやすいパン”がテーマなこともあり、ハード系をはじめ、どの商品もやわらかい食感が特長。子どもや年配のお客さんからも好評だそう。

取材時には隣の工房でちょうど食パン作りが行われていて、発酵を終えふっくらと膨らんだ生地たちは、一つずつ型の中に並べられオーブンへ。季節によって発酵のタイミングが変わるため「繊細すぎてまるで生き物のようです」と笑顔を見せるオーナー。生地の仕上がりは目と触感、舌で毎日確かめているそうで、丁寧な仕事ぶりが生地の味わいにブレがない秘訣なのかもしれません。

食パンはサンドイッチにも使われている定番人気の『屋島食パン』(1斤・345円)をはじめ、砂糖とバター不使用、パリッとした食感と小麦本来の香りが楽しめる『五剣山(ごけんざん)』や湯だね製法でもちもちと甘みのある『牟礼食パン』など地元愛あふれるネーミングのものも。

そのほかもち米と米麹で使った甘酒を配合した乳製品不使用の『甘酒食パン』、屋島食パンの生地に玄米を練り込んだ『玄米食パン』、さらにライ麦、大麦、黒米などが練り込まれた風味豊かな『七穀食パン』といった6種類もの食パンが。
『屋島食パン』以外は不定期に登場するので予約がベターです。

・食べ応え抜群、女子の“スキ”が詰まった惣菜パン

『大葉とクリームチーズのベーコンフランス』313円

女性ファンが多い同店。夏限定で販売したこちらは、女性客からの熱い要望で通年販売となったそう。厚切りベーコン、大葉、クリームチーズという合わないわけがない黄金トリオをフランスパン生地で巻いて焼き上げています。大葉は香りの高い新鮮なものだけを使うため、秋冬は大葉の具合を見て店頭に並ばないこともあるそう。事前にインスタグラムや電話で確認しておくと安心です。

『パンスイス』324円

しょっぱいものを食べたら次はデザート系が欲しくなるところ。通常はブリオッシュ生地にカスタードが入ったものを指しますが、同店の『パンスイス』はクロワッサン生地の中にカスタードクリームとアーモンドクリーム、さらに角切りリンゴとキャラメルチョコが入った「こ、こんなにいいんですか?」と思わず聞きたくなる贅沢なスイーツ仕立て。
サクサク、パリパリの生地にとろんとしたクリーム、シャクシャクとしたリンゴ…。さまざまな食感を楽しみながら甘〜い幸福感に包まれること間違いなしですよ。

『カシスオランジェ』313円

女性人気の高い『カシスオランジェ』は、ころんとかわいい丸型のフランスパン。オレンジピールを練り込んだ生地の中心にカシスソースとクリームチーズがたっぷり入り、カシスのコンフィチュールでおめかしされています。爽やかでほろ苦いオレンジの風味と、甘酸っぱいカシスが、濃厚なクリームチーズと相性抜群の一品。

『ポークパストラミと根菜のリュスティック』313円

パリッとしながらも生地はやわらかくしっとりとしたリュスティックに、甘辛く味付けされたゴボウやニンジン、レンコンなどの根菜とちょっぴりスパイシーなポークパストラミ、オーナーこだわりのモッツァレラチーズとゴーダチーズをミックスした特製チーズをたっぷりとサンド。パクリと一口でかぶりつけるのも、やわらかな生地ならでは。
具材は季節で変わり、夏はポークパストラミと瀬戸内レモンソースが並んでいたそう。次は何がくるのか楽しみですね。

『甘栗マカダミア』313円

秋から春先の暖かくなる季節まで登場予定の『甘栗マカダミア』は、フランスパンに甘栗とマカダミアナッツを混ぜ込んだ、優しい甘さのフランスパン。手のひらにちょこんと乗るサイズ感ですが、ごろごろと入った栗とナッツは小腹を満たすのにもピッタリ。おやつタイムにおすすめです。

また夏にはパンの価格に+100円でアイスクリームを挟んでくれるサービスも。店内のパンであればどんな商品でもOKで、スイーツ系はもちろん、過去には惣菜系のパンにアイスをサンドしてもらった猛者もいるそう。

・ギフトにピッタリなクッキーやコーヒーの販売も

店内にはスコーンやマフィンなどの焼き菓子のほか、レジ横には奥さまが作るアイシングクッキーも販売。ハロウィーンシーズンだった取材時はかわいらしいオバケやカボチャのクッキーが。クリスマスや桜の時季など季節に合わせてモチーフも変わるそうなので、会計前に要チェックを。個包装になっているので、ちょっとしたギフトとして配りやすいのもうれしいところです。

『naka BAKERYオリジナルブレンドコーヒー』は、同店のパンに合うよう香り高く、さっぱりとした風味が特長。おうちで淹(い)れて、テイクアウトしたパンと一緒にいただいちゃいましょう。

パンへのこだわりはもちろん、地域への愛にあふれる「naka BAKERY」。“個人店にしかできないことを”とお客さんの要望やトレンドを柔軟に取り入れるなど、ホスピタリティにあふれる同店で、季節のうつろいを感じるパンに出合いませんか?

入り口の隣にはイスが用意されたテラス席も。購入したパンをすぐに食べたい!という人はパンを手に駆け込んで。

■詳細情報

■DATA

naka BAKERY(ナカベーカリー)

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼2977-1
電話番号
087-818-9033
営業時間
8:00〜17:00(なくなり次第終了)
※パンの予約、問い合わせは店頭または電話からのみ受け付け

【高松】「森のCafe」豊富なメニューはこだわりの自家製・無添加♪

「森のCafe」

「森のCafe」は高松市春日町の幹線道路沿い、「ヤマダデンキ高松春日本店」や「ケーズデンキ高松春日店」のすぐ近く。車でアクセスしやすく、駐車可能なスペースも15台以上もあります。敷地内は緑が豊富で、店名の通りまるで森の中にカフェが現れる雰囲気です。

清潔感のある広々とした店内。レジ横のショーケース内のケーキはテイクアウトも可能です。2階には、14人まで利用可能な有料個室も完備。

友達とのんびりおしゃべりタイム♪

4人掛けのテーブルが並ぶメインホール。大きな窓で開放感あふれる店内は、友達と気兼ねなくおしゃべりしやすい雰囲気で、つい長居してしまいそう。

2人席用のエリアも別にあります。こちらからも庭の緑を眺めることができ、優雅なカフェタイムを満喫できますよ。

ランチの人気メニューはオムライス!

『ランチセット サラダ付き』1,100円(スペシャルセット+700円)

ランチはサンドイッチ・オムライス・パスタ・カレーの4種から選べます。ランチセットはサラダが付いて1,100円。ドリンクセットは+400円。スペシャルセットは+700円でデザートとドリンクまで付くので満足度高め!

ランチメニューの中でも人気なのはオムライス。チキンライスに、トロトロ半熟卵と自家製デミグラスソースでリッチテイスト。養鶏場から直接仕入れた「もみじ卵」を使用していて、安心で質の高い濃厚感が味わえます。

ちなみにパスタはトマト、クリーム、ミート、オイル系などが日替わりで1種のみ。ソースも手作りで、惜しみない手間暇が伝わります。14:00からは、サラダ付きのアラカルトメニュー(1,210円)としてもそれぞれ提供しています。

スイーツも食べたい人は、スペシャルセット(+700円)がオススメ!自家製ソフトクリームと、ハーフサイズのシュークリーム、フルーツが一皿になって、ドリンクも付いています。手作りのカスタードは優しい味わいで、幸せ気分に浸れます。

シンプルにカフェ利用するならコレ!

『クリームシュー』750円

「森のCafe」は16年以上続くカフェですが、先代の店「平野屋」がルーツの『クリームシュー』は長年愛されている名物メニュー。その味を懐かしんで訪れる常連客も。「もみじ卵」と純生クリームをベースに作られるソフトクリームは、コクがありつつスッキリとした後味が特徴。油脂感や甘さは控えめで上品な味わいです。

純生クリームを使用したケーキを作ったのが「平野屋」の始まりとのことで、先代の時代から受け継がれている食へのこだわりを感じます。

『森のカフェブレンド』560円

ドリンクメニューもこだわりが感じられるものばかり。コーヒー好きな奥さまなので、豆は気に入ったものしか仕入れないそう。『季節のコーヒー』(660円)は都度変わりますが、その時期の気温などを考慮し、最適なものがセレクトされます。

『アイスコーヒー』(660円)は、シロップとして自家製の黒蜜が出されるのもおもしろいポイント!常連さんの間で人気なのだそう。ぜひ試してみてくださいね!ホットの紅茶・ハーブティーはポットで提供されるので、たっぷりゆっくり飲めますよ。

パフェは洋風派?和風派?

『フルーツパフェ』1,150円

自家製ソフトクリームをベースに、季節のフルーツをたっぷり盛ったパフェ。甘さ控えめなソフトクリームがフルーツの甘みを引き立てます。爽やかなフランボワーズソースがアクセント。箸休め的にサクッといただけるチュイールも自家製!カラフルなインスタ映えするビジュアルも◎。

ケーキなどにも使われるフルーツは地産地消を心がけているとのこと。旬のおいしい香川県産フルーツが楽しめますよ♪

『黒蜜きなこパフェ』1,150円

厳選されたきなこと自家製黒蜜で和風に仕上げたパフェ。あんこは北海道産大納言を使用。豆を洗うところから自家製で炊かれているというのも驚きです。黒蜜きなこトーストや抹茶ロールなどにも使われているので、あんこ好きな人はお見逃しなく。

また、自家製ソフトクリームに熱々の抹茶をかける『抹茶のアッフォガート』(800円)や、夏季限定のカキ氷に使用される抹茶は、なんと茶せん立て!できたての風味が段違いです。

ケーキはテイクアウトOK

レジ横のショーケース内には、旬のフルーツを使用したロールケーキやシンプルなシフォンケーキ、プリン、ガトーショコラ、バスクチーズケーキなどなど、気になるケーキがずらり!オリジナルブレンドのコーヒー豆もテイクアウト可能です。

無添加・自家製にこだわりながら、メニュー数が豊富なお店はかなり稀(まれ)です。ランチやスイーツ、ドリンクどれをとっても手間がかかっていて、素材の風味を生かしつつおいしく仕上げられた逸品。ぜひ味わってみて。

■詳細情報

■DATA

森のCafe

所在地
香川県高松市春日町170-3
電話番号
087-843-6222
営業時間
11:00~19:00

【高松】「カフェテリア ボストン」で楽しむ純喫茶感とこだわり絶品メニュー

「Cafe terior Boston(カフェテリア ボストン)」

高松市中心街から車で約25分、ことでん空港通り駅から徒歩で約13分の場所にある「Cafe terior Boston(カフェテリア ボストン)」。美術館通りにあった以前の店舗から2021年8月に移転。駐車場が完備されて、車でのアクセスもしやすくなりました!

1階の入口から階段を上り奥へ進むと、純喫茶風のお店が現れます。それぞれ異なる雰囲気のテーブル席で、落ち着いたカフェタイムを楽しんで。

「コーヒーがメインのお店なので、フードにはさほど重きを置いていない」と店主は語りますが、どれもこだわりが色濃く反映されていて、クオリティの高いものばかり!なるべく生産者の顔が分かる素材と、その理念を味にフィードバックできるよう心がけているそう。

こだわりのコーヒー&紅茶でカフェタイム

ドリンクメニューにはスムージー、クリームソーダ、カクテルなどのアルコール類を多数ラインアップ。コーヒーは高松市「コルシカ珈琲」の浅煎りと中煎りのスペシャルティコーヒー豆を使用。産地ごとに異なる特徴を生かしつつ焙煎された、香り高い一杯が味わえます。

『ホットコーヒー』500円

「コルシカ珈琲」の産地別豆にはそれぞれタイトルが付けられ、ストーリー性のあるフレーバーを楽しめるのがポイント。約5種類の中から気になるものを選べます。飲み進めると温度が下がり、より味が落ち着いてくるので、友人とおしゃべりしながらのんびりいただくのもオススメ。その日の気分や好みを伝えれば、店主がセレクトしてくれますよ。

『ストレートティー アイス』550円

店主は大の紅茶好き。ストレートティー、フレーバーティーなどは定期的に種類が変更されるそう。取材時の紅茶は、本場スリランカにあるアダワッテ茶園のセイロンティー。しっかり風味が伝わる濃さでありながらも、スッと口の中をリフレッシュしてくれる爽やかさが特徴です。

また、『高級ラインのフレーバーティー』(ホット600円・アイス700円)をオーダーすると、全茶葉の香りをかいで、それぞれの説明もしていただけるという、まるで高級ホテルのようなサービスも。

・センスの良いフードメニュー

『バターチキンカレー』1,000円

店主は激辛カレー好きだそうですが、お店で提供するカレーは万人受けするよう、かなりマイルドに。バターのコク感やテクスチャなどがちょうど良く、インドカリー専門店さながらの味わいです。

子どもも食べやすい味に調整されていますが、スパイスの調合から行われているのでしっかり本格的。カレーメニューは1種類のみで、店主の気まぐれでココナッツカレーなど都度変わります。

『バター香るデミオムライス』1,000円

さぬき市「かなたまキッチン」のこだわり卵を3つも使用し、ふるふるボリューミーに仕上げられた本格オムライスは人気メニュー。

卵自体が濃く、深みのある味で、アレンジされたデミグラスソースとバターライスによく合います。添えられているサラダなどの野菜も、高品質な野菜を取り扱う八百屋「SANUKIS(サヌキス)」や産直市から仕入れていて、フレッシュなものが提供されています。

14:00まで食事メニューにはスープが付くのでお得!ラストオーダーまでフードメニューを提供しているので、ディナーとして利用するのも良さそうですね。

・珍しいホットサンド『モンテクリスト』

『甘いだけじゃない!モンテクリスト』850円

カナダ発祥のホットサンドで、元祖復讐劇の小説「モンテ・クリスト伯」が由来なのだそう。ストーリーを甘さと塩気で表現されているそうで、店主が学生時代に読んでいたことがきっかけでメニュー入りしました。

フレンチトースト部分の甘さと、サンドされたハムチーズのしょっぱさが良い塩梅(あんばい)。あくまでもホットサンドなので、パンはアパレイユ(卵液)にあまり浸し過ぎず、程よいしっとり感に仕上げられているのもポイント。どのドリンクにも合いますよ。

スイーツメニューも気になるものばかり。自家製のティラミスやコーヒーゼリーなどのほか、高松市の完全予約制菓子店「Rue de la Pomme (リュ・ドラ・ポム)」の焼き菓子もひっそりと提供されているので、スイーツ好きな人は必見!水曜以外は22:00まで営業されているので、夜カフェとしても重宝するお店です。

コーヒーや紅茶だけでなく、ガジェットなどにも造詣が深く、お話し好きな店主。会話も楽しみつつ、非日常なホスピタリティをご堪能あれ。

■詳細情報

■DATA

Cafe terior Boston(カフェテリア ボストン)

所在地
香川県高松市仏生山町甲1475-2
電話番号
087-899-7834
営業時間
11:00〜22:00(L.O.20:00)

水曜のみ
11:00〜16:00(L.O.15:30)